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[8535] 雑談スレッド2&「蒼天航路」アニメ化返信 削除
2008/9/19 (金) 19:28:15 徳翁導誉

これまでの雑談用スレッド↓が長くなったので、こちらも新スレッドへ移行。
http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/kjb/kjb.cgi?tree=r7034


> > 好きな番組ついでなんですが、私の好きな番組の中に「マンガ夜話」があり、
> > 来週、マンガ夜話の放送があるんですが、そのうちの1本が「蒼天航路」との事。
> > 興味のある方は、チェックしてみては如何でしょう?

と言う事で、「蒼天航路」のマンガ夜話を見ていた所、
出演者の口からなんと、「蒼天航路のアニメ化」なんて情報が!!
ゴールデンウィークの時、久しぶりに全巻を一気読みした際、
「色が付き、しゃべって動き回る蒼天航路が見てみたいなあ」とは思いましたが、
まさか、その数ヶ月後に、こんな情報に触れようとは!?

番組の終了後、急いでネット検索をしてみた所、
どうやら、ほんの数日前に、アニメ制作会社か何かが誤って、
蒼天航路制作の為の人材募集ページを、短時間だけ出してしまっていたみたいですね。
で、ネット社会というのは1度出たが最後、それは各地に残されてしまうと(笑)。
私もアニメ業界の事は詳しくは解りませんが、人材募集に書かれた雇用期間と給金を見ると、
規模的には、それなりに大作となりそうな感じですね。
まあ、だからと言って、出来が良いかはまた別問題ですが。
とは言え、やっつけで作られるよりは遙かにマシですので、一応期待はしたいと思います。
何も情報が出ていない段階で悲観した所で、意味がないですし。
それに、まだ人材募集の段階と言う事は、実際に放送が始まるのは相当先でしょうし、
まだその段階ですと、ぽしゃる可能性だって十分にありますからねえ。


> 蒼天の「呂布」「陳宮」コンビは大好きですから。
私も、作中の呂布や陳宮は好きですよ。
そう言えば番組内で、「軍師視点で読む人と武将視点で読む人がいる」とか言ってましたね。
そうした分類をするなら、私は軍師視点で読んでました。

> ですが、どう内容を取り上げるかが微妙で…
> 楽しみにします!!って、素直に言えない。
> 不安の方が多いわけで…

え〜と、で、どうだったでしょうか?
個人的な見解と近いモノが多かったので、私が思いもしなかったような視点や、
「ああ、なるほど」「それは違うだろう」と思わせる刺激は少なかったですけど、
私的には、それなりに楽しめましたね。

って、まあ別に、マンガは分析なんてしなくても普通に楽しめますし、
一般的には、そう言った人の方が遙かに多いですからねえ。
そう言う意味では、これは「その他少数」向けの番組ですけど(笑)。
だからこそ、「ここが良い」「ここが悪い」と分析して批評される事で、
普通のファンは、「自分の好きな作品を貶された」と感じる事も多いらしいく、
人気作の回だったり、地上波で再放送したりすると、抗議の電話もあると聞きます(笑)。
聞く方次第で、「批評」は「批判」へと姿を変えますからねえ。


> BSは映らないので残念ですが。
そうですか、それは残念。
地上波での再放送があるとすれば、次回のマンガ夜話の直前でしょうね。
今回の放送直前(確か先週)にも、前回分の再放送が地上波でありましたし。
ちなみに、そちらは「へうげもの」「男組」「ハチミツとクローバー」でした。

> 「蒼天航路」を、どう紹介するのかは気になりますね。
> あまり、TV向きとは言い難い内容ですから。
> 「よつばと!」は、まあ、まったりと力を抜いて…という感じではありますが。

どちらかと言えば、蒼天航路の方が放送に向いているかと。
例えば蒼天航路ですと、絵とか、構成とか、作品の表面部分で語りやすいんですけど、
逆に「まったりと力を抜いて…」と言った作品だと、考察が作品の深部に達しますからねえ。
例えば、「何か良いよねえ」と読者に思わせる作品であれば、
その「何か」の中身を分析したりすると、話が難しい方へ行きがちですし、
そうした分析の内容は、普通に読んで楽しむ場合の作品の世界観とは隔絶したモノになりがちです。
「この絵の見せ方が凄いんだよ」みたいな展開ならまだしも、
読んで良い気分にさせるタネや仕掛けを聞かされても、一般読者層の視聴者は引くだけでしょうし。
ですから、意外とそうした作品の方が、テレビ向きではなかったりするんですよねえ。
って、「よつばと!」の回は、録画したのをまだ見てませんので、
どう展開されているかは分からないまま、書いてますけど(笑)。


> > これまた、どうでも良いですが、
> > このあと8時から「独裁国家で何が悪い2」もあります。

> 見ました。
> 前回と変わらず、お笑い的な乗りは相変わらずで、ちょっと
> あれでしたが、概ね楽しめました。

でも、そうしたノリでないと、番組自体が成立しませんからねえ(笑)。
「負の面を見ない」という部分はありますが、
まあ、それはそれで、他の所で結構取り扱われたりしてますし、
程度の問題はありますけど、たまには視点を変えて放送してみるのも良い事かとは思います。
それに、情報としては聞いていても、実際の映像ってなかなか見る機会に恵まれませんからねえ。
って、こう言った企画でもないと、そうした映像が流せないと言うのは、
日本の報道環境が抱える、根本的な問題なのかも知れません。
逆に言えば、ああした企画の番組で、ジンバブエに突入しているのが凄い!!
あの辺は日本テレビに、電波少年以来の突撃精神があるんですかねえ?(笑)


> > > 火星は
> > > 月がない分、一億年の周期で見ると、地軸(火軸?)が10度ぐらい動くらしいです。

> > 火星って確か、自転軸が30〜40度くらい変わってますし、

> そんなに動いてましたっけ?

あっ、何となく分かりました。
その記述って多分、「10度前後」ではなく「前後に10度」だったのでは?
それでしたら、変化の度合いは「−10度〜+10度」で2倍となり、
私の記憶する値とも、だいたい合いますので。

> > > > これだけ恵まれた環境が揃う惑星なんて、そうそう無いですからねえ。
> > > > とは言え、宇宙にはそんな低確率を簡単に凌駕するほどの、無数の天体がある訳ですが(笑)。

> > > こういう、宇宙の壮大さは好きですね。
> > > しかし、この頃はもし人類が利用できる星が見つかっても
> > > 航行できる技術力がないからなぁ・・・とか思って落ち込みます。

> > 航行する技術はなくても、交信を行う技術はあります。
> > そうした星にもし、知的生命体がいた場合には、
> > レーザーなどにより、通信を行える可能性はありますよ。
> > 数光年離れた星では、通信の往復でも数年掛かってしまいますが、
> > その程度の期間と割り切れてしまう程の、大いなる刺激に満ちた行為です。
> > その交信により、未知の新しい知識を得られる可能性だってある訳ですし。

> この最後一行は気になりますね。
> 確かに、相手によっては情報を得ることが出来るかもしれません。
> これも、「ホーキング未来を語る」に書いてあった事ですが、
> もし人類が現時点で未知の生命体にあったとしても、それが知的である可能性は極めて低いそうですね。
> 宇宙の歴史は150億年ですが、人類の歴史は類人猿を含めてもたったの数百万年ですから・・・。

まあ、難しいですよね。
例えば江戸時代くらいなら、人類は立派に知的生命体と言えるんでしょうけど、
その時代ですと、宇宙から通信電波などが送られてきたりした所で、
それを受信する術(すべ)を持ってませんでしたからねえ。

もちろん、宇宙は広大な上に、生命の誕生や進化のズレがあり、
しかも、知的生命体がずっと文明を維持していけるとは限らない以上、
そうした惑星を見つかるというのは、それこそ天文的な確率だと思います。
ですがその一方で、地球人が交信を行える惑星という事は、地球と近い距離にあり、
宇宙規模で見れば、地球と似通った経緯を辿っている可能性も高い事を考えれば、
完全に悲観する事までは無いような気がします。

> > > あと、一世紀内に太陽系内に人類は移住しているらしいですからね。
> > 情報源は何ですか、それは?(笑)
> > まあ、月面基地の建設や、火星への有人飛行とかなら、
> > 今世紀中にも出来るかも知れませんが(展開次第ではそれすら怪しい)、
> > 例えば火星のテラフォーミングとかは、100年くらいじゃ絶対無理ですよ。

> テラフォーミングではなくて単純に殖民施設使って、だと思います。
> ホーキング未来を語るの本に書いてありましたよ。

植民施設だと、基地とかなら不可能って訳でもないでしょうが、
それではまだ、「人類の移住」と呼べるレベルではないかと。
それに、冷戦時のような宇宙開発競争でも起きない限り、
現状の開発速度のままでは、今世紀中にそこまで行くのも難しそうですけどね。
逆に言えば、コロリョフが死なず、ソ連も月面着陸に成功していれば、
今頃、月面基地が出来ていても、おかしくはなかったかも?
http://www.geocities.jp/flash_okiba3/flash/science4.html

ああ、出来る事なら、私の目の黒い内に、
「月面基地」や「火星有人飛行」とか見たいんですけどねえ・・・・
それも、出来る事ならば日本人に手で(笑)。
でもまあ、それはあくまで理想であり、現実的な路線としては、
小惑星を探査し、サンプルを地球へ持ち帰ろうとしている「はやぶさ」のように、
米ロ中などのメイン路線を余所に、もっとマイナー路線で突っ走って欲しい気も(笑)。
ニコニコ動画なので見られないかも知れませんが、一応貼っておきます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1385402

> > > > まあ、自キャラ周辺の「15×15」だけ表示させるって感じなら、
> > > > 「1000×1000」みたいな超巨大なマップでもプレイ可能ではあるんですが、
> > > > 全体像を把握できないと、やはりゲームとして味気ないですからねえ。

> > > 全体像が把握できないのも、古代という時代設定をしていればそこまで気にならないと思いますよ。

> > いや、そう言う事ではなく、
> > マップが広すぎて、プレイヤーが各地に点在している状態で、
> > 自分の周りしか見えないと、多人数ゲームをやっている面白さを感じ難いんですよ。

> マップを、大きくして見れるような別画面を用意してみては?

