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[23172] 都知事選と解散総選挙返信 削除
2020/7/8 (水) 19:42:53 徳翁導誉

> > > > 仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、
> > > > 今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも?

> > > まだ終息の目処どころか、どこまで拡大するか未知数な現状ですけども、
> > > どんなに長期化した所で、感染拡大は数年の内には収まるでしょうし、
> > > コロナ後の変革された社会の方が、それよりずっと長く大きく影響があるはずなので、
> > > 今の内から考えてみたい気持ちはあるのですが、この状況下ですと尚早なのかなぁ?

> > 「コロナが歴史を劇的に加速させる」ということは、私が勝手に頭の良いと思っている方々が
> > 皆一様に口にするので、管理人さんにもぜひ詳しく話していただきたいです。
> > 私自身もトランプ大統領の誕生であったり、引きこもり人口が100万人近い、などの
> > ニュースを聞いているとこれから世の中変わっていくとは思っているのですが、
> > それが具体的にどういう方向性で変化していくのか?ということに関しては全く見当がついていません。

> とりあえず先週、全国的にも緊急事態宣言が解除されましたし、
> まずは一段落という事で、この話題にも少し触れておきましょうかねえ?(笑)

う〜ん、そして再び、誰からも反応ナシと(苦笑)。
緊急事態宣言の解除を待ったので、話題的に時機を逸したのか?
それとも、コロナ後の世界など、そもそも あまり関心を持たれてない話題だったのか?
今回のコロナ不況は、下手をすると、第二次大戦前の世界恐慌さえ、
連想させる感じになりつつある気が、個人的にはしてるんですけどねえ・・・・

もちろん、歴史そのままな再展開は有り得ませんし、
消費が落ち込んだまま、大規模な資金投入が続けば、
実体経済と大きく乖離した金融バブルさえ、一時的に起こる危険性もありそうですけど、
自国主義や保護主義だとか、ブロック化だとか、社会主義的政策だとか、
ポピュリズムにファシズムだとかは、歴史をなぞりそうな気がするんですよ。
ニューディール政策的なモノや、大企業の国有化など、世界各国でも起こり得るかも?
あと、コロナ対策だけでなく、コロナ不況による失業対策や、左派的ポピュリズムにより、
定額給付金が常態化して、ベーシック・インカムとなれば、見方次第では共産主義的ですし、
ビッグデータやAIの活用によって、100年前よりは上手く運用できるかも知れません。

また、それこそ最悪の場合、そこから戦争という危険性も、決して無く無いと思います。
そして、その危険性を軽視した政治家が暴走した時、それは現実になっていくと・・・・
実際に戦争が始まるまで、「自分たちは戦前にいる」などと、多くの人は考えもしないでしょうし。


> > 唯一、堀江貴文さんだけが「これからは収入と仕事が減っていき、
> > 余った時間で(お金を使わない)余暇を充実させる方向に変化していく」と具体的に未来像を提示しています。

> ホリエモンは、都知事選に出るんですかねえ?
> まあ今回は小池再選が濃厚で、自民党も独自候補の擁立を見送りましたし、
> 野党側も統一候補を出せ無さそうな状況なので、結果は火を見るよりも明らかですが、
> それでもホリエモンが出馬してくれれば、賑やかし程度にはなりそうですからねえ(笑)。
> 少なくとも、都知事選が無関心にスルーされてしまうよりは、遥かにマシかと?

結局、ホリエモン自身は都知事選に出馬しなかったものの、
ホリエモン新党からN国党の立花が出るも、日本第一党の桜井にすら遠く及ばない大惨敗・・・・
維新の小野も供託金没収ラインをギリギリ越えられず、れいわの山本も伸び悩み、
結果的には、思ってた以上に現職・小池の圧勝に終わりましたね。

とは言え、この人が今後4年間、
都知事を勤め上げると思っている人は、一体どれくらい居るのかなぁ?(苦笑)
来年の東京五輪が、開催されるにせよ、中止されるにせよ、
そこを終えてしまえば、当人にも都政への関心など、さほど無いでしょうし、
一段落後に、衆院選があるようなら、国政復帰も普通に有り得そうな気が・・・・
ただ、そうなると今度は、衆議院の解散が何時あるかですよね?
衆議院の任期は来年10月までなので、それまでに選挙があるのは確実ですが、
噂されてるように、今年の秋にでも解散があるようだと、
さすがに、このタイミングでは、都知事を辞職しての国政復帰は無さそう。
それこそ前回の衆院選同様、野党の足並みや準備が整わない状況ですので、
このコロナ下での解散批判を気にせず、「今なら負けない」と打って出れば、
自公で過半数は十分にキープできるとは思いますけど、どうするんでしょ?
(まあ、そこには当然、日本や国民の事など二の次なのですが・・・・)

