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[6332] 新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/6 (火) 17:30:06 R・グループ 〔HomePage

今年2発目の世界史FLASHが完成しました〜

「リッサ海戦」
http://movie.geocities.jp/r_groop_zzz/13_Lissa.html

今回は、いつもよりさらに戦闘に力をいれています。
戦闘以外の部分はほとんど蛇足です。

逆V字陣形に萌えたので創りました。
人は何に萌えるかわかりせんねぇ〜


[6335] Re:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/7 (水) 20:46:03 徳翁導誉

> 今年2発目の世界史FLASHが完成しました〜
> 「リッサ海戦」
> http://movie.geocities.jp/r_groop_zzz/13_Lissa.html

お疲れ様です。
早速、地図型リンク集の方に追加しておきました。
丁度、リソルジメントとダヌンツィオの間の時期を、
補完する形になってますね(笑)。


[6337] Re2:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/7 (水) 21:09:39 R・グループ 〔HomePage

▼ 徳翁導誉さん
> > 今年2発目の世界史FLASHが完成しました〜
> > 「リッサ海戦」
> > http://movie.geocities.jp/r_groop_zzz/13_Lissa.html

> お疲れ様です。
> 早速、地図型リンク集の方に追加しておきました。
> 丁度、リソルジメントとダヌンツィオの間の時期を、
> 補完する形になってますね(笑)。


そういえば、丁度、
イタリアのヴェネチア領有が抜けているのを補完していますね。

ガリバルディもちょっとだけ登場しますし。



[6339] Re3:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/8 (木) 00:08:34 ルーキウス

▼ R・グループさん
> ▼ 徳翁導誉さん
> > > 今年2発目の世界史FLASHが完成しました〜
> > > 「リッサ海戦」
> > > http://movie.geocities.jp/r_groop_zzz/13_Lissa.html

> > お疲れ様です。
> > 早速、地図型リンク集の方に追加しておきました。
> > 丁度、リソルジメントとダヌンツィオの間の時期を、
> > 補完する形になってますね(笑)。

>
> そういえば、丁度、
> イタリアのヴェネチア領有が抜けているのを補完していますね。
>
> ガリバルディもちょっとだけ登場しますし。



リッサ沖海戦のフラッシュがみれるとは思わなかったので感激しています。

それにしても、ポケモン久々に聞きましたw

逆V字陣形といえば、ポエニ戦争の時にローマ艦隊がそんな隊形をとったような。
まあ、関係ないでしょうけど。

いくつか質問なのですが、
船の中が白いやつは木造船ですよね?

あと、海軍における士気ってどの程度影響があるものなんでしょうか?
移乗白兵戦でもしない限り、士気の高さがそこまで影響するんでしょうか?
たしかに、沈みそうな船からさっさと逃げたりとか、
砲弾の弾ごめの速度とかはあるにしろ、
兵の士気が低かろうと、勝手に撤退はできないですし、
反乱でも起きれば別ですが。
衝角戦術だって、艦長にやる気さえあればできますし、
この時代は微妙かもしれませんが、砲撃も遠距離でおこなうようになると、
精神力でどうのこうのなるものでもないですし。

古代と18世紀に関する記述ですが、
岩波書店から出ているギリシャ・ローマの戦争と言う本に、
士気は艦長次第というようなことが書いてありましたし。
(まあ、イタリアなんで指揮官のほうにもやる気がなかったというのもあり得そうですが。)


最後になんですが、
リッサ沖が日清戦争の清朝海軍に与えた影響ってどうでしょうか?


[6345] Re4:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/8 (木) 07:08:53 R・グループ 〔HomePage

▼ ルーキウスさん
> ▼ R・グループさん
> > ▼ 徳翁導誉さん
> > > > 今年2発目の世界史FLASHが完成しました〜
> > > > 「リッサ海戦」
> > > > http://movie.geocities.jp/r_groop_zzz/13_Lissa.html

> > > お疲れ様です。
> > > 早速、地図型リンク集の方に追加しておきました。
> > > 丁度、リソルジメントとダヌンツィオの間の時期を、
> > > 補完する形になってますね(笑)。

> >
> > そういえば、丁度、
> > イタリアのヴェネチア領有が抜けているのを補完していますね。
> >
> > ガリバルディもちょっとだけ登場しますし。

>
>
> リッサ沖海戦のフラッシュがみれるとは思わなかったので感激しています。
>
> それにしても、ポケモン久々に聞きましたw
>
> 逆V字陣形といえば、ポエニ戦争の時にローマ艦隊がそんな隊形をとったような。
> まあ、関係ないでしょうけど。
>
> いくつか質問なのですが、
> 船の中が白いやつは木造船ですよね?


白いのが木造船です。初めは最初に紹介していたのですが、
表記がうっとおしいのでやめました。
艦名表記もうっとおしくならないようにしています。

>
> あと、海軍における士気ってどの程度影響があるものなんでしょうか?
> 移乗白兵戦でもしない限り、士気の高さがそこまで影響するんでしょうか?
> たしかに、沈みそうな船からさっさと逃げたりとか、
> 砲弾の弾ごめの速度とかはあるにしろ、
> 兵の士気が低かろうと、勝手に撤退はできないですし、
> 反乱でも起きれば別ですが。


士気が低いと、訓練度が低いんです。
アフォンダトーレは、海戦の破損が原因で後に沈没しましたが、
ちゃんと修理する訓練や技術があれば、いくらでも沈没は防げたはずです。

つまり、やる気がない。

> 衝角戦術だって、艦長にやる気さえあればできますし、
> この時代は微妙かもしれませんが、砲撃も遠距離でおこなうようになると、
> 精神力でどうのこうのなるものでもないですし。


イタリアの軍艦には衝角はついていなかったらしいです。
テゲトフ提督は衝角戦術に賭けてねこれについて猛訓練していたとのこと。
ドイツ人らしいですねぇ。
>
> 古代と18世紀に関する記述ですが、
> 岩波書店から出ているギリシャ・ローマの戦争と言う本に、
> 士気は艦長次第というようなことが書いてありましたし。
> (まあ、イタリアなんで指揮官のほうにもやる気がなかったというのもあり得そうですが。)
>


イタリアの指揮官はほんとにぐだぐだです。
敵が指揮系統を混乱させる前に、既に自分達で指揮系統が混乱しているという、
ほとんど自滅にも等しいかと。

>
> 最後になんですが、
> リッサ沖が日清戦争の清朝海軍に与えた影響ってどうでしょうか?


衝角戦術が世界各地に広まったらしいです。
清朝に限らず、日本海軍の船にも衝角はついていまのすので、
各国で特段違いがあるとは思えません。



[6349] Re5:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/8 (木) 23:56:59 ルーキウス

返信有り難うございます。

▼ R・グループさん
> ▼ ルーキウスさん
> > いくつか質問なのですが、
> > 船の中が白いやつは木造船ですよね?

>
> 白いのが木造船です。初めは最初に紹介していたのですが、
> 表記がうっとおしいのでやめました。
> 艦名表記もうっとおしくならないようにしています。

やはりそうですか、確かにいちいち書いていたらうっとうしいですね。

> > あと、海軍における士気ってどの程度影響があるものなんでしょうか?
> > 移乗白兵戦でもしない限り、士気の高さがそこまで影響するんでしょうか?
> > たしかに、沈みそうな船からさっさと逃げたりとか、
> > 砲弾の弾ごめの速度とかはあるにしろ、
> > 兵の士気が低かろうと、勝手に撤退はできないですし、
> > 反乱でも起きれば別ですが。

>
> 士気が低いと、訓練度が低いんです。
> アフォンダトーレは、海戦の破損が原因で後に沈没しましたが、
> ちゃんと修理する訓練や技術があれば、いくらでも沈没は防げたはずです。
>
> つまり、やる気がない。

ヘタリアは平時からヘタリアなのですね。
せめて訓練くらいはまじめにすればいいものを。


> > 衝角戦術だって、艦長にやる気さえあればできますし、
> > この時代は微妙かもしれませんが、砲撃も遠距離でおこなうようになると、
> > 精神力でどうのこうのなるものでもないですし。

>
> イタリアの軍艦には衝角はついていなかったらしいです。
> テゲトフ提督は衝角戦術に賭けてねこれについて猛訓練していたとのこと。
> ドイツ人らしいですねぇ。

たしかに、ドイツ人らしいです。
それにしても、衝角無しは意外です。
まさしく危険なことをやる気無しですねえ。


> > 古代と18世紀に関する記述ですが、
> > 岩波書店から出ているギリシャ・ローマの戦争と言う本に、
> > 士気は艦長次第というようなことが書いてありましたし。
> > (まあ、イタリアなんで指揮官のほうにもやる気がなかったというのもあり得そうですが。)
> >

>
> イタリアの指揮官はほんとにぐだぐだです。
> 敵が指揮系統を混乱させる前に、既に自分達で指揮系統が混乱しているという、
> ほとんど自滅にも等しいかと。

そうだったんですか、指揮官までやる気がないとは。
ジョークで書いたことが本当とは。
指揮官がやる気無しというのはめずらしいですね。


> >
> > 最後になんですが、
> > リッサ沖が日清戦争の清朝海軍に与えた影響ってどうでしょうか?

>
> 衝角戦術が世界各地に広まったらしいです。
> 清朝に限らず、日本海軍の船にも衝角はついていまのすので、
> 各国で特段違いがあるとは思えません。

やっぱり世界中に広まっているんですか。
それにしても、オーストリアは魚雷といい、衝角といいこの時代のオーストリアは、
海軍に関して世界に影響を与えていますねえ。
かなり意外なことに。


[6351] Re6:返信 削除
2008/5/10 (土) 11:53:25 tristar

オーストリアはヴェネツィア共和国を吸収したからでしょう。
テゲトフ自身もヴェネツィアの海軍学校で学びましたし、水兵達もヴェネツィアやダルマツィア出身が多かったそうです。
海軍内ではドイツ語で無く、イタリア語のヴェネト方言が使われていたとか。
リッサ海戦勝利の歓声は「Viva San Marco!」だったそうです。


[6357] Re7:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/10 (土) 16:46:16 徳翁導誉

ところで、「普墺戦争 イタリア戦線」と書いてありますが、
これは「ローマの鍵」シリーズに続き、
「普墺戦争」シリーズに挑戦という事なのでしょうか?
それとも、「普墺戦争イタリア戦線の中のリッサ海戦ですよ」という事でしょうか?
それか、ひょっとして、大々的に「海戦史」に挑もうとか(笑)。
でも海戦史ならば、頑張れば不可能ではないのかな?
陸戦に比べれば数も転換点も、ある程度絞れてきますし。

ちなみに私の方は、「科学の20世紀」シリーズの後に、
もっと世界史っぽい題材も扱おうと、「三帝会戦」を作り始めてたんですが、
Flashを何本か公開したら、制作の方が完全に止まってしまいましたね・・・・
と言う事で、今の所はアウステルリッツの地図だけ公開。
http://www.geocities.jp/flash_okiba4/
どちらの方の地図を使うかは考え中ですね。

あと、話は少し外れるんですが、
R・グループさんは、YouTubeでのFlash公開とか考えてますか?
「AnvSoft Flash to Video Converter」とかいうソフトを使い、swfを変換すると、
Flash作品も、YouTubeなどへも投稿できるみたいですよ。
YouTubeにもアップすれば、閲覧者の数は更に増えるでしょうし、
そこから自らのサイトへリンクを貼れば、YouTubeからも人を呼び込む事も出来るのでは?
とか、最近考えたりもします。


> > 船の中が白いやつは木造船ですよね?
> 白いのが木造船です。初めは最初に紹介していたのですが、
> 表記がうっとおしいのでやめました。

リッサ島にクローズアップしてから、戦艦数や海戦年月などの情報が表示されるまでの間、
つまりは、両軍の戦艦が海面上にワラワラと登場するシーンがあるじゃないですか。
あの時に、画面の右下隅に「■墺海軍(装甲艦)」みたいに表示してはどうでしょう?
(墺海軍なら■の色は赤色として、木造艦の方は白抜きにして)
地図を使った図などでは、よく使われてますよねえ。
縦に色付きの■を並べて、赤色はこれで、青色はそれでと。


[6363] Re8:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/10 (土) 19:37:45 R・グループ 〔HomePage

▼ 徳翁導誉さん
> ところで、「普墺戦争 イタリア戦線」と書いてありますが、
> これは「ローマの鍵」シリーズに続き、
> 「普墺戦争」シリーズに挑戦という事なのでしょうか?
> それとも、「普墺戦争イタリア戦線の中のリッサ海戦ですよ」という事でしょうか?
> それか、ひょっとして、大々的に「海戦史」に挑もうとか(笑)。
> でも海戦史ならば、頑張れば不可能ではないのかな?
> 陸戦に比べれば数も転換点も、ある程度絞れてきますし。


当初の予定では、普墺戦争は前後編でした。

前編が、ドイツ統一機運の高まり→ビスマルク様→普墺戦争勃発→ケーニヒグレーツの戦い
後編が、今回の作品→プラハ条約締結

という構成予定だったのですが、
ケーニヒグレーツの戦いの資料がぜんぜん見つからず、
三方から分進合撃の様子が描けないと判断したため、前編はカットして、焦点をリッサ海戦に絞りました。
だから、全体的にリッサ以外の説明は短くなっています。

>
> ちなみに私の方は、「科学の20世紀」シリーズの後に、
> もっと世界史っぽい題材も扱おうと、「三帝会戦」を作り始めてたんですが、
> Flashを何本か公開したら、制作の方が完全に止まってしまいましたね・・・・
> と言う事で、今の所はアウステルリッツの地図だけ公開。
> http://www.geocities.jp/flash_okiba4/
> どちらの方の地図を使うかは考え中ですね。


実はカスティリオーネの戦いを作るという視野はあったのですが、
すぐに作るかどうかは、よくわからないです。

しかし、徳翁導誉さんがナポレオンで選ぶのは三帝会戦で
私が、ナポレオンで選ぶのが、カスティリオーネの戦いを選ぶとは
すごく好みが出ていますね(笑)

>
> あと、話は少し外れるんですが、
> R・グループさんは、YouTubeでのFlash公開とか考えてますか?
> 「AnvSoft Flash to Video Converter」とかいうソフトを使い、swfを変換すると、
> Flash作品も、YouTubeなどへも投稿できるみたいですよ。
> YouTubeにもアップすれば、閲覧者の数は更に増えるでしょうし、
> そこから自らのサイトへリンクを貼れば、YouTubeからも人を呼び込む事も出来るのでは?
> とか、最近考えたりもします。


私は、静止画と絵画や写真、文字、戦闘は抽象表記で構成される
現在の形態の世界史FLASHは、動画には向いていないと思います。

ここだけの話ですが……(掲示板でここだけの話もアレもないのですが)
徳翁導誉さんが昔作れた、なんとか分で分かる日本の歴史のような作品こそ
極めてニコニコ動画や、YouTube向きだと思います。ドアラの世紀も、ニコニコやYouTube向きですね。

観ている人が、突っ込みたくを入れたくなる。wをかきたくなる。
もし、ニコニコに挙げるならそういう形で作り直そうかなと。

私がやるとしたら、動画投稿サイトに挙げる場合、
フリー声優さんにお願いして、セリフを音声にできたらいいなと考えています。
OPももうちょっと派手にしたいですね。

少なくとも、今のままではちょっと厳しいかなと。

> > > 船の中が白いやつは木造船ですよね?
> > 白いのが木造船です。初めは最初に紹介していたのですが、
> > 表記がうっとおしいのでやめました。

> リッサ島にクローズアップしてから、戦艦数や海戦年月などの情報が表示されるまでの間、
> つまりは、両軍の戦艦が海面上にワラワラと登場するシーンがあるじゃないですか。
> あの時に、画面の右下隅に「■墺海軍(装甲艦)」みたいに表示してはどうでしょう?
> (墺海軍なら■の色は赤色として、木造艦の方は白抜きにして)
> 地図を使った図などでは、よく使われてますよねえ。
> 縦に色付きの■を並べて、赤色はこれで、青色はそれでと。


装甲艦と非装甲艦の艦数が表示される部分で表示しようと思ったのですが、
実際、装甲艦と非装甲艦という区別は、正確ではないのです。

艦の動きや戦法も、詳細が判明ないことも多く、とりあえず作ったというかんじです。
だから、あんまり詳しく書いてもしょうがないので抽象的に、
ウィキペディアのリッサ海戦を参考にして書いており、色はこれに従っているというかんじですね。

でも、コレも実際は艦数が合わなかったり、他の資料と違っていたりと
なかなか噛み合わないので、まぁ…… 動きや艦の資料は参考程度にと。


[6370] Re9:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/11 (日) 13:08:53 ルーキウス

▼ R・グループさん
> ▼ 徳翁導誉さん
> > ところで、「普墺戦争 イタリア戦線」と書いてありますが、
> > これは「ローマの鍵」シリーズに続き、
> > 「普墺戦争」シリーズに挑戦という事なのでしょうか?
> > それとも、「普墺戦争イタリア戦線の中のリッサ海戦ですよ」という事でしょうか?
> > それか、ひょっとして、大々的に「海戦史」に挑もうとか(笑)。
> > でも海戦史ならば、頑張れば不可能ではないのかな?
> > 陸戦に比べれば数も転換点も、ある程度絞れてきますし。

>
> 当初の予定では、普墺戦争は前後編でした。
>
> 前編が、ドイツ統一機運の高まり→ビスマルク様→普墺戦争勃発→ケーニヒグレーツの戦い
> 後編が、今回の作品→プラハ条約締結
>
> という構成予定だったのですが、
> ケーニヒグレーツの戦いの資料がぜんぜん見つからず、
> 三方から分進合撃の様子が描けないと判断したため、前編はカットして、焦点をリッサ海戦に絞りました。
> だから、全体的にリッサ以外の説明は短くなっています。

確かに普墺戦争に関する資料は日本であんまり無いですよね。
ケーニヒグレーツの戦いとかは、歴史群像で記事になったことがあったとは思いますが、
それだけで作るのは無茶ですよね。
とりあえず、役に立ちそうなものとして、
『ハプスブルク家かく戦えり』と言う本の398ページから423くらいまでで普墺戦争について書いています。
また『ハプスブルク家かく戦えり』の参考文献一覧には「普墺戦争におけるオーストリア軍の敗因」というのが、
『軍事史学』二九巻二号(一九九三年)に載っているというのがかいてあります。どういうのかはわかりませんが、
名前から想像すると役に立つかもです、図書館とかならあるかもしれません。
ほかにも、教育社から『ドイツ統一戦争』と言う本が出ているとか。(古いですが)


[6373] Re10:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/11 (日) 15:22:10 徳翁導誉

> > ケーニヒグレーツの戦いの資料がぜんぜん見つからず、
> > 三方から分進合撃の様子が描けないと判断したため、前編はカットして、焦点をリッサ海戦に絞りました。
> > だから、全体的にリッサ以外の説明は短くなっています。

なるほど、そう言う事でしたか。
あと、少し気になってたんですが、
最後に音楽がないのは、演出の一環なのでしょうか?
私はRPGをほとんどやらないので、よく分からないんですけど、
どうやら作中の音楽は、RPGの曲みたいなので、
最後の無音箇所には、戦闘終了後の音楽などを流しても良いのでは?と感じたもので。


> > しかし、徳翁導誉さんがナポレオンで選ぶのは三帝会戦で
> > 私が、ナポレオンで選ぶのが、カスティリオーネの戦いを選ぶとは
> > すごく好みが出ていますね(笑)

まあ、私自身の好みと言いますか、
南北戦争を作る上での布石みたいな感じでしょうか?
最初は、いい加減にそろそろ、南北戦争を作ろうと考えていたんですが、
  「戦争芸術」の時代から「総力戦」の時代へ
南北戦争を、そう言った戦史と歴史の分水嶺として描くのであれば、
その前に、戦争芸術の時代を描く事も必須だと思い、
最も適当な題材として、三帝会戦を選んだと言う訳ですね。


> > > あと、話は少し外れるんですが、
> > > R・グループさんは、YouTubeでのFlash公開とか考えてますか?

