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[6332] 新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/6 (火) 17:30:06 R・グループ 〔HomePage

今年2発目の世界史FLASHが完成しました〜

「リッサ海戦」
http://movie.geocities.jp/r_groop_zzz/13_Lissa.html

今回は、いつもよりさらに戦闘に力をいれています。
戦闘以外の部分はほとんど蛇足です。

逆V字陣形に萌えたので創りました。
人は何に萌えるかわかりせんねぇ〜


[6335] Re:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/7 (水) 20:46:03 徳翁導誉

> 今年2発目の世界史FLASHが完成しました〜
> 「リッサ海戦」
> http://movie.geocities.jp/r_groop_zzz/13_Lissa.html

お疲れ様です。
早速、地図型リンク集の方に追加しておきました。
丁度、リソルジメントとダヌンツィオの間の時期を、
補完する形になってますね(笑)。


[6337] Re2:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/7 (水) 21:09:39 R・グループ 〔HomePage

▼ 徳翁導誉さん
> > 今年2発目の世界史FLASHが完成しました〜
> > 「リッサ海戦」
> > http://movie.geocities.jp/r_groop_zzz/13_Lissa.html

> お疲れ様です。
> 早速、地図型リンク集の方に追加しておきました。
> 丁度、リソルジメントとダヌンツィオの間の時期を、
> 補完する形になってますね(笑)。


そういえば、丁度、
イタリアのヴェネチア領有が抜けているのを補完していますね。

ガリバルディもちょっとだけ登場しますし。



[6339] Re3:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/8 (木) 00:08:34 ルーキウス

▼ R・グループさん
> ▼ 徳翁導誉さん
> > > 今年2発目の世界史FLASHが完成しました〜
> > > 「リッサ海戦」
> > > http://movie.geocities.jp/r_groop_zzz/13_Lissa.html

> > お疲れ様です。
> > 早速、地図型リンク集の方に追加しておきました。
> > 丁度、リソルジメントとダヌンツィオの間の時期を、
> > 補完する形になってますね(笑)。

>
> そういえば、丁度、
> イタリアのヴェネチア領有が抜けているのを補完していますね。
>
> ガリバルディもちょっとだけ登場しますし。



リッサ沖海戦のフラッシュがみれるとは思わなかったので感激しています。

それにしても、ポケモン久々に聞きましたw

逆V字陣形といえば、ポエニ戦争の時にローマ艦隊がそんな隊形をとったような。
まあ、関係ないでしょうけど。

いくつか質問なのですが、
船の中が白いやつは木造船ですよね?

あと、海軍における士気ってどの程度影響があるものなんでしょうか?
移乗白兵戦でもしない限り、士気の高さがそこまで影響するんでしょうか?
たしかに、沈みそうな船からさっさと逃げたりとか、
砲弾の弾ごめの速度とかはあるにしろ、
兵の士気が低かろうと、勝手に撤退はできないですし、
反乱でも起きれば別ですが。
衝角戦術だって、艦長にやる気さえあればできますし、
この時代は微妙かもしれませんが、砲撃も遠距離でおこなうようになると、
精神力でどうのこうのなるものでもないですし。

古代と18世紀に関する記述ですが、
岩波書店から出ているギリシャ・ローマの戦争と言う本に、
士気は艦長次第というようなことが書いてありましたし。
(まあ、イタリアなんで指揮官のほうにもやる気がなかったというのもあり得そうですが。)


最後になんですが、
リッサ沖が日清戦争の清朝海軍に与えた影響ってどうでしょうか?


[6345] Re4:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/8 (木) 07:08:53 R・グループ 〔HomePage

▼ ルーキウスさん
> ▼ R・グループさん
> > ▼ 徳翁導誉さん
> > > > 今年2発目の世界史FLASHが完成しました〜
> > > > 「リッサ海戦」
> > > > http://movie.geocities.jp/r_groop_zzz/13_Lissa.html

> > > お疲れ様です。
> > > 早速、地図型リンク集の方に追加しておきました。
> > > 丁度、リソルジメントとダヌンツィオの間の時期を、
> > > 補完する形になってますね(笑)。

> >
> > そういえば、丁度、
> > イタリアのヴェネチア領有が抜けているのを補完していますね。
> >
> > ガリバルディもちょっとだけ登場しますし。

>
>
> リッサ沖海戦のフラッシュがみれるとは思わなかったので感激しています。
>
> それにしても、ポケモン久々に聞きましたw
>
> 逆V字陣形といえば、ポエニ戦争の時にローマ艦隊がそんな隊形をとったような。
> まあ、関係ないでしょうけど。
>
> いくつか質問なのですが、
> 船の中が白いやつは木造船ですよね?


白いのが木造船です。初めは最初に紹介していたのですが、
表記がうっとおしいのでやめました。
艦名表記もうっとおしくならないようにしています。

>
> あと、海軍における士気ってどの程度影響があるものなんでしょうか?
> 移乗白兵戦でもしない限り、士気の高さがそこまで影響するんでしょうか?
> たしかに、沈みそうな船からさっさと逃げたりとか、
> 砲弾の弾ごめの速度とかはあるにしろ、
> 兵の士気が低かろうと、勝手に撤退はできないですし、
> 反乱でも起きれば別ですが。


士気が低いと、訓練度が低いんです。
アフォンダトーレは、海戦の破損が原因で後に沈没しましたが、
ちゃんと修理する訓練や技術があれば、いくらでも沈没は防げたはずです。

つまり、やる気がない。

> 衝角戦術だって、艦長にやる気さえあればできますし、
> この時代は微妙かもしれませんが、砲撃も遠距離でおこなうようになると、
> 精神力でどうのこうのなるものでもないですし。


イタリアの軍艦には衝角はついていなかったらしいです。
テゲトフ提督は衝角戦術に賭けてねこれについて猛訓練していたとのこと。
ドイツ人らしいですねぇ。
>
> 古代と18世紀に関する記述ですが、
> 岩波書店から出ているギリシャ・ローマの戦争と言う本に、
> 士気は艦長次第というようなことが書いてありましたし。
> (まあ、イタリアなんで指揮官のほうにもやる気がなかったというのもあり得そうですが。)
>


イタリアの指揮官はほんとにぐだぐだです。
敵が指揮系統を混乱させる前に、既に自分達で指揮系統が混乱しているという、
ほとんど自滅にも等しいかと。

>
> 最後になんですが、
> リッサ沖が日清戦争の清朝海軍に与えた影響ってどうでしょうか?


衝角戦術が世界各地に広まったらしいです。
清朝に限らず、日本海軍の船にも衝角はついていまのすので、
各国で特段違いがあるとは思えません。



[6349] Re5:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/8 (木) 23:56:59 ルーキウス

返信有り難うございます。

▼ R・グループさん
> ▼ ルーキウスさん
> > いくつか質問なのですが、
> > 船の中が白いやつは木造船ですよね?

>
> 白いのが木造船です。初めは最初に紹介していたのですが、
> 表記がうっとおしいのでやめました。
> 艦名表記もうっとおしくならないようにしています。

やはりそうですか、確かにいちいち書いていたらうっとうしいですね。

> > あと、海軍における士気ってどの程度影響があるものなんでしょうか?
> > 移乗白兵戦でもしない限り、士気の高さがそこまで影響するんでしょうか?
> > たしかに、沈みそうな船からさっさと逃げたりとか、
> > 砲弾の弾ごめの速度とかはあるにしろ、
> > 兵の士気が低かろうと、勝手に撤退はできないですし、
> > 反乱でも起きれば別ですが。

>
> 士気が低いと、訓練度が低いんです。
> アフォンダトーレは、海戦の破損が原因で後に沈没しましたが、
> ちゃんと修理する訓練や技術があれば、いくらでも沈没は防げたはずです。
>
> つまり、やる気がない。

ヘタリアは平時からヘタリアなのですね。
せめて訓練くらいはまじめにすればいいものを。


> > 衝角戦術だって、艦長にやる気さえあればできますし、
> > この時代は微妙かもしれませんが、砲撃も遠距離でおこなうようになると、
> > 精神力でどうのこうのなるものでもないですし。

>
> イタリアの軍艦には衝角はついていなかったらしいです。
> テゲトフ提督は衝角戦術に賭けてねこれについて猛訓練していたとのこと。
> ドイツ人らしいですねぇ。

たしかに、ドイツ人らしいです。
それにしても、衝角無しは意外です。
まさしく危険なことをやる気無しですねえ。


> > 古代と18世紀に関する記述ですが、
> > 岩波書店から出ているギリシャ・ローマの戦争と言う本に、
> > 士気は艦長次第というようなことが書いてありましたし。
> > (まあ、イタリアなんで指揮官のほうにもやる気がなかったというのもあり得そうですが。)
> >

>
> イタリアの指揮官はほんとにぐだぐだです。
> 敵が指揮系統を混乱させる前に、既に自分達で指揮系統が混乱しているという、
> ほとんど自滅にも等しいかと。

そうだったんですか、指揮官までやる気がないとは。
ジョークで書いたことが本当とは。
指揮官がやる気無しというのはめずらしいですね。


> >
> > 最後になんですが、
> > リッサ沖が日清戦争の清朝海軍に与えた影響ってどうでしょうか?

>
> 衝角戦術が世界各地に広まったらしいです。
> 清朝に限らず、日本海軍の船にも衝角はついていまのすので、
> 各国で特段違いがあるとは思えません。

やっぱり世界中に広まっているんですか。
それにしても、オーストリアは魚雷といい、衝角といいこの時代のオーストリアは、
海軍に関して世界に影響を与えていますねえ。
かなり意外なことに。


[6351] Re6:返信 削除
2008/5/10 (土) 11:53:25 tristar

オーストリアはヴェネツィア共和国を吸収したからでしょう。
テゲトフ自身もヴェネツィアの海軍学校で学びましたし、水兵達もヴェネツィアやダルマツィア出身が多かったそうです。
海軍内ではドイツ語で無く、イタリア語のヴェネト方言が使われていたとか。
リッサ海戦勝利の歓声は「Viva San Marco!」だったそうです。


[6357] Re7:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/10 (土) 16:46:16 徳翁導誉

ところで、「普墺戦争 イタリア戦線」と書いてありますが、
これは「ローマの鍵」シリーズに続き、
「普墺戦争」シリーズに挑戦という事なのでしょうか?
それとも、「普墺戦争イタリア戦線の中のリッサ海戦ですよ」という事でしょうか?
それか、ひょっとして、大々的に「海戦史」に挑もうとか(笑)。
でも海戦史ならば、頑張れば不可能ではないのかな?
陸戦に比べれば数も転換点も、ある程度絞れてきますし。

ちなみに私の方は、「科学の20世紀」シリーズの後に、
もっと世界史っぽい題材も扱おうと、「三帝会戦」を作り始めてたんですが、
Flashを何本か公開したら、制作の方が完全に止まってしまいましたね・・・・
と言う事で、今の所はアウステルリッツの地図だけ公開。
http://www.geocities.jp/flash_okiba4/
どちらの方の地図を使うかは考え中ですね。

あと、話は少し外れるんですが、
R・グループさんは、YouTubeでのFlash公開とか考えてますか?
「AnvSoft Flash to Video Converter」とかいうソフトを使い、swfを変換すると、
Flash作品も、YouTubeなどへも投稿できるみたいですよ。
YouTubeにもアップすれば、閲覧者の数は更に増えるでしょうし、
そこから自らのサイトへリンクを貼れば、YouTubeからも人を呼び込む事も出来るのでは?
とか、最近考えたりもします。


> > 船の中が白いやつは木造船ですよね?
> 白いのが木造船です。初めは最初に紹介していたのですが、
> 表記がうっとおしいのでやめました。

リッサ島にクローズアップしてから、戦艦数や海戦年月などの情報が表示されるまでの間、
つまりは、両軍の戦艦が海面上にワラワラと登場するシーンがあるじゃないですか。
あの時に、画面の右下隅に「■墺海軍(装甲艦)」みたいに表示してはどうでしょう?
(墺海軍なら■の色は赤色として、木造艦の方は白抜きにして)
地図を使った図などでは、よく使われてますよねえ。
縦に色付きの■を並べて、赤色はこれで、青色はそれでと。


[6363] Re8:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/10 (土) 19:37:45 R・グループ 〔HomePage

▼ 徳翁導誉さん
> ところで、「普墺戦争 イタリア戦線」と書いてありますが、
> これは「ローマの鍵」シリーズに続き、
> 「普墺戦争」シリーズに挑戦という事なのでしょうか?
> それとも、「普墺戦争イタリア戦線の中のリッサ海戦ですよ」という事でしょうか?
> それか、ひょっとして、大々的に「海戦史」に挑もうとか(笑)。
> でも海戦史ならば、頑張れば不可能ではないのかな?
> 陸戦に比べれば数も転換点も、ある程度絞れてきますし。


当初の予定では、普墺戦争は前後編でした。

前編が、ドイツ統一機運の高まり→ビスマルク様→普墺戦争勃発→ケーニヒグレーツの戦い
後編が、今回の作品→プラハ条約締結

という構成予定だったのですが、
ケーニヒグレーツの戦いの資料がぜんぜん見つからず、
三方から分進合撃の様子が描けないと判断したため、前編はカットして、焦点をリッサ海戦に絞りました。
だから、全体的にリッサ以外の説明は短くなっています。

>
> ちなみに私の方は、「科学の20世紀」シリーズの後に、
> もっと世界史っぽい題材も扱おうと、「三帝会戦」を作り始めてたんですが、
> Flashを何本か公開したら、制作の方が完全に止まってしまいましたね・・・・
> と言う事で、今の所はアウステルリッツの地図だけ公開。
> http://www.geocities.jp/flash_okiba4/
> どちらの方の地図を使うかは考え中ですね。


実はカスティリオーネの戦いを作るという視野はあったのですが、
すぐに作るかどうかは、よくわからないです。

しかし、徳翁導誉さんがナポレオンで選ぶのは三帝会戦で
私が、ナポレオンで選ぶのが、カスティリオーネの戦いを選ぶとは
すごく好みが出ていますね(笑)

>
> あと、話は少し外れるんですが、
> R・グループさんは、YouTubeでのFlash公開とか考えてますか?
> 「AnvSoft Flash to Video Converter」とかいうソフトを使い、swfを変換すると、
> Flash作品も、YouTubeなどへも投稿できるみたいですよ。
> YouTubeにもアップすれば、閲覧者の数は更に増えるでしょうし、
> そこから自らのサイトへリンクを貼れば、YouTubeからも人を呼び込む事も出来るのでは?
> とか、最近考えたりもします。


