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[23800] Re13:ファスト化されるオタク文化?返信 削除
2022/1/6 (木) 22:10:36 旧トルコ担当


けっこうな期間放置してしまいました。
すみません。

> > 葬式には皆が黒い服を着ていくことで、その場の雰囲気が出るわけですし。
> 「葬式って初めていくと意外とみんな明るくてビックリする」
> 銀魂・第231話 サブタイより(笑)
>
> という事で、旧トルコ担当さんって今までに、どのくらい葬式に出られてます?
> まだ若いと、なかなか機会も少ないでしょうから、意外に思われるかも知れませんが、
> 早世や急逝で無ければ、同窓会や宴会みたいな雰囲気になる事も多いんですよ、葬式って(笑)。
> それに、地方によっても違いますけど、
> しっかりした服装だと、その人が死ぬのを待っていた意味になりかねない為、
> 告別式はまだしも、お通夜に関しては、平服で行く所も珍しくはありませんね。
> それに男の人の場合、スーツも、学生服も、どのみち黒系統が多いですし、
> 葬式は服装がどうこうよりも、遺族の振る舞いが、雰囲気を作る所はあるかな?


1度行ったくらいですね。それも結構幼い時に。
正直あんまり覚えていないというか、ほとんど別室でゲームやってて、ってなった記憶がw

> また、対人のコミュニケーションの場合は、
> それを成り立たせるにも、相手への気遣いが必要になりますが、
> そうした気遣いは、基本的には利益ではなく、必要経費的な損失であって、
> 非対人コミュニケーションであれば、そうした負担は背負わずに、
> コミュニケーションで得られる快楽さえ貰えれば良いと考えれば、
> 相手は人間でもAIでも構わなかったり、却ってAIの方が良いなんてケース・・・・
> それこそ、リアル恋愛に伴う煩わしさを思うと、手軽な疑似恋愛が良い事もあり、
> そうした需要が高まれば、これまたビジネスとして成り立ちますからねえ。
> しかもAIであれば、最も費用が嵩む人件費も不要ですし(笑)、
> ビッグ・データによって、個々人に最適化されたサービスを受けられるかも?
> そう考えれば、巨大なビジネス・チャンスが転がっている市場とも言えそうな気がします。
> まあ個人的には、ディストピアな印象は拭えませんけどね(苦笑)。
> 同じ「もうリアルの恋愛はいいや」でも、VR越しの対人と、AI相手とでは、また次元が違うので。
> 言うなれば、一線を越えてしまった「ラブプラス」なのかな?


会話できるAIは、恋人じゃなくて娘になると思うんですよね。

ちょっと長い話になるのですが、
まず、私は幸せとは不足が満たされることだと考えています。
お腹が減っているときに、おいしいものを食べると幸せなのも、不足が満たされるからだと。
この考え方で、「なぜ現代のオタクの間で、BLや百合が流行るのか?」ということを考えると、
「イケメンキャラや美少女キャラは、既に飽食の状態にあると。もうイケメンや美少女にみんなお腹いっぱいで、食べ飽きている。
美少女キャラが溢れているからこそ、自分は新しく出てきた萌えキャラにガチ恋できない。
満たされているからこそ、幸せにはなれない。
そこで、他人の恋愛に共感することで、不足を自身の中に作り出しているのがBLや百合である。
ある女の子にガチ恋している女の子に共感することで、自分はガチ恋できない女の子に、疑似的にガチ恋でき、そしてそれが満たされることで、自分も幸せになれる。
だからオタクの間で、BLや百合が流行る」と考えているのですが、
AIも同じで、
恋人AIも最初はすごく楽しいだろうけど、あっという間にそれが氾濫して、AI恋人は食べ飽きると思うんですよね。
しかし、AIを娘にすれば、そのAIの娘の幸せに共感することで、自分も幸せになれるんじゃないですか。
大学生の勝手な見解ですが、おじさんになっても生きがいを感じて何かに打ち込んでる人って、自分のために、よりも誰かのためにやっている人が多いと思うんですよね。
それは人間の遺伝子本能的にも、一定以上の年齢を過ぎれば、自身の子供を作れ、という命令から、自身の子供を守り育てろ、に変わるわけで。
高齢化社会だからこそ、AIは娘だと思うんですよね。

ひろゆきが昔、金も、社会的地位も、家族も持たない無敵の人が増えて、犯罪が増えるから、政府は彼らにペットを配れ、みたいなことを言っていたと思うんですが、
AI娘がいた方が社会が安定する、という考え方もあるんじゃないですかね。

ゲームも、チートコードを使って何でもできるようにしてしまうと、面白くないじゃないですか。
プレイヤーは新しいステージを開放するためにゲームをやるんですけど、実は新しいステージを開放するということはどうでもよくて、その過程でゲームという作業を楽しむことのほうが目的なわけです。
近未来の人類は、AI娘を喜ばせるために働いたり、色んな場所に行ったり、何らかの作業をして、その過程で人生の喜びを得るんじゃないんですかね。

> > > > > > ちなみに、お勧めできるアニメであれば、こんな感じです。
> > > > > > 1位 響け!ユーフォニアム
> > > > > > 2位 言の葉の庭
> > > > > > 3位 夏雪のランデブー
> > > > > > 4位 月がきれい

> > > > > まずは、オススメありがとうございます。
> > > > > で、開口一番ですけど、俺ガイルは入ってこないタイプの作品なのでしょうか?
> > > > > と言いますか、この3作に俺ガイルの1期・2期も加えて、
> > > > > おおよそ2013年前後に、オススメの作品が集中してません!?
> > > > > これってつまり、この頃が、旧トルコ担当さんにとっての、アニメ激熱期だったって事なのかな?

