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[19743] Re:三国大戦 登場人物案返信 削除
2015/11/28 (土) 13:22:32 徳翁導誉

http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=r19692
の続き

> > 不具合報告のスレッドって、これ↓でしたっけ?
> > http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=r17116

> はい、それですね。
> ただ、その後に大規模変更案で盛り上がっていたのを忘失しておりました。
> 次となると、銀英大戦のシステムがベースになるのですね。

最初に作った三国大戦と、最後に作った銀英大戦とでは、
システム面は大きく違わないものの、操作性は大きく異なるでしょうからねえ。
また、1人1勢力となると、1人1武将の三国大戦のままでは、
プログラム的にも書き換える箇所が増えてしまうので・・・・

> > 劉備が徐州を譲られ、呂布が濮陽に流れ着き、孫家は孫策の代だった頃ですね。
> では些細ながら力になればと、叩き台としてのパラメータを自分なりに考えておきます。
> ひとまずパラメータを付ける必要がある人物を考えることにしたいです。

そうですね、やはり叩き台が有ると無いとでは大違いですから(笑)。
と言う事で、ここからは話題が大きく変わりそうなので、新スレッドにしてみました。

> 有ってよさそうな陣営と構成員5人をピックアップしてみました。
> <劉備陣営>
> 劉備、関羽、張飛、簡雍、趙雲
> <曹操陣営>
> 曹操、荀ケ、程c、任峻、典韋
>   (以下、引用略)

ご苦労様です。
そういう事でしたら、こちらも大枠を示した方が良さそうですね。

まず各陣営の初期武将数ですが、確かにゲーム的なバランスを考えて、
一律に「全勢力5名」みたいに定めるのも良いと思いますけど、
初期都市数も陣営ごとに異なりますし、そもそも武将の能力値で差が生じているので、
初期武将数は差があって良いと思いますよ(一律だと有名武将も出し難くなりますし)。
やはり曹操陣営に、夏侯惇や夏侯淵が居ないのは寂しいですし、
例えば劉備でプレーした場合、五虎将とか揃えたくなりますしね(笑)。
(ちなみにこの頃ですと、趙雲はまだ劉備の配下じゃありませんね)

また、これは多人数ゲームの性質から来る条件ですが、
公孫[王贊]や賈[言羽]のように、unicodeを使わなければならない特殊漢字は、
通信文を書く時などに障害となるので、出来るだけ避けたい事情があります。
例えば三国大戦の都市名にしても、プレー中の書き易さを考えて、
[業β]は南皮、下[不β]は徐州に置き換えたりしていますね。

それと全体の武将数ですが、おおよそ100〜200キャラくらいの間ですね。
複数勢力で多人数がプレーするなら、やはり最低でも100キャラは必要な一方、
顔画像の都合で、最大数は200キャラくらいが上限だと思います。
まあ、叩き台の段階では少し多めにキャラを挙げておき、
勢力バランスを考えつつ、適当な数まで削るのが無難な方法でしょうか?

プレイヤーが登録できる勢力数に関しては、赤い嵐の小国プレーのように、
厳白虎や王朗みたいな小勢力もアリだと思いますけど、いきなり導入は大変そうですから、
この辺の事を考慮しますと、まずは群雄割拠の「194年」シナリオではなく、
官渡決戦直後の「201年」シナリオの方が、勢力数が絞られていて便利かも?
「袁紹・曹操・孫権・劉備・劉表・劉璋・張魯・馬騰」で8勢力に纏まりますし、
魏・呉・蜀の三国時代まで進めてしまうと、却って絞りすぎて膠着化しそうですから(笑)。
って、8勢力だった各陣営の初期武将数は、5〜30名くらいで良いかも知れませんね。
もし箱庭内政も導入するなら、文官用にもっとキャラ数を増やしても良いでしょうけど。
(本拠都市に5名&その他の都市に各3名を目安に、仕様に応じて係数を変更って感じで)


> > それと、武将データの初期設定項目に関しては、こんな感じです↓
> > 「武将名・顔画像・所属勢力・軍階級・回復力・機動力・情報力・攻撃力・防御力・開発力・忠義心」
> > 銀英大戦との違いは、顔画像と忠義心が加わり、箱庭内政用に輸送力が開発力に変わった所ですね。

