| > > う〜ん、でも南北の国境線が長すぎますからねえ・・・・
> > 互いに南北分断を承認し合うような状況にでもならない限り、
> > その長大な国境線での睨み合いも続くでしょうし、
> > 南北共に、軍事費が大変な事になっていたと思いますよ。
> うーん。国境は長いですが、南宋はそれでもそこそこ繁栄していたと思いますし。
> 時代が違いすぎますけど。
ただ南宋と金との平和も、南宋が金に対して、
臣下の礼を取り、金と絹を毎年贈る事で成り立っていたモノですし、
冷戦下の国民党と共産党とでは、そんな穏便には運ばなかったかと・・・・
それにまず間違えなく、両国とも無理して核開発を進めたでしょうし、
税収は半分で、開発費は倍となれば、経済状態なんて酷かったと思いますよ。
> > なるほど。
> > でも、やはり伝聞なんですね。
> 確かに伝聞でした。
> とはいえ、ほいほい会いに行くわけにもいかないですから。
いや、別に会いに行けと言っている訳ではなく、
そんな不確かな情報を、おおやけに書いたり発言したりするのは・・・って感じでしょうか?
伝聞なんて、かなりの高確率で尾ひれが付くモノですし、
当人は世間話程度に「○○らしいですよ〜」と噂話をしたつもりが、
聞く側で「あの人が○○だと言った」と断定調になり、
それが伝わり広まる事も珍しくないですからねえ。
最悪のケースだと、それを回り回って聞いた噂話した張本人が、
「ああ、あの噂は本当だったんだ」なんて判断してしまう事も・・・・
イラクの大量破壊兵器の件も、結局はそんなオチだったなんて話もありますし、
今や大臣や知事ですら、元ネタがネット・ソースのいい加減な情報を、
公式会見や出版物に、堂々と断定口調で披露してしまう時代ですからねえ。
いや、でもまあ、そうした発言の気質みたいなものは、昔からあまり変化してないのかな?
変わったのは、それを聞いている側が、その元ネタの出所が解るケースが増えたって事で。
ネット社会が拡大した事により、触れられる情報量が圧倒的に増え、
誤った情報も、正しい情報も、共に膨大に世の中を回っている時代ですし。
> > それに、蓄電技術が大幅に進歩しない限り、
> > 走行途中にスタンドで充電できる自動車ならまだしも、
> > 飛行機や船舶では、まだまだ貴重なエネルギー源でしょうし。
> 自動車だってガソリンが大幅に上がらない限り、
> このままのが続くかもしれませんよ。
> スタンドに行く回数が増えるのはめんどくさいですし。
いや電気自動車の場合、わざわざ専門のスタンドに行かなくても大丈夫ですよ。
現在でも既に、家庭用コンセントから充電できる小型自動車は販売されてますし。
6〜10時間の充電で、100〜150kmくらい走れるらしいです。
値段の方も、量産体制が整えば、ガソリン車並にはなるんじゃないですかねえ?
ただ問題なのは、充電に時間が掛かる事なんです。
ガソリン車であれば、ガス欠になりそうでも、
スタンドで満タンにすれば、すぐにでもまた長距離を走れますが、
電気自動車だと、そうは行かないんですよねえ・・・・
うっかり充電を忘れてガス欠になると、充電で少なくとも数十分は動けません。
それを解決する為に、スタンドに自動車用の電池を用意する案もあるんですが、
その電池をどうやって回収するかという問題がありますし、
家庭用コンセントで気軽に充電可能だと、盗電への対策も必要となってきます。
> ここら辺の仕組みは全然わからないのですが、発達しそうですか。
> できればケータイのバッテリーがもっと持つようになればいいです。
蓄電には、電気をそのまま貯め込む方法と、
エネルギーを貯めて、それを電気に変換する方法の2通りがあります。
バッテリーや電池と呼ばれるモノは、後者の方ですね。
例えば乾電池は、化学反応を起こして、そのエネルギーを電気に変換するモノで、
充電池は、電気を流すことで、化学反応が起こる前の状態に戻す事も出来るモノです。
ただし、化学反応を利用する為に、使えば使うほど劣化しますし、
使わなくても時間経過と共に自然に放電しちゃいます。
一方、電気をそのまま貯め込むのにコンデンサーというのが有るんですけど、
こちらは劣化や自然放電はしにくく、充電速度も速いんですが、
蓄電効率が悪く、サイズが大きくなっちゃうんですよねえ。
結局、身の回りでは電池の使用が多くなってしまいます。
ですので、小さくても性能の良いコンデンサーを作り出すか?