> > > > 作品が2013年に偏っているのは偶然です。リアタイではほとんど見ないので。

> > > という事は、2013年頃の流行というか作風が、
> > > 旧トルコ担当さんの好みに、合っていたという感じですかねえ?
> > > となると、そういった系列の作品が、旧トルコ担当さんの好みであり、
> > > 「オススメできる」ではなく、「オススメしたい」って感じなのかなぁ?と。

> > いやぁ、自分の一番好きな作品を他人に宣言するのって、恥ずかしくないですかね?
> > 他のオタクの人はどうなのでしょうか?

> 特定分野への好きが高まり過ぎ、隙あらば漏れ出すのがオタクというモノであり、
> 「自分の好きを語らずして、何がオタクか!?」という思い込みがあった為、
> 関係性が薄い一般人が相手ならまだしも、これだけ話を重ねてきた上で、
> 「好きを宣言するのが恥ずかしい」という反応が返ってくるとは、正直 想定外でした(笑)。
> それに、そんな事を言われてしまうと、既に前スレッドの段階で、
> 「私の好きなアニメTOP3」0↓とか貼ってる私が、まるで恥知らずな感じにも(苦笑)。
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s20466#20466
> ちなみに その後の視聴で、シュタゲが20位以内、Dr.STONEが30位以内、
> ゴールデンカムイ・ぼくらの・リゼロが40位以内、弱ペダが50位以内に入った感じ。
> でもまあ、少なくとも「自分の嫌い」を語るよりは健全かな?と思ってますけどね。
>
> ただ、恥ずかしいと考えられてるとは、露にも想定していなかった為、
> その点に関しては、配慮を欠いていた事を謝罪いたします。
> 申し訳ありませんでした・・・・


いえいえ、謝るようなことではないと思います。

> > もちろん、私もオタク同士であればどの作品が一番好きか話せますが、
> > オタクっぽくても本質的にそうでない人に対してだとやっぱり恥ずかしいですね。
> > 世代ではないですが、「トップをねらえ!」を一回目見た時も、強烈に恥ずかしかったですし。

> あ〜、何だか解る気はしますねえ(笑)。
> 80年代のオタク作品だから、今みたいに上手く隠せていないと言うか、
> 「周りから白眼視されても、素直に好きだと言えるヤツだけ付いてこい」みたいな感じが、
> あの当時の作品だからこそ、却って溢れているとでも言いますか・・・・
> 「オマエら、こんなの好きだろ!」って感じの、開き直った てんこ盛りで、
> 言うなれば、変にカモフラージュせず、オタク的な欲望を剥き出しにしている所が、
> 今のオタク世代からすると、気恥ずかしく感じさせるというか、そんな具合なんですかねえ?
> でも、今の時代はオタクを公言しても恥ずかしくないとする一方で、
> オタク丸出しな作品は、自分で見ても恥ずかしく感じるというのは、
> 何だか面白いというか、実に興味深い指摘ですね!!
> そうか〜、一般人はまだしも、今やオタクが見ても、恥ずかしく感じるのかぁ・・・・


> こうなると、どの辺りのラインまで来れば、これが恥ずかしく感じなくなるのかも、
> ちょっと興味が湧いてきてしまいました(笑)。
> となると、90年代の「機動戦艦ナデシコ」とか、どうなんでしょ?
> 同じ90年代でも、「真ゲッターロボ」みたいな振り方の作品なら、大丈夫ですよねえ?
> って、そもそもナデシコや真ゲッターを視聴済みかどうかも、解らない所ではありますが。


未見です。
昔のアニメで見てるのって、ヤマト・ガンダム・エヴァ以外では、「未来少年コナン」「バビル2世」「銀河鉄道999(半分くらい)」くらいですかね。
あとは銀英伝は2周しましたが。

どの作品だから恥ずかしく感じる、というより、本気で好きな作品が恥ずかしいと感じますね。
例えば萌えアニメは、客観的に見ればすごく恥ずかしいものですが、私は萌えアニメではそこまで恥ずかしくならなくて、それはメッチャ萌えアニメが好き、というわけではないからなんですよね。
ですが、本当に好きな作品というのは、その本気の分だけ、やっぱり恥ずかしくなるので。作品そのものの性質より、個人的な思い入れの強さが影響しますね。