> > 私は、静止画と絵画や写真、文字、戦闘は抽象表記で構成される
> > 現在の形態の世界史FLASHは、動画には向いていないと思います。

いや、フォーマット形式が違うだけで、Flashも既に「動画」じゃないですか?
見る方は、その違いをほとんど気にしてないでしょうし。

そもそも私は、ニコニコ動画とYouTubeを、ある程度「別物」として捉えています。
ニコニコ動画は、動画だけでなく、それに添えるコメントも大きな要素である一方、
YouTubeは、基本的に動画オンリーのものであろうかと。
確かにYouTubeでも感想は書き込めますが、あの方式から言って、
それはFlashの感想を掲示板に書き込むのと、さして違いは無いですので。

「動画を見せる」ただそれだけの事を考えれば、
FlashもYouTubeも、大した違いは無いと考えています。
では、FlashとYouTubeは何が違うのか?
「画質が落ちる」「どの場面からでも再生できる」など、そういう違いもありますが、
結局、「動画の置いてある場所が違う」というだけの事だと、私は考えています。

分かり易い例で言えば、2chですよね。
例えばあれも、際立った特徴がある訳でもない普通の「掲示板」です。
ただ2chが違うのは、膨大な人がそこに集まるという所ですよね。
YouTubeも、つまりは動画版のそれであろうかと・・・・
英語版でも公開すれば、それこそ、
自分のサイトで公開しているだけでは縁もないような、
海外からの閲覧者も出てくるでしょうし。


> > > > > 船の中が白いやつは木造船ですよね?
> > > > 白いのが木造船です。初めは最初に紹介していたのですが、
> > > > 表記がうっとおしいのでやめました。

> > > リッサ島にクローズアップしてから、戦艦数や海戦年月などの情報が表示されるまでの間、
> > > つまりは、両軍の戦艦が海面上にワラワラと登場するシーンがあるじゃないですか。
> > > あの時に、画面の右下隅に「■墺海軍(装甲艦)」みたいに表示してはどうでしょう?

> > 装甲艦と非装甲艦の艦数が表示される部分で表示しようと思ったのですが、
> > 実際、装甲艦と非装甲艦という区別は、正確ではないのです。

そうですね。艦数表示の部分の方が、より適当かも知れませんね。
文字の左側に、そのまま船のイメージを貼り付けて。

で、個人的な意見としては、
例え正確ではないとしても、イメージで戦艦タイプを分けている以上、
最初に、何らかの説明があった方が良いように思います。
私などもそうなのですが、途中で分からない部分があると、
それがどうしても気になって、それ以降、集中しきれない人も居ると思いますので。


> 『ハプスブルク家かく戦えり』と言う本の398ページから423くらいまでで普墺戦争について書いています。
私が実物を見ていないので、責任は持てないのですが、
原書房の「世界戦争史」シリーズや、
人物往来社の「世界の戦史」シリーズなどは、
日本語の書籍としては、それなりに詳しいと言う話を聞きます。
どの程度扱われているかは分かりませんけど、amazonによれば、
普墺戦争は、世界戦争史9巻、世界の戦史8巻に掲載されているみたいです。


[6375] Re11:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/11 (日) 16:17:29 ルーキウス

> > 『ハプスブルク家かく戦えり』と言う本の398ページから423くらいまでで普墺戦争について書いています。
> 私が実物を見ていないので、責任は持てないのですが、
> 原書房の「世界戦争史」シリーズや、
> 人物往来社の「世界の戦史」シリーズなどは、
> 日本語の書籍としては、それなりに詳しいと言う話を聞きます。
> どの程度扱われているかは分かりませんけど、amazonによれば、
> 普墺戦争は、世界戦争史9巻、世界の戦史8巻に掲載されているみたいです。

ネットで調べた感じですごく良い本そうです。
それにしても、出版年から考えると、古本とかになるかもしれませんね。
まあ、読んでいた本に書いていた本を読みたいと思って、本屋で取り寄せしてもらおうとしたら、
なぜか向こうの人がひたすら調べているなあと持っていたら、
その本を出している出版社は戦前につぶれていると回答が帰ってきたことがあるので、
それから考えれば希望はありますが。(さすがにないだろうと思って、古本屋にはいきませんでした)

ところで、ジョージ・C コーンと言う人がかいた『世界戦争事典』という本があるんですが、
各項目にかいてあることは短いですが、
欧米の戦争に関してはそこそこのっているので便利ですが、
東洋の戦争とかに関してはあんまり載っていません。
できれば、東洋もしっかり載っている戦争事典をしりませんか?


[6377] Re12:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/11 (日) 17:12:28 徳翁導誉

> > 私が実物を見ていないので、責任は持てないのですが、
> > 原書房の「世界戦争史」シリーズや、
> > 人物往来社の「世界の戦史」シリーズなどは、
> > 日本語の書籍としては、それなりに詳しいと言う話を聞きます。

> ネットで調べた感じですごく良い本そうです。
> それにしても、出版年から考えると、古本とかになるかもしれませんね。

本当に、在庫があるのかどうかは分かりませんが、
一応「世界戦争史」に関しては、各ネット書店で「販売中」となってますね。
ただ、1巻が1万円弱で全10巻となると、私が購入する事は無いでしょうけど(笑)。

> (さすがにないだろうと思って、古本屋にはいきませんでした)
ネットで古本探しとなると、こことかが有名なんですかねえ?
古書の集まる神保町の古書データベースです。
http://jimbou.info/book_search/index.jsp

> ところで、ジョージ・C コーンと言う人がかいた『世界戦争事典』という本があるんですが、
> 各項目にかいてあることは短いですが、
> 欧米の戦争に関してはそこそこのっているので便利ですが、
> 東洋の戦争とかに関してはあんまり載っていません。
> できれば、東洋もしっかり載っている戦争事典をしりませんか?

う〜ん、そもそも戦後の日本では、
戦史自体が、あまりまともに取り扱われていませんからねえ・・・・
以前、日清戦争のFlashを作ろうと思い、ちょっと調べた時も、
結構参考になったのは、旧参謀本部編の書籍でしたし。
日本の戦国時代限定なら、学研あたりがいろいろ出してそうですけどね(笑)。
まあ、でも実際に、東洋の戦史を扱う書籍があったとしても、
中国に日本、あっても朝鮮、モンゴルくらいまでで、
東南アジアや南アジア、中央アジアなどの記載は、ほとんど無いんでしょうけど。

ところで、その「世界戦争事典」って本も面白そうですね。
先ほど調べたら、図書館に所蔵されているみたいなので、
機会があれば、今度借りてみようかなあ?と思います(笑)。


[6378] Re13:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/11 (日) 18:33:50 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> > > 私が実物を見ていないので、責任は持てないのですが、
> > > 原書房の「世界戦争史」シリーズや、
> > > 人物往来社の「世界の戦史」シリーズなどは、
> > > 日本語の書籍としては、それなりに詳しいと言う話を聞きます。

> > ネットで調べた感じですごく良い本そうです。
> > それにしても、出版年から考えると、古本とかになるかもしれませんね。

> 本当に、在庫があるのかどうかは分かりませんが、
> 一応「世界戦争史」に関しては、各ネット書店で「販売中」となってますね。
> ただ、1巻が1万円弱で全10巻となると、私が購入する事は無いでしょうけど(笑)。

私にも高すぎて買えません。
こういう本は高いので学生の身には辛いです。

もし買うのなら、大学の生協とかで買うと取り寄せでも割り引いてもらえますので、
もし在庫があるのなら知り合いに頼んでみるとかどうでしょうか?
(本屋で働いていると割引があるようですが、大学生の知り合いを捜す方が楽でしょうから)

> > (さすがにないだろうと思って、古本屋にはいきませんでした)
> ネットで古本探しとなると、こことかが有名なんですかねえ?
> 古書の集まる神保町の古書データベースです。
> http://jimbou.info/book_search/index.jsp

こういうのもあるんですね。
また、調べてみます。


> > ところで、ジョージ・C コーンと言う人がかいた『世界戦争事典』という本があるんですが、
> > 各項目にかいてあることは短いですが、
> > 欧米の戦争に関してはそこそこのっているので便利ですが、
> > 東洋の戦争とかに関してはあんまり載っていません。
> > できれば、東洋もしっかり載っている戦争事典をしりませんか?

> う〜ん、そもそも戦後の日本では、
> 戦史自体が、あまりまともに取り扱われていませんからねえ・・・・
> 以前、日清戦争のFlashを作ろうと思い、ちょっと調べた時も、
> 結構参考になったのは、旧参謀本部編の書籍でしたし。
> 日本の戦国時代限定なら、学研あたりがいろいろ出してそうですけどね(笑)。
> まあ、でも実際に、東洋の戦史を扱う書籍があったとしても、
> 中国に日本、あっても朝鮮、モンゴルくらいまでで、
> 東南アジアや南アジア、中央アジアなどの記載は、ほとんど無いんでしょうけど。

確か日本で戦史を趣味にしていても、厳しいですよねえ。
東京にいれば防衛研究所とかに行けば資料は豊富でしょうが、
関東以外で住んでいると厳しいです。


> ところで、その「世界戦争事典」って本も面白そうですね。
> 先ほど調べたら、図書館に所蔵されているみたいなので、
> 機会があれば、今度借りてみようかなあ?と思います(笑)。

作者の問題か、訳者の問題化は知りませんが、微妙なミスもあるので注意がいります。
王子を王とかいているところとか。
とはいえ、少し前には正しい王をかいているので、
訳者か何かが王子の子を入れ忘れたと思いますけど。


[6394] Re14:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/13 (火) 19:22:51 徳翁導誉

> > う〜ん、そもそも戦後の日本では、
> > 戦史自体が、あまりまともに取り扱われていませんからねえ・・・・

> 確か日本で戦史を趣味にしていても、厳しいですよねえ。

そもそも、戦後の日本には、
防大を除き、軍事学部や軍事学科のある大学がありませんからねえ。
名前は「国際関係学部」だけど、講義内容は実は・・・って大学も無いでしょうし(笑)。
地政学を扱う大学すら、日本には無いらしいので。

まあでも、やはり現状の日本では、「軍事学部」じゃダメでしょうね。
自衛隊みたいな感じでお茶を濁すなら、「平和学部」なんて名前になるんでしょうか?
何だか、凄く皮肉な学部名になりますけど(笑)。
とは言え、健康を考えるのなら、病気の研究をしなければならないのと同様、
平和を考えるのなら、戦争を研究せざるを得ませんからねえ。


> > ところで、その「世界戦争事典」って本も面白そうですね。
> > 先ほど調べたら、図書館に所蔵されているみたいなので、
> > 機会があれば、今度借りてみようかなあ?と思います(笑)。

> 作者の問題か、訳者の問題化は知りませんが、微妙なミスもあるので注意がいります。
> 王子を王とかいているところとか。
> とはいえ、少し前には正しい王をかいているので、
> 訳者か何かが王子の子を入れ忘れたと思いますけど。

まあ、別にそれくらいの事は気にしませんよ(笑)。
訳書になると、本当にひどいモノも多いですからねえ。
今読んでいる本も、そんな感じの文章です・・・・


[6400] Re15:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/13 (火) 23:37:34 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> > > う〜ん、そもそも戦後の日本では、
> > > 戦史自体が、あまりまともに取り扱われていませんからねえ・・・・

> > 確か日本で戦史を趣味にしていても、厳しいですよねえ。

> そもそも、戦後の日本には、
> 防大を除き、軍事学部や軍事学科のある大学がありませんからねえ。
> 名前は「国際関係学部」だけど、講義内容は実は・・・って大学も無いでしょうし(笑)。
> 地政学を扱う大学すら、日本には無いらしいので。
>
> まあでも、やはり現状の日本では、「軍事学部」じゃダメでしょうね。
> 自衛隊みたいな感じでお茶を濁すなら、「平和学部」なんて名前になるんでしょうか?
> 何だか、凄く皮肉な学部名になりますけど(笑)。
> とは言え、健康を考えるのなら、病気の研究をしなければならないのと同様、
> 平和を考えるのなら、戦争を研究せざるを得ませんからねえ。

そういえば、平和学ってありますよね、教授が左翼っぽそうなので、受けてないので内容は知りませんけど。
アフリカ専門の先生の授業で、アフリカの紛争に関する授業とかもありますよね。
もちろん、原因が中心で、戦術や戦略面とかは無いようですが。

とはいえ、そういうのに詳しい教授がいないことはないはずなんですけど。
拓殖大学・東大・防衛大学の教授とかが合同で図上演習をやったことがあったようですし、
防衛研修所(現防衛研究所)にいた教授とかもどこかの大学にいますし。
人がいても枠組みができないのではあんまり意味はないですけど、
できれば作ってほしいですよねえ。
(なんというか、最近珍妙な学部ができてきているので、つぶれそうな大学が人集めのために、
戦史・戦略学部とか作る可能性はあるかもしれないですが。)
(あと、国際関係で安全保障に詳しい教授とかは多いでしょうから、
授業単位でならありえるでしょうけど、学部単位はないですよね、たぶん)


サークルとしては戦史研究会というのはあるんですけどね。(すくなくとも、東大と早稲田に)
うちの大学にはないですし、そこまでの大学に行く学力はないです。

うちの学生にも需要がないことはないとは思いますが。
マハンの海軍戦略を注文していた人や、戦略の形成を読んでい人がいましたし、
戦乱のないところの歴史はいやだという史学科の人とか。


> > > ところで、その「世界戦争事典」って本も面白そうですね。
> > > 先ほど調べたら、図書館に所蔵されているみたいなので、
> > > 機会があれば、今度借りてみようかなあ?と思います(笑)。

> > 作者の問題か、訳者の問題化は知りませんが、微妙なミスもあるので注意がいります。
> > 王子を王とかいているところとか。
> > とはいえ、少し前には正しい王をかいているので、
> > 訳者か何かが王子の子を入れ忘れたと思いますけど。

> まあ、別にそれくらいの事は気にしませんよ(笑)。
> 訳書になると、本当にひどいモノも多いですからねえ。
> 今読んでいる本も、そんな感じの文章です・・・・

たしかに。
あと、学者の訳したのは文章がつまらないことが多いですよね。


[6415] Re16:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/15 (木) 19:48:37 徳翁導誉

> > まあでも、やはり現状の日本では、「軍事学部」じゃダメでしょうね。
> > 自衛隊みたいな感じでお茶を濁すなら、「平和学部」なんて名前になるんでしょうか?
> > 何だか、凄く皮肉な学部名になりますけど(笑)。
> > とは言え、健康を考えるのなら、病気の研究をしなければならないのと同様、
> > 平和を考えるのなら、戦争を研究せざるを得ませんからねえ。

> そういえば、平和学ってありますよね、教授が左翼っぽそうなので、受けてないので内容は知りませんけど。

まあ、それは大学や講師次第かと?(笑)
確かに日本の大学で「平和学」となると、典型的な左の人も多いでしょうが、
中には、こういった感じの人も居ますね。
伊勢崎賢治という、東京外大で平和学を教えている教授です。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%CB%C0%AA%BA%EA%B8%AD%BC%A3
http://www.amazon.co.jp/dp/4061497677/


> 拓殖大学・東大・防衛大学の教授とかが合同で図上演習をやったことがあったようですし、
防大や東大は分かるんですが、何故その中に拓大が?
しかも拓大が最初に挙がっていると言う事は、
「つくる会」会長の藤岡あたりが、自主的にやった事ですかねえ?
ちなみに防大は、正確には「防衛大学校」で、
「大学」と「大学校」とは、微妙に違います。

> 防衛研修所(現防衛研究所)にいた教授とかもどこかの大学にいますし。
テレビなどによく出てくる
陸上自衛隊の北部方面総監だった志方俊之も、
帝京大学の教授として、国際関係論を講義してますしね。
そして今こそ、中野学校の再建が必要なのか?(笑)

> (なんというか、最近珍妙な学部ができてきているので、つぶれそうな大学が人集めのために、
> 戦史・戦略学部とか作る可能性はあるかもしれないですが。)

いや、その可能性は無いでしょ?(笑)
そう言うので出来る新設学部や学科というものは、
人を集めようと、「国際」やら、「情報」やら、「人間」やら、
間口の広い、ぼやけたイメージの言葉を使いたがります。
一方、「戦史」や「戦略」と言った言葉は、
それとは正反対の、ピンポイントな意味合いを持つ言葉です。

> (あと、国際関係で安全保障に詳しい教授とかは多いでしょうから、
> 授業単位でならありえるでしょうけど、学部単位はないですよね、たぶん)

これって、「国際関係学部」の事ですか?
それなら、日大や立命館、亜細亜などにありますよ。
学部でなく学科ならば、一橋や津田塾、ICUなどにもありますし。
あと、防大にも国際関係学科はありますね。
何か防大だと、「国際関係」も意味深な感じがしますが(笑)。


> > 訳書になると、本当にひどいモノも多いですからねえ。
> あと、学者の訳したのは文章がつまらないことが多いですよね。

でも、それはまだ翻訳書としてはマシな方かと。
その分野を専門とする学者が訳すなら、根本的な誤訳は少ないでしょうし。
言葉が出来ると言うだけで、門外漢の人間が訳した本などになると、
「訳してる当人が、内容を理解していないのでは?」ってモノもありますからねえ・・・・

翻訳ではないですが、有名なのはオシム前日本代表監督の通訳問題でしょうか?
オシムの母語は、旧ユーゴのセルボ=クロアート語なんですが、
そんなレアな言語、通訳できる日本人なんてほとんど居ません。
クラブの監督時には、旧ユーゴでプレイ経験のあるプロ選手出身の人が通訳を行っており、
監督から「まだまだセルボ=クロアート語が下手だ」と言われながらも、
「オシム語録」と呼ばれた独特の発言を、うまく通訳していました。
そして日本代表の監督になった時、通訳の引き抜きはクラブに断られた為、
旧ユーゴ関連の第一人者と呼ばれる大学講師を、代表の通訳に招いたんですが・・・・
ボロボロでしたね・・・最後には通訳が泣いちゃいますし。


[6420] Re17:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/16 (金) 14:36:50 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> > > まあでも、やはり現状の日本では、「軍事学部」じゃダメでしょうね。
> > > 自衛隊みたいな感じでお茶を濁すなら、「平和学部」なんて名前になるんでしょうか?
> > > 何だか、凄く皮肉な学部名になりますけど(笑)。
> > > とは言え、健康を考えるのなら、病気の研究をしなければならないのと同様、
> > > 平和を考えるのなら、戦争を研究せざるを得ませんからねえ。

> > そういえば、平和学ってありますよね、教授が左翼っぽそうなので、受けてないので内容は知りませんけど。

> まあ、それは大学や講師次第かと?(笑)
> 確かに日本の大学で「平和学」となると、典型的な左の人も多いでしょうが、
> 中には、こういった感じの人も居ますね。
> 伊勢崎賢治という、東京外大で平和学を教えている教授です。
> http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%CB%C0%AA%BA%EA%B8%AD%BC%A3
> http://www.amazon.co.jp/dp/4061497677/

こういう人もいるんですね。
後期に備えてうちの大学の方も調べてみます。

> > 拓殖大学・東大・防衛大学の教授とかが合同で図上演習をやったことがあったようですし、
> 防大や東大は分かるんですが、何故その中に拓大が?
> しかも拓大が最初に挙がっていると言う事は、
> 「つくる会」会長の藤岡あたりが、自主的にやった事ですかねえ?