> ところで、陣営を選んで土地が決定するシステムですかね?
> それとも、別々に選べたりするのでしょうか?
> そこらへんよく分かってないです。

陣営勢力と領有都市は、初期設定の段階で決まっています。
「194年」シナリオでしたら、その頃の群雄割拠した勢力図のままって事ですね。
簡単に言えば、友人が集まってコーエーの信長の野望や三國志を遊んだのを、
ネット上のCGIゲームで再現するような感じでしょうか?
一昔前に比べて、ネットゲーム自体は急激に拡大したものの、
そうした多人数での対戦ゲームは廃れてしまった印象があるので・・・・

> それと、忠義心というのは撃破されたときの所属変更の確率?に関わるという解釈でいいのでしょうかね?
そうですね、陣営固定では無いので撃破時に確率で登用できる方が解り易いかな?と。
捕虜にした後に説得とかも出来るんですけど、あまりシンプルじゃないですし。
ちなみに銀英大戦↓の他の能力値と同じく、MAXは「10」ですね。
http://www31.atpages.jp/tokuou/ginga_1on1_test01/index.html
そして顔画像番号の方は、三国大戦で使用しているコレ↓です。
http://w2.oroti.net/~tokuou/frame/sangoku/face_graphic.html
具体的に武将データは、こんな感じ↓になるでしょうか?
『関羽 顔No.46 陣営:劉備 階級:将軍 回復:8 機動:7 情報:6 攻撃:10 防御:8 開発:5 忠義:9』

それと銀英大戦の「機雷」は、三国志風に「落とし穴」などに置き換えられますけど、
1対1の駆け引き勝負ではないですし、別に無くても良いかも知れませんね。
あとは、軍事階級(5段階程度)の名前をどうするかが決まっていません。
こちらも無くす事は可能ですが、ゲーム的には有った方が良いですよねえ?
高能力の新参者に大兵力を預けたり出来るのは、ちょっと面白くないでしょうし。

ちなみに新参者としては、敵将を撃破して投降させた場合は元の階級から2階級降格、
人材発掘コマンドで見つけた武将は、最も下の階級からスタートって感じで考えています。
人材発掘コマンドは、プレイヤー勢力の武将数が「領有都市数×2」以下の場合に実行可能で、
見つけたら低能力でも自動的に採用され、特に地域縛りなどは無しって感じでしょうか。
最小勢力の張魯でも、諸葛亮とか引き当てれば一発逆転のチャンスも?(笑)


[19787] まとめレス返信 削除
2015/12/11 (金) 19:34:29 徳翁導誉

> > > > プレイヤーが登録できる勢力数に関しては、赤い嵐の小国プレーのように、
> > > > 厳白虎や王朗みたいな小勢力もアリだと思いますけど、いきなり導入は大変そうですから、
> > > > この辺の事を考慮しますと、まずは群雄割拠の「194年」シナリオではなく、
> > > > 官渡決戦直後の「201年」シナリオの方が、勢力数が絞られていて便利かも?

> > > 194年の希望が多数ということなので、できれば194年でできればありがたいのですが…。

> > ある程度、勢力数が絞られた年代に変更する案について、私は賛成です。
> > 七国大戦が稼働中ですが、あそこにログインしている人+αぐらいの人数がプレイヤーとして参加すると仮定すると、
> > 群雄割拠の年代は勢力数が多すぎるな、という印象を持ちます。

勢力数を絞ると言うのは、参加人数の方を気にしての話ではなく、
勢力が多いと、配下となる武将を決める作業が増えて(特に小勢力が)大変かな?
という主旨なので、誰かがデータを作ってくれるなら、正直私はどちらでも構いません(笑)。
でもまあ、大は小を兼ねると言う事で、勢力数が多い分には良いでしょうから、
やはり当初の予定通り「194年」って事にしておきますか(呂布も出せる事ですからね)。
アンケート結果↓では、僅差ながら194年シナリオが1番人気でしたので。
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=r15577
それと勢力数に関してですが、ある程度の外形が出来ていれば、後は私の方で増減して調整できます。

> > > > あとは、軍事階級(5段階程度)の名前をどうするかが決まっていません。
> > > 陣営ごとにバラバラだと複雑になりますし、統一した呼び方がいいですよね。
> > > 大将軍・将軍 ...うーん、後は何だろうか。純粋に軍事階級だと難しいです。
> > > 大司馬とか政治色もある気もしますし。
> > > 調べてみたところ、「大将軍」や「将軍」は皇帝から授けられる官職で、軍閥の場合は「大将」や「将」と呼ぶそうです。
> > > 194年の場合はそれぞれ軍閥と見なせます(別のもあるかもしれませんが)ので、大将・将が正しい用途のようでした。
> > > とすると、少し調べてみた範囲では呼び方はこんな感じでしょうか??(詳しい方がいたら意見が欲しいものです)
> > > 大将・将・尉・候
> > > 4つしか出ていないので、多少変でも整形するならば、上大将とか大尉とかを入れることもできそうですが。

