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[22977] 新型コロナウイルスについて返信 削除
2020/3/23 (月) 00:01:00 初雪戦線

今回の新型コロナウイルスについて、この掲示板を使って情報共有をしませんか?

というのも、現在我々はインターネットの普及によって自分に近い人たちとしか交流しないようになっており、コロナウイルスに関しても特定の情報源からの偏った情報しか入手できなくなっています。
そこでこの掲示板で情報を共有し合うことにより、可能な限り普段自分では接しない情報源から少しでも多角的に情報を集められればと考えています。
専門的な知識を持たない方でももちろん結構ですので、こういう報道があるとか、こういう風に自分は考える、などたくさん返信をいただければ幸いです。

管理人様ヘ:無いとは思いますが、もしも収拾がつかないような事態になったときはこの投稿ごと削除してもらってかまいません。


自分はこの件に関してホント何にも知らないのですが、人に情報提供を頼んでおいて自分で何も情報を出さないのはアレなので基礎情報だけまとめておきます。

3月22日23時時点で、国内感染者数1055人(前日比+40人)、死亡37人
日本からの入国を禁止している国:64か国(中国・韓国・インド・ドイツ・フランス・ロシア・カナダ・ブラジル・オーストラリア等)

全世界での感謝数26.7万人、死者1.1万人、感染が確認された国と地域が187
イタリアで感染者4.5万人・死者4000人、中国感染者8万人・死者3000人、イラン2万人・1400人、スペイン2万人・1000人
フランス1.2万人・450人、アメリカ1.5万人・200人、イギリス4000人・170人、オランダ3000人・106人、韓国8000人・100人、ドイツ1.8万人・45人、スイス4800人・43人


[22984] Re:新型コロナウイルスについて返信 削除
2020/3/25 (水) 22:11:30 徳翁導誉

> 管理人様ヘ:
> 無いとは思いますが、もしも収拾がつかないような事態になったときは
> この投稿ごと削除してもらってかまいません。

了解しました。
ただ、私自身の管理方針からすると、スパム広告や嫌がらせ目的でも無い限り、
基本的には、コチラから削除する事はありませんけどね。
自分で言うのも何ですが、「言論の自由と責任」に関して、
普通からすると度が過ぎるほど、個人的に重視してますので(笑)。


> 今回の新型コロナウイルスについて、この掲示板を使って情報共有をしませんか?
そうですね、良い試みかと思います。

> というのも、現在我々はインターネットの普及によって自分に近い人たちとしか交流しないようになっており、
> コロナウイルスに関しても特定の情報源からの偏った情報しか入手できなくなっています。

本題に入る前に、いきなりツッコミになっちゃうのですが(笑)、
ネットよりもリアルの方が、それこそ物理的に、近い人としか交流できませんし、
ネット自体にしても、SNSであったり、AIによるオススメ記事であったり、
そればかりだと入ってくる情報が偏るだけで、全体的な情報は多様で豊富かと?
逆に、ネット情報は多すぎて、どれを信じたら良いか解らないとなれば、
公式情報とマスコミ情報を両天秤にかけておけば、無難な所に落ち着くと思います。

でもまあ、そんな事を言ってる私自身、こう7〜8年くらい前から、
父親がテレビのチャンネル権を握っていた事で、子供の頃から続いていた
ニュース番組を見る習慣が失われてしまい、今ではもっぱらYahooニュースばかりです(苦笑)。
ただ、肯定や否定を前提に、自分に都合の良い情報を集めると、真相からは離れちゃいますから、
その辺りは注意しつつ、疑問が残る記事なら、他社のネット記事も読み比べ、
それでも疑問が残るようなら、ネットで自力検索って感じですね。
(今回の新型コロナの件では行っていませんが、本を読んで背景となる知識を補う場合もあります)
数ヶ月前からYouTubeを本格的に見始めたので、最近は数分のニュース動画もたまに見ます。
あとは主に、昼飯時に流れている「ひるおび」のテレビ情報と、周囲からの世間話くらい?
逆に言うと、私の情報源も、実はその程度です・・・・

> そこでこの掲示板で情報を共有し合うことにより、
> 可能な限り普段自分では接しない情報源から少しでも多角的に情報を集められればと考えています。
> 専門的な知識を持たない方でももちろん結構ですので、
> こういう報道があるとか、こういう風に自分は考える、などたくさん返信をいただければ幸いです。

う〜ん、私も別に専門家では無いものの、疑問があれば一応調べるタイプなので、
自分なりの解答みたいなモノは持ってはいるものの、
一般的には、どんな疑問や不安があったりするのか、掴めてない所はありますから、
具体的な議題みたいなモノがあれば、もう少し語りやすいと思います。
ただ、それだけだと話が進まないので、とりあえず適当なQ&Aでも作ってみますかね?
(再度言いますけど、私は専門家では無い為、内容に絶対な保証はありません)


▼ Q1.実際の所、新型コロナウイルスって、どれくらい怖いの?
   まず最初に、そもそもコロナウイルスって何かと言うと、
   簡単に言えば、いわゆる「風邪」を引き起こすウイルスですね。
   風邪というのは、鼻や喉に炎症を起こす、数多くあるウイルスの総称であり、
   あまり大事になりませんけど、悪化させると気管支や肺まで炎症が及びます。
   で、コロナウイルスというのは、ライノウイルスと並んで、
   風邪ウイルスの2トップであり、この2つで風邪の半分を占めてたかと?
   そういう意味では、よくある風邪なので、基本的には寝てれば直ります(笑)。
 
   ただ、ここで1つ厄介なのは、今回のコロナが「新型」であるという点ですね。
   人間の免疫機能というのは、1度感染すると抗体が出来て、
   同じウイルスが再度襲ってきても、撃退できるようになっています。
   では何故、人は何度も風邪をひくのかと言えば、
   前述の通り、同じ風邪でも原因となるウイルスは様々で、以前のモノとは別物だったり、
   同じウイルスであっても、パターンが微妙に異なると、抗体が上手く働きにくい為です。
   そして今回のコロナは、微妙どころか結構パターンが異なるので「新型」と呼ばれ、
   新型だからこそ、抗体を持つ人が居らず、爆発的に感染が広まっていると。
 
   一般的に、病人以外だと、子供や老人が感染に対して心配されるのは、
   子供はまだ保有する抗体のタイプ数が少なく、老人は免疫機能が低下してるからですけど、
   (逆に、免疫を過剰反応させるウイルスだと、免疫力の強い若者層の被害が増えます)
   今回の新型コロナの場合、重症者が老人に集中していて、子供は目立たないのは、
   大人も抗体を持たない新型なので、子供と条件が変わらないからかも?
   まあ、これは完全に、素人である私の推測ですけどね。
 
   という事で、結論としては、
   個人レベルで見た場合は、まあ単なる風邪と大差ないので、そこまで心配要りません。
   (新型なので凶悪化してる可能性はあるものの、それを示すデータは今の所ありません)
   ただし社会レベルで見ると、症状は単なる風邪であっても、全体の感染者数が多くなれば、
   必然的に、重症化する人や、死亡する人が増えてくる訳ですね。
   そういう意味で「怖い」と思いますが、それをどれだけ重大と捉えるかは人それぞれかと?
   基本的には、良くも悪くも「新しい風邪」ですから、
   「新しい」の方に重点を置くか、「風邪」の方に重点を置くかの話です。


▼ Q2.マスクって、感染予防に効果あるの?
   まず最初に、人はどうやってウイルスに感染するかというと、
   それは基本的に、目・鼻・口といった粘膜にウイルスが付着する事で起こります。
   まあ、粘膜自体は他の部分にもありますけど、表に出てるのはそれくらいです。
   そして、いったん感染すると、人はどうやってウイルスを体外に排除するかと言えば、
   咳や くしゃみ、汗や糞尿で排出するか、体温を上げて熱で殺します。
   感染で熱が上がるのは、ウイルスの所為ではなく、人体の免疫機能によるもなので、
   無理に解熱すると、却って体内でのウイルス増殖を助けてしまう危険性もありますね。
 
   で、マスクの効果に関して、感染予防の観点から見ると、効果は限定的と言えるかと?
   ウイルス自体は非常に小さく、マスクの編み目の大きさでは、簡単にすり抜けます。
   言うなれば、網戸で砂埃を抑えようというようなモノですからねえ。
   ただし、咳や くしゃみと同時に排出されるウイルスの場合、
   くっついてる飛沫(水)が大きいですから、こちらは防げる可能性が上がります。
   網戸の例を続ければ、飛沫のウイルスは小石くらいのサイズにはなるでしょうか?
   また、自分の手に付着したウイルスを、口などに入れない点でマスクは有効ですね。
   しかし、外出先はまだしも、自宅内でも常にマスクをする人は少ないでしょうし、
   その危険性を防ぐという意味でも、効果は限定的ですかね。
 
   と言いますか、花粉症の時の症状を思い起こしてもらうと解りますが、
   目や鼻に症状が強く出ても、口や喉に出る症状は軽微な訳で、
   守るべき粘膜は、恐らく鼻や目なんですよね(飲食で異物慣れした口は強いと)。
   そういう意味では、口にだけマスクをして、鼻が出ていては効果薄で、
   ゴーグルでもしない限り、ウイルスは目からも入ってきますし、
   そもそも、どんなにマスクをしていても、横や上下の隙間からは入ってきます。
   感覚的な数字ですけど、マスクをキチンと装着してても、防げるのは3割くらい?
   まあ通常なら、感染確率が1%くらいだと、マスクをしても0.7%になる程度なので、
   「効果はあるか?」と問われても、正直、誤差の範疇だとは思うのですが、
   仮に感染確率が50%に上がれば、35%まで下げられるので、有意性はありますよね。
 
   あと、自分が感染者であった場合、感染拡大の防止という意味では、
   咳や くしゃみの飛沫を抑えられるので、効果は十分にあります。
   ただしウイルスは汗からも排出されますし、飛沫や糞尿が手に付く事もあるので、
   感染者が素手で触ったモノは、十分に感染源に成り得るんですよねえ。
   そして、このような間接接触による感染拡大は、飛沫感染より多いかも知れません。
   そういう意味では、ライブハウスやアリーナのように歓声を挙げないから、
   パチンコや満員電車は大丈夫という主張は、正直どうかと・・・・
   トイレなどで間接接触なんて事も十分に有り得ますしね。


▼ Q3.PCR検査は精度に問題あるから、積極的に行う必要性は無い?
   確かに、検査結果の精度は100%ではありません。
   特に感染初期でウイルスの数が少なければ、陽性でも陰性と出る可能性は高いです。
   しかし、だからと言って、検査を行う必要性が無いのでしょうか?
   少なくとも、私はそうは思いません。
 
   そもそも、検査精度が7割前後なんて、他の検査で普通なのでは?
   確かガン検診の精度も、その程度だったかと記憶しています。
   だとすると、ガン検診も意味が無いんですかねえ?
   一貫して「そう思う」という人は、それもアリと思うんですけど、
   新型コロナじゃ駄目だけど、ガン検診ならOKでは、二重基準となります。
   それに、1回の検査での精度が低くくても、何度もやれば精度は上がりますし、
   それでも偽陰性が出るレベルなら、別に陽性でも症状的に多分心配ありません。
 
   また、検査をし過ぎると患者数が増え、医療崩壊に繋がるという意見がありますが、
   ハッキリ言って、それでは本末転倒では無いでしょうか?
   もちろん、病床にも、医者が診られる患者の数にも、当然ながら限界があります。
   ですから、最悪の事態を想定して、ある程度の余力を残した上で、
   重症者が少なければ、無症状者まで隔離入院させられれば理想的ですし、
   重症者が多ければ、軽症者でも自宅待機させるのが現実的ですから、
   何段階かのマニュアルを作り、状況に応じて適切に対応すれば良いんです。
   それには、出来る限り正確なデータを集められないと、適切な判断は難しいですし、
   統計上の重症数や死者数を減らす事よりも、実際の重症数や死者数を減らす事の方が、
   本来の政策としては、何十倍も重要なはずですからねえ。


▼ Q4.休校や自粛は、いつまで続けるべきなのか?
   正直な所、これには確たる正解というのは、存在しないと思います。
   何を重視し、どこを危険と見て、どのあたりで折り合いを付けるべきか、
   人それぞれによって、望む答えは違ってくるでしょうからねえ。
   個人的には、不承不承でもウイルスと共生しながら、
   正しく恐れるのが最良解だとは考えているものの、
   未知の恐怖に対して、完全に取り除きたい心情も十分に理解できる為、
   それが世間の多数意見であれば、厳しく対応するのもアリとは思うんです。
 
   ただ、そうは言っても、中国ほど人権軽視な対応はさすがに取れませんし、
   他の先進国と比べても、対応が場当たり的で、中途半端な所はあるでしょう。
   それでも結局、政治というのは結果が全てであり、
   どれだけ厳しい状況であっても、政治家が問われるのは常に結果責任です。
   ですから今回も、いくら対策に疑問はあっても、被害が抑えられればOKで、
   どの程度の被害を許容範囲とするかも、世間の大勢で良いとは思っています。
   しかし一方で、「世間の大勢」というのも、果たして個々人は、
   一体どこまで想定し、決断しているのかが、甚だ疑問な所はあると・・・・
   例えば、今回の休校や自粛の処置にしても、このレベルの対応を選んだ場合、
   どれだけの期間が必要で、どの程度の効果が見込めるのか?
   その点を考慮した上で、賛成や反対をしているか、見えない所があるんですよね。
 
   でもまあ、こういった抽象的な話に終始しても、イメージが湧きにくいので、
   簡単にですが、ちょっとグラフを描いてみました。
   まず最初は、私たちもよく見る、国が出してるグラフ↓
   
   対策をしなければ緑色の曲線で、対策をすれば赤色の曲線になり、
   医療体制を強化して、青色の破線を上に引き上げるとする図ですが、
   これだけだと、ちょっと解り難いですよねえ?
 
   そもそも、赤い曲線になる為の対策が、よく伝わってきません。
   総理は最初、2週間の自粛を要請し、更に10日ほどの延長を求めた一方、
   新年度となる4月に向けて、要請を緩める方向に進んでますし、
   3週間あまりを過ぎた所で、世間でも「コロナ疲れ」なんて言葉が流行始め、
   桜の開花も相俟って、気持ちが緩んできたようには感じます。
   でも本来、感染症の対策というのは、既に入ってきた段階だと、
   初期段階だけ行えば良いのではなく、下火になるまでの継続が大前提です!!
   新年度になったからと言って、別にウイルスは感染拡大を忖度してくれません。
   (まあ、統計上の数字の方は、人の忖度で操作できますけども・苦笑)
 
   では実際、赤の曲線にする為に、どれだけ対策を継続するべきなのか?
   正直、科学的な正確さを追求するほど、具体的な数値は出し難くなりますけど、
   それでは普通の人はイメージし辛いでしょうから、白紙になってる時間軸を、
   この際、誤解を恐れず書き足すなら、多分こんな感じ↓です(2ヶ月前後の誤差アリ)。
   
   ぶっちゃけ、今の段階は、まだまだ序盤も良い所でして、
   現状路線で行くならば、7月中旬まで、現状の対策継続が必要では無いかと?
   まあ、それでも、ここから患者数は増えていく可能性が高いですし、
   仮に順調に事が進んでいても、予定通り五輪を開催できたかは・・・・
   欧州に感染が拡大した時点で、今年の通常開催は正直無理だとは思いました。
 
   で、「こんな自粛ムード、7月までなんて耐えられない」となり、
   もしも4月から、これまでの対策を完全に解除してしまった場合は、
   赤い曲線を描き続けるのではなく、紫色の曲線となります↓
   
   簡単に言えば、緑の曲線が横滑りしてくるだけで、
   自粛した3週間分、ピークを遅らせる事は出来ますが、ただそれだけになります。
   その遅滞させた3週間の内に、医療体制をバッチリ整えられたというのなら、
   意味ある引き延ばし策とも言えるものの、実際の所は・・・・
   正直な話、そんな短時間で医療体制が整えられるなら、誰も苦労はしませんしね。
   (まあ現実的には、中途半端に解除して、赤と紫の中間を描くのかな?)
 
   そして最後に、こちらも空白な縦軸の患者数ですけど・・・正直、予測不能です。
   と言いますか、どうしたって医療対応側には限界値がありますから、
   Q3でも少し書きましたけど、その時々の状況に応じて、
   軽症者まで含めて診るべき患者としたり、重症者のみに絞ったり、
   最悪の場合、重篤な患者は非情でも切り捨てたりなど、
   統計上はどうあれ、医療対応的に縦軸の患者数に関しては、
   数値が変化するよりも、定義が変化する方が現実的なのかも?
   とりあえず、医療関係者の間で感染拡大させない事が、実際には最優先です。
   病院が機能不全に陥れば、それこそ医療崩壊の状態になりますから。
 
   それにしても、最終的に日本の死者数は、どこくらいまで行くんですかねえ?
   そもそも肺炎は、いまの日本社会で、死因の第3位であり、
   その死者数は年間12万人前後、平均だと毎月1万人が肺炎で亡くなっています。
   ぶっちゃけた話、80代も後半を過ぎると、ガンで亡くなる人よりも、
   肺炎で亡くなる人の方が多いのが現実かと(ウチの祖父も最期は肺炎でした)。
   ですので、仮に日本でも数千人の方が、今回の肺炎で亡くなる事になっても、
   「死因の肺炎が新型コロナ由来か?否か?」という違いであれば、
   統計的に言ってしまうと、そこまでのインパクトは無いのかも知れません。
   ところで、現在の日本の検査体制では、検査後に死亡した例は聞きますが、
   肺炎で亡くなった方のPCR検査まで、行っているのでしょうか?
   もし行ってなければ、感染者数と同様、死亡者数も正確な数値は出てきませんよね。
   そうなると、「日本は過少申告してる」という指摘も、あながち否定できないかも?


▼ Q5.東京五輪を延期するなら、開催時期はいつ頃になりそう?
   どうやら、1年の開催延期で決まったようですが、まあ妥当な所ですよね。
   年内の秋に延期と言っても、それまでに収まっていなかったり、
   もしくは涼しくなって再燃している危険性もありますし、
   そもそも五輪は、数多くの競技を同時開催するイベントな為、
   1年のカレンダーを季節単位で動かすのは、正直、現実的ではありません。
   アメリカのプロ・スポーツによる放映権の問題が、どうのという声もありますけど、
   もちろん、それも1つですが、決して全てではありません。
 
   例えば秋に開催しても、サッカーやバスケはシーズンが既に始まってますし、
   野球・テニス・ゴルフなども、シーズンが佳境に入っています。
   プロ野球であれば、日本シリーズを潰してまで、五輪に協力するでしょうか?
   そりゃ確かに、五輪が最大の舞台である競技は、日程の無理も効くでしょうけど、
   人気のある競技ほど、プロ化が進んでおり、五輪はオマケみたいな存在な訳で、
   厳しい言い方をしてしまえば、そこで秋開催を強行しても、行えるのは、
   一流競技は二流選手しか集まらず、一流選手が集まるのは二流競技ばかりの五輪?
   五輪がアマの大会だった頃は、別にそれでも問題なかったのですが、
   IOCが五輪の商業化を進めた結果、今や五輪はプロの大会となり、
   そしてプロ化が進んだ人気競技ほど、五輪の価値は下がる・・・と言うか、
   各競技が自分たちで主開するW杯や世界選手権の価値を高める為、
   五輪の価値を下げる方向に進んでいる現状があるので、それを加速させる恐れはあります。
 
   そういう意味では、延期するとすれば1年後か2年後の同時期しか無い訳で、
   来年の夏には、アメリカで世界陸上、日本の福岡で世界水泳の予定がある一方、
   (ちなみにIOC内の格付けは、陸上・水泳・体操の3競技がAランクで、分配金も多い)
   今回はサッカーW杯がカタール開催で、異例の冬開催となりましたから、
   世陸と世水が動かせるなら2021年、それが無理なら2022年しかありませんでした。
   で、陸上連盟が世陸の1年延期を容認した時点で、大勢はほぼ決まっていたと。
   まあ日本の政府側としても、安倍総理の総裁任期である来年9月までの開催が絶対でしたし、
   既に出場権を得た選手たちからしても、1年ならギリギリ許容範囲内だったでしょうから、
   落ち着く所に落ち着いたのだとは思います。
   いくら何でも、今の状況じゃ、予定通りに今年の夏に開催は無理でしたし、
   五輪直前にあるサッカーの欧州選手権と南米選手権は、早々に1年延期してましたので。
   と言いますか、「1年程度の延期」との事で、暑くなる前の開催案も浮上してますが、
   欧州選手権や南米選手権と被る日程は・・・ちょっと難しいんじゃないですかねえ?
   いや個人的には、全部いっぺんに行うなら、それはそれで楽しいでしょうし、
   もしもマラソンや競歩が東京に帰ってくるなら、そっちの方が嬉しいですけども(笑)。
 
   それにしても、2020年は日本にとって「終わり(衰退)の始まり」の年になると、
   前々から思っており、五輪はその最後の徒花になると見ていたのですが、
   まさか、ここまでの展開が待っていようとは、さすがに想定外すぎました(苦笑)。


> 自分はこの件に関してホント何にも知らないのですが、
> 人に情報提供を頼んでおいて自分で何も情報を出さないのはアレなので基礎情報だけまとめておきます。
> 3月22日23時時点で、国内感染者数1055人(前日比+40人)、死亡37人
> 全世界での感謝数26.7万人、死者1.1万人、感染が確認された国と地域が187

イタリアで感染が広まり始めた段階で、世界的なパンデミック騒乱は不可避になりました。
国境が事実上なかったEU内では、自由な人の往来が、ウイルスの拡散に繋がりますし、
欧米間の交流を考えても、やはりアメリカ大陸にも飛び火はしますよね。
そして、アジアやアフリカで拡大している分には、対岸の火事であっても、
いざ自分たちにまで降りかかると、やはり欧米は声(影響力)が大きいですから。
更に、高温多湿なアジアなどに比べると、普段から感染に深く注意している訳でもなく、
握手やハグ、キスなど、接触系の挨拶を行う文化ですから、いったん入れば一気に広がると。

> イタリアで感染者4.5万人・死者4000人、
本当、イタリアでは急速に拡大しましたよね。
まあ一部報道では、これを病床数不足が招いた医療崩壊となってますけど、
実際には、若者と高齢者と同居する家族が多かった事と、
医者から感染が広まった事が、恐らくは主要因だったのかなぁ?
日本とイタリアの病床数を比べ、財政難からイタリアのベッド数は少ない印象がありますが、
人口1000人あたりで、日本が13.1床、イタリアが3.2床、平均が4.7床ですから
先進国の病床数↓を見ると、そもそも日本のベッド数が飛び抜けて多いんですよ。
https://www.nli-research.co.jp/files/topics/58024_ext_15_2.jpg
その一方で、人口1000人あたりの医師数↓で見ると、
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/934/34/N000/000/000/07071907.jpg
日本が2.0人、イタリアが3.8人、平均が3.0人と、こちらは逆転しています。
要するに日本とイタリアでは、根本的に医療体制が異なるんです。

ちなみに日本の医療が、ベッドが多くて、医師が少ない理由は、
ベッドを増やして長期入院の患者を増やし、1人の医師が多くの患者を診る事で、
収入を増やして、支出を抑えるという、ビジネス・モデルになっているからですね・・・・
1人の医師に2人分の患者を任せて、1.5倍の給料を支払えば、
病院側も利益が増えますし、医師側も大変ですが給料は高くなります。
そして医師の負担を軽くすべく、入院による患者の管理や、患者との接触が少ない1分診療、
それでも人手不足の分は、 研修医や大学院生をタダ働きで補うと(いわゆる無給医問題)。
って、途中から日本の医療問題の話になっちゃいましたね(苦笑)。

そういう意味ではイタリアは、病気を持った老人でも、
出来るだけ入院させずに自宅で過ごせるようにし、
都会へ仕事・勉強・遊びに行く孫が、家に帰れば祖父母の世話をする為、
外でもらってきたウイルスを持ち帰って、同居する老人に感染させてしまい、
医師数が多いからこそ、密接に行われる検診により、医師にまで感染が広がり、
それをまた、医師を介して患者に広げてしまう・・・という構図ですかねえ。
精密な検査をしなければ、それこそ症状は、単なる風邪だった訳ですし、
そういう意味では、イタリアの充実した町医者のネットワークが、
今回は却って、感染を広めてしまう結果になったのかも?

あと、今回のような感染症対策の場合、重要なのは一般病床ではなく、専門病床の数であり、
日本は3000床(?)なのを、この1ヶ月間で3300床(?)に増やしたとテレビでチラ見した一方、
(ネットで調べてみたものの、このデータの情報源は探し出せず、正確性には自信なし)
日本より人口の少ないイタリアは6000床、ドイツに至っては2万8000床だそうで、
もしかしたら、専門病床の定義の違いがあるのかも知れませんけど、
(東京都は現在118床で、重症用700床&軽症用まで含めて4000床を目指してるらしいです)
イタリアの件は病床数の問題より、単に爆発的な感染拡大があったか否かの話なのかも?
そして、数日前から急に「オーバーシュート」という単語が踊るようになった
現在の日本の大都市圏に関しても、決して他人事では無いのかも知れません。

> 中国感染者8万人・死者3000人、
> 韓国8000人・100人、

近年の嫌韓反中な風潮も働いてか、新型コロナ対策でも、いろいろ言われてる中韓ですが、
もちろん完璧では無いものの、客観的に見て、日本よりも良くやっている気はしますけどね。
まあこれは、事前にSARSやMERSの被害にあっており、
準備や経験が日本より豊富にあった事が、大きいかと思います。
公共心に乏しい中国民や、「心配せずとも何とかなる」ケンチャナヨ精神の韓国民が、
今回の新型コロナに対して、日本人よりも遥かに過敏に反応しているのは、
直近でSARSやMERSの恐怖を体感していたからでしょうね。

そういう意味で、今回の新型コロナの世界的パンデミックが、
人類にもたらした最大のメリットは、
これで「新型インフルエンザ」に対する準備が、官民共に進むであろう事ですね!!
ハッキリ言って、ヒト-ヒト感染する新型インフルの脅威は、新型コロナの比ではありません。
100年前の新型インフルでは、全世界で5000万人の死者を出したと言われており、
この100年間で医療は進歩したものの、世界人口は4倍以上も増え、
しかも人々の往来は、100年前と比較にならないほど増えている現代社会においては、
数億人単位で死者が発生しても、決しておかしくない危険性を孕んでますからねえ。
新型インフルの発生は、地震と同じく早いか遅いかで、「来ない」という可能性は低く、
まあ、新型コロナも収束してない段階で、不謹慎な感想かも知れませんが、
全くの無防備で新型インフルを迎えるよりは、準備が出来て良かったと考えています。

> イギリス4000人・170人、
イギリスが独自路線として示した「集団免疫」という戦略は、
ウイルスと共生しながら、大多数に抗体を持たせ、犠牲者数を最小限に抑えるという
科学面や歴史面の視点に立つと、恐らくは最も合理的な選択だったのですが、
それでも国民の心情的に「恐怖との共同生活」は、やはり政治面で実行困難な選択でしたね。
結局は反対意見に抗えず、わずか2週間で、他国同様の封鎖政策に一転しました。
まあ、一昔前のイギリス国民であれば、議会や政府の選択を信頼したかも知れませんけど、
政争の具として国民投票を利用した結果、想定外にEU離脱が決まってしまい、
しかも離脱交渉も内外共にゴタゴタした、いま現在のイギリスでは、
合理性で恐怖心や不安感を押さえ込むのは、ちょっと無理だったのかも知れません。
実現可能であるなら、私も集団免疫戦略を支持しますが、まあ実現は不可能でしょうね。
既に世界規模での、集団ヒステリー状態に陥ってるようなモノですし・・・・

> イラン2万人・1400人、スペイン2万人・1000人
> フランス1.2万人・450人、アメリカ1.5万人・200人、
> オランダ3000人・106人、ドイツ1.8万人・45人、スイス4800人・43人

ここでは国名が挙がっていませんけども、
個人的には、南半球のブラジルやオーストラリアでの感染拡大に注目してますね。
北半球の国々では、これから春を迎え、そして夏へと進んでいきますが、
南半球の国々は、逆にここから冬に進んでいく為、感染の拡大が危惧されますし、
それが再び、北半球が秋に入る半年後まで続いているとなると、
地球規模で人類が往来する現代、ウイルスがずっと循環し続ける恐れは出てきます。

あとは・・・やはり何だかんだ言って、世界一の大国アメリカの行方ですよね。
あの国の医療費は、国民の負担額も、国家の負担額も、日本以上なのですが、
その大部分が一部の富裕層に注ぎ込まれる為、トップの医療技術は最先端な一方で、
平均以下の人たちの医療レベルは、途上国とは言いませんが、中進国並みかも?
今年は大統領選挙もありますし、選挙に行方にも影響するのかなぁ・・・・
それにしても、自由を尊重するあの国が、1億人以上に外出禁止を命ずるとは!?
世界経済の中心地であるニューヨークさえ、人の動きを止めてしまいましたし、
本当に、戦時下でも有り得なかった程の、前代未聞なアメリカの状況だと思います。
仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、
今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも?


[22987] Re2:新型コロナウイルスについて返信 削除
2020/3/31 (火) 22:08:46 マンネルヘイム

管理人様のように丁寧に疑問に答えるには知識が足りておりませんので、
自分の周囲の話をしますね。

まあといっても中々語れることもありませんけど……。
付近のスーパーから納豆が消えました。ピーク時には米も消えました。
インスタント食品は全体的に品薄です。

ただ、恐らく管理人様も言及していた「コロナ疲れ」もあってか、先週頃少し品薄状態が改善されていました。
納豆は某社の卵納豆やおろし納豆がまだ消えている一方で地元ブランドや某大手のオーソドックスなタイプの納豆が店頭に並ぶようになりました。
「店頭に並ぶ」という表現は正確じゃないのかな、減るペースが遅くなった?感じですね。
ただ、それでも22時頃になるとやっぱり納豆は消えます。
そんな状況でしたが、オリンピック延期が発表された辺り位からまた納豆が消え始めました。
昨日は久しぶりに米も消えていました。その他少しでもコロナと関連の有りそうなものは全て影響を受けていました。

全国チェーンの某大手ショッピングモールに行くと、もう少し品ぞろえは良くなります。
卵納豆はやはり品切れですが、おろし納豆は残っていました。
……コロナを舐めてかかっていた私は「どうせすぐにスーパーにもおろし納豆が戻ってくるだろう」と慢心し買いませんでした。
大いに後悔しています。私の通う某スーパーも全国チェーンの大手なのですが、全く平常時の品ぞろえに戻る雰囲気がありません。

あと、ちょっとした野暮用で百均に百枚入りのポリ手袋を買いに行ったのですが、売り切れていました。
別の百均に電話して在庫を確認すると、やはりそちらも品薄。
仕方なく駅前の某大手百均ショップまで出かける羽目になりました。そこは自社ブランドのポリ手袋があるのでまだ在庫が残っていました。
正直ポリ手袋の売り切れは予想外でしたね……。

ちなみに感染者の居ない某県に親戚が住んでいるのですが、
そちらは精々マスクくらいしか売り切れないようです。納豆売り場が空っぽになっている写真を送ると驚いていました。

私は寮暮らしなのですが、全体的にピリピリしている雰囲気です。
といってもコロナ対策でピリピリしている訳じゃ無いですね。
若い人間が多い寮なので、イマイチコロナを恐れていない人が多いんです。
ただ、やっぱり気にする人は気にするので、「対策をきちんとしろ」という人と「対策で生活を乱されたくない」という人で対立していました。
まあ確かに寮ともなると対策の手段も限られてくるし、対策すると不便になるんですよね。そして若い人間からするとその不便を受け容れないといけない程コロナウイルスが怖いとは思えないんです。


[22991] Re3:新型コロナウイルスについて返信 削除
2020/3/31 (火) 22:59:01 徳翁導誉

> 管理人様のように丁寧に疑問に答えるには知識が足りておりませんので、
> 自分の周囲の話をしますね。

おっ、入れ違いで報告がありましたか!
直後の返信で「誰からも反応ナシかぁ」って投稿しちゃいました(笑)。

> ピーク時には米も消えました。
正直、これは少し予想が出来てました。
東日本大震災の時も、一時的ながら米不足は起こりましたし、
やはり非常時となると、まずは主食である米を確保する動きは起こるかと。
しかも今回の場合、外出自粛という事ですから、尚更に。

> インスタント食品は全体的に品薄です。
そうですね、これは2月末に全国へ休校要請が出された後、
自宅で昼食を取る子供たち用の意味もあって、
1ヶ月前から、インスタント食品の関連は品薄ですよね。

> 納豆は某社の卵納豆やおろし納豆がまだ消えている一方で
> 地元ブランドや某大手のオーソドックスなタイプの納豆が店頭に並ぶようになりました。
> 「店頭に並ぶ」という表現は正確じゃないのかな、減るペースが遅くなった?感じですね。
> ただ、それでも22時頃になるとやっぱり納豆は消えます。
> そんな状況でしたが、オリンピック延期が発表された辺り位からまた納豆が消え始めました。

いや〜、納豆の在庫というのは、注目していませんでしたね!?
ありがとうございます、新しく知る情報でした。
う〜ん、でも、納豆が不足する理由って何なんでしょう?
主食で保存もできる米が不足するのは解りますし、
中国からの輸入量が減少している事で、一部の野菜が品薄なのも聞いてますけど、
納豆となると、原材料の大豆がアメリカからの輸入も多いので、その関係でしょうか?

> 昨日は久しぶりに米も消えていました。
> その他少しでもコロナと関連の有りそうなものは全て影響を受けていました。

逆に売れているモノとして、アメリカでは銃や弾丸、それに何故かヒヨコ↓だったり、
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/03/post-92927.php
外出禁止が続くイタリアでは、大人のオモチャ(笑)であったりが、
例年以上の売り上げを見せているらしいですね。
また、当初は日本でしか見られなかったトイレットペーパー不足も、
ネットの記事とかを見ると、今では諸外国でも散見されてるようです。

> 全国チェーンの某大手ショッピングモールに行くと、もう少し品ぞろえは良くなります。
> 卵納豆はやはり品切れですが、おろし納豆は残っていました。
> ……コロナを舐めてかかっていた私は
> 「どうせすぐにスーパーにもおろし納豆が戻ってくるだろう」と慢心し買いませんでした。
> 大いに後悔しています。
> 私の通う某スーパーも全国チェーンの大手なのですが、全く平常時の品ぞろえに戻る雰囲気がありません。

少なくとも、ここから1〜2ヶ月くらいの間は恐らく、
そうした在庫状況が悪くなる事はあっても、良くなる事は無い気がします。
煽る訳ではありませんが、それこそ都市封鎖なり、非常事態宣言なり出されたら
品薄状況も更に悪化する事は、目に見えてますからねえ・・・・、

> あと、ちょっとした野暮用で百均に
> 百枚入りのポリ手袋を買いに行ったのですが、売り切れていました。
> 別の百均に電話して在庫を確認すると、やはりそちらも品薄。
> 仕方なく駅前の某大手百均ショップまで出かける羽目になりました。
> そこは自社ブランドのポリ手袋があるのでまだ在庫が残っていました。
> 正直ポリ手袋の売り切れは予想外でしたね……。

まあ、消毒用のアルコールも売り切れてる現状では、
ポリ手袋も有効と言いますか、より確実な除菌方法ですよね。
ただ、キチンと取り外して、使い捨てにしないと、
再び着ける際に、却って手袋の菌を付けてしまう危険性はありますけども。

> ちなみに感染者の居ない某県に親戚が住んでいるのですが、
> そちらは精々マスクくらいしか売り切れないようです。
> 納豆売り場が空っぽになっている写真を送ると驚いていました。

マスクの売り切れは・・・私みたいな花粉症者にはキツいです(泣)。
まあ今年は、去年ほど酷くは無いですし、
花粉症だからこそ、あらかじめマスクの在庫が家にあったのですが、
こういう状況になった事で、買い足す事が出来てないんですよねえ・・・・
例年なら1日で使い捨てる所を、今年は3日くらい使ってます。

> 私は寮暮らしなのですが、全体的にピリピリしている雰囲気です。
> といってもコロナ対策でピリピリしている訳じゃ無いですね。
> 若い人間が多い寮なので、イマイチコロナを恐れていない人が多いんです。
> ただ、やっぱり気にする人は気にするので、「対策をきちんとしろ」という人と
> 「対策で生活を乱されたくない」という人で対立していました。

あ〜、確かに集団生活ですと、トラブルそのものよりも、
それによって生じる人間関係のトラブルの方が、意外と厄介だったりしますからねえ。
家族の中ですら、時にそういう事は起こり得るのですから、
人数が多くて、赤の他人ともなれば、それは尚更かと!?
まあ、ワイワイと楽しい時は、1人暮らしより ずっと楽しいのですが。

> まあ確かに寮ともなると対策の手段も限られてくるし、対策すると不便になるんですよね。
> そして若い人間からするとその不便を受け容れないといけない程コロナウイルスが怖いとは思えないんです。

まあ実際、若い人だけなら、そこまで過剰に心配する必要性は乏しいですからねえ。
もちろん最悪の事態というのも有り得るのですが、それは他の何事だって そうですし、
でも一方で、社会的に感染拡大を防ぐという意味では、やはり1人1人の意識も重要であると。
それこそ、前回も書きましたけど、
「個人レベル」と「社会レベル」の危機感を、両方ともバランス良く持つ事ですね。


[23004] Re4:新型コロナウイルスについて返信 削除
2020/4/7 (火) 23:38:19 マンネルヘイム

▼ 徳翁導誉さん
> > ピーク時には米も消えました。
> 正直、これは少し予想が出来てました。
> 東日本大震災の時も、一時的ながら米不足は起こりましたし、
> やはり非常時となると、まずは主食である米を確保する動きは起こるかと。
> しかも今回の場合、外出自粛という事ですから、尚更に。
>

最初に米が売り切れたのは2月下旬〜三月の初めでしたからねぇ。その段階では正直ここまでの騒ぎになると思っていませんでしたから、
米が売り切れたのに驚きました。
インスタントについてはまあさもありなんといった感じですが。

> > 納豆は某社の卵納豆やおろし納豆がまだ消えている一方で
> > 地元ブランドや某大手のオーソドックスなタイプの納豆が店頭に並ぶようになりました。
> > 「店頭に並ぶ」という表現は正確じゃないのかな、減るペースが遅くなった?感じですね。
> > ただ、それでも22時頃になるとやっぱり納豆は消えます。
> > そんな状況でしたが、オリンピック延期が発表された辺り位からまた納豆が消え始めました。

> いや〜、納豆の在庫というのは、注目していませんでしたね!?
> ありがとうございます、新しく知る情報でした。
> う〜ん、でも、納豆が不足する理由って何なんでしょう?
> 主食で保存もできる米が不足するのは解りますし、
> 中国からの輸入量が減少している事で、一部の野菜が品薄なのも聞いてますけど、
> 納豆となると、原材料の大豆がアメリカからの輸入も多いので、その関係でしょうか?
>

理屈じゃないと思いますね。納豆がコロナに効くという風聞が流れているそうですが、そんな与太話本気で信じている人なんて居ないでしょう。
彼等は納豆では無く仮初の安心を買ってるんです。彼等は納豆を見てお金を払ってるんじゃないんですよ。

……とまあ、意地の悪い言い方をしましたが……。常日頃から毎食のように納豆を食べ、納豆を愛している自分としては
『納豆』を食べたいと思っていない人たちの影響でソウルフードである納豆を好きなように食べれない現状に不満を抱いていたりします(笑)
結局、このコロナ騒動で自分にとって一番の重大事は納豆不足なんですよねぇ……。
うーん、思いがけず自分の俗っぽい一面に気付いてしまいました。

ちなみに納豆がコロナに効くというのはつまり、免疫力を高める食品がコロナに効くという意味みたいですよ。
うーん……何というか。別に納豆じゃなくても良いでしょうに。


> 逆に売れているモノとして、アメリカでは銃や弾丸、それに何故かヒヨコ↓だったり、
> https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/03/post-92927.php
> 外出禁止が続くイタリアでは、大人のオモチャ(笑)であったりが、
> 例年以上の売り上げを見せているらしいですね。
> また、当初は日本でしか見られなかったトイレットペーパー不足も、
> ネットの記事とかを見ると、今では諸外国でも散見されてるようです。
>

銃や弾丸……。バイオハザードでも想定しているんですかねぇ?
いやまあ、大方コロナ騒動で経済に打撃を受け、失業者も増え、物も不足し、治安も悪化するだろうからってことで
いつも通り『自分の身は自分で守らなきゃ!』って事でしょうけど。

> > 全国チェーンの某大手ショッピングモールに行くと、もう少し品ぞろえは良くなります。
> > 卵納豆はやはり品切れですが、おろし納豆は残っていました。
> > ……コロナを舐めてかかっていた私は
> > 「どうせすぐにスーパーにもおろし納豆が戻ってくるだろう」と慢心し買いませんでした。
> > 大いに後悔しています。
> > 私の通う某スーパーも全国チェーンの大手なのですが、全く平常時の品ぞろえに戻る雰囲気がありません。

> 少なくとも、ここから1〜2ヶ月くらいの間は恐らく、
> そうした在庫状況が悪くなる事はあっても、良くなる事は無い気がします。
> 煽る訳ではありませんが、それこそ都市封鎖なり、非常事態宣言なり出されたら
> 品薄状況も更に悪化する事は、目に見えてますからねえ・・・・、
>

出ましたねぇ。緊急事態宣言。
今まで以上に流通が滞ることになるのかなぁ。


> まあ、消毒用のアルコールも売り切れてる現状では、
> ポリ手袋も有効と言いますか、より確実な除菌方法ですよね。
> ただ、キチンと取り外して、使い捨てにしないと、
> 再び着ける際に、却って手袋の菌を付けてしまう危険性はありますけども。
>

介護施設や教育施設、飲食店じゃそういう手袋を使い捨てにしているようですが、
勿体ないですよねぇ。背に腹は代えられないとはいえ、環境問題への取り組みが叫ばれ、レジ袋を減らそうと各社が競うこのご時世で
全国各地から大量の使い捨て手袋が捨てられるというのは何とも残念な話です。

> マスクの売り切れは・・・私みたいな花粉症者にはキツいです(泣)。
> まあ今年は、去年ほど酷くは無いですし、
> 花粉症だからこそ、あらかじめマスクの在庫が家にあったのですが、
> こういう状況になった事で、買い足す事が出来てないんですよねえ・・・・
> 例年なら1日で使い捨てる所を、今年は3日くらい使ってます。
>

自分は秋花粉ですからそれまでに収束しておいてほしい(笑)

> あ〜、確かに集団生活ですと、トラブルそのものよりも、
> それによって生じる人間関係のトラブルの方が、意外と厄介だったりしますからねえ。
> 家族の中ですら、時にそういう事は起こり得るのですから、
> 人数が多くて、赤の他人ともなれば、それは尚更かと!?
> まあ、ワイワイと楽しい時は、1人暮らしより ずっと楽しいのですが。
>
> まあ実際、若い人だけなら、そこまで過剰に心配する必要性は乏しいですからねえ。
> もちろん最悪の事態というのも有り得るのですが、それは他の何事だって そうですし、
> でも一方で、社会的に感染拡大を防ぐという意味では、やはり1人1人の意識も重要であると。
> それこそ、前回も書きましたけど、
> 「個人レベル」と「社会レベル」の危機感を、両方ともバランス良く持つ事ですね。

うーん、年老いている人がいない訳じゃないんですけどねぇ。
その人が配慮を求めたのに対し、「じゃあ寮に住むなよ」(意訳)「寮生活を選んだんだから覚悟しとけ」(意訳)との返しがあったのには絶句しました。
人道に悖る……なんて価値観を押し付ける気はありませんが、法的に言えばそりゃあ寮側はある程度配慮する義務があるでしょうに
社会レベルから見て正しいのは上の見解と絶句する私のどちらなんですかねぇ?


[23009] Re5:新型コロナウイルスについて返信 削除
2020/4/9 (木) 20:45:06 徳翁導誉

> > > 納豆は某社の卵納豆やおろし納豆がまだ消えている一方で
> > > 地元ブランドや某大手のオーソドックスなタイプの納豆が店頭に並ぶようになりました。
> > > 「店頭に並ぶ」という表現は正確じゃないのかな、減るペースが遅くなった?感じですね。

> > う〜ん、でも、納豆が不足する理由って何なんでしょう?
> > 主食で保存もできる米が不足するのは解りますし、
> > 中国からの輸入量が減少している事で、一部の野菜が品薄なのも聞いてますけど、
> > 納豆となると、原材料の大豆がアメリカからの輸入も多いので、その関係でしょうか?

> 理屈じゃないと思いますね。
> 納豆がコロナに効くという風聞が流れているそうですが、
> そんな与太話本気で信じている人なんて居ないでしょう。

なるほど、「納豆がコロナに効く」という噂話自体が初耳でした!
ただ、納豆自体は、ビタミンB1やタンパク質を豊富に含んでおり、
また納豆菌は腸の働きを活性化させますから、新型コロナどうこうではなく、
風邪の予防や悪化抑制には、いくらかの有効性はあるように思えます。

> 彼等は納豆では無く仮初の安心を買ってるんです。
> 彼等は納豆を見てお金を払ってるんじゃないんですよ。

まあ別に、そこまで大仰な話で無くても、
人気のテレビ番組とかで「納豆が身体に良い」と放送されれば、
次の日には売り切れてたりするモノでしょうからねえ(笑)。

> ……とまあ、意地の悪い言い方をしましたが……。
> 常日頃から毎食のように納豆を食べ、納豆を愛している自分としては
> 『納豆』を食べたいと思っていない人たちの影響でソウルフードである納豆を
> 好きなように食べれない現状に不満を抱いていたりします(笑)
> 結局、このコロナ騒動で自分にとって一番の重大事は納豆不足なんですよねぇ……。

はい、それは凄く伝わってきました(笑)。
・・・って、そこまで好きなのであれば、いっその事、自作してみるとか?
納豆は、大豆と稲藁があれば、簡単に作れるイメージがありますし、
いっその事、プランターで大豆や稲を育てる所から始めるのも、意外に面白いかも?
自分で言ってて、ちょっと興味が湧いて来ちゃいました(笑)。
まあ、そこまで行かなくても、牛乳に市販のヨーグルトを入れて、
ヨーグルトを増やす要領で、大豆と市販の納豆で、納豆も増やせそうな気がします。

> ちなみに納豆がコロナに効くというのはつまり、
> 免疫力を高める食品がコロナに効くという意味みたいですよ。
> うーん……何というか。別に納豆じゃなくても良いでしょうに。

でもまあ、近年、納豆が海外でも売り上げを伸ばしているのは、
味や臭いではなく、健康食品としての評価が高いからでしょうしねえ。


> > 逆に売れているモノとして、アメリカでは銃や弾丸、それに何故かヒヨコ↓だったり、
> > https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/03/post-92927.php
> > 外出禁止が続くイタリアでは、大人のオモチャ(笑)であったりが、
> > 例年以上の売り上げを見せているらしいですね。

> 銃や弾丸……。バイオハザードでも想定しているんですかねぇ?
> いやまあ、大方コロナ騒動で経済に打撃を受け、
> 失業者も増え、物も不足し、治安も悪化するだろうからってことで
> いつも通り『自分の身は自分で守らなきゃ!』って事でしょうけど。

ロックアウトされ、人の姿が消えたニューヨークのライブ映像とか見ていると、
やはり非日常的で異様な世界と感じますから、実際に住んでいる人たちは尚更かと。
まあ構造的には、日本でトイレットペーパーが無くなったり、
納豆が売り切れたりするのと、同じ様なモノなのでしょうけど、
そこは、銃の保持が認められている、アメリカなりの事情って事なんでしょうね。
理屈的にどうこうと言うよりも、ただただ不安が先立っている感じで。

> > > ……コロナを舐めてかかっていた私は
> > > 「どうせすぐにスーパーにもおろし納豆が戻ってくるだろう」と慢心し買いませんでした。
> > > 大いに後悔しています。
> > > 私の通う某スーパーも全国チェーンの大手なのですが、全く平常時の品ぞろえに戻る雰囲気がありません。

> > 少なくとも、ここから1〜2ヶ月くらいの間は恐らく、
> > そうした在庫状況が悪くなる事はあっても、良くなる事は無い気がします。
> > 煽る訳ではありませんが、それこそ都市封鎖なり、非常事態宣言なり出されたら
> > 品薄状況も更に悪化する事は、目に見えてますからねえ・・・・、

> 出ましたねぇ。緊急事態宣言。
> 今まで以上に流通が滞ることになるのかなぁ。

「非常事態宣言」ではなく、正確には「緊急事態宣言」でしたね。
東京五輪の延期が決まって後は、早く出して欲しい都側と、
あまり出したくない国側とで、タイミングの綱引きがありましたから、
(床屋やホームセンターを休業対象にするか否かで、現在も揉めてますね)
まあ、東京での新たな感染者が、2日連続で100名を超えたらというのが、
1つの目安としてあったでしょうし、実際そうなったのかと。
ただ、愛知県を対象外としたのは、正直どうだったんでしょうね?
増加スピードが遅いからとの理由も述べられていましたけど、
愛知県知事の態度への反発という面が、やはり拭えない気もします。
普通の感覚じゃ有り得ないですけど、まあ普通の感覚じゃないんで・・・・

そして今更ですけど、前回投稿の翌日、4月1日にあったアベノマスク!?
ひょっとしたら、エイプリル・フールの日だった事も影響したのでしょうけど、
マスク配布の第一報を母親に伝えた所、フェイクニュースを疑う反応が返ってきて、
日頃は何でもすぐに信じてしまうタイプだけに、初めて見せた反応にビックリしました!!
まあ、それだけ「有り得ない」と思わせる政策だったんでしょうね(苦笑)。
正直な所、私自身も第一報に触れた時には、思わず吹いてしまいましたし、
ネット上でも一斉にネタ祭りが開催され、自粛ムードが続く中、久々に笑いました。
でも、笑うと免疫力が高まるそうなので、実はそこを狙ったのでは?(笑)・・・なんて、
ふと冗談ながらに考えもしたのですが、翌日の田崎スポークスマンの発言によると、
国民から評価されると思って発表したのに、まるで正反対の反応が返ってきて、
首相自身も大変驚いているとの報告があり、その事に私は1番驚いたかも知れません。

> > まあ、消毒用のアルコールも売り切れてる現状では、
> > ポリ手袋も有効と言いますか、より確実な除菌方法ですよね。
> > ただ、キチンと取り外して、使い捨てにしないと、
> > 再び着ける際に、却って手袋の菌を付けてしまう危険性はありますけども。

> 介護施設や教育施設、飲食店じゃそういう手袋を使い捨てにしているようですが、
> 勿体ないですよねぇ。
> 背に腹は代えられないとはいえ、環境問題への取り組みが叫ばれ、
> レジ袋を減らそうと各社が競うこのご時世で
> 全国各地から大量の使い捨て手袋が捨てられるというのは何とも残念な話です。

う〜ん、でも実際の所、レジ袋や割り箸を止めて、
どれくらい環境に優しくなるかと言えば、ほぼ誤差の範囲内でしょうし、
マイバックを使えばプラスという現状から、レジ袋を使うとマイナスと変えた事が、
消費者心理から言って、本当に妥当だったかは疑問が残る所なんですよね。

> > マスクの売り切れは・・・私みたいな花粉症者にはキツいです(泣)。
> > まあ今年は、去年ほど酷くは無いですし、
> > 花粉症だからこそ、あらかじめマスクの在庫が家にあったのですが、
> > こういう状況になった事で、買い足す事が出来てないんですよねえ・・・・

> 自分は秋花粉ですからそれまでに収束しておいてほしい(笑)

さすがに夏に入れば、感染も終息の方向に進んでいくと思われますが、
秋で怖いのは、終息せずに続いているよりも、再燃する可能性の方かと?
ただ、単にマスクの心配だけであれば、念の為に、
在庫があるであろう夏の内に、購入しておく事かも知れません。
どうせ秋には使うなら、腐るモノじゃ無いですし、早めに購入しておいても。
・・・って、大勢がそう行動すると、買い占め騒動になるんですけど(苦笑)。

> > あ〜、確かに集団生活ですと、トラブルそのものよりも、
> > それによって生じる人間関係のトラブルの方が、意外と厄介だったりしますからねえ。
> > まあ実際、若い人だけなら、そこまで過剰に心配する必要性は乏しいですからねえ。
> > もちろん最悪の事態というのも有り得るのですが、それは他の何事だって そうですし、
> > でも一方で、社会的に感染拡大を防ぐという意味では、やはり1人1人の意識も重要であると。
> > それこそ、前回も書きましたけど、
> > 「個人レベル」と「社会レベル」の危機感を、両方ともバランス良く持つ事ですね。

> うーん、年老いている人がいない訳じゃないんですけどねぇ。

例えばウチの場合は、私だけならそんなに気にしないんですけど、
両親と暮らしていて、亡くなった志村けんと同年代ですから、
そちらの面から、気を使って過ごしてる所はありますね。
特に父親の方は、ガンで2回手術している上に、持病持ちなのに、
本人は「大丈夫、大丈夫」と言って、いつも事態を悪くさせるタイプなので、
必然的に、コチラが気を付かわねばならなくなると・・・・

> その人が配慮を求めたのに対し、「じゃあ寮に住むなよ」(意訳)
> 「寮生活を選んだんだから覚悟しとけ」(意訳)との返しがあったのには絶句しました。
> 人道に悖る……なんて価値観を押し付ける気はありませんが、
> 法的に言えばそりゃあ寮側はある程度配慮する義務があるでしょうに
> 社会レベルから見て正しいのは上の見解と絶句する私のどちらなんですかねぇ?

どの辺り線引きするかは、個々人の価値観次第なので、難しい所はありますよね。
中国みたいに、人権を無視してでも、完全に閉鎖して押さえ込むのも一手ですし、
イギリスがやろうとしたように、ある程度は広がるに任せて、
集団免疫を付けさせるのも一手ですから、
結局の所、どちらが正しくて、どちらが間違ってるなんてモノは無いと思うんです。
ただ、多数派としての見解が、この両極端な政策の間の
どの辺りにあるかを見極める事こそ、最も異論が少ない落とし所でしょうし、
あとは心理面だけでなく、科学面でも許容の範囲内であれば、それで良いのかと。
どれくらいのサイズの寮かは解りませんけど、
意見の集約とかは出来ない感じなのでしょうか?


[23024] Re6:新型コロナウイルスについて返信 削除
2020/4/17 (金) 05:45:44 マンネルヘイム

▼ 徳翁導誉さん
> なるほど、「納豆がコロナに効く」という噂話自体が初耳でした!
> ただ、納豆自体は、ビタミンB1やタンパク質を豊富に含んでおり、
> また納豆菌は腸の働きを活性化させますから、新型コロナどうこうではなく、
> 風邪の予防や悪化抑制には、いくらかの有効性はあるように思えます。
>

勿論それは分かるんですが……。
そんな一朝一夕の付け焼刃で変わるもんですかねぇ?
完全に偏見ですけど、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人たちって常日頃から情報に右往左往している人たちだろうなって。
絶対、常日頃は栄養バランスなんてそんなに考えていないし、手洗いうがいだって徹底していないだろうなって。
「やだー納豆くさーい」とか「ねばねばしてきもちわるーい」とか言ってそうだなって。
そう思います。
……まあ子供の為に必死で納豆買って食卓に並べてるママさんとかも居るんでしょうけどね。
そういう人が今、常日頃は見向きもしない納豆に殺到していることまでもを冷笑する気はありませんが……。
まあなんだかなぁ、と。
別に納豆じゃなくても良いじゃあないですか。他にも栄養のある食品はいくらだってあるでしょう。

> はい、それは凄く伝わってきました(笑)。
> ・・・って、そこまで好きなのであれば、いっその事、自作してみるとか?
> 納豆は、大豆と稲藁があれば、簡単に作れるイメージがありますし、
> いっその事、プランターで大豆や稲を育てる所から始めるのも、意外に面白いかも?
> 自分で言ってて、ちょっと興味が湧いて来ちゃいました(笑)。
> まあ、そこまで行かなくても、牛乳に市販のヨーグルトを入れて、
> ヨーグルトを増やす要領で、大豆と市販の納豆で、納豆も増やせそうな気がします。
>

すいません(笑)
完全に食べる方専門なんです。
作る方はそんなに興味がなくて……。まあ「生産」はともかく「加工」の本場に行ってみたい気持ちはあります。
あるかどうかは分かりませんが、新聞博物館とかほたるいかミュージアムとかかまぼこ館とかと同じように会社が運営している納豆博物館とかがあれば行ってみたいですし、
目の前で納豆が出来る光景を見て、ぼんやりと納豆の歴史とか仕組みとかの展示物を眺めて、
そんでお土産に納豆を買って帰るとか、併設されている食堂で納豆を食べるとか、そんな体験なら時間やお金を掛けても良いなぁと。
まあ他の用事があって茨城とかに行くことになれば、と言ったレベルですが……。

あとどうでも良い愚痴を少々。
私の父も「そんなに納豆が好きなら納豆うどん(私はうどんも好きです)とかすればいいじゃないか!」とか言ってくるんですよ。
「納豆バーガー」って聞いて気後れする私に「納豆を愛しているならいけるっしょ」みたいに言ってくるんですよ。
それは違う、と声を大にして言いたいんですよね。納豆が好きなら変化球まで好きにならなきゃいけないのか、と。
納豆が好きなら納豆を作らないといけないのか、と。
納豆が好きなら「ああなんかこれは違う……」って感じの納豆も受け入れないのか、と。
納豆を好きである、愛している、と胸を張って言うには、納豆の全てを受け容れないといけないのか、と。
いいやそれは違う、と言うと「ふーん、その程度の思いなんだ」みたいな反応をされて……何となくやりきれない気持ちになります。

> でもまあ、近年、納豆が海外でも売り上げを伸ばしているのは、
> 味や臭いではなく、健康食品としての評価が高いからでしょうしねえ。
>
>

……まあ自分が好きなものが評価されるのは嬉しい事ですが。
それはそれとして、某社のにおわなっとう、そしてとろっ豆、これは個人的には避けている納豆です。
何故か?におわなっとうは確かに匂わないです。それは認めます。
でも納豆として足りないです。いや、ねばねばもしてますし、納豆っぽい味はしてますけど「薄い」この一言に尽きます。
美食家でも何でもないので上手く表現は出来ませんが、スーパーで一番安い地元ブランドですら、もっと「濃い」です。(それは豆の味と醤油のバランスがあんまり取れていない気がします、だからあまり買いません)
……でも多分売れてるんですよねぇ。どこのスーパーにもありますし。

におわなっとうのコンセプトはずばり「匂わない納豆」
そのコンセプトは昔からあったでしょうけど、それを出して利益が出る、「匂わない納豆」というビジネスモデルが成功する下地となったのが、
管理人様の指摘する健康食品としての需要の高まりでしょう。
納豆は勿論健康に良いですけど、明確に健康食品として認識されるようになったことで、
「あー納豆匂い(ねばねば)無ければ買っても良いのになぁ」的な客層が増えたんでしょうね。
つまり味ではなく栄養を求めて納豆を買いたい客が増えた。だからにおわなっとうが登場し、バカ売れしてるんでしょう。

とろっ豆はまあ、ぶっちゃけると自分も二か月に一回ぐらいは買います。(100食に1回位のペースですかね?)
たまーーーーーーーーーに食べる分には食卓に変化が生まれて気分転換になりますし、舌も美味しいと感じられます。
その理由は、とろっ豆が意外性重視でありながらも、一応味(というよりは食感ですかね?)の意外性で勝負しているからでしょうね。
ただアレの主砲は意外性ではなく、パキッ!と割るだけでたれが出るというギミックです。
ええ、確かに世の中の大半の人には便利ではあります。でもそれだけじゃないですか。
自分のように、たれを入れるより先に混ぜる派にしてみると、意味のないギミック……というか煩わしいギミックですしね。
そしてそのギミックを実現するためだけに辛子がありません。
つゆだく系とかおろし等アレンジ系は辛子が入っていないことはあります。
でもそれは味ありきの判断です。最初に味があってそれから辛子をオミットしました。
とろっ豆は……どうなんですかねぇ?味と食感の意外性を生み出すために辛子をオミットした……うーん、そう考えるよりかはギミックありきのオミットですかねぇ。
とろっ豆も根っ子はにおわなっとうと同じですね。味以外を理由に納豆を求める層が増えたから、
味を蔑ろ……とまでは言いませんけど、二の次にしてでもその層が買う障害を取り除いている感じです。

うーん……まあ納豆の多様性の中でそういう系統が出てくるのは良い事でしょう。メーカーにも利益は必要です。納豆人口の増加にもつながるかもしれません。
ただ、そっちがメインになって良質な納豆が駆逐されていくのは勘弁してほしいですね。

近所のスーパーの話をすると、「しゃきたま」という素晴らしい納豆が去年の前半ありました。
たまねぎ醤油?的な味付けでした。
まあこれも近年の納豆の進化の中で生まれた物でしょう。納豆新世代と言っても良いかもしれません。
良い時代になりました。おろし・たまごの二大巨頭だけではなく、様々なアレンジ系の登場は、私のような保守的な納豆好きに新しい世界を見せてくれました。
でもその「しゃきたま」は既にスーパーにありません。

……売れなかったんですよねぇ多分。きっとオーソドックスな納豆をベースに食卓を組み立てている私にとって、「しゃきたま」は先発ローテーション入り……とまでは行かなくても、
ここぞという時に出てくる中継ぎとして欠かせぬ存在でした。
ただ、普通の人はそんなに納豆を食べない訳で……。多くの納豆から他を押しのけて選ばれるようなスター性は彼にありませんでした……。
そしてその後にデカい顔してふんぞり返っているのが、におわなっとう、そしてゆずポン酢納豆です。
におわなっとう、最初は期待したんですけどねぇ。納豆の進化はそこまで来たか、と思ったんですけどねぇ。そりゃ納豆として「薄く」作れば匂わないでしょうよ。まあ素人ですからかなり恥ずかしい事を言っているかもしれませんけど。
ゆずポンはまあ……アリではありました。でも私にとってはしゃきたまの代わりにはならなかったですねぇ。でも華があるので、一定の固定客に加え、初見さんが「映える〜」みたいな?「フレッシュ〜」みたいな?感じで沢山買っていったと思います。

……しゃきたまは駆逐されました。私の活動範囲では、の話ですけどね。
しゃきたまの開発担当者はきっと自信があったでしょうに……無念です。

> 「非常事態宣言」ではなく、正確には「緊急事態宣言」でしたね。
> 東京五輪の延期が決まって後は、早く出して欲しい都側と、
> あまり出したくない国側とで、タイミングの綱引きがありましたから、
> (床屋やホームセンターを休業対象にするか否かで、現在も揉めてますね)
> まあ、東京での新たな感染者が、2日連続で100名を超えたらというのが、
> 1つの目安としてあったでしょうし、実際そうなったのかと。
> ただ、愛知県を対象外としたのは、正直どうだったんでしょうね?
> 増加スピードが遅いからとの理由も述べられていましたけど、
> 愛知県知事の態度への反発という面が、やはり拭えない気もします。
> 普通の感覚じゃ有り得ないですけど、まあ普通の感覚じゃないんで・・・・
>

ああ、「表現の不自由展」を巡ってのアレですか?
もしかしたらそれ以外も有るのかな?あんまり詳しく無いですけど……。
「表現の不自由展」に関して言うと、その芸術的な評価とか政治的手法としての評価は別として、
「表現の不自由展」に直面した行政の対応として政府の動きは有りえないでしょう。アレがまかり通っている今の政府は異常です。
大村知事も新聞で読んでいる限り最初はまあ「不自由展」側にやんわりと苦言を呈していた気がしますが、
政府のやらかしにはかなり反発していましたね。新聞を読んでいる限りではかなり「常識的」な反応だと感じました。
そうなると、そりゃお偉方にしてみると非常識極まりない反応なんでしょうね。

たまーにどうしようもなくウンザリした気持ちになった時、ボンヤリと思うんですよね。
「国会に隕石堕ちないかなぁ」って。勿論、いつもそんなことは考えていませんよ。
でも精神的に弱っている時とか、疲れて頭が働かない時とかにこう、ね?不謹慎だとは思うんですけど。

> そして今更ですけど、前回投稿の翌日、4月1日にあったアベノマスク!?
> ひょっとしたら、エイプリル・フールの日だった事も影響したのでしょうけど、
> マスク配布の第一報を母親に伝えた所、フェイクニュースを疑う反応が返ってきて、
> 日頃は何でもすぐに信じてしまうタイプだけに、初めて見せた反応にビックリしました!!
> まあ、それだけ「有り得ない」と思わせる政策だったんでしょうね(苦笑)。
> 正直な所、私自身も第一報に触れた時には、思わず吹いてしまいましたし、
> ネット上でも一斉にネタ祭りが開催され、自粛ムードが続く中、久々に笑いました。
> でも、笑うと免疫力が高まるそうなので、実はそこを狙ったのでは?(笑)・・・なんて、
> ふと冗談ながらに考えもしたのですが、翌日の田崎スポークスマンの発言によると、
> 国民から評価されると思って発表したのに、まるで正反対の反応が返ってきて、
> 首相自身も大変驚いているとの報告があり、その事に私は1番驚いたかも知れません。
>

恥ずかしながら、自分図書館で新聞を読んでいるもので、この外出自粛期間は殆ど新聞に触れておりません……。
アベノマスクの詳細を知ったのは管理人様のこのレスを読んだ時です。
それまでは「フェイクニュースだろ」とすら思っていませんでした。
大方「マスク増産にさらに資金を投入したのかなぁ」とか「今のマスク確保に必死な政府を皮肉ってどっかの誰かが言ったのかなぁ」とか
そんなことを思っていました。
管理人様のレスを読んで、急いで検索してニュースを読んで「ええ……」と思いました。
いやまあ……私は素人なので効果云々は分かりませんけど、素人目で見て「うん?」となる政策ではありますよね。

> う〜ん、でも実際の所、レジ袋や割り箸を止めて、
> どれくらい環境に優しくなるかと言えば、ほぼ誤差の範囲内でしょうし、
> マイバックを使えばプラスという現状から、レジ袋を使うとマイナスと変えた事が、
> 消費者心理から言って、本当に妥当だったかは疑問が残る所なんですよね。
>

そうなんですか?
うーん、「俺は金払ってレジ袋買ってんだから良いだろ、文句言うな」みたいな感じの人も居るんですかね?

> さすがに夏に入れば、感染も終息の方向に進んでいくと思われますが、
> 秋で怖いのは、終息せずに続いているよりも、再燃する可能性の方かと?
> ただ、単にマスクの心配だけであれば、念の為に、
> 在庫があるであろう夏の内に、購入しておく事かも知れません。
> どうせ秋には使うなら、腐るモノじゃ無いですし、早めに購入しておいても。
> ・・・って、大勢がそう行動すると、買い占め騒動になるんですけど(苦笑)。
>

覚えておきます。まああって困りませんしね。ひと箱位は買っておこうかな。

> 例えばウチの場合は、私だけならそんなに気にしないんですけど、
> 両親と暮らしていて、亡くなった志村けんと同年代ですから、
> そちらの面から、気を使って過ごしてる所はありますね。
> 特に父親の方は、ガンで2回手術している上に、持病持ちなのに、
> 本人は「大丈夫、大丈夫」と言って、いつも事態を悪くさせるタイプなので、
> 必然的に、コチラが気を付かわねばならなくなると・・・・
>

似たような話を周りでも聞きました。同居している世帯は大変ですよね。

> どの辺り線引きするかは、個々人の価値観次第なので、難しい所はありますよね。
> 中国みたいに、人権を無視してでも、完全に閉鎖して押さえ込むのも一手ですし、
> イギリスがやろうとしたように、ある程度は広がるに任せて、
> 集団免疫を付けさせるのも一手ですから、
> 結局の所、どちらが正しくて、どちらが間違ってるなんてモノは無いと思うんです。
> ただ、多数派としての見解が、この両極端な政策の間の
> どの辺りにあるかを見極める事こそ、最も異論が少ない落とし所でしょうし、
> あとは心理面だけでなく、科学面でも許容の範囲内であれば、それで良いのかと。
> どれくらいのサイズの寮かは解りませんけど、
> 意見の集約とかは出来ない感じなのでしょうか?

規模と言うよりは機能の問題で意見の集約とかは難しそうですね。
まあそんな有様でも寮のさらに「上」の方々が本腰を入れて動き出したので、対策自体は進み始めました。
住人たちの危機感は相変わらずですけどね。
……まあ私も他人の事はあまり言えませんが。


[23033] もう話の主題は、コロナから納豆に(笑)返信 削除
2020/4/22 (水) 20:16:29 徳翁導誉

▼ 納豆の話
> > なるほど、「納豆がコロナに効く」という噂話自体が初耳でした!
> > ただ、納豆自体は、ビタミンB1やタンパク質を豊富に含んでおり、
> > また納豆菌は腸の働きを活性化させますから、新型コロナどうこうではなく、
> > 風邪の予防や悪化抑制には、いくらかの有効性はあるように思えます。

> 勿論それは分かるんですが……。
> そんな一朝一夕の付け焼刃で変わるもんですかねぇ?
> 完全に偏見ですけど、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人たちって
> 常日頃から情報に右往左往している人たちだろうなって。

そもそも、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人なんて、
一体どれくらい居るの?って事なんですよね、私の見方からすると。
「最近、タピオカが人気らしいよ」と聞いて、ちょっと飲んでみる感じに、
「納豆がコロナに効くらしいよ」と聞けば、気休めに買ってみるだけの話で、
大多数の人は、何となく買ってる程度の事であり、
そんな切羽詰まった気持ちで買う人など、まず居ないと思うんですよ。

ただ、この話をキッカケに、最近は納豆コーナーも覗くようになったのですが、
いつもじゃないですけど、本当に売り切れてる時がありますね!?
家庭消費の増加、物流の混乱、輸入の減少などで、
野菜が品薄だったり、高騰しているのは気付いてましたけど、
納豆の売り切れは、指摘されるまで気が付きませんでした!!
その為、家の冷蔵庫にある納豆も、少し食べるのを控えるようになりました(笑)。

> 別に納豆じゃなくても良いじゃあないですか。他にも栄養のある食品はいくらだってあるでしょう。
もちろん、それは確かにそうでしょうけど、
納豆メーカーにしても、今まで健康食品押しをしてきた訳ですし、
理由が何であれ、需要が増えるのは嬉しいんじゃないですかねえ?
まあ、いつも食べてた消費者側からすると、迷惑な話でしょうけど、
ブームで終われば一過性の事ですし、定着すれば増産されるでしょうから、
どのみち時間が経てば、解消される問題だろうとは思われます。

> > > 常日頃から毎食のように納豆を食べ、納豆を愛している自分としては
> > > 『納豆』を食べたいと思っていない人たちの影響でソウルフードである納豆を
> > > 好きなように食べれない現状に不満を抱いていたりします(笑)
> > > 結局、このコロナ騒動で自分にとって一番の重大事は納豆不足なんですよねぇ……。

> > はい、それは凄く伝わってきました(笑)。
> > ・・・って、そこまで好きなのであれば、いっその事、自作してみるとか?
> > 納豆は、大豆と稲藁があれば、簡単に作れるイメージがありますし、
> > いっその事、プランターで大豆や稲を育てる所から始めるのも、意外に面白いかも?
> > 自分で言ってて、ちょっと興味が湧いて来ちゃいました(笑)。

> すいません(笑)
> 完全に食べる方専門なんです。
> 作る方はそんなに興味がなくて……。

いえいえ、こちらこそ申し訳ありません(笑)。
そういう反応が返ってくることは、少なからず予想はしつつも、
私自身は「何でも作ってみたくなる病」を抱えているので(笑)、
さすがに1人で試すのはあれですが、もしも好反応が返って来れば、
私もチャレンジしてみようかな?とか、ちょっと思ってしまったもので。

> あるかどうかは分かりませんが、新聞博物館とかほたるいかミュージアムとかかまぼこ館とかと
> 同じように会社が運営している納豆博物館とかがあれば行ってみたいですし、
> 目の前で納豆が出来る光景を見て、ぼんやりと納豆の歴史とか仕組みとかの展示物を眺めて、
> そんでお土産に納豆を買って帰るとか、併設されている食堂で納豆を食べるとか、
> そんな体験なら時間やお金を掛けても良いなぁと。

「納豆ミュージアムは、無いんじゃないかなぁ?」・・・と思い、検索してみたら、
おかめ納豆のタカノフーズが、水戸工場に併設して博物館を作ってました!!
http://www.takanofoods.co.jp/fun/museum/
いや〜、こうして話を振ってもらわなければ、存在を知る機会が無かったかも?
ありがとうございます(笑)。
その一方で、納豆博物館まで実在するとなると、
身近な存在でありながら、博物館が存在しないモノは何か無いかと、気になり出しました。

> 私の父も「そんなに納豆が好きなら納豆うどん(私はうどんも好きです)とか
> すればいいじゃないか!」とか言ってくるんですよ。
> 「納豆バーガー」って聞いて気後れする私に
> 「納豆を愛しているならいけるっしょ」みたいに言ってくるんですよ。
> それは違う、と声を大にして言いたいんですよね。
> 納豆が好きなら変化球まで好きにならなきゃいけないのか、と。

あ〜、それは凄く良く解りますよ!!
私自身、シンプルな味付けが好きだというのもありますが、
好きなモノと、好きなモノを、掛け合わせたからと言って、
更に美味しくなる事など、まさに奇跡レベルの確率でしかなく、
基本的には、単品を下回る事ばかりなのが実状ですからねえ・・・・

って、こんな話をしていたら、幼稚園の頃、
好物と好物を掛け合わせれば、もっと美味しくなるかと思い、
いろいろチャレンジしてみた結果、逆に不味くなるばかりで、
好物を無駄にした事と相俟って、物凄く悲しい経験をしたのを、
数十年ぶりに思い出してしまいましたよ(苦笑)。

> 納豆が好きなら納豆を作らないといけないのか、と。
すみません。
うどんは自分で作ります(笑)。
材料は小麦粉と塩と水だけですから、簡単に作れますよ。
(モチッとした食感が欲しければ、タピオカ粉か片栗粉を追加)
昆布ダシに、甘く煮詰めた牛肉と玉ネギを乗せる、関西風の肉うどんも良いですが、
鰹ダシに、豚バラ・白ネギ・油揚げを入れた、関東の武蔵野うどんが好きですね。
名古屋の きしめんの時は、山盛りの鰹節と七味唐辛子だけです。
親の転勤で、関東・東海・関西を転々としたので、その時に各地の味を覚えました。

> > でもまあ、近年、納豆が海外でも売り上げを伸ばしているのは、
> > 味や臭いではなく、健康食品としての評価が高いからでしょうしねえ。

> ……まあ自分が好きなものが評価されるのは嬉しい事ですが。
> 管理人様の指摘する健康食品としての需要の高まりでしょう。
> 納豆は勿論健康に良いですけど、明確に健康食品として認識されるようになったことで、
> 「あー納豆匂い(ねばねば)無ければ買っても良いのになぁ」的な客層が増えたんでしょうね。
> つまり味ではなく栄養を求めて納豆を買いたい客が増えた。
> だからにおわなっとうが登場し、バカ売れしてるんでしょう。

欧米で納豆が流行始めた頃は、粘りを消す為に水洗いされたり、
臭いを消す為にオリーブオイルを絡めたりされてましたけど、
まあ欧米にも、チーズなどを始め、
臭ったり粘ったりする発酵食品がありますので、
一旦慣れてしまえば、そのまま食べられるケースが増えてきたとか。
それでもやはり、臭いと粘りは未だにネックみたいですけども。

ちなみにアジアの方では・・・それぞれ現地に、独自の納豆文化がある所も!?
別に納豆自体は、日本の独自文化ではありませんからねえ。
と言いますか、納豆料理のレパートリー的に、日本は貧弱な方らしいです(笑)。
とりあえず、こんなラジオ番組のネット配信↓を貼っておきます。

「日本は納豆後進国? 辺境作家が語るアジア納豆探検記」
https://www.tbsradio.jp/36105 (本編は10:30あたりから)

あと、日本国内でも、関西はあまり納豆を食べない文化圏でしたけど、
ちょうど私が関西に住んでいた、90年代後半から2000年代前半に掛けて、
全国展開するチェーン店のスーパーやコンビニから増え始めたのを、
リアルタイムで見てきましたね。
逆に、節分に恵方巻きを食べる文化というのも、ちょうどこの頃、
コンビニ経由で関西から全国に向けて、広まっていった記憶があります。
見方を変えれば、地域によらず、日本の文化がここまで「画一化」されてきたのは、
ここ十数年あまりの話であり、その理由は全国をカバーする販売網の登場かも?
田舎視点に立てば、大型店にネット通販など、凄く便利な時代になったのですが、
一方で、地域ごとの多様性は乏しくなり、物悲しい面も少しあったり・・・・
転勤族として育った身には、田舎の事情も、都会の事情も解るので、複雑な所です。

> それはそれとして、某社のにおわなっとう、そしてとろっ豆、これは個人的には避けている納豆です。
> 何故か?におわなっとうは確かに匂わないです。それは認めます。
> でも納豆として足りないです。
> いや、ねばねばもしてますし、納豆っぽい味はしてますけど「薄い」この一言に尽きます。
> 美食家でも何でもないので上手く表現は出来ませんが、
> スーパーで一番安い地元ブランドですら、もっと「濃い」です。
> (それは豆の味と醤油のバランスがあんまり取れていない気がします、だからあまり買いません)
> ……でも多分売れてるんですよねぇ。どこのスーパーにもありますし。

私は食べた事が無いですけど、
臭いが抑えめという事は、発酵が抑えめなんですかねえ?
もしそうであれば、「味が薄い」と感じるのも、理解できます。
納豆の旨味成分は、大豆が発酵する際に、
タンパク質がアミノ酸へと変化する為ですから、
その発酵が控えめなら、旨味成分も控えめとなります。
また、発酵するほど糸も引くようになるので、粘りの少な目なのかな?

