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[11304] 小泉ジュニアの話とか返信 削除
2009/5/27 (水) 23:20:10 徳翁導誉

こちらの話題の方がサブになっているので、こっちを分けます。
http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/kjbn/kjbn.cgi?tree=r11212

> 世襲に関してはどうでもいいの一言ですが・・・
> 小泉ジュニアは気になりますね〜。
> まぁ公認得られなくても勝つんでしょうが。

まあ小泉進次郎は、自民公認なしで無所属から出ても、
まず間違えなく、当選できるでしょうけどね。
何たって、引き継ぐ地盤がこれ↓ですので。

前回の郵政選挙での圧勝順位(2位候補との得票差)
1位 3.86倍 小泉純一郎(自民:神奈川11区)
2位 3.73倍 安倍晋三(自民:山口4区)
3位 3.24倍 加藤紘一(自民:山形3区)
4位 2.79倍 小渕優子(自民:群馬5区)
5位 2.77倍 大野功統(自民:香川3区)
6位 2.70倍 二階俊博(自民:和歌山3区)
7位 2.60倍 小沢一郎(民主:岩手4区)
8位 2.40倍 平沢勝栄(自民:東京17区)
9位 2.36倍 渡辺喜美(自民:栃木3区)
10位 2.33倍 高村正彦(自民:山口1区)

代替わりにより、無党派層からの得票は幾らか減るでしょうけど、
それでも当選は鉄板と考えて良いかと(例え自民党の公認が得られずとも)。
まあ、もしも本当に自民党が小泉Jr.を公認しなかったとしても、
その選挙区に自民党の候補を立てる事もないでしょうし、
当選した後に自民党へ・・・というコースが予想されてますからねえ。
だからこそ、自民党が民主党と同じく「無所属当選後の入党も禁止」とすれば、
これは本当に面白くなって来るんですけどね。
無所属議員のままでは、世襲させる意味がほとんどありませんから。

ちなみに民主党は、同選挙区に横粂とか言う候補を立てるのだとか。
私は見た事ないんですが、フジテレビの「あいのり」に出ていたそうなので、
ひょっとしたら、見ていた人は知ってるかも?
まあ「小泉鉄板区=民主党捨て区」なので、ぶっちゃけ誰でも良いんでしょうけど、
テレビへの出演経験があるイロモノ候補とは言え、小泉Jr.と同い年で、
「総理の息子&関東学院大留年&プータロー」vs「トラック運転手の息子&東大卒&弁護士」
という経歴の対比は、選挙の当落は別にして、ちょっと面白いですね(笑)。
ダブル・スコアまで離されなければ、ある意味では民主党の勝利と言えるかも?
と言うか、神奈川が属する南関東ブロックは、小選挙区34、比例代表22なので、
ダブル・スコアにならない程に民主党が圧勝する流れですと、
ひょっとしたらひょっとして、比例復活の可能性も無くは無いかも?
小選挙区で3分の2、比例区で半分取れば、南関東では全員当選となりますから。
そう言った意味では、小泉Jr.の当選は既定路線とは言え、注目区の1つになるかも?

あと、個人的に注目しているのは、北海道ブロックですかねえ?
北海道って旧社会党が強い地域だったので、そもそも自民党は弱いのですが、
今回はひょっとすると、民主党全勝&自民党全敗が見られるかも知れません。
もしそうなると、比例復活で救われる自民党候補は2名といった所でしょうから、
町村信孝・中川昭一・武部勤の3名による、熾烈な蹴落とし合いが見られます(笑)。
実はこの3人って当落線上なんですよ。
そんな中、1年ほど前なら彼ら以上に当選が厳しいと予想されていた与謝野馨は、
その後の総裁選出馬、そして現在の3大臣職の兼務(財務・金融・経済財政)により、
比例復活できるかどうか所か、一躍、小選挙区での当選が有力視されるようになりましたね。

> 新党でも作らないかなぁw
小泉で新党というのは、やはりどう考えても無理ですよ。
何よりも、小泉は金を持ってないですから。
泡沫政党を作るだけならまだしも、それなりの政党を作ろうと思えば、
それこそ、滅茶苦茶に金が掛かりますからねえ。
西松問題の時に、小沢の蓄財がいろいろ言われましたが、
ぶっちゃけた話、金丸の件を考えても、あれは恐らく新党設立用の資金だと思います。


> > 元々の話題である資料廃棄に関してですが、
> > 官庁の資料廃棄については、自民党と民主党の協議がまとまり、
> > 今国会にでも、首相の最終許可が必要になりそうですね。

> 万が一(というほど低い確率ではないでしょうが)政権交代が起これば、
> あとでブーメランとなって民主党に帰ってくるかもw(最終許可の件)

なぜ、ここで民主党がどうのという話に?
責任の所在が明確となり、その責任者が国民の代表たる首相となれば、
利益を得る・・・と言うか、今までほど損害を受けなくなるのは国家と国民です。
国家と国民の利益に対して、自民だの民主だのと言った政党に何の意味が?

> 未だに(なぜか)人気のある(?)元首相の後継者ですから自民党もむげにはできないでしょうから、
> 何らかの解決策が示されるとは思いますが。

いや、小泉にそこまでの力は・・・・
もともと、党内での政治力も、財力もなく、
国民の支持率&それで得たチルドレンだけが後ろ盾なので、
給付金の件で造反した時に、同調者が1人しか居なかった現状では、
もうほとんど力はないですよ。
却って小泉Jr.を「世襲の象徴」に仕立てる事で、自民党は劇場を演出する手もあると思います。
前回の郵政選挙とでは、小泉の立場が逆になる訳ですね。
まあ実際問題として、そう言った思い切った手を自民党が打てるとは思いませんけど。

> > 「信長の野望オンライン」にしても、「信長の野望インターネット」の発展系ではないですし、
> > 「太閤立志伝」もそうですが、「維新の嵐」のオンライン版なども面白いと思うんですけど。

> 私はやったこと無いので分かりませんが、たぶんSLG系のほうが確実に黒い展開になるでしょうから、
> 黒い展開の少ないRPGが人気かなと勝手に思っています。

「信長の野望インターネット」で同盟を組み、機を見て裏切ったら、
他のプレイヤーからも総叩きにあった・・・なんてレビューを、
以前に見た事がありますね、そう言えば(笑)。

> > 一方で、東南アジアの住居は高床で、床下で鶏や豚を飼ってましたので、
> > 硝石を格安で輸入できたという話らしいです。

> 東南アジアはそういう理由で硝石がとれるんですね。

あとは、コウモリが大量に住んでいる洞窟などからも、
硝石を採っていたという話ですね。

> 儲かっていたんでしょうか?商人もそうですが、家の持ち主とかは。
当時の日本から東南アジアって、片道で1ヶ月前後の航海が必要ですし、
それでも頻繁に貿易が行われていた事を考えれば、
商人はかなり儲かったでしょうねえ。
例えばルソンの壺なんて、1つが米300石相当で売れたなんて記録が残ってますし、
呂宋助左衛門などは、その壺を50個も輸入したらしいので、
単純計算で「1万5000石」の収益となり、もう大名クラスですよね(笑)。
あと持ち主とかの方はよく解らないですが、小遣い稼ぎ程度じゃないですかねえ?
硝石なんて家畜の糞で、ルソンの壺なんかただの民具ですし、
売る方も儲かって・・・となると、逆に商人はそこまで儲からなくなるでしょうから。

> > > 鉄も日本でもとれるはずですし。
> > あっ、すみません。書き間違えですね。
> > 「鉄」ではなく、「鉛」です。
> > 主要産地であるタイ(シャム)から鉛を輸入し、
> > 日本で弾丸に鋳造したから、それをまたタイに売る事もあったのだとか。
> > 亀井茲矩がタイから鉛を大量に買い付け、それを家康に献上したという話も残ってますね。

> 昔から加工貿易ってあったんですねえ。
> にしても、鉛がとれないのは知りませんでした。勉強になりました。

いや、鉛は日本でも採れますよ。
ただ単に、掘るより輸入した方が安上がりだっただけかと。

> > 箱庭をやるなら、「馴れ合いもOK」という前提でゲームを作った方が良いでしょうね。
> > 例えば、戦争要素とは切り離せない戦国時代などではなく、
> > 江戸のような泰平の時代を選び、プレイヤーは大名となって藩を豊かにするって感じで。

> 江戸時代ですか。
> 個人的にはおなじ系統?になるのかは分かりませんが、
> トロピコとかが開発系だったら好きです。
> あのノリで江戸時代をやったら面白いかな?

考える上で、トロピコとかカタンなども一応参考にしてますよ。
ディプロマシーがWW2オンラインになっちゃうので、
そのままの形でって事にはならないでしょうけれども(笑)。

> > > > 秀吉が日本統一した所からゲームが始まり、世界を切り取りに行く「秀吉の野望」や、
> > > GETEN3って確かこんな感じのゲームでしたよね?

> > GETENやEUと言うよりは、信長の野望の世界版と言った方が近いかな?
> > どうせ仮想歴史を楽しむなら、もっと脳汁が湧くような演出が欲しいんですよ(笑)。

> 管理人様は人物中心のゲームがということですね。
> 最近私は洋ゲーが多いというか、あまり人物中心の国内の物をやらないので、
> 多少実感のわかないところではあります。最近やったのはランペルールとかです。

そうですね、誤解を恐れず言ってしまえば、
組織運営ゲームではなく、群像劇のキャラゲーって感じでしょうか?

> > あと、講演会などはあまり行かないですね。
> > 生の空気感は面白いですが、終わってみると話の内容をほとんど覚えてませんので(笑)。
> > 学校の授業をほとんど聞いて来なかった私には、講演とかはあまり向いていないのかも?

> 授業をあまり聞いていなかったとは意外です。
> まじめに聞いていそうなイメージがあったので

そうですか?
まあでも、最近の対応の仕方だと、そう見えるのかなあ?
ほとんど運営がメインになってしまって、
このサイトを始めた頃のように、
「書いてる文章の半分は冗談」って状況じゃなくなってしまいましたし。
まあ、真面目に対応しないと運営として機能しませんし、
ある程度の共同認識がないと冗談って通じ辛いので、控えている面もありますからねえ。

> 話はそれますが、今分割案の出ている厚労省は、何であんなもんを一つにしたんだろうか?
> 分野がまあ近いとはいえ、かなり違う面が大きいと思うんですが。

そうかあ・・・橋本行革による中央省庁再編も、もう10年以上前の事なんですよねえ。
当の橋本自身も、現在では既に鬼籍には入ってますし。
あの当時の日本は、バブル崩壊を引きずり続けていた状態で、
「日本を抜本から改革しなければならない」と、
橋本首相がぶち上げた改革の1つが、この中央省庁再編だったんです。
現在では「1府12省庁」ですが、省庁再編が行われるまで「1府22省庁」もあり、
官庁の代名詞とも言える「縦割り行政」が、大きな問題ともなっていたんです。
そこで省庁の統廃合を行う事で、行政のスリム化と効率化を図り、
強大すぎる大蔵省の分割と、弱すぎた首相権限の強化も同時に行おうとしたんです。

ですが、あれほど巨大な中央官庁を改革しようと言うのですから、
並大抵の人物では当然完遂する事が出来ず、結局この橋本行革も、
「どの省とどの省を統合するか」という話になってしまいました・・・・
「切れ者」と呼ばれた橋本は、行政改革の必要性は十分認識していたのでしょうけど、
切れると言って所詮は「カミソリ」でしたからねえ。
これだけの大事業をやるには、同じはモノでも「マサカリ」くらいでないと(笑)。
でも大蔵省の分割(財務省と金融庁)に関しては、よく出来たなあとは思います。
その一方で、結局は省庁の統合で終わってしまい、見た目の省庁数が減っただけで、
1人の大臣が担う分野が広がりすぎた面もあり、今回のような分割案が出たのかと。
そう言えば、そうしてやっとの事で分割させた財務省と金融庁の大臣職も、
麻生内閣では中川、そして与謝野と1人が兼務しちゃってますがね。
まあ大臣職の兼務だけに止めれば、そこまで悪い事ではないと個人的には思いますけど。
と言うか、厚労省の分割よりも先に、与謝野の3大臣職兼務を分割してやれよ、と(笑)。

> > > 一般的イメージとして清国海軍というと
> > > アヘン戦争のジャンク船から定遠・鎮遠の間の断絶があるわけで
> > > その間を埋めるのは貴重な営みと思います。

> > 以前、「中国で最も海軍が強かった時代は?」という話題で、
> > 「清朝末期ではないか?」という事になったのを思い出します。

> そろそろ、空母保有が進んできましたので変わりそうですね。
> 旧ソ連のを練習用に改装するのはもうそろそろ完了だったか、
> もう完了したかそんな感じでしたし。

中国も、インドも、国産空母を持とうとしてますね。
考えてみたら戦前の日本以来なのかな、アジアでは?
その内、空母の役割がどういったモノかも知らずに、
「日本も空母を持て」という意見が増えてくるんじゃないですかねえ?(笑)

> > まあ、中国史に興味を持つ人の中でも、
> > 中国の軍事史に興味を持つ人は少数派でしょうねえ。

> 私の場合は、軍事史がメインのやりたいことであって、
> 中国史の部分がメインじゃないですからw

それは解ってますよ(笑)。

> > 実際に私も、中国史と言えば主にそちらの知識の方が多いと思います。
> > って、そもそも私は、軍事の知識自体が乏しいですからねえ。
> > まあそれを言い出せば、歴史の方の所詮は趣味の範疇なのですが(笑)。

> いやー、趣味の範囲とはいえない知識量ですよ。
> たぶん、その人のやっている専門分野以外では、
> うちの史学科のゼミの面々と比べても勝っていると思います。

いや、それは買いかぶりだと思いますよ(笑)。
私なんて理系だったので、いわゆる「世界史未履修」組ですし。
って、あれが問題として表面化したのは何年前でしたっけ?