すいません。
ただ、単に目に付いた方を列記していっただけなので、順番にに意味はないです。
本が今手元にないんですが、別の方だったかと思います。

> ちなみに防大は、正確には「防衛大学校」で、
> 「大学」と「大学校」とは、微妙に違います。

うっかりしていました。
わかっているつもりでも、書くとよく間違えますw(笑い事ではないですが)

話はそれますが、大学の先輩で元自衛官で今学生の方がいたりします。
初めてその話を聞いたときは驚きました。(見た感じ若かったので、現役出来たと思っていましたので)


> > 防衛研修所(現防衛研究所)にいた教授とかもどこかの大学にいますし。
> テレビなどによく出てくる
> 陸上自衛隊の北部方面総監だった志方俊之も、
> 帝京大学の教授として、国際関係論を講義してますしね。
> そして今こそ、中野学校の再建が必要なのか?(笑)

そういう方もいるんですね。

中野学校ですか、必要だと思います。
ただ、左がうるさくて無理のような気がしなくはないですが。


> > (なんというか、最近珍妙な学部ができてきているので、つぶれそうな大学が人集めのために、
> > 戦史・戦略学部とか作る可能性はあるかもしれないですが。)

> いや、その可能性は無いでしょ?(笑)
> そう言うので出来る新設学部や学科というものは、
> 人を集めようと、「国際」やら、「情報」やら、「人間」やら、
> 間口の広い、ぼやけたイメージの言葉を使いたがります。
> 一方、「戦史」や「戦略」と言った言葉は、
> それとは正反対の、ピンポイントな意味合いを持つ言葉です。

やっぱそうですよねえ。
では、経営学部戦略学科とかw


> > (あと、国際関係で安全保障に詳しい教授とかは多いでしょうから、
> > 授業単位でならありえるでしょうけど、学部単位はないですよね、たぶん)

> これって、「国際関係学部」の事ですか?
> それなら、日大や立命館、亜細亜などにありますよ。
> 学部でなく学科ならば、一橋や津田塾、ICUなどにもありますし。
> あと、防大にも国際関係学科はありますね。
> 何か防大だと、「国際関係」も意味深な感じがしますが(笑)。

防大にもあるんですね、確かに意味深です。


> > > 訳書になると、本当にひどいモノも多いですからねえ。
> > あと、学者の訳したのは文章がつまらないことが多いですよね。

> でも、それはまだ翻訳書としてはマシな方かと。
> その分野を専門とする学者が訳すなら、根本的な誤訳は少ないでしょうし。
> 言葉が出来ると言うだけで、門外漢の人間が訳した本などになると、
> 「訳してる当人が、内容を理解していないのでは?」ってモノもありますからねえ・・・・

本と言うより、映画にそのパターンが多い気がします。
歴史物や原作がある場合にその傾向が。


> 翻訳ではないですが、有名なのはオシム前日本代表監督の通訳問題でしょうか?
> オシムの母語は、旧ユーゴのセルボ=クロアート語なんですが、
> そんなレアな言語、通訳できる日本人なんてほとんど居ません。
> クラブの監督時には、旧ユーゴでプレイ経験のあるプロ選手出身の人が通訳を行っており、
> 監督から「まだまだセルボ=クロアート語が下手だ」と言われながらも、
> 「オシム語録」と呼ばれた独特の発言を、うまく通訳していました。
> そして日本代表の監督になった時、通訳の引き抜きはクラブに断られた為、
> 旧ユーゴ関連の第一人者と呼ばれる大学講師を、代表の通訳に招いたんですが・・・・
> ボロボロでしたね・・・最後には通訳が泣いちゃいますし。

そういうこともあったんですね。それにしても、セルボ=クロアート語ですか、
死語のはずのラテン語や古代ギリシャ語の方が日本でしゃべれる人が多そうです。
あと、ロシア語もしゃべれる人数が少ないのか、ただのボランティアかしりませんが、
ロシアの軍艦が来たときのパーティ会場のところで、外大の学生が通訳の手伝いに来たらしいです。
(もしかしたらアルバイトかもしれませんが、人づてに聞いた話なんでよくわかりません)


話はそれますが、国はマイナーな言語の研究を支援すべきと思います。
第二次世界大戦でアメリカが少数民族のマイナー言語を使ったお手軽?暗号を使ったような事態を避けるためにも。


[6430] Re18:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/17 (土) 18:39:35 徳翁導誉

> 後期に備えてうちの大学の方も調べてみます。
大学によって違うかも知れませんが、
学外の講師による講義なんかは、結構狙い目だと思いますよ。
教授や准教授といった安定的な立場でないからこそ、
しっかりとした実力を持ち、やる気を持って講義をする確率が高いですし、
学内の人間では無いので学風にも縛られず、学外の経験が豊富な人も多いですからねえ。
少なくとも、教授や准教授のやっつけ講義よりはマシな場合が多いです。
ただし、単位認定の基準が読めないと言う弱点はありますが(笑)。


> > > 拓殖大学・東大・防衛大学の教授とかが合同で図上演習をやったことがあったようですし、
> > 防大や東大は分かるんですが、何故その中に拓大が?
> > しかも拓大が最初に挙がっていると言う事は、
> > 「つくる会」会長の藤岡あたりが、自主的にやった事ですかねえ?

> すいません。
> ただ、単に目に付いた方を列記していっただけなので、順番にに意味はないです。
> 本が今手元にないんですが、別の方だったかと思います。

おっ!?
資料とか分かりますか?
それなら、簡単な概略くらいでも知りたいですね(笑)。


> > > > 訳書になると、本当にひどいモノも多いですからねえ。
> > > あと、学者の訳したのは文章がつまらないことが多いですよね。

> > でも、それはまだ翻訳書としてはマシな方かと。
> > その分野を専門とする学者が訳すなら、根本的な誤訳は少ないでしょうし。
> > 言葉が出来ると言うだけで、門外漢の人間が訳した本などになると、
> > 「訳してる当人が、内容を理解していないのでは?」ってモノもありますからねえ・・・・

> 本と言うより、映画にそのパターンが多い気がします。
> 歴史物や原作がある場合にその傾向が。

う〜ん、私はあまり映画を見ないので・・・・
ただ、映画翻訳の大家である戸田奈津子が、
歴史や科学の用語を間違えるって話はよく聞きますね。
でもまあ、女性は歴史や科学に興味ない人も多いですからねえ。
(なんて言ったら、女性差別になるのかな?・笑)


> そういうこともあったんですね。それにしても、セルボ=クロアート語ですか、
> 死語のはずのラテン語や古代ギリシャ語の方が日本でしゃべれる人が多そうです。

日本人でとなると、旧ユーゴ圏に流れ着いたサッカー選手か、
旧ユーゴを取材するジャーナリストくらいしか、居ないんじゃないですかねえ?

そんな中で、通訳を務めたその大学講師の方は、
冷戦中に、赤旗のベオグラード特派員を務めていたそうなので、
セルボ=クロアート語に関しては、日本随一の人だったんでしょうけど、
通訳、しかもサッカーので、日本代表監督のとなれば、
言語のプロというだけでなく、他の要素も求められますからねえ・・・・


> あと、ロシア語もしゃべれる人数が少ないのか、ただのボランティアかしりませんが、
> ロシアの軍艦が来たときのパーティ会場のところで、外大の学生が通訳の手伝いに来たらしいです。
> (もしかしたらアルバイトかもしれませんが、人づてに聞いた話なんでよくわかりません)

ロシアとの関係も深い北海道では、ロシア語を教えている高校などもありますし、
冷戦期には、超大国であるソ連の言葉を勉強する人も居ましたので、
通訳人口は分かりませんが、話せる人はそこまで少ないと言う事も無いのでは?

ちょっと話は逸れますが、
以前、ワシントンには、ソ連で出版される書籍の専門店があったそうです。
鉄のカーテンの時代ですから、そうした書籍から入る情報も貴重ですからねえ。
しかし冷戦が終結すると、一気に客足が減少した為、
その専門店は、普通の本屋さんに転身したとか何とか(笑)。

そんな鉄のカーテンの冷戦期に、ソ連のモスクワ大学大学院へ留学した日本人が居ました。
御存知ですかねえ、石井紘基という元衆院議員なんですが?
2002年に刺殺された国会議員と言えば、分かるかも?
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/backnumber/12th/03-226.html
上のリンクは、何年か前にフジテレビが作ったドキュメンタリーです。
放送されたのが平日のド深夜でしたし、もう再放送される事も無いでしょう・・・・
って、こう言う時には、動画投稿サイトって便利ですよね(笑)。
興味と時間がありましたら、一度見てみても損は無いかと。
http://video.google.com/videoplay?docid=-1387815983907035222

そんな彼より、ロシア通の女性が袴田女史です。
彼女もソ連のモスクワ大学大学院を修了し、ロシアの経済には大変詳しい人物で、
ロシアの民主化運動を指導し、2004年にはロシア大統領選挙にも出馬し・・・って、
彼女の父親は日本人ですが、彼女自身はモスクワ生まれのロシア人です(笑)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%80


> 話はそれますが、国はマイナーな言語の研究を支援すべきと思います。
> 第二次世界大戦でアメリカが少数民族のマイナー言語を使ったお手軽?暗号を使ったような事態を避けるためにも。

それは今一度、薩摩弁を暗号に採用せよと?(笑)
第二次大戦中、暗号が解読されていると感じた海軍将校が、
暗号の代わりに、早口の薩摩弁を使用すると、
アメリカ側も何の言葉か分からず、混乱したという逸話もありますので。

でも、外国の言語や文化に関しては、
戦前の方が、現在より遙かに熱心に研究されてましたからねえ。
まあそれも、戦争や植民地支配に直結しての事ですが。
戦後の日本は、外務省よりも商社の方が情報収集能力に優れた国ですし・・・・
いっその事、外務省も民営化して商社に外注させるとか?(笑)

まあ、それは冗談にしても、この辺の事はもっと考えた方が良いのかも?
現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。
まあ、センター試験の受験者数が毎年50万人くらいなので、100万人はオーバーにしても、
外務省と文科省が協力して、数万人規模の留学生を世界各地に送るのは良いんじゃないですかねえ?
外国人を日本に招いて学ばせるのではなく、日本人を外国に送り出して学ばせる訳です。
って、それ以上に現状では、家庭の経済状況により、
高校や大学へ進学したくても出来ない学生の支援が先でしょうけど。


[6438] Re19:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/19 (月) 12:12:07 ルーキウス

体調不良で長々と文章を書けないので、
一部だけですが返信します。
> > > > 拓殖大学・東大・防衛大学の教授とかが合同で図上演習をやったことがあったようですし、
> > > 防大や東大は分かるんですが、何故その中に拓大が?
> > > しかも拓大が最初に挙がっていると言う事は、
> > > 「つくる会」会長の藤岡あたりが、自主的にやった事ですかねえ?

> > すいません。
> > ただ、単に目に付いた方を列記していっただけなので、順番にに意味はないです。
> > 本が今手元にないんですが、別の方だったかと思います。

> おっ!?
> 資料とか分かりますか?
> それなら、簡単な概略くらいでも知りたいですね(笑)。

太平洋戦争のif(イフ)―絶対不敗は可能だったか?と言う本に、
図上演習をしたときの概略とかが載っています。


> まあ、それは冗談にしても、この辺の事はもっと考えた方が良いのかも?
> 現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
> 17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
> そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。
> まあ、センター試験の受験者数が毎年50万人くらいなので、100万人はオーバーにしても、
> 外務省と文科省が協力して、数万人規模の留学生を世界各地に送るのは良いんじゃないですかねえ?
> 外国人を日本に招いて学ばせるのではなく、日本人を外国に送り出して学ばせる訳です。
> って、それ以上に現状では、家庭の経済状況により、
> 高校や大学へ進学したくても出来ない学生の支援が先でしょうけど。

うーん。
少子化で大学がつぶれないようにするためだったりしてw
日本人の学生が減っても外人が来れば問題なしとか?
でも奨学金とかで来たりするので効果はないんでしょうかね


[6442] Re20:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/20 (火) 19:28:14 徳翁導誉

> 体調不良で長々と文章を書けないので、
> 一部だけですが返信します。

それは御大事に。
では、返信も手短にしておきます。

> > > 本が今手元にないんですが、別の方だったかと思います。
> > おっ!?
> > 資料とか分かりますか?
> > それなら、簡単な概略くらいでも知りたいですね(笑)。

> 太平洋戦争のif(イフ)―絶対不敗は可能だったか?と言う本に、
> 図上演習をしたときの概略とかが載っています。

ああ、あれですか・・・・
秦郁彦や半藤一利などが関わってた本ですよねえ?
パラパラっとですが、見た事があるような覚えがあります。
う〜ん、「合同で図上演習」と書いてあったので、現状を題材にして、
日米合同で行っている演習「ヤマサクラ」や、防衛省で行われる図上演習みたいな、
もっと専門的な軍事内容を思い浮かべてました・・・・
秦郁彦は歴史学者で、半藤一利は歴史作家ですからねえ。
ちょっと古い本ですが、「失敗の本質」(中公文庫)をオススメしておきます。
って、別にこれも、図上演習があるような本ではないですけど(笑)。

それと本と言えば、「世界戦争事典」を借りてきました。
何と言うか、本当に「ちゃんとした事典」なんですね(笑)。
掲載されている戦争数は、もっと少ないかと思ってました。
欧米以外はあまり載ってないとの事でしたが、
確かに、若干欧米の記述が多い印象はあるものの、
まあ、ある程度はバランスが取れてるんじゃないですかねえ?
欧米の方も、戦闘が網羅的に掲載されている訳ではないですし、
まさに、「戦闘(battle)」ではなく「戦争(war)」の事典なのであろうかと。
それにしても、これはかなり良い本ですよ。
この本に巡り会わせていただき、ありがとうございます。


> > 現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
> > 17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
> > そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。

> うーん。
> 少子化で大学がつぶれないようにするためだったりしてw
> 日本人の学生が減っても外人が来れば問題なしとか?

いや冗談抜きで、そう言った理由もあると思いますよ。
日本人の大学生人口は、確実に減っていくばかりですし。

と言うか、日本人自体の人口がこれから減っていくと言う事で、
安倍内閣で幹事長(自民党のナンバー2)を務めた中川秀直が中心となり、
「移民庁」なんてものを作ろうとしてますからねえ。
2050年までに、人口の10%、つまりは1000万人以上を移民として受け入れ、
日本を多民族国家にしたいんだそうで・・・・


[6445] Re21:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/20 (火) 21:41:33 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> > 体調不良で長々と文章を書けないので、
> > 一部だけですが返信します。

> それは御大事に。
> では、返信も手短にしておきます。

なんとか、治りかけてきました。
まだ、鼻に来てますけど。

> > > > 本が今手元にないんですが、別の方だったかと思います。
> > > おっ!?
> > > 資料とか分かりますか?
> > > それなら、簡単な概略くらいでも知りたいですね(笑)。

> > 太平洋戦争のif(イフ)―絶対不敗は可能だったか?と言う本に、
> > 図上演習をしたときの概略とかが載っています。

> ああ、あれですか・・・・
> 秦郁彦や半藤一利などが関わってた本ですよねえ?
> パラパラっとですが、見た事があるような覚えがあります。
> う〜ん、「合同で図上演習」と書いてあったので、現状を題材にして、
> 日米合同で行っている演習「ヤマサクラ」や、防衛省で行われる図上演習みたいな、
> もっと専門的な軍事内容を思い浮かべてました・・・・
> 秦郁彦は歴史学者で、半藤一利は歴史作家ですからねえ。

すいません、期待させてしまいました。
中一の時に読んだ本なので、そこまでマニアックな本ではないです。
中二中三のときぐらいになると、ジョミニとかマハンとかマニアどこに行きますけど。


> ちょっと古い本ですが、「失敗の本質」(中公文庫)をオススメしておきます。
> って、別にこれも、図上演習があるような本ではないですけど(笑)。

また、読んでおきます。
文庫というのは良いです、ハードカバーは持ち歩くのがしんどいので。
(特に辞書がいる授業の日は)


> それと本と言えば、「世界戦争事典」を借りてきました。
> 何と言うか、本当に「ちゃんとした事典」なんですね(笑)。
> 掲載されている戦争数は、もっと少ないかと思ってました。
> 欧米以外はあまり載ってないとの事でしたが、
> 確かに、若干欧米の記述が多い印象はあるものの、
> まあ、ある程度はバランスが取れてるんじゃないですかねえ?
> 欧米の方も、戦闘が網羅的に掲載されている訳ではないですし、
> まさに、「戦闘(battle)」ではなく「戦争(war)」の事典なのであろうかと。
> それにしても、これはかなり良い本ですよ。
> この本に巡り会わせていただき、ありがとうございます。

気に入ってもらえて良かったです。
あと、良いと思う本ですが、
国文社叢書アレクサンドリア図書館のポリュアイノス著『戦術書』とかどうでしょうか?
戦術書というタイトルですが、なんというか、アマゾンのレビューを借りて言えば逸話集です。
ローマ皇帝に取り入ろうとしたギリシア人が書いた、
戦術を中心とした古代ギリシア・ローマの逸話集でかなり面白い本です。

市川定春さんの『古代ギリシア人の戦争―会戦事典』も面白いです。
誤植もあるようですが、図がしっかりしていて読んでいて楽しくわかりやすい本です。

そのとき忙しくて買ったままほとんど読んでいませんが、
『秋山真之戦術論集』も面白いと思います。

なんというか、戦史関連のおすすめ本のスレとか立ててみませんか?
意外といろいろ書き込み集まるかも?

