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[8835] Re11:米国経済破綻返信 削除
2008/10/11 (土) 16:22:33 徳翁導誉

> うーん。ここで言っても意味はないですが、幾ら出すという法案をまず大々的に出して、
> 細部を後で決めていくとかの方がよかったですかね?

今回の法案は、まさにそんな感じなのでは?
逆に言えば、中身の無いまま「75兆円」なんて額が提示されたら、
反対する人が出てくるのも当然の事であろうかと。

> > そういう意味では、下院でのあの否決は、その「速度」を減ずるマイナス要素ではありますが、
> > かと言って、「国政」とは「経済」の事だけをやれば言い訳ではありません。
> > 市場への「アピール」も重要ではありますが、国民への「アピール」もまた重要です。
> > 特に、アメリカのような自由主義と民主主義を信奉する国家では。

> そこら辺に関しては、政府の努力不足といった感じですかね?
> ああいう団体に工作員を送り込んで、うまく誘導したりできないんでしょうかね?

え〜と、以前からちょっと感じていたんですけど、
「国民あっての国家」以上に、「国家あっての国民」って考え方が強すぎませんか?
まあ勿論、国家観としては、個々にそれぞれあって良いのですけど、
しかしそれは、一般的な考えでもなければ、バランスの取れた考えでもないと思います・・・・
所詮、国家とは「鳥籠」にすぎないんですから。

> もしくは、彼らにも利益になる法案を同時に出して懐柔するとか。
まあ一応、修正案では、預金保護額が「10万ドル」から「25万ドル」に引き上げられましたので、
そう言ったモノが無かった訳ではありません。

> > > では、国が被害を出した問題で、国民が反対したら賠償もしなくていいのですか?
> > う〜ん、「極端な話」と言いますか、「話が飛びすぎ」なんじゃないですかねえ?
> > 独自解釈に、独自解釈を重ねている格好に見えるので。

> うーん。
> 飛びすぎですかねえ。
> そこまで話を飛ばしたつもりはないんですけど、
> 言われてみればまあそうなんですかね。

そもそも今回の事で、最も責任があるのは政府ではなくウォール街です。
そのウォール街が出した損失を穴埋めする税金投入が反対されたからといって、
政府や国民に、責任だの賠償だの言うのは、明らかに話が飛躍しすぎていると思いますが?


> > 今月はじめから1週間アメリカのテキサス州に出張で出かけましたが一般市民にはまだ影響が出てないように見受けられました。
> > あまり話題にもなっていませんでした。
> > 地方だったせいかもしれませんし、これから影響が出るのかもしれませんが…

> 今のところ、金融機関が大火災→ダウ暴落で一般企業に延焼という段階なので、
> 市民のお財布直撃!!って段階じゃありませんからね、時間の問題ですが。
> アメリカ企業の今月の決算が発表になり、それを受けての賃金カットや解雇続出って事態にならないと、
> 市民レベルでは大騒ぎにならないような気がします。

アメリカ企業の代名詞でもあるGMは、既に工場閉鎖やリストラも行いましたね。
ただ、そこまでやっても、GM株は5ドル割れしちゃいましたけど。
それにしても、GMの時価総額が2800億円って・・・・

アメリカを攻撃するテロリストに対し、出資しているアラブの富豪も居るそうですが、
こんな状況なら、米企業を買い叩いてハゲタカやった方が、
テロなんかより、遙かにアメリカに大ダメージを与えられる気も?
と、少し物騒な事を言ってみる。
まあ、それは冗談としても、現状では1500億円もあれば過半数取れちゃいますし、
GMくらい大きな企業であれば、資産売却で1500億円くらいならすぐに元が取れるんじゃ?
まあ、アメリカの恨みを買ってまで、やる所はないでしょうけど。


[8838] Re12:米国経済破綻返信 削除
2008/10/11 (土) 19:05:15 AMS

▼ 徳翁導誉さん

> アメリカ企業の代名詞でもあるGMは、既に工場閉鎖やリストラも行いましたね。
リストラ自体はわりとしょっちゅうやってる印象があるので、
そんなに驚きはしなかったんですが、
> ただ、そこまでやっても、GM株は5ドル割れしちゃいましたけど。
> それにしても、GMの時価総額が2800億円って・・・・