[11325] Re:小泉ジュニアの話とか返信 削除
2009/5/31 (日) 01:09:32 ラインフォード

ジュニアの話とかいろいろありますが、
確実に任期切れで解散となるわけで
これから日本の政治はどうなるんでしょうかね〜。


自民が良いとは言わないけど、民主に政権担当能力が
あるかといわれると、言葉に詰まらざるをえない・・・


[11327] Re2:小泉ジュニアの話とか返信 削除
2009/5/31 (日) 09:26:47

▼ ラインフォードさん
> ジュニアの話とかいろいろありますが、
> 確実に任期切れで解散となるわけで
> これから日本の政治はどうなるんでしょうかね〜。
>
>
> 自民が良いとは言わないけど、民主に政権担当能力が
> あるかといわれると、言葉に詰まらざるをえない・・・


第三勢力的な人が欲しいですね。
こんな雰囲気の時に、国家社会主義ドイツ労働党(ナチス)が
勢力を広げたんですかね?


[11328] Re3:小泉ジュニアの話とか返信 削除
2009/5/31 (日) 13:37:40 桂輝平

▼ 徳翁導誉さん
> > > まあ小泉進次郎は、自民公認なしで無所属から出ても、まず間違えなく、当選できるでしょうけどね。
> > > (中略)
> > > ちなみに民主党は、同選挙区に横粂とか言う候補を立てるのだとか。
> > > 私は見た事ないんですが、フジテレビの「あいのり」に出ていたそうなので、
> > > ひょっとしたら、見ていた人は知ってるかも?

これですね。 http://www.tvlife.jp/news/081119_12.php
そこそこ顔も良いので仮に小泉氏が無所属で出て、選挙前に特集とかされたりしたら
もしかしたらいい勝負になるんじゃないか…と思います。
私個人はこういうタレント議員って嫌いでしっかり議論が出来る人こそが政治家になるべきだと思うんですけどね。
いや、タレント議員で議論もしっかりこなせる人も中にはいますけれども。

> > > あと、個人的に注目しているのは、北海道ブロックですかねえ?
> > > 北海道って旧社会党が強い地域だったので、そもそも自民党は弱いのですが、
> > > 今回はひょっとすると、民主党全勝&自民党全敗が見られるかも知れません。

1区横道、2区三井、4区鉢呂、6区佐々木、7区仲野、8区金田、9区鳩山あたりの再選はほぼ確定でしょうね。
10区は小平が圧倒的"優勢"ですが"郵政"で割れた票を飯島がどこまで回収できるかによっては互角くらいになると思います。
3区、11区は五分五分、12区は自民有利。武部が小泉チルドレンの処遇をめぐって揉めれば応援が無くなり面白くなるかもしれません。
5区の町村ですが一応最大派閥の会長ですし、特別スキャンダルもあるわけでもないので苦戦はしても落ちる事は無いかと。

> > > そんな中、1年ほど前なら彼ら以上に当選が厳しいと予想されていた与謝野馨は、
> > > その後の総裁選出馬、そして現在の3大臣職の兼務(財務・金融・経済財政)により、
> > > 比例復活できるかどうか所か、一躍、小選挙区での当選が有力視されるようになりましたね。

実は前回の選挙で自分が一番注目していたのが静岡7区とこの選挙区です。
(あの世界経済共同体党の又吉氏が出てたから注目してた訳じゃないですよw)
静岡7区は郵政選挙の影響をもろに受けて分裂選挙になりましたが、
この選挙区も郵政民営化議論の影響をかなり受けていますよね。
当時民主党の主要論客であった海江田氏と小泉内閣&郵政問題でじわじわ知名度の上がっていた与謝野氏。
正直五分五分で前々回と同様海江田氏当選、与謝野氏がどこまで迫れるか…と思っていたら
全く逆の結果になって驚いた記憶があります。

> ▼ ラインフォードさん
> > 自民が良いとは言わないけど、民主に政権担当能力が
> > あるかといわれると、言葉に詰まらざるをえない・・・

民主もちゃんと議論が出来る人なら良いんですけどね…。
何かにつけて「陰謀だ」「我々の話を聞いてない」「全く答えになっていない」とか繰り返すばかりで
対案と言うものを出さない(出せない?)民主じゃねぇ…。
今回の党首選もサポーター投票と言う民主的な方法をあえて避けての代表選挙ですからねぇ。
正直民主党が持っている国民のイメージと実際の国民の意見には
かなり大きな隔たりがあると思いますよ。

はっきり言って今の日本国民は周辺との融和や"友愛"なんか求めていません。
今の日本国民が求めているのは安心安全安定のJapanブランドの復活ですよ。
治安的な意味でも工業製品的な意味でも食品的な意味でも各個人の生活的な意味でも。

▼ 臣さん
> 第三勢力的な人が欲しいですね。
> こんな雰囲気の時に、国家社会主義ドイツ労働党(ナチス)が
> 勢力を広げたんですかね?

今の日本の第三勢力と言うとどこになるんでしょうねぇ。
どちらにも就き得る蝙蝠的な意味での公明党か
どちらにも就かない共産党か…。

個人的には共産党を応援したい気もするんですよね。
外交面、教育面、歴史認識などでは自分の考え方とは真っ向から対立しますが、
労働問題に関しては共産党の考え方に賛同できます。
まぁそれも自分が労働者側の目線でしか物を見てないからであって
経営者側から見たら「共産党なんてとんでもない!」と思うのかもしれませんがw


[11335] 思いっきり選挙の話返信 削除
2009/5/31 (日) 22:11:30 徳翁導誉

> > > ジュニアの話とかいろいろありますが、
いや、「小泉ジュニアは気になりますね〜」と書かれたから、
返信したんじゃないですかぁ(笑)。

> > > 確実に任期切れで解散となるわけで
別に、任期切れが確実という訳ではないと思いますよ。
現首相の麻生もそうですが、日本には「サミットに出たい病」患者が多いですし、
国会の会期を2ヶ月延ばそうとしている事から鑑みて、
まず間違えなく、6〜7月の解散はないでしょうけれど、
9月の任期満了まで延ばすと、自民党総裁選を迎えてしまう為、
成就するかは別として、合法的に麻生降ろしを行おうという機運は必ず出てきます。
そう考えると、任期満了直前の8月解散は結構可能性がありますよ。

あと細かい事を言うと、
任期が切れる前に行うから「解散」なのであって、
任期が切れたら、それは「満了」であって解散ではありません。
ですので、「任期切れで解散」というのは、言葉的に有り得ませんね。
まあ、選挙を最大限に遅らせる奥の手として、
任期満了を迎える最後の日に解散し・・・というのも有りますが、
それを正確には、任期切れとは言わないでしょうし。

> 私個人はこういうタレント議員って嫌いでしっかり議論が出来る人こそが政治家になるべきだと思うんですけどね。
「あいのり」って確か、視聴者参加型の番組だったので、
それに出ていた素人が、タレント候補として分類されるのかどうか?
って、まあ別にどっちでも良いんですけどね(笑)。
私自身は、その人の顔写真すら見たことありませんし。
あと政治家に必要な能力って、議論する力も重要ですけど、
それ以上に、政策立案能力とその実行力や運営力こそ重要なのでは?
まあ野党議員であれば、後者よりも前者の方が現実的に有用かも知れませんが。

> いや、タレント議員で議論もしっかりこなせる人も中にはいますけれども。
一方でちゃんと、千葉県知事の森田みたいなのも居ますけどね(笑)。
東京からも、埼玉からも、追い出されてしまった森田を拾ってくれるなんて、
千葉県民は何と心が広いことか(笑)。
リニア構想なんて千葉県単位で見れば、メリットよりデメリットが遙かに大きいですし、
国民全体の公共の福祉に対して、自己犠牲の精神が備わっているのかな?


> 10区は小平が圧倒的"優勢"ですが"郵政"で割れた票を飯島がどこまで回収できるかによっては互角くらいになると思います。
う〜ん、互角というのは難しいんじゃないですかねえ?
小平は小選挙区制が導入されてから、4回の選挙を全て小選挙区で当選してますので、
前回の郵政選挙の票を見て、造反候補と刺客候補の票数を足せば・・・とはならないと思います。
旧民社党の2世として農家も労組も押さえ、風が与党に吹かないとなれば、
小平が圧勝するのでは?と私は考えています。

> 3区、11区は五分五分、12区は自民有利。武部が小泉チルドレンの処遇をめぐって揉めれば応援が無くなり面白くなるかもしれません。
> 5区の町村ですが一応最大派閥の会長ですし、特別スキャンダルもあるわけでもないので苦戦はしても落ちる事は無いかと。

まあ何だかんだ言って、町村や中川、武部などは、その辺の自民党議員とは違いますからねえ。
とは言え、彼らも「選挙に強い」と言う訳ではないですし、
政権交代という風が吹きそうな今度の総選挙では、まさに五分五分だと思いますよ。
北海道限定で言えば、民主党が鈴木宗男と連携したのは、やはり影響力大かと。
北海道比例区の得票数だけで見れば、新党大地は公明党や共産党より強いですからねえ。
あと、これは北海道に限った事ではないですが、
共産党が全選挙区擁立の方針を改めたのも、民主党にとっては追い風だと思います。
小選挙区で死票となっていた多くが、恐らく民主党へ流れるでしょうし。
それと、新代表の鳩山が北海道9区ですから、北海道の民主党候補が、
「民主党に政権を!北海道から総理を!!」と訴えれば、多少のプラス効果はあるかと。

そんな中、小選挙区当選の可能性が最も高いのは、おっしゃる通り町村だと思います。
やはり、千歳や恵庭の自衛隊票があるは大きいですよ。
仮に選挙区で落ちても、惜敗率で競われる比例復活では断然有利ですし、
町村が落ちるという事は、多分ないでしょうね。
逆に言えば、民主党が北海道全勝を目指すなら、最後の牙城はこの5区・町村だと思います。

> 実は前回の選挙で自分が一番注目していたのが静岡7区とこの選挙区です。
> (あの世界経済共同体党の又吉氏が出てたから注目してた訳じゃないですよw)

「腹を切って死ぬべき」と言ってもOKな所が、ある意味で選挙の良さですよね(笑)。
公共の電波で、電波ユンユンな意見を拝聴する事も出来ますし。
って、それが許されるのも、金を持ってる電波に限られるんですが・・・・
政権交代が起きて、供託金の額が下げられるようになれば、電波率も高まるのかなあ?
でもまあ、それもまた良しなんですけどね。
欧米諸国では無料や、高くても5〜10万円で選挙に出られるのに、
日本では、300万円だ、600万円だと掛かりますからねえ。
こんな被選挙権は、全く法の下の平等に則していませんよ。

> 静岡7区は郵政選挙の影響をもろに受けて分裂選挙になりましたが、
> この選挙区も郵政民営化議論の影響をかなり受けていますよね。

前回の選挙で、静岡7区は熱かったですよねえ。
現職の片山に、惜敗した城内、そしてNHKアナの斉木を擁立した民主と、
今回の選挙でも、きっとあそこは激戦になると思いますよ。
城内は今回も無所属での出馬なのかなあ?
それは平沼が新党を作るか否かに掛かってるんでしょうけど、
自民・片山や民主・斉木と異なり、どのみち比例復活が望めないのがキツいなあ・・・・
城内が議員復帰を目指すなら、小選挙区での当選しか道はないですし。
ついでに平沼ラインで言えば、小泉龍司とかどうするんですかねえ?