私は、静止画と絵画や写真、文字、戦闘は抽象表記で構成される
現在の形態の世界史FLASHは、動画には向いていないと思います。

ここだけの話ですが……(掲示板でここだけの話もアレもないのですが)
徳翁導誉さんが昔作れた、なんとか分で分かる日本の歴史のような作品こそ
極めてニコニコ動画や、YouTube向きだと思います。ドアラの世紀も、ニコニコやYouTube向きですね。

観ている人が、突っ込みたくを入れたくなる。wをかきたくなる。
もし、ニコニコに挙げるならそういう形で作り直そうかなと。

私がやるとしたら、動画投稿サイトに挙げる場合、
フリー声優さんにお願いして、セリフを音声にできたらいいなと考えています。
OPももうちょっと派手にしたいですね。

少なくとも、今のままではちょっと厳しいかなと。

> > > 船の中が白いやつは木造船ですよね?
> > 白いのが木造船です。初めは最初に紹介していたのですが、
> > 表記がうっとおしいのでやめました。

> リッサ島にクローズアップしてから、戦艦数や海戦年月などの情報が表示されるまでの間、
> つまりは、両軍の戦艦が海面上にワラワラと登場するシーンがあるじゃないですか。
> あの時に、画面の右下隅に「■墺海軍(装甲艦)」みたいに表示してはどうでしょう?
> (墺海軍なら■の色は赤色として、木造艦の方は白抜きにして)
> 地図を使った図などでは、よく使われてますよねえ。
> 縦に色付きの■を並べて、赤色はこれで、青色はそれでと。


装甲艦と非装甲艦の艦数が表示される部分で表示しようと思ったのですが、
実際、装甲艦と非装甲艦という区別は、正確ではないのです。

艦の動きや戦法も、詳細が判明ないことも多く、とりあえず作ったというかんじです。
だから、あんまり詳しく書いてもしょうがないので抽象的に、
ウィキペディアのリッサ海戦を参考にして書いており、色はこれに従っているというかんじですね。

でも、コレも実際は艦数が合わなかったり、他の資料と違っていたりと
なかなか噛み合わないので、まぁ…… 動きや艦の資料は参考程度にと。


[6370] Re9:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/11 (日) 13:08:53 ルーキウス

▼ R・グループさん
> ▼ 徳翁導誉さん
> > ところで、「普墺戦争 イタリア戦線」と書いてありますが、
> > これは「ローマの鍵」シリーズに続き、
> > 「普墺戦争」シリーズに挑戦という事なのでしょうか?
> > それとも、「普墺戦争イタリア戦線の中のリッサ海戦ですよ」という事でしょうか?
> > それか、ひょっとして、大々的に「海戦史」に挑もうとか(笑)。
> > でも海戦史ならば、頑張れば不可能ではないのかな?
> > 陸戦に比べれば数も転換点も、ある程度絞れてきますし。

>
> 当初の予定では、普墺戦争は前後編でした。
>
> 前編が、ドイツ統一機運の高まり→ビスマルク様→普墺戦争勃発→ケーニヒグレーツの戦い
> 後編が、今回の作品→プラハ条約締結
>
> という構成予定だったのですが、
> ケーニヒグレーツの戦いの資料がぜんぜん見つからず、
> 三方から分進合撃の様子が描けないと判断したため、前編はカットして、焦点をリッサ海戦に絞りました。
> だから、全体的にリッサ以外の説明は短くなっています。

確かに普墺戦争に関する資料は日本であんまり無いですよね。
ケーニヒグレーツの戦いとかは、歴史群像で記事になったことがあったとは思いますが、
それだけで作るのは無茶ですよね。
とりあえず、役に立ちそうなものとして、
『ハプスブルク家かく戦えり』と言う本の398ページから423くらいまでで普墺戦争について書いています。
また『ハプスブルク家かく戦えり』の参考文献一覧には「普墺戦争におけるオーストリア軍の敗因」というのが、
『軍事史学』二九巻二号(一九九三年)に載っているというのがかいてあります。どういうのかはわかりませんが、
名前から想像すると役に立つかもです、図書館とかならあるかもしれません。
ほかにも、教育社から『ドイツ統一戦争』と言う本が出ているとか。(古いですが)


[6373] Re10:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/11 (日) 15:22:10 徳翁導誉

> > ケーニヒグレーツの戦いの資料がぜんぜん見つからず、
> > 三方から分進合撃の様子が描けないと判断したため、前編はカットして、焦点をリッサ海戦に絞りました。
> > だから、全体的にリッサ以外の説明は短くなっています。

なるほど、そう言う事でしたか。
あと、少し気になってたんですが、
最後に音楽がないのは、演出の一環なのでしょうか?
私はRPGをほとんどやらないので、よく分からないんですけど、
どうやら作中の音楽は、RPGの曲みたいなので、
最後の無音箇所には、戦闘終了後の音楽などを流しても良いのでは?と感じたもので。


> > しかし、徳翁導誉さんがナポレオンで選ぶのは三帝会戦で
> > 私が、ナポレオンで選ぶのが、カスティリオーネの戦いを選ぶとは
> > すごく好みが出ていますね(笑)

まあ、私自身の好みと言いますか、
南北戦争を作る上での布石みたいな感じでしょうか?
最初は、いい加減にそろそろ、南北戦争を作ろうと考えていたんですが、
  「戦争芸術」の時代から「総力戦」の時代へ
南北戦争を、そう言った戦史と歴史の分水嶺として描くのであれば、
その前に、戦争芸術の時代を描く事も必須だと思い、
最も適当な題材として、三帝会戦を選んだと言う訳ですね。


> > > あと、話は少し外れるんですが、
> > > R・グループさんは、YouTubeでのFlash公開とか考えてますか?

> > 私は、静止画と絵画や写真、文字、戦闘は抽象表記で構成される
> > 現在の形態の世界史FLASHは、動画には向いていないと思います。

いや、フォーマット形式が違うだけで、Flashも既に「動画」じゃないですか?
見る方は、その違いをほとんど気にしてないでしょうし。

そもそも私は、ニコニコ動画とYouTubeを、ある程度「別物」として捉えています。
ニコニコ動画は、動画だけでなく、それに添えるコメントも大きな要素である一方、
YouTubeは、基本的に動画オンリーのものであろうかと。
確かにYouTubeでも感想は書き込めますが、あの方式から言って、
それはFlashの感想を掲示板に書き込むのと、さして違いは無いですので。

「動画を見せる」ただそれだけの事を考えれば、
FlashもYouTubeも、大した違いは無いと考えています。
では、FlashとYouTubeは何が違うのか?
「画質が落ちる」「どの場面からでも再生できる」など、そういう違いもありますが、
結局、「動画の置いてある場所が違う」というだけの事だと、私は考えています。

分かり易い例で言えば、2chですよね。
例えばあれも、際立った特徴がある訳でもない普通の「掲示板」です。
ただ2chが違うのは、膨大な人がそこに集まるという所ですよね。
YouTubeも、つまりは動画版のそれであろうかと・・・・
英語版でも公開すれば、それこそ、
自分のサイトで公開しているだけでは縁もないような、
海外からの閲覧者も出てくるでしょうし。


> > > > > 船の中が白いやつは木造船ですよね?
> > > > 白いのが木造船です。初めは最初に紹介していたのですが、
> > > > 表記がうっとおしいのでやめました。

> > > リッサ島にクローズアップしてから、戦艦数や海戦年月などの情報が表示されるまでの間、
> > > つまりは、両軍の戦艦が海面上にワラワラと登場するシーンがあるじゃないですか。
> > > あの時に、画面の右下隅に「■墺海軍(装甲艦)」みたいに表示してはどうでしょう?

> > 装甲艦と非装甲艦の艦数が表示される部分で表示しようと思ったのですが、
> > 実際、装甲艦と非装甲艦という区別は、正確ではないのです。

そうですね。艦数表示の部分の方が、より適当かも知れませんね。
文字の左側に、そのまま船のイメージを貼り付けて。

で、個人的な意見としては、
例え正確ではないとしても、イメージで戦艦タイプを分けている以上、
最初に、何らかの説明があった方が良いように思います。
私などもそうなのですが、途中で分からない部分があると、
それがどうしても気になって、それ以降、集中しきれない人も居ると思いますので。


> 『ハプスブルク家かく戦えり』と言う本の398ページから423くらいまでで普墺戦争について書いています。
私が実物を見ていないので、責任は持てないのですが、
原書房の「世界戦争史」シリーズや、
人物往来社の「世界の戦史」シリーズなどは、
日本語の書籍としては、それなりに詳しいと言う話を聞きます。
どの程度扱われているかは分かりませんけど、amazonによれば、
普墺戦争は、世界戦争史9巻、世界の戦史8巻に掲載されているみたいです。


[6375] Re11:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/11 (日) 16:17:29 ルーキウス

> > 『ハプスブルク家かく戦えり』と言う本の398ページから423くらいまでで普墺戦争について書いています。
> 私が実物を見ていないので、責任は持てないのですが、
> 原書房の「世界戦争史」シリーズや、
> 人物往来社の「世界の戦史」シリーズなどは、
> 日本語の書籍としては、それなりに詳しいと言う話を聞きます。
> どの程度扱われているかは分かりませんけど、amazonによれば、
> 普墺戦争は、世界戦争史9巻、世界の戦史8巻に掲載されているみたいです。

ネットで調べた感じですごく良い本そうです。
それにしても、出版年から考えると、古本とかになるかもしれませんね。
まあ、読んでいた本に書いていた本を読みたいと思って、本屋で取り寄せしてもらおうとしたら、
なぜか向こうの人がひたすら調べているなあと持っていたら、
その本を出している出版社は戦前につぶれていると回答が帰ってきたことがあるので、
それから考えれば希望はありますが。(さすがにないだろうと思って、古本屋にはいきませんでした)

ところで、ジョージ・C コーンと言う人がかいた『世界戦争事典』という本があるんですが、
各項目にかいてあることは短いですが、
欧米の戦争に関してはそこそこのっているので便利ですが、
東洋の戦争とかに関してはあんまり載っていません。
できれば、東洋もしっかり載っている戦争事典をしりませんか?


[6377] Re12:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/11 (日) 17:12:28 徳翁導誉

> > 私が実物を見ていないので、責任は持てないのですが、
> > 原書房の「世界戦争史」シリーズや、
> > 人物往来社の「世界の戦史」シリーズなどは、
> > 日本語の書籍としては、それなりに詳しいと言う話を聞きます。

> ネットで調べた感じですごく良い本そうです。
> それにしても、出版年から考えると、古本とかになるかもしれませんね。

本当に、在庫があるのかどうかは分かりませんが、
一応「世界戦争史」に関しては、各ネット書店で「販売中」となってますね。
ただ、1巻が1万円弱で全10巻となると、私が購入する事は無いでしょうけど(笑)。

> (さすがにないだろうと思って、古本屋にはいきませんでした)
ネットで古本探しとなると、こことかが有名なんですかねえ?
古書の集まる神保町の古書データベースです。
http://jimbou.info/book_search/index.jsp

> ところで、ジョージ・C コーンと言う人がかいた『世界戦争事典』という本があるんですが、
> 各項目にかいてあることは短いですが、
> 欧米の戦争に関してはそこそこのっているので便利ですが、
> 東洋の戦争とかに関してはあんまり載っていません。
> できれば、東洋もしっかり載っている戦争事典をしりませんか?

う〜ん、そもそも戦後の日本では、
戦史自体が、あまりまともに取り扱われていませんからねえ・・・・
以前、日清戦争のFlashを作ろうと思い、ちょっと調べた時も、
結構参考になったのは、旧参謀本部編の書籍でしたし。
日本の戦国時代限定なら、学研あたりがいろいろ出してそうですけどね(笑)。
まあ、でも実際に、東洋の戦史を扱う書籍があったとしても、
中国に日本、あっても朝鮮、モンゴルくらいまでで、
東南アジアや南アジア、中央アジアなどの記載は、ほとんど無いんでしょうけど。

ところで、その「世界戦争事典」って本も面白そうですね。
先ほど調べたら、図書館に所蔵されているみたいなので、
機会があれば、今度借りてみようかなあ?と思います(笑)。


[6378] Re13:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/11 (日) 18:33:50 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> > > 私が実物を見ていないので、責任は持てないのですが、
> > > 原書房の「世界戦争史」シリーズや、
> > > 人物往来社の「世界の戦史」シリーズなどは、
> > > 日本語の書籍としては、それなりに詳しいと言う話を聞きます。

> > ネットで調べた感じですごく良い本そうです。
> > それにしても、出版年から考えると、古本とかになるかもしれませんね。

> 本当に、在庫があるのかどうかは分かりませんが、
> 一応「世界戦争史」に関しては、各ネット書店で「販売中」となってますね。
> ただ、1巻が1万円弱で全10巻となると、私が購入する事は無いでしょうけど(笑)。

私にも高すぎて買えません。
こういう本は高いので学生の身には辛いです。

もし買うのなら、大学の生協とかで買うと取り寄せでも割り引いてもらえますので、
もし在庫があるのなら知り合いに頼んでみるとかどうでしょうか?
(本屋で働いていると割引があるようですが、大学生の知り合いを捜す方が楽でしょうから)

> > (さすがにないだろうと思って、古本屋にはいきませんでした)
> ネットで古本探しとなると、こことかが有名なんですかねえ?
> 古書の集まる神保町の古書データベースです。
> http://jimbou.info/book_search/index.jsp

こういうのもあるんですね。
また、調べてみます。


> > ところで、ジョージ・C コーンと言う人がかいた『世界戦争事典』という本があるんですが、
> > 各項目にかいてあることは短いですが、
> > 欧米の戦争に関してはそこそこのっているので便利ですが、
> > 東洋の戦争とかに関してはあんまり載っていません。
> > できれば、東洋もしっかり載っている戦争事典をしりませんか?