> とろっ豆はまあ、ぶっちゃけると自分も二か月に一回ぐらいは買います。(100食に1回位のペースですかね?)
> たまーーーーーーーーーに食べる分には食卓に変化が生まれて気分転換になりますし、舌も美味しいと感じられます。
> その理由は、とろっ豆が意外性重視でありながらも、
> 一応味(というよりは食感ですかね?)の意外性で勝負しているからでしょうね。
> ただアレの主砲は意外性ではなく、パキッ!と割るだけでたれが出るというギミックです。
> ええ、確かに世の中の大半の人には便利ではあります。でもそれだけじゃないですか。
> 味を蔑ろ……とまでは言いませんけど、二の次にしてでもその層が買う障害を取り除いている感じです。

コチラも、私は食べた事がありませんね。
と言いますか、「とろっ豆」という商品名も初めて聞きました。
「におわなっとう」の方は、その商品名から大体想像が付くのですが、
コチラは商品名だけだと解らなかったので、一応検索しました(笑)。
http://www.mizkan.co.jp/natto/product/toromame.html
商品紹介を読む限りでは、水分量が多い、やわらか食感な納豆なのかな?
「パキッ!と割るギミック」の意味も、商品紹介文を読んで初めて解りました。
う〜ん、とりあえず、こういう変わり種な納豆は、私は食べないかな・・・・

> 近所のスーパーの話をすると、「しゃきたま」という素晴らしい納豆が去年の前半ありました。
> たまねぎ醤油?的な味付けでした。
> まあこれも近年の納豆の進化の中で生まれた物でしょう。納豆新世代と言っても良いかもしれません。
> 良い時代になりました。おろし・たまごの二大巨頭だけではなく、
> 様々なアレンジ系の登場は、私のような保守的な納豆好きに新しい世界を見せてくれました。
> でもその「しゃきたま」は既にスーパーにありません。
> ……しゃきたまは駆逐されました。私の活動範囲では、の話ですけどね。
> しゃきたまの開発担当者はきっと自信があったでしょうに……無念です。

しゃきたま納豆は知らないのですが、玉ねぎ醤油ダレは知ってます。
と言いますか、今や「冷しゃぶ」界では、
玉ねぎ醤油ダレと、焙煎ごまダレが、2大巨頭になってる感じです。
ですからタレ自体は、精肉コーナーに置いてあると思いますよ。

ちなみに私は・・・卵はもちろん、ネギも辛子も入れません。
納豆は、付属のタレのみですね。
ご飯に掛ける時は、これでもかと箸で掻き混ぜ、糸を引かせる一方で、
単独で食べる時は、一切掻き混ぜずに、スプーンで食べてます。
あと、糸を引かせる(粘らせたい)時は、当然ながら、
タレの投入は掻き混ぜた後に、やさしく全体的にですね(笑)。


▼ 新型コロナ対策&政治とアートの話
> > 「非常事態宣言」ではなく、正確には「緊急事態宣言」でしたね。
> > ただ、愛知県を対象外としたのは、正直どうだったんでしょうね?
> > 増加スピードが遅いからとの理由も述べられていましたけど、
> > 愛知県知事の態度への反発という面が、やはり拭えない気もします。

> ああ、「表現の不自由展」を巡ってのアレですか?
> もしかしたらそれ以外も有るのかな?あんまり詳しく無いですけど……。

いや、表現の不自由展の件は念頭にありませんでした。
でもまあ、あいちトリエンナーレの件も、遠因の1つではありますかねえ?
以前から元々、安倍政権と大村県政の間にギクシャク感はあったのですが、
4月の初め、緊急事態宣言の発令が検討されていた頃、
「愛知県は数字的に見て、感染拡大を抑えられている」として、
東京や大阪の状況と同一視される事に、不快感を示す態度を見せたんです。
すると、政権側は愛知県を対象から外して、名古屋市は悲鳴を上げたと・・・・

緊急事態宣言を出した上で、現場の知事が、どう対応するかの話であって、
知事の態度に応じて、国側が緊急事態宣言の対象を弄るのは違うでしょ!?と。
その結果、愛知県側から国に対して、対象地域に追加するよう要請が出され、
一旦は前向きの方向が伝えられるも、結局は追加要請は却下。
すると県側は独自に緊急事態宣言を出し、その動きが各地の県に広まると、
国側も、一律10万円政策の発表と同時に、緊急事態宣言を全国へと拡大して、
愛知県などを含めた13都道府県を、新たに「特定警戒」地域に指定するに至りました。
悪く見れば、国と地方との政局ですけど、実際は単にドタバタしてるだけでしょうね。
まあ、だからこそ尚更、タチが悪いと状況とも言えそうですが・・・・

> 「表現の不自由展」に関して言うと、その芸術的な評価とか政治的手法としての評価は別として、
> 「表現の不自由展」に直面した行政の対応として政府の動きは有りえないでしょう。
> アレがまかり通っている今の政府は異常です。

おおっ、かなり踏み込んだ発言をしますね!?(笑)
別に私は構いませんが、世間的には結構危なくて、あまり触れたがらない話題かと?
まあ私自身はアート好きな人間なので、同意見ではありますけどね。
正直、芸術祭の監督を務めた津田大介の事は、元々評価してませんけども、
それとこれとは話が別で、却って国側の姑息さの方が悪目立ちした印象があります。
政権支持者へのアピール的にはプラスでも、日本の国際イメージ的にはマイナスですし。

で、今回の話をキッカケに、私も初めて知ったのですが、
結局、国側(文化庁)からの補助金は、一部減額した上で、
一転して3月23日に、急遽、支払われる事になったみたいですね。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shidayoko/20200327-00169936/
その一方で、ちょうど昨日、こんな記事↓も出てました。
「愛知県、名古屋市を提訴検討 トリエンナーレ負担金支払い求め」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58315390R20C20A4000000/
まあ、「コロナ対策に取り組むべき時に不謹慎だ」と、
名古屋市長が怒るのも、心情的に理解できなくは無いですけど、
だからと言って、行政はコロナ対策だけやってれば良い訳じゃないですし、
そもそも、3月に市側が不払いを正式決定したからこその、県側の対応なので・・・・

更に、ちょうど先週末から、台湾で「表現の不自由展」が始まったんですね。
いや本当、これを機に検索してみるまで、まるで知りませんでしたよ!!
マンネルヘイムさん、ありがとうございます(笑)。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/21731
例の少女像も展示されてるみたいですし、世界展開されてるとなると、
あの時の騒動も、却って展覧会に箔を付けてしまう結果になったのかな?(苦笑)。
ちなみに、少女像のオリジナル銅像を造った芸術家夫妻は、
ベトナム戦争で韓国軍に虐殺された母子像の銅像も、実は作っており、
韓国国内では、こちらの作品設置も進めているんですよね。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27131.html
http://asianews.seesaa.net/article/441408407.html
なので別に、反日目的で活動している人たちでは無いんです・・・・
まあ、政治的な事を言うと、日本側も本気で少女像を撤去させたいなら、
こうした平和や人権を訴える層を、むしろ上手く利用すべきなんですよね。
反日では団結できても、自国の反省まで含めば分裂は必至でしょうし、
GHQ占領下や朝鮮戦争時の慰安婦問題では、米国や国連が加害者の側になります。
でも、トラブルは大きくなった方が、日韓双方の活動家にはビジネスになる為、
「愛国」の名の下、鎮火活動よりも放火活動が、積極的に行われる現状であると。

まあ、表現の不自由展に関しては、展覧会の主旨が主旨なので、
少女像の他にも・・・と言うか、少女像の炎上から飛び火する感じに、
昭和天皇の写真が燃やされたと言われる映像作品とか、
「放射能最高!」という叫び声が入った作品にも、批判が集まったんですよね。
しかし、実際に作品の中身を見てみると、昭和天皇の写真を燃やした作品とは、
元々あった昭和天皇のコラージュ作品を、保守系の議員が美術館に抗議して、
作品が掲載された図録が焼却処分された事に対する、作者の抗議映像であり、
「放射能最高!」の作品も、被災直後の福島の若者たちが思いの丈を叫んでいて、
初めは「復興がんばろう!」という前向きな言葉だったのが、
次第に「原発ふざけんな!」という怒りの声に変わっていき、
最後は「放射能最高!」という皮肉と笑い包まれる、実録的な作品だったそうで、
「マスコミは作品の中身を伝えない」と非難する人たち自身も、
本当の意味での「作品の中身」まで見ていたかとなると、甚だ疑問ではあります・・・・

> たまーにどうしようもなくウンザリした気持ちになった時、ボンヤリと思うんですよね。
> 「国会に隕石堕ちないかなぁ」って。勿論、いつもそんなことは考えていませんよ。

いや別に、現職の国会議員が全員死亡した所で、
新たに選ばれた政治家のメンツが、良くなるって訳じゃ無いですし、
1年生議員ばかりでは、却って悪くなる可能性も高いのでは?(笑)
そもそも民主主義において、政治家のレベルというのは、
有権者たる国民の写し鏡であり、同等程度にしか成り得ませんからねえ。

戦前、議会政治の擁護者であった最後の元老・西園寺公望は、その晩年に、
「種々やってみたけれど、結局(政治は)人民の程度しかいかないものだね」
という言葉を残しているのですが、
80年経った今も、それは変わらないと思いますし、
「今頃、人気で政治をやろうなんて、そんな時代遅れな考えじゃ駄目だね」
という言葉などは、尚更重みを持って、今の時代に響くかも知れません。

まあ、太平洋戦争という大有事とは、比べるレベルには無いものの、
昨今のコロナ危機も、十分に国家的かつ世界的な「有事」ですし、
「兵は神速を貴ぶ」とか、「戦力の逐次投入」とか、「戦場の霧」とか、
軍事の世界では言われますけど、今回の感染症対策や緊急対策でも、
こうした格言や概念は、同じく非常に活きてくると思うんですよ。
マスク配給やコロナ疎開なんて言葉も、ちまたに溢れてるくらいなので・・・・
「PCR検査は出来ない」「休業補償は出来ない」「マスクの流通管理は出来ない」と、
やらない理由を懸命に考えるよりも、やれる事を懸命に模索すべきでしょうね。
テスト勉強を前に、部屋の片付けに精を出す、子供じゃないんですから(苦笑)。

日本の政治は、ここ十数年あまりで、官僚主導から政治主導へと舵を切り、
民主主義的に言えば、その流れ自体は決して悪い事では無いのですが、
決断を下すトップ(首相)の力量が、そのまま実行力に直結する方式なので、
こうした有事の際になるほど、トップの実力が如実に現れてしまうと・・・・
(ドイツのメルケル、台湾の蔡英文、韓国の文在寅など、コロナ対応で支持率上昇)
官僚主導であれば、良くも悪くも60〜70点くらいで収まるのですが、
政治主動になると、100点もあるけど0点もあるって感じでしょうか?
そして、実際に何点になるかは、個々の場面ではトップの力量次第ですけど、
ただ全体を平均して見ると、国民レベルと大差ない結果になると思います(苦笑)。

> > そして今更ですけど、前回投稿の翌日、4月1日にあったアベノマスク!?
> > ひょっとしたら、エイプリル・フールの日だった事も影響したのでしょうけど、
> > マスク配布の第一報を母親に伝えた所、フェイクニュースを疑う反応が返ってきて、
> > 日頃は何でもすぐに信じてしまうタイプだけに、初めて見せた反応にビックリしました!!
> > まあ、それだけ「有り得ない」と思わせる政策だったんでしょうね(苦笑)。
> > 正直な所、私自身も第一報に触れた時には、思わず吹いてしまいましたし、
> > ネット上でも一斉にネタ祭りが開催され、自粛ムードが続く中、久々に笑いました。

> 恥ずかしながら、自分図書館で新聞を読んでいるもので、
> この外出自粛期間は殆ど新聞に触れておりません……。
> アベノマスクの詳細を知ったのは管理人様のこのレスを読んだ時です。
> 管理人様のレスを読んで、急いで検索してニュースを読んで「ええ……」と思いました。

返信のタイミング的に、ちょうど1週間前の話題になってしまったので、
「今更、扱うのはどうかな?」と、実は少し悩んだのですが、
結果的に、触れて良かったみたいですね(笑)。
そういう意味では、情報交換スレッドとして、ちゃんと機能したのかな?
まあ、別に中身は読まなくても、見出しを眺めるだけで流れが解るよう、
ここ1週間くらいで話題になってたYahoo記事を、とりあえず貼っておきますね。

「全国民1人あたり一律10万円給付へ 減収世帯30万円は撤回」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200417-00133366-fnn-soci
「7都府県からの流入阻止 全国に緊急事態宣言、安倍首相押し切る」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7933297f02b25ccd64a69e0a160179d0741d26e3
「麻生大臣の10万円給付『手を挙げる方に』発言で、『マスクこそ申告制で』の声」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c7cb469be351578fd481b2fa26eabe7f8fca1a0
「広島県知事、職員への10万円を供出させ、休業補償の財源化を検討」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d278600cbba1212d15196a5c0a48294bf3a8a7c
「休まないパチンコ店に措置強化へ、政府と自治体が店名公表を検討」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a53116905fa7975a967104c88b138b6b86efb9b2

「アベノマスクより、福井県マスク 全世帯100枚買える全国初の取り組み」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5484c9e29a7bd000ce0ac1859f1cb0dcc45ea1d
「安倍首相が口撃した、朝日新聞3300円マスクの製造元を直撃すると…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5c01dd36f55ac0acd24eabdab9679c04a7779c2
「フジ佐野アナ、視聴者へ呼びかけ 布マスク配達開始でメーカーには感謝を」
https://news.yahoo.co.jp/articles/150c8ad5b96125a942948f0db87fae546ab3339c
「安倍総理『うちで踊ろう』動画に、星野源サイドが放送NG」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b616a3270402be8413fcab09ff85788755ea132
「安倍首相『事前に聞いた』 昭恵夫人の大分旅行を不問」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b9d2fbd2268d146e5f91f886532a2ecebe4806
「小池百合子の血税9億円CM、知事選目前に隠しきれない出たがりな性分」
https://news.yahoo.co.jp/articles/bad8999131d6139e294762b675860c6cea26ecc2
「所属議員がセクキャバ通い 支持率低迷の立憲民主に大逆風」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e03a732b59fa19bdebe75fd1365d2d1cf682027

「米国で反ロックダウン集会相次ぐ、トランプ氏のツイートに呼応」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ff3f501c65c12c6f585a64cf1f3649835052d44
「韓国の新規コロナ感染者1桁台に 入国者関連5人など計8人」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4ab76c1a064bbe915bbdb839e4dcea92b0b8929
「韓国総選挙、コロナ成果による与党圧勝で何が起きるか?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c9c22af8b08a35961539df2c520ab10409f59f4
「中国 コロナ危機の中、香港の民主派を一斉逮捕」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-00000021-jijp-int.view-000
「ワクチン開発、協調より競争 中国リード、米国は警戒 国際協調主導狙うEU」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e9cdcba2109ede699938cfa0fa0e6461a692da0
「世界の死者18万人に迫る 新型コロナ、感染者256万人 (4/21付)」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3383278c96c0654fe253d069122c39f28fe232d8

> > ふと冗談ながらに考えもしたのですが、翌日の田崎スポークスマンの発言によると、
この感じだと、「田崎スポークスマン」という揶揄も、
恐らくは意味不明だと思うので、一応補説しておきますと、
田崎史郎という、時事通信出身のベテラン政治記者の方が居るんですよ。
その方が最近、テレビで出突っ張りで、度を超した政権擁護を繰り返しており、
非自民である東京都知事や大阪府知事は、目の敵にする態度も相俟って、
「不愉快だから田崎を出すな」という声が、ネット上に溢れている状況で、
遂には共演者からも「スポークスマンじゃないですけど、田崎さんから見て」と、
皮肉られるくらい、アクロバティックな援護射撃を繰り広げてます(笑)。

でもまあ個人的には、ニュースだけだと伝わらない、政権の内情も知れるので、
実質的に政権スポークスマンであっても、それはそれで貴重な情報源と思うのですがね。
一緒に寿司を食べる間柄だと、安倍首相と頻繁に会食している事を自ら公表し、
以前から「田崎スシロー」という、批判的なアダ名が付けられており、
あまりに政権と近過ぎた為、ついには永年勤めた時事通信を追い出された現状では、
スポークスマン役として、政権内部の意向をテレビで国民に伝える一方、
裸の王様状態になってる政権内部に、番組から見える国民の反応を伝えるのも、
好き嫌いという話は別として、それはそれで意味のある役割なのかな?とは思います。
(安倍政権になり、税金での記者との飲み会が、数倍に膨れ上がってるらしい問題は別として)

> > 例えばウチの場合は、私だけならそんなに気にしないんですけど、
> > 両親と暮らしていて、亡くなった志村けんと同年代ですから、
> > そちらの面から、気を使って過ごしてる所はありますね。

> 似たような話を周りでも聞きました。同居している世帯は大変ですよね。

ウチは現在、3人暮らしなのですが、
アベノマスクは各世帯2枚なので、1枚足りません(笑)。
でも、厳密には全世帯ではなく「全住所」と、首相は言ってましたし、
ニュース映像を見ると、配達員が郵便受けに次々と入れてましたから、
どうも空き家にも届きそうなので、それならウチは足りますね。

このタイミングで、466億円もかけた政策として、適当かどうかは さて置き、
既に届いた人からは、見た目の小ささだけでなく、
「1度洗ったら驚くほど縮んだ」という声が出ている事もあり、
実際にどんなマスクが届くか? 空き家にも届くのか?
ちょっと届くのが楽しみになってる、私がいます(笑)。


▼ レジ袋有料化の話
> > う〜ん、でも実際の所、レジ袋や割り箸を止めて、
> > どれくらい環境に優しくなるかと言えば、ほぼ誤差の範囲内でしょうし、
> > マイバックを使えばプラスという現状から、レジ袋を使うとマイナスと変えた事が、
> > 消費者心理から言って、本当に妥当だったかは疑問が残る所なんですよね。

> そうなんですか?
> うーん、「俺は金払ってレジ袋買ってんだから良いだろ、文句言うな」
> みたいな感じの人も居るんですかね?

いや、そういう事ではなくて、
まずはレジ袋有料化に伴う効果についてですが、
そもそもレジ袋って、全体の石油消費量から見ると0.1〜0.2%、
全体のプラスティック廃棄量から見ても1〜2%しか無いんです。
一方で近年、マイバック利用で割引やポイント付加のサービスが普及しており、
既にレジ袋の消費量は減少傾向にありますから、
有料化で見込める削減幅など、数%程度しか望めない見通しです。
そうなると、効果の方は「ほぼ誤差の範囲内」だと思うんですよね。

では何故、そうした政策が行われるのかというと、
ハッキリ言ってしまえば、海外に向けての単なるアピール目的です。
有料化の運用が2020年7月だったのも、東京五輪に合わせての日程設定かと?
そしてレジ袋というのは、市民生活で最も身近な廃棄プラスティイクですから、
格好のターゲットとして選ばれてしまった観があります・・・・

あとレジ袋って、石油精製の過程で出る残りモノを利用したモノですし、
使用後に家庭で捨てる際も、ゴミ袋として使われるのが一般的で、
しかもゴミ焼却炉で燃焼される際は、燃焼材の役割も果たしてますからねえ。
石油製品が変わらず作られるなら、レジ袋を減らしても用途が変わるだけですし、
替わりにゴミ袋が必要となれば、レジ袋がゴミ袋に変わるだけの話で、
仮にゴミ袋が紙袋になっても、別途燃料は必要になるのかも知れません。
そうなると更に、有料化で削減できる量って、一体どれくらいなんでしょ?
正直な所、もっと効果が望める削減対象が、他にあると思うんですよね。

それでも勿論、効果は薄くても、全くのゼロでは無いので、
削減しようという試み自体は、決して悪い方向性では無い気がします。
私も一応、今までも、出来るだけレジ袋は貰わないよう心掛けてましたし(笑)。
でもそれも、従来の方法で十分というか、従来の方が良かった気がするんです。
従来のように割引やポイント付加で、マイバック利用で得をするなら、
消費者は自発的にエコ活動に参加し、気持ち的にもプラスに働きますけども、
これがレジ袋有料化で、マイバック利用じゃないと損をするとなると、
消費者は強制的に活動参加を強いられる訳で、気持ち的にもマイナスとなります。
ですから消費者心理を考えるなら、自分の行動がプラスとなった現状から、
マイナスとならない為の行動に変わるのは、決して得策だとは思えないんですよね。


[23068] Re:もう話の主題は、コロナから納豆に(笑)返信 削除
2020/5/14 (木) 23:51:24 マンネルへイム

▼ 徳翁導誉さん

返信遅くなりました。

> ▼ 納豆の話
> > 勿論それは分かるんですが……。
> > そんな一朝一夕の付け焼刃で変わるもんですかねぇ?
> > 完全に偏見ですけど、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人たちって
> > 常日頃から情報に右往左往している人たちだろうなって。

> そもそも、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人なんて、
> 一体どれくらい居るの?って事なんですよね、私の見方からすると。
> 「最近、タピオカが人気らしいよ」と聞いて、ちょっと飲んでみる感じに、
> 「納豆がコロナに効くらしいよ」と聞けば、気休めに買ってみるだけの話で、
> 大多数の人は、何となく買ってる程度の事であり、
> そんな切羽詰まった気持ちで買う人など、まず居ないと思うんですよ。
>


そうですね……少し時間が経ったからか、前の通信の自分が少し荒れていたことを自覚しました(笑)
覚悟を決めてコンビニの納豆を買ったから心に余裕ができたかな?コンビニには何故か卵納豆がまだあるんですよね。割高だけど。
何となく、コンビニで割引されていない商品を買うと負けな気持ちがあって意地を張っていたのですが、背に腹は代えられませんでした。

> ただ、この話をキッカケに、最近は納豆コーナーも覗くようになったのですが、
> いつもじゃないですけど、本当に売り切れてる時がありますね!?
> 家庭消費の増加、物流の混乱、輸入の減少などで、
> 野菜が品薄だったり、高騰しているのは気付いてましたけど、
> 納豆の売り切れは、指摘されるまで気が付きませんでした!!
> その為、家の冷蔵庫にある納豆も、少し食べるのを控えるようになりました(笑)。
>


私もこうして納豆不足について語ったことをきっかけにもう少し他の食品も見てみることにしましたが、
キムチやヨーグルトなども不足していましたね。納豆だけでは無く、やはり栄養のありそうな物が無くなっているようです。

> > 別に納豆じゃなくても良いじゃあないですか。他にも栄養のある食品はいくらだってあるでしょう。
> もちろん、それは確かにそうでしょうけど、
> 納豆メーカーにしても、今まで健康食品押しをしてきた訳ですし、
> 理由が何であれ、需要が増えるのは嬉しいんじゃないですかねえ?
> まあ、いつも食べてた消費者側からすると、迷惑な話でしょうけど、
> ブームで終われば一過性の事ですし、定着すれば増産されるでしょうから、
> どのみち時間が経てば、解消される問題だろうとは思われます。
>


そうですねぇ……。これもまた管理人様の言う通りです。
コロナ禍を抜ければどちらにせよ解消される問題ですね。

> > あるかどうかは分かりませんが、新聞博物館とかほたるいかミュージアムとかかまぼこ館とかと
> > 同じように会社が運営している納豆博物館とかがあれば行ってみたいですし、
> > 目の前で納豆が出来る光景を見て、ぼんやりと納豆の歴史とか仕組みとかの展示物を眺めて、
> > そんでお土産に納豆を買って帰るとか、併設されている食堂で納豆を食べるとか、
> > そんな体験なら時間やお金を掛けても良いなぁと。

> 「納豆ミュージアムは、無いんじゃないかなぁ?」・・・と思い、検索してみたら、
> おかめ納豆のタカノフーズが、水戸工場に併設して博物館を作ってました!!
> http://www.takanofoods.co.jp/fun/museum/
> いや〜、こうして話を振ってもらわなければ、存在を知る機会が無かったかも?
> ありがとうございます(笑)。
> その一方で、納豆博物館まで実在するとなると、
> 身近な存在でありながら、博物館が存在しないモノは何か無いかと、気になり出しました。
>


大体、どんな商品もどこかには博物館がある気がする(笑)
あえてあるかどうかは調べずにインスピレーションだけで挙げるならば……「タピオカ博物館」はどうでしょう?流石に無いのでは?

おかめ納豆の博物館ならきっと直売店があるはずです。
おかめ納豆の商品って本当にたくさんありますから、それを食べ比べてみたいんですよねぇ……。
そうは言いつつ、実際行く機会があったとしても食べ比べは絶対しないんだろうなぁ。単純に勿体ないので(笑)

> あ〜、それは凄く良く解りますよ!!
> 私自身、シンプルな味付けが好きだというのもありますが、
> 好きなモノと、好きなモノを、掛け合わせたからと言って、
> 更に美味しくなる事など、まさに奇跡レベルの確率でしかなく、
> 基本的には、単品を下回る事ばかりなのが実状ですからねえ・・・・
>
> って、こんな話をしていたら、幼稚園の頃、
> 好物と好物を掛け合わせれば、もっと美味しくなるかと思い、
> いろいろチャレンジしてみた結果、逆に不味くなるばかりで、
> 好物を無駄にした事と相俟って、物凄く悲しい経験をしたのを、
> 数十年ぶりに思い出してしまいましたよ(苦笑)。
>


ただ、親が勧めてきて渋々食べたキューピーあえるパスタソースの納豆パスタ味は何となく癖になりました。
劇的に美味しい訳でも無いはずなのですが、たまに食べたくなるんですよね。味としてはとても薄いのですが、食べ終わると何となく美味しかった気持ちになります。

> すみません。

いや……管理人様を責める意図はありませんでした。こちらこそすいません。
文章を書いている内に頭の中に父の顔が(笑)

> うどんは自分で作ります(笑)。
> 材料は小麦粉と塩と水だけですから、簡単に作れますよ。
> (モチッとした食感が欲しければ、タピオカ粉か片栗粉を追加)
> 昆布ダシに、甘く煮詰めた牛肉と玉ネギを乗せる、関西風の肉うどんも良いですが、
> 鰹ダシに、豚バラ・白ネギ・油揚げを入れた、関東の武蔵野うどんが好きですね。
> 名古屋の きしめんの時は、山盛りの鰹節と七味唐辛子だけです。
> 親の転勤で、関東・東海・関西を転々としたので、その時に各地の味を覚えました。
>


うどんは少しだけ手作りして見たかったり(笑)
多分、手作り納豆が市販を超えられないと思われるのに対して、手作りうどんはスーパーの一番安い奴よりかは美味しくなるんじゃないか?と思えるからでしょうね(笑)

そして話は変わりますが、管理人様の話を聞いて思い出したことが。カップ麺のうどんって関東と関西で味違いますよね?
自分、関西生まれでずっとカップうどんが好きだったんですよね。その後、関西と関東の国境線?沿いで暮らす機会があって、関東の味付けだと思って「そんなに変わらないな」と思いながらカップ麺を食べていました。
ところが最近国境線を超えて関東に引っ越した所、カップうどんが全然美味しくないんですよね。直感的に、自分が今まで関西のカップうどんを食べていたことと、
今自分が食べているかっぷうどんが関東の味付けであることに気付きました。

> 欧米で納豆が流行始めた頃は、粘りを消す為に水洗いされたり、
> 臭いを消す為にオリーブオイルを絡めたりされてましたけど、
> まあ欧米にも、チーズなどを始め、
> 臭ったり粘ったりする発酵食品がありますので、
> 一旦慣れてしまえば、そのまま食べられるケースが増えてきたとか。
> それでもやはり、臭いと粘りは未だにネックみたいですけども。
>

自分は納豆が離乳食だった上に、鼻に来るアレルギーとかが酷かったからか、最初の内は全く臭いが気にならなかったです。
気にならなかった、というより気付かなかった?ですかね。
成長して「納豆って臭いじゃん」と気づきましたが、その時には完全に慣れていました。

> ちなみにアジアの方では・・・それぞれ現地に、独自の納豆文化がある所も!?
> 別に納豆自体は、日本の独自文化ではありませんからねえ。
> と言いますか、納豆料理のレパートリー的に、日本は貧弱な方らしいです(笑)。
> とりあえず、こんなラジオ番組のネット配信↓を貼っておきます。
>
> 「日本は納豆後進国? 辺境作家が語るアジア納豆探検記」
> https://www.tbsradio.jp/36105 (本編は10:30あたりから)
>


何故か聴けませんでした。しかし納豆って日本の文化じゃないんですか!?
それは驚きです。他国ではどんな納豆が食べられているのか……。

> あと、日本国内でも、関西はあまり納豆を食べない文化圏でしたけど、
> ちょうど私が関西に住んでいた、90年代後半から2000年代前半に掛けて、
> 全国展開するチェーン店のスーパーやコンビニから増え始めたのを、
> リアルタイムで見てきましたね。
> 逆に、節分に恵方巻きを食べる文化というのも、ちょうどこの頃、
> コンビニ経由で関西から全国に向けて、広まっていった記憶があります。
> 見方を変えれば、地域によらず、日本の文化がここまで「画一化」されてきたのは、
> ここ十数年あまりの話であり、その理由は全国をカバーする販売網の登場かも?
> 田舎視点に立てば、大型店にネット通販など、凄く便利な時代になったのですが、
> 一方で、地域ごとの多様性は乏しくなり、物悲しい面も少しあったり・・・・
> 転勤族として育った身には、田舎の事情も、都会の事情も解るので、複雑な所です。
>


そこらへんはどちらかと言うと変化した後を生きている私には分かりにくい感覚ですね……。

> 私は食べた事が無いですけど、
> 臭いが抑えめという事は、発酵が抑えめなんですかねえ?
> もしそうであれば、「味が薄い」と感じるのも、理解できます。
> 納豆の旨味成分は、大豆が発酵する際に、
> タンパク質がアミノ酸へと変化する為ですから、
> その発酵が控えめなら、旨味成分も控えめとなります。
> また、発酵するほど糸も引くようになるので、粘りの少な目なのかな?
>

そうかもしれませんね。確かに粘り気はそんなに強くないかも。

> コチラも、私は食べた事がありませんね。
> と言いますか、「とろっ豆」という商品名も初めて聞きました。
> 「におわなっとう」の方は、その商品名から大体想像が付くのですが、
> コチラは商品名だけだと解らなかったので、一応検索しました(笑)。
> http://www.mizkan.co.jp/natto/product/toromame.html
> 商品紹介を読む限りでは、水分量が多い、やわらか食感な納豆なのかな?
> 「パキッ!と割るギミック」の意味も、商品紹介文を読んで初めて解りました。
> う〜ん、とりあえず、こういう変わり種な納豆は、私は食べないかな・・・・
>

私は最初、あさイチでV6の井ノ原さんか、昼の番組でTOKIOの城島リーダーが紹介しているのを見て、おろし・卵・とろっ豆に興味を持ったんですよね。
変わり種の納豆に興味を持ち始めたのはそれからでした。

> しゃきたま納豆は知らないのですが、玉ねぎ醤油ダレは知ってます。
> と言いますか、今や「冷しゃぶ」界では、
> 玉ねぎ醤油ダレと、焙煎ごまダレが、2大巨頭になってる感じです。
> ですからタレ自体は、精肉コーナーに置いてあると思いますよ。
>
> ちなみに私は・・・卵はもちろん、ネギも辛子も入れません。
> 納豆は、付属のタレのみですね。
> ご飯に掛ける時は、これでもかと箸で掻き混ぜ、糸を引かせる一方で、
> 単独で食べる時は、一切掻き混ぜずに、スプーンで食べてます。
> あと、糸を引かせる(粘らせたい)時は、当然ながら、
> タレの投入は掻き混ぜた後に、やさしく全体的にですね(笑)。
>
>


辛子も入れないんですか。ねぎは自分も入れません。
水っぽくて納豆の邪魔になりますしね。
タレの投入を先にするか後にするかは人によって分かれますよね。
私は昔は先でしたが、友人の助言で後にしました。
私は納豆の美味しい食べ方を教えたという一点でその友人を恩人だと思っていますが、
あちらはもう忘れているでしょう(笑)


[23069] Re:もう話の主題は、コロナから納豆に(笑)返信 削除
2020/5/15 (金) 01:14:55 マンネルへイム

▼ 徳翁導誉さん
投稿を分けてしまってすいません。
さっきから返信を書いている最中にミスで消しちゃうので、一段落した所で一度投稿しました。

> ▼ 新型コロナ対策&政治とアートの話
> いや、表現の不自由展の件は念頭にありませんでした。
> でもまあ、あいちトリエンナーレの件も、遠因の1つではありますかねえ?
> 以前から元々、安倍政権と大村県政の間にギクシャク感はあったのですが、
> 4月の初め、緊急事態宣言の発令が検討されていた頃、
> 「愛知県は数字的に見て、感染拡大を抑えられている」として、
> 東京や大阪の状況と同一視される事に、不快感を示す態度を見せたんです。
> すると、政権側は愛知県を対象から外して、名古屋市は悲鳴を上げたと・・・・
>
> 緊急事態宣言を出した上で、現場の知事が、どう対応するかの話であって、
> 知事の態度に応じて、国側が緊急事態宣言の対象を弄るのは違うでしょ!?と。
> その結果、愛知県側から国に対して、対象地域に追加するよう要請が出され、
> 一旦は前向きの方向が伝えられるも、結局は追加要請は却下。
> すると県側は独自に緊急事態宣言を出し、その動きが各地の県に広まると、
> 国側も、一律10万円政策の発表と同時に、緊急事態宣言を全国へと拡大して、
> 愛知県などを含めた13都道府県を、新たに「特定警戒」地域に指定するに至りました。
> 悪く見れば、国と地方との政局ですけど、実際は単にドタバタしてるだけでしょうね。
> まあ、だからこそ尚更、タチが悪いと状況とも言えそうですが・・・・
>

そういう事情があったのですね。
ネット上でコロナに関係して、何故か物事を知らない方たちから愛知県がやり玉に挙げられていましたが、
そういう理由があったのですか。

> おおっ、かなり踏み込んだ発言をしますね!?(笑)
> 別に私は構いませんが、世間的には結構危なくて、あまり触れたがらない話題かと?
> まあ私自身はアート好きな人間なので、同意見ではありますけどね。
> 正直、芸術祭の監督を務めた津田大介の事は、元々評価してませんけども、
> それとこれとは話が別で、却って国側の姑息さの方が悪目立ちした印象があります。
> 政権支持者へのアピール的にはプラスでも、日本の国際イメージ的にはマイナスですし。
>


政治に正解は無いので、自分と違う意見を「異常」と断ずる事は避けます。
でも行政には明確に正解があるじゃないですか。
私は別に公務員でも弁護士でも無いですけど、多少行政の事を学んでいます。
その「多少」の知識からでもすぐに「行政法の平等原則に反するのでは?」と疑義を抱く話です。
調べると案の定愛知県は平等原則を持ち出していましたね。

> で、今回の話をキッカケに、私も初めて知ったのですが、
> 結局、国側(文化庁)からの補助金は、一部減額した上で、
> 一転して3月23日に、急遽、支払われる事になったみたいですね。
> https://news.yahoo.co.jp/byline/shidayoko/20200327-00169936/


自分なりに軽く調べてみたのですが、大村知事は司法争訟に打って出ようとしていたそうで。
実際にそうなったときに、裁判所がどういう判決を下すかと言うと、まず「法律上の争訟」に当たらないと逃げを打とうとし、
それが無理なら(愛知県側が国家賠償請求などを行ってきたら)愛知県側の請求を一部認容せざるを得ないかもしれないとも予想されていたそうです。
確かに、万が一、億が一にも愛知県側の主張が認められてしまったら政権としては大打撃ですもんね。
単なる嫌がらせで冒して良いリスクでは無いでしょう。

> その一方で、ちょうど昨日、こんな記事↓も出てました。
> 「愛知県、名古屋市を提訴検討 トリエンナーレ負担金支払い求め」
> https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58315390R20C20A4000000/
> まあ、「コロナ対策に取り組むべき時に不謹慎だ」と、
> 名古屋市長が怒るのも、心情的に理解できなくは無いですけど、
> だからと言って、行政はコロナ対策だけやってれば良い訳じゃないですし、
> そもそも、3月に市側が不払いを正式決定したからこその、県側の対応なので・・・・
>


名古屋市長と一緒に「コロナ対策に取り組むべき時に不謹慎だ」と言っている人の一部は、今回の検察庁法改正案を、
「国はコロナ対策だけやってれば良い訳じゃない」と擁護しているんでしょうね。

まあ……河村さんには少し同情しますが。河村さんからすると足元、それも想定外の所で爆発が起きて
何故か火の粉が飛んできたような物でしょうし。
負担金の支払いを「保留」。民意がそのまま基盤の方ですから、そうせざるを得なかったんでしょうね。

> 更に、ちょうど先週末から、台湾で「表現の不自由展」が始まったんですね。
> いや本当、これを機に検索してみるまで、まるで知りませんでしたよ!!
> マンネルヘイムさん、ありがとうございます(笑)。
> https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/21731
> 例の少女像も展示されてるみたいですし、世界展開されてるとなると、
> あの時の騒動も、却って展覧会に箔を付けてしまう結果になったのかな?(苦笑)。
> ちなみに、少女像のオリジナル銅像を造った芸術家夫妻は、
> ベトナム戦争で韓国軍に虐殺された母子像の銅像も、実は作っており、
> 韓国国内では、こちらの作品設置も進めているんですよね。
> http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27131.html
> http://asianews.seesaa.net/article/441408407.html
> なので別に、反日目的で活動している人たちでは無いんです・・・・
> まあ、政治的な事を言うと、日本側も本気で少女像を撤去させたいなら、
> こうした平和や人権を訴える層を、むしろ上手く利用すべきなんですよね。
> 反日では団結できても、自国の反省まで含めば分裂は必至でしょうし、
> GHQ占領下や朝鮮戦争時の慰安婦問題では、米国や国連が加害者の側になります。
> でも、トラブルは大きくなった方が、日韓双方の活動家にはビジネスになる為、
> 「愛国」の名の下、鎮火活動よりも放火活動が、積極的に行われる現状であると。
>

この段落に反応すると、多分過激な言葉が出てきちゃうのでノーコメントで。

> まあ、表現の不自由展に関しては、展覧会の主旨が主旨なので、
> 少女像の他にも・・・と言うか、少女像の炎上から飛び火する感じに、
> 昭和天皇の写真が燃やされたと言われる映像作品とか、
> 「放射能最高!」という叫び声が入った作品にも、批判が集まったんですよね。
> しかし、実際に作品の中身を見てみると、昭和天皇の写真を燃やした作品とは、
> 元々あった昭和天皇のコラージュ作品を、保守系の議員が美術館に抗議して、
> 作品が掲載された図録が焼却処分された事に対する、作者の抗議映像であり、
> 「放射能最高!」の作品も、被災直後の福島の若者たちが思いの丈を叫んでいて、
> 初めは「復興がんばろう!」という前向きな言葉だったのが、
> 次第に「原発ふざけんな!」という怒りの声に変わっていき、
> 最後は「放射能最高!」という皮肉と笑い包まれる、実録的な作品だったそうで、
> 「マスコミは作品の中身を伝えない」と非難する人たち自身も、
> 本当の意味での「作品の中身」まで見ていたかとなると、甚だ疑問ではあります・・・・
>

ネット上では「報道しない自由」がまるで本当にあるかのように信じられています。
恐らく、小さいころからネットに触れている人たちはそれを何の疑いも無く信じるんでしょう。
ダメなのは受け手自身なのに。


> いや別に、現職の国会議員が全員死亡した所で、
> 新たに選ばれた政治家のメンツが、良くなるって訳じゃ無いですし、
> 1年生議員ばかりでは、却って悪くなる可能性も高いのでは?(笑)
> そもそも民主主義において、政治家のレベルというのは、
> 有権者たる国民の写し鏡であり、同等程度にしか成り得ませんからねえ。
>

……全く以って仰る通りです。国会の中の人たちがいなくなったら、左も右も外に居るロクでも無い連中が取って代わるでしょう。
しょうもない事を言いました。


> 戦前、議会政治の擁護者であった最後の元老・西園寺公望は、その晩年に、
> 「種々やってみたけれど、結局(政治は)人民の程度しかいかないものだね」
> という言葉を残しているのですが、
> 80年経った今も、それは変わらないと思いますし、
> 「今頃、人気で政治をやろうなんて、そんな時代遅れな考えじゃ駄目だね」
> という言葉などは、尚更重みを持って、今の時代に響くかも知れません。
>
> まあ、太平洋戦争という大有事とは、比べるレベルには無いものの、
> 昨今のコロナ危機も、十分に国家的かつ世界的な「有事」ですし、
> 「兵は神速を貴ぶ」とか、「戦力の逐次投入」とか、「戦場の霧」とか、
> 軍事の世界では言われますけど、今回の感染症対策や緊急対策でも、
> こうした格言や概念は、同じく非常に活きてくると思うんですよ。
> マスク配給やコロナ疎開なんて言葉も、ちまたに溢れてるくらいなので・・・・
> 「PCR検査は出来ない」「休業補償は出来ない」「マスクの流通管理は出来ない」と、
> やらない理由を懸命に考えるよりも、やれる事を懸命に模索すべきでしょうね。
> テスト勉強を前に、部屋の片付けに精を出す、子供じゃないんですから(苦笑)。
>
> 日本の政治は、ここ十数年あまりで、官僚主導から政治主導へと舵を切り、
> 民主主義的に言えば、その流れ自体は決して悪い事では無いのですが、
> 決断を下すトップ(首相)の力量が、そのまま実行力に直結する方式なので、
> こうした有事の際になるほど、トップの実力が如実に現れてしまうと・・・・
> (ドイツのメルケル、台湾の蔡英文、韓国の文在寅など、コロナ対応で支持率上昇)
> 官僚主導であれば、良くも悪くも60〜70点くらいで収まるのですが、
> 政治主動になると、100点もあるけど0点もあるって感じでしょうか?
> そして、実際に何点になるかは、個々の場面ではトップの力量次第ですけど、
> ただ全体を平均して見ると、国民レベルと大差ない結果になると思います(苦笑)。
>

かつて日本は「経済一流、政治三流」と言われてたそうですが、
最近、行政学や憲法学じゃその「三流」だった時期の方がマシだったという話もちょくちょくされているみたいですよ。
まあ確かに、組織の頭脳を四流の政治が一流(米英辺りを最高点にしたら一流半?)の官僚に代わろうとしているのが近年の流れですからね。


> > 恥ずかしながら、自分図書館で新聞を読んでいるもので、
> > この外出自粛期間は殆ど新聞に触れておりません……。
> > アベノマスクの詳細を知ったのは管理人様のこのレスを読んだ時です。
> > 管理人様のレスを読んで、急いで検索してニュースを読んで「ええ……」と思いました。

> 返信のタイミング的に、ちょうど1週間前の話題になってしまったので、
> 「今更、扱うのはどうかな?」と、実は少し悩んだのですが、
> 結果的に、触れて良かったみたいですね(笑)。
> そういう意味では、情報交換スレッドとして、ちゃんと機能したのかな?
> まあ、別に中身は読まなくても、見出しを眺めるだけで流れが解るよう、
> ここ1週間くらいで話題になってたYahoo記事を、とりあえず貼っておきますね。
>
> 「全国民1人あたり一律10万円給付へ 減収世帯30万円は撤回」
> https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200417-00133366-fnn-soci
> 「7都府県からの流入阻止 全国に緊急事態宣言、安倍首相押し切る」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/7933297f02b25ccd64a69e0a160179d0741d26e3
> 「麻生大臣の10万円給付『手を挙げる方に』発言で、『マスクこそ申告制で』の声」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/8c7cb469be351578fd481b2fa26eabe7f8fca1a0
> 「広島県知事、職員への10万円を供出させ、休業補償の財源化を検討」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/9d278600cbba1212d15196a5c0a48294bf3a8a7c
> 「休まないパチンコ店に措置強化へ、政府と自治体が店名公表を検討」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/a53116905fa7975a967104c88b138b6b86efb9b2
>
> 「アベノマスクより、福井県マスク 全世帯100枚買える全国初の取り組み」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/c5484c9e29a7bd000ce0ac1859f1cb0dcc45ea1d
> 「安倍首相が口撃した、朝日新聞3300円マスクの製造元を直撃すると…」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/c5c01dd36f55ac0acd24eabdab9679c04a7779c2
> 「フジ佐野アナ、視聴者へ呼びかけ 布マスク配達開始でメーカーには感謝を」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/150c8ad5b96125a942948f0db87fae546ab3339c
> 「安倍総理『うちで踊ろう』動画に、星野源サイドが放送NG」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/9b616a3270402be8413fcab09ff85788755ea132
> 「安倍首相『事前に聞いた』 昭恵夫人の大分旅行を不問」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b9d2fbd2268d146e5f91f886532a2ecebe4806
> 「小池百合子の血税9億円CM、知事選目前に隠しきれない出たがりな性分」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/bad8999131d6139e294762b675860c6cea26ecc2
> 「所属議員がセクキャバ通い 支持率低迷の立憲民主に大逆風」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/2e03a732b59fa19bdebe75fd1365d2d1cf682027
>
> 「米国で反ロックダウン集会相次ぐ、トランプ氏のツイートに呼応」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/8ff3f501c65c12c6f585a64cf1f3649835052d44
> 「韓国の新規コロナ感染者1桁台に 入国者関連5人など計8人」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/b4ab76c1a064bbe915bbdb839e4dcea92b0b8929
> 「韓国総選挙、コロナ成果による与党圧勝で何が起きるか?」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/7c9c22af8b08a35961539df2c520ab10409f59f4
> 「中国 コロナ危機の中、香港の民主派を一斉逮捕」
> https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-00000021-jijp-int.view-000
> 「ワクチン開発、協調より競争 中国リード、米国は警戒 国際協調主導狙うEU」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/6e9cdcba2109ede699938cfa0fa0e6461a692da0
> 「世界の死者18万人に迫る 新型コロナ、感染者256万人 (4/21付)」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/3383278c96c0654fe253d069122c39f28fe232d8
>
> > > ふと冗談ながらに考えもしたのですが、翌日の田崎スポークスマンの発言によると、
> この感じだと、「田崎スポークスマン」という揶揄も、
> 恐らくは意味不明だと思うので、一応補説しておきますと、
> 田崎史郎という、時事通信出身のベテラン政治記者の方が居るんですよ。
> その方が最近、テレビで出突っ張りで、度を超した政権擁護を繰り返しており、
> 非自民である東京都知事や大阪府知事は、目の敵にする態度も相俟って、
> 「不愉快だから田崎を出すな」という声が、ネット上に溢れている状況で、
> 遂には共演者からも「スポークスマンじゃないですけど、田崎さんから見て」と、
> 皮肉られるくらい、アクロバティックな援護射撃を繰り広げてます(笑)。
>
> でもまあ個人的には、ニュースだけだと伝わらない、政権の内情も知れるので、
> 実質的に政権スポークスマンであっても、それはそれで貴重な情報源と思うのですがね。
> 一緒に寿司を食べる間柄だと、安倍首相と頻繁に会食している事を自ら公表し、
> 以前から「田崎スシロー」という、批判的なアダ名が付けられており、
> あまりに政権と近過ぎた為、ついには永年勤めた時事通信を追い出された現状では、
> スポークスマン役として、政権内部の意向をテレビで国民に伝える一方、
> 裸の王様状態になってる政権内部に、番組から見える国民の反応を伝えるのも、
> 好き嫌いという話は別として、それはそれで意味のある役割なのかな?とは思います。
> (安倍政権になり、税金での記者との飲み会が、数倍に膨れ上がってるらしい問題は別として)
>

田崎史郎さんの事でしたか。個人的に田崎さんにはそんなに悪感情を持っていないんですよね。
何と言いますか、単純に、純粋に安倍さんの事が好きなんだろうな、と。

偶然生まれに恵まれたアジテーターとか看板詐欺の似非ジャーナリストとか櫻井氏とか
界隈の中でもあのような手合いに比べたら遥かにマシな気がします。


> > 似たような話を周りでも聞きました。同居している世帯は大変ですよね。
> ウチは現在、3人暮らしなのですが、
> アベノマスクは各世帯2枚なので、1枚足りません(笑)。
> でも、厳密には全世帯ではなく「全住所」と、首相は言ってましたし、
> ニュース映像を見ると、配達員が郵便受けに次々と入れてましたから、
> どうも空き家にも届きそうなので、それならウチは足りますね。
>
> このタイミングで、466億円もかけた政策として、適当かどうかは さて置き、
> 既に届いた人からは、見た目の小ささだけでなく、
> 「1度洗ったら驚くほど縮んだ」という声が出ている事もあり、
> 実際にどんなマスクが届くか? 空き家にも届くのか?
> ちょっと届くのが楽しみになってる、私がいます(笑)。
>
>

それ、うちの寮に届くとしたらどんな風に届くんだろう……。
数十名に二枚?

> ▼ レジ袋有料化の話
> > そうなんですか?
> > うーん、「俺は金払ってレジ袋買ってんだから良いだろ、文句言うな」
> > みたいな感じの人も居るんですかね?

> いや、そういう事ではなくて、
> まずはレジ袋有料化に伴う効果についてですが、
> そもそもレジ袋って、全体の石油消費量から見ると0.1〜0.2%、
> 全体のプラスティック廃棄量から見ても1〜2%しか無いんです。
> 一方で近年、マイバック利用で割引やポイント付加のサービスが普及しており、
> 既にレジ袋の消費量は減少傾向にありますから、
> 有料化で見込める削減幅など、数%程度しか望めない見通しです。
> そうなると、効果の方は「ほぼ誤差の範囲内」だと思うんですよね。
>
> では何故、そうした政策が行われるのかというと、
> ハッキリ言ってしまえば、海外に向けての単なるアピール目的です。
> 有料化の運用が2020年7月だったのも、東京五輪に合わせての日程設定かと?
> そしてレジ袋というのは、市民生活で最も身近な廃棄プラスティイクですから、
> 格好のターゲットとして選ばれてしまった観があります・・・・
>
> あとレジ袋って、石油精製の過程で出る残りモノを利用したモノですし、
> 使用後に家庭で捨てる際も、ゴミ袋として使われるのが一般的で、
> しかもゴミ焼却炉で燃焼される際は、燃焼材の役割も果たしてますからねえ。
> 石油製品が変わらず作られるなら、レジ袋を減らしても用途が変わるだけですし、
> 替わりにゴミ袋が必要となれば、レジ袋がゴミ袋に変わるだけの話で、
> 仮にゴミ袋が紙袋になっても、別途燃料は必要になるのかも知れません。
> そうなると更に、有料化で削減できる量って、一体どれくらいなんでしょ?
> 正直な所、もっと効果が望める削減対象が、他にあると思うんですよね。
>
> それでも勿論、効果は薄くても、全くのゼロでは無いので、
> 削減しようという試み自体は、決して悪い方向性では無い気がします。
> 私も一応、今までも、出来るだけレジ袋は貰わないよう心掛けてましたし(笑)。
> でもそれも、従来の方法で十分というか、従来の方が良かった気がするんです。
> 従来のように割引やポイント付加で、マイバック利用で得をするなら、
> 消費者は自発的にエコ活動に参加し、気持ち的にもプラスに働きますけども、
> これがレジ袋有料化で、マイバック利用じゃないと損をするとなると、
> 消費者は強制的に活動参加を強いられる訳で、気持ち的にもマイナスとなります。
> ですから消費者心理を考えるなら、自分の行動がプラスとなった現状から、
> マイナスとならない為の行動に変わるのは、決して得策だとは思えないんですよね。


なるほど……確かにそうかもしれませんね。
私自身は勿体無い病に罹患しているので、ポイントがつこうが何だろうがマイバックを持っていきます。
だから、あんまりそういう消費者心理とかには思い至りませんでした。


[23079] Re2:もう話の主題は、コロナから納豆に(笑)返信 削除
2020/5/20 (水) 19:17:48 徳翁導誉

> 返信遅くなりました。
いえいえ、お気になさらずに。
所詮は雑談なので、暇があればで良いですよ(笑)。

▼ 納豆文化の話
> > > 勿論それは分かるんですが……。
> > > そんな一朝一夕の付け焼刃で変わるもんですかねぇ?
> > > 完全に偏見ですけど、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人たちって
> > > 常日頃から情報に右往左往している人たちだろうなって。

> > そもそも、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人なんて、
> > 一体どれくらい居るの?って事なんですよね、私の見方からすると。
> > 「最近、タピオカが人気らしいよ」と聞いて、ちょっと飲んでみる感じに、
> > 「納豆がコロナに効くらしいよ」と聞けば、気休めに買ってみるだけの話で、
> > 大多数の人は、何となく買ってる程度の事であり、
> > そんな切羽詰まった気持ちで買う人など、まず居ないと思うんですよ。

> そうですね……少し時間が経ったからか、前の通信の自分が少し荒れていたことを自覚しました(笑)
> 覚悟を決めてコンビニの納豆を買ったから心に余裕ができたかな?

こちらは、こちらで、前回の投稿直後に、
近所のスーパーの納豆販売が、「1家族1点限り」となり、
これだけ納豆需要が急増したという事は、私が思っている以上に、
「安心の為に納豆を買う人」が居るのかな?と思うようになりました(笑)。
まあ確かに、全体的には国民の数パーセント程度であったとしても、
毎日納豆となれば、それだけで需要は急増するでしょうからねえ・・・・

> > ただ、この話をキッカケに、最近は納豆コーナーも覗くようになったのですが、
> > いつもじゃないですけど、本当に売り切れてる時がありますね!?
> > 家庭消費の増加、物流の混乱、輸入の減少などで、
> > 野菜が品薄だったり、高騰しているのは気付いてましたけど、
> > 納豆の売り切れは、指摘されるまで気が付きませんでした!!

> 私もこうして納豆不足について語ったことをきっかけにもう少し他の食品も見てみることにしましたが、
> キムチやヨーグルトなども不足していましたね。
> 納豆だけでは無く、やはり栄養のありそうな物が無くなっているようです。

私がよく買ってるヨーグルトも、半月くらい前から、
「品薄の状態が続いてます」という張り紙を見掛けるようになりました。
まあ幸いにして、今まで買えなかった事は無いのですが、
確かに言われてみると、棚に並ぶ在庫量がいつもの半分以下な印象・・・・
って、納豆にヨーグルトにキムチと、発酵食品ばかりですね!?

> > > 別に納豆じゃなくても良いじゃあないですか。他にも栄養のある食品はいくらだってあるでしょう。
> > もちろん、それは確かにそうでしょうけど、
> > 納豆メーカーにしても、今まで健康食品押しをしてきた訳ですし、
> > 理由が何であれ、需要が増えるのは嬉しいんじゃないですかねえ?
> > まあ、いつも食べてた消費者側からすると、迷惑な話でしょうけど、
> > ブームで終われば一過性の事ですし、定着すれば増産されるでしょうから、
> > どのみち時間が経てば、解消される問題だろうとは思われます。

> そうですねぇ……。これもまた管理人様の言う通りです。
> コロナ禍を抜ければどちらにせよ解消される問題ですね。

もっと言えば、これで納豆需要が、高まったまま安定すれば、
納豆メーカーにしても、新商品開発の余裕が以前に増して生まれてくる訳で、
もしかしたら、これキッカケで、新たに気に入る新商品が生まれるかも知れませんよ(笑)。

> > > あるかどうかは分かりませんが、新聞博物館とかほたるいかミュージアムとかかまぼこ館とかと
> > > 同じように会社が運営している納豆博物館とかがあれば行ってみたいですし、
> > > 目の前で納豆が出来る光景を見て、ぼんやりと納豆の歴史とか仕組みとかの展示物を眺めて、
> > > そんでお土産に納豆を買って帰るとか、併設されている食堂で納豆を食べるとか、
> > > そんな体験なら時間やお金を掛けても良いなぁと。

> > 「納豆ミュージアムは、無いんじゃないかなぁ?」・・・と思い、検索してみたら、
> > おかめ納豆のタカノフーズが、水戸工場に併設して博物館を作ってました!!
> > http://www.takanofoods.co.jp/fun/museum/

> 大体、どんな商品もどこかには博物館がある気がする(笑)
> あえてあるかどうかは調べずにインスピレーションだけで挙げるならば……
>「タピオカ博物館」はどうでしょう?流石に無いのでは?

調べてみたら、台湾にあるみたいですよ!!(笑)
まあ、今回の第3次タピオカ・ブームは、台湾発でしたし、
「第3次」と言うくらいなので、そこそこ歴史もあるんですよね。

しかもタピオカって、キャッサバ芋を原料として作られますが、
キャッサバ自体は南米原産で、赤道周辺のアフリカ・アジア地域に広まり、
それがデザート用に加工されたモノが、タピオカとして東アジアで生まれ、
そして欧米諸国にまで、広く親しまれるようになった訳ですからねえ・・・・
そう考えると、博物館の1つや2つ、あっても おかしくない無いのかも?

> > うどんは自分で作ります(笑)。
> > 材料は小麦粉と塩と水だけですから、簡単に作れますよ。
> > (モチッとした食感が欲しければ、タピオカ粉か片栗粉を追加)

> うどんは少しだけ手作りして見たかったり(笑)

うどんは簡単ですので、是非とも!!
って、いまは小麦粉も品薄みたいですけど(笑)。

> 多分、手作り納豆が市販を超えられないと思われるのに対して、
> 手作りうどんはスーパーの一番安い奴よりかは美味しくなるんじゃないか?
> と思えるからでしょうね(笑)

納豆は・・・確かに難しそう(笑)。
ヨーグルトとかも、手作りより、市販品の方が美味しいですしね。
でも一方で、どれくらい難しいのか、1回くらいは試してみたい気も?

> > 昆布ダシに、甘く煮詰めた牛肉と玉ネギを乗せる、関西風の肉うどんも良いですが、
> > 鰹ダシに、豚バラ・白ネギ・油揚げを入れた、関東の武蔵野うどんが好きですね。
> > 名古屋の きしめんの時は、山盛りの鰹節と七味唐辛子だけです。
> > 親の転勤で、関東・東海・関西を転々としたので、その時に各地の味を覚えました。

> カップ麺のうどんって関東と関西で味違いますよね?
> 自分、関西生まれでずっとカップうどんが好きだったんですよね。
> その後、関西と関東の国境線?沿いで暮らす機会があって、
> 関東の味付けだと思って「そんなに変わらないな」と思いながらカップ麺を食べていました。
> ところが最近国境線を超えて関東に引っ越した所、カップうどんが全然美味しくないんですよね。
> 直感的に、自分が今まで関西のカップうどんを食べていたことと、
> 今自分が食べているかっぷうどんが関東の味付けであることに気付きました。

はい、カップうどんの味付けは、関東と関西で違いますよ。
関西の方が、味も、見た目も、薄かった記憶があります。
カップうどん以前の話として、そもそも他の料理でも、
関東では濃口醤油が、関西では薄口醤油が、一般的に使われてますし。

・・・って、関西出身なのに、納豆がソウルフードなんですね!?
私の中では、未だに「関西人=納豆苦手」のイメージが残ってますけど、
いや〜、時代は移り変わるモノだ(笑)。
あと、こんな話をしていて、今更ながら気付いたのですが、
納豆にかけるダシも、恐らくは、関東と関西で違いますよねえ?
と言う事で、ちょっと調べてみた所、
関西人向けに薄口醤油のダシに変更した事も、人気定着の一因だったみたいです。

> > ちなみにアジアの方では・・・それぞれ現地に、独自の納豆文化がある所も!?
> > 別に納豆自体は、日本の独自文化ではありませんからねえ。
> > と言いますか、納豆料理のレパートリー的に、日本は貧弱な方らしいです(笑)。
> > とりあえず、こんなラジオ番組のネット配信↓を貼っておきます。
> > 「日本は納豆後進国? 辺境作家が語るアジア納豆探検記」
> > https://www.tbsradio.jp/36105 (本編は10:30あたりから)

> 何故か聴けませんでした。しかし納豆って日本の文化じゃないんですか!?
> それは驚きです。他国ではどんな納豆が食べられているのか……。

でしたら、このインタビュー記事とか、どうでしょう?
そのラジオ番組のゲストと、同じ人が語ってますね。
https://blog.kitchhike.com/interview-hideyukitakano/
って、どちらも本の宣伝ですから、
直接、そっちを読んでも良いですけど(笑)。

「謎のアジア納豆 そして帰ってきた日本納豆」
https://www.amazon.co.jp/dp/4103400714

この方は「高野秀行」という辺境作家で、納豆の本は読んでませんけど、
「謎の独立国家ソマリランド」「アヘン王国潜入記」「イスラム飲酒紀行」など、
「誰も行かない所へ行き、誰もやらない事をやり、それを面白おかしく書く」をモットーに、
いろいろと面白い本を出しており、私のお気に入りの作家の1人ですね。
またもう1人、「清水克行」という新進気鋭の日本史学者が居りまして、
「戦国大名と分国法」「喧嘩両成敗の誕生」「耳鼻削ぎの日本史」など、
こちらも面白い本を出しており、どちらの作品も、それぞれ別に読んでたんですよ。
そんな異分野の2人が、対談している本があると知り、
読んでみたら上手く噛み合って面白かったので、個人的にはオススメですね!!
(現代アート画家の山口晃が描いた表紙絵も、なかなか合ってて良いです)
私とは逆ルートに、対談本を読んで興味が湧いたら、両名の作品に進むのも良いかも?

「世界の辺境とハードボイルド室町時代」
https://www.amazon.co.jp/dp/4087458784
「辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦」
https://www.amazon.co.jp/dp/B07DJ9S1RR

ちなみに私は子供の頃、同じ日本伝統の大豆発酵食品である「醤油」で、
同じ様な驚きを抱いた経験がありますね。
成田空港に降り立った外国人たちは、「日本は醤油臭い」と感じる事を知った時、
飲食店がある空港では、その国々ごとに特有の臭いがあるのだろうと思うと共に、
確かに日本料理の味付けは醤油ばかりだし、醤油は日本特有の調味料だと思ったんです。
その後、中国を始め、アジア各地に醤油があると知った時は、
日本の多くのモノは中国伝来ですし、まあ そんなモノかと思ったのですが、
アジアの醤油は大豆だけでなく、魚から作られるモノもあると知って、凄く驚きました。

しかも、日本伝統の味だと思っていた醤油も、
実は一般的に広まったのは、江戸時代に入ってからの、ここ400年あまりの話であり、
戦国武将とかは、刺身を煎り酒(梅干を日本酒で煮詰めたモノ)で食べてたと知って、
驚くというか、自分の常識の不確かさを知ったんですよね。
でもまあ、日本料理だけでなく、その当時の世界料理を考えてみると、
イタリア料理にはトマトが無く、韓国料理には唐辛子が無く、
ドイツ料理にはジャガイモが無い訳で(全て新大陸原産なので大航海時代の由来食品)、
私たちが何気なく「伝統」と思ってるモノも、意外と歴史は浅かったりするんですよね。

> > ちなみに私は・・・卵はもちろん、ネギも辛子も入れません。
> > 納豆は、付属のタレのみですね。

> 辛子も入れないんですか。

そもそも論として、カラシやワサビなど、
鼻の奥にツーンとくる系の辛味が苦手なんですよね。
なので刺身も、基本的にはワサビを付けずに食べてます。
唐辛子のように、ヒリヒリくる系の辛味は、普通の人より強いんですけど。
(ちなみにワサビとカラシは、香りが異なるだけで、辛味成分は一緒なのだとか)

> > ご飯に掛ける時は、これでもかと箸で掻き混ぜ、糸を引かせる一方で、
> > 単独で食べる時は、一切掻き混ぜずに、スプーンで食べてます。
> > あと、糸を引かせる(粘らせたい)時は、当然ながら、
> > タレの投入は掻き混ぜた後に、やさしく全体的にですね(笑)。

> タレの投入を先にするか後にするかは人によって分かれますよね。
> 私は昔は先でしたが、友人の助言で後にしました。

粘りと香りを重視するなら、後入れが納豆界のセオリーです!!(笑)

> 私は納豆の美味しい食べ方を教えたという一点でその友人を恩人だと思っていますが、
> あちらはもう忘れているでしょう(笑)

そうかも知れませんね(笑)。


▼ 新型コロナ対策&政治の話
> > いや、表現の不自由展の件は念頭にありませんでした。
> > でもまあ、あいちトリエンナーレの件も、遠因の1つではありますかねえ?
> > 以前から元々、安倍政権と大村県政の間にギクシャク感はあったのですが、
> > 4月の初め、緊急事態宣言の発令が検討されていた頃、
> > 「愛知県は数字的に見て、感染拡大を抑えられている」として、
> > 東京や大阪の状況と同一視される事に、不快感を示す態度を見せたんです。
> > すると、政権側は愛知県を対象から外して、名古屋市は悲鳴を上げたと・・・・

> そういう事情があったのですね。
> ネット上でコロナに関係して、何故か物事を知らない方たちから
> 愛知県がやり玉に挙げられていましたが、
> そういう理由があったのですか。

まあ、大村知事が叩かれるのも、ちょっとは解るんですよ(笑)。
正直言って、会見での発言が上から目線というか、配慮が足りない所があり、
メディアやネットから、不必要な反感を買ってる面は、確かにあると思うので。

その一方で、大阪府の吉村知事・北海道の鈴木知事・東京都の小池知事など、
世間やメディアから高評価な知事たちと比べても、
感染症に関する知識では、大村知事が抜き出てる感じがするんですよね。
愛知県の拡大防止が非常に上手く行っているのも、ひょっとしたら影響あるのかな?
(3大都市圏の中で唯一、感染爆発が起きなかったからこそ、報じられないジレンマ・苦笑)
まあ、皆が不安な時って、過激で解りやすい対応の方が、心理的な安心は得やすい為、
適宜妥当な対応を採っていると、「コロナ軽視」と批判もされるのですが、
政策技術者という面から見れば、決して間違ってはいないと思うんです。

ですが、日本というのは民主主義国家であり、県知事というのは県政のトップです。
そういう意味では、政策が論理的には正しくても、それでOKなのは技術屋までで、
政治家なら、市民・国民に対して、安心感や満足感を与えるのも非常に重要ですし、
このような非常事態な時ほど、十二分な説明や、時には言い包めさえ必要となります。
それなのに、その能力がマイナスだというのは、大村知事の大きな欠点でしょうね・・・・
ただし、人気や票には繋がらない・・・と言いますか、却って損が大きい事も、
気にせず決断できている所は、昨今の政治家では珍しいタイプかと?

あと、その辺の事情とかに関係なく、あいちトリエンナーレの件から、
とにかく大村バッシングという人たちも、少なからず存在はしますね(笑)。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのか、文化事業者は救済の対象外なんだそうです。
https://www.sanspo.com/geino/news/20200502/pol20050217090005-n1.html

> > で、今回の話をキッカケに、私も初めて知ったのですが、
> > 結局、国側(文化庁)からの補助金は、一部減額した上で、
> > 一転して3月23日に、急遽、支払われる事になったみたいですね。
> > https://news.yahoo.co.jp/byline/shidayoko/20200327-00169936/

> 自分なりに軽く調べてみたのですが、大村知事は司法争訟に打って出ようとしていたそうで。
> 実際にそうなったときに、裁判所がどういう判決を下すかと言うと、
> まず「法律上の争訟」に当たらないと逃げを打とうとし、
> それが無理なら(愛知県側が国家賠償請求などを行ってきたら)
> 愛知県側の請求を一部認容せざるを得ないかもしれないとも予想されていたそうです。
> 確かに、万が一、億が一にも愛知県側の主張が認められてしまったら政権としては大打撃ですもんね。
> 単なる嫌がらせで冒して良いリスクでは無いでしょう。

でも、国側は引いたとしても、このまま市側が引かなければ、
愛知県と名古屋市の間で裁判となり、間接的には司法判断が下される可能性も?

> > その一方で、ちょうど昨日、こんな記事↓も出てました。
> > 「愛知県、名古屋市を提訴検討 トリエンナーレ負担金支払い求め」
> > https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58315390R20C20A4000000/
> > まあ、「コロナ対策に取り組むべき時に不謹慎だ」と、
> > 名古屋市長が怒るのも、心情的に理解できなくは無いですけど、
> > だからと言って、行政はコロナ対策だけやってれば良い訳じゃないですし、
> > そもそも、3月に市側が不払いを正式決定したからこその、県側の対応なので・・・・

> 名古屋市長と一緒に「コロナ対策に取り組むべき時に不謹慎だ」と言っている人の一部は、
> 今回の検察庁法改正案を、
> 「国はコロナ対策だけやってれば良い訳じゃない」と擁護しているんでしょうね。

まあ、主張に客観的な一貫性があれば、
どんな意見であっても、そこには尊重の余地が生まれるのですが、
主観的な「好き嫌い」で、物事の「良い悪い」を判断し、
しかも、その事に自覚が無いようだと、
「敵か?味方か?」の二元論に陥っちゃうんですよね・・・・

極端な話、自覚があるのであれば、個人的な好き嫌いで断じても良いでしょうけど、
それが無いと、とにかく「自分こそが正義」になってしまい、
方針転換する際も、自己反省するのではなく、どこかに敵を作り上げてしまう。
そして、そういう人ほど自分自身を、国家や社会と同一視する傾向にあるんですよね。
要するに、自分の考えは、国家や社会の大勢と一緒である(代表している)と。
昨今問題となっている自粛警察、医療従事者への差別、休業補償の職業差別にしても、
自らの正しさを疑わない、そうした「正義感の暴走」が生み出した現象でしょうし、
また、そうした行動を過剰に咎める人も、実は自らが予備軍である自覚は無い訳です。

例えば、休業要請に応じないパチンコ店の店名公表にしても、
確かに初期の段階で、パチンコ店が休業要請の対象に含まれていなかった事は、
警察や族議員の利権であるからでしょうし、その事は非難されて当然とは思います。
ですが、緊急事態宣言が出され、パチンコ店も対象に入ると、
一転して非難の集中砲火を浴び、目の仇にされるのも間違っていると思うんです。
休業要請の対象となった業種は様々に及び、それに応じなかった店舗も、
恐らくはパチンコ店だけでは無かったはずなのに、公表対象がパチンコ店だけで、
その動きが全国で行われ、特に異論が出ないのも、そのままイジメの構造なんですよね!!

逆説的な言い方をすれば、「イジメを許すな」なんて声高に叫ぶ人がいる限り、
この社会から、イジメなんてモノは絶対になくなりません。
そうした正義感を振り回す人間こそが、まさにイジメ予備軍なのですから・・・・
大津イジメ事件とか、日大アメフト部問題とか、それこそ典型例だろうかと?
身勝手な正義感や、無責任な正義感は、本当に厄介な社会の宿痾です。

> まあ……河村さんには少し同情しますが。
> 河村さんからすると足元、それも想定外の所で爆発が起きて
> 何故か火の粉が飛んできたような物でしょうし。
> 負担金の支払いを「保留」。
> 民意がそのまま基盤の方ですから、そうせざるを得なかったんでしょうね。

う〜ん・・・あまりそうでも無いかも?(苦笑)
まあ、私自身が中学時代を名古屋で過ごしたという事もあってか、
パフォーマー過ぎる嫌いはあるものの、
野党の平議員でありながら、「総理を目指す男」と自称してた昔から、
河村市長の事は、実は結構好きなんですよ(笑)。
ただ一点、どうしても納得できないのは、「南京事件は存在しない」論者である事で、
その発言を聞いていると、確固たる信念があって主張していると言うよりも、
どうも政治的な都合で、その立場にあるだけに見えて、尚更印象が悪いんです。

で、民主党が政権交代を果たす前の野党時代、党内の保守派議員が、
「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」というのを作るのですが、
当時、民主党の国会議員だった河村も、そこに参加しているんです。
(野党の保守派は、与党より過激じゃないと目立てないという事情もあります)
なので、あいちトリエンナーレで、少女像の出展が問題となると、
会場や県庁の前に座り込み、抗議のパフォーマンスを行っているんです・・・・
https://www.asahi.com/articles/ASMB84VPGMB8OIPE029.html
実行委員の会長は愛知県知事ですけど、No.2の会長代行は名古屋市長ですから、
このトリエンナーレに関しては、そもそもバリバリの責任者な一方で、
協力を仰ぐ維新の会・松井代表から問い質されて、初めて動いてるんですよね。
維新は慰安婦問題&南京事件に関して、かなり強硬姿勢でして、
サンフランシスコに慰安婦像が設置された際、大阪市は姉妹都市関係を解消した程です。
ですから、火の粉が飛んできたというよりは、自発的に飛び込んだ感じかと?

あと、コロナ対策の件で言うと、
2月末の夕方に急遽、安倍政権が休校要請を発した際に、
河村市長は、深夜に卒業式の中止を発表し、早朝には撤回するという
ドタバタ劇を見せてますので・・・そこまで思慮深くは無いかな?(苦笑)

> > ちなみに、少女像のオリジナル銅像を造った芸術家夫妻は、
> > ベトナム戦争で韓国軍に虐殺された母子像の銅像も、実は作っており、
> > 韓国国内では、こちらの作品設置も進めているんですよね。
> > http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27131.html
> > http://asianews.seesaa.net/article/441408407.html
> > なので別に、反日目的で活動している人たちでは無いんです・・・・
> > まあ、政治的な事を言うと、日本側も本気で少女像を撤去させたいなら、
> > こうした平和や人権を訴える層を、むしろ上手く利用すべきなんですよね。
> > 反日では団結できても、自国の反省まで含めば分裂は必至でしょうし、
> > GHQ占領下や朝鮮戦争時の慰安婦問題では、米国や国連が加害者の側になります。

> この段落に反応すると、多分過激な言葉が出てきちゃうのでノーコメントで。

ノーコメントと言われているのに、先日ちょうど 韓国側で動きがあったので、
記録目的がてらに、ちょっとだけ書いておきますね。
そういう事なので、返信の方は別に構いません。

「利用されるだけ利用された…元慰安婦が支援団体に絶縁状 寄付金の不正利用と10億円の行方」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba17825f317d3387450c7b52c36b58f682e5ccf

先月あった韓国の総選挙では、コロナ対策の評価が功を奏して、
年明け頃は「敗色濃厚」と見られていた、現在の左派政権が、
急転直下、大勝利を果たしたものの、
それからわずか1ヶ月で この騒動ですから、果たして どうなる事やら!?

その一方で、日本の政権側としては、
現政権の総選挙敗北を前提に、強硬姿勢を採っていた面もあり、
コロナ騒動の中、あまり気にされてはいませんけど、
前提を覆す選挙結果が出て、韓国側の保守派勢力も打撃を受けた事で、
当分の間、日韓関係が改善される可能性は、かなり厳しくなったのかも?

「韓国の総選挙で『親日』のレッテルを貼られた政治家の当落」
https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20200420-00174277/

とりあえず、安倍首相の総裁任期が来年9月までで、
ムン大統領の任期が再来年5月までですから、
韓国側よりも、日本側の政治変化が先に来るのかな?
もしかしたら、自民党の総裁任期を再び伸ばす可能性もありますけど、
韓国の左派政権が続く可能性の方が、現状では高そうなので・・・・
(先月の総選挙で、大統領候補の新旧首相が直接対決して、現政権側が勝利)
米中関係がキナ臭くなる昨今、目先の感情優先で嫌韓に走るのは、
長い目で日本の国益を考えた時に、決して得策では無いはずなんですけど・・・・

> > 「マスコミは作品の中身を伝えない」と非難する人たち自身も、
> > 本当の意味での「作品の中身」まで見ていたかとなると、甚だ疑問ではあります・・・・

> ネット上では「報道しない自由」がまるで本当にあるかのように信じられています。

でもまあ、全く無い話な訳では無いですけどね。
ニュース番組には放送時間の、新聞には紙面数の制限があるので、
何を報道するかの取捨選択は確実にありますし、
同じニュースでも社風次第で、肯定的にも否定的にも切り口は変わりますから。

あと、テレビ局も新聞社も営利企業ですし、
CMや広告を出してくれるスポンサー企業に対しては、
多少問題があっても、やはり追及の手は緩くなりますよね。
逆に言うと、報道番組って、メイン視聴者はオッサン層なのに、
ターゲットが合わないCMが流れてる時は・・・そういう企業かも知れません(笑)。

> > いや別に、現職の国会議員が全員死亡した所で、
> > 新たに選ばれた政治家のメンツが、良くなるって訳じゃ無いですし、
> > 1年生議員ばかりでは、却って悪くなる可能性も高いのでは?(笑)
> > そもそも民主主義において、政治家のレベルというのは、
> > 有権者たる国民の写し鏡であり、同等程度にしか成り得ませんからねえ。

> ……全く以って仰る通りです。国会の中の人たちがいなくなったら、
> 左も右も外に居るロクでも無い連中が取って代わるでしょう。
> しょうもない事を言いました。

とは言え、今回の新型コロナ問題によって、各県の知事が注目され、
政治家というのは、何も国会議員だけでない事が、国民にも再認識されたでしょうし、
個別に対策を行う為、その政策や評価の善し悪しも、いろいろ現れたと思うんです。
よくある「次の総理」アンケートとかでも、つい数ヶ月前までは、
中堅・若手の政治家なんて、それこそ「小泉進次郎」の名前しか無かったですけど、
大阪・吉村、北海道・鈴木など、若い知事たちの名前も入ってくるかも知れません。
以前は、中央集権により、官僚などから知事を経て、国会議員にというルートがあり、
最近は、分権促進により、中堅議員から知事へと転身する流れが出来てましたけど、
今後は、リーダー経験により、知事から党首候補という動きが出てくるのかも?
(思えば11年前、国政転身を求められ、総裁候補の座を求めた宮崎県知事がいましたね・笑)

そういう意味では、国一強の中央集権から、道州制などの地方分権を促進する事で、
政治家や官僚の世界にも、権力闘争や出世レースといった「内の競争」から、
新たに、各州ごとの「横の競争」が生まれると思うんですよ。
同じ国内なので、住みたくなる州には人口が流入しますし、逆なら人口は流出します。
アメリカの強さというのも、実はこうした各州同士の競争があったりしますし、
そこで鍛えられた州知事とかが、アメリカ大統領に選ばれたりするんですよね。
今回のコロナ対策にしても、都道府県の規模では、出来る事に限界がありますけど、
例えば九州なら、オランダ1国と同等の規模がありますので、
権限さえ与えれば、それ相応の対応が実施できますし、
州同士の競争が働くので、個別の対応も素早くなる気がするんです。

あと、これは極論なのですが、
国民から直接選ばれた政治家の事を「代議士」と言ったりしますけど、
実際の所、名前を書いて票を投じた候補者が、
自らの政治的代弁者であると、実感してる有権者は少ないと思うんですよね。
でしたら、参院選における全国比例区の個人名投票を拡大して、
10万票獲得で当選、以後10万票ごとに1議席分追加としても面白い気もします。
要するに、ある候補が100万票取れば、1人で国会10票分をもつ議員になると(笑)。

この方式なら、党よりも議員が強くなり、党議拘束に縛られる事なく、
議員1人1人の考えが、国会決議に反映されやすくなりますし、
有権者側としても、自分の代弁者を色濃く意識できるので、政治意識も増すかも?
それに、これなら議員数も大幅に減る可能性が高く、
少人数による議論となれば、その内容も把握しやすくなるかと思います。
1人で10票分をもつ議員なら、活動費も公設秘書も10倍にしても良いでしょうし、
当選者以外の9票分を、当選者が指名する顧問に再配分しても良いかも知れません。
少なくとも、1票の格差は完全に撤廃できますし、死票も少なくなるはずです。

でもまあ、これだと有名人や組織票じゃないと当選できませんし、
有権者のレベルが、今まで以上に国政レベルに直結してしまうデメリットもある為、
(昭和の全国区は金食い虫でしたが、今ならネット選挙活動で費用削減できるかと?)
現場は地方政府に任せて、中央政府は国策の頭脳部分を担う、分業制に徹するとか、
参議院は完全比例区にする替わりに、衆議院は完全小選挙区にするとかですかねえ?
もし仮に、本当にこの方式を実行しようと言うのであれば・・・・

> > 日本の政治は、ここ十数年あまりで、官僚主導から政治主導へと舵を切り、
> > 民主主義的に言えば、その流れ自体は決して悪い事では無いのですが、
> > 決断を下すトップ(首相)の力量が、そのまま実行力に直結する方式なので、
> > こうした有事の際になるほど、トップの実力が如実に現れてしまうと・・・・
> > (ドイツのメルケル、台湾の蔡英文、韓国の文在寅など、コロナ対応で支持率上昇)
> > 官僚主導であれば、良くも悪くも60〜70点くらいで収まるのですが、
> > 政治主動になると、100点もあるけど0点もあるって感じでしょうか?
> > そして、実際に何点になるかは、個々の場面ではトップの力量次第ですけど、
> > ただ全体を平均して見ると、国民レベルと大差ない結果になると思います(苦笑)。

> かつて日本は「経済一流、政治三流」と言われてたそうですが、

「経済は一流、政治は三流」と言われた時代を、私は知ってますけど、
そういって揶揄して憚らない大人の事を、子供心ながらに、
「経済は一流だから、労働者の自分も一流と思っての発言だろうけど、
 政治が三流ならば、有権者としては三流な訳で、結局は国民が二流なのでは?」
「日本は戦前から大国で、それを焼け野原にして仕切り直したんだから、
 欧米の後追いをすれば急成長するのは当たり前で、本当に経済は一流なのか?」
「いったん欧米に追い付けば、経済成長は頭打ちになって失速し、
 逆に政治は、遊んでいられなくなるから、少しマシになり、
 結局最後は、経済も政治も二流に落ち着くのでは? 国民が二流だとすれば」
とか思ってましたね(うん、嫌なガキだ・苦笑)。

でも正直、ここまで急速に、日本が競争力を失うとは思ってませんでした・・・・
それと同時に、日本は社会の活力さえ失われてきてますし、
バブルに浮かれ、「Japan as No.1」などと言われてた頃とは、まさに隔世の感です。
「大国が没落する時、なぜ食い止められなかったの?」というのは、
子供の頃から抱いていた疑問だったのですが、まさかそれを実体験させられるとはね(泣)。
変化が目に見えて現れるのは、10年後20年後の事なのでしょうけど、
いったん転落し出すと、ここから好転させるのは、まさしく至難の業ですので。

> 最近、行政学や憲法学じゃその「三流」だった時期の方が
> マシだったという話もちょくちょくされているみたいですよ。
> まあ確かに、組織の頭脳を四流の政治が
> 一流(米英辺りを最高点にしたら一流半?)の官僚に代わろうとしているのが
> 近年の流れですからね。

う〜ん、もちろん、そう言いたくなる気持ちは、凄く解るのですが、
でも人間や組織の能力なんて、そんな急激に変化しないと思うんですよね。
結局の所、一昔前に比べると、全体的に余裕が無くなってきただけでは無いかと?
例えば、右肩上がりの会社であれば、誰が社長でも相応に業績は上がるでしょうし、
逆に下り坂の会社なら、どんな優秀な経営者でも、業績の建て直しは至難の業だと。
ぶっちゃけた話、現在の諸問題の原因を追っていくと、思ってる以上に、
偉大とされる先人たちのツケが、時を経て表面化している例も多いですから。

まあ日本で言えば、成長期の戦後昭和と、停滞期の平成と、衰退期の令和では、
国家の為政者であれ、会社の経営者であれ、その難易度は格段に違うと思いますし、
社会の成熟度が増すほど、小粒(標準的)かも知れませんが、有能な人材が増える事で、
少しずつであっても、質的には高まってる可能性はあります。
(政治や経済だと解り難いですが、スポーツの世界では記録で一目瞭然かと?)
でもまあ、それ以上のスピードで、社会の問題が増加しているかも知れませんが・・・・

> > この感じだと、「田崎スポークスマン」という揶揄も、
> > 恐らくは意味不明だと思うので、一応補説しておきますと、
> > 田崎史郎という、時事通信出身のベテラン政治記者の方が居るんですよ。

> 田崎史郎さんの事でしたか。個人的に田崎さんにはそんなに悪感情を持っていないんですよね。
> 何と言いますか、単純に、純粋に安倍さんの事が好きなんだろうな、と。

そうですね、政治記者の田崎史郎さんの事です。
名著「統計力学」「熱力学」で有名な、
物理学者の田崎晴明先生の事ではありません(笑)。
https://www.amazon.co.jp/dp/4563024376
https://www.amazon.co.jp/dp/4563024325

> > ウチは現在、3人暮らしなのですが、
> > アベノマスクは各世帯2枚なので、1枚足りません(笑)。
> > でも、厳密には全世帯ではなく「全住所」と、首相は言ってましたし、
> > ニュース映像を見ると、配達員が郵便受けに次々と入れてましたから、
> > どうも空き家にも届きそうなので、それならウチは足りますね。
> > 実際にどんなマスクが届くか? 空き家にも届くのか?
> > ちょっと届くのが楽しみになってる、私がいます(笑)。

> それ、うちの寮に届くとしたらどんな風に届くんだろう……。
> 数十名に二枚?

なるほど・・・・
言われてみれば確かに、寮とかって どうなんでしょ?
2世帯住宅の場合、郵便受けが一緒なら1セット(2枚)、
郵便受けが別々なら2セット(4枚)なんて報道も、確かありましたから、
マンションのように、各戸ごとに郵便受けがあれば、世帯分なんでしょうけど、
寮ですと、中で部屋が分かれていて、郵便受けは1つの所もあるでしょうし。
昔、私が住んでいた寮は1つでしたけど、マンネルヘイムさんの所はどうです?

って、東京都を除く特定警戒12道府県ですら、
ようやく先週から、マスクの配達がスタートした訳で、
急を要しない、緊急事態宣言を解除された県に対しては、
一体いつ頃、アベノマスクが届く事になるのやら・・・・
異物混入問題で配布作業が滞り、検品作業で8億円を追加している間に、
ちょうど先週あたりから、不織布マスクも市場に溢れ出しましたし(苦笑)。

ところで、こんなバタバタ続きでありながら、
あまり支持率が落ちていない事に、驚きの声があるのですけど、
正直な所、こうした有事の際は「みんな団結しよう」という力が働き、
普通に対応するだけでも、政権支持率というのはアップする傾向にある為、
ダウンしている事自体が、実は結構な異常事態だったりします・・・・
https://beat-the-corona.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/1bf68c7be39f2a3b8f771dc43777b05c.png
「戦時大統領は落選しない」という格言もあるくらいなので、
逆に言うと、有事でさえダウンするのは、相当に戦局が悪いと見られていると。
まあ実際の所、死者数や感染者数を見れば、日本は欧米諸国よりマシなレベルなのですが、
それでも国民的には、もっと適切な対応を取れたはずと思われてるって事でしょうね。

う〜ん、それにしても、欧米における死者の多さの理由は何なんでしょう?
感染者数に関しては、検査の実施数にも比例するので、
各国ごとの積極性が、大きく左右してる所もあるのでしょうけど、
死者数に関しては、そこまで極端なズレは生じないと思うんですよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Template:2019-nCoV_Data
もちろん、表面化しない隠れ死者数がカウントされてない国もあれば、
少しでも疑わしければ、全てコロナ関連死でカウントしてる国もあるので、
そこには数倍程度の開きは出てくる可能性がありそうですけど、
それを差し引いても、欧米の死者数は、アジアに比べて有意的に高く見えます。

日本が優秀と言うよりは、東南アジアや南アジアも含めて、アジアは少ないですし、
EU内で見ると、医療レベルが高い西欧の方が、東欧よりも多かったりしますし、
BCG接種との相関関係を指摘する声もありますけど、どうもハッキリしない・・・・
現状、欧米で流行するコロナが、特に凶悪化してる訳でも無さそうですしね。
ただし、ウイルスの凶悪化という事で言うと、今後やってくるかも知れない
第2波・第3波の方が、感染拡大は低くても、致死率が高くなる可能性は十分にあり、
第1波を抑えられた国ほど、抗体的には危険になるので、安心は出来ないんですけども。


[23093] Re3:もう話の主題は、コロナから納豆に(笑)返信 削除
2020/5/25 (月) 15:00:59 プロイセン@7年戦争

今の愛知県イメージは俺はコロナと言って逮捕されたりコロナビームと叫んで逮捕されたり、
どうしても優秀というイメージが湧かない。
しかも名古屋近郊に事件集中して何か原因あるんですかね?


[23094] Re4:もう話の主題は、コロナから納豆に(笑)返信 削除
2020/5/26 (火) 20:39:58 徳翁導誉

> > その一方で、大阪府の吉村知事・北海道の鈴木知事・東京都の小池知事など、
> > 世間やメディアから高評価な知事たちと比べても、
> > 感染症に関する知識では、大村知事が抜き出てる感じがするんですよね。
> > 愛知県の拡大防止が非常に上手く行っているのも、ひょっとしたら影響あるのかな?

> 今の愛知県イメージは俺はコロナと言って逮捕されたりコロナビームと叫んで逮捕されたり、
> どうしても優秀というイメージが湧かない。
> しかも名古屋近郊に事件集中して何か原因あるんですかね?

まあ そもそも、知事の行政手腕と、トラブルの発生との間に、
何らかの関連性があると思えませんし、一緒くたに語るのも どうかと思いますけど、
それはそれとして、「自分はコロナだ」と言ってトラブルになる例は、全国各地で起きています。
ただ、3月の上旬に愛知県蒲郡市で起こった、ガン患者が自暴自棄となり、
「ウイルスをばらまいてやる」と言って飲食店を周り、感染者が出たニュースが、
世間的にも非常にインパクトが強かった為、トラブル自体は全国的に頻発していても、
愛知県の時だけ「また愛知で…」と、報じる方も、受け取る方も、なり易いのでは?


[23115] Re3:もう話の主題は、コロナから納豆に(笑)返信 削除
2020/5/30 (土) 19:55:18 マンネルへイム

▼ 徳翁導誉さん
> > 返信遅くなりました。
> いえいえ、お気になさらずに。
> 所詮は雑談なので、暇があればで良いですよ(笑)。
>
> ▼ 納豆文化の話
> > > > 勿論それは分かるんですが……。
> > > > そんな一朝一夕の付け焼刃で変わるもんですかねぇ?
> > > > 完全に偏見ですけど、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人たちって
> > > > 常日頃から情報に右往左往している人たちだろうなって。

> > > そもそも、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人なんて、
> > > 一体どれくらい居るの?って事なんですよね、私の見方からすると。
> > > 「最近、タピオカが人気らしいよ」と聞いて、ちょっと飲んでみる感じに、
> > > 「納豆がコロナに効くらしいよ」と聞けば、気休めに買ってみるだけの話で、
> > > 大多数の人は、何となく買ってる程度の事であり、
> > > そんな切羽詰まった気持ちで買う人など、まず居ないと思うんですよ。

> > そうですね……少し時間が経ったからか、前の通信の自分が少し荒れていたことを自覚しました(笑)
> > 覚悟を決めてコンビニの納豆を買ったから心に余裕ができたかな?

> こちらは、こちらで、前回の投稿直後に、
> 近所のスーパーの納豆販売が、「1家族1点限り」となり、
> これだけ納豆需要が急増したという事は、私が思っている以上に、
> 「安心の為に納豆を買う人」が居るのかな?と思うようになりました(笑)。
> まあ確かに、全体的には国民の数パーセント程度であったとしても、
> 毎日納豆となれば、それだけで需要は急増するでしょうからねえ・・・・
>

管理人様の言う通り増産体制に入ったのか、はたまたコロナ疲れで納豆疲れになったのか……どちらか分かりませんが、
いきつけのスーパーに卵納豆とおろし納豆が帰ってきました。他の納豆も全体的に売れるペースが落ち着いたかな。
まだ夜は売り切れていることが多いですが。

> > > ただ、この話をキッカケに、最近は納豆コーナーも覗くようになったのですが、
> > > いつもじゃないですけど、本当に売り切れてる時がありますね!?
> > > 家庭消費の増加、物流の混乱、輸入の減少などで、
> > > 野菜が品薄だったり、高騰しているのは気付いてましたけど、
> > > 納豆の売り切れは、指摘されるまで気が付きませんでした!!

> > 私もこうして納豆不足について語ったことをきっかけにもう少し他の食品も見てみることにしましたが、
> > キムチやヨーグルトなども不足していましたね。
> > 納豆だけでは無く、やはり栄養のありそうな物が無くなっているようです。

> 私がよく買ってるヨーグルトも、半月くらい前から、
> 「品薄の状態が続いてます」という張り紙を見掛けるようになりました。
> まあ幸いにして、今まで買えなかった事は無いのですが、
> 確かに言われてみると、棚に並ぶ在庫量がいつもの半分以下な印象・・・・
> って、納豆にヨーグルトにキムチと、発酵食品ばかりですね!?
>

他には生クリームやホットケーキミックスが品薄だったみたいですね。臨時休校が多かったから、母親が子供の為に買っていたみたいですけど、
そう考えるとそろそろこちらも落ち着きそうです。
翻って回復の様子があまり無いのが「パスタ」。手軽に作れるから人気だったんですかね……。よく分からないですが、
今も割と品薄のままです。

> > > > 別に納豆じゃなくても良いじゃあないですか。他にも栄養のある食品はいくらだってあるでしょう。
> > > もちろん、それは確かにそうでしょうけど、
> > > 納豆メーカーにしても、今まで健康食品押しをしてきた訳ですし、
> > > 理由が何であれ、需要が増えるのは嬉しいんじゃないですかねえ?
> > > まあ、いつも食べてた消費者側からすると、迷惑な話でしょうけど、
> > > ブームで終われば一過性の事ですし、定着すれば増産されるでしょうから、
> > > どのみち時間が経てば、解消される問題だろうとは思われます。

> > そうですねぇ……。これもまた管理人様の言う通りです。
> > コロナ禍を抜ければどちらにせよ解消される問題ですね。

> もっと言えば、これで納豆需要が、高まったまま安定すれば、
> 納豆メーカーにしても、新商品開発の余裕が以前に増して生まれてくる訳で、
> もしかしたら、これキッカケで、新たに気に入る新商品が生まれるかも知れませんよ(笑)。
>

ずっと期待しているのは「わさび納豆」みたいな新商品が出ないかという事ですね(笑)
単なる思い付きですけど。

> > > > あるかどうかは分かりませんが、新聞博物館とかほたるいかミュージアムとかかまぼこ館とかと
> > > > 同じように会社が運営している納豆博物館とかがあれば行ってみたいですし、
> > > > 目の前で納豆が出来る光景を見て、ぼんやりと納豆の歴史とか仕組みとかの展示物を眺めて、
> > > > そんでお土産に納豆を買って帰るとか、併設されている食堂で納豆を食べるとか、
> > > > そんな体験なら時間やお金を掛けても良いなぁと。

> > > 「納豆ミュージアムは、無いんじゃないかなぁ?」・・・と思い、検索してみたら、
> > > おかめ納豆のタカノフーズが、水戸工場に併設して博物館を作ってました!!
> > > http://www.takanofoods.co.jp/fun/museum/

> > 大体、どんな商品もどこかには博物館がある気がする(笑)
> > あえてあるかどうかは調べずにインスピレーションだけで挙げるならば……
> >「タピオカ博物館」はどうでしょう?流石に無いのでは?

> 調べてみたら、台湾にあるみたいですよ!!(笑)
> まあ、今回の第3次タピオカ・ブームは、台湾発でしたし、
> 「第3次」と言うくらいなので、そこそこ歴史もあるんですよね。
>
> しかもタピオカって、キャッサバ芋を原料として作られますが、
> キャッサバ自体は南米原産で、赤道周辺のアフリカ・アジア地域に広まり、
> それがデザート用に加工されたモノが、タピオカとして東アジアで生まれ、
> そして欧米諸国にまで、広く親しまれるようになった訳ですからねえ・・・・
> そう考えると、博物館の1つや2つ、あっても おかしくない無いのかも?
>

調べてきました。ブログに写真が載っていましたが、結構年季の入った様子。割と昔からあったのでしょうね。
タピオカってなんであんなに人気になったんでしょうね?
やっぱり食感がレアなのかなぁ?でも近いモノは今までもあった気が……白玉とか?

