▽ 2009/6/7 (日) 11:26:29 ▽ ボーフォルド |
| ▼ 現ビルマさん
> ・地方行政の話
> 県と市に対する影響云々勉強になりました
> 何処が何に強いというのは、実生活との関連が見えにくいので
> おろそかにしがちなので助かります
>
> >でも、まぁ県という単位、偶々現行制度が長くやっているだけで
> >明治には割と頻繁に組み替えをやってるんですよね。
> >難しく考えずにトライアンドエラーでいいような気もします。
>
> これはどうなんですかね
> 同じ制度が長く続くことによって、一部は機能不全を起す、というのはわかりますし
> より良いシステムの模索というのもわかりますが
> 制度を大幅に変えれば、一時的にも仕事は滞りますし、当然莫大な金が掛かります
> このままのモデルでは十年以内に破綻するか、よっぽど良い仮想モデルができるまでは
> 監査なども含め小規模のモデルチェンジで十分ではないかと思います
> コストとリスクをリターンが上回ってはじめて動いて欲しいかな、と。はい、すみません、ガチガチの保守派です
まぁ、そこいらをどう考えるかは政治哲学の問題ですね。
私も別に無理してやるもんではないと思います。
ただ現行の予算と権限の不均衡が大きい市町村制度がベストとも思いませんが。
> ・金融政策
防衛費総額が4.5〜5兆円ですから、単発の政策で2兆円って、大きいと思いません?
これで医療費削減を十年先延ばしにできる額です。
日本には批判材料としての地域振興券のデータもあるわけですし、
国民の注目も高い、これが政治の焦点にならなかったらそれこそ怠慢ですよ。
他の案件で審議を止めてたら、それはそれで
「たった数億のために十兆の金を止めるとは何事だ」って批判をうけたと思いますけどねぇ。
無論それもポジショントークとしてはアリですが、
それは自分の支持政党を大声で叫ぶ行為でしかないですね。
> ・問意質問書
期限の切り方と回答作成のために必要な判子が多くなる現状は
多分に問題があると思います。が、「調べろ」って言ってみないと
それがどれほどのものなのかさえ解らなかったんだから仕方が無い面はあります。
んで、居酒屋タクシーの御指摘の総額については一人で200万貰った豪の方もおられるようですけど?
http://news.shikoku-np.co.jp/national/detailed_report/200806/20080625000584.htm
現金のキックバックだと共謀すれば交通費と偽って公金の横領がまかり通るんですよ。
それにこの問題の本体は、省庁が何十億もタクシーチケットを購入して贅沢に使いまくっていた点であり、
なぜそんなに皆タクシーを使いたがるかを突っ込んでいたら偶々これが目に付いたに過ぎません。
・菅の動きについて
ああやっていることで内外の専門家が批判を漏らしやすいようにアピールする事も大切です。
それに国民の代表として行っておる以上、
素人たる政治家に納得できるように説明できないのでは困るわけです。
しかも今回の場合は同じく素人である与党政治家が中心になっての混乱拡大なので
現場の声を聞きに行ったカンは鋭かったと思います。
いや、水際防止を派手にやって国内検疫全くやってないとは流石に思わないですよ、普通。
神戸の件も医者の機転があって初めて明らかになったことですし。
・官僚と政治家
アメリカはいわば大学やらシンクタンクをストックにして、国家スタッフを2つ用意しておりますね。
猟官制度ならそういう方法もありますが、資格任用制をとっている日本ではなかなか難しいものはありますね。
誰もタダじゃあ働かないし、仕事をせずに金をくれるところもあまりないですから(笑
テクノクラートにして、現行の仕事を請け負わない(癒着しない)なんて存在を新規に成り立たせるのは難しいかと思います。
んで、結局現在最もそれに近いのは政党政治家しかいないんですよ。
それに専門家と言っても役所のキャリアは2,3年すれば畑違いに転属するわけですし、
20過ぎの頃に試験に通った奴なら上司が出来て、民意の吸い上げに心を砕き、2週間の選挙戦を勝ち抜いた人には出来ないってのは
実は幻想なんじゃなかろうかと思ってます。それこそ局長の横に机並べてやってたら身についてくるもんだと思いますよ。 |
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