> う〜ん、そもそも戦後の日本では、
> 戦史自体が、あまりまともに取り扱われていませんからねえ・・・・
> 以前、日清戦争のFlashを作ろうと思い、ちょっと調べた時も、
> 結構参考になったのは、旧参謀本部編の書籍でしたし。
> 日本の戦国時代限定なら、学研あたりがいろいろ出してそうですけどね(笑)。
> まあ、でも実際に、東洋の戦史を扱う書籍があったとしても、
> 中国に日本、あっても朝鮮、モンゴルくらいまでで、
> 東南アジアや南アジア、中央アジアなどの記載は、ほとんど無いんでしょうけど。

確か日本で戦史を趣味にしていても、厳しいですよねえ。
東京にいれば防衛研究所とかに行けば資料は豊富でしょうが、
関東以外で住んでいると厳しいです。


> ところで、その「世界戦争事典」って本も面白そうですね。
> 先ほど調べたら、図書館に所蔵されているみたいなので、
> 機会があれば、今度借りてみようかなあ?と思います(笑)。

作者の問題か、訳者の問題化は知りませんが、微妙なミスもあるので注意がいります。
王子を王とかいているところとか。
とはいえ、少し前には正しい王をかいているので、
訳者か何かが王子の子を入れ忘れたと思いますけど。


[6394] Re14:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/13 (火) 19:22:51 徳翁導誉

> > う〜ん、そもそも戦後の日本では、
> > 戦史自体が、あまりまともに取り扱われていませんからねえ・・・・

> 確か日本で戦史を趣味にしていても、厳しいですよねえ。

そもそも、戦後の日本には、
防大を除き、軍事学部や軍事学科のある大学がありませんからねえ。
名前は「国際関係学部」だけど、講義内容は実は・・・って大学も無いでしょうし(笑)。
地政学を扱う大学すら、日本には無いらしいので。

まあでも、やはり現状の日本では、「軍事学部」じゃダメでしょうね。
自衛隊みたいな感じでお茶を濁すなら、「平和学部」なんて名前になるんでしょうか?
何だか、凄く皮肉な学部名になりますけど(笑)。
とは言え、健康を考えるのなら、病気の研究をしなければならないのと同様、
平和を考えるのなら、戦争を研究せざるを得ませんからねえ。


> > ところで、その「世界戦争事典」って本も面白そうですね。
> > 先ほど調べたら、図書館に所蔵されているみたいなので、
> > 機会があれば、今度借りてみようかなあ?と思います(笑)。

> 作者の問題か、訳者の問題化は知りませんが、微妙なミスもあるので注意がいります。
> 王子を王とかいているところとか。
> とはいえ、少し前には正しい王をかいているので、
> 訳者か何かが王子の子を入れ忘れたと思いますけど。

まあ、別にそれくらいの事は気にしませんよ(笑)。
訳書になると、本当にひどいモノも多いですからねえ。
今読んでいる本も、そんな感じの文章です・・・・


[6400] Re15:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/13 (火) 23:37:34 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> > > う〜ん、そもそも戦後の日本では、
> > > 戦史自体が、あまりまともに取り扱われていませんからねえ・・・・

> > 確か日本で戦史を趣味にしていても、厳しいですよねえ。

> そもそも、戦後の日本には、
> 防大を除き、軍事学部や軍事学科のある大学がありませんからねえ。
> 名前は「国際関係学部」だけど、講義内容は実は・・・って大学も無いでしょうし(笑)。
> 地政学を扱う大学すら、日本には無いらしいので。
>
> まあでも、やはり現状の日本では、「軍事学部」じゃダメでしょうね。
> 自衛隊みたいな感じでお茶を濁すなら、「平和学部」なんて名前になるんでしょうか?
> 何だか、凄く皮肉な学部名になりますけど(笑)。
> とは言え、健康を考えるのなら、病気の研究をしなければならないのと同様、
> 平和を考えるのなら、戦争を研究せざるを得ませんからねえ。

そういえば、平和学ってありますよね、教授が左翼っぽそうなので、受けてないので内容は知りませんけど。
アフリカ専門の先生の授業で、アフリカの紛争に関する授業とかもありますよね。
もちろん、原因が中心で、戦術や戦略面とかは無いようですが。

とはいえ、そういうのに詳しい教授がいないことはないはずなんですけど。
拓殖大学・東大・防衛大学の教授とかが合同で図上演習をやったことがあったようですし、
防衛研修所(現防衛研究所)にいた教授とかもどこかの大学にいますし。
人がいても枠組みができないのではあんまり意味はないですけど、
できれば作ってほしいですよねえ。
(なんというか、最近珍妙な学部ができてきているので、つぶれそうな大学が人集めのために、
戦史・戦略学部とか作る可能性はあるかもしれないですが。)
(あと、国際関係で安全保障に詳しい教授とかは多いでしょうから、
授業単位でならありえるでしょうけど、学部単位はないですよね、たぶん)


サークルとしては戦史研究会というのはあるんですけどね。(すくなくとも、東大と早稲田に)
うちの大学にはないですし、そこまでの大学に行く学力はないです。

うちの学生にも需要がないことはないとは思いますが。
マハンの海軍戦略を注文していた人や、戦略の形成を読んでい人がいましたし、
戦乱のないところの歴史はいやだという史学科の人とか。


> > > ところで、その「世界戦争事典」って本も面白そうですね。
> > > 先ほど調べたら、図書館に所蔵されているみたいなので、
> > > 機会があれば、今度借りてみようかなあ?と思います(笑)。

> > 作者の問題か、訳者の問題化は知りませんが、微妙なミスもあるので注意がいります。
> > 王子を王とかいているところとか。
> > とはいえ、少し前には正しい王をかいているので、
> > 訳者か何かが王子の子を入れ忘れたと思いますけど。

> まあ、別にそれくらいの事は気にしませんよ(笑)。
> 訳書になると、本当にひどいモノも多いですからねえ。
> 今読んでいる本も、そんな感じの文章です・・・・

たしかに。
あと、学者の訳したのは文章がつまらないことが多いですよね。


[6415] Re16:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/15 (木) 19:48:37 徳翁導誉

> > まあでも、やはり現状の日本では、「軍事学部」じゃダメでしょうね。
> > 自衛隊みたいな感じでお茶を濁すなら、「平和学部」なんて名前になるんでしょうか?
> > 何だか、凄く皮肉な学部名になりますけど(笑)。
> > とは言え、健康を考えるのなら、病気の研究をしなければならないのと同様、
> > 平和を考えるのなら、戦争を研究せざるを得ませんからねえ。

> そういえば、平和学ってありますよね、教授が左翼っぽそうなので、受けてないので内容は知りませんけど。

まあ、それは大学や講師次第かと?(笑)
確かに日本の大学で「平和学」となると、典型的な左の人も多いでしょうが、
中には、こういった感じの人も居ますね。
伊勢崎賢治という、東京外大で平和学を教えている教授です。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%CB%C0%AA%BA%EA%B8%AD%BC%A3
http://www.amazon.co.jp/dp/4061497677/


> 拓殖大学・東大・防衛大学の教授とかが合同で図上演習をやったことがあったようですし、
防大や東大は分かるんですが、何故その中に拓大が?
しかも拓大が最初に挙がっていると言う事は、
「つくる会」会長の藤岡あたりが、自主的にやった事ですかねえ?
ちなみに防大は、正確には「防衛大学校」で、
「大学」と「大学校」とは、微妙に違います。

> 防衛研修所(現防衛研究所)にいた教授とかもどこかの大学にいますし。
テレビなどによく出てくる
陸上自衛隊の北部方面総監だった志方俊之も、
帝京大学の教授として、国際関係論を講義してますしね。
そして今こそ、中野学校の再建が必要なのか?(笑)

> (なんというか、最近珍妙な学部ができてきているので、つぶれそうな大学が人集めのために、
> 戦史・戦略学部とか作る可能性はあるかもしれないですが。)

いや、その可能性は無いでしょ?(笑)
そう言うので出来る新設学部や学科というものは、
人を集めようと、「国際」やら、「情報」やら、「人間」やら、
間口の広い、ぼやけたイメージの言葉を使いたがります。
一方、「戦史」や「戦略」と言った言葉は、
それとは正反対の、ピンポイントな意味合いを持つ言葉です。

> (あと、国際関係で安全保障に詳しい教授とかは多いでしょうから、
> 授業単位でならありえるでしょうけど、学部単位はないですよね、たぶん)

これって、「国際関係学部」の事ですか?
それなら、日大や立命館、亜細亜などにありますよ。
学部でなく学科ならば、一橋や津田塾、ICUなどにもありますし。
あと、防大にも国際関係学科はありますね。
何か防大だと、「国際関係」も意味深な感じがしますが(笑)。


> > 訳書になると、本当にひどいモノも多いですからねえ。
> あと、学者の訳したのは文章がつまらないことが多いですよね。

でも、それはまだ翻訳書としてはマシな方かと。
その分野を専門とする学者が訳すなら、根本的な誤訳は少ないでしょうし。
言葉が出来ると言うだけで、門外漢の人間が訳した本などになると、
「訳してる当人が、内容を理解していないのでは?」ってモノもありますからねえ・・・・

翻訳ではないですが、有名なのはオシム前日本代表監督の通訳問題でしょうか?
オシムの母語は、旧ユーゴのセルボ=クロアート語なんですが、
そんなレアな言語、通訳できる日本人なんてほとんど居ません。
クラブの監督時には、旧ユーゴでプレイ経験のあるプロ選手出身の人が通訳を行っており、
監督から「まだまだセルボ=クロアート語が下手だ」と言われながらも、
「オシム語録」と呼ばれた独特の発言を、うまく通訳していました。
そして日本代表の監督になった時、通訳の引き抜きはクラブに断られた為、
旧ユーゴ関連の第一人者と呼ばれる大学講師を、代表の通訳に招いたんですが・・・・
ボロボロでしたね・・・最後には通訳が泣いちゃいますし。


[6420] Re17:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/16 (金) 14:36:50 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> > > まあでも、やはり現状の日本では、「軍事学部」じゃダメでしょうね。
> > > 自衛隊みたいな感じでお茶を濁すなら、「平和学部」なんて名前になるんでしょうか?
> > > 何だか、凄く皮肉な学部名になりますけど(笑)。
> > > とは言え、健康を考えるのなら、病気の研究をしなければならないのと同様、
> > > 平和を考えるのなら、戦争を研究せざるを得ませんからねえ。

> > そういえば、平和学ってありますよね、教授が左翼っぽそうなので、受けてないので内容は知りませんけど。

> まあ、それは大学や講師次第かと?(笑)
> 確かに日本の大学で「平和学」となると、典型的な左の人も多いでしょうが、
> 中には、こういった感じの人も居ますね。
> 伊勢崎賢治という、東京外大で平和学を教えている教授です。
> http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%CB%C0%AA%BA%EA%B8%AD%BC%A3
> http://www.amazon.co.jp/dp/4061497677/

こういう人もいるんですね。
後期に備えてうちの大学の方も調べてみます。

> > 拓殖大学・東大・防衛大学の教授とかが合同で図上演習をやったことがあったようですし、
> 防大や東大は分かるんですが、何故その中に拓大が?
> しかも拓大が最初に挙がっていると言う事は、
> 「つくる会」会長の藤岡あたりが、自主的にやった事ですかねえ?

すいません。
ただ、単に目に付いた方を列記していっただけなので、順番にに意味はないです。
本が今手元にないんですが、別の方だったかと思います。

> ちなみに防大は、正確には「防衛大学校」で、
> 「大学」と「大学校」とは、微妙に違います。

うっかりしていました。
わかっているつもりでも、書くとよく間違えますw(笑い事ではないですが)

話はそれますが、大学の先輩で元自衛官で今学生の方がいたりします。
初めてその話を聞いたときは驚きました。(見た感じ若かったので、現役出来たと思っていましたので)


> > 防衛研修所(現防衛研究所)にいた教授とかもどこかの大学にいますし。
> テレビなどによく出てくる
> 陸上自衛隊の北部方面総監だった志方俊之も、
> 帝京大学の教授として、国際関係論を講義してますしね。
> そして今こそ、中野学校の再建が必要なのか?(笑)

そういう方もいるんですね。

中野学校ですか、必要だと思います。
ただ、左がうるさくて無理のような気がしなくはないですが。


> > (なんというか、最近珍妙な学部ができてきているので、つぶれそうな大学が人集めのために、
> > 戦史・戦略学部とか作る可能性はあるかもしれないですが。)

> いや、その可能性は無いでしょ?(笑)
> そう言うので出来る新設学部や学科というものは、
> 人を集めようと、「国際」やら、「情報」やら、「人間」やら、
> 間口の広い、ぼやけたイメージの言葉を使いたがります。
> 一方、「戦史」や「戦略」と言った言葉は、
> それとは正反対の、ピンポイントな意味合いを持つ言葉です。

やっぱそうですよねえ。
では、経営学部戦略学科とかw


> > (あと、国際関係で安全保障に詳しい教授とかは多いでしょうから、
> > 授業単位でならありえるでしょうけど、学部単位はないですよね、たぶん)

> これって、「国際関係学部」の事ですか?
> それなら、日大や立命館、亜細亜などにありますよ。
> 学部でなく学科ならば、一橋や津田塾、ICUなどにもありますし。
> あと、防大にも国際関係学科はありますね。
> 何か防大だと、「国際関係」も意味深な感じがしますが(笑)。

防大にもあるんですね、確かに意味深です。


> > > 訳書になると、本当にひどいモノも多いですからねえ。
> > あと、学者の訳したのは文章がつまらないことが多いですよね。

> でも、それはまだ翻訳書としてはマシな方かと。
> その分野を専門とする学者が訳すなら、根本的な誤訳は少ないでしょうし。
> 言葉が出来ると言うだけで、門外漢の人間が訳した本などになると、
> 「訳してる当人が、内容を理解していないのでは?」ってモノもありますからねえ・・・・

本と言うより、映画にそのパターンが多い気がします。
歴史物や原作がある場合にその傾向が。


> 翻訳ではないですが、有名なのはオシム前日本代表監督の通訳問題でしょうか?
> オシムの母語は、旧ユーゴのセルボ=クロアート語なんですが、
> そんなレアな言語、通訳できる日本人なんてほとんど居ません。
> クラブの監督時には、旧ユーゴでプレイ経験のあるプロ選手出身の人が通訳を行っており、
> 監督から「まだまだセルボ=クロアート語が下手だ」と言われながらも、
> 「オシム語録」と呼ばれた独特の発言を、うまく通訳していました。
> そして日本代表の監督になった時、通訳の引き抜きはクラブに断られた為、
> 旧ユーゴ関連の第一人者と呼ばれる大学講師を、代表の通訳に招いたんですが・・・・
> ボロボロでしたね・・・最後には通訳が泣いちゃいますし。

そういうこともあったんですね。それにしても、セルボ=クロアート語ですか、
死語のはずのラテン語や古代ギリシャ語の方が日本でしゃべれる人が多そうです。
あと、ロシア語もしゃべれる人数が少ないのか、ただのボランティアかしりませんが、
ロシアの軍艦が来たときのパーティ会場のところで、外大の学生が通訳の手伝いに来たらしいです。
(もしかしたらアルバイトかもしれませんが、人づてに聞いた話なんでよくわかりません)


話はそれますが、国はマイナーな言語の研究を支援すべきと思います。
第二次世界大戦でアメリカが少数民族のマイナー言語を使ったお手軽?暗号を使ったような事態を避けるためにも。


[6430] Re18:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/17 (土) 18:39:35 徳翁導誉

> 後期に備えてうちの大学の方も調べてみます。
大学によって違うかも知れませんが、
学外の講師による講義なんかは、結構狙い目だと思いますよ。
教授や准教授といった安定的な立場でないからこそ、
しっかりとした実力を持ち、やる気を持って講義をする確率が高いですし、
学内の人間では無いので学風にも縛られず、学外の経験が豊富な人も多いですからねえ。
少なくとも、教授や准教授のやっつけ講義よりはマシな場合が多いです。
ただし、単位認定の基準が読めないと言う弱点はありますが(笑)。


> > > 拓殖大学・東大・防衛大学の教授とかが合同で図上演習をやったことがあったようですし、
> > 防大や東大は分かるんですが、何故その中に拓大が?
> > しかも拓大が最初に挙がっていると言う事は、
> > 「つくる会」会長の藤岡あたりが、自主的にやった事ですかねえ?

