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▽ 2020/4/3 (金) 23:45:43 ▽ 聖職者  |   
   | ▼ 徳翁導誉様 
> > > そこでこの掲示板で情報を共有し合うことにより、 
> > > 可能な限り普段自分では接しない情報源から少しでも多角的に情報を集められればと考えています。 
> > > 専門的な知識を持たない方でももちろん結構ですので、 
> > > こういう報道があるとか、こういう風に自分は考える、などたくさん返信をいただければ幸いです。 
> > う〜ん、私も別に専門家では無いものの、疑問があれば一応調べるタイプなので、 
> > 自分なりの解答みたいなモノは持ってはいるものの、 
> > 一般的には、どんな疑問や不安があったりするのか、掴めてない所はありますから、 
> > 具体的な議題みたいなモノがあれば、もう少し語りやすいと思います。 
> > ただ、それだけだと話が進まないので、とりあえず適当なQ&Aでも作ってみますかね? 
> > (再度言いますけど、私は専門家では無い為、内容に絶対な保証はありません) 
> う〜ん、誰からも反応ナシかぁ・・・・(苦笑) 
> まあ、新型コロナの情報は、マスコミでも散々報じられてますし、 
> わざわざ私みたいな素人が、あれこれ語る話でも無いのかな? 
 
 今日、拝読しました。読みました。 
遅くなって申し訳ありませんでした。 
細かい所でどうしても同意できない所や表現のあり方では多々ありましたが、 
もはや、長文を書く気力がないのと、そもそも、丁寧な長文を書き、グラフまで用意されている方に対して、 
些細な事でうだうだでは言うべきではないということで。 
<22984>Re:新型コロナウイルスについて 徳翁導誉 〔3/25 22:11〕 のうち、8割ぐらい賛同いたします。 
以下、いつもどおり、私の滅茶苦茶な視点・考えからコメントしたします。 
 
 
> ただ、この1週間のうちにも、東京での感染者急増&志村けん急逝があり、 
> (昭和世代としては、ドリフを語りたい所もありますけど、それはまた話題が別かな) 
> 世間的や政治的にも危機感が増し、また新たなフェーズに突入した観はありますよね。 
> 価値観が極端から極端に振れるほど、世の中は混乱の度を増すモノなので、 
> その危機感が吉と出るか、凶と出るかは、神のみぞ知る近未来の話ですけども、 
> とりあえず、和牛券だの、お魚券だのとかいう話は、立ち消えになったのかな? 
>  
> まあ、それはともかく、前回の投稿後、 
> こんな動画↓を見つけたので、紹介しておきますね。 
>  
> 「リスク・マネジメントに基づく新型コロナウイルス対策の提案」 
> https://www.youtube.com/watch?v=GrfbIYOlSTE 
> https://www.youtube.com/watch?v=cO3pORA6H3M 
> 京都大学が数年前に、国策レベルの危機対応を研究する部署を 
> 設立したという話は聞いていましたけど、そのトップが出した動画だそうです。 
> この方が肩書きから離れ、個人の意見として語っている動画まで見ると、 
> 感情的で過激な言動も目立ち、正直どうかと思う所もあったのですが、 
> 少なくとも、この動画の内容に関しては、私もほぼ同意見な感じです。 
> とりあえずコチラの方は専門家なので、素人の私よりは説得力が有ろうかと?(笑) 
>  
> ちなみに前回、今回の件で、新たな本は別に読んでないと言いましたが、 
> 私の予備知識になってる、以前読んだ本としては、この1冊がオススメ。 
>  
> 「感染症と文明 共生への道」 
> https://www.amazon.co.jp/dp/4004313147 
>  
> まあ、いちいち読書するのは大変という方には、 
> 正確性は少し置くとして、コチラのニュース解説動画が見やすくて解りやすいかも? 
>  
> テレビ東京NEWS「人類vs感染症」 
> https://www.youtube.com/watch?v=Fd5WqmlQpkE 
> https://www.youtube.com/watch?v=wFRCQy02V-E 
> 動画の最後に参考文献を紹介する姿勢は、非常に評価が出来るのですが、 
> 如何せん挙げられた書籍が、学術系の啓蒙書でなく、娯楽系の読み物ばかりなので、 
> 差し引いて聞く必要はありますが、その分だけ内容的には面白くなっているかと。 
 