> > おススメできるアニメランキングは、私の好きなアニメの中から
> > (1)好きな作品と宣言して恥ずかしくないもの
> > (2)個人的に好きなだけでなく、客観的にクオリティが高いもの
> > (3)アニメ版が一番良いもの(漫画原作アニメで、原作漫画の方が出来が良いものなどは除外)
> > という3つのフィルターをかけて、作成したランキングになります。
> > そしていざそれを作ってみると、案外数が残らなかったという。
> > 逆にそれだけ選んだ作品なので、おススメ度はどれも高く、
> > どの作品を見るか?という参考には十分なるという自信はあるのですが。

> となると、1位のユーフォニアムなんて、特にオススメという事ですか。
> 同じ京アニで、女子高生の音楽モノとなると、既に「けいおん」があったので、
> あそこからキャラを増やし、ストーリーにも重みを加えたとは言え、
> 実を言うと、そこまで食指が動くタイトルでは無かったんですよねえ・・・・
> また、これも別物なんでしょうけど、「ラブライブ」とか人気が高かったものの、
> 個人的には正直イマイチな感じでしたし(スノハレの演出は凄いなと感心しましたけど)、
> ストーリー系で音楽モノとなると、「のだめ」という高い壁がありますので。
>
> > 私は中学生の時に源氏物語を読んで以来、ずっと恋愛ものは好きですからね。
> 源氏物語かぁ・・・
> 気にはなるけど、読んでないなぁ・・・・
> 何となく粗筋は把握しているものの、漫画「あさきゆめみし」すら読んでませんね。
> ちなみに旧トルコ担当さんは、誰の現代訳版で読まれたんですか?
> それとも、まさかの岩波や角川あたりの原文版?


色々読んでますが、「紫の結び」というのが一番長いやつかな。
その前に、もっと短いやつで大方の内容を把握してはいましたが。
何度か全訳にもチャレンジしたのですが、あまりの長さにいつも1巻の半分くらい挫折してます。

> と、こうした何気無い「好き」の一言からも、話題というのは広がっていきますし、
> 逆に言うと、だからこそ、私も余計な補足情報とか書き加えてる面はあります(笑)。
>
> > ただ、それが相手の好みの合うかはわかりませんし、あくまで「参考」ということで。
> 今期の覇権アニメは、再放送中の「カブトボーグ」という好みです。
> 一応、参考までに(苦笑)。
>
> って、今の時代は新作が溢れすぎてて、とにかく数をこなす傾向が高まってますけど、
> 私なんて古い世代ですから、好きな作品だと平気で何周もしちゃうんですよね。
> まあ、私ですら そんな感じなので、これがオタクともなれば深堀りなど当たり前で、
> だからこそ、今の人から見ると、昔のオタクの方が濃い印象になるのかも?
> そもそも当時は作品数自体が限られていたので、大量の中から厳選する作業も要らず、
> 好きを突き詰めようとすると、自ずと深堀りになるような時代でしたから。
>
> > > > > って、旧トルコ担当さんは以前、岡田斗司夫のガンダム全話解説について触れられてましたし、
> > > > > オタクを称される以上、ファースト・ガンダムは当然 押さえているだろうと思ったものの、
> > > > > これまでの「オタクの定義」の相違を踏まえると、必ずしも、そうとは言い切れないのかな?

> > > > ガンダムは一応見てますよ。
> > > > 世代ではないですが、ヤマト、ガンダム、エヴァ、ハルヒは一応抑えています。マクロスは見てないですが。

> > > おお、なるほど!!
> > > でしたら、私の古いイメージ像での「オタク定義」でも、
> > > 旧トルコ担当さんの場合、そこまでズレたりはしないのかも(笑)。

> > うーん、この辺はどうなんでしょうね。
> > 確かに、オタク史的に名作とされるアニメを見ることは価値もありますが、
> > やりすぎれば結局、流行りものを追っかけているJKと変わらないと思うんですよね。
> > いや、流行りものを追っかけること自体は別に好きにやればいいと思うのですが、
> > 周囲に流されて自分で判断しない姿勢というのは、オタクとは呼べないと思うんですよね。

> まあ私としても別に、「あれも、これも」と言っている訳ではなく、
> 例えばオタク文化に限らず、あらゆる分野においても、
> 「この世界に身を置くなら、最低限、これだけは押さえておけ」
> みたいなモノは、いくつか在ったりしますからねえ。
> そういうレベルでの話ですね、この前の話は。
> で、少なくともガンダムというのは、アニオタを称するなら押さえておくべき古典だろうと。
> ただ、これに関しても、全話隈無く押さえろと言うよりは、
> 総集編くらい見て、大体の基本情報とかは押さえておこう程度の感覚ですね。


個人的には、現在のオタク文化って、
(1)萌え登場以降のオタク文化(95年以降)
(2)おおざっぱに昭和のオタク文化(75年以降)
(3)それ以前の昭和子供文化(手塚治虫など)や、アメリカ文化など
の3層構造でできていると思っているので、「この世界に身を置くなら、最低限、これだけは押さえておけ」的なものって、現在のオタクだと(1)がメインな気がするんですよね。
要は、ぶっちゃけガンダムは古いと。
私自身はガンダムは好きですし、現在は「サンダーボルト」というガンダム漫画をずっと読んでいるのですが、そういうガンダムとか、プラモデルとか、そういう系のものは別カテゴリ感があるんですよね。
といいますか、私もいろいろ勉強する前は、オタク=萌える人であり、ガンダムファンがオタクだとは思っていませんでしたので。
そういう意味で、オタク的な教養はせいぜいエヴァまでな気はします。

