| ▼ 物秦さん
> > 相手の立場も考慮して考えるというのは、結構出来ない人も多いもので。
> > 「インドと挟み込んで中国を抑える」なんて考えてしまう前首相なんかも居ますし・・・・
> > これなんて、完全にインド側からの視点が欠落してますからねえ。
> 国境紛争+西蔵絡みで冷戦辺りだったら楽勝でできたのですが、最近は印中接近で難易度UPしてますが・・・
いや、冷戦期だってそんな簡単には・・・・
インドはソ連と深い関係にありましたからねえ。
インドを地政学的に見た場合、「亜大陸=巨大な半島」国家なんですよ。
背後はヒマラヤ山脈で遮られているものの、その奥には中国とロシアが居ます。
そして前面にはインド洋が開け、そこからは昔はイギリスで、今はアメリカが。
その上、両脇はパキスタンとバングラディシュというイスラム国家に挟まれている。
そんな地理的条件にある国ですから、
あれだけの国家規模にありながら、何よりも周辺国とのバランスを重視するんです。
だからこそ、別のスレッドで「超大国はどこ?」と尋ねられた際に、
「インドは地域大国が精々」と書いた訳ですね。
こうした国を、隣国である中国の包囲網に誘い込もうと考えること自体、
インド側からの視点が欠けていると思うんです。
> 他には台湾?
そうですね。
日本に対する接し方が異なるだけで、
韓国と台湾は、同程度の位置くらいには有るんじゃないですかねえ?
まあ、あくまで印象論ですけど。
ただし共同体構想としては、韓国よりも難しいでしょうね。
現状の中台関係ですと。
> > そう言えば以前、掲示板を利用した小説制作というのも考えた事がありますね。
> > でもまあ、企画自体は面白いかと思ったんですが、
> > 実際にそれがうまく回るかを考えると・・・って感じなので実現はしてませんけどね。
> シナリオ次第かと・・・
> IF戦記だったら結構いけると思います。
やるんだったら、イフ物になるでしょうね。
ただ言いたかったのは、その先の事だったんです。
「うまく回るか」と言うのは。
つまり・・・ぶっちゃけて言えば、
きっと、面白い内容にはならないだろうなあ・・・と。
> > 北海道防衛作戦とかなら、ちょうど良い大きさかも?
> 対ソ戦争題材で同じシナリオのゲームありましたね?
> ソ連は最初の3日間は滅茶苦茶有利だけどその後悲惨な特攻以外打つ手無いと言う内容だった気がします。
ボードゲームですか?
▼ プロイセンさん
> 結構麻生太郎は好きなんですが、自重してください。
「野中のような部落出身者を日本の総理にはできないわなあ」
なんて発言をしたと言われる人物ですからねえ、麻生は・・・・
「ローゼン閣下」など、ネタとして弄っている分には良いんですが、
政治家として・・・と言うか、人間として見た場合、どうなんでしょ?
まあ、育った環境の問題もあるのでしょうけどね。
> > > > > > 対外的には頭山満・孫文の大アジア主義や石原莞爾の東亜聯盟構想に基づく外交関係を展開。
> > > > > 東アジア共同体?
> > > 大まかにはそんなところですが、特ア3国はちょっと・・・・・・・と言うのが、正直なところです。
> > うーん。どうなるかはなってみないとわからないと思います。
> まぁ、その「やってみないと」が実現不可能な感じがするんですけどね。
実現の可能性ですか?
どの辺を最終目標に置くかで、その答えは変わってくるでしょうけど、
EUみたいなのは無理にしても、東アジア圏での多国間FTAって事なら可能性は十分にあるかと思いますよ。
と言うか、既に動き始めていますし。
EUが「人・物・金」が自由に動く社会だとすれば、
アジア版は、「物と金」だけが自由に動くって感じでしょうか?
例えば現在、「精密部品は日本で」→「組立は韓国で」→「最終仕上げは日本で」という感じで、
日韓一体の工業生産体制が採られている分野もある訳ですが、
この方法だと、韓国への輸出時と、韓国からの輸入時の2度、関税が掛かる訳です。
この2度の関税が無くなれば、その分だけ商品は安く作れますよね。
そして、こうして作った製品を関税無しで東アジア中に売れる訳です。
そう言う面を考えれば、日本にとってプラスです。
勿論、農業などの食料面ではマイナスでしょうけどね。
ただ、安倍前首相が「オーストラリアは戦略的に重要なパートナー」とした事で、
農業大国であるオーストラリアとのFTA交渉が、既に始まっています。
ASEAN内での統合がうまく行けば、「ASEAN+3+3」の形で案外すんなり進むかも?
「30億人を抱える経済市場」となれば、旨味を感じる各国政治家も多いでしょうし。
> > > > > まぁ、自分は世界史に出会い、そもそもヒトラーとは何か?みたいな疑問に行き着き
> > > > > 購入してみました。
> > うーん。
> > いきなりそこから入ってもわかりにくいかと。
> > 最初は簡単な本から入った方がわかりやすいと思います。
> そうですか。何か良さそうな本とか無いですかね?
まあ、最初はドキュメンタリーや概説書から入って簡単に把握し、
そこからでしょうね、深く調べていくのは。
「ヒトラーと6人の側近たち」とか、またNHKは放送してくれませんかねえ?