> 当時民主党の主要論客であった海江田氏と小泉内閣&郵政問題でじわじわ知名度の上がっていた与謝野氏。
> 正直五分五分で前々回と同様海江田氏当選、与謝野氏がどこまで迫れるか…と思っていたら
> 全く逆の結果になって驚いた記憶があります。

そうですか?
個人的には東京1区の結果は予想通りでしたね。
あそこは「1区現象」のまさに象徴的な選挙区ですし、
候補者のタマとしては、自民も民主も良い方なので、
「海江田か?与謝野か?」ではなく、結局は「風次第」で決まりますからねえ。
刺客だ何だと小泉旋風が吹く中では、小選挙区は与謝野だろうと思ってました。
とは言え、海江田が比例で落ちるとまでは予想してなかったなあ・・・・
自民が300議席越えを果たすほど圧勝するなんて、流石に思いませんでしたよ。

それにしても、「小泉内閣&郵政問題でじわじわ知名度の上がって」と言うのは、
与謝野もちょっと可哀想ですね(笑)。
彼は2000年の衆院選で落選こそしてますけど、
その前には、文部大臣や通産大臣を歴任した人物ですし、
与謝野晶子・鉄幹の孫として、多少は知られていた人ですから。
ただ、ここ1年で知名度が急激に上昇した事で、
もう海江田が、対等に渡り合える相手では無くなったと思います。
もしも麻生が首相就任後に即解散していたら、また違ったんでしょうけどね。
今度の選挙で、自公でも、民国社でも、過半数に達しなかった場合には、
与謝野が自民党側のキー・パーソンになるかも知れません。


> > > 自民が良いとは言わないけど、民主に政権担当能力が
> > > あるかといわれると、言葉に詰まらざるをえない・・・

そういう主旨の発言って結局、
「有権者はバカだ」って意味になっちゃうんですけどね、最終的に。
より良い民主政治を求める上で、政権交代というのは必須な訳で、
その為には、政権交代可能な政党を育てる責務が有権者にはあるのに、
それを半世紀も怠ってきたツケを払わされている時になって、
「その役割を担う党がない」と言って、余所に責任を被せようとしている訳ですから。
って、まさに「有権者はバカだ」という考えの元、行動しているのが小沢なんですけどね。
「バカだから俺がやらねば」という思考こそ、小沢が傲慢に見える最大の理由かと。

でもやはり、日本を良くしようと思えば、政権交代は必要なんですよ。
流れのない水が絶対に腐るように、固定化された権力は絶対に腐りますから。
「時期尚早と言う人間は、100年経っても時期尚早と言う。
 前例がないと言う人間は、200年経っても前例がないと言う」
これは、Jリーグ設立へ動いた時の川渕三郎の言葉ですけど、
確かに川渕は、いろいろと毀誉褒貶の激しい人物ですが、
新しい段階へ動かねばならない時、上記の言葉は至言だと私などは思います。
変わらねばならない時に、変わる事を恐れてそのままでは、
最終的に待っているのはジリ貧、そして衰退ですし、
特に日本政治の場合、変わるべき時は15年以上前に来ていたのに、
結局グダグダと時を浪費し、こんな事態にまで陥ってしまった訳ですからねえ。

それもこれも、この15年間に変革を行える政治家が小沢一郎しか現れず、
その小沢も、唯我独尊な理想主義者で、機会の多くを自らの手で壊してしまった。
ぶっちゃけた話をすれば、私は小沢一郎の事は好きじゃなんですよ。
政策面では合わない部分が多いですし、そもそも政治家としてのスタンスが嫌いですし。
でも現実問題として、その能力を満たす政治家があれしか居ない。
これもまた日本人が、「経済は一流、政治は三流」とか揶揄しながら、
政治を疎かにしてきたツケなんですけど、今更そんな事を言っても仕方がない。
政権交代も起きず、このまま小沢が引退という事態にでもなれば、
恐らくは更にもう20〜30年、日本政治のゴタゴタは続いていくと思います。
政治とは国家を機能させる為の根幹であり、その部分が半世紀も破綻し続けては、
冗談抜きで、本格的に日本はヤバくなるかも知れません・・・少子化だった重なりますし。

また民主党の政権担当能力に関してですが、私はそこまで心配はしていません。
まあ、前原や永田みたいなのばかりだと、そうも言い切れないのですが(笑)、
小泉によって若返りが行われ、大物が消えた自民党と比べると、
却って民主党や国民新党の方が、元自民党の大物が残ってるくらいですし、
良くも悪くも、鳩山の後ろには小沢が居ますからねえ。
政治家の能力を「選挙」「政局」「政策」の3つに大別した場合、
小沢が「選挙」に強い事は一般的にも有名ですし、
一方で、「政局」能力の低さが15年に及ぶ混沌をもたらしましたけど、
私の見る限りでは、小沢が最も優れているのは「政策」だと分析しています。
自分なりの「日本の青写真」を描ける政治家は、日本であれくらいじゃないですかねえ?
個人的に合う合わない以前に、まずは何より能力と実力が最優先と考えれば、
「黒衣の宰相」は本当に嫌ですけど、心配の方はあまりしてないですね。
そう言う意味では、次の次の衆院選で・・・となると、私も不安ですけど。

それに、正直なことを言ってしまえば、
現在でも、日本の政治を動かしてるのは官僚な訳ですし、
自民だろうが、民主だろうが、そんなに変わりませんよ(笑)。
後はどれだけ官僚をコントロール出来るかですが、
少なくとも現状で、そんな事が行われているかと言えば・・・・
麻生政権なんて、誕生した瞬間から既にレイムダック政権ですし、
今回の補正予算案とか見ても、良いようにあしらわれてるようにしか見えません。
官僚にとっては、小沢や菅などに乗り込まれる方が脅威だと思います。
ハッキリ言って、政治家としては欠点の多い菅直人ですけど、
あれほど正面切って官庁とやり合えたのは、平成の大臣でも皆無ですし。

民主党議員の多くは経験が乏しいので、政権交代が起きても混乱は起きるでしょうけど、
政権交代が可能な体制が築かれれば、少なくとも現状よりはマシになる可能性が高いです。
その為にも、多少の事は大目に見る国民の覚悟も必要ですよね。
半世紀のツケを払うんですから、いきなり上手く行く訳がありません。
また、それと同時に、政権を取れなかった政党を崩壊させてはいけません。
そう言った意味で心配なのは、仮に政権交代が行われたとして、
政権を担う民主党よりも、逆に政権を失った自民党の方なんですよねえ。
自民党が崩壊して民主党の単独政権が続けば、それは結局は同じ事ですし。
ぶっちゃけて言えば、自民党や民主党のことはどうだって良いんです。
最も重要なのは、政権交代が常時可能な体制ですので。

ちなみに、外交政策や防衛政策などにおいて、
民主党内にいる旧社会党系議員や、連立を組むであろう社民党の存在を気にする人が居ますが、
その辺の事は、全く心配いらないと思うんですよ。
10年ほど昔を思い起こせば、彼らの居た社会党が自民党と連立した時には、
それまで主張をあっさり翻し、自衛隊が合憲なら、安保条約も保持としましたから(笑)。
現実的な決断を強いられる状況に置かれれば、ほとんどの政治家はそちらに流れます。
個々の小さな事象を持ち出して、売国だ何だと言う人も居ますが、
そんなモノは、自民党や公明党の方も同じく持ち出せば五十歩百歩ですし。

> 民主もちゃんと議論が出来る人なら良いんですけどね…。
現状のような金融危機の中で、民主党の金融政策能力は正直不安なんですが、
CS放送でたまに見掛ける大塚耕平という議員は、結構面白い存在ですね。
日銀に20年近く勤務していた事もあり、金融をよく理解している印象を受けます。
参院2回の議員なので、いきなり重役への抜擢はないでしょうけれど、
実務方面では重用されるかも知れませんね。
あとは、民主党と関わりの深い「ミスター円」こと榊原英資を使うかどうかですね。
植草一秀は・・・まあ、無理でしょうけど(笑)。
いっその事、小沢を代表に返り咲かせて、佐藤優や鈴木宗男なども入閣させて
「国策捜査主張内閣」とかやっても面白いかも?(笑)
この政権なら、警察・検察・司法というアンタッチャブルな改革も進みそうですし。

> 何かにつけて「陰謀だ」「我々の話を聞いてない」「全く答えになっていない」とか繰り返すばかりで
> 対案と言うものを出さない(出せない?)民主じゃねぇ…。

内容は稚拙かも知れませんが、対案だけは結構出してませんか?
やってる格好を見せるのが主目的とは言え、官僚によるサポートもない状態で、
与党提出の政策案を批判点を探したり、対案を出そうと政策案作りをしたりしているので、
与党議員である事にあぐらをかいている小泉チルドレンなどに比べれば、
野党の若手議意の方が、却って立案能力は高いとも言われてますし。
まあ、小泉チルドレンは特殊例かも知れませんけどね。
生みの親である小泉自身が、教育もさせずに、「使い捨て」みたいな事を言ってますし。

とは言え、綺麗事抜きで本質的な事を言ってしまえば、
野党に課せられている役割って、対案を出すなんて事ではなく、
政府与党の問題点を露わにし、それを国民へ明確に示す事なんですけどね。
そして選挙時の野党最大の売りは、「政権与党の失政」であると。
「反対、反対ばかり」とよく言われますが、本当を言えばそれで良いんですよ。
仮に責めるのであれば、その「反対」の中身が伝わらない事に対して咎めるべきで。
って、そんな事をしてもマスコミは取り上げませんし、
何故マスコミが取り上げないかと言えば、国民が感心ないからで、
結局、国民的にはそう言ってるだけで、実際はどうでも良いって事なんでしょうけどね。
そう言った意味では、なぜ反対か中身を説くよりも、
イメージ的に攻撃した方が有効なんでしょうけどね、良いか悪いかは別として。
個人的な意見ですと、小泉は野党第一党の党首こそ、最も適した役回りだったかと思います(笑)。

あと「陰謀だ」というのは、西松の件だと思いますが、
個人的には、国策捜査などではなく、単なる検察の短慮な勇み足だと考えてますけど、
50年後や100年後に認識される歴史としては、
国策捜査だったという認識になっちゃうと思いますよ。
一連の経過の内容が内容ですからねえ。
現に、海外からの報道の目線では、
「国策捜査が行われ、マスコミもそれに荷担した」と見られているみたいですし。
まあ状況証拠だけ見れば、そう見られても致し方ない面はありますよ。
マレーシアやベネズエラで似たような事が起きた時も、日本でもそう見られましたし。
とは言え「陰謀」などというのは、議員が軽々に用いるべき単語ではないでしょうけどね。
ただ、今回の検察とマスコミの行動は、目に余るものがありましたけど・・・・

> 今回の党首選もサポーター投票と言う民主的な方法をあえて避けての代表選挙ですからねぇ。
あの時期での辞任ですので、私もてっきり、
サミット出席を考えれば、6月の解散はまず有り得ない状況を鑑みて、
7月の都議会選挙も見越し、サポーター投票込みの代表選を1ヶ月かけて行う事で、
マスコミや国民の目を集めたまま、都議選、そして総選挙へと流れ込むのかと考えました。
しかし、如何にルール通りとは言え、あのような代表決定の流れになった事から、
小沢の最優先事項は、「民主党による政権奪取」ではなく、
あくまで「政界再編&より完全な二大政党制の確立」なのだと再認識させられました。
親子2代で追い続ける理想実現も結構だが、正直な話もういい加減にして欲しい・・・・

> 正直民主党が持っている国民のイメージと実際の国民の意見には
> かなり大きな隔たりがあると思いますよ。

ですが、いわゆる「国民からの民主党のイメージ」なんて、
本当に政権を運営する事となった時には、何の役にも立たないと思いますがね(笑)。
そして男性の有権者は、そんな所に大して期待してないと思いますよ。
クリーンな事も大事ですが、何よりも重要なのはキチンと政権を運営する事ですし。
とは言え、有権者の半数は女性ですし、一概にそう言ってばかりもいられないのかな?
でもまあ、もともと民主党は、女性層からの支持は低いですからねえ。

> はっきり言って今の日本国民は周辺との融和や"友愛"なんか求めていません。
まあ、「友愛」だ何だのというキーワードは、
鳩山家の宗教事情なので、国民的には別にどうだって良いんですが、
平和である事や、仲良くしていく事は、求めてないなんて事はないと思いますよ。
根源的で抽象的過ぎて、この金融危機の最中、第一に唱える事では無いかも知れませんが。

> 今の日本国民が求めているのは安心安全安定のJapanブランドの復活ですよ。
> 治安的な意味でも工業製品的な意味でも食品的な意味でも各個人の生活的な意味でも。

「政治とは何か?」と問われると、どうも難しく考えすぎて、
「それは簡単には言えない」と答える政治家も多いのでしょうけど、
「国民が幸せに暮らせるようにすること」と、単純明快に答えた田中角栄の思考は、
今の時代だからこそ、もっと評価されるべきかも知れませんね。
まあ個人的には、好きな政治家じゃないんですけど(笑)。


> > 第三勢力的な人が欲しいですね。
> > こんな雰囲気の時に、国家社会主義ドイツ労働党(ナチス)が
> > 勢力を広げたんですかね?