あの〜、それだと最初の問題点に戻っているだけですよ・・・・


> > まあ、個人的には、それらよりも、
> > ド深夜・・・というか早朝にやるACL浦和戦の方が気になりますが(笑)。

ホームで「1-1」と、引き分けた鹿島。
アウェーで「2-1」と、勝利したガンバ。
アウェーで「2-3」と、敗れた浦和。
さ〜て、来週の第2戦、Jで準決勝へ進めるのは何チームか?
そして、Jのチームが絡まない唯一の準々決勝、
リバウドが加入したブニョドコル(旧名のクルフチの方が言いやすかったのに)は、
果たして準決勝へと駒を進めるのか?
正直な所、最近は欧州のチャンピオンズリーグより、
アジアのチャンピオンズリーグの方が、何だか興味深いんですよねえ(笑)。


[8579] Re:雑談スレッド2&「蒼天航路」アニメ化返信 削除
2008/9/22 (月) 18:58:32 プロイセン

▼ 徳翁導誉さん
> > > これまた、どうでも良いですが、
> > > このあと8時から「独裁国家で何が悪い2」もあります。

> > 見ました。
> > 前回と変わらず、お笑い的な乗りは相変わらずで、ちょっと
> > あれでしたが、概ね楽しめました。

> でも、そうしたノリでないと、番組自体が成立しませんからねえ(笑)。
> 「負の面を見ない」という部分はありますが、
> まあ、それはそれで、他の所で結構取り扱われたりしてますし、
> 程度の問題はありますけど、たまには視点を変えて放送してみるのも良い事かとは思います。
> それに、情報としては聞いていても、実際の映像ってなかなか見る機会に恵まれませんからねえ。
> って、こう言った企画でもないと、そうした映像が流せないと言うのは、
> 日本の報道環境が抱える、根本的な問題なのかも知れません。

独裁には独裁の良さが、民主には民主の良さがあるという結論に結局は行き着きますが。
実際キューバも反政府的な言動したらしょっ引かれたりしますが、それをしない限り
けっこう楽しくすめるというとこでしょうか。

> 逆に言えば、ああした企画の番組で、ジンバブエに突入しているのが凄い!!
> あの辺は日本テレビに、電波少年以来の突撃精神があるんですかねえ?(笑)

キューバとかボリビアに行くのはまだ大丈夫ですが、ジンバブエは流石に驚きました。


[8587] キューバの医療と日本の報道返信 削除
2008/9/23 (火) 15:09:08 徳翁導誉

> 実際キューバも反政府的な言動したらしょっ引かれたりしますが、それをしない限り
> けっこう楽しくすめるというとこでしょうか。

飯はウマくないらしいですけどね(笑)。
ただキューバには、文豪ヘミングウェイも愛した、暖かい気候と青い海がありますし、
国民にも様々な不満はあるものの、無料で手厚い医療と教育を手放す気はなく、
妥協の産物として、現政権が支持されているって感じみたいです。
数年前までは、アメリカよりもキューバの方が、平均寿命が長いくらいでしたし、
外国人留学生も無料で医学が学べる為、本国では学費の問題で学べないアメリカ人が、
キューバで勉強して、医者になるなんてケースもありますからねえ。

また、アフリカ諸国などの貧しい国では、国家が援助して医師を育てても、
欧米諸国が医師を引き抜いてしまい、いつまで経っても医師不足が解消しないんですが、
そう言った国々へキューバは、医師を派遣したりしてますね。
例え「名声獲得」目的の行為であっても、これは素晴らしい事かと思います。
少なくとも、あのVTRが終わった後に、
「日本は医師が足りないから、東南アジアから連れてこよう」なんて発言した、
ゲストの片山さつきよりは、遙かにマシな考えをカストロは持っているかと(笑)。

まあ、カストロが死ねば、アメリカはいろいろと介入してくるでしょうし、
それにより、キューバの体制が覆る可能性もありますけど、
それが多くのキューバ国民にとって、幸せなモノになるかは解りません。
国内は政情不安になるかも知れませんし、貧富の格差は必ず生じるでしょうからねえ。


> > 逆に言えば、ああした企画の番組で、ジンバブエに突入しているのが凄い!!
> > あの辺は日本テレビに、電波少年以来の突撃精神があるんですかねえ?(笑)

> キューバとかボリビアに行くのはまだ大丈夫ですが、ジンバブエは流石に驚きました。

現地人に金を握らせて、撮らせた映像を流すのではなく、
実際に日本人スタッフが、現地に入って撮影してますからねえ。
恐らくあの番組って、バラエティー班の制作だと思うんですが、
バラエティー班があそこまで出来て、なぜ報道班が全く出来ないのかと・・・・
海外で何か起きても、フリージャーナリストや海外メディアの間接情報を報じるだけですし。


[8593] Re:キューバの医療と日本の報道返信 削除
2008/9/24 (水) 16:33:40 プロイセン

▼ 徳翁導誉さん
> > 実際キューバも反政府的な言動したらしょっ引かれたりしますが、それをしない限り
> > けっこう楽しくすめるというとこでしょうか。

> 飯はウマくないらしいですけどね(笑)。
> ただキューバには、文豪ヘミングウェイも愛した、暖かい気候と青い海がありますし、
> 国民にも様々な不満はあるものの、無料で手厚い医療と教育を手放す気はなく、
> 妥協の産物として、現政権が支持されているって感じみたいです。
> 数年前までは、アメリカよりもキューバの方が、平均寿命が長いくらいでしたし、
> 外国人留学生も無料で医学が学べる為、本国では学費の問題で学べないアメリカ人が、
> キューバで勉強して、医者になるなんてケースもありますからねえ。

アメリカが経済封鎖している国に医学を学びに行く学生。すごい皮肉ですよね。

> また、アフリカ諸国などの貧しい国では、国家が援助して医師を育てても、
> 欧米諸国が医師を引き抜いてしまい、いつまで経っても医師不足が解消しないんですが、
> そう言った国々へキューバは、医師を派遣したりしてますね。
> 例え「名声獲得」目的の行為であっても、これは素晴らしい事かと思います。
> 少なくとも、あのVTRが終わった後に、
> 「日本は医師が足りないから、東南アジアから連れてこよう」なんて発言した、
> ゲストの片山さつきよりは、遙かにマシな考えをカストロは持っているかと(笑)。

あれは酷かった(笑)
ああいうのがいるから地方に医師は来ないんですよ。
小泉元首相が研修医制度を変えた所為もありますが。

> まあ、カストロが死ねば、アメリカはいろいろと介入してくるでしょうし、
> それにより、キューバの体制が覆る可能性もありますけど、
> それが多くのキューバ国民にとって、幸せなモノになるかは解りません。
> 国内は政情不安になるかも知れませんし、貧富の格差は必ず生じるでしょうからねえ。

確かに、弟のラウルももう年ですし、介入の可能性は高いですが、
キューバには頑張って欲しいものです。(正直、反米なので)
もうそろそろ、アメリカ1国主義から脱却できないものですかね。

> > > 逆に言えば、ああした企画の番組で、ジンバブエに突入しているのが凄い!!
> > > あの辺は日本テレビに、電波少年以来の突撃精神があるんですかねえ?(笑)

> > キューバとかボリビアに行くのはまだ大丈夫ですが、ジンバブエは流石に驚きました。

> 現地人に金を握らせて、撮らせた映像を流すのではなく、
> 実際に日本人スタッフが、現地に入って撮影してますからねえ。
> 恐らくあの番組って、バラエティー班の制作だと思うんですが、
> バラエティー班があそこまで出来て、なぜ報道班が全く出来ないのかと・・・・
> 海外で何か起きても、フリージャーナリストや海外メディアの間接情報を報じるだけですし。

海外で何か起こったとしても、国民はそれ程関心を持たないからじゃないですか?
だから芸能人の醜聞が非常に取り沙汰される訳で。正直そんなものよりも国外の出来事を
もっと多く流せと。
バラエティ班があそこまでいけたんですから、報道班にはソマリア海賊に直撃インタビュー位
やって頂きたい物です。死ぬかもしれませんが(笑)


[8617] キューバとアメリカと小泉引退返信 削除
2008/9/25 (木) 20:00:53 徳翁導誉

> > 外国人留学生も無料で医学が学べる為、本国では学費の問題で学べないアメリカ人が、
> > キューバで勉強して、医者になるなんてケースもありますからねえ。

> アメリカが経済封鎖している国に医学を学びに行く学生。すごい皮肉ですよね。

だからこそ、キューバとしても、
「宣伝価値」としての実用効果があるので、積極的に受け入れているんでしょうけどね。
例えばこれが、「文学を勉強したけど・・・」って事では、
外国人を無料で学ばせる為の金は、まず落ちてこないでしょうし(笑)。
でもまあ、そうした様々な思惑があるとは言え、
このキューバの政策によって、医師になれる外国人学生も実際にいるのですから、
プラス・マイナスで言えば、やはりプラスなのかと。

そう考えると、アメリカとキューバみたいな対立関係も、
あながち、悪い面ばかりでも無いんですよねえ。
キューバ革命直後には、カストロもアメリカと対立する気はそこまでなかったので、
傀儡政権を倒されたアメリカの方が、キューバをソ連側へと追いやりさえしなければ、
キューバは、あそこまでの教育と医療を整えなかったと思います。
実際、冷戦構造が崩壊し、「社会保障制度が充実した共産陣営」という対立軸を失った事で、
世界には新自由主義が台頭し、一般庶民の生活を苦しめる方向へ進んだりしてますしね。
まあ何事も、プラスとマイナスの両面があるものです。


> 小泉元首相が研修医制度を変えた所為もありますが。
「政治は結果責任だ」と言ってるんですから、
今こそ小泉に直撃取材をする報道が、あっても良いと思うんですけどねえ。
しかし報じられる事と言えば、「新党の噂が」とか、「衰えぬ人気」とかなのは、
需要がないのか? やる気がないのか? 得じゃないからなのか?
ただ言える事は、選挙じゃ絶対に落ちない人気があるって事でしょうか。
民主党が刺客候補でも立てれば面白そうなんですけど、
小泉に対抗できそうな人が、宮本佳長くらいしか思い付かないですし・・・・

・・・って、そんな事を書いていたら、たった今、「小泉政界引退」のニュースが!!
まあ、政界にはそんなに執着しないだろうとは思ってましたが、
世襲の準備もあるので、もう1期はやるものだと思ってました。
跡を継がせるであろう次男の小泉進次郎も、秘書を始めてからまだ数カ月しか経ってませんし。
って、小泉自身が、父の急死から4ヶ月後に総選挙へ出ている事を考えれば、
政治家になってから勉強すれば、それで充分と思っているのかも知れませんね。
それにしても、ここで引退かあ・・・・
正直な感想としては、「逃げ切ったな」といった感じでしょうか?