あの後、私も少し考えてみたのですが、こんな感じでどうでしょう?
「君主>将軍>中将(中郎将)>校尉>都尉>一般(軍候)」

プレイヤーが担当する各勢力のボスは、それこそ立場がバラバラですから、
これはもう「君主」として一括りにしてしまい、
一番下は軍候とする予定でしたが、下っ端である事が解り易いように「一般」、
逆に一番上は、こちらも解り易いように「将軍」としてみました。
それと中郎将は、これだけ3文字だとバランスが悪いので「中将」と省略。
悩んだのは「校尉」と「都尉」で、最初は校尉と司馬にしようかと思ったのですが、
おっしゃられる通り、司馬だと軍事官僚的なイメージが強くなる上に、
武将キャラに司馬一族が登場する事を考え、混乱を避ける為に使用を取り止め、
その代わりに都尉を入れてみました(曹操も騎都尉だったので馴染みある用語かと)。
まあ、階級自体はいくらでも増やせるのですが、5段階くらいの方が解り易いでしょうしね。

> >  一。九品官人法のように「九品」「八品」などにする。
> > 単純かつ明快。文官・武官も一緒くたなので、根っからの文官がなぜか将軍位についている、などの違和感もない。
> > 難点は設定的に九品官人法が既に敷かれているのがおかしいこと。シンプルな反面、階級名が無味乾燥なこと。

戦国時代のゲームでも、当時主流の貫高制よりも、馴染み深い石高制が用いられたりしますから、
時代を少し繰り上げて九品官人法を利用する事自体は、個人的にそこまで抵抗感は無いんですけど、
やはり数字だけと言うのは、解りやすい反面、どうしても味気無いですよねえ・・・・
あと、九品官人法をゲーム内に用いるかは別として、
この制度が用いられた五胡十六国の時代も、ゲームの題材としては面白そうではあります。
(宮崎市定「九品官人法の研究」は名著なので、この方面に興味がある方にはオススメ!!)
日本で中国史となると、三国志の人気が圧倒的で、周回遅れに楚漢や春秋戦国が続く感じでけど、
戦乱期と言う事であれば、五胡十六国や五代十国なども結構面白いんですよね。
まあ、近代に入っての民国軍閥期と言うのも、それはそれで面白いですけど(笑)。


> > > 能力値を三国志wikiから取ってくるというのは賛成です。
> > > ただ、最近のコーエーの数値そのままだとインフレしているような気がします。
> > > こちらで動くとすると、管理人様から、各数値(1〜10)に存在する人数の目安も欲しいところです。
> > > 22:50頃追記:参考までに銀英大戦の能力値の配分

厳密に決めている訳じゃないですけど、おおよその目安としては、
最高値の10は各能力値ごとに1名だけにして、その武将の特別感を強調。
要するに「○○と言ったら××」みたいな代名的人物にしか与えないって事ですね。
そして能力値9は、その代名詞的存在に比肩される程の人物2〜3名に付けると。
あとは、能力値10や9を含めた上位8%に入るくらいの武将に能力値8を、
上位20%くらいに入る武将に能力値7を与えます。
つまり、まずは能力値10が1名、能力値9が2名とした場合、
武将の合計人数が100人なら、能力値8は5名ほど、能力値7は12名ほどになりますし、
武将の合計人数が200人なら、能力値8は13名ほど、能力値7は24名ほどになります。
あとは能力値6〜4の間で、等配分になるよう適当に割り振りつつ、
出来が悪い人物には、逆方向にキャラ立てする意味で能力値3〜1を付けていくと。
まあ、能力値7以上が全体の2割ですから、能力値3以下も2割ほどにしたい所ですが、
使えないキャラが増えてもゲーム的に不便なので、実際には3以下が1割くらいでしょうか?
・・・って、調べてもらった銀英大戦の能力値配分を見ると、
あまり考えずに付けた割には、結構これに近い感じに配分されてますね(笑)。

