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[11413] Re2:インテリジェンス関連書籍紹介返信 削除
2009/6/8 (月) 23:32:37 ボーフォルド

▼ 徳翁導誉さん
> > 中西輝政・小谷賢編『インテリジェンスの20世紀』千倉書房2007年
> > 小谷賢『日本軍のインテリジェンス なぜ情報が生かされないのか』講談社選書メチエ 2007年
> > 大森義夫『日本のインテリジェンス機関』文芸春秋 2005年
> > ティム・ワイナー『CIA秘録』文藝春秋 2008年
> > 落合浩太郎『CIA失敗の研究』文芸春秋 2005年

> 紹介、ありがとうございます。
> 機会がありましたら、読んでみますね。
> それにしても、題名に「インテリジェンス」と付くモノが多い事が示すように、
> ここ最近に出版された書籍が多いですね。
> まあ最近は、すぐに絶版になる事も多いので、手に触れやすい利点はあるんですが、
> 逆に、長く読み継がれているような「古典的名著」とかって無いんですかねえ?
>
> あと、ふと思ったんですが、いろいろと読む以外にも、
> 仮想の物語でも作って、そこにそれらをどう上手く組み合わせるか考えたりするのも、
> 理解の為の一助になるかも知れませんね。
> 多くの視点からいろいろ試みた方が、全体像の理解も深まるモノですし。



近代を扱うインテリジェンス学は、70年代頃に始まった学問領域でして
(やりたくても資料の壁があったので)
日本ではようやく端緒についたくらいですから、ちょっと私には古典は思いつかないですね。

冷戦期アメリカの苦悩とか、本読んでもいまいちピンと来ないのが
ゲームだと「あああれは仕方ないよね」と追体験で理解できたりしますし、
物語を書く上では作者は全部情報が解ってますけど、
キャラクターは知りませんから、そういうのもインテリジェンスの理解には良いかもしれませんね。

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