いや別に、小泉純一郎という政治家が嫌いって訳では無いんですけどね。
YKKを結成した当時から、「面白いタイプの政治家だなあ」と見てましたから。
確か10年くらい前に、菅直人は自民党を攻撃する為、小泉は自民党主流派を攻撃する為に、
手段としての「郵政民営化」を唱え、タッグを組んでテレビに出ていた事があったんですが、
さすがに菅直人の方は、学生運動出身だけあって、
手段としての意図を隠す「理論武装」がしっかり出来ていたんですが、
もう小泉の方は、「理論はよく解らんが、とにかく竹下派は嫌がるんだろ」って感じで、
本当にもう「勢い」だけって感じでした(笑)。
でも、しかし、権力のない人間が、権力を持つ人間を攻撃する場合には、
菅直人よりも小泉の方が、ケンカのやり方としては正しいんですよね。
だからこそ、個人的な意見としては、野党第一党の党首として見たかったんです。
党首討論とか、きっと面白くなったと思いますよ(笑)。

しかし、なったのは野党の党首ではなく、与党の党首であり、総理大臣でした。
いや〜、何度も何度も総裁選には出てましたが、
絶対になる事はないと思ってましたよ、あんな性格ですから(笑)。
あれですと、数を取れば強いですが、数を取るのが相当至難です。
それを、あれだけうまく田中真紀子を利用し、総裁選に勝利してしまうんですから、
本当にケンカ上手なんでしょうね、その点は感心します。
あと、ああした「理論そっちのけのケンカ上手」が首相となり、
一体どうなるのかは、物凄く興味がありましたね。
権力を握り変質するのか? 改革に邁進するのか? ケンカに終始するのか?
私としては2番目を期待したものの、結局は3番目でしたが・・・・
それが他国との戦争とかならまだしも、政局というケンカの為に、
国民生活を平気で掛け金に使う姿勢は、首相として全く評価できませんでしたね。

政治家としては面白いタイプだと思いますし、ケンカのうまさも評価します。
しかし、首相として、大臣としてやって来た事には、
ちゃんと、それに対する追求は受けるべきだと考えていましたので、
そう言った意味での「逃げ切ったな」という感想ですね。
政治家を引退したら、日本ではまず、そう言った追求はしなくなりますからねえ。
それにしても、この時期での引退とは、機を読むのがうまい証拠でしょうね(笑)。
あれだけ大勝した後で、そのツケを払わされる時には、既に姿を消していると。


> もうそろそろ、アメリカ1国主義から脱却できないものですかね。
あと数十年は、アメリカ一極体制が続くと思いますよ。
何だかんだ言って、アメリカって凄い恵まれてますからねえ。
それを肌感覚で感じて貰う為の、「WW2オンライン」だったり「赤い嵐」だったりもします(笑)。

でもまあ、アメリカの傍若無人ぶりに腹の立つ事も多いですが、
ですが、人類がもっとも避けるべきは「大戦」だと考える場合には、
この「一極体制」というのが、それを最も遠ざけるシステムであるのも、また事実です。
直近の100年でも、二極体制は冷戦を、多極体制は世界大戦を作り上げましたからねえ。
人の脳は、良かった事は美化し、悪かった事は忘れるように出来ています。
数十年後、アメリカ一極体制が崩壊した後には、
多くの人々はこう思うんでしょうねえ、「あの時代は良かった」と・・・・
まあ所詮、人間なんてそんなモノですよ(笑)。


> > バラエティー班があそこまで出来て、なぜ報道班が全く出来ないのかと・・・・
> > 海外で何か起きても、フリージャーナリストや海外メディアの間接情報を報じるだけですし。

> 海外で何か起こったとしても、国民はそれ程関心を持たないからじゃないですか?

まあ、日本が島国であるためか、そうした傾向があるのは確かでしょうけど、
でも、例えば「イラク問題」くらい大きいモノだと、それなりに関心はありますよねえ?
しかし、日本の大手マスコミがする事と言えば、
海外メディアが発した情報を伝聞形式で報じるか、
フリージャーナリストが持ってきた情報を流すだけです。
現地からの情報と言っても、せいぜい「カイロ発」が関の山で、
自ら足を踏み入れるなんて事は皆無です。
足を使わず、目も耳も使わないモノが、果たして「報道」と言えるかどうか?

> 正直そんなものよりも国外の出来事をもっと多く流せと。
まあ、NHK-BS1では、結構やってますけどね。
「きょうの世界」は、私がよく見る番組の1つです。


[8622] Re:キューバとアメリカと小泉引退返信 削除
2008/9/25 (木) 23:55:36 プロイセン

▼ 徳翁導誉さん
> > > 外国人留学生も無料で医学が学べる為、本国では学費の問題で学べないアメリカ人が、
> > > キューバで勉強して、医者になるなんてケースもありますからねえ。

> > アメリカが経済封鎖している国に医学を学びに行く学生。すごい皮肉ですよね。

> だからこそ、キューバとしても、
> 「宣伝価値」としての実用効果があるので、積極的に受け入れているんでしょうけどね。
> 例えばこれが、「文学を勉強したけど・・・」って事では、
> 外国人を無料で学ばせる為の金は、まず落ちてこないでしょうし(笑)。
> でもまあ、そうした様々な思惑があるとは言え、
> このキューバの政策によって、医師になれる外国人学生も実際にいるのですから、
> プラス・マイナスで言えば、やはりプラスなのかと。
>
> そう考えると、アメリカとキューバみたいな対立関係も、
> あながち、悪い面ばかりでも無いんですよねえ。
> キューバ革命直後には、カストロもアメリカと対立する気はそこまでなかったので、
> 傀儡政権を倒されたアメリカの方が、キューバをソ連側へと追いやりさえしなければ、
> キューバは、あそこまでの教育と医療を整えなかったと思います。
> 実際、冷戦構造が崩壊し、「社会保障制度が充実した共産陣営」という対立軸を失った事で、
> 世界には新自由主義が台頭し、一般庶民の生活を苦しめる方向へ進んだりしてますしね。
> まあ何事も、プラスとマイナスの両面があるものです。

自分は社会自由主義者(と言っても、民主党や社民党は大嫌いな訳で、支持政党は維新政党・新風な訳ですが(笑))
で、これが一番健全な経済政策だと思っている訳ですが、これにも結局マイナス面はあるんですよね。
最終的には時流で全部決まるんでしょうけどね。

> > 小泉元首相が研修医制度を変えた所為もありますが。
> 「政治は結果責任だ」と言ってるんですから、
> 今こそ小泉に直撃取材をする報道が、あっても良いと思うんですけどねえ。
> しかし報じられる事と言えば、「新党の噂が」とか、「衰えぬ人気」とかなのは、
> 需要がないのか? やる気がないのか? 得じゃないからなのか?
> ただ言える事は、選挙じゃ絶対に落ちない人気があるって事でしょうか。
> 民主党が刺客候補でも立てれば面白そうなんですけど、
> 小泉に対抗できそうな人が、宮本佳長くらいしか思い付かないですし・・・・
>
> ・・・って、そんな事を書いていたら、たった今、「小泉政界引退」のニュースが!!
> まあ、政界にはそんなに執着しないだろうとは思ってましたが、
> 世襲の準備もあるので、もう1期はやるものだと思ってました。
> 跡を継がせるであろう次男の小泉進次郎も、秘書を始めてからまだ数カ月しか経ってませんし。
> って、小泉自身が、父の急死から4ヶ月後に総選挙へ出ている事を考えれば、
> 政治家になってから勉強すれば、それで充分と思っているのかも知れませんね。
> それにしても、ここで引退かあ・・・・
> 正直な感想としては、「逃げ切ったな」といった感じでしょうか?
>
> いや別に、小泉純一郎という政治家が嫌いって訳では無いんですけどね。
> YKKを結成した当時から、「面白いタイプの政治家だなあ」と見てましたから。
> 確か10年くらい前に、菅直人は自民党を攻撃する為、小泉は自民党主流派を攻撃する為に、
> 手段としての「郵政民営化」を唱え、タッグを組んでテレビに出ていた事があったんですが、
> さすがに菅直人の方は、学生運動出身だけあって、
> 手段としての意図を隠す「理論武装」がしっかり出来ていたんですが、
> もう小泉の方は、「理論はよく解らんが、とにかく竹下派は嫌がるんだろ」って感じで、
> 本当にもう「勢い」だけって感じでした(笑)。
> でも、しかし、権力のない人間が、権力を持つ人間を攻撃する場合には、
> 菅直人よりも小泉の方が、ケンカのやり方としては正しいんですよね。
> だからこそ、個人的な意見としては、野党第一党の党首として見たかったんです。
> 党首討論とか、きっと面白くなったと思いますよ(笑)。
>
> しかし、なったのは野党の党首ではなく、与党の党首であり、総理大臣でした。
> いや〜、何度も何度も総裁選には出てましたが、
> 絶対になる事はないと思ってましたよ、あんな性格ですから(笑)。
> あれですと、数を取れば強いですが、数を取るのが相当至難です。
> それを、あれだけうまく田中真紀子を利用し、総裁選に勝利してしまうんですから、
> 本当にケンカ上手なんでしょうね、その点は感心します。
> あと、ああした「理論そっちのけのケンカ上手」が首相となり、
> 一体どうなるのかは、物凄く興味がありましたね。
> 権力を握り変質するのか? 改革に邁進するのか? ケンカに終始するのか?
> 私としては2番目を期待したものの、結局は3番目でしたが・・・・
> それが他国との戦争とかならまだしも、政局というケンカの為に、
> 国民生活を平気で掛け金に使う姿勢は、首相として全く評価できませんでしたね。
>
> 政治家としては面白いタイプだと思いますし、ケンカのうまさも評価します。
> しかし、首相として、大臣としてやって来た事には、
> ちゃんと、それに対する追求は受けるべきだと考えていましたので、
> そう言った意味での「逃げ切ったな」という感想ですね。
> 政治家を引退したら、日本ではまず、そう言った追求はしなくなりますからねえ。
> それにしても、この時期での引退とは、機を読むのがうまい証拠でしょうね(笑)。
> あれだけ大勝した後で、そのツケを払わされる時には、既に姿を消していると。

