| > レポートが鬼のようにあったので、
> 返信が遅れましたすいません。
まあ、互いに自分のペースで良いでしょ。
所詮はネット上の雑談なんですし(笑)。
> > もしも国家統合なんて事があるとすれば、トルコとかよりもカザフスタンじゃないでしょうか?
> カザフスタンですか、あそこって中東では結構大きいイメージがありますが、実際国力とかはどんな感じですか?
カザフスタンは確かにイスラム圏ですが、さすがにあそこを中東と呼ぶのは無理があるような・・・・
中央アジアですからねえ、あの辺りは。
彼らの言い方を借りれば「トルキスタン」ですか。
ちなみに、ウイグルなどを東トルキスタンと言いますが、
カザフスタンなどは西トルキスタンと言うそうですね。
いわゆる「新疆ウイグル自治区」を、「ウイグル」ではなく「東トルキスタン」と呼ぶのも、
そうした西トルキスタンとの連携や、ウイグル地域に住むカザフ族に配慮したものかも知れませんね。
って、まあこれは、話の本題ではないから良いですけど(笑)。
で、カザフスタンの国力なんですが、中央アジアの国ですからねえ。
面積は広いんですが、やはり人口が少ないです。1500万人くらいですか。
まあそれでも、中央アジアの中では多い方ですけど。
ですので、国際政治上でカザフスタンを語る場合は、
その地政学的価値と広大な領土に眠る地下資源が主題になりますね。
カザフスタンの地政学的価値から言いますと、
ロシアの土手っ腹に食い込み、中国を不安定な西方より狙えるその地勢は、
アメリカにとってはまさに垂涎の的ですですよね。
それを当然分かってて、中央アジア諸国も、
ロシアや中国と密接に関わる一方で、アメリカにも接近してますし。
9.11テロ後のアフガン戦争時には、ウズベキスタンやタジキスタンに米軍を駐留させ、
カザフスタンも、空港や空域を使用させましたからねえ。
アメリカとしては、どさくさに紛れて、そのまま駐留し続けたかったんでしょうけど、
さすがにロシアや中国の横槍が入り、随時撤退しているらしいです。
ロシアにすれば、カザフスタンにはバイコヌール宇宙基地もありますからねえ。
上海協力機構の動きや、メドヴェージェフが就任して最初にカザフスタンを訪問したのも、
この辺の「第二次グレートゲーム」と呼ばれる動きの影響なんでしょうね。
それにしても、第二次の方はプレイヤーが多すぎて大変だなあ(笑)。
第一次は主に英露の対立くらいでしたが、
第二次は米中ロにイスラム諸国も絡み、経済面では日本やEUも顔を出しますからねえ。
続いて、カザフスタンの地下資源ですが、石油や石炭が豊富に眠っているだけでなく、
カザフスタンと言えば何と言って、世界第2位の埋蔵量を誇るウランですね。
特に最近は、石油高騰や温暖化対策などもあり、
再び原子力が脚光を浴び始めている昨今では、世界でウランの争奪戦が始まっています。
中国やインドなども、原発を大量に作ろうとしてますしねえ。
そして、このカザフスタンのウランを押さえようと、実は日本も既に動き出しているんです。
日本(丸紅・東京電力・中部電力)とカザフスタンは、昨年辺りにウラン開発で協力関係を結び、
つい先日、原発用ウランの製造に成功したとの一報があったと思います。
現在はまだ日本全体で1%しかないカザフスタンからのウラン使用率を、
30〜40%にまで引き上げるというのが、日本側の考えだそうです。
ちなみに現在、日本のウランの輸入元は、
オーストラリアから3分の1、カナダから4分の1と言った具合です。
技術を提供する代わりに、カザフスタンから安く安定的にウランを調達するつもりなんでしょうけど、
如何せんカザフスタンは内陸国ですので、他国を介す輸送ルートが必要ですし、
ロシアや中国とも隣接してますので、ちょっとした混乱ですぐに不安定に陥る危険性も可能性も・・・・
そもそもカザフスタン自体が、万全と言う訳でもないですからねえ。
全国民の半数程度を占めるカザフ族が国の実権を掌握し、
30%前後も居るロシア系が、独立を画策したり、ロシアに流出したりしていますし。
数年前に首都を移転したのも、それらロシア系の動きを押さえる為だとか。
ちなみに、その新首都の都市設計を行ったのが黒川紀章だそうです。
晩年は選挙に出た事で、変なイメージが広まってしまいましたが、何気に凄い人です。
それとカザフスタンには、以前、沿海州に住んでいた朝鮮族も居ますね。
戦前、スターリンにより強制移住させられたそうです(「高麗人」と呼ばれています)。
確か数年前のカザフスタンの外務大臣は、キムという高麗人でした。
> > となると、東トルキスタンもソ連邦の一部に(笑)。
> > って、日露戦争でロシアが勝っていたら、本当にそうなっていたかも?
