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[11211] 来月から同時間で「名将の采配」返信 削除
2009/5/20 (水) 20:05:04 徳翁導誉

> > 本日放送ですね。
> > 私も少し楽しみです。

> 視聴しました。まずまずでしたねー。最後の決闘はあんなに尺を取らなくても
> 良かったように感じました。

まあ、密着ドキュメンタリー風の「ドラマ」ですからねえ。
個人の好みはそれぞれ有るでしょうけれど、
やはり、ドラマとして見せるのも必要なんだろうなあ、とは思います。

> 宴席で大膳の横に侍らせていたのは小姓かと思いましたが、
> 女性もいたような・・・。あの頃ですと白拍子でしょうか?

首を白く塗っていたのは女で、髪型がおかっぱのは男ですね。
で、女の方は白拍子かと言われれば、多分ただの遊女だと思いますね。
先週の放送なので、あまりよく覚えてないんですけど、
白拍子であれば、もっとキチンとした装束を着ていると思うので。
現代風に言えば、白拍子は芸者で、遊女はキャバ嬢?(笑)
まあ、白拍子も広義では遊女に含まれるんですけどね。

> 明日は「出女」で江戸期の女性の関所越え(伊勢参りのようですが)がテーマのようです。
と言う事で、最終回である「関所越え」も放送し、
今回の放送は終了してしまいましたね。
好評だったので、恐らく続編はあるでしょうけど、
それがあるか否かも、全ては視聴者の反応次第という枠なので、
念の為に、メールを送ってみた方が良いのかなあ?(多分送らないけど)

ちなみに来月からの同じ時間では、「名将の采配」が放送されるそうです。
火曜深夜のこの時間帯は、歴史企画系の番組が続いていくのかなあ?
そうだったら、歴史好きとしては嬉しいなあ。
ちなみに、この「名将の采配」は、単発企画での放送時に見た時、
韓信の「井けい口の戦い(背水の陣)」をやってましたね。
その時のシチュエーションをゲストに解説し、
ゲストが作戦をいろいろ考えた後、正解として史実の結果を見る番組で、
企画としては興味深かったものの、放送の方は正直イマイチでしたが、
まあ恐らく見るでしょうね(どの戦争を選ぶかも興味ありますし)。

> 戦国初期の地方豪族などは二つの大名の間を渡り歩くようにしていましたよね。
> 陸奥の大内定綱などは田村・伊達・芦名と巧みに変えながら生き抜いていましたし。
> 戦国も初期を過ぎてから分国法などが制定されて、豪族や家臣団への統制が強化され、
> 主君は一つというのが基本になったのではないかと・・・。

んん?主君を変えるという話だったんですか?
そう言うのは、戦乱の時代が終わるまで続くのでは?
それは、時代や洋の東西を問わず、ある程度は同じだと思いますよ。

> 傭兵というのは古来よりいましたねー。お抱えや譜代直臣のような儒教的な
> 概念に裏打ちされた、近世まで続く主従関係の源流が作られたのが、この戦国時代だったのでは
> ないのかなと思いまして。逆に傭兵的な存在は織豊政権による天下統一事業の過程で整理、
> 粛清されていきましたからね。(天正伊賀の乱とか秀吉による紀伊平定など)
> そういう意味で転換点だったのではないかなと思います。
> 朱子学自体は鎌倉期には導入されて、禅僧などが研究していたようですが、
> 武士に広まるのはタイムラグがあるんですよねえ。

「御恩と奉公」のような封建的主従関係の基本はは、
既に鎌倉の時代からあると思いますが、
君主を変える話や戦国が転換点という話などから察するに、
「二君に仕えず」と言った、より観念的な主従関係についての話なのでしょうかね?
まあ、刀狩りだ、身分制の固定だ、朱子学の官学化だと、
歴史を1つの流れとして辿れば、そう流れるべくして流れたようにも見えますが、
やはり、全ては200年以上に及ぶ泰平の世が為せるモノであったかと。
人間なんてものは、思想やシステムで動くのではなく、結局は利益で動きますからねえ。
永久に続くかのような泰平の世にあっては、それが単に都合が良かったというだけで、
もし仮に、江戸幕府が数十年で崩れていたら、
室町や戦国の時代と変わらない状態になってたと思いますしね。

> > テレビ朝日の深夜枠なんて、「ゴールデン進出=都落ち」って言われてますしね(笑)。
> > 当たり前過ぎますが、深夜枠とゴールデンとでは、あまりに客層が違いますからねえ。
> > 生き残っている番組も、完全に番組の中身が変わってますし。

> 深夜から上げる際に、番組をここまで変えてしまうのは民放だから、なのですかねえ。

と言いますか、時間帯(客層)の違いを考えれば、
深夜のまま行っても、うまく行くはずないですからねえ(ヌルい番組なら別ですが)。
また、「深夜時のままで」と突っ走った番組は、だいたい数ヶ月の命で終わってます(笑)。

> 「ヘキサゴン」は話題作りに成功して有名にはなりましたけど、深夜時代との落差が激しいですね。
> フジの深夜枠と言いますと、CGIゲームになった「征服王」が思い浮かぶのでしょうか。

征服王がやっていた時代は、他にもいろいろ有りましたけどね。
まあ時代がバブル期で、深夜番組ですら制作費が溢れていた時だからこそ、
そんな実験というか、遊びのような企画も、バンバン通ったんでしょうけど。
そう言えば、伊集院光が西武球場を貸し切り、
バックスクリーンでファミスタ対決をやるなんて企画(それもラジオで)も通ってた時代ですね(笑)。

