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[8738] Re4:宇宙と人体返信 削除
2008/10/4 (土) 18:13:46 徳翁導誉

> > > > そんな中、近年は、20光年離れた「グリーゼ581」の話題が盛んですね。
> > > 「グリーゼ581」 ですが、newtonに乗ってした?確かそれで見たような気が・・・。

> > う〜ん、最近はもう何年も、ニュートンを見てませんからねえ。
> > あれは竹内均が、「中学生に科学への興味を持って貰おう」と作ったものですので、
> > その価値は大きく認めるものの、専門で物理とかやっていると「グラビア」みたいな位置なので・・・・

> やっぱり、専門の人から見れば、ニュートンってそんな感じなんでかね?
> 一般人から見たら、ちょっと難しい雑誌をみただけでまったく意味不明になりますよ。

もう一度言っておきますが、別にニュートンを馬鹿にしている訳では無いですよ。
あそこを入門に入ってきた人も多くいますし。
「視覚的に魅せる」というのは、端緒を付けるには最適な方法の1つです。
ただやはり、そこから先に進もうとすると、どうしても数式が出てくる。
逆に言うと、数式を出さない方が、理解するのが困難になります。

出版界では「数式が増えるほど売上げが減る」と言われて、
啓蒙書には全く数式が現れず、その中間がなくて、いきなり専門書で数式の山です。
まあ、中間に位置する書籍が皆無だとは言いませんが、やはり少ないですよね。
そう言う意味では、ニュートンでせっかく興味を持ったのに、
そこから先へ進めないと言う人も多いんじゃないですかねえ?

別に、数式が入ったからと小難しい内容にしなくても良いんです。
例えば、ガンダムにはスペース・コロニーと呼ばれる人工衛星都市がありますが、
これが意外と、それなりにしっかり考証してあって、
コロニーがそれぞれ、ラグランジュ・ポイント上に設定されていたりします。
これなんて、何故その軌道にコロニーがあるのか?とか、
コロニー落としって、実際に検証するとどんなものなのか?とか、
数式を使って理解していっても面白いんじゃないですかねえ?
って、ガンダムが全く解らなければゴメンなさい(笑)。


> > > > もしも、火星有人飛行レースが行われたとしたら、
> > ふと思ったんですが、
> > 「火星への植民レースと、大国同士の衝突」という設定は、
> > イフ話をする上で、結構面白いかも知れませんね?(笑)

> いいですねw
> 登場国は、アメリカ、EU、ロシアは絶対だとして、
> 中国、日本、インド、韓国あたりが参加してるかも?

その他に、現在宇宙開発を進めている国には、
ブラジル、イスラエル、カナダ、オーストラリアがありますね。

> そんな中で、日本とアメリカが最終覇権を握って、第二次英仏百年戦争みたいな戦争が起こって、
> 島国日本が勝利する・・・リメンバー・パシフィック!みたいな(微笑

まさに、第二次英仏百年戦争みたいな感じかも知れませんね。
ただ、火星を争奪するにしても、テラフォーミングが行われていないとアレですし、
かと言って、テラフォーミング後の火星なんてなると、現在の国家がそのままの形で残ってないでしょうし、
いっその事、「知的生命体は居ないが、火星も緑の星だった」というイフ設定の方が、
話が解り易くて良いかも知れませんね。


> まぁ、私は実は参議院は貴族院になることを望んでます。
> 実利を目指す上流階級や、著名な博士などの、一代貴族に本格的な政策をねって貰うと・・・。
> たぶん、民衆出の一般人やってた人には、何十年も先の事を見越した政策なんてのは現状では不可能に近いと思ってます。

でも本当にそれをやると、そうやって選ばれる上流階級や知識人は、
自身の高い地位を維持したい為、基本的に「保守的」な人物が多いので、
変革や新規事業の妨げになるだけだと思いますよ。
おそらく、先どころか後ろを見て行動します・・・・
実際、戦前はそんな感じでしたし。


> > 取り敢えず、今年になって「宇宙開発担当大臣」なんて役職が出来ましたが、
> > 他の大臣が兼務するだけで、実際に何をやっているのか、よく解らないんですよねえ・・・・

> あったんですねぇ・・。確かに宇宙技術なんていうのは、実利は皆無に等しいでしょうね。
> しかし、無人採掘機械とかが出来たら、案外儲けられる気がします。

先日、麻生内閣でも宇宙開発が議題に上ったそうなんですが、
結局、「国家戦略」である旨を確認しただけで、
これから日本は何をするか、どう進むのかは、全く話し合われなかったとか・・・・

ただやはり、先日、米ソに続き3番目に宇宙遊泳を成功させた中国の話題は出たそうで、
日本もやるなら、10年の月日と総額1兆円の予算が必要という数字が出されたりとか、
親中親韓派である河村官房長官からは、「中国との共同研究をすべきでは?」とか出たそうです。
まあ、ぶっちゃけ、日本が宇宙開発でアメリカ以外に組むとしたら、
政治問題抜きで考えれば、「ロシア>EU>>中国」というのが実際なんでしょうけどね。
確かに中国は、日本が持たない有人飛行のノウハウを持ってますけど、
それだったらロシアの方が凄いですし、中国より宇宙へ金が回ってませんからねえ。
日本にも、ロシアが持っていない技術がありますし、
「アメリカ以外にもパートナーを」考えるなら、ロシアは最適な相手かと。