> > まあそうなれば、モンゴルも満州もロシア帝国の一部だったかも知れませんが。
> そうなると、ロシアの資源がますます多くなりますね。
資源もそうですが、ロシアの構造が根本的に変わっていた可能性もあります。
西欧列強と違い、植民地が地続きであったロシアは、
植民地と本国とが一体化していきますからねえ。
ウイグルや内外モンゴルのみでなく、満州までもロシア領となれば、
「欧州側が頭で、アジア側がしっぽ」というロシアの構造が、
「欧州側とアジア側に2つの頭をもつ双頭の怪物」になっていたかも知れません。
東海岸と西海岸という、2つの頭をもつアメリカのように。
言うなれば、「ユーラシアのアメリカ」になっていたかも?
そうなればロシアのシベリア鉄道は、アメリカにとっての大陸横断鉄道ですね。
アメリカの大陸横断鉄道が、東海岸と西海岸の富みを結んだように、
シベリア鉄道は欧州とアジアの富を結び、ロシアに繁栄をもたらすと。
そんな事にでもなれば、ロシア革命すら起きなかったかも知れません。
と言うか、そもそもロシアがアジアの方を向き続けることで、
ロシア革命以前に、第一次世界大戦すら起きなかった可能性も・・・・
そしてロシア東西の大動脈が生まれる事で、中央アジアも史実以上にロシア化が促進され、
豊富な資源地帯もそのまま、ロシアとなっていたかも知れません。
まあ中央アジアに比べれば、満州やウイグルの資源は微々たるモノかも知れませんけど。
そもそも史実にしても、旧ソ連内の中央アジア独立は、
まさに棚ボタみたいな所がありましたからねえ。
少しでも歴史の流れが異なれば、既に独立を宣言していたバルト三国と、
国連の議席を持っていたウクライナとベラルーシ以外の共和国は、
ロシア(新生ソ連)内に留まっていた可能性も十分あったでしょうから。
こう考えていくと、「もしも日露戦争でロシアが勝っていれば」というイフも、
日本にとってはキツイ状況ですが、想像する分には結構面白いですね(笑)。
「東洋のモスクワ」と呼ばれたハルピンが、ロシア東部の中核都市となり、
ダルニー(大連)も、「東洋のサンクトペテルブルク」に。
シベリア鉄道の終着駅も、ウラジオストクではなくプサンになり、
対馬海峡を挟んだそのプサンは、ロシア人の住む港町になっていると。
対馬や千島、下手したら北海道なんかもロシアに割譲しているのかなあ?
そうなると、ロシア南下に備えて、イギリスかアメリカが琉球を占領したりも・・・・
まあ、日本の事は置いておくとして、ユーラシアを横断する鉄道のルートも、
歴史的に言う所の「草の道」の存在に近いシベリア鉄道だけでなく、
ウラルあたりで分岐し、カザフスタンからウイグル、モンゴルを通り満州へ至る、
「シルクロード」を通る「中央アジア横断鉄道」なんかも作られていたんでしょうね。
って、これに近い事は、戦前戦中の日本も考えていたんですけどね。
いわゆる「大東亜縦貫鉄道」ってヤツです。
対馬海峡にトンネルを掘って、日本・朝鮮・満州の鉄道を繋ぎ、
満州から西方に進んで、中国北部、中央アジアを突っ切ってバグダッド鉄道と連結させる一方、
満州から南下して東南アジアへ至り、更にインド、イランを通りバグダッド鉄道に連結すると。
バグダッドまで繋がれば、3B政策で繋がった同盟国ドイツにまで至りますし、
アジアと欧州の大動脈を作り、それを日本と繋ぐという壮大な構想ですが、
さすがに当時から、「荒唐無稽でバカげている」と言われていたそうです(笑)。
しかし、この構想がもしも実現していたら、
帝都東京から乗車し、西は巴里・倫敦、南は昭南市まで乗り換え不要って感じで、
今頃、満鉄の「リニアあじあ」号が、ユーラシア全土を駆け回っていたかも?(笑)
ところでリニアと言えば、リニア新幹線ってどうなるんですかねえ?