これに関しては、ここでちょこちょこと書くよりは、
「ワイマル共和国 ヒトラーを出現させたもの」(中公新書)を読むのが一番かも?
名著と言われるものの1つですからね、あれは。
ついでなんで、「新書・文庫で読む歴史」みたいな企画ページでも作ってみようかな?
「少し歴史に興味があって」という中高生などには、
値段も手頃で入手もしやすい新書や文庫の名著が、
入門書として最も適しているように思いますので。

> 今の日本の第三勢力と言うとどこになるんでしょうねぇ。
> どちらにも就き得る蝙蝠的な意味での公明党か
> どちらにも就かない共産党か…。

そこで先日、「幸福の科学」が結成した「幸福実現党」ですか!?(笑)
幸福の科学の信者数がおおよそ分かるでしょうから、
それはそれで、データ収集の観点からは楽しみなんですけどね。
って、ここだと、新興宗教ブームの頃を知らない人の方が多いのかな?
「景山民夫や小川知子が広告塔として・・・」なんて言っても、
「誰それ?」って答えが返ってきそうですし(笑)。
とは言え、自民にとっては少しマイナスの要素なんですよねえ。
幸福の科学って、自民党支持団体の1つでしたし、
独自に候補を立てるなら、信者数分の票が自民党から逃げますので。

まあ、幸福の科学の話は置いておくとして、
小選挙区制が導入された現在では、現実的に第三勢力って難しいですよね。
それに、それが本当に誕生したとしても、
「2つの大を1つの小が操る」のは、民主政治として健全ではないでしょうし。
問題もありますが、やはり単純明快なのは二大政党制だと思いますよ。
と言うか、日本の政治がこの先どの道を進むにしても、
少なくとも1度はキチンと二大政党制を経る事が、必要だと私は思いますし。

> 個人的には共産党を応援したい気もするんですよね。
> 外交面、教育面、歴史認識などでは自分の考え方とは真っ向から対立しますが、
> 労働問題に関しては共産党の考え方に賛同できます。

「たしかな野党が必要です」なんて自称しているうちは、
共産党も、国民にとって結構有効な存在ですからねえ。
良い悪いは別にして、独自に強力な情報網も持ってますし、
二大政党制が機能し出せば、監視役としての重要性は更に増すように思います。
今回の西松の件に関しても、各議員への献金額を調べ上げたのは赤旗でしたし。

ただ問題なのは、二大政党制への流れの中で、
小選挙区制の影響もあり、ああした小政党が生き残れるのか・・・という所ですか?
民主党・・・と言うか、小沢が比例区削減に熱心なので、
二大政党制が実現すれば、民主も自民も比例区削減の方向に動く可能性は高いですし。
極端な話、衆院の「3分の2」条項もある事ですし、
「衆院は完全小選挙区制&参院は単純比例制」としても面白いのかも?


P.S.
NHKスペシャルの「インドの衝撃」第2回を見ながら書いてましたが、
今回もそこそこ面白い出来でしたね(再放送は火曜の深夜にあります)。
こちらの方も、今月行われたインドの選挙に関しての特集でした。
個人的には、アンベードカルが少し扱われていたのが嬉しかったかな?
アンベードカルは、Flash作成候補のかなり上位にいる人物でしたので。
まあ、何だかんだ言っても、やはりNHKスペシャルはよく出来てますよ。
民放じゃ、なかなかこうは出来ませんからねえ。

来週はJAPANデビューの第3回で、再来週はマネー資本主義の第3回かな?
第1回は酷評したJAPANデビューですけど、
批判の声を受けての事なのか、第2回はしっかりとした内容で、
(本放送では視聴を避けたものの、タイムスクープハンター後の再放送を、
 蒼天航路までの繋ぎとして見ていたら、結局最後まで見てしまいました・笑)
逆にマネー資本主義は、第2回が砕け過ぎていてがっかりでしたけど、
さてさて、両番組の第3回はどんな内容になりますかねえ?


[11349] Re:思いっきり選挙の話返信 削除
2009/6/3 (水) 13:29:29 桂輝平

▼ 徳翁導誉さん
> 9月の任期満了まで延ばすと、自民党総裁選を迎えてしまう為、
> 成就するかは別として、合法的に麻生降ろしを行おうという機運は必ず出てきます。
> そう考えると、任期満了直前の8月解散は結構可能性がありますよ。

既に山本拓氏らが麻生降ろし、と言うか自民党総裁選の前倒し運動を始めたようですね。
ポスト麻生と言える人がいない今の時期では麻生の再選が最も可能性が高く
総裁選で話題を掻っ攫えることを考えるとそれはそれでひとつの手かもしれませんが。
もしくは安部氏の再チャレンジとか与謝野氏とかでも面白いかもしれませんが。

> あと政治家に必要な能力って、議論する力も重要ですけど、
> それ以上に、政策立案能力とその実行力や運営力こそ重要なのでは?
> まあ野党議員であれば、後者よりも前者の方が現実的に有用かも知れませんが。

一議員としては議論力や演説力が最も重要だと私は思います。政策立案能力も議論力に含まれるものと。
政策実行力や運営力は政治家個人でどうこうできるものと言うよりは
党での立場、役職などに大きく左右されると思いますので
重要ではありますが、その立場、役職を得るためにどれだけの事を考え話せるかの方が重要度が高いのではないでしょうか。

> > いや、タレント議員で議論もしっかりこなせる人も中にはいますけれども。
> 一方でちゃんと、千葉県知事の森田みたいなのも居ますけどね(笑)。
> 東京からも、埼玉からも、追い出されてしまった森田を拾ってくれるなんて、
> 千葉県民は何と心が広いことか(笑)。

森田氏には(前から胡散臭い気はしていましたが)今回かなり失望しました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090521-OYT1T00999.htm
全国の剣道関係者を馬鹿にしくさっていますね。
自称が許されるなら私は剣道3段相当ですよw
(ちなみに正式に2段を持っています)

> > 3区、11区は五分五分、12区は自民有利。武部が小泉チルドレンの処遇をめぐって揉めれば応援が無くなり面白くなるかもしれません。
> > 5区の町村ですが一応最大派閥の会長ですし、特別スキャンダルもあるわけでもないので苦戦はしても落ちる事は無いかと。

> まあ何だかんだ言って、町村や中川、武部などは、その辺の自民党議員とは違いますからねえ。
> とは言え、彼らも「選挙に強い」と言う訳ではないですし、
> 政権交代という風が吹きそうな今度の総選挙では、まさに五分五分だと思いますよ。

民主党は小沢氏が党首を辞任した事がかなり追い風になると思いますね。
ただ、その小沢氏とがっちり手を組んでいた鳩山氏が党首になったのはリスクも大きいと思います。
個人的には岡田氏が党首になり幹事長に野田氏あたりを抜擢し、
小沢氏には完全に裏で見えないところから選挙を取り仕切る様にした方が強いのでは?と思います。

> 北海道限定で言えば、民主党が鈴木宗男と連携したのは、やはり影響力大かと。
> 北海道比例区の得票数だけで見れば、新党大地は公明党や共産党より強いですからねえ。
> あと、これは北海道に限った事ではないですが、
> 共産党が全選挙区擁立の方針を改めたのも、民主党にとっては追い風だと思います。
> 小選挙区で死票となっていた多くが、恐らく民主党へ流れるでしょうし。

中国、北陸では国民新党、沖縄では社民党と協力できるのも大きいですよね。
まぁ国民新党とはちょっとごたごたしていますが、
各党が完全に勝てるであろう選挙区ではその党に任せることで
他の民主の選挙区に集中できますし。
ただ、共産党はなぁ…死票になっても他に入れたい政党が無いって人の受け皿になっていたのに…。
比例区の票がその影響で減ってしまわないかが心配です。

> 政権交代が起きて、供託金の額が下げられるようになれば、電波率も高まるのかなあ?
> でもまあ、それもまた良しなんですけどね。
> 欧米諸国では無料や、高くても5〜10万円で選挙に出られるのに、
> 日本では、300万円だ、600万円だと掛かりますからねえ。

私も今の供託金の額は大きすぎると思います。
高くても100万円が限度でしょう。
300万となると田舎では若者の年収より高いです。
それでは政治家になって国を変えたい!と言う志があっても
なかなか踏み切れない人も多いと思いますよ。
無料であれば落選覚悟で私も出てみたいですねw

> > 静岡7区は郵政選挙の影響をもろに受けて分裂選挙になりましたが、
> > この選挙区も郵政民営化議論の影響をかなり受けていますよね。

> 前回の選挙で、静岡7区は熱かったですよねえ。
> 現職の片山に、惜敗した城内、そしてNHKアナの斉木を擁立した民主と、
> 今回の選挙でも、きっとあそこは激戦になると思いますよ。
> 城内は今回も無所属での出馬なのかなあ?
> それは平沼が新党を作るか否かに掛かってるんでしょうけど、
> 自民・片山や民主・斉木と異なり、どのみち比例復活が望めないのがキツいなあ・・・・
> 城内が議員復帰を目指すなら、小選挙区での当選しか道はないですし。

城内はかなり地元での人気が高いのと(私も応援してますw)
片山が期待ほどの活躍を見せてない事、話題性が失われてきた事を考えれば
平沼新党が出来ようが出来まいが城内の当選の可能性は非常に高いと思います。
城内当選、斉木比例復活あたりかな…?

> それにしても、「小泉内閣&郵政問題でじわじわ知名度の上がって」と言うのは、
> 与謝野もちょっと可哀想ですね(笑)。
> 彼は2000年の衆院選で落選こそしてますけど、
> その前には、文部大臣や通産大臣を歴任した人物ですし、
> 与謝野晶子・鉄幹の孫として、多少は知られていた人ですから。
> ただ、ここ1年で知名度が急激に上昇した事で、
> もう海江田が、対等に渡り合える相手では無くなったと思います。

政治に興味がある人ならとにかく一般的な知名度は当時あまりなかったと思いますよ。
まぁ海江田も同様ではありますが。
おそらく政治に興味が無い人は各政党5、6人知ってれば良い方…
いやその前に選挙に行かないか、そういう人達はw

> > > > 自民が良いとは言わないけど、民主に政権担当能力が
> > > > あるかといわれると、言葉に詰まらざるをえない・・・

> そういう主旨の発言って結局、
> 「有権者はバカだ」って意味になっちゃうんですけどね、最終的に。
> って、まさに「有権者はバカだ」という考えの元、行動しているのが小沢なんですけどね。
> 「バカだから俺がやらねば」という思考こそ、小沢が傲慢に見える最大の理由かと。

「有権者はバカだ」って言うので正しいと思います。
より正確には「(流行に流されやすく物事を深く考えない)大衆はバカだ」ですかね。
実際に選挙前に各党のマニフェストを見比べたり候補者の政策を調べたりする人がどれだけいるんでしょうか。
大半は知名度とかテレビに出ていたからとかそんな事で投票する人達だと思いますよ。
世の中を本気でよくしたいのであれば
政治家の無能(自分の主張と合わない)を嘆くよりも有能な(自分の主張と合う)政治家を調べ投票して欲しいですね。

> それもこれも、この15年間に変革を行える政治家が小沢一郎しか現れず、
> その小沢も、唯我独尊な理想主義者で、機会の多くを自らの手で壊してしまった。
> ぶっちゃけた話をすれば、私は小沢一郎の事は好きじゃなんですよ。
> 政策面では合わない部分が多いですし、そもそも政治家としてのスタンスが嫌いですし。
> でも現実問題として、その能力を満たす政治家があれしか居ない。
> これもまた日本人が、「経済は一流、政治は三流」とか揶揄しながら、
> 政治を疎かにしてきたツケなんですけど、今更そんな事を言っても仕方がない。
> 政権交代も起きず、このまま小沢が引退という事態にでもなれば、
> 恐らくは更にもう20〜30年、日本政治のゴタゴタは続いていくと思います。

私も今の小沢一郎は嫌いなので
個人的にベストな選択肢は政権交代実現の上で小沢引退、ですかね。
日本改造計画を書いた頃の小沢一郎は「政局」よりも「政策」、
もっと言えば「政策」の良さによって「政局」を手中に収めようとしていたと思います。
今は「政策」は二の次、三の次…。まず何があろうと第一に「政局」。
もう本当に個人的なポリシーになってしまいますが「政策」ありきでない人はあまり好きにはなれません。
> 私の見る限りでは、小沢が最も優れているのは「政策」だと分析しています。
> 自分なりの「日本の青写真」を描ける政治家は、日本であれくらいじゃないですかねえ?