> > > うどんは自分で作ります(笑)。
> > > 材料は小麦粉と塩と水だけですから、簡単に作れますよ。
> > > (モチッとした食感が欲しければ、タピオカ粉か片栗粉を追加)

> > うどんは少しだけ手作りして見たかったり(笑)

> うどんは簡単ですので、是非とも!!
> って、いまは小麦粉も品薄みたいですけど(笑)。
>
> > 多分、手作り納豆が市販を超えられないと思われるのに対して、
> > 手作りうどんはスーパーの一番安い奴よりかは美味しくなるんじゃないか?
> > と思えるからでしょうね(笑)

> 納豆は・・・確かに難しそう(笑)。
> ヨーグルトとかも、手作りより、市販品の方が美味しいですしね。
> でも一方で、どれくらい難しいのか、1回くらいは試してみたい気も?
>

そう言えば小耳にはさんだ話だとヨーグルトの手作りがまた少し人気だとか。
でも今までも人気になるたびに食中毒が起きて勢いが削がれたそうですね。
>
 > > 昆布ダシに、甘く煮詰めた牛肉と玉ネギを乗せる、関西風の肉うどんも良いですが、
> > > 鰹ダシに、豚バラ・白ネギ・油揚げを入れた、関東の武蔵野うどんが好きですね。
> > > 名古屋の きしめんの時は、山盛りの鰹節と七味唐辛子だけです。
> > > 親の転勤で、関東・東海・関西を転々としたので、その時に各地の味を覚えました。

> > カップ麺のうどんって関東と関西で味違いますよね?
> > 自分、関西生まれでずっとカップうどんが好きだったんですよね。
> > その後、関西と関東の国境線?沿いで暮らす機会があって、
> > 関東の味付けだと思って「そんなに変わらないな」と思いながらカップ麺を食べていました。
> > ところが最近国境線を超えて関東に引っ越した所、カップうどんが全然美味しくないんですよね。
> > 直感的に、自分が今まで関西のカップうどんを食べていたことと、
> > 今自分が食べているかっぷうどんが関東の味付けであることに気付きました。

> はい、カップうどんの味付けは、関東と関西で違いますよ。
> 関西の方が、味も、見た目も、薄かった記憶があります。
> カップうどん以前の話として、そもそも他の料理でも、
> 関東では濃口醤油が、関西では薄口醤油が、一般的に使われてますし。
>
> ・・・って、関西出身なのに、納豆がソウルフードなんですね!?
> 私の中では、未だに「関西人=納豆苦手」のイメージが残ってますけど、
> いや〜、時代は移り変わるモノだ(笑)。
> あと、こんな話をしていて、今更ながら気付いたのですが、
> 納豆にかけるダシも、恐らくは、関東と関西で違いますよねえ?
> と言う事で、ちょっと調べてみた所、
> 関西人向けに薄口醤油のダシに変更した事も、人気定着の一因だったみたいです。
>

あ〜。なるほど。そう言われてみると、先に挙げた「豆紀」の納豆は関西風の醤油だった気がします。少なくとも和歌山の会社だったはずですし。
昔嫌っていた納豆類はそれに比べると醤油の味が濃かった気が……まあ今はそれも好きなんですけどね(笑)
納豆が好きなのは間違いないのですが、それ以上に私は「だし」が好きなんだと思います。
ですから、今も住んでいる関東圏の市販の醤油では無く、どちらかと言えば関西圏?に位置する実家で調達してもらった醤油とつゆを愛用しています。
親に頭を下げて、醤油とつゆだけは「援助」をお願いしている状態ですね(笑)

> > > ちなみにアジアの方では・・・それぞれ現地に、独自の納豆文化がある所も!?
> > > 別に納豆自体は、日本の独自文化ではありませんからねえ。
> > > と言いますか、納豆料理のレパートリー的に、日本は貧弱な方らしいです(笑)。
> > > とりあえず、こんなラジオ番組のネット配信↓を貼っておきます。
> > > 「日本は納豆後進国? 辺境作家が語るアジア納豆探検記」
> > > https://www.tbsradio.jp/36105 (本編は10:30あたりから)

> > 何故か聴けませんでした。しかし納豆って日本の文化じゃないんですか!?
> > それは驚きです。他国ではどんな納豆が食べられているのか……。

> でしたら、このインタビュー記事とか、どうでしょう?
> そのラジオ番組のゲストと、同じ人が語ってますね。
> https://blog.kitchhike.com/interview-hideyukitakano/
> って、どちらも本の宣伝ですから、
> 直接、そっちを読んでも良いですけど(笑)。
>
> 「謎のアジア納豆 そして帰ってきた日本納豆」
> https://www.amazon.co.jp/dp/4103400714
>
> この方は「高野秀行」という辺境作家で、納豆の本は読んでませんけど、
> 「謎の独立国家ソマリランド」「アヘン王国潜入記」「イスラム飲酒紀行」など、
> 「誰も行かない所へ行き、誰もやらない事をやり、それを面白おかしく書く」をモットーに、
> いろいろと面白い本を出しており、私のお気に入りの作家の1人ですね。
> またもう1人、「清水克行」という新進気鋭の日本史学者が居りまして、
> 「戦国大名と分国法」「喧嘩両成敗の誕生」「耳鼻削ぎの日本史」など、
> こちらも面白い本を出しており、どちらの作品も、それぞれ別に読んでたんですよ。
> そんな異分野の2人が、対談している本があると知り、
> 読んでみたら上手く噛み合って面白かったので、個人的にはオススメですね!!
> (現代アート画家の山口晃が描いた表紙絵も、なかなか合ってて良いです)
> 私とは逆ルートに、対談本を読んで興味が湧いたら、両名の作品に進むのも良いかも?
>
> 「世界の辺境とハードボイルド室町時代」
> https://www.amazon.co.jp/dp/4087458784
> 「辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦」
> https://www.amazon.co.jp/dp/B07DJ9S1RR
>
> ちなみに私は子供の頃、同じ日本伝統の大豆発酵食品である「醤油」で、
> 同じ様な驚きを抱いた経験がありますね。
> 成田空港に降り立った外国人たちは、「日本は醤油臭い」と感じる事を知った時、
> 飲食店がある空港では、その国々ごとに特有の臭いがあるのだろうと思うと共に、
> 確かに日本料理の味付けは醤油ばかりだし、醤油は日本特有の調味料だと思ったんです。
> その後、中国を始め、アジア各地に醤油があると知った時は、
> 日本の多くのモノは中国伝来ですし、まあ そんなモノかと思ったのですが、
> アジアの醤油は大豆だけでなく、魚から作られるモノもあると知って、凄く驚きました。
>
> しかも、日本伝統の味だと思っていた醤油も、
> 実は一般的に広まったのは、江戸時代に入ってからの、ここ400年あまりの話であり、
> 戦国武将とかは、刺身を煎り酒(梅干を日本酒で煮詰めたモノ)で食べてたと知って、
> 驚くというか、自分の常識の不確かさを知ったんですよね。
> でもまあ、日本料理だけでなく、その当時の世界料理を考えてみると、
> イタリア料理にはトマトが無く、韓国料理には唐辛子が無く、
> ドイツ料理にはジャガイモが無い訳で(全て新大陸原産なので大航海時代の由来食品)、
> 私たちが何気なく「伝統」と思ってるモノも、意外と歴史は浅かったりするんですよね。
>

高野氏のインタビュー記事を読みました。いや、興味深いですね。
ただ、高野氏が言及する納豆を見ていて思ったのはカテゴリー的には「味噌」と重なってそうな例が多かった気がします。
外見から感じた印象でしか無いのですが、「調味料」として使われているのであれば、日本人にとっての「味噌」のような位置付けに「納豆」があるのかなぁ?
自分は豆の味も当然大好きなのですが、やはりだし醤油に心惹かれる部分もあるので、
実際海外の納豆を口にしたら「やっぱり日本の納豆が一番!」と思っちゃいそうですね(笑)

じゃがいもやトマトに関しては大分前にも少し話しましたね。
「パスタで見るイタリア史」を読んだ感想で副次的にそこら辺の話に触れた気がします。
しかし……結局「山野で見るドイツ史」は完読出来なかったな……なんでだろ。

> > > ちなみに私は・・・卵はもちろん、ネギも辛子も入れません。
> > > 納豆は、付属のタレのみですね。

> > 辛子も入れないんですか。

> そもそも論として、カラシやワサビなど、
> 鼻の奥にツーンとくる系の辛味が苦手なんですよね。
> なので刺身も、基本的にはワサビを付けずに食べてます。
> 唐辛子のように、ヒリヒリくる系の辛味は、普通の人より強いんですけど。
> (ちなみにワサビとカラシは、香りが異なるだけで、辛味成分は一緒なのだとか)
>

ただの辛味は痛みでしか無いのですが、その中に旨味があるのを感じるとハマってしまうんですよね。
名産地のわさびを口にする機会があったのですが、本当に味が付いています。
普通、ワサビ単独で調味料として使う機会は少ないと思うのですが、名産地のワサビはワサビだけで調味料として成立するからすごい。
勿論醤油をつけても美味しいのですが、二度楽しめるという事でお得な気分になります。

> > > ご飯に掛ける時は、これでもかと箸で掻き混ぜ、糸を引かせる一方で、
> > > 単独で食べる時は、一切掻き混ぜずに、スプーンで食べてます。
> > > あと、糸を引かせる(粘らせたい)時は、当然ながら、
> > > タレの投入は掻き混ぜた後に、やさしく全体的にですね(笑)。

> > タレの投入を先にするか後にするかは人によって分かれますよね。
> > 私は昔は先でしたが、友人の助言で後にしました。

> 粘りと香りを重視するなら、後入れが納豆界のセオリーです!!(笑)
>

そうですね。その通りです(笑)
でも両親は別に納豆界に属していないので、子供にそのセオリーを教えられないという……(笑)
> > 私は納豆の美味しい食べ方を教えたという一点でその友人を恩人だと思っていますが、
> > あちらはもう忘れているでしょう(笑)

> そうかも知れませんね(笑)。
>
>

まあ今でもちょくちょく会うので、あちらにはいつか恩を返そうと思います。

> ▼ 新型コロナ対策&政治の話
> > > いや、表現の不自由展の件は念頭にありませんでした。
> > > でもまあ、あいちトリエンナーレの件も、遠因の1つではありますかねえ?
> > > 以前から元々、安倍政権と大村県政の間にギクシャク感はあったのですが、
> > > 4月の初め、緊急事態宣言の発令が検討されていた頃、
> > > 「愛知県は数字的に見て、感染拡大を抑えられている」として、
> > > 東京や大阪の状況と同一視される事に、不快感を示す態度を見せたんです。
> > > すると、政権側は愛知県を対象から外して、名古屋市は悲鳴を上げたと・・・・

> > そういう事情があったのですね。
> > ネット上でコロナに関係して、何故か物事を知らない方たちから
> > 愛知県がやり玉に挙げられていましたが、
> > そういう理由があったのですか。

> まあ、大村知事が叩かれるのも、ちょっとは解るんですよ(笑)。
> 正直言って、会見での発言が上から目線というか、配慮が足りない所があり、
> メディアやネットから、不必要な反感を買ってる面は、確かにあると思うので。
>
> その一方で、大阪府の吉村知事・北海道の鈴木知事・東京都の小池知事など、
> 世間やメディアから高評価な知事たちと比べても、
> 感染症に関する知識では、大村知事が抜き出てる感じがするんですよね。
> 愛知県の拡大防止が非常に上手く行っているのも、ひょっとしたら影響あるのかな?
> (3大都市圏の中で唯一、感染爆発が起きなかったからこそ、報じられないジレンマ・苦笑)
> まあ、皆が不安な時って、過激で解りやすい対応の方が、心理的な安心は得やすい為、
> 適宜妥当な対応を採っていると、「コロナ軽視」と批判もされるのですが、
> 政策技術者という面から見れば、決して間違ってはいないと思うんです。
>

吉村知事は弁護士、鈴木知事は都職員、小池知事はニュースキャスター、単純な経歴だけでどうこう言うのもいかがなものかとも思いますが、
農水官僚出身で厚労副大臣も務めた大村知事の方が政策技術者としては優れているのかもしれませんね。

吉村知事と言えば橋下さんの「腹黒い」という評価がありますけど、私も伝え聞く、そして見ている限りでは同感です。
橋下さんはプラスの意味でそう言っていましたが……私はまあプラス半分マイナス半分ですかね。
パチンコ店への休業要請の一件とかは隙のないパフォーマンスだと感じました。
隙の有るパフォーマンスの例としては県職員への10万円給付を予算に組み込むとか、全国民にマスクを配るとか、そういうのを念頭に置いています。

> ですが、日本というのは民主主義国家であり、県知事というのは県政のトップです。
> そういう意味では、政策が論理的には正しくても、それでOKなのは技術屋までで、
> 政治家なら、市民・国民に対して、安心感や満足感を与えるのも非常に重要ですし、
> このような非常事態な時ほど、十二分な説明や、時には言い包めさえ必要となります。
> それなのに、その能力がマイナスだというのは、大村知事の大きな欠点でしょうね・・・・
> ただし、人気や票には繋がらない・・・と言いますか、却って損が大きい事も、
> 気にせず決断できている所は、昨今の政治家では珍しいタイプかと?
>

まあ……政治家が人気を気にしなすぎるのも問題があるかもしれませんけど、
そういう政治家も多様性と言いますか、全体のバランスで考えると居た方が良さそうですね。これに関してはもう素朴な感想でしか無いのですが(笑)

> あと、その辺の事情とかに関係なく、あいちトリエンナーレの件から、
> とにかく大村バッシングという人たちも、少なからず存在はしますね(笑)。
> 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのか、文化事業者は救済の対象外なんだそうです。
> https://www.sanspo.com/geino/news/20200502/pol20050217090005-n1.html
>

大村バッシングとは違う話ですが、最近筑波大の准教授が文化事業者を攻撃しているのを見てビックリしました。
これも恐らく反戦・反原発系の文化人への憎悪からの発言でしょうが……名門大学でそれなりの地位にある人でもこういう事を言うのかと愕然としました。
私でも聞いたことがあるようなニーメラーの有名な言い回しを模倣していましたが……
余計な修飾を外すと、この人は文化人が自分の主張をしたことを理由に、支援をするべきではない、とそう言いたい訳でしょう。
しかも音楽家や劇作家が他の人々を蔑視していたと決めつけて掛かっています。
社会の分断や言論の圧迫というのはこういうそこそこの地位にある人の無責任な発言で進んでいくのではないかと、最近そう思い始めています。

> > > で、今回の話をキッカケに、私も初めて知ったのですが、
> > > 結局、国側(文化庁)からの補助金は、一部減額した上で、
> > > 一転して3月23日に、急遽、支払われる事になったみたいですね。
> > > https://news.yahoo.co.jp/byline/shidayoko/20200327-00169936

> > 自分なりに軽く調べてみたのですが、大村知事は司法争訟に打って出ようとしていたそうで。
> > 実際にそうなったときに、裁判所がどういう判決を下すかと言うと、
> > まず「法律上の争訟」に当たらないと逃げを打とうとし、
> > それが無理なら(愛知県側が国家賠償請求などを行ってきたら)
> > 愛知県側の請求を一部認容せざるを得ないかもしれないとも予想されていたそうです。
> > 確かに、万が一、億が一にも愛知県側の主張が認められてしまったら政権としては大打撃ですもんね。
> > 単なる嫌がらせで冒して良いリスクでは無いでしょう。

> でも、国側は引いたとしても、このまま市側が引かなければ、
> 愛知県と名古屋市の間で裁判となり、間接的には司法判断が下される可能性も?
>

構図的に、国が巻き込まれることは無いのではないかなとも思います。
愛知県ではなく愛知県知事が代表を務める運営委員会VS名古屋市という構図であり、
恐らく裁判所は展示内容の是非や国の対応の是非には踏み込まず、名古屋市が補助金交付を拒む理由とした
「運営会議の不開催」「公開質問状への回答が不十分」「『表現の不自由展・その後』中止等によって事情の変更があり補助金交付の条件が満たされなくなった」という点に関してだけ判示すると思います。
それぞれの点が事実かどうか、事実だとしてそれが不当かどうか、不当だとしてそれが補助金交付を拒む理由に値するかどうかで判断が出るでしょうから……
結論としては恐らく運営委員会側が勝つでしょうけど、司法判断が下される直接の範囲はかなり限定的かと思います。
河村さんにとっては打撃でしょうけど、国からすると対岸の火事ではないかなと。

> > > その一方で、ちょうど昨日、こんな記事↓も出てました。
> > > 「愛知県、名古屋市を提訴検討 トリエンナーレ負担金支払い求め」
> > > https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58315390R20C20A4000000/
> > > まあ、「コロナ対策に取り組むべき時に不謹慎だ」と、
> > > 名古屋市長が怒るのも、心情的に理解できなくは無いですけど、
> > > だからと言って、行政はコロナ対策だけやってれば良い訳じゃないですし、
> > > そもそも、3月に市側が不払いを正式決定したからこその、県側の対応なので・・・・

> > 名古屋市長と一緒に「コロナ対策に取り組むべき時に不謹慎だ」と言っている人の一部は、
> > 今回の検察庁法改正案を、
> > 「国はコロナ対策だけやってれば良い訳じゃない」と擁護しているんでしょうね。

> まあ、主張に客観的な一貫性があれば、
> どんな意見であっても、そこには尊重の余地が生まれるのですが、
> 主観的な「好き嫌い」で、物事の「良い悪い」を判断し、
> しかも、その事に自覚が無いようだと、
> 「敵か?味方か?」の二元論に陥っちゃうんですよね・・・・
>
> 極端な話、自覚があるのであれば、個人的な好き嫌いで断じても良いでしょうけど、
> それが無いと、とにかく「自分こそが正義」になってしまい、
> 方針転換する際も、自己反省するのではなく、どこかに敵を作り上げてしまう。
> そして、そういう人ほど自分自身を、国家や社会と同一視する傾向にあるんですよね。
> 要するに、自分の考えは、国家や社会の大勢と一緒である(代表している)と。
> 昨今問題となっている自粛警察、医療従事者への差別、休業補償の職業差別にしても、
> 自らの正しさを疑わない、そうした「正義感の暴走」が生み出した現象でしょうし、
> また、そうした行動を過剰に咎める人も、実は自らが予備軍である自覚は無い訳です。
>
> 例えば、休業要請に応じないパチンコ店の店名公表にしても、
> 確かに初期の段階で、パチンコ店が休業要請の対象に含まれていなかった事は、
> 警察や族議員の利権であるからでしょうし、その事は非難されて当然とは思います。
> ですが、緊急事態宣言が出され、パチンコ店も対象に入ると、
> 一転して非難の集中砲火を浴び、目の仇にされるのも間違っていると思うんです。
> 休業要請の対象となった業種は様々に及び、それに応じなかった店舗も、
> 恐らくはパチンコ店だけでは無かったはずなのに、公表対象がパチンコ店だけで、
> その動きが全国で行われ、特に異論が出ないのも、そのままイジメの構造なんですよね!!
>
> 逆説的な言い方をすれば、「イジメを許すな」なんて声高に叫ぶ人がいる限り、
> この社会から、イジメなんてモノは絶対になくなりません。
> そうした正義感を振り回す人間こそが、まさにイジメ予備軍なのですから・・・・
> 大津イジメ事件とか、日大アメフト部問題とか、それこそ典型例だろうかと?
> 身勝手な正義感や、無責任な正義感は、本当に厄介な社会の宿痾です。
>

徹頭徹尾同意しますが、これを自覚していても厄介な人々は居ますよね。ある種開き直っている輩と言えば良いのでしょうか……。
行き過ぎた相対主義を持ち出す輩です。確かに「自分こそが正義」と思い込んでそれを振りかざす輩よりはマシかもしれませんが、
「絶対に正しいことは無い」と盲信して(この時点で若干論理的には矛盾もありそう)、常識や良識を否定する動きが散見されます。
勿論、常識・良識は人それぞれではありますが、例えば「人を殺してはならない」という意見に対して「いや、それが正しいとは限らない」とか言い出すのは
相対主義の悪用に他ならない気がします。(トロッコ問題とかそういう難しい話は一旦おいておいてください)

行き過ぎた相対主義を持ち出す輩は大抵自分の意見を否定させない為に他人の意見と自分の意見を相対化し、
社会通念や人間の一般的な良識を否定する為に(例えば障害者差別は許されない)自分の尖った意見と一般的な見解を相対化しようとします。

> > まあ……河村さんには少し同情しますが。
> > 河村さんからすると足元、それも想定外の所で爆発が起きて
> > 何故か火の粉が飛んできたような物でしょうし。
> > 負担金の支払いを「保留」。
> > 民意がそのまま基盤の方ですから、そうせざるを得なかったんでしょうね。

> う〜ん・・・あまりそうでも無いかも?(苦笑)
> まあ、私自身が中学時代を名古屋で過ごしたという事もあってか、
> パフォーマー過ぎる嫌いはあるものの、
> 野党の平議員でありながら、「総理を目指す男」と自称してた昔から、
> 河村市長の事は、実は結構好きなんですよ(笑)。
> ただ一点、どうしても納得できないのは、「南京事件は存在しない」論者である事で、
> その発言を聞いていると、確固たる信念があって主張していると言うよりも、
> どうも政治的な都合で、その立場にあるだけに見えて、尚更印象が悪いんです。
>
> で、民主党が政権交代を果たす前の野党時代、党内の保守派議員が、
> 「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」というのを作るのですが、
> 当時、民主党の国会議員だった河村も、そこに参加しているんです。
> (野党の保守派は、与党より過激じゃないと目立てないという事情もあります)
> なので、あいちトリエンナーレで、少女像の出展が問題となると、
> 会場や県庁の前に座り込み、抗議のパフォーマンスを行っているんです・・・・
> https://www.asahi.com/articles/ASMB84VPGMB8OIPE029.html
> 実行委員の会長は愛知県知事ですけど、No.2の会長代行は名古屋市長ですから、
> このトリエンナーレに関しては、そもそもバリバリの責任者な一方で、
> 協力を仰ぐ維新の会・松井代表から問い質されて、初めて動いてるんですよね。
> 維新は慰安婦問題&南京事件に関して、かなり強硬姿勢でして、
> サンフランシスコに慰安婦像が設置された際、大阪市は姉妹都市関係を解消した程です。
> ですから、火の粉が飛んできたというよりは、自発的に飛び込んだ感じかと?
>
> あと、コロナ対策の件で言うと、
> 2月末の夕方に急遽、安倍政権が休校要請を発した際に、
> 河村市長は、深夜に卒業式の中止を発表し、早朝には撤回するという
> ドタバタ劇を見せてますので・・・そこまで思慮深くは無いかな?(苦笑)
>
> > > ちなみに、少女像のオリジナル銅像を造った芸術家夫妻は、
> > > ベトナム戦争で韓国軍に虐殺された母子像の銅像も、実は作っており、
> > > 韓国国内では、こちらの作品設置も進めているんですよね。
> > > http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27131.html
> > > http://asianews.seesaa.net/article/441408407.html
> > > なので別に、反日目的で活動している人たちでは無いんです・・・・
> > > まあ、政治的な事を言うと、日本側も本気で少女像を撤去させたいなら、
> > > こうした平和や人権を訴える層を、むしろ上手く利用すべきなんですよね。
> > > 反日では団結できても、自国の反省まで含めば分裂は必至でしょうし、
> > > GHQ占領下や朝鮮戦争時の慰安婦問題では、米国や国連が加害者の側になります。

> > この段落に反応すると、多分過激な言葉が出てきちゃうのでノーコメントで。

> ノーコメントと言われているのに、先日ちょうど 韓国側で動きがあったので、
> 記録目的がてらに、ちょっとだけ書いておきますね。
> そういう事なので、返信の方は別に構いません。
>
> 「利用されるだけ利用された…元慰安婦が支援団体に絶縁状 寄付金の不正利用と10億円の行方」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba17825f317d3387450c7b52c36b58f682e5ccf
>
> 先月あった韓国の総選挙では、コロナ対策の評価が功を奏して、
> 年明け頃は「敗色濃厚」と見られていた、現在の左派政権が、
> 急転直下、大勝利を果たしたものの、
> それからわずか1ヶ月で この騒動ですから、果たして どうなる事やら!?
>
> その一方で、日本の政権側としては、
> 現政権の総選挙敗北を前提に、強硬姿勢を採っていた面もあり、
> コロナ騒動の中、あまり気にされてはいませんけど、
> 前提を覆す選挙結果が出て、韓国側の保守派勢力も打撃を受けた事で、
> 当分の間、日韓関係が改善される可能性は、かなり厳しくなったのかも?
>
> 「韓国の総選挙で『親日』のレッテルを貼られた政治家の当落」
> https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20200420-00174277/
>
> とりあえず、安倍首相の総裁任期が来年9月までで、
> ムン大統領の任期が再来年5月までですから、
> 韓国側よりも、日本側の政治変化が先に来るのかな?
> もしかしたら、自民党の総裁任期を再び伸ばす可能性もありますけど、
> 韓国の左派政権が続く可能性の方が、現状では高そうなので・・・・
> (先月の総選挙で、大統領候補の新旧首相が直接対決して、現政権側が勝利)
> 米中関係がキナ臭くなる昨今、目先の感情優先で嫌韓に走るのは、
> 長い目で日本の国益を考えた時に、決して得策では無いはずなんですけど・・・・
>

別にこの手の話題が嫌いという訳では無いのですが、どうしても私は感情的になってしまうんですよね。
日本国内の反韓・嫌韓の音頭を取っている人々は礼節や品格をどこかに置き忘れているように見えて本当に大嫌いなのですが、
実際、そういう人々の扇動に乗ってしまう一般の国民の気持ちは分かるんです。確かに私自身、パク・クネ大統領やイ・ミョンバク大統領の発言を聞いて、
それが国内向けの政治的パフォーマンスとして必要だから言ったに過ぎないとしてもウンザリとした気持ちになりました。

私は(そして反韓でない人々の多くは)隣国として韓国との関係を悪化させても何も得は無いと考えています。
だから歩み寄らないといけないし、一事の感情で罵り合いを続けても意味はないと思うんです。
でもあちらの人々は必ずしもそう考えていない、少なくとも多くの人々は反日を正義と盲信しているとなると、
私は、韓国を嫌う人に「それは止めた方が良い」とは言えません。
何故なら仮定の話として日本の全国民が韓国との関係を良化するべきだ、という考え方を支持するようになったとしても、
日韓関係が改善に向かう気がしないからです。

私が伝え聞く話だと、韓国の一般的な人々は日本人全体が嫌韓的になっているとは全く考えていないとか。
政権と、それに追従する極右が嫌韓キャンペーンを張っているに過ぎないのだと、そう考えているのだとか。
自分で韓国に行って聞いた話でも無ければ、自分で韓国語を読んで至った結論でも無いので、あるいはガセ情報なのかもしれませんが、
本当だとしたら呆れた話だと思います。

とまあ自分で読み返しても抽象的な物言いで嫌なのですが……とりあえず抑制的に文章は書けたかな……。

> > > 「マスコミは作品の中身を伝えない」と非難する人たち自身も、
> > > 本当の意味での「作品の中身」まで見ていたかとなると、甚だ疑問ではあります・・・・

> > ネット上では「報道しない自由」がまるで本当にあるかのように信じられています。

> でもまあ、全く無い話な訳では無いですけどね。
> ニュース番組には放送時間の、新聞には紙面数の制限があるので、
> 何を報道するかの取捨選択は確実にありますし、
> 同じニュースでも社風次第で、肯定的にも否定的にも切り口は変わりますから。
>
> あと、テレビ局も新聞社も営利企業ですし、
> CMや広告を出してくれるスポンサー企業に対しては、
> 多少問題があっても、やはり追及の手は緩くなりますよね。
> 逆に言うと、報道番組って、メイン視聴者はオッサン層なのに、
> ターゲットが合わないCMが流れてる時は・・・そういう企業かも知れません(笑)。
>

それは私的には「報道しない自由」なんて大層な物では無く、
「報道の不自由」「報道しない義務」のようなモノだと思います。
それがあることは勿論問題だとは思いますよ。でもねぇ……マスコミが自由に、気ままに、無責任に情報を取捨選択して、
それで国民を騙して金を荒稼ぎしている、なんて考えて、「マスゴミ」だの好き放題言う人々は、自分の情報の受け取り手としての責務を放棄しています。
少なくとも「報道の不自由」についてはマスコミだけが批判されるべきことでは無いでしょう。
突き詰めていけば、スポンサーたる大企業に力を与えている消費者に責任の一端程度はあるんです。

> > > いや別に、現職の国会議員が全員死亡した所で、
> > > 新たに選ばれた政治家のメンツが、良くなるって訳じゃ無いですし、
> > > 1年生議員ばかりでは、却って悪くなる可能性も高いのでは?(笑)
> > > そもそも民主主義において、政治家のレベルというのは、
> > > 有権者たる国民の写し鏡であり、同等程度にしか成り得ませんからねえ。

> > ……全く以って仰る通りです。国会の中の人たちがいなくなったら、
> > 左も右も外に居るロクでも無い連中が取って代わるでしょう。
> > しょうもない事を言いました。

> とは言え、今回の新型コロナ問題によって、各県の知事が注目され、
> 政治家というのは、何も国会議員だけでない事が、国民にも再認識されたでしょうし、
> 個別に対策を行う為、その政策や評価の善し悪しも、いろいろ現れたと思うんです。
> よくある「次の総理」アンケートとかでも、つい数ヶ月前までは、
> 中堅・若手の政治家なんて、それこそ「小泉進次郎」の名前しか無かったですけど、
> 大阪・吉村、北海道・鈴木など、若い知事たちの名前も入ってくるかも知れません。
> 以前は、中央集権により、官僚などから知事を経て、国会議員にというルートがあり、
> 最近は、分権促進により、中堅議員から知事へと転身する流れが出来てましたけど、
> 今後は、リーダー経験により、知事から党首候補という動きが出てくるのかも?
> (思えば11年前、国政転身を求められ、総裁候補の座を求めた宮崎県知事がいましたね・笑)
>
> そういう意味では、国一強の中央集権から、道州制などの地方分権を促進する事で、
> 政治家や官僚の世界にも、権力闘争や出世レースといった「内の競争」から、
> 新たに、各州ごとの「横の競争」が生まれると思うんですよ。
> 同じ国内なので、住みたくなる州には人口が流入しますし、逆なら人口は流出します。
> アメリカの強さというのも、実はこうした各州同士の競争があったりしますし、
> そこで鍛えられた州知事とかが、アメリカ大統領に選ばれたりするんですよね。
> 今回のコロナ対策にしても、都道府県の規模では、出来る事に限界がありますけど、
> 例えば九州なら、オランダ1国と同等の規模がありますので、
> 権限さえ与えれば、それ相応の対応が実施できますし、
> 州同士の競争が働くので、個別の対応も素早くなる気がするんです。
>
> あと、これは極論なのですが、
> 国民から直接選ばれた政治家の事を「代議士」と言ったりしますけど、
> 実際の所、名前を書いて票を投じた候補者が、
> 自らの政治的代弁者であると、実感してる有権者は少ないと思うんですよね。
> でしたら、参院選における全国比例区の個人名投票を拡大して、
> 10万票獲得で当選、以後10万票ごとに1議席分追加としても面白い気もします。
> 要するに、ある候補が100万票取れば、1人で国会10票分をもつ議員になると(笑)。
>
> この方式なら、党よりも議員が強くなり、党議拘束に縛られる事なく、
> 議員1人1人の考えが、国会決議に反映されやすくなりますし、
> 有権者側としても、自分の代弁者を色濃く意識できるので、政治意識も増すかも?
> それに、これなら議員数も大幅に減る可能性が高く、
> 少人数による議論となれば、その内容も把握しやすくなるかと思います。
> 1人で10票分をもつ議員なら、活動費も公設秘書も10倍にしても良いでしょうし、
> 当選者以外の9票分を、当選者が指名する顧問に再配分しても良いかも知れません。
> 少なくとも、1票の格差は完全に撤廃できますし、死票も少なくなるはずです。
>
> でもまあ、これだと有名人や組織票じゃないと当選できませんし、
> 有権者のレベルが、今まで以上に国政レベルに直結してしまうデメリットもある為、
> (昭和の全国区は金食い虫でしたが、今ならネット選挙活動で費用削減できるかと?)
> 現場は地方政府に任せて、中央政府は国策の頭脳部分を担う、分業制に徹するとか、
> 参議院は完全比例区にする替わりに、衆議院は完全小選挙区にするとかですかねえ?
> もし仮に、本当にこの方式を実行しようと言うのであれば・・・・
>

仮定の話としては確かに面白いですね(笑)
次の段落とも関わってくるのですが、憲法学や行政学で昔の方がマシだった(良かったとまでは言われて無いです)と言われている最たる例が
選挙制度です。
どう変えるか?は難しいですが、今のままで良いかと聞かれるとそうは思えないんですよねぇ……。
仮定ついでに意見をお聞きしたいのですが、かつての中選挙区制を今復活させた場合はどんな影響があるでしょう?
かつてのような金権政治的なデメリットも復活しますかねぇ?

> > > 日本の政治は、ここ十数年あまりで、官僚主導から政治主導へと舵を切り、
> > > 民主主義的に言えば、その流れ自体は決して悪い事では無いのですが、
> > > 決断を下すトップ(首相)の力量が、そのまま実行力に直結する方式なので、
> > > こうした有事の際になるほど、トップの実力が如実に現れてしまうと・・・・
> > > (ドイツのメルケル、台湾の蔡英文、韓国の文在寅など、コロナ対応で支持率上昇)
> > > 官僚主導であれば、良くも悪くも60〜70点くらいで収まるのですが、
> > > 政治主動になると、100点もあるけど0点もあるって感じでしょうか?
> > > そして、実際に何点になるかは、個々の場面ではトップの力量次第ですけど、
> > > ただ全体を平均して見ると、国民レベルと大差ない結果になると思います(苦笑)。

> > かつて日本は「経済一流、政治三流」と言われてたそうですが、

> 「経済は一流、政治は三流」と言われた時代を、私は知ってますけど、
> そういって揶揄して憚らない大人の事を、子供心ながらに、
> 「経済は一流だから、労働者の自分も一流と思っての発言だろうけど、
>  政治が三流ならば、有権者としては三流な訳で、結局は国民が二流なのでは?」
> 「日本は戦前から大国で、それを焼け野原にして仕切り直したんだから、
>  欧米の後追いをすれば急成長するのは当たり前で、本当に経済は一流なのか?」
> 「いったん欧米に追い付けば、経済成長は頭打ちになって失速し、
>  逆に政治は、遊んでいられなくなるから、少しマシになり、
>  結局最後は、経済も政治も二流に落ち着くのでは? 国民が二流だとすれば」
> とか思ってましたね(うん、嫌なガキだ・苦笑)。
>
> でも正直、ここまで急速に、日本が競争力を失うとは思ってませんでした・・・・
> それと同時に、日本は社会の活力さえ失われてきてますし、
> バブルに浮かれ、「Japan as No.1」などと言われてた頃とは、まさに隔世の感です。
> 「大国が没落する時、なぜ食い止められなかったの?」というのは、
> 子供の頃から抱いていた疑問だったのですが、まさかそれを実体験させられるとはね(泣)。
> 変化が目に見えて現れるのは、10年後20年後の事なのでしょうけど、
> いったん転落し出すと、ここから好転させるのは、まさしく至難の業ですので。
>
> > 最近、行政学や憲法学じゃその「三流」だった時期の方が
> > マシだったという話もちょくちょくされているみたいですよ。
> > まあ確かに、組織の頭脳を四流の政治が
> > 一流(米英辺りを最高点にしたら一流半?)の官僚に代わろうとしているのが
> > 近年の流れですからね。

> う〜ん、もちろん、そう言いたくなる気持ちは、凄く解るのですが、
> でも人間や組織の能力なんて、そんな急激に変化しないと思うんですよね。
> 結局の所、一昔前に比べると、全体的に余裕が無くなってきただけでは無いかと?
> 例えば、右肩上がりの会社であれば、誰が社長でも相応に業績は上がるでしょうし、
> 逆に下り坂の会社なら、どんな優秀な経営者でも、業績の建て直しは至難の業だと。
> ぶっちゃけた話、現在の諸問題の原因を追っていくと、思ってる以上に、
> 偉大とされる先人たちのツケが、時を経て表面化している例も多いですから。
>
> まあ日本で言えば、成長期の戦後昭和と、停滞期の平成と、衰退期の令和では、
> 国家の為政者であれ、会社の経営者であれ、その難易度は格段に違うと思いますし、
> 社会の成熟度が増すほど、小粒(標準的)かも知れませんが、有能な人材が増える事で、
> 少しずつであっても、質的には高まってる可能性はあります。
> (政治や経済だと解り難いですが、スポーツの世界では記録で一目瞭然かと?)
> でもまあ、それ以上のスピードで、社会の問題が増加しているかも知れませんが・・・・
>

自分はどうしても短絡的に日本の停滞は人口減少に原因を求めたくなるのですが、
やはりそれだけではありませんよね?
バブル崩壊は避けられないとして、そこからの立て直しが問題だったのでしょうか?
それとも行政改革・構造改革が失敗だったのでしょうか(学界ではちょくちょくやり玉に挙がっているみたいですけど)
> > > この感じだと、「田崎スポークスマン」という揶揄も、
> > > 恐らくは意味不明だと思うので、一応補説しておきますと、
> > > 田崎史郎という、時事通信出身のベテラン政治記者の方が居るんですよ。

> > 田崎史郎さんの事でしたか。個人的に田崎さんにはそんなに悪感情を持っていないんですよね。
> > 何と言いますか、単純に、純粋に安倍さんの事が好きなんだろうな、と。

> そうですね、政治記者の田崎史郎さんの事です。
> 名著「統計力学」「熱力学」で有名な、
> 物理学者の田崎晴明先生の事ではありません(笑)。
> https://www.amazon.co.jp/dp/4563024376
> https://www.amazon.co.jp/dp/4563024325
>
> > > ウチは現在、3人暮らしなのですが、
> > > アベノマスクは各世帯2枚なので、1枚足りません(笑)。
> > > でも、厳密には全世帯ではなく「全住所」と、首相は言ってましたし、
> > > ニュース映像を見ると、配達員が郵便受けに次々と入れてましたから、
> > > どうも空き家にも届きそうなので、それならウチは足りますね。
> > > 実際にどんなマスクが届くか? 空き家にも届くのか?
> > > ちょっと届くのが楽しみになってる、私がいます(笑)。

> > それ、うちの寮に届くとしたらどんな風に届くんだろう……。
> > 数十名に二枚?

> なるほど・・・・
> 言われてみれば確かに、寮とかって どうなんでしょ?
> 2世帯住宅の場合、郵便受けが一緒なら1セット(2枚)、
> 郵便受けが別々なら2セット(4枚)なんて報道も、確かありましたから、
> マンションのように、各戸ごとに郵便受けがあれば、世帯分なんでしょうけど、
> 寮ですと、中で部屋が分かれていて、郵便受けは1つの所もあるでしょうし。
> 昔、私が住んでいた寮は1つでしたけど、マンネルヘイムさんの所はどうです?
>

先日ようやく届きました。1セットだけでした(笑)
マンションの郵便受けのようなものが玄関の中にあるのですが、
普通はそちらではなく、事務室の横の手紙入れに郵便物は全部入れられるので、
そこに1つとして数えられたみたいですね。

> って、東京都を除く特定警戒12道府県ですら、
> ようやく先週から、マスクの配達がスタートした訳で、
> 急を要しない、緊急事態宣言を解除された県に対しては、
> 一体いつ頃、アベノマスクが届く事になるのやら・・・・
> 異物混入問題で配布作業が滞り、検品作業で8億円を追加している間に、
> ちょうど先週あたりから、不織布マスクも市場に溢れ出しましたし(苦笑)。
>

菅官房長官がマスクの供給が落ち着き始めたのを「アベノマスクの効果だ」と言っていましたけど、
やはり政治家にとって、自分も信じていないことを大真面目に断言する力って大事なんだろうな、と感じました。
……いやぁ、流石にアベノマスクにそこまでの効果ありますかねぇ?
全部届いているならまだしも……。

> ところで、こんなバタバタ続きでありながら、
> あまり支持率が落ちていない事に、驚きの声があるのですけど、
> 正直な所、こうした有事の際は「みんな団結しよう」という力が働き、
> 普通に対応するだけでも、政権支持率というのはアップする傾向にある為、
> ダウンしている事自体が、実は結構な異常事態だったりします・・・・
> https://beat-the-corona.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/1bf68c7be39f2a3b8f771dc43777b05c.png
> 「戦時大統領は落選しない」という格言もあるくらいなので、
> 逆に言うと、有事でさえダウンするのは、相当に戦局が悪いと見られていると。
> まあ実際の所、死者数や感染者数を見れば、日本は欧米諸国よりマシなレベルなのですが、
> それでも国民的には、もっと適切な対応を取れたはずと思われてるって事でしょうね。
>
> う〜ん、それにしても、欧米における死者の多さの理由は何なんでしょう?
> 感染者数に関しては、検査の実施数にも比例するので、
> 各国ごとの積極性が、大きく左右してる所もあるのでしょうけど、
> 死者数に関しては、そこまで極端なズレは生じないと思うんですよ。
> https://ja.wikipedia.org/wiki/Template:2019-nCoV_Data
> もちろん、表面化しない隠れ死者数がカウントされてない国もあれば、
> 少しでも疑わしければ、全てコロナ関連死でカウントしてる国もあるので、
> そこには数倍程度の開きは出てくる可能性がありそうですけど、
> それを差し引いても、欧米の死者数は、アジアに比べて有意的に高く見えます。
>
> 日本が優秀と言うよりは、東南アジアや南アジアも含めて、アジアは少ないですし、
> EU内で見ると、医療レベルが高い西欧の方が、東欧よりも多かったりしますし、
> BCG接種との相関関係を指摘する声もありますけど、どうもハッキリしない・・・・
> 現状、欧米で流行するコロナが、特に凶悪化してる訳でも無さそうですしね。
> ただし、ウイルスの凶悪化という事で言うと、今後やってくるかも知れない
> 第2波・第3波の方が、感染拡大は低くても、致死率が高くなる可能性は十分にあり、
> 第1波を抑えられた国ほど、抗体的には危険になるので、安心は出来ないんですけども。

管理人様も前に口にしておられたかと思いますが、
それこそ生活習慣の違いと言いますか、身体的接触が東洋社会より西洋社会の方が多いのでは?
素人の自分にはそれ位しか思いつかないなぁ……。


[23131] 納豆と醤油&政治と哲学の話返信 削除
2020/6/3 (水) 21:09:33 徳翁導誉

▼ 納豆とワサビの話
> > > > > 完全に偏見ですけど、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人たちって
> > > > > 常日頃から情報に右往左往している人たちだろうなって。

> > > > そもそも、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人なんて、
> > > > 一体どれくらい居るの?って事なんですよね、私の見方からすると。
> > > > 大多数の人は、何となく買ってる程度の事であり、
> > > > そんな切羽詰まった気持ちで買う人など、まず居ないと思うんですよ。

> > > そうですね……少し時間が経ったからか、前の通信の自分が少し荒れていたことを自覚しました(笑)
> > > 覚悟を決めてコンビニの納豆を買ったから心に余裕ができたかな?

> > こちらは、こちらで、前回の投稿直後に、
> > 近所のスーパーの納豆販売が、「1家族1点限り」となり、
> > これだけ納豆需要が急増したという事は、私が思っている以上に、
> > 「安心の為に納豆を買う人」が居るのかな?と思うようになりました(笑)。

数日前くらいからニュースでも報じられるようになりましたけど、
次亜塩素酸のケースを首から掛けたり、加湿器に混ぜて噴霧したりして、
新型コロナ対策として「空間除菌」を謳ってる店舗が、最近増えてる気がするんですよね。
「効果ある訳ないし、下手したら人体に有害だろ?」と、私などは普通に思ってたのですが、
そうやってニュースになるくらいですから、自分で考えないままに、
とにかく「安心」に飛びつく層は、思ってる以上に多いのかも知れませんね?
・・・って、それでも、大統領が消毒液の注射を提案して、
周囲が火消しに追われたアメリカに比べれば、まだマシなのかな(笑)。

> > まあ確かに、全体的には国民の数パーセント程度であったとしても、
> > 毎日納豆となれば、それだけで需要は急増するでしょうからねえ・・・・

> 管理人様の言う通り増産体制に入ったのか、
> はたまたコロナ疲れで納豆疲れになったのか……どちらか分かりませんが、
> いきつけのスーパーに卵納豆とおろし納豆が帰ってきました。
> 他の納豆も全体的に売れるペースが落ち着いたかな。
> まだ夜は売り切れていることが多いですが。

納豆の増産とか、そんなすぐに出来るモノでは無いでしょうし、
単純に、需要の方が落ち着いてきたのだと思いますよ。

> > > 私もこうして納豆不足について語ったことをきっかけにもう少し他の食品も見てみることにしましたが、
> > > キムチやヨーグルトなども不足していましたね。
> > > 納豆だけでは無く、やはり栄養のありそうな物が無くなっているようです。

> > 私がよく買ってるヨーグルトも、半月くらい前から、
> > 「品薄の状態が続いてます」という張り紙を見掛けるようになりました。
> > まあ幸いにして、今まで買えなかった事は無いのですが、
> > 確かに言われてみると、棚に並ぶ在庫量がいつもの半分以下な印象・・・・

> 他には生クリームやホットケーキミックスが品薄だったみたいですね。
> 臨時休校が多かったから、母親が子供の為に買っていたみたいですけど、
> そう考えるとそろそろこちらも落ち着きそうです。

先週末、初めてヨーグルトが買えなかった・・・・
まあ、たまたまタイミング的な事かも知れませんけど、
緊急事態宣言が解除され、流通も回復する一方だと思ってた所だったので、
正直、意表を突かれた感じでした(苦笑)。

> 翻って回復の様子があまり無いのが「パスタ」。
> 手軽に作れるから人気だったんですかね……。よく分からないですが、
> 今も割と品薄のままです。

パスタの場合、確か半分以上が欧州などから輸入品だったはずですし、
(日欧EPA発効に伴う関税引き下げで、パスタの輸入量は更に増えてるかも?)
国産であっても、原料の小麦はアメリカなどから輸入しているので、
欧米諸国が正常運転に戻らない内は、そう簡単に供給は戻らないかも?
あと、パスタは日持ちする食品なので、買い貯め可能ですし、
その辺りの事情も、供給量不足を招いている可能性はあります。

> > もっと言えば、これで納豆需要が、高まったまま安定すれば、
> > 納豆メーカーにしても、新商品開発の余裕が以前に増して生まれてくる訳で、
> > もしかしたら、これキッカケで、新たに気に入る新商品が生まれるかも知れませんよ(笑)。

> ずっと期待しているのは「わさび納豆」みたいな新商品が出ないかという事ですね(笑)
> 単なる思い付きですけど。

わさび納豆は既にあるのでは?と思い、検索してみた所、
納豆レビューのサイトを発見!?(笑)
http://nattoureviewenn.huuryuu.com/NattouReviewEnnHonnWasabi.html
あと、納豆単体ではなく、手巻き寿司ではありますが、
セブンイレブンで「わさび納豆巻」が売られてるらしいですよ。

> タピオカってなんであんなに人気になったんでしょうね?
> やっぱり食感がレアなのかなぁ?でも近いモノは今までもあった気が……白玉とか?

やはり食感なんだと思いますよ。
あと、タピオカも白玉も、同じくデンプンを固めたモノですけど、
タピオカはキャッサバ芋で、白玉は餅米ですから、
デンプンの質が異なり、食感の方も違ってくるんでしょうね。

> > > > ちなみに私は・・・卵はもちろん、ネギも辛子も入れません。
> > > > 納豆は、付属のタレのみですね。

> > > 辛子も入れないんですか。

> > そもそも論として、カラシやワサビなど、
> > 鼻の奥にツーンとくる系の辛味が苦手なんですよね。
> > なので刺身も、基本的にはワサビを付けずに食べてます。

> ただの辛味は痛みでしか無いのですが、その中に旨味があるのを感じるとハマってしまうんですよね。
> 名産地のわさびを口にする機会があったのですが、本当に味が付いています。
> 普通、ワサビ単独で調味料として使う機会は少ないと思うのですが、
> 名産地のワサビはワサビだけで調味料として成立するからすごい。
> 勿論醤油をつけても美味しいのですが、二度楽しめるという事でお得な気分になります。

そう言えば数年前、高い寿司屋に連れてってもらった時に、
鮫皮でおろした本ワサビは、ツーンと来る刺激が無く、却って爽やかな後味で、
これなら、ネタを挟まない「ワサビ巻き」という寿司があるのも納得でした。
市販のチューブ入りワサビとは、完全に別物でしたしね。

ただ逆に言うと、チューブ入りワサビは西洋ワサビが主原料だからこそ、
欧米人にも馴染みやすい味で、刺身文化の世界普及に役立ってるのかな?という面も。
実際、サッカー日本代表監督を務めたザッケローニも、チューブ入りワサビがお気に入りで、
W杯予選の際、北朝鮮の入国管理で「ワサビ没収」の憂き目に遭ってました(笑)。


▼ 醤油と味噌、そして食文化の話
> > > > 昆布ダシに、甘く煮詰めた牛肉と玉ネギを乗せる、関西風の肉うどんも良いですが、
> > > > 鰹ダシに、豚バラ・白ネギ・油揚げを入れた、関東の武蔵野うどんが好きですね。
> > > > 名古屋の きしめんの時は、山盛りの鰹節と七味唐辛子だけです。
> > > > 親の転勤で、関東・東海・関西を転々としたので、その時に各地の味を覚えました。

> > > カップ麺のうどんって関東と関西で味違いますよね?
> > > 自分、関西生まれでずっとカップうどんが好きだったんですよね。
> > > ところが最近国境線を超えて関東に引っ越した所、カップうどんが全然美味しくないんですよね。
> > > 直感的に、自分が今まで関西のカップうどんを食べていたことと、
> > > 今自分が食べているかっぷうどんが関東の味付けであることに気付きました。

> > はい、カップうどんの味付けは、関東と関西で違いますよ。
> > 関西の方が、味も、見た目も、薄かった記憶があります。
> > カップうどん以前の話として、そもそも他の料理でも、
> > 関東では濃口醤油が、関西では薄口醤油が、一般的に使われてますし。

思い出しましたけど、赤いきつね(うどん)と、緑のたぬき(そば)では、
うどんに関しては、関東版よりも関西版の方が少し好きでしたけど、
そばに関しては、圧倒的に関東版で、関西版は ほぼ食べませんでしたね。
うどんの方は、濃口醤油でも、薄口醤油でも、それぞれ美味しいのですが、
そばの方は、濃口醤油の一択というのが、個人的な感想です。
「関西人は納豆が嫌い」というのと同じくらい、ステレオタイプな印象ですが、
「関西の蕎麦はマズい」というのも、食のエピソードとして よくありました。
あとは、関西の豚まんと、関東の肉まんの違いとか。

・・・って、以前にも こんな雑談したなぁと思い、
ちょっと調べた所、もう10年も前の事でした(笑)。
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s13601#13601
関東と関西の「食文化」と「お笑い文化」の違いについて語ってましたね。

> > あと、こんな話をしていて、今更ながら気付いたのですが、
> > 納豆にかけるダシも、恐らくは、関東と関西で違いますよねえ?
> > と言う事で、ちょっと調べてみた所、
> > 関西人向けに薄口醤油のダシに変更した事も、人気定着の一因だったみたいです。

> あ〜。なるほど。そう言われてみると、先に挙げた「豆紀」の納豆は関西風の醤油だった気がします。
> 少なくとも和歌山の会社だったはずですし。
> 昔嫌っていた納豆類はそれに比べると醤油の味が濃かった気が……まあ今はそれも好きなんですけどね(笑)
> 納豆が好きなのは間違いないのですが、それ以上に私は「だし」が好きなんだと思います。

まあ、ダシも醤油も掛けずに、納豆を食べる人は まず居ないでしょうし、
そう考えると、重要なファクターではありますよね。

> ですから、今も住んでいる関東圏の市販の醤油では無く、
> どちらかと言えば関西圏?に位置する実家で調達してもらった醤油とつゆを愛用しています。
> 親に頭を下げて、醤油とつゆだけは「援助」をお願いしている状態ですね(笑)

私は特に食への拘りは乏しかったので、下宿していた当時は、
ローカル番組の録画・録音を、数ヶ月に1度のペースで送ってもらってましたね(笑)。
まあ今でしたら、ネットで見られちゃうでしょうけど、当時はそうも行かない時代だったので。

> > > > ちなみにアジアの方では・・・それぞれ現地に、独自の納豆文化がある所も!?
> > > > 別に納豆自体は、日本の独自文化ではありませんからねえ。
> > > > と言いますか、納豆料理のレパートリー的に、日本は貧弱な方らしいです(笑)。
> > > > とりあえず、こんなラジオ番組のネット配信↓を貼っておきます。
> > > > 「日本は納豆後進国? 辺境作家が語るアジア納豆探検記」
> > > > https://www.tbsradio.jp/36105 (本編は10:30あたりから)

> > > 何故か聴けませんでした。しかし納豆って日本の文化じゃないんですか!?
> > > それは驚きです。他国ではどんな納豆が食べられているのか……。

> > でしたら、このインタビュー記事とか、どうでしょう?
> > そのラジオ番組のゲストと、同じ人が語ってますね。
> > https://blog.kitchhike.com/interview-hideyukitakano/

> 高野氏のインタビュー記事を読みました。いや、興味深いですね。
> ただ、高野氏が言及する納豆を見ていて思ったのは
> カテゴリー的には「味噌」と重なってそうな例が多かった気がします。
> 外見から感じた印象でしか無いのですが、「調味料」として使われているのであれば、
> 日本人にとっての「味噌」のような位置付けに「納豆」があるのかなぁ?

なるほど!!
言われてみれば確かに、どれも同じく大豆の発酵食品ですし、
日本には味噌や醤油といった調味料があるから、納豆はシンプルに食べるのかも?
言い方を換えるなら、「日本は納豆料理のレパートリーが貧弱」かも知れないけど、
「大豆調味料のレパートリーは豊富」・・・と言うのは、さすがに無理があるか(笑)。

でもまあ、日本の食文化の場合、主食に米、調味料に醤油と味噌があるから、
それ以外は全て「おかず」の概念になってしまう所はあると思うんです。
納豆にしても、日本では完全におかず扱いで、調味料として見る感覚がありませんし。
そもそも、日本人にとって当たり前な「主食とおかず」というモノは、
世界的に見ると、ちょっと特異な価値観ではあるのですが、そこはさておき、
例えば餃子とか、日本だと おかず扱いで、普通に餃子定食とかありますけど、
餃子の本場のはずの中国人からすると、餃子は炭水化物なのに、
同じ炭水化物のご飯やラーメンと一緒に食べるのが、信じられなかったりするんですよね。
って、お好み焼き定食や、うどん定食も、関西以外だと「!?」ってなりますが(笑)。

> じゃがいもやトマトに関しては大分前にも少し話しましたね。
> 「パスタで見るイタリア史」を読んだ感想で副次的にそこら辺の話に触れた気がします。
> しかし……結局「山野で見るドイツ史」は完読出来なかったな……なんでだろ。

あ〜、ありましたねえ。
言われて、初めて思い出しました(苦笑)。
調べてみたら、3年前の雑談↓のようです。
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s21169#21169
「お米でたどる日本史」や「キムチでたどる朝鮮史」など、
アジア版もあれば面白そうとか、いろいろ言ってましたよね。
ちなみに「パスタでたどるイタリア史」は・・・まだ読んでません(笑)。
それにしても、前出の10年前の雑談もそうですが、
同じ話を繰り返してるのは、私が成長してないのか、加齢で物忘れが激しいのか・・・・


▼ 人間の行動原理や哲学の話
> > あと、その辺の事情とかに関係なく、あいちトリエンナーレの件から、
> > とにかく大村バッシングという人たちも、少なからず存在はしますね(笑)。
> > 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのか、文化事業者は救済の対象外なんだそうです。
> > https://www.sanspo.com/geino/news/20200502/pol20050217090005-n1.html

> 大村バッシングとは違う話ですが、最近筑波大の准教授が文化事業者を攻撃しているのを見てビックリしました。
> これも恐らく反戦・反原発系の文化人への憎悪からの発言でしょうが……
> 名門大学でそれなりの地位にある人でもこういう事を言うのかと愕然としました。
> 社会の分断や言論の圧迫というのはこういう
> そこそこの地位にある人の無責任な発言で進んでいくのではないかと、最近そう思い始めています。

まあ別に、驚くほどの事では無いかと?
どんな立派な先生であっても、その専門分野を離れれば、
それ以外の分野の認識など、一般人と大差ありません。
なので、一般人同様、いろんな人が居ます。
と言いますか、専門分野に特化してるほど、変な人は多いかも?
狭い世界に暮らしている程、世間の常識から懸け離れたりもしますし。

あとは、それが専門分野の話だった場合は・・・悲しい話ですけど、
どんな世界にも派閥はあり、その分野で飯を食っている以上、
学術的な正しさよりも、自らの立場や、家族の生活を守る為に、
派閥の意見ベッタリになりますし、時には過激化する事も珍しくありません。
学者であっても、単なる人間である事に、変わりはないですからねえ。

もちろん、立場があるから自制しようという人も居ますけど、
立場があるからこそ、却って振る舞いが傲慢になる人も居ます。
まあそれも、一般社会と何ら違いはありませんよ。
戦後の食糧難の中、違法な闇市で食糧を購入せず、餓死した裁判官もいれば、
賭けマージャンをして、辞任に追い込まれた検事長だっていますので(苦笑)。

> > > > 結局、国側(文化庁)からの補助金は、一部減額した上で、
> > > > 一転して3月23日に、急遽、支払われる事になったみたいですね。
> > > > https://news.yahoo.co.jp/byline/shidayoko/20200327-00169936

> > > 自分なりに軽く調べてみたのですが、大村知事は司法争訟に打って出ようとしていたそうで。
> > > 確かに、万が一、億が一にも愛知県側の主張が認められてしまったら政権としては大打撃ですもんね。
> > > 単なる嫌がらせで冒して良いリスクでは無いでしょう。

> > でも、国側は引いたとしても、このまま市側が引かなければ、
> > 愛知県と名古屋市の間で裁判となり、間接的には司法判断が下される可能性も?

> 構図的に、国が巻き込まれることは無いのではないかなとも思います。
> 結論としては恐らく運営委員会側が勝つでしょうけど、司法判断が下される直接の範囲はかなり限定的かと思います。
> 河村さんにとっては打撃でしょうけど、国からすると対岸の火事ではないかなと。

いや勿論、愛知県と名古屋市の裁判に、国側は無関係ですよ。
私が言いたかったのは、ただ単に、愛知県と国との裁判は回避されても、
名古屋市との間で裁判が起これば、あいちトリエンナーレに関して、
どのみち司法の判決が出るというだけの話ですね。
それと、もし仮に国との間でも裁判となっていて、そこで国側が敗訴したとしても、
別に政権側にとっては、大した打撃にもならなかったと、私は考えています。

> > 逆説的な言い方をすれば、「イジメを許すな」なんて声高に叫ぶ人がいる限り、
> > この社会から、イジメなんてモノは絶対になくなりません。
> > そうした正義感を振り回す人間こそが、まさにイジメ予備軍なのですから・・・・
> > 大津イジメ事件とか、日大アメフト部問題とか、それこそ典型例だろうかと?
> > 身勝手な正義感や、無責任な正義感は、本当に厄介な社会の宿痾です。

> 徹頭徹尾同意しますが、これを自覚していても厄介な人々は居ますよね。

自覚して、敢えて行っている分には、まだマシなんですよ。
自覚できてる以上、本人にその気があれば、反省も修正も出来ますし、
少なくとも、自覚が出来ていれば、最低限の責任は負えている訳です。
しかし無自覚だと、反省や修正も行えない上に、無自覚だから無責任でもあるんです。
これは本当に厄介ですよ・・・・

> ある種開き直っている輩と言えば良いのでしょうか……。
> 行き過ぎた相対主義を持ち出す輩です。
> 確かに「自分こそが正義」と思い込んでそれを振りかざす輩よりはマシかもしれませんが、
> 「絶対に正しいことは無い」と盲信して(この時点で若干論理的には矛盾もありそう)、
> 常識や良識を否定する動きが散見されます。
> 勿論、常識・良識は人それぞれではありますが、
> 例えば「人を殺してはならない」という意見に対して「いや、それが正しいとは限らない」とか言い出すのは
> 相対主義の悪用に他ならない気がします。(トロッコ問題とかそういう難しい話は一旦おいておいてください)

アハハッ、私がもろに そのタイプですね(笑)。
いや勿論、議論に勝利するという目的で、相手の意見を煙に巻く為に、
極論を言ったり、常識や良識を否定したりとか、そんな事はしませんけど、
考え方の基本としては、常にそう言ったモノは持ってますよ。
「絶対に正しいなんて事は無い」というのは、科学の基本姿勢であると思います。
ただ一方で、「出来る限り正しさを求めよう」というのも、同時に必要な姿勢ですが。

でもまあ、一般的な議論で、そういった事を持ち出すタイプは、また別種なのかな?
科学者が「科学は万能ではない」と言うのと、
宗教家が「科学は万能ではない」と言うのでは、
同じ言葉でも、意味合いが違ってきますしね。
特に後者の場合、「科学は絶対だと信じるな」の後に、
「私を絶対と信じろ」という言葉が隠れていそうですからね。
つまり、議論に勝ちたいなんて理由で、「絶対に正しいことは無い」という人は、
既にその時点で、「自分こそが正義」と思い込んでるタイプだと思うんですよ。
そうで無ければ、わざわざそんな事までして、勝ちたいとなんて思わないでしょうし。

あと、マンネルへイムさんの年代だと、ご存知無いかも知れませんけど、
「なぜ人を殺してはいけないのか?」というのは、
1997年の事ですから、今から23年も前の話なのですが、
知識人を中心に、メディアを騒がせたフレーズだったんですよね。
1997年というと、神戸の中学生が小学生5人を殺傷した
いわゆる「酒鬼薔薇事件」が起こった年なのですが、
その年の夏、筑紫哲也のニュース23で行われた終戦日の特別企画で、
高校生たちの討論会を行ったのですが、これはその時に出たフレーズでした。
1人の高校生が発した何気ない問いに、居並ぶ大人たちは誰も明確に答えられず、
スタジオの議論はそれ一色となり、その反響は番組の枠さえも飛び越えて、
様々なメディアで、様々な知識人が、様々な答えを表明する出来事があったんです。

さすがに23年前だと、リアルタイムの反応はネット上にも残って無さそうですけど、
しかし、結構な騒ぎとなった話題だったので、探せば思い出話は多く見つかりそう。
トロッコ問題とか以上に、これは根源的で深い問いだと思いますよ。
法律には、罪を犯した時の罰は載っていても、なぜ罪なのかは書かれてませんし、
確か当時も、十人十色な意見があって、それほど意見が分かれる事に驚いたかも?
私も私なりに答えを持ってましたけど、それが必ずしも一致する訳じゃなかったので。
その中でも、個人的に一致したというか、一言で簡潔に言い切ったのが、
「火垂るの墓」の原作者としても知られる作家・野坂昭如が語った
「殺しなさい。ただし、君も殺される」という言葉でしたね。
逆に、これは誰の発言かは覚えていませんけど、
「当たり前だろ、馬鹿な質問をするな」というのが、一番納得できなかったかな?

そもそも、終戦特番での一コマである事を考えると、
これが軍人であれば「なぜ人を殺して良いのか?」という問いにも繋がりますし、
それに対しても「当たり前だろ」という答えを返せてしまいます。
そうなっては結局、判断を預けた人の匙加減1つで決まってしまい、
例えばオウム事件の「ポア」ように、「殺す事が救済となる」と言われれば、
それを当たり前の事として、殺人を犯すようにはなりませんかねえ?
で、その時に必要な考え方こそ、「いや、それが正しいとは限らない」では無いでしょうか?

> > > > ちなみに、少女像のオリジナル銅像を造った芸術家夫妻は、
> > > > ベトナム戦争で韓国軍に虐殺された母子像の銅像も、実は作っており、
> > > > 韓国国内では、こちらの作品設置も進めているんですよね。
> > > > http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27131.html
> > > > http://asianews.seesaa.net/article/441408407.html
> > > > なので別に、反日目的で活動している人たちでは無いんです・・・・

> > > この段落に反応すると、多分過激な言葉が出てきちゃうのでノーコメントで。

> > ノーコメントと言われているのに、先日ちょうど 韓国側で動きがあったので、
> > 記録目的がてらに、ちょっとだけ書いておきますね。
> > そういう事なので、返信の方は別に構いません。
> > 「利用されるだけ利用された…元慰安婦が支援団体に絶縁状 寄付金の不正利用と10億円の行方」
> > https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba17825f317d3387450c7b52c36b58f682e5ccf
> > 「韓国の総選挙で『親日』のレッテルを貼られた政治家の当落」
> > https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20200420-00174277/

> 別にこの手の話題が嫌いという訳では無いのですが、どうしても私は感情的になってしまうんですよね。
>  (中略)
> とまあ自分で読み返しても抽象的な物言いで嫌なのですが……とりあえず抑制的に文章は書けたかな……。

ではまあ、韓国の話題は止めておきましょうか?
そこまで気を使って扱うほど、別に私も関心は無いですし(笑)、
国際問題で言うと、今は他にも、中国が香港に対して「国家安全法」を可決したり、
警官の黒人殺害で、アメリカ全土で暴動が発生し、夜間外出禁止令が出されるなど、
コロナ禍の中で、いろいろと起こってますからねえ・・・・

って、でも実際の所、昨今流行の自国第一主義じゃないですけど、
ぶっちゃた話、私だって基本的に関心あるのは、日本の事だけですし、
韓国の事はどうでも良くて、国益よりも嫌韓に奔る日本の現状が心配なんですよね。
まあ、それだけ日本人に「余裕」が無くなってきた証なんでしょうけど、
90年代までは、世界のトップを目指し、良くも悪くも「上を見ていた」日本が、
日本スゴいとか、○○よりマシと言って、「下を見ている」姿が歯痒くて・・・・
これがまだ、停滞した平成の時代しか知らない、若い世代だけならまだしも、
ガッツリ戦後昭和の時代を知って世代まで、そうなのですから、本当に救えない(泣)。
でも本当、精神的であれ、経済的であれ、体力的であれ、時間的であれ、
何事においても、「余裕」というのは全てを左右するので、ここを注視したい所です。

> > > > しかし、実際に作品の中身を見てみると、昭和天皇の写真を燃やした作品とは、
> > > > 元々あった昭和天皇のコラージュ作品を、保守系の議員が美術館に抗議して、
> > > > 作品が掲載された図録が焼却処分された事に対する、作者の抗議映像であり、

この文章を書いた時に、書き忘れた部分を思い出したので、今更ながらに追記(笑)。
ちょっと危ない内容なので、返信の方はノーコメントで構いません。

例えば、拝金主義に抗議する意味で、1万円札を燃やすアートがあったとして、
それに対して慶応大学は、「福沢諭吉先生に対する冒涜だ」と抗議するでしょうか?
また、戦前の学校には、教育勅語と共に、御真影と呼ばれる天皇の肖像写真が飾られ、
その写真を空襲や火災から守る為に、何名もの教師や生徒の命が犠牲になり、
御真影を守る為に、「奉安殿」という格別に頑丈な建築物が、学校内に建てられた訳で、
その辺りの事情も加味すると、昭和天皇の写真を、政治的なアートの題材にする事は、
普通に有り得る気がするんですよねえ・・・・
と言いますか、それがダメと言う人は、こういう姿の日本がお望みなのかな?

「将軍様の肖像画と一緒に高校生を溺死させる北朝鮮の思想教育」
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20161010-00063072/
まあ実際、戦前の台湾では、地震で倒壊した建物の下敷きになった台湾人少年が、
君が代を歌いながら死んでいった事を、美談として教科書にも載せましたし、
戦後・・・というか、未だに美談扱いしている人たちがいますからねえ。

あと、「アートは政治に関わるな」という人は居ますし、
積極的に賛同しないまでも、消極的に同意する人の方が、実は多数派な気もしますが、
そもそもアートとは、まず最初に宗教、続いて政治に利用される形で始まり、
それが大衆にまで広がった以上、時には批判の手法と用いられる事もある訳で、
例えばピカソのゲルニカとか、最近ならバンクシーの作品などは、まさにそれなんですよね。
これは美術の世界だけでなく、音楽の世界にしても然りです。
また、「天皇をアートの題材に用いるな」という事であれば、
昨年、即位30年記念の肖像画が制作・公開されましたけど、あれもダメなのでしょうか?
全部ダメと言うなら、まだ一貫性があるのですが、でも実際の所、
自らの匙加減を、社会全体にも当てハメて考える人が、恐らく ほとんどな感じがします。

みんな学校で、美術や音楽は習ってきてるはずなのに・・・と言いますか、
日本のアート教育が、受験科目でない副教科として軽視される一方、
実技のみが重視されている方針が、こういう認識を生んでいるのかな?
これは、日本の学校教育 全てに関して言える事かも知れませんが、
テストで点数を取る事に執着して、楽しみ方を伝える事を疎かにしている為、
結局は、各分野の本質が理解できないまま、終わっているのかも知れませんね。


▼ 政治と選挙制度の話
> 憲法学や行政学で昔の方がマシだった(良かったとまでは言われて無いです)と言われている最たる例が
> 選挙制度です。
> どう変えるか?は難しいですが、今のままで良いかと聞かれるとそうは思えないんですよねぇ……。
> 仮定ついでに意見をお聞きしたいのですが、かつての中選挙区制を今復活させた場合はどんな影響があるでしょう?
> かつてのような金権政治的なデメリットも復活しますかねぇ?

う〜ん、ハッキリ言いまして、私自身は、
「中選挙区制の復活」を訴える専門家に対して、かなり評価が低いですね。
未だに冷戦構造の思考パターンのまま語る、軍事専門家や外交専門家と同類であり、
公式の使い方だけ覚えて、公式の意味そのものを理解しておらず、
学校のテストで高得点を取れる偏差値エリートであっても、
状況の変化に対応できない所か、変化してる事すら気付けないタイプだと見ているので。

具体的に言うと、確かに「ベストな選挙制度」というモノは存在しないものの、
小選挙区制であれ、比例代表制であれ、極端だからこそメリットもデメリットも際立ちます。
ところが中選挙区制というのは、極端では無いですから、際立ちはしていませんが、
両制度のデメリットを内包した上で、両制度のメリットは見えてきません・・・・
要するに、どっち着かずで、差し引きのトータルが最も悪いのが中選挙区制なんです。
なので、論理的に考えた場合、これを最良とする考え方は、ちょっと有り得ないですよね。
この制度で得をするのは、例えば公明党のように、一定の支持者を持つ中規模政党だけで、
多数派の意見を押すにも、少数派の意見を拾うにも、不向きなシステムではあります。

では何故、そんな制度を推す声があるかと言えば、
戦後昭和の時代が、この中選挙区制度だったからですよね。
そして、戦後昭和の政治の方が、今よりもまだマシだったと思い、
選挙制度を当時のモノに戻せば、当時の政治が戻ってくるとか考えているのでしょうけど、
これこそがまさに、公式の使い方を覚えて、公式の意味を理解してない人間の典型かと?
あの頃は、世界的にも「冷戦」という時代にあり、
日本の政治も、自民党と社会党の「1.5大政党制」だったからこそ、
中選挙区制であっても、あのような55年体制が続いただけで、
今の時代に制度だけ復活させても、同じ様な結果になるはずがありません!!
そんな事は、未だに中選挙区制が残っている、参院選の東京都選挙区を見れば明らかです。

自民党1強の現在でも、6議席の中から2議席目を獲得するのは、なかなか大変です。
もしも、あれを全国の衆院選挙区で実現したら、2大政党制どころか大政党が消滅して、
中規模の政党が乱立する事態になるでしょうね・・・・
少なくとも、単独で過半数を獲得できる政党は、まず現れないと思います。
そうなれば必然的に、選挙結果によって政権が誕生するのではなく、
選挙後の合従連衡という「政局」によって、政権は誕生する事になります。
もしくは、いつまでも組閣できなかったり、出来ても少数与党で不安定な政権運営となります。
そもそも、冷戦下の1.5大政党制という特殊な条件下でなければ、
中選挙区の議席数だけ誕生するのは、大政党内の派閥ではなく、それだけの数の政党であり、
せっかく選挙を行っても、国民の手の届かない合従連衡で政権が生まれるんですよ!?
まあ確かに、政党の数だけ主張があり、各政党に党是となるような政策があれば、
それを次々と実現させていく可能性は広がりますし、
政党の数だけ党首が居るのですから、そこから国を率いるリーダーを育てるかも知れません。
しかし現実的には、中規模政党の主張は、一部組織の利益を守る行動に特化しがちですし、
(今回の新型コロナ対策で言えば、公明党は宗教法人への支援を強く訴えてますね)
乱立する党首同士の討論も、目立つ為のパフォーマンス合戦に陥る確率が高い気がします。

その辺の事情を踏まえた上で、それでも「中選挙区制が良い」という主張であれば、
それはそれで、私も1つの意見として尊重は出来るのですが、
でも実際の所、そこまでキチンと物事を考えないまま、
「中選挙区制に戻せば、55年体制時の政治に戻る」という、浅はかな考えで、
中選挙区制の復活を唱えている人の方が、恐らくは大多数かと思うんです・・・・
もっと厳しい事を言うと、その程度の専門家を、私は専門家だとは見なしていません。
あと、日本は二院制であり、諸外国に比べると参議院の権限が強い為、
衆議院の事だけ言うのは、片手落ちも良い所ではあるんですよね。
「参議院は衆議院のカーボン用紙」と言われた55年体制下じゃないんですから、
衆参の捻れが生じやすく、両院間で調整できないと、国会はすぐ機能不全に陥ります。

> > > 最近、行政学や憲法学じゃその「三流」だった時期の方が
> > > マシだったという話もちょくちょくされているみたいですよ。
> > > まあ確かに、組織の頭脳を四流の政治が
> > > 一流(米英辺りを最高点にしたら一流半?)の官僚に代わろうとしているのが
> > > 近年の流れですからね。

> > う〜ん、もちろん、そう言いたくなる気持ちは、凄く解るのですが、
> > でも人間や組織の能力なんて、そんな急激に変化しないと思うんですよね。
> > 結局の所、一昔前に比べると、全体的に余裕が無くなってきただけでは無いかと?
> > 例えば、右肩上がりの会社であれば、誰が社長でも相応に業績は上がるでしょうし、
> > 逆に下り坂の会社なら、どんな優秀な経営者でも、業績の建て直しは至難の業だと。
> > まあ日本で言えば、成長期の戦後昭和と、停滞期の平成と、衰退期の令和では、
> > 国家の為政者であれ、会社の経営者であれ、その難易度は格段に違うと思いますし、
> > 社会の成熟度が増すほど、小粒(標準的)かも知れませんが、有能な人材が増える事で、
> > 少しずつであっても、質的には高まってる可能性はあります。

> 自分はどうしても短絡的に日本の停滞は人口減少に原因を求めたくなるのですが、
> やはりそれだけではありませんよね?

確かに人口減少は、非常に大きな影響をもたらすと思いますよ。
ですが正直な所、日本でそれが明確に現れるのは、これからの話ですね。
実際、10年ほど前から人口が減少を始めたものの、現状ではまだ微減レベルであり、
20年30年経って、1000万人2000万人減った所で、ようやく実感できるレベルです。
1000万人と言ったら、東京都の人口まるまるですし、
2000万人と言ったら、関西地方の人口まるまるなので、
それだけの人口が、これから20年30年の内に消えて無くなる訳ですからねえ。
つまり、日本が人口減少の地獄を迎えるのが、令和の時代という訳です・・・・

なので現状では、人口減少の前段階として起こる
少子高齢化と労働人口の減少が、問題の原因となっているでしょうし、
更に前の問題として、先行モデルの後追い時代が終わった事が大きいかと思います。
後追いの場合、明確な答えがあるので、後は引き算と割り算で適切なルートが求まりますが、
先頭グループに追い付くと、そこからは自ら切り開く 足し算や掛け算の世界ですので、
いつもでも後追い体制のままだと、無駄な浪費をして足踏みするだけです・・・・

> バブル崩壊は避けられないとして、そこからの立て直しが問題だったのでしょうか?
> それとも行政改革・構造改革が失敗だったのでしょうか
> (学界ではちょくちょくやり玉に挙がっているみたいですけど)

ぶっちゃけ、私は理系の人間なので、完全に門外漢も良い所ですし、
個人的にも、経済や政治は苦手というか、関心の薄い分野なので、
私の言う事など、ほとんど役に立たないと思うんですけどね(笑)。

とりあえず、前回も言いましたけど、
高度経済成長で右肩上がりの時は、誰がリーダーでもだいたい上手く行くモノです。
ですが、停滞期から立て直す舵取りとなる、なかなか難しいモノではありますし、
いったん下り基調に入ってしまえば、回復など並大抵の苦労ではありません。
状況が苦しくなるほど、打開には大胆な決断が必要になってきますし、
トップに登り詰めるほど、しがらみだって多くなるので、そう簡単ではありませんから。
なので、昔のリーダーが素晴らしくて、今のリーダーが無能とか、
そんな単純な話では無いという事は、まず大前提として有るものとして話します。
で、橋本行改や小泉構造改革が、一概に失敗だったかと言うと、難しい所・・・・
まあ勿論、大成功だったなんて、とても言えないとは思いますがね(笑)。

まず橋本行改に関して、私は過小評価されてる気がするんですよ。
戦後の日本政治というのは、政治主導ではなく、官僚主導で来ていて、
後追い路線の時代は、そうした堅実運転で大過なかったのは事実ですが、
右肩上がりの成長期が終わり、バブル経済が崩壊してからというもの、
従来通りの路線では、必ず行き詰まる事は目に見えていた状況だったと思います。
そんな中で、中央省庁の再編、特に「官庁の中の官庁」と言われた大蔵省に対して、
改革の手を付けたというのは、想像される以上に並大抵の事ではありませんでした。
確かに、実行できる範囲内での改革なんて、タカが知れてるかも知れませんけど、
それすら行えない事が普通な訳で、そこは適切に評価されるべきだと感じます。
現状が良いかどうかは別として、安倍政権が政治主導で事に当たれるのも、
財務省の操り人形にならずに済んでいるのも、ひとえに橋本行改の成果と言えます。

まあ、行政改革・財政構造改革・経済構造改革・金融システム改革・社会保障構造改革・教育改革を、
「6大改革」として大風呂敷を広げ、どれも中途半端に終わったのは事実ですけど、
その反面、日本の成長が曲がり角に突入していた当時、どれもが急務な課題でしたし、
アメリカ軍に対する普天間返還合意や、北方領土問題を一歩進めたロシアとの川奈合意など、
決して派手ではないものの、2年半の首相任期で、それなりの結果は残しているんです。
それでも評価が低いのは、スマートだけども小物感のある、政治家としてのイメージ故なのか?
ちなみに平成時代の首相の中で、個人的に最も評価してるのは、橋本後任の小渕首相でした。
地味キャラで、海外メディアからは「冷めたピザ」と揶揄もされましたが、
改革路線は引き継いだ上で、硬軟織り交ぜた政策を見せ、しっかりと根回ししてから果断に動き、
敵を作らない温厚な性格ながら、一旦敵に回れば許さず、それでも必要ならば土下座して手を結ぶ。
あの急死が無く、長期政権化していたら、もう少し違う日本の現状があったかも・・・・

続いて、小泉構造改革に関しては、正直、中身はそれほどと言いますか、
基本的には、「自民党の経世会支配を終わらせる」という、
派閥争いと言いますか、党内政局に執着して邁進した首相でしたので、
改革に関しては、それを成し遂げる為の政争の具に過ぎない印象でしたね・・・・
(ちなみに前述の橋本や小渕は、旧田中派である経世会の人間でした)
あの郵政民営化にしても、市場開放を求めるアメリカの要望もありましたが、
郵便貯金の財政投融資が旧田中派の資金源となっており、郵便局の組織票も握っていて、
その構造を壊そうというのが、民営化の目的でした。
なので、官から民への資金流入とか、経営のスリム化とか、中身はどうだって良かったんです。

まあ確かに財政投融資は、国会審議を経ない「第2の予算」と呼ばれ、
巨額であるのに不透明でしたから、改革自体は必要だったのでしょうが、
既に橋本・小渕の行政改革により、郵便局は公社化されて、
その問題はある程度解消されつつあり、本当に民営化まで必要だったかは・・・・
ぶっちゃけ、政治的なパフォーマンスに利用された印象しかないんですよね、個人的には。
それに、財投廃止で確かに透明化はしたものの、柔軟な融資は無くなり、
逆に日本国債の購入が飛躍的に増えて、却って国家予算と一体化した感もあると。
まあ利用者側からすると、公共インフラとしての機能は、完全に低下してますよね。

あとは・・・大声でスローガンを叫んだ割には、特に目立った事はしてない印象。
医療費負担の増額や、公共サービスの縮小などは、
財政問題を考えれば妥当でも、別に改革という程のモノでも無いですし、
独立行政法人化により、数字上の公務員数を減らしても、単なる名目だけの話ですし、
地方への税源移譲は評価できたとしても、地方分権のビジョンが伴わず、中途半端で、
公共事業はカットしたものの、それに変わる対策が何かあった訳でもなく、
不良債権処理は大変だったでしょうけど、宣伝のように、それで景気回復した訳でなく、
派遣労働者を増やした事で、多少は経済を上向かせたものの、リーマン・ショックで元の木阿弥。
まあリーマン・ショックに関しては、運が悪かった所もあるでしょうし、
対応に失敗したのは麻生政権であって、小泉政権の責任では無いかも知れません。
(麻生自身は、その後始末をした民主党政権の所為にしてますけど・苦笑)

ただ1つ言えるのは、日本の人口減少や少子高齢化の問題を考えた時に、
小泉政権時というのは、圧倒的に人口が多い団塊ジュニア世代が、アラサーだった頃であり、
子供を増やすなら、手を打てる最後のタイミングであったのに、完全にスルーしたというか、
目先の経済的な数値を優先して、却って結婚や出産を難くした面があったのは事実です。
表立ってはいませんでしたが、外国人労働者を入れれば良いと考えていたのは、見て取れましたし。
(バブル崩壊後の就職氷河期が、たまたま団塊ジュニア世代を襲ったのも、非常に運が悪かった)
もちろん、人口減少や少子化の問題は、長きに亘る国策上の失敗である為、
小泉1人に責を問わせるモノでは無いですが、長期政権を築いて、実行できる立場にありながら、
それに無関心な所か、足を引っ張るような事をした以上、責めは逃れられないと思います。
とは言え、それが表面化するの20〜30年後に、本人は生きてないでしょうし、
数十年前の政策が、現在のトラブルを生んでいるとか、普通の人は意識しませんからねえ。
また、とにかく派閥争い第一、その為の選挙優先という方針を貫いた為、
消費増税は議論さえ避け、その後の政権と国民にツケを残したのは事実ですね。

そんな中で、変革を期待したのは、
民主党による政権交代と、維新の会による大阪都構想でしたし、
敗戦まで行かなくても、震災や今回のコロナ禍、時には政権交代時など、
非常時直後の混乱期こそ、大きな変革のチャンスだったりしますが、
まあ、それはまた別の話ですし、とりあえず今回、
橋本行改やと小泉構造改革に関しては、以上です。
ただ、バブル崩壊とその後の建て直しを、政治的に語るのであれば、
橋本政権や小泉政権の前に、まずは細川政権の話だったかも知れませんね。
自由主義社会では結局、経済状況の変化が、政治状況の変化をもたらすので。
あとは、冷戦構造の解体と、アジアの成長という、外部要因も絡んでいたかな?
要するに、木だけ見てては森が解らず、森が解らないと木も理解できないと(笑)。


▼ アベノマスクと新型コロナの話
> > > > ウチは現在、3人暮らしなのですが、
> > > > アベノマスクは各世帯2枚なので、1枚足りません(笑)。
> > > > でも、厳密には全世帯ではなく「全住所」と、首相は言ってましたし、
> > > > ニュース映像を見ると、配達員が郵便受けに次々と入れてましたから、
> > > > どうも空き家にも届きそうなので、それならウチは足りますね。

> > > それ、うちの寮に届くとしたらどんな風に届くんだろう……。
> > > 数十名に二枚?

> > なるほど・・・・
> > 言われてみれば確かに、寮とかって どうなんでしょ?
> > 2世帯住宅の場合、郵便受けが一緒なら1セット(2枚)、
> > 郵便受けが別々なら2セット(4枚)なんて報道も、確かありましたから、
> > マンションのように、各戸ごとに郵便受けがあれば、世帯分なんでしょうけど、
> > 寮ですと、中で部屋が分かれていて、郵便受けは1つの所もあるでしょうし。

> 先日ようやく届きました。1セットだけでした(笑)
> マンションの郵便受けのようなものが玄関の中にあるのですが、
> 普通はそちらではなく、事務室の横の手紙入れに郵便物は全部入れられるので、
> そこに1つとして数えられたみたいですね。

なるほど、やはり1セットのみでしたか!
政府曰く、アベノマスクの効果は絶大らしいので、
そうなると、数十名で2枚を争う、激しい争奪戦が予想されますね!!(笑)
https://i.pinimg.com/originals/ce/7e/52/ce7e5246f9a5522b8d7c6bf41079d6a1.jpg
もしくは、みんなで仲良く共有するか?(笑)
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/10/218a5f5cf89599b21a93d3f484417c3f.jpg
あとは、2枚のマスクを人数分に切り分けて、それぞれに配るか?
マスクとしての機能は失われますが、友情の証として、記念品にはなります(笑)。
と、冗談はさておき、私も詳しくは知りませんけど、
そういう場合は、申請をする事で、世帯数分 送ってもらえるらしいですよ。
ただ、そこまでして本当に、アベノマスクが欲しいかは別問題ですがね。
って、実際の所、その2枚はどうなったのでしょうか?