> > ふと気になって調べてみたところ、
> > エヴァ放送時に20〜15歳だったエヴァ世代の男性は400万人、現在の20〜15歳は280万人。
> > そりゃ、エヴァの最終作が盛り上がるのも当然ですね。

> でも、単純に人口比の数字だけで言うのであれば、
> 今から20年後に劇場公開して、470万人(シン・エヴァの7割)を動員できる作品が、
> 2010年代アニメの中に、果たして在るのか?って事でもありますよね。
> 以前にも少し書きましたが、秋葉原が電気街から「オタクの街」に変えたのは、
> エヴァの存在が非常に大きかった訳で、あのクラスの作品はなかなか無いですよ。


もちろん、世代動員率とでも名付けるべき値がエヴァは非常に高かったというのも承知しています。
ですが、世代動員率には世代の総人口が必ずかかっているわけであり、世代の総人口が減れば文化的な厚みは減って当然ですよね。

> > まあ、私の独断と偏見で言わせれば「オタクとは自分の好きなものを突き詰める人間」なのであって、
> > 何も昔の名作アニメを履修する必要性はないと思っているんですよね。

> う〜ん、単に「大好き」ってだけであれば、そこまでする必要性は無いでしょうけど、
> 「突き詰める」という部分まで加わってくると、外せない古典を押さえる必要は出てきそうですし、
> そうした義務感が無くても、「面白い作品があるなら、古くても気にしない」とか、
> 自らの好きを体系化していけば、どうしたって歴史(過去作)に至るのは必然だと思うんですよ。
> それは何もアニメに限らず、映画であれ、小説であれ、絵画であれ、音楽であれ。
> なので、「自分は2010年代アニメのオタクだ」と、範囲を限定とかしない限りは、
> やはり、押さえておくべき作品というのは、幾らか存在するモノだと私は思います。
>
> だって例えば、オタク同士で語り合う場合に、
> 一般人とは異なる、オタク同士ならでは共通認識は当然ある訳で、
> その段階で、オタク的には一般教養的な知識を、実は知らないとなれば、
> 相手側からすれば「えっ!?」ってなるでしょうし、一旦そうなってしまえば、
> 「オタク同士の会話」という大前提が、そもそも崩れて仕舞いかねません。
> で、そうなった場合、相手から「本当にオタクなの?」と疑われても致し方ないかも知れず、
> そうした不信を覆すには、それを上回る別の何かを見せる必要が出てきますからねえ。
>
> 言うなれば、ファンと ほぼ同義語と化した、現代のオタクの定義ではなく、
> 昔ながらのオタクの定義で行くならば、オタクとは自称ではなく他称なので、
> 自分でオタクと思う以上に、相手側からオタクと思われてこそ、やはりオタクと言えるものかと。
> 例えば今回の話でも、ここまで来て、もしも「実はエヴァって見た事ない」と言われたら、
> 私だって、気持ち的に ずっこけるでしょうし(笑)。


実は私はオタク友達はほとんどいないので、そういったオタトーク的なものはほとんど経験ないんですよね。
そのうえ、大学生にもなってくると、ようやくですが自分の好きなものも表面的なジャンルではなく、本質として分かってくるようになり、そうするとますます好き嫌い、見る見ないがはっきりして、中心ゾーンからずれていってしまうとw

あと、私が「昔の名作アニメを履修する」ことをやたら否定的にとらえているのも、かなりオタク文化自体の高齢化を見させられているからなんですよね。
特にSNSで世代関係なく情報が流通するようになった結果、世代の人口差重力が非常に強く影響するようになったと思います。
新エヴァだって、SNSで盛り上がってたから見に行ったという若年オタクは多いでしょうし、それは結局オタク文化全体の高齢化にしかならないと思うんですよね。
もちろん、ある程度であれば旧作リバイバルも別に否定しないのですが。

> > > また、「俺ガイルに興味がある」と言うよりは、
> > > 旧トルコ担当さんが「2010年代のエヴァ」と言った、理由の方に関心があったので、

> > 「2010年代のエヴァ」というのは布教用の宣伝文句ですので。
> > 俺ガイルとエヴァでは、そもそもファン人口が1桁くらい違いますし。
> > ですが、このワードによって管理人さんにも興味を持ってもらえたわけですし、
> > 布教戦略としては有効なワードだったのかな?