> すいません。
> ただ、単に目に付いた方を列記していっただけなので、順番にに意味はないです。
> 本が今手元にないんですが、別の方だったかと思います。

おっ!?
資料とか分かりますか?
それなら、簡単な概略くらいでも知りたいですね(笑)。


> > > > 訳書になると、本当にひどいモノも多いですからねえ。
> > > あと、学者の訳したのは文章がつまらないことが多いですよね。

> > でも、それはまだ翻訳書としてはマシな方かと。
> > その分野を専門とする学者が訳すなら、根本的な誤訳は少ないでしょうし。
> > 言葉が出来ると言うだけで、門外漢の人間が訳した本などになると、
> > 「訳してる当人が、内容を理解していないのでは?」ってモノもありますからねえ・・・・

> 本と言うより、映画にそのパターンが多い気がします。
> 歴史物や原作がある場合にその傾向が。

う〜ん、私はあまり映画を見ないので・・・・
ただ、映画翻訳の大家である戸田奈津子が、
歴史や科学の用語を間違えるって話はよく聞きますね。
でもまあ、女性は歴史や科学に興味ない人も多いですからねえ。
(なんて言ったら、女性差別になるのかな?・笑)


> そういうこともあったんですね。それにしても、セルボ=クロアート語ですか、
> 死語のはずのラテン語や古代ギリシャ語の方が日本でしゃべれる人が多そうです。

日本人でとなると、旧ユーゴ圏に流れ着いたサッカー選手か、
旧ユーゴを取材するジャーナリストくらいしか、居ないんじゃないですかねえ?

そんな中で、通訳を務めたその大学講師の方は、
冷戦中に、赤旗のベオグラード特派員を務めていたそうなので、
セルボ=クロアート語に関しては、日本随一の人だったんでしょうけど、
通訳、しかもサッカーので、日本代表監督のとなれば、
言語のプロというだけでなく、他の要素も求められますからねえ・・・・


> あと、ロシア語もしゃべれる人数が少ないのか、ただのボランティアかしりませんが、
> ロシアの軍艦が来たときのパーティ会場のところで、外大の学生が通訳の手伝いに来たらしいです。
> (もしかしたらアルバイトかもしれませんが、人づてに聞いた話なんでよくわかりません)

ロシアとの関係も深い北海道では、ロシア語を教えている高校などもありますし、
冷戦期には、超大国であるソ連の言葉を勉強する人も居ましたので、
通訳人口は分かりませんが、話せる人はそこまで少ないと言う事も無いのでは?

ちょっと話は逸れますが、
以前、ワシントンには、ソ連で出版される書籍の専門店があったそうです。
鉄のカーテンの時代ですから、そうした書籍から入る情報も貴重ですからねえ。
しかし冷戦が終結すると、一気に客足が減少した為、
その専門店は、普通の本屋さんに転身したとか何とか(笑)。

そんな鉄のカーテンの冷戦期に、ソ連のモスクワ大学大学院へ留学した日本人が居ました。
御存知ですかねえ、石井紘基という元衆院議員なんですが?
2002年に刺殺された国会議員と言えば、分かるかも?
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/backnumber/12th/03-226.html
上のリンクは、何年か前にフジテレビが作ったドキュメンタリーです。
放送されたのが平日のド深夜でしたし、もう再放送される事も無いでしょう・・・・
って、こう言う時には、動画投稿サイトって便利ですよね(笑)。
興味と時間がありましたら、一度見てみても損は無いかと。
http://video.google.com/videoplay?docid=-1387815983907035222

そんな彼より、ロシア通の女性が袴田女史です。
彼女もソ連のモスクワ大学大学院を修了し、ロシアの経済には大変詳しい人物で、
ロシアの民主化運動を指導し、2004年にはロシア大統領選挙にも出馬し・・・って、
彼女の父親は日本人ですが、彼女自身はモスクワ生まれのロシア人です(笑)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%80


> 話はそれますが、国はマイナーな言語の研究を支援すべきと思います。
> 第二次世界大戦でアメリカが少数民族のマイナー言語を使ったお手軽?暗号を使ったような事態を避けるためにも。

それは今一度、薩摩弁を暗号に採用せよと?(笑)
第二次大戦中、暗号が解読されていると感じた海軍将校が、
暗号の代わりに、早口の薩摩弁を使用すると、
アメリカ側も何の言葉か分からず、混乱したという逸話もありますので。

でも、外国の言語や文化に関しては、
戦前の方が、現在より遙かに熱心に研究されてましたからねえ。
まあそれも、戦争や植民地支配に直結しての事ですが。
戦後の日本は、外務省よりも商社の方が情報収集能力に優れた国ですし・・・・
いっその事、外務省も民営化して商社に外注させるとか?(笑)

まあ、それは冗談にしても、この辺の事はもっと考えた方が良いのかも?
現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。
まあ、センター試験の受験者数が毎年50万人くらいなので、100万人はオーバーにしても、
外務省と文科省が協力して、数万人規模の留学生を世界各地に送るのは良いんじゃないですかねえ?
外国人を日本に招いて学ばせるのではなく、日本人を外国に送り出して学ばせる訳です。
って、それ以上に現状では、家庭の経済状況により、
高校や大学へ進学したくても出来ない学生の支援が先でしょうけど。


[6438] Re19:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/19 (月) 12:12:07 ルーキウス

体調不良で長々と文章を書けないので、
一部だけですが返信します。
> > > > 拓殖大学・東大・防衛大学の教授とかが合同で図上演習をやったことがあったようですし、
> > > 防大や東大は分かるんですが、何故その中に拓大が?
> > > しかも拓大が最初に挙がっていると言う事は、
> > > 「つくる会」会長の藤岡あたりが、自主的にやった事ですかねえ?

> > すいません。
> > ただ、単に目に付いた方を列記していっただけなので、順番にに意味はないです。
> > 本が今手元にないんですが、別の方だったかと思います。

> おっ!?
> 資料とか分かりますか?
> それなら、簡単な概略くらいでも知りたいですね(笑)。

太平洋戦争のif(イフ)―絶対不敗は可能だったか?と言う本に、
図上演習をしたときの概略とかが載っています。


> まあ、それは冗談にしても、この辺の事はもっと考えた方が良いのかも?
> 現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
> 17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
> そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。
> まあ、センター試験の受験者数が毎年50万人くらいなので、100万人はオーバーにしても、
> 外務省と文科省が協力して、数万人規模の留学生を世界各地に送るのは良いんじゃないですかねえ?
> 外国人を日本に招いて学ばせるのではなく、日本人を外国に送り出して学ばせる訳です。
> って、それ以上に現状では、家庭の経済状況により、
> 高校や大学へ進学したくても出来ない学生の支援が先でしょうけど。

うーん。
少子化で大学がつぶれないようにするためだったりしてw
日本人の学生が減っても外人が来れば問題なしとか?
でも奨学金とかで来たりするので効果はないんでしょうかね


[6442] Re20:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/20 (火) 19:28:14 徳翁導誉

> 体調不良で長々と文章を書けないので、
> 一部だけですが返信します。

それは御大事に。
では、返信も手短にしておきます。

> > > 本が今手元にないんですが、別の方だったかと思います。
> > おっ!?
> > 資料とか分かりますか?
> > それなら、簡単な概略くらいでも知りたいですね(笑)。

> 太平洋戦争のif(イフ)―絶対不敗は可能だったか?と言う本に、
> 図上演習をしたときの概略とかが載っています。

ああ、あれですか・・・・
秦郁彦や半藤一利などが関わってた本ですよねえ?
パラパラっとですが、見た事があるような覚えがあります。
う〜ん、「合同で図上演習」と書いてあったので、現状を題材にして、
日米合同で行っている演習「ヤマサクラ」や、防衛省で行われる図上演習みたいな、
もっと専門的な軍事内容を思い浮かべてました・・・・
秦郁彦は歴史学者で、半藤一利は歴史作家ですからねえ。
ちょっと古い本ですが、「失敗の本質」(中公文庫)をオススメしておきます。
って、別にこれも、図上演習があるような本ではないですけど(笑)。

それと本と言えば、「世界戦争事典」を借りてきました。
何と言うか、本当に「ちゃんとした事典」なんですね(笑)。
掲載されている戦争数は、もっと少ないかと思ってました。
欧米以外はあまり載ってないとの事でしたが、
確かに、若干欧米の記述が多い印象はあるものの、
まあ、ある程度はバランスが取れてるんじゃないですかねえ?
欧米の方も、戦闘が網羅的に掲載されている訳ではないですし、
まさに、「戦闘(battle)」ではなく「戦争(war)」の事典なのであろうかと。
それにしても、これはかなり良い本ですよ。
この本に巡り会わせていただき、ありがとうございます。


> > 現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
> > 17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
> > そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。

> うーん。
> 少子化で大学がつぶれないようにするためだったりしてw
> 日本人の学生が減っても外人が来れば問題なしとか?

いや冗談抜きで、そう言った理由もあると思いますよ。
日本人の大学生人口は、確実に減っていくばかりですし。

と言うか、日本人自体の人口がこれから減っていくと言う事で、
安倍内閣で幹事長(自民党のナンバー2)を務めた中川秀直が中心となり、
「移民庁」なんてものを作ろうとしてますからねえ。
2050年までに、人口の10%、つまりは1000万人以上を移民として受け入れ、
日本を多民族国家にしたいんだそうで・・・・


[6445] Re21:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/20 (火) 21:41:33 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> > 体調不良で長々と文章を書けないので、
> > 一部だけですが返信します。

> それは御大事に。
> では、返信も手短にしておきます。

なんとか、治りかけてきました。
まだ、鼻に来てますけど。

> > > > 本が今手元にないんですが、別の方だったかと思います。
> > > おっ!?
> > > 資料とか分かりますか?
> > > それなら、簡単な概略くらいでも知りたいですね(笑)。

> > 太平洋戦争のif(イフ)―絶対不敗は可能だったか?と言う本に、
> > 図上演習をしたときの概略とかが載っています。

> ああ、あれですか・・・・
> 秦郁彦や半藤一利などが関わってた本ですよねえ?
> パラパラっとですが、見た事があるような覚えがあります。
> う〜ん、「合同で図上演習」と書いてあったので、現状を題材にして、
> 日米合同で行っている演習「ヤマサクラ」や、防衛省で行われる図上演習みたいな、
> もっと専門的な軍事内容を思い浮かべてました・・・・
> 秦郁彦は歴史学者で、半藤一利は歴史作家ですからねえ。

すいません、期待させてしまいました。
中一の時に読んだ本なので、そこまでマニアックな本ではないです。
中二中三のときぐらいになると、ジョミニとかマハンとかマニアどこに行きますけど。


> ちょっと古い本ですが、「失敗の本質」(中公文庫)をオススメしておきます。
> って、別にこれも、図上演習があるような本ではないですけど(笑)。

また、読んでおきます。
文庫というのは良いです、ハードカバーは持ち歩くのがしんどいので。
(特に辞書がいる授業の日は)


> それと本と言えば、「世界戦争事典」を借りてきました。
> 何と言うか、本当に「ちゃんとした事典」なんですね(笑)。
> 掲載されている戦争数は、もっと少ないかと思ってました。
> 欧米以外はあまり載ってないとの事でしたが、
> 確かに、若干欧米の記述が多い印象はあるものの、
> まあ、ある程度はバランスが取れてるんじゃないですかねえ?
> 欧米の方も、戦闘が網羅的に掲載されている訳ではないですし、
> まさに、「戦闘(battle)」ではなく「戦争(war)」の事典なのであろうかと。
> それにしても、これはかなり良い本ですよ。
> この本に巡り会わせていただき、ありがとうございます。

気に入ってもらえて良かったです。
あと、良いと思う本ですが、
国文社叢書アレクサンドリア図書館のポリュアイノス著『戦術書』とかどうでしょうか?
戦術書というタイトルですが、なんというか、アマゾンのレビューを借りて言えば逸話集です。
ローマ皇帝に取り入ろうとしたギリシア人が書いた、
戦術を中心とした古代ギリシア・ローマの逸話集でかなり面白い本です。

市川定春さんの『古代ギリシア人の戦争―会戦事典』も面白いです。
誤植もあるようですが、図がしっかりしていて読んでいて楽しくわかりやすい本です。

そのとき忙しくて買ったままほとんど読んでいませんが、
『秋山真之戦術論集』も面白いと思います。

なんというか、戦史関連のおすすめ本のスレとか立ててみませんか?
意外といろいろ書き込み集まるかも?

> > > 現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
> > > 17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
> > > そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。

> > うーん。
> > 少子化で大学がつぶれないようにするためだったりしてw
> > 日本人の学生が減っても外人が来れば問題なしとか?