ちなみにウチの方は、アベノマスクも、10万円の申請書も、未だ届いてません・・・・
まあ、緊急事態宣言も全国的に解除されましたし、
意地悪な関心さえも、既に薄れてきてはいますよね、実際の所。

> > って、東京都を除く特定警戒12道府県ですら、
> > ようやく先週から、マスクの配達がスタートした訳で、
> > 急を要しない、緊急事態宣言を解除された県に対しては、
> > 一体いつ頃、アベノマスクが届く事になるのやら・・・・
> > 異物混入問題で配布作業が滞り、検品作業で8億円を追加している間に、
> > ちょうど先週あたりから、不織布マスクも市場に溢れ出しましたし(苦笑)。

> 菅官房長官がマスクの供給が落ち着き始めたのを「アベノマスクの効果だ」と言っていましたけど、
> やはり政治家にとって、自分も信じていないことを大真面目に断言する力って大事なんだろうな、と感じました。
> ……いやぁ、流石にアベノマスクにそこまでの効果ありますかねぇ?
> 全部届いているならまだしも……。

いやいや、アベノマスクの効果は絶大ですよ!
中国でマスク増産が始まったのも、欧米のマスク需要が落ち着いたのも、
実を言うと、全てはアベノマスクのおかげなんです!!
今年行われるアメリカ大統領選挙も、結果はアベノマスク次第と言われていますし、
地球の温暖化問題も、北朝鮮のミサイル問題も、アベノマスクが解決してくれます!!!
「風が吹けば、桶屋が儲かる」とか、「北京で蝶が羽ばたけば、ニューヨークで嵐が起きる」など、
様々な言葉が示すように、アベノマスクには、どんな問題も解決できる可能性があるんです。
「アンダー・コントロール」と一言唱えれば、原発問題だって解消できてしまう力を持っているので。

・・・って、冗談はこれくらいで良いとして、
官房長官の発言には、やはりマンネルへイムさんも反応されましたか(笑)。
「お友達内閣」と評されてきた安倍政権も、最近は お付きの秘書官頼りとなり、
一連のコロナ対策でも、官房長官や大臣たちですら「聞いてない」という事態が多かったですが、
それでもあのように、無理筋でも擁護の役割は果たすのだなと、私も逆に少し感心しました。

あと、アベノマスクに関しては、提案した秘書官に対して、
「首相ではなく、取り巻きが悪い」という意見も多く挙がったりしたのですが、
ただ、提言自体は2月上旬に行われていたらしいので、1ヶ月以上の間を空けずに採用し、
2月末の休校要請と同時に発表し、緊急事態宣言が出される前に届き始めていたら、
アベノマスクに対する評価も、まるで異なるモノになっていたと思うんですよね・・・・
エイプリル・フールに発表というのも、本当にタイミングを間違えていた(苦笑)。
そして、緊急事態宣言が解除されてから届き始めるというタイミングも、本当に間が悪い。

「もう購入しちゃった以上、不要でも配らなきゃ」って事なんでしょうけど、
30万円補償を止めて、10万円給付に変更した時みたいに、
今からでも良いので配布を止めて、とりあえず配布費用の200億円を浮かせた上で、
欲しい施設があればマスクを一括譲渡して、浮いた費用を補償など別に所に回しても、
大部分の国民は、決して非難しないと思うんですけどねえ・・・・

> > う〜ん、それにしても、欧米における死者の多さの理由は何なんでしょう?
> > 欧米の死者数は、アジアに比べて有意的に高く見えます。
> > 日本が優秀と言うよりは、東南アジアや南アジアも含めて、アジアは少ないですし、
> > EU内で見ると、医療レベルが高い西欧の方が、東欧よりも多かったりしますし、
> > BCG接種との相関関係を指摘する声もありますけど、どうもハッキリしない・・・・
> > 現状、欧米で流行するコロナが、特に凶悪化してる訳でも無さそうですしね。

> 管理人様も前に口にしておられたかと思いますが、
> それこそ生活習慣の違いと言いますか、身体的接触が東洋社会より西洋社会の方が多いのでは?
> 素人の自分にはそれ位しか思いつかないなぁ……。

とりあえずBCG説に関しては、先日、イスラエルの方から、
接種した世代と、接種していない世代を、それぞれ30万人比較した所、
感染した人も、重症化した人も、差がなかったという検証結果があったので、
あまり関係なかったのかも知れませんね。

あとは個人的に、コロナって基本的に冬に流行る風邪ですから、
夏に沈静化するという事は、紫外線や高温・高湿度に弱い可能性を考えています。
これですと、欧米に比べてアジアでの感染が抑えられてるのは理解できますし、
例えばイタリアでは、まず北部の方で感染拡大が始まり、
これが医療体制の整わない南部まで拡大したら、大変な事態になると見られてたものの、
結果的に南部の方は、そこまで感染が広がらなかった事も、1つの説明になろうかと?
またアメリカでも、東海岸ニューヨーク州と西海岸カリフォルニア州の違いを、
「3日違いの外出禁止令」というスピード差に求める見解が多いのですが、
3日程度の差よりも、温暖と寒冷な気候差に原因を求める方が妥当な気がするんですよね。
もちろん、ニューヨークは全米では珍しく、地下鉄網が発達している事もあるでしょうけど、
東京の様子を見ると、そこが決定打になったというのも、少し弱い気がしますし。

とは言え、これだけだと、東欧やロシアで低い理由は当てハマりませんし、
何か1つの理由と言うよりも、複合的な原因が重なった結果なんだと思います。
もしかしたら、単なる風邪として見逃された従来型コロナの感染が、
一部の地域では事前に起こっていて、それが免疫として今回作用している可能性もありますし、
そもそも「風邪の2割はコロナ」と言われるものの、
果たして、アジアと欧米とで同じ割合なのか不確かな部分はあります。
また、イスラエルでは否定されたBCG説も、気候の要素が大きいから差が生じないだけで、
ヨーロッパなどでは、予防接種が差を生んでる可能性だってあるんですよね。

ただ、欧米で流行ってるコロナが、特に凶悪なモノかというと、
現在日本で流行っているのも、調査の結果、どうやら欧米経由のモノらしいですし、
それは感染確認が2月中旬になされたのに、爆発的に増えたのが3月末と時間差があり、
タイミング的には一致する事からも、恐らくは正しいのかと思われます。
逆に言うと、中国・韓国からの入国制限が遅かったのは、あまり関係なく、
欧米からの入国制限が遅かった事が、最大の要因と言えるという事ですね。
まあ、それはともかく、欧米でウイルスが凶悪化していたのであれば、
それが広まった日本でも同様になりそうなのに、そうした傾向は見られない以上、
ウイルスの違いが、死者数の違いに繋がったとは、ちょっと考え難いかと?

ちなみに、世界的に見ても、子供も重篤化率が低いというのは、
結局の所、今回の新型コロナと、一般的に風邪とされる従来型コロナに、
それ程の違いが無い事の証なのかな?とかは、少し考えています。
数十年生きてきて、数多くの抗体を獲得している大人と違って、
子供にとっては、新型だろうが、従来型だろうが、初めて罹るコロナでしょうし、
逆に言うと大人は、その年齢になって初めて罹る新型なので、重症化もしやすいし、
普段なら、風邪を拗らせて亡くなっても、特には目立ちませんが、
一斉に感染者が出て、一度に多くの死者が出れば、確率は同じでも数が増えて目立つと。
まあ、そんな感じなのかなぁ?とか、おおよそ考えてはいますね。

う〜ん、でもまあ、世界中の専門家がどんなに検証しても、
これって言う明確な結果が出る可能性は、恐らく低いかも知れませんし、
ここで素人の私があれこれ考えた所で、答えなんて絶対に出ないんですけどね(苦笑)。


[23151] アベノマスク、本日ようやく到着!!返信 削除
2020/6/16 (火) 21:44:23 徳翁導誉

> > 先日ようやく届きました。1セットだけでした(笑)
> ちなみにウチの方は、アベノマスクも、10万円の申請書も、未だ届いてません・・・・

政府の「配布ほぼ完了」宣言が出てから1日。
ようやく我が家にも、アベノマスクが届きました。
とりあえず、一応報告までに(苦笑)。


[23203] Re:納豆と醤油&政治と哲学の話(前編)返信 削除
2020/7/16 (木) 03:17:51 マンネルヘイム

▼ 徳翁導誉さん
> ▼ 納豆とワサビの話
> > > > > > 完全に偏見ですけど、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人たちって
> > > > > > 常日頃から情報に右往左往している人たちだろうなって。

> > > > > そもそも、納豆買って「ああこれで安心だ」ってなってる人なんて、
> > > > > 一体どれくらい居るの?って事なんですよね、私の見方からすると。
> > > > > 大多数の人は、何となく買ってる程度の事であり、
> > > > > そんな切羽詰まった気持ちで買う人など、まず居ないと思うんですよ。

> > > > そうですね……少し時間が経ったからか、前の通信の自分が少し荒れていたことを自覚しました(笑)
> > > > 覚悟を決めてコンビニの納豆を買ったから心に余裕ができたかな?

> > > こちらは、こちらで、前回の投稿直後に、
> > > 近所のスーパーの納豆販売が、「1家族1点限り」となり、
> > > これだけ納豆需要が急増したという事は、私が思っている以上に、
> > > 「安心の為に納豆を買う人」が居るのかな?と思うようになりました(笑)。

> 数日前くらいからニュースでも報じられるようになりましたけど、
> 次亜塩素酸のケースを首から掛けたり、加湿器に混ぜて噴霧したりして、
> 新型コロナ対策として「空間除菌」を謳ってる店舗が、最近増えてる気がするんですよね。
> 「効果ある訳ないし、下手したら人体に有害だろ?」と、私などは普通に思ってたのですが、
> そうやってニュースになるくらいですから、自分で考えないままに、
> とにかく「安心」に飛びつく層は、思ってる以上に多いのかも知れませんね?
> ・・・って、それでも、大統領が消毒液の注射を提案して、
> 周囲が火消しに追われたアメリカに比べれば、まだマシなのかな(笑)。
>

6月末ごろ少し警戒が緩んだ雰囲気になったじゃないですか。
その時に友人とラーメン屋に行ったんですが本当に空間除菌してましたね。
正直、管理人様のこの投稿を見た時は、「は〜他所はそんなこともやってるんだ」と他人事の印象でしたが、
こんな片田舎でも空間除菌なるよく分からない代物を採用しているのかとびっくりしました。
友人が困惑しながら「これって人体に有害なんじゃ……」と言っていました。

不幸中の幸いなのは、飲食店特有の外扉と中扉の間の待合室的な場所に空間除菌装置が置かれていたことですね。
ご飯を食べるときは気にしないで済みました。

> > > まあ確かに、全体的には国民の数パーセント程度であったとしても、
> > > 毎日納豆となれば、それだけで需要は急増するでしょうからねえ・・・・

> > 管理人様の言う通り増産体制に入ったのか、
> > はたまたコロナ疲れで納豆疲れになったのか……どちらか分かりませんが、
> > いきつけのスーパーに卵納豆とおろし納豆が帰ってきました。
> > 他の納豆も全体的に売れるペースが落ち着いたかな。
> > まだ夜は売り切れていることが多いですが。

> 納豆の増産とか、そんなすぐに出来るモノでは無いでしょうし、
> 単純に、需要の方が落ち着いてきたのだと思いますよ。
>
> > > > 私もこうして納豆不足について語ったことをきっかけにもう少し他の食品も見てみることにしましたが、
> > > > キムチやヨーグルトなども不足していましたね。
> > > > 納豆だけでは無く、やはり栄養のありそうな物が無くなっているようです。

> > > 私がよく買ってるヨーグルトも、半月くらい前から、
> > > 「品薄の状態が続いてます」という張り紙を見掛けるようになりました。
> > > まあ幸いにして、今まで買えなかった事は無いのですが、
> > > 確かに言われてみると、棚に並ぶ在庫量がいつもの半分以下な印象・・・・

> > 他には生クリームやホットケーキミックスが品薄だったみたいですね。
> > 臨時休校が多かったから、母親が子供の為に買っていたみたいですけど、
> > そう考えるとそろそろこちらも落ち着きそうです。

> 先週末、初めてヨーグルトが買えなかった・・・・
> まあ、たまたまタイミング的な事かも知れませんけど、
> 緊急事態宣言が解除され、流通も回復する一方だと思ってた所だったので、
> 正直、意表を突かれた感じでした(苦笑)。
>

最近はどうなんでしょう?近所のスーパーは人も物も大分回復した印象です。
東京からまたコロナが波及しているようですから、これからは分からないですけどね。
> > 翻って回復の様子があまり無いのが「パスタ」。
> > 手軽に作れるから人気だったんですかね……。よく分からないですが、
> > 今も割と品薄のままです。

> パスタの場合、確か半分以上が欧州などから輸入品だったはずですし、
> (日欧EPA発効に伴う関税引き下げで、パスタの輸入量は更に増えてるかも?)
> 国産であっても、原料の小麦はアメリカなどから輸入しているので、
> 欧米諸国が正常運転に戻らない内は、そう簡単に供給は戻らないかも?
> あと、パスタは日持ちする食品なので、買い貯め可能ですし、
> その辺りの事情も、供給量不足を招いている可能性はあります。
>
> > > もっと言えば、これで納豆需要が、高まったまま安定すれば、
> > > 納豆メーカーにしても、新商品開発の余裕が以前に増して生まれてくる訳で、
> > > もしかしたら、これキッカケで、新たに気に入る新商品が生まれるかも知れませんよ(笑)。

> > ずっと期待しているのは「わさび納豆」みたいな新商品が出ないかという事ですね(笑)
> > 単なる思い付きですけど。

> わさび納豆は既にあるのでは?と思い、検索してみた所、
> 納豆レビューのサイトを発見!?(笑)
> http://nattoureviewenn.huuryuu.com/NattouReviewEnnHonnWasabi.html
> あと、納豆単体ではなく、手巻き寿司ではありますが、
> セブンイレブンで「わさび納豆巻」が売られてるらしいですよ。
>

あー見たことある、ってなりました。
どこで見たことあるのか思い出せないんですけど、どっかで売ってました。
画像を見るまで存在を忘れていましたが、最悪信州で探せば見つかるという事は分かりました(笑)

> > > > > ちなみに私は・・・卵はもちろん、ネギも辛子も入れません。
> > > > > 納豆は、付属のタレのみですね。

> > > > 辛子も入れないんですか。

> > > そもそも論として、カラシやワサビなど、
> > > 鼻の奥にツーンとくる系の辛味が苦手なんですよね。
> > > なので刺身も、基本的にはワサビを付けずに食べてます。

> > ただの辛味は痛みでしか無いのですが、その中に旨味があるのを感じるとハマってしまうんですよね。
> > 名産地のわさびを口にする機会があったのですが、本当に味が付いています。
> > 普通、ワサビ単独で調味料として使う機会は少ないと思うのですが、
> > 名産地のワサビはワサビだけで調味料として成立するからすごい。
> > 勿論醤油をつけても美味しいのですが、二度楽しめるという事でお得な気分になります。

> そう言えば数年前、高い寿司屋に連れてってもらった時に、
> 鮫皮でおろした本ワサビは、ツーンと来る刺激が無く、却って爽やかな後味で、
> これなら、ネタを挟まない「ワサビ巻き」という寿司があるのも納得でした。
> 市販のチューブ入りワサビとは、完全に別物でしたしね。
>
> ただ逆に言うと、チューブ入りワサビは西洋ワサビが主原料だからこそ、
> 欧米人にも馴染みやすい味で、刺身文化の世界普及に役立ってるのかな?という面も。
> 実際、サッカー日本代表監督を務めたザッケローニも、チューブ入りワサビがお気に入りで、
> W杯予選の際、北朝鮮の入国管理で「ワサビ没収」の憂き目に遭ってました(笑)。
>
>

ザッケローニ監督はワサビを常用していたんですね。
マヨラーみたいに使ってたのかな?

> ▼ 醤油と味噌、そして食文化の話
> > > > > 昆布ダシに、甘く煮詰めた牛肉と玉ネギを乗せる、関西風の肉うどんも良いですが、
> > > > > 鰹ダシに、豚バラ・白ネギ・油揚げを入れた、関東の武蔵野うどんが好きですね。
> > > > > 名古屋の きしめんの時は、山盛りの鰹節と七味唐辛子だけです。
> > > > > 親の転勤で、関東・東海・関西を転々としたので、その時に各地の味を覚えました。

> > > > カップ麺のうどんって関東と関西で味違いますよね?
> > > > 自分、関西生まれでずっとカップうどんが好きだったんですよね。
> > > > ところが最近国境線を超えて関東に引っ越した所、カップうどんが全然美味しくないんですよね。
> > > > 直感的に、自分が今まで関西のカップうどんを食べていたことと、
> > > > 今自分が食べているかっぷうどんが関東の味付けであることに気付きました。

> > > はい、カップうどんの味付けは、関東と関西で違いますよ。
> > > 関西の方が、味も、見た目も、薄かった記憶があります。
> > > カップうどん以前の話として、そもそも他の料理でも、
> > > 関東では濃口醤油が、関西では薄口醤油が、一般的に使われてますし。

> 思い出しましたけど、赤いきつね(うどん)と、緑のたぬき(そば)では、
> うどんに関しては、関東版よりも関西版の方が少し好きでしたけど、
> そばに関しては、圧倒的に関東版で、関西版は ほぼ食べませんでしたね。
> うどんの方は、濃口醤油でも、薄口醤油でも、それぞれ美味しいのですが、
> そばの方は、濃口醤油の一択というのが、個人的な感想です。
> 「関西人は納豆が嫌い」というのと同じくらい、ステレオタイプな印象ですが、
> 「関西の蕎麦はマズい」というのも、食のエピソードとして よくありました。
> あとは、関西の豚まんと、関東の肉まんの違いとか。
>
> ・・・って、以前にも こんな雑談したなぁと思い、
> ちょっと調べた所、もう10年も前の事でした(笑)。
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s13601#13601
> 関東と関西の「食文化」と「お笑い文化」の違いについて語ってましたね。
>

関西で美味しい蕎麦を食べた記憶は確かに無いんですよね。
そもそも食べる機会が少なかったのかもしれませんが。
こっちの蕎麦はたまに食べる分には良い物ですね。うどん3回に対し蕎麦1回位の比率で食べたくなります。

> > > > > ちなみにアジアの方では・・・それぞれ現地に、独自の納豆文化がある所も!?
> > > > > 別に納豆自体は、日本の独自文化ではありませんからねえ。
> > > > > と言いますか、納豆料理のレパートリー的に、日本は貧弱な方らしいです(笑)。
> > > > > とりあえず、こんなラジオ番組のネット配信↓を貼っておきます。
> > > > > 「日本は納豆後進国? 辺境作家が語るアジア納豆探検記」
> > > > > https://www.tbsradio.jp/36105 (本編は10:30あたりから)

> > > > 何故か聴けませんでした。しかし納豆って日本の文化じゃないんですか!?
> > > > それは驚きです。他国ではどんな納豆が食べられているのか……。

> > > でしたら、このインタビュー記事とか、どうでしょう?
> > > そのラジオ番組のゲストと、同じ人が語ってますね。
> > > https://blog.kitchhike.com/interview-hideyukitakano/

> > 高野氏のインタビュー記事を読みました。いや、興味深いですね。
> > ただ、高野氏が言及する納豆を見ていて思ったのは
> > カテゴリー的には「味噌」と重なってそうな例が多かった気がします。
> > 外見から感じた印象でしか無いのですが、「調味料」として使われているのであれば、
> > 日本人にとっての「味噌」のような位置付けに「納豆」があるのかなぁ?

> なるほど!!
> 言われてみれば確かに、どれも同じく大豆の発酵食品ですし、
> 日本には味噌や醤油といった調味料があるから、納豆はシンプルに食べるのかも?
> 言い方を換えるなら、「日本は納豆料理のレパートリーが貧弱」かも知れないけど、
> 「大豆調味料のレパートリーは豊富」・・・と言うのは、さすがに無理があるか(笑)。
>
> でもまあ、日本の食文化の場合、主食に米、調味料に醤油と味噌があるから、
> それ以外は全て「おかず」の概念になってしまう所はあると思うんです。
> 納豆にしても、日本では完全におかず扱いで、調味料として見る感覚がありませんし。
> そもそも、日本人にとって当たり前な「主食とおかず」というモノは、
> 世界的に見ると、ちょっと特異な価値観ではあるのですが、そこはさておき、
> 例えば餃子とか、日本だと おかず扱いで、普通に餃子定食とかありますけど、
> 餃子の本場のはずの中国人からすると、餃子は炭水化物なのに、
> 同じ炭水化物のご飯やラーメンと一緒に食べるのが、信じられなかったりするんですよね。
> って、お好み焼き定食や、うどん定食も、関西以外だと「!?」ってなりますが(笑)。
>

「主食とおかず」が特異な価値観なんですか……海外のパンは日本におけるご飯とはまた違う位置づけなんですかね?
それはさておき、お好み焼き定食……というかお好み焼きをおかずという考え方は日本でも一般的な考え方では無いようですね。
友人が「ステレオタイプな大阪像」の一つだと思っていました。つまり、海外から見た日本のサムライとかフジヤマとかニンジャみたいに
安直な想像で、実際にはそんな食べ方をしている人間なんて居ないと。
ですから、実際お好み焼きはおかずだしどこの家にも大体タコ焼き機があったと断言したら少し驚いていました。

大阪出身の人が『「タコ焼き機って全部の家にある?」って聞かれたら大体の大阪人が「他は知らないけどうちにはあるよ」って答えると思う』と言っていましたが、まさにそんな心持ですね。

> > じゃがいもやトマトに関しては大分前にも少し話しましたね。
> > 「パスタで見るイタリア史」を読んだ感想で副次的にそこら辺の話に触れた気がします。
> > しかし……結局「山野で見るドイツ史」は完読出来なかったな……なんでだろ。

> あ〜、ありましたねえ。
> 言われて、初めて思い出しました(苦笑)。
> 調べてみたら、3年前の雑談↓のようです。
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s21169#21169
> 「お米でたどる日本史」や「キムチでたどる朝鮮史」など、
> アジア版もあれば面白そうとか、いろいろ言ってましたよね。
> ちなみに「パスタでたどるイタリア史」は・・・まだ読んでません(笑)。
> それにしても、前出の10年前の雑談もそうですが、
> 同じ話を繰り返してるのは、私が成長してないのか、加齢で物忘れが激しいのか・・・・
>
>

いやいや、もっと単純な話で、私は殆どレスしないですけど、管理人様は山ほどレスしているからではないでしょうか?
私にしてみれば数少ないレスの一つですが、管理人様からすると山ほどあるレスの一つですもん。

> ▼ 人間の行動原理や哲学の話
> > > あと、その辺の事情とかに関係なく、あいちトリエンナーレの件から、
> > > とにかく大村バッシングという人たちも、少なからず存在はしますね(笑)。
> > > 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのか、文化事業者は救済の対象外なんだそうです。
> > > https://www.sanspo.com/geino/news/20200502/pol20050217090005-n1.html

> > 大村バッシングとは違う話ですが、最近筑波大の准教授が文化事業者を攻撃しているのを見てビックリしました。
> > これも恐らく反戦・反原発系の文化人への憎悪からの発言でしょうが……
> > 名門大学でそれなりの地位にある人でもこういう事を言うのかと愕然としました。
> > 社会の分断や言論の圧迫というのはこういう
> > そこそこの地位にある人の無責任な発言で進んでいくのではないかと、最近そう思い始めています。

> まあ別に、驚くほどの事では無いかと?
> どんな立派な先生であっても、その専門分野を離れれば、
> それ以外の分野の認識など、一般人と大差ありません。
> なので、一般人同様、いろんな人が居ます。
> と言いますか、専門分野に特化してるほど、変な人は多いかも?
> 狭い世界に暮らしている程、世間の常識から懸け離れたりもしますし。
>
> あとは、それが専門分野の話だった場合は・・・悲しい話ですけど、
> どんな世界にも派閥はあり、その分野で飯を食っている以上、
> 学術的な正しさよりも、自らの立場や、家族の生活を守る為に、
> 派閥の意見ベッタリになりますし、時には過激化する事も珍しくありません。
> 学者であっても、単なる人間である事に、変わりはないですからねえ。
>
> もちろん、立場があるから自制しようという人も居ますけど、
> 立場があるからこそ、却って振る舞いが傲慢になる人も居ます。
> まあそれも、一般社会と何ら違いはありませんよ。
> 戦後の食糧難の中、違法な闇市で食糧を購入せず、餓死した裁判官もいれば、
> 賭けマージャンをして、辞任に追い込まれた検事長だっていますので(苦笑)。
>

言われてみればその通りですねぇ……。

> > > > > 結局、国側(文化庁)からの補助金は、一部減額した上で、
> > > > > 一転して3月23日に、急遽、支払われる事になったみたいですね。
> > > > > https://news.yahoo.co.jp/byline/shidayoko/20200327-00169936

> > > > 自分なりに軽く調べてみたのですが、大村知事は司法争訟に打って出ようとしていたそうで。
> > > > 確かに、万が一、億が一にも愛知県側の主張が認められてしまったら政権としては大打撃ですもんね。
> > > > 単なる嫌がらせで冒して良いリスクでは無いでしょう。

> > > でも、国側は引いたとしても、このまま市側が引かなければ、
> > > 愛知県と名古屋市の間で裁判となり、間接的には司法判断が下される可能性も?

> > 構図的に、国が巻き込まれることは無いのではないかなとも思います。
> > 結論としては恐らく運営委員会側が勝つでしょうけど、司法判断が下される直接の範囲はかなり限定的かと思います。
> > 河村さんにとっては打撃でしょうけど、国からすると対岸の火事ではないかなと。

> いや勿論、愛知県と名古屋市の裁判に、国側は無関係ですよ。
> 私が言いたかったのは、ただ単に、愛知県と国との裁判は回避されても、
> 名古屋市との間で裁判が起これば、あいちトリエンナーレに関して、
> どのみち司法の判決が出るというだけの話ですね。
> それと、もし仮に国との間でも裁判となっていて、そこで国側が敗訴したとしても、
> 別に政権側にとっては、大した打撃にもならなかったと、私は考えています。
>

そうですかね……?まあそれで倒閣みたいなことには絶対ならなかったと思いますけど、
流石に多少の打撃にはなりそうな気がします。裁判所側は打撃にならないような言葉選びをしたとは思いますが……。
あーでも財務次官がセクハラしても大した打撃にはなってませんでしたし、そういう意味では影響ないのかなぁ。

> > > 逆説的な言い方をすれば、「イジメを許すな」なんて声高に叫ぶ人がいる限り、
> > > この社会から、イジメなんてモノは絶対になくなりません。
> > > そうした正義感を振り回す人間こそが、まさにイジメ予備軍なのですから・・・・
> > > 大津イジメ事件とか、日大アメフト部問題とか、それこそ典型例だろうかと?
> > > 身勝手な正義感や、無責任な正義感は、本当に厄介な社会の宿痾です。

> > 徹頭徹尾同意しますが、これを自覚していても厄介な人々は居ますよね。

> 自覚して、敢えて行っている分には、まだマシなんですよ。
> 自覚できてる以上、本人にその気があれば、反省も修正も出来ますし、
> 少なくとも、自覚が出来ていれば、最低限の責任は負えている訳です。
> しかし無自覚だと、反省や修正も行えない上に、無自覚だから無責任でもあるんです。
> これは本当に厄介ですよ・・・・
>
> > ある種開き直っている輩と言えば良いのでしょうか……。
> > 行き過ぎた相対主義を持ち出す輩です。
> > 確かに「自分こそが正義」と思い込んでそれを振りかざす輩よりはマシかもしれませんが、
> > 「絶対に正しいことは無い」と盲信して(この時点で若干論理的には矛盾もありそう)、
> > 常識や良識を否定する動きが散見されます。
> > 勿論、常識・良識は人それぞれではありますが、
> > 例えば「人を殺してはならない」という意見に対して「いや、それが正しいとは限らない」とか言い出すのは
> > 相対主義の悪用に他ならない気がします。(トロッコ問題とかそういう難しい話は一旦おいておいてください)

> アハハッ、私がもろに そのタイプですね(笑)。
> いや勿論、議論に勝利するという目的で、相手の意見を煙に巻く為に、
> 極論を言ったり、常識や良識を否定したりとか、そんな事はしませんけど、
> 考え方の基本としては、常にそう言ったモノは持ってますよ。
> 「絶対に正しいなんて事は無い」というのは、科学の基本姿勢であると思います。
> ただ一方で、「出来る限り正しさを求めよう」というのも、同時に必要な姿勢ですが。
>
> でもまあ、一般的な議論で、そういった事を持ち出すタイプは、また別種なのかな?
> 科学者が「科学は万能ではない」と言うのと、
> 宗教家が「科学は万能ではない」と言うのでは、
> 同じ言葉でも、意味合いが違ってきますしね。
> 特に後者の場合、「科学は絶対だと信じるな」の後に、
> 「私を絶対と信じろ」という言葉が隠れていそうですからね。
> つまり、議論に勝ちたいなんて理由で、「絶対に正しいことは無い」という人は、
> 既にその時点で、「自分こそが正義」と思い込んでるタイプだと思うんですよ。
> そうで無ければ、わざわざそんな事までして、勝ちたいとなんて思わないでしょうし。
>

いやいや、勿論管理人様の言うような意味で疑いを持って行動するのは大事だと思いますよ。
私が念頭に置いているのは一般的な議論でそういう事を持ち出す方々です。

> あと、マンネルへイムさんの年代だと、ご存知無いかも知れませんけど、
> 「なぜ人を殺してはいけないのか?」というのは、
> 1997年の事ですから、今から23年も前の話なのですが、
> 知識人を中心に、メディアを騒がせたフレーズだったんですよね。
> 1997年というと、神戸の中学生が小学生5人を殺傷した
> いわゆる「酒鬼薔薇事件」が起こった年なのですが、
> その年の夏、筑紫哲也のニュース23で行われた終戦日の特別企画で、
> 高校生たちの討論会を行ったのですが、これはその時に出たフレーズでした。
> 1人の高校生が発した何気ない問いに、居並ぶ大人たちは誰も明確に答えられず、
> スタジオの議論はそれ一色となり、その反響は番組の枠さえも飛び越えて、
> 様々なメディアで、様々な知識人が、様々な答えを表明する出来事があったんです。
>
> さすがに23年前だと、リアルタイムの反応はネット上にも残って無さそうですけど、
> しかし、結構な騒ぎとなった話題だったので、探せば思い出話は多く見つかりそう。
> トロッコ問題とか以上に、これは根源的で深い問いだと思いますよ。
> 法律には、罪を犯した時の罰は載っていても、なぜ罪なのかは書かれてませんし、
> 確か当時も、十人十色な意見があって、それほど意見が分かれる事に驚いたかも?
> 私も私なりに答えを持ってましたけど、それが必ずしも一致する訳じゃなかったので。
> その中でも、個人的に一致したというか、一言で簡潔に言い切ったのが、
> 「火垂るの墓」の原作者としても知られる作家・野坂昭如が語った
> 「殺しなさい。ただし、君も殺される」という言葉でしたね。
> 逆に、これは誰の発言かは覚えていませんけど、
> 「当たり前だろ、馬鹿な質問をするな」というのが、一番納得できなかったかな?
>
> そもそも、終戦特番での一コマである事を考えると、
> これが軍人であれば「なぜ人を殺して良いのか?」という問いにも繋がりますし、
> それに対しても「当たり前だろ」という答えを返せてしまいます。
> そうなっては結局、判断を預けた人の匙加減1つで決まってしまい、
> 例えばオウム事件の「ポア」ように、「殺す事が救済となる」と言われれば、
> それを当たり前の事として、殺人を犯すようにはなりませんかねえ?
> で、その時に必要な考え方こそ、「いや、それが正しいとは限らない」では無いでしょうか?
>

「何故人を殺してはいけないのか?」で最初に思い出すのはドラマ「相棒」のエピソードですね。
主人公の杉下警部の恩師が自分が指導した生徒の中で特に優秀な者を集め、監禁し、「何故人を殺してはいけないのか」という問いに答えて、
自分を納得させてくれと頼む話です。
結局、その問い自体に切り込むことは無く、普通の?殺人事件で話は終わりましたが……。
自分なりにその問いに考えてみるきっかけにはなったと思います。
結局、その時に出した答えをずっと覚えていますしね。

管理人様のレスを見るまで忘れていましたが、そのような話があったという事はどこかで聞いた気もします。
それこそ、誰かの数ある思い出話の一つにでも触れたのかな?
「酒鬼薔薇事件」についてもネットのどこかでそのキーワードに触れて、
軽く調べた記憶はあります。記憶はありますが犯人についてのどうでも良いエピソード以外パッと思い出せていません。
もしかしたら覚えたくないような内容の事件だったのかもしれないですね……。

> > > > > ちなみに、少女像のオリジナル銅像を造った芸術家夫妻は、
> > > > > ベトナム戦争で韓国軍に虐殺された母子像の銅像も、実は作っており、
> > > > > 韓国国内では、こちらの作品設置も進めているんですよね。
> > > > > http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27131.html
> > > > > http://asianews.seesaa.net/article/441408407.html
> > > > > なので別に、反日目的で活動している人たちでは無いんです・・・・

> > > > この段落に反応すると、多分過激な言葉が出てきちゃうのでノーコメントで。

> > > ノーコメントと言われているのに、先日ちょうど 韓国側で動きがあったので、
> > > 記録目的がてらに、ちょっとだけ書いておきますね。
> > > そういう事なので、返信の方は別に構いません。
> > > 「利用されるだけ利用された…元慰安婦が支援団体に絶縁状 寄付金の不正利用と10億円の行方」
> > > https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba17825f317d3387450c7b52c36b58f682e5ccf
> > > 「韓国の総選挙で『親日』のレッテルを貼られた政治家の当落」
> > > https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20200420-00174277/

> > 別にこの手の話題が嫌いという訳では無いのですが、どうしても私は感情的になってしまうんですよね。
> >  (中略)
> > とまあ自分で読み返しても抽象的な物言いで嫌なのですが……とりあえず抑制的に文章は書けたかな……。

> ではまあ、韓国の話題は止めておきましょうか?
> そこまで気を使って扱うほど、別に私も関心は無いですし(笑)、
> 国際問題で言うと、今は他にも、中国が香港に対して「国家安全法」を可決したり、
> 警官の黒人殺害で、アメリカ全土で暴動が発生し、夜間外出禁止令が出されるなど、
> コロナ禍の中で、いろいろと起こってますからねえ・・・・
>
> って、でも実際の所、昨今流行の自国第一主義じゃないですけど、
> ぶっちゃた話、私だって基本的に関心あるのは、日本の事だけですし、
> 韓国の事はどうでも良くて、国益よりも嫌韓に奔る日本の現状が心配なんですよね。
> まあ、それだけ日本人に「余裕」が無くなってきた証なんでしょうけど、
> 90年代までは、世界のトップを目指し、良くも悪くも「上を見ていた」日本が、
> 日本スゴいとか、○○よりマシと言って、「下を見ている」姿が歯痒くて・・・・
> これがまだ、停滞した平成の時代しか知らない、若い世代だけならまだしも、
> ガッツリ戦後昭和の時代を知って世代まで、そうなのですから、本当に救えない(泣)。
> でも本当、精神的であれ、経済的であれ、体力的であれ、時間的であれ、
> 何事においても、「余裕」というのは全てを左右するので、ここを注視したい所です。
>

そうですね。私は「世界のトップを目指し、良くも悪くも「上を見ていた」日本」を知りませんが、
単純に「日本スゴいとか、○○よりマシと言って、「下を見ている」姿」は格好悪いと思います。
裏返しで他所の国の悪い所だけを見るのも情けないと思いますし、国であれ個人であれ、他者に敬意を払えない国民になるとすればそれが一番恥ずかしい事です。

> > > > > しかし、実際に作品の中身を見てみると、昭和天皇の写真を燃やした作品とは、
> > > > > 元々あった昭和天皇のコラージュ作品を、保守系の議員が美術館に抗議して、
> > > > > 作品が掲載された図録が焼却処分された事に対する、作者の抗議映像であり、

> この文章を書いた時に、書き忘れた部分を思い出したので、今更ながらに追記(笑)。
> ちょっと危ない内容なので、返信の方はノーコメントで構いません。
>
> 例えば、拝金主義に抗議する意味で、1万円札を燃やすアートがあったとして、
> それに対して慶応大学は、「福沢諭吉先生に対する冒涜だ」と抗議するでしょうか?
> また、戦前の学校には、教育勅語と共に、御真影と呼ばれる天皇の肖像写真が飾られ、
> その写真を空襲や火災から守る為に、何名もの教師や生徒の命が犠牲になり、
> 御真影を守る為に、「奉安殿」という格別に頑丈な建築物が、学校内に建てられた訳で、
> その辺りの事情も加味すると、昭和天皇の写真を、政治的なアートの題材にする事は、
> 普通に有り得る気がするんですよねえ・・・・
> と言いますか、それがダメと言う人は、こういう姿の日本がお望みなのかな?
>
> 「将軍様の肖像画と一緒に高校生を溺死させる北朝鮮の思想教育」
> https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20161010-00063072/


お望みの人も居るんじゃないでしょうか。あるいはそれを望んで無くても「今よりマシ」と思う人も居るのではないでしょうか。
私はそうは思わないですが。

> まあ実際、戦前の台湾では、地震で倒壊した建物の下敷きになった台湾人少年が、
> 君が代を歌いながら死んでいった事を、美談として教科書にも載せましたし、
> 戦後・・・というか、未だに美談扱いしている人たちがいますからねえ。
>
> あと、「アートは政治に関わるな」という人は居ますし、
> 積極的に賛同しないまでも、消極的に同意する人の方が、実は多数派な気もしますが、
> そもそもアートとは、まず最初に宗教、続いて政治に利用される形で始まり、
> それが大衆にまで広がった以上、時には批判の手法と用いられる事もある訳で、
> 例えばピカソのゲルニカとか、最近ならバンクシーの作品などは、まさにそれなんですよね。
> これは美術の世界だけでなく、音楽の世界にしても然りです。
> また、「天皇をアートの題材に用いるな」という事であれば、
> 昨年、即位30年記念の肖像画が制作・公開されましたけど、あれもダメなのでしょうか?
> 全部ダメと言うなら、まだ一貫性があるのですが、でも実際の所、
> 自らの匙加減を、社会全体にも当てハメて考える人が、恐らく ほとんどな感じがします。
>

ただ昭和天皇を一人の個人と考えると、その肖像画を燃やしたり何なりするのを容認するのは抵抗があったりします。
「天皇様だから」ではなく「個人だから」ですね。
……そうは言いながらも海の向こうでコロンブスやら何やらの銅像が倒されているのを見ると、
「それはダメだろう」と思いながらも「適切な手段で撤去するのは無理だったんだろうな」とも思ってしまい、容認こそできなくても非難する言葉をあまり思いつきません。
勿論法的にダメなのは当たり前ですが、そこから離れて倫理やら正義やらに基づいて何か言おうとすると何も言えなくなります。

> みんな学校で、美術や音楽は習ってきてるはずなのに・・・と言いますか、
> 日本のアート教育が、受験科目でない副教科として軽視される一方、
> 実技のみが重視されている方針が、こういう認識を生んでいるのかな?
> これは、日本の学校教育 全てに関して言える事かも知れませんが、
> テストで点数を取る事に執着して、楽しみ方を伝える事を疎かにしている為、
> 結局は、各分野の本質が理解できないまま、終わっているのかも知れませんね。
>
>

そうかもしれませんね……。最早音楽の時間の記憶は薄れていますが、大層苦労した覚えがあります。
クラシックを聴いて、その音色を如何に大仰で美麗で長大な感想をかけるか、それが評価に直結した記憶があります。……楽器が上手ければそんな苦労しなくても何とかなったんでしょうけど(笑)

とりあえず前半という事で区切らせていただきます。


[23220] Re2:納豆と醤油&政治と哲学の話(前編)返信 削除
2020/7/22 (水) 20:22:27 徳翁導誉

▼ 納豆とワサビの話
> > 数日前くらいからニュースでも報じられるようになりましたけど、
> > 次亜塩素酸のケースを首から掛けたり、加湿器に混ぜて噴霧したりして、
> > 新型コロナ対策として「空間除菌」を謳ってる店舗が、最近増えてる気がするんですよね。
> > 「効果ある訳ないし、下手したら人体に有害だろ?」と、私などは普通に思ってたのですが、
> > そうやってニュースになるくらいですから、自分で考えないままに、
> > とにかく「安心」に飛びつく層は、思ってる以上に多いのかも知れませんね?

> 6月末ごろ少し警戒が緩んだ雰囲気になったじゃないですか。
> その時に友人とラーメン屋に行ったんですが本当に空間除菌してましたね。
> 正直、管理人様のこの投稿を見た時は、「は〜他所はそんなこともやってるんだ」と他人事の印象でしたが、
> こんな片田舎でも空間除菌なるよく分からない代物を採用しているのかとびっくりしました。
> 友人が困惑しながら「これって人体に有害なんじゃ……」と言っていました。
> 不幸中の幸いなのは、飲食店特有の外扉と中扉の間の待合室的な場所に空間除菌装置が置かれていたことですね。
> ご飯を食べるときは気にしないで済みました。

まあ、次亜塩素酸の噴霧に関しては、厚労省や文科省の方からも、
「吸引すると有害であり、効果が不確実である」として、
注意喚起が行われていますから、まだマシな方なのかな?
少なくとも、学校や公共施設での使用は、停止された所が多いみたいですし。
「そもそも、やるなよ」と言いたくなる面も、無くは無いですけど、
とは言え、こうした人↓が文部科学大臣を務めるのが、今の日本ですからね(苦笑)。
https://togetter.com/li/429656
https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_4388/

> > 先週末、初めてヨーグルトが買えなかった・・・・
> > まあ、たまたまタイミング的な事かも知れませんけど、
> > 緊急事態宣言が解除され、流通も回復する一方だと思ってた所だったので、
> > 正直、意表を突かれた感じでした(苦笑)。

> 最近はどうなんでしょう?近所のスーパーは人も物も大分回復した印象です。
> 東京からまたコロナが波及しているようですから、これからは分からないですけどね。

まあ、前回から1ヶ月半ほど経ってますから、今では普通に買えてますね。
ただし、少し値上がりはしてしまいましたが(苦笑)。

> > > > もっと言えば、これで納豆需要が、高まったまま安定すれば、
> > > > 納豆メーカーにしても、新商品開発の余裕が以前に増して生まれてくる訳で、
> > > > もしかしたら、これキッカケで、新たに気に入る新商品が生まれるかも知れませんよ(笑)。

> > > ずっと期待しているのは「わさび納豆」みたいな新商品が出ないかという事ですね(笑)
> > > 単なる思い付きですけど。

> > わさび納豆は既にあるのでは?と思い、検索してみた所、
> > 納豆レビューのサイトを発見!?(笑)
> > http://nattoureviewenn.huuryuu.com/NattouReviewEnnHonnWasabi.html
> > あと、納豆単体ではなく、手巻き寿司ではありますが、
> > セブンイレブンで「わさび納豆巻」が売られてるらしいですよ。

> あー見たことある、ってなりました。
> どこで見たことあるのか思い出せないんですけど、どっかで売ってました。
> 画像を見るまで存在を忘れていましたが、最悪信州で探せば見つかるという事は分かりました(笑)

こうやって、思わぬ記憶の扉が開くのも、雑談の良さなのかも知れません(笑)。

> > ただ逆に言うと、チューブ入りワサビは西洋ワサビが主原料だからこそ、
> > 欧米人にも馴染みやすい味で、刺身文化の世界普及に役立ってるのかな?という面も。
> > 実際、サッカー日本代表監督を務めたザッケローニも、チューブ入りワサビがお気に入りで、
> > W杯予選の際、北朝鮮の入国管理で「ワサビ没収」の憂き目に遭ってました(笑)。

> ザッケローニ監督はワサビを常用していたんですね。
> マヨラーみたいに使ってたのかな?

では、当時のスポーツ紙の記事↓を貼っておきますね(笑)。
https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20111118-864950.html
豚カツにもワサビ、白米にもワサビという感じだったそうです。

・・・って、今になって思うと、ワサビが好きだったという以上に、
実は日本食の味付けが、口に合っていなかったのかも?
実際、ブルガリア出身の琴欧洲や、スイス出身の空手家アンディ・フグとかも、
白米が苦手だったという話を聞いた事があるので。
まあ、納豆や刺身が苦手と言われるのは、日本人も想定内でしょうけど、
意外と白米も、「味がしない」とか、「臭いがダメ」とか言われて、
苦手とされる事があるというのは、あまり認識されてないのでは無いでしょうか?


▼ 醤油と味噌、そして食文化の話
> > うどんの方は、濃口醤油でも、薄口醤油でも、それぞれ美味しいのですが、
> > そばの方は、濃口醤油の一択というのが、個人的な感想です。
> > 「関西人は納豆が嫌い」というのと同じくらい、ステレオタイプな印象ですが、
> > 「関西の蕎麦はマズい」というのも、食のエピソードとして よくありました。
> > あとは、関西の豚まんと、関東の肉まんの違いとか。
> > ・・・って、以前にも こんな雑談したなぁと思い、
> > ちょっと調べた所、もう10年も前の事でした(笑)。
> > http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s13601#13601
> > 関東と関西の「食文化」と「お笑い文化」の違いについて語ってましたね。

> 関西で美味しい蕎麦を食べた記憶は確かに無いんですよね。
> そもそも食べる機会が少なかったのかもしれませんが。
> こっちの蕎麦はたまに食べる分には良い物ですね。うどん3回に対し蕎麦1回位の比率で食べたくなります。

私の方は逆に、うどんよりも蕎麦派ですかねえ?(笑)
やはり、何だかんだで濃口醤油が好きなんだと思います。

> > でもまあ、日本の食文化の場合、主食に米、調味料に醤油と味噌があるから、
> > それ以外は全て「おかず」の概念になってしまう所はあると思うんです。
> > 納豆にしても、日本では完全におかず扱いで、調味料として見る感覚がありませんし。
> > そもそも、日本人にとって当たり前な「主食とおかず」というモノは、
> > 世界的に見ると、ちょっと特異な価値観ではあるのですが、そこはさておき、

> 「主食とおかず」が特異な価値観なんですか……海外のパンは日本におけるご飯とはまた違う位置づけなんですかね?

文字通りに「主に食べる食糧」という意味での主食は、もちろん世界中にもあるのですが、
パン食の国とかであっても、メインは牛肉という感覚の地域もあるなど、
まあ基本的には、「有るモノを食べる」というのがスタンスであり、
日本人とお米のように、特別な関係にあるのは珍しいとは聞いています。

その理由を考えてみると、神話にも刻まれた日本人と米との関係から始まり、
仏教伝来によって、食肉が避けられる傾向があり、とにかく米を食べた事。
そして何より、泰平の江戸時代において、石高制が採用された事で、
全ての基準が米となり、日本人の米に対する特別感が高まった気はしますね。
実際には農民なんて、戦後くらいまで、白米を常食していた訳でも無いでしょうに、
それでも白米が特別視されるのは、米が全ての基準である上、憧れの存在だったからかと?
逆に言うと おかずも、戦後くらいまでは、そこまで頻繁に食べられて無かった印象。

> > 例えば餃子とか、日本だと おかず扱いで、普通に餃子定食とかありますけど、
> > 餃子の本場のはずの中国人からすると、餃子は炭水化物なのに、
> > 同じ炭水化物のご飯やラーメンと一緒に食べるのが、信じられなかったりするんですよね。
> > って、お好み焼き定食や、うどん定食も、関西以外だと「!?」ってなりますが(笑)。

> それはさておき、お好み焼き定食……というか
> お好み焼きをおかずという考え方は日本でも一般的な考え方では無いようですね。
> 友人が「ステレオタイプな大阪像」の一つだと思っていました。
> つまり、海外から見た日本のサムライとかフジヤマとかニンジャみたいに
> 安直な想像で、実際にはそんな食べ方をしている人間なんて居ないと。
> ですから、実際お好み焼きはおかずだしどこの家にも大体タコ焼き機があったと断言したら少し驚いていました。

私も、大阪風のお好み焼きなら、ご飯と一緒に食べられますけど、
広島風のお好み焼きの時は、ご飯と一緒に食べた記憶が無いですね。
やはりこういうのは、経験の差が生むとなる固定観念なのかと?
ただまあ、「炭水化物+炭水化物」という意味では、
関東にもラーメンライスがあるけど、関西の方にはあったかなぁ?
ラーメン&チャーハンではなく、ラーメン&ご飯です。
・・・って、本場の中国人からすると、ラーメン&チャーハン&餃子のセットなんて、
「炭水化物+炭水化物+炭水化物」な訳で、「何じゃこりゃ!?」って感じでしょうね(笑)。

> > > じゃがいもやトマトに関しては大分前にも少し話しましたね。
> > > 「パスタで見るイタリア史」を読んだ感想で副次的にそこら辺の話に触れた気がします。
> > > しかし……結局「山野で見るドイツ史」は完読出来なかったな……なんでだろ。

> > あ〜、ありましたねえ。
> > 言われて、初めて思い出しました(苦笑)。
> > 調べてみたら、3年前の雑談↓のようです。
> > http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s21169#21169
> > 「お米でたどる日本史」や「キムチでたどる朝鮮史」など、
> > アジア版もあれば面白そうとか、いろいろ言ってましたよね。
> > ちなみに「パスタでたどるイタリア史」は・・・まだ読んでません(笑)。

という事で、前回の投稿後、今更ながら「パスタでたどるイタリア史」を読んでみました。
まさか本書にも、日本とお米や、朝鮮とキムチの例えが、登場していようとは!?(笑)

パスタがイタリアの南北で違いが生じるという話は、何だか、
カレーがインドの南北で異なるみたい話と似てるなと思いましたけど、
それに関しても、あとがきで少し触れられていたかな?
やはり、「衣・食・住」と「地理・歴史」の絡み合いは、興味深い題材かと!!
正直な所、既に知ってる内容も多かったものの、初耳な情報もあり、
特に、トマトソースがスペイン支配下の半島南部から広まったという話は盲点でした。
トマトの原産地であるアンデスを、植民地統治していたのがスペインでしたからねえ。
と言いますか、トマトソースが「スペイン風」であるという認識も持ってませんでした。

そんな具合で、私があまり料理に興味が無い事も、改めて再認識させられたと・・・・
本書の中で、「知ってて当然」と列記されるイタリア料理の数々が、
まるで馴染みの無いモノばかりで、その辺りは正直チンプンカンプンでしたので。
横文字や専門用語ばかりで、話を聞いてても理解できない感覚に近いのでしょうか?
折角の料理なのですから、せめて、これが実際に舌で味わえたりだとか、
そこまで行かずとも、映像的に目や耳で楽しめれば、もっと違ったのかも?
まあ、そこが「書籍のもつ限界」という事なのかも知れませんけどね。

> > それにしても、前出の10年前の雑談もそうですが、
> > 同じ話を繰り返してるのは、私が成長してないのか、加齢で物忘れが激しいのか・・・・

> いやいや、もっと単純な話で、私は殆どレスしないですけど、
> 管理人様は山ほどレスしているからではないでしょうか?
> 私にしてみれば数少ないレスの一つですが、管理人様からすると山ほどあるレスの一つですもん。

いや〜、実を言いますと、十数年前の掲示板での雑談内容とかも、
私は意外と覚えてるタイプだったりするんですよ!?(笑)
感情が絡んだり、頭を働かせたりした内容の記憶は、4〜5歳頃のモノでも鮮明に残ってますし。

ただ、正直に言ってしまうと、トマトのないイタリア料理とか、唐辛子のない韓国料理とかは、
雑談の流れの中から思い付いた話のネタでは無く、それ以前から抱いていた考えの1つを、
話の流れで披露しただけであり、印象的な記憶としては刻まれていなかった事情がありそうです。
もっと言うと、「この話は前にも3回ほど書いたな」という記憶はあったのですが、
まさか同じ相手に、同じ話をしていようとは、完全に想定外だったと・・・・
要するに、「何を話したか」は覚えていても、「誰と話したか」を覚えていなかった訳ですね。
逆に言うと、今回挙がった大豆発酵食やトリエンナーレの話題は、私も雑談キッカケなので、
マンネルヘイムさんのハンドル名と共に、今後もずっと覚えてると思いますよ(笑)。


▼ 人間の行動原理や哲学の話
> > > > > > 結局、国側(文化庁)からの補助金は、一部減額した上で、
> > > > > > 一転して3月23日に、急遽、支払われる事になったみたいですね。
> > > > > > https://news.yahoo.co.jp/byline/shidayoko/20200327-00169936

> > > > > 自分なりに軽く調べてみたのですが、大村知事は司法争訟に打って出ようとしていたそうで。
> > > > > 確かに、万が一、億が一にも愛知県側の主張が認められてしまったら政権としては大打撃ですもんね。
> > > > > 単なる嫌がらせで冒して良いリスクでは無いでしょう。

> > > > でも、国側は引いたとしても、このまま市側が引かなければ、
> > > > 愛知県と名古屋市の間で裁判となり、間接的には司法判断が下される可能性も?

> > > 構図的に、国が巻き込まれることは無いのではないかなとも思います。
> > > 結論としては恐らく運営委員会側が勝つでしょうけど、司法判断が下される直接の範囲はかなり限定的かと思います。
> > > 河村さんにとっては打撃でしょうけど、国からすると対岸の火事ではないかなと。

> > いや勿論、愛知県と名古屋市の裁判に、国側は無関係ですよ。
> > 私が言いたかったのは、ただ単に、愛知県と国との裁判は回避されても、
> > 名古屋市との間で裁判が起これば、あいちトリエンナーレに関して、
> > どのみち司法の判決が出るというだけの話ですね。
> > それと、もし仮に国との間でも裁判となっていて、そこで国側が敗訴したとしても、
> > 別に政権側にとっては、大した打撃にもならなかったと、私は考えています。

> そうですかね……?まあそれで倒閣みたいなことには絶対ならなかったと思いますけど、
> 流石に多少の打撃にはなりそうな気がします。裁判所側は打撃にならないような言葉選びをしたとは思いますが……。
> あーでも財務次官がセクハラしても大した打撃にはなってませんでしたし、そういう意味では影響ないのかなぁ。

まあ、あいちトリエンナーレの事など、大して話題になってない上に、
(正直な所、私も、こうして話題に挙げられるまで、半ば忘れてました・笑)
他の数々のトラブルに比べれば、大した事無いというのが、私の印象ですね。
もっと言ってしまうと、安倍首相の総裁任期は来年の秋までなので、
仮に裁判になってた所で、任期中に判決は出ないんじゃないですかねえ?(笑)

その事以上に、この件で気になっているのは、前回の投稿後、
にわかに「大村知事のリコール運動」が勃発した事ですね!!
しかも発起人が、高須克弥・百田尚樹・武田邦彦・竹田恒泰・有本香という実に香ばしい面々(笑)。
最初は理由を、コロナ問題への対応と、その税金の使い方を問題視していたはずなのに、、
(さすが、脱税で医師免許停止を喰らい、母親を刑務所送りにした高須院長は、お金に厳しい・苦笑)
やはり結局の所は、あいちトリエンナーレの件に集約されてきましたね。
予想通りの展開とは言え、本音が出るのがあまりに早い!?
まあ、それはそれで別に構わないのですが、愛知県知事をリコールするには、
2ヶ月間で、県民86万人の署名&捺印が必要なんですけど、実際どれくらい集まるんでしょ?
とてもじゃないですけど、リコールが成立する数なんて集まらないと思いますけど、
どれくらい集まるかというのは、正直ちょっと興味はありますね(笑)。
それにしても、沖縄の基地問題では「他県民は口を出すな」と言いながら、
他県民なのにリコール運動に参加しちゃう人たちには、ちょっと笑っちゃいます。

ただ、名古屋の河村市長までもが、彼らの流れに乗っかり、
高須院長と一緒に、先頭に立ってリコール運動に参加してしまった所は、
愛知や名古屋の事を考えると、「何やってるんだよ!?」って感じにはなりますよ、本当。
ここまで対立を先鋭化してしまうと、もう県と市の関係修復なんて不可能でしょ?
もちろん、別に政治的に禁止されてる行為をしてる訳じゃないですけども、
私にとって名古屋は、少年期を過ごした故郷に近い場所なので、
協力し合わなきゃいけない苦しい時に、対立関係に陥るのは・・・・
あと、それに加えて、大阪府の吉村知事まで「応援します」と参戦したのには、
正直言って、思った以上に軽率な政治家だなあ・・・と、評価を下げましたね。
まあ、大村知事の「東京や大阪は医療崩壊を起こした」という発言に、
吉村知事もムカついたのは解りますけど、愛知県と大阪府は政治的に無関係ですし。
感染症予防法的に言うと、感染者は全て病院などへの隔離を要するのに、
ベッド数が足りないからと、自宅待機の陽性者が数百人単位で出ていた時点で、
医療崩壊の定義次第では、別に的外れな発言でも無いんですよね・・・・
とは言え、無駄に敵を作る大村発言も、本当に為政者としての資質を疑います。
地元マスコミまで敵に回して、ネガティブ記事を書かれてるのは愚の骨頂ですよ。

また、大阪維新の会としても、予定通りに実施されるのであれば、
この秋にも再び「大阪都構想」の賛否を問う、重要な住民投票がある訳で、
そんな大事な時に、こんな無駄な揉め事へ感情的に参戦するなど、
「何を考えているんだか?」と、本当に思ってしまいました。
私は維新の支持者じゃないですけど、大阪都構想に関しては応援しており、
味方を増やしたが、敵も増やして失敗した橋下流の失敗は、繰り返して欲しくないんです。
それに、緊急事態宣言の全面解除から1ヶ月が経った時点で、
特別定額給付金の給付率が、大阪市3%、名古屋市9%というのは、
リコール運動より前に、行うべき仕事があるのでは?と思ってしまいます(苦笑)。
(まあ給付金は、吉村知事ではなく松井市長の仕事ですが、さすがに3%は低すぎ)
もちろん、大都市ほど給付作業が大変なのは理解しますけども、
同じ時点で、札幌市92%、神戸市78%だった訳ですからねえ・・・・

> > > > 逆説的な言い方をすれば、「イジメを許すな」なんて声高に叫ぶ人がいる限り、
> > > > この社会から、イジメなんてモノは絶対になくなりません。
> > > > そうした正義感を振り回す人間こそが、まさにイジメ予備軍なのですから・・・・
> > > > 大津イジメ事件とか、日大アメフト部問題とか、それこそ典型例だろうかと?
> > > > 身勝手な正義感や、無責任な正義感は、本当に厄介な社会の宿痾です。

> > > 徹頭徹尾同意しますが、これを自覚していても厄介な人々は居ますよね。
> > > ある種開き直っている輩と言えば良いのでしょうか……。
> > > 行き過ぎた相対主義を持ち出す輩です。
> > > 確かに「自分こそが正義」と思い込んでそれを振りかざす輩よりはマシかもしれませんが、
> > > 「絶対に正しいことは無い」と盲信して(この時点で若干論理的には矛盾もありそう)、
> > > 常識や良識を否定する動きが散見されます。

> > アハハッ、私がもろに そのタイプですね(笑)。
> > いや勿論、議論に勝利するという目的で、相手の意見を煙に巻く為に、
> > 極論を言ったり、常識や良識を否定したりとか、そんな事はしませんけど、
> > 考え方の基本としては、常にそう言ったモノは持ってますよ。
> > 「絶対に正しいなんて事は無い」というのは、科学の基本姿勢であると思います。
> > ただ一方で、「出来る限り正しさを求めよう」というのも、同時に必要な姿勢ですが。

> いやいや、勿論管理人様の言うような意味で疑いを持って行動するのは大事だと思いますよ。
> 私が念頭に置いているのは一般的な議論でそういう事を持ち出す方々です。

話的には少し脱線するのかも知れませんが、何だか急に、
ユダヤ人の哲学者アーレントが記した、アイヒマン裁判の傍聴記録を思い出しました。
https://toyokeizai.net/articles/-/231743?page=2
アイヒマンはナチス・ドイツにおいて、ユダヤ人虐殺を指揮した責任者とされており、
アルゼンチンで逃亡生活を送っていた所を、イスラエルへと非合法に拉致され、
裁判の結果、最後は処刑されるに至ります。
で、そんな歴史上の大罪人とは、果たして どのような人物だったかと言うと、
実際はごく普通の人物であり、それをアーレントは「悪の陳腐さ」と表現しているんですよね。
曰く、「悪とはシステムを無批判に受け入れる事である」と・・・・

安易に想像される、悪の権化のような存在は、現実にはまず存在せず、
本当に悪影響を及ぼす人というのは、ただ単に目先の自己利益を追いつつ、
無自覚に周囲の雰囲気に流され、その責任を全く感じてないタイプですからねえ。
そして、それが集団と化した時の暴走力と言ったら・・・・
1人よりも集団の時の方が、犯罪行為も激化するのは、そうした事情があります。

> > あと、マンネルへイムさんの年代だと、ご存知無いかも知れませんけど、
> > 「なぜ人を殺してはいけないのか?」というのは、
> > 1997年の事ですから、今から23年も前の話なのですが、
> > 知識人を中心に、メディアを騒がせたフレーズだったんですよね。
> > 1997年というと、神戸の中学生が小学生5人を殺傷した
> > いわゆる「酒鬼薔薇事件」が起こった年なのですが、
> > その年の夏、筑紫哲也のニュース23で行われた終戦日の特別企画で、
> > 高校生たちの討論会を行ったのですが、これはその時に出たフレーズでした。
> > 1人の高校生が発した何気ない問いに、居並ぶ大人たちは誰も明確に答えられず、
> > スタジオの議論はそれ一色となり、その反響は番組の枠さえも飛び越えて、
> > 様々なメディアで、様々な知識人が、様々な答えを表明する出来事があったんです。

> 「何故人を殺してはいけないのか?」で最初に思い出すのはドラマ「相棒」のエピソードですね。
> 主人公の杉下警部の恩師が自分が指導した生徒の中で特に優秀な者を集め、
> 監禁し、「何故人を殺してはいけないのか」という問いに答えて、
> 自分を納得させてくれと頼む話です。
> 結局、その問い自体に切り込むことは無く、普通の?殺人事件で話は終わりましたが……。

仲間由紀恵が出てきて、地下室に閉じ込められるエピソードですかね?
私は相棒を見ていないので・・・と、答えようと初めは思いましたが、
ウチの父親は全話Blu-rayに保存している相棒マニアで(笑)、
リビングのテレビでは よく映っているので、断片的には知ってる回もあります。
・・・って、「なぜ人を殺してはいけないのか?」という問いに対して、
番組の方では、特に見解を述べる事なく終わってたんですね、知りませんでした。

> 自分なりにその問いに考えてみるきっかけにはなったと思います。
> 結局、その時に出した答えをずっと覚えていますしね。

ちなみに、マンネルへイムさん的には、どんな答えに至ったんですか?
差し支えなければ、ちょっと伺ってみたい所ではありますね。
と言いますか、他にもROMってる方の中にも、意見がある方が居られれば、
いろいろと話を聞いてみたいテーマではあります!!

> 「酒鬼薔薇事件」についてもネットのどこかでそのキーワードに触れて、
> 軽く調べた記憶はあります。記憶はありますが犯人についてのどうでも良いエピソード以外パッと思い出せていません。
> もしかしたら覚えたくないような内容の事件だったのかもしれないですね……。

犯人が作り出した神、バモイドオキ神とかかな?
まあ事件の概要としては、中学校の正門に小学生の生首が置かれ、
その口には、警察を挑発する犯行文が銜えられていたという事件があったんです。
で、報道では中年で高学歴の男性という犯人像が報じられていましたが、
犯人が捕まってみると、その中学に通う14歳の少年だった事に、世間は驚愕するんです!!
更には、同じく神戸市内で発生していた、死者1人を含む
小学生への連続通り魔事件も、この少年の犯行であった事が判明し、
また、逮捕前には地元新聞社に挑戦状が送られてくるなど、劇場化の要素もあったんですよね。
ちなみに犯行の動機は、生き物を殺して、遺体を損壊すると、性的興奮を覚え、
大きい生き物ほど興奮が強かったので、人を殺したくなったというモノでした。
そして少年からすると、「なぜ人を殺してはいけないのか?」が解らなかったと。


▼ 嫌韓の流れや愛国心の話
> > > 別にこの手の話題が嫌いという訳では無いのですが、どうしても私は感情的になってしまうんですよね。
> > > 日本国内の反韓・嫌韓の音頭を取っている人々は礼節や品格を
> > > どこかに置き忘れているように見えて本当に大嫌いなのですが、
> > > 実際、そういう人々の扇動に乗ってしまう一般の国民の気持ちは分かるんです。
> > > 確かに私自身、パク・クネ大統領やイ・ミョンバク大統領の発言を聞いて、
> > > それが国内向けの政治的パフォーマンスとして必要だから言ったに過ぎないとしてもウンザリとした気持ちになりました。
> > > とまあ自分で読み返しても抽象的な物言いで嫌なのですが……とりあえず抑制的に文章は書けたかな……。

> > ではまあ、韓国の話題は止めておきましょうか?
> > そこまで気を使って扱うほど、別に私も関心は無いですし(笑)、
> > って、でも実際の所、昨今流行の自国第一主義じゃないですけど、
> > ぶっちゃた話、私だって基本的に関心あるのは、日本の事だけですし、
> > 韓国の事はどうでも良くて、国益よりも嫌韓に奔る日本の現状が心配なんですよね。
> > まあ、それだけ日本人に「余裕」が無くなってきた証なんでしょうけど、
> > 90年代までは、世界のトップを目指し、良くも悪くも「上を見ていた」日本が、
> > 日本スゴいとか、○○よりマシと言って、「下を見ている」姿が歯痒くて・・・・
> > これがまだ、停滞した平成の時代しか知らない、若い世代だけならまだしも、
> > ガッツリ戦後昭和の時代を知って世代まで、そうなのですから、本当に救えない(泣)。

> そうですね。私は「世界のトップを目指し、良くも悪くも「上を見ていた」日本」を知りませんが、
> 単純に「日本スゴいとか、○○よりマシと言って、「下を見ている」姿」は格好悪いと思います。
> 裏返しで他所の国の悪い所だけを見るのも情けないと思いますし、
> 国であれ個人であれ、他者に敬意を払えない国民になるとすればそれが一番恥ずかしい事です。

物心ついた頃には、既にネットが普及していた世代の事を、
「デジタル・ネイティブ」とか言ったりしますけど、
マンネルへイムさんと話していて気が付いたのは、今の日本に、
「嫌韓ネイティブ」と呼べる若者世代が、確実に育ってるという事ですね。
まあ、嫌韓ネイティブなんて単語自体は、いま私が思い付いた造語ですけども(笑)、
2002年の日韓W杯の頃から、そうした嫌韓的な風潮が日本に生まれ始めましたので、
日韓W杯を覚えていない、今の大学生くらいの年齢からは、
物心ついた頃から嫌韓的な風潮があり、それを当たり前に育ってきた世代とも言えるかと?
要するに、それまでは意識的に、韓国を嫌いになっていたものが、
無意識なまま、知らず知らずに何となく、韓国を嫌うようになってきた感じでしょうか。

とりあえず、ここで「嫌韓」への流れを順に追っていきますと、
そもそも20世紀まで、韓国というのは「近くて遠い国」と言いますか、
冷戦が終わり、グローバル化が本格化するまで、世界的にも外国との関わりなど薄かったんです。
平成の30年間で、世界の海外旅行者は年間4億人から14億人に急増し、まさに段違いの状況。
しかも日本の場合、島国でしたし、アジアで唯一の先進国でしたからねえ。
今でこそ韓国や台湾は、日本とあまり変わらないイメージですけども、
90年代に韓国や台湾がキチンと民主化されるのは、両国とも独裁政権下でしたし、
当然ながら経済力には日本と大きな差があり、文化的にも目を見張るモノは無い感じでした。
ただでも人々の往来が少ない時代に、これでは、「旧植民地」という以上のモノはありません。
そんな日本に変化をもたらしたのが、2000年の民放BS開局だったんです。

ここで少し時間をさかのぼり、韓国側の話をしますと、
ようやく民主化が成った韓国を、1997年にアジア通貨危機が襲います!!
その結果、韓国の国内経済はガタガタとなり、これを機に大胆な輸出政策へと舵が切られます。
その中には、音楽やドラマといったエンタメ産業も含まれていたんですよね。
それ以前の韓国というのは、軍事政権下のもと、旧宗主国の日本文化流入を規制しており、
だからこそ、日本文化の劣化コピーで済ませていた時代が続いたのですが、
90年代、民主化が進むごとに、日本文化の解放も進むと、自国文化の育成が強化され始め、
そして輸出政策が始まると、海外でウケるコンテンツ作りと大規模な宣伝戦略が行われます。
要するに「韓流ブーム」の始まりは、通貨危機から復興する為の「韓国の国策」だった訳です!!
ちなみに、対GDP比で文化予算を見ると、韓国は日本の10倍らしいです・・・・
大学教育としてエンタメを扱うというのも、確かに日本では聞きませんね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/250406a52b2234c0d8da34e2419302476740d5cb

で、日本に話を戻しますと、韓流促進政策が始まった1年後、
前述の通り、日本では民放5局が揃って、BS新チャンネルの放送が始まるんです。
ただし民放各局にとって、メインはあくまでも地上波であり、
BS放送に関しては、新規参入を防ぐ為に放送枠を押さえたのが実際の所でして、
予算も少なければ、番組表を埋めるコンテンツにも欠く有様でした・・・・
そんな中、格安で内容も悪くなく、文化的にも近い韓国のコンテンツは、
番組表を埋めるのに打って付けだった訳ですね(笑)。
当初は、台湾や香港のドラマとかも買い付けていたのですが、次第に韓流一色となり、
折しも2002年に日韓共催でのサッカーW杯が予定されていた為、
日本の放送局側も、韓流ブームを持ち上げるようになっていくんです。
そして2003年に「冬のソナタ」が日本でも大ヒットすると、世間的も認知されるようになると。

まあ、この頃はまだ、日韓双方の単なるビジネスだったんですよね。
(言うなれば、日本のアニメが世界に普及した構図と、似通ったような所はあります)
しかし、そこに変化をもたらしたのも、日韓W杯の存在であり、
そしてもう1つ、この頃、急拡大を始めたインターネットの存在でした。
W杯史上初の共催であり、しかも支配した側とされた側の日韓両国で行うという事で、
政治的に「演出された友好ムード」というのは、確かにあったのは事実です。
でもそれって、決して悪い事では無いですし、何より前回のフランスW杯予選では、
日韓は同組となり、韓国が一足早くW杯出場を決めると、
1度もW杯出場経験がないまま、次回の自国開催を控えた日本に対して、
韓国のサポーターたちは「一緒にW杯に行こう」と言って、日本を応援し始めたんです!!
韓国が独立を果たし、朝鮮戦争が終わったばかりの1954年のW杯予選で、
当時の李承晩大統領は「日本代表に韓国の地は踏ませない」と、2試合とも日本で行われ、
「もし負けたら玄界灘に身を投げろ」とまで言った所から始まった、サッカー日韓戦の歴史。
それが、こんな所まで来たのですから、本当に信じられない光景でした・・・・
韓国人の反日感情というのは、現在とは比べ物にならないくらい、以前の方が強かったですし。

そうした事もあって、韓国側での親日感情は、この日韓W杯の時がピークだったらしいんです。
一方で日本側は、このW杯を境に、反韓感情が目に見えて増していく事となります。
最初のキッカケは、実に些細な事だったと思うんですよねえ・・・・
簡単に言ってしまえば、日本のW杯は、ベスト16で早々に終わってしまったのに対して、
韓国の方は3位決定戦まで進み、大会の最後まで熱狂が続いて、羨ましかった所に、
疑惑の判定やラフ・プレーなどが重なり、それが不快感となって募っていきます。
その上、ネットの発達によって、友好ムードを演出するマスコミが報じない
韓国の生の声が直接、日本にも伝わるようになった事で、雰囲気が少し変わっていきました。
まあ、相手の姿がよく見えない頃は、植民地支配という歴史の事実があり、
また高齢層は当時の事を覚えている世代でしたから、負い目に感じる世論もあったものの、
実際に相手の姿が見えてくると、やはり腹が立ちという人間の心情はあっただろうと思います。

そして日本側も当時は、小林よしのりのマンガ「戦争論」がブームになるなど、
良く言えば戦前日本の見直しと再評価、悪く言えば右傾化と歴史修正主義の動きが出てきて、
加害者意識から来る反省モードから、反発・挑発モードに変化していった頃でもありました。
更に、戦争論に影響を受ける形で、マンガ「嫌韓流」がヒットすると、
出版不況の中、新たな売れ筋分野が登場したとして、この手の本の量産が始まり、
競争が激化すると、質の低下に拍車が掛かっていくんですよねえ・・・・
情報の正確さなどよりも、耳障りの良い情報の方が、多くの読者を引き付け、
出版社側や書店側もそちらの方が儲かるので、知識低下の負のスパイラルに陥っていくと。
そうして嫌韓の沼にハマると、韓流ブームとかも全て、陰謀論とかで切り捨て始めます(苦笑)。
忖度など皆無なアジアの海賊版市場を見ても、ドラマや音楽は日韓の人気が逆転してる印象。
元々マンガ市場は言語の壁を越え難く、ゲームも往時の勢いは見る影もないので、
未だに日本がリードしているエンタメ分野は、アニメとAVくらいでしょうか?
輸出産業で見ても、家電は韓・中・台に敗れ、半導体は壊滅的、自動車も先行き不安な感じ。
いや本当、これからの日本って、何で食って行くんでしょう・・・・

こうして振り返ってみると、日本に嫌韓的な風潮が定着したのは、10年くらい前なのかな。
それを思うと、民主党による政権交代のあった時期とも重なる訳で、
ひょっとしたら、「愛国=嫌韓」などという、訳の分からない公式が成立したのも、
矮小な自身を国家と一体視して満足感を得る、セカイ系的な愛国心ブームの中、
「現実の日本を愛せない」という捻れた感情が、根底に存在したのかも知れませんね。
まあ、ここで言われる愛国心とは、実在する日本の国民や国家とはリンクせず、
自尊心を満たす抽象的な概念さえあれば良いので、「嫌韓=愛国」でも破綻はしないでしょうし。
(民主党政権の頃も、彼らは「嫌なら日本から出ていけ」と言っていたのか? 言われていたのか?)
そして再び自民党返り咲きに、安倍政権が誕生すると、愛国心の暴走が始まっていくと・・・・
ただ、それすら既に8年前の事だと考えると、嫌韓ネイティブ世代にとっては、
民主党政権すら歴史上の出来事であり、安倍政権の日本しか知らないのかも知れませんね。
そう考えると、若者層は致し方ない面がある気もしますが、同調する昭和世代は御し難い(泣)。

って、話が何だか脱線してしまいましたけど、
ハッキリ言ってしまえば、韓国側の常軌を逸した言動に対して、
腹を立てると言う事も、それは確かにあると思いますし、その気持ちも理解は出来ます。
しかし、もっと前の韓国も知っていると、これでも相当に改善したんですよ!!(笑)
その一方で、そうした負の感情を強く抱くというのは、
韓国の事を対等(同レベル)に見ている証左なのかも知れませんね。
AAコピペで見る「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない」ってヤツでしょうか?
韓国政界の事情も、まだ民主化して20年そこそこと考えれば、大目に見られるのも、
「日本は韓国よりも上だ」という上から目線を、自然と抱いている所はありそうですし、
植民地支配をしたという加害者の意識も、同時に支配した歴史の優越感を内包しています。
そういう意味では、上から目線だから「余裕」があり、対等と思うから「余裕」が無く、
また、韓国のレベルが上がったきただけでなく、日本も落ちてきての僅差で、
しかも日本から下りてきて、同等レベルに振る舞うからこそ、嫌韓が不快なのかも知れません。
本気で日本の事を考えるなら、レベルを上げる努力をしてくれよと・・・・

まあ、平成の30年間が、そのまま「失われた30年」になってしまい、
相対的な経済力は、落ちていく一方だった日本に対して、
韓国はこの30年間で、1人あたりGDPが日本の20%程度だった所から、
今では実に日本の85%くらいにまで引き上げましたからねえ。
言い換えるなら、日本人は1年間で韓国人の5年分を稼いでいた平成初期は、
韓国人の側としても、日本人に対する劣等感をやはり抱いていたでしょうけど、
日本の地方住民よりも、ソウル市民の方が稼ぐようになった平成末期において、
日本人に対する韓国人の引け目など、既にほとんど存在しないのかも知れません。
それを考えると、対等に見て非難する日本人の対応も、実は現状に即しているのかな?
とは言え、同等レベルまで近付いたのなら尚更、協力関係を築ければ双方にメリットが生まれ、
逆に対立すれば双方にデメリットが生じるのも、自明な気がしてきますね。
何だかんだ言っても、まだ日本の方が有利な立ち位置にいる間に、
システムを作れた方が利益も大きくないますし(中国とは既に遅きに失した感じ)。


▼ 表現の自由と公共心の話
> > > > > > しかし、実際に作品の中身を見てみると、昭和天皇の写真を燃やした作品とは、
> > > > > > 元々あった昭和天皇のコラージュ作品を、保守系の議員が美術館に抗議して、
> > > > > > 作品が掲載された図録が焼却処分された事に対する、作者の抗議映像であり、

> > この文章を書いた時に、書き忘れた部分を思い出したので、今更ながらに追記(笑)。
> > ちょっと危ない内容なので、返信の方はノーコメントで構いません。
> > 例えば、拝金主義に抗議する意味で、1万円札を燃やすアートがあったとして、
> > それに対して慶応大学は、「福沢諭吉先生に対する冒涜だ」と抗議するでしょうか?
> > また、戦前の学校には、教育勅語と共に、御真影と呼ばれる天皇の肖像写真が飾られ、
> > その写真を空襲や火災から守る為に、何名もの教師や生徒の命が犠牲になり、
> > 御真影を守る為に、「奉安殿」という格別に頑丈な建築物が、学校内に建てられた訳で、
> > その辺りの事情も加味すると、昭和天皇の写真を、政治的なアートの題材にする事は、
> > 普通に有り得る気がするんですよねえ・・・・

> ただ昭和天皇を一人の個人と考えると、その肖像画を燃やしたり何なりするのを容認するのは抵抗があったりします。
> 「天皇様だから」ではなく「個人だから」ですね。

はい、そこは私も同感ですよ。
こうした話をしてますけど、別に賛同している訳では無いですし、良い気もしません。
ただ、それは誰に対しても平等であるべきで、これは昭和天皇に限らず、
例えば対象が、トランプであれ、金正恩であっても同じ事です。
「この人はNGだけど、この人ならOK」というのでは、単なる個人の好き嫌いになりますし、
それはそれで、個人の内に留まっていれば構わないのですが、
自らの価値観を絶対として、他者にも押し付けて良いモノではなく、
ましてや、脅迫を行ったり、暴行を働いたりなどというのは論外ですね。
そんな行為はまさしく、「公共心の欠如」に他なりませんから。

そういう意味では、こうした作品を「嫌いだ」とか、「気に食わない」と発言するのは、
「言論・表現の自由」として認められていますし、大いに結構ですけども、
相手の側にも、等しく「言論・表現の自由」はある訳ですから、そこは尊重すべきなんですよね。
「自分の権利は尊重されるべきだが、相手の権利は尊重しない」という態度では、
自分の権利さえ尊重され難くなりますし、その言説には説得力が伴わなくなります・・・・
前出の殺人の話で言えば、殺人犯が自らの命の大切さを訴えた所で、
他の人たちには、まるで響かないのと同じ様なモノですね。
(まあ、だからと言って、公権力までその雰囲気に乗っかるのはアウトですけども)

では、こうした作品が「言論・表現の自由」として認められるか?という点になると、
一個人ではあっても、一般人ではない。
つまりは「公人」であるという部分が関係してくるでしょうね。
公人である場合、個人としての権利が制限されるというのが、一般的な解釈ですから。
そういう意味では、トランプや金正恩の写真が燃やされたりするのも、
個人的に行儀の良い行為とは思いますけど、禁止すべき行為だとは別に思いません。
彼らの写真は、権威や権力の象徴性を帯びていますし、
敬意や崇拝の対象と祭り上げられる以上は、同時に扱き下ろされる覚悟は持つべきです。
前者だけ認めて、後者を断ずるのでは、それこそ非民主的で不自由な独裁国家ですからねえ。
まあ、自分は体制だと思い込んでる人は、それでも構わないと思いがちなモノですが、
でも結局、自らが叩かれる側に回ってしまった場合、一緒に叩いてきた層は一斉に敵へ回り、
そんな時に擁護してくれるのは、それまで蔑んできたリベラル層しかいなかったりすると。

って、それはさておき、トランプや金正恩と同様、
昭和天皇も戦前は国家の中枢にいて、その名の下に戦争も行われたのですから、
表現対象としても、それ相応のモノまでは許されると思うんですよね。
この辺は、令和の天皇でも、平成の天皇でもなく、昭和天皇であるというのが肝です。
また、この件に関して言うと、「天皇の肖像画」が燃やされたのではなく、
天皇の肖像が組み込まれた「アート作品」が燃やされてている訳で、
それも前述の通り、図録を焼却処分された事に対する、抗議の意図がある作品なんですよね。
ですから別に、天皇の肖像画を燃やす作品でも無ければ、天皇の肖像画そのものでも無いと。
ただ、その辺の違いを、あまり理解できずに批判している人は多いので、
前回は、福沢諭吉が描かれた1万円札の例え話を用いた訳です。

とは言え、それでも理解を示さない人は、変わらずそのままでしょうね。
例えば これは、南北融和で建てられた北朝鮮のケソン工業団地で実際にあった話ですけど、
韓国人の技術指導員が、読み終えた新聞を2つ折りにして机に置いた際、
北朝鮮の労働者たちが猛烈に怒り、指導員は吊し上げに合うという事態がありました。
新聞の1面には金総書記の写真が掲載されており、それを折るとは何事かと!!
韓国人からすれば単なる新聞紙でも、北朝鮮人にとっては御真影な訳です。
それと同じで、アート作品も天皇の顔が載っていれば、御真影にしてしまう日本人が居ると。
そして、御真影などと言って祭り上げれば祭り上げるほど、
扱き下ろされる対象としての価値を、自らマッチポンプのように高めている訳ですね。
まあ、考え様によっては、こういうのは両者の共依存関係なんでしょうけども・・・・

あと、これは別に茶々を入れてる訳では無いのですが、
「天皇様」という表現は、佐藤優以外に使ってる人を初めて見たかも?(笑)
大統領や首相、国王などと同じく、「天皇」という呼称は、既に敬称的な意味を含んでますし、
それでも更に加えたい場合には、現状だと「天皇陛下」となるのが一般的ですからねえ。
まあ京都の方ですと、昔ながらに親しみを込めて「天皇さん」と言う事もありますが。
ちなみに私は、普通に他者と話す場合は「天皇」を用いますけど、
(更に陛下の敬称を付けるなら、他国の国家元首にも同等に敬称を付けるべきと考えてます)
私の中でしっくり来るのは、明治以前から使われてきた「みかど」の方ですね。
天皇、特に陛下の呼称は、明治になって新たに築かれたイメージが色濃い印象なので。

> ……そうは言いながらも海の向こうでコロンブスやら何やらの銅像が倒されているのを見ると、
> 「それはダメだろう」と思いながらも「適切な手段で撤去するのは無理だったんだろうな」とも思ってしまい、
> 容認こそできなくても非難する言葉をあまり思いつきません。
> 勿論法的にダメなのは当たり前ですが、そこから離れて
> 倫理やら正義やらに基づいて何か言おうとすると何も言えなくなります。

昨今のアメリカで起きている黒人デモ(Black Lives Matter運動)の影響で、
南部の象徴でもあるサザン・クロス旗(南軍旗)が、公共の場から姿を消したり、
南軍の将軍たちの銅像も、各地で引き倒されたりしてるんですよね・・・・
「南軍=奴隷制支持」として、敗れた側を安易に全否定しちゃってますけど、
南軍にだって、奴隷制には否定的ながら、故郷の為に戦った将軍もいる一方、
北軍には、南部の都市を焦土と化した将軍もいる訳で、
「北軍だから、南軍だから」とか、「勝者だから、敗者だから」と、
単純に全肯定や全否定できる問題でも無いでしょうに・・・・

そもそも、奴隷解放の父とされるリンカーンにしても、
先住民インディアンに対する政策は、歴代大統領の中でも苛烈を極め、
虐殺と呼べる行為を、平然と行っていますからねえ・・・
その一方で、南北戦争が終結する際、南軍で最後まで戦った将軍こそ、
チェロキー族出身でインディアン騎兵隊を率いたスタンド・ワティだったりする訳で、
北軍が人権尊重で、南軍が人種差別的だったとは、一概に言えない所ではあります。
もしも問題が、黒人からインディアンにまで飛び火した場合には、
ワシントンの記念堂にある、巨大なリンカーン像も撤去なのでしょうか?