電池の能力を今よりも向上させるか?
そして何より、値段がモノを言って来るんでしょうね。
正直な話、これからどうなって行くかは解りません。
ただ、こちらの方へ進もうという流れは確実にありますね。
太陽光発電は、日本ではメインになる事は無いかも知れませんが、
「エネルギーの地産地消」って感じで、
補助的な電源としては、使われる可能性も高いと思います。
下水道で水力発電や、道路の振動で発電など、そんな事を研究している人も居ますし(笑)。
バイオ燃料として、海藻や雑草からエネルギーを取ろうとしている人も居ます。
この辺の事は、突っ込んでいけば、いろいろと面白い事が進行中だったりしますよ。
個人的にオススメなのは、タイタン領有化計画ですね!!
タイタンの地には何と、地球の石油埋蔵量を上回るエネルギー資源が眠っています。
って、タイタンというのは土星の周りを回る衛星なんですけどね(笑)。
でもまあ、今は現状ではまだまだ、いろいろと大変ですけどねえ。
ガソリンだって、ついに170円台に突入してしまいましたし、
アメリカが国策でバイオ燃料に補助金を出し始め、食糧危機になってますし・・・・
で、発電所での蓄電なんて、夜中の電力消費の少ない時間帯に、
電気を使ってダムに水を汲み上げて、昼間にそれをまた流して水力発電とかしてますし、
「発電」と「充電」は本当に大きいですよねえ。
発電や充電で画期的な方法を発見すれば、巨万の富を得られるかも?(笑)
電子社会はこれから更に加速するでしょうし、それに伴い電力消費も増えるでしょうからねえ。
遺伝子を弄ったり、サイボーグ化したり、情報端末と一体化したりなど、
人類が二足歩行を始め、脳の肥大化や言語を獲得した大変革期に続き、
人類の第二の大変革期が、すぐ側に来てそうな時代ですしねえ。
> > どんなに深く掘り下げても、他の所と有機的に繋がらないと、
> > 折角の成果も、大きなインパクトにはならないでしょうし。
> > そうなると、個々人が繋がる努力をするのか?
> > もしくは、それらを繋げる専門家を養成するのか?
> 繋げる専門家を養成することになるかとは思います。
> 専門家には専門領域をきわめてもらった方が学問のためだと思うので。
う〜ん、でも実際にそれがうまく行くかと言えば・・・・
産業界と大学を結びつけようと、官僚が「産官学」の連携を打ち出しても、
それがうまく機能しているようには見えませんからねえ。
ポストが増えて、金が掛かる割には、あまり成果は上がらないような気も・・・・
実際に、iPS細胞の事なんかでも、
第一人者である京大の山中教授が先頭に立ち、旗振り役を務めてますからねえ。
逆に言えば、日本の場合、それくらいの実力者が旗を振らないと、
何事もうまく動き出さないような気もしますが・・・・
それに、「専門分野しか解らない専門家」というのは、
意外と大した事がないケースも多いですしね。
> > > > 街頭アンケートでもすれば、司馬遼太郎が一番になるんじゃないですか?(笑)
> > > 意外と塩野七生が一位になるような気もします。
> > いや〜、さすがに司馬遼と塩野とでは、知名度が違うでしょ?
> > と言うか、明らかに格段の差があると思いますよ。
> ただ、自分が塩野七生を先に呼んだのでそっちが有名な気が何となくするのと、
> 司馬遼太郎の方は初めから小説家との理由で外す人が多そうだったので。
> 塩野七生はどちらかといえば『ローマ人の物語』で歴史家のような目で見ていそうな人がいると思うので。
いや〜、塩野七生を歴史家と認識する人の多くは、
司馬遼太郎さえ、歴史家と認識する人も多いと思いますよ。
下手すると、「その辺の歴史学者よりも歴史に詳しい」と認識している人も多いでしょうし。
> 海外の方に漢文ってどう説明すれば伝えやすいでしょうか?