そうですね。本来であれば最も得意なはずの「政策」を無理矢理押し込めて
民主党の為、政権交代の為にあえて「政局」を優先せざるを得なくなった、と言うのが私の見解です。
小沢は本来No.2、裏方でこそ輝く人だと思いますので
そういう意味では党首を辞めて正解だったと思います。
と言うよりも小沢を党首に持ってこざるを得なかった民主党がそもそも問題あるんじゃないのか、とも思いますが…。

> また民主党の政権担当能力に関してですが、私はそこまで心配はしていません。
> まあ、前原や永田みたいなのばかりだと、そうも言い切れないのですが(笑)、

永田はとにかく、前原や野田ら松下政経塾出身議員には私は期待していますよ。
と言うよりも私も松下幸之助の信者(?)ですので、松下幸之助らの元で学んだ彼らには期待してます。
松下幸之助の「かえりみて明日を思う」と言う本は名著だと思います。
お時間ありましたらご一読いただけたらと思います。

> それに、正直なことを言ってしまえば、
> 現在でも、日本の政治を動かしてるのは官僚な訳ですし、
> 自民だろうが、民主だろうが、そんなに変わりませんよ(笑)。
> 後はどれだけ官僚をコントロール出来るかですが、
> 少なくとも現状で、そんな事が行われているかと言えば・・・・
> 麻生政権なんて、誕生した瞬間から既にレイムダック政権ですし、
> 今回の補正予算案とか見ても、良いようにあしらわれてるようにしか見えません。

確かに今の麻生政権では官僚をコントロールしようと言う気が見えませんね。
官僚を上から指導するのではなく官僚と共同歩調を取ってこの危機に対応しようとしているように見えて
実は官僚にうまく使われているだけと言う…。
ただ、「バカな有権者」が選んだ政治家が
大学や大学院でその方面の事を専門に学んだ官僚の人達をコントロールできるのか
と言われれば、そもそも無理難題を押し付けているようなものなんじゃ…とも思います。
そういう意味では志を持った人が官僚→政治家になって官僚をコントロールすると言うのがベストなんでしょうが、
大体は官僚になってしばらくすると毒されて官僚擁護の族議員になってしまうと言う…。
かなり難問なんですよね、これは。

> 官僚にとっては、小沢や菅などに乗り込まれる方が脅威だと思います。
> ハッキリ言って、政治家としては欠点の多い菅直人ですけど、
> あれほど正面切って官庁とやり合えたのは、平成の大臣でも皆無ですし。

菅は論力は無いですけど、実行力はありましたね。
ブレインがいると活躍するタイプです。…小沢w?

> ぶっちゃけて言えば、自民党や民主党のことはどうだって良いんです。
> 最も重要なのは、政権交代が常時可能な体制ですので。

アメリカがまさにそれですよね。民主党と共和党。
常に両党とも政権を担えるだけの力を持ち、準備している。
日本だと自民党も民主党も「保守」と「革新」が入り混じってますから
一度本格的な政界再編が無いとそういう状態にするには難しいんじゃないですかね?
そもそも「保守」と「革新」の2つに大別できるのかって話もありますが。

> > 何かにつけて「陰謀だ」「我々の話を聞いてない」「全く答えになっていない」とか繰り返すばかりで
> > 対案と言うものを出さない(出せない?)民主じゃねぇ…。

> 内容は稚拙かも知れませんが、対案だけは結構出してませんか?
> やってる格好を見せるのが主目的とは言え、官僚によるサポートもない状態で、
> 与党提出の政策案を批判点を探したり、対案を出そうと政策案作りをしたりしているので、
> 与党議員である事にあぐらをかいている小泉チルドレンなどに比べれば、
> 野党の若手議意の方が、却って立案能力は高いとも言われてますし。
> まあ、小泉チルドレンは特殊例かも知れませんけどね。

若手だけで言えば民国社の政策立案能力は高いと思いますよ。
ただ、党の中で検討すると大体ベテラン議員から「待った!」が掛かって日の目を見ないと言う…。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6001122
http://blog.goo.ne.jp/nagashima21/e/29fc40c723794c1c80da98214c46af7e
小泉チルドレンはそもそも何もしてないんじゃないですかね。
まさに税金の無駄そのものだと。

> とは言え、綺麗事抜きで本質的な事を言ってしまえば、
> 野党に課せられている役割って、対案を出すなんて事ではなく、
> 政府与党の問題点を露わにし、それを国民へ明確に示す事なんですけどね。
> そして選挙時の野党最大の売りは、「政権与党の失政」であると。
> 「反対、反対ばかり」とよく言われますが、本当を言えばそれで良いんですよ。
> 仮に責めるのであれば、その「反対」の中身が伝わらない事に対して咎めるべきで。
> って、そんな事をしてもマスコミは取り上げませんし、
> 何故マスコミが取り上げないかと言えば、国民が感心ないからで、
> 結局、国民的にはそう言ってるだけで、実際はどうでも良いって事なんでしょうけどね。

失政や政策の中身に対する的確な反対・批判なら良いんですが
どうも最近の野党を見てるとネガティブキャンペーンばかりが先行してるように見えます。
まぁその方が大衆受けは良いんでしょうが、政治に興味がある少数派からすると…な感じで
「もっと他に突っ込み方はないのか…」と思ってしまうんですよね。

> 個人的な意見ですと、小泉は野党第一党の党首こそ、最も適した役回りだったかと思います(笑)。
同感です。小泉党首、小沢幹事長なんて脅威でしょうねw 波長が合うかはとにかくw

> あと「陰謀だ」というのは、西松の件だと思いますが、
> 個人的には、国策捜査などではなく、単なる検察の短慮な勇み足だと考えてますけど、
> 50年後や100年後に認識される歴史としては、
> 国策捜査だったという認識になっちゃうと思いますよ。
> 一連の経過の内容が内容ですからねえ。
> 現に、海外からの報道の目線では、
> 「国策捜査が行われ、マスコミもそれに荷担した」と見られているみたいですし。
> まあ状況証拠だけ見れば、そう見られても致し方ない面はありますよ。
> マレーシアやベネズエラで似たような事が起きた時も、日本でもそう見られましたし。
> とは言え「陰謀」などというのは、議員が軽々に用いるべき単語ではないでしょうけどね。
> ただ、今回の検察とマスコミの行動は、目に余るものがありましたけど・・・・

今回の検察の捜査は自公…もとい時効と言う物を考えれば当然だったと思いますよ。
二階議員のほうも聴取を受けていますし、私も国策捜査と言うものではないと思います。
まぁ検察とマスコミのリークが云々は異常だったと思いますけどね。
表に出てはいけない証言が表に出たり大騒ぎしすぎだったと。
勇み足かどうかはこれからはっきりする事だと思いますが、どうなる事やら…。

> > はっきり言って今の日本国民は周辺との融和や"友愛"なんか求めていません。
> まあ、「友愛」だ何だのというキーワードは、
> 鳩山家の宗教事情なので、国民的には別にどうだって良いんですが、
> 平和である事や、仲良くしていく事は、求めてないなんて事はないと思いますよ。
> 根源的で抽象的過ぎて、この金融危機の最中、第一に唱える事では無いかも知れませんが。

求めていない、は言いすぎだったかもしれませんね。
ただ、国力・経済・信頼の回復に比べれば優先度はやや落ちると。
外国人参政権の問題などでも私の主張としては
「まず自国民の満足度を高めるべし、外国人は自国民を幸福にした後だ」と言う考え方ですので。
(外国の方見ていたらごめんなさい)

> > 今の日本の第三勢力と言うとどこになるんでしょうねぇ。
> > どちらにも就き得る蝙蝠的な意味での公明党か
> > どちらにも就かない共産党か…。

> そこで先日、「幸福の科学」が結成した「幸福実現党」ですか!?(笑)
> 幸福の科学の信者数がおおよそ分かるでしょうから、
> それはそれで、データ収集の観点からは楽しみなんですけどね。
> って、ここだと、新興宗教ブームの頃を知らない人の方が多いのかな?
> 「景山民夫や小川知子が広告塔として・・・」なんて言っても、
> 「誰それ?」って答えが返ってきそうですし(笑)。

自分も新興宗教ブームを知らないので「誰それ?」って感じですね。
調べてみたら「幸福の科学」が出来た頃に自分生まれたので、そりゃ知らんわなwって感じです。

> ただ問題なのは、二大政党制への流れの中で、
> 小選挙区制の影響もあり、ああした小政党が生き残れるのか・・・という所ですか?
> 民主党・・・と言うか、小沢が比例区削減に熱心なので、
> 二大政党制が実現すれば、民主も自民も比例区削減の方向に動く可能性は高いですし。
> 極端な話、衆院の「3分の2」条項もある事ですし、
> 「衆院は完全小選挙区制&参院は単純比例制」としても面白いのかも?

私は比例区は衆院でも残すべきだとは思いますが、
重複立候補は廃止すべきだと思います。
甲子園では神奈川の準優勝校が島根代表より強いからって出られないでしょう。
え、そういう問題じゃないってw?
でも相応しくないと思うからって対立候補に入れて対立候補が当選したのに
負けたその人が復活当選したら変だと思うんですよ。
尤もそんなことになったら共産党や社民党が大反対するでしょうけど。
もしくは完全に小選挙区から撤退するかな。
それはそれで比例区の数を減らさなければ面白い気もw


[11362] 衆院選2009予想大会の概要に関して返信 削除
2009/6/3 (水) 23:34:53 徳翁導誉

昨年、開催予定で作ってしまった予想大会用のプログラムが既にあるので、
数カ月以内には必ず行われる衆院選で、今度こそ予想大会を開く予定ですが、
「議席予測&落選者5名予測」という2008年段階での概要↓よりも、
http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/senkyo2008/senkyo2008.cgi
桂輝平さんと話していて思ったんですけど、
選挙に詳しくない方も参加されるであろう事を考えれば、
各党の議席予測はそのままで良いとしても、落選者5名予想の方は、
注目選挙区を10個ほど挙げて、そこの当落を三択とかにした方が良いですかねえ?
例えばこんな感じで。

1.静岡7区の選挙区当選者は?(A.片山[自民] B.斉木[民主] C.城内[無所属])
2.武部[自民]の選挙結果は?(A.選挙区当選 B.比例復活 C.落選)
3.小泉Jr.[自民]と横粂[民主]の得票差は?(A.3倍以上 B.2倍以上 C.2倍未満)
即興で適当に作ってみましたけど、どんなのが良いですかねえ?(笑)

> ポスト麻生と言える人がいない今の時期では麻生の再選が最も可能性が高く
> 総裁選で話題を掻っ攫えることを考えるとそれはそれでひとつの手かもしれませんが。

出来試合になってしまえば、国民の関心など得られませんし、
話題を呼ぼうと大規模に総裁選を行えば、大なり小なり内部で痼りは必ず残る訳で、
選挙を直前に控える時に、それはあまり良い策ではないように思います。

> もしくは安部氏の再チャレンジとか与謝野氏とかでも面白いかもしれませんが。
いまさら安部が再登板したり、消費税アップ論者の与謝野がなったりしても、
プラス効果などは、ほとんど望めないと思いますけどねえ・・・・
それよりも、選挙後に下野すれば、彼らが総裁となる確率は高いかと(笑)。

> 一議員としては議論力や演説力が最も重要だと私は思います。政策立案能力も議論力に含まれるものと。
政策立案能力まで含むのであれば、
「議論」というよりも「論議」なのでは?