根本的な問題として、「現時点で有人飛行って必要か?」という疑問は確かにありますが、
多額の金を掛けて、国際宇宙ステーションに宇宙実験施設「きぼう」を作ったのに、
日本には、そこへ人を送る技術がありませんからねえ。
2年後にはスペースシャトルも引退予定ですし、グルジア情勢でロシアが爪弾きになると、
本当に、無用の長物に為りかねませんしね・・・・


> 正直言うと強化スーツとか作って欲しいですねw
2年ほど前に、筑波大学が開発した「ロボットスーツHAL」を使って、
身体障害者を背負い、アルプスを登るって事が行われました。
強化スーツは用途も多岐に渡りますし、想像以上に実用化も早いかも知れませんよ。

> 少し違うかもしれませんが、案外、飛行機とかの旅客機械を作るよりも個人で小型飛スーツとかを保有して居た方が
> 効率いいかもなんて思ってます。

きっと、死亡事故が多発するでしょうねえ・・・・
おそらく、こんな風↓になるのがオチかと(笑)。
http://coolsummer.typepad.com/kotori/takekoputa.jpg


[8998] Re5:宇宙と人体返信 削除
2008/10/25 (土) 17:03:33 R・グループ 〔HomePage

火星より金星の方がテラフォーミングしやすいと考えているR・グループです。こんばんは。

いきなり夢の無いこといいますが、
実際のところ、自分は月も火星も植民は難しいと考えています。

南極同様、各国が領有権だけ主張しても
あくまでも研究対象としての星として扱われるのでは?

資源的にも微妙だし、現在の科学文明が特段の発展もせず現在の延長線上にあるだけであるなら、
火星植民など、「南極点到達!」みたいな、記録的な価値しかないかと。

むしろ、自分的には大きいスケールの科学よりも
小さいスケールの科学の発展に期待をよせています。

小さいというのは規模が小さいことじゃなくて、電子とか、量子とかですね。
生物では遺伝子とかでしょうか。

どんどん安価で小さくなっていく機械を見ていると
ナノマシンなども近い将来、本当に可能になってくるような気がします。


[9004] Re6:宇宙と人体返信 削除
2008/10/26 (日) 18:22:58 徳翁導誉

> 火星より金星の方がテラフォーミングしやすいと考えているR・グループです。こんばんは。
え〜と、金星ですと水はどうするのでしょうか?
それに金星は、1日が「24時間」どころか「240日」もありますよ。
あの物凄い大気もなかなか厄介ですし。


> いきなり夢の無いこといいますが、
> 実際のところ、自分は月も火星も植民は難しいと考えています。
> 南極同様、各国が領有権だけ主張しても
> あくまでも研究対象としての星として扱われるのでは?
> 資源的にも微妙だし、現在の科学文明が特段の発展もせず現在の延長線上にあるだけであるなら、
> 火星植民など、「南極点到達!」みたいな、記録的な価値しかないかと。

ちなみに、NASAが「火星の地球化」を言っているのは「1000年後」の話ですよ。
現在から1000年前と言えば、清少納言や紫式部の時代ですが、
彼女らの時代の人間が、現代のこの社会を予想しろと言って無理ですし、
世界の人口と同様、科学技術もここ200年あまりで加速度的に伸びてますからねえ。
「特段の発展」というのが、どの程度のモノを想定されているかは分かりませんが、
今の人類は、初飛行から66年で月に行っちゃう時代ですし、
その気になれば、50年や100年程度でも、相当違った世の中になりますよ。
まあそれでも、「火星の地球化」というのは、それ以上の難事業であるのも確かですが。

ぶっちゃけた話、基本的に科学者というのは、
社会的な利益の為にやるのではなく、個人的な好奇心の為にやるんです。
意味があるからやるのではなく、やりたいからやるんです。
まあ、それに金を出してもらえるかどうかは、また別の話ですが(笑)。
月に行きたいものは行きたいし、住みたいものは住みたい。
しかし、それだけでは金は下りないので、資源だの、植民だのと言う話が出てくる。
植民の方は、私たちの世代にはほぼ無関係な題材ですけど、資源の方は分かりませんよ。
月には核融合に使えるヘリウム3がありますし、太陽光発電のスペースだって豊富にある。
中国やインドが月を目指すのは、国威発揚やミサイル技術などが主要因であっても、
膨大な人口と急成長から来る将来のエネルギー不足に対処する為という側面を持っているのも確かです。


> むしろ、自分的には大きいスケールの科学よりも
> 小さいスケールの科学の発展に期待をよせています。
> 小さいというのは規模が小さいことじゃなくて、電子とか、量子とかですね。
> 生物では遺伝子とかでしょうか。
> どんどん安価で小さくなっていく機械を見ていると
> ナノマシンなども近い将来、本当に可能になってくるような気がします。

いや、それが爆発的に進歩するには、巨大な需要が必要な訳で、
それは戦争か宇宙開発しかないのではないかと思うからこそ、
こうした話題になっている訳で・・・・

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最後に、ニコニコ動画でswfが上げられるようになった話ですけど、
あれって、サイズやfpsなどに制約があるんですね。
サイズの方はまだしも、「25fps」というのがちょっと・・・・
普通に作る場合は、24fpsか12fpsでしょうし。
これって結局、ニコニコにも対応するように、
最初からFlashを作らなくちゃいけないんじゃないですかねえ?

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