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[9008] キューバ危機版?現代版?返信 削除
2008/10/26 (日) 18:26:14 徳翁導誉

こちら↓が長くなってきたので、新スレッド。
http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/kjb/kjb.cgi?tree=r8915


> > もしくは、「現代版2回→キューバ危機版1回→・・・」って感じか?
> > もちろん、キューバ危機版にはターン数制限を設けて。
> > 1962年10月スタートですから、1966年いっぱいまでと区切れば、大体50ターン強ですか。
> > そうなると現代版も、終了確率の開始年を10ターン分ほど後ろへ動かす方が良いのかな?
> > 現在の仕様ですと、確率的に言えば45ターン前後で終わる設定になってますので。

> 賛成です。
> 現代2回→危機1回であれば45ターン前後と50ターン強でバランスもいいと思いますので
> 現在の設定でいいんじゃないかと思います。

言われてみれば、そうかも知れないですね。
現代版のターン数を現状維持とすれば、現代版は短いので2回。
逆にキューバ危機版は長めなので1回とすれば、
「現代版2回→危機版1回→」でバランスが取れると。
まあ、「キューバ危機版=長め」と言う事でしたら、
終了年を1年延ばすくらいの方が、バランス的にも良いかも知れませんけど。
もし、この順番で行くとすれば、次回はキューバ危機版になりますね。


> > > いや、誰も「最高の支持率=世界の盟主」とは言ってませんけど?
> > でも、現代版のログインのしたらへんに

>「ノルウェーが世界の盟主となりました」と書いてあったので

ああ、なるほど。
すみません、それはキューバ危機版の残骸みたいなモノですね(笑)。
キューバ危機版ですと、勝者はアメリカorソ連になるので。

> ヒンズーから肉が・・・でも、魚をバリバリ食ってたりしますからね。
> 肉ダメなら魚肉もどうかと思うんですけどね・・・

仏教がですね(ヒンズーでは魚もダメなはず)。
魚だけでなく鳥なども大丈夫なのは、
輪廻転生の概念と関係があると言われてますね。
生まれ変わりの最下層が「畜生」なので、流石にそれは食えないと。
しかし、ウサギは「鳥」みたいなのでOKで、イノシシは「山鯨」なのでOKとか、
屁理屈立てては、肉を食べていますけどね(笑)。
まあこれは、日本だけの話ではなく、
その昔、欧州の修道士が魚以外の肉食を禁じられていた時代に、
「ビーバーはヒレ状の尾があるから魚」と言って、食い尽くしたなんて説もあります(笑)。

> 大河ドラマとかだと肉食ってたりしますよね。
う〜ん、大河ではそう言った描写はあまりないんじゃないですかねえ?
強いて言えば、徳川慶喜でしょうか。
「豚一様(ぶたいちさま)」と呼ばれるくらい、豚を好物としていた人なので。
水戸光圀から始まり、水戸藩は結構、肉食の風習があったのかも?
慶喜の父である「烈公」こと徳川斉昭も、牛肉好きだったそうですし。
井伊直弼との対立も、斉昭の大好物であった近江牛の味噌漬けを、
「農業に役立つ牛を食べては為らぬ」と、直弼が製造を禁止し、
それに斉昭が激怒したのが遠因だという俗説もあるくらいですので(笑)。

> > まあ全体的には、肉を食う人口は少なかったでしょうけど、
> > それは戒律の問題よりも、単に貧しくて口に出来なかっただけです。
> > そしてそれは、明治になって変わったのではなく、戦後になって変わりました。
> > よく言われる「明治になって、日本も肉食をするようになった」というのは、
> > 労働力である牛馬も口にするようになったという意味では、間違えではないものの、
> > 一般的にイメージされているモノとは、大きく異なるのが実際の所ですね。

> 水のみ百姓が肉を食うなんて想像できません。
> 明治から食べ始めたと聞いて頷けました。

え〜と・・・もう一度、読み直してみて下さい。
確かに百姓は、ほとんど肉を食べる機会なんてなかったでしょうけれど、
別に、明治になって食べ始めた訳でもありませんよ。

> > 日本は1人当たり年間45kgほどの肉類を消費しています。
> > そして、仏教国として知られるタイやベトナムなどですと年間30kgほどです。
> > 確かにタイやベトナムは、日本に比べれば消費量が少ないものの、
> > これは単純に、生活レベルの差と見なせる違いであろうかと。
> > ちなみに、ヒンズー教国のインドでは年間5kgほどですね。
> > こまで来ると、生活レベルの差以上に、宗教によるモノだと言えると思います。
> > とは言え、近年はインドでも経済発展に伴い、肉の消費量は増えているそうですが。
> > ついでに書いておくと、EU諸国は平均して年間90kgほど、アメリカは年間120kgほどですね。