とりあえず現状では、ポスト安倍に向けて、自民党内の抗争が激化し始めた中で、
(最近、自民党議員の事件が続いてるのは、内ゲバによるリークの結果だと見ています)
総理がレイムダック化しないよう、解散カードをちらつかせてる印象ですけど、
このまま政権求心力の低下が続けば、本当に解散に打って出る可能性はある気がします。
とりあえず選挙をやれば、党内における求心力は回復できますからねえ。
まあ、自民党の総裁任期は来年9月ですから、真っ当な政治であれば、
新総裁のもと、衆院選に挑むのが本来の姿なのでしょうけど、
影響力を残す為の「禅譲」を考えるのであれば、小泉政権末期のように、
安倍政権で選挙を行った上で、後継者にバトンタッチという手順になるかも?
以前は党内からも、安倍4選を求める声がありましたけど、
コロナ対応のマズさと、総理本人の疲労度合いから見て、その線はもう無いかと。
それでも、五輪だけは自分の手で行いたい意向が、思っていた以上に強いみたいで、
改憲着手も時間的に厳しい中、五輪から逆算した政権運営になっていくのかも知れません。

ちなみに来年7月には、都議選もあるんですけど・・・現状のままでは、
前回大勝した都民ファーストの急落は避けられないでしょうし、
年内に衆院選が無いようなら、小池側から何かを仕掛けてくる可能性も?
小池本人の政治目標は、一にも二にも「日本初の女性総理」の座でしょうから、
いざとなれば、東京五輪や都民ファーストだって、切り捨て対象なはずで、
国政転身の起爆剤として、自ら「五輪返上」を決断する可能性もある気はします。
五輪開催となると、来年の夏まで都知事として縛られる為、
却って政治的には、開催に固執しない方が自由にカードを切れる面はあるんですよね。
(勿論こちらも、東京や都民の事など二の次なのですが・・・・)

とは言え、小池自身には、組織や資金力はありませんから、
特に国政となると、どこかに寄宿せねばならないんですけど、
前回の衆院選では民進党を乗っ取ろうとするも、「排除」発言で自爆しましたし、
現状での選択肢となると、なかなか見当たらないのが実状だと思うんですよねえ。
小池人気にしても、3年前ほど高い状態では無く、勢いだけでは勝てないので。
そうなると、他力の要素は強くなりますけど、維新と国民民主が合併して、
そこの首相候補として担いでもらうのが、一番現実的なのかなぁ?
旧・希望の党である国民民主の面々が、小池にどういう感情を抱いてるかは不明ですけど、
今の国民民主には小沢が居るというのは、関係性の上では何気に大きい気はします。
ただ、この新党の場合は、自公から政権の座を奪い取ると言うよりは、
自公を過半数割れに追い込み、自公と連立して政権参画を目指す形になりそうかな?
(自民党の改憲勢力からしても、数の問題だけでなく、公明党に対する牽制に使えますし)

あと、辞職する都知事の後任候補としては、後継者なんて育てていませんから、
ここはもう橋下に立ってもらい、都民ファーストは看板を「東京維新」に変えるのが、
手っ取り早い気はしますし、これなら維新側にもメリットはありそうかも?
今回の都知事選にしても、維新の候補は供託金没収でしたし、
維新は現状、やはり大阪の地域政党から、勢力を拡大できてはいませんので、
都民ファーストを居抜き出来るなら、双方にとってWin-Winかも知れません。
小池ブームが沈静化した今、現状だと都議員たちの再選も、なかなか厳しいでしょうし。
(この場合、既に都民ファーストから維新に乗り換えた音喜多は、活用法がありそう)
また、維新と旧民主で新党となれば、名古屋の河村も合流しやすいかも?
そうなれば、3大都市から国政に「新しい風」を吹き込む構図を演出できるかと。

・・・って、これだけ書いておいて何ですけども、
本当にこんな風に展開するとは、まるで思ってませんけどね(苦笑)。

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