こっちは驚きですね…
ですが調べて見るとGMは6兆円の債務超過だとか…
なんというか、納得の価格です。

> アメリカを攻撃するテロリストに対し、出資しているアラブの富豪も居るそうですが、
> こんな状況なら、米企業を買い叩いてハゲタカやった方が、
> テロなんかより、遙かにアメリカに大ダメージを与えられる気も?
> と、少し物騒な事を言ってみる。

アラブの富豪さん達はある意味道楽で出資してるような感じもするので、
そんな物騒な道楽をしようと思ってる人がいるかもしれませんね。
まあ、思うだけで実行はしないでしょうけど。。。

> まあ、それは冗談としても、現状では1500億円もあれば過半数取れちゃいますし、
> GMくらい大きな企業であれば、資産売却で1500億円くらいならすぐに元が取れるんじゃ?
> まあ、アメリカの恨みを買ってまで、やる所はないでしょうけど。

買収してあの債務を引き受けて元が取れると考えるであろう国は、
中国だけですね。ロシアはそれどころじゃないですし、
欧州はすでに立派な自動車産業ありますから、無理して買ったりはしないでしょう。
ですが部門別の切り売りなら買い手は多いでしょうね。

6兆円の債務込み込みでも、中国のイメージアップと産業技術獲得を考えれば、
可能性はゼロに近いがゼロではない…といったところでしょうか?

中国の技術獲得に対する情熱には、ソースコード開示問題以降「何やらかすのかわからん」という
イメージが抜けてないので、可能性ゼロとは言えなくなってしまいます。
ソースコード開示問題↓
http://news.braina.com/2008/1007/move_20081007_001____.html

まあしかし、日米貿易摩擦のころの日本車破壊デモを思い出してみると、
GMが他国企業に買収されたほうがアメリカ市民は大騒ぎするかも知れないですね。
国家に対するプライド高いですから^^;


[8860] 本当にどうなる?ビッグ3返信 削除
2008/10/13 (月) 15:52:06 徳翁導誉

> > ただ、そこまでやっても、GM株は5ドル割れしちゃいましたけど。
> > それにしても、GMの時価総額が2800億円って・・・・

> こっちは驚きですね…
> ですが調べて見るとGMは6兆円の債務超過だとか…
> なんというか、納得の価格です。

そして、こんな状況で浮上しているのが・・・クライスラーとの合併案!?
「too big to fail (大きすぎて潰せない)」作戦ですか?
しかも、「BIG 3」のGMとクライスラーが合併するという、
「2 BIG to fail」の親父ギャグ付きで(笑)。


> > アメリカを攻撃するテロリストに対し、出資しているアラブの富豪も居るそうですが、
> > こんな状況なら、米企業を買い叩いてハゲタカやった方が、
> > テロなんかより、遙かにアメリカに大ダメージを与えられる気も?
> > と、少し物騒な事を言ってみる。

> アラブの富豪さん達はある意味道楽で出資してるような感じもするので、
> そんな物騒な道楽をしようと思ってる人がいるかもしれませんね。
> まあ、思うだけで実行はしないでしょうけど。。。

まあ、全世界の経済が大混乱に陥れば、
オイルで儲けている自分たちまで、危なくなる可能性もありますしね。


> > まあ、それは冗談としても、現状では1500億円もあれば過半数取れちゃいますし、
> > GMくらい大きな企業であれば、資産売却で1500億円くらいならすぐに元が取れるんじゃ?
> > まあ、アメリカの恨みを買ってまで、やる所はないでしょうけど。

> 買収してあの債務を引き受けて元が取れると考えるであろう国は、
> 中国だけですね。ロシアはそれどころじゃないですし、
> 欧州はすでに立派な自動車産業ありますから、無理して買ったりはしないでしょう。
> ですが部門別の切り売りなら買い手は多いでしょうね。

中国以外では、インドも可能性はあるんじゃないですかねえ?
今年の3月にはインドのタタが、フォードからジャガーやランドローバーを買収してますし、
インドの鉄鋼王ミタルのように、買収に買収を重ねてタタも巨大化を目指すって感じで。
まあ、BIG3を直接買収するような事までは行かなくても、
経営が息詰まってるフォードから、今度は「マツダ」を買収するなんて事も・・・・