> 政策実行力や運営力は政治家個人でどうこうできるものと言うよりは
> 党での立場、役職などに大きく左右されると思いますので

う〜ん、それはどうですかねえ?
確かに目玉になるような政策であれば、議員1人の力は弱いかも知れませんが、
個々の委員会や会議では、必ずしもその限りではないでしょうし、
例えば小沢は以前、「政権を取ったら官庁へ国会議員を100人規模で送り込む」と公言しており、
この路線を鳩山になっても引き継がれ、自民党へ政権交代されても引き継がれるのであれば、
議員ごとに担当分野が割り振られるので、政治家の政策立案能力も重要になってくると思います。
詳細部分は官僚に頼る事になっても、大筋くらいは決められるようでなければ、
それだけの人数の国会議員を送り込んでも、結局形だけで終わっちゃいますし。

> 全国の剣道関係者を馬鹿にしくさっていますね。
> 自称が許されるなら私は剣道3段相当ですよw
> (ちなみに正式に2段を持っています)

私の父親も学生時代に剣道をやっていたそうですが、段とか持っているのかなあ?
取り敢えず、竹刀や木刀はウチに転がってます(笑)。

> 個人的には岡田氏が党首になり幹事長に野田氏あたりを抜擢し、
> 小沢氏には完全に裏で見えないところから選挙を取り仕切る様にした方が強いのでは?と思います。

でも、その体制ですと、
小沢がフリーハンドで選挙を仕切るのは難しいのでは?
仮に岡田が全てを任せても、小沢がそれを信じて動くかは別ですし、
それで本当に行けたのであれば、あんな形の代表選にはなっていなかったかと。
あと、小沢の事は置いといても、岡田&野田体制で民主党内がまとまるかと言えば・・・・

> > 欧米諸国では無料や、高くても5〜10万円で選挙に出られるのに、
> > 日本では、300万円だ、600万円だと掛かりますからねえ。

> 私も今の供託金の額は大きすぎると思います。
> 高くても100万円が限度でしょう。

共産党が全選挙区への立候補路線を取り止めたのも、
党の収益力が落ちて、供託金を払うのが厳しいという事情もあるみたいですしね。
小選挙区での当選者を出せないのに、全300選挙区に300万円で合計9億円ですから、
選挙活動費以外にこれだけ掛かるのは、さすがに厳しいんでしょうね。

> 無料であれば落選覚悟で私も出てみたいですねw
出馬が無料の国って、その辺はどうなっているんですかねえ?
でもまあ、それが当たり前の状態になれば、
記念出馬みたいな人も減っていくでしょうし、
落ち着くところへ落ち着いていくのかな?

> 世の中を本気でよくしたいのであれば
> 政治家の無能(自分の主張と合わない)を嘆くよりも有能な(自分の主張と合う)政治家を調べ投票して欲しいですね。

西園寺公望の言葉を借りるまでもなく、
政治とは国民の程度を反映する鏡ですからねえ。
身の丈ほどしかなりませんよ。
過度に期待すれば、却って危険な方向に転がりやすいですし。

> > ぶっちゃけた話をすれば、私は小沢一郎の事は好きじゃなんですよ。
> > 政策面では合わない部分が多いですし、そもそも政治家としてのスタンスが嫌いですし。
> > でも現実問題として、その能力を満たす政治家があれしか居ない。

> 私も今の小沢一郎は嫌いなので
> 個人的にベストな選択肢は政権交代実現の上で小沢引退、ですかね。

政権交代が行われた後こそ、小沢が真に役立つ時だと思いますが?

> 日本改造計画を書いた頃の小沢一郎は「政局」よりも「政策」、
> もっと言えば「政策」の良さによって「政局」を手中に収めようとしていたと思います。

55年体制の崩壊など、小沢抜きには想像できませんでしたからねえ。
ただ、一方で自民党時代は、最初は田中角栄、続いて金丸信と、
自民党のドンから、文字通り我が子の如く可愛がられた事で、
場を整える政局などしなくても、それを押し通せる舞台が作られていたのが、
却って、現在の小沢の政局音痴にさせてしまったんですよねえ・・・・

> 今は「政策」は二の次、三の次…。まず何があろうと第一に「政局」。
> もう本当に個人的なポリシーになってしまいますが「政策」ありきでない人はあまり好きにはなれません。

いや〜、未だに小沢が強固に政策ありきだからこそ、
あんな無茶苦茶な振る舞いを続けるのだと、私は思いますけどねえ。
政権を握らなければ何もできない事は、自由党時代の失敗で身に沁みているでしょうし。
小沢はよく「変節漢だ」と言われますけど、
目指す大目標は不変ですが、その時々の立ち位置でルートをコロコロと変更するので、
個々の行動のみを抜き出すと、そのように見られてしまうのだと思います。
そうした事を説明する能力が有れば、誤解もまだ幾らか解消できるんでしょうけど、
それこそまさに、小沢には完全に欠落している能力ですからねえ(笑)。

> 小沢は本来No.2、裏方でこそ輝く人だと思いますので
> そういう意味では党首を辞めて正解だったと思います。

小沢としても、出来る事なら総理や党首はやりたくないでしょうからね。
裏方として輝くというのも、その通りだと思います。
でも、真の実力者が裏にいるというのは、民主主義的に不健全ですし、
本人は嫌だったとしても、政権を取るなら表で総理になって欲しかったです。

> と言うよりも小沢を党首に持ってこざるを得なかった民主党がそもそも問題あるんじゃないのか、とも思いますが…。
でも、あの時に小沢が居なければ、
民主党が瓦解していた可能性だって、無くはないと思いますよ。
仮に存続していたとしても、現状のように政権交代を狙えるなど、
夢のまた夢だったでしょうし。
とは言え、そもそも小沢は左右大別の二大政党制を理想とし、
政界再編を行って、再編された右の支配者になろうというんですから、
それが左寄りな民主党の代表となれば、当然無茶な動きもして来ますよねえ・・・・
自民と民主の大連立だとか、発案者はナベツネだと思いますが、
そんな提案に本気で乗ろうなどとするのは、二大政党制を望む者には誠に信じがたい。
小沢としては、自民と民主の二大政党制では全く納得できないんでしょうね。

> > また民主党の政権担当能力に関してですが、私はそこまで心配はしていません。
> > まあ、前原や永田みたいなのばかりだと、そうも言い切れないのですが(笑)、

> 永田はとにかく、前原や野田ら松下政経塾出身議員には私は期待していますよ。

「ばかりだと」困ると言う意味で、全く期待できないと思っている訳ではないですよ。
(まあ永田の方は、既に自殺してしまったので、期待のしようもないですけど)
松下政経塾出身の議員にしても、それなりに人材は揃っていると思います。
ただ、どうも頭が先走り、ひ弱な印象があるんですよねえ・・・・
それと前原の代表時代は、どう評価しても負の面が強いように思います。
厳しい言い方をすれば、自分の判断ミスによって、
野党第一党を瓦解させかけただけでなく、1人の仲間を死に追いやった訳ですし。
まあ問題は、あの失敗を現在どれだけの糧にしているかでしょうね。
小沢の件で変に騒ぎ立てたりしないのは、その成長の跡なのかな?
(って、私なんかが何だか偉そうに書いてるなあ・笑)

> と言うよりも私も松下幸之助の信者(?)ですので、松下幸之助らの元で学んだ彼らには期待してます。
> 松下幸之助の「かえりみて明日を思う」と言う本は名著だと思います。
> お時間ありましたらご一読いただけたらと思います。

その本は読んだ事ありませんけど、
松下幸之助の著作なら、2〜3冊くらい読んだ記憶が・・・って、
そんなあやふやな状態では、あまり意味はないのかな?(笑)
まあ私も松下幸之助はそこそこ好きですよ、戦後の経営者の中では一番かも。
(気概と哲学とをもつ大経営者って、今では京セラの稲盛くらい?)
機会がありましたら、オススメのその本も・・・って、
調べてみましたら、かなり前に絶版になっているようなんですが?

> 確かに今の麻生政権では官僚をコントロールしようと言う気が見えませんね。
> 官僚を上から指導するのではなく官僚と共同歩調を取ってこの危機に対応しようとしているように見えて
> 実は官僚にうまく使われているだけと言う…。

あの巨額な補正予算からして、現役官僚から漏れてくる言葉として、
「この際だから駄目元でいろいろ書いたら、本当に全部通っちゃったよ(笑)」
なんて報じられてるくらいですからねえ(笑)。

> ただ、「バカな有権者」が選んだ政治家が
> 大学や大学院でその方面の事を専門に学んだ官僚の人達をコントロールできるのか
> と言われれば、そもそも無理難題を押し付けているようなものなんじゃ…とも思います。

大学や大学院から、その方面について学んだような専門職は、
国会議員と対応する官僚とは、また別部門だと思いますが、
政府は人事権を持っているんですし、もっと有効に使ってコントロールできませんかねえ?
もちろん、大上段からそれを振りかざすのではなく、
有能な人材の抜擢や、膠着化を防ぐ為の上層部の刷新とかで。
日本の官僚は確かに優秀だと思いますけど、官僚とはあくまで国家の歯車な訳で、
歯車自体に好き勝手な行動を許せば、ドンドン国家の機能が落ちていく。
「国営シンクタンク」として有効に活用できれば、それが一番良いように思うんですけどね。

> > 官僚にとっては、小沢や菅などに乗り込まれる方が脅威だと思います。
> > ハッキリ言って、政治家としては欠点の多い菅直人ですけど、
> > あれほど正面切って官庁とやり合えたのは、平成の大臣でも皆無ですし。

> 菅は論力は無いですけど、実行力はありましたね。

当時の厚生官僚の言葉を借りれば、
「菅は法律や運用にいちいち口を挟んできて、実にやりにくかった。
 それに比べて後任の小泉は、自由放任なので実にやりやすかった。」と。
官僚的には小泉の方が良い大臣なんでしょうけど、国民からすればねえ(笑)。
いわゆる「消えた年金」の一因である年金番号の統合作業も、
菅から始まり小泉へ引き継がれたんですが、そこでチェック体制が甘くなったそうですし。

って、菅は本当に喧嘩が下手なのに、自分から吹っ掛けて行くんですよねえ・・・・
そうした経緯なら、それを踏まえながら自民党を攻撃すれば良いのに、
「全責任は当時大臣の小泉にある」みたいに極端な攻撃から始めるから、
「開始当初はお前だが大臣だろ」と反撃され、泥仕合へと落ちちゃいましたし。
年金未納問題の際も「未納3兄弟」とかやって、自分の未納で代表職を追われ、
後になって役所側のミスだと分かり、それを弁明しているものの、
3兄弟と呼んだうち1人も菅同様に役所のミスだった為、大して同情もされてませんし。
市民運動出身だからなのか、すぐに批判や攻撃へ行動を移す事が多い割に、
どうも、自分へ反撃が来る事への想定が出来てないんですよねえ。
そのくせ、「トップに立ちたい」という思いが異常に強い。
民主党にとっても、ある意味で爆弾的な存在だと思いますよ、菅は。

> > ぶっちゃけて言えば、自民党や民主党のことはどうだって良いんです。
> > 最も重要なのは、政権交代が常時可能な体制ですので。

> アメリカがまさにそれですよね。民主党と共和党。
> 常に両党とも政権を担えるだけの力を持ち、準備している。
> 日本だと自民党も民主党も「保守」と「革新」が入り混じってますから
> 一度本格的な政界再編が無いとそういう状態にするには難しいんじゃないですかね?
> そもそも「保守」と「革新」の2つに大別できるのかって話もありますが。

左右に大別する必要ってありますかねえ?
政治思想が明確に分かれた二大政党制だと、
政権交代が起きる度に、政策が極端から極端に振れて、
それにより、大きな混乱に陥った国があったような記憶が・・・・
ですので、両党に左右が混ざって党内調整される方が、日本向きなような気もします(笑)。
一方、小沢がやりたいのは、その左右大別の二大政党制なのかと。
その為には、おっしゃられるように「政界再編」が必要ですが、
小沢の振る舞いの端々から、その機会を常に虎視眈々と狙っている様子が伺え、
私としては、「もういい加減にしてくれ」という思いになったり・・・・
完璧を求めるのも結構ですけど、まずは二大政党制を形にしてくれ、と(泣)。