> いや〜、それで結局、誇大広告だと感じられれば、却って反感を生む訳ですし、
> 最初に、期待値のハードルを上げてしまうと、合格点も上がってしまうので、
> 期待させずに見せて「面白かったよ!」と言わせるのが、最良の宣伝方法かと(笑)。
>
> でもまあ、わざわざ録画ディスクは探し出した訳ですし、
> 原作ラノベの方を読む事は、まず無いと思うので、
> 「気が向いた時に見られれば」って感じですね、現状だと。
> とりあえず早くても、年明けの視聴にはなるのかな?
> 前回も少し書きましたけど、年内で配信期限を迎える未見作品が多いので(苦笑)。
> (って、それらの多くも、本放送時に録画してはありますから、いつでも見られるのですが)
>
>
> > > まあ元々、今の20代前半くらいの世代が、ちょうど中高生だった2010年代中盤、
> > > ラノベ原作の人気アニメは、「SAO・リゼロ・俺ガイル」がトップ3という印象でしたけど、
> > > 今回、その人気の理由みたいなモノは、少し掴めたかな?といった感じです。
> > > 異世界転生系や、俺TUEEE系の作品が量産される昨今、
> > > 読者(視聴者)を悦にさせる作風というのは、何だかんだで人気だと思うんですよ。
> > > でもトップ3の作品って、オタク層を喜ばせるような世界観を用意しつつも、
> > > 実は結構、主人公に厳しいというか、読者(視聴者)に対するメッセージ性がありそうな感じ。
> > > う〜ん、何というか、意外に甘やかしてくれない感じとでも言いますか、そんなイメージ(笑)。
> > > それこそエヴァから引用するなら、萌えとか、俺TUEEEとか、受け身ハーレムとか、
> > > 消費者を夢の世界に導こうとする作品が席巻した、2010年代の当時、
> > > 「逃げちゃダメだ」と言ってくれたのが、SAOであり、リゼロであり、俺ガイルだったのかな?と。
> > > (俺TUEEE系も全否定はしてませんよ、「魔王学院の不適合者」とか意外に面白かったですし・笑)
> > > って、ちゃんと見たのはリゼロだけなのに、推測で物事を語り過ぎたかな?(笑)

> > 「『逃げちゃダメだ』と言ってくれたのが、SAOであり、リゼロであり、俺ガイルだった」というのは否だと思います。
> > 一応3作品とも見ましたが、(SAO、俺ガイルは何度も読み返しており、リゼロはアニメを1度見ました)

> まあ別に私としても、「俺ガイルは2010年代のエヴァ」という所から、
> 無理矢理に引っ張ってきただけの話なので、そこまで本気で言ってる訳では無いかな?(笑)
>
> ただ、リゼロに関して言うと、18話の自己否定シーンとか、
> 2期の前半にあった転生前の回想シーンとかって、視聴者的にどうなんだろう?と感じたのは事実。


ええと、SAOや俺ガイルがリゼロと同じ類の作品というのは否定しますが、
リゼロは『逃げちゃダメだ』と言ってくれた作品、というのは否定しません。

> > (多少ネタバレになりますが)例えば俺ガイルであれば、俺ガイルはハルヒの流れを継ぐ謎部活ものなんですが、
> > 最終的にこの話はその3人だけの部活の、主人公とダブルヒロインの友達関係をどう維持するのか?
> > ということがテーマになっていきます。

> 何とな〜くですが、俺ガイルのストーリーは把握しているんですよ。
> と言いますか、「はがない」に似た感じを受けたので、今まで見なかった主な要因かも?
> いや勿論、別の作品ですから、異なる部分なんて山のようにあるのは解っていますけど、
> 私自身の嗜好として、ラブコメはOKでも、「ハーレム系は苦手」という事情があるので・・・・
>
> まあ今時のアニメって、美少女キャラが多数登場する作品なんて一般的ですし、
> どの辺りからハーレム系と見なすかは、個々人によっても違ってくるのでしょうけど、
> 最近で言うと、「五等分の花嫁」の人気がやたらと高い事は把握していた為、
> その理由を知りたくて2期まで視聴したものの、ストーリー的に動き出したのは2期の後半で、
> 正直な所、そこまではかなりの苦行だったんですよねえ(苦笑)。
> なので、その苦手を上回る何かが無い限り、似た系統はそんなに要らない感じがありました。


ハーレム系とは言えないと思ってます。
最終的にそうなるというだけであって、それまでに散々関係がこじれますので。
原作第3巻では、ダブルヒロインの片方が部活の関係が気まずくなって、そのまま何も言わず部活に来なくなっちゃったりしますし。
五等分の花嫁よりは間違いなく苦行ではないと思います。
私もハーレムアニメが苦行というのはわかりますし、そこは保証できるかと。

> > だから、この3人の関係性はもうそろそろ終わりだし、どう終わらせるか考えなきゃね、
> > というだけなのですが、紆余曲折合った末の結論は「ずっとこのまま」なんです。
> > いや、これ本当にどうするんでしょうね。

> え〜と、これはエンドを考えさせる事で、私に興味を持たせようという手法なのか?
> それとも、本当に未決着エンドだったのか? どちらの意味の文章なんでしょう(笑)。
> でも、ifルートがあるという事は、前者の意味合いなんですかねえ。


原作はそこで終わりですね。
未決着エンドといいますか、悩んだ末に回答が出たので、それで作品としては完結、ということでしょうか。
3人の関係性を維持する、という方針さえ決まれば、あとは同じ大学に進学するにしろ、別大学に通って近隣に住むにしろ、手段と実行の問題ですから、そこは別に描く必要ないということです。