「タタ+マツダ」というのも、興味本位としてはちょっと見てみたいものの、
日本企業がインド企業に押さえられるというのは、アメリカ企業から以上の恐怖感も・・・・
ただインドは、人口10億を越える自由主義市場ですし、
英語もできる上、アメリカが夜ならインドは昼と時差もいい感じなので、
そこが、国内の安い労働力を持ち、鉄鋼と自動車まで押さえるとなりますと、
中国に並んで、これからの世界経済プレイヤーの1人になるかも知れません。
って、今回の金融危機で、インド経済界にどれだけの余力があるかは分かりませんが(笑)。
詳しくは知りませんけど、少なくともあまり芳しい話は聞かないですし。


> 中国の技術獲得に対する情熱には、ソースコード開示問題以降「何やらかすのかわからん」という
> イメージが抜けてないので、可能性ゼロとは言えなくなってしまいます。

いや本当、ソースコード開示の件は「何だそれ?」って感じでしたね(笑)。
でもまあ、中国側からの視点で考えれば、
欧米も日本も、中国の巨大マーケットには垂涎な訳で、
それを人質に、少しでも中国が利益を得られればって感じでなんでしょうか?
技術をさらす代償に、市場を独占できるなら・・・と考える企業も出ないとは限りませんし。

とは言え、中国ってたまに、本当に思いつきで政策発表する時がありますからねえ(笑)。
こちらが変に深読みしているだけで、これも意外とそんなケースだったりして・・・・


> まあしかし、日米貿易摩擦のころの日本車破壊デモを思い出してみると、
> GMが他国企業に買収されたほうがアメリカ市民は大騒ぎするかも知れないですね。
> 国家に対するプライド高いですから^^;

まあ自動車産業は、アメリカを象徴する産業ですからねえ。
逆に言えば、ここまで落ちてしまったビッグ3を、アメリカ政府は本当にどうするんでしょ?
ビッグ3をむざむざ潰しては、アメリカのプライドに関わりますし、
かと言って、救済用に資金を突っ込むにしても流石に限度ってものが・・・・
う〜ん、本当にアメリカはどうするんだろう?


[8863] Re:本当にどうなる?ビッグ3返信 削除
2008/10/13 (月) 20:46:44 AMS

▼ 徳翁導誉さん

> そして、こんな状況で浮上しているのが・・・クライスラーとの合併案!?
> 「too big to fail (大きすぎて潰せない)」作戦ですか?

でしょうねぇ。
安直な気もしますが、国内自動車産業を是が非でも守るといったことなら、
しごく妥当な案でしょうね。
> しかも、「BIG 3」のGMとクライスラーが合併するという、
まあ、デトロイト財閥と言ってもいい側面もありますから、
仲間意識みたいなものでも働いてるんでしょうか(笑)。
> 「2 BIG to fail」の親父ギャグ付きで(笑)。
すいません、ネタがよくわからない^^;


> 中国以外では、インドも可能性はあるんじゃないですかねえ?
> 今年の3月にはインドのタタが、フォードからジャガーやランドローバーを買収してますし、
> インドの鉄鋼王ミタルのように、買収に買収を重ねてタタも巨大化を目指すって感じで。
> まあ、BIG3を直接買収するような事までは行かなくても、
> 経営が息詰まってるフォードから、今度は「マツダ」を買収するなんて事も・・・・
>
> 「タタ+マツダ」というのも、興味本位としてはちょっと見てみたいものの、
> 日本企業がインド企業に押さえられるというのは、アメリカ企業から以上の恐怖感も・・・・
> ただインドは、人口10億を越える自由主義市場ですし、
> 英語もできる上、アメリカが夜ならインドは昼と時差もいい感じなので、
> そこが、国内の安い労働力を持ち、鉄鋼と自動車まで押さえるとなりますと、
> 中国に並んで、これからの世界経済プレイヤーの1人になるかも知れません。
> って、今回の金融危機で、インド経済界にどれだけの余力があるかは分かりませんが(笑)。
> 詳しくは知りませんけど、少なくともあまり芳しい話は聞かないですし。

なるほどインドを忘れてましたね。
インドにはスズキが進出してかなり良い成績を収めてるようですから、
インド側としてもマツダとしてもインド進出はいい選択肢として映るのではないでしょうか?