JR東海としては、2025年の開通を予定しているらしいのですが。
何でも、路線の8割は地下を直線にぶち抜くトンネルだそうですけど。
あれ?結局最後には日本の話になってる(笑)。
> > 「地上波3つ・BS3つ・CS2つ」なんて、使いこなせている民放局はありますか?
> > 既存の民放で確保だけして、どうせ使わないのであれば、
> > いっそ新規参入を募れば良かったのにと思います。
> > 地上波の方でしたら特に、参入してみようと言う他業種大手もあったかも知れませんし。
> たしかに、構造的に新規参入は難しいですけど、
> やりたいという人って言うとこってあるんでしょうか?
確か、トヨタとかが手を挙げていた記憶が・・・・
ちなみにBSデジタルの方には、半年前から、
三井物産が「TwellV」で、ビックカメラなどが「BS11」で参入してますね。
って、この両者は別に、独自取材のニュース番組など持ってませんけど・・・・
> ホリエモンではないですが、既存のを買った方が早い気がします。
いや、買うと言ってなかなか難しいですからねえ。
放送局は新聞社が安定株主である事が多いですし。
だからこそ、諸事情により、そう言った体制になかったTBSやフジが狙われた側面はあります。
あと個人的には、マスコミの売買っていうのは嫌ですしねえ。
株主が代わって、急に国粋的な報道姿勢に変わるTBSとかどうです?(笑)
例え現状の報道姿勢がどうであれ、さすがにそう言った売買による報道の掌替えしは、
国民にとってもよくない事だと思いますし。
それと、東アジアは独自の発信力が弱いですよねえ。
日本を拠点にした東アジア版のアルジャジーラとか作れませんかねえ?
経済では日々その比重が強まる東アジアですが、
各国の政府やマスコミは多くの問題を抱えている状態ですので、
それを注視し、世界へ発信できる存在が有れば良いなとは思います。
> ただ、ATXがただになって地上に来てくれればありがたいですw
でもまあ、AT-Xはテレビ東京の外局みたいな所がありますからねえ。
系列局の少なさから来る放送エリアの狭さから、エリア外への補完的意味合いが有ったんでしょうけど、
BSデジタルが始まってからは、そうした価値は幾らか減少したかと。
そもそも、キッズステーションが月額300円で、アニマックスが月額400円である事を考えると、
AT-Xの月額1500円って高くないですか?
って、そう言った意味を含めての「ただになって地上に来てくれれば」なのでしょうか?(笑)
それにしてもキッズの月額300円って、視聴方法と支払方法がもっと簡単であれば、
もっと視聴者数が増えるんじゃないですかねえ?
まあ「e2 by スカパー」で、既にかなり楽にはなってますけど。
現状でも既に、視聴可能世帯が日本全体の15%に達しているそうですし。
実はこれって、新聞に番組欄のあるWOWOWよりも高い数字なんですよねえ。
で、そんなキッズに対して、AT-X側は「儲けているのに新作アニメを作らない」と名指しで批判していると。
AT-Xの加入世帯数は、キッズの50分の1だそうですね・・・・
> > それにそもそも、原子力電池って値段が高い上に、メンテナンスも必要なので、
> > 金銭的に余裕がある人間しか、利用できなかったという面もあります。
> 私なら金に余裕があっても使いませんよ、気味が悪いので。
私なんかでも、実験で放射性物質を扱った事はありますし、
個人的には、そこまで過敏ではないのかな?