また、アメリカ建国の父として、尊敬を集めているワシントンにしても、
大農園主として数百人の黒人奴隷を所有し、違法な手段を用いて解放を拒んだり、
先住民インディアンの民族浄化を命令したりしてましたから、
この運動が際限なく続いていった場合、ターゲットとされる可能性もあろうかと?
場合によっては、首都の名前さえ変えろ!という動きが出てくるかも知れません。
そうなった時、「自分は南部の人間じゃないから」と、叩く側であった人々が、
今度は祖国の英雄たちを叩かれる側に回った場合に、一体どうなるのか・・・・
アメリカは、その歴史からして「脛に傷の無い英雄」など居ませんけども、
一方で、そうした英雄史こそが「国家の礎」になっていますから、非常に難しい問題です。

って、他人事のように言ってますけども、少なくとも南軍旗の撤去に関しては、
日本にも「旭日旗」の問題がありますから、決して他人事でも無いんですよね。
日本人の感覚からすると、北部人も南部人も等しくアメリカ人ですけども、
「俺たちも日本人と同じく、ヤンキー(北部人)にやられた仲間だ」なんて事を言う人も、
南部人の中にはいるそうですけど、南部を象徴する旗が降ろさせられた現状を考えると、
今のグローバル社会の中では、旭日旗への風当たりが更に強まるかも知れません。
銅像の引き倒しは、アメリカから海を越えて、ヨーロッパでも始まりましたし、
ハーケンクロイツを連想させるなんて理由で、卍マークも使用を避けられつつある現在、
敗戦国である日本が、軍国主義の象徴として、旭日旗の撤去を求められた際、
例えば五輪やW杯の舞台で、それに抗う事が日本側に可能かとなると・・・・

> > と言いますか、それがダメと言う人は、こういう姿の日本がお望みなのかな?
> > 「将軍様の肖像画と一緒に高校生を溺死させる北朝鮮の思想教育」
> > https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20161010-00063072/
> > まあ実際、戦前の台湾では、地震で倒壊した建物の下敷きになった台湾人少年が、
> > 君が代を歌いながら死んでいった事を、美談として教科書にも載せましたし、
> > 戦後・・・というか、未だに美談扱いしている人たちがいますからねえ。

> お望みの人も居るんじゃないでしょうか。
> あるいはそれを望んで無くても「今よりマシ」と思う人も居るのではないでしょうか。
> 私はそうは思わないですが。

少なからず居るだろうとは、私自身も思ってますよ。
だからこそ、台湾の君が代少年の話も書いた訳ですしね。
ただ、この場合、こうした北朝鮮での出来事も同じく賞賛するようなら、
賛同するかは別として、それはそれで1つの価値観として整合性が取れてると思うんです。
しかし実際は、対象が北の将軍様となれば、同じ行為でも蔑むのでは無いでしょうか?
それだと結局、その人にとっての個人的な損得的感情に過ぎないんですよね・・・・
そして、「敵ながら天晴れ」と賞賛できる精神こそ、理想的な武士道だとすれば、
こうした私的な損得勘定による価値観は、その正反対に位置するモノに他ならないと。
その人自身は満足しても、客観的にその行動が、天皇を「将軍様」にしてしまう訳ですし。

> > みんな学校で、美術や音楽は習ってきてるはずなのに・・・と言いますか、
> > 日本のアート教育が、受験科目でない副教科として軽視される一方、
> > 実技のみが重視されている方針が、こういう認識を生んでいるのかな?
> > これは、日本の学校教育 全てに関して言える事かも知れませんが、
> > テストで点数を取る事に執着して、楽しみ方を伝える事を疎かにしている為、
> > 結局は、各分野の本質が理解できないまま、終わっているのかも知れませんね。

> そうかもしれませんね……。最早音楽の時間の記憶は薄れていますが、大層苦労した覚えがあります。
> クラシックを聴いて、その音色を如何に大仰で美麗で長大な感想をかけるか、
> それが評価に直結した記憶があります。……楽器が上手ければそんな苦労しなくても何とかなったんでしょうけど(笑)

まあ私も、子供の頃は音楽の素養など皆無でしたけど、
その良さに気付かされたのって、実はアニメだったりします(笑)。
特にクラシックに関しては、エヴァと銀英伝の影響が大きいかな?
そうしたキッカケから始まって、他の曲も聞くようになり、
また、クラシック音楽の歴史なども追うようになると、西洋絵画史との関連性や、
例えばベートーベンの交響曲とか、もろに大衆ウケを狙って作られてる事が解ってきて、
当時の欧州のポップスとして、気軽に楽しめば良いんだとなりましたね。
同じ曲でも指揮者によって、曲の印象がまるで違ってくるなど、
実際に聞く比べなければ、知りもしませんでしたよ、本当・・・・

あと、これだけデジタル技術が進むと、PC1台・・・いやケータイ1台あれば、
楽器が演奏できなくても、譜面が読めなくても、手軽に作曲が行える時代になりましたし、
交響曲とかも、別に大勢の演奏者を揃えなくても、簡単に作れる時代になってる訳です。
更に言うと、楽器も西洋のモノに拘らず、例えば日本の和太鼓や雅楽楽器を用いたり、
そもそも楽器の音じゃなくてもOKだったり、聴覚だけでなく他の感覚も刺激したりなど、
今のデジタル時代であれば、もっともっと自由に音を楽しめると思うんですよね。
クラシックだの、ジャズだの、ロックだの、そういった枠組みも不要でしょうし、
今後はAIを用いて、過去の名曲を思い通りにアレンジとか、出来るようになるかも知れません。
・・・とか言いつつ、前述の通り、私には音楽の素養が無い為、
具体的な実現方法までは思い浮かびませんから、
新しい音楽の学習方法に関しては、素養のある人に頑張って切り開いて貰いたい所!!(笑)

> とりあえず前半という事で区切らせていただきます。
あとは他に何の話してたっけ?
・・・と思い返してみると、中選挙区制の話とかしてましたね。


[23289] Re3:納豆と醤油&政治と哲学の話(前編)返信 削除
2020/8/12 (水) 02:13:31 マンネルへイム

▼ 徳翁導誉さん
> ▼ 納豆とワサビの話
> > 6月末ごろ少し警戒が緩んだ雰囲気になったじゃないですか。
> > その時に友人とラーメン屋に行ったんですが本当に空間除菌してましたね。
> > 正直、管理人様のこの投稿を見た時は、「は〜他所はそんなこともやってるんだ」と他人事の印象でしたが、
> > こんな片田舎でも空間除菌なるよく分からない代物を採用しているのかとびっくりしました。
> > 友人が困惑しながら「これって人体に有害なんじゃ……」と言っていました。
> > 不幸中の幸いなのは、飲食店特有の外扉と中扉の間の待合室的な場所に空間除菌装置が置かれていたことですね。
> > ご飯を食べるときは気にしないで済みました。
> まあ、次亜塩素酸の噴霧に関しては、厚労省や文科省の方からも、
> 「吸引すると有害であり、効果が不確実である」として、
> 注意喚起が行われていますから、まだマシな方なのかな?
> 少なくとも、学校や公共施設での使用は、停止された所が多いみたいですし。
> 「そもそも、やるなよ」と言いたくなる面も、無くは無いですけど、
> とは言え、こうした人↓が文部科学大臣を務めるのが、今の日本ですからね(苦笑)。
> https://togetter.com/li/429656
> https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_4388/
> 
三文小説の登場人物みたいな政治家が沢山居ることを知れたのは、安倍さんのおかげです。勿論、安倍さんがそういう人とまでは思っていないので支持者の方にはご容赦いただきたいです。
特に親学って何なんでしょうね?特定の生き方を好む男性と特定の生き方を選んだ女性以外の個人を個人として認めない思想ですよね、あれ
「朝食は食べさせよう!」位しか共感できることが無いんですけど

> > > わさび納豆は既にあるのでは?と思い、検索してみた所、
> > > 納豆レビューのサイトを発見!?(笑)
> > > http://nattoureviewenn.huuryuu.com/NattouReviewEnnHonnWasabi.html
> > > あと、納豆単体ではなく、手巻き寿司ではありますが、
> > > セブンイレブンで「わさび納豆巻」が売られてるらしいですよ。
> > あー見たことある、ってなりました。
> > どこで見たことあるのか思い出せないんですけど、どっかで売ってました。
> > 画像を見るまで存在を忘れていましたが、最悪信州で探せば見つかるという事は分かりました(笑)
> こうやって、思わぬ記憶の扉が開くのも、雑談の良さなのかも知れません(笑)。
> 
そうですね。

> では、当時のスポーツ紙の記事↓を貼っておきますね(笑)。
> https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20111118-864950.html
> 豚カツにもワサビ、白米にもワサビという感じだったそうです。
> 
> ・・・って、今になって思うと、ワサビが好きだったという以上に、
> 実は日本食の味付けが、口に合っていなかったのかも?
> 実際、ブルガリア出身の琴欧洲や、スイス出身の空手家アンディ・フグとかも、
> 白米が苦手だったという話を聞いた事があるので。
> まあ、納豆や刺身が苦手と言われるのは、日本人も想定内でしょうけど、
> 意外と白米も、「味がしない」とか、「臭いがダメ」とか言われて、
> 苦手とされる事があるというのは、あまり認識されてないのでは無いでしょうか?
> 
> 
あーなるほど。自分も白米は味がしない派でしたね。
今は「甘い」という感覚も分からなくも無いのですが、白米単体で食べると味気ないですし、あまり量は食べられないです。
臭いというのは言われてみて気づきました。確かに白米にも臭いはありますよね。
不健康な時とか限界を超えて胃袋に食べ物を詰め込んだ時とかに白米の臭いを嗅ぐと気持ち悪くなりません?
それはまた違う話かな?

> ▼ 醤油と味噌、そして食文化の話
> > 関西で美味しい蕎麦を食べた記憶は確かに無いんですよね。
> > そもそも食べる機会が少なかったのかもしれませんが。
> > こっちの蕎麦はたまに食べる分には良い物ですね。うどん3回に対し蕎麦1回位の比率で食べたくなります。
> 私の方は逆に、うどんよりも蕎麦派ですかねえ?(笑)
> やはり、何だかんだで濃口醤油が好きなんだと思います。
> 
そういえば東京の友人に自分の愛用しているだし醤油を進めた所拒否されましたね。
濃口醤油しか無理って彼も言っていました。

> 文字通りに「主に食べる食糧」という意味での主食は、もちろん世界中にもあるのですが、
> パン食の国とかであっても、メインは牛肉という感覚の地域もあるなど、
> まあ基本的には、「有るモノを食べる」というのがスタンスであり、
> 日本人とお米のように、特別な関係にあるのは珍しいとは聞いています。
> 
> その理由を考えてみると、神話にも刻まれた日本人と米との関係から始まり、
> 仏教伝来によって、食肉が避けられる傾向があり、とにかく米を食べた事。
> そして何より、泰平の江戸時代において、石高制が採用された事で、
> 全ての基準が米となり、日本人の米に対する特別感が高まった気はしますね。
> 実際には農民なんて、戦後くらいまで、白米を常食していた訳でも無いでしょうに、
> それでも白米が特別視されるのは、米が全ての基準である上、憧れの存在だったからかと?
> 逆に言うと おかずも、戦後くらいまでは、そこまで頻繁に食べられて無かった印象。
> 
関係のある話かは分かりませんが、漫画「仁」で脚気が「江戸病」と言われていました
地方の庶民は玄米を食べるから脚気にならないが、江戸の庶民は白米を食べてるから脚気になる、みたいな。
これはつまり、江戸時代までは米だけで栄養を採って、おかずも殆ど常食されていなかったということでしょうね。

特定の食物が原因で何度も暴動が起こった国って他にあるんですかね?
「飢饉」が原因と言えばありふれているんでしょうけど。


> 私も、大阪風のお好み焼きなら、ご飯と一緒に食べられますけど、
> 広島風のお好み焼きの時は、ご飯と一緒に食べた記憶が無いですね。
> やはりこういうのは、経験の差が生むとなる固定観念なのかと?
> ただまあ、「炭水化物+炭水化物」という意味では、
> 関東にもラーメンライスがあるけど、関西の方にはあったかなぁ?
> ラーメン&チャーハンではなく、ラーメン&ご飯です。
> ・・・って、本場の中国人からすると、ラーメン&チャーハン&餃子のセットなんて、
> 「炭水化物+炭水化物+炭水化物」な訳で、「何じゃこりゃ!?」って感じでしょうね(笑)。
> 

> という事で、前回の投稿後、今更ながら「パスタでたどるイタリア史」を読んでみました。
> まさか本書にも、日本とお米や、朝鮮とキムチの例えが、登場していようとは!?(笑)
> 
> パスタがイタリアの南北で違いが生じるという話は、何だか、
> カレーがインドの南北で異なるみたい話と似てるなと思いましたけど、
> それに関しても、あとがきで少し触れられていたかな?
> やはり、「衣・食・住」と「地理・歴史」の絡み合いは、興味深い題材かと!!
> 正直な所、既に知ってる内容も多かったものの、初耳な情報もあり、
> 特に、トマトソースがスペイン支配下の半島南部から広まったという話は盲点でした。
> トマトの原産地であるアンデスを、植民地統治していたのがスペインでしたからねえ。
> と言いますか、トマトソースが「スペイン風」であるという認識も持ってませんでした。
> 
> そんな具合で、私があまり料理に興味が無い事も、改めて再認識させられたと・・・・
> 本書の中で、「知ってて当然」と列記されるイタリア料理の数々が、
> まるで馴染みの無いモノばかりで、その辺りは正直チンプンカンプンでしたので。
> 横文字や専門用語ばかりで、話を聞いてても理解できない感覚に近いのでしょうか?
> 折角の料理なのですから、せめて、これが実際に舌で味わえたりだとか、
> そこまで行かずとも、映像的に目や耳で楽しめれば、もっと違ったのかも?
> まあ、そこが「書籍のもつ限界」という事なのかも知れませんけどね。
> 
そうですね……私も料理、当然パスタについても詳しくないので、同じような心持で読んでいた気がします。
正直、読んだのが大分昔な事もあって内容も大まかにしか覚えていないんですよね。

> > > それにしても、前出の10年前の雑談もそうですが、
> > > 同じ話を繰り返してるのは、私が成長してないのか、加齢で物忘れが激しいのか・・・・
> > いやいや、もっと単純な話で、私は殆どレスしないですけど、
> > 管理人様は山ほどレスしているからではないでしょうか?
> > 私にしてみれば数少ないレスの一つですが、管理人様からすると山ほどあるレスの一つですもん。
> いや〜、実を言いますと、十数年前の掲示板での雑談内容とかも、
> 私は意外と覚えてるタイプだったりするんですよ!?(笑)
> 感情が絡んだり、頭を働かせたりした内容の記憶は、4〜5歳頃のモノでも鮮明に残ってますし。
> 
> ただ、正直に言ってしまうと、トマトのないイタリア料理とか、唐辛子のない韓国料理とかは、
> 雑談の流れの中から思い付いた話のネタでは無く、それ以前から抱いていた考えの1つを、
> 話の流れで披露しただけであり、印象的な記憶としては刻まれていなかった事情がありそうです。
> もっと言うと、「この話は前にも3回ほど書いたな」という記憶はあったのですが、
> まさか同じ相手に、同じ話をしていようとは、完全に想定外だったと・・・・
> 要するに、「何を話したか」は覚えていても、「誰と話したか」を覚えていなかった訳ですね。
> 逆に言うと、今回挙がった大豆発酵食やトリエンナーレの話題は、私も雑談キッカケなので、
> マンネルヘイムさんのハンドル名と共に、今後もずっと覚えてると思いますよ(笑)。
> 
> 
それは嬉しいですね。7〜8年目にしてようやく管理人様に認知していただけました(笑)
管理人様と雑談という形で話したのは今回の話と前のパスタの話くらいですから、当たり前ですけどね。
ただ、割と掲示板はしっかり見ている方で、他の方と管理人様の雑談もちょくちょく拝見していました。

> ▼ 人間の行動原理や哲学の話
> > そうですかね……?まあそれで倒閣みたいなことには絶対ならなかったと思いますけど、
> > 流石に多少の打撃にはなりそうな気がします。裁判所側は打撃にならないような言葉選びをしたとは思いますが……。
> > あーでも財務次官がセクハラしても大した打撃にはなってませんでしたし、そういう意味では影響ないのかなぁ。
> まあ、あいちトリエンナーレの事など、大して話題になってない上に、
> (正直な所、私も、こうして話題に挙げられるまで、半ば忘れてました・笑)
> 他の数々のトラブルに比べれば、大した事無いというのが、私の印象ですね。
> もっと言ってしまうと、安倍首相の総裁任期は来年の秋までなので、
> 仮に裁判になってた所で、任期中に判決は出ないんじゃないですかねえ?(笑)
> 
安倍さんが昔、森友問題の時だったかな?
臨時国会を開かなかった事を思い出します。
誰がどう見ても憲法違反でしかなく、取り繕う術も無い大スキャンダルだったはずですけど、
それが分かる人間が少なかったからなのか、はたまた私が不勉強で実は安倍さんが正しかったからなのか……。
少しばかりメディアで取り上げられるだけであっという間に風化しましたよね。
最近また問題になってるみたいですし、地裁レベルで違憲判決が出たみたいですが。
是非最高裁まで争って欲しいですね。多分「原告には訴えの利益がない」とかいって逃げると思いますが、
司法反動も少し抜けてきた感じもしないでもないし、傍論とかで少しくらいは釘を刺してくれるんじゃないでしょうか。無理かな。

やっぱりセンセーショナルじゃないとダメなんですかねぇ……分かりやすく悪そうな出来事じゃないといけないんですかねぇ。
でも多分同種である「地味で分かりにくいけど大分ヤバい不祥事」の検察庁問題が何故か盛り上がったことを考えると、不祥事が追及されるかは国民の気分次第としか言いようがないのかな?

> その事以上に、この件で気になっているのは、前回の投稿後、
> にわかに「大村知事のリコール運動」が勃発した事ですね!!
> しかも発起人が、高須克弥・百田尚樹・武田邦彦・竹田恒泰・有本香という実に香ばしい面々(笑)。
> 最初は理由を、コロナ問題への対応と、その税金の使い方を問題視していたはずなのに、、
> (さすが、脱税で医師免許停止を喰らい、母親を刑務所送りにした高須院長は、お金に厳しい・苦笑)
> やはり結局の所は、あいちトリエンナーレの件に集約されてきましたね。
> 予想通りの展開とは言え、本音が出るのがあまりに早い!?
> まあ、それはそれで別に構わないのですが、愛知県知事をリコールするには、
> 2ヶ月間で、県民86万人の署名&捺印が必要なんですけど、実際どれくらい集まるんでしょ?
> とてもじゃないですけど、リコールが成立する数なんて集まらないと思いますけど、
> どれくらい集まるかというのは、正直ちょっと興味はありますね(笑)。
> それにしても、沖縄の基地問題では「他県民は口を出すな」と言いながら、
> 他県民なのにリコール運動に参加しちゃう人たちには、ちょっと笑っちゃいます。
> 
なんか「日本の為に最期の御奉公を」みたいなことを仰っていましたが、
毎度思うのですが彼等がそこまで躍起になって奉仕しようとする「日本」って一体何なんでしょうね?

ここが一つの分水嶺ですねぇ。この悪辣であるか、愚鈍である人々の行動によって全国の政治家に対し、
負の委縮効果が発生している事だろうと思いますが、この上このとち狂ったリコール運動が成立だけでもしてしまうと、
もうまともに国民を代表して行政を統括しようという政治家は居なくなるんじゃないかなぁ。

> ただ、名古屋の河村市長までもが、彼らの流れに乗っかり、
> 高須院長と一緒に、先頭に立ってリコール運動に参加してしまった所は、
> 愛知や名古屋の事を考えると、「何やってるんだよ!?」って感じにはなりますよ、本当。
> ここまで対立を先鋭化してしまうと、もう県と市の関係修復なんて不可能でしょ?
> もちろん、別に政治的に禁止されてる行為をしてる訳じゃないですけども、
> 私にとって名古屋は、少年期を過ごした故郷に近い場所なので、
> 協力し合わなきゃいけない苦しい時に、対立関係に陥るのは・・・・
> あと、それに加えて、大阪府の吉村知事まで「応援します」と参戦したのには、
> 正直言って、思った以上に軽率な政治家だなあ・・・と、評価を下げましたね。
> まあ、大村知事の「東京や大阪は医療崩壊を起こした」という発言に、
> 吉村知事もムカついたのは解りますけど、愛知県と大阪府は政治的に無関係ですし。
> 感染症予防法的に言うと、感染者は全て病院などへの隔離を要するのに、
> ベッド数が足りないからと、自宅待機の陽性者が数百人単位で出ていた時点で、
> 医療崩壊の定義次第では、別に的外れな発言でも無いんですよね・・・・
> とは言え、無駄に敵を作る大村発言も、本当に為政者としての資質を疑います。
> 地元マスコミまで敵に回して、ネガティブ記事を書かれてるのは愚の骨頂ですよ。
> 
> また、大阪維新の会としても、予定通りに実施されるのであれば、
> この秋にも再び「大阪都構想」の賛否を問う、重要な住民投票がある訳で、
> そんな大事な時に、こんな無駄な揉め事へ感情的に参戦するなど、
> 「何を考えているんだか?」と、本当に思ってしまいました。
> 私は維新の支持者じゃないですけど、大阪都構想に関しては応援しており、
> 味方を増やしたが、敵も増やして失敗した橋下流の失敗は、繰り返して欲しくないんです。
> それに、緊急事態宣言の全面解除から1ヶ月が経った時点で、
> 特別定額給付金の給付率が、大阪市3%、名古屋市9%というのは、
> リコール運動より前に、行うべき仕事があるのでは?と思ってしまいます(苦笑)。
> (まあ給付金は、吉村知事ではなく松井市長の仕事ですが、さすがに3%は低すぎ)
> もちろん、大都市ほど給付作業が大変なのは理解しますけども、
> 同じ時点で、札幌市92%、神戸市78%だった訳ですからねえ・・・・
> 
吉村知事もこの集団に支持を表明した事については流石に松井市長から苦言を呈されたようで。
私も軽率というか、偉そうに言わせていただくと世論の見極めが甘いなぁと。
高須・竹田・百田の三氏あたりは国民からの知名度も高いと思いますが、別に好感度が高い訳じゃない。
右に振れやすいネットに限って見ても評価は芳しくない、と……。物事について自由に語って良い場があれば、
必然的に不満を持つ人間の方が意見を表明することが多いですし、そこは割引いて考えないといけないでしょうけど。
とにかく、界隈が大村知事のリコールを始めた所で支持する国民なんてほんの一握りですよね。
維新支持者って考えると割と大きい一握りなのかもしれませんけど、大阪府民とか、国民って観点で見ると、大多数は「どうでも良い」でしょうし、
支持する一握りと同程度の反発もある訳で……。
わざわざ吉村知事があの場面であのセリフを言わないといけない理由はないですし、メリットも無いですよね。
まさしく管理人様の言う通り「無駄に敵を作る」だけの話ですし。

それで「吉村知事大丈夫か?」と思ってたら派手にやってくれましたね。
「うがい薬がコロナに効く」は目を疑いました。
信じられない内容であった故に逆に「(少なくとも吉村知事の主観あるいは限られた環境では)本当かも」という思いも二割位はありましたけど、
翌日か翌々日の本人たちの言葉がしっかりトーンダウンしているのを見て、やっぱりダメだったんだなと。
吉村知事の支持者からは何故か「メディアが悪い」という批判が出ているみたいですけど、どうなんでしょうね?
最近はテレビを見ないので分かりませんけど、最終的には吉村知事の責任だと思うんですよねぇ。
吉村知事に過失が全くゼロの状態でメディアの過失だけでこの騒ぎになるって……有り得ないでしょう。


> > いやいや、勿論管理人様の言うような意味で疑いを持って行動するのは大事だと思いますよ。
> > 私が念頭に置いているのは一般的な議論でそういう事を持ち出す方々です。
> 話的には少し脱線するのかも知れませんが、何だか急に、
> ユダヤ人の哲学者アーレントが記した、アイヒマン裁判の傍聴記録を思い出しました。
> https://toyokeizai.net/articles/-/231743?page=2
> アイヒマンはナチス・ドイツにおいて、ユダヤ人虐殺を指揮した責任者とされており、
> アルゼンチンで逃亡生活を送っていた所を、イスラエルへと非合法に拉致され、
> 裁判の結果、最後は処刑されるに至ります。
> で、そんな歴史上の大罪人とは、果たして どのような人物だったかと言うと、
> 実際はごく普通の人物であり、それをアーレントは「悪の陳腐さ」と表現しているんですよね。
> 曰く、「悪とはシステムを無批判に受け入れる事である」と・・・・
> 
> 安易に想像される、悪の権化のような存在は、現実にはまず存在せず、
> 本当に悪影響を及ぼす人というのは、ただ単に目先の自己利益を追いつつ、
> 無自覚に周囲の雰囲気に流され、その責任を全く感じてないタイプですからねえ。
> そして、それが集団と化した時の暴走力と言ったら・・・・
> 1人よりも集団の時の方が、犯罪行為も激化するのは、そうした事情があります。
> 
「界隈」も多かれ少なかれそういう方が多いのでしょうね。
左派全盛期に旗揚げしたという彼等のルーツを考えると、信念をもってやっている方も居るのでしょうけど。
> > > あと、マンネルへイムさんの年代だと、ご存知無いかも知れませんけど、
> > > 「なぜ人を殺してはいけないのか?」というのは、
> > > 1997年の事ですから、今から23年も前の話なのですが、
> > > 知識人を中心に、メディアを騒がせたフレーズだったんですよね。
> > > 1997年というと、神戸の中学生が小学生5人を殺傷した
> > > いわゆる「酒鬼薔薇事件」が起こった年なのですが、
> > > その年の夏、筑紫哲也のニュース23で行われた終戦日の特別企画で、
> > > 高校生たちの討論会を行ったのですが、これはその時に出たフレーズでした。
> > > 1人の高校生が発した何気ない問いに、居並ぶ大人たちは誰も明確に答えられず、
> > > スタジオの議論はそれ一色となり、その反響は番組の枠さえも飛び越えて、
> > > 様々なメディアで、様々な知識人が、様々な答えを表明する出来事があったんです。
> > 「何故人を殺してはいけないのか?」で最初に思い出すのはドラマ「相棒」のエピソードですね。
> > 主人公の杉下警部の恩師が自分が指導した生徒の中で特に優秀な者を集め、
> > 監禁し、「何故人を殺してはいけないのか」という問いに答えて、
> > 自分を納得させてくれと頼む話です。
> > 結局、その問い自体に切り込むことは無く、普通の?殺人事件で話は終わりましたが……。
> 仲間由紀恵が出てきて、地下室に閉じ込められるエピソードですかね?
> 私は相棒を見ていないので・・・と、答えようと初めは思いましたが、
> ウチの父親は全話Blu-rayに保存している相棒マニアで(笑)、
> リビングのテレビでは よく映っているので、断片的には知ってる回もあります。
> ・・・って、「なぜ人を殺してはいけないのか?」という問いに対して、
> 番組の方では、特に見解を述べる事なく終わってたんですね、知りませんでした。
> 
> > 自分なりにその問いに考えてみるきっかけにはなったと思います。
> > 結局、その時に出した答えをずっと覚えていますしね。
> ちなみに、マンネルへイムさん的には、どんな答えに至ったんですか?
> 差し支えなければ、ちょっと伺ってみたい所ではありますね。
> と言いますか、他にもROMってる方の中にも、意見がある方が居られれば、
> いろいろと話を聞いてみたいテーマではあります!!
> 
何故人を殺してはいけないのか?という問いに対しては
「他者の自由を侵害するから」と答えます。
これだけでは説得力もないし、よく分からないでしょうから、
どうしてこういう答えになるのか説明します。

大前提として、人間はだれしも自由に生きたいという願望を抱いているとします。勿論、政治的な姿勢として自由権に制約を加える方向性を好む方も居ますが、
そのような方も、自らの希望として自由に制約を加えたいのであり、誰かからいきなり自分の意に沿わない形で自由に制約を加えられるのは望まないでしょう。
ここでいう自由とは何かをしたいと思う人間の気持ちそのものと言って良いでしょう。「自由」といいつつ憲法13条でいう幸福追求権が一番近いのかな。
ここまで自由を広く捉えるのであれば、人間にとって、「自由」とは最も価値のある至上の存在である、と断じても反論は無いのではないでしょうか?

皆が自由に生きようとすれば当然、衝突が起こります。殺人はこの衝突が原因と言って良いと思います。
このレベルまで抽象化すると、殺人は自由権の衝突によって起こる、と言って良いでしょう。
さて、自由権の衝突によって起こる殺人は禁止されるのでしょうか?
やや恣意的な仮定ですが、ここで全ての人間が自身の位置づけについて無知であると考えます。
無知、とされる範囲は社会規範(法等)や倫理(道徳)も含めます。
つまり、隣人に対する愛情や憐憫を一切持たない代わりに、憎悪や蔑視もありません。
この無知な人々が、様々な組み合わせ、状況で自由権の衝突を「繰り返し」体験する場合、
恐らく人々は自由権の最大限の保持の為に、衝突を回避するよう努めることになります。
自由権の衝突の結果の殺人を認めれば、人々は常に何者かから自身の自由権を侵害されるリスクを負うことになります。これは許容出来る筈がありません。
自身が世界で最も、そしてあらゆる状況・意味で強いと確信できる人間など存在しませんし、絶対に自分より弱い相手としか自由権の衝突が起きない人間なんてものも存在しません。
纏めれば、以下のようになると思います。
無知な人々が辿り着き、合意するであろう正義、「人間は他者の自由に生きる権利を承認することで自分が自由に生きる権利を獲得する生き物である」
その一側面が、「人を殺してはならない」だと思います。

このように考えてくると、他者を殺害することは、「自由」の否定です。
殺人は、他者の自由権に対する究極の侵害です。これを肯定すると、「自由」にまつわる全ての論理が破綻します。
他者の「自由」を否定した時点で、自己の「自由」を肯定することは出来なくなります。
ですから、殺人は否定されます。人は殺してはいけません。

……と長々と書いていて思ったのは、「殺しなさい、ただし君も殺される」というのはまさしく至言といいますか、
本質を突いているな、と。
ただ個人的には「殺されたって良いさ、殺してやる」という逃げ道を封じたいと思いました。

> ▼ 嫌韓の流れや愛国心の話
> > そうですね。私は「世界のトップを目指し、良くも悪くも「上を見ていた」日本」を知りませんが、
> > 単純に「日本スゴいとか、○○よりマシと言って、「下を見ている」姿」は格好悪いと思います。
> > 裏返しで他所の国の悪い所だけを見るのも情けないと思いますし、
> > 国であれ個人であれ、他者に敬意を払えない国民になるとすればそれが一番恥ずかしい事です。
> 物心ついた頃には、既にネットが普及していた世代の事を、
> 「デジタル・ネイティブ」とか言ったりしますけど、
> マンネルへイムさんと話していて気が付いたのは、今の日本に、
> 「嫌韓ネイティブ」と呼べる若者世代が、確実に育ってるという事ですね。
> まあ、嫌韓ネイティブなんて単語自体は、いま私が思い付いた造語ですけども(笑)、
> 2002年の日韓W杯の頃から、そうした嫌韓的な風潮が日本に生まれ始めましたので、
> 日韓W杯を覚えていない、今の大学生くらいの年齢からは、
> 物心ついた頃から嫌韓的な風潮があり、それを当たり前に育ってきた世代とも言えるかと?
> 要するに、それまでは意識的に、韓国を嫌いになっていたものが、
> 無意識なまま、知らず知らずに何となく、韓国を嫌うようになってきた感じでしょうか。
> 
鋭い御指摘だと思います。
「嫌韓ネイティブ」世代というのは私が思うに、韓国だから嫌いという世代では無いんですよね。
もっとライトと言いますか、個人対個人の関係と同じで、嫌な事をしてくる相手だから嫌い、というだけの話なんですよ。
基本的な思いとして、やはり個人対個人の関係と同じで仲良く出来るなら仲良くしたい、という思いはあると思います。
「どうせ無理だ」という方向にキレちゃって過激な言論に同調しちゃう人も居るとは思いますけどね。

> とりあえず、ここで「嫌韓」への流れを順に追っていきますと、
> そもそも20世紀まで、韓国というのは「近くて遠い国」と言いますか、
> 冷戦が終わり、グローバル化が本格化するまで、世界的にも外国との関わりなど薄かったんです。
> 平成の30年間で、世界の海外旅行者は年間4億人から14億人に急増し、まさに段違いの状況。
> しかも日本の場合、島国でしたし、アジアで唯一の先進国でしたからねえ。
> 今でこそ韓国や台湾は、日本とあまり変わらないイメージですけども、
> 90年代に韓国や台湾がキチンと民主化されるのは、両国とも独裁政権下でしたし、
> 当然ながら経済力には日本と大きな差があり、文化的にも目を見張るモノは無い感じでした。
> ただでも人々の往来が少ない時代に、これでは、「旧植民地」という以上のモノはありません。
> そんな日本に変化をもたらしたのが、2000年の民放BS開局だったんです。
> 
> ここで少し時間をさかのぼり、韓国側の話をしますと、
> ようやく民主化が成った韓国を、1997年にアジア通貨危機が襲います!!
> その結果、韓国の国内経済はガタガタとなり、これを機に大胆な輸出政策へと舵が切られます。
> その中には、音楽やドラマといったエンタメ産業も含まれていたんですよね。
> それ以前の韓国というのは、軍事政権下のもと、旧宗主国の日本文化流入を規制しており、
> だからこそ、日本文化の劣化コピーで済ませていた時代が続いたのですが、
> 90年代、民主化が進むごとに、日本文化の解放も進むと、自国文化の育成が強化され始め、
> そして輸出政策が始まると、海外でウケるコンテンツ作りと大規模な宣伝戦略が行われます。
> 要するに「韓流ブーム」の始まりは、通貨危機から復興する為の「韓国の国策」だった訳です!!
> ちなみに、対GDP比で文化予算を見ると、韓国は日本の10倍らしいです・・・・
> 大学教育としてエンタメを扱うというのも、確かに日本では聞きませんね。
> https://news.yahoo.co.jp/articles/250406a52b2234c0d8da34e2419302476740d5cb
> 
> で、日本に話を戻しますと、韓流促進政策が始まった1年後、
> 前述の通り、日本では民放5局が揃って、BS新チャンネルの放送が始まるんです。
> ただし民放各局にとって、メインはあくまでも地上波であり、
> BS放送に関しては、新規参入を防ぐ為に放送枠を押さえたのが実際の所でして、
> 予算も少なければ、番組表を埋めるコンテンツにも欠く有様でした・・・・
> そんな中、格安で内容も悪くなく、文化的にも近い韓国のコンテンツは、
> 番組表を埋めるのに打って付けだった訳ですね(笑)。
> 当初は、台湾や香港のドラマとかも買い付けていたのですが、次第に韓流一色となり、
> 折しも2002年に日韓共催でのサッカーW杯が予定されていた為、
> 日本の放送局側も、韓流ブームを持ち上げるようになっていくんです。
> そして2003年に「冬のソナタ」が日本でも大ヒットすると、世間的も認知されるようになると。
> 
> まあ、この頃はまだ、日韓双方の単なるビジネスだったんですよね。
> (言うなれば、日本のアニメが世界に普及した構図と、似通ったような所はあります)
> しかし、そこに変化をもたらしたのも、日韓W杯の存在であり、
> そしてもう1つ、この頃、急拡大を始めたインターネットの存在でした。
> W杯史上初の共催であり、しかも支配した側とされた側の日韓両国で行うという事で、
> 政治的に「演出された友好ムード」というのは、確かにあったのは事実です。
> でもそれって、決して悪い事では無いですし、何より前回のフランスW杯予選では、
> 日韓は同組となり、韓国が一足早くW杯出場を決めると、
> 1度もW杯出場経験がないまま、次回の自国開催を控えた日本に対して、
> 韓国のサポーターたちは「一緒にW杯に行こう」と言って、日本を応援し始めたんです!!
> 韓国が独立を果たし、朝鮮戦争が終わったばかりの1954年のW杯予選で、
> 当時の李承晩大統領は「日本代表に韓国の地は踏ませない」と、2試合とも日本で行われ、
> 「もし負けたら玄界灘に身を投げろ」とまで言った所から始まった、サッカー日韓戦の歴史。
> それが、こんな所まで来たのですから、本当に信じられない光景でした・・・・
> 韓国人の反日感情というのは、現在とは比べ物にならないくらい、以前の方が強かったですし。
> 
> そうした事もあって、韓国側での親日感情は、この日韓W杯の時がピークだったらしいんです。
> 一方で日本側は、このW杯を境に、反韓感情が目に見えて増していく事となります。
> 最初のキッカケは、実に些細な事だったと思うんですよねえ・・・・
> 簡単に言ってしまえば、日本のW杯は、ベスト16で早々に終わってしまったのに対して、
> 韓国の方は3位決定戦まで進み、大会の最後まで熱狂が続いて、羨ましかった所に、
> 疑惑の判定やラフ・プレーなどが重なり、それが不快感となって募っていきます。
> その上、ネットの発達によって、友好ムードを演出するマスコミが報じない
> 韓国の生の声が直接、日本にも伝わるようになった事で、雰囲気が少し変わっていきました。
> まあ、相手の姿がよく見えない頃は、植民地支配という歴史の事実があり、
> また高齢層は当時の事を覚えている世代でしたから、負い目に感じる世論もあったものの、
> 実際に相手の姿が見えてくると、やはり腹が立ちという人間の心情はあっただろうと思います。
> 
「日韓戦」と聞けば私はWBCの方を思い浮かべますね。
第二回の予選でマウンドに韓国旗を刺す様子を見てイチローが激していたのが印象的です。

> そして日本側も当時は、小林よしのりのマンガ「戦争論」がブームになるなど、
> 良く言えば戦前日本の見直しと再評価、悪く言えば右傾化と歴史修正主義の動きが出てきて、
> 加害者意識から来る反省モードから、反発・挑発モードに変化していった頃でもありました。
> 更に、戦争論に影響を受ける形で、マンガ「嫌韓流」がヒットすると、
> 出版不況の中、新たな売れ筋分野が登場したとして、この手の本の量産が始まり、
> 競争が激化すると、質の低下に拍車が掛かっていくんですよねえ・・・・
> 情報の正確さなどよりも、耳障りの良い情報の方が、多くの読者を引き付け、
> 出版社側や書店側もそちらの方が儲かるので、知識低下の負のスパイラルに陥っていくと。
> そうして嫌韓の沼にハマると、韓流ブームとかも全て、陰謀論とかで切り捨て始めます(苦笑)。
> 忖度など皆無なアジアの海賊版市場を見ても、ドラマや音楽は日韓の人気が逆転してる印象。
> 元々マンガ市場は言語の壁を越え難く、ゲームも往時の勢いは見る影もないので、
> 未だに日本がリードしているエンタメ分野は、アニメとAVくらいでしょうか?
> 輸出産業で見ても、家電は韓・中・台に敗れ、半導体は壊滅的、自動車も先行き不安な感じ。
> いや本当、これからの日本って、何で食って行くんでしょう・・・・
> 
まあ「伸びしろが無い」という点に目を瞑れば、日本よりもまずい状況にある国家はいくらでもあるので、身の丈にあった暮らしをする分には不自由もない日本はまだマシだろうと思いたいです。
「身の丈〜」の部分は怪しいかもしれませんけどね……。

> こうして振り返ってみると、日本に嫌韓的な風潮が定着したのは、10年くらい前なのかな。
> それを思うと、民主党による政権交代のあった時期とも重なる訳で、
> ひょっとしたら、「愛国=嫌韓」などという、訳の分からない公式が成立したのも、
> 矮小な自身を国家と一体視して満足感を得る、セカイ系的な愛国心ブームの中、
> 「現実の日本を愛せない」という捻れた感情が、根底に存在したのかも知れませんね。
> まあ、ここで言われる愛国心とは、実在する日本の国民や国家とはリンクせず、
> 自尊心を満たす抽象的な概念さえあれば良いので、「嫌韓=愛国」でも破綻はしないでしょうし。
> (民主党政権の頃も、彼らは「嫌なら日本から出ていけ」と言っていたのか? 言われていたのか?)
> そして再び自民党返り咲きに、安倍政権が誕生すると、愛国心の暴走が始まっていくと・・・・
> ただ、それすら既に8年前の事だと考えると、嫌韓ネイティブ世代にとっては、
> 民主党政権すら歴史上の出来事であり、安倍政権の日本しか知らないのかも知れませんね。
> そう考えると、若者層は致し方ない面がある気もしますが、同調する昭和世代は御し難い(泣)。
> 
> って、話が何だか脱線してしまいましたけど、
> ハッキリ言ってしまえば、韓国側の常軌を逸した言動に対して、
> 腹を立てると言う事も、それは確かにあると思いますし、その気持ちも理解は出来ます。
> しかし、もっと前の韓国も知っていると、これでも相当に改善したんですよ!!(笑)
> その一方で、そうした負の感情を強く抱くというのは、
> 韓国の事を対等(同レベル)に見ている証左なのかも知れませんね。
> AAコピペで見る「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない」ってヤツでしょうか?
> 韓国政界の事情も、まだ民主化して20年そこそこと考えれば、大目に見られるのも、
> 「日本は韓国よりも上だ」という上から目線を、自然と抱いている所はありそうですし、
> 植民地支配をしたという加害者の意識も、同時に支配した歴史の優越感を内包しています。
> そういう意味では、上から目線だから「余裕」があり、対等と思うから「余裕」が無く、
> また、韓国のレベルが上がったきただけでなく、日本も落ちてきての僅差で、
> しかも日本から下りてきて、同等レベルに振る舞うからこそ、嫌韓が不快なのかも知れません。
> 本気で日本の事を考えるなら、レベルを上げる努力をしてくれよと・・・・
> 
> まあ、平成の30年間が、そのまま「失われた30年」になってしまい、
> 相対的な経済力は、落ちていく一方だった日本に対して、
> 韓国はこの30年間で、1人あたりGDPが日本の20%程度だった所から、
> 今では実に日本の85%くらいにまで引き上げましたからねえ。
> 言い換えるなら、日本人は1年間で韓国人の5年分を稼いでいた平成初期は、
> 韓国人の側としても、日本人に対する劣等感をやはり抱いていたでしょうけど、
> 日本の地方住民よりも、ソウル市民の方が稼ぐようになった平成末期において、
> 日本人に対する韓国人の引け目など、既にほとんど存在しないのかも知れません。
> それを考えると、対等に見て非難する日本人の対応も、実は現状に即しているのかな?
> とは言え、同等レベルまで近付いたのなら尚更、協力関係を築ければ双方にメリットが生まれ、
> 逆に対立すれば双方にデメリットが生じるのも、自明な気がしてきますね。
> 何だかんだ言っても、まだ日本の方が有利な立ち位置にいる間に、
> システムを作れた方が利益も大きくないますし(中国とは既に遅きに失した感じ)。
> 
> 
> ▼ 表現の自由と公共心の話
> > > この文章を書いた時に、書き忘れた部分を思い出したので、今更ながらに追記(笑)。
> > > ちょっと危ない内容なので、返信の方はノーコメントで構いません。
> > > 例えば、拝金主義に抗議する意味で、1万円札を燃やすアートがあったとして、
> > > それに対して慶応大学は、「福沢諭吉先生に対する冒涜だ」と抗議するでしょうか?
> > > また、戦前の学校には、教育勅語と共に、御真影と呼ばれる天皇の肖像写真が飾られ、
> > > その写真を空襲や火災から守る為に、何名もの教師や生徒の命が犠牲になり、
> > > 御真影を守る為に、「奉安殿」という格別に頑丈な建築物が、学校内に建てられた訳で、
> > > その辺りの事情も加味すると、昭和天皇の写真を、政治的なアートの題材にする事は、
> > > 普通に有り得る気がするんですよねえ・・・・
> > ただ昭和天皇を一人の個人と考えると、その肖像画を燃やしたり何なりするのを容認するのは抵抗があったりします。
> > 「天皇様だから」ではなく「個人だから」ですね。
> はい、そこは私も同感ですよ。
> こうした話をしてますけど、別に賛同している訳では無いですし、良い気もしません。
> ただ、それは誰に対しても平等であるべきで、これは昭和天皇に限らず、
> 例えば対象が、トランプであれ、金正恩であっても同じ事です。
> 「この人はNGだけど、この人ならOK」というのでは、単なる個人の好き嫌いになりますし、
> それはそれで、個人の内に留まっていれば構わないのですが、
> 自らの価値観を絶対として、他者にも押し付けて良いモノではなく、
> ましてや、脅迫を行ったり、暴行を働いたりなどというのは論外ですね。
> そんな行為はまさしく、「公共心の欠如」に他なりませんから。
> 
> そういう意味では、こうした作品を「嫌いだ」とか、「気に食わない」と発言するのは、
> 「言論・表現の自由」として認められていますし、大いに結構ですけども、
> 相手の側にも、等しく「言論・表現の自由」はある訳ですから、そこは尊重すべきなんですよね。
> 「自分の権利は尊重されるべきだが、相手の権利は尊重しない」という態度では、
> 自分の権利さえ尊重され難くなりますし、その言説には説得力が伴わなくなります・・・・
> 前出の殺人の話で言えば、殺人犯が自らの命の大切さを訴えた所で、
> 他の人たちには、まるで響かないのと同じ様なモノですね。
> (まあ、だからと言って、公権力までその雰囲気に乗っかるのはアウトですけども)
> 
> では、こうした作品が「言論・表現の自由」として認められるか?という点になると、
> 一個人ではあっても、一般人ではない。
> つまりは「公人」であるという部分が関係してくるでしょうね。
> 公人である場合、個人としての権利が制限されるというのが、一般的な解釈ですから。
> そういう意味では、トランプや金正恩の写真が燃やされたりするのも、
> 個人的に行儀の良い行為とは思いますけど、禁止すべき行為だとは別に思いません。
> 彼らの写真は、権威や権力の象徴性を帯びていますし、
> 敬意や崇拝の対象と祭り上げられる以上は、同時に扱き下ろされる覚悟は持つべきです。
> 前者だけ認めて、後者を断ずるのでは、それこそ非民主的で不自由な独裁国家ですからねえ。
> まあ、自分は体制だと思い込んでる人は、それでも構わないと思いがちなモノですが、
> でも結局、自らが叩かれる側に回ってしまった場合、一緒に叩いてきた層は一斉に敵へ回り、
> そんな時に擁護してくれるのは、それまで蔑んできたリベラル層しかいなかったりすると。
> 
> って、それはさておき、トランプや金正恩と同様、
> 昭和天皇も戦前は国家の中枢にいて、その名の下に戦争も行われたのですから、
> 表現対象としても、それ相応のモノまでは許されると思うんですよね。
> この辺は、令和の天皇でも、平成の天皇でもなく、昭和天皇であるというのが肝です。
> また、この件に関して言うと、「天皇の肖像画」が燃やされたのではなく、
> 天皇の肖像が組み込まれた「アート作品」が燃やされてている訳で、
> それも前述の通り、図録を焼却処分された事に対する、抗議の意図がある作品なんですよね。
> ですから別に、天皇の肖像画を燃やす作品でも無ければ、天皇の肖像画そのものでも無いと。
> ただ、その辺の違いを、あまり理解できずに批判している人は多いので、
> 前回は、福沢諭吉が描かれた1万円札の例え話を用いた訳です。
> 
> とは言え、それでも理解を示さない人は、変わらずそのままでしょうね。
> 例えば これは、南北融和で建てられた北朝鮮のケソン工業団地で実際にあった話ですけど、
> 韓国人の技術指導員が、読み終えた新聞を2つ折りにして机に置いた際、
> 北朝鮮の労働者たちが猛烈に怒り、指導員は吊し上げに合うという事態がありました。
> 新聞の1面には金総書記の写真が掲載されており、それを折るとは何事かと!!
> 韓国人からすれば単なる新聞紙でも、北朝鮮人にとっては御真影な訳です。
> それと同じで、アート作品も天皇の顔が載っていれば、御真影にしてしまう日本人が居ると。
> そして、御真影などと言って祭り上げれば祭り上げるほど、
> 扱き下ろされる対象としての価値を、自らマッチポンプのように高めている訳ですね。
> まあ、考え様によっては、こういうのは両者の共依存関係なんでしょうけども・・・・
> 
この辺りは難しい話ですよね……。理屈としては分かるのですが、それでも首肯出来ない何かがほんの一握り心に残っている感じがします。

前のレスで書いたことにも通じますが、じゃあ例えばトランプ大統領の写真が焼かれたら私はどう感じるかというと、多分不快になるんですよね。止められるなら止めようとするかもしれません。
金一族でもそうでしょうし、ヒトラーでもスターリンでもそうだと思います。
ただ、ここに行為主体の話が関わってくると難しい。
一番分かりやすいのは今アメリカで起きているコロンブス像破壊ですが、これをやめさせようと、私は果たしてするのか、と。
下でも話題になっていますが、コロンブス像破壊自体にフォーカスが当たっているので、こちらで触れます。

> あと、これは別に茶々を入れてる訳では無いのですが、
> 「天皇様」という表現は、佐藤優以外に使ってる人を初めて見たかも?(笑)
> 大統領や首相、国王などと同じく、「天皇」という呼称は、既に敬称的な意味を含んでますし、
> それでも更に加えたい場合には、現状だと「天皇陛下」となるのが一般的ですからねえ。
> まあ京都の方ですと、昔ながらに親しみを込めて「天皇さん」と言う事もありますが。
> ちなみに私は、普通に他者と話す場合は「天皇」を用いますけど、
> (更に陛下の敬称を付けるなら、他国の国家元首にも同等に敬称を付けるべきと考えてます)
> 私の中でしっくり来るのは、明治以前から使われてきた「みかど」の方ですね。
> 天皇、特に陛下の呼称は、明治になって新たに築かれたイメージが色濃い印象なので。
> 
うーん、私の周囲では「天皇様」と「天皇陛下」の二択かなぁ。
前者の方がかなり多い気がします。「美智子様」とか「紀子様」とかと同じ感じですね。
やはり、「陛下」は君主制国家の言葉なのかなぁ?理屈を知って、意識して「陛下」を使うことは私も有りますし、
きっと多くの同世代の方も同じでしょうけど、無意識的に、極自然に呼ぶときは「天皇様」と「天皇」の二択ではないかなと。
でも「天皇」は畏れ多い気がするので、結局言葉にするときは「天皇様」に落ち着くと。

これがもし、若者世代全般に当てはまる傾向だとすれば、象徴天皇制の成果と言って良いのではないではないでしょうか?
上皇様も「陛下」と畏まってひざまずく国民より、「様」とお辞儀をする国民の方が嬉しいんじゃないかとも思うんですが。

> > ……そうは言いながらも海の向こうでコロンブスやら何やらの銅像が倒されているのを見ると、
> > 「それはダメだろう」と思いながらも「適切な手段で撤去するのは無理だったんだろうな」とも思ってしまい、
> > 容認こそできなくても非難する言葉をあまり思いつきません。
> > 勿論法的にダメなのは当たり前ですが、そこから離れて
> > 倫理やら正義やらに基づいて何か言おうとすると何も言えなくなります。
> 昨今のアメリカで起きている黒人デモ(Black Lives Matter運動)の影響で、
> 南部の象徴でもあるサザン・クロス旗(南軍旗)が、公共の場から姿を消したり、
> 南軍の将軍たちの銅像も、各地で引き倒されたりしてるんですよね・・・・
> 「南軍=奴隷制支持」として、敗れた側を安易に全否定しちゃってますけど、
> 南軍にだって、奴隷制には否定的ながら、故郷の為に戦った将軍もいる一方、
> 北軍には、南部の都市を焦土と化した将軍もいる訳で、
> 「北軍だから、南軍だから」とか、「勝者だから、敗者だから」と、
> 単純に全肯定や全否定できる問題でも無いでしょうに・・・・
> 
> そもそも、奴隷解放の父とされるリンカーンにしても、
> 先住民インディアンに対する政策は、歴代大統領の中でも苛烈を極め、
> 虐殺と呼べる行為を、平然と行っていますからねえ・・・
> その一方で、南北戦争が終結する際、南軍で最後まで戦った将軍こそ、
> チェロキー族出身でインディアン騎兵隊を率いたスタンド・ワティだったりする訳で、
> 北軍が人権尊重で、南軍が人種差別的だったとは、一概に言えない所ではあります。
> もしも問題が、黒人からインディアンにまで飛び火した場合には、
> ワシントンの記念堂にある、巨大なリンカーン像も撤去なのでしょうか?
> 
> また、アメリカ建国の父として、尊敬を集めているワシントンにしても、
> 大農園主として数百人の黒人奴隷を所有し、違法な手段を用いて解放を拒んだり、
> 先住民インディアンの民族浄化を命令したりしてましたから、
> この運動が際限なく続いていった場合、ターゲットとされる可能性もあろうかと?
> 場合によっては、首都の名前さえ変えろ!という動きが出てくるかも知れません。
> そうなった時、「自分は南部の人間じゃないから」と、叩く側であった人々が、
> 今度は祖国の英雄たちを叩かれる側に回った場合に、一体どうなるのか・・・・
> アメリカは、その歴史からして「脛に傷の無い英雄」など居ませんけども、
> 一方で、そうした英雄史こそが「国家の礎」になっていますから、非常に難しい問題です。
> 
その辺りは昔からちょくちょく突っ込まれていますよね。
私は、アメリカ合衆国に都合の悪い歴史とか事実から上手く目を逸らすことで成功してきた国という側面があると思っています。
これは悪口でも何でもなくて、あんなデカくて人種の坩堝な国が一つになって波風も立てずやってくにはそうするしか無かったと思っています。
そうやって目を逸らされていた側から声を挙げて国民に問題を直視させたのがキング牧師なんでしょうけど、今のブラックライヴズマター運動にはそういう象徴的な指導者が居るんですかね?
聞くところによると、インターネットを介して急速に広まった運動だそうですが、
それ故に秩序を保てなくなっている、という事もあるのかな、と。

> って、他人事のように言ってますけども、少なくとも南軍旗の撤去に関しては、
> 日本にも「旭日旗」の問題がありますから、決して他人事でも無いんですよね。
> 日本人の感覚からすると、北部人も南部人も等しくアメリカ人ですけども、
> 「俺たちも日本人と同じく、ヤンキー(北部人)にやられた仲間だ」なんて事を言う人も、
> 南部人の中にはいるそうですけど、南部を象徴する旗が降ろさせられた現状を考えると、
> 今のグローバル社会の中では、旭日旗への風当たりが更に強まるかも知れません。
> 銅像の引き倒しは、アメリカから海を越えて、ヨーロッパでも始まりましたし、
> ハーケンクロイツを連想させるなんて理由で、卍マークも使用を避けられつつある現在、
> 敗戦国である日本が、軍国主義の象徴として、旭日旗の撤去を求められた際、
> 例えば五輪やW杯の舞台で、それに抗う事が日本側に可能かとなると・・・・
> 
全く畑違いの話ですが、つい最近アニメ化された作品のキャラの服装から旭日旗が消えてひと悶着ありましたね。
作者的には「間違った昭和の番長」というコンセプトのキャラで、旭日旗も記号的な意味しか無かったものの、
グローバル化した「アニメ」を牽引する作品の一つとして旭日旗は残しておけなかったんでしょうねぇ。

ただ、根本的に疑問なのですが、旭日旗って使えないと何か問題があるんですかね?
日章旗が使えれば良いのでは?

> > > と言いますか、それがダメと言う人は、こういう姿の日本がお望みなのかな?
> > > 「将軍様の肖像画と一緒に高校生を溺死させる北朝鮮の思想教育」
> > > https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20161010-00063072/
> > > まあ実際、戦前の台湾では、地震で倒壊した建物の下敷きになった台湾人少年が、
> > > 君が代を歌いながら死んでいった事を、美談として教科書にも載せましたし、
> > > 戦後・・・というか、未だに美談扱いしている人たちがいますからねえ。
> > お望みの人も居るんじゃないでしょうか。
> > あるいはそれを望んで無くても「今よりマシ」と思う人も居るのではないでしょうか。
> > 私はそうは思わないですが。
> 少なからず居るだろうとは、私自身も思ってますよ。
> だからこそ、台湾の君が代少年の話も書いた訳ですしね。
> ただ、この場合、こうした北朝鮮での出来事も同じく賞賛するようなら、
> 賛同するかは別として、それはそれで1つの価値観として整合性が取れてると思うんです。
> しかし実際は、対象が北の将軍様となれば、同じ行為でも蔑むのでは無いでしょうか?
> それだと結局、その人にとっての個人的な損得的感情に過ぎないんですよね・・・・
> そして、「敵ながら天晴れ」と賞賛できる精神こそ、理想的な武士道だとすれば、
> こうした私的な損得勘定による価値観は、その正反対に位置するモノに他ならないと。
> その人自身は満足しても、客観的にその行動が、天皇を「将軍様」にしてしまう訳ですし。
> 
なるほど。全く以ってその通りですね。

> > > みんな学校で、美術や音楽は習ってきてるはずなのに・・・と言いますか、
> > > 日本のアート教育が、受験科目でない副教科として軽視される一方、
> > > 実技のみが重視されている方針が、こういう認識を生んでいるのかな?
> > > これは、日本の学校教育 全てに関して言える事かも知れませんが、
> > > テストで点数を取る事に執着して、楽しみ方を伝える事を疎かにしている為、
> > > 結局は、各分野の本質が理解できないまま、終わっているのかも知れませんね。
> > そうかもしれませんね……。最早音楽の時間の記憶は薄れていますが、大層苦労した覚えがあります。
> > クラシックを聴いて、その音色を如何に大仰で美麗で長大な感想をかけるか、
> > それが評価に直結した記憶があります。……楽器が上手ければそんな苦労しなくても何とかなったんでしょうけど(笑)
> まあ私も、子供の頃は音楽の素養など皆無でしたけど、
> その良さに気付かされたのって、実はアニメだったりします(笑)。
> 特にクラシックに関しては、エヴァと銀英伝の影響が大きいかな?
> そうしたキッカケから始まって、他の曲も聞くようになり、
> また、クラシック音楽の歴史なども追うようになると、西洋絵画史との関連性や、
> 例えばベートーベンの交響曲とか、もろに大衆ウケを狙って作られてる事が解ってきて、
> 当時の欧州のポップスとして、気軽に楽しめば良いんだとなりましたね。
> 同じ曲でも指揮者によって、曲の印象がまるで違ってくるなど、
> 実際に聞く比べなければ、知りもしませんでしたよ、本当・・・・
> 
銀英伝は良いですね……。交響曲第9番「新世界より」第4楽章が好きすぎて仕方ないです。
アムリッツァ前哨戦でウランフ提督がビッテンフェルトを迎え撃つ時に流れた曲です。
ただそこからクラシックへと興味関心が移らなかったですね。
精々、自分が聴きたいときに検索できるようにいくつか登場した曲名を調べた位です。

> あと、これだけデジタル技術が進むと、PC1台・・・いやケータイ1台あれば、
> 楽器が演奏できなくても、譜面が読めなくても、手軽に作曲が行える時代になりましたし、
> 交響曲とかも、別に大勢の演奏者を揃えなくても、簡単に作れる時代になってる訳です。
> 更に言うと、楽器も西洋のモノに拘らず、例えば日本の和太鼓や雅楽楽器を用いたり、
> そもそも楽器の音じゃなくてもOKだったり、聴覚だけでなく他の感覚も刺激したりなど、
> 今のデジタル時代であれば、もっともっと自由に音を楽しめると思うんですよね。
> クラシックだの、ジャズだの、ロックだの、そういった枠組みも不要でしょうし、
> 今後はAIを用いて、過去の名曲を思い通りにアレンジとか、出来るようになるかも知れません。
> ・・・とか言いつつ、前述の通り、私には音楽の素養が無い為、
> 具体的な実現方法までは思い浮かびませんから、
> 新しい音楽の学習方法に関しては、素養のある人に頑張って切り開いて貰いたい所!!(笑)
> 
これを読んでいる方の中に素養のある方が居れば是非頑張ってください(笑)
> > とりあえず前半という事で区切らせていただきます。
> あとは他に何の話してたっけ?
> ・・・と思い返してみると、中選挙区制の話とかしてましたね。
後半がフェードアウトしそう……。


[23300] Re4:納豆と醤油&政治と哲学の話(前編)返信 削除
2020/8/19 (水) 19:21:24 徳翁導誉

▼ 白米の栄養素について
> > ・・・って、今になって思うと、ワサビが好きだったという以上に、
> > 実は日本食の味付けが、口に合っていなかったのかも?
> > 実際、ブルガリア出身の琴欧洲や、スイス出身の空手家アンディ・フグとかも、
> > 白米が苦手だったという話を聞いた事があるので。
> > まあ、納豆や刺身が苦手と言われるのは、日本人も想定内でしょうけど、
> > 意外と白米も、「味がしない」とか、「臭いがダメ」とか言われて、
> > 苦手とされる事があるというのは、あまり認識されてないのでは無いでしょうか?

> あーなるほど。自分も白米は味がしない派でしたね。
> 今は「甘い」という感覚も分からなくも無いのですが、白米単体で食べると味気ないですし、あまり量は食べられないです。
> 臭いというのは言われてみて気づきました。確かに白米にも臭いはありますよね。
> 不健康な時とか限界を超えて胃袋に食べ物を詰め込んだ時とかに白米の臭いを嗅ぐと気持ち悪くなりません?
> それはまた違う話かな?

自分で言うのも何ですけど、私の場合、別に食への拘りとか無いにも関わらず、
センサーとしての味覚や嗅覚は、意外と普通の人より鋭かったりするんですよね(笑)。
なので私自身は、白米の味も臭いも感じる側です。
あと、「あまり食べられない」どころか、「いくらでも食べられる」タイプでもあり、
臭いを嗅ぐと気持ち悪くなるとかの感覚は、ちょっと共有できないかも?

ただ、「あまり食べられない」という話を聞くと、そうした身体面が影響して、
味や臭いに関して、無反応だったり、ネガティブだったりする事になるのかも?
人間であれ、動物であれ、「好き嫌い」というのは基本的に、
身体由来と感情由来の2種類に分けられますし、
アレルギー反応とまでは行かずとも、身体が「これ以上は要らない」と信号を出す場合、
食べる事を制御させる方向に、指令が出てくるモノでしょうからねえ。

> > 文字通りに「主に食べる食糧」という意味での主食は、もちろん世界中にもあるのですが、
> > パン食の国とかであっても、メインは牛肉という感覚の地域もあるなど、
> > まあ基本的には、「有るモノを食べる」というのがスタンスであり、
> > 日本人とお米のように、特別な関係にあるのは珍しいとは聞いています。
> > そして何より、泰平の江戸時代において、石高制が採用された事で、
> > 全ての基準が米となり、日本人の米に対する特別感が高まった気はしますね。
> > 実際には農民なんて、戦後くらいまで、白米を常食していた訳でも無いでしょうに、
> > それでも白米が特別視されるのは、米が全ての基準である上、憧れの存在だったからかと?
> > 逆に言うと おかずも、戦後くらいまでは、そこまで頻繁に食べられて無かった印象。

> 関係のある話かは分かりませんが、漫画「仁」で脚気が「江戸病」と言われていました
> 地方の庶民は玄米を食べるから脚気にならないが、江戸の庶民は白米を食べてるから脚気になる、みたいな。
> これはつまり、江戸時代までは米だけで栄養を採って、おかずも殆ど常食されていなかったということでしょうね。

はい、「一汁一菜」なんて言葉がある通り、
江戸時代・・・というか、地方だと戦前くらいまで、
麦飯に味噌汁と漬け物、そして時々焼き魚というのが一般的だったかと。
ここまで、おかずのバリエーションが豊富になったのは、明らかに戦後になってからですね。
米というのは、必要な栄養素をほぼ含んだ食材であり、
それを玄米のまま、麦や大豆(味噌)などと一緒に食べれば、それで過不足が無いんです。
日本食の弱点を挙げるとなると、塩分がちょっと多い事かな?
まあ、あとは見た目的に、貧相な膳ではあったんですけどね(笑)。

ただ、米と大豆だけで必要なエネルギーを得ようとすると、
それこそ、かなりの量を食べなくてはならなくなります。
明治になり、徴兵令が実施された際、その売り文句は「白米1日6合」でした。
今風に言うと、1日でご飯茶碗12〜13杯分ですから、相当な量です。
逆に言うと、日本人の米消費量の減少というのも、パン食の普及以上に、
おかずの充実によって、1回に食べる米の量が大幅に減った事が大きかったりします。
その一方で、今の高校球児とか、身体が途轍もない仕上がりになってますけども、
身体作りの為に、トンデモない量の米を食べさせられる為、
今では練習よりも、食事の方が地獄・・・なんて事態に陥っていますね。
トレーニングを行い、エネルギーを補給すれば、確かにデカくはなるのですが、
短い学生期間で結果を出す為に、無理な身体作りをさせられている面もあります・・・・

って、話題が逸れてしまいましたが、それだけ米は栄養豊富という事です!!
ただし、玄米を白米にしてしまうと、ビタミンB群などが削られる為、
おっしゃられる通り、それで脚気になる事を「江戸わずらい」と言ったりしました。
参勤交代で江戸に行くと罹り、故郷に帰ると治る病気だったので。
これがビタミンBの不足により起こる事は、明治から大正に掛けて、ようやく解明され、
その大きなキッカケとなったのが、日露戦争における陸軍と海軍の患者数の差でした。
森鴎外を始め、脚気の細菌説を採っていた陸軍は、白米1日6合の謳い文句もあり、
白米食を押し進めて、多くの患者と死者を出す事となります・・・・
一方で海軍では、同じくビタミンC不足で起こる航海の病「壊血病」が知られており、
パン食や麦飯を導入する事で、兵士には不評でも、患者数を大幅に減らす事に成功しました。
そして日露戦争後、化学者の鈴木梅太郎が、米糠からビタミンB1の抽出に成功!!
日本語で発表された為、世界的な影響は皆無でしたが、これは人類初のビタミン発見だったんです。

ちなみに、この病気が江戸で起こった理由は、江戸が豊かだっただけでなく、
石高制の中で、江戸に多くの白米が集まり、そこで換金されてたからですね。
米のままでは経済は回せませんし、100万都市の江戸は多くの人口を抱えており、
全国から集まった白米が、江戸の市中で消費されていったと。
つまり、徴税や換金用だから白米に加工された訳で、普通に食べるなら玄米のままで良く、
また一説では、ビタミンBを含む蕎麦の普及は、脚気対策の側面もあったとか?
でもまあ結局は、「銀シャリ」なんて言葉があるくらい、白米への憧れは強く、
だからこそ、江戸っ子の白米信仰を強めた側面が大きいのかも知れません。

> 特定の食物が原因で何度も暴動が起こった国って他にあるんですかね?
> 「飢饉」が原因と言えばありふれているんでしょうけど。

それこそ、日本が稲作に偏ってた証なんでしょうね。
江戸時代は米が全ての基準でしたから、稲作に適さない地域の藩でも、
無理して米を作ってましたし・・・・
逆に言うと、もっと多様な農作物に溢れていたら、
江戸時代に起こった大飢饉も、ある程度は被害を低く抑えられたのかも?

> > > > それにしても、前出の10年前の雑談もそうですが、
> > > > 同じ話を繰り返してるのは、私が成長してないのか、加齢で物忘れが激しいのか・・・・

> > > いやいや、もっと単純な話で、私は殆どレスしないですけど、
> > > 管理人様は山ほどレスしているからではないでしょうか?
> > > 私にしてみれば数少ないレスの一つですが、管理人様からすると山ほどあるレスの一つですもん。

> > いや〜、実を言いますと、十数年前の掲示板での雑談内容とかも、
> > 私は意外と覚えてるタイプだったりするんですよ!?(笑)
> > 感情が絡んだり、頭を働かせたりした内容の記憶は、4〜5歳頃のモノでも鮮明に残ってますし。
> > 逆に言うと、今回挙がった大豆発酵食やトリエンナーレの話題は、私も雑談キッカケなので、
> > マンネルヘイムさんのハンドル名と共に、今後もずっと覚えてると思いますよ(笑)。

> それは嬉しいですね。7〜8年目にしてようやく管理人様に認知していただけました(笑)
> 管理人様と雑談という形で話したのは今回の話と前のパスタの話くらいですから、当たり前ですけどね。
> ただ、割と掲示板はしっかり見ている方で、他の方と管理人様の雑談もちょくちょく拝見していました。

それまでも、別に認知してなかった訳じゃないですよ(笑)。
まあ、「マンネルヘイム」というハンドル名自体が、
ソ連との冬戦争を戦ったフィンランドの英雄 そのままの名前でしたので、
早くから記憶には残った一方、個性の特定は却って邪魔をした感じだったかな?
「この人は、こういう性格」と掴むには、やはり独自の固定ハンドルが有効ですし、
そして何より、事務連絡とかよりも、雑談の方が断然情報量が多いと。
昨今のリモート・ワークとかでも、何気ない雑談が出来ない事が、
意外と支障になってるとも聞きますからね。


▼ 愛知県リコールと大阪都構想の住民投票について
> 三文小説の登場人物みたいな政治家が沢山居ることを知れたのは、安倍さんのおかげです。
> 勿論、安倍さんがそういう人とまでは思っていないので支持者の方にはご容赦いただきたいです。

それにしても最近の首相は、明らかに体調不良ですよね・・・・
第1次内閣の時も、ストレス性の病気で退陣に追いやられましたし、
政権交代で返り咲いて以降は、ストレス回避の為に「忖度」が始まった部分もあるのですが、
周囲の人間は忖度してくれても、さすがにウイルスは忖度してくれませんからねえ。
総裁任期は来年の秋までありますけど、新型コロナの終息は一向に見えませんし、
このままストレスが貯まり続けると、1年先まで保たない可能性もあるかも知れません?

> 特に親学って何なんでしょうね?
> 特定の生き方を好む男性と特定の生き方を選んだ女性以外の個人を個人として認めない思想ですよね、あれ

まあ、ああいうのは「ゲーム脳」とかと同じで、
まず先に、自分たちが欲する結論があって、
それを正当化する根拠みたいなモノが、後から作られる感じですからね。
ですから、「自分は正しい」と思えれば、それで十分な訳で、
それが「本当に正しい」事なのかは、特に関心が無いモノなんだと思います。
正直、個人が勝手に行う分には、好きにしてくれって感じですけども、
それを政治的に世間にも広めようとする所が、面倒な所ではありますが・・・・

> > その事以上に、この件で気になっているのは、前回の投稿後、
> > にわかに「大村知事のリコール運動」が勃発した事ですね!!
> > しかも発起人が、高須克弥・百田尚樹・武田邦彦・竹田恒泰・有本香という実に香ばしい面々(笑)。
> > 最初は理由を、コロナ問題への対応と、その税金の使い方を問題視していたはずなのに、、
> > やはり結局の所は、あいちトリエンナーレの件に集約されてきましたね。
> > 予想通りの展開とは言え、本音が出るのがあまりに早い!?

> なんか「日本の為に最期の御奉公を」みたいなことを仰っていましたが、
> 毎度思うのですが彼等がそこまで躍起になって奉仕しようとする「日本」って一体何なんでしょうね?

まあ、ここでいう日本とは、「国民の集合体としての国家」でない事は確かですね。
高須院長がそうかは別として、最近よく言われるのは「自分と国家の同一視」です。
サブカルの世界では、90年代後半から00年代に掛けて、
主人公と周辺の小さな関係が、中間にある社会を飛び越え、大きな世界の危機と直結する、
いわゆる「セカイ系」と呼ばれる作品群が流行しましたけども、
昨今の国家観というのは、このセカイ系の愛国心版なんだと思うんです。

本来で言えば、自分や周辺の他にも、1億人以上の日本国民が居るのですが、
そうした存在をすっ飛ばして、直接 日本国と繋がってしまうと。
ただ、そこには多様な国民は存在しませんから、自分の価値基準と一体化した日本像になります。
なので、自分と合わない意見に対しては「日本から出ていけ」という態度になり、
また、ネット上で同意見ばかりに囲まれていると、自分の意見こそ多数派だと疑う事がない。
特に最近のAIは優秀なので、自分が欲しい情報ばかりを与えてくれますからねえ(苦笑)。
注意しないと知らない内に、自分にとって都合の良い情報に囲まれる状況になってしまいます。

> > まあ、それはそれで別に構わないのですが、愛知県知事をリコールするには、
> > 2ヶ月間で、県民86万人の署名&捺印が必要なんですけど、実際どれくらい集まるんでしょ?
> > とてもじゃないですけど、リコールが成立する数なんて集まらないと思いますけど、
> > どれくらい集まるかというのは、正直ちょっと興味はありますね(笑)。

> ここが一つの分水嶺ですねぇ。この悪辣であるか、愚鈍である人々の行動によって全国の政治家に対し、
> 負の委縮効果が発生している事だろうと思いますが、この上このとち狂ったリコール運動が成立だけでもしてしまうと、
> もうまともに国民を代表して行政を統括しようという政治家は居なくなるんじゃないかなぁ。

う〜ん、個人的には、そんな大層なモノとは感じてません(笑)。
リコール運動自体は、憲法や法律で認められた、歴とした国民の権利ですし、
現在、愛知県以外にも、カジノ誘致に絡んで横浜市長へのリコール運動が起こっています。
それに都道府県や政令市の規模だと、リコール成立の条件を満たすのが、ほぼ非現実的です。
この規模でリコールが成ったのって、2011年の名古屋市議会解散くらいじゃないですか?
それこそ、成り行きを粛々と見守れば良い訳で、成立が非現実的な以上、
これらもまた政治的パフォーマンスと考えれば、下手に騒ぐだけ彼らを利するだけです。
行き過ぎた行為があれば、社会的には勝手に自滅して行くでしょうし。

それと、日本政治の分水嶺という意味では、その時期はとっくに過ぎたかな?と・・・・
旧民主党は既に勝手に自壊しましたが、自民党だって信頼をもう失ってますし、
このまま既存政党への不信感が高まり、ポピュリズムの台頭を許せば、
右に左にへと極端な意見に揺さぶられ、外国と衝突して一丁あがりと。
正直、今ここから政治的に好転するシナリオを、私はまるで思い描けません(泣)。
逆に質問となりますけど、好転するシナリオって何か浮かびます?

> とにかく、界隈が大村知事のリコールを始めた所で支持する国民なんてほんの一握りですよね。
だからこそ、逆にどれだけ署名が集まるのか、見てみたいと(笑)。
愛知県の有権者数が612万人で、リコール再選挙に必要な署名数が86万人分。
さすがに再選挙までは行かないでしょうけど、一体どれほど集まるのか?を。

> 維新支持者って考えると割と大きい一握りなのかもしれませんけど、
> 大阪府民とか、国民って観点で見ると、大多数は「どうでも良い」でしょうし、
> 支持する一握りと同程度の反発もある訳で……。

維新支持者だからと言って、必ずしもリコール賛成派では無いでしょうし、
大阪中心の地域政党である維新は、愛知県に支持基盤を持っておらず、
それに何より、維新が党としてリコール運動に乗った訳では無いですからねえ。
この件で維新以上に影響があるのは、名古屋の河村市長が運動に乗った事です。
何だかんだ言って、名古屋での河村人気は、それなりに高いので。
とは言え、積極的にリコール賛成派になるかとなると・・・・
ただ1つ言えるのは、愛知県と名古屋市が敵対しても、地元に何の得も無い事です(泣)。

> > あと、それに加えて、大阪府の吉村知事まで「応援します」と参戦したのには、
> > 正直言って、思った以上に軽率な政治家だなあ・・・と、評価を下げましたね。
> > また、大阪維新の会としても、予定通りに実施されるのであれば、
> > この秋にも再び「大阪都構想」の賛否を問う、重要な住民投票がある訳で、
> > そんな大事な時に、こんな無駄な揉め事へ感情的に参戦するなど、
> > 「何を考えているんだか?」と、本当に思ってしまいました。

> 吉村知事もこの集団に支持を表明した事については流石に松井市長から苦言を呈されたようで。
> 私も軽率というか、偉そうに言わせていただくと世論の見極めが甘いなぁと。
> わざわざ吉村知事があの場面であのセリフを言わないといけない理由はないですし、メリットも無いですよね。
> まさしく管理人様の言う通り「無駄に敵を作る」だけの話ですし。
> それで「吉村知事大丈夫か?」と思ってたら派手にやってくれましたね。
> 「うがい薬がコロナに効く」は目を疑いました。

ハハハッ、やはり あのイソジン会見にはビックリしましたよね!?
維新の会ならぬ、イソジンの会とか揶揄されてますし(笑)
会見のニュースを初めて聞いた時に、私もここでの一連の話とリンクして、
「ついに目立つ形でヤラかしたか」と思いましたからねえ。
「吉村さん、頑張ってるなぁ」と、何となく支持してた人たちも、
さすがに このヤラかしには、否定的に捉えてる人も多いかと思います。
しかも今回は、松井市長まで同席しちゃってますからねえ・・・・
愛知県のリコール云々した影響は微少でも、こちらは結構大きいんじゃないでしょうか?
少なくとも、都構想の住民投票でプラスに働くとは、全く思えません!!

あと、緊急事態宣言中は、あそこまで槍玉に挙げていたパチンコ店ですが、
これだけ市中感染が広がる中、パチンコ店でクラスターは発生しているのでしょうか?
結局の所、1にも2にもパフォーマンス政治なんでしょうね。
そしてヤラかしても、素直に「ごめんなさい」とは言えないと。
まあ、それくらい面の皮が厚くないと、サラ金の顧問弁護士とか出来ないでしょうけど(苦笑)。

そして、これまた案の定、高須院長からの援護射撃が!!
もう、これって絶対、もしも同じ事をしたのが大村知事なら、
ボロクソに叩いてる絵が、安易に想像できちゃうんですよね(笑)。
結局は、医者としての立場より、個人としての好き嫌いを優先していて、
それでいて、その事に全く無自覚であると・・・・
でもまあ、それはそれで、本人自身は幸せなのかも知れませんね?
振り回される周囲の人間は、堪ったものじゃないでしょうけど。


▼ 殺人の否定と自由について
> > > > あと、マンネルへイムさんの年代だと、ご存知無いかも知れませんけど、
> > > > 「なぜ人を殺してはいけないのか?」というのは、
> > > > 1997年の事ですから、今から23年も前の話なのですが、
> > > > 知識人を中心に、メディアを騒がせたフレーズだったんですよね。

> > > 「何故人を殺してはいけないのか?」で最初に思い出すのはドラマ「相棒」のエピソードですね。
> > > 自分なりにその問いに考えてみるきっかけにはなったと思います。
> > > 結局、その時に出した答えをずっと覚えていますしね。

> > ちなみに、マンネルへイムさん的には、どんな答えに至ったんですか?
> > 差し支えなければ、ちょっと伺ってみたい所ではありますね。

> 何故人を殺してはいけないのか?という問いに対しては
> 「他者の自由を侵害するから」と答えます。
> これだけでは説得力もないし、よく分からないでしょうから、
> どうしてこういう答えになるのか説明します。
>  (中略)
> ……と長々と書いていて思ったのは、「殺しなさい、ただし君も殺される」というのはまさしく至言といいますか、
> 本質を突いているな、と。
> ただ個人的には「殺されたって良いさ、殺してやる」という逃げ道を封じたいと思いました。

え〜と、この場合、「人を殺す自由」とかって、どう処理されるんでしょ?
「なぜ人を殺してはいけないのか?」というのは、まさにそういう話ですよねえ。
何だか、極端な話をして、煙に巻いてるような印象を受けるかも知れませんが、
例えば江戸時代までの日本には、仇討ちという「人を殺す権利」が法的に存在しました。
つまりは、人を殺す権利というモノを、世間の方も容認していた訳ですね。

では、「人を殺す自由」に関しては、どうでしょうか?
「そんな自由など、そもそも存在しない」と、頭から否定してしまうのは簡単ですが、
実際の所、そうした価値観が存在しないと言う訳ではありません。
これはただ単に、「殺されない自由」を支持する人数が、
現状、殺す自由よりも、圧倒的多数であるからという話であり、
マンネルへイムさんの言葉を借りれば、衝突する自由権の結果と言っても良いかも知れませんね。
とは言え、これもあくまで「現状」であって、常に普遍的な価値観であるとは限りません。
例えば独裁政権下において、不当な犯罪も裁かれない世の中であったとします。
この場合、「殺されたって良いさ、殺してやる」というのが、本当に否定されるのでしょうか?
また、それ以外にも、死刑執行や犯人の射殺、軍事行動での敵兵殺害など、
「公権力による殺人」というのも、どう処理されているのでしょうか?

その他に、最近の事件で言えば、「ALS患者への嘱託殺人」がありましたけども、
これなどは「殺される自由」とも言える問題ですよね。
これはこれで難しい問題なのですが、まずはその前に、
嘱託殺人や安楽死処置も、殺人である事には変わりませんけど、これはどうなんでしょ?
正直な話、「逃げ道を封じたい」という心情はよく解るのですが、
それを入れようとする事で、却ってあちこちに齟齬を来してしまう気はするんですよね。
そして最後に、次第に身体の筋肉が動かなくなるALS患者に対して、
「患者が死を望むなら」と、安易に尊厳死を持ち出す意見も多いのですが、
実際の所、筋肉が動かなくなっても、五感や頭の方は正常だったりしますし、
延命治療を選択しない患者が8割いる一方で、
本心を言えば、生きていたい患者も8割いるそうなので、
現実的には、「死を選んでいる」というよりは、「死を選ばされてる」現状があると。
そういう意味では、ALS患者を国会に送り込んだ れいわ新選組には、
賛否両論な意見が寄せられましたけども、この件に関して、当事者として、
「死ぬ権利よりも、生きる権利」を訴えた時、その価値があったと感じさせられましたね。

> 大前提として、人間はだれしも自由に生きたいという願望を抱いているとします。
> 勿論、政治的な姿勢として自由権に制約を加える方向性を好む方も居ますが、
> そのような方も、自らの希望として自由に制約を加えたいのであり、
> 誰かからいきなり自分の意に沿わない形で自由に制約を加えられるのは望まないでしょう。
> ここでいう自由とは何かをしたいと思う人間の気持ちそのものと言って良いでしょう。
> 「自由」といいつつ憲法13条でいう幸福追求権が一番近いのかな。
> ここまで自由を広く捉えるのであれば、人間にとって、
> 「自由」とは最も価値のある至上の存在である、と断じても反論は無いのではないでしょうか?

う〜ん、そもそも論として、そこまで「自由」を、
至上の価値として、大前提にしちゃって良いんですかねえ?
アメリカやフランス的な価値観としては、そうなのかも知れませんけど、
それが人類全体の普遍的な価値観であるかは、正直、甚だ疑問ではあります。

自由というのは、一面においては熾烈な競争を強いるモノであり、
自由至上主義(リバタリアニズム)では、弱者を救済する富の再分配さえ否定されます。
究極的に言うと、自由と平等は相反する価値観ですからね。
特にアジアの価値観において、「自由」というのは至上な存在どころか、
「身勝手さ」という面で、ネガティブに捉えてきた歴史があります。
日本人にしたって、自由という価値観を尊び始めたのは明治の文明開化以降であり、
それがGHQの占領統治で更に深く植え付けられたものの、本当の根っ子の部分はどうなのか?
例えば、「中国も豊かになれば民主化する」という見方にしても、
それは欧米人が自分たちの価値観で見ているからで、本当にそうなるのか否か?
自由よりも、平和や豊かさを優先したって、別に不思議は無いですからね。

そういう意味では、「幸福追求権」と「自由」とが本当に、
イコールで結ばれるのか?という問題点も、あるような気がします。
そこには、敗者や弱者が救済されない自由もある訳ですからねえ。
例えば日本史で言うと、最も自由があったのは、それこそ戦国時代でした(笑)。
武士は勿論、農民だって、自由に土地を離れてしまいますし、
統一された権力が無いので、商売も自由、文化も自由でした!!
そういう意味では、下手な規制に縛られる事もなく、非常に活力ある世界だった一方、
奪われる自由や、殺される自由、野垂れ死ぬ自由とも、背中合わせな自由世界です。
その反面、江戸時代は不自由だったかも知れませんけど、平和には暮らせましたよね。
そう思うと人は、自由を幸福と感じるか? 平和を幸福と感じるか?

> この無知な人々が、様々な組み合わせ、状況で自由権の衝突を「繰り返し」体験する場合、
> 恐らく人々は自由権の最大限の保持の為に、衝突を回避するよう努めることになります。

本当に自由競争の社会であれば、衝突の回避は調和ではなく、
強者が一方的に自由権を最大にして、弱者に我慢を強いらせる構図かも知れませんよ?

> 自由権の衝突の結果の殺人を認めれば、人々は常に何者かから自身の自由権を侵害されるリスクを負うことになります。
> これは許容出来る筈がありません。

「リスクを負うから、許容できる筈がない」というのも、実際はどうなんですかね?
例えば、銃社会のアメリカなんて、それで多くの人命が失われている訳で、
リスクであるのは確かなはずですけど、一向に銃規制が進む感じはしません・・・・

また、人を殺しても罪に問われないような無法地帯にあっても、
そんな、やたらめったらに殺人が行われる訳では無いですし、
それこそ究極の自由社会ですから、実際は強い者ほど身を守れたりもします。
まさしく、「ヤクザな世界」な訳ですからねえ(笑)。
ヤクザになれば殺されるリスクがあるからと言って、
ヤクザが居なくなるなんて事は、現実社会でも起こってはいませんし。

> 自身が世界で最も、そしてあらゆる状況・意味で強いと確信できる人間など存在しませんし、
> 絶対に自分より弱い相手としか自由権の衝突が起きない人間なんてものも存在しません。
> 無知な人々が辿り着き、合意するであろう正義、
> 「人間は他者の自由に生きる権利を承認することで自分が自由に生きる権利を獲得する生き物である」
> その一側面が、「人を殺してはならない」だと思います。

ぶっちゃけ、自らが弱い存在である事を認める事が出来、
それ故に、他人の権利まで守る意識がある人間というのは、
実は「強い人間」であって、そうした人は少数派なのだと思いますよ。
それこそ、上でも書いてるような、独善的な愛国心を振り回すタイプなどは、
弱いからこそ、強く有りたいと思い、そこで生じたギャップにより暴れるのであり、
それくらい心に余裕が無いのですから、他人の権利を守る所まで意識が行きません。
正直言って、「なぜ人を殺してはいけないのか?」と尋ねた高校生に対し、
この主張内容では、納得させる事が難しい気がするんですよね・・・・

と、せっかく返信をしてもらって、何なのですが、
やはり重たいテーマの話ですし、このまま続けるのが厳しいと思われた時は、
いつでも、終わってもらって構いませんよ。
返信の義務感とかで扱うには、ちょっとしんどいテーマでしょうし。


▼ 象徴天皇制と敬称について
> > 公人である場合、個人としての権利が制限されるというのが、一般的な解釈ですから。
> > そういう意味では、トランプや金正恩の写真が燃やされたりするのも、
> > 個人的に行儀の良い行為とは思いますけど、禁止すべき行為だとは別に思いません。
> > 彼らの写真は、権威や権力の象徴性を帯びていますし、
> > 敬意や崇拝の対象と祭り上げられる以上は、同時に扱き下ろされる覚悟は持つべきです。

> この辺りは難しい話ですよね……。理屈としては分かるのですが、
> それでも首肯出来ない何かがほんの一握り心に残っている感じがします。
> 前のレスで書いたことにも通じますが、じゃあ例えばトランプ大統領の写真が焼かれたら
> 私はどう感じるかというと、多分不快になるんですよね。止められるなら止めようとするかもしれません。
> 金一族でもそうでしょうし、ヒトラーでもスターリンでもそうだと思います。

はい、そうした判断基準の一貫性があるのであれば、
それはそれで全く構わないと、私は思いますよ。
ただ多くの場合、天皇の写真を燃やす事は抗議する人であっても、
トランプなら無関心で、金正恩なら却って賞賛みたいな感じがする為、
その行為自体ではなく、対象次第で評価が180度変わると言うのでは、
それは社会的正義とかではなく、単なる個人の感情だと言いたい訳ですね。

> > あと、これは別に茶々を入れてる訳では無いのですが、
> > 「天皇様」という表現は、佐藤優以外に使ってる人を初めて見たかも?(笑)

この返信を書いた直後、たまたま本屋で佐藤優の新刊を発見。
川口北高校で行った集中講義を、文章に起こした本でした。
正直、佐藤優単独の本は、個人的にあまり合わないのですが、
高校生を相手に、どんな講義を行ったかは興味がありましたし、
これも何かの縁なので、ちょっと読んでみました。

「16歳のデモクラシー 受験勉強で身につけるリベラルアーツ」
https://www.amazon.co.jp/dp/4794971672

> > 大統領や首相、国王などと同じく、「天皇」という呼称は、既に敬称的な意味を含んでますし、
> > それでも更に加えたい場合には、現状だと「天皇陛下」となるのが一般的ですからねえ。
> > まあ京都の方ですと、昔ながらに親しみを込めて「天皇さん」と言う事もありますが。

> うーん、私の周囲では「天皇様」と「天皇陛下」の二択かなぁ。
> 前者の方がかなり多い気がします。「美智子様」とか「紀子様」とかと同じ感じですね。
> やはり、「陛下」は君主制国家の言葉なのかなぁ?理屈を知って、意識して「陛下」を使うことは私も有りますし、
> きっと多くの同世代の方も同じでしょうけど、無意識的に、極自然に呼ぶときは「天皇様」と「天皇」の二択ではないかなと。
> でも「天皇」は畏れ多い気がするので、結局言葉にするときは「天皇様」に落ち着くと。

確かに、テレビや新聞などのマスコミ報道でも、
公的な場面では、「皇后陛下」や「皇太子殿下」と呼ばれる一方で、
親しみを込める時には、「皇后さま」や「皇太子さま」と呼ばれますね。
(親しみやすい柔らかな表現として、「様」ではなく「さま」を使用してるそうです)
ですが天皇だけは、一貫して「天皇陛下」と呼ばれていたかと思います。
「雅子さま」や「秋篠宮さま」とは呼んでも、「徳仁さま」とは呼ばないですしね。

そういう意味で、「天皇様」という表記は、やはり珍しいかと思われます。
世間的に言っても、メディアで聞き慣れた表現が用いられるのが、一般的ですしね。
とは言え、敬称の使い分けとか意識しないレベルで報道に接し、
しかも、「さま」付けで報じられるニュースばかりを注目していれば、
そのような呼び方がされる事が無くい「天皇様」でも、特に違和感が無いのかな?