> > あと「陰謀だ」というのは、西松の件だと思いますが、
> > 個人的には、国策捜査などではなく、単なる検察の短慮な勇み足だと考えてますけど、

> 今回の検察の捜査は自公…もとい時効と言う物を考えれば当然だったと思いますよ。

時効だと言っても、それは全体の一部だけで、
選挙後でも、全く問題なく出来るんですけどね。
あれで「時効」云々を理由に持ち出すのは、さすがに厳しいと思いますよ。

そもそも、西松建設の献金事件って、
二階と長野県知事への闇献金(小沢のは表献金)が発端で、
それが県知事秘書の自殺で行き詰まり、
西松との迂回献金システムを構築した尾身が、沖縄北方担当大臣だった時に、
西松との贈収賄をやったので、そちらの方へ飛ぶのかと予想されていたら、
なぜだか小沢の方へ飛びましたからねえ・・・・
しかも、如何に「ざる法」とは言え、その法は守っている小沢に。
他の自民党議員のように献金ロンダリングせず、
献金ルートを透明化していたから捕まるなんて、規制法の主旨から言えば本末転倒ですし、
いかに小沢が大物政治家とは言え、権限を持たない野党議員ですからねえ。
岩手のダム建設に関与と言っても、当時の知事は小沢と仲違いした後の安部内閣・総務大臣で、
秘書が献金ルートを構築と言っても、当時の秘書は逮捕された人ではなく現在は自民党公認候補。
反対者を左遷させてまでこの件を強行した担当者が、「小沢に私怨がある」という噂も、
あながち嘘とも思えない程の不自然さですよ、これは。
小沢が金に汚いことは十分批判に値するでしょうけど、それとこれとは話が別です。

> まぁ検察とマスコミのリークが云々は異常だったと思いますけどね。
> 表に出てはいけない証言が表に出たり大騒ぎしすぎだったと。

「表に出てはいけない証言」という以前に(裁判員制度が始まった現在、これも重要ですけど)、
検察が捏造なり曲解なりした情報が、マスコミにより垂れ流された事が異常なんですよ。
例えば起訴時に、「秘書が犯行を自供した」とリーク情報が報道されましたけど、
秘書が本当に落ちたのであれば、引き続き拘留を継続するのも妙ですし、
ここまで粘り続けていたのに、起訴時にあっさり自供するとも思えない。
そうしたら案の定、弁護士がそのような証言の存在を否定した事で、
残る情報元は検察だけに限定され、マスコミも敢えて弁護士に確認せず報じたと。
不自然な証言がリークとして報道され、その度に弁護士が否定って流れは酷すぎますよ。

> 勇み足かどうかはこれからはっきりする事だと思いますが、どうなる事やら…。
まあ隠し球が有るかも知れませんので、裁判に入ってみないと断言は出来ませんけど、
結局、通常は修正で終了するあんな形式犯だけでしか起訴できない所を見ると、
そうしたモノが隠されている可能性は、かなり低いと思いますよ。
また検察が、上述のような不自然なリーク報道による世論誘導を狙った行動自体が、
そんなものが存在しない事を如実に示しているように感じます。

> 外国人参政権の問題などでも私の主張としては
> 「まず自国民の満足度を高めるべし、外国人は自国民を幸福にした後だ」と言う考え方ですので。

まあ、それはそうでしょうね。
でも一方で、外国人が住みやすいくらい文化的な社会を構築できれば、
自国民などは更に暮らしやすい国が出来ているのも確かなのでしょうけど。
って、外国人を暮らしやすくすれば、自国民も暮らしやすくなる訳ではないですけどね。

> > そこで先日、「幸福の科学」が結成した「幸福実現党」ですか!?(笑)
> > って、ここだと、新興宗教ブームの頃を知らない人の方が多いのかな?
> > 「景山民夫や小川知子が広告塔として・・・」なんて言っても、
> > 「誰それ?」って答えが返ってきそうですし(笑)。

> 自分も新興宗教ブームを知らないので「誰それ?」って感じですね。
> 調べてみたら「幸福の科学」が出来た頃に自分生まれたので、そりゃ知らんわなwって感じです。

調べてみたら、新興宗教ブームは1991〜92年ですね。
中でもオウムと幸福の科学は有名で、麻原なんかもよくテレビに出てました。
そう言えば、「TVタックル」とかにも出てたなあ(笑)。
「朝まで生テレビ」でも、「オウム真理教vs幸福の科学」のガチバトルをやってましたね。
まあ流石にこれはリアルタイムではなく、いつぞやの総集編で見たんですけど。
そう考えると、初期の朝生って凄かったんだなあ・・・・
この新興宗教の回のみならず、天皇、部落、在日などなど、本当にタブーへ挑戦していて。
って、それらも全て、上記の総集編で見たんですけどね。
それに比べて現在のは、わざわざ起きていてまで見る気にはあまりなりません(笑)。

> 私は比例区は衆院でも残すべきだとは思いますが、
> 重複立候補は廃止すべきだと思います。
> 甲子園では神奈川の準優勝校が島根代表より強いからって出られないでしょう。
> え、そういう問題じゃないってw?
> でも相応しくないと思うからって対立候補に入れて対立候補が当選したのに
> 負けたその人が復活当選したら変だと思うんですよ。

小沢が選挙で唯一負けた新進党での衆院選が、そんな感じでしたね。
自民党や民主党など、他党は重複立候補をしていたのに、
小沢党首の新進党だけが、「重複立候補は有権者を欺く行為だ」として、
小選挙区と比例区の立候補者をキレイに分けたら、選挙戦略的に明らかな失敗に終わり、
政権交代を訴えた選挙で、現有議席数を減らす敗北に終わったと・・・・
それ以降ですかねえ、小沢が比例区削減(理想は撤廃)に動き出したのは?
って、なんか最後まで、小沢の話題で終わってしまいましたね(笑)。
まあここ15年の政治を語る場合、小沢と小泉の事は避けられないとは言え。


[11391] Re:衆院選2009予想大会の概要に関して返信 削除
2009/6/6 (土) 18:16:38 桂輝平

▼ 徳翁導誉さん
> 「議席予測&落選者5名予測」という2008年段階での概要↓よりも、
> http://f25.aaa.livedoor.jp/~douyo/senkyo2008/senkyo2008.cgi
> 桂輝平さんと話していて思ったんですけど、
> 選挙に詳しくない方も参加されるであろう事を考えれば、
> 各党の議席予測はそのままで良いとしても、落選者5名予想の方は、
> 注目選挙区を10個ほど挙げて、そこの当落を三択とかにした方が良いですかねえ?

私はそのままでも参加する予定ですが、
量を考えると注目選挙区を挙げるその方式のほうが他の方は参加しやすいと思います。
(あと、リストは50音順より選挙区でソートしたほうが良いかもしれません。)

> > もしくは安部氏の再チャレンジとか与謝野氏とかでも面白いかもしれませんが。
> いまさら安部が再登板したり、消費税アップ論者の与謝野がなったりしても、
> プラス効果などは、ほとんど望めないと思いますけどねえ・・・・
> それよりも、選挙後に下野すれば、彼らが総裁となる確率は高いかと(笑)。

安部は正直、今のままだと当選するかどうか危ういと思いますので選挙後にやるとすれば与謝野ですかねぇ…。
選挙前にやれば話題性も上がり選挙で落ちる事はなくなるでしょうが。
でも消費税アップの与謝野では大衆の支持を得られない事は分かるでしょうから
政権を取り返すためにあえて消費税の話題を封印するか、不支持覚悟で持ち出すか…。

> > 一議員としては議論力や演説力が最も重要だと私は思います。政策立案能力も議論力に含まれるものと。
> 政策立案能力まで含むのであれば、
> 「議論」というよりも「論議」なのでは?

「議論」と「論議」の違いがイマイチよく分からないのですが。

> あと、小沢の事は置いといても、岡田&野田体制で民主党内がまとまるかと言えば・・・・
まぁ無理でしょうね。
前原・枝野・野田グループ、羽田グループ、川端グループ、鳩山グループの右派辺りはまとまるでしょうが
鳩山グループの左派、管グループの一派、横路グループ辺りは反発するでしょう。
一新会も渡部色が強く出すぎると反発するかな。

民主党内は右派から左派まで揃いすぎなんですよ。
だから何かにつけて党内で議論がまとまらなかったり、
言う事がばらばらだったり…まぁ自民も大差ないですけど。

> とは言え、そもそも小沢は左右大別の二大政党制を理想とし、
> 政界再編を行って、再編された右の支配者になろうというんですから、
> それが左寄りな民主党の代表となれば、当然無茶な動きもして来ますよねえ・・・・
> 自民と民主の大連立だとか、発案者はナベツネだと思いますが、
> そんな提案に本気で乗ろうなどとするのは、二大政党制を望む者には誠に信じがたい。
> 小沢としては、自民と民主の二大政党制では全く納得できないんでしょうね。


> > そもそも「保守」と「革新」の2つに大別できるのかって話もありますが。
> 左右に大別する必要ってありますかねえ?
> 政治思想が明確に分かれた二大政党制だと、
> 政権交代が起きる度に、政策が極端から極端に振れて、
> それにより、大きな混乱に陥った国があったような記憶が・・・・
> ですので、両党に左右が混ざって党内調整される方が、日本向きなような気もします(笑)。
> 一方、小沢がやりたいのは、その左右大別の二大政党制なのかと。
> その為には、おっしゃられるように「政界再編」が必要ですが、
> 小沢の振る舞いの端々から、その機会を常に虎視眈々と狙っている様子が伺え、
> 私としては、「もういい加減にしてくれ」という思いになったり・・・・
> 完璧を求めるのも結構ですけど、まずは二大政党制を形にしてくれ、と(泣)。


私も左右大別の二大政党制のほうが良いとおもいますよ。
そもそも政党と言うのは同じ考えを持った人間が集まるものとして考えれば
極右から極左まで様々な人が集まった2大政党ができても意味はありません。
党内で統一見解をもてないような政党など派閥の集合体でしかないですからね。
もちろん片方が極右only、もう片方が極左onlyでも困りますが、
右派度80左派度20くらいの政党と右派度20左派度80くらいの政党による二大政党制がいいんじゃないでしょうか?

もしくは中規模の政党がいくつかあってそれがその時に生じた問題によって度々組み変わる、
と言う方が理想に近いんじゃないでしょうか?
まぁそれだと責任の所在があいまいになる、
みんな違った事を言うと国家としての方向が定まらない
と言う問題点もありますが。
あれ?これってもしかして日本もうやって失敗してる(笑)?

> > > ぶっちゃけた話をすれば、私は小沢一郎の事は好きじゃなんですよ。
> > > 政策面では合わない部分が多いですし、そもそも政治家としてのスタンスが嫌いですし。
> > > でも現実問題として、その能力を満たす政治家があれしか居ない。

> > 私も今の小沢一郎は嫌いなので
> > 個人的にベストな選択肢は政権交代実現の上で小沢引退、ですかね。

> 政権交代が行われた後こそ、小沢が真に役立つ時だと思いますが?

小沢さんが自分の政治・政策を貫き通すつもりであればその通りかもしれませんが
今のように党利党略を優先しているようならば大人しく引退して後進に路を譲るほうが正しい選択だと思います。
おそらくここは私と徳翁さんの見解の違いだと思うのですが、
私の目から見ると今の小沢さんは手段と目的が逆になっているように見えるんですよ。
「こういう政治がしたい!」よりも「とにかく政権をとりたい!」に重きを置いているというか…。

> って、菅は本当に喧嘩が下手なのに、自分から吹っ掛けて行くんですよねえ・・・・
> 市民運動出身だからなのか、すぐに批判や攻撃へ行動を移す事が多い割に、
> どうも、自分へ反撃が来る事への想定が出来てないんですよねえ。

菅に限らず民主党議員でそういう人が多いように感じます。
言っている事は正論なのですが、じゃあお前はどうなんだ、と。
調べてみたら、なんだお前もじゃないか、とかお前の前に言った発言と矛盾するじゃないか、とか。
「ブーメラン政党」と言われる所以ですね。そこを改善しないと政権をとったときに
野党(自民党)から攻撃されてタジタジになるのではないか、と思います。

> > 松下幸之助の「かえりみて明日を思う」と言う本は名著だと思います。
> > お時間ありましたらご一読いただけたらと思います。

> 機会がありましたら、オススメのその本も・・・って、
> 調べてみましたら、かなり前に絶版になっているようなんですが?