> > 現在の「回復、機動、情報、攻撃、防御、開発、忠義」の七種類のパラメーターを、
> > コーエーでおなじみの「統率、武勇、知力、政治、魅力、忠義」の六種類に変えるというのは、どうでしょうか?
> > そうすることのメリットは以下の三点です。
> > ○第一に、この能力値で分ける方式がメジャーで、イメージが湧きやすいこと。

う〜ん、個々のパラメーターは、ゲーム・システムに応じて設けられる訳で、
先にパラメーター有りきと言うのは、ちょっと本末転倒な気がします。
以前、2ch世界史板でやってた「偉人数値化スレ」↓を活用しようと、
http://www.h7.dion.ne.jp/~sankon/2ch/history/
世界史ゲームを構想した時には、それこそ先にパラメーター有りきでしたけども、
その時はパラメーターに合わせてシステム案を練っていたので、
今回のように、既にシステムがあった上でとなると、やはり問題アリかと・・・・
馴染み深いのは確かにそうでしょうけど、システムが違う以上は、
却ってそのイメージが邪魔になる事もあるでしょうし。

> > ○第二に、能力値のリストを攻略wikiなどからまるごと持ってきて参照できる。
> > ○第三に、武将の能力値に対する不満を減らせる。

> とりあえず、今浮かぶ単純な計算式としては、
> b=10-rounddown(sqrt(100-a))  ・・・ここでaが三国志攻略wikiの数値、bが変換後の数値
> といったところか。数学にそんなに詳しくないので、もっと良い方法もあるかもしれませんが。

コーエーの既存の能力値を参照するのは、これはもう言わずもがなの事だと思ってます(笑)。
と言いますか、三国志ゲーム用に能力値を考える場合、
それをやる人は基本的にコーエー三國志の経験者でしょうから、
仮に参照するつもりは無くとも、どうしても無意識にイメージは引き摺るでしょうしね。
でもまあ、そんな厳密な計算式など用いなくとも、
数値を参考に、もっと適当にポンポンと決めちゃって良いと思いますよ(笑)。
ゲームが始まって以降に、バランス面の方で問題提起される事はあっても、
ゲームが始まる前から、「この武将の能力値が不満だ」とかは、そうそう無いと思いますし。
・・・って、それだけガチに考察できる方が現れるのであれば、逆に大歓迎ですけどね(笑)。

> > 回復は削除して全武将で回復量を統一。
削るのであれば、別にこれは削っても良いですけどね。
主に「有能な老将」や「無能な働き者」を表現する為のパラメーターでしたから、
ゲーム的に言うと「回復」は、そこまで不可欠な能力値という訳でも無いので、
シンプルさを求めるのであれば、こうした能力値を削るのもOKですよ。
まあ、それを言うと、新能力値である「忠義」も要らないと言えば要らないですけどね。
機動値が高いほど捕まらずに逃げ帰り、捕まった場合はランダムに登用or在野でも良いですから。
その気になれば「情報」や「守備」も削れますけど、さすがに能力値3つだと寂しいかな?(笑)

> > コーエーの数値は能力値が上手く分布しておらず、上に偏っています。
> > コーエーの三国志の場合、ゲームでその数値を用いる際は色々と計算式を複雑にして、
> > そのあたりを調整しているらしいですが、

光栄世代な私などは、ユーザーの要望を入れて能力値をインフレさせ、
それでもバランスを取る為に内部の計算式で調整していったグダグダ感を、
リアルタイムで見させられてきた年代ですね(笑)。
まあ、能力値のインフレくらいならまだ良い方で、客商売であるとは言え、
「このパラメーターを入れろ」「このコマンドを入れろ」との声を安易に採り入れ、
かと言って蛇足なので、結局は「クソゲー」となじられる様は、正直悲しくもありました・・・・
そして最終的には、ライト層を取り込んだ無双シリーズの大ヒットなどもあって、
長年このジャンルを支えてきたコアなユーザー層は切り捨てられて行ったと(泣)。
でも今になると、四半世紀昔のあの頃のゲームをまた遊びたい気分が出て来てるんですよね。
以前のように皆で集まってとかは無理でも、ネットを介してならそれが可能な訳ですし。
・・・って、仮に自分で作っても、管理人な私はそれを遊べませんし、
若い参加者からすれば、「そんな時代なんて知らない」って言われそうですけど(苦笑)。

> > > > 公孫[王贊]や賈[言羽]のように、unicodeを使わなければならない特殊漢字は、
> > > > 通信文を書く時などに障害となるので、出来るだけ避けたい事情があります。