 
 時間があるときに動画を見る事にします。 
紹介ありがとうございます。 
 
  
>  
> > ▼ Q5.東京五輪を延期するなら、開催時期はいつ頃になりそう? 
> >    どうやら、1年の開催延期で決まったようですが、まあ妥当な所ですよね。 
> >    年内の秋に延期と言っても、それまでに収まっていなかったり、 
> >    もしくは涼しくなって再燃している危険性もありますし、 
> >    そもそも五輪は、数多くの競技を同時開催するイベントな為、 
> >    1年のカレンダーを季節単位で動かすのは、正直、現実的ではありません。 
> やはり東京五輪は、そのまま1年スライドして、 
> 2021年7月23日(金)の開幕に決定しましたね。 
> 早速、トップページのカウントダウンを再設定しましたけど、 
> あとは、五輪前の予選日程も含めて、それまでに状況がどうなっているのか? 
 
 東京オリンピックは完全にやめてほしいです。 
とてもではないですが1年たってもできる状態ではないです。 
大会組織委員会とか関係者は招致責任を取ってほしい。 
前から言っていますが私はオリンピックとかイベントは大反対、招致に合意した覚えもないのに。 
勝手に開くなと言い続けています。 
 
  
> > > イタリアで感染者4.5万人・死者4000人、 
> > 本当、イタリアでは急速に拡大しましたよね。 
> > まあ一部報道では、これを病床数不足が招いた医療崩壊となってますけど、 
> > 実際には、若者と高齢者と同居する家族が多かった事と、 
> > 医者から感染が広まった事が、恐らくは主要因だったのかなぁ? 
> > 日本とイタリアの病床数を比べ、財政難からイタリアのベッド数は少ない印象がありますが、 
> > 人口1000人あたりで、日本が13.1床、イタリアが3.2床、平均が4.7床ですから 
> > 先進国の病床数↓を見ると、そもそも日本のベッド数が飛び抜けて多いんですよ。 
> > https://www.nli-research.co.jp/files/topics/58024_ext_15_2.jpg 
> > あと、今回のような感染症対策の場合、重要なのは一般病床ではなく、専門病床の数であり、 
> > 日本は3000床(?)なのを、この1ヶ月間で3300床(?)に増やしたとテレビでチラ見した一方、 
> > (ネットで調べてみたものの、このデータの情報源は探し出せず、正確性には自信なし) 
> > 日本より人口の少ないイタリアは6000床、ドイツに至っては2万8000床だそうで、 
> > もしかしたら、専門病床の定義の違いがあるのかも知れませんけど、 
> > (東京都は現在118床で、重症用700床&軽症用まで含めて4000床を目指してるらしいです) 
> > イタリアの件は病床数の問題より、単に爆発的な感染拡大があったか否かの話なのかも? 
> > そして、数日前から急に「オーバーシュート」という単語が踊るようになった 
> > 現在の日本の大都市圏に関しても、決して他人事では無いのかも知れません。 
> 数値が合わない部分もある為、これまた別の定義なのかも知れませんが、 
> とりあえず、「各国のICUベッド数(人口10万人あたり)」をまとめたデータ↓を発見。 
> https://specials-images.forbesimg.com/imageserve/5e6a0fadaa5428000759a47e/960x0.jpg 
> https://www.forbes.com/sites/niallmccarthy/2020/03/12/the-countries-with-the-most-critical-care-beds-per-capita-infographic/ 
>  アメリカ34.7床 ドイツ29.2床 イタリア12.5床 フランス11.6床 韓国10.6床 
>  スペイン9.7床 日本7.3床 イギリス6.6床 中国3.6床 インド2.3床 
> う〜ん、やはり日本がイタリアの事をどうこう言える程、万全な体制では無さそうですね。 
 