> > > 現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
> > > 17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
> > > そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。

> > うーん。
> > 少子化で大学がつぶれないようにするためだったりしてw
> > 日本人の学生が減っても外人が来れば問題なしとか?

> いや冗談抜きで、そう言った理由もあると思いますよ。
> 日本人の大学生人口は、確実に減っていくばかりですし。
>
> と言うか、日本人自体の人口がこれから減っていくと言う事で、
> 安倍内閣で幹事長(自民党のナンバー2)を務めた中川秀直が中心となり、
> 「移民庁」なんてものを作ろうとしてますからねえ。
> 2050年までに、人口の10%、つまりは1000万人以上を移民として受け入れ、
> 日本を多民族国家にしたいんだそうで・・・・

ううん。無理な気がします。
日本に大量の外人がなじめるのかというと、少し謎な部分があります。
日本人を増やす方がよほど楽な気がします。

どうしてもなるなら、アメリカとかみたいな現代的な多民族国家よりも、
昔風の皇帝に対する忠誠でできた普遍性を持った国が良いです。
そして、改良した?華族制度を。
(ただの懐古趣味で別に華族の血筋とかではないです、普遍的性格の君主国家+封建的貴族制度が好きなので)


[6447] Re22:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/21 (水) 00:18:26 プロイセン

▼ ルーキウスさん
> > > > 現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
> > > > 17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
> > > > そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。

> > > うーん。
> > > 少子化で大学がつぶれないようにするためだったりしてw
> > > 日本人の学生が減っても外人が来れば問題なしとか?

> > いや冗談抜きで、そう言った理由もあると思いますよ。
> > 日本人の大学生人口は、確実に減っていくばかりですし。
> >
> > と言うか、日本人自体の人口がこれから減っていくと言う事で、
> > 安倍内閣で幹事長(自民党のナンバー2)を務めた中川秀直が中心となり、
> > 「移民庁」なんてものを作ろうとしてますからねえ。
> > 2050年までに、人口の10%、つまりは1000万人以上を移民として受け入れ、
> > 日本を多民族国家にしたいんだそうで・・・・

> ううん。無理な気がします。
> 日本に大量の外人がなじめるのかというと、少し謎な部分があります。
> 日本人を増やす方がよほど楽な気がします。


というか、日本が多民族国家になるのは耐えられないです。
日本と言う名の文化ですから、それが壊れていくのは・・・・・・。

> どうしてもなるなら、アメリカとかみたいな現代的な多民族国家よりも、
> 昔風の皇帝に対する忠誠でできた普遍性を持った国が良いです。
> そして、改良した?華族制度を。
> (ただの懐古趣味で別に華族の血筋とかではないです、普遍的性格の君主国家+封建的貴族制度が好きなので)


個人的には、このまま中道左派(立憲君主制)を貫くべきだと思います。
今の皇家に政治が出来るかと言われれば、違うと思うので。
対外的には頭山満・孫文の大アジア主義や石原莞爾の東亜聯盟構想に基づく外交関係を展開。
というある意味色々な人から狙われそうなことを言っているわけですが(笑)
結局石原莞爾の「世界最終戦争論」や某伍長の「我が闘争」を買って読んでも見ましたが
いまひとつ言っていることが良く分からない訳で。


[6450] Re23:新作フラッシュ2返信 削除
2008/5/21 (水) 21:00:35 ルーキウス

▼ プロイセンさん
> ▼ ルーキウスさん
> > > > > 現在政府は、現在10万人強の日本への外国人留学生を、
> > > > > 17年後までには100万人に増やそうなんていう、誠に馬鹿げた計画を推進していますが、
> > > > > そんな事をするくらいなら、100万人の日本人学生を海外で学ばせた方が遙かに有益だと思います。

> > > > うーん。
> > > > 少子化で大学がつぶれないようにするためだったりしてw
> > > > 日本人の学生が減っても外人が来れば問題なしとか?

> > > いや冗談抜きで、そう言った理由もあると思いますよ。
> > > 日本人の大学生人口は、確実に減っていくばかりですし。
> > >
> > > と言うか、日本人自体の人口がこれから減っていくと言う事で、
> > > 安倍内閣で幹事長(自民党のナンバー2)を務めた中川秀直が中心となり、
> > > 「移民庁」なんてものを作ろうとしてますからねえ。
> > > 2050年までに、人口の10%、つまりは1000万人以上を移民として受け入れ、
> > > 日本を多民族国家にしたいんだそうで・・・・

> > ううん。無理な気がします。
> > 日本に大量の外人がなじめるのかというと、少し謎な部分があります。
> > 日本人を増やす方がよほど楽な気がします。

>
> というか、日本が多民族国家になるのは耐えられないです。
> 日本と言う名の文化ですから、それが壊れていくのは・・・・・・。

壊れるかは微妙なところとは思いますけど。
移民でも同化する人、同化しない人といますし、
文化が他民族に受け継がれることもありますし。
それに、平安や江戸とかのことを考えると、
同じ民族でも文化なんて結構違いますし。
むしろ、同じ文化が永遠に続くことはないかと。
(とかいいつつ、今の文化が心地良いので、壊れないではほしいですが)

そう考えると、将来古典の授業で、「燃え」とか「萌え」とかが、
「をかし」やなんやらと一緒に文学の一傾向として出てくるのか?


> > どうしてもなるなら、アメリカとかみたいな現代的な多民族国家よりも、
> > 昔風の皇帝に対する忠誠でできた普遍性を持った国が良いです。
> > そして、改良した?華族制度を。
> > (ただの懐古趣味で別に華族の血筋とかではないです、普遍的性格の君主国家+封建的貴族制度が好きなので)

>
> 個人的には、このまま中道左派(立憲君主制)を貫くべきだと思います。
> 今の皇家に政治が出来るかと言われれば、違うと思うので。

至極まじめな意見です。
いやまあそうなんですが。

> 対外的には頭山満・孫文の大アジア主義や石原莞爾の東亜聯盟構想に基づく外交関係を展開。
> というある意味色々な人から狙われそうなことを言っているわけですが(笑)

いやあ大丈夫でしょう。
たぶん…

> 結局石原莞爾の「世界最終戦争論」や某伍長の「我が闘争」を買って読んでも見ましたが
> いまひとつ言っていることが良く分からない訳で。

ううん。
読んだのは中学時代なので良く覚えていないw
というか、なぜか高校時代にも『我が闘争』を読んだことのあるクラスメイトとかがいた。
意外と読まれているんでしょうかね?


[6453] オススメの書籍返信 削除
2008/5/22 (木) 19:34:26 徳翁導誉

> > う〜ん、「合同で図上演習」と書いてあったので、現状を題材にして、
> > 日米合同で行っている演習「ヤマサクラ」や、防衛省で行われる図上演習みたいな、
> > もっと専門的な軍事内容を思い浮かべてました・・・・

> すいません、期待させてしまいました。

いえいえ、お気になさらず。
いっその事、お遊びでここでやってみても面白いかも?(笑)
対中防衛戦シナリオとか、中台戦争介入シナリオとか、朝鮮半島介入シナリオとか決めて。
って、軍事は私の全く専門ではない為、
やっても、本当に完全なるお遊びになるでしょうけど。


> なんというか、戦史関連のおすすめ本のスレとか立ててみませんか?
> 意外といろいろ書き込み集まるかも?

う〜ん、分けると逆に終息しちゃいそうな気がするので、
今のまま、余談程度の感じで良いかと思いますよ。
と言う事で、題名の方を変えておきました。
「戦術書」「古代ギリシア人の戦争―会戦事典」「秋山真之戦術論集」ですね。
機会がありましたら、チェックしてみたいと思います。

では、こちらももう1冊オススメを。
文庫の方が良いとの事ですので、
「南北戦争―49の作戦図で読む詳細戦記」(学研M文庫)を薦めておきます。
これは元々、アメリカ海軍兵学校の教材として作られたものだそうで、
日本語の書籍で、ここまで戦術展開に詳しい本は珍しいと思います。
しかも文庫本と言う事で、凄いお買い得でした(笑)。
ただ難点は、文庫本を買う客層とあまりに合わない内容だった為か、
2002年の出版なんですが、既に絶版でなかなか手に入らないんですよねえ・・・・


> > 2050年までに、人口の10%、つまりは1000万人以上を移民として受け入れ、
> > 日本を多民族国家にしたいんだそうで・・・・

> ううん。無理な気がします。
> 日本に大量の外人がなじめるのかというと、少し謎な部分があります。
> 日本人を増やす方がよほど楽な気がします。

日本人を増やすと言っても、子育てには凄く金が掛かりますので・・・・
その分、移民なら、その分を掛けずに連れてくるだけでできますからねえ。
しかも賃金は安く済みますし、移民の問題が顕在化する頃には、
導入を推進した政治家も経済人も、みんな死んでますので。

> そして、改良した?華族制度を。
移民を大量に入れれば、一部の上層民と多数の下層民という構造を作り易くなるので、
冗談抜きで、経済的な貴族制度になるかも知れませんよ。

> そう考えると、将来古典の授業で、「燃え」とか「萌え」とかが、
> 「をかし」やなんやらと一緒に文学の一傾向として出てくるのか?

浮世絵だって、今では歴史の授業で出て来るんですから、
50年や100年したら、手塚治虫とかは普通に扱われていると思いますよ。
まあ、さすがにここ↓まで行かないでしょうけど(笑)。
http://ottakey.hp.infoseek.co.jp/j-history3.jpg

> 対外的には頭山満・孫文の大アジア主義や石原莞爾の東亜聯盟構想に基づく外交関係を展開。
東アジア共同体?

> > 結局石原莞爾の「世界最終戦争論」や某伍長の「我が闘争」を買って読んでも見ましたが
> > いまひとつ言っていることが良く分からない訳で。

> 読んだのは中学時代なので良く覚えていないw

「最終戦争論」は簡単に斜め読みした事はありますが、
「我が闘争」は読んだこと無いですねえ。
そんな難しい内容なんですか?

> というか、なぜか高校時代にも『我が闘争』を読んだことのあるクラスメイトとかがいた。
> 意外と読まれているんでしょうかね?

まあ、ちょこちょことは居るでしょうね。
単に軍オタの人から、「悪い=格好いい」と思いヒトラーの著作を読む人まで(笑)。
中高生の年頃だと、後者のタイプも結構居るんじゃないですかねえ?
あとは、オカルトからヒトラーに流れ着いた人とかも(笑)。

ただし、人前ではあまり読まない方が良いでしょうね。
人はすぐに、関連づけて悪く言うモノですし、
何かあった時、「やっぱり、あんな本を読んでるから」と言われるのがオチですので。
その一方で、ナチスの政策があまりにタブー視され、学べる機会も少ないのは、
意外と、扇動や発揚などのノウハウを、庶民に知られたくないからでは?
な〜んて事も、ほんのちょっぴりですが、思わなくもないです(笑)。


[6470] まとめレス返信 削除
2008/5/24 (土) 17:35:57 徳翁導誉

▼ プロイセンさん
> > > > 結局石原莞爾の「世界最終戦争論」や某伍長の「我が闘争」を買って読んでも見ましたが
> > > > いまひとつ言っていることが良く分からない訳で。

> > そんな難しい内容なんですか?

> 自分が呼んだのが中学時代(と言っても昨年ですが)と言うこともありますが、自伝も混ざって分かり難くなり、
> やたら「ユダヤ人が悪い」とか、「アーリア民族は世界一」が出てます。

いや、まさにそんな内容の本なのでは?
読んでいない私が言うのも何なんですが、
第一次大戦で敗戦国となったドイツ国民に対して、
 「ドイツ人が如何に優秀であるか」
→「これから、ドイツ人はどう復興して行くべきか」
→「それを実現させていくには、私が必要」
→「では、私とはどういった人間であるか」
と言う事を、ヒトラーが宣伝する目的で出されたモノでしょうし。
ただ、編纂が杜撰すぎて、読みづらいという話は聞きますね。

> 地政学的なことも載っており、利害が一致する国はイタリアとイギリス。
> と言うのが、ヒトラーの考えだったようです。

そうした見誤りが、ヒトラー失敗の原因でしょうね。
特にイギリスなんて、ドイツ側から見て利益があるだけで、
イギリス側から見れば、損なことばかりですし。

そう言う事が感覚的に解るよう作ったのが、ここのWW2系のゲームですね。
相手の立場も考慮して考えるというのは、結構出来ない人も多いもので。
「インドと挟み込んで中国を抑える」なんて考えてしまう前首相なんかも居ますし・・・・
これなんて、完全にインド側からの視点が欠落してますからねえ。

> > > > 対外的には頭山満・孫文の大アジア主義や石原莞爾の東亜聯盟構想に基づく外交関係を展開。
> > > 東アジア共同体?

> 大まかにはそんなところですが、特ア3国はちょっと・・・・・・・と言うのが、正直なところです。

う〜ん、「特定アジア」なんて言葉は、あまり簡単に使わない方が良いですよ。
「その程度の認識の人間」と、最初から見下されるのがオチですし。

> 中国は民主化すれば友好的になる気もしますが、朝鮮半島のあの2国(特に南)はどうにもならないんじゃ
> ないかと思います。やれ「大東亜共栄圏の復活だー」とか「軍国主義の復活だー」とか。

いや、中国・韓国・北朝鮮の中では、格段に韓国が最もマトモでしょ?
中国や北朝鮮が民主化したら、韓国の比では無いと思いますよ。
あのような教育を受けた人々が、自由に発言し、国家を導く社会になる訳ですし。

それに韓国なんかは、日本に最も近い存在だからこそ、
良い点も悪い点もよく見えているだけで、
韓国以上にひどい国なんて、アジアには掃いて捨てるほどありますよ。
例えば中国なんて、人身売買目的の拉致や誘拐が、毎年2万件も起きていますし、
インドなんかカースト制が未だに根強く、地方で不可触民が殺されても事件にすらなりません。
マレーシアやインドネシアには、未だに海賊が跋扈してますしねえ。
結局、遠くにあり、関係も薄いので、日本からはあまりよく見えないだけです。
あれでも韓国は、世界的に見ればかなりマシな方ですよ。

ついでに、日韓関係と言う事では、
「日韓トンネル」を作ろうと画策している政治家がいますね。
その有力人物の1人が麻生太郎だったりしますが。
まあ、彼の地盤は福岡なので、トンネル建設ともなれば色々と利益があるでしょうからねえ。

> > 高校の歴史の授業は心の中で先生のあら探しをするのが楽しい。
> > (大学の教授もたまに凡ミスをしますけど)

> そうですか。近現代を習うのが恐らく2学期以降になりますので、楽しみにしながら待ちます。

って、「それは間違っている!!」なんてノリで、
授業中に、左傾教師と口論はしないで下さいね(笑)。
教師と生徒の言い合いで授業進行が滞ると、他の大多数の生徒に迷惑が掛かりますので。
「終わらないので補習を」なんて展開にでもなれば、周りから総すかんを喰らいますし。

でもまあ、最近はそこまで極端な左傾教師も減ってきているみたいですけどね。
昭和の頃なんて、「平和」を声高に訴える左傾教師が、
自衛隊員や警察官の子供をいじめるなんて、普通の事でしたし。
逆に最近心配なのは、左傾よりも右傾の方なんですよねえ・・・・
後藤田正晴の発言じゃありませんが、同じ意見を言い続けているのに、
10年前には「右翼」と言われて叩かれていたものが、
今では「左翼」と言われて叩かれる時代になってますし・・・・


▼ 物秦さん
> コンサートで使われるサーチライトの使い方もナチス考案ですからね・・・
今回の北京五輪でのトラブルにより、
オリンピックの聖火リレーが、そうだというのも有名になりましたよねえ。
って、「ナチスの発明」でも読まれましたか?

> > > サイトとかに載せているなら、良かったらサイトを教えていただきたいです。
> > 自分も見たいですね。というか、いっその事、新コーナー作ったら結構投稿もあるんじゃないですかね。

> サイトは持ってないので・・・
> 昔書いたのも少ししか残ってない・・・

何でしたら、ここの掲示板に貼っても構いませんよ(笑)。

そう言えば以前、掲示板を利用した小説制作というのも考えた事がありますね。
1ページの最後は「この後、どうするか?」って形で終わり、
その選択肢を、返信という形でいろいろな人が続きを書いていく訳です。
読者側は、その続きが面白かったか否かを採点し、
平均点が高かった方からと、選択肢の並びも変わっ行きます。
そして、それをずっと繰り返す訳ですね。
でもまあ、企画自体は面白いかと思ったんですが、
実際にそれがうまく回るかを考えると・・・って感じなので実現はしてませんけどね。


▼ ルーキウスさん
> > いっその事、お遊びでここでやってみても面白いかも?(笑)
> > 対中防衛戦シナリオとか、中台戦争介入シナリオとか、朝鮮半島介入シナリオとか決めて。

> 面白いと思いますよ。
> ただ、一日1ターンで、1ターンあたりの期間を短くすると、
> 相当長い期間プレイする演習になるでしょうけど。

いや、そこまでゲーム的にやろうとまでは考えていません。
題材を決め、互いにどう言ったシチュエーションが有り得るかを出し合うって感じでしょうか?
例えば、米中が衝突したらどう展開するか?
その時、日本は、韓国は、どう動くのか?って感じで。
超大規模なベトナム戦争化しそうな気もしますが、
「軍人は前の戦争の準備をする」って感じで、
新しい戦闘が展開される可能性もありますし・・・・
高高度核爆発による電子社会の破壊とかやって来ますかねえ?

まあ、ゲーム的に行うとすれば、
「三国大戦」系が、既にそれに近い形ですけどね。
マップの拡大とユニットの多様化を行い、
1人で複数ユニットを動かせるようにすれば、
まんま図上演習になるかと。
北海道防衛作戦とかなら、ちょうど良い大きさかも?