しかしフォードはなるべくならマツダを自社の影響力下に置いておきたい
思惑もあるようで…
後ほど書きますが、売らずに済むようになる気配もでてきましたし。
今回は騒ぐだけでおさまるかもしれません。

> いや本当、ソースコード開示の件は「何だそれ?」って感じでしたね(笑)。
> でもまあ、中国側からの視点で考えれば、
> 欧米も日本も、中国の巨大マーケットには垂涎な訳で、
> それを人質に、少しでも中国が利益を得られればって感じでなんでしょうか?
> 技術をさらす代償に、市場を独占できるなら・・・と考える企業も出ないとは限りませんし。

日本の経団連はNOとしましたが、もちろんいるでしょうね。
それを牽制する意味での経団連の発表でもあったかと思います。
むしろ米欧日よりも今回の金融危機で打撃の多かった
準先進国がこれに応じて中国シェアの大幅拡大を狙うかも知れませんね。
 
> 逆に言えば、ここまで落ちてしまったビッグ3を、アメリカ政府は本当にどうするんでしょ?
> ビッグ3をむざむざ潰しては、アメリカのプライドに関わりますし、
> かと言って、救済用に資金を突っ込むにしても流石に限度ってものが・・・・
> う〜ん、本当にアメリカはどうするんだろう?


欧州のほうから危機脱出の光が見えてきたようなので、
このままやり過ごせちゃうかも?(笑)。

ユーロ圏首脳会議での
「2009年末までの銀行間取引での債務の保証」
「金融機関の損失拡大の要因になっている複雑な証券化商品に対して、時価会計の適用を一時凍結する」
欧州3中央銀の
「金融機関が希望するドル資金を全額供給」

これで欧州は沈静化に向かいそうな気配が出てきましたから。
アメリカもこれに匹敵、あるいは準ずる措置をとれば、
一連の金融危機騒動も沈静化し、ビック3再編も流れていくのでは?


[8879] Re2:本当にどうなる?ビッグ3返信 削除
2008/10/15 (水) 19:33:25 徳翁導誉

> > 「2 BIG to fail」の親父ギャグ付きで(笑)。
> すいません、ネタがよくわからない^^;

「too big (大きすぎて)潰せない」と、
「2 BIG (2社のBIG3を)潰せない」とを掛けただけの話です(笑)。
2社のBIG3とは、合併を検討している「GM」と「クライスラー」で2つなのか、
それとも、合併した「GM&クライスラー」と「フォード」で2つなのかは解りませんが。


> > 中国以外では、インドも可能性はあるんじゃないですかねえ?
> > 今年の3月にはインドのタタが、フォードからジャガーやランドローバーを買収してますし、
> > インドの鉄鋼王ミタルのように、買収に買収を重ねてタタも巨大化を目指すって感じで。
> > まあ、BIG3を直接買収するような事までは行かなくても、
> > 経営が息詰まってるフォードから、今度は「マツダ」を買収するなんて事も・・・・

> なるほどインドを忘れてましたね。
> インドにはスズキが進出してかなり良い成績を収めてるようですから、
> インド側としてもマツダとしてもインド進出はいい選択肢として映るのではないでしょうか?

逆に言うと、「スズキが好評=コンパクト志向」だと考えるなら、
インド市場に限定すれば、タタもビッグ3の大型車は要らないでしょうね・・・・
そうなると、フォード本体よりも、やはりマツダの方が、インド的にはおいしいのかな?

> しかしフォードはなるべくならマツダを自社の影響力下に置いておきたい
> 思惑もあるようで…
> 後ほど書きますが、売らずに済むようになる気配もでてきましたし。
> 今回は騒ぐだけでおさまるかもしれません。

え〜と、それって月曜からの「市場の急反発」の事でしょうか?
それですとまだ、急降下後の急上昇であるので安定感に乏しく、
そうした急激な乱高下は、再反発による降下も生み出しかねませんので、
まだまだ一安心とまでは行かないんじゃないですかねえ。

それにそもそも、あれほどの大企業であるフォードが、
わずか800億円欲しさに、虎の子のマツダ株を手放そうとしたのですから、
フォードの経営状態は、それくらいヤバいのだと思われますし、
そうなると、マツダ株を手放す可能性は、まだまだ高いと思いますよ。

まあ、あとはどう手放すかですよね。
フォードに、まだ多少なりとも余裕があるのならば、
現在マツダ株を33%保有しる以上、20%を手放しても13%は手元に残る訳で、
手放す20%を複数に分割して売る事で、筆頭株主の座は守ると思います。
逆に言えば、33%を全て手放すとなると、それほどフォードは厳しいって事ですよね。
しかも、それをマツダ自体やそのメインバンクに売却するのではなく、
より高値で買ってくれる海外企業とかならば、フォードの現状は本当に・・・・
ですから注目は、「売るか?売らないか?」ではなく、「どう売るか?」になってくるかと。


> > いや本当、ソースコード開示の件は「何だそれ?」って感じでしたね(笑)。
> > でもまあ、中国側からの視点で考えれば、
> > 欧米も日本も、中国の巨大マーケットには垂涎な訳で、
> > それを人質に、少しでも中国が利益を得られればって感じでなんでしょうか?