 私は医療体制は国とか民族によって変わるべきなので適切な水準は存在しないという考えです。 
そもそも、個人・個人の遺伝子の配列がすべて違っている以上、 
すべての個人の病気に対するリスクは一緒ではないのですから。 
医師・ベットが多いとか少ないとか関係ないと思います。 
そもそも、いくら医療体制がきちんとしたとしても、 
現場の医師らが医療活動・診察行為を拒否すれば何も意味がありません。 
何が重要かといえば、有事の際の体制です。 
有事の際にどれだけ個人の私権を制限できるか、医師の意思を潰せるかということです。 
公共の名の元か、集団利益の名の元か、村十分・村百分の名の元か・・・・・ 
 
  
> > > アメリカ1.5万人・200人、 
> > それにしても、自由を尊重するあの国が、1億人以上に外出禁止を命ずるとは!? 
> > 世界経済の中心地であるニューヨークさえ、人の動きを止めてしまいましたし、 
> > 本当に、戦時下でも有り得なかった程の、前代未聞なアメリカの状況だと思います。 
> 東京・渋谷のスクランブル交差点↓とか、随分と人が少なくなりましたけど、 
> https://www.youtube.com/watch?v=_11BYUkE5Rk 
> NY・タイムズスクエアの三角地帯↓と見比べてしまうと、 
> https://www.youtube.com/watch?v=mRe-514tGMg 
> 同じ 世界屈指の繁華街でありながら、現在の街の様子は まるで異なります。 
>  
> ここへ来て、東京での感染者増加の傾向が、 
> 「感染爆発したニューヨークの動向に似ている」という記事が増えてきましたね。 
> https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57436400R30C20A3CE0000/ 
> まあ、日本の方がアメリカよりも感染自体は早かったですし、 
> 一概に似ているとは言えないと思うものの、急増する可能性は十分にあろうかと? 
> 今までの日本の対策は、基本的に、表面化したクラスター潰しに尽力してきましたけど、 
> 水面下での拡大防止は消極的でしたので、一度溢れ出したら手に負えないかも・・・・ 
 
 なにか、違う事を考えていると思います。 
上の方々は・・・・・・ 
私が気にしているのは人口構成とか年金財政の数字が気になっています。 
それと新型コロナウイルスの致死率をかけると地獄が見えました。 
2〜5%の致死率で200〜500万人は死亡しますからね。 
  
> とりあえず、一旦緩んだ3連休の結果は、今週から来週にかけて現れるでしょうから、 
> その数字の如何で、ロックダウン(都市封鎖)の現実味も変わってくるかと思います。 
> 逆に言うと、国や都の内々にでも、その数値が出てこない内は、 
> 噂で流れたロックダウンや非常事態宣言は、なかなか決断できない気がします。 
> (ちょうど明日はエイプリル・フールですけど、どんなデマが流される事やら!?) 
> まあ、そこまで果断な対応ができる為政者なら、とっくに動いてるでしょうし、 
> 諸外国に比べると、適切な対応さえ欠けてる面は確かにある一方、 
> かと言って、既に「有事モード」になってる欧米諸国のようになると、 
> 適切さよりも、過剰さの方が、国民から支持されるパニック状態が加速しますし、 
> 実は却って、場当たり的だったり、利害や保身だったり、決断力に欠いたりでも、 
> 必要以上にバタバタしない方が、結果としては良い事もあるので、難しいですが・・・・ 
 
 もう、過剰だろうがなんだろうが警察官・自衛隊を総動員して、 
ロックダウン(都市封鎖)するレベルです。 
若者や高齢者たちがクラスターになっている事実がある以上、早急に動くべきです。 
すでにパニックになっているので、いまさら、パニック状態が加速してもやむえないです。 
上でも書きましたが、 
公共の名の元か、集団利益の名の元か、村十分・村百分の名の元か・・・・・ 
とかで動かないといけない局面です。 
それに対抗したい人々は自由とか民主の名の元に立ち上がるべきなのです。 
今は戦いの場です。 
勘違いする、している方々が多いですが我々の敵は新型コロナウイルスではなく、人間なのです。 
人間の敵は人間しかいません。 
ウイルスは敵ではなく最後は共存しなければならないものです。 
現に人間の意思による恐怖と言うパニックが社会を襲っているではないですか? 
 