> そういえば管理人様の専門てなんでしょうか?
私の専門ですか?
物理学ですよ。
史学どころか、文系ですらありません(笑)。

> > 「南北戦争―49の作戦図で読む詳細戦記」(学研M文庫)を薦めておきます。
> 昔読みました。良い本だったので無くなるといけないし、安いので二冊買ったんですが、
> 絶版になってしまいましたか。

おお、既に読まれてましたか。
良い本ですよね、あれ。

では、これらなんかも既読ですかねえ?
歴史とも言えない最近の紛争を扱った本ですけど。
「戦争広告代理店(講談社文庫)」
「武装解除(講談社現代新書)」
「戦争請負会社(日本放送出版協会)」
正直、国際ニュースをよく見る人なんかだと、既知の内容ばかりだったりするんですが、
それ以外の人にとっては、結構ウケが良い本ですね。

> 二冊買っておいて良かったです。
ネットでなら、1冊4000〜5000円で売れるんじゃないですかねえ?
以前、8000円で売れてたのを見た事がありますし。
定価が800円もしませんので、数年で10倍以上とは、
随分、凄い事になってるなあと思った記憶がありますので。

> というか、政治家の考えることはいつもそんな感じが。
> まずくなったときには自分はもう死んでるや、とかなきがします。

小選挙区制になった今では、自分の寿命までと言うよりも、
次の選挙までって感じが強まっている感じもしますけどね・・・・

> > > そして、改良した?華族制度を。
> > 移民を大量に入れれば、一部の上層民と多数の下層民という構造を作り易くなるので、
> > 冗談抜きで、経済的な貴族制度になるかも知れませんよ。

> なるとは思いますが、そのとき血筋がどうなるかというのが気になります。
> やはり、ある程度血筋を維持してほしいです。趣味として。

こんな急激に移民を入れたら、まずほとんど血は混ざらないかと。
例えば、同じ様なことをやったドイツでは、
受け入れたトルコ人が独自の社会を作り、結婚相手もトルコから連れてくるとか。
そして、ドイツ国内にドイツ語を話せない移民が増え、
1つの地域に2つの社会が出来上がっていく訳です。
血統の維持と言いますが、混ざり合わない方が、問題は拡大の一途を辿るばかりです・・・・

> > その一方で、ナチスの政策があまりにタブー視され、学べる機会も少ないのは、
> > 意外と、扇動や発揚などのノウハウを、庶民に知られたくないからでは?
> > な〜んて事も、ほんのちょっぴりですが、思わなくもないです(笑)。

> うーん。
> 角川文庫で普通に買えますのでそれはないかと。

いや別に、「我が闘争」に限定して話している訳ではありません。
例えば、プロパガンダの研究本なんて、
日本語でメジャーなモノとかあるんですかねえ?


[6486] Re:まとめレス返信 削除
2008/5/25 (日) 17:36:28 徳翁導誉

▼ 物秦さん
> > 相手の立場も考慮して考えるというのは、結構出来ない人も多いもので。
> > 「インドと挟み込んで中国を抑える」なんて考えてしまう前首相なんかも居ますし・・・・
> > これなんて、完全にインド側からの視点が欠落してますからねえ。

> 国境紛争+西蔵絡みで冷戦辺りだったら楽勝でできたのですが、最近は印中接近で難易度UPしてますが・・・

いや、冷戦期だってそんな簡単には・・・・
インドはソ連と深い関係にありましたからねえ。
インドを地政学的に見た場合、「亜大陸=巨大な半島」国家なんですよ。
背後はヒマラヤ山脈で遮られているものの、その奥には中国とロシアが居ます。
そして前面にはインド洋が開け、そこからは昔はイギリスで、今はアメリカが。
その上、両脇はパキスタンとバングラディシュというイスラム国家に挟まれている。

そんな地理的条件にある国ですから、
あれだけの国家規模にありながら、何よりも周辺国とのバランスを重視するんです。
だからこそ、別のスレッドで「超大国はどこ?」と尋ねられた際に、
「インドは地域大国が精々」と書いた訳ですね。
こうした国を、隣国である中国の包囲網に誘い込もうと考えること自体、
インド側からの視点が欠けていると思うんです。

> 他には台湾?
そうですね。
日本に対する接し方が異なるだけで、
韓国と台湾は、同程度の位置くらいには有るんじゃないですかねえ?
まあ、あくまで印象論ですけど。
ただし共同体構想としては、韓国よりも難しいでしょうね。
現状の中台関係ですと。

> > そう言えば以前、掲示板を利用した小説制作というのも考えた事がありますね。
> > でもまあ、企画自体は面白いかと思ったんですが、
> > 実際にそれがうまく回るかを考えると・・・って感じなので実現はしてませんけどね。

> シナリオ次第かと・・・
> IF戦記だったら結構いけると思います。

やるんだったら、イフ物になるでしょうね。
ただ言いたかったのは、その先の事だったんです。
「うまく回るか」と言うのは。
つまり・・・ぶっちゃけて言えば、
きっと、面白い内容にはならないだろうなあ・・・と。

> > 北海道防衛作戦とかなら、ちょうど良い大きさかも?
> 対ソ戦争題材で同じシナリオのゲームありましたね?
> ソ連は最初の3日間は滅茶苦茶有利だけどその後悲惨な特攻以外打つ手無いと言う内容だった気がします。

ボードゲームですか?


▼ プロイセンさん
> 結構麻生太郎は好きなんですが、自重してください。
「野中のような部落出身者を日本の総理にはできないわなあ」
なんて発言をしたと言われる人物ですからねえ、麻生は・・・・
「ローゼン閣下」など、ネタとして弄っている分には良いんですが、
政治家として・・・と言うか、人間として見た場合、どうなんでしょ?
まあ、育った環境の問題もあるのでしょうけどね。

> > > > > > 対外的には頭山満・孫文の大アジア主義や石原莞爾の東亜聯盟構想に基づく外交関係を展開。
> > > > > 東アジア共同体?

> > > 大まかにはそんなところですが、特ア3国はちょっと・・・・・・・と言うのが、正直なところです。

> > うーん。どうなるかはなってみないとわからないと思います。

> まぁ、その「やってみないと」が実現不可能な感じがするんですけどね。

実現の可能性ですか?
どの辺を最終目標に置くかで、その答えは変わってくるでしょうけど、
EUみたいなのは無理にしても、東アジア圏での多国間FTAって事なら可能性は十分にあるかと思いますよ。
と言うか、既に動き始めていますし。
EUが「人・物・金」が自由に動く社会だとすれば、
アジア版は、「物と金」だけが自由に動くって感じでしょうか?

例えば現在、「精密部品は日本で」→「組立は韓国で」→「最終仕上げは日本で」という感じで、
日韓一体の工業生産体制が採られている分野もある訳ですが、
この方法だと、韓国への輸出時と、韓国からの輸入時の2度、関税が掛かる訳です。
この2度の関税が無くなれば、その分だけ商品は安く作れますよね。
そして、こうして作った製品を関税無しで東アジア中に売れる訳です。
そう言う面を考えれば、日本にとってプラスです。
勿論、農業などの食料面ではマイナスでしょうけどね。
ただ、安倍前首相が「オーストラリアは戦略的に重要なパートナー」とした事で、
農業大国であるオーストラリアとのFTA交渉が、既に始まっています。
ASEAN内での統合がうまく行けば、「ASEAN+3+3」の形で案外すんなり進むかも?
「30億人を抱える経済市場」となれば、旨味を感じる各国政治家も多いでしょうし。

> > > > > まぁ、自分は世界史に出会い、そもそもヒトラーとは何か?みたいな疑問に行き着き
> > > > > 購入してみました。

> > うーん。
> > いきなりそこから入ってもわかりにくいかと。
> > 最初は簡単な本から入った方がわかりやすいと思います。

> そうですか。何か良さそうな本とか無いですかね?

まあ、最初はドキュメンタリーや概説書から入って簡単に把握し、
そこからでしょうね、深く調べていくのは。
「ヒトラーと6人の側近たち」とか、またNHKは放送してくれませんかねえ?


▼ ルーキウスさん
> ひたすら長いですが。私が書いていることは薄いです。
他の方にも言えることですが、
引用部分は必要な箇所だけ残し、もっとバッサリ切って良いと思いますよ。
分からない箇所があれば、記事をさかのぼれば良いだけですので。
無駄に引用部分が長いと、本文そのものが読み辛くなりますし、
大した問題ではないものの、容量や負荷も増えますからねえ。

> 個人的には別に右翼のつもりはないです。
そのつもりは無くても、国歌や軍歌を入れていれば、
そう見られてもおかしくはない、今の日本の状況はあるかも?
でもまあ、そこら中で軍歌がガンガンかかってて、
それを周りが気にもしていないような社会よりは、幾分かマシかと(笑)。
「昭和維新の歌」とか、個人的には好きですが、
道などですれ違った小学生が口ずさんでいたら、それはちょっと嫌です(笑)。

> いっそ政治家や専門家の方にはこういう多人数ゲームを義務づけるとかw
海外では、政治学の授業で「ディプロマシー」をやらせる人も居るとか。
ゲームという形で楽しめる上、結構、本質部分が見えてきたりしますからねえ。
日本でも、「君はアメリカ役、あなたは中国役」みたいな感じで、
シミュレーションっぽい事をやらせて、授業をする人も居るらしいですよ。
小学校の地理の一環として、桃鉄をやる学校もあるそうですし(笑)。

そう言えば、かなり昔にテレビで見たんですが、
アメリカの小学校で、シムシティーを使って社会科の授業をやってましたねえ。
で、みんな原発をバンバン作ってるんですよ!!
「これはひょっとして洗脳教育なのか?」と思ってしまいました(笑)。

> > あれでも韓国は、世界的に見ればかなりマシな方ですよ。
> 確かにマシな国なんですけどなあ、
> 日本にはきついからなあ。

まあ、ある程度は仕方ない事かと・・・・
日本がアメリカに負けた事で、
韓国には李承晩を、北朝鮮には金日成を、
台湾には蒋介石を、中国には毛沢東を、君臨させてしまったんですから(笑)。

> > 後藤田正晴の発言じゃありませんが、同じ意見を言い続けているのに、
> > 10年前には「右翼」と言われて叩かれていたものが、
> > 今では「左翼」と言われて叩かれる時代になってますし・・・・

> まあ、時代によって価値観は変わりますから。
> ある程度は仕方がないかと、と言うか日本は極端から極端が多い気がする。

で、騒ぐタイプの人は恐らく一緒なんでしょうね。
今、チベットの事で反中を声高に唱えている人は、
もしも安保闘争時に居れば、ベトナムの事で反米を唱えていそうですし、
戦前に居れば、愛国を唱える軍国少年になっている気がします・・・・
人間、特に日本人の場合、属したいのは思想ではなく立場でしょうから。

> > > コンサートで使われるサーチライトの使い方もナチス考案ですからね・・・
> > って、「ナチスの発明」でも読まれましたか?

> その本はどんな本ですか?

いや、別にそんな大層な内容の本でもないですよ。
負の面しか見られないナチス政権下のドイツにおいて、
高速道路やテレビなど、正の面もあった事を広く浅く扱った本です。
まあ、だからと言って、ナチスを賞賛している訳でもないですけどね。
「ナチス・ドイツ=悪」というイメージしかない人には、面白い本かも?
http://www.amazon.co.jp/dp/4883925684

> > いや、そこまでゲーム的にやろうとまでは考えていません。
> > 題材を決め、互いにどう言ったシチュエーションが有り得るかを出し合うって感じでしょうか?
> > 例えば、米中が衝突したらどう展開するか?
> > その時、日本は、韓国は、どう動くのか?って感じで。
> > 超大規模なベトナム戦争化しそうな気もしますが、
> > 「軍人は前の戦争の準備をする」って感じで、
> > 新しい戦闘が展開される可能性もありますし・・・・
> > 高高度核爆発による電子社会の破壊とかやって来ますかねえ?

> 電子社会の破壊とかは面白いですね。
> やりたいですが、赤い嵐オンラインくらい人数の規模がでかくなりすぎると、
> 時間の都合で参加できないので、メンバー数は絞ったのが良いですね。

いや、電子社会の破壊とかは、ゲームの話では無いですよ。
思考実験の方です。
ちなみに「高高度核爆発」とは、
高層大気圏で核爆発を起こし、電磁パルスを発生させるモノです。
高高度での爆発ですので、人体にはあまり影響はありませんが、
地上へと降り注ぐ電磁パルスで、かなりの広範囲で電子機器に障害を及ぼします。
地上で直接爆発させるよりは、倫理的にかなり核を使いやすい方法です。

> というか、最近の紛争はそこまで詳しくないです。
「武装解除(講談社現代新書)」なんかは、
「今時、こんな日本人が居たんだ」って感じでしたね。
それが以前、「平和学」で名前を上げた伊勢崎賢治です。

> > > というか、政治家の考えることはいつもそんな感じが。
> > > まずくなったときには自分はもう死んでるや、とかなきがします。

> > 小選挙区制になった今では、自分の寿命までと言うよりも、
> > 次の選挙までって感じが強まっている感じもしますけどね・・・・

> ますますまずいですね。
> もっと長期的な視野がほしいですけど。

長期的な展望を行うには、安定した基盤が必要で、
そうなると今度は、不正や腐敗の温床に・・・・
どちらにしても、一長一短なんですよね。


[6498] Re2:まとめレス返信 削除
2008/5/26 (月) 12:36:56 物秦

> インド側からの視点が欠けていると思うんです。
中印は国境紛争で揉めてますので其処から着けば勝算あったと思ったわけです。
>
> > > 北海道防衛作戦とかなら、ちょうど良い大きさかも?
> > 対ソ戦争題材で同じシナリオのゲームありましたね?
> > ソ連は最初の3日間は滅茶苦茶有利だけどその後悲惨な特攻以外打つ手無いと言う内容だった気がします。

> ボードゲームですか?

えぇ、昔見た記憶が有ります。

> > > あれでも韓国は、世界的に見ればかなりマシな方ですよ。
> > 確かにマシな国なんですけどなあ、
> > 日本にはきついからなあ。

> まあ、ある程度は仕方ない事かと・・・・
> 日本がアメリカに負けた事で、
> 韓国には李承晩を、北朝鮮には金日成を、
> 台湾には蒋介石を、中国には毛沢東を、君臨させてしまったんですから(笑)。

蒋介石は米の失政では?
もう少しまともな奴を支援すれば・・・
> > もっと長期的な視野がほしいですけど。
> 長期的な展望を行うには、安定した基盤が必要で、
> そうなると今度は、不正や腐敗の温床に・・・・
> どちらにしても、一長一短なんですよね。

周期的に代わるのがベターだったりするのですが・・・
そう上手く行かない者です。


[6501] Re3:まとめレス返信 削除
2008/5/26 (月) 23:46:04 プロイセン

▼ 物秦さん
> > > > あれでも韓国は、世界的に見ればかなりマシな方ですよ。
> > > 確かにマシな国なんですけどなあ、
> > > 日本にはきついからなあ。

> > まあ、ある程度は仕方ない事かと・・・・
> > 日本がアメリカに負けた事で、
> > 韓国には李承晩を、北朝鮮には金日成を、
> > 台湾には蒋介石を、中国には毛沢東を、君臨させてしまったんですから(笑)。

> 蒋介石は米の失政では?
> もう少しまともな奴を支援すれば・・・

いやでも、中華民国初代総統でしたし、第2次世界大戦終了時も存命だったので、
他に丁度良い人間が居なかったのでは?

> > > もっと長期的な視野がほしいですけど。
> > 長期的な展望を行うには、安定した基盤が必要で、
> > そうなると今度は、不正や腐敗の温床に・・・・
> > どちらにしても、一長一短なんですよね。

> 周期的に代わるのがベターだったりするのですが・・・
> そう上手く行かない者です。

逆に言えば、不正や腐敗があることが、平和の証明なのかなあとも思いますが。


[6509] Re4:まとめレス返信 削除
2008/5/27 (火) 20:10:05 徳翁導誉

▼ ルーキウスさん
> > インド側からの視点が欠けていると思うんです。
> まあ、相手の視点で考えるというのは、簡単なようで難しいですから。

だからこそ、ここではゲームの形を取っている訳です。
例えゲームという形式であって、こう言った事は皮膚感覚で感じるのが一番でしょうから。
それに「地政学講座」とかやった所で、読む人の数は限られてくるでしょうしね(笑)。


> > EUみたいなのは無理にしても、東アジア圏での多国間FTAって事なら可能性は十分にあるかと思いますよ。
> > と言うか、既に動き始めていますし。
> > EUが「人・物・金」が自由に動く社会だとすれば、
> > アジア版は、「物と金」だけが自由に動くって感じでしょうか?

> まあ、アジアの先進地域の国(日本・韓国・中国・台湾など)にしてみれば、
> 難民が来たらいやですからねえ。
> これ以上厄介ごとを国も抱えたくないでしょうから。
> (まあ、どこの国もそうでしょうけど)

アジアの場合、政体も宗教もバラバラですからねえ。
人の移動の方は、欧州みたいには行かないでしょうね。
まあ、それはそれで良いのかも知れませんが(笑)。


> ゲーム会社がカナダ政府とカナダの歴史財団の講演のもとCivilization IIIと、
> カナダと北米の歴史あつかった教育用Modをカナダの高校生に無償で配ったとか。
> 日本でもこういう取り組みやってくれないかなあ。

ここの掲示板でも、以前書いたことがあるんですが、
全時代版や全世界版の信長の野望や、名前や能力が元素記号のポケモンとか(笑)、
そう言うのがあっても、良いように思うんですよねえ。
ちなみに、全世界版のゲームは、ちょっと制作を考えた事もあります。

ただ、こうやって考えると、
社会科に対して、理科ってゲーム化しづらいですよねえ・・・・
私が知ってるのも、「プリンキピア」くらいですし。
http://www.enterbrain.co.jp/gamecon/no4/02..html


> > 日本がアメリカに負けた事で、
> > 韓国には李承晩を、北朝鮮には金日成を、
> > 台湾には蒋介石を、中国には毛沢東を、君臨させてしまったんですから(笑)。

> まあ、そうですね。
> 蒋介石は戦争が無くても中国に(おそらく)君臨したので、
> 毛沢東の君臨した中国はちょっとどうかなあと思いますが。

でも毛沢東の統治よりは、蒋介石の方がまだマシじゃないですか?(笑)
文化大革命を起こして、数千万人を死に追いやるなんて事は、
蒋介石でも、さすがに無かったでしょうし。
そして毛沢東の奇跡的な成り上がりを見た場合、日本の存在は不可欠ですからねえ。


> > 人間、特に日本人の場合、属したいのは思想ではなく立場でしょうから。
> まあ、日本人らしいので、それはそれで(良くないか)

それをどう捉えるかですよねえ・・・・
「太平洋戦争の開戦責任は誰にあるか?」を考えた場合、
陸軍も、海軍も、政府も、皇室も、マスコミも、国民も、
本心では誰も、真から開戦を望んでいないの、開戦へと突入してしまう。
開戦の首謀者を捜そうとしても、その中心には誰も居ない・・・・
去年も「KY」なんて言葉が流行りましたが、
日本を支配するのは今も昔も、「空気」という得体の知れない共同体意識なんですよねえ。

こういった日本人の特性は、すぐに団結できる強さではあるものの、
「空気を読む」事で誰も望んでいない方向に進んでしまう弱さもある。
太平洋戦争時、兵が屈強だったのは前者の利点であり、
開戦まで至り、終戦をズルズル引き延ばしてしまったのが後者の欠点であろうかと。