ただ、もしも携帯電話用に電子力電池が使われるようになれば、
廃棄携帯を集めて抽出し・・・って人間が、絶対に出てくるでしょうからねえ。
元KGB諜報員がポロニウムで暗殺されるなんて事件もありましたし、
そう言った面から私も反対ですね。
って、私が少し、一般的な感覚からズレている部分はあると思います。
目に入れば失明とか、口に入れば死の危険がとか、
実験では、そう言った物質も平気で取り扱ったりしますからねえ。
液体窒素なんて水みたいな存在で、コンビニ弁当に付いているパセリに掛けて、
粉パセリを作ってるヤツなんかも居ましたし(笑)。
> なんというか、貧困の定義が違っているのが話のズレの原因のようですね。
> 私としては衣食住が確保されと最低限の娯楽・文明・文化を受けることができれば、
> 慎ましい生活でも中流であり貧困ではないという思いがあるので。
あっ、やはり「定義にズレがある」と思われてましたか。
しかし書いている私としては、ズレがあるとは考えていないんです。
その「最低限の娯楽・文明・文化」と言うモノ自体、
その時の社会レベルによって変動するモノですので。
貧困層を無くすというのは、彼らを中流層に引き上げる事でしょうし、
それはすなわち、構造がどうであれ「富の分配」であると思います。
一方で、金持ちを増やすというのは結局の所「富の集約」です。
100人の農民が1人の貴族を支えるような形ではなく、
総中流の社会から少しずつ抽出し、それを一定の人々に集約させれば、
少しだけ貧しい中間層と、幾分かの富裕層を作れるという考えであったとしても、
その富裕層を増やそうというのであれば、中間層が削られる割はドンドン増していきますし、
そういった構造がある事自体、そうした流れを生み出す事になりかねないと思います。
> > > あと、工業化を目指す途上国にとって適度な数の貧困層は好都合です。
> > > 低賃金で長時間こき使えますから。すくなくとも、過去にうまくいったことはあります。
> > 例えば、その実例とは?
> 産業革命の時期に工業化が進んだ要因の一つだったはずです。
う〜ん、でもあれは、海外植民地あったればこそって側面もありますし、
新しい産業構造が中間層を破壊し、貧困層へ落とし込んだ面もありますので・・・・
それに、その後に彼らを引き上げったかと言えば、
未だにイギリスは、階級社会が色濃く残ってますしねえ。
まあ、階級の差が貧富の差に必ずしも繋がる訳でも無いですし、
「労働者階級でも生きて行けてるんだから良いんじゃない?」と言われれば、それまでなんですけど。
でもまあ、言わんとしている所は分かります。
例えば中国などには、安い労働力を求めて、日本の繊維業が移ったりしました。
しかしこれも、時が経つと共に雇用経費が増大していく訳で、
再び安い労働力を求めて、ベトナムやタイなどの東南アジア諸国、
そしてその次にはバングラデシュやスリランカといった具合に移りつつあります。
来る時は右肩上がりで良いですが、去る時にはどうなるのでしょうか?
より高い技術を活かした道へとシフトするでしょうけど、そのパイは限られています。
しかし、彼らの要求するレベルは引き上げられている為に、そこで問題は生じないでしょうか?
先進国や人口の少ない国ならまだしも、人口の多い途上国では特に。
> > 日本・アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・ロシアのG8諸国と、
> > 中国・インド・ブラジル・南アフリカ・メキシコのオブザーバー5ヶ国の決定を覆せるかと言えば・・・・
> > 実質的な寡頭政治とも言えなくもないですし、その是非は別として、
> > それに反対する人は居て当然の事だと思いますよ。
> 私に言わせれば権限を待たない会議にすら反攻できないのが悪いんだと思います。
え〜と、それは「弱肉強食」という事でしょうか?
それとも、サミットの影響力など大したこと無いという事でしょうか?