> EUや米は先進国だから消費が凄いのではなくて、キリスト教だからなんですね。

いや、別にそんな事は一言も・・・・
書いてある内容としては、仏教国では、肉の消費に宗教の影響はほとんどなく、
一方のヒンズー教国では、宗教の影響で肉の消費が少ないと言うことです。
別にキリスト教に「肉をいっぱい食え」なんて教義はないですしね(笑)。

> 食生活が宗教と直結しているんですね。
これは意外と、そう言った面もあるかと。
イスラム教で豚肉を食べる事が禁じられているのも、
熱い中東では、豚肉は食中毒を起こし易かったからという説もありますしね。
教義というのは結構、生きる為の知恵がまとめられたモノという側面もあります。

> でも、欧米とアジアの平均身長は違うわけではないですか
> その点からも摂取量の違いがあるのでは?

まあ、全く関係ないとは言いませんけど、結局は「食文化」の違いかと。
例えばアメリカなんて、移民国家なのでいろんな人種がいますし、
アメリカ人と同じくらい肉を食べるフランス人は、体格的には日本人とあまり違いません。
って、一概にフランス人とは言っても、あそこも移民が多い国なので、
それこそ人それぞれで、平均の話はあまり意味ないかも知れませんが。

> > あと最後に、「貧欲」ってなんですか?
> こう聞かれると冷や汗が・・・
> 仏教とは無欲が基本ですが

そもそも、「仏教とは無欲が基本」というのが違うのでは?
日本では誤解されがちですが、仏教とは本来、「無欲」ではなく「少欲」の教えです。
まあ日本であれば、無欲を説く宗派や僧侶も居るかも知れませんが、
例に挙げられたミャンマーでは、まずそうした事はないかと思います。
日本の「中国経由の大乗仏教」と違い、ミャンマーは「インド直輸入の上座部仏教」ですし。

> 微妙な信者なんかは文字通り、貧しい欲をもったりしてたかと。
> 多分・・・間違えじゃないと思うんですが・・・

仏教用語なら、似たような漢字で「貪欲(どんよく)」がありますけど、
意味合いの方は、大きく違いますしねえ。
私も今まで聞いた事がない単語ですし、手持ちの辞書やネットで調べても出てこないんですが、
その単語って、何処からの出典で得たモノなのでしょうか?
そもそも、ここで使われている「微妙」や「貧しい」は、ポジティブな意味合いの言葉なんですか?
それとも、ネガティブな意味合いなんですか?


> 現代版としては、核の平和利用効果が幾らかあればと思いました。
> 現実問題、北やイランなどもエネルギー確保を掲げて核開発しちょるわけですし。

う〜ん、普通のニュースとかですと、
理論部分の説明をあまり行わないので、解り辛いかとは思うんですが、
原爆技術と原発技術って、実は結構違うモノなんですよ。
まあ簡単に言ってしまえば、原爆技術とは「確実に爆発させる為の技術」であり、
逆に原発技術とは「絶対に爆発させない為の技術」ですからねえ。
例えば日本など、それこそ世界でも最高クラスの原発技術を持っていますが、
しかし原爆技術は持ち合わせていないので、すぐに原爆は作れません。

そう言えば今日丁度、NHKで原発関連の番組↓がありますね(内容は知りませんが)。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/081026.html
って、明日の第2回↓の方が、興味ある人も多いのかな?(笑)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/081027.html

> 先進国が、原発やその他諸々の手法で化石燃料の消費を抑えることを考慮すれば、
> 先進度と絡めても(一定値までは先進度上昇に伴って消費が増え、それ以上は減少に転じるなど)も、
> 追加されれば、先進度や核技術の上昇に明確なプラスがあることとなり、面白いやもしれないと思いました。

原発と言っても、無から発電している訳ではないですからねえ。
石油や石炭を燃やす代わりに、ウランやプルトニウムを燃やしている訳で、
そうした核燃料も当然、石油などの化石燃料と同じく資源であり、日本は海外から輸入しています。
結局、「石油」に加えて「ウラン」という項目も増えるので、より煩雑になるだけのような気がします。
だからこそ、そうした部分は切り捨ててある訳ですね。
もう少し言うと、「北やイランなどもエネルギー確保を掲げて核開発」というのも、
原発技術が原爆技術に直結すると言うのではなく(もちろん関連分野はありますが)、
核兵器の原料としてのプルトニウムを、原発から得る為のモノなんです。
ついでなんで、簡単にですがちょっと説明してみましょうかねえ。