漢文を「中国語を日本語に変換する技術だ」と説明しても、
表意文字に慣れ親しんでいない欧米人には「???」って感じで、
日本語に精通した外国人でないと、そうした意味すら解らないなんて話は、
以前、何かで読んだ記憶がありますね。
日本人が「中国語は(文法的に)英語に似ている」と発言すると、
欧米人からは「はあ!?どう考えても(同じ漢字を使う)日本語に似てるだろ」
という反応が返ってくるらしいですし(笑)。
で、「漢文」を説明する方法ですが・・・・
う〜ん、どうすれば良いんですかねえ?
「文法は違うけど、漢字は表意文字だから・・・」なんて説明では、理解してもらい難いでしょうし、
簡単な例文を用いて説明するのが、一番分かり易いんじゃないですかねえ?
例えば、「我学英語。」(wo3 xue2 ying1 yu3)という中国語文を示し、
「我=I」「学=study」「英語=English」を意味する漢字である説明します。
そのまま英語に置き換えれば「I study English.」になるので、この英文は解ってもらえると思います。
続いて、「我学英語。」を漢文風に日本語訳すると、「我は英語を学ぶ」となります。
で、漢字は表意文字であるので、例えば「英語」の読み方が、
中国語では「インユ」で、日本語では「エイゴ」と発音が違っても、
意味は同じ「イングリッシュ」なので、読む分には支障は無いと。
多少は日本語が解る人であれば、この日本語文の意味も解ってもらえるかと。
これを元に、漢文の「返り点」や「送り仮名」を説明すれば良いんじゃないですかねえ?
これでも解ってもらえなければ、「I study English.」の方を用いて、
「IはEnglishをstudyする」って感じで、ルー大柴っぽく説明してみても良いかも?
英文に返り点や送り仮名も付けて(笑)。
ピジン・イングリッシュという存在を知っている人なら、
「漢文とは中国語を、日本人に解るピジン・チャイニーズにする方法」だと説明すれば、
解ってもらえるかも知れません。
ちなみに、マンガに出てくる中国人が使う「○○アルよ」などの言葉は、
満州で使われていたピジン・ジャパニーズですね。
「協和語」などとも呼ばれています。
漢文とは逆の位置にある言語・・・って訳では無いか。(笑)
協和語に対を為すのは、所謂「兵隊シナ語」ってやつですね。
それにしても、中国語を日本語にする技術があるのなら、
日本語を中国語にする技術は無いんですかねえ?
漢文が足し算なのに比べ、その逆は引き算になりますので、無理なのかな?
そう考えると、日本語というのも結構面白いですよね。
> 南京大虐殺やら従軍慰安婦やら集団自決やらは詳しく知らないんですが。
> 集団自決とかは一部では強制していないのに強制したことになっていることもありそうと思っています。
う〜ん、あの辺の問題は・・・・
例えば、陸軍省などが正式に集団自決を命じていなくても、
現場で末端の軍人が、独断で住民に集団自決を強制していれば、
やられた側としては、「軍に集団自決を強いられた」と言って間違えではないでしょうからねえ。
「陸軍省の命令は無いから、正式には軍は関与していない」とか、
「全ての自決者が軍の強制では無いから、軍が関与したという記述は不適当」とか、
個々の事象をつぶさに検証する場合ならまだしも、
大局的な議論をする時に、そう言った小手先の議論に持ち込もうという姿勢は、
正直言って、個人的には疑問を挟まざるを得ないですね。
南京事件に関しても、被害者の数や、個々の検証は良いにしても、
それをもって「南京事件はなかった」なんて方向に持っていこうというのは・・・・
でもまあ、こういった輩が居たとしても、
全く議論できないよりは良いんでしょうけどね。
ドイツやヨーロッパなどでは、ナチスの行為の検証すら出来ない状況ですし。
ムハンマドは揶揄できても、ナチスは検証できない「欧州の自由」というのも、
正直、何だかなあ・・・って気はします。
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