> > 仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、 
> > 今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも? 
> まだ終息の目処どころか、どこまで拡大するか未知数な現状ですけども、 
> どんなに長期化した所で、感染拡大は数年の内には収まるでしょうし、 
> コロナ後の変革された社会の方が、それよりずっと長く大きく影響があるはずなので、 
> 今の内から考えてみたい気持ちはあるのですが、この状況下ですと尚早なのかなぁ? 
>  
> とりあえず、今まで頭の中で描いてた「世界の未来予想図」を、 
> 大きく変更させる程の激震では無いものの、変化は劇的に加速させる気がするんです。 
> そういう意味で私たちはWW2終結以降、最大の「国際有事」に直面しているのかも? 
> 平成の初年度にも、冷戦構造の崩壊という一大転換点がありましたけど、 
> 令和の初年度に起こった今回のコロナ禍は、それに劣らぬ転換点になるかも知れません。 
 
 歴史を振り返ると疫病の流行が世界史を動かしてきました。 
  
 古代ギリシャでは、「アテナイの疫病」により、アテナイの有能な指導者ペリクレスがなくなり、 
ペロポネソス戦争でアテナイが敗北する原因となり、スパルタが勝利したがために、古代ギリシャ文明は破滅する道を選ぶことになりました。 
(私はペリクレスならペロポネソス戦争に勝てたもしくは史実よりはるかにましな結果になったと考えています。) 
 
 東ローマ帝国ユスティニアヌス帝の時代、地中海世界でペストが大流行し、 
 その影響で東ローマ帝国内の人口は激変しました。その結果、ユスティニアヌス帝が進めていたローマ帝国再興が失敗に終わる結果となったばかりか、 
東ローマ帝国自体が完全に傾いてしまい、翌世紀に勃興した宗教勢力だったイスラム教勢力を止めることが出来ずに中東に彼らの一大勢力が出来る結果となり、 
その後の世界史の流れは大きく変わりました。 
 
 14世紀、モンゴルの平和の元でユーラシア世界はそれまでの歴史上最大の繁栄を謳歌していましたが、 
そのグローパル化によるヒト・モノの流れの活発化が黒死病の大流行を招き中国から欧州・中東世界で多数の人々がなくなりました。 
その影響で、欧州では労働力不足が起こり、農民らの封建権力に対する反発が多発し、中世封建社会体制がカオスに突入し、 
十字軍の活動失敗とあわさり、キリスト教会の権威が低下、歴史的に向かいつつあった流れが壊れてしまいました。 
(私の私見ではここまでの歴史の流れ的には、欧州世界はキリスト教による神権体制へ向かっていたという見解です。) 
中東世界では隆盛が極めていたエジプトのマムルーク朝下で商人階層に多大な死者が出たことで、 
国家権力がその穴埋めに介入し、その結果、商業・産業の効率などが低下し、 
その後の大航海時代におけるポルトガル海洋勢力によるインド洋支配の阻止失敗、 
オスマントルコ帝国によるエジプト征服などを招く遠因となりました。 
中国ではモンゴル人支配下の元朝下でしたがこの黒死病の大流行、それに加えて黄河の大氾濫などで、 
元朝がガタガタになり、紅巾の乱が発生し、貧農出身の朱元璋がモンゴル人支配を打破し、明朝を建国しました。 
(ここからは私見、この明朝、どうも中華思想強めになってしまったことから内向きになってしまい、 
欧州海洋勢力に対抗することをせずにその後の西洋優位の世界史の流れを作ってしまったように感じられます。) 
 
 1918年?頃にはスペイン風邪が大流行しました。全世界で5000万人余りがなくなりましたが、 
この影響で第一次世界大戦が終結したとか終結が早まったと言われるほどです。 
 
 
以上、私見が混ざりましたが。このように影響が世界史を動かしてきましたし、 
それまでの世界史の流れをぶっ壊してきました。 
 
なので今回の新型コロナウイルスもそういうものになると思われますので、 
我々は世界史の転換点にいると考えております。 |  
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