結局、やった良い事は郵政民営化と靖国参拝位しか思い浮かばないのは自分だけでしょうか?

> > もうそろそろ、アメリカ1国主義から脱却できないものですかね。
> あと数十年は、アメリカ一極体制が続くと思いますよ。
> 何だかんだ言って、アメリカって凄い恵まれてますからねえ。
> それを肌感覚で感じて貰う為の、「WW2オンライン」だったり「赤い嵐」だったりもします(笑)。

確かに、第1回現代版赤い嵐の時のアメリカに干されかけましたからね。
自給もアメリカからの食糧、石油支援がなければどうにもならなかった訳ですが。

> でもまあ、アメリカの傍若無人ぶりに腹の立つ事も多いですが、
> ですが、人類がもっとも避けるべきは「大戦」だと考える場合には、
> この「一極体制」というのが、それを最も遠ざけるシステムであるのも、また事実です。
> 直近の100年でも、二極体制は冷戦を、多極体制は世界大戦を作り上げましたからねえ。
> 人の脳は、良かった事は美化し、悪かった事は忘れるように出来ています。
> 数十年後、アメリカ一極体制が崩壊した後には、
> 多くの人々はこう思うんでしょうねえ、「あの時代は良かった」と・・・・
> まあ所詮、人間なんてそんなモノですよ(笑)。

一極体制もそういう点では良いですけど、結局上記の様にプラスもマイナスもあるんですよね。
源平合戦も平治の乱で平氏が完全に政権を掌握した後は、恐怖政治ではありましたが平和でしたからね。
で、源氏が蜂起した後は戦乱だったと。

> > > バラエティー班があそこまで出来て、なぜ報道班が全く出来ないのかと・・・・
> > > 海外で何か起きても、フリージャーナリストや海外メディアの間接情報を報じるだけですし。

> > 海外で何か起こったとしても、国民はそれ程関心を持たないからじゃないですか?

> まあ、日本が島国であるためか、そうした傾向があるのは確かでしょうけど、
> でも、例えば「イラク問題」くらい大きいモノだと、それなりに関心はありますよねえ?
> しかし、日本の大手マスコミがする事と言えば、
> 海外メディアが発した情報を伝聞形式で報じるか、
> フリージャーナリストが持ってきた情報を流すだけです。
> 現地からの情報と言っても、せいぜい「カイロ発」が関の山で、
> 自ら足を踏み入れるなんて事は皆無です。
> 足を使わず、目も耳も使わないモノが、果たして「報道」と言えるかどうか?

で、踏み入れて死亡でもしたら良く解らない市民団体から「危ない所にやらせるな」とか
訳の解らないコメンテーターに「カイロとかで情報は取れる」なんていわれる訳で。

> > 正直そんなものよりも国外の出来事をもっと多く流せと。
> まあ、NHK-BS1では、結構やってますけどね。
> 「きょうの世界」は、私がよく見る番組の1つです。

やっぱりBSですか。今度見てみます。


[8666] Re2:キューバとアメリカと小泉引退返信 削除
2008/9/28 (日) 17:01:44 徳翁導誉

> 自分は社会自由主義者(と言っても、民主党や社民党は大嫌いな訳で、支持政党は維新政党・新風な訳ですが(笑))
え〜と、まず最初に確認させていただきますが、
「支持政党は維新政党・新風」というのは、ジョークなのでしょうか?
あれって、ローゼン閣下とか、唯一神・又吉イエスとか、外山恒一とかと同じで、
多くの人は、ネット上で「ネタ」として楽しんでるヤツですよねえ・・・・
在日排斥や愛国主義などを掲げてますので、同調しちゃう人も居るみたいですけど、
その他に、代表が同性愛者の隔離を唱えたり、副代表がアイヌ民族の存在を完全否定する所ですよ。
まあ、思想信条は個人の自由なので、別に支持するのは構わないんですが、
公に支持を「表明」するのであれば、それなりの覚悟は必要だと思います。
あと、社会自由主義って左寄りですが、新風は思いっきり右で、ウイングとしては逆ですよ。
新風の副代表と、日本のネオナチを標榜する「国家社会主義者同盟」の元副代表が、同一人物だったりしますし。

> > ・・・って、そんな事を書いていたら、たった今、「小泉政界引退」のニュースが!!
> 結局、やった良い事は郵政民営化と靖国参拝位しか思い浮かばないのは自分だけでしょうか?

それらって良い事なんですか?
まあ、「良い、悪い」という言葉自体が、個人の感情に帰途するモノなので、
ここでは、「評価する、しない」に言い換えるとしますが、
小泉政権である程度評価された事って、
やり方はどうであれ、銀行の不良債権処理を終えた事なんじゃないですか?

郵政民営化が唱えられたのは、そもそも、
財政投融資にメスを入れる為の手段であったのに、
小泉は結局は、それを政争の具として利用する事を主とした為、
本来の目的であった財投改革は不十分に終わり、
事前に予測されていた郵政民営化のデメリットだけは、キチンと現れて来てます。
この後、誰かが財投改革に着手するような事があれば、
「その端緒を付けた」くらいの評価を得られるかも知れませんが、
少なくとも現時点では、郵政民営化を評価は出来ません。
同じく、靖国参拝にしても、女系天皇にしても、北朝鮮訪問にしても、
一国の首相としての信念信条以前に、どうしても政治利用の匂いが感じてしまいますし・・・・


> > しかし、日本の大手マスコミがする事と言えば、
> > 海外メディアが発した情報を伝聞形式で報じるか、
> > フリージャーナリストが持ってきた情報を流すだけです。
> > 現地からの情報と言っても、せいぜい「カイロ発」が関の山で、
> > 自ら足を踏み入れるなんて事は皆無です。
> > 足を使わず、目も耳も使わないモノが、果たして「報道」と言えるかどうか?

> で、踏み入れて死亡でもしたら良く解らない市民団体から「危ない所にやらせるな」とか
> 訳の解らないコメンテーターに「カイロとかで情報は取れる」なんていわれる訳で。

イラクでの取材中に死亡した橋田信介の時や、
ミャンマーでの取材中に死亡した長井健司の時に、
そうした声が多く挙がったでしょうか?
まあ、全く居なかったという訳ではないでしょうけど、
それよりも目立ったのは、「自己責任」とかのたまう輩の方かと・・・・
大手マスコミが現地に記者を派遣しないのは、大手マスコミ側の事情によるモノです。
市民大体とかどうとかは、ほとんど関係ないと思います。


> > > 正直そんなものよりも国外の出来事をもっと多く流せと。
> > まあ、NHK-BS1では、結構やってますけどね。
> > 「きょうの世界」は、私がよく見る番組の1つです。

> やっぱりBSですか。今度見てみます。

積極的に、各国首脳と単独インタビューする日本の番組って、
これくらいしか無いんじゃないですかねえ?
この番組がインタビューする事で、
その要人が来日してるのを知ったりすることも多いですし。
ここ数ヶ月の間にも、イランでアフマディネジャド大統領のインタビューを取ったり、
メイン・キャスターがエルサレムから生中継をしたりなど、
民放のニュース番組じゃ、まず見られないような事をやってます。


[8667] Re3:キューバとアメリカと小泉引退返信 削除
2008/9/28 (日) 20:42:59 プロイセン

▼ 徳翁導誉さん
> > 自分は社会自由主義者(と言っても、民主党や社民党は大嫌いな訳で、支持政党は維新政党・新風な訳ですが(笑))
> え〜と、まず最初に確認させていただきますが、
> 「支持政党は維新政党・新風」というのは、ジョークなのでしょうか?
> あれって、ローゼン閣下とか、唯一神・又吉イエスとか、外山恒一とかと同じで、
> 多くの人は、ネット上で「ネタ」として楽しんでるヤツですよねえ・・・・
> 在日排斥や愛国主義などを掲げてますので、同調しちゃう人も居るみたいですけど、
> その他に、代表が同性愛者の隔離を唱えたり、副代表がアイヌ民族の存在を完全否定する所ですよ。
> まあ、思想信条は個人の自由なので、別に支持するのは構わないんですが、
> 公に支持を「表明」するのであれば、それなりの覚悟は必要だと思います。
> あと、社会自由主義って左寄りですが、新風は思いっきり右で、ウイングとしては逆ですよ。
> 新風の副代表と、日本のネオナチを標榜する「国家社会主義者同盟」の元副代表が、同一人物だったりしますし。

ああ、すいません。半分本気で半分ネタです。
自分としては、外交的には新風でいって貰いたいんですよ。
内政的には支持できません。
マニフェストの内政と外交を区別するので、外交と在日排斥の観点から支持、といった所存です。
公明党よりも有益なのでは?と思っていたり。そもそもあそこは政教分離の観点から言えば憲法違h(ry

> > > ・・・って、そんな事を書いていたら、たった今、「小泉政界引退」のニュースが!!
> > 結局、やった良い事は郵政民営化と靖国参拝位しか思い浮かばないのは自分だけでしょうか?