> > 大学3人で同じところに行くんですかね?まだ中学生ならそれもアリかもしれないし、
> > 俺ガイルがよくあるオタク・ファンタジーならばそういう結論もアリかもしれませんが、
> > 俺ガイルって徹底的にリアルなんですよ。

> う〜ん、同じ大学に行くのも、ファンタジー扱いなんですかぁ・・・・
> まあ、地方であったり、学区制が厳しい県だったりすると、選択の幅が狭く、
> 同じ中学から、同じ高校に進む人数も、結構多かったりするのですが、
> しかし一方で都会の高校ですと、選択肢が多すぎて、結構バラけるんですよねえ。
>
> それに高校だと、似た様な学力の生徒が集まりますから、
> 特に進学校とかだと、同じ高校から数十人も同じ大学に行く事が珍しくない反面、
> 単に同じ地域の住民という集まりの公立中学では、なかなか高校が一緒にならない事も。
> だって高校って、1学年あたり200〜300人って所でしょうけど、
> 大学だと1学年1万人を超える所もあり、学部や学科を問わなければ、意外と被りますよ。
>
> また、地方から東京に上京する場合なら、「同じ大学に行く」だけでなく、
> 「一緒に東京に行く」というだけでも、繋がりは続きますからねえ。
> 同棲とか、ルーム・シェアとかまで行かずとも、互いに近所に住むだけで、
> 知り合いも居ない土地で暮らすなら、関係性がより深まっても おかしくないですし。
>
> > まあ世の中には1人の男性が3人の女性と夫婦になり、
> > 法律上では女性2人の方が養子になって4人で家族になるなんて言う人もいますから、

> 一応、念の為に言っておくと、私の中にある「有り得る基準」って、
> 身近な件だと1割、実例という意味では1%が最低ラインなので、
> こういうケースがあるのは知ってますけど、これをリアルだとは感じませんよ(笑)。
> 2股、3股なんて例ならまだしも、リアル・ハーレム婚は日本だと希少例すぎますから。
> とは言え、これが洗脳や調教を扱った話題であれば、その限りではありませんけどね。
> 例えば、漫画だと「奴隷日記」とかは、ある程度のリアリティーを感じましたし。


さすがに、ハーレム婚が希少だというのはわかってますよ。
アニメとか、ラノベって社会規範に対してはかなり保守的ですし、その中で、「高校の友達は卒業したら別れるのが普通」という社会規範を否定したのは、かなり衝撃的だったと思うんですよね。

> > > ちなみに余談ながら、リゼロのタイム・リープの系譜について脱線すると、
> > > 元々タイム・リープって、小説や映画では珍しくないネタではありましたが、
> > > それがオタク文化に根付いたのは、エロゲーが泣きゲー化した際、
> > > シナリオ分岐による複数のストーリーと、それに伴うイラストを、
> > > 効率良く味わって(収集して)もらう手法として、導入されたイメージですね。
> > > で、それを同人作品でサスペンス・ホラーと組み合わせたのが ひぐらし、
> > > それを家庭用ゲームに用い、後にアニメ化もされたのがシュタゲで、
> > > ひぐらしやシュタゲを、異世界転生モノとしてラノベ化したのがリゼロ、
> > > リゼロをマガジン伝統のヤンキー漫画化したのが、今年ヒットした東リベって印象。

> > 俺ガイルも既に2シリーズほどシナリオ分岐(?)的なif展開を作者が書いてますね。

> 1つの物語として、作品を仕上げる感覚が強かった、一昔前までは、
> ifルートを公式で扱ってしまうのは、一種のタブー的な認識があったかと思いますけど、
> そういう意識が薄れてきたのって、描き手がゲーマー世代になったからなのか?
> はたまた、プロ作家の同人活動が珍しく無くなってきたからなのか?


それもありますが、そもそもifルートを書いて面白いラノベといもの自体が珍しいと思うんですよね。
ラノベとして商業出版する以上、ifルートも一定以上面白くないといけないわけで、それってなかなか難しいですし。

> > 彼らは経済のこととか、社会のことを語っていればいいのに、
> > なぜわざわざ自身の専門領域から出てきて、アニメの話をしてしまうのか。
> > 餅屋は餅屋、アニメの話はオタクに任せとけばいいと思うんですよね。