もちろん、マスコミで使われてないからと言って、
それ以外の用法が否定される訳では無いですけども、一般的とも言えないと思うんです。
例えば、「天皇だけだと畏れ多い気がする」との事でしたが、
安倍総理の事は、別に「首相」だけでも、恐れ多いとは感じませんよねえ?
また、「首相様」だとか、「安倍さま」とか呼んでる人も、まず居ないかと思います。
そこはやはり「首相」か「安倍さん」、時には敬称略で呼び捨てになりますよね。
で、それは結局、マスコミでの用法が、世間的な用法になるからだと思うんです。
もしくは逆に、世間一般で広く使われる用法が、マスコミでも採用されるか。
・・・って、ゴチャゴチャ言ってますけど、個人的には別に、呼び方は何だって良いかな?(笑)

> これがもし、若者世代全般に当てはまる傾向だとすれば、象徴天皇制の成果と言って良いのではないではないでしょうか?
> 上皇様も「陛下」と畏まってひざまずく国民より、「様」とお辞儀をする国民の方が嬉しいんじゃないかとも思うんですが。

う〜ん、象徴天皇制の成果ですかぁ・・・・
それが本当に親愛の情からの表現なら、そうなのかも知れませんけど、
実際の所、そこまで皇室に感心が無い証のような気もしちゃうんですよね。
これが敬称くらいの話であれば、大きな問題では無いのですが、
例えば「女性天皇」や「女系天皇」の話の場合、その違いを理解しないまま、
「時代の流れだから」とか言って、何の気無しに賛成している人が多い気がするんです。

皇統の維持を何よりも重んじ、千数百年の歴史を紡ぎ続けてきた天皇家にとって、
女系天皇など絶対に飲めない提言なのに、象徴天皇制とかいうモノの存在の為に、
自分たちの家のアイデンティティーを守りたい気持ちすら、自由に表明する事が出来ず、
漠然とした民意で運命が決められてしまうとなれば、果たして心情は如何ばかりか・・・・
「象徴としての天皇」「元首としての天皇」「当主としての天皇」「祭祀としての天皇」
天皇というのは、様々な側面を内包した役割がある訳ですが、
その象徴性を重視した場合に、それ以外の面をどれくらい意識してるのか?って事ですね。
何だか、その辺りのキチンとした配慮が足らず、象徴性だけを押し出すと、
言い方は悪いですけど、象徴天皇制って「国民のペット化」しちゃうと思うんですよね・・・・
天皇を敬う敬わない以前の話として、これでは1人の人間の扱いとして可哀想な気がするんです。


▼ 日韓戦と旭日旗について
> > 1度もW杯出場経験がないまま、次回の自国開催を控えた日本に対して、
> > 韓国のサポーターたちは「一緒にW杯に行こう」と言って、日本を応援し始めたんです!!
> > 韓国が独立を果たし、朝鮮戦争が終わったばかりの1954年のW杯予選で、
> > 当時の李承晩大統領は「日本代表に韓国の地は踏ませない」と、2試合とも日本で行われ、
> > 「もし負けたら玄界灘に身を投げろ」とまで言った所から始まった、サッカー日韓戦の歴史。
> > それが、こんな所まで来たのですから、本当に信じられない光景でした・・・・
> > 韓国人の反日感情というのは、現在とは比べ物にならないくらい、以前の方が強かったですし。

> 「日韓戦」と聞けば私はWBCの方を思い浮かべますね。
> 第二回の予選でマウンドに韓国旗を刺す様子を見てイチローが激していたのが印象的です。

まあ、サッカーと野球とでは、日韓戦の意味合いが違いますよね。
サッカーではずっと、韓国の方が実力的に上だった一方、
野球に関しては、日本の方が遥かに格上って感じでしたから。
サッカーで、韓国に対する引け目が無くなったのは、
それこそ前出の1997年・フランスW杯予選でのアウェー勝利がキッカケだったかも知れず、
逆に、野球で韓国に対する絶対優位を失ったのは、2006年の第1回WBCだったのかな?
そういう意味ではスポーツの分野でも、日韓が対等な関係になってきたのかも知れませんね。

あと、WBCでのイチローの激昂シーンに関しては、
韓国の旗立てパフォーマンスに怒ったと言うよりも、
必勝を期した試合に敗れ、大会敗退がほぼ決まった事に対する怒りの方が、
遥かに上回っていたと思いますけどねえ。
実力が結果を左右する、勝負の世界に生きるプロ選手として、
あの状況で、相手側の勝利パフォーマンスの方が不快なんて様では、
とてもじゃないですけど、あのレベルには達せないでしょうし・・・・

ところで、一応予定では、来年の春にWBCの第5回大会があるはずですが、
まあ、この状況下では、開催延期が発表されるのも時間の問題なんでしょうね。
日本は毎回ベスト4に進出し、予選が免除されてるので、あまり意識されてませんが、
WBCって1年前に予選が行われており、それが全く消化できてませんので。
ちなみに次回大会から、出場国も4ヶ国増え、大会形式も少し変わる予定です。

> > 忖度など皆無なアジアの海賊版市場を見ても、ドラマや音楽は日韓の人気が逆転してる印象。
> > 元々マンガ市場は言語の壁を越え難く、ゲームも往時の勢いは見る影もないので、
> > 未だに日本がリードしているエンタメ分野は、アニメとAVくらいでしょうか?
> > 輸出産業で見ても、家電は韓・中・台に敗れ、半導体は壊滅的、自動車も先行き不安な感じ。
> > いや本当、これからの日本って、何で食って行くんでしょう・・・・

> まあ「伸びしろが無い」という点に目を瞑れば、
> 日本よりもまずい状況にある国家はいくらでもあるので、
> 身の丈にあった暮らしをする分には不自由もない日本はまだマシだろうと思いたいです。
> 「身の丈〜」の部分は怪しいかもしれませんけどね……。

その「身の丈」というのが、どの程度を想定されてるか次第ですね。
相対的な現状維持という事でしたら、正直、ちょっと難しいかも知れません。
例えば、今回のマスク不足にしたって、一昔前の日本であれば、
もっと海外から輸入できてたと思われますが、
国際競争力が落ちた現在の日本では、なかなか買えないのが現実だった訳で、
これがまだマスクだから良いようなものの、食糧や石油でそうなったら・・・・
平成の米騒動の際には、「マズい、マズい」と言いながらタイ米を食べたり、
結局は食べずに廃棄してたりしましたけど、今後はどうなる事か?

しかも、これから更に日本の少子高齢化が進み、
人口が半減して、人口の半分が高齢者なんて時代になったら、
状況は今よりも苦しくなるはずですからねえ。
日本より下の国を見て、心を落ち着かせると言っても、限度がありますよ。
実際、今回のアベノマスクにしたって、
「海外には給食マスクすら手に入らない国がある。安倍さん、ありがとう」
なんて国民の反応には、なってませんし(苦笑)。

また、最近の研究では、世界全体の人口自体が、2050〜2070年くらいに掛けて、
人類史上初の「人口減少時代」を向かえるなんて意見が増えてきてますし、
そうなると、日本だけでなく、世界規模での停滞経済期に陥っていく恐れがあります・・・・
コロナ禍ですら、これほどの大混乱なのですから、ちょっと想像が付きませんね。
もう本当、国全体としてどうこうより、個々人がどうするか?という時代になって来てるのかも。

> > って、他人事のように言ってますけども、少なくとも南軍旗の撤去に関しては、
> > 日本にも「旭日旗」の問題がありますから、決して他人事でも無いんですよね。
> > 今のグローバル社会の中では、旭日旗への風当たりが更に強まるかも知れません。
> > 銅像の引き倒しは、アメリカから海を越えて、ヨーロッパでも始まりましたし、
> > ハーケンクロイツを連想させるなんて理由で、卍マークも使用を避けられつつある現在、
> > 敗戦国である日本が、軍国主義の象徴として、旭日旗の撤去を求められた際、
> > 例えば五輪やW杯の舞台で、それに抗う事が日本側に可能かとなると・・・・

> 全く畑違いの話ですが、つい最近アニメ化された作品のキャラの服装から旭日旗が消えてひと悶着ありましたね。
> 作者的には「間違った昭和の番長」というコンセプトのキャラで、旭日旗も記号的な意味しか無かったものの、
> グローバル化した「アニメ」を牽引する作品の一つとして旭日旗は残しておけなかったんでしょうねぇ。

なんの話かな?と調べてみたら、「とある」シリーズでしたか(笑)。
削板軍覇というキャラで、7人しか居ないレベル5能力者の1人なんですね。
一応、インデックスとレールガンの第1期は、共に見ているはずなのですが、
もう10年以上前の話なので、中身はほとんど覚えてませんね・・・・
関係ない話ですけど、最近は続編までのスパンが、物凄く長くなってません?

まあ、キン肉マン世代としては、ハーケンクロイツどころか、
ドイツ出身の超人は「ナチスガス殺法」とか使ってましたので、
「間違ってない昭和」は、ある意味でヤバいです(苦笑)。
この後の旭日旗の話もそうですが、当時は情報って海を越えませんでしたから、
外国から指摘される事もなければ、問題として意識する事もありませんでした。

その一方で現代では、日本のサブカル市場も国際化した事で、
過剰とも思える配慮が、目立つようにはなってきたんですよね。
例えばワンピースとかでも、主人公ルフィの兄・エースが所属する
「白ひげ海賊団」のマークは、最初はヒゲ付き骸骨に卍マークだったのですが、
何の前触れもなく、途中で卍マークは十字架に変わってしまいます。
まあ、卍マークがハーケン・クロイツを連想させるって配慮なのでしょうけど、
仏教の卍マークが駄目で、キリスト教の十字架がOKというのは・・・・
とは言え、ビジネス的に考えれば、面倒なトラブルは事前に避けるのが賢明であると。

そういう意味では、とあるの旭日旗キャラのデザイン変更も、
日本市場だけなら押し通したかも知れませんが、
世界市場を見据えた場合の配慮かも知れませんし、
特に日本のアニメ制作は、韓国や中国の下請けに支えられている為、
彼らが仕事を受けないデザインにする事は、作業的にも不都合な面もあったかと?

> ただ、根本的に疑問なのですが、旭日旗って使えないと何か問題があるんですかね?
> 日章旗が使えれば良いのでは?

ぶっちゃけた話、中国の事を「シナ」と呼ぶのと同様、
旭日旗を使うと反発が来るから、それ目的で使いたい主旨なのかと?
実を言うと、韓国が旭日旗を騒ぎ出したのって、ここ7〜8年の話なんですよね。
それまでは、特に意識される事もありませんでした。

その一方、日本国内で旭日旗が「普通の旗」だったかというと、
正直、そんな事は全然無くて、戦後昭和は軍国主義の象徴と言いますか、
より厳密に言いますと、街宣右翼の象徴として用いられる旗でした。
なので、老人の居る家とかが、祝祭日に掲げる時以外は、
旭日旗を掲げるのって、「自分は街宣右翼だ」と脅す行為だった訳で、
もう、それだけでヤバいヤツとして、白い目で見られる感じでしたね。
それが徐々に変化していったのが、2000年前後だったかな?

1989年に冷戦が終結し、それまでの左右対立構図も一変して、
街宣右翼の活動も減少していった一方で、
旭日旗のもつデザイン性というのが、見直された所があると思います。
また、ちょうどこの頃、サッカーの代表戦が急激に国民的な関心事となり、
デザイン的な格好良さと、右翼的なフーリガン文化とが合わさって、
サッカー・スタジアムにおいて、旭日旗やそれに似たデザインの旗が増えました。
そして、サッカーの国際試合というのは、世界に開いた窓であり、
これまた、ちょうどこの頃、インターネットが爆発的に普及した事もあって、
旭日旗がもつ、デザインの良さという正の側面と、軍国主義イメージの負の側面が、
同時に世界へと広まっていったんですよね。
年代的に言うと、2010年前後だったかと思います。

まあ始めの内は、韓国や中国でも、騒いでいたのは一部の人間だけでしたが、
2011年のアジアカップ準決勝で、日本と韓国が激突した際、
韓国のキ・ソンヨンがゴール後に、猿真似パフォーマンスをやって叩かれたんですよね。
欧州のサッカー界では、猿真似って「有色人種への差別」を意味する行動であり、
それをアジア人が、同じアジア人に対して行う事自体、実に馬鹿げた行為なのですが、
苦し紛れの言い訳に、「観客席の旭日旗への抗議」と嘘を付くんです・・・・
しかし、その行動が韓国のネットに、旭日旗問題を植え付けるキッカケとなり、
そして翌2012年、日本で自民党が政権を奪い返し、第2次・安倍内閣が発足すると、
日本の右傾化と旭日旗問題が合わさり、韓国世論で「戦犯旗」の異名が付くに至る訳ですね。

> > > クラシックを聴いて、その音色を如何に大仰で美麗で長大な感想をかけるか、
> > > それが評価に直結した記憶があります。
> > > ……楽器が上手ければそんな苦労しなくても何とかなったんでしょうけど(笑)

> > まあ私も、子供の頃は音楽の素養など皆無でしたけど、
> > その良さに気付かされたのって、実はアニメだったりします(笑)。
> > 特にクラシックに関しては、エヴァと銀英伝の影響が大きいかな?

> 銀英伝は良いですね……。交響曲第9番「新世界より」第4楽章が好きすぎて仕方ないです。
> アムリッツァ前哨戦でウランフ提督がビッテンフェルトを迎え撃つ時に流れた曲です。

確かに、ドヴォルザークの「新世界より」第4楽章は、
作中のBGMとして最も効果的で、記憶に残るモノだったと、私も思います。
あと、ソ連の作曲家・ショスタコーヴィチを知ったのも、
この銀英伝がキッカケでしたね。
私が好きな作曲家を選ぶなら、確実に五指に入ります。

> > > とりあえず前半という事で区切らせていただきます。
> > あとは他に何の話してたっけ?
> > ・・・と思い返してみると、中選挙区制の話とかしてましたね。

> 後半がフェードアウトしそう……。

では、後半からは話題をピックアップして、
「中選挙区制復活の問題点」と「人口減少の弊害はこれから」に絞ってみます?
この2つは、マンネルへイムさんからの意見を受けての返信だったので、
それに対して、どういう反応が返ってくるのか、少し気になる所はありますし、
返信がある事を念頭に、コチラも少し強めに書いている所もありますから(笑)。


[23322] 突然の安倍政権終焉で、次の首相は一体誰に?返信 削除
2020/9/1 (火) 19:56:06 徳翁導誉

> それにしても最近の首相は、明らかに体調不良ですよね・・・・
> 第1次内閣の時も、ストレス性の病気で退陣に追いやられましたし、
> 政権交代で返り咲いて以降は、ストレス回避の為に「忖度」が始まった部分もあるのですが、
> 周囲の人間は忖度してくれても、さすがにウイルスは忖度してくれませんからねえ。
> 総裁任期は来年の秋までありますけど、新型コロナの終息は一向に見えませんし、
> このままストレスが貯まり続けると、1年先まで保たない可能性もあるかも知れません?

返信があるまで待とうかな?と思いつつも、リアルタイムなネタですし、
特に誰も触れて来なかったので、今回は自分の方から話を振っちゃいます(笑)。

いや〜、それにしても、約8年続いた2度目の安倍内閣が、
こうもアッサリと、突如として終焉してしまうとは・・・・
改めて考えてみると、8年というのは凄く長い期間ですし、
今の小学生や中学生、下手したら高校生や大学生あたりまで、
日本の首相と言ったら、安倍総理しか知らない世代なんじゃないですかねえ?
それを思うと、この辞任で若い世代が受けた衝撃は、私以上なのかも知れません。

まあ私は、持病で退陣した13年前の記憶も、鮮明に残ってる世代ですし、
再登板した際にも、危機が生じた時の病気再発リスクは、意識の内にはありましたので、
(まさかこれほど、危機を危機として扱わない姿勢で突き進むとは思いませんでしたが・苦笑)
今回の逃れ得ぬコロナ危機が生じて、こうした展開も想定にあったのも事実です。
特に4月下旬、13年前の内閣で厚労大臣を務めた舛添要一が、
「表情の冴え無さが、あの時に似ている」みたいな発言をしたのを聞いて以降、
それは常に念頭にありましたし、ここ1〜2ヶ月は目に見えて生気を失っていきましたからね。
しかも、「安倍内閣のスポークスマン」とも揶揄される、政治評論家の田崎さんが、
いつもであれば、無茶な論理を掲げてでも、平然と擁護を行ってきたのに、
総理の病状というネガティブな情報を、敢えてテレビで語っていた所を見ると、
もう辞任は早いか遅いかの問題で、既に総理側も辞め方を踏まえた行動を採ってる印象がしました。
13年前の「政権投げ出し」批判のトラウマは、首相本人にも大きいかと思いますし・・・・

ただ、それでも、私の想像以上に、あれだけ東京五輪に拘ってましたし、
12月にも決まるとも言われている五輪中止を、きっちりと最後まで成し遂げ、
可能であれば、12年後の開催までIOCと調整した上で、辞任するのかな?
で、年末のドサクサに辞任して、時期を理由に党員投票を行わず、
両院議員総会で後継を決めてしまい、影響力は残すつもりなのかな?とか考えてました。
逆に言うと、「8月25日に連続在任記録を更新したら、すぐに辞任する」という噂には、
「いくら何でも・・・」と、個人的には思ってましたね。
在任記録も拘ってたのは知ってましたけど、まさかここまで最重視してるとは・・・・
五輪に関しても、首相としてその場に立つ事しか、結局は興味が無かったのかな?
憲法改正に関しても、口で言うほど、実際の本気度は感じていませんでしたし。
政策や政権運営の話はさておき、短期間に首相を使い回す日本の悪習に対して、
再登板を果たした事や、長期政権であった事は、個人的にも評価してたんですけど、
歴代1位の記録を作ったのは良いとして、それで果たして、何を成し遂げたのかと?
長い期間、首相職を務めるのは確かに凄い事ですけども、それはあくまで手段であり、
何だか最後の最後まで、「手段が目的化しちゃう人だったな」と印象が残りました。

あと、北方領土問題や拉致問題の進展に関しては、多少なりとも期待してたのですが、
しかし実際は、プーチンや金正恩以上に、これらの問題解決の意欲が低かったと(泣)。
もちろん、当人や支持者的には、頑張って対応したつもりなのでしょうが、
交渉ごとにおいて、双方の主張が異なる時、妥協点を探らねば合意など得られるはずもなく、
特にこれらの件では、日本側が領土や拉致被害者を握られてる側なのですから、
それを取り戻そうとする場合、自らの主張を一切譲らないようでは、話の進み様がありません。
もちろん、そうした妥協を行えば、一部から反対の声が挙がるのは当然でしょうけども、
反対する層こそが当人の支持者な訳で、逆に言えば、だからこそ身を切って妥協が可能なんです。
現実的に言って、左翼が大反対する政策は左派政権が、右翼が大反対する政策は右派政権が、
それぞれ敢えて行いでもしない限り、それを実現させる事は非常に困難なので・・・・
(国民総背番号や消費増税、空母や海外基地の建設が通せたのは、民主党政権だからこそ・笑)

まあ、国家の利益ではなく、政治家個人の利益を優先した場合、
こうした問題は苦労して解決させるよりも、安易に強硬姿勢で事態を拗れさせた方が、
遥かにメリットが大きいですから、人として良い悪いは別にして、
それを解った上で、敢えて行うのであれば、まだマシなのですが、そんな自覚さえ無いのでしょうし。
例えば、日韓合意により韓国側が少女像の増設を必死に食い止めてる中、
アメリカ側からも「無用な挑発はするな」と釘を刺された直後に、
靖国参拝を行って、少女像の世界拡散に大貢献した当時の稲田防衛大臣とかも、
自らの行動が、そうした結果を招いたという事実さえ、恐らく認識してないでしょ?
これがまだ、「少女像を増殖させた方が、嫌韓な自分の支持者は喜ぶ」という計算の元、
敢えて行った行動であれば、その是非はともあれ、政治家としての能力を伺えるんですけどね。

また、安倍政権の最大の仕事として挙がるのは、「安保法制」かも知れませんけど、
ボルトン大統領補佐官によるトランプ政権の暴露本でも、サラリと触れられてたようですが、
朝鮮半島有事の際には、自衛隊を韓国に派遣する事が、これで既定路線になっちゃったんですよね。
反日的だという韓国人を守る為に、自衛隊員は命を懸ける事になったと。
しかも、そうなれば北朝鮮側だって、ミサイル攻撃の標的として日本の優先度が上がる訳で、
自衛隊員だけでなく、日本で暮らす国民の生命や財産まで、韓国の為に懸ける現状になったと。
それだけの覚悟があった上で、それでも必要だと安保法制に賛成であったのであれば、
別に構わないのですが、「どれだけ韓国が好きなんだよ」という気持ちもあります(苦笑)。
「韓国が派遣を要請しない」とか、「日本が要請に応じない」という選択肢も、
一応、理論的には可能ではあるものの、そんな決断は現実的にまず有り得ないでしょうし、
そんな可能性を踏まえて、北朝鮮がミサイル攻撃を思い止まってくれる確率は・・・・
終戦から75年が経ち、平和の価値が薄れているのか? それともガチで平和ボケしてるのか?

そして最後にアベノミクスですが・・・まあ、あれだけ膠着化したデフレ状態でしたから、
選挙で国民の信託を受けた政権が、インフレ誘導政策を行うこと自体は反対ではありませんでした。
もちろん、危険性は伴いますけど、にっちもさっちも行かない状態が、既に長く続いてましたので。
とは言え、金融緩和というアクセルと同時に、消費増税というブレーキも踏めば、
そんな政策は上手く行かないであろう事は、経済オンチの私にですら容易に想像が出来ましたし、
(3党合意を遵守したという名目を立てても、社会保障改革が手付かずでは片手落ちなので)
第3の矢とされる成長戦略が、最も難しい課題とは言え、まるで中身が無かったですからねえ。
その間、韓国や台湾にはドンドン追いまくられ、中国には追い抜かれた上に突き放され、
世界における日本の存在感が、ここまで墜ちてしまおうとは・・・・
もちろん、それは安倍政権だけの責任では無いですし、政界以上に財界の責任なのですが、
「Japan as No.1」の時代を知ってる世代としては、この日本の急落が本当に寂しく、
「嫌韓反中」と「日本すごい!」で現実逃避している現状が、ただただ虚しいんですよね。
状況が苦しいのは確かなのでしょうが、それでも日本には底力が残ってると信じているので(泣)。

・・・って、こんなにダラダラと、安倍政権について語るつもりは無かったんですけど(笑)、
やはり、それだけ8年間に及んだ政権が長かったって事なのかな?
まあ出来れば、残る任期の1年を最後まで勤め上げた上で、
今回の一連のコロナ対応も含めて、「安倍政権の仕事」として記録して欲しかった所はあります。
この後、また1年やそこらで首相の座をたらい回しにでもなれば、
どの政権の仕事であり、どの政権の責任だったかが、あやふやになってしまいますので。
それこそ麻生副総理なんて、自らの政権が犯したリーマン・ショック対応の失敗まで、
全て、それを引き継いだ民主党政権の所為にしてますからねえ・・・・
で、そんな人物が今回のコロナ禍では財務大臣として、こんな指揮を執っていると(苦笑)。
前回の失敗を踏まえて、今回はそれを活かして積極的になる所か、
前回の失敗がトラウマになって、今回は更に消極的になってる気がします。
そして本音を言えば、ワンポイント・リリーフであれ何であれ、
麻生本人としては、もう1回 総理大臣の職を務めたかった所でしょうけど、
まあ、これに関しては、総理から直々に託される展開ならまだしも、
さすがに、自分から後継候補として手を挙げるまでは行かなかったみたいですね(笑)。

と言う事で、ここからが、ようやく本題なのですが、
この急遽の辞任を受けて、次の総理大臣は誰になるんですかねえ?
個人的には、あまり政局とかって関心が薄いんですけど、
さすがに8年ぶりの事なので、自分でも意外なほどに結構気になってます(笑)。
ただ、8年も経つと、ネットの状況も随分と様変わりしていて、
「誰が総理になるか?」という客観的な予想ではなく、
「誰になって欲しい/欲しくない」という主観的な主張ばかりが溢れていて、
派閥事情とか、政局とかに疎い私には、正直サッパリ状況が解らない・・・・

とりあえず、当初からの予定通り順当に行けば、
岸田に禅譲して、安倍は影響力を残し、麻生は大宏池会構想に邁進という感じで、
それと同時に、安倍&麻生的には「石破だけは絶対にダメ」って所だったのかな?
ただ、これだと岸田の政権基盤があまりにも脆弱な上、そもそも国民的な人気も無いので、
結局は1年限りの短命政権に終わり、逆に石破的には衆院選を控えた1年後に好機アリ?
という見立てもしていたのですが、出馬に慎重だった菅が立つとなると、状況は一変?
二階として、とにかく自分の幹事長ポストが続投できるなら、総理なんて誰でも良い訳で、
そんな二階と菅が手を組んだとなれば、岸田も正直厳しい所・・・・
もちろん、変わらずに細田派と麻生派が岸田を推すなら、最有力候補ですけど、
安倍政権を支えた面々が、岸田と菅で割れてしまえば、石破を利する事になりますし、
たとえ石破が勝つ展開にはならなくても、割れて亀裂が入るのは望ましく無いですからねえ。
そうなると竹下派とかも含めて、岸田を見捨てて、一挙に菅推しに流れるのかなぁ?

更に状況が変わる事があるとすれば、河野が立つ事で、菅を推す面々が割れる展開ですけど、
それはそれで不義理な気がしますし、本当に河野が勝てるかとなると微妙な所で、
ここで変に菅推しの面々が割れるよりは、一緒に手を取り合った方が得策な気がします。
菅だって もう71歳なので、河野や小泉あたりは政権の重要ポストに就けて経験を積ませ、
次を狙う世代として育てる格好にすると。
麻生&安倍としても、河野&小泉は、自分が仕えた親分の息子ですからねえ。
この辺が次世代候補として取り立てられるのは、決して悪い展開では無いでしょうし。
こう考えると、意外とすんなり、菅首相誕生で決まってしまうのかなぁ?
菅側近の河井&菅原が、政治とカネの問題で大臣を連続辞任した上、
安倍総理との関係にも隙間風が吹き出した時には、菅総理の目は消えたかと思ったんですけどね。

まあ個人的には、もうここまで自民党のネトウヨ化が進む現状にある中で、
稲田がどこまで票を取れるのか? 本当に総理総裁にまでなったどうなるか? とか、
興味本位で見てみたかったんですけど、どうやら立候補に必要な推薦人すら集められない様子。
つい最近、自民党内の靖国参拝グループも、夫婦別姓を巡って対立し始めたようですし。
ネトウヨという表現を使うと、あれこれ言われそうですけども、
実際、昭和の自民党を知ってる世代からすると、今の自民党はもう本当に別の政党ですし、
戦前の保守と、戦後の保守と、平成の保守でも、それぞれ別物ですからねえ・・・・
そういう意味では、これから登場するであろう「令和の保守」ってどんな感じになるのかなぁ?
それこそ平成時代の保守というのは、冷戦の終結と共に始まった新しい保守ですし、
丁度そこにインターネットの普及が重なって、文字通りにネット右翼の誕生となったのですが、
これから組み込まれるであろう、令和の時代を象徴する新たな社会文化となると・・・AIとか?(笑)

まあ、ともかく、時代が変われば「保守」したい中身も変わってきますからねえ。
それこそ夫婦別姓にしたって、東アジアでは伝統的に夫婦別姓だった訳で、
日本が夫婦同姓に変えてから、まだ百年そこそこだと考えれば、
どこを基準に考えるかで、その答えだって変わってきますし。
ただ多くの人の場合、保守とかどうとかに関係なく、無意識の内に、
自分が育った幼少期の世界の価値観を、絶対的な基準としているケースがほとんどでしょうか。
そう考えると、今の社会的価値観が、数十年後の保守の価値観になるって事なのかな?
今や日本の新生児も、30人に1人は外国人の親を持つような時代ですし、
テレビでは普通にハーフ・タレントや外国人タレントが活躍して、
クラスに1人はハーフの子がおり、日本代表にも外国ルーツの選手がいるのが当たり前だと、
この辺の保守としての価値観も、今後は意外と変わってくるのかも知れません。
それこそ歴史的に振り返れば、戦前の大日本帝国なんて「多民族国家」だった訳ですから。

・・・って、いつもの如く、話が脱線しまくりでしたけど、
以上、「誰が次期総理になるのかな?」というのが本題でした(笑)。
いや本当、詳しい方が居られたら、どんな状況なのか教えて戴きたい所ですし、
政治に限らず、議論が行われてる場所って、今のネット上に有るなら知りたい所ですね!!
ぶっちゃけ、時間が経つのを待てば、結果なんて自ずと出てきますから、
事前にあれこれ考察する需要は乏しいのかも知れませんけど、
私自身は、そういうのが好きな人種なものでして・・・(苦笑)。


[23342] 菅新総理、誕生へ返信 削除
2020/9/15 (火) 20:48:42 徳翁導誉

> > それにしても最近の首相は、明らかに体調不良ですよね・・・・
> > 第1次内閣の時も、ストレス性の病気で退陣に追いやられましたし、
> > 政権交代で返り咲いて以降は、ストレス回避の為に「忖度」が始まった部分もあるのですが、
> > 周囲の人間は忖度してくれても、さすがにウイルスは忖度してくれませんからねえ。
> > 総裁任期は来年の秋までありますけど、新型コロナの終息は一向に見えませんし、
> > このままストレスが貯まり続けると、1年先まで保たない可能性もあるかも知れません?

> いや〜、それにしても、約8年続いた2度目の安倍内閣が、
> こうもアッサリと、突如として終焉してしまうとは・・・・
> この急遽の辞任を受けて、次の総理大臣は誰になるんですかねえ?
> 個人的には、あまり政局とかって関心が薄いんですけど、
> さすがに8年ぶりの事なので、自分でも意外なほどに結構気になってます(笑)。

投稿の直後、一気に勝ち馬に乗る動きが出来て、
総裁選が始まる前から、アッと言う間に大勢は決し、
菅新総裁の誕生、そして菅新総理の誕生へという流れになり、
結局、個人的にも、前回の投稿時がテンション的にピークでした。
(文字で菅内閣だと、菅義偉なのか、菅直人なのか、解りませんね・笑)

さ〜て、この新政権はどれくらい続くんでしょう?
福田政権の時も、官房長官としては評価が高かったものの、1年しか保ちませんでしたし、
衆議院の任期も残り1年ですから、全ては解散のタイミング次第なのかな?


[23335] Re5:納豆と醤油&政治と哲学の話(前編)返信 削除
2020/9/8 (火) 17:35:46 マンネルへイム

▼ 徳翁導誉さん
> ▼ 白米の栄養素について
> > > 文字通りに「主に食べる食糧」という意味での主食は、もちろん世界中にもあるのですが、
> > > パン食の国とかであっても、メインは牛肉という感覚の地域もあるなど、
> > > まあ基本的には、「有るモノを食べる」というのがスタンスであり、
> > > 日本人とお米のように、特別な関係にあるのは珍しいとは聞いています。
> > > そして何より、泰平の江戸時代において、石高制が採用された事で、
> > > 全ての基準が米となり、日本人の米に対する特別感が高まった気はしますね。
> > > 実際には農民なんて、戦後くらいまで、白米を常食していた訳でも無いでしょうに、
> > > それでも白米が特別視されるのは、米が全ての基準である上、憧れの存在だったからかと?
> > > 逆に言うと おかずも、戦後くらいまでは、そこまで頻繁に食べられて無かった印象。

> > 関係のある話かは分かりませんが、漫画「仁」で脚気が「江戸病」と言われていました
> > 地方の庶民は玄米を食べるから脚気にならないが、江戸の庶民は白米を食べてるから脚気になる、みたいな。
> > これはつまり、江戸時代までは米だけで栄養を採って、おかずも殆ど常食されていなかったということでしょうね。

> はい、「一汁一菜」なんて言葉がある通り、
> 江戸時代・・・というか、地方だと戦前くらいまで、
> 麦飯に味噌汁と漬け物、そして時々焼き魚というのが一般的だったかと。
> ここまで、おかずのバリエーションが豊富になったのは、明らかに戦後になってからですね。
> 米というのは、必要な栄養素をほぼ含んだ食材であり、
> それを玄米のまま、麦や大豆(味噌)などと一緒に食べれば、それで過不足が無いんです。
> 日本食の弱点を挙げるとなると、塩分がちょっと多い事かな?
> まあ、あとは見た目的に、貧相な膳ではあったんですけどね(笑)。
>
> ただ、米と大豆だけで必要なエネルギーを得ようとすると、
> それこそ、かなりの量を食べなくてはならなくなります。
> 明治になり、徴兵令が実施された際、その売り文句は「白米1日6合」でした。
> 今風に言うと、1日でご飯茶碗12〜13杯分ですから、相当な量です。
> 逆に言うと、日本人の米消費量の減少というのも、パン食の普及以上に、
> おかずの充実によって、1回に食べる米の量が大幅に減った事が大きかったりします。
> その一方で、今の高校球児とか、身体が途轍もない仕上がりになってますけども、
> 身体作りの為に、トンデモない量の米を食べさせられる為、
> 今では練習よりも、食事の方が地獄・・・なんて事態に陥っていますね。
> トレーニングを行い、エネルギーを補給すれば、確かにデカくはなるのですが、
> 短い学生期間で結果を出す為に、無理な身体作りをさせられている面もあります・・・・
>

私の友人に二人ほどスポーツに力を入れている高校に通っている人間がいましたが、
二人共口を揃えて「食事が大変だ」と言っていました。
細かい分量はもううろ覚えですが、おにぎりのノルマ?みたいのがあって、それを毎日休み時間中に達成するのが非常に大変そうでした。
いやはや、野球もスポーツも好きではありますが、こういう話を聞くと運動部の事は好きになれませんねぇ……。

全員がそうとは申しませんが、一部の指導者は自分が教え子の人生に一定の責任を有していることを自覚していないように思えます。
「聖職者」とも言われる教職とはいえ、一々教え子の人生に責任を感じてはいられないというのは分かりますが、
それなら教え子に干渉して人生を左右するような決断をさせるようなことや、10代後半の最も多感で重要な時間を浪費させるようなことはしないでいただきたいですね。
平均値を取った時に、民主主義国家日本において最も民主主義的ではなく、人権が無視され個人を蔑ろにされる集団が運動部だと私は確信しています。
勿論、「平均値」であって、そうではない運動部も多々あるとは思いますが……って大分脱線してしまいました。

> って、話題が逸れてしまいましたが、それだけ米は栄養豊富という事です!!
> ただし、玄米を白米にしてしまうと、ビタミンB群などが削られる為、
> おっしゃられる通り、それで脚気になる事を「江戸わずらい」と言ったりしました。
> 参勤交代で江戸に行くと罹り、故郷に帰ると治る病気だったので。
> これがビタミンBの不足により起こる事は、明治から大正に掛けて、ようやく解明され、
> その大きなキッカケとなったのが、日露戦争における陸軍と海軍の患者数の差でした。
> 森鴎外を始め、脚気の細菌説を採っていた陸軍は、白米1日6合の謳い文句もあり、
> 白米食を押し進めて、多くの患者と死者を出す事となります・・・・
> 一方で海軍では、同じくビタミンC不足で起こる航海の病「壊血病」が知られており、
> パン食や麦飯を導入する事で、兵士には不評でも、患者数を大幅に減らす事に成功しました。
> そして日露戦争後、化学者の鈴木梅太郎が、米糠からビタミンB1の抽出に成功!!
> 日本語で発表された為、世界的な影響は皆無でしたが、これは人類初のビタミン発見だったんです。
>
> ちなみに、この病気が江戸で起こった理由は、江戸が豊かだっただけでなく、
> 石高制の中で、江戸に多くの白米が集まり、そこで換金されてたからですね。
> 米のままでは経済は回せませんし、100万都市の江戸は多くの人口を抱えており、
> 全国から集まった白米が、江戸の市中で消費されていったと。
> つまり、徴税や換金用だから白米に加工された訳で、普通に食べるなら玄米のままで良く、
> また一説では、ビタミンBを含む蕎麦の普及は、脚気対策の側面もあったとか?
> でもまあ結局は、「銀シャリ」なんて言葉があるくらい、白米への憧れは強く、
> だからこそ、江戸っ子の白米信仰を強めた側面が大きいのかも知れません。
>

白米が一種のステータスになっていた感じですね。なるほど。

> > 特定の食物が原因で何度も暴動が起こった国って他にあるんですかね?
> > 「飢饉」が原因と言えばありふれているんでしょうけど。

> それこそ、日本が稲作に偏ってた証なんでしょうね。
> 江戸時代は米が全ての基準でしたから、稲作に適さない地域の藩でも、
> 無理して米を作ってましたし・・・・
> 逆に言うと、もっと多様な農作物に溢れていたら、
> 江戸時代に起こった大飢饉も、ある程度は被害を低く抑えられたのかも?
>

うーん、他のアジア諸国でもそこまで稲作一辺倒の食糧事情だったら分かるんですけど、多分そうではないですよね。
日本人は何故ここまで稲作に傾倒したんでしょうね。

> > > > > それにしても、前出の10年前の雑談もそうですが、
> > > > > 同じ話を繰り返してるのは、私が成長してないのか、加齢で物忘れが激しいのか・・・・

> > > > いやいや、もっと単純な話で、私は殆どレスしないですけど、
> > > > 管理人様は山ほどレスしているからではないでしょうか?
> > > > 私にしてみれば数少ないレスの一つですが、管理人様からすると山ほどあるレスの一つですもん。

> > > いや〜、実を言いますと、十数年前の掲示板での雑談内容とかも、
> > > 私は意外と覚えてるタイプだったりするんですよ!?(笑)
> > > 感情が絡んだり、頭を働かせたりした内容の記憶は、4〜5歳頃のモノでも鮮明に残ってますし。
> > > 逆に言うと、今回挙がった大豆発酵食やトリエンナーレの話題は、私も雑談キッカケなので、
> > > マンネルヘイムさんのハンドル名と共に、今後もずっと覚えてると思いますよ(笑)。

> > それは嬉しいですね。7〜8年目にしてようやく管理人様に認知していただけました(笑)
> > 管理人様と雑談という形で話したのは今回の話と前のパスタの話くらいですから、当たり前ですけどね。
> > ただ、割と掲示板はしっかり見ている方で、他の方と管理人様の雑談もちょくちょく拝見していました。

> それまでも、別に認知してなかった訳じゃないですよ(笑)。
> まあ、「マンネルヘイム」というハンドル名自体が、
> ソ連との冬戦争を戦ったフィンランドの英雄 そのままの名前でしたので、
> 早くから記憶には残った一方、個性の特定は却って邪魔をした感じだったかな?
> 「この人は、こういう性格」と掴むには、やはり独自の固定ハンドルが有効ですし、
> そして何より、事務連絡とかよりも、雑談の方が断然情報量が多いと。
> 昨今のリモート・ワークとかでも、何気ない雑談が出来ない事が、
> 意外と支障になってるとも聞きますからね。
>
>

今思うと畏れ多いハンドルネームを名乗ったものだと思うのですが、
当時、「自分と一切関わりのないハンドルネーム(間違っても特定には至らないハンドルネーム)」かつ「忘れないハンドルネーム」を名乗ろうと考えた結果、
このサイトに辿り着くまでの過程で触れた冬戦争のフラッシュ動画から名前を頂くことにしました。

> ▼ 愛知県リコールと大阪都構想の住民投票について
> > 特に親学って何なんでしょうね?
> > 特定の生き方を好む男性と特定の生き方を選んだ女性以外の個人を個人として認めない思想ですよね、あれ

> まあ、ああいうのは「ゲーム脳」とかと同じで、
> まず先に、自分たちが欲する結論があって、
> それを正当化する根拠みたいなモノが、後から作られる感じですからね。
> ですから、「自分は正しい」と思えれば、それで十分な訳で、
> それが「本当に正しい」事なのかは、特に関心が無いモノなんだと思います。
> 正直、個人が勝手に行う分には、好きにしてくれって感じですけども、
> それを政治的に世間にも広めようとする所が、面倒な所ではありますが・・・・
>

日本の教育政策は客観的な統計に基づいていないとよく指摘される所です。
「親学」なんて代物が政治家の間で平気で語られるのは、
教育政策が個人個人の「教育論」で議論されている土壌が原因でしょうかね。

> > > その事以上に、この件で気になっているのは、前回の投稿後、
> > > にわかに「大村知事のリコール運動」が勃発した事ですね!!
> > > しかも発起人が、高須克弥・百田尚樹・武田邦彦・竹田恒泰・有本香という実に香ばしい面々(笑)。
> > > 最初は理由を、コロナ問題への対応と、その税金の使い方を問題視していたはずなのに、、
> > > やはり結局の所は、あいちトリエンナーレの件に集約されてきましたね。
> > > 予想通りの展開とは言え、本音が出るのがあまりに早い!?

> > なんか「日本の為に最期の御奉公を」みたいなことを仰っていましたが、
> > 毎度思うのですが彼等がそこまで躍起になって奉仕しようとする「日本」って一体何なんでしょうね?

> まあ、ここでいう日本とは、「国民の集合体としての国家」でない事は確かですね。
> 高須院長がそうかは別として、最近よく言われるのは「自分と国家の同一視」です。
> サブカルの世界では、90年代後半から00年代に掛けて、
> 主人公と周辺の小さな関係が、中間にある社会を飛び越え、大きな世界の危機と直結する、
> いわゆる「セカイ系」と呼ばれる作品群が流行しましたけども、
> 昨今の国家観というのは、このセカイ系の愛国心版なんだと思うんです。
>
> 本来で言えば、自分や周辺の他にも、1億人以上の日本国民が居るのですが、
> そうした存在をすっ飛ばして、直接 日本国と繋がってしまうと。
> ただ、そこには多様な国民は存在しませんから、自分の価値基準と一体化した日本像になります。
> なので、自分と合わない意見に対しては「日本から出ていけ」という態度になり、
> また、ネット上で同意見ばかりに囲まれていると、自分の意見こそ多数派だと疑う事がない。
> 特に最近のAIは優秀なので、自分が欲しい情報ばかりを与えてくれますからねえ(苦笑)。
> 注意しないと知らない内に、自分にとって都合の良い情報に囲まれる状況になってしまいます。
>

そうですね。私はあまりニュースサイトを見ないのですが、やはり都合の良い情報に囲まれたくないという思いからですね。

> > > まあ、それはそれで別に構わないのですが、愛知県知事をリコールするには、
> > > 2ヶ月間で、県民86万人の署名&捺印が必要なんですけど、実際どれくらい集まるんでしょ?
> > > とてもじゃないですけど、リコールが成立する数なんて集まらないと思いますけど、
> > > どれくらい集まるかというのは、正直ちょっと興味はありますね(笑)。

> > ここが一つの分水嶺ですねぇ。この悪辣であるか、愚鈍である人々の行動によって全国の政治家に対し、
> > 負の委縮効果が発生している事だろうと思いますが、この上このとち狂ったリコール運動が成立だけでもしてしまうと、
> > もうまともに国民を代表して行政を統括しようという政治家は居なくなるんじゃないかなぁ。

> う〜ん、個人的には、そんな大層なモノとは感じてません(笑)。
> リコール運動自体は、憲法や法律で認められた、歴とした国民の権利ですし、
> 現在、愛知県以外にも、カジノ誘致に絡んで横浜市長へのリコール運動が起こっています。
> それに都道府県や政令市の規模だと、リコール成立の条件を満たすのが、ほぼ非現実的です。
> この規模でリコールが成ったのって、2011年の名古屋市議会解散くらいじゃないですか?
> それこそ、成り行きを粛々と見守れば良い訳で、成立が非現実的な以上、
> これらもまた政治的パフォーマンスと考えれば、下手に騒ぐだけ彼らを利するだけです。
> 行き過ぎた行為があれば、社会的には勝手に自滅して行くでしょうし。
>

確かに……成立しない公算が高いというのは同感ですが……。
政策的な反発でのリコールでは無く、行政権が行政の本分を果たした結果としてのリコールというのは
各首長に与える動揺も大きいのではないかと思いました。
果たして何票集まりますかね……。

> それと、日本政治の分水嶺という意味では、その時期はとっくに過ぎたかな?と・・・・
> 旧民主党は既に勝手に自壊しましたが、自民党だって信頼をもう失ってますし、
> このまま既存政党への不信感が高まり、ポピュリズムの台頭を許せば、
> 右に左にへと極端な意見に揺さぶられ、外国と衝突して一丁あがりと。
> 正直、今ここから政治的に好転するシナリオを、私はまるで思い描けません(泣)。
> 逆に質問となりますけど、好転するシナリオって何か浮かびます?
>

思い浮かばないです。
ただ好転する条件として漠然と考えているのは、中国との関係でしょうか。
そう簡単な話では無いとは思うのですが、日本がアジアの大国であろうとすることを諦め、
中国がアジアの大国であることを認められれば、中国との結びつきが強まり多少は経済が好転する余地もあるのかな、と。

アメリカではトランプに代わってバイデン氏が大統領に就任するのではないか、と言われていますが、
そうなれば米中の貿易戦争も多少は落ち着くのではないでしょうか?
落ち着く、とは言っても完全に収まるとも思えないので、そこで日本が中国に接近する余地も生まれてくるのではないかなと。
今は民主党・共和党問わず経済的な反中傾向が強いそうなので、そううまくはいかないかもしれませんが……。

> > 維新支持者って考えると割と大きい一握りなのかもしれませんけど、
> > 大阪府民とか、国民って観点で見ると、大多数は「どうでも良い」でしょうし、
> > 支持する一握りと同程度の反発もある訳で……。

> 維新支持者だからと言って、必ずしもリコール賛成派では無いでしょうし、
> 大阪中心の地域政党である維新は、愛知県に支持基盤を持っておらず、
> それに何より、維新が党としてリコール運動に乗った訳では無いですからねえ。
> この件で維新以上に影響があるのは、名古屋の河村市長が運動に乗った事です。
> 何だかんだ言って、名古屋での河村人気は、それなりに高いので。
> とは言え、積極的にリコール賛成派になるかとなると・・・・
> ただ1つ言えるのは、愛知県と名古屋市が敵対しても、地元に何の得も無い事です(泣)。
>

仮定の話として、リコールが成功したら誰が大村知事の対抗馬として次の選挙に出馬するんでしょうかね?
河村さん自身か、その支持者とか?昔、確か専決処分を濫用して鹿児島の方で市長のリコールが成立しましたが、結局再選されてましたよね。

> > > あと、それに加えて、大阪府の吉村知事まで「応援します」と参戦したのには、
> > > 正直言って、思った以上に軽率な政治家だなあ・・・と、評価を下げましたね。
> > > また、大阪維新の会としても、予定通りに実施されるのであれば、
> > > この秋にも再び「大阪都構想」の賛否を問う、重要な住民投票がある訳で、
> > > そんな大事な時に、こんな無駄な揉め事へ感情的に参戦するなど、
> > > 「何を考えているんだか?」と、本当に思ってしまいました。

> > 吉村知事もこの集団に支持を表明した事については流石に松井市長から苦言を呈されたようで。
> > 私も軽率というか、偉そうに言わせていただくと世論の見極めが甘いなぁと。
> > わざわざ吉村知事があの場面であのセリフを言わないといけない理由はないですし、メリットも無いですよね。
> > まさしく管理人様の言う通り「無駄に敵を作る」だけの話ですし。
> > それで「吉村知事大丈夫か?」と思ってたら派手にやってくれましたね。
> > 「うがい薬がコロナに効く」は目を疑いました。

> ハハハッ、やはり あのイソジン会見にはビックリしましたよね!?
> 維新の会ならぬ、イソジンの会とか揶揄されてますし(笑)
> 会見のニュースを初めて聞いた時に、私もここでの一連の話とリンクして、
> 「ついに目立つ形でヤラかしたか」と思いましたからねえ。
> 「吉村さん、頑張ってるなぁ」と、何となく支持してた人たちも、
> さすがに このヤラかしには、否定的に捉えてる人も多いかと思います。
> しかも今回は、松井市長まで同席しちゃってますからねえ・・・・
> 愛知県のリコール云々した影響は微少でも、こちらは結構大きいんじゃないでしょうか?
> 少なくとも、都構想の住民投票でプラスに働くとは、全く思えません!!
>
> あと、緊急事態宣言中は、あそこまで槍玉に挙げていたパチンコ店ですが、
> これだけ市中感染が広がる中、パチンコ店でクラスターは発生しているのでしょうか?
> 結局の所、1にも2にもパフォーマンス政治なんでしょうね。
> そしてヤラかしても、素直に「ごめんなさい」とは言えないと。
> まあ、それくらい面の皮が厚くないと、サラ金の顧問弁護士とか出来ないでしょうけど(苦笑)。
>
> そして、これまた案の定、高須院長からの援護射撃が!!
> もう、これって絶対、もしも同じ事をしたのが大村知事なら、
> ボロクソに叩いてる絵が、安易に想像できちゃうんですよね(笑)。
> 結局は、医者としての立場より、個人としての好き嫌いを優先していて、
> それでいて、その事に全く無自覚であると・・・・
> でもまあ、それはそれで、本人自身は幸せなのかも知れませんね?
> 振り回される周囲の人間は、堪ったものじゃないでしょうけど。
>
>

話はやや変わりますが、このイソジン騒動を受けてメディアがどう動くか見ていましたが、
あんまり吉村さんを批判しない感じですよね。橋下さんが露出して積極的に庇ったのもあると思いますが……。
橋下さんに古館さんが丸め込まれているのを見て、メディアの人たちもやはり人間だなぁと感じました。
人気のある政治家の批判は出来ませんし、橋下さんが「あれは確かにやり過ぎだった」とか出鼻を挫いてきたら何となく責めるのが悪い気がしちゃうんでしょうね。

> ▼ 殺人の否定と自由について
> > > > > あと、マンネルへイムさんの年代だと、ご存知無いかも知れませんけど、
> > > > > 「なぜ人を殺してはいけないのか?」というのは、
> > > > > 1997年の事ですから、今から23年も前の話なのですが、
> > > > > 知識人を中心に、メディアを騒がせたフレーズだったんですよね。

> > > > 「何故人を殺してはいけないのか?」で最初に思い出すのはドラマ「相棒」のエピソードですね。
> > > > 自分なりにその問いに考えてみるきっかけにはなったと思います。
> > > > 結局、その時に出した答えをずっと覚えていますしね。

> > > ちなみに、マンネルへイムさん的には、どんな答えに至ったんですか?
> > > 差し支えなければ、ちょっと伺ってみたい所ではありますね。

> > 何故人を殺してはいけないのか?という問いに対しては
> > 「他者の自由を侵害するから」と答えます。
> > これだけでは説得力もないし、よく分からないでしょうから、
> > どうしてこういう答えになるのか説明します。
> >  (中略)
> > ……と長々と書いていて思ったのは、「殺しなさい、ただし君も殺される」というのはまさしく至言といいますか、
> > 本質を突いているな、と。
> > ただ個人的には「殺されたって良いさ、殺してやる」という逃げ道を封じたいと思いました。

> え〜と、この場合、「人を殺す自由」とかって、どう処理されるんでしょ?
> 「なぜ人を殺してはいけないのか?」というのは、まさにそういう話ですよねえ。
> 何だか、極端な話をして、煙に巻いてるような印象を受けるかも知れませんが、
> 例えば江戸時代までの日本には、仇討ちという「人を殺す権利」が法的に存在しました。
> つまりは、人を殺す権利というモノを、世間の方も容認していた訳ですね。
>

江戸時代までの社会では万人に平等な権利が与えられていた訳では無く、それについての議論も深まることは無く、
今改めて「人を殺す権利」について考える時に、かつて「人を殺す権利」が存在したことはそれが妥当であったかどうかの検討対象にはなり得ると思いますが、
今「人を殺す権利」を肯定する根拠とはならないと思います。
仇討ちについて考えると、「何故尊属の敵討ちは認められ、卑属の敵討ちは認められないのか」等、今の自由主義的価値観から検討して妥当ではないと考えられる点が多いと私は考えます。

かつての儒教的価値観では論ずるまでも無く正しい事だったと思いますが、
少なくとも私の立論においてそのような価値観は否定され、人間にとって至上の価値を「自由」と置いています。
その立場からすると、「人を殺す権利」は万人に平等にそれが認められるか、万人に平等にそれが認められないか、答えは二択になると思います。

> では、「人を殺す自由」に関しては、どうでしょうか?
> 「そんな自由など、そもそも存在しない」と、頭から否定してしまうのは簡単ですが、
> 実際の所、そうした価値観が存在しないと言う訳ではありません。
> これはただ単に、「殺されない自由」を支持する人数が、
> 現状、殺す自由よりも、圧倒的多数であるからという話であり、
> マンネルへイムさんの言葉を借りれば、衝突する自由権の結果と言っても良いかも知れませんね。

少し違います。私は今「殺されない自由」を支持する人が多いからそれが正しいと言っているのではありません。
ロールズの考えにかなり影響を受けているのは自覚していますが、
要は、仮定の話として人間が無知のヴェールの中にあるときに、殺す権利と殺されない権利を比較してどちらを選ぶかという話です。
無知のヴェールの中にありますから、自分が軍人か、プロレスラーか、大学生か、赤ん坊なのか、それすらも分かりません。
そんな状況で殺す自由、奪う自由、騙す自由、そんなものを肯定できるでしょうか。肯定できないとすれば、それらを否定する方向に合意が形成されます。
その形成される合意、それこそが最も普遍的に近い価値観であるはずです。

> とは言え、これもあくまで「現状」であって、常に普遍的な価値観であるとは限りません。
> 例えば独裁政権下において、不当な犯罪も裁かれない世の中であったとします。
> この場合、「殺されたって良いさ、殺してやる」というのが、本当に否定されるのでしょうか?

先程、人を殺す権利と人に殺されない権利を比較して人間は後者を選ぶとしました。
しかし、最初からその選択の余地がなければ、つまり、人を殺す権利と人に殺されない権利が不可分のものであれば、結論はやや変わります。
「正当防衛」と「緊急避難」、これが許されることに関しては、恐らく無知のヴェールの中に居る人々の間でも合意されるでしょう。
人を殺さなければ、人に殺される、そういう状況に置かれたときも殺人は否定されるのか?
否定はされます。ただし、命を守ろうとしたことに関しては肯定されます。法的に言えば、違法性が阻却される、という事です。

無知のヴェールの下に置かれる時点で、仮定は排斥されると思いますが、
仮に抽象化して、「法の庇護が無く、殺人を肯定しなければ生きていけない」として、肯定する方向で合意が形成できるでしょうか。
恐らく、自身が殺される側である危険性から、合意は出来ないでしょう。
では「法の庇護が無く、殺人を肯定しなければ殺される」としたら、肯定する方向で合意できるでしょうか。
恐らく、自身が殺さなければ殺される状況にある危険性から、合意に至れるものだと思います。

先の仇討ちの例と絡めて具体化すると、こうなります。
母を殺した男がそのまま襲ってきた場合、抵抗の結果として殺人が発生してしまう事はやむを得ないでしょう。
母を殺した男がそのまま去った場合、それを追いかけて殺すことは許されないでしょう。
母を殺した男を、政府が裁かなかった場合、その政府に反抗し独裁者を殺害することは、法の庇護を回復し、自身の命を守る為に限定的に許される余地もあるでしょう。

> また、それ以外にも、死刑執行や犯人の射殺、軍事行動での敵兵殺害など、
> 「公権力による殺人」というのも、どう処理されているのでしょうか?
>

死刑執行による犯罪抑止効果が確認できない現状で、死刑制度を採用していることには忸怩たる思いもあります。
全ての犯罪を、正しく立証し、刑罰を科すシステムが完成していない現状で、死刑制度を採用している事については、危機感を抱いています。
勿論、私も例えば闇サイト殺人事件のような話を聞けば憤りを覚えます。死刑を求める遺族の言葉を面と向かって否定はできません。
しかし、やはり論理で考えると、死刑制度はどうしても正当化できないんです。
犯人の射殺については公権力かどうかではなく、やはり正当防衛・緊急避難にあたるかどうかが問題になると思います。

「軍事行動について」これが非常に難しい問題です。
攻撃側と防衛側、加害者側と被害者側、そう簡単に色分けが出来る戦争は本当に僅かです。
東京裁判ではこの問題が顕在化しましたね。
ただ、このような複雑な問題を考える上ではやはり、原則に立ち返るべきです
「人を殺す権利」は存在しない。許容されるのは正当防衛・緊急避難の場合のみ、
そう考えると、極々限られた場合でしか軍事行動による敵兵射殺は許容されないでしょう。

> その他に、最近の事件で言えば、「ALS患者への嘱託殺人」がありましたけども、
> これなどは「殺される自由」とも言える問題ですよね。
> これはこれで難しい問題なのですが、まずはその前に、
> 嘱託殺人や安楽死処置も、殺人である事には変わりませんけど、これはどうなんでしょ?

正直、前のレスで踏み込むかどうか迷った点です。やはり問題ですよね。
私の場合、嘱託殺人・安楽死処置というよりはもっと単純に「自殺」として頭においていました。
つまり、「自分を殺す権利」はどうなのか?と。

私としてはこの問題を、「殺す権利」とは別の問題に分けて考えたい所です。
つまり、「死ぬ権利」です。……私は社会的要請として自殺幇助や自殺教唆が処罰され、
自殺行為が一定の抑止を受けることには賛成ですが、どうしても自殺行為自体を誤りとは言えないのですよね。
どういったらよいのでしょう……自殺に賛成している訳ではありません。むしろ、目の前に自殺者が居れば全力で止めようとするでしょう。
ただ、仮定の話として、自殺の悪影響(念頭に置いているのは人身事故でのダイヤの乱れとか、事故物件化での資産価値の低下とか)が一切ない状態で、
「死ぬ権利」を行使することは否定されないのではないか。つまり「死ぬ権利」はあるのではないか、そう思う事もあります。

> 正直な話、「逃げ道を封じたい」という心情はよく解るのですが、
> それを入れようとする事で、却ってあちこちに齟齬を来してしまう気はするんですよね。
> そして最後に、次第に身体の筋肉が動かなくなるALS患者に対して、
> 「患者が死を望むなら」と、安易に尊厳死を持ち出す意見も多いのですが、
> 実際の所、筋肉が動かなくなっても、五感や頭の方は正常だったりしますし、
> 延命治療を選択しない患者が8割いる一方で、
> 本心を言えば、生きていたい患者も8割いるそうなので、
> 現実的には、「死を選んでいる」というよりは、「死を選ばされてる」現状があると。
> そういう意味では、ALS患者を国会に送り込んだ れいわ新選組には、
> 賛否両論な意見が寄せられましたけども、この件に関して、当事者として、
> 「死ぬ権利よりも、生きる権利」を訴えた時、その価値があったと感じさせられましたね。
>

嘱託殺人や安楽死処置に関しては上に書いた死刑制度に賛同できない理由と同じような理由で、
軽々に賛同は出来ない所です。「死ぬ権利より、生きる権利」これは非常に重要な観点だと思います。
私には「死ぬ権利」を否定できませんが、そうだとしても「生きる権利」を無視しては進められない問題です。

> > 大前提として、人間はだれしも自由に生きたいという願望を抱いているとします。
> > 勿論、政治的な姿勢として自由権に制約を加える方向性を好む方も居ますが、
> > そのような方も、自らの希望として自由に制約を加えたいのであり、
> > 誰かからいきなり自分の意に沿わない形で自由に制約を加えられるのは望まないでしょう。
> > ここでいう自由とは何かをしたいと思う人間の気持ちそのものと言って良いでしょう。
> > 「自由」といいつつ憲法13条でいう幸福追求権が一番近いのかな。
> > ここまで自由を広く捉えるのであれば、人間にとって、
> > 「自由」とは最も価値のある至上の存在である、と断じても反論は無いのではないでしょうか?

> う〜ん、そもそも論として、そこまで「自由」を、
> 至上の価値として、大前提にしちゃって良いんですかねえ?
> アメリカやフランス的な価値観としては、そうなのかも知れませんけど、
> それが人類全体の普遍的な価値観であるかは、正直、甚だ疑問ではあります。
>
> 自由というのは、一面においては熾烈な競争を強いるモノであり、
> 自由至上主義(リバタリアニズム)では、弱者を救済する富の再分配さえ否定されます。
> 究極的に言うと、自由と平等は相反する価値観ですからね。
> 特にアジアの価値観において、「自由」というのは至上な存在どころか、
> 「身勝手さ」という面で、ネガティブに捉えてきた歴史があります。
> 日本人にしたって、自由という価値観を尊び始めたのは明治の文明開化以降であり、
> それがGHQの占領統治で更に深く植え付けられたものの、本当の根っ子の部分はどうなのか?
> 例えば、「中国も豊かになれば民主化する」という見方にしても、
> それは欧米人が自分たちの価値観で見ているからで、本当にそうなるのか否か?
> 自由よりも、平和や豊かさを優先したって、別に不思議は無いですからね。
>
> そういう意味では、「幸福追求権」と「自由」とが本当に、
> イコールで結ばれるのか?という問題点も、あるような気がします。
> そこには、敗者や弱者が救済されない自由もある訳ですからねえ。
> 例えば日本史で言うと、最も自由があったのは、それこそ戦国時代でした(笑)。
> 武士は勿論、農民だって、自由に土地を離れてしまいますし、
> 統一された権力が無いので、商売も自由、文化も自由でした!!
> そういう意味では、下手な規制に縛られる事もなく、非常に活力ある世界だった一方、
> 奪われる自由や、殺される自由、野垂れ死ぬ自由とも、背中合わせな自由世界です。
> その反面、江戸時代は不自由だったかも知れませんけど、平和には暮らせましたよね。
> そう思うと人は、自由を幸福と感じるか? 平和を幸福と感じるか?
>

私個人がややリバタリアニズムに親和的な人間であるために、文面からもリバタリアニズム的な「自由」のニュアンスが感じられるかもしれませんが、
私が言う自由とはもっと素朴で抽象的な物です。「選択肢がある、それを選べる」その程度の話です。
仮に管理人様が「自由」という名称で違和感を抑えられないのであれば、
全て「幸福追求権」と言い換えて良いかと思います。私個人は「自由」と「幸福追求」は同一とは見做せないものの近しいモノと考えていますが、
その点に関しては正直、管理人様と私で「幸福追求」の概念に大きな隔たりが無いのであれば無視して良い点だと思います。

なお、リバタリアニズムに親和的とは言いましたが……彼等は世代間の衡平に全く気を配りません。
その点で私はリバタリアニズムを好いていませんし、支持もしていません。一応補足までに。

> > この無知な人々が、様々な組み合わせ、状況で自由権の衝突を「繰り返し」体験する場合、
> > 恐らく人々は自由権の最大限の保持の為に、衝突を回避するよう努めることになります。

> 本当に自由競争の社会であれば、衝突の回避は調和ではなく、
> 強者が一方的に自由権を最大にして、弱者に我慢を強いらせる構図かも知れませんよ?
>

すいません。他人のふんどしで相撲を取るような気がして嫌で、自分の言葉だけで話そうとしたために誤解が生まれているようです。
私としては、「無知な人々」を「無知のヴェールに包まれた人々」と同義に考えていました。
つまり、彼等は自身が強者であるか弱者であるかも全く知りません。彼等が自身の所属を知っていれば、間違いなく管理人様の言う通りになるでしょう。
ですが知らなければ?統計的に強者より弱者の方が圧倒的に多く、不利益も大きいのですから、
そうであることを想定して人々は考え、行動し、合意するはずです。

> > 自由権の衝突の結果の殺人を認めれば、人々は常に何者かから自身の自由権を侵害されるリスクを負うことになります。
> > これは許容出来る筈がありません。

> 「リスクを負うから、許容できる筈がない」というのも、実際はどうなんですかね?
> 例えば、銃社会のアメリカなんて、それで多くの人命が失われている訳で、
> リスクであるのは確かなはずですけど、一向に銃規制が進む感じはしません・・・・
>

これは問題を分けて話すべきだと思います。
「人を殺す権利」について、無知のヴェール下で否定する方向で合意する一方で、
「銃で自衛する権利」について、無知のヴェール下で肯定する方向で合意することはあり得ると思います。

ただ、そもそもの話としてアメリカの銃社会はその建国からの歴史が大きく関わっています。
私は敢えて原初状態という抽象的な仮定からより正しい価値観を導き出そうとしています。
故に、私がその方法で導く結論と、アメリカの自分の立場と国の歴史に無知ではない人々が導く結論が、
変わってくるのは当然の事だと思います。私の結論の是非は分かりませんが、少なくともアメリカが別の結論を出したことを理由に
否定される類のものではないと思います。

> また、人を殺しても罪に問われないような無法地帯にあっても、
> そんな、やたらめったらに殺人が行われる訳では無いですし、
> それこそ究極の自由社会ですから、実際は強い者ほど身を守れたりもします。
> まさしく、「ヤクザな世界」な訳ですからねえ(笑)。
> ヤクザになれば殺されるリスクがあるからと言って、
> ヤクザが居なくなるなんて事は、現実社会でも起こってはいませんし。
>

この辺りも同様ですね。
自分が強い者か弱い者か、人々が判断できない状況に置かれて、
「さあ、ヤクザな世界に行くかい?普通の世界に行くかい?」そう聞かれた時に前者の世界を選びますかね?
博打好きだったりして選ぶ人も居るかもしれませんけど、一般的にです。

> > 自身が世界で最も、そしてあらゆる状況・意味で強いと確信できる人間など存在しませんし、
> > 絶対に自分より弱い相手としか自由権の衝突が起きない人間なんてものも存在しません。
> > 無知な人々が辿り着き、合意するであろう正義、
> > 「人間は他者の自由に生きる権利を承認することで自分が自由に生きる権利を獲得する生き物である」
> > その一側面が、「人を殺してはならない」だと思います。

> ぶっちゃけ、自らが弱い存在である事を認める事が出来、
> それ故に、他人の権利まで守る意識がある人間というのは、
> 実は「強い人間」であって、そうした人は少数派なのだと思いますよ。
> それこそ、上でも書いてるような、独善的な愛国心を振り回すタイプなどは、
> 弱いからこそ、強く有りたいと思い、そこで生じたギャップにより暴れるのであり、
> それくらい心に余裕が無いのですから、他人の権利を守る所まで意識が行きません。
> 正直言って、「なぜ人を殺してはいけないのか?」と尋ねた高校生に対し、
> この主張内容では、納得させる事が難しい気がするんですよね・・・・
>

この点に関しては同感ですね。

> と、せっかく返信をしてもらって、何なのですが、
> やはり重たいテーマの話ですし、このまま続けるのが厳しいと思われた時は、
> いつでも、終わってもらって構いませんよ。
> 返信の義務感とかで扱うには、ちょっとしんどいテーマでしょうし。
>
>

これに関しては考えていただけあって、すんなりと書きたい方向が纏まったのですが、
単純にまとまった時間がないのと、中選挙区制について見識を深めるのに時間を取られて(笑)

> ▼ 象徴天皇制と敬称について
> はい、そうした判断基準の一貫性があるのであれば、
> それはそれで全く構わないと、私は思いますよ。
> ただ多くの場合、天皇の写真を燃やす事は抗議する人であっても、
> トランプなら無関心で、金正恩なら却って賞賛みたいな感じがする為、
> その行為自体ではなく、対象次第で評価が180度変わると言うのでは、
> それは社会的正義とかではなく、単なる個人の感情だと言いたい訳ですね。
>

なるほど。承知しました。

> > > 大統領や首相、国王などと同じく、「天皇」という呼称は、既に敬称的な意味を含んでますし、
> > > それでも更に加えたい場合には、現状だと「天皇陛下」となるのが一般的ですからねえ。
> > > まあ京都の方ですと、昔ながらに親しみを込めて「天皇さん」と言う事もありますが。

> > うーん、私の周囲では「天皇様」と「天皇陛下」の二択かなぁ。
> > 前者の方がかなり多い気がします。「美智子様」とか「紀子様」とかと同じ感じですね。
> > やはり、「陛下」は君主制国家の言葉なのかなぁ?理屈を知って、意識して「陛下」を使うことは私も有りますし、
> > きっと多くの同世代の方も同じでしょうけど、無意識的に、極自然に呼ぶときは「天皇様」と「天皇」の二択ではないかなと。
> > でも「天皇」は畏れ多い気がするので、結局言葉にするときは「天皇様」に落ち着くと。

> 確かに、テレビや新聞などのマスコミ報道でも、
> 公的な場面では、「皇后陛下」や「皇太子殿下」と呼ばれる一方で、
> 親しみを込める時には、「皇后さま」や「皇太子さま」と呼ばれますね。
> (親しみやすい柔らかな表現として、「様」ではなく「さま」を使用してるそうです)
> ですが天皇だけは、一貫して「天皇陛下」と呼ばれていたかと思います。
> 「雅子さま」や「秋篠宮さま」とは呼んでも、「徳仁さま」とは呼ばないですしね。
>
> そういう意味で、「天皇様」という表記は、やはり珍しいかと思われます。
> 世間的に言っても、メディアで聞き慣れた表現が用いられるのが、一般的ですしね。
> とは言え、敬称の使い分けとか意識しないレベルで報道に接し、
> しかも、「さま」付けで報じられるニュースばかりを注目していれば、
> そのような呼び方がされる事が無くい「天皇様」でも、特に違和感が無いのかな?
>
> もちろん、マスコミで使われてないからと言って、
> それ以外の用法が否定される訳では無いですけども、一般的とも言えないと思うんです。
> 例えば、「天皇だけだと畏れ多い気がする」との事でしたが、
> 安倍総理の事は、別に「首相」だけでも、恐れ多いとは感じませんよねえ?
> また、「首相様」だとか、「安倍さま」とか呼んでる人も、まず居ないかと思います。
> そこはやはり「首相」か「安倍さん」、時には敬称略で呼び捨てになりますよね。
> で、それは結局、マスコミでの用法が、世間的な用法になるからだと思うんです。
> もしくは逆に、世間一般で広く使われる用法が、マスコミでも採用されるか。
> ・・・って、ゴチャゴチャ言ってますけど、個人的には別に、呼び方は何だって良いかな?(笑)
>

変な拘りですけど、何の意識も無く「天皇様」と呼んでいた自分の事を少し誇らしい気持ちにはなりましたけどね(笑)
自分は「陛下」じゃ嫌なのか、でも呼び捨ても嫌なのか、となんか腑に落ちた気分です。

> > これがもし、若者世代全般に当てはまる傾向だとすれば、象徴天皇制の成果と言って良いのではないではないでしょうか?
> > 上皇様も「陛下」と畏まってひざまずく国民より、「様」とお辞儀をする国民の方が嬉しいんじゃないかとも思うんですが。

> う〜ん、象徴天皇制の成果ですかぁ・・・・
> それが本当に親愛の情からの表現なら、そうなのかも知れませんけど、
> 実際の所、そこまで皇室に感心が無い証のような気もしちゃうんですよね。
> これが敬称くらいの話であれば、大きな問題では無いのですが、
> 例えば「女性天皇」や「女系天皇」の話の場合、その違いを理解しないまま、
> 「時代の流れだから」とか言って、何の気無しに賛成している人が多い気がするんです。
>
> 皇統の維持を何よりも重んじ、千数百年の歴史を紡ぎ続けてきた天皇家にとって、
> 女系天皇など絶対に飲めない提言なのに、象徴天皇制とかいうモノの存在の為に、
> 自分たちの家のアイデンティティーを守りたい気持ちすら、自由に表明する事が出来ず、
> 漠然とした民意で運命が決められてしまうとなれば、果たして心情は如何ばかりか・・・・
> 「象徴としての天皇」「元首としての天皇」「当主としての天皇」「祭祀としての天皇」
> 天皇というのは、様々な側面を内包した役割がある訳ですが、
> その象徴性を重視した場合に、それ以外の面をどれくらい意識してるのか?って事ですね。
> 何だか、その辺りのキチンとした配慮が足らず、象徴性だけを押し出すと、
> 言い方は悪いですけど、象徴天皇制って「国民のペット化」しちゃうと思うんですよね・・・・
> 天皇を敬う敬わない以前の話として、これでは1人の人間の扱いとして可哀想な気がするんです。
>
>

これは耳が痛い話です……。昨今の男女共同参画社会推進と同じ頭の枠組みで、
私も女性天皇の話を考えている傾向がありました。
しかし天皇家も象徴天皇制を抜きにすると、日本一の旧家であり、家の伝統があり、アイデンティティーがある。
当たり前の話です。天皇様も象徴天皇である前に人間である。最高裁が(守るためとはいえ)天皇様の人権を限定する方向の判決を出したのは良かったのか?
なーんてことを言っていた身としては猛省したいですね。

> ▼ 日韓戦と旭日旗について
> > > 忖度など皆無なアジアの海賊版市場を見ても、ドラマや音楽は日韓の人気が逆転してる印象。
> > > 元々マンガ市場は言語の壁を越え難く、ゲームも往時の勢いは見る影もないので、
> > > 未だに日本がリードしているエンタメ分野は、アニメとAVくらいでしょうか?
> > > 輸出産業で見ても、家電は韓・中・台に敗れ、半導体は壊滅的、自動車も先行き不安な感じ。
> > > いや本当、これからの日本って、何で食って行くんでしょう・・・・

> > まあ「伸びしろが無い」という点に目を瞑れば、
> > 日本よりもまずい状況にある国家はいくらでもあるので、
> > 身の丈にあった暮らしをする分には不自由もない日本はまだマシだろうと思いたいです。
> > 「身の丈〜」の部分は怪しいかもしれませんけどね……。

> その「身の丈」というのが、どの程度を想定されてるか次第ですね。
> 相対的な現状維持という事でしたら、正直、ちょっと難しいかも知れません。
> 例えば、今回のマスク不足にしたって、一昔前の日本であれば、
> もっと海外から輸入できてたと思われますが、
> 国際競争力が落ちた現在の日本では、なかなか買えないのが現実だった訳で、
> これがまだマスクだから良いようなものの、食糧や石油でそうなったら・・・・
> 平成の米騒動の際には、「マズい、マズい」と言いながらタイ米を食べたり、
> 結局は食べずに廃棄してたりしましたけど、今後はどうなる事か?
>

自分は多分独身のままだと思うので単身で労基法を守る企業で仕事をしながら三食好きな物を食べられたらそれで良いですかね。
好きな物、と言ってもようはうどんとか納豆とか、まあ肉とか魚とかそんな高いモノを志向している訳でもないので、
それ位は私の生きている間は大丈夫だろうと信じたい所。

> しかも、これから更に日本の少子高齢化が進み、
> 人口が半減して、人口の半分が高齢者なんて時代になったら、
> 状況は今よりも苦しくなるはずですからねえ。
> 日本より下の国を見て、心を落ち着かせると言っても、限度がありますよ。
> 実際、今回のアベノマスクにしたって、
> 「海外には給食マスクすら手に入らない国がある。安倍さん、ありがとう」
> なんて国民の反応には、なってませんし(苦笑)。
>
> また、最近の研究では、世界全体の人口自体が、2050〜2070年くらいに掛けて、
> 人類史上初の「人口減少時代」を向かえるなんて意見が増えてきてますし、
> そうなると、日本だけでなく、世界規模での停滞経済期に陥っていく恐れがあります・・・・
> コロナ禍ですら、これほどの大混乱なのですから、ちょっと想像が付きませんね。
> もう本当、国全体としてどうこうより、個々人がどうするか?という時代になって来てるのかも。
>

そう、逆にそれを理由に「だから日本が人口減少するのは仕方ない、むしろ適正人口になるんだ」と言っている人が増えてきていますね。
なんか一昔前の「温暖化正常論」と似た臭いを感じて迂闊に信じられないんですけどねぇ……・

> > 全く畑違いの話ですが、つい最近アニメ化された作品のキャラの服装から旭日旗が消えてひと悶着ありましたね。
> > 作者的には「間違った昭和の番長」というコンセプトのキャラで、旭日旗も記号的な意味しか無かったものの、
> > グローバル化した「アニメ」を牽引する作品の一つとして旭日旗は残しておけなかったんでしょうねぇ。

> なんの話かな?と調べてみたら、「とある」シリーズでしたか(笑)。
> 削板軍覇というキャラで、7人しか居ないレベル5能力者の1人なんですね。
> 一応、インデックスとレールガンの第1期は、共に見ているはずなのですが、
> もう10年以上前の話なので、中身はほとんど覚えてませんね・・・・
> 関係ない話ですけど、最近は続編までのスパンが、物凄く長くなってません?
>

あらら、特定されてしまった。
そうですねぇ……。多分、原作となり得る作品が増えすぎて、どれが当たりか制作サイドも読めなくなって、
必然的にシリーズファンが見込めるかつての名作に回帰したのかなと思います。
購買力のある青年・壮年が食いつきますし、そこも含めてかな。
レールガンとインデックスの他にも、SAO、PSYCHO-PASS、STEINS;GATE、リゼロ、fate、ログホラと
あくまで私が聞いた限りですけど、全体的に4〜10年とかつては1年とか2年で続編が出ていたことを考えるとかなり間が空くようになった気がします。

> まあ、キン肉マン世代としては、ハーケンクロイツどころか、
> ドイツ出身の超人は「ナチスガス殺法」とか使ってましたので、
> 「間違ってない昭和」は、ある意味でヤバいです(苦笑)。
> この後の旭日旗の話もそうですが、当時は情報って海を越えませんでしたから、
> 外国から指摘される事もなければ、問題として意識する事もありませんでした。
>
> その一方で現代では、日本のサブカル市場も国際化した事で、
> 過剰とも思える配慮が、目立つようにはなってきたんですよね。
> 例えばワンピースとかでも、主人公ルフィの兄・エースが所属する
> 「白ひげ海賊団」のマークは、最初はヒゲ付き骸骨に卍マークだったのですが、
> 何の前触れもなく、途中で卍マークは十字架に変わってしまいます。
> まあ、卍マークがハーケン・クロイツを連想させるって配慮なのでしょうけど、
> 仏教の卍マークが駄目で、キリスト教の十字架がOKというのは・・・・
> とは言え、ビジネス的に考えれば、面倒なトラブルは事前に避けるのが賢明であると。
>
> そういう意味では、とあるの旭日旗キャラのデザイン変更も、
> 日本市場だけなら押し通したかも知れませんが、
> 世界市場を見据えた場合の配慮かも知れませんし、
> 特に日本のアニメ制作は、韓国や中国の下請けに支えられている為、
> 彼らが仕事を受けないデザインにする事は、作業的にも不都合な面もあったかと?
>

そうですね。私のアンテナ的にまず出てきたのが削板の話でしたけど、
世間一般的には僕のヒーローアカデミアの登場人物の名前が朝鮮差別?とかで炎上した事件の方が有名だと思うんですけど、
まあ、あれは過剰な配慮では無かったと思いますがジャンプが海外でも読まれる作品で無ければ、
誰も問題視するような話では無かったですしね……。

> > ただ、根本的に疑問なのですが、旭日旗って使えないと何か問題があるんですかね?
> > 日章旗が使えれば良いのでは?

> ぶっちゃけた話、中国の事を「シナ」と呼ぶのと同様、
> 旭日旗を使うと反発が来るから、それ目的で使いたい主旨なのかと?
> 実を言うと、韓国が旭日旗を騒ぎ出したのって、ここ7〜8年の話なんですよね。
> それまでは、特に意識される事もありませんでした。
>
> その一方、日本国内で旭日旗が「普通の旗」だったかというと、
> 正直、そんな事は全然無くて、戦後昭和は軍国主義の象徴と言いますか、
> より厳密に言いますと、街宣右翼の象徴として用いられる旗でした。
> なので、老人の居る家とかが、祝祭日に掲げる時以外は、
> 旭日旗を掲げるのって、「自分は街宣右翼だ」と脅す行為だった訳で、
> もう、それだけでヤバいヤツとして、白い目で見られる感じでしたね。
> それが徐々に変化していったのが、2000年前後だったかな?
>
> 1989年に冷戦が終結し、それまでの左右対立構図も一変して、
> 街宣右翼の活動も減少していった一方で、
> 旭日旗のもつデザイン性というのが、見直された所があると思います。
> また、ちょうどこの頃、サッカーの代表戦が急激に国民的な関心事となり、
> デザイン的な格好良さと、右翼的なフーリガン文化とが合わさって、
> サッカー・スタジアムにおいて、旭日旗やそれに似たデザインの旗が増えました。
> そして、サッカーの国際試合というのは、世界に開いた窓であり、
> これまた、ちょうどこの頃、インターネットが爆発的に普及した事もあって、
> 旭日旗がもつ、デザインの良さという正の側面と、軍国主義イメージの負の側面が、
> 同時に世界へと広まっていったんですよね。
> 年代的に言うと、2010年前後だったかと思います。
>
> まあ始めの内は、韓国や中国でも、騒いでいたのは一部の人間だけでしたが、
> 2011年のアジアカップ準決勝で、日本と韓国が激突した際、
> 韓国のキ・ソンヨンがゴール後に、猿真似パフォーマンスをやって叩かれたんですよね。
> 欧州のサッカー界では、猿真似って「有色人種への差別」を意味する行動であり、
> それをアジア人が、同じアジア人に対して行う事自体、実に馬鹿げた行為なのですが、
> 苦し紛れの言い訳に、「観客席の旭日旗への抗議」と嘘を付くんです・・・・
> しかし、その行動が韓国のネットに、旭日旗問題を植え付けるキッカケとなり、
> そして翌2012年、日本で自民党が政権を奪い返し、第2次・安倍内閣が発足すると、
> 日本の右傾化と旭日旗問題が合わさり、韓国世論で「戦犯旗」の異名が付くに至る訳ですね。
>

はーなるほど……。つまり最初から旭日旗を巡る争いがあった訳では無いのですね。
確かに日本の現代史を振り返っても国旗掲揚問題とか日章旗を巡る争いはあっても旭日旗を巡る争いは効いたことがないですし。

> > > > とりあえず前半という事で区切らせていただきます。
> > > あとは他に何の話してたっけ?
> > > ・・・と思い返してみると、中選挙区制の話とかしてましたね。

> > 後半がフェードアウトしそう……。

> では、後半からは話題をピックアップして、
> 「中選挙区制復活の問題点」と「人口減少の弊害はこれから」に絞ってみます?
> この2つは、マンネルへイムさんからの意見を受けての返信だったので、
> それに対して、どういう反応が返ってくるのか、少し気になる所はありますし、
> 返信がある事を念頭に、コチラも少し強めに書いている所もありますから(笑)。

「人口減少の弊害」について多分一般論以上の事は書けないと思いますね……。
「中選挙区制復活の問題点」というより「適正な選挙制度とは?」という話なら少し。
といっても、前に聞いた話を改めて整理した上で少し調べた程度ですけどね。

管理人様は中選挙区制復活の問題点を指摘されましたが、
中選挙区制の問題点というのはその他にも「金権政治」の横行があるようですね。
背景にあったのは同じ政党から数人の立候補者が出て、尚且つそれが敵同士だったこと。
これによって党ではなく派閥単位での争いが激化し、また同じ党であれば政策も近しいので、
政策以外の面、必然的に公共事業やら利権やらで票を集めるしかなくなる、と。
選挙制度改革と同時に政治資金にも規制が入りましたが、今中選挙区制を復活させてもサービスによる集票は小選挙区制以上に横行しそうですし、
人気投票化にも拍車がかかりそうです。

一方で、恐らく私に中選挙区制を解説してくれた人は、
この「党ではなく派閥単位での争いが激化」した点、言い換えると「派閥による疑似的な政権交代」が起きた点と、
二大政党制の実現を志向した結果生まれた、現状の大政党(というか自民党)に有利な小選挙区比例代表並立制を比較し、
結局中選挙区制の時の方が自民党内部での疑似的な政権交代が多々起こっていたという事を指摘したんだと思います。
それを私は単純化して「中選挙区制も良い所があった」と誤って覚えていたのでしょう。


[23343] 政治や哲学から部活にアニメまで長文雑談(その1)返信 削除
2020/9/15 (火) 20:49:17 徳翁導誉

▼ お米と部活動の話
> > その一方で、今の高校球児とか、身体が途轍もない仕上がりになってますけども、
> > 身体作りの為に、トンデモない量の米を食べさせられる為、
> > 今では練習よりも、食事の方が地獄・・・なんて事態に陥っていますね。
> > トレーニングを行い、エネルギーを補給すれば、確かにデカくはなるのですが、
> > 短い学生期間で結果を出す為に、無理な身体作りをさせられている面もあります・・・・

> 私の友人に二人ほどスポーツに力を入れている高校に通っている人間がいましたが、
> 二人共口を揃えて「食事が大変だ」と言っていました。
> 細かい分量はもううろ覚えですが、おにぎりのノルマ?みたいのがあって、
> それを毎日休み時間中に達成するのが非常に大変そうでした。
> いやはや、野球もスポーツも好きではありますが、こういう話を聞くと運動部の事は好きになれませんねぇ……。

日本のスポーツ界に、科学的トレーニングというモノが本格導入されたのが、
だいたい1990年代の中盤から後半に掛けてでして、そうした流れの中から、
食事トレーニング(食トレ)が始まるのが、2000年代前半頃からだったでしょうか?
とは言え、導入当初は詳しいトレーニング内容の情報とかも少なかったですし、
一部の専門家以外には、断片的な情報しか伝わってなかったのが実際の所ですね。
その為、それまでの練習風景の「とにかく走れ」という傾向のままに、
せっかく導入された食トレも、「とにかく食べろ」という傾向がありました。

まあ確かに、とにかく走れと同様、とにかく食べて運動すれば、
高校生や大学生なんて、身体が大きくなるのは事実なんです。
それこそ米は、それ単体で栄養のバランスが優れていますから、
筋肉を作るタンパク質にしても、それなりに含んでいますので。
とは言え、タンパク質の含有量で言ったら、当然ながら肉類が優れていますし、
米で身体作りに必要なほど食べると、今度は糖質を取り過ぎてしまいます。
まあ10代だと新陳代謝も激しく、しかも過酷なトレーニングを積んでいますから、
それでも太る事は少ないかも知れませんが、若いとは言え内臓に負担を掛けるのも事実です。
そういう意味では、「とにかく米を食え」と、ノルマを課して吐かせるまで食べさせるのは、
決して効率的では無い為、あまり褒められた傾向ではありませんし、
人間の3大欲求の1つである食事が、苦痛となってしまうのは、精神的にも望ましくありません。

ですから近年では強豪校ほど、「とにかく米を食え」という傾向は減ってきています。
「米は肉より安上がり」という、経済的な事情も実はあったりしたのですが、
少子化で学校経営も厳しくなる昨今、宣伝効果の高い学生スポーツには結構な金額が投じられており、
変に食費をケチるよりは、肉やサプリも十分に取らせて、トレーニング機材も整備して、
多少出費が嵩んでも、効果的に身体作りをさせる感じに、最近ではなってますね。
逆に言えば、未だに「とにかく米を食え」を続けている学校というのも、
トップ校から1歩遅れる立ち位置であるか、単純に資金不足とかの所でしょうね。
今の時代、本気に学ぶ気があれば、いくらでも情報は得られますから。

良いか悪いかは別にして、高校スポーツなんて2年ちょっとの短期間ですし、
そこで「結果」を求めようとすると、テクニック的な部分を高めるよりも、
パワー面を強化した方が効果もすぐに現れるので、目先の結果を求めるなら非常に有効ではあります。
とは言え、中長期的な選手育成を考えると、これはあまり良い傾向とは言えないんですよね。
ですので、例えば高校野球であれば、
「甲子園で活躍したいのか?」「プロで活躍したいのか?」で、
高校選びが重要になっている時代とも言えます。

> 全員がそうとは申しませんが、一部の指導者は自分が教え子の人生に
> 一定の責任を有していることを自覚していないように思えます。
> 「聖職者」とも言われる教職とはいえ、一々教え子の人生に責任を感じてはいられないというのは分かりますが、
> それなら教え子に干渉して人生を左右するような決断をさせるようなことや、
> 10代後半の最も多感で重要な時間を浪費させるようなことはしないでいただきたいですね。
> 平均値を取った時に、民主主義国家日本において最も民主主義的ではなく、
> 人権が無視され個人を蔑ろにされる集団が運動部だと私は確信しています。
> 勿論、「平均値」であって、そうではない運動部も多々あるとは思いますが……って大分脱線してしまいました。

この辺の話を始めると、私も長くなっちゃうんですよね(苦笑)。
8年前、維新の会が国政に進出するとなった際、
坂本龍馬の「船中八策」に倣い、国策の青写真となる「維新八策」を作るとなった時に、
面白そうだと思った私も、個人的に「私案八策」を考えた事があったのですが、
この辺の学校改革というのは、8項目のうちの1つに入っていたモノで。

そもそも論で言いますと、日本の「部活動」というシステム自体、世界的には特殊なんです。
多くの国では、こうした活動は地域のスポーツクラブやカルチャークラブが担っており、
学校で部活が行われているのは、アメリカやイギリス、そして隣の韓国あたりで、
しかも、日本のように毎日あるなんてモノではありません。
アメリカは季節ごとに活動(授業の一環)が分かれ、基本は試合ばかりで、練習は個人単位らしく、
イギリスや韓国では週に1〜2度くらいの軽度な活動であり、
毎日活動するのは、トップ選手を目指す極一部の養成機関的な学校のみだとか。
言い換えれば、これほど部活動に追われる子供たちは、日本以外には存在しないと。
なので、日本のアニメ好きな中国人の感想とか見ていると、
部活動にリアリティーを感じず、全国大会なんて天下一武道会みたいな架空の存在に思えるのだとか(笑)。
まあアメリカの部活でも、一部の大学競技を除き、全国大会はほとんど無いかな?