> > > 「公孫サン」や「賈ク」など、そういった部分は表示はカタカナ表記に統一というのでも難しいですか?
> > > 個人的に公孫サンが好きなので登場してほしいという部分もありますが。

私は、熟語にひらがな表記が混じる「交ぜ書き」が凄く嫌いなので、
もし登場させるのであれば、unicodeを用いて特殊文字として表示させます。
プレイヤーが通信文を書く際に困るだけで、表記させる分には難しくありませんから。


> > 書いてから思っていたのですが、七国大戦みたいなものを私はイメージしていますが、
> > 銀英伝団体戦(?)をベースにするということですから、前提としたものがちと違うかも。

同じ銀英大戦でも、団体戦の方ではなく、個人戦の方ですね。
まず簡単に、それぞれの違いを説明しておくと、
三国大戦系は1人のプレイヤー、1つの武将キャラを操作するのが基本設定でして、
各勢力ごとに多数のプレイヤーが居て、リーダー役の皇帝がいろいろと調整しながら、
ある人は斥候として敵軍を調べ、ある人は他国と外交を行い、ある人はスパイとして潜入するなどし、
皇帝と仲違いすれば、他国に出奔したり、皇帝交代を画策したり、武力蜂起したりって感じでした。
多人数ゲームとして、各プレイヤーの個性や人間関係に主眼を置き、
各武将に能力値の差はなく、実行できるコマンド内容も絞り込み、
できるだけシンプルに、そして自由度の高いゲーム・システムにしたので、
参加者が50〜60人いた頃は上手く回ったのですが、人数が減ってしまうと・・・・
(戦場ごとに勢力数が三国・五国・七国と異なるだけで、システムは全て一緒でした)

三国大戦系の後にできた銀英大戦の方も、最初は同じく「1プレイヤー1キャラ」制で、
大きな違いは、各キャラごとに能力値がある事と、勢力が2つしか無く寝返り不可な事でした。
ただこのシステムですと、誰がどのキャラを担当するかでトラブルが有ったりも・・・・
有能なキャラを、半放置状態のプレイヤーに登録されると、
ゲーム上のバランスもそうですが、それ以上に味方の他プレイヤーから不満の声が出ると。
しかし原作付きなので、ゲームの事情に合わせて、世界設定を変える訳にも行かず、
ゲームの仕様の方を変更して誕生したのが、「1プレイヤー1勢力」制の個人戦でした。
各勢力とも50名分のキャラが居たので、「1プレイヤー50キャラ」制と言い換えても良いかも?
とは言え、個人戦には個人戦の良さがあっても、やはり団体戦とは別物ですし、
団体戦の方は、参加人数の減少でゲームが上手く回らなくなって来た事もあって、
個人戦を参考に導入されたのが、1人で3名くらいのキャラを担当する現在の仕様でした。
正直、ゲーム的に言ってしまうと、中途半端といえば中途半端な仕様なんですけどね・・・・

そして、三国大戦系の方の参加者不足に関して、どうするかって事になった時、
銀英大戦の団体戦のように、「1プレイヤー数キャラ」という意見もあったのですが、
史実の三国志シナリオを導入すれば、銀英伝と違って複数の勢力を出せる訳ですし、
「1プレイヤー1勢力」とする事で、個人戦と団体戦のバランスを取る事が出来ると言うのが、
今回の話という訳ですね(話を振られるまで、ずっと放置状態のままでしたけども・笑)。
要するに、基本的には個人戦なのですが、銀英大戦のように「1対1」の対決だと、
囲碁や将棋のような頭脳系のガチンコ勝負になってしまうものの、
これを勢力を複数にする事で、各プレイヤー間での交渉や調整という要素が生じる訳です。
言うなれば、将棋は将棋でも、4人将棋や8人将棋の部類ですね(笑)。
強い差し手が居ても、2〜3人で束になって攻めれば勝つ事もできるでしょうし、
飛車や角の多い陣営を選んで力技で行くのも、敢えて歩ばかりの陣営を選び頑張るのも自由です。
実際、赤い嵐系のゲームでは、超大国で遊ぶ人も居れば、小国で遊ぶ人も居ますからねえ。

> 滅んだり敗色濃厚になったプレイヤーが他のプレイヤーの勢力に
> 配下武将を抱えたまま寝返ったりすることは可能でしょうか?
> また、許可がないと寝返れない現ルールを廃止して、
> 無人の勢力に寝返りを行い、独立すことができるようにはならないでしょうか?
> もし、そういった「陪臣」と「独立」ができれば
> なかなか面白いことができるのではないかと思うのです。