> いや冗談抜きで、そう言った理由もあると思いますよ。
> 日本人の大学生人口は、確実に減っていくばかりですし。
>
> と言うか、日本人自体の人口がこれから減っていくと言う事で、
> 安倍内閣で幹事長(自民党のナンバー2)を務めた中川秀直が中心となり、
> 「移民庁」なんてものを作ろうとしてますからねえ。
> 2050年までに、人口の10%、つまりは1000万人以上を移民として受け入れ、
> 日本を多民族国家にしたいんだそうで・・・・

ううん。無理な気がします。
日本に大量の外人がなじめるのかというと、少し謎な部分があります。
日本人を増やす方がよほど楽な気がします。

どうしてもなるなら、アメリカとかみたいな現代的な多民族国家よりも、
昔風の皇帝に対する忠誠でできた普遍性を持った国が良いです。
そして、改良した?華族制度を。
(ただの懐古趣味で別に華族の血筋とかではないです、普遍的性格の君主国家+封建的貴族制度が好きなので)


[6447] Re22:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/21 (水) 00:18:26 プロイセン

▼ ルーキウスさん
> > > > 現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
> > > > 17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
> > > > そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。

> > > うーん。
> > > 少子化で大学がつぶれないようにするためだったりしてw
> > > 日本人の学生が減っても外人が来れば問題なしとか?

> > いや冗談抜きで、そう言った理由もあると思いますよ。
> > 日本人の大学生人口は、確実に減っていくばかりですし。
> >
> > と言うか、日本人自体の人口がこれから減っていくと言う事で、
> > 安倍内閣で幹事長(自民党のナンバー2)を務めた中川秀直が中心となり、
> > 「移民庁」なんてものを作ろうとしてますからねえ。
> > 2050年までに、人口の10%、つまりは1000万人以上を移民として受け入れ、
> > 日本を多民族国家にしたいんだそうで・・・・

> ううん。無理な気がします。
> 日本に大量の外人がなじめるのかというと、少し謎な部分があります。
> 日本人を増やす方がよほど楽な気がします。


というか、日本が多民族国家になるのは耐えられないです。
日本と言う名の文化ですから、それが壊れていくのは・・・・・・。

> どうしてもなるなら、アメリカとかみたいな現代的な多民族国家よりも、
> 昔風の皇帝に対する忠誠でできた普遍性を持った国が良いです。
> そして、改良した?華族制度を。
> (ただの懐古趣味で別に華族の血筋とかではないです、普遍的性格の君主国家+封建的貴族制度が好きなので)


個人的には、このまま中道左派(立憲君主制)を貫くべきだと思います。
今の皇家に政治が出来るかと言われれば、違うと思うので。
対外的には頭山満・孫文の大アジア主義や石原莞爾の東亜聯盟構想に基づく外交関係を展開。
というある意味色々な人から狙われそうなことを言っているわけですが(笑)
結局石原莞爾の「世界最終戦争論」や某伍長の「我が闘争」を買って読んでも見ましたが
いまひとつ言っていることが良く分からない訳で。


[6450] Re23:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/21 (水) 21:00:35 ルーキウス

▼ プロイセンさん
> ▼ ルーキウスさん
> > > > > 現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
> > > > > 17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
> > > > > そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。

> > > > うーん。
> > > > 少子化で大学がつぶれないようにするためだったりしてw
> > > > 日本人の学生が減っても外人が来れば問題なしとか?

> > > いや冗談抜きで、そう言った理由もあると思いますよ。
> > > 日本人の大学生人口は、確実に減っていくばかりですし。
> > >
> > > と言うか、日本人自体の人口がこれから減っていくと言う事で、
> > > 安倍内閣で幹事長(自民党のナンバー2)を務めた中川秀直が中心となり、
> > > 「移民庁」なんてものを作ろうとしてますからねえ。
> > > 2050年までに、人口の10%、つまりは1000万人以上を移民として受け入れ、
> > > 日本を多民族国家にしたいんだそうで・・・・

> > ううん。無理な気がします。
> > 日本に大量の外人がなじめるのかというと、少し謎な部分があります。
> > 日本人を増やす方がよほど楽な気がします。

>
> というか、日本が多民族国家になるのは耐えられないです。
> 日本と言う名の文化ですから、それが壊れていくのは・・・・・・。

壊れるかは微妙なところとは思いますけど。
移民でも同化する人、同化しない人といますし、
文化が他民族に受け継がれることもありますし。
それに、平安や江戸とかのことを考えると、
同じ民族でも文化なんて結構違いますし。
むしろ、同じ文化が永遠に続くことはないかと。
(とかいいつつ、今の文化が心地良いので、壊れないではほしいですが)

そう考えると、将来古典の授業で、「燃え」とか「萌え」とかが、
「をかし」やなんやらと一緒に文学の一傾向として出てくるのか?


> > どうしてもなるなら、アメリカとかみたいな現代的な多民族国家よりも、
> > 昔風の皇帝に対する忠誠でできた普遍性を持った国が良いです。
> > そして、改良した?華族制度を。
> > (ただの懐古趣味で別に華族の血筋とかではないです、普遍的性格の君主国家+封建的貴族制度が好きなので)

>
> 個人的には、このまま中道左派(立憲君主制)を貫くべきだと思います。
> 今の皇家に政治が出来るかと言われれば、違うと思うので。

至極まじめな意見です。
いやまあそうなんですが。

> 対外的には頭山満・孫文の大アジア主義や石原莞爾の東亜聯盟構想に基づく外交関係を展開。
> というある意味色々な人から狙われそうなことを言っているわけですが(笑)

いやあ大丈夫でしょう。
たぶん…

> 結局石原莞爾の「世界最終戦争論」や某伍長の「我が闘争」を買って読んでも見ましたが
> いまひとつ言っていることが良く分からない訳で。

ううん。
読んだのは中学時代なので良く覚えていないw
というか、なぜか高校時代にも『我が闘争』を読んだことのあるクラスメイトとかがいた。
意外と読まれているんでしょうかね?


[6453] オススメの書籍返信 削除
2008/5/22 (木) 19:34:26 徳翁導誉

> > う〜ん、「合同で図上演習」と書いてあったので、現状を題材にして、
> > 日米合同で行っている演習「ヤマサクラ」や、防衛省で行われる図上演習みたいな、
> > もっと専門的な軍事内容を思い浮かべてました・・・・

> すいません、期待させてしまいました。

いえいえ、お気になさらず。
いっその事、お遊びでここでやってみても面白いかも?(笑)
対中防衛戦シナリオとか、中台戦争介入シナリオとか、朝鮮半島介入シナリオとか決めて。
って、軍事は私の全く専門ではない為、
やっても、本当に完全なるお遊びになるでしょうけど。


> なんというか、戦史関連のおすすめ本のスレとか立ててみませんか?
> 意外といろいろ書き込み集まるかも?

う〜ん、分けると逆に終息しちゃいそうな気がするので、
今のまま、余談程度の感じで良いかと思いますよ。
と言う事で、題名の方を変えておきました。
「戦術書」「古代ギリシア人の戦争―会戦事典」「秋山真之戦術論集」ですね。
機会がありましたら、チェックしてみたいと思います。

では、こちらももう1冊オススメを。
文庫の方が良いとの事ですので、
「南北戦争―49の作戦図で読む詳細戦記」(学研M文庫)を薦めておきます。
これは元々、アメリカ海軍兵学校の教材として作られたものだそうで、
日本語の書籍で、ここまで戦術展開に詳しい本は珍しいと思います。
しかも文庫本と言う事で、凄いお買い得でした(笑)。
ただ難点は、文庫本を買う客層とあまりに合わない内容だった為か、
2002年の出版なんですが、既に絶版でなかなか手に入らないんですよねえ・・・・


> > 2050年までに、人口の10%、つまりは1000万人以上を移民として受け入れ、
> > 日本を多民族国家にしたいんだそうで・・・・

> ううん。無理な気がします。
> 日本に大量の外人がなじめるのかというと、少し謎な部分があります。
> 日本人を増やす方がよほど楽な気がします。

日本人を増やすと言っても、子育てには凄く金が掛かりますので・・・・
その分、移民なら、その分を掛けずに連れてくるだけでできますからねえ。
しかも賃金は安く済みますし、移民の問題が顕在化する頃には、
導入を推進した政治家も経済人も、みんな死んでますので。

> そして、改良した?華族制度を。
移民を大量に入れれば、一部の上層民と多数の下層民という構造を作り易くなるので、
冗談抜きで、経済的な貴族制度になるかも知れませんよ。

> そう考えると、将来古典の授業で、「燃え」とか「萌え」とかが、
> 「をかし」やなんやらと一緒に文学の一傾向として出てくるのか?

浮世絵だって、今では歴史の授業で出て来るんですから、
50年や100年したら、手塚治虫とかは普通に扱われていると思いますよ。
まあ、さすがにここ↓まで行かないでしょうけど(笑)。
http://ottakey.hp.infoseek.co.jp/j-history3.jpg

> 対外的には頭山満・孫文の大アジア主義や石原莞爾の東亜聯盟構想に基づく外交関係を展開。
東アジア共同体?

> > 結局石原莞爾の「世界最終戦争論」や某伍長の「我が闘争」を買って読んでも見ましたが
> > いまひとつ言っていることが良く分からない訳で。

> 読んだのは中学時代なので良く覚えていないw

「最終戦争論」は簡単に斜め読みした事はありますが、
「我が闘争」は読んだこと無いですねえ。
そんな難しい内容なんですか?

> というか、なぜか高校時代にも『我が闘争』を読んだことのあるクラスメイトとかがいた。
> 意外と読まれているんでしょうかね?

まあ、ちょこちょことは居るでしょうね。
単に軍オタの人から、「悪い=格好いい」と思いヒトラーの著作を読む人まで(笑)。
中高生の年頃だと、後者のタイプも結構居るんじゃないですかねえ?
あとは、オカルトからヒトラーに流れ着いた人とかも(笑)。

ただし、人前ではあまり読まない方が良いでしょうね。
人はすぐに、関連づけて悪く言うモノですし、
何かあった時、「やっぱり、あんな本を読んでるから」と言われるのがオチですので。
その一方で、ナチスの政策があまりにタブー視され、学べる機会も少ないのは、
意外と、扇動や発揚などのノウハウを、庶民に知られたくないからでは?
な〜んて事も、ほんのちょっぴりですが、思わなくもないです(笑)。


[6470] まとめレス返信 削除
2008/5/24 (土) 17:35:57 徳翁導誉

▼ プロイセンさん
> > > > 結局石原莞爾の「世界最終戦争論」や某伍長の「我が闘争」を買って読んでも見ましたが
> > > > いまひとつ言っていることが良く分からない訳で。

> > そんな難しい内容なんですか?

> 自分が呼んだのが中学時代(と言っても昨年ですが)と言うこともありますが、自伝も混ざって分かり難くなり、
> やたら「ユダヤ人が悪い」とか、「アーリア民族は世界一」が出てます。

いや、まさにそんな内容の本なのでは?
読んでいない私が言うのも何なんですが、
第一次大戦で敗戦国となったドイツ国民に対して、
 「ドイツ人が如何に優秀であるか」
→「これから、ドイツ人はどう復興して行くべきか」
→「それを実現させていくには、私が必要」
→「では、私とはどういった人間であるか」
と言う事を、ヒトラーが宣伝する目的で出されたモノでしょうし。
ただ、編纂が杜撰すぎて、読みづらいという話は聞きますね。

> 地政学的なことも載っており、利害が一致する国はイタリアとイギリス。
> と言うのが、ヒトラーの考えだったようです。

そうした見誤りが、ヒトラー失敗の原因でしょうね。
特にイギリスなんて、ドイツ側から見て利益があるだけで、
イギリス側から見れば、損なことばかりですし。

そう言う事が感覚的に解るよう作ったのが、ここのWW2系のゲームですね。
相手の立場も考慮して考えるというのは、結構出来ない人も多いもので。
「インドと挟み込んで中国を抑える」なんて考えてしまう前首相なんかも居ますし・・・・
これなんて、完全にインド側からの視点が欠落してますからねえ。

> > > > 対外的には頭山満・孫文の大アジア主義や石原莞爾の東亜聯盟構想に基づく外交関係を展開。
> > > 東アジア共同体?

> 大まかにはそんなところですが、特ア3国はちょっと・・・・・・・と言うのが、正直なところです。

う〜ん、「特定アジア」なんて言葉は、あまり簡単に使わない方が良いですよ。
「その程度の認識の人間」と、最初から見下されるのがオチですし。

> 中国は民主化すれば友好的になる気もしますが、朝鮮半島のあの2国(特に南)はどうにもならないんじゃ
> ないかと思います。やれ「大東亜共栄圏の復活だー」とか「軍国主義の復活だー」とか。

いや、中国・韓国・北朝鮮の中では、格段に韓国が最もマトモでしょ?
中国や北朝鮮が民主化したら、韓国の比では無いと思いますよ。
あのような教育を受けた人々が、自由に発言し、国家を導く社会になる訳ですし。

それに韓国なんかは、日本に最も近い存在だからこそ、
良い点も悪い点もよく見えているだけで、
韓国以上にひどい国なんて、アジアには掃いて捨てるほどありますよ。
例えば中国なんて、人身売買目的の拉致や誘拐が、毎年2万件も起きていますし、
インドなんかカースト制が未だに根強く、地方で不可触民が殺されても事件にすらなりません。
マレーシアやインドネシアには、未だに海賊が跋扈してますしねえ。
結局、遠くにあり、関係も薄いので、日本からはあまりよく見えないだけです。
あれでも韓国は、世界的に見ればかなりマシな方ですよ。

ついでに、日韓関係と言う事では、
「日韓トンネル」を作ろうと画策している政治家がいますね。
その有力人物の1人が麻生太郎だったりしますが。
まあ、彼の地盤は福岡なので、トンネル建設ともなれば色々と利益があるでしょうからねえ。

> > 高校の歴史の授業は心の中で先生のあら探しをするのが楽しい。
> > (大学の教授もたまに凡ミスをしますけど)

> そうですか。近現代を習うのが恐らく2学期以降になりますので、楽しみにしながら待ちます。

って、「それは間違っている!!」なんてノリで、
授業中に、左傾教師と口論はしないで下さいね(笑)。
教師と生徒の言い合いで授業進行が滞ると、他の大多数の生徒に迷惑が掛かりますので。
「終わらないので補習を」なんて展開にでもなれば、周りから総すかんを喰らいますし。

でもまあ、最近はそこまで極端な左傾教師も減ってきているみたいですけどね。
昭和の頃なんて、「平和」を声高に訴える左傾教師が、
自衛隊員や警察官の子供をいじめるなんて、普通の事でしたし。
逆に最近心配なのは、左傾よりも右傾の方なんですよねえ・・・・
後藤田正晴の発言じゃありませんが、同じ意見を言い続けているのに、
10年前には「右翼」と言われて叩かれていたものが、
今では「左翼」と言われて叩かれる時代になってますし・・・・


▼ 物秦さん
> コンサートで使われるサーチライトの使い方もナチス考案ですからね・・・
今回の北京五輪でのトラブルにより、
オリンピックの聖火リレーが、そうだというのも有名になりましたよねえ。
って、「ナチスの発明」でも読まれましたか?