そういう意味では、日本の生徒たちは本当に忙しい訳ですが、
何も忙しいのは生徒だけでなく、顧問となる先生も同様なんですよね。
と言いますか、子供の部活は中高合わせて4〜5年ほどですけど、
顧問の先生はずっと何年もなので、家庭にいる時間が一切取れずに、
「部活未亡人」だとか「部活孤児」なんて言葉が、普通にあったりします・・・・
しかも、時間外手当や休日手当など、ほぼ皆無なサービス残業状態ですし、
元々大変な職業でしたけども、近年は更に教職の負担は増え、
しかも経費削減の影響で、先生の3〜4割が非正規雇用になってるみたいですからねえ。
この上、部活の指導もちゃんと行えと言うのは、かなり無茶な要求でしょうし、
マッチングの問題で、そもそも「競技経験のない顧問」というのも珍しくありません。

そこで、ようやく改革案の本題なのですが(笑)、
放課後や休日の学校は、公的なスポーツクラブやカルチャークラブとして、
開放するのが1番だと思うんですよね(運営は民間や地域ボランティアでも構いません)。
例えば、ドイツやイタリア、スペインなどの海外の総合的なクラブ文化は、
それはそれで優れたモノであると思う一方で、やはりお金が必要になってきますから、
各家庭の経済事情に左右されず、誰でも参加しやすい部活文化は活かす形にして、
競技経験のない先生より、その競技で実績のある経験者に学ぶ方が、ずっと良いでしょうし、
引退したスポーツ選手のセカンド・キャリアの場としても、有効活用できると思うんです。
また、閉じられた学校環境の中で、教師と生徒という上下関係があるから、
パワハラやセクハラ、モラハラの温床とも成り得る状況を考えると、
こうして地域社会にオープンにした方が、そうした問題も起こり難くなる気がします。
理想を言えば、人気競技なら1つの学校に複数のクラブやチームがあっても良いでしょう。
そして地域社会に開く事で、学生時代が終わると、途端に活動の場を失う日本社会の欠点を、
こうすれば改める事が出来るのでは無いでしょうか?

まあ、この辺の具体的な方策とか中身に関しては、
これ以上書くと長くなるので、今回は控えておきますけども(笑)、
Jリーグのユースとかは、なかなか上手い事やってる感じはするんですよね。
とりあえず、部活動で見られるような上下関係が、ほぼ皆無ですし、
指導者の方も、指導者ライセンスの保持が必須となってきます。
また、子供たちが楽しむスクールから、トップ選手を育てる育成まで、
クラスが分かれながらも、全体的には1つに繋がっていますし、
現実的な問題となる財源面も、商業スポーツとの絡みから打開策があると。
甲子園の商業化が問題視されたりしますが、アメリカの大学スポーツは途轍もないです。
それこそ大学アメフトなんて、年収100億円超の学校が全米にゴロゴロあります!!(笑)
確かに、学生スポーツの行き過ぎた商業主義は問題でしょうけども、
(弟が東京六大学野球でプレーしてたので、逆指名の裏話はたくさん聞いてます・苦笑)
環境整備に当てられて上手く回せるなら、清貧で環境が悪いよりは望ましいのでは?
甲子園は目立つから批判も多いですが、意外と環境面は恵まれている方であり、
財源的に厳しい他競技の部活動など、本当に酷い環境だったりして、
夏の全国大会にしても、インターハイの過密日程は、甲子園大会の比ではありませんが、
注目度が圧倒的に低い為に、その事を誰も問題視しない実状があるんですよねえ・・・・
言い換えてしまえば、高校野球批判さえ、ビジネスの一環になっている訳です。
世間の関心が薄いインターハイを批判しても、特にカネにはなりませんから。

最後に、昭和育ちな私からすると、近年はかなりマシになったとは言え、
特に運動部が育む「理不尽な上下関係」というのは、確かに問題アリですよね!?
例えば、「部活動は教育の一環」とか言ったりしますけど、
結局それって、上意下達な「企業戦士」を育てる為の教育であって、
とにかく頑張れば上手く行った、右肩上がりの高度経済成長期ならまだしも、
今の時代、それではまともな戦力にはなりませんから・・・・
って、日本の部活動にしても、昔からそうだった訳ではなく、
戦時中、各学校に軍人が配置されて、軍事教練が行われたり、
戦後、戦争帰りの顧問が、軍隊的な組織教育を行った影響だったりします。
近代化では日本の影響が強い韓国でも、部活のあり方は まるで違いますし、
日本の戦前の部活動は、それこそ今の韓国の部活動のイメージに近いかも?
そういう意味では、単に世の中の変化というだけでなく、
戦中派指導者の引退というのも、部活動の変化に影響を与えているのかも知れません。

ただ一方で、やはり運動部を経験していると、体力や精神力は鍛えられますし、
特に団体競技ともなれば、チームワークの働き方が身に付くのも確かです。
そういう意味では、近年は少子化の影響もあって、
最低でも9人必要な野球や、最低でも11人必要なサッカーなど、
部活だけでなく遊びの中も含めて、団体競技を経験できる機会は減少しており、
個人主義な時代もあって、部活の方でも個人競技の部員数が増えている実態があるとか。
まあ世間的にも、ランニングや筋トレが流行っているのは、
「1人で行えるから」という理由が、かなりの割合を占めている気がします。
もちろん、それはそれで一向に構わないとは思うのですが、団体競技を経験しないと、
チーム内での競争とか、チームで1つの目標に邁進するとか、
そういった組織的な振る舞いみたいなモノを、身に付ける機会が少なくなる可能性も?
それはそれで、1つの問題点になってるかも知れませんよねえ・・・・
異なる他者の存在を認め、協力し合わなかれば、チームとして勝利は掴めず、
自分1人で好き勝手やっていては、どうにも上手く事が進まない世界ですから。
とは言え、団体競技で得た経験を、他の場で活かせてるかは人次第ですけどね(苦笑)。
それこそ以前おっしゃてたように、立派な先生が専門外の分野で暴言を吐く事があるみたいに。

> > > 特定の食物が原因で何度も暴動が起こった国って他にあるんですかね?
> > > 「飢饉」が原因と言えばありふれているんでしょうけど。

> > それこそ、日本が稲作に偏ってた証なんでしょうね。
> > 江戸時代は米が全ての基準でしたから、稲作に適さない地域の藩でも、
> > 無理して米を作ってましたし・・・・

> うーん、他のアジア諸国でもそこまで稲作一辺倒の食糧事情だったら分かるんですけど、
> 多分そうではないですよね。

例えば中国は、温暖で水資源が豊富な南北では水稲がメインですけど、
寒冷で水資源に乏しい北部では小麦がメインですからねえ。
ラーメンや餃子といった小麦粉料理が、まさにそれです。
また、欧州だとドイツやアイルランドなどで、
新大陸から渡ってきたジャガイモが普及し、人口の増加をもたらしたように、
中国の清王朝においても、痩せた土地でも育つトウモロコシの普及が、人口増加を支えました。

それを思うと、江戸時代の日本でも、もっとサツマイモが普及して良さそうな所ですが、
サツマイモは人のお腹を満たしても、お金の替わりにはなりませんからねえ。
これは次の話にも関わりって来ますけど、当時の白米は経済の中心にあった訳で、
現代的な感覚で喩えると、田んぼで白米という「お金」を作っていた感じですから、
単なる食糧生産以上の意味合いがあったのは、事実でしょうね。

> 日本人は何故ここまで稲作に傾倒したんでしょうね。
「五穀豊穣」なんて言葉があるくらいですし、昔からそうだった訳ではなく、
やはり、石高制を用いた江戸幕府が250年以上も続いた事が大きかったのかと?
農民が収める税も、武士が受け取る給料も、どちらも米だった訳で、
誤解を恐れずに言うと、商人たちの貨幣経済とは別に、
国の中心では「米本位経済」が成立していたとも言える訳ですね。
それこそ、言うなれば、税金ではなく税米であり、給金ではなく給米という、
支配階級の武士も、大多数を占める農民も、この米本位な世界に生きていましたから、
必然的に、白米が「特別な存在(経済の価値基準)」になったのだと思います。

> > まあ、「マンネルヘイム」というハンドル名自体が、
> > ソ連との冬戦争を戦ったフィンランドの英雄 そのままの名前でしたので、
> > 早くから記憶には残った一方、個性の特定は却って邪魔をした感じだったかな?

> 今思うと畏れ多いハンドルネームを名乗ったものだと思うのですが、
> 当時、「自分と一切関わりのないハンドルネーム(間違っても特定には至らないハンドルネーム)」
> かつ「忘れないハンドルネーム」を名乗ろうと考えた結果、
> このサイトに辿り着くまでの過程で触れた冬戦争のフラッシュ動画から名前を頂くことにしました。

まあ、私の「徳翁導誉」というハンドル名も、
私が好きな南北朝期の婆娑羅大名・佐々木道誉の法名から採ってますしね(笑)。
(当時、道誉の領国であった近江に住んでいたという事も影響しました)


▼ 政治と今後の日本についての話
> > > 特に親学って何なんでしょうね?
> > > 特定の生き方を好む男性と特定の生き方を選んだ女性以外の個人を個人として認めない思想ですよね、あれ

> > まあ、ああいうのは「ゲーム脳」とかと同じで、
> > まず先に、自分たちが欲する結論があって、
> > それを正当化する根拠みたいなモノが、後から作られる感じですからね。
> > ですから、「自分は正しい」と思えれば、それで十分な訳で、
> > それが「本当に正しい」事なのかは、特に関心が無いモノなんだと思います。
> > 正直、個人が勝手に行う分には、好きにしてくれって感じですけども、
> > それを政治的に世間にも広めようとする所が、面倒な所ではありますが・・・・

> 日本の教育政策は客観的な統計に基づいていないとよく指摘される所です。
> 「親学」なんて代物が政治家の間で平気で語られるのは、
> 教育政策が個人個人の「教育論」で議論されている土壌が原因でしょうかね。

学校教育って、誰もがその経験者ではある為、
多くの人が、自分が評論家の如く語れてしまう分野ではあるのですが、
でも、それって結局は、一個人の経験や感情に過ぎない事がほとんどですからね。
もちろん、それを自覚した上で、多種多様な見解を許容できるのであれば、
「総評論家状態」というのも、決して悪い事では無いと思うのですが、
自分の価値観が正しいと信じて疑わないと、面倒な混乱を招くのが目に見えていると。
そういう意味では、今年度から「道徳の教科化(評価化)」が始まりましたけど、
正解が用意された道徳なんてモノは、良い影響どころか、悪い影響を及ぼす事さえ、
気が付けていない時点で、「どの口で道徳を語るのか?」とは思ってしまうんですよね。

> > また、ネット上で同意見ばかりに囲まれていると、自分の意見こそ多数派だと疑う事がない。
> > 特に最近のAIは優秀なので、自分が欲しい情報ばかりを与えてくれますからねえ(苦笑)。
> > 注意しないと知らない内に、自分にとって都合の良い情報に囲まれる状況になってしまいます。

> そうですね。私はあまりニュースサイトを見ないのですが、
> やはり都合の良い情報に囲まれたくないという思いからですね。

でも一方で、ネットで各紙の記事を読めるようになった事で、
同じ記事の「読み比べ」というのは、非常に簡単に行えるようになりましたからね!!
ネット普及以前の、実際の新聞での読み比べを考えれば、手間も費用も雲泥の差です(笑)。
諜報機関の情報収集さえ、その8割は公開情報(オシント:Open Source Intelligence)と言われてますし、
複数の記事を読む事で、事態の全体像が見えてくる事は、決して珍しくないと思います。
それを思うと、「ニュースサイトを見ない」というのも、損な気はするんですよね。

> > > > まあ、それはそれで別に構わないのですが、愛知県知事をリコールするには、
> > > > 2ヶ月間で、県民86万人の署名&捺印が必要なんですけど、実際どれくらい集まるんでしょ?
> > > > とてもじゃないですけど、リコールが成立する数なんて集まらないと思いますけど、
> > > > どれくらい集まるかというのは、正直ちょっと興味はありますね(笑)。

> > > ここが一つの分水嶺ですねぇ。この悪辣であるか、愚鈍である人々の行動によって全国の政治家に対し、
> > > 負の委縮効果が発生している事だろうと思いますが、この上このとち狂ったリコール運動が成立だけでもしてしまうと、
> > > もうまともに国民を代表して行政を統括しようという政治家は居なくなるんじゃないかなぁ。

> > う〜ん、個人的には、そんな大層なモノとは感じてません(笑)。
> > リコール運動自体は、憲法や法律で認められた、歴とした国民の権利ですし、
> > 現在、愛知県以外にも、カジノ誘致に絡んで横浜市長へのリコール運動が起こっています。
> > それに都道府県や政令市の規模だと、リコール成立の条件を満たすのが、ほぼ非現実的です。
> > この規模でリコールが成ったのって、2011年の名古屋市議会解散くらいじゃないですか?
> > それこそ、成り行きを粛々と見守れば良い訳で、成立が非現実的な以上、
> > これらもまた政治的パフォーマンスと考えれば、下手に騒ぐだけ彼らを利するだけです。
> > 行き過ぎた行為があれば、社会的には勝手に自滅して行くでしょうし。

> 確かに……成立しない公算が高いというのは同感ですが……。
> 政策的な反発でのリコールでは無く、行政権が行政の本分を果たした結果としてのリコールというのは
> 各首長に与える動揺も大きいのではないかと思いました。

良い悪いは別にして、その行政の仕事が「納得いかない」と言うのですから、
それはそれで、批判をする権利も、リコールを起こす権利も、有権者にはあると思いますよ。
ただし、「デマ拡散が〜」とか、「サイバー攻撃が〜」とか、「盗聴器が〜」とか、
よく解らない敵と必死に戦っている姿を見ると、何だかなぁ・・・って気持ちにはなりますけど。

> 果たして何票集まりますかね……。
さあ?
こういうのは私も苦手なモノで(苦笑)。
でもまあ、名古屋市議会がリコールされた時には、36万9008名分の署名が集まりましたから、
愛知県の人口は名古屋市の3倍以上とは言え、この時の数字を超えれば上出来では?
(仮に2倍以上集めても、86万人のラインには遠く及ばないので、成立はまず無いです)
とは言え、正直、それすら難しいとは思いますけどね。
あの時の狂騒的な雰囲気はまるで感じませんし、そもそもこの騒ぎを知らない層も多いのでは?
そういう意味では、個人的に20万人を超えれば「凄いな」と思いますし、
逆に、100万人突破を謳っておきながら、10万人にすら達しないようなら、
彼らの本気度を疑ってしまいますね。 ただ騒ぎたかっただけかと?
有名人が頑張って活動すれば、リコールに興味ない層からも、それなりには集まると思えますし。
とりあえず、思うように集まらなかったから、非公表という結果だけは辞めてもらいたいですね。

でも、選挙管理委員会に提出できるほどの署名数が集まらなかった場合、
その数字は言った者勝ちになるのかな? 署名自体を公表する事は無いでしょうから。
それを思うと、他県民や実在しない人物、1人で複数回の署名などがあっても、
選管のチェックが入らなければ、弾かれない恐れがありますし、
選管に提出しなければ、実際には10万人分しか集まらなかったとしても、
「80万人分は集まって、あと少しだったのに」と自称するのは勝手ですからねえ。
ですので結局、正式に提出できるくらいの署名数が集まらない限り、
公的なチェックが働かないので、実際の数字など本当の所は解らないとも言え、
数字に関しても、そこまで気にする程のモノでは無いかも知れません。

> > それと、日本政治の分水嶺という意味では、その時期はとっくに過ぎたかな?と・・・・
> > 旧民主党は既に勝手に自壊しましたが、自民党だって信頼をもう失ってますし、
> > このまま既存政党への不信感が高まり、ポピュリズムの台頭を許せば、
> > 右に左にへと極端な意見に揺さぶられ、外国と衝突して一丁あがりと。
> > 正直、今ここから政治的に好転するシナリオを、私はまるで思い描けません(泣)。
> > 逆に質問となりますけど、好転するシナリオって何か浮かびます?

> 思い浮かばないです。
> ただ好転する条件として漠然と考えているのは、中国との関係でしょうか。
> そう簡単な話では無いとは思うのですが、日本がアジアの大国であろうとすることを諦め、

日本がアジアの大国として振る舞おうとしたのは戦前までの話で、
戦後に関しては、極東の西洋と言いますか、名誉白人意識みたいなモノが強く、
ドイツがEUという名の「第四帝国」を築いたみたいに、
日本もアジアで「大東亜共『円』圏」を築こうと主張する人たちもいましたけど、
それは少数派でしたね(私もそんな少数派の1人でした・笑)。
実際、20年くらい前まで日本人は、自分たちが「アジア人」と見なされる事を嫌ってましたし、
そして、日本にそうしたチャンスがあったのは90年代までの話で、
今となっては日本がどう振る舞おうと、アジアにおける中国の勢力拡大は止められないでしょう?

でもまあ、それでも考えると、日本にカードがあるとすれば、
アメリカ離脱後も、日本主導で成立させた「TPP11」の存在でしょうか?
日本の存在感を残したまま、このTPPを更に強化して、
その上で、中国やアメリカが参加したくなるように仕向けていくと。
米中関係にしても、トランプ政権は2国間交渉でやってるから、
纏まる時は協力でも、対立する時は激化してしまう訳で、
薩長同盟を取り持った土佐藩じゃないですけど、
米中の間を取り持てるくらいTPP自体を強くし、日本は坂本龍馬になりたい所でしょうか?(笑)
まあ別にTPPじゃなくても良いのですが、既存の枠組みは有効活用した方が得でし、
とりあえずTPPを強化するなら、まずはASEAN全体を参加させる所からでしょうね。

現状ですと、ベトナム・シンガポール・マレーシア・ブルネイは参加してますけど、
タイ・インドネシア・フィリピン・ミャンマー・カンボジア・ラオスはまだです。
ASEANの経済面を日本や豪州&NZに拡大すると言いますか、
日本と豪州&NZが南北からASEANを挟み込み、この軸を強くしていくと。
その上で、インドを取り込めれば、市場規模としてかなり違ってきますよね。
この段階で中国に声を掛ければ、一方的な中国主導になる事は無いでしょうし、
逆に言うと、早い段階で中国が参加してしまうと、中国にTPPを支配される事になります。
まあ元々アメリカが支配しようとしていた所を、向こうから勝手に下りた訳で、
そのまま替わりに中国が入ってこられると、それはそれで面倒ですよね(苦笑)。
とは言え、中国が本格的に加わりそうになれば、アメリカも戻らざるを得ないかと?
こうした米中の綱引き要素を抱えているのは、TPPにとって、ある意味では利点ですし、
米中の綱引きに参加国が振り回されない為にも、強力な軸作りが必要かと思われます。

また、そんな中で日本が存在感を発揮しようとするなら、
日本単独でと言うのは正直厳しいので、だからこそ、
戦略的パートナーとして、韓国や台湾の協力が欲しい所なのですが・・・・
ぶっちゃけ、韓国や台湾の競争力が高まってしまう前に、
経済版の大日本帝国の復活として、日・韓・台の共通市場を築き上げたい所でしたが、
経済的利益以上の政治対立があり、その関係は悪化するばかりですからねえ。
世界的な競争社会の中、近い価値観の者同士は、競争よりも協力の方が利益が上がりますし、
韓国や台湾が追い付いてきたとは言え、日本にはまだ一日の長と人口規模がありますから、
難しいかも知れませんけど、今からでも連携を模索すべきだろうとは思っています。
まあ、台湾は中台関係があるので難しいですけど、せめて韓国とくらいは。
これは別に親韓派という意味ではなく、単純に日本の国益を重視する意味で。

> 中国がアジアの大国であることを認められれば、
> 中国との結びつきが強まり多少は経済が好転する余地もあるのかな、と。

政治の話ではなく、経済の話なんですか?
まあ別に構わないですけど、では中国に何を売りましょう?
これは以前した「これから日本は何で食べていくか?」という問いにも繋がりますが、
これから更に中国が発展していった時に、日本から買いたいモノって何なんでしょう?
現在でしたら、日本から精密部品を輸入し、中国で組み立て、アメリカで売るという流れがあり、
相応の需要はありますけども、組み立てまで国内で行っていた頃に比べると、日本の儲けは低くなり、
また、韓国や台湾のように、中国も技術的に追い付いてくれば、
日本でなければ作れなかった部品なども、中国国内で製造できるようになっていきます。
それこそ日本の家電産業なんて、一気に飲み込まれちゃいましたからねえ・・・・
もう1つの柱である自動車産業も、家電の時の後追いをしつつある状況に見えますし。

あと、中国市場は自由主義経済ではないと言うのも、大きな足枷ですよね。
簡単に言ってしまえば、中国市場は共産党政権による様々な規制が掛けられている為、
中国が先進国市場に進出するのと同じ様な条件で、先進国側は中国市場に進出できませんから。
確かに戦後の日本も、国内需要をキープした上で、貿易輸出で黒字を生む構造でしたが、
中国のそれは、市場規模も規制度合いも、当時の日本とは段違いですからねえ。
世界のネット市場が、アメリカのGAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)に飲み込まれる中、
中国はネット鎖国を行い、自国のBATH(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ)が台頭し、
GAFAレベルとは言えないものの、それなりに戦えるレベルには成長してきており、
デジタル産業の技術面において、一部は既に日本を上回り始めているのが実際の所です。
個人的には、AI技術で中国に追い抜かれたのは、結構な衝撃でした。
で、こんな中国に、これから日本は何を売りましょう?

もちろん、中国市場は巨大ですから、これからも中国の発展が続いて、
全体のパイが増えていけば、日本にもチャンスは多くあるとは思います。
1人っ子政策により、人為的に進められた少子高齢化の歪みは、
恐らく数十年後の中国にとって、想像できない程の大きな負担を強いるでしょうけど、
まあ、それは中国の国内問題であって、外国人である我々には関係ありません。
例えば海外のアニメ・ファンからすれば、今後も日本が良作を生み出してくれれば良く、
日本の少子高齢化問題など、彼らにとっては別に関係がないように、
中国が日本の人口の4〜5倍という大量の貧困層を抱えていたとしても、
中国が日本の人口以上の富裕層を抱えている方が、日本経済にとっては重要となります。
ただ一方で、軍事や研究といった国家戦略の部分では、国民1人あたりの収入など関係なく、
とにかく国家全体で扱える予算や人員の規模の話になってきますから、
人口が多いほど国内問題の大変さは増しても、その人口自体が国力ともなります。
そういう意味では国際的に見た場合、日本は人口が減少しても、世界的には人口大国であり、
それはそれで、今後も世界的に存在感を示していけるかも知れませんけども、
しかし欧州の小国のように、限られた産業だけで国民全体を食べさせていく事は出来ない以上、
「これから日本は何で食べていくか?」というのは、日本にとって本当に大きな課題であったりします。

> > > 維新支持者って考えると割と大きい一握りなのかもしれませんけど、
> > > 大阪府民とか、国民って観点で見ると、大多数は「どうでも良い」でしょうし、
> > > 支持する一握りと同程度の反発もある訳で……。

> > 維新支持者だからと言って、必ずしもリコール賛成派では無いでしょうし、
> > 大阪中心の地域政党である維新は、愛知県に支持基盤を持っておらず、
> > それに何より、維新が党としてリコール運動に乗った訳では無いですからねえ。
> > この件で維新以上に影響があるのは、名古屋の河村市長が運動に乗った事です。
> > 何だかんだ言って、名古屋での河村人気は、それなりに高いので。
> > とは言え、積極的にリコール賛成派になるかとなると・・・・
> > ただ1つ言えるのは、愛知県と名古屋市が敵対しても、地元に何の得も無い事です(泣)。

> 仮定の話として、リコールが成功したら誰が大村知事の対抗馬として次の選挙に出馬するんでしょうかね?
> 河村さん自身か、その支持者とか?

それこそ、発起人となった5人のうちの誰かが立てば良いのでは?
でもまあ当人たちでさえ、正直そこまで考えてはいないと思いますよ(苦笑)。
現実的には、河村市長が率いる地域政党「減税日本」から出すのが無難でしょうけど、
ハッキリ言って、本人以外に勝てる手駒が皆無ですからねえ・・・・
前回の衆院選では希望の党から、参院選では維新との共同公認で、候補を立ててますし、
国政どころか県政でさえ、1議席しか獲得できていないのが現状です。
ぶっちゃけた話、自らが知事選に鞍替えして、市長選には代替を立てたとしても、
両方とも負ける可能が普通に有り得ますし、逆に言えば、それほど脆弱だからこそ河村は、
当時、自民党の衆議院議員だった大村を、愛知県知事に転身するよう口説いた訳ですね。
今では嘘みたいですけど、10年前には2人でタッグを組み「中京都構想」とかブチ上げてましたし。

> 昔、確か専決処分を濫用して鹿児島の方で市長のリコールが成立しましたが、結局再選されてましたよね。
阿久根市の竹原市長の事でしょうか?
でしたら、リコール後の出直し市長選で落選してますよ。
その後、市議会議員としては当選しましたけどね。
村や町ならまだしも、市の規模だとリコール成立自体が高いハードルですし、
リコールで失職した市長が再選したケースは、恐らく無かったかと思います。
また、知事や政令市長となると、リコールの成立すら無かったはずです。
やはり対象人数が増えると、それだけ困難って事ですよね。

> > > それで「吉村知事大丈夫か?」と思ってたら派手にやってくれましたね。
> > > 「うがい薬がコロナに効く」は目を疑いました。

> > ハハハッ、やはり あのイソジン会見にはビックリしましたよね!?
> > 維新の会ならぬ、イソジンの会とか揶揄されてますし(笑)

> 話はやや変わりますが、このイソジン騒動を受けてメディアがどう動くか見ていましたが、
> あんまり吉村さんを批判しない感じですよね。橋下さんが露出して積極的に庇ったのもあると思いますが……。
> 橋下さんに古館さんが丸め込まれているのを見て、メディアの人たちもやはり人間だなぁと感じました。
> 人気のある政治家の批判は出来ませんし、橋下さんが「あれは確かにやり過ぎだった」とか
> 出鼻を挫いてきたら何となく責めるのが悪い気がしちゃうんでしょうね。

う〜ん、私もそんなにメディア情報を追っている訳ではありませんけど、
例のイソジン会見に関しては、普通に批判的な姿勢が多かった気が?
もちろん、明確にと言うよりは、どちらかと言えばという感じでしたけど。
そして、橋下さんが出演される番組は・・・まあ、そういう雰囲気になるでしょうね。
番組側の立場的には、「出演してもらってる」扱いのゲスト接待になりますし、
逆に当人的にも、自分が有利に立てない番組には、そもそも出演しないタイプだと思います。
大阪知事時代、市町村長たちから吊し上げを喰った時には、泣いちゃってますから。
でもまあ、「勝てる相手としか戦わない」というのは、イメージ戦略的には重要ですよね!!
ついでに言うと、タレントも、政治家も、弁護士も、イメージ勝負の世界でしょうし。

ただ一方で、古舘伊知郎の方はどうなのか・・・・
若い世代からすると、やはり報道ステーションの印象が強いのでしょうが、
私たちの世代だと、プロレスやF1の実況の方がイメージ的に強く、
あの頃の古舘を知っていると、報道ステーションの古舘は窮屈さに満ちてましたし、
そもそも報道畑のアナウンサーじゃないので、あまり詳しく無かったですからねえ。
もちろん、それを補うべく、当人としては努力してたのも知ってますけども、
何も不得意な分野で勝負しなくても?とは、正直思ってましたし、
それでも拘ったのは、実況よりも報道がアナウンサーの王道という気持ちが強かったのか?
とは言え、やはり前任者の久米が天才的だったので、それと比較されるのは厳しかったですし、
報道ステーションを退いた後も、あまり活動が思うように行ってないのは、
こうした空回りを経た結果のようにも思えます。
今回の件は私も伝聞では聞いたものの、実際の映像は見ていないので、何とも言えませんが、
それこそ、1999年に行ったトーキングブルース「お経」は伝説になってますし、
https://www.nicovideo.jp/watch/sm27330176
https://www.nicovideo.jp/watch/sm27330198
https://www.nicovideo.jp/watch/sm27330216
https://www.nicovideo.jp/watch/sm27330234
https://www.nicovideo.jp/watch/sm27330251
古舘が得意な方面で思う存分、その才能を発揮してもらいたい思いはあるんですけどね。


▼ 殺人の否定と自由について
> > > ……と長々と書いていて思ったのは、「殺しなさい、ただし君も殺される」というのはまさしく至言といいますか、
> > > 本質を突いているな、と。
> > > ただ個人的には「殺されたって良いさ、殺してやる」という逃げ道を封じたいと思いました。

> > え〜と、この場合、「人を殺す自由」とかって、どう処理されるんでしょ?
> > 「なぜ人を殺してはいけないのか?」というのは、まさにそういう話ですよねえ。
> > 何だか、極端な話をして、煙に巻いてるような印象を受けるかも知れませんが、
> > 例えば江戸時代までの日本には、仇討ちという「人を殺す権利」が法的に存在しました。
> > つまりは、人を殺す権利というモノを、世間の方も容認していた訳ですね。

> 江戸時代までの社会では万人に平等な権利が与えられていた訳では無く、それについての議論も深まることは無く、
> 今改めて「人を殺す権利」について考える時に、かつて「人を殺す権利」が存在したことは
> それが妥当であったかどうかの検討対象にはなり得ると思いますが、
> 今「人を殺す権利」を肯定する根拠とはならないと思います。
> 仇討ちについて考えると、「何故尊属の敵討ちは認められ、卑属の敵討ちは認められないのか」等、
> 今の自由主義的価値観から検討して妥当ではないと考えられる点が多いと私は考えます。

んん?
え〜と、そうなると、「人を殺してはいけない」というのは、
人類社会において、普遍的なテーマという捉え方では無く、
今の日本の価値観だとダメだから、ダメだという話になるのでしょうか?
そうなると結局、社会が変われば、価値観だって変わる訳で、
場所や時代が異なれば、「人を殺してもOK」と言ってるのに近くありません?
私としては、普遍的な価値観として「人を殺してはいけない」と唱えてると思い、
江戸時代や独裁国家の例を出した訳だったのですが、
本当にそうだとすると、コチラの話の前提も大きく違ってきますね。

あと、それだと、「なぜ人を殺してはいけないのか?」という問いに対して、
「今の大方の日本人はそう考えてる」というのは、確かに同意できるものの、
根拠としては、かなり弱くなってきませんかねえ?
法治主義の現代社会において、殺人を犯せば罰せられる一方で、
殺人行為自体は、別に法律では禁止されていませんので。
また、「禁じられてなくても、罰せられるからアウトなんだ」という事であれば、
法改正で罰せられないようになれば、セーフだという意見に変わるのでしょうか?

まあ、さすがに殺人罪では、そんな簡単に法律は変わらないでしょうけども、
それこそ先日、俳優の伊勢谷友介が大麻所持で捕まりましたが、
欧米では大麻が合法な国だってある訳ですからねえ。
「そんなのは合法な国がおかしい」と言うのは簡単ですけど、
科学的に言えば、大麻よりもアルコールの方が、遥かに危険なドラッグですし、
中東では飲酒が違法な国だってある訳で、この辺の価値観は意外と明確ではありません。
でも、そこを押し通すと、最後は「ダメなものはダメ」としかならない気がしますし、
それでは「なぜ人を殺してはいけないのか?」の、真摯な答えにはならないように思えるんですよね。

> > では、「人を殺す自由」に関しては、どうでしょうか?
> > 「そんな自由など、そもそも存在しない」と、頭から否定してしまうのは簡単ですが、
> > 実際の所、そうした価値観が存在しないと言う訳ではありません。
> > これはただ単に、「殺されない自由」を支持する人数が、
> > 現状、殺す自由よりも、圧倒的多数であるからという話であり、
> > マンネルへイムさんの言葉を借りれば、衝突する自由権の結果と言っても良いかも知れませんね。

> 少し違います。私は今「殺されない自由」を支持する人が多いからそれが正しいと言っているのではありません。
> ロールズの考えにかなり影響を受けているのは自覚していますが、
> 要は、仮定の話として人間が無知のヴェールの中にあるときに、
> 殺す権利と殺されない権利を比較してどちらを選ぶかという話です。
> 無知のヴェールの中にありますから、
> 自分が軍人か、プロレスラーか、大学生か、赤ん坊なのか、それすらも分かりません。
> そんな状況で殺す自由、奪う自由、騙す自由、そんなものを肯定できるでしょうか。
> 肯定できないとすれば、それらを否定する方向に合意が形成されます。
> その形成される合意、それこそが最も普遍的に近い価値観であるはずです。

う〜ん、私は理系の人間なので、高校で政経倫理を取っておらず、
こういう具体的な哲学者や用語が出てくる話は、正直言って苦手なのですが、
(でも、こうして振ってもらえると、調べるキッカケになるので良いですけど・笑)
殺す自由も、奪う自由も、騙す自由も、「生きる自由」の前では、
必要とあれば、全てが肯定されるのでは無いでしょうか?

豊かで平和な日本に暮らしてると気付き難いですけど、
生きる為に、騙し、奪い、時に殺す事も、世界では特に珍しくは無い事ですし、
「殺す権利/殺されない権利」と捉えるから、白か黒かの二者択一的な見え方になるだけで、
「殺す権利/生きる権利」と捉えれば、それぞれ共存していても、おかしく見えないのでは?
実際、自然界においては、食べる者と食べられる者とが存在している訳で、
それはもう「弱肉強食」という世界として成立しており、どっちがどっちでは無いと。
もちろん、理想論を言えば「誰もが殺されない世界」は望ましいでしょうけど、
現実はそうじゃないですし、「無知のヴェール」とか空想的な思考実験を持ち出しても、
「なぜ人を殺してはいけないのか?」という問いの答えとしては、
ほとんど響かない気がしちゃうんですよねえ・・・・
「無知のヴェール」に対して、「負荷ありし自己」とか言うんですか?
ロールズという名前が出たので言うと、こうしたサンデル的な批判にどう応じるのでしょ?
・・・と、何だか それっぽい返しをしてみる遊び(笑)。

> > とは言え、これもあくまで「現状」であって、常に普遍的な価値観であるとは限りません。
> > 例えば独裁政権下において、不当な犯罪も裁かれない世の中であったとします。
> > この場合、「殺されたって良いさ、殺してやる」というのが、本当に否定されるのでしょうか?

> では「法の庇護が無く、殺人を肯定しなければ殺される」としたら、肯定する方向で合意できるでしょうか。
> 恐らく、自身が殺さなければ殺される状況にある危険性から、合意に至れるものだと思います。
> 先の仇討ちの例と絡めて具体化すると、こうなります。
> 母を殺した男がそのまま襲ってきた場合、抵抗の結果として殺人が発生してしまう事はやむを得ないでしょう。
> 母を殺した男がそのまま去った場合、それを追いかけて殺すことは許されないでしょう。
> 母を殺した男を、政府が裁かなかった場合、その政府に反抗し独裁者を殺害することは、
> 法の庇護を回復し、自身の命を守る為に限定的に許される余地もあるでしょう。

えっ、追いかけて殺すのはNGで、裁かない独裁者を殺すのはOKなんですか!?
何だか、ここの論理はよく解らないです・・・・
無知のヴェールみたいな感じに、人を殺して良いかダメかは、
理想的な政府統治がある事が大前提で、成り立つ価値観なのですか?
正直な所、無理に全てを正当防衛に落とし込もうとして、変な歪みが出ちゃってる印象です。

> > また、それ以外にも、死刑執行や犯人の射殺、軍事行動での敵兵殺害など、
> > 「公権力による殺人」というのも、どう処理されているのでしょうか?

> 犯人の射殺については公権力かどうかではなく、
> やはり正当防衛・緊急避難にあたるかどうかが問題になると思います。
> 「軍事行動について」これが非常に難しい問題です。
> 攻撃側と防衛側、加害者側と被害者側、そう簡単に色分けが出来る戦争は本当に僅かです。
> 東京裁判ではこの問題が顕在化しましたね。
> ただ、このような複雑な問題を考える上ではやはり、原則に立ち返るべきです
> 「人を殺す権利」は存在しない。許容されるのは正当防衛・緊急避難の場合のみ、
> そう考えると、極々限られた場合でしか軍事行動による敵兵射殺は許容されないでしょう。

正当防衛や緊急避難での殺人が許容されるのであれば、
それは「人を殺す権利は存在する」って事になりませんか?
「存在しない」とする以上は、全否定をすべきだと思いますし、
有り得ないレベルのレアケースと言うには、その手の殺人は多すぎます。
また、正当防衛や緊急避難の判断基準にしても、個々で大きく異なるからこそ、
現在のアメリカのように、Black Lives Matter運動が起こっている訳ですし、
公権力の統制が弱い国ほど、その辺の判断基準は過激化していくモノです。

あと、「動物は無益な殺生はしない」とか言われがちですが、
動物だって、食べる為や身を守る目的以外でも、普通に命を奪ったりしています。
他のオスの子供を殺したり、他の群れの動物を嬲り殺したりするだけでなく、
時には集団内のイジメで殺したり、玩具で遊ぶかのように殺したりもします。
そういう意味では、恨みを晴らす為に殺したり、疑心暗鬼になって殺したりなど、
人間が人間を殺す行為自体は、特に珍しい行為では無いと言えますし、
「殺す権利」という言葉を用いると刺激的ですが、そこは本来の主旨ではなく、
そもそもは、「なぜ人を殺してはいけないのか?」というのが本題ですからねえ。
殺す権利を否定した所で、その本題の結論には繋がらないような気がします。

> > その他に、最近の事件で言えば、「ALS患者への嘱託殺人」がありましたけども、
> > これなどは「殺される自由」とも言える問題ですよね。
> > これはこれで難しい問題なのですが、まずはその前に、
> > 嘱託殺人や安楽死処置も、殺人である事には変わりませんけど、これはどうなんでしょ?

> 正直、前のレスで踏み込むかどうか迷った点です。やはり問題ですよね。
> 私の場合、嘱託殺人・安楽死処置というよりはもっと単純に「自殺」として頭においていました。
> つまり、「自分を殺す権利」はどうなのか?と。
> 私としてはこの問題を、「殺す権利」とは別の問題に分けて考えたい所です。
> つまり、「死ぬ権利」です。……私は社会的要請として自殺幇助や自殺教唆が処罰され、
> 自殺行為が一定の抑止を受けることには賛成ですが、どうしても自殺行為自体を誤りとは言えないのですよね。
> > そして最後に、次第に身体の筋肉が動かなくなるALS患者に対して、
> > 「患者が死を望むなら」と、安易に尊厳死を持ち出す意見も多いのですが、
> > 実際の所、筋肉が動かなくなっても、五感や頭の方は正常だったりしますし、
> > 延命治療を選択しない患者が8割いる一方で、
> > 本心を言えば、生きていたい患者も8割いるそうなので、
> > 現実的には、「死を選んでいる」というよりは、「死を選ばされてる」現状があると。

> 嘱託殺人や安楽死処置に関しては上に書いた死刑制度に賛同できない理由と同じような理由で、
> 軽々に賛同は出来ない所です。「死ぬ権利より、生きる権利」これは非常に重要な観点だと思います。
> 私には「死ぬ権利」を否定できませんが、そうだとしても「生きる権利」を無視しては進められない問題です。

「死ぬ権利」自体は、私も「あって良い」とは思いますよ。
とは言え、「自ら死を選ぶ」事と、「自ら死を選ばされる」事とでは、
同じ自死であっても、中身が大きく異なると思うんです!!
借金返済の為に、保険金を掛けられて自殺するのは、本当に死ぬ権利の行使なのか?
上から責任を被せられ、詰め腹を切らされて自殺するのは、本当に死ぬ権利の行使なのか?
そして、本心では生きていたALS患者が、延命治療を選択しないのも、死ぬ権利の行使なのか?
何だかんだで人間は基本的に、「生きていたい」と思い願う生き物であり、
その願いを阻害する要因や環境を考慮しないまま、「本人の意思だから」と、
他人が、自殺や嘱託殺人を認めてしまうのは、安易だし危険だと思うって話ですね。

> > > 大前提として、人間はだれしも自由に生きたいという願望を抱いているとします。
> > > 勿論、政治的な姿勢として自由権に制約を加える方向性を好む方も居ますが、
> > > そのような方も、自らの希望として自由に制約を加えたいのであり、
> > > 誰かからいきなり自分の意に沿わない形で自由に制約を加えられるのは望まないでしょう。
> > > ここでいう自由とは何かをしたいと思う人間の気持ちそのものと言って良いでしょう。
> > > 「自由」といいつつ憲法13条でいう幸福追求権が一番近いのかな。
> > > ここまで自由を広く捉えるのであれば、人間にとって、
> > > 「自由」とは最も価値のある至上の存在である、と断じても反論は無いのではないでしょうか?

> > う〜ん、そもそも論として、そこまで「自由」を、
> > 至上の価値として、大前提にしちゃって良いんですかねえ?
> > 自由というのは、一面においては熾烈な競争を強いるモノであり、
> > 自由至上主義(リバタリアニズム)では、弱者を救済する富の再分配さえ否定されます。
> > 究極的に言うと、自由と平等は相反する価値観ですからね。
> > そういう意味では、「幸福追求権」と「自由」とが本当に、
> > イコールで結ばれるのか?という問題点も、あるような気がします。
> > そこには、敗者や弱者が救済されない自由もある訳ですからねえ。

> 私個人がややリバタリアニズムに親和的な人間であるために、
> 文面からもリバタリアニズム的な「自由」のニュアンスが感じられるかもしれませんが、
> 私が言う自由とはもっと素朴で抽象的な物です。「選択肢がある、それを選べる」その程度の話です。
> 仮に管理人様が「自由」という名称で違和感を抑えられないのであれば、
> 全て「幸福追求権」と言い換えて良いかと思います。
> 私個人は「自由」と「幸福追求」は同一とは見做せないものの近しいモノと考えていますが、
> その点に関しては正直、管理人様と私で「幸福追求」の概念に
> 大きな隔たりが無いのであれば無視して良い点だと思います。

いや別に、リバタリアニズム的であるとか、そういう話は私の方もしていません。
ただ単に「幸福追求権≒自由」としている所に、違和感があったのであって、
要するに、「自由」という単語をキチンと定義しないまま、
フワッとしたイメージで用いてる感じがして、そこを質しただけの事ですね。
例えば、自由無き「奴隷の平和」であっても、それを幸福と感じる人は居るでしょうし。

> > > 自由権の衝突の結果の殺人を認めれば、人々は常に何者かから自身の自由権を侵害されるリスクを負うことになります。
> > > これは許容出来る筈がありません。

> > 「リスクを負うから、許容できる筈がない」というのも、実際はどうなんですかね?
> > 例えば、銃社会のアメリカなんて、それで多くの人命が失われている訳で、
> > リスクであるのは確かなはずですけど、一向に銃規制が進む感じはしません・・・・

> これは問題を分けて話すべきだと思います。
> 「人を殺す権利」について、無知のヴェール下で否定する方向で合意する一方で、
> 「銃で自衛する権利」について、無知のヴェール下で肯定する方向で合意することはあり得ると思います。
> ただ、そもそもの話としてアメリカの銃社会はその建国からの歴史が大きく関わっています。
> 私は敢えて原初状態という抽象的な仮定からより正しい価値観を導き出そうとしています。
> 故に、私がその方法で導く結論と、アメリカの自分の立場と国の歴史に無知ではない人々が導く結論が、
> 変わってくるのは当然の事だと思います。
> 私の結論の是非は分かりませんが、少なくともアメリカが別の結論を出したことを理由に
> 否定される類のものではないと思います。

それぞれの結論を認めて、「日本はNG」「アメリカはOK」を許容すると、
「私はNG」「あなたはOK」というのを許容する事にも繋がりますし、
そうなると、自分は殺す権利を認めなくても、あなたが殺す権利を持つの認めるとなり、
結局は「人を殺す権利」の存在自体を容認する方向になりませんか?

また、「銃で自衛する権利」と「人を殺す権利」は別の話であっても、
切り分けて考えられるほど、明確な線引きが出きる話では無いはずです。
そもそも銃とは、相手を撃つための武器な訳ですし、
例えばアメリカでは、無断で他人の庭に入れば、射殺されても文句は言えません。
日本人的な価値観で言えば、過剰防衛にすら当たらないような案件でも、
彼らの価値観にしてみれば、キチンと正当防衛が成立する訳ですね。
また、中東や南アジアでは、今でも名誉殺人という風習が残っており、
日本から見れば異常な行動でも、彼らにすれば真っ当な行動となります。
「人を殺す権利を認めない」とするなら、これら全てを否定する必要があると思うんです。
逆に言えば、条件付きであれ、例外であれ、一部でも認めているのであれば、
結局、「人を殺す権利を認めている」という事にはならないでしょうか?

・・・って、今年度から小学校で始まった「道徳の評価化」というのも、
こうやって話し合えるのであれば、評価のしようもあるのかな?(笑)
同じく、安倍教育改革で今年度から必修化された「英語」と「プログラム」も含め、
いったい小学校で、どんな授業が行われているのか、ちょっと興味があります。
とりあえず私なら、道徳の授業にはアニメ「トライガン」を使って、
英語はYouTubeか「北米版トトロ」、プログラムはPS1「カルネージハート」でしょうか?(笑)
な〜んて、生と死という思いテーマが続いたので、最後は軽めに終わってみました。


[23344] 政治や哲学から部活にアニメまで長文雑談(その2)返信 削除
2020/9/15 (火) 20:49:58 徳翁導誉

※ 長文すぎて容量オーバーになった為、2分割で送信(笑) ※


▼ 天皇家と女系天皇の話
> > 確かに、テレビや新聞などのマスコミ報道でも、
> > 公的な場面では、「皇后陛下」や「皇太子殿下」と呼ばれる一方で、
> > 親しみを込める時には、「皇后さま」や「皇太子さま」と呼ばれますね。
> > ですが天皇だけは、一貫して「天皇陛下」と呼ばれていたかと思います。
> > 「雅子さま」や「秋篠宮さま」とは呼んでも、「徳仁さま」とは呼ばないですしね。
> > そういう意味で、「天皇様」という表記は、やはり珍しいかと思われます。

> 変な拘りですけど、何の意識も無く「天皇様」と呼んでいた自分の事を
> 少し誇らしい気持ちにはなりましたけどね(笑)
> 自分は「陛下」じゃ嫌なのか、でも呼び捨ても嫌なのか、となんか腑に落ちた気分です。

それこそ佐藤優が、あれこれ思案して辿り着いた「天皇様」という呼び方を、
マンネルヘイムさんは、ごく自然に辿り着いたって事ですしね(笑)。

> > 例えば「女性天皇」や「女系天皇」の話の場合、その違いを理解しないまま、
> > 「時代の流れだから」とか言って、何の気無しに賛成している人が多い気がするんです。
> > 皇統の維持を何よりも重んじ、千数百年の歴史を紡ぎ続けてきた天皇家にとって、
> > 女系天皇など絶対に飲めない提言なのに、象徴天皇制とかいうモノの存在の為に、
> > 自分たちの家のアイデンティティーを守りたい気持ちすら、自由に表明する事が出来ず、
> > 漠然とした民意で運命が決められてしまうとなれば、果たして心情は如何ばかりか・・・・
> > 何だか、その辺りのキチンとした配慮が足らず、象徴性だけを押し出すと、
> > 言い方は悪いですけど、象徴天皇制って「国民のペット化」しちゃうと思うんですよね・・・・
> > 天皇を敬う敬わない以前の話として、これでは1人の人間の扱いとして可哀想な気がするんです。

> これは耳が痛い話です……。昨今の男女共同参画社会推進と同じ頭の枠組みで、
> 私も女性天皇の話を考えている傾向がありました。
> しかし天皇家も象徴天皇制を抜きにすると、
> 日本一の旧家であり、家の伝統があり、アイデンティティーがある。
> 当たり前の話です。天皇様も象徴天皇である前に人間である。
> 最高裁が(守るためとはいえ)天皇様の人権を限定する方向の判決を出したのは良かったのか?
> なーんてことを言っていた身としては猛省したいですね。

昭和天皇が終戦を決断したのも、国家・国民の為という以上に、
「皇統の維持」を何よりも重視した為だったと言われていますからね。
それほどまでに、天皇家にとっては、皇統の維持が大事なんです。
また、小泉政権が女系天皇を認める方向で、皇室典範を改正しようと進めていた際には、
天皇は政治的な発言が出来ない事を良い事に、「陛下も容認の意向」という噂を広め、
それに対してェ仁親王が「陛下が賛成なさるはず無い。噂は事実無根」と発言すると、
総理の意を汲む有識者会議は「皇族が発言するのは憲法違反だ」と激怒しましたからねえ。
天皇家としては、旧宮家の復活や、旧皇族からの養子を望んでいる中、
これが国民的な議論の末の女系容認ならまだしも、やり方が姑息なんですよ!!
一方で、その直後の紀子さま男子懐妊には、天皇家の血脈の強さを感じました!!!

上皇夫妻は、天皇在位の最後に、韓国訪問を望んでいたとされますが、
それを安倍政権が飲まなかったのは、政治事情も絡むので致し方ないと思いますけど、
(結局は私的旅行として、埼玉県にある朝鮮由来の高麗神社に参拝しました)
継承問題の件はさすがに、天皇の人権を蔑ろにし過ぎだろうと思うんです・・・・
個人的には、憲法改正って消極的ですけども、仮に改憲するのであれば、
自分たちに関する事くらいは、皇族に発言権や決定権があっても良いと思うんですよね。
例えば近年も、負担軽減を理由に宗教儀式の簡略化が行われたりしましたけど、
そうした事まで、国が一方的に決めるというのは、ちょっと違う気がするんです。

あと、女系天皇ではなく、女性天皇であれば、
歴史的にも例はありますし、個人的には別にあっても良いと思うのですが、
女性天皇って、あくまでもワンポイント・リリーフ的な存在なので、
現在の天皇制にシステム的に組み込んでも、あまり意味は無いかな?と。
それに皇籍離脱が無くなると、旧皇族としか結婚できなくなりそうですし、
大多数の国民は、女性天皇と女系天皇の違いなんて意識してないでしょうから、
女性天皇まで行ったら、やはり女系容認の方向になっちゃいますよね。

まあ私自身は、国民の多くが望むのであれば、女系天皇もアリかとは思うものの、
やはり個人的には、そこは反対なんですよねえ・・・・
もちろん、天皇家の意向として「それを全く望んでない」のを知ってるのもありますが、
歴史的に見ても、権威と権力の分離は重要だと思うんです。
簡単に言ってしまうと、仮に女系天皇を認めた場合、後の世に独裁者が現れた時、
女性皇族と結婚して、権威と権力が一体化してしまう恐れが生じます。
その場合、その権力が倒れた時に、権威も同時に消滅してしまうんですよねえ・・・・
この前、別スレッドでも少し語りましたけど、
オスマン帝国の皇帝(スルタン)が、イスラム教の指導者(カリフ)を兼ねた為に、
オスマン帝国の滅亡と共に、イスラム教はカリフの存在を失ってしまい、
現在のようなイスラム教の混乱を招く一因ともなりました。

もちろん、今の日本であれば、そうした心配を考慮に入れる必要性は乏しいものの、
50年後、100年後の日本を考えた時に、どんな政治状況になってるかなど解りませんし、
近視眼的なモノの見方だけでなく、子孫の世代の日本まで考える方が良いと思うんです。
明治維新にせよ、戦後復興にせよ、日本がガラッと一気に社会を変化できたのは、
天皇という「御旗」があった事も大きく、後世の為にも、旗の価値は出来る限り保つべきかと?
御旗というと大仰に聞こえますが、旅行会社の添乗員が掲げる旗にしたって、
それはただの旗ですけど、その旗があるから、ツアー客もまとまって行動できる訳ですし、
転換期において、国民がまとまれる「象徴」があるというのは、それだけで強味なんですよね。

それに、なぜ天皇家が特別かと言えば、それは「歴史」があるからであり、
その歴史の根幹部分こそが「男系」による継承でしたからねえ。
その根幹部分を抜き取ってしまっては、外側の見た目の歴史だけが残っても、
果たしてそこに、どれだけの意味があるのか?というのは、正直思ってしまいます。
そこまでするのであれば、もう、天皇制を残す意味自体が乏しいと思いますし、
いっその事、民間人となり、神社の宗教的トップとして自由に振る舞えた方が、
却って歴史と伝統を守れるのでは?と、考えない訳ではありません。

また、それこそ「平等」を謳うのであれば、女性天皇とか、女系天皇とか言う以前に、
天皇や皇族だって、一国民として等しい権利を与えた方が、平等ってモノでしょうし、
戦後憲法による象徴天皇の縛りというのは、たかだか70年やそこらの伝統ですから、
神話の時代まで含めた天皇家2680年の歴史からすれば、大した話では無い気がするんです。
象徴天皇でなくなっても、天皇は天皇であって、神道トップのままですし、
逆に、象徴天皇のままでは中途半端なので、改憲するなら元首に戻しても良い気はします。
イギリス政治を見ていると、「君臨すれども統治せず」でありながら、
やはり女王という存在がある事で、政治的暴走を抑える心理的ストッパー役にはなっており、
利益は出ないけど社会的に必要な役割も、議会ではなく王室が担ってる部分もあって、
そういう所は、ちょっと羨ましくもあるんですよねえ・・・・
極端な話、参議院を廃止して、権力無き貴族院を復活させても良いでしょうし、
NHKも英BBCのように天皇直属にして、自由な報道と公共性を両立させたり、
その範囲を国立大学や国立博物館などに、広げるのも面白いかも知れません(笑)。
解散権の濫用にしても、戦前の「憲政の常道」を取り戻して貰いたい所はありますので。


▼ 人口減少社会と選挙制度の話
> > > > いや本当、これからの日本って、何で食って行くんでしょう・・・・
> > > まあ「伸びしろが無い」という点に目を瞑れば、
> > > 日本よりもまずい状況にある国家はいくらでもあるので、
> > > 身の丈にあった暮らしをする分には不自由もない日本はまだマシだろうと思いたいです。
> > > 「身の丈〜」の部分は怪しいかもしれませんけどね……。

> > その「身の丈」というのが、どの程度を想定されてるか次第ですね。
> > 相対的な現状維持という事でしたら、正直、ちょっと難しいかも知れません。
> > 平成の米騒動の際には、「マズい、マズい」と言いながらタイ米を食べたり、
> > 結局は食べずに廃棄してたりしましたけど、今後はどうなる事か?

> 自分は多分独身のままだと思うので単身で労基法を守る企業で仕事をしながら
> 三食好きな物を食べられたらそれで良いですかね。
> 好きな物、と言ってもようはうどんとか納豆とか、
> まあ肉とか魚とかそんな高いモノを志向している訳でもないので、
> それ位は私の生きている間は大丈夫だろうと信じたい所。

でも、このまま競争力を失っていけば、納豆自体が商品の棚から消える事は無くても、
1割2割と値段が上がっていき、そのうち価格が2〜3倍になっているかも?
もちろん、それでも納豆くらいなら買えるでしょうけど、
今まで通りに気軽には食べられず、高級食品となるかも知れません。
また、身の丈にあった暮らしと言っても、エンゲル係数が上がっていけば、
必然的に生活の余裕は減っていき、思うような身の丈生活にはならないかも知れません。
って、エンゲル係数と言えば、安部総理の国会珍答弁なんて騒ぎがありましたね(笑)。

ただ、自らがで好き好んで、慎ましやかに暮らすのと、
慎ましく暮らして行くしか選択肢が無いのとでは、
見た目は同じでも、中身が大きく異なりますからねえ・・・・
経済的であれ、精神的であれ、身体的であれ、人間というのは、
「余裕」こそが何よりも大事な生き物ですので。
そういう意味では、状況が変わっていく中で、
価値観や社会システムの方も変えて行ければ、言うほど悲観する必要も無いかも知れませんが、
実際の所、果たしてそれが実現可能か?という所が問題になってくると。

> > しかも、これから更に日本の少子高齢化が進み、
> > 人口が半減して、人口の半分が高齢者なんて時代になったら、
> > 状況は今よりも苦しくなるはずですからねえ。
> > 日本より下の国を見て、心を落ち着かせると言っても、限度がありますよ。
> > また、最近の研究では、世界全体の人口自体が、2050〜2070年くらいに掛けて、
> > 人類史上初の「人口減少時代」を向かえるなんて意見が増えてきてますし、
> > そうなると、日本だけでなく、世界規模での停滞経済期に陥っていく恐れがあります・・・・
> > コロナ禍ですら、これほどの大混乱なのですから、ちょっと想像が付きませんね。
> > もう本当、国全体としてどうこうより、個々人がどうするか?という時代になって来てるのかも。

> そう、逆にそれを理由に
> 「だから日本が人口減少するのは仕方ない、むしろ適正人口になるんだ」
> と言っている人が増えてきていますね。

まあ個人的には、「そもそも適性の根拠とは何だ?」と、
ツッコミたくなる所はありますけどね(笑)。
理系の人間からすると、根拠や定義は非常に重要な部分なので。

> なんか一昔前の「温暖化正常論」と似た臭いを感じて迂闊に信じられないんですけどねぇ……・
そういう意味では、コチラでは対応が変わるんですよね(笑)。
もちろん、「正常って何基準の話?」というツッコミは入りますけども、
気候が変動するのは、歴史的に見ても、科学的に見ても、普通の話です。
例えば、これは5000年前の関東地方の地図↓ですが、
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/2a/62be877a31d723f4548e6c9e4f077cd0.jpg
日本に10〜20万人しか住んでなかった縄文時代に、
恐ろしい程の高炭素社会があった訳ではありません(笑)。
そもそも長期で見れば、気温など変動する↓のが普通です。
https://www3.coara.or.jp/~tomoyaz/yayoikikou.jpg

地震とかもそうですけど、ずっと安定している方が却って変ですし、
地球環境に優しく暮らす事自体は、別に私も否定しませんけども、
科学的に真摯な態度で答えるならば、人間が地球環境に影響を及ぼす程度は解りません。
本当に二酸化炭素が原因なのかも解りませんし、このまま温暖化し続けるかも解りません。
ただ、「解らない」では具体的な話が進まないので、信じたい人は信じたい情報を信じますし、
科学者だって断言は行わないものの、空気を読んで それっぽい事を言ったりはします。
でも結局、地球が温暖化する時は温暖化しますし、寒冷化する時は寒冷化する訳で、
それを人為的にどれだけコントロール出来るかとなると、正直な所・・・・
とりあえず言えるのは、温暖化よりも寒冷化の方が、生物が生きていく上で厳しいですし、
確か半世紀くらい前は、温暖化ではなく、寒冷化の心配がされてたって事ですね。

> > > > あとは他に何の話してたっけ?
> > > > ・・・と思い返してみると、中選挙区制の話とかしてましたね。

> > > 後半がフェードアウトしそう……。

> > では、後半からは話題をピックアップして、
> > 「中選挙区制復活の問題点」と「人口減少の弊害はこれから」に絞ってみます?

> 「人口減少の弊害」について多分一般論以上の事は書けないと思いますね……。

とりあえず、今回の話の流れから、
「2050年 世界人口大減少」という本を読んでみました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4163911383
そこまで目新しい内容は無かったものの、世界中を取材・調査して回り、
なかなか良く纏まった良作だと感じたので、とりあえず紹介しておきますね。
移民大国であるカナダの学者2人が書いており、なかなかバランスは取れてたかな?
日本についても結構扱われていますし、カナダという国家をホテルに喩えたのは絶妙でした。
20世紀より前の歴史的考察や、今後の戦争という要素の考察は、ちょっと欠けてましたけど、
現代モノのルポという意味では、良く出来ていたと感じますし、
「このまま進めば」が大前提の近未来予測としては、相応の内容だったかと思います。

また、世界的な都市人口の増加や、女性の社会進出などが、出生率を下げるであろう事や、
経済や医療の進歩により、多産多死から多産少死になり、寿命も延びて少産少死になる事など、
今まで漠然とは理解していた事柄も、こうして改めて整理できたのは、個人的に良かったかな?
こうなってくると、この辺りの数理モデルを組み込んだ、
2050年の赤い嵐シナリオとかも、少し作りたくなってきます(笑)。
と言いますか、世界的な人口減少の可能性について、個人的に考え始めたのは、
「現代版2050」のシナリオ制作で、いろいろとデータを調べていた時でしたし、
また、オスマン帝国の専門家である鈴木薫が近年、「文字」から見た世界文明論を唱えてますけど、
よくある宗教や言語での分け方の他に、「皇帝(帝国)」で文明世界を分ける見方を方法に気付いたのは、
今回の「仮想版2050」で、ブラジル皇帝の話をしたのも、キッカケの1つだったんですよね。
それを思うと、やはり他者から いろいろと刺激を受けるというのは、やはり良い事なのでしょうね。

実際、こうして世界の人口と経済の話をした事で、
この両者には、相関関係が見られるのでは?という考えが湧いてきましたし。
それこそ「人口」というのは、未来予測が数々の社会問題の中で、
数少ない、正確な予想がしやすい分野と言われており、その社会が発展するほど、
人口構成の年齢ピラミッドは、「富士山型→釣り鐘型→壺型」と推移すると言われています。
でも、こうした傾向って、年収ピラミッドでも同じく見られるような気がするんです!!
要するに、赤ん坊が亡くなりやすく、働き手が欲しい農民世帯が多い国ほど多産となり、
平均寿命も短い為、年齢ピラミッドはきれいな富士山型となりますが、
こうした国って、多くの貧困層がいる一方で、一握りの富裕層が富を独占しており、
年収ピラミッドで見ても、同じように富士山型になってる気がするんです。
そして、社会が発展するほど、中間層も増えてきて釣り鐘型となり、
更に成熟すれば、最低賃金上昇や弱者救済策が充実して壺型になっていくと。
そうすると人口推移だけでなく、長期的な経済収入の方も数理モデル化できる気がするんです。

既にミクロな経済の世界では、「経済物理学(金融工学)」とかいう分野で、
クオンツと呼ばれる物理学者や数学者たちが、
株価変動を数理モデル化して、巨万の富を得ているようですが、
マクロな経済を数理モデル化し、高所から長期的に眺める事によって、
歴史的な流れすら、おおまかに予測できるのでは?という考えもあったりします。
それこそ、別の雑談スレッドで語った「歴史物理学」みたいな感じで。
そもそも物理学って、過去の膨大なデータからモデルを推測し、
現在起きる事にモデルが適応するかを実験して、
その正しさが認められれば、未来の結果さえ予測できる学問ですので、
そうした物理学的手法を自然現象だけでなく、社会現象にも用いてみるのは、
これからのAIやビッグデータの時代に、とてもマッチしているのかも知れません。
最近知ったのですが、「社会物理学(ソーシャル物理学)」なんて分野もあるそうですし。
もちろん、最後は1つに集約される結果を、事前に正確に予測できる訳ではありませんが、
起こり得る可能性と、その発生確率が見えてくれば、事前の準備や対策くらい行えますしね。
ただし、伝統的な物理学の価値観からすると、邪道以外の何物でも無いですけど(苦笑)。

・・・って、何だか話が飛び過ぎてて、ちょっと解り難い内容ですかねえ?
まあ、ともかく、こうしてマンネルへイムさんと雑談する事で、
いろいろと考えるキッカケとなり、ありがとうございます・・・って事ですね(笑)。
その内、これらを形にしたくなったら、新作ゲームに組み込んでいくかも知れません。
実際、世界的な人口減少と少子高齢化、そして経済市場の縮小という要素は、
赤い嵐に組み込んでみて、遊びながらにシミュレートしてみたい気分になってきてますし。

> 「中選挙区制復活の問題点」というより「適正な選挙制度とは?」という話なら少し。
> といっても、前に聞いた話を改めて整理した上で少し調べた程度ですけどね。
> 管理人様は中選挙区制復活の問題点を指摘されましたが、
> 中選挙区制の問題点というのはその他にも「金権政治」の横行があるようですね。
> 背景にあったのは同じ政党から数人の立候補者が出て、尚且つそれが敵同士だったこと。
> これによって党ではなく派閥単位での争いが激化し、また同じ党であれば政策も近しいので、
> 政策以外の面、必然的に公共事業やら利権やらで票を集めるしかなくなる、と。

もっと言うと、一定数の得票さえ有れば当選できる為、
組織票の力が非常に強くなり、それだけに利益誘導も強くなったと。
また、同じ党だから政策が近いと言うことは、あまり実態を捉えておらず、
特に与党の場合は、今の自民党や旧民主党が可愛く思えるくらい、主張はバラバラでした。
だって結局、「カネ」と「権力」が何よりの中心軸であり、
それしか纏まりはありませんでしたから。
文字通り、「金権」な訳ですね!!

> 一方で、恐らく私に中選挙区制を解説してくれた人は、
> この「党ではなく派閥単位での争いが激化」した点、言い換えると「派閥による疑似的な政権交代」が起きた点と、
> 二大政党制の実現を志向した結果生まれた、現状の大政党(というか自民党)に有利な小選挙区比例代表並立制を比較し、
> 結局中選挙区制の時の方が自民党内部での疑似的な政権交代が多々起こっていたという事を指摘したんだと思います。

もちろん、そうした主張の主旨を理解した上での、前回の私の発言ですね。
繰り返しになりますけども、結局はそこから、ノスタルジーしか感じない訳ですよ。
別に、ノスタルジーが悪いと言っている訳ではありません。
ですが、ロシア人の多くが、超大国であったソ連時代を懐かしんだとしても、
その多くは、共産主義の復活など望んでいないのと同じように、
冷静になれば、ノスタルジーと制度問題は分けて考えられるはずなんです!!
しかし、中選挙区制の復活論者には、そうした論理性を全く感じられないと・・・・

個々の政治家が小粒になったという意見は、それはそれで私も解るんですよ。
私も子供ながらに、昭和の派閥の領袖が持っていた存在感を覚えていますから。
とは言え、今のロシアが共産主義を再導入した所で、昔のソ連が戻ってこないのと同様、
昔の中選挙区制を再導入した所、今の時代に大物政治家が復活する訳では無いんです!!
時代や状況というモノが、当時と現在とでは大きく異なりますからねえ。
経済が右肩上がりで、パイの分配さえ行えば良かった戦後昭和の頃と違い、
御恩と奉公で回った派閥政治が、今でも同じように機能するとは到底思えませんし、
そもそも55年体制は崩壊してますから、派閥争いする巨大与党の誕生すら厳しい状況です。

また、政治制度として考えた場合、疑似的な政権交代など求めなくても、
小選挙区制であれば、実際の政権交代が起こりやすいシステムになっています。
それに、安定的な政権運営を求めるにしても、
大勝しやすい小選挙区制の方が、それは起こりやすいです。
安倍政権や小泉政権が長期政権になったのも、小選挙区制に替わったればこそです。
そういう意味では、わずか8ヶ月の短命政権ではありましたけども、
小選挙区制や政党助成金の導入など、細川政権の行った仕事って、実は大きかったんですよね。
現状では盤石に見える自民党政権にしても、小池ブームが起きただけで危うくなりましたし、
小泉政権が郵政解散で圧勝した次の衆院選では、民主党による政権交代が起こってる訳で、
代わる時は本当に劇的に代わってしまうので、小選挙区制の利点でも、あり欠点でもあります。

あと、主導権を巡る総裁選挙がある限り、小選挙区制のままであっても、
一強多弱で安定してしまえば、与党内の派閥争いというのも、別に生まれない訳ではありません。
今回は、勝ち馬に乗れと一気に大勢が決しましたけど、総理総裁の権限が強化された現状では、
昔以上に勝ち負けで雲泥の差となる為、熾烈な総裁選となれば、
派閥争いも昔以上に激化する可能性は含んでいると思いますよ。
だからと言って、派閥争いが良いとも言えませんし、それで大物政治家が生まれる訳でも無く、
それに何より、権力闘争で首相の座を1年や2年でコロコロ替えられるほど、
今の日本に余裕があるのか?という問題があります。
って、小泉政権と2度目の安倍政権以外は、小選挙区制が導入されていても、
1年や2年でコロコロと首相が替わってますし、そこには派閥争いも絡んでますけどね(苦笑)。
ただ、そこは自民党も政権慣れしてるからこそ、勝ち馬に乗る動きが加速したのかも知れませんし、
逆に旧民主党は不慣れだった為に、強力な求心力が反転して遠心力となり、党の分裂を招いたのかも?

それと、そもそも論から言って、昔の大物政治家が、
本当にそれ程の人材であったかは、正直疑問がある所ではあるんですよね?
同じ様な器であっても、置かれた状況の違いというのは、人を大きくも小さくも見せますし、
戦国大名は確かに有名ですけど、江戸時代の大名と比べ、格段に優れていたとは言い切れません。
また、過去は思い出補正が掛かり、リアルタイムは辛口評価となるのも、別に珍しい事じゃないですね。
政治家に限らず、企業家であったり、スポーツ選手や芸術家でも、同様の傾向はあろうかと?
ただそれも、結局は感情論でしか無い為、それで上手く難局を乗り越えられる訳が無いんですよねえ。
逆に、懐古主義も行き過ぎれば、単なる迷惑な存在(老害)に墜ちてしまいますし・・・・
って、マンネルヘイムさんと同じ、若い世代の人だとすると、
ノスタルジー的な懐古主義というよりは、理想化された古き良き時代に思いを馳せる、
「三丁目の夕日」症候群みたいなモノなんですかねえ?
良い部分だけ切り取れば美しく見えても、実際はどれだけ荒れた世界だったか(苦笑)。


▼ アニメやアニソンの話
> > > 全く畑違いの話ですが、つい最近アニメ化された作品のキャラの服装から旭日旗が消えてひと悶着ありましたね。
> > > 作者的には「間違った昭和の番長」というコンセプトのキャラで、旭日旗も記号的な意味しか無かったものの、
> > > グローバル化した「アニメ」を牽引する作品の一つとして旭日旗は残しておけなかったんでしょうねぇ。

> > なんの話かな?と調べてみたら、「とある」シリーズでしたか(笑)。
> > 削板軍覇というキャラで、7人しか居ないレベル5能力者の1人なんですね。
> > 一応、インデックスとレールガンの第1期は、共に見ているはずなのですが、
> > もう10年以上前の話なので、中身はほとんど覚えてませんね・・・・
> > 関係ない話ですけど、最近は続編までのスパンが、物凄く長くなってません?

> あらら、特定されてしまった。
> そうですねぇ……。多分、原作となり得る作品が増えすぎて、どれが当たりか制作サイドも読めなくなって、
> 必然的にシリーズファンが見込めるかつての名作に回帰したのかなと思います。
> 購買力のある青年・壮年が食いつきますし、そこも含めてかな。
> レールガンとインデックスの他にも、SAO、PSYCHO-PASS、STEINS;GATE、リゼロ、fate、ログホラと
> あくまで私が聞いた限りですけど、全体的に4〜10年と
> かつては1年とか2年で続編が出ていたことを考えるとかなり間が空くようになった気がします。

今回、「Re:ゼロ」の新作が放送されるという事で、第1期もAbemaで無料配信されてた為、
緊急事態宣言中に一気見したのですが、予想以上に面白かったんですよね!!(笑)
という事で現在、第2期をそこそこ楽しんで見てはいるのですが、
「この続きって何年後になるんだ?」と思うと、ちょっと気が重くなります。
同じくAbemaで、「弱虫ペダル」の第3&4期も一気見したのですが、
まさか4クールもあって、2年目のインターハイが終わっていなかったとは!?
私の場合、原作からアニメに入った時は大丈夫なのですが、
先にアニメから入ると、なかなか原作に移行できないタイプなもので・・・・

消費増税前にテレビを買い換え、テレビでもネット配信が楽しめるようになった事で、
今年の初め、噂になり初めてた「鬼滅の刃」を見始めたあたりから、
およそ10年ぶりに、私のアニメ視聴が復活した所に、
今回のコロナ禍によるStayHomeと、Huluの3ヶ月無料体験が重なってしまい、
(Huluの登録は、ゲーム・オブ・スローンズの視聴が目当てだったんですけどね・笑)
今まで未視聴で貯め込んでいた話題作を、立て続けに消化して一気見したのですが、
既に評判の高い作品群をまとめて見ただけに、当たり率は高くて、満足度も高かった一方、
通常視聴は週に1話ずつしか進まず、しかも良作か否か判断に時間が掛かる為にキツくなり、
それで続編の時期がが読めないとなると、何だか精神的にも厳しくなってしまいました・・・・
う〜ん、これはちょっとマズい傾向かなぁ?(苦笑)
以前はそんな事、ほとんど感じなかったんですけどね。
原作遵守で、アニメ的に話を完結させない、昨今の作り方も影響してるのかな?
この調子だと年内のウチには、私の中でのアニメ視聴モードが、再び下火になるかも知れません。

・・・と、何だか取り留めのない話をしてしまいましたが、
続編までの年数が伸びているのは、作画の作り込みが昔と比べ物にならないレベルになっており、
1作の手間が掛かるようになった上、各スタジオが手掛ける作品数も増えた事により、
なかなか手が空かず、制作ストックが貯まりやすくなってる影響な気がします。
まあ、昔のように漫画連載に追い付いて、無駄な引き延ばしが多かった事を思えば、
アニメ作品としての質自体は、以前よりも保たれるようになったと思いますけど、
それだけに、リアルタイムで観ていくのは、なかなかキツい時代なのかも知れません。
逆に言えば、あとから纏めて一気見した方が良い時代なのかも?(笑)

それと以前、銀英伝とクラシック音楽の話をしましたけど、
音楽全般という事であれば、「カウボーイ・ビバップ」とか良かったですね。
そしてゲームだと、信長の野望や三國志が好きだったという事で、
私の中で「菅野よう子」が占める割合は、自分で思う以上に大きいのかな?(笑)
攻殻SACシリーズとかも、結構好きでしたしね。
4年前の雑談で書いた、個人的なアニメ&アニソンのランキングはこんな感じ↓
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s20466#20466
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s20993#20993
ただ、今年に入って新たに20作品ほど見ましたから、
再びランキングを作ったら、新たにランクインしてくる作品も増えそうな気がします。

そう言えば先日、テレビ朝日で「アニソン総選挙2020」という特番があり、
結果はこんな感じ↓でしたけど、
  1位  「残酷な天使のテーゼ」 新世紀エヴァンゲリオン
  2位  「紅蓮華」 鬼滅の刃
  3位  「宇宙戦艦ヤマト」 宇宙戦艦ヤマト
  4位  「Butter-Fly」 デジモンアドベンチャー
  5位  「タッチ」 タッチ
  6位  「only my railgun」 とある科学の超電磁砲
  7位  「紅蓮の弓矢」 進撃の巨人
  8位  「Get Wild」 シティーハンター
  9位  「God knows…」 涼宮ハルヒの憂鬱
  10位  「インフェルノ」 炎炎ノ消防隊
  11位  「サザエさん」 サザエさん
  12位  「ムーンライト伝説」 美少女戦士セーラームーン
  13位  「マジLOVE1000%」 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%
  14位  「世界が終るまでは…」 SLAM DUNK
  15位  「君の知らない物語」 化物語
  16位  「THE GALAXY EXPRESS 999」 劇場版 銀河鉄道999
  17位  「CHA-LA HEAD-CHA-LA」 ドラゴンボールZ
  18位  「Snow halation」 ラブライブ!School idol Project
  19位  「鉄腕アトム」 鉄腕アトム
  20位  「曇天」 銀魂
  21位  「オリオンをなぞる」 TIGER & BUNNY
  22位  「おどるポンポコリン」 ちびまる子ちゃん
  23位  「コネクト」 魔法少女まどか☆マギカ
  24位  「水の星へ愛をこめて」 機動戦士Ζガンダム
  25位  「ルパン三世のテーマ」 ルパン三世
  26位  「マジンガーZ」 マジンガーZ
  27位  「RAY OF LIGHT」 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
  28位  「Catch the Moment」 劇場版 ソードアート・オンライン
  29位  「Stories」 ブラッククローバー
  30位  「ハレ晴レユカイ」 涼宮ハルヒの憂鬱

3年前、NHKが日本アニメ100周年記念で行った企画「ベスト・アニソン100」では、
人気投票ランキングの結果が、こんな感じ↓でしたから、
  1位  「Snow halation」 ラブライブ! School idol project
  2位  「僕たちはひとつの光」 ラブライブ!The School Idol Movie
  3位  「オリオンをなぞる」 TIGER & BUNNY
  4位  「History Maker」 ユーリ!!! on ICE
  5位  「Butter-Fly」 デジモンアドベンチャー
  6位  「only my railgun」 とある科学の超電磁砲
  7位  「プラチナ」 カードキャプターさくら
  8位  「残酷な天使のテーゼ」 新世紀エヴァンゲリオン
  9位  「シュガーソングとビターステップ」 血界戦線
  10位 「TRAGEDY」 金田一少年の事件簿R
  11位 「コネクト」 魔法少女まどか☆マギカ
  12位 「君の知らない物語」 化物語
  13位 「マジLOVE1000%」 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%
  14位 「M@STERPIECE」 劇場版 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!
  15位 「紅蓮の弓矢」 進撃の巨人
  16位 「宇宙戦艦ヤマト」 宇宙戦艦ヤマト
  17位 「ハレ晴レユカイ」 涼宮ハルヒの憂鬱
  18位 「God knows...」 涼宮ハルヒの憂鬱
  19位 「ライオン」 マクロスF
  20位 「Daydream cafe」 ご注文はうさぎですか?
  21位 「それは僕たちの奇跡」 ラブライブ! School idol project
  22位 「めざせポケモンマスター」 ポケットモンスター
  23位 「愛してるばんざーい!」 ラブライブ! School idol project
  24位 「Angelic Angel」 ラブライブ!The School Idol Movie
  25位 「SUNNY DAY SONG」 ラブライブ!The School Idol Movie
  26位 「CHANGE THE WORLD」 犬夜叉
  27位 「ETERNAL BLAZE」 魔法少女リリカルなのはA's
  28位 「Get Wild」 シティーハンター
  29位 「ゼロイチキセキ」 ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
  30位 「Catch You Catch Me」 カードキャプターさくら

パッと見た感じでは、テレ朝版の方がマシな結果な印象でしょうか?
NHK版の方はオタク色が濃い・・・と言うか、ラブライブ多すぎ!!(苦笑)
(5月にラブライブも一気見したので、「Snow halation」が高評価なのは解りましたが)
あと、ネット投票がメインだからかも知れませんけど、
全体的に、古い作品のランクインが少なめという印象もありますね。
ただ、変に懐古主義にハマってる分野よりは、現在進行形で活気がある証拠ですし、
この3年の間にあった新作として、鬼滅と炎炎の2作品がランクインしてるのは、
年代のバランス的に、そう悪くない感じだと思います。
とりあえず、両方でランクインしている曲は、名曲のアニソンって事で良いのかな?
それこそ、とあるシリーズですと「only my railgun」が、奇しくも共に6位ですか!!
スピンオフ作品の方が人気とは、本来の主人公もやり切れないですね(笑)。
そして私は、替え歌の「とある南の満州鉄道」の方しか歌えない事に気が付きました(笑)。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm9839603
他には、NHKの時は「タイバニ3位とか組織票にしても やり過ぎ!?」と思いましたけど、
テレ朝の方でも21位には入っているので、それなりに人気はあるのだなと確認できました。
私も決してTIGER&BUNNYは嫌いな作品じゃ無いですし(街の描写とか結構好きです)。
また、主題歌がコロコロ替わり、代表曲のイメージが乏しいのが原因かも知れませんが、
「ワンピース」とか「ナルト」って、アニソン・ランキングだと苦戦するなと再確認。
特にナルトなんて良い曲が多いと思いますけど、それだけ票数がバラけちゃうのかな?

> > まあ、キン肉マン世代としては、ハーケンクロイツどころか、
> > ドイツ出身の超人は「ナチスガス殺法」とか使ってましたので、
> > 「間違ってない昭和」は、ある意味でヤバいです(苦笑)。
> > この後の旭日旗の話もそうですが、当時は情報って海を越えませんでしたから、
> > 外国から指摘される事もなければ、問題として意識する事もありませんでした。

スポーツの話題もあり思い出したのですが、昭和の頃(平成の初めまで)は、
国体や運動会で入場行進する際、貴賓席に向かってナチス式の敬礼を普通にしてましたね(笑)。
まあ日本の場合、戦争で幻に終わった1940年の東京五輪を控え、
1936年に行われたヒトラーのベルリン五輪を手本としたのですが、
こちらも同じく、外国から指摘される事が無かった為、ずっと残り続けていたと。

> > その一方で現代では、日本のサブカル市場も国際化した事で、
> > 過剰とも思える配慮が、目立つようにはなってきたんですよね。
> > そういう意味では、とあるの旭日旗キャラのデザイン変更も、
> > 日本市場だけなら押し通したかも知れませんが、
> > 世界市場を見据えた場合の配慮かも知れませんし、
> > 特に日本のアニメ制作は、韓国や中国の下請けに支えられている為、
> > 彼らが仕事を受けないデザインにする事は、作業的にも不都合な面もあったかと?

> そうですね。私のアンテナ的にまず出てきたのが削板の話でしたけど、
> 世間一般的には僕のヒーローアカデミアの登場人物の名前が朝鮮差別?とかで
> 炎上した事件の方が有名だと思うんですけど、
> まあ、あれは過剰な配慮では無かったと思いますがジャンプが海外でも読まれる作品で無ければ、
> 誰も問題視するような話では無かったですしね……。

ヒロアカに「丸太」という名のキャラが登場し、問題となった件ですね。
戦時中、日本軍の731部隊(表向きは医療チーム)が、細菌研究の為に人体実験を行っており、
その被験者を「マルタ」と呼んでいた事から、海外からの指摘を受けて改名する事になったと。
ただ、731部隊の被害者って、基本的には中国人でしたから、
韓国からの指摘もあったのでしょうが、主には中国に対する配慮でしょうか。

正直、このニュースを聞いた当時は「ちょっと過剰反応かな?」とも思ったのですが、
今回改めて調べてみると、その丸太というキャラは医師で、
裏では人体実験を行ってる設定だったようで・・・これだとアウトですよね(苦笑)。
まあさすがに、作者が知ってて狙ったとは思えませんけど、
今のネット時代であれば、普通に日本国内からも、問題視されていたかも知れませんよ。
そもそも主人公の愛称が「デク」という時点で、気になる人は既に気になってたかと?
恐らくは「木偶の坊」から取ったのでしょうけど、デクとは「実験体」の隠語でもありますから、
デクに続いてマルタだと、意図的と感じる人だって居そうですからね。

逆に、韓国からのイチャモン的な反応という意味では、個人的には「進撃の巨人」かな?
ピクシス司令のモデルが、日露戦争の英雄・秋山好古という事が明らかになると、
作者は右翼だ、軍国主義者だと、一部から批判を浴びる事になると・・・・
「日本の帝国軍人は全て悪だ」というスタンスは、さすがに行き過ぎでしょうからねえ。
同じく、前回も話題にしましたけど、アメリカ南北戦争を戦った南軍の将軍たちが、
全て悪人(奴隷制の擁護者)だった訳では無いですし、
もちろん社会的に、「勝てば官軍、負ければ賊軍」な風潮があるのは認めますけど、
全ての個人まで、それで全否定してしまうのは、さすがに おかしいと私は思います。
言ってしまえば、そうした人たちこそが差別主義者でしょうからねえ。

> > > ただ、根本的に疑問なのですが、旭日旗って使えないと何か問題があるんですかね?
> > > 日章旗が使えれば良いのでは?