という事で、基本的には「1プレイヤー1勢力」という考えなので、
まず最初は、寝返りとか、軍門に下るなど、勢力の座から降りるプレーは導入しません。
あくまで個々のプレイヤーには、優勝を目指して頑張ってもらいます(負ければ脱落)。
とは言え、ゲーム展開がグダグダになっても困るので、ターン数の上限は設けるつもりです。
まあ、赤い嵐系のゲームをイメージしてもらえれば良いかも知れません。
もしも曹操陣営を選んだプレイヤーが、開始直後に誰かの軍門に降っても白けるので、
赤い嵐系の「陣営国(従属国)」みたいなシステムを導入するにしても、
「このゲームは個人戦なんだ」という共通認識が、まずは出来てからでしょうね。
その場合も、領有都市数が5倍以上の相手にのみ、従属OKみたいな縛りは設けるかと。


> > 管理人さんが思い描いている形式からだいぶズレてしまうことになりますが、
> > 首相選挙のように、国ごとに配分できる官職を持っていてそれを配分する形式、というのはどうでしょうか。
> > この形式になると楽しみなのが、官職による引き抜き、という要素が出てくることです。

正直な所、上述の通り「プレイヤー同士の対戦」という部分に重きを置いたシステムなので、
「ゲーム内容は出来るだけシンプルな格好にしておきたい」という思いはあります。
前回の試験セッションの終了時、いろいろ議論↓はしたので、
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=r17116
「箱庭で開発できる要素をもっと増やそうかな?」とか、
「兵糧の概念も入れて、兵站の重要性を表現しようかな?」とかも考えたのですが、
今回のシステムは銀英大戦の流用ですし、そのゲームの大本にある主題を踏まえた場合、
とりあえずは、その基本方針を尊重する方向で行ってみようと、今回は導入を見送った次第です。
その気になれば、新要素などは後から追加できますしねえ。

もちろん、ゼロからゲーム・システムを作るのであれば、そうした引き抜き要素もアリです。
実際、戦国時代のゲーム案では、旧国ごとに幾つかの城(領地)を用意して、
恩賞等でそれを与える事で忠誠を高めたり、所領の安堵や加増で味方に引き入れたりし、
家臣はその所領の石高に応じて兵数を率いるという仕様を考えた事↓がありますからねえ。
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s14847#14847
ただ一方で、引き抜きの影響力が大きくなると、その可否をランダム判定にした場合、
駆け引き系の対戦ゲームなので、乱数が支配するとプレイヤーが萎えるという問題点があり、
かと言って、計算式で厳密に引き抜きの可否を判定するのも、それはそれで違和感が・・・・
その為、引き抜きをメイン要素に持ってくるならば、引き抜かれる側もプレイヤーとする
関ヶ原を舞台にした「論功行賞ゲーム案」↓というモノが、以前ありました。
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s15488#15488
簡単に言えば、戦後の恩賞を餌に仲間を増やしていくゲームですね(笑)。


[19794] Re:まとめレス返信 削除
2015/12/12 (土) 15:45:32

▼ 徳翁導誉さん
> 誰かがデータを作ってくれるなら、正直私はどちらでも構いません(笑)。
&
> やはり当初の予定通り「194年」って事にしておきますか(呂布も出せる事ですからね)。
&
> それと勢力数に関してですが、ある程度の外形が出来ていれば、後は私の方で増減して調整できます。
では、194年、勢力は以下の19勢力で、登場人物は多め、ということでデータの作成をしてみたいと思います。
袁紹 公孫サン 袁術 李カク 呂布 馬騰 曹操 張楊 劉表 劉ヨウ 劉備 孔融 公孫度 劉璋 陶謙 厳白虎 王朗 張魯 孫策

> あの後、私も少し考えてみたのですが、こんな感じでどうでしょう?
> 「君主>将軍>中将(中郎将)>校尉>都尉>一般(軍候)」

いい感じだと思います。陣営トップは「君主」固定で統一、配下はその下の5階級で変動、ということですね。
強いて言えば、校尉と都尉の上下関係が呼び方だけでは分かり辛い気もしますが、多分慣れでしょう。

> 厳密に決めている訳じゃないですけど、おおよその目安としては、
> 最高値の10は各能力値ごとに1名だけにして、その武将の特別感を強調。
> (以下省略)