まず原爆には、広島に落とされたウラン型と、長崎に落とされたプルトニウム型とがあります。
太平洋戦争時には、2発とも飛行機より落とされましたが、今ではミサイルです。
ミサイルは重さや大きさに制限がある為、核弾頭は小型軽量化が必要となり、
それが出来るのはプルトニウム型となります。
ですので、原爆開発に必要なのは一般的に「プルトニウム」となる訳ですね。
一方、原発には通常「ウラン」が用いられます。
現在プルトニウムでも発電やってるのは、日本とフランスだけだったかな?
とにかく、一般的に原発ではウランを使うんですが、
使用後の燃えカスとして「プルトニウム」が出てくるんですよ。
ここでようやく、原発と原爆が繋がるんですが、しかし目的は「原料獲得」なんです。
もう少し詳しく説明すると、原発の「軽水炉」と「重水炉」の違いとかもあるんですが、
元々が脱線話なので、今回はここら辺でやめておきます。


> あと、ww2系でおなじみの国債の要素を入れても面白いかもしれません。
> 今度はバイヤーだけでなく国家同士でも債権の持ち合いができるようにして、
> GDPが拡大していれば利息が入るとか?

これは一応、導入を考えてみた事もあったのですが、
自国が借金してまで他国に支援するプレイヤーが出てくる危険性があり、導入を見送りました。


[9009] Re:キューバ危機版?現代版?返信 削除
2008/10/26 (日) 18:28:07 東トルキスタン

> 今度は一気に、キューバ危機の方が増えましたね。
まあ、上で賛意を示していた方もいらっしゃるので・・・・

> これだと提案のように、「交互」にやった方が良さそうですかねえ?
> もしくは、「現代版2回→キューバ危機版1回→・・・」って感じか?
> もちろん、キューバ危機版にはターン数制限を設けて。
> 1962年10月スタートですから、1966年いっぱいまでと区切れば、大体50ターン強ですか。
> そうなると現代版も、終了確率の開始年を10ターン分ほど後ろへ動かす方が良いのかな?
> 現在の仕様ですと、確率的に言えば45ターン前後で終わる設定になってますので。

もし、継続するなら現代版2回→キューバ危機版1回のローテが良さそうですね。
キューバ危機版に触れてない方も意外といらっしゃいますし、とりあえず
次回はキューバ危機、その次は現代版ということで確定させてはどうでしょう?
まだ現代版の記憶が浅いので改正できるところは今、論議しつくした方が良いですけど。

> > 超大国プレイが悲惨な事になってしまう可能性もありますし、
> > こればかりは腕にも水準が求められるでしょうし。

> 冷戦時代の超大国ともなると、プレイヤーも大変ですからねえ。
> もしキューバ危機版でやるなら、米ソ中の3ヶ国くらいは、
> 事前にここでプレイヤーを決める必要もあるかも?

それが良いです。中国はどちらでも良さそうな気もしますが。。。

> > リージョナリズムやブロック経済によって
> > 世界経済を支配するというのも勝ちとしてありだと思いますし、

> そうした事は現在の仕様でも、ある程度の効果はあると思いますが?
> ブロック化されて輸出入が停止しますと、国家運営上も厳しいですし。
> それに、「○○の項目でトップを目指す」とかは、
> 個々人が目標として掲げれば、それで十分な気もします。

うーん、そうですか。ブロック体制も世界経済のほとんどを占めれば、それは
世界経済と言っても良いかと思いました。せっかく盟主制度があるのですし。
実感では大国は政争に取られて、今回のノルウェーさんの勝利にも
半分は有効な対策を取っていないような・・・、軍事力で阻止されることも
ありませんでしたので。なので大国は支持率での競争に向いていないのではないかと。
こればっかりは次回を見なければわかりませんが。
あと、指導者略伝を書いてみました。宜しければお使い下さい。

Adolfo Lopez Mateos
メキシコ合衆国大統領(1958年 - 1964年)
頻発していた労働運動を硬軟合わせた対応によって沈静化させる。政策は「カルデナス以来の
社会主義政権」と言われ、企業家から反発を受けるも、一般国民の支持は厚かった。
西側・第三世界・キューバと活発な外交を行い対外債務問題を好転させ、五輪とワールドカップの
誘致を成し遂げた。また、中南米非核化を目的としたトラテロルコ条約を推進した。