> > 反グローバリズム運動の対象として、サミットの反対運動をしている人が多そうですけどね。
> > グローバリズムは世界に富を広める一方で、貧困も広めてますので。
> 基本的にグローバリズムが良いとは思いませんが、
> 過激な反対運動は迷惑です。
> というか他国に行ってまでデモしないでほしいです。
> デモすること自体他人に迷惑をかけているのに、
> それをよその国まで行ってやるとは他人の迷惑を考えない行為ですから。
まあ確かに、暴力的なデモ活動は問題有るでしょうし、
他国にまで来てデモが出来る層は、彼ら自身が困らされている訳ではないでしょうけれど、
かと言って、世界には困らされている層が居ない訳ではないですからねえ。
簡単言えば、デモをされて困るという以前に、
グローバリズム化によって、既に困らされている人間がたくさん居ると。
そもそも、「他国に行ってまでデモしないでほしい」と言う前に、
先進国側は既にその他国へ行き、富を吸い上げている構造がある訳で・・・・
「造反有理」じゃないですけど、デモをするにも理由がある訳です。
その理由を口実に、「祭り」を楽しんでいる人間が多くいる事も否定はしませんが、
ただ、だからと言って、口実となる理由も確かに存在する以上、
非暴力で、不法なモノでないのなら、主張や言論の自由は認められるべきかと。
迷惑を理由にそれを取り締まれば、治安維持法の世界になっちゃいますし。
いや自分でも、何だか青臭いことを言っているなあという自覚はありますが(笑)、
それでもやはり、それは大事なことですからねえ。
> > で、その面積等分案よりも利益があるようなら、
> > 「四島返還&北方領土の沖縄化」も、ロシアにとって悪い条件ではないと思いますが、
> > 日米関係を考えた場合、日本がそれを受け入れる事は難しいでしょうからねえ。
> > ここ数年間の話であれば、無茶な案だとは思います。
> > しかし、数十年単位で考えれば、有り得なくも無いかとも思います。
> 数十年ですか、期待して待ちましょう。
> そしてここの会話を自慢の種にw
まあ、数十年単位となると、
国際情勢なんてガラッと変わっている可能性もありますからねえ。
冷戦構造があんなにあっさり崩壊するなんて、思ってもみませんでしたし・・・・
ひょっとしたら、極東共和国や沿海州共和国の再建なんかも?(笑)
それは流石に極端にしても、ソ連の崩壊により人々はウラル西方へと移住し、
人口が減少している沿海州やシベリアには、数多くの中国人が流入してますからねえ。
既に沿海州では、人口の10%が流入してきた中国人だと言いますし、
数十年後の世界では、実質的に外満州(沿海州)を奪還しているかも知れません。
これからの時代は、核爆弾よりも人口爆弾の方が恐ろしい時代なのかも?
> > 全ての教科に言える事ですが、暗記科目になった途端、その教科の魅力を失いますからねえ。
> > 「教育」という事を考えると恐らくは、その教科の魅力を如何に伝えるかに主眼を置くべきで、
> > それさえ伝えられれば、言われなくても勝手に勉強するんでしょうけど、
> そうなんですが、興味のない人間に伝えるのはかなり厳しいですからね。
> 私も教職を取っている人間ですからいろいろ考えますが、
> なかなか方法が思い浮かばないです。
安直な方法かも知れませんが、やはり今の時代は「ゲーム化」ですかねえ?
歴史上の人物の名前は覚えられなくても、ポケモンの名前は覚えられ、
科学の元素記号は覚えられなくても、魔法や技名は覚えられ、
世界の地図は覚えられなくても、RPGの地図は覚えられたりしますから(笑)。
まあ学校ではなかなか、テレビゲームとは行かないでしょうけれど、
「楽しませる」と言うのが、一番大きな要素でしょうね。
テレビゲームが駄目でも、ボードゲームやテーブルゲームなら可能でしょうし。
あとは、「作らせる」というのも重要ですよね。
例えば、数学の問題集をひたすら解くよりも、
数学の問題を作らせた方が、より理解を深められたりしますからねえ。
いっそのこと、小テストを作る宿題などを出して、
その中から良いモノを採用し、小テストを行うとかいうのも面白いかも?
自分が作った問題が出題されれば、その問題は簡単に解く事が出来ますし、
何より自分のが採用されれば、それだけで励みになる気がします。
自作の問題に対する周りの反応などがあれば更に。
「楽しませる」と「作らせる」を共存させられれば理想ですよね。
例えば、図工の時間に「都道府県スゴロク」みたいなのを作らせ、
社会科の一環として、各都道府県にまつわる問題を作らせ、
総合学習の時間にでも、そのスゴロクで遊ぶとか。
スゴロクをしていて新潟県のマスに止まった時、誰かが作った新潟県のクイズが出されて、
それに正解すると、新潟の特産であるコシヒカリが手に入り、
それを東京や大阪などの大都市圏のマスへ持っていくと金銭ポイントに替わるって感じで。
この辺の計算はうまく行けば、算数とも絡められるかも知れません。
まあ別に、複数の教科を絡ませる必要はないかも知れませんが、
個々の教科に於いても、その学年に合わせて、いろいろアイデアはあると思いますよ。
> > 世界史Flashも、その辺の事を多少は考慮して作っていたりはします。
> もし、教師になったら(なれたら)使わせてもらっても良いですか?