そう言えば、海外へ団体旅行を行う日本人達を見て、
「添乗員を指揮官に替え、手に持つカメラを銃に替えれば、立派な一個小隊だな」と、
それを外国の軍人が言ったそうです(笑)。
この辺なんかも、まさに日本人らしさの現れかと。


> > ちなみに「高高度核爆発」とは、
> > 高層大気圏で核爆発を起こし、電磁パルスを発生させるモノです。
> > 高高度での爆発ですので、人体にはあまり影響はありませんが、
> > 地上へと降り注ぐ電磁パルスで、かなりの広範囲で電子機器に障害を及ぼします。
> > 地上で直接爆発させるよりは、倫理的にかなり核を使いやすい方法です。

> うーん。核を使うと言うこと自体に対する拒否感がある以上使いやすさはそこまでないような。

核爆発により、直接死亡する人は居ない訳ですし、
放射能の心配も少ないとなれば、そこまで使い辛くはないと思います。
と言うか、唯一の被爆国で、核アレルギーの高い日本と違い、
海外の核への拒否反応は、日本ほどには高くないですからねえ・・・・


> > > というか、最近の紛争はそこまで詳しくないです。
> > 「武装解除(講談社現代新書)」なんかは、
> > 「今時、こんな日本人が居たんだ」って感じでしたね。
> > それが以前、「平和学」で名前を上げた伊勢崎賢治です。

> そんなにすごい方なんですか。
> では、できるだけ早く読んでみます。(厄介なレポートがあるのでしばらくは無理ですけど)

いや、ハードルを上げすぎると、逆にガッカリするかも?(笑)


> > 長期的な展望を行うには、安定した基盤が必要で、
> > そうなると今度は、不正や腐敗の温床に・・・・
> > どちらにしても、一長一短なんですよね。

> まさしく。
> 世の中はままならないものです。
> 不正を監視する方法をもっと考えないといけませんが…
> 不正がなくなることはないでしょうね。

では司法・立法・行政の他に、満州国のように「監察」も入れて四権にしますか?(笑)
って、満州のそれは、孫文の五権憲法から持ってきたモノで、
孫文の案では、この四権に「考試(人事)」を加えての五権です。
まあ、孫文案はまともに実現されませんでしたし、
満州国の「監察院」も、監視される官僚たちからの批判が強くて、すぐに廃止されてしまいますがね。
いま提案されている「消費者庁」など、権限を強化すれば、監察院のような存在になるかも?
勿論、官僚の反発は強力でしょうけどね。

別の方法としては、年金や退職金に連動させるとかどうでしょう?(笑)
退職金は一括払いではなく、年金への上乗せという形で対応させ、
それを受け取る時の負債額に応じて、年金も減らして負債額返還に当てると。
自分の金じゃないから危機感に乏しい訳で、自分の将来の年金と連動させれば、
無茶な開発をする政治家や官僚も、幾分かは少なくなるんじゃないですかねえ?
政治家は議員年金、公務員は共済年金と、一般の年金とは別になってますので弄りやすいですし。
って、法案を作るのが官僚で、それを成立させるのが政治家ですから、
そんな法案を通すのは、まず無理でしょうけど(笑)。


▼ 物秦さん
> > インド側からの視点が欠けていると思うんです。
> 中印は国境紛争で揉めてますので其処から着けば勝算あったと思ったわけです。

ただ、国境線を巡る争いが有るからと言って、
それが即、包囲網形成に参加する事になる訳では無いですからねえ。

> > > > 北海道防衛作戦とかなら、ちょうど良い大きさかも?
> > > 対ソ戦争題材で同じシナリオのゲームありましたね?
> > > ソ連は最初の3日間は滅茶苦茶有利だけどその後悲惨な特攻以外打つ手無いと言う内容だった気がします。

> > ボードゲームですか?

> えぇ、昔見た記憶が有ります。

「北海道戦争」とかですか?

▼ プロイセンさん
> 逆に言えば、不正や腐敗があることが、平和の証明なのかなあとも思いますが。
いや、戦時に於ける不正や腐敗なんて、
平時に於けるそれの比ではない気が・・・・


[6520] Re5:まとめレス返信 削除
2008/5/28 (水) 19:58:05 徳翁導誉

▼ ルーキウスさん
> > でも毛沢東の統治よりは、蒋介石の方がまだマシじゃないですか?(笑)
> > 文化大革命を起こして、数千万人を死に追いやるなんて事は、
> > 蒋介石でも、さすがに無かったでしょうし。
> > そして毛沢東の奇跡的な成り上がりを見た場合、日本の存在は不可欠ですからねえ。

> 蒋介石の方がマシでしょうけど、
> それでもかなり酷いことにはなるような気はします。

あの「二・二八事件」でも死者数は三万人ですし、
蒋介石が酷い酷いと言っても、さすがに数千万もの国民は殺せなかったでしょうから・・・・
ちなみに殺戮と言えば、台湾での「二・二八事件」より、
済州島での「四・三事件」の方が酷い割には、李承晩はそこまで悪く言われないんですよねえ。
その後に起きた朝鮮戦争で、その辺は有耶無耶になってるんでしょうか?
と言うか、周辺国の混沌っぷりを見ると、戦後の日本は幸せな方だったんでしょうね。

> > そう言えば、海外へ団体旅行を行う日本人達を見て、
> > 「添乗員を指揮官に替え、手に持つカメラを銃に替えれば、立派な一個小隊だな」と、
> > それを外国の軍人が言ったそうです(笑)。

> うーん。そう見られているのか。

そもそも、知らない数人が集められて、
「今から、あなた達はグループです」なんて言われた時に、
すぐさま協力しあえるのは、日本人くらいだと言う話を聞きますからねえ。
これが、良いのか、悪いのかは解りませんが(笑)。

> トルコにも「トーゴー」提督がいたそうな。(今でも生きているかは知りませんが)
> (日露戦争後にそういう名前がはやったときの子供が、その影響か海軍に入って出世したそうです)

この辺の話って本当なんですかねえ?
「東郷ビール」なんて言うのも、「世界の提督シリーズ」の1つだと言うのが真相みたいですし、
イスタンブールに「東郷通り」や「乃木通り」があるなんて話も、
これだけ旅行者が多い時代に、行ってきましたという話も聞かない・・・・
でもまあ、トルコに「トーゴー」と言う名前の人が居たかも知れない事は否定はしませんけどね。
ケマルの改革により、WW1後のトルコ人も名字を使うようになりましたので、
十数年前にあった日露戦争にちなんだ名前を付けた人も居るでしょうから。

> > > うーん。核を使うと言うこと自体に対する拒否感がある以上使いやすさはそこまでないような。
> > と言うか、唯一の被爆国で、核アレルギーの高い日本と違い、
> > 海外の核への拒否反応は、日本ほどには高くないですからねえ・・・・

> たしかに、海外ではそこまではないかもしれないですね。

その割には、原発の超先進国なんですよねえ、日本は(笑)。
欧米諸国が原発建設を控える中、ドンドン作ってましたし。
おかげで現在では、世界の原発建設の主要3陣営は、
「東芝&米ウェスチングハウス」「日立&米ゼネラル・エレクトリック」「三菱&仏アレバ」と、
いつの間にか、日本がかなりのウェートを占める時代となっています。

> ところで、アウステルリッツのフラッシュ制作中とのことですが、
> 勢いに乗ってエジプト遠征とかもやってくれたらうれしいです。

アウステルリッツは、あくまで「戦争」を題材としたもので、
基本的に、ナポレオンを題材にするつもりはありませんね。
あれだけの題材は、それ相応のやる気がある方が作るべきモノでしょうし。

と言いますか、こういう言い方をするのは何なんですが、敢えて言いますと、
「これを作ってみては?」「はい、分かりました」って程、
物を作るというのは、簡単な事ではないですからねえ・・・・
ここでは別に構いませんが、他の制作者さん(Flashに限らず)に同じ事をすると、
逆鱗に触れてしまう事もあるでしょうから、この辺の事には注意が必要かと思います。


▼ 物秦さん
> > > > > > 北海道防衛作戦とかなら、ちょうど良い大きさかも?
> > > > > 対ソ戦争題材で同じシナリオのゲームありましたね?

> > > > ボードゲームですか?

> > > えぇ、昔見た記憶が有ります。

> > 「北海道戦争」とかですか

> 多分そんな名だと思います。
> 製作者が小説書いてます「レットサン ブラッククロス」
> って名です。

でしたら、「北海道戦争」で間違えないでしょうね。
その作者というのは、川宮勝次の生みの親ですので(笑)。
川宮勝次とは、「征途」という作品に出てくる登場人物で、
その征途の世界をゲーム化したのが、この「北海道戦争」です。

> 後日民のww2終わりました。
> 密書公開していただくと嬉しいです。

う〜ん、あそこは基本的に保存しませんので・・・・


[6542] Re6:まとめレス返信 削除
2008/5/30 (金) 19:24:09 徳翁導誉

▼ ルーキウスさん
> > > 蒋介石の方がマシでしょうけど、
> > > それでもかなり酷いことにはなるような気はします。

> > あの「二・二八事件」でも死者数は三万人ですし、
> > 蒋介石が酷い酷いと言っても、さすがに数千万もの国民は殺せなかったでしょうから・・・・

> 確かに蒋介石ではそこまで酷くはならないですね。

でもまあ、確かに蒋介石もトンデモないんですけどね(笑)。
「100人の無実の民を殺しても、1人の共産主義者を逃すな」って感じの指令を出してますし。
ただ、毛沢東はそんなレベルすら超越してますので・・・・
全人口から見た比率で言っても、日本が太平洋戦争で失った人命以上に、
自らの権力維持の為に、平時にそれ以上の人命を奪っている訳で、
しかも、そんな人物を未だに「建国の英雄」として祭らなければならない訳ですからねえ。
大変だと思いますよ、中国人も。

もしも朝鮮戦争の開戦が、史実よりも1年くらい早ければ、
国共の境界線は台湾海峡ではなく、長江だったかも知れず、
そうなれば、両者の比較対照ももう少し分かり易かったかも?
って、もしもそんな「南北朝の再来」みたいな展開になれば、
毛沢東も、文化大革命なんてやってる余裕も無かったでしょうけどね。


> > と言うか、周辺国の混沌っぷりを見ると、戦後の日本は幸せな方だったんでしょうね。
> 日本は確かに恵まれてましたね。
> というか、日本まで混沌としていると、
> 中国はともかく韓国などのアジア諸国の今の発展もないでしょうね。

朴正熙が軍事クーデターを起こし、開発独裁を行うまでは、
朝鮮戦争の影響から、韓国はバングラデシュ並の世界最貧国でしたからねえ。
その朴正熙の開発独裁には、日本からの後援が不可欠でしたし。
まあ、日本の裏社会との繋がりも深かったのですが・・・・

って、周辺国ほどでは無いにしても、その当時の日本も結構酷かったんですけどね。
60年安保なんて、本当に無茶苦茶なほど混沌としてますし。
デモ隊に対抗すべく、首相がヤクザをまとめ上げて、それに税金を突っ込んでますからねえ。
ソ連が崩壊した今、デモ隊の方にはソ連からの資金援助があった事が明らかになってますし、
首相によるヤクザ工作の方にはCIAも関与していた事が、
アメリカの50年経過による公文書公開で明らかになってます。
「三無事件」の存在を初めて知った時、「何だこの戦後史は!?」と思いましたよ。
東京オリンピックのあった時代が、こんな時代だった事を授業じゃ教えてくれませんし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%84%A1%E4%BA%8B%E4%BB%B6

団塊世代なんて、まさに生き証人なんですから、
「三丁目の夕日」などでノスタルジーに浸っている暇があるなら、
その当時の時代背景とかを、もっと伝えていくべきなんじゃ無いですかねえ?
でないと、近い歴史ほど、よく解らない事態になりますし。
直近すぎる出来事は、ニュースとして日々消費され、
ピークを過ぎると、振り返る事も、纏められる事もなく、放り捨てられていく・・・・
今の中高生くらいだと、「オウム事件」とかもよく分からないですよねえ?


> さっきニュースの記事を見て驚いたんですが、
> 世界初のMP3プレーヤーは韓国で製造されたらしいです。

あっ、そうなんですか!?
でもまあ、言われてみると納得は出来ますね。
「ブロードバンド大国」と呼ばれた韓国ですし、軽量のMP3が人気だったんでしょうね。
MP3が出てきた当時は、音質がチープである事と、
著作権管理が出来ずに違法性が高かったので、見送られる傾向が強かったですし。


> > そもそも、知らない数人が集められて、
> > 「今から、あなた達はグループです」なんて言われた時に、
> > すぐさま協力しあえるのは、日本人くらいだと言う話を聞きますからねえ。
> > これが、良いのか、悪いのかは解りませんが(笑)。

> 良いことだとは思います。
> 仕事がはかどりますしw

ただ、その仕事の内容が何かってのがありますよ。
「このカバンを運べ」と言われて、周りが素直に運んでいたら、
日本人の場合、そのまま一緒にカバンを運んじゃうでしょ?
カバンの中身が麻薬や武器である事もある訳ですし、
調和性の高さは、自主性の低さと表裏一体でもあります。

例えば、何らかのプロジェクトを成功させたい場合、
資金力や技術力、人材の確保なども重要ではありますが、
最も必要なのは、優秀なプロジェクト・リーダーの存在です。
これがなかなか、日本人の中からは出てこないんですよねえ・・・・
協調だ、調和だと、いろんな人の意見を採り入れた結果、
プロジェクト自体がハチャメチャな結果に陥るなんて、珍しい事ではないですし。
戦後では行われなくなったエリート教育が必要なんですかねえ?
とは言え、戦前のエリート教育も輪に掛けて酷いですが・・・・
特に、エリート軍人のあまりの出来の酷さには、
昭和天皇も思わず、「教育方法を間違えてないか!?」と漏らしてしまいましたし。


> > > トルコにも「トーゴー」提督がいたそうな。(今でも生きているかは知りませんが)
> > この辺の話って本当なんですかねえ?
> > 「東郷ビール」なんて言うのも、「世界の提督シリーズ」の1つだと言うのが真相みたいですし、
> > イスタンブールに「東郷通り」や「乃木通り」があるなんて話も、
> > これだけ旅行者が多い時代に、行ってきましたという話も聞かない・・・・

> 何となくトルコに行った方は、東郷・乃木だれそれ?じゃないんですかね。
> そういうかたならトルコ語にも日本語に似た発音があるんだなあていどにしか思わないかもです。

「戦前の東京には各地に凱旋門があった」なんて話を聞くと、
「本当?」と思うのですが、調べてみると出てきたりしますからねえ。
http://www.tanken.com/gaisenmon.html
「ない」事を証明するのは難しいのに対し、
「ある」事を証明するには、1人が証拠を挙げれば良いだけなのに、
今の時代、全く証明が為されていないと言うのは、「ない」可能性が高いんだと思いますよ。
僻地ではなく、イスタンブールでの話ですからねえ。


> > その割には、原発の超先進国なんですよねえ、日本は(笑)。
> まあ、日本には原発が必要でしょうから仕方がないかと。
> リスクが大きいのでできればない方が良いのですが…

核融合炉が出来れば良いんですけどねえ・・・・
原発に比べれば、放射能の危険性は格段に低くなりますし、
ウランなどと違って、重水素などは海から採れますので。
「発電」と「蓄電」の技術が進歩すれば、石油に振り回される事もなくなりますし。
そうなれば、アラブの方は困るんでしょうけど(笑)。

でもまあ、現状を見ると、核融合炉の完成は数十年は先の話でしょうね。
ITER計画も、これからどう進行していくのやら?
そもそも、ITER計画自体の一般的な知名度が低いですからねえ・・・・
日本とフランスが建設招致に乗り出して、結局フランスに持って行かれた話なんて、
ほとんど話題にもなってなかったですし。
現在、月を目指した各国の競争が再び活発化し始めていますが、
核融合炉が成功すれば、月面のヘリウム3の争奪戦が進むかも知れませんね。


> 最近の歴史家(もう死んでますが)ってどうでしょうか?
> 有名なんでしょうか?

最近のと言いますと、杉山正明とか、山内昌之とかですか?
知っている人は知っているけど・・・って感じじゃないでしょうか?
理学や工学でもそうですが、史学の方も、
近年は蛸壺化(専門の細分化)が深刻みたいですからねえ。
宮崎市定や内藤湖南みたいな学者は、なかなか出てこられない時代ですし。

> 大学に入ってから宮崎市定やら内藤湖南やら聞いたことがない方が出てきてとまどったので。
> 逆に(歴史家ではないですが)ジョミニやクラウゼヴィッツといった、
> 当然知っているであろう(と自分が勝手に思いこんでいた)人物は周りの人も、
> 場合によっては教授も誰それ?ってかんじでさらにとまどいました。

そもそも、一般的に考えれば、
歴史学者の名前を1人でも上げられる人の方が少ないかと・・・・
街頭アンケートでもすれば、司馬遼太郎が一番になるんじゃないですか?(笑)
もちろん、彼は学者ではありませんけど。

ただ、その中でも知名度と言う事であれば、
宮崎市定はまだしも、内藤湖南の方は相当高い方じゃないですかねえ?
他にも、津田左右吉や徳富蘇峰など、戦前に活躍した学者は、
既に日本史の教科書にも名前が載っていたりしますので、
少なくとも、ジョミニやクラウゼヴィッツなどとは、知名度に格段の差があると思いますよ。
そもそも、ジョミニやクラウゼヴィッツに、どれくらいの知名度があるんですかねえ?
「戦争論の作者は?」と尋ねられれば、小林よしのりと答える人の方が多いでしょうし。
って、今となっては、小林よしのりの知名度も相当下がってるんでしょうね。

> 日本史の知り合いと話していても、パットン・ロンメル誰それ?源田実・ハルゼー聞いたこともないよったかんじでしたし。
> 私の方がずれているんでしょうか?やはり。

正直に言ってしまえば、ズレているんじゃないでしょうか?(笑)
それに、そこで上がっているのってWW2の軍人ばかりですし。
WW2の軍人は、まだ知名度の高い方なんでしょうけど、
例えばこれが、オスマン帝国やムガール帝国の軍人などだと分かりませんよねえ?
専門分野が違えば、教科書レベルの知識が標準なんじゃないでしょうか?
で、一般人の場合には、教科書の太文字表記のレベルでも微妙な感じかと。
って、これもあくまで、私の皮膚感覚の話ですけどね(笑)。

> 管理人様は、孫子やクラウゼヴィッツやリデルハート言ったたぐいの戦略思想家は誰に影響を受けているとかありますか?
> 私は、影響は受けていないんですが、なぜかジョミニが気に入っています。

私が・・・ですか?
以前も言いましたが、軍事は私の専門じゃないですからねえ・・・・
さすがに孫子くらいは一応読みましたが、戦争論や戦争概論などは、
自衛隊の作戦幕僚だった松村劭や是本信義などの著作で、要点を押さえている程度です。
それに、これは私が理系だからかも知れませんが、
結局の所「戦略とは数学と心理学」だと考えていますので、
「誰が書いた軍略がどうの」とか、あまり傾倒する気はありませんねえ。
孫子や戦争論を熟読した所で、名将になれる訳でもないですし、
そこに書かれている主旨を突き詰めていけば、結局は「数学と心理学」に行き着くものかと。
ですから、ランチェスターの法則とかは簡潔で結構好きですね。

また、エネルギーは「質量」や「速度の2乗」に比例するという物理法則が、
兵の質や数以上に迅速さが重視される、軍事の理念にも一致する所を見ると、面白さを感じますね。
まあこれは、「所詮、人間も自然界の一部だ」と考えれば、
知らず知らずの内に、そう言った自然法則に集約されていくのも、当たり前なのかも知れませんが?
ちなみに、高校時代には三浦梅園とか読んでましたねえ。
「枯木に花咲くより、生木に花咲くに驚け」と言った江戸時代の人です。
って、あまりよく解らなかったですけど(笑)。


▼ ツラン主義者さん
> まあ、でも、蒋介石が大陸で安定すると、
> 沿岸と内陸の差や少数民族への圧迫が酷くなりそうでは……。
> ソ連との最前線にもなりますし。

今ここで行っているのは、蒋介石と毛沢東の比較論です。
蒋介石は確かに酷いが、毛沢東はその比では無いと、
つまりは、そういう事を言っている訳です。

ソ連との関係では、大戦までのスターリンは蒋介石政権を支持し、支援も行っていましたが、
毛沢東の末期には、中ソは核戦争の一歩手前まで行っています。
イフの話になってしまいますが、蒋介石が中国大陸を統一していたとしても、
その後に、中ソ間の核戦争なんて事は考えもしなかったと思いますよ。

また台湾先住民に対し、中国名や中国語の使用を強制するなど、
決して誉められた対応ではなかった蒋介石ですけど、
チベットやウイグルで数十万単位の殺戮を行った毛沢東と比べた場合、
どちらがマシかと尋ねれば、言わずもがなでしょ?