> それらって良い事なんですか?
> まあ、「良い、悪い」という言葉自体が、個人の感情に帰途するモノなので、
> ここでは、「評価する、しない」に言い換えるとしますが、
> 小泉政権である程度評価された事って、
> やり方はどうであれ、銀行の不良債権処理を終えた事なんじゃないですか?
>
> 郵政民営化が唱えられたのは、そもそも、
> 財政投融資にメスを入れる為の手段であったのに、
> 小泉は結局は、それを政争の具として利用する事を主とした為、
> 本来の目的であった財投改革は不十分に終わり、
> 事前に予測されていた郵政民営化のデメリットだけは、キチンと現れて来てます。
> この後、誰かが財投改革に着手するような事があれば、
> 「その端緒を付けた」くらいの評価を得られるかも知れませんが、
> 少なくとも現時点では、郵政民営化を評価は出来ません。
> 同じく、靖国参拝にしても、女系天皇にしても、北朝鮮訪問にしても、
> 一国の首相としての信念信条以前に、どうしても政治利用の匂いが感じてしまいますし・・・・

私個人としては、サービス向上の観点から良かったと思っています。
靖国参拝も政治利用であれなんであれ、中国・韓国に歴史認識問題ではどうにもならない人間が
首相になったと思わせたという事が、良かったと思うのです。

> > > しかし、日本の大手マスコミがする事と言えば、
> > > 海外メディアが発した情報を伝聞形式で報じるか、
> > > フリージャーナリストが持ってきた情報を流すだけです。
> > > 現地からの情報と言っても、せいぜい「カイロ発」が関の山で、
> > > 自ら足を踏み入れるなんて事は皆無です。
> > > 足を使わず、目も耳も使わないモノが、果たして「報道」と言えるかどうか?

> > で、踏み入れて死亡でもしたら良く解らない市民団体から「危ない所にやらせるな」とか
> > 訳の解らないコメンテーターに「カイロとかで情報は取れる」なんていわれる訳で。

> イラクでの取材中に死亡した橋田信介の時や、
> ミャンマーでの取材中に死亡した長井健司の時に、
> そうした声が多く挙がったでしょうか?
> まあ、全く居なかったという訳ではないでしょうけど、
> それよりも目立ったのは、「自己責任」とかのたまう輩の方かと・・・・
> 大手マスコミが現地に記者を派遣しないのは、大手マスコミ側の事情によるモノです。
> 市民大体とかどうとかは、ほとんど関係ないと思います。

大手マスコミの事情とは何でしょうか?


[8684] 郵政民営化と靖国参拝と解散総選挙返信 削除
2008/9/30 (火) 19:48:59 徳翁導誉

> > > 自分は社会自由主義者(と言っても、民主党や社民党は大嫌いな訳で、支持政党は維新政党・新風な訳ですが(笑))
> > え〜と、まず最初に確認させていただきますが、
> > 「支持政党は維新政党・新風」というのは、ジョークなのでしょうか?
> > あれって、ローゼン閣下とか、唯一神・又吉イエスとか、外山恒一とかと同じで、
> > 多くの人は、ネット上で「ネタ」として楽しんでるヤツですよねえ・・・・
> > 在日排斥や愛国主義などを掲げてますので、同調しちゃう人も居るみたいですけど、
> > その他に、代表が同性愛者の隔離を唱えたり、副代表がアイヌ民族の存在を完全否定する所ですよ。
> > まあ、思想信条は個人の自由なので、別に支持するのは構わないんですが、
> > 公に支持を「表明」するのであれば、それなりの覚悟は必要だと思います。
> > あと、社会自由主義って左寄りですが、新風は思いっきり右で、ウイングとしては逆ですよ。
> > 新風の副代表と、日本のネオナチを標榜する「国家社会主義者同盟」の元副代表が、同一人物だったりしますし。

> ああ、すいません。半分本気で半分ネタです。
> 自分としては、外交的には新風でいって貰いたいんですよ。
> 内政的には支持できません。
> マニフェストの内政と外交を区別するので、外交と在日排斥の観点から支持、といった所存です。
> 公明党よりも有益なのでは?と思っていたり。そもそもあそこは政教分離の観点から言えば憲法違h(ry

で、これもまたネタですか?


> > > 結局、やった良い事は郵政民営化と靖国参拝位しか思い浮かばないのは自分だけでしょうか?
> > 郵政民営化が唱えられたのは、そもそも、
> > 財政投融資にメスを入れる為の手段であったのに、
> > 小泉は結局は、それを政争の具として利用する事を主とした為、
> > 本来の目的であった財投改革は不十分に終わり、
> > 事前に予測されていた郵政民営化のデメリットだけは、キチンと現れて来てます。
> > 少なくとも現時点では、郵政民営化を評価は出来ません。

> 私個人としては、サービス向上の観点から良かったと思っています。

民営化が動き出して以降、わずか2〜3年で簡易郵便局の10%が閉鎖しました。
これは全国で見た数で、地方県となると、その割合は格段にまた上がります。
「全国一律サービス」を唱う郵便局ですが、およそ7割の局は赤字と言われている以上、
利益と効率を求めれば、いつか必ず地方は切り捨てられます。
また、従来行われてきた高齢者や障害者への対応も、蔑ろにされるようになりました。
そんな所で手厚いサービスをしても、利益に直結しませんからねえ。

あと、4事業の分割によって処理は煩雑になりましたし、
収益を上げるために、業務はバイトやパートが担当する事が増え、
「以前より時間が掛かるようになった」という所もあると聞きます。
手数料なども軒並み上がってますし、「サービス向上」の謳い文句が、
現時点に於いて、本当に為されているのかどうかは、私にもよく解りません。

と言うか、そう言ったサービスを求めるので有れば、
既に民間の銀行でも、宅配業者でも、幾らでもある訳ですし、
極端な事を言えば、サービス向上なんて公社のままでも出来るのですから、
わざわざ民営化する必要なんてあったのでしょうか?
また、国が郵便局を押さえていれば、いざという時には郵便局が持つ350兆円を使える訳で、
裏技とは言え、有事の備えを1つ失ったとも言えますし、
税金を突っ込んで救った銀行が貸し剥がしを行ったり、
公的に新銀行東京みたいなのを作って大穴を空けるなんて事をするくらいなら、
郵便局の350兆円を、国内経済安定の為に有効活用すれば良いんですよ。

かと言って、「民営化」という方法の有効性を認めない訳ではありません。
デメリットはある反面、メリットだってありますので。
しかし、そのメリットを引き出すには、それは大変な作業を要します。
であればこそ、あのような政局利用の為に行われ、
そうした重要部分が抜け落ちた民営化など、現状ではとても評価し得ません。
メリットは引き出さなければ出てきませんが、デメリットは放って於いても出てきますから。
先日、民主党は国民新党と「郵政民営化見直し」で合意しましたので、
総選挙後、何か変化はあるかも知れません。

それにしても、これから国民新党はどうなっちゃうんでしょうかねえ?
総選挙前に合併してこそ、民主党内での存在感も大きくなったでしょうに、
選挙後に民主党が勝っているとなれば、小沢は自民党の切り崩しを始めるでしょうから、
自民党から纏まった数を割れれば、少数政党である国民新党の存在感は薄くなりますし、
そもそも選挙で数を減らしてしまえば、死に体同然に為りかねませんし・・・・
それに糸川も下地も、気分はもう既に民主党ですからねえ。
吸収合併では、自民党からの比例当選である長谷川憲正が民主党へ入れませんけど、
郵政の為に民主党の数を得られるのであれば、滝実みたいに民主党系無所属で良かったでしょうし、
それよりも、亀井の殿様親子が合併反対だったのが大きかったんですかねえ?
あの合併には、苦戦が予想される亀井久興の救済という意味もあったでしょうに・・・・

いっその事、年明け解散にでもなれば、時間も出来ますので、
両党解党して(その時は新党日本も一緒かな?)、新新「民主党」を結成し、
公明党・太田代表の選挙区である東京12区へ、小沢の落下傘が決まり、
公明党との対決姿勢を決定付ける事となれば、
亀井静香の念願である「池田大作の証人喚問」も現実性を帯びてくるのかも?
まあ、本気で公明党に大打撃を与えようと考えるのであれば、
総選挙は3月以降にやるのが理想的なんですけどね。
6月末には東京都議選があり、大移動作戦をやると、前後3ヶ月は投票できませんので、
公明党は、国政か都政かの選択を強いられる事となります。
って、解散権は自民党が持っているので、どんなに引き延ばしても、それ以前にやるでしょうし、
CM打ったり、選挙事務所を借りたりしている現状では、すぐに選挙をせざるを得ないでしょうけどね。
公明党としても、選挙後の民主党との連携も含め、そちらの方が遙かに望ましいでしょうから。

それにしても、昨日の麻生新総理による所信表明演説は、
良い意味でも、悪い意味でも、面白かったですね(笑)。
民主党への問い掛けばっかりで、全然「所信表明」をしていない!!
あんな所信表明は、きっと後にも先にも、もう無いでしょうね(笑)。
民主党との対決姿勢を鮮明にする選挙管理内閣としては、面白い船出ですし、
民主党による代表質問を、「所信表明演説」に変えてしまったという意味では、
明日の小沢次第で、攻撃材料にも、自爆にも為り得る、実に面白い賭けです。
麻生内閣が始動した日に、当てつけかのように小泉が引退表明して、
国連演説という、数少ない晴れ舞台を思いっきり潰されたり、
中山大臣が失言連発で、わずか5日で辞職したりしたもので、
前々から練られていた演説案だったんでしょうけど、
ちょっとした「やけくそ」感も漂い、何だかいい感じ(笑)。