> > > サイトとかに載せているなら、良かったらサイトを教えていただきたいです。
> > 自分も見たいですね。というか、いっその事、新コーナー作ったら結構投稿もあるんじゃないですかね。

> サイトは持ってないので・・・
> 昔書いたのも少ししか残ってない・・・

何でしたら、ここの掲示板に貼っても構いませんよ(笑)。

そう言えば以前、掲示板を利用した小説制作というのも考えた事がありますね。
1ページの最後は「この後、どうするか?」って形で終わり、
その選択肢を、返信という形でいろいろな人が続きを書いていく訳です。
読者側は、その続きが面白かったか否かを採点し、
平均点が高かった方からと、選択肢の並びも変わっ行きます。
そして、それをずっと繰り返す訳ですね。
でもまあ、企画自体は面白いかと思ったんですが、
実際にそれがうまく回るかを考えると・・・って感じなので実現はしてませんけどね。


▼ ルーキウスさん
> > いっその事、お遊びでここでやってみても面白いかも?(笑)
> > 対中防衛戦シナリオとか、中台戦争介入シナリオとか、朝鮮半島介入シナリオとか決めて。

> 面白いと思いますよ。
> ただ、一日1ターンで、1ターンあたりの期間を短くすると、
> 相当長い期間プレイする演習になるでしょうけど。

いや、そこまでゲーム的にやろうとまでは考えていません。
題材を決め、互いにどう言ったシチュエーションが有り得るかを出し合うって感じでしょうか?
例えば、米中が衝突したらどう展開するか?
その時、日本は、韓国は、どう動くのか?って感じで。
超大規模なベトナム戦争化しそうな気もしますが、
「軍人は前の戦争の準備をする」って感じで、
新しい戦闘が展開される可能性もありますし・・・・
高高度核爆発による電子社会の破壊とかやって来ますかねえ?

まあ、ゲーム的に行うとすれば、
「三国大戦」系が、既にそれに近い形ですけどね。
マップの拡大とユニットの多様化を行い、
1人で複数ユニットを動かせるようにすれば、
まんま図上演習になるかと。
北海道防衛作戦とかなら、ちょうど良い大きさかも?

> そういえば管理人様の専門てなんでしょうか?
私の専門ですか?
物理学ですよ。
史学どころか、文系ですらありません(笑)。

> > 「南北戦争―49の作戦図で読む詳細戦記」(学研M文庫)を薦めておきます。
> 昔読みました。良い本だったので無くなるといけないし、安いので二冊買ったんですが、
> 絶版になってしまいましたか。

おお、既に読まれてましたか。
良い本ですよね、あれ。

では、これらなんかも既読ですかねえ?
歴史とも言えない最近の紛争を扱った本ですけど。
「戦争広告代理店(講談社文庫)」
「武装解除(講談社現代新書)」
「戦争請負会社(日本放送出版協会)」
正直、国際ニュースをよく見る人なんかだと、既知の内容ばかりだったりするんですが、
それ以外の人にとっては、結構ウケが良い本ですね。

> 二冊買っておいて良かったです。
ネットでなら、1冊4000〜5000円で売れるんじゃないですかねえ?
以前、8000円で売れてたのを見た事がありますし。
定価が800円もしませんので、数年で10倍以上とは、
随分、凄い事になってるなあと思った記憶がありますので。

> というか、政治家の考えることはいつもそんな感じが。
> まずくなったときには自分はもう死んでるや、とかなきがします。

小選挙区制になった今では、自分の寿命までと言うよりも、
次の選挙までって感じが強まっている感じもしますけどね・・・・

> > > そして、改良した?華族制度を。
> > 移民を大量に入れれば、一部の上層民と多数の下層民という構造を作り易くなるので、
> > 冗談抜きで、経済的な貴族制度になるかも知れませんよ。

> なるとは思いますが、そのとき血筋がどうなるかというのが気になります。
> やはり、ある程度血筋を維持してほしいです。趣味として。

こんな急激に移民を入れたら、まずほとんど血は混ざらないかと。
例えば、同じ様なことをやったドイツでは、
受け入れたトルコ人が独自の社会を作り、結婚相手もトルコから連れてくるとか。
そして、ドイツ国内にドイツ語を話せない移民が増え、
1つの地域に2つの社会が出来上がっていく訳です。
血統の維持と言いますが、混ざり合わない方が、問題は拡大の一途を辿るばかりです・・・・

> > その一方で、ナチスの政策があまりにタブー視され、学べる機会も少ないのは、
> > 意外と、扇動や発揚などのノウハウを、庶民に知られたくないからでは?
> > な〜んて事も、ほんのちょっぴりですが、思わなくもないです(笑)。

> うーん。
> 角川文庫で普通に買えますのでそれはないかと。

いや別に、「我が闘争」に限定して話している訳ではありません。
例えば、プロパガンダの研究本なんて、
日本語でメジャーなモノとかあるんですかねえ?


[6486] Re:まとめレス返信 削除
2008/5/25 (日) 17:36:28 徳翁導誉

▼ 物秦さん
> > 相手の立場も考慮して考えるというのは、結構出来ない人も多いもので。
> > 「インドと挟み込んで中国を抑える」なんて考えてしまう前首相なんかも居ますし・・・・
> > これなんて、完全にインド側からの視点が欠落してますからねえ。

> 国境紛争+西蔵絡みで冷戦辺りだったら楽勝でできたのですが、最近は印中接近で難易度UPしてますが・・・

いや、冷戦期だってそんな簡単には・・・・
インドはソ連と深い関係にありましたからねえ。
インドを地政学的に見た場合、「亜大陸=巨大な半島」国家なんですよ。
背後はヒマラヤ山脈で遮られているものの、その奥には中国とロシアが居ます。
そして前面にはインド洋が開け、そこからは昔はイギリスで、今はアメリカが。
その上、両脇はパキスタンとバングラディシュというイスラム国家に挟まれている。

そんな地理的条件にある国ですから、
あれだけの国家規模にありながら、何よりも周辺国とのバランスを重視するんです。
だからこそ、別のスレッドで「超大国はどこ?」と尋ねられた際に、
「インドは地域大国が精々」と書いた訳ですね。
こうした国を、隣国である中国の包囲網に誘い込もうと考えること自体、
インド側からの視点が欠けていると思うんです。

> 他には台湾?
そうですね。
日本に対する接し方が異なるだけで、
韓国と台湾は、同程度の位置くらいには有るんじゃないですかねえ?
まあ、あくまで印象論ですけど。
ただし共同体構想としては、韓国よりも難しいでしょうね。
現状の中台関係ですと。

> > そう言えば以前、掲示板を利用した小説制作というのも考えた事がありますね。
> > でもまあ、企画自体は面白いかと思ったんですが、
> > 実際にそれがうまく回るかを考えると・・・って感じなので実現はしてませんけどね。

> シナリオ次第かと・・・
> IF戦記だったら結構いけると思います。

やるんだったら、イフ物になるでしょうね。
ただ言いたかったのは、その先の事だったんです。
「うまく回るか」と言うのは。
つまり・・・ぶっちゃけて言えば、
きっと、面白い内容にはならないだろうなあ・・・と。

> > 北海道防衛作戦とかなら、ちょうど良い大きさかも?
> 対ソ戦争題材で同じシナリオのゲームありましたね?
> ソ連は最初の3日間は滅茶苦茶有利だけどその後悲惨な特攻以外打つ手無いと言う内容だった気がします。

ボードゲームですか?


▼ プロイセンさん
> 結構麻生太郎は好きなんですが、自重してください。
「野中のような部落出身者を日本の総理にはできないわなあ」
なんて発言をしたと言われる人物ですからねえ、麻生は・・・・
「ローゼン閣下」など、ネタとして弄っている分には良いんですが、
政治家として・・・と言うか、人間として見た場合、どうなんでしょ?
まあ、育った環境の問題もあるのでしょうけどね。

> > > > > > 対外的には頭山満・孫文の大アジア主義や石原莞爾の東亜聯盟構想に基づく外交関係を展開。
> > > > > 東アジア共同体?

> > > 大まかにはそんなところですが、特ア3国はちょっと・・・・・・・と言うのが、正直なところです。

> > うーん。どうなるかはなってみないとわからないと思います。

> まぁ、その「やってみないと」が実現不可能な感じがするんですけどね。

実現の可能性ですか?
どの辺を最終目標に置くかで、その答えは変わってくるでしょうけど、
EUみたいなのは無理にしても、東アジア圏での多国間FTAって事なら可能性は十分にあるかと思いますよ。
と言うか、既に動き始めていますし。
EUが「人・物・金」が自由に動く社会だとすれば、
アジア版は、「物と金」だけが自由に動くって感じでしょうか?

例えば現在、「精密部品は日本で」→「組立は韓国で」→「最終仕上げは日本で」という感じで、
日韓一体の工業生産体制が採られている分野もある訳ですが、
この方法だと、韓国への輸出時と、韓国からの輸入時の2度、関税が掛かる訳です。
この2度の関税が無くなれば、その分だけ商品は安く作れますよね。
そして、こうして作った製品を関税無しで東アジア中に売れる訳です。
そう言う面を考えれば、日本にとってプラスです。
勿論、農業などの食料面ではマイナスでしょうけどね。
ただ、安倍前首相が「オーストラリアは戦略的に重要なパートナー」とした事で、
農業大国であるオーストラリアとのFTA交渉が、既に始まっています。
ASEAN内での統合がうまく行けば、「ASEAN+3+3」の形で案外すんなり進むかも?
「30億人を抱える経済市場」となれば、旨味を感じる各国政治家も多いでしょうし。

> > > > > まぁ、自分は世界史に出会い、そもそもヒトラーとは何か?みたいな疑問に行き着き
> > > > > 購入してみました。

> > うーん。
> > いきなりそこから入ってもわかりにくいかと。
> > 最初は簡単な本から入った方がわかりやすいと思います。

> そうですか。何か良さそうな本とか無いですかね?

まあ、最初はドキュメンタリーや概説書から入って簡単に把握し、
そこからでしょうね、深く調べていくのは。
「ヒトラーと6人の側近たち」とか、またNHKは放送してくれませんかねえ?


▼ ルーキウスさん
> ひたすら長いですが。私が書いていることは薄いです。
他の方にも言えることですが、
引用部分は必要な箇所だけ残し、もっとバッサリ切って良いと思いますよ。
分からない箇所があれば、記事をさかのぼれば良いだけですので。
無駄に引用部分が長いと、本文そのものが読み辛くなりますし、
大した問題ではないものの、容量や負荷も増えますからねえ。

> 個人的には別に右翼のつもりはないです。
そのつもりは無くても、国歌や軍歌を入れていれば、
そう見られてもおかしくはない、今の日本の状況はあるかも?
でもまあ、そこら中で軍歌がガンガンかかってて、
それを周りが気にもしていないような社会よりは、幾分かマシかと(笑)。
「昭和維新の歌」とか、個人的には好きですが、
道などですれ違った小学生が口ずさんでいたら、それはちょっと嫌です(笑)。

> いっそ政治家や専門家の方にはこういう多人数ゲームを義務づけるとかw
海外では、政治学の授業で「ディプロマシー」をやらせる人も居るとか。
ゲームという形で楽しめる上、結構、本質部分が見えてきたりしますからねえ。
日本でも、「君はアメリカ役、あなたは中国役」みたいな感じで、
シミュレーションっぽい事をやらせて、授業をする人も居るらしいですよ。
小学校の地理の一環として、桃鉄をやる学校もあるそうですし(笑)。

そう言えば、かなり昔にテレビで見たんですが、
アメリカの小学校で、シムシティーを使って社会科の授業をやってましたねえ。
で、みんな原発をバンバン作ってるんですよ!!
「これはひょっとして洗脳教育なのか?」と思ってしまいました(笑)。

> > あれでも韓国は、世界的に見ればかなりマシな方ですよ。
> 確かにマシな国なんですけどなあ、
> 日本にはきついからなあ。

まあ、ある程度は仕方ない事かと・・・・
日本がアメリカに負けた事で、
韓国には李承晩を、北朝鮮には金日成を、
台湾には蒋介石を、中国には毛沢東を、君臨させてしまったんですから(笑)。

> > 後藤田正晴の発言じゃありませんが、同じ意見を言い続けているのに、
> > 10年前には「右翼」と言われて叩かれていたものが、
> > 今では「左翼」と言われて叩かれる時代になってますし・・・・

> まあ、時代によって価値観は変わりますから。
> ある程度は仕方がないかと、と言うか日本は極端から極端が多い気がする。

で、騒ぐタイプの人は恐らく一緒なんでしょうね。
今、チベットの事で反中を声高に唱えている人は、
もしも安保闘争時に居れば、ベトナムの事で反米を唱えていそうですし、
戦前に居れば、愛国を唱える軍国少年になっている気がします・・・・
人間、特に日本人の場合、属したいのは思想ではなく立場でしょうから。

> > > コンサートで使われるサーチライトの使い方もナチス考案ですからね・・・
> > って、「ナチスの発明」でも読まれましたか?

> その本はどんな本ですか?

いや、別にそんな大層な内容の本でもないですよ。
負の面しか見られないナチス政権下のドイツにおいて、
高速道路やテレビなど、正の面もあった事を広く浅く扱った本です。
まあ、だからと言って、ナチスを賞賛している訳でもないですけどね。
「ナチス・ドイツ=悪」というイメージしかない人には、面白い本かも?
http://www.amazon.co.jp/dp/4883925684

> > いや、そこまでゲーム的にやろうとまでは考えていません。
> > 題材を決め、互いにどう言ったシチュエーションが有り得るかを出し合うって感じでしょうか?
> > 例えば、米中が衝突したらどう展開するか?
> > その時、日本は、韓国は、どう動くのか?って感じで。
> > 超大規模なベトナム戦争化しそうな気もしますが、
> > 「軍人は前の戦争の準備をする」って感じで、
> > 新しい戦闘が展開される可能性もありますし・・・・
> > 高高度核爆発による電子社会の破壊とかやって来ますかねえ?