[6576] Re7:まとめレス返信 削除
2008/5/31 (土) 23:47:10 ルーキウス

時間がないので、ミスって消したやつより手短になりますが。

▼ 徳翁導誉さん
> ▼ ルーキウスさん
> でもまあ、確かに蒋介石もトンデモないんですけどね(笑)。
> 「100人の無実の民を殺しても、1人の共産主義者を逃すな」って感じの指令を出してますし。
> ただ、毛沢東はそんなレベルすら超越してますので・・・・
> 全人口から見た比率で言っても、日本が太平洋戦争で失った人命以上に、
> 自らの権力維持の為に、平時にそれ以上の人命を奪っている訳で、
> しかも、そんな人物を未だに「建国の英雄」として祭らなければならない訳ですからねえ。
> 大変だと思いますよ、中国人も。

まあ、建国に関しては英雄ですから。
その後はともかく。


> もしも朝鮮戦争の開戦が、史実よりも1年くらい早ければ、
> 国共の境界線は台湾海峡ではなく、長江だったかも知れず、
> そうなれば、両者の比較対照ももう少し分かり易かったかも?
> って、もしもそんな「南北朝の再来」みたいな展開になれば、
> 毛沢東も、文化大革命なんてやってる余裕も無かったでしょうけどね。

この方がアジアにとっては良い気がします。
今でも経済の中心である南中国が資本主義国として発展すれば、
アジア経済をどんどん引っ張っていくでしょうから、
アジアはもっと繁栄していた可能性もあります。


> って、周辺国ほどでは無いにしても、その当時の日本も結構酷かったんですけどね。
> 60年安保なんて、本当に無茶苦茶なほど混沌としてますし。
> デモ隊に対抗すべく、首相がヤクザをまとめ上げて、それに税金を突っ込んでますからねえ。
> ソ連が崩壊した今、デモ隊の方にはソ連からの資金援助があった事が明らかになってますし、
> 首相によるヤクザ工作の方にはCIAも関与していた事が、
> アメリカの50年経過による公文書公開で明らかになってます。
> 「三無事件」の存在を初めて知った時、「何だこの戦後史は!?」と思いましたよ。
> 東京オリンピックのあった時代が、こんな時代だった事を授業じゃ教えてくれませんし。
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%84%A1%E4%BA%8B%E4%BB%B6
>
> 団塊世代なんて、まさに生き証人なんですから、
> 「三丁目の夕日」などでノスタルジーに浸っている暇があるなら、
> その当時の時代背景とかを、もっと伝えていくべきなんじゃ無いですかねえ?
> でないと、近い歴史ほど、よく解らない事態になりますし。
> 直近すぎる出来事は、ニュースとして日々消費され、
> ピークを過ぎると、振り返る事も、纏められる事もなく、放り捨てられていく・・・・
> 今の中高生くらいだと、「オウム事件」とかもよく分からないですよねえ?

まあ、人間は昔を美化したがりますから。
孔子はだってそうですし、たいていの人が最近の若いもんは云々を古代から言ってきていますし、宗教や神話だってそうです。
言ってしまえば人類の性質なので、どうしようもないことだと思います。

それに、今はネットがありますから、ニュースやらブログやらなんやらをできるだけ保存していったら、
後は検索機で何とかできる可能性がありますので、昔に比べればましかと。


> 例えば、何らかのプロジェクトを成功させたい場合、
> 資金力や技術力、人材の確保なども重要ではありますが、
> 最も必要なのは、優秀なプロジェクト・リーダーの存在です。
> これがなかなか、日本人の中からは出てこないんですよねえ・・・・
> 協調だ、調和だと、いろんな人の意見を採り入れた結果、
> プロジェクト自体がハチャメチャな結果に陥るなんて、珍しい事ではないですし。
> 戦後では行われなくなったエリート教育が必要なんですかねえ?
> とは言え、戦前のエリート教育も輪に掛けて酷いですが・・・・
> 特に、エリート軍人のあまりの出来の酷さには、
> 昭和天皇も思わず、「教育方法を間違えてないか!?」と漏らしてしまいましたし。

ここら辺は試行錯誤していくしかないかと。
国の実情にあったものを時間をかけてやるしかないと思います。


> > > > トルコにも「トーゴー」提督がいたそうな。(今でも生きているかは知りませんが)
> > > この辺の話って本当なんですかねえ?
> > > 「東郷ビール」なんて言うのも、「世界の提督シリーズ」の1つだと言うのが真相みたいですし、
> > > イスタンブールに「東郷通り」や「乃木通り」があるなんて話も、
> > > これだけ旅行者が多い時代に、行ってきましたという話も聞かない・・・・

> > 何となくトルコに行った方は、東郷・乃木だれそれ?じゃないんですかね。
> > そういうかたならトルコ語にも日本語に似た発音があるんだなあていどにしか思わないかもです。

> 「戦前の東京には各地に凱旋門があった」なんて話を聞くと、
> 「本当?」と思うのですが、調べてみると出てきたりしますからねえ。
> http://www.tanken.com/gaisenmon.html
> 「ない」事を証明するのは難しいのに対し、
> 「ある」事を証明するには、1人が証拠を挙げれば良いだけなのに、
> 今の時代、全く証明が為されていないと言うのは、「ない」可能性が高いんだと思いますよ。
> 僻地ではなく、イスタンブールでの話ですからねえ。

一応ソースを書いてお言います。
 環と言う雑誌(普段読んでいないのでどんなのかは知りませんが)の別冊の『トルコとは何か』 に、
朝日新聞のもと論説委員の人が載せている記事で、その人がトルコ大使から聞いた話として載っていました。


> > > その割には、原発の超先進国なんですよねえ、日本は(笑)。
> > まあ、日本には原発が必要でしょうから仕方がないかと。
> > リスクが大きいのでできればない方が良いのですが…

> 核融合炉が出来れば良いんですけどねえ・・・・
> 原発に比べれば、放射能の危険性は格段に低くなりますし、
> ウランなどと違って、重水素などは海から採れますので。
> 「発電」と「蓄電」の技術が進歩すれば、石油に振り回される事もなくなりますし。
> そうなれば、アラブの方は困るんでしょうけど(笑)。
>
> でもまあ、現状を見ると、核融合炉の完成は数十年は先の話でしょうね。
> ITER計画も、これからどう進行していくのやら?
> そもそも、ITER計画自体の一般的な知名度が低いですからねえ・・・・
> 日本とフランスが建設招致に乗り出して、結局フランスに持って行かれた話なんて、
> ほとんど話題にもなってなかったですし。
> 現在、月を目指した各国の競争が再び活発化し始めていますが、
> 核融合炉が成功すれば、月面のヘリウム3の争奪戦が進むかも知れませんね。

うーん。
完成したときには石油が枯渇しているでしょうから心配は無用かと。
むしろ、太陽光発電の方がもっと進むかもしれません。

> > 最近の歴史家(もう死んでますが)ってどうでしょうか?
> > 有名なんでしょうか?

> 最近のと言いますと、杉山正明とか、山内昌之とかですか?
> 知っている人は知っているけど・・・って感じじゃないでしょうか?
> 理学や工学でもそうですが、史学の方も、
> 近年は蛸壺化(専門の細分化)が深刻みたいですからねえ。
> 宮崎市定や内藤湖南みたいな学者は、なかなか出てこられない時代ですし。

蛸壺化は仕方のないことでしょう。
浅いことを先人がやっている以上深くしないといけないためどんな学問でも避けられないことです。


> > 大学に入ってから宮崎市定やら内藤湖南やら聞いたことがない方が出てきてとまどったので。
> > 逆に(歴史家ではないですが)ジョミニやクラウゼヴィッツといった、
> > 当然知っているであろう(と自分が勝手に思いこんでいた)人物は周りの人も、
> > 場合によっては教授も誰それ?ってかんじでさらにとまどいました。

> そもそも、一般的に考えれば、
> 歴史学者の名前を1人でも上げられる人の方が少ないかと・・・・
> 街頭アンケートでもすれば、司馬遼太郎が一番になるんじゃないですか?(笑)
> もちろん、彼は学者ではありませんけど。

意外と塩野七生が一位になるような気もします。


> ただ、その中でも知名度と言う事であれば、
> 宮崎市定はまだしも、内藤湖南の方は相当高い方じゃないですかねえ?
> 他にも、津田左右吉や徳富蘇峰など、戦前に活躍した学者は、
> 既に日本史の教科書にも名前が載っていたりしますので、
> 少なくとも、ジョミニやクラウゼヴィッツなどとは、知名度に格段の差があると思いますよ。
> そもそも、ジョミニやクラウゼヴィッツに、どれくらいの知名度があるんですかねえ?

当てになるかはともかく検索の結果ですが、クラウゼヴィッツは宮崎市定・内藤湖南よりは有名でした。
そのほかの人物はさんざんな結果でしたが。

詳しく調べたのは間違って消してしまいました。


> > 日本史の知り合いと話していても、パットン・ロンメル誰それ?源田実・ハルゼー聞いたこともないよったかんじでしたし。
> > 私の方がずれているんでしょうか?やはり。

> 正直に言ってしまえば、ズレているんじゃないでしょうか?(笑)
> それに、そこで上がっているのってWW2の軍人ばかりですし。

これは、近現代をやっていると言ったので、ちょっとWW2の話をしていたからですよ。

> WW2の軍人は、まだ知名度の高い方なんでしょうけど、
> 例えばこれが、オスマン帝国やムガール帝国の軍人などだと分かりませんよねえ?

オスマンなら少しはわかりますけど、ムガールはさっぱりです。


> 専門分野が違えば、教科書レベルの知識が標準なんじゃないでしょうか?
> で、一般人の場合には、教科書の太文字表記のレベルでも微妙な感じかと。
> って、これもあくまで、私の皮膚感覚の話ですけどね(笑)。

まさしくそうですよ。
法学部とかなんやらの知り合いはそんな感じですし。


> > 管理人様は、孫子やクラウゼヴィッツやリデルハート言ったたぐいの戦略思想家は誰に影響を受けているとかありますか?
> > 私は、影響は受けていないんですが、なぜかジョミニが気に入っています。

> 私が・・・ですか?
> 以前も言いましたが、軍事は私の専門じゃないですからねえ・・・・
> さすがに孫子くらいは一応読みましたが、戦争論や戦争概論などは、
> 自衛隊の作戦幕僚だった松村劭や是本信義などの著作で、要点を押さえている程度です。

いや要点を押さえるだけで十分だと思います。
細かいところは、現代に応用できないことも混じっているので、
普遍性のある要点が重要代と思います。

> それに、これは私が理系だからかも知れませんが、
> 結局の所「戦略とは数学と心理学」だと考えていますので、
> 「誰が書いた軍略がどうの」とか、あまり傾倒する気はありませんねえ。
> 孫子や戦争論を熟読した所で、名将になれる訳でもないですし、
> そこに書かれている主旨を突き詰めていけば、結局は「数学と心理学」に行き着くものかと。
> ですから、ランチェスターの法則とかは簡潔で結構好きですね。

いや、理系とか関係なくそうだと思いますよ。


> また、エネルギーは「質量」や「速度の2乗」に比例するという物理法則が、
> 兵の質や数以上に迅速さが重視される、軍事の理念にも一致する所を見ると、面白さを感じますね。
> まあこれは、「所詮、人間も自然界の一部だ」と考えれば、
> 知らず知らずの内に、そう言った自然法則に集約されていくのも、当たり前なのかも知れませんが?
> ちなみに、高校時代には三浦梅園とか読んでましたねえ。
> 「枯木に花咲くより、生木に花咲くに驚け」と言った江戸時代の人です。
> って、あまりよく解らなかったですけど(笑)。

高校生で理解できたら怖いでしょう。
逆に。

> ▼ ツラン主義者さん
> > まあ、でも、蒋介石が大陸で安定すると、
> > 沿岸と内陸の差や少数民族への圧迫が酷くなりそうでは……。
> > ソ連との最前線にもなりますし。

蒋介石の方がマシでしょう。
いろいろな意味で。


[6583] Re8:まとめレス返信 削除
2008/6/1 (日) 17:03:23 徳翁導誉

> > もしも朝鮮戦争の開戦が、史実よりも1年くらい早ければ、
> > 国共の境界線は台湾海峡ではなく、長江だったかも知れず、
> > そうなれば、両者の比較対照ももう少し分かり易かったかも?

> この方がアジアにとっては良い気がします。
> 今でも経済の中心である南中国が資本主義国として発展すれば、
> アジア経済をどんどん引っ張っていくでしょうから、
> アジアはもっと繁栄していた可能性もあります。

う〜ん、でも南北の国境線が長すぎますからねえ・・・・
互いに南北分断を承認し合うような状況にでもならない限り、
その長大な国境線での睨み合いも続くでしょうし、
南北共に、軍事費が大変な事になっていたと思いますよ。
更にそんな不安定な状態で、順調に経済成長が成ったかというのも?
ただし、チベットやウイグルの運命は大きく変わったかも知れませんね。

> > > > > トルコにも「トーゴー」提督がいたそうな。(今でも生きているかは知りませんが)
> > > > この辺の話って本当なんですかねえ?

> 一応ソースを書いてお言います。
>  環と言う雑誌(普段読んでいないのでどんなのかは知りませんが)の別冊の『トルコとは何か』 に、
> 朝日新聞のもと論説委員の人が載せている記事で、その人がトルコ大使から聞いた話として載っていました。

なるほど。
でも、やはり伝聞なんですね。
この辺の話はどうも伝聞ばかりで、
実際に「見た」「会った」って話を聞かないんですよねえ・・・・

> > 核融合炉が出来れば良いんですけどねえ・・・・
> > 「発電」と「蓄電」の技術が進歩すれば、石油に振り回される事もなくなりますし。
> > そうなれば、アラブの方は困るんでしょうけど(笑)。

> 完成したときには石油が枯渇しているでしょうから心配は無用かと。

いや、完成した時点で枯渇していたら、
スムーズな移行も出来ず、トンデモない事態になってるじゃないですか!?(笑)
それに、蓄電技術が大幅に進歩しない限り、
走行途中にスタンドで充電できる自動車ならまだしも、
飛行機や船舶では、まだまだ貴重なエネルギー源でしょうし。

> むしろ、太陽光発電の方がもっと進むかもしれません。
う〜ん、太陽光発電ですかあ・・・・
確かに、「分散型電源」としては優れていますけど、
発電量が低い割にコストの方が高く、夜間には発電できませんからねえ。
これからも、電力消費量は右肩上がりで増加するでしょうし、
蓄電技術が進歩しない限り、主要電源とはなりにくいかと思われます。

> > 理学や工学でもそうですが、史学の方も、
> > 近年は蛸壺化(専門の細分化)が深刻みたいですからねえ。

> 蛸壺化は仕方のないことでしょう。
> 浅いことを先人がやっている以上深くしないといけないためどんな学問でも避けられないことです。

でも、宮崎市定の活躍した時代が、
中国史の研究が浅かった時代という訳でもないですし、
宮崎自身も、科挙や九品官人法などの専門分野を持っていましたからねえ。
「狭く深く」だけに拘り、「広く浅く」の方も兼ね備えようとしないからこそ、
「蛸壺化」と呼ばれて、問題視されるんだと思いますよ。
どんなに深く掘り下げても、他の所と有機的に繋がらないと、
折角の成果も、大きなインパクトにはならないでしょうし。

そうなると、個々人が繋がる努力をするのか?
もしくは、それらを繋げる専門家を養成するのか?
そんな所になるのでしょうが、そのどちらも不足しているのが現状かと。

> > 街頭アンケートでもすれば、司馬遼太郎が一番になるんじゃないですか?(笑)
> 意外と塩野七生が一位になるような気もします。

いや〜、さすがに司馬遼と塩野とでは、知名度が違うでしょ?
と言うか、明らかに格段の差があると思いますよ。
販売期間が違うとは言え、「竜馬がゆく」は「ローマ人の物語」の10倍売れてますし、
その他にも司馬遼太郎には、「坂の上の雲」や「国盗り物語」などがあり、
累計での発行部数は、100倍くらい違ったはずですよ。

> > 宮崎市定はまだしも、内藤湖南の方は相当高い方じゃないですかねえ?
> > 少なくとも、ジョミニやクラウゼヴィッツなどとは、知名度に格段の差があると思いますよ。

> 当てになるかはともかく検索の結果ですが、クラウゼヴィッツは宮崎市定・内藤湖南よりは有名でした。

いやあ、クラウゼヴィッツの場合、
小林よしのりの「戦争論」がある為に、
「クラウゼヴィッツの戦争論」で1つの単語になってますからねえ。
その一方、「内藤湖南の○○」なんて単語はありませんので、
その辺でも、差は出てくると思いますよ。