> > 実を言うと、韓国が旭日旗を騒ぎ出したのって、ここ7〜8年の話なんですよね。
> > それまでは、特に意識される事もありませんでした。
> > その一方、日本国内で旭日旗が「普通の旗」だったかというと、
> > 正直、そんな事は全然無くて、戦後昭和は軍国主義の象徴と言いますか、
> > より厳密に言いますと、街宣右翼の象徴として用いられる旗でした。

> はーなるほど……。つまり最初から旭日旗を巡る争いがあった訳では無いのですね。
> 確かに日本の現代史を振り返っても国旗掲揚問題とか日章旗を巡る争いはあっても
> 旭日旗を巡る争いは効いたことがないですし。

構図としては、靖国問題とも似ているかも知れませんね。
元々は国内の問題だったものが、国際化の時代になって海外にも伝わり、
それが政治的(特に反日方面で)に用いられるようになったと。
韓国側からすれば左右が纏まれるネタなのに対して、
日本側からすれば左右が対立するネタなので、格好の攻撃材料になる訳です。


P.S.
以上、先週の掲示板への投稿直後に、新着の返信があったのに気付いた為、
1週間遅れでの返信となりましたが、それだけに恐ろしい長文に(苦笑)。
いつもは大体、前日に読んで、翌日に投稿って感じなのですが、
下手に時間があると、私が長文癖なだけに、無駄に文章が長くなってしまう・・・・
話してる内容も、あっちこっちに様々な方向へ飛んでますし、
ここまで来ると「文字数の暴力かな?」という気が、我ながら無い訳ではありません。
って、こんだけ話してるのに、新型コロナの話題が一切無くなっちゃいましたね。
元々は、新型コロナの情報共有目的のスレッドだったのですが(笑)。

世間的にも、東京で1日の新規感染者数が100人を超え、
大騒ぎとなり、緊急事態宣言が出された当時に比べると、
今では200人だろうが300人だろうが、ほぼ誰も気にしてませんからね。
まあ個人的には、当初から過剰反応し過ぎだとは感じてはいたので、
感染の方は落ち着かなくても、人心の方はようやく落ち着いてきたかって所ですが、
あまりに激動過ぎたので、まだ半年前の豪華客船の一件など、遠い昔な気がします。

四半世紀以上は見続けている、サッカー代表戦の方も、
「今年は1試合も無しかな?」と、少し残念に思っていた所、
欧州内だけは国際試合を再開したという事で、まさかまさかの欧州遠征が決定!?
さすがに国内の選手たちは、出入国の隔離期間を考えると招集が難しいでしょうから、
日本の欧州組が、アフリカや北中米の欧州組と、欧州で戦う事になりそうですが、
欧州組だけで十分に代表が組める時代が来るとは、何だか隔世の感があります・・・・
10年前の南アフリカW杯の頃なんて、日本の欧州組は、
代表メンバー23人中、わずか4人しかいませんでしたからねえ。
(W杯の欧州組は、98年0人、02年4人、06年6人、10年4人、14年12人、18年13人)
ともかく、コロナ禍で自粛が続く中、これはちょっと嬉しいニュースでした!!

・・・と、気付いたらP.S.まで長くなってしまった(苦笑)。
いや別に20〜30行くらいなら、個人的には長文だと思わないのですが、
今のLINEやTwitter世代を考えると、4〜5行あれば長文な時代でしょうからね。
でもまあ、スポーツの話題で始まり、スポーツの話題で〆るという事で。


[22990] 新型コロナ関連のオススメ動画を紹介返信 削除
2020/3/31 (火) 22:14:21 徳翁導誉

> > そこでこの掲示板で情報を共有し合うことにより、
> > 可能な限り普段自分では接しない情報源から少しでも多角的に情報を集められればと考えています。
> > 専門的な知識を持たない方でももちろん結構ですので、
> > こういう報道があるとか、こういう風に自分は考える、などたくさん返信をいただければ幸いです。

> う〜ん、私も別に専門家では無いものの、疑問があれば一応調べるタイプなので、
> 自分なりの解答みたいなモノは持ってはいるものの、
> 一般的には、どんな疑問や不安があったりするのか、掴めてない所はありますから、
> 具体的な議題みたいなモノがあれば、もう少し語りやすいと思います。
> ただ、それだけだと話が進まないので、とりあえず適当なQ&Aでも作ってみますかね?
> (再度言いますけど、私は専門家では無い為、内容に絶対な保証はありません)

う〜ん、誰からも反応ナシかぁ・・・・(苦笑)
まあ、新型コロナの情報は、マスコミでも散々報じられてますし、
わざわざ私みたいな素人が、あれこれ語る話でも無いのかな?
ただ、この1週間のうちにも、東京での感染者急増&志村けん急逝があり、
(昭和世代としては、ドリフを語りたい所もありますけど、それはまた話題が別かな)
世間的や政治的にも危機感が増し、また新たなフェーズに突入した観はありますよね。
価値観が極端から極端に振れるほど、世の中は混乱の度を増すモノなので、
その危機感が吉と出るか、凶と出るかは、神のみぞ知る近未来の話ですけども、
とりあえず、和牛券だの、お魚券だのとかいう話は、立ち消えになったのかな?

まあ、それはともかく、前回の投稿後、
こんな動画↓を見つけたので、紹介しておきますね。

「リスク・マネジメントに基づく新型コロナウイルス対策の提案」
https://www.youtube.com/watch?v=GrfbIYOlSTE
https://www.youtube.com/watch?v=cO3pORA6H3M
京都大学が数年前に、国策レベルの危機対応を研究する部署を
設立したという話は聞いていましたけど、そのトップが出した動画だそうです。
この方が肩書きから離れ、個人の意見として語っている動画まで見ると、
感情的で過激な言動も目立ち、正直どうかと思う所もあったのですが、
少なくとも、この動画の内容に関しては、私もほぼ同意見な感じです。
とりあえずコチラの方は専門家なので、素人の私よりは説得力が有ろうかと?(笑)

ちなみに前回、今回の件で、新たな本は別に読んでないと言いましたが、
私の予備知識になってる、以前読んだ本としては、この1冊がオススメ。

「感染症と文明 共生への道」
https://www.amazon.co.jp/dp/4004313147

まあ、いちいち読書するのは大変という方には、
正確性は少し置くとして、コチラのニュース解説動画が見やすくて解りやすいかも?

テレビ東京NEWS「人類vs感染症」
https://www.youtube.com/watch?v=Fd5WqmlQpkE
https://www.youtube.com/watch?v=wFRCQy02V-E
動画の最後に参考文献を紹介する姿勢は、非常に評価が出来るのですが、
如何せん挙げられた書籍が、学術系の啓蒙書でなく、娯楽系の読み物ばかりなので、
差し引いて聞く必要はありますが、その分だけ内容的には面白くなっているかと。


> ▼ Q5.東京五輪を延期するなら、開催時期はいつ頃になりそう?
>    どうやら、1年の開催延期で決まったようですが、まあ妥当な所ですよね。
>    年内の秋に延期と言っても、それまでに収まっていなかったり、
>    もしくは涼しくなって再燃している危険性もありますし、
>    そもそも五輪は、数多くの競技を同時開催するイベントな為、
>    1年のカレンダーを季節単位で動かすのは、正直、現実的ではありません。

やはり東京五輪は、そのまま1年スライドして、
2021年7月23日(金)の開幕に決定しましたね。
早速、トップページのカウントダウンを再設定しましたけど、
あとは、五輪前の予選日程も含めて、それまでに状況がどうなっているのか?

> > イタリアで感染者4.5万人・死者4000人、
> 本当、イタリアでは急速に拡大しましたよね。
> まあ一部報道では、これを病床数不足が招いた医療崩壊となってますけど、
> 実際には、若者と高齢者と同居する家族が多かった事と、
> 医者から感染が広まった事が、恐らくは主要因だったのかなぁ?
> 日本とイタリアの病床数を比べ、財政難からイタリアのベッド数は少ない印象がありますが、
> 人口1000人あたりで、日本が13.1床、イタリアが3.2床、平均が4.7床ですから
> 先進国の病床数↓を見ると、そもそも日本のベッド数が飛び抜けて多いんですよ。
> https://www.nli-research.co.jp/files/topics/58024_ext_15_2.jpg
> あと、今回のような感染症対策の場合、重要なのは一般病床ではなく、専門病床の数であり、
> 日本は3000床(?)なのを、この1ヶ月間で3300床(?)に増やしたとテレビでチラ見した一方、
> (ネットで調べてみたものの、このデータの情報源は探し出せず、正確性には自信なし)
> 日本より人口の少ないイタリアは6000床、ドイツに至っては2万8000床だそうで、
> もしかしたら、専門病床の定義の違いがあるのかも知れませんけど、
> (東京都は現在118床で、重症用700床&軽症用まで含めて4000床を目指してるらしいです)
> イタリアの件は病床数の問題より、単に爆発的な感染拡大があったか否かの話なのかも?
> そして、数日前から急に「オーバーシュート」という単語が踊るようになった
> 現在の日本の大都市圏に関しても、決して他人事では無いのかも知れません。

数値が合わない部分もある為、これまた別の定義なのかも知れませんが、
とりあえず、「各国のICUベッド数(人口10万人あたり)」をまとめたデータ↓を発見。
https://specials-images.forbesimg.com/imageserve/5e6a0fadaa5428000759a47e/960x0.jpg
https://www.forbes.com/sites/niallmccarthy/2020/03/12/the-countries-with-the-most-critical-care-beds-per-capita-infographic/
 アメリカ34.7床 ドイツ29.2床 イタリア12.5床 フランス11.6床 韓国10.6床
 スペイン9.7床 日本7.3床 イギリス6.6床 中国3.6床 インド2.3床
う〜ん、やはり日本がイタリアの事をどうこう言える程、万全な体制では無さそうですね。

> > アメリカ1.5万人・200人、
> それにしても、自由を尊重するあの国が、1億人以上に外出禁止を命ずるとは!?
> 世界経済の中心地であるニューヨークさえ、人の動きを止めてしまいましたし、
> 本当に、戦時下でも有り得なかった程の、前代未聞なアメリカの状況だと思います。

東京・渋谷のスクランブル交差点↓とか、随分と人が少なくなりましたけど、
https://www.youtube.com/watch?v=_11BYUkE5Rk
NY・タイムズスクエアの三角地帯↓と見比べてしまうと、
https://www.youtube.com/watch?v=mRe-514tGMg
同じ 世界屈指の繁華街でありながら、現在の街の様子は まるで異なります。

ここへ来て、東京での感染者増加の傾向が、
「感染爆発したニューヨークの動向に似ている」という記事が増えてきましたね。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57436400R30C20A3CE0000/
まあ、日本の方がアメリカよりも感染自体は早かったですし、
一概に似ているとは言えないと思うものの、急増する可能性は十分にあろうかと?
今までの日本の対策は、基本的に、表面化したクラスター潰しに尽力してきましたけど、
水面下での拡大防止は消極的でしたので、一度溢れ出したら手に負えないかも・・・・

とりあえず、一旦緩んだ3連休の結果は、今週から来週にかけて現れるでしょうから、
その数字の如何で、ロックダウン(都市封鎖)の現実味も変わってくるかと思います。
逆に言うと、国や都の内々にでも、その数値が出てこない内は、
噂で流れたロックダウンや非常事態宣言は、なかなか決断できない気がします。
(ちょうど明日はエイプリル・フールですけど、どんなデマが流される事やら!?)
まあ、そこまで果断な対応ができる為政者なら、とっくに動いてるでしょうし、
諸外国に比べると、適切な対応さえ欠けてる面は確かにある一方、
かと言って、既に「有事モード」になってる欧米諸国のようになると、
適切さよりも、過剰さの方が、国民から支持されるパニック状態が加速しますし、
実は却って、場当たり的だったり、利害や保身だったり、決断力に欠いたりでも、
必要以上にバタバタしない方が、結果としては良い事もあるので、難しいですが・・・・

> 仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、
> 今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも?

まだ終息の目処どころか、どこまで拡大するか未知数な現状ですけども、
どんなに長期化した所で、感染拡大は数年の内には収まるでしょうし、
コロナ後の変革された社会の方が、それよりずっと長く大きく影響があるはずなので、
今の内から考えてみたい気持ちはあるのですが、この状況下ですと尚早なのかなぁ?

とりあえず、今まで頭の中で描いてた「世界の未来予想図」を、
大きく変更させる程の激震では無いものの、変化は劇的に加速させる気がするんです。
そういう意味で私たちはWW2終結以降、最大の「国際有事」に直面しているのかも?
平成の初年度にも、冷戦構造の崩壊という一大転換点がありましたけど、
令和の初年度に起こった今回のコロナ禍は、それに劣らぬ転換点になるかも知れません。


[22995] 新型コロナウイルスは世界を変え、歴史を動かします。返信 削除
2020/4/3 (金) 23:45:43 聖職者

▼ 徳翁導誉様
> > > そこでこの掲示板で情報を共有し合うことにより、
> > > 可能な限り普段自分では接しない情報源から少しでも多角的に情報を集められればと考えています。
> > > 専門的な知識を持たない方でももちろん結構ですので、
> > > こういう報道があるとか、こういう風に自分は考える、などたくさん返信をいただければ幸いです。

> > う〜ん、私も別に専門家では無いものの、疑問があれば一応調べるタイプなので、
> > 自分なりの解答みたいなモノは持ってはいるものの、
> > 一般的には、どんな疑問や不安があったりするのか、掴めてない所はありますから、
> > 具体的な議題みたいなモノがあれば、もう少し語りやすいと思います。
> > ただ、それだけだと話が進まないので、とりあえず適当なQ&Aでも作ってみますかね?
> > (再度言いますけど、私は専門家では無い為、内容に絶対な保証はありません)

> う〜ん、誰からも反応ナシかぁ・・・・(苦笑)
> まあ、新型コロナの情報は、マスコミでも散々報じられてますし、
> わざわざ私みたいな素人が、あれこれ語る話でも無いのかな?


 今日、拝読しました。読みました。
遅くなって申し訳ありませんでした。
細かい所でどうしても同意できない所や表現のあり方では多々ありましたが、
もはや、長文を書く気力がないのと、そもそも、丁寧な長文を書き、グラフまで用意されている方に対して、
些細な事でうだうだでは言うべきではないということで。
<22984>Re:新型コロナウイルスについて 徳翁導誉 〔3/25 22:11〕 のうち、8割ぐらい賛同いたします。
以下、いつもどおり、私の滅茶苦茶な視点・考えからコメントしたします。


> ただ、この1週間のうちにも、東京での感染者急増&志村けん急逝があり、
> (昭和世代としては、ドリフを語りたい所もありますけど、それはまた話題が別かな)
> 世間的や政治的にも危機感が増し、また新たなフェーズに突入した観はありますよね。
> 価値観が極端から極端に振れるほど、世の中は混乱の度を増すモノなので、
> その危機感が吉と出るか、凶と出るかは、神のみぞ知る近未来の話ですけども、
> とりあえず、和牛券だの、お魚券だのとかいう話は、立ち消えになったのかな?
>
> まあ、それはともかく、前回の投稿後、
> こんな動画↓を見つけたので、紹介しておきますね。
>
> 「リスク・マネジメントに基づく新型コロナウイルス対策の提案」
> https://www.youtube.com/watch?v=GrfbIYOlSTE
> https://www.youtube.com/watch?v=cO3pORA6H3M
> 京都大学が数年前に、国策レベルの危機対応を研究する部署を
> 設立したという話は聞いていましたけど、そのトップが出した動画だそうです。
> この方が肩書きから離れ、個人の意見として語っている動画まで見ると、
> 感情的で過激な言動も目立ち、正直どうかと思う所もあったのですが、
> 少なくとも、この動画の内容に関しては、私もほぼ同意見な感じです。
> とりあえずコチラの方は専門家なので、素人の私よりは説得力が有ろうかと?(笑)
>
> ちなみに前回、今回の件で、新たな本は別に読んでないと言いましたが、
> 私の予備知識になってる、以前読んだ本としては、この1冊がオススメ。
>
> 「感染症と文明 共生への道」
> https://www.amazon.co.jp/dp/4004313147
>
> まあ、いちいち読書するのは大変という方には、
> 正確性は少し置くとして、コチラのニュース解説動画が見やすくて解りやすいかも?
>
> テレビ東京NEWS「人類vs感染症」
> https://www.youtube.com/watch?v=Fd5WqmlQpkE
> https://www.youtube.com/watch?v=wFRCQy02V-E
> 動画の最後に参考文献を紹介する姿勢は、非常に評価が出来るのですが、
> 如何せん挙げられた書籍が、学術系の啓蒙書でなく、娯楽系の読み物ばかりなので、
> 差し引いて聞く必要はありますが、その分だけ内容的には面白くなっているかと。



 時間があるときに動画を見る事にします。
紹介ありがとうございます。

 
>
> > ▼ Q5.東京五輪を延期するなら、開催時期はいつ頃になりそう?
> >    どうやら、1年の開催延期で決まったようですが、まあ妥当な所ですよね。
> >    年内の秋に延期と言っても、それまでに収まっていなかったり、
> >    もしくは涼しくなって再燃している危険性もありますし、
> >    そもそも五輪は、数多くの競技を同時開催するイベントな為、
> >    1年のカレンダーを季節単位で動かすのは、正直、現実的ではありません。

> やはり東京五輪は、そのまま1年スライドして、
> 2021年7月23日(金)の開幕に決定しましたね。
> 早速、トップページのカウントダウンを再設定しましたけど、
> あとは、五輪前の予選日程も含めて、それまでに状況がどうなっているのか?


 東京オリンピックは完全にやめてほしいです。
とてもではないですが1年たってもできる状態ではないです。
大会組織委員会とか関係者は招致責任を取ってほしい。
前から言っていますが私はオリンピックとかイベントは大反対、招致に合意した覚えもないのに。
勝手に開くなと言い続けています。

 
> > > イタリアで感染者4.5万人・死者4000人、
> > 本当、イタリアでは急速に拡大しましたよね。
> > まあ一部報道では、これを病床数不足が招いた医療崩壊となってますけど、
> > 実際には、若者と高齢者と同居する家族が多かった事と、
> > 医者から感染が広まった事が、恐らくは主要因だったのかなぁ?
> > 日本とイタリアの病床数を比べ、財政難からイタリアのベッド数は少ない印象がありますが、
> > 人口1000人あたりで、日本が13.1床、イタリアが3.2床、平均が4.7床ですから
> > 先進国の病床数↓を見ると、そもそも日本のベッド数が飛び抜けて多いんですよ。
> > https://www.nli-research.co.jp/files/topics/58024_ext_15_2.jpg
> > あと、今回のような感染症対策の場合、重要なのは一般病床ではなく、専門病床の数であり、
> > 日本は3000床(?)なのを、この1ヶ月間で3300床(?)に増やしたとテレビでチラ見した一方、
> > (ネットで調べてみたものの、このデータの情報源は探し出せず、正確性には自信なし)
> > 日本より人口の少ないイタリアは6000床、ドイツに至っては2万8000床だそうで、
> > もしかしたら、専門病床の定義の違いがあるのかも知れませんけど、
> > (東京都は現在118床で、重症用700床&軽症用まで含めて4000床を目指してるらしいです)
> > イタリアの件は病床数の問題より、単に爆発的な感染拡大があったか否かの話なのかも?
> > そして、数日前から急に「オーバーシュート」という単語が踊るようになった
> > 現在の日本の大都市圏に関しても、決して他人事では無いのかも知れません。

> 数値が合わない部分もある為、これまた別の定義なのかも知れませんが、
> とりあえず、「各国のICUベッド数(人口10万人あたり)」をまとめたデータ↓を発見。
> https://specials-images.forbesimg.com/imageserve/5e6a0fadaa5428000759a47e/960x0.jpg
> https://www.forbes.com/sites/niallmccarthy/2020/03/12/the-countries-with-the-most-critical-care-beds-per-capita-infographic/
>  アメリカ34.7床 ドイツ29.2床 イタリア12.5床 フランス11.6床 韓国10.6床
>  スペイン9.7床 日本7.3床 イギリス6.6床 中国3.6床 インド2.3床
> う〜ん、やはり日本がイタリアの事をどうこう言える程、万全な体制では無さそうですね。


 私は医療体制は国とか民族によって変わるべきなので適切な水準は存在しないという考えです。
そもそも、個人・個人の遺伝子の配列がすべて違っている以上、
すべての個人の病気に対するリスクは一緒ではないのですから。
医師・ベットが多いとか少ないとか関係ないと思います。
そもそも、いくら医療体制がきちんとしたとしても、
現場の医師らが医療活動・診察行為を拒否すれば何も意味がありません。
何が重要かといえば、有事の際の体制です。
有事の際にどれだけ個人の私権を制限できるか、医師の意思を潰せるかということです。
公共の名の元か、集団利益の名の元か、村十分・村百分の名の元か・・・・・

 
> > > アメリカ1.5万人・200人、
> > それにしても、自由を尊重するあの国が、1億人以上に外出禁止を命ずるとは!?
> > 世界経済の中心地であるニューヨークさえ、人の動きを止めてしまいましたし、
> > 本当に、戦時下でも有り得なかった程の、前代未聞なアメリカの状況だと思います。

> 東京・渋谷のスクランブル交差点↓とか、随分と人が少なくなりましたけど、
> https://www.youtube.com/watch?v=_11BYUkE5Rk
> NY・タイムズスクエアの三角地帯↓と見比べてしまうと、
> https://www.youtube.com/watch?v=mRe-514tGMg
> 同じ 世界屈指の繁華街でありながら、現在の街の様子は まるで異なります。
>
> ここへ来て、東京での感染者増加の傾向が、
> 「感染爆発したニューヨークの動向に似ている」という記事が増えてきましたね。
> https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57436400R30C20A3CE0000/
> まあ、日本の方がアメリカよりも感染自体は早かったですし、
> 一概に似ているとは言えないと思うものの、急増する可能性は十分にあろうかと?
> 今までの日本の対策は、基本的に、表面化したクラスター潰しに尽力してきましたけど、
> 水面下での拡大防止は消極的でしたので、一度溢れ出したら手に負えないかも・・・・


 なにか、違う事を考えていると思います。
上の方々は・・・・・・
私が気にしているのは人口構成とか年金財政の数字が気になっています。
それと新型コロナウイルスの致死率をかけると地獄が見えました。
2〜5%の致死率で200〜500万人は死亡しますからね。
 
> とりあえず、一旦緩んだ3連休の結果は、今週から来週にかけて現れるでしょうから、
> その数字の如何で、ロックダウン(都市封鎖)の現実味も変わってくるかと思います。
> 逆に言うと、国や都の内々にでも、その数値が出てこない内は、
> 噂で流れたロックダウンや非常事態宣言は、なかなか決断できない気がします。
> (ちょうど明日はエイプリル・フールですけど、どんなデマが流される事やら!?)
> まあ、そこまで果断な対応ができる為政者なら、とっくに動いてるでしょうし、
> 諸外国に比べると、適切な対応さえ欠けてる面は確かにある一方、
> かと言って、既に「有事モード」になってる欧米諸国のようになると、
> 適切さよりも、過剰さの方が、国民から支持されるパニック状態が加速しますし、
> 実は却って、場当たり的だったり、利害や保身だったり、決断力に欠いたりでも、
> 必要以上にバタバタしない方が、結果としては良い事もあるので、難しいですが・・・・


 もう、過剰だろうがなんだろうが警察官・自衛隊を総動員して、
ロックダウン(都市封鎖)するレベルです。
若者や高齢者たちがクラスターになっている事実がある以上、早急に動くべきです。
すでにパニックになっているので、いまさら、パニック状態が加速してもやむえないです。
上でも書きましたが、
公共の名の元か、集団利益の名の元か、村十分・村百分の名の元か・・・・・
とかで動かないといけない局面です。
それに対抗したい人々は自由とか民主の名の元に立ち上がるべきなのです。
今は戦いの場です。
勘違いする、している方々が多いですが我々の敵は新型コロナウイルスではなく、人間なのです。
人間の敵は人間しかいません。
ウイルスは敵ではなく最後は共存しなければならないものです。
現に人間の意思による恐怖と言うパニックが社会を襲っているではないですか?

> > 仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、
> > 今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも?

> まだ終息の目処どころか、どこまで拡大するか未知数な現状ですけども、
> どんなに長期化した所で、感染拡大は数年の内には収まるでしょうし、
> コロナ後の変革された社会の方が、それよりずっと長く大きく影響があるはずなので、
> 今の内から考えてみたい気持ちはあるのですが、この状況下ですと尚早なのかなぁ?
>
> とりあえず、今まで頭の中で描いてた「世界の未来予想図」を、
> 大きく変更させる程の激震では無いものの、変化は劇的に加速させる気がするんです。
> そういう意味で私たちはWW2終結以降、最大の「国際有事」に直面しているのかも?
> 平成の初年度にも、冷戦構造の崩壊という一大転換点がありましたけど、
> 令和の初年度に起こった今回のコロナ禍は、それに劣らぬ転換点になるかも知れません。


 歴史を振り返ると疫病の流行が世界史を動かしてきました。
 
 古代ギリシャでは、「アテナイの疫病」により、アテナイの有能な指導者ペリクレスがなくなり、
ペロポネソス戦争でアテナイが敗北する原因となり、スパルタが勝利したがために、古代ギリシャ文明は破滅する道を選ぶことになりました。
(私はペリクレスならペロポネソス戦争に勝てたもしくは史実よりはるかにましな結果になったと考えています。)

 東ローマ帝国ユスティニアヌス帝の時代、地中海世界でペストが大流行し、
 その影響で東ローマ帝国内の人口は激変しました。その結果、ユスティニアヌス帝が進めていたローマ帝国再興が失敗に終わる結果となったばかりか、
東ローマ帝国自体が完全に傾いてしまい、翌世紀に勃興した宗教勢力だったイスラム教勢力を止めることが出来ずに中東に彼らの一大勢力が出来る結果となり、
その後の世界史の流れは大きく変わりました。

 14世紀、モンゴルの平和の元でユーラシア世界はそれまでの歴史上最大の繁栄を謳歌していましたが、
そのグローパル化によるヒト・モノの流れの活発化が黒死病の大流行を招き中国から欧州・中東世界で多数の人々がなくなりました。
その影響で、欧州では労働力不足が起こり、農民らの封建権力に対する反発が多発し、中世封建社会体制がカオスに突入し、
十字軍の活動失敗とあわさり、キリスト教会の権威が低下、歴史的に向かいつつあった流れが壊れてしまいました。
(私の私見ではここまでの歴史の流れ的には、欧州世界はキリスト教による神権体制へ向かっていたという見解です。)
中東世界では隆盛が極めていたエジプトのマムルーク朝下で商人階層に多大な死者が出たことで、
国家権力がその穴埋めに介入し、その結果、商業・産業の効率などが低下し、
その後の大航海時代におけるポルトガル海洋勢力によるインド洋支配の阻止失敗、
オスマントルコ帝国によるエジプト征服などを招く遠因となりました。
中国ではモンゴル人支配下の元朝下でしたがこの黒死病の大流行、それに加えて黄河の大氾濫などで、
元朝がガタガタになり、紅巾の乱が発生し、貧農出身の朱元璋がモンゴル人支配を打破し、明朝を建国しました。
(ここからは私見、この明朝、どうも中華思想強めになってしまったことから内向きになってしまい、
欧州海洋勢力に対抗することをせずにその後の西洋優位の世界史の流れを作ってしまったように感じられます。)

 1918年?頃にはスペイン風邪が大流行しました。全世界で5000万人余りがなくなりましたが、
この影響で第一次世界大戦が終結したとか終結が早まったと言われるほどです。


以上、私見が混ざりましたが。このように影響が世界史を動かしてきましたし、
それまでの世界史の流れをぶっ壊してきました。

なので今回の新型コロナウイルスもそういうものになると思われますので、
我々は世界史の転換点にいると考えております。


[23000] 新型コロナウイルスと来るべき未来返信 削除
2020/4/5 (日) 15:04:08 初雪戦線

すみません、返信遅れました。
あと拙い文章ですみません。

・インターネットと情報の偏り

いきなりコロナに関係ない話題ですがw

> 本題に入る前に、いきなりツッコミになっちゃうのですが(笑)、
> ネットよりもリアルの方が、それこそ物理的に、近い人としか交流できませんし、
> ネット自体にしても、SNSであったり、AIによるオススメ記事であったり、
> そればかりだと入ってくる情報が偏るだけで、全体的な情報は多様で豊富かと?


うーん、インターネットには豊富な情報があるのは確かなのですが、それが各個人にまんべんなく入ってくるかどうかというのはまた別問題だと思うんですよね。
ネットの基本は検索ですが、そもそもその検索という行為自体が自分の知っている範囲のことしか検索しませんし。
そういう意味では家族なんかは逆に今の時代、それぞれがばらばらのニュースソースに接しいるので情報源としては多様性に富んでいるのではないかと思ってます。

・私の周辺でのコロナの影響

一応私のほうでも生活関連の情報を共有しておきます。
この春から新大学生なのですが、入学式は映像参加になりました。
資料配布などがあったので大学自体には集まったのですが、教室でスクリーンを見るだけ、学生以外の保護者なども不参加でした。
授業自体も20日から始まることになっています。これはほかの大学の学生も多くがそんな感じらしいです。
ただ若者自身はあまり重大視はしてない、というのは私も感じます。
あと個人的には図書館が閉まるのが結構つらいw

・コロナウイルスに関する情報

現時点で役に立った情報ソースをまとめておきます。

安川新一郎 note
https://note.com/syasukaw

専門家会議の「クラスター対策」の解説 ――新型コロナウイルスに対処する最後の希望
https://note.com/kyoshimine/n/n6bf078a369f9

NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/

堀江貴文 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xDBtQCQ6fWk

・コロナウイルスの今後について

現在、ウイルスがアマゾンの奥地からアフリカまで拡散されてしまった以上、もうこれは「集団免疫を獲得して死者の推移が落ち着いたあたりで世間で話題にならなくなる」
というのが現実的な落としどころなのでしょうか?
仮にロックダウン等をして日本で感染者がいなくなったとしても、海外からの渡航者によってウイルスがもたらされるのは防ぎようがありませんからね。
ワクチンや治療薬の開発状況にもよるでしょうが、少なくとも1年くらいはこんな状態が続く、という感じなのでしょうか?

・世界の今後について

> > 仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、
> > 今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも?

> まだ終息の目処どころか、どこまで拡大するか未知数な現状ですけども、
> どんなに長期化した所で、感染拡大は数年の内には収まるでしょうし、
> コロナ後の変革された社会の方が、それよりずっと長く大きく影響があるはずなので、
> 今の内から考えてみたい気持ちはあるのですが、この状況下ですと尚早なのかなぁ?


> とりあえず、今まで頭の中で描いてた「世界の未来予想図」を、
> 大きく変更させる程の激震では無いものの、変化は劇的に加速させる気がするんです。
> そういう意味で私たちはWW2終結以降、最大の「国際有事」に直面しているのかも?
> 平成の初年度にも、冷戦構造の崩壊という一大転換点がありましたけど、
> 令和の初年度に起こった今回のコロナ禍は、それに劣らぬ転換点になるかも知れません。


「コロナが歴史を劇的に加速させる」ということは、私が勝手に頭の良いと思っている方々が皆一様に口にするので、管理人さんにもぜひ詳しく話していただきたいです。
私自身もトランプ大統領の誕生であったり、引きこもり人口が100万人近い、などのニュースを聞いているとこれから世の中変わっていくとは思っているのですが、
それが具体的にどういう方向性で変化していくのか?ということに関しては全く見当がついていません。

唯一、堀江貴文さんだけが「これからは収入と仕事が減っていき、余った時間で(お金を使わない)余暇を充実させる方向に変化していく」と具体的に未来像を提示しています。
確かにある程度そうなのだろうと思うのですが、一方でそれはコインの表側しか見てないような、実は裏側にはとんでもないことになっているのではないか?という気がしています。

話が多少それますが、ベーシック・インカムなんかも最初は明るい話かと思って調べていたのですが、調べれるうちにこれが階級制度であるというのがよくわかりましたし。


[23002] 追記:巨大IT企業と政治返信 削除
2020/4/7 (火) 21:49:02 初雪戦線

思い付いたことがあるので追記させてください。
今回のコロナウイルスの件で、LINEが健康診断をやったり、gogleが位置情報からウイルス拡散に関する人の移動のデータを公開したのはもっと注目されてもよいことだと思うんですよね。
極端に言えば、十年後にまた感染症が流行ったら、そのときに感染症対策を主導しているのはwhoではなくgogleなどかもしれない、ということです。
例えばgogleが「アメリカの感染拡大のデータから、日本ではこういう対策を行ったら良い」というような提言をしてくれば、それはもう和牛券配ろうとしてる政府よりgogleの言うことに従う、というような個人や企業が出てきてもおかしくないと思うんですよね。
彼らならば、gogleの位置情報と、Amazonの物流情報と、PayPayの経済データを総合して、こういう対策をとれば一週間後、半月後、一ヶ月後、半年後にはこれだけ感染が広がって、経済にはこれだけの影響が出る、逆にこういう対策なら感染をこれだけ防げる、というようなことを提示できちゃう気がするんですよね。

現にYouTubeは、既に正常な民主国家ならば不可能な「検閲」をやっているわけですよ。
ヘイトスピーチ規制なんかは民主国家がやろうとすると議論ばかり盛り上がってなかなか実行に至れませんが、YouTubeなんかはスパッと動画を削除してしまっている。
東浩之さんは『一般意思2.0』という本で、ネットによる新たな政治形態を模索しています。
それは例えば「地域のどこに病院を作るのか」という政治問題ならば、患者とか既存の病院のデータとかを公開してしまって、それを元に時間のある人(例えば定年後のお年寄りなど)中心に議論を進めていけば議会なんか要らないかもしれない、ということです。
それは現在のgogleならば「YouTubeでこんな動画を削除したところネットでは反発がかなりある。じゃあもっと規制を緩くしよう」みたいな形で結構実行されてるんじゃないかと思うわけです。


[23003] 元来、企業と国家は共存できないはず。その矛盾が現代社会の荒廃を招いた。返信 削除
2020/4/7 (火) 22:15:39 聖職者

 初雪戦線さんのお話に同意します。

 その上で言うと民主主義と言う主義の寿命は尽きたと言う事だと思います。
企業や投資家らにとっては民主主義は邪魔です。
企業の活動を狭める不当な主義だからです。

 古代ギリシャ・ローマの民主制は軍国主義により滅びました。(スパルタとローマ帝国軍)
近代民主主義は資本主義により滅びました。
ということです。

 巨大IT企業が支配しているプラットフォームは「荘園」の現代版とも言えるものなので、
このまま、企業が領主のデジタル封建制が始まるかもしれませんが。

 そんな巨大IT企業も敵がいます。
強権国家です。彼らは国家権力と言う一番の権力(私は国家否定論者なので国家権力の存在も否定しています。)を使って、
最新のIT技術と組み合わせて、監視国家・思想統制国家を作ることが出来ます。
全体の幸福・福祉のためとかたわごとを言ってね。

 今世紀はそういう強権国家と巨大IT企業、
国家VS企業の戦いの始まりの世紀だと思います。
で、それが後1,2世紀くらい続いて、
その勝者が第三のミレニアムの支配者となるでしょう。

以上 駄文でした。


[23005] Re:追記:巨大IT企業と政治返信 削除
2020/4/8 (水) 00:25:13 マンネルヘイム

▼ 初雪戦線さん
> 思い付いたことがあるので追記させてください。
> 今回のコロナウイルスの件で、LINEが健康診断をやったり、gogleが位置情報からウイルス拡散に関する人の移動のデータを公開したのはもっと注目されてもよいことだと思うんですよね。
> 極端に言えば、十年後にまた感染症が流行ったら、そのときに感染症対策を主導しているのはwhoではなくgogleなどかもしれない、ということです。
> 例えばgogleが「アメリカの感染拡大のデータから、日本ではこういう対策を行ったら良い」というような提言をしてくれば、それはもう和牛券配ろうとしてる政府よりgogleの言うことに従う、というような個人や企業が出てきてもおかしくないと思うんですよね。
> 彼らならば、gogleの位置情報と、Amazonの物流情報と、PayPayの経済データを総合して、こういう対策をとれば一週間後、半月後、一ヶ月後、半年後にはこれだけ感染が広がって、経済にはこれだけの影響が出る、逆にこういう対策なら感染をこれだけ防げる、というようなことを提示できちゃう気がするんですよね。
>

データはデータでしか無いと思いますけどねぇ。
そもそもグーグルは『会社』。営利目的に動く存在です。
感染症に対し対応することが利益にならなきゃきっと対応してくれません。
『主導』と言うレベルでグーグルが感染症対策に関わるインセンティブがあるんですかね?
勿論データはデータでしかありませんから、それを分析するスタッフ……きっと国立研究所でやっていけるような優秀な研究員達を集めて、
それを基に政策を立案するスタッフ……こちらは官僚に匹敵する人材を集める。そこまでするかなぁ?

政府や研究機関からの協力要請を受ける、今みたいに利用者に対し多少のサービスを提供するぐらいが関の山では?

それに……企業は利益しか追及しませんしね。
環境への取り組み、福祉への取り組み、文化振興の取り組み、これらも究極的にはそうした方が儲かるからやってるというのは否定できない側面です。
やはり企業に公共を委ねすぎるとロクな事にはなりませんし、感染症対策を『主導』するような未来は企業側も望まないでしょうし、
我々にも望ましく無いでしょう。

> 現にYouTubeは、既に正常な民主国家ならば不可能な「検閲」をやっているわけですよ。
> ヘイトスピーチ規制なんかは民主国家がやろうとすると議論ばかり盛り上がってなかなか実行に至れませんが、YouTubeなんかはスパッと動画を削除してしまっている。

企業を縛るのは利益であって人権ではありませんからねぇ。
国家はあらゆる人間(国民)の表現の自由に配慮しなくてはならない。
企業は最大の顧客の表現の自由(あるいは快適さ)に配慮した方が良い(しなければ競争に負けると言い換えても良いでしょう)

企業は一般の社会通念上許されないような言動を行う人々(顧客)を、一般の社会通念に従う遥かに多くの人々(顧客)の快適さの為に排斥できます。しても許されます。
国家は本質的に人民の権利を保障しなければならない為、一般の社会通念上許されないような言動を行う人々を容易に排斥できません。
これを以って企業の方が優れているというのは簡単かもしれませんが、
現実問題としては企業のざっくばらんな『検閲』で誤射を食らっている人々が割といますからねぇ。
今ここに文章を書いている私や、それを読んでいる貴方が何かの拍子に食らってもおかしくない程度に誤射は頻発しています。
他スレの話ですが管理人様もYouTubeから誤射を食らってましたし。
企業サービスからの排斥もまあ大変ではありますが、国家からの排斥となるとまあ……取り返しがつきませんしねぇ。

> 東浩之さんは『一般意思2.0』という本で、ネットによる新たな政治形態を模索しています。
> それは例えば「地域のどこに病院を作るのか」という政治問題ならば、患者とか既存の病院のデータとかを公開してしまって、それを元に時間のある人(例えば定年後のお年寄りなど)中心に議論を進めていけば議会なんか要らないかもしれない、ということです。
> それは現在のgogleならば「YouTubeでこんな動画を削除したところネットでは反発がかなりある。じゃあもっと規制を緩くしよう」みたいな形で結構実行されてるんじゃないかと思うわけです。

実際読むまでは何とも言えませんが……。
東さんはプライバシーの問題についてはどう考えているんですかね?
それに時間のある人が進んで参加する程政治って多分楽しくないと思うんですよねぇ……。
何か利益がある訳でも無いですしね。(利益がある、となるとそれはもう正常な政策決定過程が維持されているのか疑問ですし)


[23010] Re2:追記:巨大IT企業と政治返信 削除
2020/4/9 (木) 20:45:30 徳翁導誉

> > ここへ来て、東京での感染者増加の傾向が、
> > 「感染爆発したニューヨークの動向に似ている」という記事が増えてきましたね。
> > https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57436400R30C20A3CE0000/
> > まあ、日本の方がアメリカよりも感染自体は早かったですし、
> > 一概に似ているとは言えないと思うものの、急増する可能性は十分にあろうかと?
> > 今までの日本の対策は、基本的に、表面化したクラスター潰しに尽力してきましたけど、
> > 水面下での拡大防止は消極的でしたので、一度溢れ出したら手に負えないかも・・・・

>  なにか、違う事を考えていると思います。
> 上の方々は・・・・・・
> 私が気にしているのは人口構成とか年金財政の数字が気になっています。
> それと新型コロナウイルスの致死率をかけると地獄が見えました。
> 2〜5%の致死率で200〜500万人は死亡しますからね。

この計算だと、1億人が感染する前提なんですか!?
集団免疫だって6割くらいが目安とされてる中、8割超えは高すぎますし、
仮にそれだけ感染が広がれば、致死率は2〜5%なんて高さは維持されませんよ。
もしも、それだけの感染力と致死率の高さがあれば、現状でこの程度では済んでません。
まあ、これが新型インフルでしたら、それくらい酷くなる危険性も無くは無いでしょうけど。

あと、今回のコロナ危機で被る経済的な損失は、
年金財政がどうのとか、そんな小さなレベルの話では済まないでしょうし、
「戦争でも起きて老人がバタバタと死なない限り、年金問題は解決しない」と
口を滑らせた時の福田康夫じゃ無いですけど、ブラックな言い方をすれば、
500万人も死亡して、その多くが高齢者なら、年金の支出は抑えられますね(苦笑)。


> > > 現在我々はインターネットの普及によって自分に近い人たちとしか交流しないようになっており、
> > > コロナウイルスに関しても特定の情報源からの偏った情報しか入手できなくなっています。
> > > そこでこの掲示板で情報を共有し合うことにより、可能な限り普段自分では接しない情報源から
> > > 少しでも多角的に情報を集められればと考えています。

> > ネット自体にしても、SNSであったり、AIによるオススメ記事であったり、
> > そればかりだと入ってくる情報が偏るだけで、全体的な情報は多様で豊富かと?

> うーん、インターネットには豊富な情報があるのは確かなのですが、
> それが各個人にまんべんなく入ってくるかどうかというのはまた別問題だと思うんですよね。

もちろん、それは別問題ですよ。
ただ、それを言うのであれば、そもそも論として、
「自分に近い人たちとしか交流しない」とか、
「偏った情報しか入手できない」とか言うのも、
インターネットの普及とは、別の問題だろうと言いたい訳ですね。

そういうネットの使い方をする人は確かに存在するでしょうけど、
必ずしも、それが一般論って事は無いはずですし、
そういうタイプの人は結局、ネットでも口コミでも同じ行動をするのでは?
(ネットだと耳障りの良い情報も大量に集まるので、加速はされるかも知れませんが)
また、こうした掲示板にしたって、1つのネット情報ですからね。
ネットが、近い人としか交流せず、偏った情報しか入手できないのなら、
ここでもそうなるはずなので、多角的な情報など集められないはずかと?

・・・って、結局の所は、「交流しない」とか「入手できない」という
断言口調は行き過ぎだろうと言いたいだけなんですけどね、私としては(笑)。
それにまあ、ここは本題では無いので、特に拘ってる話でもありません。

> この春から新大学生なのですが、入学式は映像参加になりました。
おお、それは、それは。
まずは最初に、入学おめでとうございます!!
新大学生という事は、今年で20周年の当サイトより年下ですかね(苦笑)。
ちなみに私は面倒臭がって、入学式も卒業式も出なかった事を思い出しました。
やはり、真面目に出席する人の方が、多数派なんだろうなぁ・・・・

> 授業自体も20日から始まることになっています。
> これはほかの大学の学生も多くがそんな感じらしいです。

でも今の調子だと、スタートがゴールデンウィーク明けまで延びて、
下手をすれば、夏休みと繋がって、秋スタートなんて事も有り得るかも?
・・・って、いっその事、これを機会にして、
世界標準の秋スタートに切り替えても、悪くは無いのかも知れませんがね。
あと、多くの大学は2学期制を採用していると思うのですが、
もしも秋スタートという事になったら、前期の授業料とかどうなるんでしょう?
それに、5月や6月にスタートしたとしても、授業時間が足りないでしょうし、
そうなれば、夏休みが無くなって、そのまま後期と繋がったりするのかなぁ?

> ただ若者自身はあまり重大視はしてない、というのは私も感じます。
まあ、「新しい」というだけで、基本的には「風邪」ですからね。
個人レベルの話で言えば、大学生なら、そんなに過度な心配は要らないかと?
あとは、他の人に感染させる、社会レベルでの心配面だけで。

> あと個人的には図書館が閉まるのが結構つらいw
図書館が閉まっているのは、私もツラいですね(笑)。
ただ、長期の閉館を見越して、臨時休館する直前に、
20冊くらい、まとめて借りてはおきました。
とは言え、1ヶ月半で、まだ3冊しか読み終えてませんけど・・・・
それと、書店そのものは休業要請の対象外なのですが、
大きな書店は、百貨店やショッピングモールに入ってる所も多く、
そういった所は、軒並み臨時休業になっちゃってますね。

って、学生さんですと、図書館が閉まっててツラいと言うのは、
本を借りるより、自習スペースが無いという問題なのかな?
「大学図書館は出来るだけ利用しておいた方が良いですよ」と、
新大学生へのアドバイスとして、とりあえず言っておきます(笑)。
専門書は買うと高いですし、そこ以外では見掛けない蔵書も多いので。

あとは個人的に、閉館している美術館が、いつ再開されるかかなぁ?
今年の最大の目玉は、国立西洋美術館で行われる
「ロンドン・ナショナルギャラリー展」だと思うのですが、
この開催期間は、3月3日から6月14日までなんですよねえ。
開幕直前に臨時休館となり、最終日までに再開されるかも不透明なので、
最悪の場合、せっかくロンドンから東京にやってきた名画の数々が、
誰にも観られる事なく、とんぼ返りしてしまうのか否か?
借りてくるにも、莫大なレンタル料が発生しているはずで、
入場料も得られないまま、美術館側が大赤字を抱えるのかなぁ?
可能であれば、休館期間分だけ延長してもらえれば嬉しいんですけども。

> ・コロナウイルスに関する情報
> 現時点で役に立った情報ソースをまとめておきます。
> 堀江貴文 YouTube
> https://www.youtube.com/watch?v=xDBtQCQ6fWk

う〜ん、こういう時にホリエモンを紹介するのは・・・・
別に、タレントとしては嫌いじゃないですし、
決して無能な人だとは思いませんけど、言っちゃ悪いですが、
いわゆる「信者ビジネス」を行ってる人ですからねえ。
ネット時代のビジネスモデルの1つですし、それ自体をとやかくは言いませんが、
世間や常識は疑えても、自分の正しさは疑えない(揺るがせない)商法なので、
こうと発信した情報は、間違っていても覆せませんし、アップデートもされ難いです。
ですから、こういう時の情報源としては、正直、不適当だと私は思いますよ。


> > > 今回のコロナウイルスの件で、LINEが健康診断をやったり、
> > > gogleが位置情報からウイルス拡散に関する人の移動のデータを公開したのは
> > > もっと注目されてもよいことだと思うんですよね。
> > > 極端に言えば、十年後にまた感染症が流行ったら、そのときに感染症対策を主導しているのは
> > > whoではなくgogleなどかもしれない、ということです。

> データはデータでしか無いと思いますけどねぇ。
> そもそもグーグルは『会社』。営利目的に動く存在です。
> 感染症に対し対応することが利益にならなきゃきっと対応してくれません。
> 『主導』と言うレベルでグーグルが感染症対策に関わるインセンティブがあるんですかね?
> それに……企業は利益しか追及しませんしね。

まあ、そうでしょうね。
企業とは、利益を生む為に動く存在ですので。
ですから逆に考えれば、それで利益が生じるケースとなると、
もしもGoogleが、保険事業や製薬事業に参入した場合ですかねえ?
保険業なら、感染拡大を防いで支払いを抑えるのも、立派な企業利益になりますし、
製薬業なら、感染者に適切に薬を使ってもらう事で、これまた企業利益になります。
とは言え、そこは企業利益が最優先に考えられますから、
そうした感染防止策や薬投与の判断が、市民側から見て適切かは別問題ですけども。

> > > 例えばgogleが「アメリカの感染拡大のデータから、日本ではこういう対策を行ったら良い」
> > > というような提言をしてくれば、それはもう和牛券配ろうとしてる政府より
> > > gogleの言うことに従う、というような個人や企業が出てきてもおかしくないと思うんですよね。

これは、Googleという大企業がどうこうという話よりも、
「AIの政治利用」って話だと思うんですよね、多分。
で、もちろん、そうした試みは、これから世界でも始まってくるでしょうし、
既に採用されてる飛行機の自動操縦などは、それに近いかも知れません。
ハッキリ言って、人間はどうしたってミスが付き物ですから、
限られた条件下であれば、確かに判断をAI任せにした方が良い事もあるかと思います。

ですが一方で、AIだって必ずしも万全ではありません。
人間が判断基準の設定を行えば、そのAIが弾き出す答えは、
設定した人間の考えが反映されたモノになりますし、
判断基準の設定までAI任せにすると、今度は人間が基準を判断できなくなります。
これは将棋や囲碁のAIソフトで、実際に見られる光景ですね。
どういう理由でその判断が導き出されたかが、完全にブラックボックスで不明なので、
仮にAIがおかしな判断をしても、その判断の正否や原因が人間側には解りません。
そうなると、もうAIを盲信するか否かな話になって来ちゃうんですよね。
で、盲信した結果、明らかな損害が生じたとして、一体誰が責任を取るんでしょう?
AIは機械なので、もちろん責任なんて取れません・・・・
また、気付かぬ内にAIを書き換えられたとしたら、本当に危険な結果しか招きません。
この辺まで踏まえた上で、初雪戦線さんとしては、どう考えられますか?

> > > 彼らならば、gogleの位置情報と、Amazonの物流情報と、PayPayの経済データを総合して、
> > > こういう対策をとれば一週間後、半月後、一ヶ月後、半年後にはこれだけ感染が広がって、
> > > 経済にはこれだけの影響が出る、逆にこういう対策なら感染をこれだけ防げる、
> > > というようなことを提示できちゃう気がするんですよね。

> > 初雪戦線さんのお話に同意します。
> >  巨大IT企業が支配しているプラットフォームは「荘園」の現代版とも言えるものなので、
> > このまま、企業が領主のデジタル封建制が始まるかもしれませんが。

巨大IT企業による寡占・独占の支配を「デジタル荘園」と表現するのは、
なかなか言い得てる表現かと思い、感心しました!!
そうですね、ネットを利用する一般市民は、ネット上の小作農民なのかも知れません。

> >  そんな巨大IT企業も敵がいます。
> > 強権国家です。彼らは国家権力と言う一番の権力
> > (私は国家否定論者なので国家権力の存在も否定しています。)を使って、
> > 最新のIT技術と組み合わせて、監視国家・思想統制国家を作ることが出来ます。
> > 全体の幸福・福祉のためとかたわごとを言ってね。

う〜ん、巨大IT企業にとって、国家権力が最大の難敵なのは、確かにそうだと思いますし、
平時では軽視されがちなこの事実も、今回の有事状態で少しは表面化してきたと思います。
ただ、だからと言って、「元来、企業と国家は共存できない」って事は無いでしょうし、
また、ネットワークで結ばれた市民というのも、率いるリーダーが不在な繋がりだからこそ、
却ってコントロールが困難であり、団結した場合には国家や企業よりも強大に成り得る為、
主体的に行動する集団には成り得なくとも、これはこれで1つの勢力かと私は考えています。
それと、国家が企業を抱え込み、ネットワークを押さえ込んでる中国は、
これからのデジタル時代において、想像以上に強力な存在に成り得るかも知れませんね。

> >  今世紀はそういう強権国家と巨大IT企業、
> > 国家VS企業の戦いの始まりの世紀だと思います。

> 環境への取り組み、福祉への取り組み、文化振興の取り組み、
> これらも究極的にはそうした方が儲かるからやってるというのは否定できない側面です。
> やはり企業に公共を委ねすぎるとロクな事にはなりませんし、
> 感染症対策を『主導』するような未来は企業側も望まないでしょうし、
> 我々にも望ましく無いでしょう。

この辺の話は、1年前のこのスレッド↓にも通じる話題かも?
『今後の世界は「国家×企業×ネットワーク」の三国志?』
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s22206#22206


> > > 現にYouTubeは、既に正常な民主国家ならば不可能な「検閲」をやっているわけですよ。
> > > ヘイトスピーチ規制なんかは民主国家がやろうとすると
> > > 議論ばかり盛り上がってなかなか実行に至れませんが、
> > > YouTubeなんかはスパッと動画を削除してしまっている。

> 企業を縛るのは利益であって人権ではありませんからねぇ。
> 国家はあらゆる人間(国民)の表現の自由に配慮しなくてはならない。
> 企業は最大の顧客の表現の自由(あるいは快適さ)に配慮した方が良い
> (しなければ競争に負けると言い換えても良いでしょう)

現状、検索サービスはGoogleの独り勝ち状態ですし、
ニコニコ動画が低迷して以降、動画投稿サイトはYouTubeの1強です。
まあポータル・サイトとしては、1箇所で全て集約されてる方が便利ですけど、
その一方で、選択肢が他に無いので、そこの言いなりにならざるを得ないんですよね。

> 現実問題としては企業のざっくばらんな『検閲』で誤射を食らっている人々が割といますからねぇ。
> 今ここに文章を書いている私や、それを読んでいる貴方が
> 何かの拍子に食らってもおかしくない程度に誤射は頻発しています。
> 他スレの話ですが管理人様もYouTubeから誤射を食らってましたし。

そうですね、私もYouTubeのAI検閲による誤射を喰らって、
現在、絶賛 権限停止中です(苦笑)。
「教育的または他に価値もない視聴回数を増やすだけが目的の大量コンテンツ」
という定型文の書かれたメールが、AI様から送られてきました・・・・
もちろん、なぜダメなのか尋ねた所で、AI様は答えを返してくれませんし、
市場をほぼ独占しているので、コチラは大人しく従うのみな現状です。

> > > それは現在のgogleならば「YouTubeでこんな動画を削除したところネットでは反発がかなりある。
> > > じゃあもっと規制を緩くしよう」みたいな形で結構実行されてるんじゃないかと思うわけです。

いやいや、それは幾ら何でも、YouTubeを理想化して見過ぎですよ(苦笑)。
向こうもビジネスとして運営しているので、如何に広告収入を増やすしか考えていません。
それこそ、初期のYouTubeなんて、詐欺サイトの広告を平気で出してましたし、
ここまで大きくなった現在は、大手広告主の意向を尊重して動いてますから、
「ネットで反発があるから」とか、そんな事はまるで気にしておらず、
規制が強まる事はあっても、それが緩和される事は、まず有り得ないと思いますよ。

もし仮に有り得るとすれば、ライバルのサービスが現れて、苦戦を強いられた後でしょうか?
でも現状では、国内で保護されてる中華系のネット・サービスが、
今後、アジアを中心に、世界へ打って出る展開以外だと、ちょっと難しいかも知れませんが。
だからこそ、GAFA(グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル)とか、
BATH(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ)といった造語が、世に踊る訳ですね。

> > > 東浩之さんは『一般意思2.0』という本で、ネットによる新たな政治形態を模索しています。
> > > それは例えば「地域のどこに病院を作るのか」という政治問題ならば、
> > > 患者とか既存の病院のデータとかを公開してしまって、
> > > それを元に時間のある人(例えば定年後のお年寄りなど)中心に議論を進めていけば
> > > 議会なんか要らないかもしれない、ということです。

> 実際読むまでは何とも言えませんが……。
> 東さんはプライバシーの問題についてはどう考えているんですかね?
> それに時間のある人が進んで参加する程政治って多分楽しくないと思うんですよねぇ……。
> 何か利益がある訳でも無いですしね。
> (利益がある、となるとそれはもう正常な政策決定過程が維持されているのか疑問ですし)

シルバー民主主義による利益誘導が、過激を極めそうな政治形態ですね(笑)。
あと、病院の話で言うと、何処に建てるかは用地の問題が大きいですし、
民間が建てるなら、それは政治ではなく企業側の判断であり、
公営で建てるなら、そもそも予算の問題が・・・・
なので、現実的な課題としては、「どこに建てるか?」よりも、
「どこを潰すか?」の方が、よりリアルな議題のような気もしますね。
そして、その判断は、お年寄りの寄り合いで適切に行えるモノか否か?


[23132] コロナ後の世界とベーシック・インカム返信 削除
2020/6/3 (水) 21:10:50 徳翁導誉

> > > 仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、
> > > 今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも?

> > まだ終息の目処どころか、どこまで拡大するか未知数な現状ですけども、
> > どんなに長期化した所で、感染拡大は数年の内には収まるでしょうし、
> > コロナ後の変革された社会の方が、それよりずっと長く大きく影響があるはずなので、
> > 今の内から考えてみたい気持ちはあるのですが、この状況下ですと尚早なのかなぁ?

> 「コロナが歴史を劇的に加速させる」ということは、私が勝手に頭の良いと思っている方々が
> 皆一様に口にするので、管理人さんにもぜひ詳しく話していただきたいです。
> 私自身もトランプ大統領の誕生であったり、引きこもり人口が100万人近い、などの
> ニュースを聞いているとこれから世の中変わっていくとは思っているのですが、
> それが具体的にどういう方向性で変化していくのか?ということに関しては全く見当がついていません。

とりあえず先週、全国的にも緊急事態宣言が解除されましたし、
まずは一段落という事で、この話題にも少し触れておきましょうかねえ?(笑)

まあ、短期的な予測から順に、長期的なモノへと書いていきますと、
まず最初は、新型コロナの流行は、今回限りで終わるものではなく、
今年の秋から春にかけて、来年の秋から春にかけてと、
第2波・第3波が襲ってくる可能性は、十分に有り得るという話でしたが、
これに関しては、緊急事態宣言が出される前から、
早くもコロナ疲れが見られた、3月下旬の当時ならまだしも、
既に今となっては、広く認識されてる事だと思いますので、詳しく述べる必要は無いかな?
その時の状況次第では、来年に延期した東京五輪の開催も難しいかも知れませんし、
ひょっとしたら、無観客や観客数を減らしての開催になるかも?
・・・って、ソーシャル・ディスタンスだとか、新しい生活様式だとか、
今の段階では言ってますけど、まあさすがに来年はまだ厳しいとして、
恐らく5年後の大阪万博の頃には、今まで通りに戻ってるんじゃないですかねえ?(笑)
というか、逆にこの調子のままだった場合、入場待ちの行列とか どうなるんでしょ?
もちろん、並ばずに入れるようになれば、それに越した事は無いですけども。

あとは、日本の悪平等主義と言いますか、事無かれ主義・責任回避主義と言いますか、
春の甲子園が中止に追い込まれた事で、夏の開催も危惧しましたけど、そうなりましたね。
一部の部活で、地方予選が行えてない競技があったのは、事前に把握してましたし、
その事で、横並びにインターハイ自体を中止してしまう恐れも感じていて、
高野連は高体連から独立していても、もう同調圧力には逆らえないだろうと?
正直な所、夏はやろうと思えば、出来たと思うんですけどね・・・・
また、部活だけでなく学業自体も、休校が4月までなら、何とかカバー出来たでしょうし、
逆に6月以降まで延びてれば、9月入学も本気で検討の必要があったでしょうけど、
2ヶ月(5月)というのが、帳尻合わせを無理強いさせられる形になりそう。
ただでさえ、ドタバタの教育改革や、五輪不況が就活を直撃しそうな世代なのに(泣)。
この世代は後に、「コロナ世代」とか呼ばれたりするんですかねえ?

続いては、これも最近では、見掛けるようになってきた意見ですけども、
「お金よりも命が大事」と経済を止めてしまった事で、
これから襲ってくる不況が、下手をしたらコロナ以上の被害をもたらす可能性ですね。
倒産や失業者が増えれば、どうしたって自殺者は増えてきますので、
その数が、新型コロナによる死者数を上回る事だって、十分に有り得るでしょうし、
自殺まで行かなくても、人生が狂わされる人は大勢出るかも知れません。
そういう意味では、目先のデメリットと、将来のデメリットを見据えた上で、
バランス良く政策が採れれば一番だったのでしょうが、現実的には難しいですよね。

あと、今回はリーマンショックや世界恐慌などと違い、
人為的に経済を止めただけなので、すぐに回復できるという意見もありますが、
世界規模で数ヶ月に亘り経済を止めて、ダメージが無いわけ無い気がしますし、
自粛生活によって、世界的に消費マインドが落ち込んでしまったり、
世界流通を基本とした現行の経済システムが、今まで通りに機能するのか?など、
経済分野に疎い私でも、そんな気安く楽観視できない状況にあると思うんですけどね。

また、特に日本に関して言うと、五輪特需の反動による五輪後のリスク、
加速する人口減少と少子高齢化、下降線を辿る日本の国際競争力、
AI普及と外国人労働者の流入、アベノミクスのツケとインフレ爆弾などなど、
これらの不安要因が折り重なって、ついには東京でさえ人口減少が始まる2025年頃から、
日本経済は不況に見舞われる可能性が、かなり高いのでは?と見ていたのですが、
今回のコロナ禍があり、そして東京五輪も延期(中止も?)となった事で、
その危機が前倒しで襲ってくる危険性が、少なからず有る気がするんですよね。
私も詳しくないですけど、とりあえず金でも買っておくべきなのか?(苦笑)

そして、これは世界各国も同様・・・というか、日本以上なのですが、
今回のコロナ禍を「有事」と捉え、惜しみなく資金を投じましたから、
これからの財政問題が、それこそ世界規模で心配ですよね。
特に最近は、「現代貨幣理論(MMT)」という甘い誘惑が広がり始めており、
昨今のポピュリズム傾向とも相俟って、ジャブジャブと赤字国債を刷りまくる
無自覚に綱渡りを始めてしまう国が、出てくるのでは無いでしょうか?
まあ正直な所、私も必ずしも「財政健全化しなければ財政破綻する」とは考えておらず、
MMTに関しても、そんなにトンデモ理論だとは思っていないです。
貨幣の価値は信用によって生まれ、紙切れにさえ価値を与えていますし、
結局、景気は「気」次第ですから、どんなに危なそうに見えても、
みんなが大丈夫と思えてる限りは、大丈夫なモノだと思うんです。

とは言え、どんな状況になっても、みんなが大丈夫と思い続けられるかは・・・・
MMTというのは、インフレ危機が生じない範囲内においては有効だと思いますけど、
国債をジャブジャブ刷って、インフレを考慮しないなんて理論は、不完全でしょうし、
インフレは増税と国債発行でコントロールできるという見方も、私は甘い気がします。
そんな簡単な話なら、人類の歴史からインフレが無くなりますよ(苦笑)。
また、日本国債の場合は円建てですし、購入層の大部分も日本人なので、
デフォルトの心配は無いという意見もありますけど、
敗戦直後の時のように、ハイパーインフレを起こして、国債が紙切れとなり、
日本国民の多くが資産を失った事実も、「問題ない」と思うなら、成り立つ意見でしょうね。
私は、日本がそんな状況になっても、デフォルトはしてないから大丈夫とは思えませんけど。

って、話がちょっと脱線気味になってしまいましたので、話を戻すと、
ポピュリズムの台頭、自国第一主義、対立の扇動、格差と差別の問題などなど、
コロナ禍の前から、世界中でいろいろとトラブルが生じつつあった中、
今までは抑えていく方向に進んできた、国家による強権の発動が、
今回のコロナ対応により、一転して解除される実例が生まれてしまい、
この流れだと、本当に、危険な火遊びに乗り出す国が出て来かねないというか、
コロナ以前に比べると、その確率はグッと上がってしまった気がするんですよね。
30年以内に、大国間で戦争が起こる可能性も、決して無くは無いと思います。

あと、ネットで世界が繋がり、国際企業が国家以上の存在になっていた流れも、
国家は強権を発動しない前提での力関係でしたので、それも変わってくるのかな?
コロナ前後で最も変わった事としては、長らく続いてきた国家権力の弱体化という傾向が、
ここで一転して、強まる方向に変わり始めた事なんだと思います!!
進捗著しいAIやデジタルの技術、ビッグデータなどと合わさる事で、
国民を監視したり、コントロールしたりする方向に進みそうな気がしますし、
それに対する国民側の警戒感や嫌悪感も、コロナ対策の中で薄らいだ気がするんです。
まあ、安心で合理的で、コントロールされる社会の状況を、
ユートピアと捉えるか? ディストピアと捉えるか? は、国民の気持ち次第ですけど。

ただ、こうした流れになった時に、
人権というブレーキが働かない中国は、やはり有利だと思いますし、
抱える膨大な国内市場と、成長著しい技術発展とが相俟って、
国際社会における中国の存在感がピークに達するのは、
今回のコロナ禍の影響もあって、10年か20年は早まるかも知れません。
そうなると、従来の見立てにあった、中国がピークを迎える頃には、
同時に、1人っ子政策のツケで、急激な人口減少と少子高齢化に襲われるという予想も、
社会全体が成熟しきる前に、成長の下降線を迎えるという予想も、修正が必要なのかな?
もちろん、前者に関しては、必ず訪れる中国の危機ではあるのですが、
後者に関して言うと、成長が早まれば、多少なりとも状況が変化するかもしれませんし、
そうして、中国の好調期が長く続くようだと、国際社会にも大きな影響を与えますよね。
アメリカ1強の時代から、Gゼロへの流れというのは、トランプ自身が進めちゃってますので。

って、何だか政治の話ばかりになってしまいましたので、市民生活の話に戻しますと、
今までは なかなか進まなかった、リモートによる労働や教育への転換が、
今回の世界的な外出自粛により、一気に進んだというのは、みなさん御存知の通りでしょうけど、
メディアも、ショッピングも、ネットが当たり前となった時代、
労働や教育の流れも、一旦始まれば後戻りはしないでしょうし、
逆に言えば、いち早く波に乗れた所が、1人勝ちできる状況になるかも?
そして、それは世界規模で同時に起きていて、そもそもネットは世界中に繋がってますから、
競争相手も、選択先も、全てが世界基準になっていくんですよね。
そうなると顧客側からすれば、質も上がり、選択肢も増え、メリットは大きいのですが、
サービスを提供する側、つまりは消費者目線から労働者目線に転じると、
グローバル化が更に加速する訳で、一部の人にはチャンスでも、大部分の人にはピンチでしょうね。

リモート・ワークとなれば、通勤に無駄な時間を使う必要が無くなりますけども、
つまりそれって、都会でも地方でも仕事が出来る訳で、能力がある人であれば、
田舎で暮らしながら、リモートで仕事とか、有意義な生活が送れそうでしょうが、
競争相手が増える訳で、そうじゃ無い人たちは大変ですよね・・・・
しかも、都会と地方に限らず、競合は世界にまで広がる訳ですし、
更には、デジタル向きに仕事内容が最適化されると、AIすら競合関係となります。
これだと、中間層の消滅に拍車が掛かり、格差は広がる一方になるのかな?
ギグ・エコノミーといった、労働力の切り売りが普及すると、労働単価も下がってくるでしょうし。
(いや勿論、1つの作品をみんなで作り上げるギグ・セッション自体は、価値があると思いますが)
あと、日本は全面的な都市封鎖は行わず、一部の休業要請に止めた為、
諸外国に比べると、オンライン化への大転換に乗り遅れた可能性はありますが、
とは言え、それでも日本で、ここまで急激に広まるとは、私的にも予想外でしたね。

その一方で、これは後述するのですが、
こうしたグローバル化や、AI技術の進歩などもあって、
近年では、「ベーシック・インカム」導入の意見を、耳にするケースが増えてきましたけど、
この政策は、それ自体の有効性よりも、実現の為の障壁の方が高くて、
実現性に関しては、なかなか難しいモノが今まではあったのですが、
今回のコロナ対策により、世界各国で現金給付という政策が行われましたし、
また同時に、失業者の急増や大不況、格差拡大の加速化などが重なるようだと、
上手く行くかは別として、導入に前向きな国が現れてくるかも知れませんね。
少なくとも その確率は、今回の件をキッカケに急上昇したように思われます。


> 唯一、堀江貴文さんだけが「これからは収入と仕事が減っていき、
> 余った時間で(お金を使わない)余暇を充実させる方向に変化していく」と具体的に未来像を提示しています。

ホリエモンは、都知事選に出るんですかねえ?
まあ今回は小池再選が濃厚で、自民党も独自候補の擁立を見送りましたし、
野党側も統一候補を出せ無さそうな状況なので、結果は火を見るよりも明らかですが、
それでもホリエモンが出馬してくれれば、賑やかし程度にはなりそうですからねえ(笑)。
少なくとも、都知事選が無関心にスルーされてしまうよりは、遥かにマシかと?

ちなみに、「仕事や収入が減り、金を使わない余暇が増える」というのは、
未来像と言いますか、十数年前と見比べると、そのまま現在の実状ですけどね。
まあ、仕事が減れば収入が減り、収入が減れば余暇にお金を使えないのは、
当たり前と言えば当たり前の事ですし、その傾向は今後、更に顕著になっていくでしょうが、
その一方で、「仕事が減れば時間は余るのか?」「無料や格安でも余暇は充実するのか?」
というのは、必ずしも一筋縄では行かない話のように思えます。

仕事が減っても収入が必要なら、ダブルワークやトリプルワークを強いられ、
それこそ「貧乏 暇なし」で、時間的にも、精神的にも、経済的にも、
とても余暇なんて楽しめる余裕は、なかなか持てなさそうです・・・・
また、確かに以前に比べると、無料や格安で楽しめる娯楽の質はグンと上がりましたけど、
しかし一方で、質の高い娯楽を生むには、相応の投資が必要なのは明らかであり、
逆に、そこそこ値段で楽しめる娯楽の質は、却って落ちてきている印象がありますね。
一部の金持ちであれ、多くの大衆であれ、文化を支えるにはパトロンの存在が不可欠なので。

これは何も娯楽産業に限らず、全ての業界でも言える事で、
ユニクロの服も、ダイソーの100円グッズも、安い値段でそこそこの商品が買え、
それは今までに比べると良い事である反面、高い値段で凄く良い商品との間にあった、
そこそこ値段で買えた、なかなか良い商品が消えてしまったという側面があります。
まあ要するに、1億総中流から、2極化の時代に入ったって事なんでしょうけど、
それを「充実」と呼べるかは、甚だ疑問な所がありますね・・・・

でもまあ、その2つの課題が解消される事こそ、
ホリエモンが描く未来像って事なのかも知れませんし、
恐らく、その解消法として念頭にあるのが、ベーシック・インカムの導入なんでしょうね。
ベーシック・インカムとして、最低限の生活が行える程度の金額が支給されれば、
「生きていく為の仕事」から、「充実感を得る為の仕事」に変わっていき、
生活する為に、余裕なく働く環境からは、ある程度解放されるかも知れません。
また、多少なりとも、時間的・精神的・経済的に余裕が生まれてくれば、
「娯楽への投資」も増えていき、質的にも充実する方向に進む可能性は有り得ます。

ですけど厳しい言い方をすれば、理想像を思い描くだけなら、誰にだって出来るんです。
なので、ここで重要となってくるのが、
「どうすれば、それを導入できるのか?」という方法論と、
「どうすれば、導入したモノを持続できるのか?」とい方法論なんですよね。
ハッキリ言ってしまうと、その辺りの能力が欠けている為に、
ホリエモンは、企業家としても、実業家としても、失敗してしまった訳ですし、
知らない人が聞けば、実に凄そうに思える話も、
知ってる人が聞くと、酷く薄っぺらい印象しか与えなかったので、
球団買収の件も、フジテレビ買収の件も、金の臭いに吸い寄せられた人間しか集まらず、
小泉郵政選挙で刺客候補として擁立されるも落選して、
最後は、粉飾決算で逮捕され、有罪となって刑務所送りでしたからねえ・・・・
前にも言いましたけど、常識に囚われない見方が出来る人なので、決して無能では無いですし、
良くも悪く目立つ、その行動力やアピール力というのも、別に嫌いじゃないですけど、
ただし、自分を大きく見せようというか、自らを過大評価しているタイプの人ですよね。
言動の大きさの割に、これと言う成果を何も残せていませんし、評価すらされていませんので。

まあホリエモン評は、これくらいにしておくとして、
ベーシック・インカムというのは、どうやって実現させるかのが、非常に難しい政策なんです。
まず最初に指摘されるのは、やはり財源の問題ですよね。
ぶっちゃけ、大増税をして、再配分の割合を増やす以外に、
まともな方法論は無いと思いますけど、それを大多数の有権者が納得するか否か?
それに、働かなくても生きていけるなら、怠け者ばかりの社会となり、
堕落して活力が失われる事を心配する意見も、決して少なくはないでしょう。
それらの反対意見を押し退けて、導入に持ち込むのは、並大抵の努力では出来ません。
また、仮に導入が果たせても、それが上手く回り続けられるかは別問題です。

例えば100年前にも、「共産革命」というモノが世界中を席巻しました。
正直、ベーシック・インカムよりも更に進んだ考え方ですし、理想論と言えば理想論でした。
では、それほど難しい政策が、一体どのようにして導入に至ったかと言えば、
2度の世界大戦の後に、暴力によって成し遂げられているんですよね。
そのような非常な手段が、ベーシック・インカム導入でも可能でしょうか?
(ただし今回のコロナ禍も、ある意味では有事であり、日本で言えば10万円給付のように、
 世界的にも同様の政策が採られたので、それが導入実現の端緒になる可能性は有り得ます)
そして、もし仮に、その導入が実現できたとして、
果たしてそれは、長い期間 継続して行えていけるモノなのでしょうか?
実際、ソ連も、東欧の社会主義国も、今では残ってませんよねえ?
そもそも、国家が存続していた時から、制度上の不備をいろいろと抱えており、
戦後昭和の日本こそが「世界で最も成功した社会主義国」とか言われたりしましたから(笑)。

ただこれも、実は重要な示唆を含んでいまして、
フランス革命の有名なスローガンに、「自由・平等・友愛」というのがありますが、
この中の「自由」と「平等」というのは、共存のバランスが非常に難しいモノなんですよね。
つまり何が言いたいかと言うと、冷戦期には資本主義と社会主義の2つの考え方があって、
自由を求める資本主義は、競争によって活力を生む反面、貧富の格差が生じて平等が失われ、
平等を求める社会主義は、保護によって安定を生む反面、活力が失われて自由も抑圧されました。
まあ政治的にも、権力が集中する社会主義は腐敗しやすかったり、
財力が集中する資本主義も腐敗しやすかったりと、それぞれ問題を抱えていましたけど、
立場が異なる敵が実在するという状況には、実は良い面もあったんですよね。
それは、資本主義でも保護を採り入れたり、社会主義でも競争を採り入れたりと、
敵の存在を意識する事で自制が働き、バランスが取られるという事でした。
ですが、その冷戦構造が、社会主義陣営の自壊により、あっさりと幕を閉じると、
自制を失った資本主義が暴走し始め、そして現在の状況に至る訳ですね・・・・

そういう意味では、ベーシック・インカムの政策案というのも、
ある意味では、社会主義の良い面も採り入れようとしていた
バランス感覚のある資本主義時代への懐古運動なのかも知れませんし、
技術進歩に伴う「デジタル社会主義」や「AI共産主義」といった
リバイバル運動なのかも知れません。
ただ、そうは言っても、やはり実現への道は困難ですよねえ・・・・
再配分を充実させる条件というのは、みんなが相当に余裕が有るか、
逆に、みんなが限界なほど余裕が無いかの、2択でしょうし、
まあ前者は有り得ないでしょうから、基本的には後者のケースだと思うんです。
って、この条件を迎えてる時点で、かなりヤバい社会状況ですよね(苦笑)。
そして、その前段階として、社会全体は落ちてきても、
「自分さえ何とかなれば」という、利己主義が剥き出しの時期を迎えるはずで、
その頃は再配分に対して、最も厳しい状況となるでしょうから、
ベーシック・インカムというのは、実現へのハードルが、相当に高い課題だと感じています。

> 話が多少それますが、ベーシック・インカムなんかも最初は明るい話かと思って調べていたのですが、
> 調べれるうちにこれが階級制度であるというのがよくわかりましたし。

ベーシック・インカムが階級制度になるかは、運用の仕方次第でしょうけどね。
社会階級を固定化する為の、飼い殺しの制度としてベーシック・インカムを使うなら、
確かにそうなる可能性はありますけど、必ずしもそうだとは限らないと思います。
例えば中東の産油国とかだと、国民には毎月30万円とかを配る替わりに、
王族たちによる独裁と、富の集約を認めさ、一切の文句を言わせない方法とかは、
そういう意味では、階級制度的なベーシック・インカムかも知れませんね。

とは言え、制限のない自由主義や資本主義とかも、
社会の格差を拡大させ、それを固定化させる特徴を持っていますから、
その言い方であると、自由主義や資本主義が階級制度であるとも言えてしまいます。
ですが実際は、やり方次第で、そうならない方法論とかもあるんですよね。
なのでベーシック・インカムも、例えば学費無償化とセットであれば、
貧しい家庭の出身者でも、実力次第で立身出世が叶い、階級の固定化は避けられます。
実際、教育や福祉が充実していた社会主義国の方が、
世襲の多い資本主義国よりも、そうしたケースは多かったでしょうから。

あとは、実際に配る金額の多寡であったり、
どの部分を無償化したり、限度額を設けたりするかですよね?
ベーシック・インカムの利点としては、
年金・医療費・学費・雇用保険・生活保護などを一律に一括して渡す事で、
それぞれの運用経費で失われる、大幅な支出分を抑えられると共に、
これ以上は補償しないよという、制限を設ける制度でもあります。
その為、例えば支給額以上に医療費が掛かる場合、その人たちは切り捨てるのか?
それとも、限度額を設けて救済するのか?で、
同じ制度でも、意味合いがかなり変わってくるはずです。
また、どれだけの金額を配るかで、「最低限の生活」で言う所の
「最低限」の度合いが、やはり動いては来ますよねえ・・・・

要するに、ベーシック・インカム導入で、明るくなるか? 暗くなるか? は、
正直な所、全ては運用次第であり、制度自体で決まる話では無いという事です。


[23172] 都知事選と解散総選挙返信 削除
2020/7/8 (水) 19:42:53 徳翁導誉

> > > > 仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、
> > > > 今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも?

> > > まだ終息の目処どころか、どこまで拡大するか未知数な現状ですけども、
> > > どんなに長期化した所で、感染拡大は数年の内には収まるでしょうし、
> > > コロナ後の変革された社会の方が、それよりずっと長く大きく影響があるはずなので、
> > > 今の内から考えてみたい気持ちはあるのですが、この状況下ですと尚早なのかなぁ?

> > 「コロナが歴史を劇的に加速させる」ということは、私が勝手に頭の良いと思っている方々が
> > 皆一様に口にするので、管理人さんにもぜひ詳しく話していただきたいです。
> > 私自身もトランプ大統領の誕生であったり、引きこもり人口が100万人近い、などの
> > ニュースを聞いているとこれから世の中変わっていくとは思っているのですが、
> > それが具体的にどういう方向性で変化していくのか?ということに関しては全く見当がついていません。

> とりあえず先週、全国的にも緊急事態宣言が解除されましたし、
> まずは一段落という事で、この話題にも少し触れておきましょうかねえ?(笑)

う〜ん、そして再び、誰からも反応ナシと(苦笑)。
緊急事態宣言の解除を待ったので、話題的に時機を逸したのか?
それとも、コロナ後の世界など、そもそも あまり関心を持たれてない話題だったのか?
今回のコロナ不況は、下手をすると、第二次大戦前の世界恐慌さえ、
連想させる感じになりつつある気が、個人的にはしてるんですけどねえ・・・・

もちろん、歴史そのままな再展開は有り得ませんし、
消費が落ち込んだまま、大規模な資金投入が続けば、
実体経済と大きく乖離した金融バブルさえ、一時的に起こる危険性もありそうですけど、
自国主義や保護主義だとか、ブロック化だとか、社会主義的政策だとか、
ポピュリズムにファシズムだとかは、歴史をなぞりそうな気がするんですよ。
ニューディール政策的なモノや、大企業の国有化など、世界各国でも起こり得るかも?
あと、コロナ対策だけでなく、コロナ不況による失業対策や、左派的ポピュリズムにより、
定額給付金が常態化して、ベーシック・インカムとなれば、見方次第では共産主義的ですし、
ビッグデータやAIの活用によって、100年前よりは上手く運用できるかも知れません。

また、それこそ最悪の場合、そこから戦争という危険性も、決して無く無いと思います。
そして、その危険性を軽視した政治家が暴走した時、それは現実になっていくと・・・・
実際に戦争が始まるまで、「自分たちは戦前にいる」などと、多くの人は考えもしないでしょうし。


> > 唯一、堀江貴文さんだけが「これからは収入と仕事が減っていき、
> > 余った時間で(お金を使わない)余暇を充実させる方向に変化していく」と具体的に未来像を提示しています。

> ホリエモンは、都知事選に出るんですかねえ?
> まあ今回は小池再選が濃厚で、自民党も独自候補の擁立を見送りましたし、
> 野党側も統一候補を出せ無さそうな状況なので、結果は火を見るよりも明らかですが、
> それでもホリエモンが出馬してくれれば、賑やかし程度にはなりそうですからねえ(笑)。
> 少なくとも、都知事選が無関心にスルーされてしまうよりは、遥かにマシかと?

結局、ホリエモン自身は都知事選に出馬しなかったものの、
ホリエモン新党からN国党の立花が出るも、日本第一党の桜井にすら遠く及ばない大惨敗・・・・
維新の小野も供託金没収ラインをギリギリ越えられず、れいわの山本も伸び悩み、
結果的には、思ってた以上に現職・小池の圧勝に終わりましたね。

とは言え、この人が今後4年間、
都知事を勤め上げると思っている人は、一体どれくらい居るのかなぁ?(苦笑)
来年の東京五輪が、開催されるにせよ、中止されるにせよ、
そこを終えてしまえば、当人にも都政への関心など、さほど無いでしょうし、
一段落後に、衆院選があるようなら、国政復帰も普通に有り得そうな気が・・・・
ただ、そうなると今度は、衆議院の解散が何時あるかですよね?
衆議院の任期は来年10月までなので、それまでに選挙があるのは確実ですが、
噂されてるように、今年の秋にでも解散があるようだと、
さすがに、このタイミングでは、都知事を辞職しての国政復帰は無さそう。
それこそ前回の衆院選同様、野党の足並みや準備が整わない状況ですので、
このコロナ下での解散批判を気にせず、「今なら負けない」と打って出れば、
自公で過半数は十分にキープできるとは思いますけど、どうするんでしょ?
(まあ、そこには当然、日本や国民の事など二の次なのですが・・・・)

とりあえず現状では、ポスト安倍に向けて、自民党内の抗争が激化し始めた中で、
(最近、自民党議員の事件が続いてるのは、内ゲバによるリークの結果だと見ています)
総理がレイムダック化しないよう、解散カードをちらつかせてる印象ですけど、
このまま政権求心力の低下が続けば、本当に解散に打って出る可能性はある気がします。
とりあえず選挙をやれば、党内における求心力は回復できますからねえ。
まあ、自民党の総裁任期は来年9月ですから、真っ当な政治であれば、
新総裁のもと、衆院選に挑むのが本来の姿なのでしょうけど、
影響力を残す為の「禅譲」を考えるのであれば、小泉政権末期のように、
安倍政権で選挙を行った上で、後継者にバトンタッチという手順になるかも?
以前は党内からも、安倍4選を求める声がありましたけど、
コロナ対応のマズさと、総理本人の疲労度合いから見て、その線はもう無いかと。
それでも、五輪だけは自分の手で行いたい意向が、思っていた以上に強いみたいで、
改憲着手も時間的に厳しい中、五輪から逆算した政権運営になっていくのかも知れません。

ちなみに来年7月には、都議選もあるんですけど・・・現状のままでは、
前回大勝した都民ファーストの急落は避けられないでしょうし、
年内に衆院選が無いようなら、小池側から何かを仕掛けてくる可能性も?
小池本人の政治目標は、一にも二にも「日本初の女性総理」の座でしょうから、
いざとなれば、東京五輪や都民ファーストだって、切り捨て対象なはずで、
国政転身の起爆剤として、自ら「五輪返上」を決断する可能性もある気はします。
五輪開催となると、来年の夏まで都知事として縛られる為、
却って政治的には、開催に固執しない方が自由にカードを切れる面はあるんですよね。
(勿論こちらも、東京や都民の事など二の次なのですが・・・・)

とは言え、小池自身には、組織や資金力はありませんから、
特に国政となると、どこかに寄宿せねばならないんですけど、
前回の衆院選では民進党を乗っ取ろうとするも、「排除」発言で自爆しましたし、
現状での選択肢となると、なかなか見当たらないのが実状だと思うんですよねえ。
小池人気にしても、3年前ほど高い状態では無く、勢いだけでは勝てないので。
そうなると、他力の要素は強くなりますけど、維新と国民民主が合併して、
そこの首相候補として担いでもらうのが、一番現実的なのかなぁ?
旧・希望の党である国民民主の面々が、小池にどういう感情を抱いてるかは不明ですけど、
今の国民民主には小沢が居るというのは、関係性の上では何気に大きい気はします。
ただ、この新党の場合は、自公から政権の座を奪い取ると言うよりは、
自公を過半数割れに追い込み、自公と連立して政権参画を目指す形になりそうかな?
(自民党の改憲勢力からしても、数の問題だけでなく、公明党に対する牽制に使えますし)

あと、辞職する都知事の後任候補としては、後継者なんて育てていませんから、
ここはもう橋下に立ってもらい、都民ファーストは看板を「東京維新」に変えるのが、
手っ取り早い気はしますし、これなら維新側にもメリットはありそうかも?
今回の都知事選にしても、維新の候補は供託金没収でしたし、
維新は現状、やはり大阪の地域政党から、勢力を拡大できてはいませんので、
都民ファーストを居抜き出来るなら、双方にとってWin-Winかも知れません。
小池ブームが沈静化した今、現状だと都議員たちの再選も、なかなか厳しいでしょうし。
(この場合、既に都民ファーストから維新に乗り換えた音喜多は、活用法がありそう)
また、維新と旧民主で新党となれば、名古屋の河村も合流しやすいかも?
そうなれば、3大都市から国政に「新しい風」を吹き込む構図を演出できるかと。

・・・って、これだけ書いておいて何ですけども、
本当にこんな風に展開するとは、まるで思ってませんけどね(苦笑)。

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