これはきっと、今回の解散総選挙は、相当盛り上がるでしょうね。
アメリカ大統領選挙と解散総選挙の日程が被れば、久しぶりに「予想大会」をやるかも?(笑)


> > 同じく、靖国参拝にしても、女系天皇にしても、北朝鮮訪問にしても、
> > 一国の首相としての信念信条以前に、どうしても政治利用の匂いが感じてしまいますし・・・・

> 靖国参拝も政治利用であれなんであれ、中国・韓国に歴史認識問題ではどうにもならない人間が
> 首相になったと思わせたという事が、良かったと思うのです。

「歴史認識問題ではどうにもならない」とは、どういう意味でしょうか?
あれだけ大問題化させた事で、アメリカやヨーロッパにも飛び火しちゃいましたし、
中国や韓国の持つ歴史問題カードの価値を、上げてしまっただけのように思うのですが?
日本は負けた側なんですし、あんな強情なやり方では、
まともに検討する気はないが、発言力だけはある欧米を敵に回しては損をするだけです。
彼らにしてみれば、靖国問題も、南京問題も、慰安婦問題も一緒くたでしょうし、
結局最後は、日本の総理大臣が、アメリカ議会で謝罪するハメにまで追い込まれたのですから。

まあそれが、確固とした国家の信念信条に基づくモノであったり、
死者への哀悼の意を示す為のモノあったのならまだしも、
政治利用してあの結果では、死者を冒涜するものでしかないのではないしょうか?
それでは、「南京大虐殺」カードとして、死者の数を弄ぶ中国と同類ですよ。
政治なのですから、良い悪いは別として、
歴史を外交カードとして利用する事は、やっていけない事だとは思っていません。
日本は世界唯一の被爆国として、「広島」カードや「長崎」カードを持つのですから、
もっとそれを有効的に活用すべきだと、個人的には思います。
しかし、あの靖国参拝が、外交カードとして何か有効に機能したかと言えば・・・・
歴史を、死者を、利用するというのであれば、もっとしっかりやるべきです。
あれでは単に、一政治家である小泉純一郎としてのパフォーマンスでしかなかいですよ。

でもまあ、全く無価値であったという訳でもないのかな?
あれで幾らかは、靖国神社(特に遊就館)の知名度が上がりましたし、
それにより、いろいろ考える人も増えたでしょうから。
まあ、小泉以後は、ほとんど話題にならなくなったので、
ほとんど一過性の現象で終わってしまったのかも知れませんが・・・・


> > 大手マスコミが現地に記者を派遣しないのは、大手マスコミ側の事情によるモノです。
> 大手マスコミの事情とは何でしょうか?

別に、そんな大層な事ではありませんよ。
マスコミほど、官僚主義がはびこっている私企業は無いですからねえ。
ただ単に、「誰も責任を取りたくない」ってだけです。
自分が書いた記事にさえ責任を取らない、無記名記事すら珍しくないのですから、
危険な現地に派遣するなんて、当然、誰も責任を取りたがる訳がありません。
商社は危険な地域にも社員を派遣する事がある以上、これは完全に企業体質の問題です。


[8696] Re:郵政民営化と靖国参拝と解散総選挙返信 削除
2008/10/1 (水) 23:38:32 桂輝平

▼ 徳翁導誉さん
> まあそれが、確固とした国家の信念信条に基づくモノであったり、
> 死者への哀悼の意を示す為のモノあったのならまだしも、
> 政治利用してあの結果では、死者を冒涜するものでしかないのではないしょうか?
>
> でもまあ、全く無価値であったという訳でもないのかな?
> あれで幾らかは、靖国神社(特に遊就館)の知名度が上がりましたし、

靖国参拝の話が出てきたので自分としても1つ言って置きたいです。

正直総理をはじめ国会議員としての靖国参拝(特に集団参拝)は支持できません。
イデオロギーがどうとかでなく、一般参拝客に対して迷惑になってます。
と言ってもマスコミが取材するために境内に入って広い場所を占拠するからって言うのが主な理由なんですが。
最近の政治家の参拝は中道右派から右翼過激派まで政治的パフォーマンスになっています。

今年の終戦記念日に自分も靖国に行ってきましたが、右翼過激派が中国国旗を踏みつけたり燃やしたりしており、
それに対して「中韓と同じでみっともないから止めろ」と注意した人が右翼はもちろん一般市民からも
「中韓の肩を持つ非国民め!靖国から出て行け!自分の国に帰れ!」と罵られるという事が起こっていました。
具体的にはどんな感じかと言うと↓見たいな感じです。
http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20080815/1218787424

自分はそれはそれでショックでしたが、多くの日本人がそれを止める事無く、
同調して罵ったり、そこまで行かずとも動画や写真を撮ったりしているだけで
止めに入ったのが僅か数人、と言う状況はそれ以上にショックでした。
左翼の人達が「軍靴の足音が聞こえる」と揶揄した状況は現実に近づいていると思います。

今現在かなり右側に傾いているので解散したら反動で左側の民主に一気に流れる可能性もありますね。
個人的には支持している麻生さんが総理になったのと、小沢さんは好きではない(政策的に支持も出来ない)ので自民にがんばって欲しいところですが。
かなりの議席減はあれど与党全体では過半数を割り込む事は無く、自民が50〜55%、民主が40%強、公明が5%弱、残りが国民・共産・社民などと見ています。
ねじれ国会は強まる事は確実でしょうが、与野党双方共にとにかくテーブルに着き話をして欲しいですね。
審議拒否に強行採決で政治空白→経済停滞・下降線→不況へまっしぐら、なんてのは勘弁して欲しいです。


[8706] Re2:郵政民営化と靖国参拝と解散総選挙返信 削除
2008/10/2 (木) 22:13:21 徳翁導誉

> 正直総理をはじめ国会議員としての靖国参拝(特に集団参拝)は支持できません。
> イデオロギーがどうとかでなく、一般参拝客に対して迷惑になってます。
> と言ってもマスコミが取材するために境内に入って広い場所を占拠するからって言うのが主な理由なんですが。
> 最近の政治家の参拝は中道右派から右翼過激派まで政治的パフォーマンスになっています。

恩給に絡む金と遺族会の票欲しさだった以前に比べると、
今では、パフォーマンス的な要素の方が大きいのかも知れませんね。
まあ、国会議員も含めて、戦争体験者の割合がドンドン減ってますから。
票だ金だと打算的な部分はあっても、やはりそれを体験した者の思いと、
それを体験しない者の思いとでは、隔絶の差があるでしょうし。

> 今年の終戦記念日に自分も靖国に行ってきましたが、右翼過激派が中国国旗を踏みつけたり燃やしたりしており、
> それに対して「中韓と同じでみっともないから止めろ」と注意した人が右翼はもちろん一般市民からも
> 「中韓の肩を持つ非国民め!靖国から出て行け!自分の国に帰れ!」と罵られるという事が起こっていました。
> 具体的にはどんな感じかと言うと↓見たいな感じです。
> http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20080815/1218787424

こんな事があったんですね・・・・
それにしても、靖国神社と五星紅旗に何の関係が?
(まあ、八路軍とは戦いましたし、南京問題とかはありますが)
やっている人は、聖火リレーの延長線上にある気分なんですかねえ?
神社とは御霊を安んずる所でしょうに、祭り以外で騒いでどうすると・・・・

結局は「中韓」という敵を設定しての、ストレス発散方法なんでしょうけどね。
まあ逆に言えば、そう言った人へ「中韓と同じで」というのは火に油ですがね。
それに靖国には、朝鮮民族や漢民族の人だって祀られているでしょうに。
でも、それが、そうした過激な行動を取る人だけの責任かと言えば、
やはりそうした人が増えつつある根幹の1つには、社会や国家にも責任があるかと。
国家から蔑ろにされればされる程、その中の多くの人が、
自己の虚栄心の投影としての「愛国心」を強めていく矛盾に満ちたスパイラル・・・・
そう言った所なんでしょうかねえ、現在の状況は?

> 自分はそれはそれでショックでしたが、多くの日本人がそれを止める事無く、
> 同調して罵ったり、そこまで行かずとも動画や写真を撮ったりしているだけで
> 止めに入ったのが僅か数人、と言う状況はそれ以上にショックでした。
> 左翼の人達が「軍靴の足音が聞こえる」と揶揄した状況は現実に近づいていると思います。

まあ、「靖国」という特殊な場所での出来事なので、
まだそこまで危険水域って訳では無いんでしょうけど、
その一方で、ここ10年あまりで、本当に様相がガラリと変化してますからねえ。
同じ意見を言っていても、以前は右と言われたものが、今では左と言われますし。
どちらも極端なんですよ・・・・
恐らくですが、現在「嫌韓反中」とやっている人たちの多くは、
生まれる時代さえ違えば、逆に「学生運動」とかやってるんじゃないですかねえ?