Hamani Diori
ニジェール共和国初代大統領(1960年 - 1974年)
戦後から親フランス派のニジェール進歩党を設立し、国民投票により自治共和国首相に就任。
60年に完全独立を果たし、初代大統領に選ばれた。対外的にはアフリカの仲裁者として名を挙げるが、
内政には関心を示さず、旱魃や政治腐敗に手を打たなかった。1974年にサヘルの旱魃が起こり、国内に
不満が醸成され、軍部のクーデタを誘発し、失脚。政権下では100万人が飢餓で亡くなったという。

Abubakar Tafawa Balewa
ナイジェリア連邦首相(1959年 - 1966年)
北部のハウサ族を基盤とする「北部人民会議(NPC)」の下、1959年の連邦選挙で首相に就任。
64年の連邦選挙では西部州の暴動に軍隊を派遣するが、治安の回復に失敗する。
北部・東部・西部の地域間対立が激化していく中で、北部の面積と人口を頼みに
「北部化政策」を推進した。66年1月15日、軍の一部が起こしたクーデター未遂により落命する。

Joseph Kasa-Vubu
コンゴ民主共和国初代大統領(1960年 - 1965年)
親ソ・民族主義に急進化したルムンバ首相を解任しようとするも、解任を応酬され政治危機を引き起こす。
事態を打破するために動いた、モブツ参謀総長のクーデターと合流した。ルムンバ暗殺の後、カタンガ州を
除いた国内諸派をまとめ上げることに成功し、国連軍と協力してカタンガを制圧。旧ルムンバ派共産ゲリラには、
前カタンガ大統領のチョンベを首相に据えて成果を上げ、65年モブツのクーデターで退任する。

Hendrik Frensch Verwoerd
南アフリカ共和国初代首相(1958年 - 1966年)
南アフリカ連邦から数えて第7代首相である。ホームランド構想を推し進めるも、
英首相の「変革の風」演説やシャープヴィル事件によって国内外の批判を浴びる。
60年には国民投票を実施して共和制に移行すると共に、アフリカ諸国の発言力が
高まったイギリス連邦から脱退。66年9月に議会内で暗殺される。

Philibert Tsiranana
マダガスカル共和国初代大統領(1959年 - 1972年)
1957年に社会民主党を組織し、フランス議会に議員として当選を果たす。59年には大統領に選ばれる。
親フランスを進める一方で西側とも経済関係を深め、1967年には南アと航空協定を結び接近する。
しかし、失業率とインフレをカバーすることができず、長年の鬱憤からもナショナリズムが高揚。
ラマナンツォア少将率いる軍部がクーデターを起こし、失脚する。


[9019] Re2:キューバ危機版?現代版?返信 削除
2008/10/27 (月) 19:32:25 御神楽

▼ 東トルキスタンさん
> あと、指導者略伝を書いてみました。宜しければお使い下さい。
懐かしいなぁ、また書こうかなぁw
お暇があるなら分担して書いていきませんか?


[9034] Re3:キューバ危機版?現代版?返信 削除
2008/10/29 (水) 22:04:41 東トルキスタン

▼ 御神楽さん
> > あと、指導者略伝を書いてみました。宜しければお使い下さい。
> 懐かしいなぁ、また書こうかなぁw
> お暇があるなら分担して書いていきませんか?

お声を掛けて頂いて光栄です。アフリカは少し知っているのですが、
中南米とか欧州はちょっと分からないですね。中東なら少し書けるかもしれませんが。
とりあえず、チュニジア・アルジェリア・チャド・コートディボワール以外は
書いていこうと思います。ルーマニアはこんな感じで良いですかねえ?

デジ
社会主義ルーマニアの初代指導者。スターリン時代は国内派でありながらソ連に
忠実な態度をとったが、 同僚のヴァシル・ルカ、アナ・パウケルらモスクワ派共産主義者の
追放後ソ連から距離を置く独自路線に踏み出し、 ルーマニアの脱衛星国化を実現する。


[9042] Re4:キューバ危機版?現代版?返信 削除
2008/10/30 (木) 20:42:31 御神楽

▼ 東トルキスタンさん
> お声を掛けて頂いて光栄です。アフリカは少し知っているのですが、
こちらこお願いします。
苦手との事ですが、欧州は比較的得意ですので、欧州から埋めていこうかと思います。
南米はちょっと勉強しないとわかりませんね‥‥(汗

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