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2008/9/7 (日) 15:58:49 徳翁導誉

> 私が覚えている限りでは、あの質問の前の記者も2点質問していて、両方とも1個しか答えなかったんですよ。
> で、2人目のほうはわざわざ「2点あります。」と断っていたんです。

あれ、2問とも答えてませんでしたっけ?
確認の為に、官邸のサイトを探してみました。
http://www.kantei.go.jp/jp/hukudaspeech/2008/09/01kaiken.html
要約してしまえば、前の記者の質問は、
「会見前に麻生とどんな話をしたか?」「総裁選で麻生を支持するのか?」で、
福田の回答は「麻生と町村に自分の考え方を説明した」「総裁選の準備を麻生にお願いした」と。

確かに、こうやって再び確認してみると、2つの回答は前者の質問の答えである感じがしますね。
ただ、2つ目の回答時の前に、「その後のことは」と言ってますし、
辞任を表明した直後に前任者が、まだ出馬もしていない人物を支持するか尋ねられても、
その場で「イエス」とも「ノー」とも言えるはずが無く、
現時点で麻生は幹事長である以上、後者のような回答をしたのだと私は取りました。
う〜ん、私の解釈は間違ってましたかねえ?
見直してみると、どちらとも取れる文章ではありますが。

ただ、一問一答形式で2つの質問をする場合、
上のように、2つの質問に深い関連性があるのは良いと思うんですよ。
1つ目の質問がフリになり、2つ目の質問が本命になってますから。
でも、あの記者の場合、「解散は考えなかったか?」「民主党の小沢へ一言」という、
そうした「二問で一対」といった質問内容でもありませんでした。
一問一答形式で、これはちょっと欲張りすぎた聞き方であろうかと。

また、「二問で一対」でないのなら、
最初に尋ねた質問の方が、比重の高い問いなのだと思うのですが、
福田がその問いに回答し始めた時、それを遮って2つ目の質問をしましたよねえ。
話を引き出す為に質疑応答しているのに、話し始めた回答の腰を折り、
自分が2つ目の質問をする方に、一生懸命になってどうするのかと・・・・
事前に「2つお伺いいたします」と言っているんですから、
1つ目の回答をもらってから、「では続いて・・・」で良かったはずです。
それに、2人前の記者も2つ質問し、福田が一方を答え忘れていたので、
福田に何かを言って、答え忘れのもう一方を答えさせてたんですから、
2問とも、どうしても聞きたい事であれば、それくらいはするべきだったと思います。
そうでなかったのであれば、1問目を普通に聞き、そこで切り上げても良かったですし。

結局、私が聞きたかった「解散」と「公明党」の事は、全く聞けず仕舞いでした。
特に今回、福田の辞任決意には、公明党が大きく絡んでいるでしょうに、
質問者の誰からも、「公明党」という単語が全く出て来なかったのには・・・・
確かに、「いつ辞任を決意したか?」「なぜ辞任を決意したか?」も重要ですが、
「民意を反映し、辞任ではなく解散すべきでは?」と福田をまず煽り、
そこから公明党関連でいろいろ質問しても良かったかと思います。
でもまあ、全ては12分という質疑応答時間の短さにあるのかも知れませんがね。
ただ、会見をあんなに早く切り上げられて、それに対して記者たちが何も言わないのは、
そういったルールがあるって事なんですかねえ?
不祥事を起こした社長が、あんな感じで切り上げたら、記者たちは絶対に非難するでしょうし。

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