> 今現在かなり右側に傾いているので解散したら反動で左側の民主に一気に流れる可能性もありますね。
> 個人的には支持している麻生さんが総理になったのと、小沢さんは好きではない(政策的に支持も出来ない)ので自民にがんばって欲しいところですが。
> かなりの議席減はあれど与党全体では過半数を割り込む事は無く、自民が50〜55%、民主が40%強、公明が5%弱、残りが国民・共産・社民などと見ています。

おっ、私の予想とは大きく異なりますね。
これはやはり、解散したら予想大会を開こうかな?
国政を予想対象とするのは、ちょっと気が引けなくもないですが、
これも選挙への関心を高める1つの手段って事で(笑)。

> ねじれ国会は強まる事は確実でしょうが、与野党双方共にとにかくテーブルに着き話をして欲しいですね。
う〜ん、今度の解散総選挙でどんな結果が出ても、
結構な確率で、「ねじれ国会」は解消されるんじゃないですかねえ?
自民党は政権を握る事で、民主党は政権を狙う事で、党内をまとめているのが実状でしょうから、
自民党が勝てば、民主党は民意で否定されたと言って、民主党から割れる一派が出るでしょうし、
自民党が負ければ、自民党は民意で否定されたと言って、自民党から割れる一派が出るでしょうから。
どちらにしても、負けた方は一気に弱体化するんじゃないですかねえ?
下手をすると、「二大政党」と呼べない所まで落ち込む可能性も・・・・
まあ、「とにかく、まずは二大政党制を」と考える私としては、
どちらが勝つにしても、それが最悪の結果なんですけどね。

> 審議拒否に強行採決で政治空白→経済停滞・下降線→不況へまっしぐら、なんてのは勘弁して欲しいです。
いや、もう既に、冷戦構造とバブル経済が崩壊した直後の、
この15年間の政局のゴタゴタなので・・・・


[8714] Re3:郵政民営化と靖国参拝と解散総選挙返信 削除
2008/10/3 (金) 11:31:15 物秦

> 生まれる時代さえ違えば、逆に「学生運動」とかやってるんじゃないですかねえ?
一種の「祭り」だと思われます。
時代の節目節目で似た現象が起きるので、日本人の特色かもしれません。
> これはやはり、解散したら予想大会を開こうかな?
> 国政を予想対象とするのは、ちょっと気が引けなくもないですが、
> これも選挙への関心を高める1つの手段って事で(笑)。

システム的にどうしましょうか?
過去スレを読んでた時に、似た話題が出た時「システムが難しい」云々と書かれていた気がします。
> > ねじれ国会は強まる事は確実でしょうが、与野党双方共にとにかくテーブルに着き話をして欲しいですね。
> う〜ん、今度の解散総選挙でどんな結果が出ても、
> 結構な確率で、「ねじれ国会」は解消されるんじゃないですかねえ?
> 自民党は政権を握る事で、民主党は政権を狙う事で、党内をまとめているのが実状でしょうから、
> 自民党が勝てば、民主党は民意で否定されたと言って、民主党から割れる一派が出るでしょうし、
> 自民党が負ければ、自民党は民意で否定されたと言って、自民党から割れる一派が出るでしょうから。
> どちらにしても、負けた方は一気に弱体化するんじゃないですかねえ?

挙国一致内閣でも作る以外に術無し?


[8727] Re4:郵政民営化と靖国参拝と解散総選挙返信 削除
2008/10/4 (土) 12:04:17 西郷酒盛

▼ 物秦さん
> > 生まれる時代さえ違えば、逆に「学生運動」とかやってるんじゃないですかねえ?
> 一種の「祭り」だと思われます。


思想的内実がないので、継続性もない・・・。
つまり右とか左という単語にも思想的意味を感じられないのが、私には寂しく感じられます。

> 挙国一致内閣でも作る以外に術無し?

現状における挙国一致内閣とは大連立ということでしょうか?
それは現状の延長線上でしかない最低の選択肢の1つだと私は思います。
今の自民党・民主党には、政党としての存在意義は皆無といっていいと思います。
少なくとも及第点には程遠いのではないでしょうか?

日本の政治風土の向上に必要なのは、やはり政権交代なのだと思います。
よりよいのは、政権交代の後、2,3年のうちに自民・民主ともに解体し、政策指向による政党再編だと思いますが、
日本国民(そして恐らく議員の側も)の政治レベルでは無理だと思うので、
10〜15年位をかけて政権交代を数回行なう中で、何回かに分けて政策指向による政党再編ができれば上出来だと思います。

55年(冷戦)体制下の日本の政治・政党は、どうみてもそもそも政権交代を想定しておらず、
自民党内派閥間による擬似政権交代と、国民のストレスのはけ口の表象としての社会党だったと思います。
そして、冷戦終結後20年が経とうとしている今も、政治システムの切り換え(政党の意義付け変更)ができておらず、
自民党には与党であること(権力の側)を最優先にする議員も多数存在し、
民主党には反対・非難することが仕事だと勘違いしたままの議員も少なくないのが現状なのではないでしょうか?


[8739] Re5:郵政民営化と靖国参拝と解散総選挙返信 削除
2008/10/4 (土) 18:14:16 徳翁導誉

> > > これはやはり、解散したら予想大会を開こうかな?
> > > 国政を予想対象とするのは、ちょっと気が引けなくもないですが、
> > > これも選挙への関心を高める1つの手段って事で(笑)。

> > システム的にどうしましょうか?
> > 過去スレを読んでた時に、似た話題が出た時「システムが難しい」云々と書かれていた気がします。

「ワールドカップ予想をそのまま利用して」という提案に対し、
サッカーと選挙では仕組みが違うので、システム的に難しいといっただけで、
別に、それ用のシステムを作る事自体は難しくとも何ともありません。

11月2日投票であれば、各党の獲得議席数と落選候補の予想を行い、ポイントを計算。
そして、その2日後に行われる米大統領選の予想が的中すれば、
総選挙で得たポイントを2倍にする構想でしたが、
どうやら現状では、大統領選後に総選挙となりそうなので、
単純に大統領選挙をポイント制にするか、そのままかは考え中です。
総選挙と大統領選挙の日程が離れすぎる場合は、対象を総選挙だけにすると思います。


> > > 生まれる時代さえ違えば、逆に「学生運動」とかやってるんじゃないですかねえ?
> > 一種の「祭り」だと思われます。

> 思想的内実がないので、継続性もない・・・。
> つまり右とか左という単語にも思想的意味を感じられないのが、私には寂しく感じられます。

とは言え、周りに流されない「揺るがない信念」なんてモノを持つ人が多数いると、
それはそれで、社会が柔軟性を失っちゃいますけどね。

幕末には「鎖国攘夷」だと叫んでいたのに、明治維新となればそれをあっさり捨て、
戦中には「鬼畜米英」だと叫んでいたのに、米軍占領となればそれもあっさり捨てる。
そう考えると、流され易い国民性も、決して悪い面ばかりでは無いんですよねえ。
いつまでも鎖国攘夷や鬼畜米英に拘る人が多ければ、明治や戦後の日本躍進は無かったでしょうし。
まあ、バナナがダイエットに良いと聞くと、店頭からバナナが消えるみたいな、
ここまでの極端さは問題かも知れませんがね(笑)。
「あるある大事典」での納豆騒動だって、まだ去年の事ですよ・・・・


> > 挙国一致内閣でも作る以外に術無し?
> 現状における挙国一致内閣とは大連立ということでしょうか?
> それは現状の延長線上でしかない最低の選択肢の1つだと私は思います。
> 今の自民党・民主党には、政党としての存在意義は皆無といっていいと思います。
> 少なくとも及第点には程遠いのではないでしょうか?

私も「大連立」は最悪の選択肢の1つだと考えていますが、
どうやら一般的には、そうでも無いみたいなんですよねえ・・・・
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080910k0000m010054000c.html
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080912/stt0809122043010-n1.htm
1ヶ月前の世論調査ですが、既に解散風が吹いていた状況でこれですし。
毎日:大連立37% 民主連立17% 自公連立14%
産経:大連立41% 民主連立30% 自公連立21%

これが、大連立を画策したナベツネの読売なら、まだ分かるんですが、
上記のは、毎日と産経の世論調査ですからねえ。
毎日と産経はスタンスも正反対ですし、これは本当に大連立の支持率が高いのかと。
とにかく今は、「安定」を求める国民の声が強いんでしょうけど、
しかしその安定は、単なる「膠着化」を招くだけだと私は思うんですがねえ・・・・
流れのない水は腐るだけですし。


> 日本の政治風土の向上に必要なのは、やはり政権交代なのだと思います。
> よりよいのは、政権交代の後、2,3年のうちに自民・民主ともに解体し、政策指向による政党再編だと思いますが、
> 日本国民(そして恐らく議員の側も)の政治レベルでは無理だと思うので、
> 10〜15年位をかけて政権交代を数回行なう中で、何回かに分けて政策指向による政党再編ができれば上出来だと思います。

う〜ん、個人的には、政権交代が行われる体制は望むものの、
政策が明確に分かれた二大政党というのは、あまり望みませんね。
基本保守だけど、中にはリベラルもいる自民。
基本リベラルだけど、中には保守もいる民主。
それくらいの違いで、バランス的にはちょうど良いかと私は思います。

下手に、保守政党とリベラル政党にキッチリ分かれる事で、
政権交代の度に政策が大きく左右するのも、ちょっと怖いですからねえ。
4月にあったガソリン暫定税率みたいな騒ぎが、全体的に常態化する可能性もありますし。


> 55年(冷戦)体制下の日本の政治・政党は、どうみてもそもそも政権交代を想定しておらず、
> 自民党内派閥間による擬似政権交代と、国民のストレスのはけ口の表象としての社会党だったと思います。
> そして、冷戦終結後20年が経とうとしている今も、政治システムの切り換え(政党の意義付け変更)ができておらず、
> 自民党には与党であること(権力の側)を最優先にする議員も多数存在し、
> 民主党には反対・非難することが仕事だと勘違いしたままの議員も少なくないのが現状なのではないでしょうか?