> 電子社会の破壊とかは面白いですね。
> やりたいですが、赤い嵐オンラインくらい人数の規模がでかくなりすぎると、
> 時間の都合で参加できないので、メンバー数は絞ったのが良いですね。

いや、電子社会の破壊とかは、ゲームの話では無いですよ。
思考実験の方です。
ちなみに「高高度核爆発」とは、
高層大気圏で核爆発を起こし、電磁パルスを発生させるモノです。
高高度での爆発ですので、人体にはあまり影響はありませんが、
地上へと降り注ぐ電磁パルスで、かなりの広範囲で電子機器に障害を及ぼします。
地上で直接爆発させるよりは、倫理的にかなり核を使いやすい方法です。

> というか、最近の紛争はそこまで詳しくないです。
「武装解除(講談社現代新書)」なんかは、
「今時、こんな日本人が居たんだ」って感じでしたね。
それが以前、「平和学」で名前を上げた伊勢崎賢治です。

> > > というか、政治家の考えることはいつもそんな感じが。
> > > まずくなったときには自分はもう死んでるや、とかなきがします。

> > 小選挙区制になった今では、自分の寿命までと言うよりも、
> > 次の選挙までって感じが強まっている感じもしますけどね・・・・

> ますますまずいですね。
> もっと長期的な視野がほしいですけど。

長期的な展望を行うには、安定した基盤が必要で、
そうなると今度は、不正や腐敗の温床に・・・・
どちらにしても、一長一短なんですよね。


[6498] Re2:まとめレス返信 削除
2008/5/26 (月) 12:36:56 物秦

> インド側からの視点が欠けていると思うんです。
中印は国境紛争で揉めてますので其処から着けば勝算あったと思ったわけです。
>
> > > 北海道防衛作戦とかなら、ちょうど良い大きさかも?
> > 対ソ戦争題材で同じシナリオのゲームありましたね?
> > ソ連は最初の3日間は滅茶苦茶有利だけどその後悲惨な特攻以外打つ手無いと言う内容だった気がします。

> ボードゲームですか?

えぇ、昔見た記憶が有ります。

> > > あれでも韓国は、世界的に見ればかなりマシな方ですよ。
> > 確かにマシな国なんですけどなあ、
> > 日本にはきついからなあ。

> まあ、ある程度は仕方ない事かと・・・・
> 日本がアメリカに負けた事で、
> 韓国には李承晩を、北朝鮮には金日成を、
> 台湾には蒋介石を、中国には毛沢東を、君臨させてしまったんですから(笑)。

蒋介石は米の失政では?
もう少しまともな奴を支援すれば・・・
> > もっと長期的な視野がほしいですけど。
> 長期的な展望を行うには、安定した基盤が必要で、
> そうなると今度は、不正や腐敗の温床に・・・・
> どちらにしても、一長一短なんですよね。

周期的に代わるのがベターだったりするのですが・・・
そう上手く行かない者です。


[6501] Re3:まとめレス返信 削除
2008/5/26 (月) 23:46:04 プロイセン

▼ 物秦さん
> > > > あれでも韓国は、世界的に見ればかなりマシな方ですよ。
> > > 確かにマシな国なんですけどなあ、
> > > 日本にはきついからなあ。

> > まあ、ある程度は仕方ない事かと・・・・
> > 日本がアメリカに負けた事で、
> > 韓国には李承晩を、北朝鮮には金日成を、
> > 台湾には蒋介石を、中国には毛沢東を、君臨させてしまったんですから(笑)。

> 蒋介石は米の失政では?
> もう少しまともな奴を支援すれば・・・

いやでも、中華民国初代総統でしたし、第2次世界大戦終了時も存命だったので、
他に丁度良い人間が居なかったのでは?

> > > もっと長期的な視野がほしいですけど。
> > 長期的な展望を行うには、安定した基盤が必要で、
> > そうなると今度は、不正や腐敗の温床に・・・・
> > どちらにしても、一長一短なんですよね。

> 周期的に代わるのがベターだったりするのですが・・・
> そう上手く行かない者です。

逆に言えば、不正や腐敗があることが、平和の証明なのかなあとも思いますが。


[6509] Re4:まとめレス返信 削除
2008/5/27 (火) 20:10:05 徳翁導誉

▼ ルーキウスさん
> > インド側からの視点が欠けていると思うんです。
> まあ、相手の視点で考えるというのは、簡単なようで難しいですから。

だからこそ、ここではゲームの形を取っている訳です。
例えゲームという形式であって、こう言った事は皮膚感覚で感じるのが一番でしょうから。
それに「地政学講座」とかやった所で、読む人の数は限られてくるでしょうしね(笑)。


> > EUみたいなのは無理にしても、東アジア圏での多国間FTAって事なら可能性は十分にあるかと思いますよ。
> > と言うか、既に動き始めていますし。
> > EUが「人・物・金」が自由に動く社会だとすれば、
> > アジア版は、「物と金」だけが自由に動くって感じでしょうか?

> まあ、アジアの先進地域の国(日本・韓国・中国・台湾など)にしてみれば、
> 難民が来たらいやですからねえ。
> これ以上厄介ごとを国も抱えたくないでしょうから。
> (まあ、どこの国もそうでしょうけど)

アジアの場合、政体も宗教もバラバラですからねえ。
人の移動の方は、欧州みたいには行かないでしょうね。
まあ、それはそれで良いのかも知れませんが(笑)。


> ゲーム会社がカナダ政府とカナダの歴史財団の講演のもとCivilization IIIと、
> カナダと北米の歴史あつかった教育用Modをカナダの高校生に無償で配ったとか。
> 日本でもこういう取り組みやってくれないかなあ。

ここの掲示板でも、以前書いたことがあるんですが、
全時代版や全世界版の信長の野望や、名前や能力が元素記号のポケモンとか(笑)、
そう言うのがあっても、良いように思うんですよねえ。
ちなみに、全世界版のゲームは、ちょっと制作を考えた事もあります。

ただ、こうやって考えると、
社会科に対して、理科ってゲーム化しづらいですよねえ・・・・
私が知ってるのも、「プリンキピア」くらいですし。
http://www.enterbrain.co.jp/gamecon/no4/02..html


> > 日本がアメリカに負けた事で、
> > 韓国には李承晩を、北朝鮮には金日成を、
> > 台湾には蒋介石を、中国には毛沢東を、君臨させてしまったんですから(笑)。

> まあ、そうですね。
> 蒋介石は戦争が無くても中国に(おそらく)君臨したので、
> 毛沢東の君臨した中国はちょっとどうかなあと思いますが。

でも毛沢東の統治よりは、蒋介石の方がまだマシじゃないですか?(笑)
文化大革命を起こして、数千万人を死に追いやるなんて事は、
蒋介石でも、さすがに無かったでしょうし。
そして毛沢東の奇跡的な成り上がりを見た場合、日本の存在は不可欠ですからねえ。


> > 人間、特に日本人の場合、属したいのは思想ではなく立場でしょうから。
> まあ、日本人らしいので、それはそれで(良くないか)

それをどう捉えるかですよねえ・・・・
「太平洋戦争の開戦責任は誰にあるか?」を考えた場合、
陸軍も、海軍も、政府も、皇室も、マスコミも、国民も、
本心では誰も、真から開戦を望んでいないの、開戦へと突入してしまう。
開戦の首謀者を捜そうとしても、その中心には誰も居ない・・・・
去年も「KY」なんて言葉が流行りましたが、
日本を支配するのは今も昔も、「空気」という得体の知れない共同体意識なんですよねえ。

こういった日本人の特性は、すぐに団結できる強さではあるものの、
「空気を読む」事で誰も望んでいない方向に進んでしまう弱さもある。
太平洋戦争時、兵が屈強だったのは前者の利点であり、
開戦まで至り、終戦をズルズル引き延ばしてしまったのが後者の欠点であろうかと。

そう言えば、海外へ団体旅行を行う日本人達を見て、
「添乗員を指揮官に替え、手に持つカメラを銃に替えれば、立派な一個小隊だな」と、
それを外国の軍人が言ったそうです(笑)。
この辺なんかも、まさに日本人らしさの現れかと。


> > ちなみに「高高度核爆発」とは、
> > 高層大気圏で核爆発を起こし、電磁パルスを発生させるモノです。
> > 高高度での爆発ですので、人体にはあまり影響はありませんが、
> > 地上へと降り注ぐ電磁パルスで、かなりの広範囲で電子機器に障害を及ぼします。
> > 地上で直接爆発させるよりは、倫理的にかなり核を使いやすい方法です。

> うーん。核を使うと言うこと自体に対する拒否感がある以上使いやすさはそこまでないような。

核爆発により、直接死亡する人は居ない訳ですし、
放射能の心配も少ないとなれば、そこまで使い辛くはないと思います。
と言うか、唯一の被爆国で、核アレルギーの高い日本と違い、
海外の核への拒否反応は、日本ほどには高くないですからねえ・・・・


> > > というか、最近の紛争はそこまで詳しくないです。
> > 「武装解除(講談社現代新書)」なんかは、
> > 「今時、こんな日本人が居たんだ」って感じでしたね。
> > それが以前、「平和学」で名前を上げた伊勢崎賢治です。

> そんなにすごい方なんですか。
> では、できるだけ早く読んでみます。(厄介なレポートがあるのでしばらくは無理ですけど)

いや、ハードルを上げすぎると、逆にガッカリするかも?(笑)


> > 長期的な展望を行うには、安定した基盤が必要で、
> > そうなると今度は、不正や腐敗の温床に・・・・
> > どちらにしても、一長一短なんですよね。

> まさしく。
> 世の中はままならないものです。
> 不正を監視する方法をもっと考えないといけませんが…
> 不正がなくなることはないでしょうね。

では司法・立法・行政の他に、満州国のように「監察」も入れて四権にしますか?(笑)
って、満州のそれは、孫文の五権憲法から持ってきたモノで、
孫文の案では、この四権に「考試(人事)」を加えての五権です。
まあ、孫文案はまともに実現されませんでしたし、
満州国の「監察院」も、監視される官僚たちからの批判が強くて、すぐに廃止されてしまいますがね。
いま提案されている「消費者庁」など、権限を強化すれば、監察院のような存在になるかも?
勿論、官僚の反発は強力でしょうけどね。

別の方法としては、年金や退職金に連動させるとかどうでしょう?(笑)
退職金は一括払いではなく、年金への上乗せという形で対応させ、
それを受け取る時の負債額に応じて、年金も減らして負債額返還に当てると。
自分の金じゃないから危機感に乏しい訳で、自分の将来の年金と連動させれば、
無茶な開発をする政治家や官僚も、幾分かは少なくなるんじゃないですかねえ?
政治家は議員年金、公務員は共済年金と、一般の年金とは別になってますので弄りやすいですし。
って、法案を作るのが官僚で、それを成立させるのが政治家ですから、
そんな法案を通すのは、まず無理でしょうけど(笑)。


▼ 物秦さん
> > インド側からの視点が欠けていると思うんです。
> 中印は国境紛争で揉めてますので其処から着けば勝算あったと思ったわけです。

ただ、国境線を巡る争いが有るからと言って、
それが即、包囲網形成に参加する事になる訳では無いですからねえ。

> > > > 北海道防衛作戦とかなら、ちょうど良い大きさかも?
> > > 対ソ戦争題材で同じシナリオのゲームありましたね?
> > > ソ連は最初の3日間は滅茶苦茶有利だけどその後悲惨な特攻以外打つ手無いと言う内容だった気がします。

> > ボードゲームですか?

> えぇ、昔見た記憶が有ります。

「北海道戦争」とかですか?

▼ プロイセンさん
> 逆に言えば、不正や腐敗があることが、平和の証明なのかなあとも思いますが。
いや、戦時に於ける不正や腐敗なんて、
平時に於けるそれの比ではない気が・・・・


[6520] Re5:まとめレス返信 削除
2008/5/28 (水) 19:58:05 徳翁導誉

▼ ルーキウスさん
> > でも毛沢東の統治よりは、蒋介石の方がまだマシじゃないですか?(笑)
> > 文化大革命を起こして、数千万人を死に追いやるなんて事は、
> > 蒋介石でも、さすがに無かったでしょうし。
> > そして毛沢東の奇跡的な成り上がりを見た場合、日本の存在は不可欠ですからねえ。

> 蒋介石の方がマシでしょうけど、
> それでもかなり酷いことにはなるような気はします。

あの「二・二八事件」でも死者数は三万人ですし、
蒋介石が酷い酷いと言っても、さすがに数千万もの国民は殺せなかったでしょうから・・・・
ちなみに殺戮と言えば、台湾での「二・二八事件」より、
済州島での「四・三事件」の方が酷い割には、李承晩はそこまで悪く言われないんですよねえ。
その後に起きた朝鮮戦争で、その辺は有耶無耶になってるんでしょうか?
と言うか、周辺国の混沌っぷりを見ると、戦後の日本は幸せな方だったんでしょうね。

> > そう言えば、海外へ団体旅行を行う日本人達を見て、
> > 「添乗員を指揮官に替え、手に持つカメラを銃に替えれば、立派な一個小隊だな」と、
> > それを外国の軍人が言ったそうです(笑)。

> うーん。そう見られているのか。

そもそも、知らない数人が集められて、
「今から、あなた達はグループです」なんて言われた時に、
すぐさま協力しあえるのは、日本人くらいだと言う話を聞きますからねえ。
これが、良いのか、悪いのかは解りませんが(笑)。

> トルコにも「トーゴー」提督がいたそうな。(今でも生きているかは知りませんが)
> (日露戦争後にそういう名前がはやったときの子供が、その影響か海軍に入って出世したそうです)

この辺の話って本当なんですかねえ?
「東郷ビール」なんて言うのも、「世界の提督シリーズ」の1つだと言うのが真相みたいですし、
イスタンブールに「東郷通り」や「乃木通り」があるなんて話も、
これだけ旅行者が多い時代に、行ってきましたという話も聞かない・・・・
でもまあ、トルコに「トーゴー」と言う名前の人が居たかも知れない事は否定はしませんけどね。
ケマルの改革により、WW1後のトルコ人も名字を使うようになりましたので、
十数年前にあった日露戦争にちなんだ名前を付けた人も居るでしょうから。

> > > うーん。核を使うと言うこと自体に対する拒否感がある以上使いやすさはそこまでないような。
> > と言うか、唯一の被爆国で、核アレルギーの高い日本と違い、
> > 海外の核への拒否反応は、日本ほどには高くないですからねえ・・・・

> たしかに、海外ではそこまではないかもしれないですね。

その割には、原発の超先進国なんですよねえ、日本は(笑)。
欧米諸国が原発建設を控える中、ドンドン作ってましたし。
おかげで現在では、世界の原発建設の主要3陣営は、
「東芝&米ウェスチングハウス」「日立&米ゼネラル・エレクトリック」「三菱&仏アレバ」と、
いつの間にか、日本がかなりのウェートを占める時代となっています。

> ところで、アウステルリッツのフラッシュ制作中とのことですが、
> 勢いに乗ってエジプト遠征とかもやってくれたらうれしいです。

アウステルリッツは、あくまで「戦争」を題材としたもので、
基本的に、ナポレオンを題材にするつもりはありませんね。
あれだけの題材は、それ相応のやる気がある方が作るべきモノでしょうし。

と言いますか、こういう言い方をするのは何なんですが、敢えて言いますと、
「これを作ってみては?」「はい、分かりました」って程、
物を作るというのは、簡単な事ではないですからねえ・・・・
ここでは別に構いませんが、他の制作者さん(Flashに限らず)に同じ事をすると、
逆鱗に触れてしまう事もあるでしょうから、この辺の事には注意が必要かと思います。


▼ 物秦さん
> > > > > > 北海道防衛作戦とかなら、ちょうど良い大きさかも?
> > > > > 対ソ戦争題材で同じシナリオのゲームありましたね?