> むしろ米欧日よりも今回の金融危機で打撃の多かった
> 準先進国がこれに応じて中国シェアの大幅拡大を狙うかも知れませんね。

う〜ん、中国政府の思惑としては、
その準先進国こそが「中国自身」なんじゃないですかねえ?
中国の経済が急成長しているとは言っても、まだまだ外需頼みですし、
「10億人の市場」を自ら押さえる為にも、安定的な経済成長を続ける為にも、
中国政府は、内需主導の方へ持って行きたいんじゃないですかねえ?
で、その為にもソースコード開示で「技術をくれ」と。


> > 逆に言えば、ここまで落ちてしまったビッグ3を、アメリカ政府は本当にどうするんでしょ?
> > ビッグ3をむざむざ潰しては、アメリカのプライドに関わりますし、
> > かと言って、救済用に資金を突っ込むにしても流石に限度ってものが・・・・
> > う〜ん、本当にアメリカはどうするんだろう?

> 欧州のほうから危機脱出の光が見えてきたようなので、
> このままやり過ごせちゃうかも?(笑)。

でもこれって、まだまだ第一波なのであって、
第二波や第三波も、これから有るんじゃないですかねえ?
しかも今回の事は金融危機であり、これが仮に無事通り過ぎたとしても、
ビッグ3が抱える根本的な経営の問題が、それで改善される訳でもないですからねえ。
経営状態の悪化は、金融危機が発生する前から言われてましたし、
そうした負の面を、金融バブルで支えていた面もありましたので・・・・


[8903] Re3:本当にどうなる?ビッグ3返信 削除
2008/10/16 (木) 21:12:57 AMS

>「too big (大きすぎて)潰せない」と、
>「2 BIG (2社のBIG3を)潰せない」とを掛けただけの話です(笑)。

普通にダジャレでしたか^^;なにか意味があるかと思い、深く考えてしまいました。

>そうなると、フォード本体よりも、やはりマツダの方が、インド的にはおいしいのかな?
急成長している発展途上国では貧富の差が広がり、
富裕層は高級品を強く求める傾向がありますから、
その市場にいち早く食い込めるというのはマツダにとって魅力ではないかと思いますね。

>え〜と、それって月曜からの「市場の急反発」の事でしょうか?
「銀行間のドル不足」が緩和していくのが確実になったことです。
これで銀行が融資をしやすくなりましたから、
BIG3などが融資を受けて危機を乗り切れる可能性が強くなったという意味です。

>う〜ん、中国政府の思惑としては、
>その準先進国こそが「中国自身」なんじゃないですかねえ?
>国の経済が急成長しているとは言っても、まだまだ外需頼みですし、
>10億人の市場」を自ら押さえる為にも、安定的な経済成長を続ける為にも、
>国政府は、内需主導の方へ持って行きたいんじゃないですかねえ?

それは言うまでもない事で・・・
私は台湾やベトナムの動きが気になっただけです。

>で、その為にもソースコード開示で「技術をくれ」と。
中国自身は「セキュリティの為」「情報は秘密にする」と言ってるのに
誰も信じてないのがなんとも言えませんね。
ここでも漏洩前提で話しが進んでますね(笑)

>でもこれって、まだまだ第一波なのであって、
>第二波や第三波も、これから有るんじゃないですかねえ?