岸信介の社会党入りが成っていれば・・・・
片山内閣の誕生がもう少し後ならば・・・・
三輪寿壮が早世しなければ・・・・
西尾末広が離党しなければ・・・・
浅沼稲次郎が刺殺されなければ・・・・

たらればを言っても仕方ないですし、時代の流れもあるんでしょうけど、
社会党は、60年代を境に「非現実路線」が主流となった上、過半数に満たない候補者数しか立てず、
「野党第一党」という地位を維持するだけが目的で、自民党とは談合関係みたいなモノで、
新進党が現れるまで実に四半世紀も、国民から「政権交代」の選択肢を奪いましたからねえ。
その上、せっかく下野した自民党さえ復活させてしまう・・・・

それに比べれば、現状は幾分かマシにはなったかと思いますよ。
少なくとも現在の民主党は、実力はさておき、
本気で政権交代を狙いに行っているでしょうからねえ。
55年体制崩壊後に出てきた若手議員なんかだと、そうした思いも強いんじゃないですか?
政権交代の手段としての「何でも政局」という小沢の姿勢に対して、
不満を抱いている民主党の若手議員も多いみたいですしねえ。
だからこそ、次の総選挙で民主党が敗れれば、
彼らが党を割るにしても、党内に留まるにしても、
少なくとも、現状のような「ねじれ」は解消するのではないかと思います。


[8743] Re6:郵政民営化と靖国参拝と解散総選挙返信 削除
2008/10/4 (土) 19:23:30 西郷酒盛

> とは言え、周りに流されない「揺るがない信念」なんてモノを持つ人が多数いると、
> それはそれで、社会が柔軟性を失っちゃいますけどね。


私のイメージしているところでは、政策を「現状」から「理想状態」へ向かう為の手段だとするならば、
「理想状態」に変わりなくとも「現状認識」を怠らなければ、現状認識に応じて政策は変わり得る、
いや変わるべきものであるのが当然だと思います。
(もちろん「理想状態」が変わってもOKです)。
そういう意味では、

> 幕末には「鎖国攘夷」だと叫んでいたのに、明治維新となればそれをあっさり捨て、
> 戦中には「鬼畜米英」だと叫んでいたのに、米軍占領となればそれもあっさり捨てる。


というのはある意味当然だとも言えます。
肝心なのは、そこに「思考的営み」がどれだけあるかだと思います。

> いつまでも鎖国攘夷や鬼畜米英に拘る人が多ければ、明治や戦後の日本躍進は無かったでしょうし。

私自身、鎖国攘夷・鬼畜米英には同意しませんが、それを達成し継続し得る力がある(あった)のならば、
それもありだと思います。
そう意味では、鎖国攘夷からの転向は現実的な選択だったと思いますし、
鬼畜米英はその逆だったんだろうと・・・。

> まあ、バナナがダイエットに良いと聞くと、店頭からバナナが消えるみたいな、
> ここまでの極端さは問題かも知れませんがね(笑)。
> 「あるある大事典」での納豆騒動だって、まだ去年の事ですよ・・・・


同感です^^;

> 私も「大連立」は最悪の選択肢の1つだと考えていますが、
> どうやら一般的には、そうでも無いみたいなんですよねえ・・・・
> http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080910k0000m010054000c.html
> http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080912/stt0809122043010-n1.htm
> 1ヶ月前の世論調査ですが、既に解散風が吹いていた状況でこれですし。
> 毎日:大連立37% 民主連立17% 自公連立14%
> 産経:大連立41% 民主連立30% 自公連立21%


こういうのを見るたびに、私は日本人としては変わっているというか、
思想的マイノリティなんだろうなぁといつも思います。
小泉自民党が圧勝した時も同じことを深く感じました。
小泉さんの言動のどれをとっても有権者・マスコミが彼を持ち上げる心境や論理性が全く理解できませんでした。

> とにかく今は、「安定」を求める国民の声が強いんでしょうけど、
> しかしその安定は、単なる「膠着化」を招くだけだと私は思うんですがねえ・・・・
> 流れのない水は腐るだけですし。


同感、同感です。
そして、その政治的膠着は日本社会の様々な部分が下降線を描くだけだと思います・・・。

> う〜ん、個人的には、政権交代が行われる体制は望むものの、
> 政策が明確に分かれた二大政党というのは、あまり望みませんね。
> 基本保守だけど、中にはリベラルもいる自民。
> 基本リベラルだけど、中には保守もいる民主。
> それくらいの違いで、バランス的にはちょうど良いかと私は思います。


おっしゃる通りだと私も思います。
私が「政策」ではなく「政策指向」と書いたのも従来の保守・かリベラルという概念では
くくれないと思っていますし、また意味がないと考えています。
もともと保守・リベラル概念は日本では曖昧というか、与党と野党ということ以外は意味していなかったと思います。
本来は政策内容・手法が、現状から見て保守=静的、リベラル=動的という位しか意味していないはずですし・・・。
ただ、日本ではリベラル(革新)派というとその先にあるのは共産主義の意味合いを含む場合が多いように感じます。

> 下手に、保守政党とリベラル政党にキッチリ分かれる事で、
> 政権交代の度に政策が大きく左右するのも、ちょっと怖いですからねえ。


政策内容的には、大きく分かれることはありえないのではないかと思います。
共産主義にしても、マルクスが説いたものは、前提として社会構成員(一般大衆)が道徳性を高めていることが1つの必要条件ですから、
現状ではというか、将来的にもありえない選択肢なのはそもそも自明のはずです。
(マルクス流でいえば、資本主義を経ていないソ連でしようとしたことはもちろん、社会変革の手段として暴力(武力)を許容した時点で共産主義ではありませんでした。)

政策の違いといっても、資本主義と共産主義といったような思想的に根本的な差異はなく、
せいぜい、現状を踏まえたうえでそれぞれの分野でどうするかというかなり日常的・具体的なレベルの差異ではないかと思います。

> 4月にあったガソリン暫定税率みたいな騒ぎが、全体的に常態化する可能性もありますし。

あれは議会もマスコミも政治評論か、政策的にはなんの議論も深めないままでしたね・・・。

> 社会党は、60年代を境に「非現実路線」が主流となった上、過半数に満たない候補者数しか立てず、
> 「野党第一党」という地位を維持するだけが目的で、自民党とは談合関係みたいなモノで、
> 新進党が現れるまで実に四半世紀も、国民から「政権交代」の選択肢を奪いましたからねえ。
> その上、せっかく下野した自民党さえ復活させてしまう・・・・


小沢さんがどんな風に社会党をいじめたのかは知りませんが、政権交代の政治的意義をまったく考えていなかったんでしょうね。
それまでも「社会党は自民党と談合政治しているだけで、政権交代なんて少しも考えてないんだろうなぁ」と思っていましたが、
さすがにあの時は、彼等(社会党)は政党存続すらまじめに考えていないんだろうなぁ、と思わざるを得ませんでした。

> それに比べれば、現状は幾分かマシにはなったかと思いますよ。
> 少なくとも現在の民主党は、実力はさておき、
> 本気で政権交代を狙いに行っているでしょうからねえ。


私もこの一点につきます。

> 55年体制崩壊後に出てきた若手議員なんかだと、そうした思いも強いんじゃないですか?
> 政権交代の手段としての「何でも政局」という小沢の姿勢に対して、
> 不満を抱いている民主党の若手議員も多いみたいですしねえ。
> だからこそ、次の総選挙で民主党が敗れれば、
> 彼らが党を割るにしても、党内に留まるにしても、
> 少なくとも、現状のような「ねじれ」は解消するのではないかと思います。


民主党の若手等が党を割る時は、自民党内の肌が合う諸氏と一緒に新党を立ち上げて欲しいものですが、
その可能性は限りなくゼロに近いでしょうね・・・。

また、政局の中でも選挙を睨んだ政局は有りだと私は思います。
結局は、代議制民主主義である限り「選挙」が究極にして決定的な民意であり、国家意思の表明となります。
そういう意味では、政治家が選挙目当てなのは当然と言え、マスコミが「選挙目当て」の政治家言動を批判するのは本来おかしく、批判すべきはその先にいる有権者のはずです。


[8763] Re7:郵政民営化と靖国参拝と解散総選挙返信 削除
2008/10/6 (月) 10:59:05 物秦

> > 私も「大連立」は最悪の選択肢の1つだと考えていますが、
> > どうやら一般的には、そうでも無いみたいなんですよねえ・・・・
> > http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080910k0000m010054000c.html
> > http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080912/stt0809122043010-n1.htm
> > 1ヶ月前の世論調査ですが、既に解散風が吹いていた状況でこれですし。
> > 毎日:大連立37% 民主連立17% 自公連立14%
> > 産経:大連立41% 民主連立30% 自公連立21%

>
> こういうのを見るたびに、私は日本人としては変わっているというか、
> 思想的マイノリティなんだろうなぁといつも思います。
> 小泉自民党が圧勝した時も同じことを深く感じました。
> 小泉さんの言動のどれをとっても有権者・マスコミが彼を持ち上げる心境や論理性が全く理解できませんでした。

あれは一種の扇動・・・
全体的に見れば意味は無いが、派手な部分が多い為に見るものを引きつける。
これが劇場型と言われる選挙方法なのでしょうが、私も馴染めません。

> > とにかく今は、「安定」を求める国民の声が強いんでしょうけど、
> > しかしその安定は、単なる「膠着化」を招くだけだと私は思うんですがねえ・・・・
> > 流れのない水は腐るだけですし。

>
> 同感、同感です。
> そして、その政治的膠着は日本社会の様々な部分が下降線を描くだけだと思います・・・。

見せ掛けでも「安心」なり「安定」を示さないと、人間リスクをとらない物で・・・
分かり易い例がバブルです。
あの無謀とも言える価格上昇は「永遠にあがる筈」と言う根拠は無い「安心」が一因です。
常に冷静に対処してたら絶対に起きる筈の無い物ですので・・・
今の状況は逆に「不安」で消費と言うリスクが抑えられてる一面があるので、
見せ掛けでも「安心」を与えて消さないと、豪い事になるような気がします。
> また、政局の中でも選挙を睨んだ政局は有りだと私は思います。
> 結局は、代議制民主主義である限り「選挙」が究極にして決定的な民意であり、国家意思の表明となります。
> そういう意味では、政治家が選挙目当てなのは当然と言え、マスコミが「選挙目当て」の政治家言動を批判するのは本来おかしく、批判すべきはその先にいる有権者のはずです。

ベストはそうなのですが、問題はマスコミ側があらゆる政策を理解してるか?
と言う一点に尽きるような気がします。
していたら、そちらで売り上げなりを稼げる訳で安易な選挙報道はしないと思われます。

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