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[6745] Re19:まとめレス返信 削除
2008/6/17 (火) 19:32:04 徳翁導誉

> > > > 東トルキスタンも、「第二のモンゴル」になってたかも知れませんし。
> > > ところで、東トルキスタンが独立したら、トルコとは仲が良いんでしょうか?
> > > 立場上友好ができるか微妙でしょうけど。

> > 東トルキスタンはソ連の衛星国になるでしょうから、
> > 特に深い関係にはならなかったんじゃないですかねえ?

> なんと言うんでしょうか?一種の分断国家?というか、民族系等が同じでも思想と陣営がちがう、
> しかしガチで戦争するほど近くにあるわけではない国の仲がどうなるのかなあ。
> ということなんですけど、やっぱり深い関係にはなりそうにないですか。

まあ正直な所、「よく分からない」というのが実際ですけどね(笑)。
「分断国家」と言うのも、何か違う気がしますし。
アラブ系やトルコ系は、そもそもが遊牧民なので、
言語面での広がりはデカいんですが、その分、民族意識は希薄ですので。
遊牧民なんて特に、その土地、その土地で、血が混じり合ってますからねえ。

もしも国家統合なんて事があるとすれば、トルコとかよりもカザフスタンじゃないでしょうか?
となると、東トルキスタンもソ連邦の一部に(笑)。
って、日露戦争でロシアが勝っていたら、本当にそうなっていたかも?
まあそうなれば、モンゴルも満州もロシア帝国の一部だったかも知れませんが。

> > 大手新聞社を中心として形成される、固定化されているマスコミ業界に、
> > 新規参入していくるような勢力は現れたら面白いと思うんですけどねえ・・・・
> > 新聞親玉のままでは、世界のマスコミのネット対応化の波に、ドンドン置いて行かれそうですし。

> 新規参入は難しいと思います。
> やはりブランドイメージがある現行が強いでしょうから。

ブランド・イメージがどうこうと言う事ではなく、
その巨大な資本力やネットワークにより、ただでも寡占状態にあるマスコミが、
免許事業制度、再販売価格維持制度、記者クラブ制度などによって守られており、
「新規参入しても失敗する」という事ではなく、
「新規参入そのものが出来ない」という事に苦言を呈している訳です。
その上、寡占状態にある中での同族意識や横並び意識などが輪を掛けて・・・・

例えば、アナログ放送が3年後に終了するなんてやってますけど、
その代わりに移行したデジタル放送では、完全に電波を持て余していますからねえ。
「地上波3つ・BS3つ・CS2つ」なんて、使いこなせている民放局はありますか?
既存の民放で確保だけして、どうせ使わないのであれば、
いっそ新規参入を募れば良かったのにと思います。
地上波の方でしたら特に、参入してみようと言う他業種大手もあったかも知れませんし。

> > 現在付けている人は、世界でも100人くらいだそうですし。
> > 電池の性能もアップしたことで、現在では付けたいって人は少ないらしいです。

> 百人しかいないんですか。
> というか、今でも百人もいるのか。

1960年代が最盛期だったので、もう40年も前になりますからねえ。
その当時は、世界に数千人は居たらしいです。
その後、電池の性能も格段に上がっていき、それ以降は新規利用者が少なかったそうなので、
その100人というのも、当時からの利用者であろうかと。
それにそもそも、原子力電池って値段が高い上に、メンテナンスも必要なので、
金銭的に余裕がある人間しか、利用できなかったという面もあります。

> > それと、さすがに体内に埋め込むモノですので、
> > 原発みたいには危なくないって事だけ、一応言っておきます(笑)。

> でも、少し漏れそうなイメージがあるんですけど。
> 意外と大丈夫なんでしょうか?

原子力電池に用いられるプルトニウムの放射線は、
紙1枚を挟めば遮蔽できる程度のモノです。
被曝量では言えば、ジェット機に搭乗した方が高いんじゃないですかねえ?
成層圏などでは、地上の100倍ほど被爆するって話も聞きますし。

一応言っておきますと、原子力電池って、
原子炉みたいに核分裂を起こして発電している訳ではないですよ(笑)。
言うなれば、太陽光発電に近いモノがあります。
利用するのが、太陽光か、放射線かの違いだけで。


> > > 私は、金持ちが増えて格差が広がるのは良いと思いますが、
> > > 貧乏人が増えるのは社会不安のもとですので。

> > いや、金持ちか否かなんて言うのは相対的なモノですし、
> > 富裕層が増えれば、その数倍は貧困層が増えるというのが、世の常だと思いますよ。
> > 国内で富裕層だけが増えるなんて言うのも、海外に貧困を輸出しているだけかと。
> > 現在の穀物価格の急上昇なんて、まさにそんな感じじゃないですかねえ?

> うーん。必ずしもそうなるとは限らない気がしますけど。
> ならんで増えることの方が多いとは思いますが、
> 片方だけ増えることも不可能ではないはずです。

前回と同じ事を言いますが、金持ちか否かは相対的なモノです。
他の多くの人より、金を持ってるか否かですからねえ。

例えば、全国民が100人の国家がここにあったとします。
その100人が100ずつ資産を保有していれば、これは完全なる「総中流社会」ですよね。
で、この中から資産550をもつ10人の金持ちを作ったならば、
国家全体の資産が「100人×100」で「10000」なのですから、
残った90人の国民の資産は「50」となり、これは「富裕層10%、貧困層90%の格差社会」です。