分かりました。

> でもまあ、そんな厳密な計算式など用いなくとも、
> 数値を参考に、もっと適当にポンポンと決めちゃって良いと思いますよ(笑)。

数値を付ける上で、1人1人考えるよりも、数式の方が楽に思ったので。
エクセルとかに取り込んで一括で変換できそうですし。まあ、まだやってないのですけど。
一旦そうした上で、数値の分布やキャラのイメージを踏まえて調整、を考えていました。
数式使用・不使用どちらでもよい、との意図と解釈しましたので、可能な部分は楽そうな数式使用でやってみます。

> 私は、熟語にひらがな表記が混じる「交ぜ書き」が凄く嫌いなので、
> もし登場させるのであれば、unicodeを用いて特殊文字として表示させます。
> プレイヤーが通信文を書く際に困るだけで、表記させる分には難しくありませんから。

ゲーム中の表記ではなく、通信文での問題でしたか。
通信文のデータフォーマットをunicodeにできるとして、プレイヤー側の環境で読み込めるかどうかの問題がありますね。
WindowsやMac、Unixではできるそうですが、それだとそうでない環境を排除してしまうことになるということですか。
この掲示板もShiftJISを使っているみたいですし、うーん。
あまり詳しいことまで知りませんのでひとまずこの問題は後に回して、登場させられるとしてキャラ作成をしてみます。


[19804] 階級についてのレス返信 削除
2015/12/15 (火) 17:36:38 フォロスト

▼ 官さん
> ▼ 徳翁導誉さん
> > あの後、私も少し考えてみたのですが、こんな感じでどうでしょう?
> > 「君主>将軍>中将(中郎将)>校尉>都尉>一般(軍候)」

> いい感じだと思います。陣営トップは「君主」固定で統一、配下はその下の5階級で変動、ということですね。
> 強いて言えば、校尉と都尉の上下関係が呼び方だけでは分かり辛い気もしますが、多分慣れでしょう。


良いと思います。
確かに、校尉と都尉は少し分かり辛いとは思いますが、官さんの言われるように多分慣れるでしょう。

一般(軍候)については、一般と軍候のどちらの表記が良いか未確定の状態だと思いますが、
その点に関して言うなら、軍候の方が雰囲気が出て良いと思います。
ただ、一般の方が最下級だと分かり易そうな感じがするので、どちらでも良いですが。

ところで、私だけの感覚かもしれませんが、校尉〜軍候まではそれっぽいのですが、「中将」「将軍」にちょっと違和感を覚えます。
まず、「中将」についてです。私は中将と言われると現代の軍人の階級を思い浮かべてしまいます。
つまり、大将、中将、少将の中将を思い浮かべます。
三国志マニアでは無いので分からないのですが、私は中郎将を中将と略すのは聞いたことがありません。
ゲーム内で初めて見た人は何のことか、と思うのでは無いでしょうか。
ただ、二文字と三文字でレイアウト等にどう影響してくるのか次第では、無理やり二文字にした方が良いのでしょうが、
そこら辺は私には分からないことです。

次に、「将軍」についてです。こちらも別の意味を想起してしまいます。
「将軍」という言葉は軍隊の指揮官全般を指して使われることことが一般的なので、まずそちらのことが頭に浮かびます。
「上将軍」や「大将軍」なら官職名のことを指していると分かりますし、そちらはどうでしょうか?
(三文字なのがちょっと悪いのと、三国志で「大将軍」と言ったら何進の代名詞のような気も。)
とはいえ慣れるでしょうから、こちらは中将に比べてどうでも良い違和感です。

したがって、レイアウトの問題などが無ければ、中郎将は略さず表記した方が良い、と私は思います。


[19815] Re:階級についてのレス返信 削除
2015/12/18 (金) 20:46:19 徳翁導誉

> > > あの後、私も少し考えてみたのですが、こんな感じでどうでしょう?
> > > 「君主>将軍>中将(中郎将)>校尉>都尉>一般(軍候)」

> > いい感じだと思います。陣営トップは「君主」固定で統一、配下はその下の5階級で変動、ということですね。
> > 強いて言えば、校尉と都尉の上下関係が呼び方だけでは分かり辛い気もしますが、多分慣れでしょう。

> 良いと思います。
> 確かに、校尉と都尉は少し分かり辛いとは思いますが、官さんの言われるように多分慣れるでしょう。
> 一般(軍候)については、一般と軍候のどちらの表記が良いか未確定の状態だと思いますが、
> その点に関して言うなら、軍候の方が雰囲気が出て良いと思います。
> ただ、一般の方が最下級だと分かり易そうな感じがするので、どちらでも良いですが。