金融危機自体は「銀行間のドル不足の緩和」によって終息に向かっていると思います。
「どこが潰れるかわからない状況」が危機であって、その状況は過ぎつつありますから。

これからは後始末や後遺症がでてくる世界同時不況という段階だと。
金融危機が第一波、世界同時不況が第二波、といった感じでしょうか?
第三波以降に何が来るかは考えたくないですねぇ…
第三波までいったら相当ろくでもない事になりそうですし…

>ビッグ3が抱える根本的な経営の問題が、それで改善される訳でもないですからねえ。
>経営状態の悪化は、金融危機が発生する前から言われてましたし、

でも、これまでだましだましでやってきましたから(笑)
「金が借りれる」状況になればまた「だましだまし」でやっていくのではないかと。

>そうした負の面を、金融バブルで支えていた面もありましたので・・・・
金融バブルというメッキが綺麗に剥がれましたね…
旧国鉄のように借金まみれになりながらでもしばらくは存続していくような気がしますが、
いづれは終わりが来るんでしょうね。


[8927] Re4:本当にどうなる?ビッグ3返信 削除
2008/10/19 (日) 14:43:20 徳翁導誉

> >「too big (大きすぎて)潰せない」と、
> >「2 BIG (2社のBIG3を)潰せない」とを掛けただけの話です(笑)。

> 普通にダジャレでしたか^^;なにか意味があるかと思い、深く考えてしまいました。

深い意味はないですよ、「親父ギャグ」なんですから(笑)。

> >そうなると、フォード本体よりも、やはりマツダの方が、インド的にはおいしいのかな?
> 急成長している発展途上国では貧富の差が広がり、
> 富裕層は高級品を強く求める傾向がありますから、
> その市場にいち早く食い込めるというのはマツダにとって魅力ではないかと思いますね。

う〜ん、そうした高級車市場は、
タタが買収したジャガーやランドローバーが担うのでは?

それに今回の場合、マツダが自発的にインドへ進出するのではなく、
インド企業に買収される可能性もあるって話なので・・・・
まあ、マツダくらいになると大丈夫かも知れませんけど、
2年前にも、日本の太陽電池メーカーが中国企業に買収され、
技術だけ持って行かれて、日本の労働者は切り捨てとかもありましたからねえ。

> > え〜と、それって月曜からの「市場の急反発」の事でしょうか?
> 「銀行間のドル不足」が緩和していくのが確実になったことです。
> これで銀行が融資をしやすくなりましたから、
> BIG3などが融資を受けて危機を乗り切れる可能性が強くなったという意味です。

でも銀行は、こうした危機下ではなかなか貸し出さないでしょうし、
その上、ビッグ3は融資するにしても「too big」ですからねえ。
それに、幾ら大金を投じても、作った車が売れなければ意味無いわけで、
立て直すにしても、相当大変だと思いますよ。

確かにビッグ3は今までも、のらりくらりと何とかやってきましてけれど、
今回は、世界経済やアメリカ経済の状況が状況ですからねえ。
石油高騰やエコ志向などにより、燃費の悪い車は敬遠されつつありますし、
アメリカ人も、住宅価値の右上がり分で自動車ローンを組んでた上、
GMなどはその自動車や住宅のローンで儲けを出して、本業の穴埋めをしていたのが、
しかし今度は、それ自体が逆に足を引っ張る方に回ると・・・・
銀行とかよりも、アメリカ政府が救済支援を行わないと、どうしようもない気も?

> >う〜ん、中国政府の思惑としては、
> >その準先進国こそが「中国自身」なんじゃないですかねえ?
> >国の経済が急成長しているとは言っても、まだまだ外需頼みですし、
> >10億人の市場」を自ら押さえる為にも、安定的な経済成長を続ける為にも、
> >国政府は、内需主導の方へ持って行きたいんじゃないですかねえ?

> それは言うまでもない事で・・・
> 私は台湾やベトナムの動きが気になっただけです。

これからの中台関係は、何やら興味深いモノがありますよね。
台湾も、中国へ進出すればするほど、中国に取り込まれるジレンマを抱えるでしょうし。
一方、ベトナムの方なんですが、中国企業のベトナム進出はよく聞くものの、
その逆って、あまり聞かないのですが・・・・
そもそもベトナムって、「準先進国」に入るのでしょうか?

> >そうした負の面を、金融バブルで支えていた面もありましたので・・・・
> 金融バブルというメッキが綺麗に剥がれましたね…
> 旧国鉄のように借金まみれになりながらでもしばらくは存続していくような気がしますが、
> いづれは終わりが来るんでしょうね。

以前のイギリスみたいに、アメリカも自動車産業を国営化したりとか・・・・
でも、アメリカの国風から言って、そこまでやらないかな?

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