▽ 2008/10/4 (土) 18:14:16 ▽ 徳翁導誉 |
| > > > これはやはり、解散したら予想大会を開こうかな?
> > > 国政を予想対象とするのは、ちょっと気が引けなくもないですが、
> > > これも選挙への関心を高める1つの手段って事で(笑)。
> > システム的にどうしましょうか?
> > 過去スレを読んでた時に、似た話題が出た時「システムが難しい」云々と書かれていた気がします。
「ワールドカップ予想をそのまま利用して」という提案に対し、
サッカーと選挙では仕組みが違うので、システム的に難しいといっただけで、
別に、それ用のシステムを作る事自体は難しくとも何ともありません。
11月2日投票であれば、各党の獲得議席数と落選候補の予想を行い、ポイントを計算。
そして、その2日後に行われる米大統領選の予想が的中すれば、
総選挙で得たポイントを2倍にする構想でしたが、
どうやら現状では、大統領選後に総選挙となりそうなので、
単純に大統領選挙をポイント制にするか、そのままかは考え中です。
総選挙と大統領選挙の日程が離れすぎる場合は、対象を総選挙だけにすると思います。
> > > 生まれる時代さえ違えば、逆に「学生運動」とかやってるんじゃないですかねえ?
> > 一種の「祭り」だと思われます。
> 思想的内実がないので、継続性もない・・・。
> つまり右とか左という単語にも思想的意味を感じられないのが、私には寂しく感じられます。
とは言え、周りに流されない「揺るがない信念」なんてモノを持つ人が多数いると、
それはそれで、社会が柔軟性を失っちゃいますけどね。
幕末には「鎖国攘夷」だと叫んでいたのに、明治維新となればそれをあっさり捨て、
戦中には「鬼畜米英」だと叫んでいたのに、米軍占領となればそれもあっさり捨てる。
そう考えると、流され易い国民性も、決して悪い面ばかりでは無いんですよねえ。
いつまでも鎖国攘夷や鬼畜米英に拘る人が多ければ、明治や戦後の日本躍進は無かったでしょうし。
まあ、バナナがダイエットに良いと聞くと、店頭からバナナが消えるみたいな、
ここまでの極端さは問題かも知れませんがね(笑)。
「あるある大事典」での納豆騒動だって、まだ去年の事ですよ・・・・
> > 挙国一致内閣でも作る以外に術無し?
> 現状における挙国一致内閣とは大連立ということでしょうか?
> それは現状の延長線上でしかない最低の選択肢の1つだと私は思います。
> 今の自民党・民主党には、政党としての存在意義は皆無といっていいと思います。
> 少なくとも及第点には程遠いのではないでしょうか?
私も「大連立」は最悪の選択肢の1つだと考えていますが、
どうやら一般的には、そうでも無いみたいなんですよねえ・・・・
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080910k0000m010054000c.html
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080912/stt0809122043010-n1.htm
1ヶ月前の世論調査ですが、既に解散風が吹いていた状況でこれですし。
毎日:大連立37% 民主連立17% 自公連立14%
産経:大連立41% 民主連立30% 自公連立21%
これが、大連立を画策したナベツネの読売なら、まだ分かるんですが、
上記のは、毎日と産経の世論調査ですからねえ。
毎日と産経はスタンスも正反対ですし、これは本当に大連立の支持率が高いのかと。
とにかく今は、「安定」を求める国民の声が強いんでしょうけど、
しかしその安定は、単なる「膠着化」を招くだけだと私は思うんですがねえ・・・・
流れのない水は腐るだけですし。
> 日本の政治風土の向上に必要なのは、やはり政権交代なのだと思います。
> よりよいのは、政権交代の後、2,3年のうちに自民・民主ともに解体し、政策指向による政党再編だと思いますが、
> 日本国民(そして恐らく議員の側も)の政治レベルでは無理だと思うので、
> 10〜15年位をかけて政権交代を数回行なう中で、何回かに分けて政策指向による政党再編ができれば上出来だと思います。
う〜ん、個人的には、政権交代が行われる体制は望むものの、
政策が明確に分かれた二大政党というのは、あまり望みませんね。
基本保守だけど、中にはリベラルもいる自民。
基本リベラルだけど、中には保守もいる民主。
それくらいの違いで、バランス的にはちょうど良いかと私は思います。
下手に、保守政党とリベラル政党にキッチリ分かれる事で、
政権交代の度に政策が大きく左右するのも、ちょっと怖いですからねえ。
4月にあったガソリン暫定税率みたいな騒ぎが、全体的に常態化する可能性もありますし。
> 55年(冷戦)体制下の日本の政治・政党は、どうみてもそもそも政権交代を想定しておらず、
> 自民党内派閥間による擬似政権交代と、国民のストレスのはけ口の表象としての社会党だったと思います。
> そして、冷戦終結後20年が経とうとしている今も、政治システムの切り換え(政党の意義付け変更)ができておらず、
> 自民党には与党であること(権力の側)を最優先にする議員も多数存在し、
> 民主党には反対・非難することが仕事だと勘違いしたままの議員も少なくないのが現状なのではないでしょうか?
岸信介の社会党入りが成っていれば・・・・
片山内閣の誕生がもう少し後ならば・・・・
三輪寿壮が早世しなければ・・・・
西尾末広が離党しなければ・・・・
浅沼稲次郎が刺殺されなければ・・・・
たらればを言っても仕方ないですし、時代の流れもあるんでしょうけど、
社会党は、60年代を境に「非現実路線」が主流となった上、過半数に満たない候補者数しか立てず、
「野党第一党」という地位を維持するだけが目的で、自民党とは談合関係みたいなモノで、
新進党が現れるまで実に四半世紀も、国民から「政権交代」の選択肢を奪いましたからねえ。
その上、せっかく下野した自民党さえ復活させてしまう・・・・
それに比べれば、現状は幾分かマシにはなったかと思いますよ。
少なくとも現在の民主党は、実力はさておき、
本気で政権交代を狙いに行っているでしょうからねえ。
55年体制崩壊後に出てきた若手議員なんかだと、そうした思いも強いんじゃないですか?
政権交代の手段としての「何でも政局」という小沢の姿勢に対して、
不満を抱いている民主党の若手議員も多いみたいですしねえ。
だからこそ、次の総選挙で民主党が敗れれば、
彼らが党を割るにしても、党内に留まるにしても、
少なくとも、現状のような「ねじれ」は解消するのではないかと思います。
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