近代軍の呼称から「将>尉」をイメージしやすいので、
将と尉を2つずつにしてみましたけど、その被った部分が解り難いのであれば、
「君主>将軍>校尉>司馬>軍候>一般」と、被らないようにしても良いですがね。

> ところで、私だけの感覚かもしれませんが、
> 校尉〜軍候まではそれっぽいのですが、「中将」「将軍」にちょっと違和感を覚えます。
> まず、「中将」についてです。私は中将と言われると現代の軍人の階級を思い浮かべてしまいます。
> つまり、大将、中将、少将の中将を思い浮かべます。

少し時代は下りますけども、奈良時代の日本が、
唐の律令制度と同時に四等官制を導入した際に、
兵衛府は「督>佐>大尉・少尉>大志・少志」、
近衛府は「大将>中将>少将>将監・将曹」と階級名を付けた訳です。
それを1000年後の明治新政府が、ごちゃ混ぜにしつつ引っ張り出してきて、
西欧軍隊の階級呼称に当てはめたのが、日本における近代軍の軍事階級名ですから、
そちらの方が馴染みがあるので、違和感があるのは解らなくも無いのですが、
歴史の流れから言うと、本来は順序が逆の話なんですけどね・・・・

> 三国志マニアでは無いので分からないのですが、私は中郎将を中将と略すのは聞いたことがありません。
> ゲーム内で初めて見た人は何のことか、と思うのでは無いでしょうか。
> ただ、二文字と三文字でレイアウト等にどう影響してくるのか次第では、
> 無理やり二文字にした方が良いのでしょうが、
> そこら辺は私には分からないことです。
> したがって、レイアウトの問題などが無ければ、中郎将は略さず表記した方が良い、と私は思います。

たぶん、中国の方では略さないんじゃないですかねえ?
ただ、中国の律令制が日本に導入された際に、
官職名を「大将軍→大将」「中郎将→中将」と略していますから、
原典表記に拘らなければ、そこまで変という訳でも無いかと・・・・
とは言え、そのまま「大将&中将」だと近代軍のイメージを引きずる為、
そこは敢えて、「将軍&中将」と変えてみた事情はあります。
でもまあ、別に階級名なんて無くてもゲーム自体は普通に遊べますので、
正直、どっちでも良いと言えば、どっちでも良いんですけどね(笑)。
逆に言えば、だからこそ「見やすさ」を重視して2文字に統一してみたと。


[19821] Re2:階級についてのレス返信 削除
2015/12/22 (火) 05:12:40 フォロスト

▼ 徳翁導誉さん
> 近代軍の呼称から「将>尉」をイメージしやすいので、
> 将と尉を2つずつにしてみましたけど、その被った部分が解り難いのであれば、
> 「君主>将軍>校尉>司馬>軍候>一般」と、被らないようにしても良いですがね。


良いと思いますね〜。

> > ところで、私だけの感覚かもしれませんが、
> > 校尉〜軍候まではそれっぽいのですが、「中将」「将軍」にちょっと違和感を覚えます。
> > まず、「中将」についてです。私は中将と言われると現代の軍人の階級を思い浮かべてしまいます。
> > つまり、大将、中将、少将の中将を思い浮かべます。

> 少し時代は下りますけども、奈良時代の日本が、
> 唐の律令制度と同時に四等官制を導入した際に、
> 兵衛府は「督>佐>大尉・少尉>大志・少志」、
> 近衛府は「大将>中将>少将>将監・将曹」と階級名を付けた訳です。
> それを1000年後の明治新政府が、ごちゃ混ぜにしつつ引っ張り出してきて、
> 西欧軍隊の階級呼称に当てはめたのが、日本における近代軍の軍事階級名ですから、
> そちらの方が馴染みがあるので、違和感があるのは解らなくも無いのですが、
> 歴史の流れから言うと、本来は順序が逆の話なんですけどね・・・・


その辺りの経緯は知りませんでした…。
違和感等については、私が近代軍の「中将」「大将」のイメージを大きく引きずっているだけかもしれません。
その点について、官殿や私以外の他の方々のご助言がいただければ、嬉しいのですけどね〜。
上の軍事階級の点も含めて。

私たちの意見だけでは「一般的な感覚が反映されない」ということにもなるでしょうし。

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