▼ ルーキウスさん
> ひたすら長いですが。私が書いていることは薄いです。
他の方にも言えることですが、
引用部分は必要な箇所だけ残し、もっとバッサリ切って良いと思いますよ。
分からない箇所があれば、記事をさかのぼれば良いだけですので。
無駄に引用部分が長いと、本文そのものが読み辛くなりますし、
大した問題ではないものの、容量や負荷も増えますからねえ。
> 個人的には別に右翼のつもりはないです。
そのつもりは無くても、国歌や軍歌を入れていれば、
そう見られてもおかしくはない、今の日本の状況はあるかも?
でもまあ、そこら中で軍歌がガンガンかかってて、
それを周りが気にもしていないような社会よりは、幾分かマシかと(笑)。
「昭和維新の歌」とか、個人的には好きですが、
道などですれ違った小学生が口ずさんでいたら、それはちょっと嫌です(笑)。
> いっそ政治家や専門家の方にはこういう多人数ゲームを義務づけるとかw
海外では、政治学の授業で「ディプロマシー」をやらせる人も居るとか。
ゲームという形で楽しめる上、結構、本質部分が見えてきたりしますからねえ。
日本でも、「君はアメリカ役、あなたは中国役」みたいな感じで、
シミュレーションっぽい事をやらせて、授業をする人も居るらしいですよ。
小学校の地理の一環として、桃鉄をやる学校もあるそうですし(笑)。
そう言えば、かなり昔にテレビで見たんですが、
アメリカの小学校で、シムシティーを使って社会科の授業をやってましたねえ。
で、みんな原発をバンバン作ってるんですよ!!
「これはひょっとして洗脳教育なのか?」と思ってしまいました(笑)。
> > あれでも韓国は、世界的に見ればかなりマシな方ですよ。
> 確かにマシな国なんですけどなあ、
> 日本にはきついからなあ。
まあ、ある程度は仕方ない事かと・・・・
日本がアメリカに負けた事で、
韓国には李承晩を、北朝鮮には金日成を、
台湾には蒋介石を、中国には毛沢東を、君臨させてしまったんですから(笑)。
> > 後藤田正晴の発言じゃありませんが、同じ意見を言い続けているのに、
> > 10年前には「右翼」と言われて叩かれていたものが、
> > 今では「左翼」と言われて叩かれる時代になってますし・・・・
> まあ、時代によって価値観は変わりますから。
> ある程度は仕方がないかと、と言うか日本は極端から極端が多い気がする。
で、騒ぐタイプの人は恐らく一緒なんでしょうね。
今、チベットの事で反中を声高に唱えている人は、
もしも安保闘争時に居れば、ベトナムの事で反米を唱えていそうですし、
戦前に居れば、愛国を唱える軍国少年になっている気がします・・・・
人間、特に日本人の場合、属したいのは思想ではなく立場でしょうから。
> > > コンサートで使われるサーチライトの使い方もナチス考案ですからね・・・
> > って、「ナチスの発明」でも読まれましたか?
> その本はどんな本ですか?
いや、別にそんな大層な内容の本でもないですよ。
負の面しか見られないナチス政権下のドイツにおいて、
高速道路やテレビなど、正の面もあった事を広く浅く扱った本です。
まあ、だからと言って、ナチスを賞賛している訳でもないですけどね。
「ナチス・ドイツ=悪」というイメージしかない人には、面白い本かも?
http://www.amazon.co.jp/dp/4883925684
> > いや、そこまでゲーム的にやろうとまでは考えていません。
> > 題材を決め、互いにどう言ったシチュエーションが有り得るかを出し合うって感じでしょうか?
> > 例えば、米中が衝突したらどう展開するか?
> > その時、日本は、韓国は、どう動くのか?って感じで。
> > 超大規模なベトナム戦争化しそうな気もしますが、
> > 「軍人は前の戦争の準備をする」って感じで、
> > 新しい戦闘が展開される可能性もありますし・・・・
> > 高高度核爆発による電子社会の破壊とかやって来ますかねえ?
> 電子社会の破壊とかは面白いですね。
> やりたいですが、赤い嵐オンラインくらい人数の規模がでかくなりすぎると、
> 時間の都合で参加できないので、メンバー数は絞ったのが良いですね。
いや、電子社会の破壊とかは、ゲームの話では無いですよ。
思考実験の方です。
ちなみに「高高度核爆発」とは、
高層大気圏で核爆発を起こし、電磁パルスを発生させるモノです。
高高度での爆発ですので、人体にはあまり影響はありませんが、
地上へと降り注ぐ電磁パルスで、かなりの広範囲で電子機器に障害を及ぼします。
地上で直接爆発させるよりは、倫理的にかなり核を使いやすい方法です。
> というか、最近の紛争はそこまで詳しくないです。
「武装解除(講談社現代新書)」なんかは、
「今時、こんな日本人が居たんだ」って感じでしたね。
それが以前、「平和学」で名前を上げた伊勢崎賢治です。
> > > というか、政治家の考えることはいつもそんな感じが。
> > > まずくなったときには自分はもう死んでるや、とかなきがします。
> > 小選挙区制になった今では、自分の寿命までと言うよりも、
> > 次の選挙までって感じが強まっている感じもしますけどね・・・・
> ますますまずいですね。
> もっと長期的な視野がほしいですけど。
長期的な展望を行うには、安定した基盤が必要で、
そうなると今度は、不正や腐敗の温床に・・・・
どちらにしても、一長一短なんですよね。
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