だったら、全国民の資産額を倍増させる事で、
この90人の資産を50から「100」に引き上げれば、
「富裕層10%、中流層90%の社会」が出来るかと言えば、そうではなく、
国家全体の資産も「20000」に膨れ上がり、中流になるには資産200が必要となる訳で、
「富裕層10%、貧困層90%の格差社会」という構造が変化する訳ではありません。
まあ、増額となった「10000」の資産を、海外から持ってくるのであれば、
その国の中では、「富裕層10%、中流層90%の社会」が作れるかも知れませんが、
これも前回言ったように、海外に貧困を輸出しているだけの事です。

人間社会が進歩することで、純粋に国全体の増額するという面もありますが、
最初に書いたとおり、金持ちか否かは相対的なモノです。
100年以上昔の時代なら、電気や水道を使えるだけで金持ちだったかも知れませんが、
電気や水道を使えたからと言って、現代社会でも金持ちだと言える訳ではないですし、
江戸時代の富裕層に比べて、現代の貧困層が恵まれた生活をしていたとしても、
その事実を以て、「彼らもまた富裕層だ」とは言えない訳です。

> 話はかなりずれますが、国外のことですけど、国外に与える被害を考える政治家は果たして良い政治家なのか?
> それによるマイナスよりもプラスが多ければそれをすべきだと思います。

それはそれで正しいと思いますよ。
ただし、あまり近視眼的になりすぎますと、
国外へ与えた被害は反感となって、自国へ返ってくるものでしょうけど。
アメリカなんて、それをモロに喰らってませんか?
まあ彼ら自身に、どれくらい自覚があるかは解りませんが。

> あと、工業化を目指す途上国にとって適度な数の貧困層は好都合です。
> 低賃金で長時間こき使えますから。すくなくとも、過去にうまくいったことはあります。

例えば、その実例とは?

> あと、サミットに反対する人の気持ちがわかりません。
> 先進国の首脳が集まって話し合うことは自由のはずです。
> 参加していない国々などにたいして拘束力のある話をしているわけでなし。

いや、でも実際問題、サミットで決まった事は他国にも影響を及ぼしますし、
日本・アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・ロシアのG8諸国と、
中国・インド・ブラジル・南アフリカ・メキシコのオブザーバー5ヶ国の決定を覆せるかと言えば・・・・
実質的な寡頭政治とも言えなくもないですし、その是非は別として、
それに反対する人は居て当然の事だと思いますよ。

って、最近のサミットはセレモニー化しているのも事実なんですけどね。
ですので、最近のサミットでの反対運動というのは、
そう言った寡頭政治の場としてのサミット自体に反対する人よりも、
反グローバリズム運動の対象として、サミットの反対運動をしている人が多そうですけどね。
グローバリズムは世界に富を広める一方で、貧困も広めてますので。

> > 北方領土を日本に返還してもらう代わりに、北方領土内にロシア軍基地の設置を認め、
> > 日露交易の経済特区とする「北方領土の沖縄化」をしてみるのも面白いかも?
> > 比較対照を作る事で、在日米軍の態度も少しは改善するかも知れませんし。

> 昔思ったことがあります。
> ただ、ロシアがそこまで妥協するかが疑問でだと思い、
> 誰にもしゃべりませんでしたが。

う〜ん、それはロシア次第でしょうねえ。
「北方領土を返す替わりに、日本に協力させてシベリア開発を進める」
という案を考えているロシアの国会議員もいるそうですし、
結局は、時の政府と、その時の経済状態と、ロシア軍の意向とで、状況は色々変わるかと。
トップ・ダウンの国ですからねえ、ロシアは。

現状のプーチン政権下では、全島返還は難しいにしても、
面積等分案なら通る可能性は有るかも知れませんね。
3年前にはそれで、中露の国境問題も解決させましたし、
ロシアも対中政策で考えれば、日本との関係を深めたいでしょうから。
で、その面積等分案よりも利益があるようなら、
「四島返還&北方領土の沖縄化」も、ロシアにとって悪い条件ではないと思いますが、
日米関係を考えた場合、日本がそれを受け入れる事は難しいでしょうからねえ。
ここ数年間の話であれば、無茶な案だとは思います。
しかし、数十年単位で考えれば、有り得なくも無いかとも思います。

> > 学校は逆に、「司馬作品や大河ドラマは勉強になるから見ろ」って言いますからねえ。
> > まあ、歴史の流れが掴めるので、勉強になると言えばなるんでしょうけど。
> > 小説的な創作部分が、試験問題に出てくる訳でもないですし。

> どちらかと言うと興味を持たせるためでしょうか?

全ての教科に言える事ですが、暗記科目になった途端、その教科の魅力を失いますからねえ。
「教育」という事を考えると恐らくは、その教科の魅力を如何に伝えるかに主眼を置くべきで、
それさえ伝えられれば、言われなくても勝手に勉強するんでしょうけど、
受験競争の中で点を取ろうとすれば、暗記するのが最も手っ取り早いですからねえ・・・・
世界史Flashも、その辺の事を多少は考慮して作っていたりはします。
って、「だったら、もっとメインどころを作れ」と言われそうな気もしますが(笑)。

> > コスプレ馬賊とかに暴れ回られたら嫌だなあ(笑)。
> コスプレ馬賊はないでしょうけど、
> 馬賊やテロリストのセンスがアニメっぽいとかはあり得るかも。

犯行声明文に、ガンダムのセリフが用いられたりとかですか?(笑)
って、「我々はあしたのジョーである」とか既にそのノリかあ・・・・
現在の少年犯罪者が出す文章にも、ゲームや漫画やアニメのセリフが入ってる事が多いですしねえ。
まあ、それだけ影響力が大きいって事なんですかねえ?
普及しているからこそ、という言い方も出来ますが。

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