> > > > ボードゲームですか?

> > > えぇ、昔見た記憶が有ります。

> > 「北海道戦争」とかですか

> 多分そんな名だと思います。
> 製作者が小説書いてます「レットサン ブラッククロス」
> って名です。

でしたら、「北海道戦争」で間違えないでしょうね。
その作者というのは、川宮勝次の生みの親ですので(笑)。
川宮勝次とは、「征途」という作品に出てくる登場人物で、
その征途の世界をゲーム化したのが、この「北海道戦争」です。

> 後日民のww2終わりました。
> 密書公開していただくと嬉しいです。

う〜ん、あそこは基本的に保存しませんので・・・・


[6542] Re6:まとめレス返信 削除
2008/5/30 (金) 19:24:09 徳翁導誉

▼ ルーキウスさん
> > > 蒋介石の方がマシでしょうけど、
> > > それでもかなり酷いことにはなるような気はします。

> > あの「二・二八事件」でも死者数は三万人ですし、
> > 蒋介石が酷い酷いと言っても、さすがに数千万もの国民は殺せなかったでしょうから・・・・

> 確かに蒋介石ではそこまで酷くはならないですね。

でもまあ、確かに蒋介石もトンデモないんですけどね(笑)。
「100人の無実の民を殺しても、1人の共産主義者を逃すな」って感じの指令を出してますし。
ただ、毛沢東はそんなレベルすら超越してますので・・・・
全人口から見た比率で言っても、日本が太平洋戦争で失った人命以上に、
自らの権力維持の為に、平時にそれ以上の人命を奪っている訳で、
しかも、そんな人物を未だに「建国の英雄」として祭らなければならない訳ですからねえ。
大変だと思いますよ、中国人も。

もしも朝鮮戦争の開戦が、史実よりも1年くらい早ければ、
国共の境界線は台湾海峡ではなく、長江だったかも知れず、
そうなれば、両者の比較対照ももう少し分かり易かったかも?
って、もしもそんな「南北朝の再来」みたいな展開になれば、
毛沢東も、文化大革命なんてやってる余裕も無かったでしょうけどね。


> > と言うか、周辺国の混沌っぷりを見ると、戦後の日本は幸せな方だったんでしょうね。
> 日本は確かに恵まれてましたね。
> というか、日本まで混沌としていると、
> 中国はともかく韓国などのアジア諸国の今の発展もないでしょうね。

朴正熙が軍事クーデターを起こし、開発独裁を行うまでは、
朝鮮戦争の影響から、韓国はバングラデシュ並の世界最貧国でしたからねえ。
その朴正熙の開発独裁には、日本からの後援が不可欠でしたし。
まあ、日本の裏社会との繋がりも深かったのですが・・・・

って、周辺国ほどでは無いにしても、その当時の日本も結構酷かったんですけどね。
60年安保なんて、本当に無茶苦茶なほど混沌としてますし。
デモ隊に対抗すべく、首相がヤクザをまとめ上げて、それに税金を突っ込んでますからねえ。
ソ連が崩壊した今、デモ隊の方にはソ連からの資金援助があった事が明らかになってますし、
首相によるヤクザ工作の方にはCIAも関与していた事が、
アメリカの50年経過による公文書公開で明らかになってます。
「三無事件」の存在を初めて知った時、「何だこの戦後史は!?」と思いましたよ。
東京オリンピックのあった時代が、こんな時代だった事を授業じゃ教えてくれませんし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%84%A1%E4%BA%8B%E4%BB%B6

団塊世代なんて、まさに生き証人なんですから、
「三丁目の夕日」などでノスタルジーに浸っている暇があるなら、
その当時の時代背景とかを、もっと伝えていくべきなんじゃ無いですかねえ?
でないと、近い歴史ほど、よく解らない事態になりますし。
直近すぎる出来事は、ニュースとして日々消費され、
ピークを過ぎると、振り返る事も、纏められる事もなく、放り捨てられていく・・・・
今の中高生くらいだと、「オウム事件」とかもよく分からないですよねえ?


> さっきニュースの記事を見て驚いたんですが、
> 世界初のMP3プレーヤーは韓国で製造されたらしいです。

あっ、そうなんですか!?
でもまあ、言われてみると納得は出来ますね。
「ブロードバンド大国」と呼ばれた韓国ですし、軽量のMP3が人気だったんでしょうね。
MP3が出てきた当時は、音質がチープである事と、
著作権管理が出来ずに違法性が高かったので、見送られる傾向が強かったですし。


> > そもそも、知らない数人が集められて、
> > 「今から、あなた達はグループです」なんて言われた時に、
> > すぐさま協力しあえるのは、日本人くらいだと言う話を聞きますからねえ。
> > これが、良いのか、悪いのかは解りませんが(笑)。

> 良いことだとは思います。
> 仕事がはかどりますしw

ただ、その仕事の内容が何かってのがありますよ。
「このカバンを運べ」と言われて、周りが素直に運んでいたら、
日本人の場合、そのまま一緒にカバンを運んじゃうでしょ?
カバンの中身が麻薬や武器である事もある訳ですし、
調和性の高さは、自主性の低さと表裏一体でもあります。

例えば、何らかのプロジェクトを成功させたい場合、
資金力や技術力、人材の確保なども重要ではありますが、
最も必要なのは、優秀なプロジェクト・リーダーの存在です。
これがなかなか、日本人の中からは出てこないんですよねえ・・・・
協調だ、調和だと、いろんな人の意見を採り入れた結果、
プロジェクト自体がハチャメチャな結果に陥るなんて、珍しい事ではないですし。
戦後では行われなくなったエリート教育が必要なんですかねえ?
とは言え、戦前のエリート教育も輪に掛けて酷いですが・・・・
特に、エリート軍人のあまりの出来の酷さには、
昭和天皇も思わず、「教育方法を間違えてないか!?」と漏らしてしまいましたし。


> > > トルコにも「トーゴー」提督がいたそうな。(今でも生きているかは知りませんが)
> > この辺の話って本当なんですかねえ?
> > 「東郷ビール」なんて言うのも、「世界の提督シリーズ」の1つだと言うのが真相みたいですし、
> > イスタンブールに「東郷通り」や「乃木通り」があるなんて話も、
> > これだけ旅行者が多い時代に、行ってきましたという話も聞かない・・・・

> 何となくトルコに行った方は、東郷・乃木だれそれ?じゃないんですかね。
> そういうかたならトルコ語にも日本語に似た発音があるんだなあていどにしか思わないかもです。

「戦前の東京には各地に凱旋門があった」なんて話を聞くと、
「本当?」と思うのですが、調べてみると出てきたりしますからねえ。
http://www.tanken.com/gaisenmon.html
「ない」事を証明するのは難しいのに対し、
「ある」事を証明するには、1人が証拠を挙げれば良いだけなのに、
今の時代、全く証明が為されていないと言うのは、「ない」可能性が高いんだと思いますよ。
僻地ではなく、イスタンブールでの話ですからねえ。


> > その割には、原発の超先進国なんですよねえ、日本は(笑)。
> まあ、日本には原発が必要でしょうから仕方がないかと。
> リスクが大きいのでできればない方が良いのですが…

核融合炉が出来れば良いんですけどねえ・・・・
原発に比べれば、放射能の危険性は格段に低くなりますし、
ウランなどと違って、重水素などは海から採れますので。
「発電」と「蓄電」の技術が進歩すれば、石油に振り回される事もなくなりますし。
そうなれば、アラブの方は困るんでしょうけど(笑)。

でもまあ、現状を見ると、核融合炉の完成は数十年は先の話でしょうね。
ITER計画も、これからどう進行していくのやら?
そもそも、ITER計画自体の一般的な知名度が低いですからねえ・・・・
日本とフランスが建設招致に乗り出して、結局フランスに持って行かれた話なんて、
ほとんど話題にもなってなかったですし。
現在、月を目指した各国の競争が再び活発化し始めていますが、
核融合炉が成功すれば、月面のヘリウム3の争奪戦が進むかも知れませんね。


> 最近の歴史家(もう死んでますが)ってどうでしょうか?
> 有名なんでしょうか?

最近のと言いますと、杉山正明とか、山内昌之とかですか?
知っている人は知っているけど・・・って感じじゃないでしょうか?
理学や工学でもそうですが、史学の方も、
近年は蛸壺化(専門の細分化)が深刻みたいですからねえ。
宮崎市定や内藤湖南みたいな学者は、なかなか出てこられない時代ですし。

> 大学に入ってから宮崎市定やら内藤湖南やら聞いたことがない方が出てきてとまどったので。
> 逆に(歴史家ではないですが)ジョミニやクラウゼヴィッツといった、
> 当然知っているであろう(と自分が勝手に思いこんでいた)人物は周りの人も、
> 場合によっては教授も誰それ?ってかんじでさらにとまどいました。

そもそも、一般的に考えれば、
歴史学者の名前を1人でも上げられる人の方が少ないかと・・・・
街頭アンケートでもすれば、司馬遼太郎が一番になるんじゃないですか?(笑)
もちろん、彼は学者ではありませんけど。

ただ、その中でも知名度と言う事であれば、
宮崎市定はまだしも、内藤湖南の方は相当高い方じゃないですかねえ?
他にも、津田左右吉や徳富蘇峰など、戦前に活躍した学者は、
既に日本史の教科書にも名前が載っていたりしますので、
少なくとも、ジョミニやクラウゼヴィッツなどとは、知名度に格段の差があると思いますよ。
そもそも、ジョミニやクラウゼヴィッツに、どれくらいの知名度があるんですかねえ?
「戦争論の作者は?」と尋ねられれば、小林よしのりと答える人の方が多いでしょうし。
って、今となっては、小林よしのりの知名度も相当下がってるんでしょうね。

> 日本史の知り合いと話していても、パットン・ロンメル誰それ?源田実・ハルゼー聞いたこともないよったかんじでしたし。
> 私の方がずれているんでしょうか?やはり。

正直に言ってしまえば、ズレているんじゃないでしょうか?(笑)
それに、そこで上がっているのってWW2の軍人ばかりですし。
WW2の軍人は、まだ知名度の高い方なんでしょうけど、
例えばこれが、オスマン帝国やムガール帝国の軍人などだと分かりませんよねえ?
専門分野が違えば、教科書レベルの知識が標準なんじゃないでしょうか?
で、一般人の場合には、教科書の太文字表記のレベルでも微妙な感じかと。
って、これもあくまで、私の皮膚感覚の話ですけどね(笑)。

> 管理人様は、孫子やクラウゼヴィッツやリデルハート言ったたぐいの戦略思想家は誰に影響を受けているとかありますか?
> 私は、影響は受けていないんですが、なぜかジョミニが気に入っています。

私が・・・ですか?
以前も言いましたが、軍事は私の専門じゃないですからねえ・・・・
さすがに孫子くらいは一応読みましたが、戦争論や戦争概論などは、
自衛隊の作戦幕僚だった松村劭や是本信義などの著作で、要点を押さえている程度です。
それに、これは私が理系だからかも知れませんが、
結局の所「戦略とは数学と心理学」だと考えていますので、
「誰が書いた軍略がどうの」とか、あまり傾倒する気はありませんねえ。
孫子や戦争論を熟読した所で、名将になれる訳でもないですし、
そこに書かれている主旨を突き詰めていけば、結局は「数学と心理学」に行き着くものかと。
ですから、ランチェスターの法則とかは簡潔で結構好きですね。

また、エネルギーは「質量」や「速度の2乗」に比例するという物理法則が、
兵の質や数以上に迅速さが重視される、軍事の理念にも一致する所を見ると、面白さを感じますね。
まあこれは、「所詮、人間も自然界の一部だ」と考えれば、
知らず知らずの内に、そう言った自然法則に集約されていくのも、当たり前なのかも知れませんが?
ちなみに、高校時代には三浦梅園とか読んでましたねえ。
「枯木に花咲くより、生木に花咲くに驚け」と言った江戸時代の人です。
って、あまりよく解らなかったですけど(笑)。


▼ ツラン主義者さん
> まあ、でも、蒋介石が大陸で安定すると、
> 沿岸と内陸の差や少数民族への圧迫が酷くなりそうでは……。
> ソ連との最前線にもなりますし。

今ここで行っているのは、蒋介石と毛沢東の比較論です。
蒋介石は確かに酷いが、毛沢東はその比では無いと、
つまりは、そういう事を言っている訳です。

ソ連との関係では、大戦までのスターリンは蒋介石政権を支持し、支援も行っていましたが、
毛沢東の末期には、中ソは核戦争の一歩手前まで行っています。
イフの話になってしまいますが、蒋介石が中国大陸を統一していたとしても、
その後に、中ソ間の核戦争なんて事は考えもしなかったと思いますよ。

また台湾先住民に対し、中国名や中国語の使用を強制するなど、
決して誉められた対応ではなかった蒋介石ですけど、
チベットやウイグルで数十万単位の殺戮を行った毛沢東と比べた場合、
どちらがマシかと尋ねれば、言わずもがなでしょ?


[6553] Re7:まとめレス返信 削除
2008/5/31 (土) 00:11:27 ルーキウス

すいません。

ミスって書いたのを消してしまったので、
こっちへの返信は後でまた書きます。

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