> この本の著者に関しては、私も正直把握していないのですが、
> でも東浩紀とか見ていると、「オタクが学者になった」パターンだと思うので、
> 学術方面から、研究題材としてオタク文化を選んだという人たちとも、
> また ちょっと違う気はするんですよね。
> 彼らは、学者になる前の根っこの部分が、そもそもオタクなので。
>
> 解りやすく言うと、「自分の好き」を探求すれば、それがオタクでしょうし、
> そこから更に、自分だけでなく「みんなの好き」を探求すると、それは学問になると。
> 勿論、作品を見て「楽しい」と感じる事を直接理解できるのは、自分自身の心だけですので、
> そういう意味では、「小難しい事は考えず、楽しければ良いんだよ」というのも正解ですし、
> だからと言って、「なぜ自分は楽しく感じるのか?」と考察するのも、決して間違いではなく、
> そして、「自分だけでなく、みんなも楽しんでるのは何故?」と分析するのも、アリな気はします。
> まあ確かに、オタク文化への理解もないまま、都合良く自論に用いるのはウンザリにしても、
> オタク文化の普及や歴史的長さを踏まえると、
> オタクが学者になるパターンも、今では珍しくないようには思えるんですよね。
>
> > というのが半分、もう半分は、この手の作品の解釈論の本を読むと、
> > 自分で作品の解釈をしなくなってしまうので、あえて読まないという意味もありますね。
> > せっかく自分でオリジナルな作品解釈を作り上げてる最中なのに、
> > 完成品を持ってきてしまえば自分の解釈作業がそこで終わってしまいますので。
> > それこそ、この手の本を読めば質は高いのでしょうが、
> > 各オタクごとに存在した偏見交じりのオリジナルな解釈が失われてしまうという話は、
> > 本題である文化の幅が失われている、という話と直結するかと?

> あ〜、なるほど、なるほど!!
> 私などは、もう年齢的に、良くも悪くも、
> 自分なりの「モノの見方の軸」が定まっている感じなので、
> あくまでも参考意見として、変に振り回されずに情報を得る事が可能なのですが、
> 旧トルコ担当さんは「軸を定めてる途上」であるのなら、
> 他者に影響され過ぎる不安感を抱くのも理解できますし、
> そうした警戒感があるというのは、却って良い傾向かも知れませんね。
> 特に昨今は情報過多な時代な事もあって、「信じられる情報」よりも、
> 「信じたい情報」を無自覚に集め、踊らされてしまう人が非常に増えていますから、
> 自らの危うさもキチンと認識できているというのは、それだけで既に強味かも?
>
> また、そうした事情を踏まえて、改めて考えてみると、
> 私の発言に対して、「半ば同意」みたいな反応が返ってくるのも、
> 心理的なバッファー部分というか、敢えて全面肯定しない思惑とかが含まれていたのかな?
> こちらとしては、半ば同意と言われると、
> 「では、同意できなかった部分は?」とか、「同意できなかった理由は?」みたいに、
> 不明な箇所を知りたかったり、間違いや異なる視点があるなら把握したい思いから、
> 具体的な話を聞きたいと、尋ねるような返信を書いていたのですが、
> なかなか返答が来なかったのは、問い詰めるような感じで気分を害したのでは無く。


「半ば同意」となるのは、もうグラデーションの問題ですね。
管理人さんはA70%でB30%と言っていても、私としては半々くらいじゃない?みたいに思っていて、あとそこまでくれば、大筋話は出尽くしたからいいかな、という感じで半ば同意という感じです。

> > 自分も、なんだかんだで岡田斗司夫の二番煎じしか言えてない、みたいな部分は自覚していますので。
> ちなみに、「教養としての10年代アニメ」は、
> 近畿大学での講義を、書籍化したモノらしいのですが、
> 四半世紀前、東京大学で岡田斗司夫が行った講義も、
> 「東大オタク学講座」として書籍化されてますけど、
> https://www.amazon.co.jp/dp/4062759381
> こちらに関しては、旧トルコ担当さん的に、どのような扱いなのでしょう?
> 大学での講義として、オタク文化を語っているから、同じ穴の狢?
> それとも、岡田斗司夫の講義であれば、また別格?


「東大オタク学講座」はそんなに面白くなかった印象。
やはり、オタク人としての岡田斗司夫の最高傑作はYouTubeのジブリ解説と、ガンダム講座でしょう。
あと、岡田斗司夫自身はアカデミズム系ではない人間が、たまたま東大で講師をやったという認識ですね。

> > まあ社会論は岡田斗司夫の二番煎じでもよいのですが、
> 「岡田斗司夫の社会論」という点では、旧トルコ担当さんに感謝ですね(笑)。
> こうして話題に上り、実際に動画を見るようになるまでは、
> オタキングという側面以外にも、いろいろ考察を述べていた事は知りませんでした。
> まあ正直な所、オタク以外の分野だと、「う〜ん」と首を傾げる割合も増すものの、
> 杓子定規なモノの見方では無いので、面白い視点から語る事も多いですし、
> 特に「評価経済社会」論に関しては、私が15年くらい前から漠然と感じていた内容を、
> 既に25年も前に著述していた事には、正直 驚かされましたからねえ!!
> 不遜の物言いですけど、岡田斗司夫を再評価する、良いキッカケになりました。
> ありがとうございます(笑)。
>
> > さすがにオタクを自称している以上、
> > アニメくらいは自分のオリジナル解釈があってもよいと思うんですよね。

> この一文は、大きな示唆を含んでいると言いますか、
> 今まで、話の噛み合わなかった部分の原因が、解った気分ですね(笑)。
> 旧トルコ担当さんの見解で、これまでに何度か引っ掛かっていたのは、
> 「個人的な感想が強く、普遍性が弱い」ケースが、時に見受けられる事だったのですが、
> 主観と客観とを分けるという以前に、まずは主観で語っていくスタイルだったのかな?