別にそれは構わないですけど、
役に立つような作品が、私のにはありましたかねえ?(笑)
基本的に、歴史のこぼれ話みたいなのばかり拾ってますし。
「歴史を動かした30人」みたいな作品群であれば、もっと役に立つのでしょうけど。
ところで、話は少しズレますが、
Flashアップ用に、YouTubeのアカウントをちょっと取ってみました。
取り敢えず、現時点では非公開設定ながらもFlashを数本アップ。
アップするのに変換が必要なので、どうしても画質や音質は低下してしまいますね。
その代わり、試験的にアップした「月を目指した熱き冷戦」には1分強のエピローグを追加し、
「工業生産で見る世界史」は、言葉を英語に代えてみました。
う〜ん、自分の英語の出来無さを改めて痛感・・・・
> > 現在の少年犯罪者が出す文章にも、ゲームや漫画やアニメのセリフが入ってる事が多いですしねえ。
> > まあ、それだけ影響力が大きいって事なんですかねえ?
> > 普及しているからこそ、という言い方も出来ますが。
> どうなんでしょうかねえ。
> 色恋沙汰での殺人前にやたら改行の多いメールとかが来たら、いろいろニュースになるでしょうかね?
いや、さすがにそれだけじゃ分からないような・・・・(笑)
そう言うのはもっと分かり易い引用をするモノかと。
例えば今回の秋葉原事件で言えば、犯行声明ではないものの、
「私はアナタの人形じゃない。 赤い目の少女(三人目)」 ですからねえ。
って、「やたら改行の多いメール」って、
あんなシチュエーションは、真似しようと思っても、ほぼ無理ですし、
そもそも、色恋沙汰でもつれて殺人を犯すような層と、
ああしたアニメを見る層が、どれくらい重なり合っているかと言えば、どうなんでしょ?
それと、今更ながら一応言っておきますけど、
私には情報収集癖がありますので、オタク的素養もありますけど、
本格的にオタクという訳ではないですので、その辺の所は宜しく(笑)。
アニメにしても、一般人よりは見ていると思いますが、
話題作や主要作を必ず押さえている訳でもないですし。
言うなれば、情報収集オタク、情報分析オタクなのかも?
と言う事で、何か個人的にオススメの作品とかってありますかねえ?と情報収集(笑)。
いや、聞くだけ聞いて見ない可能性も高いので、返答は気分次第で結構です。
それと、ついでになんですが、アニメのレビューが載っているようなサイトとかってありますか?
ゲームのは知ってるんですが、アニメのは意外にないような気がします。
まあ、別にレビューに限らずとも、ここ↓みたいな感じの面白そうなサイトとか。
http://www.moonlight.vci.vc/misc/index.html
そう言えば、先日紹介されたサウンドホライズンの曲を少し聴いてみましたが、
アニソン?・・・って訳でも無いんですよねえ?
何となく、感じがアリプロに近いような印象も受けました。
正直な所、私は音楽にあまり詳しくないのですが、
Flashなんか作ってますと、曲の旋律に目が行きやすくなるもので、
近年、ポップスの曲がアニメやゲームで使われるようになった事により、
ポップスとアニソンの距離が互いに近寄って、
曲のイメージの境界線が、あやふやになってきているような気がします。
ポップスはアニソンっぽくなり、アニソンはポップスっぽくなるって感じで。
CD売り上げを増やすにも、海外へ進出しやすくするにも、
今ではタイアップが一番で、それに合わせるような格好になってきているんですかねえ?
それどころか、現在NHKで放送されている「沸騰都市」というドキュメンタリー・シリーズなんて、
オープニング映像が押井守で、音楽が川井憲次ですからねえ(笑)。
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