> 僕は世代的にトリビアの泉ですね。
トリビアは、深夜帯の頃の方が面白かったですよね。
ゴールデンに移った後は、「バカな企画をやってみる」番組になってましたし。
まあ、あれはあれで、「日本刀vsマシンガン」とか、面白い回もあって良かったのですが。

> BSですか。普及率は今いちですよねえ。
いや、普及率だけなら高いはずですよ。
地デジ対応テレビなら、あとは従来のBSアンテナさえ有れば見られるので。
ただ問題なのは、普及率よりも認知度でしょうね。
自分の家のテレビでも、BSデジタル放送が見られる事を知らない人も多そうですし、
知っていても、わざわざ見ようと思う人が少ないですからねえ。
「何か番組やってないかなあ?」とテレビのリモコンを弄る時でも、
BSの方まで弄って番組探しをしてみる人って、ほとんど居ないのではないかと?
私も民放のBSって、スポーツ中継しか見てませんし。

> デジタル放送に完全移行したらどのような番組構成になるでしょうか・・・。
> 個人的には関東ローカルながら、テレビ東京に期待を寄せています。

テレビ局側から、デジタル放送への移行を求めていた訳ではないので、
(それどころか、移行費用に金が掛かるので嫌がってましたし)
デジタルの利点をまともに活かしている民放は、皆無じゃないですかねえ?
今回の金融危機の影響で、各局軒並み営業成績を落としている現状では、
それが改善されていく事も、まず無いでしょうし、
マルチ編成機能なんて、NHK(主に教育)がちょっと使ってるくらいで、
既存の民放局が、無駄にチャンネル数やBSを抑えるくらいなら、
もっと新規参入させれば良いのに・・・と思うんですけどね。
閉鎖的で、独占的な日本のマスコミ界を変革する為にも。

> > ああ、なるほど、そう言う事ですか。
> > その点に関しては、第1回が最も酷かったので・・・・
> > 第3回以降の「従軍医僧」「大名飛脚」「落ち武者」は、かなり良かったですよ。
> > まあその辺は、第1回で手探りだったからという事かも?
> > って、前回の「明治の武士」も個人的に微妙でしたが(笑)。

> カメラワークをもう少し凝ったものにして環境も大河ドラマ調にすれば
> 雰囲気で補えるのかもしれませんが、そうなると当時の情景からは離れてしまうでしょうねぇ。
> 闘茶はまあまあでしたが・・・。

もしもニコニコ動画に登録されているなら、
「飛脚」だけは上がってますね。

> ところで、現世の人間がタイムスリップで過去に遡ったとして、
> どの時代までが言葉による意思疎通が可能か、というのをご存知ですか?

意志疎通が可能というのを、どの辺に定義するかで大きく変わるかと。
例えば平安時代の古典でも、正確に内容を把握は出来なくても何となく意味は解りますし、
完璧を求めるのであれば、戦前の人と通じるかどうかも解らない・・・・
現代でさえ、世代間や地域間の差により、意志疎通が出来ない事もなくはないですし。

> うろ覚えですが、室町期らしいですよ。タイムスクープは近世前後に対象を絞っているので
> ひょっとするとそういうことまで再現しようとしているのかな、と思ってしまいましたw

いや、単純に、視聴者の関心度と、制作費の問題かと。
視聴者の関心に関しては、別のスレッドに書いたのですが、
出版物の売れ筋から、時代の人気を測ると、
「戦国>>太平洋戦争>幕末維新>>忠臣蔵(江戸)>源平(鎌倉)>>その他」って感じらしいです。
また、制作費の方では、ただでさえ「お試し枠」での放送な上、
衣装や小道具を新たに作るにも、結構金が掛かりますからねえ。
大河ドラマで同じような時代が多く扱われるのも、その時代が人気だというだけでなく、
衣装や小道具を使い回せるからと言う利点があるからだそうです。
逆に、NHKが飛鳥時代のドラマ制作に挑戦した時、衣装も小道具も当然新調であった為、
当初予定していた予算を大きく越えてしまい、責任者が地方へ飛ばされたなんて話も(笑)。

> どうもです。日本におけるインターネット利用者は飽和状態なのでしょうかね。
総務省が今年発表したデータによると、
日本のインターネット利用者数は、9000万人を越えてますからねえ。
実に、日本人の4人に3人が利用しているともなると、
飽和状態と言っても差し支えないかも知れませんね。
ここ10年の間でも、ネット内の雰囲気は随分変わりましたし。
まあ、好きな人たちが金を掛け、主に文字情報でやり取りしていた時代から、
誰でも気軽に常時接続し、動画がバンバン飛び交う時代になりましたので、
もしもそれで変わらなければ、そっちの方がおかしいという話ですけども(笑)。


> あまり詳しくはないんで知らないんですが、
> 飛び加藤(実在するのかは知りませんが)はざっと逸話を見る限り個人だと、
> 私はずっと思っていたんですが違うんでしょうか?

逸話や講談などで語られる「飛び加藤」や「果心居士」などは、
確かに個人で行動した事になってますけど、
そもそも、彼ら自体が実在の人物かどうかも判らないですし、
もしも実在していたとして、そんな伝説の通りだったかと言えば・・・・
あの辺は個人的に、多分に脚色された「ものがたり」だと認識してまうので。

まあ、仮に実在し、本当に個人で活動していたとしても、
実際に活動するとなれば、それをサポートする名も無き下っ端は居たでしょうし、
それもなく、たった1人で活動していたとしたら、
一体どんな活動をしていたのか?という疑問も湧いてきます。
1人では、忍者の主要活動の「情報活動」は不可能でしょうし・・・暗殺くらい?
でも、そんな小説みたいな暗殺が本当にあったかと言われれば・・・・

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