▽ 2008/5/17 (土) 18:39:35 ▽ 徳翁導誉 |
| > 後期に備えてうちの大学の方も調べてみます。
大学によって違うかも知れませんが、
学外の講師による講義なんかは、結構狙い目だと思いますよ。
教授や准教授といった安定的な立場でないからこそ、
しっかりとした実力を持ち、やる気を持って講義をする確率が高いですし、
学内の人間では無いので学風にも縛られず、学外の経験が豊富な人も多いですからねえ。
少なくとも、教授や准教授のやっつけ講義よりはマシな場合が多いです。
ただし、単位認定の基準が読めないと言う弱点はありますが(笑)。
> > > 拓殖大学・東大・防衛大学の教授とかが合同で図上演習をやったことがあったようですし、
> > 防大や東大は分かるんですが、何故その中に拓大が?
> > しかも拓大が最初に挙がっていると言う事は、
> > 「つくる会」会長の藤岡あたりが、自主的にやった事ですかねえ?
> すいません。
> ただ、単に目に付いた方を列記していっただけなので、順番にに意味はないです。
> 本が今手元にないんですが、別の方だったかと思います。
おっ!?
資料とか分かりますか?
それなら、簡単な概略くらいでも知りたいですね(笑)。
> > > > 訳書になると、本当にひどいモノも多いですからねえ。
> > > あと、学者の訳したのは文章がつまらないことが多いですよね。
> > でも、それはまだ翻訳書としてはマシな方かと。
> > その分野を専門とする学者が訳すなら、根本的な誤訳は少ないでしょうし。
> > 言葉が出来ると言うだけで、門外漢の人間が訳した本などになると、
> > 「訳してる当人が、内容を理解していないのでは?」ってモノもありますからねえ・・・・
> 本と言うより、映画にそのパターンが多い気がします。
> 歴史物や原作がある場合にその傾向が。
う〜ん、私はあまり映画を見ないので・・・・
ただ、映画翻訳の大家である戸田奈津子が、
歴史や科学の用語を間違えるって話はよく聞きますね。
でもまあ、女性は歴史や科学に興味ない人も多いですからねえ。
(なんて言ったら、女性差別になるのかな?・笑)
> そういうこともあったんですね。それにしても、セルボ=クロアート語ですか、
> 死語のはずのラテン語や古代ギリシャ語の方が日本でしゃべれる人が多そうです。
日本人でとなると、旧ユーゴ圏に流れ着いたサッカー選手か、
旧ユーゴを取材するジャーナリストくらいしか、居ないんじゃないですかねえ?
そんな中で、通訳を務めたその大学講師の方は、
冷戦中に、赤旗のベオグラード特派員を務めていたそうなので、
セルボ=クロアート語に関しては、日本随一の人だったんでしょうけど、
通訳、しかもサッカーので、日本代表監督のとなれば、
言語のプロというだけでなく、他の要素も求められますからねえ・・・・
> あと、ロシア語もしゃべれる人数が少ないのか、ただのボランティアかしりませんが、
> ロシアの軍艦が来たときのパーティ会場のところで、外大の学生が通訳の手伝いに来たらしいです。
> (もしかしたらアルバイトかもしれませんが、人づてに聞いた話なんでよくわかりません)
ロシアとの関係も深い北海道では、ロシア語を教えている高校などもありますし、
冷戦期には、超大国であるソ連の言葉を勉強する人も居ましたので、
通訳人口は分かりませんが、話せる人はそこまで少ないと言う事も無いのでは?
ちょっと話は逸れますが、
以前、ワシントンには、ソ連で出版される書籍の専門店があったそうです。
鉄のカーテンの時代ですから、そうした書籍から入る情報も貴重ですからねえ。
しかし冷戦が終結すると、一気に客足が減少した為、
その専門店は、普通の本屋さんに転身したとか何とか(笑)。
そんな鉄のカーテンの冷戦期に、ソ連のモスクワ大学大学院へ留学した日本人が居ました。
御存知ですかねえ、石井紘基という元衆院議員なんですが?
2002年に刺殺された国会議員と言えば、分かるかも?
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/backnumber/12th/03-226.html
上のリンクは、何年か前にフジテレビが作ったドキュメンタリーです。
放送されたのが平日のド深夜でしたし、もう再放送される事も無いでしょう・・・・
って、こう言う時には、動画投稿サイトって便利ですよね(笑)。
興味と時間がありましたら、一度見てみても損は無いかと。
http://video.google.com/videoplay?docid=-1387815983907035222
そんな彼より、ロシア通の女性が袴田女史です。
彼女もソ連のモスクワ大学大学院を修了し、ロシアの経済には大変詳しい人物で、
ロシアの民主化運動を指導し、2004年にはロシア大統領選挙にも出馬し・・・って、
彼女の父親は日本人ですが、彼女自身はモスクワ生まれのロシア人です(笑)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%80
> 話はそれますが、国はマイナーな言語の研究を支援すべきと思います。
> 第二次世界大戦でアメリカが少数民族のマイナー言語を使ったお手軽?暗号を使ったような事態を避けるためにも。
それは今一度、薩摩弁を暗号に採用せよと?(笑)
第二次大戦中、暗号が解読されていると感じた海軍将校が、
暗号の代わりに、早口の薩摩弁を使用すると、
アメリカ側も何の言葉か分からず、混乱したという逸話もありますので。
でも、外国の言語や文化に関しては、
戦前の方が、現在より遙かに熱心に研究されてましたからねえ。
まあそれも、戦争や植民地支配に直結しての事ですが。
戦後の日本は、外務省よりも商社の方が情報収集能力に優れた国ですし・・・・
いっその事、外務省も民営化して商社に外注させるとか?(笑)
まあ、それは冗談にしても、この辺の事はもっと考えた方が良いのかも?
現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。
まあ、センター試験の受験者数が毎年50万人くらいなので、100万人はオーバーにしても、
外務省と文科省が協力して、数万人規模の留学生を世界各地に送るのは良いんじゃないですかねえ?
外国人を日本に招いて学ばせるのではなく、日本人を外国に送り出して学ばせる訳です。
って、それ以上に現状では、家庭の経済状況により、
高校や大学へ進学したくても出来ない学生の支援が先でしょうけど。
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