失礼。絶版になっていたのは自分も知りませんでした。古本屋で入手したもので…。

松下幸之助のインタビューや講演などをまとめた本で
昭和28年から48年まで亘っていますので物価問題などでは主張が変わってきているところもありますが、

1.日本の美しい国土は天からの恵み。環境立国で得られる利益によって繁栄の好循環が始まる。
2.経済・産業・人口の地方分散・分権が急務。各地方都市は復興する際に充分な計画を練るべし。
3.道州制に移行し、州内で仕事の民間委託を積極的に行い競争させよ。
4.国民の繁栄の為には憲法を不磨の大典とせず、改善を重ねていこう。
5.和の精神が勤勉努力に結びつき今の日本を作った。平和と言うのは努力して得られるものである。
6.海外からの協力によって復興できた事を忘れずに自己努力を続けよう。
7.自分を可愛がるように自分の町を、社会を、国を可愛がろう。
8.本当の民主主義は金も時間も掛からない。常に適材適所を心がければそうなる。
9.日本の民主主義は勝手主義過ぎやしないか。圧力団体が集団で迫ってきても法を遵守せよ。
10.科学・知識の進歩に反して精神面は麻痺してないか。物心一如の繁栄を強く考えなくてはならない。
11.議会は国民の見本となるべき存在。国の損得勘定を考え私心は捨てよ。
12.公害対策は負を無くすのみならず新技術研究による新産業の発達などプラスにも変えて行けれる。
13.企業とは国民の共有財産。便宜上それを経営者が預かって経営しているだけだ。
14.過当競争は物価を上げる。物価を安定させるには適正なルールの下で競争をさせること。
15.理想的な形は賃金が上がり物価が下がる事。進歩と調和を共に進めなければならぬ。
16.他国の製品に負けない高品質の製品を作ること。その成功なき国は衰微していく。
17.政策を発表した以上は是とするならば力強く進める事。非とするならば過ちを認め撤回する事。中途半端な事をしている間に問題は更に悪化する。
18.進歩の過程で弊害が生じるのは常識。弊害も予期、早期発見して修正するのが政治。
19.日本全体の改造には金だけでなく人手が必要。国土開発奉仕隊を創設し国民全てで汗を流そう。
20.民主主義と言うのは世論に耳を傾けつつ政治を行うと同時に正しい世論を熟成する事が必要。
21.一人一人が政治について強い批判者となり、要望者となり、推進者となり、また責任者であることを自覚しなくてはならない。

と言うような内容が書かれています。(うぅ…上手くまとめられた自信がないorz)

> 「朝まで生テレビ」でも、「オウム真理教vs幸福の科学」のガチバトルをやってましたね。
> まあ流石にこれはリアルタイムではなく、いつぞやの総集編で見たんですけど。
> そう考えると、初期の朝生って凄かったんだなあ・・・・
> この新興宗教の回のみならず、天皇、部落、在日などなど、本当にタブーへ挑戦していて。
> って、それらも全て、上記の総集編で見たんですけどね。
> それに比べて現在のは、わざわざ起きていてまで見る気にはあまりなりません(笑)。

私はそういうものを知ったきっかけは小林よしのりのゴーマニズム宣言ですね。
元々政治より社会問題(薬害エイズとかチェルノブイリ事故とか)には興味を持っていたんですが
ゴーマニズム宣言の戦争論を見た辺りから政治・政局にも興味を持ち始めて
朝生も何度か見ました。(最近見てないけど…w)
TVタックルも以前は毎週見てたんだけど最近テレビ自体見ないからなぁ…。
ニュースは大体2ちゃんねるのニュース速報板とYahoo!ニュースに頼ってるなぁ…。かなり偏りがw


[11408] Re2:衆院選2009予想大会の概要に関して返信 削除
2009/6/8 (月) 00:00:25 徳翁導誉

> > 各党の議席予測はそのままで良いとしても、落選者5名予想の方は、
> > 注目選挙区を10個ほど挙げて、そこの当落を三択とかにした方が良いですかねえ?

> 量を考えると注目選挙区を挙げるその方式のほうが他の方は参加しやすいと思います。

項目の1つに、「杉村太蔵の得票率は?」なんてのも考えていたんですが(笑)、
土壇場になって、あっさりと出馬を諦めてしまいましたね・・・・
そこで考えたんですが、「三択」というのは変更しないまでも、
項目ごとに異なる内容の選択肢を用意するよりも、
特定議員の「選挙区当選」「比例復活」「落選」の三択にした方が、簡潔で良いですかねえ?
ある程度は知名度のある候補でないと、例え接戦区であっても盛り上がらないでしょうから、
与党側の逆風が予想されているので、与党の大物候補などに絞り込んだりとか?
って、一般的な知名度を意識すると、津島や堀内などよりも、
片山さつきや佐藤ゆかりなどの刺客議員の方が有名そうですけど(笑)。

まあ取り敢えず、いつ行われるか未定の衆院選の前に、
予行演習として、都議選の予想大会でもやってみましょうかねえ?
こっちの方は確実に1ヶ月後には結果が出ますし、衆院選の前哨戦にもなるでしょうから。

> (あと、リストは50音順より選挙区でソートしたほうが良いかもしれません。)
確かに、「誰がどの選挙区で」という予備知識がある人の場合、
選挙区順に並べられた方が、見易いとは思うのですが、
皆が皆そうでない以上、初期ソートは五十音順が妥当だと私は思います。
まあそれに、初期状態が五十音順というだけで、
「選挙区」の部分をクリックすれば、選挙区順に並び替えられますしね。


> > > もしくは安部氏の再チャレンジとか与謝野氏とかでも面白いかもしれませんが。
> > いまさら安部が再登板したり、消費税アップ論者の与謝野がなったりしても、
> > プラス効果などは、ほとんど望めないと思いますけどねえ・・・・

> 安部は正直、今のままだと当選するかどうか危ういと思いますので選挙後にやるとすれば与謝野ですかねぇ…。

「当選するかどうか危うい」と言うのは、安倍が衆院選でですか?
いや〜、さすがにそんな事態には・・・・
安倍が選挙区で落選なんて状態になれば、自民党で選挙区当選者は出ないというくらい、
自民党の中では超鉄板区だと思いますよ、安倍の山口4区は。
今度の選挙で自民党の圧勝率No.1は、安倍晋三だと私は予想してますし。

> 選挙前にやれば話題性も上がり選挙で落ちる事はなくなるでしょうが。
1年前の自民党総裁選で、党内力学により与謝野が当選し、
当時の筋書き通り、首相就任後に即解散を行っていれば、
「史上初の首相落選が見られるかも?」と、密かに期待してたんですけどね(笑)。
まあ、与謝野の認知度がここまで上がってしまえば、
仮に麻生後任で首相となり、衆院選を戦うような事態になっても、
本人の当選は、まず間違えないのでしょうけれど。

> でも消費税アップの与謝野では大衆の支持を得られない事は分かるでしょうから
> 政権を取り返すためにあえて消費税の話題を封印するか、不支持覚悟で持ち出すか…。

自他共に「政策通」として認められている政治家が、
如何に政権奪回の為とは言え、自身の信条を曲げるような事が有れば、
その時点で既に、その政治家は党首としての価値を失っているように思います。
また、与謝野のこれまでの姿勢を考えれば、その可能性は低いように思います。
それに有権者としても、何が何でも消費税アップに反対と言うか、
「まずは無駄遣いを無くせ、消費税アップの話はそれからだ」という意見も多いので、
現在の自民党では、中央官庁へメスを入れる事が体制的に不可能でも、
政権交代が起こる事で、民主党がそれを代わりにやってくれるのであれば、
消費税アップも社会保障と絡める事で、提言し易い環境が出来るかも知れませんよ。


> > > 一議員としては議論力や演説力が最も重要だと私は思います。政策立案能力も議論力に含まれるものと。
> > 政策立案能力まで含むのであれば、
> > 「議論」というよりも「論議」なのでは?

> 「議論」と「論議」の違いがイマイチよく分からないのですが。

個人的なイメージですが、
議論は、意見を戦わせる事自体をメインとし、
論議は、それによって結論を出す事がメイン、と言った感じでしょうか?
自分の言いたい事だけ言って言い放しでは、政策立案にはなりませんからねえ。

> > > そもそも「保守」と「革新」の2つに大別できるのかって話もありますが。
> > 左右に大別する必要ってありますかねえ?

> 私も左右大別の二大政党制のほうが良いとおもいますよ。
> 右派度80左派度20くらいの政党と右派度20左派度80くらいの政党による二大政党制がいいんじゃないでしょうか?

そのように混ざっているモノは、「大別」とは言わないんじゃないですかねえ?

> もしくは中規模の政党がいくつかあってそれがその時に生じた問題によって度々組み変わる、
> と言う方が理想に近いんじゃないでしょうか?

どういう政府が誕生するかが、選挙よりも、その後の政局によって決まり、
それぞれの政党の「これは譲れない」というのが集結する為、政策がろくなモノにならず、
離合集散が頻発するので、政府機能が麻痺する事態も決して珍しくない。
世界でいろいろある民主主義国家を見てみても、
そのやり方が一番、安定感を欠き、民意を表せない仕組みのような気が・・・・

> あれ?これってもしかして日本もうやって失敗してる(笑)?
それって、55年体制のことですか?
あれはまあ、「1.5大政党制+α」みたいなものでしたし、
本当に中規模政党が乱立すると、あんなモノでは済まないと思いますよ。


> 小沢さんが自分の政治・政策を貫き通すつもりであればその通りかもしれませんが
> 今のように党利党略を優先しているようならば大人しく引退して後進に路を譲るほうが正しい選択だと思います。
> おそらくここは私と徳翁さんの見解の違いだと思うのですが、
> 私の目から見ると今の小沢さんは手段と目的が逆になっているように見えるんですよ。
> 「こういう政治がしたい!」よりも「とにかく政権をとりたい!」に重きを置いているというか…。

「民主党など、政界再編へ至る過程の一時的な器に過ぎない」という考えが透けて見える小沢が、
民主党の為の党利党略を行っているようには、正直言って見えないんですよねえ・・・・
良いか悪いかは別にして(個人的には良い気はしないです)。
あと、とにかく政権獲得を最優先に行動しているというのは、間違えなくその通りだと思いますが、
政権を握らなければ、どんなに「こういう政治がしたい」と思っても、所詮は画餅に過ぎない以上、
野党第一党という立場を考えれば、現状での優先事項がそうなるのは、
あまりにも当たり前の事のように思えるのですが?
どんなに完璧な模範解答を用意していても、答案用紙に書き込む鉛筆を持っていなければ、
そのテストで点数を取ることすら出来ないのですから・・・・

> 松下幸之助のインタビューや講演などをまとめた本で
> 昭和28年から48年まで亘っていますので物価問題などでは主張が変わってきているところもありますが、
> (中略)
> と言うような内容が書かれています。(うぅ…上手くまとめられた自信がないorz)

まあ松下の考え方は、何となくくらいは理解しているつもりです。

> 私はそういうものを知ったきっかけは小林よしのりのゴーマニズム宣言ですね。
やはり「ゴー宣」って、影響力が大きかったですからねえ(特にSAPIO移転移行)。
あの辺りから丁度、日本の中の空気が左から右へと舵を切られて行きますが、
あの作品はまさに、その一翼を担うような存在でしたので。
まあ私は、「おぼっちゃまくん」を知っている世代でしたし、
都合良く情報を取捨選択したり、個人的好悪が漫画上での美醜に反映されていたりと、
最初のうちは、ああいう形での「ギャグ漫画」かと思っていたのですが(笑)、
その熱量から次第に、本気で言論表現を行っていると認識されて以降、
「ゴー宣の存在をどう見るか?」が、当時は私の周りでもちょっとした議題となりました(笑)。
そんな感じなので、あの熱に当てられる事はありませんでしたけど、
逆にゴー宣の存在感が弱まって以降の世代は、あれをどう感じているんですかねえ?


[11448] 衆院選の前哨戦「東京都議選」予想について返信 削除
2009/6/12 (金) 19:36:19 徳翁導誉

> まあ取り敢えず、いつ行われるか未定の衆院選の前に、
> 予行演習として、都議選の予想大会でもやってみましょうかねえ?
> こっちの方は確実に1ヶ月後には結果が出ますし、衆院選の前哨戦にもなるでしょうから。

取り敢えず、議席予想の部分だけ抜き出して、
「都議選予想」用のプログラムを作ってみました。
http://f15.aaa.livedoor.jp/~tokuou/togisen2009/togisen2009.cgi

この都議選は、衆院選に向けての前哨戦と捉えられていますし、
既に麻生などは、積極的に応援へ動き出していますが、
投票日まで1ヶ月もありますし、まだ本稼働ではなく試験稼働ですね。
ですので、仕様の変更や項目の追加などにもお応え出来ます。
(ちなみに衆院選では、候補者の当落予想も付く予定です)
ただし、仕様変更などが行われた場合、本稼働時にデータを初期化する可能性もあるので、
現時点での登録は、それを承諾の上で行って下さい。

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