いやあ、歴史とか社会評論的なもの、つまりここに書き込んだものは、客観性を目指してい書いていますよ。できていませんがw
逆に主観的なものは、言語化が難しいので、人にはあまり話さないですね。

▼ 80年代後半から、90年代前半のオタク文化について

80年代後半から、90年代前半のオタク文化って、個人的にどうしても印象が薄いんですよね。
それ以前の70年代後半から80年代前半であれば、ヤマトがあり、ガンダムがあり、アニメ雑誌が創刊され、コミケが生まれ、オタク文化が誕生した時代ですし、
それ以降の、90年代後半から00年代前半であれば、エロゲから始まり、アニメ、ラノベなどで、萌えが確立された時代であり、明確なカラーが存在するのですが、
どうにも80年代後半から、90年代前半というのは印象が薄いと。
まあ、ゲームの黄金時代は明らかにこの時代ですし、ジャンプなど少年マンガが最盛期を迎えているわけですし、オタク文化自体は盛り上がっていて、単に私が関心のないジャンルだからかもしれませんが。
それでも、私が関心を持たないというのは、イコール今のオタク文化にあまり影響を与えていないということでもあると思うんですよね。
この時代って第二次ベビーブーム世代が10代後半になった時代であり、人口から考えると、もっと新しいものが色々出てきても良いと思うんですけどねえ。
逆に、人口が多かったこの時代に、現在まで影響を与えるような、革新的なものが生まれていなかったとしたならば、文化の新しさと人口は関連性が低いということとなり、これからの時代にも期待が持てるのかも?
まあ、わずか10年程度の、それもオタク文化に限った話では、ケーススタディとしてあまりに範囲が狭すぎるかもしれませんが。

あと考えられる可能性としては、
(1)70年代後半から80年代前半だって、そもそも現在のオタク文化にそこまで影響を与えておらず、のちの時代まで影響を与えることなんてほとんどないじゃないか説
(2)ファンタジーがあるよ説
くらいですかね?
ちなみに、これも教養かと思い、『ロードス島戦記』と『スレイヤーズ』を第1巻のみ読んでみたのですが、正直あまり面白くなかったんですよね。
まあ、好みもありますし、私が上記2作の面白さを理解できるだけの能力がなかったということかもしれませんが、結構前に管理人さんがおっしゃっていた『スレイヤーズ』の革新性ってどの辺だったのでしょうか?

▼ ニコニコ動画

> それとニコニコ動画の方でも、PCからスマホへの利用者移行により、
> ニコ動のコメント文化を変えたとの見方もあるようですが、実際どう感じられてます?


自分はGINZA時代(13年10月頃から18年6月下旬まで)の真ん中あたりからしかニコニコを見ていないので、正直スマホ化の影響はよくわかりません。
ただ、それ以前にもはやニコニコ動画はもはや廃墟ですね。
私はほぼ毎日、ニコニコ動画の24時間ランキング(https://www.nicovideo.jp/ranking/genre/all?video_ranking_menu)をチェックしているのですが、
いつ頃からか忘れましたが、(YouTubeを追放された)ワクチン陰謀論とか、アダルト動画の切り抜きとか、昆虫が昆虫を食べる動画とかがランキング100位以内に上がってくるようになりました。
この記事を書いている12月12日9日朝9時現在では、「これがハーレムsm39721415」(アダルト系)が16位、「ジュニアアイドル時代に伝説となり、後に風俗嬢、AV女優へと堕ちたあの子sm39722222」が36位ですね。
その他にも、明らかにYouTubeに同時投稿してそうな動画とか、明らかにYouTubeの釣りサムネっぽい動画とかが当たり前のようにランキングの多数を占めています。
この類の動画の源流って、(ランキング見てる限りでは)VTuberの切り抜き動画なんでしょうね。ここから雰囲気が変わって、つべの転載動画が伸びるようになっていきました。
個人的には、「ニコニコ動画の世紀 2019(sm36069424)」に書き込まれた、「ニコニコが発信する場ではなく吸収する場になったんやなって」というコメントが最適な表現かと。
そういう意味で、ニコニコ動画の転換の年は16年であったと思います。
もちろん、それ以前にも色々な転換点はあったのでしょうが、GINZA時代(13年10月頃から18年6月下旬まで)の真ん中あたりからニコニコを見ている自分としては、そう感じます。
その理由としては、まず1つに翌年の年末あたりにVTuberが急速に台頭し、ニコニコの中心層であるオタクがYouTubeに流れていったこと。
その証拠に、ニコニコ全体での動画再生数は17年ごろに3分の2程度まで落ち込み、増えなくなっていたプレミアム会員も17年から減少が始まります。(ニコニコ動画統計データハンドブック2019より、以下のデータも同出展)
まあ、動画のクオリティ自体は上がっていますし、昔の動画を見ればいいので、見てるほうとしてはそこまで困らないというのが本音ですが。
私はニコニコのタグ検索に慣れきってしまっているので、いまだにYouTubeでどう検索すればよい動画が見つかるのか分からず、そこまで動画を見たいという欲求もないので、結局YouTubeには移住せずじまいで、過疎化したニコニコ島に今も取り残されてます。

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