[6613] Re9:まとめレス返信 削除
2008/6/3 (火) 22:38:11 ルーキウス

やっとレポートが一つ片付きました。
まだ、いくつか残っていますが。
> う〜ん、でも南北の国境線が長すぎますからねえ・・・・
> 互いに南北分断を承認し合うような状況にでもならない限り、
> その長大な国境線での睨み合いも続くでしょうし、
> 南北共に、軍事費が大変な事になっていたと思いますよ。
> 更にそんな不安定な状態で、順調に経済成長が成ったかというのも?
> ただし、チベットやウイグルの運命は大きく変わったかも知れませんね。

うーん。国境は長いですが、南宋はそれでもそこそこ繁栄していたと思いますし。
時代が違いすぎますけど。

> なるほど。
> でも、やはり伝聞なんですね。
> この辺の話はどうも伝聞ばかりで、
> 実際に「見た」「会った」って話を聞かないんですよねえ・・・・

確かに伝聞でした。
とはいえ、ほいほい会いに行くわけにもいかないですから。
意外と日本人が行けば歓迎してくれるかもしれませんが。
いたとしても死んでそうですが。

> いや、完成した時点で枯渇していたら、
> スムーズな移行も出来ず、トンデモない事態になってるじゃないですか!?(笑)

確かにそうでした。
とはいえ、開発が遅れればその可能性も出てきます。

> それに、蓄電技術が大幅に進歩しない限り、
> 走行途中にスタンドで充電できる自動車ならまだしも、
> 飛行機や船舶では、まだまだ貴重なエネルギー源でしょうし。

そういえば確かに潜水艦だって充電で長期間動けないですね。
自動車だってガソリンが大幅に上がらない限り、
このままのが続くかもしれませんよ。
スタンドに行く回数が増えるのはめんどくさいですし。
政府が規制をかけそうですが。

> > むしろ、太陽光発電の方がもっと進むかもしれません。
> う〜ん、太陽光発電ですかあ・・・・
> 確かに、「分散型電源」としては優れていますけど、
> 発電量が低い割にコストの方が高く、夜間には発電できませんからねえ。
> これからも、電力消費量は右肩上がりで増加するでしょうし、
> 蓄電技術が進歩しない限り、主要電源とはなりにくいかと思われます。

私の出した話の問題は蓄電技術ですか。
ここら辺の仕組みは全然わからないのですが、発達しそうですか。

できればケータイのバッテリーがもっと持つようになればいいです。
買い替えたらバッテリーの消耗が激しかったのでショックです。
(ワンセグとか見ていたからかもしれませんが)


> どんなに深く掘り下げても、他の所と有機的に繋がらないと、
> 折角の成果も、大きなインパクトにはならないでしょうし。
> そうなると、個々人が繋がる努力をするのか?
> もしくは、それらを繋げる専門家を養成するのか?
> そんな所になるのでしょうが、そのどちらも不足しているのが現状かと。

繋げる専門家を養成することになるかとは思います。
専門家には専門領域をきわめてもらった方が学問のためだと思うので。


> > > 街頭アンケートでもすれば、司馬遼太郎が一番になるんじゃないですか?(笑)
> > 意外と塩野七生が一位になるような気もします。

> いや〜、さすがに司馬遼と塩野とでは、知名度が違うでしょ?
> と言うか、明らかに格段の差があると思いますよ。
> 販売期間が違うとは言え、「竜馬がゆく」は「ローマ人の物語」の10倍売れてますし、
> その他にも司馬遼太郎には、「坂の上の雲」や「国盗り物語」などがあり、
> 累計での発行部数は、100倍くらい違ったはずですよ。

言われてみればそうです。
ただ、自分が塩野七生を先に呼んだのでそっちが有名な気が何となくするのと、
司馬遼太郎の方は初めから小説家との理由で外す人が多そうだったので。
塩野七生はどちらかといえば『ローマ人の物語』で歴史家のような目で見ていそうな人がいると思うので。


> その一方、「内藤湖南の○○」なんて単語はありませんので、
> その辺でも、差は出てくると思いますよ。

たしかに、そういうのはないですねえ。


> って、私も英語はダメなんですけどね(笑)。
> 興味はあるので、あっちこっちの言語に手を出すんですが、
> 全くモノになってませんし・・・・

私もラテン語の本とかを買ったことがありますがさっぱりでした。
今は漢文だけでもマスターできるように努力しています。

ところで、留学生の方としゃべる機会があったんですが、
こっちは日本語オンリーの私で、向こうは日本語のたどたどしい人だったんですが、
漢文を最近は勉強しているをうまく伝えれたか微妙なんですよね。
海外の方に漢文ってどう説明すれば伝えやすいでしょうか?


> 「欧州共通教科書」というのは、日本で販売する時の名前で、
> 実体は欧州の学者が集まって編纂した本ってだけだった気も・・・・

そんなおちだったとは…
うっかりです。

> ブラジルの教科書とかは、買う前に中身をチェックした方が良いと思いますよ。
> 値段の方も5000円しますし、書かれている内容の方も・・・・
> って、内容の方は、既に他の本で南米史を押さえていたから微妙に感じただけで、
> この辺の感想は、恐らく人によって異なるでしょうけどね。

あんまり押さえていないので新鮮かなあと思います。
とはいえ、5000円は高いなあ。あんまり売れないだろうけどそこまで高くしなくても…


> > > いっその事、世界共通の歴史教科書なんて作ったら面白いかも知れませんね?(笑)
> > うーん。難しいかと。

> いや、本気で言っている訳ではないですよ(笑)。
> ただ、各国にはそれぞれ都合の悪い歴史がある訳で、
> 「あれを入れろ」「これを入れろ」となった時に、
> そう言った「自国の負の歴史」に最も取り入れているのが、
> 日本であるという事実が目立つ事になろうかと思い、書いてみました。

たしかにそうでしょうね。
最近はそれを見直そうという動きがありますけど。

南京大虐殺やら従軍慰安婦やら集団自決やらは詳しく知らないんですが。
集団自決とかは一部では強制していないのに強制したことになっていることもありそうと思っています。
強制もあるでしょうしそれの方が多いのかもしれませんが。
個々の事例を詳しく調べるわけにも行かないし、
永遠にわからないかもしれないですね。


[6617] Re10:まとめレス返信 削除
2008/6/4 (水) 19:50:33 徳翁導誉

> > う〜ん、でも南北の国境線が長すぎますからねえ・・・・
> > 互いに南北分断を承認し合うような状況にでもならない限り、
> > その長大な国境線での睨み合いも続くでしょうし、
> > 南北共に、軍事費が大変な事になっていたと思いますよ。

> うーん。国境は長いですが、南宋はそれでもそこそこ繁栄していたと思いますし。
> 時代が違いすぎますけど。

ただ南宋と金との平和も、南宋が金に対して、
臣下の礼を取り、金と絹を毎年贈る事で成り立っていたモノですし、
冷戦下の国民党と共産党とでは、そんな穏便には運ばなかったかと・・・・
それにまず間違えなく、両国とも無理して核開発を進めたでしょうし、
税収は半分で、開発費は倍となれば、経済状態なんて酷かったと思いますよ。


> > なるほど。
> > でも、やはり伝聞なんですね。

> 確かに伝聞でした。
> とはいえ、ほいほい会いに行くわけにもいかないですから。

いや、別に会いに行けと言っている訳ではなく、
そんな不確かな情報を、おおやけに書いたり発言したりするのは・・・って感じでしょうか?
伝聞なんて、かなりの高確率で尾ひれが付くモノですし、
当人は世間話程度に「○○らしいですよ〜」と噂話をしたつもりが、
聞く側で「あの人が○○だと言った」と断定調になり、
それが伝わり広まる事も珍しくないですからねえ。
最悪のケースだと、それを回り回って聞いた噂話した張本人が、
「ああ、あの噂は本当だったんだ」なんて判断してしまう事も・・・・

イラクの大量破壊兵器の件も、結局はそんなオチだったなんて話もありますし、
今や大臣や知事ですら、元ネタがネット・ソースのいい加減な情報を、
公式会見や出版物に、堂々と断定口調で披露してしまう時代ですからねえ。
いや、でもまあ、そうした発言の気質みたいなものは、昔からあまり変化してないのかな?
変わったのは、それを聞いている側が、その元ネタの出所が解るケースが増えたって事で。
ネット社会が拡大した事により、触れられる情報量が圧倒的に増え、
誤った情報も、正しい情報も、共に膨大に世の中を回っている時代ですし。


> > それに、蓄電技術が大幅に進歩しない限り、
> > 走行途中にスタンドで充電できる自動車ならまだしも、
> > 飛行機や船舶では、まだまだ貴重なエネルギー源でしょうし。

> 自動車だってガソリンが大幅に上がらない限り、
> このままのが続くかもしれませんよ。
> スタンドに行く回数が増えるのはめんどくさいですし。

いや電気自動車の場合、わざわざ専門のスタンドに行かなくても大丈夫ですよ。
現在でも既に、家庭用コンセントから充電できる小型自動車は販売されてますし。
6〜10時間の充電で、100〜150kmくらい走れるらしいです。
値段の方も、量産体制が整えば、ガソリン車並にはなるんじゃないですかねえ?

ただ問題なのは、充電に時間が掛かる事なんです。
ガソリン車であれば、ガス欠になりそうでも、
スタンドで満タンにすれば、すぐにでもまた長距離を走れますが、
電気自動車だと、そうは行かないんですよねえ・・・・
うっかり充電を忘れてガス欠になると、充電で少なくとも数十分は動けません。
それを解決する為に、スタンドに自動車用の電池を用意する案もあるんですが、
その電池をどうやって回収するかという問題がありますし、
家庭用コンセントで気軽に充電可能だと、盗電への対策も必要となってきます。


> ここら辺の仕組みは全然わからないのですが、発達しそうですか。
> できればケータイのバッテリーがもっと持つようになればいいです。

蓄電には、電気をそのまま貯め込む方法と、
エネルギーを貯めて、それを電気に変換する方法の2通りがあります。
バッテリーや電池と呼ばれるモノは、後者の方ですね。

例えば乾電池は、化学反応を起こして、そのエネルギーを電気に変換するモノで、
充電池は、電気を流すことで、化学反応が起こる前の状態に戻す事も出来るモノです。
ただし、化学反応を利用する為に、使えば使うほど劣化しますし、
使わなくても時間経過と共に自然に放電しちゃいます。
一方、電気をそのまま貯め込むのにコンデンサーというのが有るんですけど、
こちらは劣化や自然放電はしにくく、充電速度も速いんですが、
蓄電効率が悪く、サイズが大きくなっちゃうんですよねえ。
結局、身の回りでは電池の使用が多くなってしまいます。

ですので、小さくても性能の良いコンデンサーを作り出すか?
電池の能力を今よりも向上させるか?
そして何より、値段がモノを言って来るんでしょうね。
正直な話、これからどうなって行くかは解りません。
ただ、こちらの方へ進もうという流れは確実にありますね。

太陽光発電は、日本ではメインになる事は無いかも知れませんが、
「エネルギーの地産地消」って感じで、
補助的な電源としては、使われる可能性も高いと思います。
下水道で水力発電や、道路の振動で発電など、そんな事を研究している人も居ますし(笑)。
バイオ燃料として、海藻や雑草からエネルギーを取ろうとしている人も居ます。
この辺の事は、突っ込んでいけば、いろいろと面白い事が進行中だったりしますよ。
個人的にオススメなのは、タイタン領有化計画ですね!!
タイタンの地には何と、地球の石油埋蔵量を上回るエネルギー資源が眠っています。
って、タイタンというのは土星の周りを回る衛星なんですけどね(笑)。

でもまあ、今は現状ではまだまだ、いろいろと大変ですけどねえ。
ガソリンだって、ついに170円台に突入してしまいましたし、
アメリカが国策でバイオ燃料に補助金を出し始め、食糧危機になってますし・・・・
で、発電所での蓄電なんて、夜中の電力消費の少ない時間帯に、
電気を使ってダムに水を汲み上げて、昼間にそれをまた流して水力発電とかしてますし、
「発電」と「充電」は本当に大きいですよねえ。
発電や充電で画期的な方法を発見すれば、巨万の富を得られるかも?(笑)
電子社会はこれから更に加速するでしょうし、それに伴い電力消費も増えるでしょうからねえ。
遺伝子を弄ったり、サイボーグ化したり、情報端末と一体化したりなど、
人類が二足歩行を始め、脳の肥大化や言語を獲得した大変革期に続き、
人類の第二の大変革期が、すぐ側に来てそうな時代ですしねえ。


> > どんなに深く掘り下げても、他の所と有機的に繋がらないと、
> > 折角の成果も、大きなインパクトにはならないでしょうし。
> > そうなると、個々人が繋がる努力をするのか?
> > もしくは、それらを繋げる専門家を養成するのか?

> 繋げる専門家を養成することになるかとは思います。
> 専門家には専門領域をきわめてもらった方が学問のためだと思うので。

う〜ん、でも実際にそれがうまく行くかと言えば・・・・
産業界と大学を結びつけようと、官僚が「産官学」の連携を打ち出しても、
それがうまく機能しているようには見えませんからねえ。
ポストが増えて、金が掛かる割には、あまり成果は上がらないような気も・・・・

実際に、iPS細胞の事なんかでも、
第一人者である京大の山中教授が先頭に立ち、旗振り役を務めてますからねえ。
逆に言えば、日本の場合、それくらいの実力者が旗を振らないと、
何事もうまく動き出さないような気もしますが・・・・
それに、「専門分野しか解らない専門家」というのは、
意外と大した事がないケースも多いですしね。


> > > > 街頭アンケートでもすれば、司馬遼太郎が一番になるんじゃないですか?(笑)
> > > 意外と塩野七生が一位になるような気もします。

> > いや〜、さすがに司馬遼と塩野とでは、知名度が違うでしょ?
> > と言うか、明らかに格段の差があると思いますよ。

> ただ、自分が塩野七生を先に呼んだのでそっちが有名な気が何となくするのと、
> 司馬遼太郎の方は初めから小説家との理由で外す人が多そうだったので。
> 塩野七生はどちらかといえば『ローマ人の物語』で歴史家のような目で見ていそうな人がいると思うので。

いや〜、塩野七生を歴史家と認識する人の多くは、
司馬遼太郎さえ、歴史家と認識する人も多いと思いますよ。
下手すると、「その辺の歴史学者よりも歴史に詳しい」と認識している人も多いでしょうし。

> 海外の方に漢文ってどう説明すれば伝えやすいでしょうか?
漢文を「中国語を日本語に変換する技術だ」と説明しても、
表意文字に慣れ親しんでいない欧米人には「???」って感じで、
日本語に精通した外国人でないと、そうした意味すら解らないなんて話は、
以前、何かで読んだ記憶がありますね。
日本人が「中国語は(文法的に)英語に似ている」と発言すると、
欧米人からは「はあ!?どう考えても(同じ漢字を使う)日本語に似てるだろ」
という反応が返ってくるらしいですし(笑)。

で、「漢文」を説明する方法ですが・・・・
う〜ん、どうすれば良いんですかねえ?
「文法は違うけど、漢字は表意文字だから・・・」なんて説明では、理解してもらい難いでしょうし、
簡単な例文を用いて説明するのが、一番分かり易いんじゃないですかねえ?

例えば、「我学英語。」(wo3 xue2 ying1 yu3)という中国語文を示し、
「我=I」「学=study」「英語=English」を意味する漢字である説明します。
そのまま英語に置き換えれば「I study English.」になるので、この英文は解ってもらえると思います。
続いて、「我学英語。」を漢文風に日本語訳すると、「我は英語を学ぶ」となります。
で、漢字は表意文字であるので、例えば「英語」の読み方が、
中国語では「インユ」で、日本語では「エイゴ」と発音が違っても、
意味は同じ「イングリッシュ」なので、読む分には支障は無いと。
多少は日本語が解る人であれば、この日本語文の意味も解ってもらえるかと。
これを元に、漢文の「返り点」や「送り仮名」を説明すれば良いんじゃないですかねえ?

これでも解ってもらえなければ、「I study English.」の方を用いて、
「IはEnglishをstudyする」って感じで、ルー大柴っぽく説明してみても良いかも?
英文に返り点や送り仮名も付けて(笑)。
ピジン・イングリッシュという存在を知っている人なら、
「漢文とは中国語を、日本人に解るピジン・チャイニーズにする方法」だと説明すれば、
解ってもらえるかも知れません。

ちなみに、マンガに出てくる中国人が使う「○○アルよ」などの言葉は、
満州で使われていたピジン・ジャパニーズですね。
「協和語」などとも呼ばれています。
漢文とは逆の位置にある言語・・・って訳では無いか。(笑)
協和語に対を為すのは、所謂「兵隊シナ語」ってやつですね。
それにしても、中国語を日本語にする技術があるのなら、
日本語を中国語にする技術は無いんですかねえ?
漢文が足し算なのに比べ、その逆は引き算になりますので、無理なのかな?
そう考えると、日本語というのも結構面白いですよね。


> 南京大虐殺やら従軍慰安婦やら集団自決やらは詳しく知らないんですが。
> 集団自決とかは一部では強制していないのに強制したことになっていることもありそうと思っています。

う〜ん、あの辺の問題は・・・・
例えば、陸軍省などが正式に集団自決を命じていなくても、
現場で末端の軍人が、独断で住民に集団自決を強制していれば、
やられた側としては、「軍に集団自決を強いられた」と言って間違えではないでしょうからねえ。

「陸軍省の命令は無いから、正式には軍は関与していない」とか、
「全ての自決者が軍の強制では無いから、軍が関与したという記述は不適当」とか、
個々の事象をつぶさに検証する場合ならまだしも、
大局的な議論をする時に、そう言った小手先の議論に持ち込もうという姿勢は、
正直言って、個人的には疑問を挟まざるを得ないですね。

南京事件に関しても、被害者の数や、個々の検証は良いにしても、
それをもって「南京事件はなかった」なんて方向に持っていこうというのは・・・・
でもまあ、こういった輩が居たとしても、
全く議論できないよりは良いんでしょうけどね。
ドイツやヨーロッパなどでは、ナチスの行為の検証すら出来ない状況ですし。
ムハンマドは揶揄できても、ナチスは検証できない「欧州の自由」というのも、
正直、何だかなあ・・・って気はします。


[6646] Re11:まとめレス返信 削除
2008/6/6 (金) 10:47:32 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> > > う〜ん、でも南北の国境線が長すぎますからねえ・・・・
> > > 互いに南北分断を承認し合うような状況にでもならない限り、
> > > その長大な国境線での睨み合いも続くでしょうし、
> > > 南北共に、軍事費が大変な事になっていたと思いますよ。

> > うーん。国境は長いですが、南宋はそれでもそこそこ繁栄していたと思いますし。
> > 時代が違いすぎますけど。

> ただ南宋と金との平和も、南宋が金に対して、
> 臣下の礼を取り、金と絹を毎年贈る事で成り立っていたモノですし、
> 冷戦下の国民党と共産党とでは、そんな穏便には運ばなかったかと・・・・
> それにまず間違えなく、両国とも無理して核開発を進めたでしょうし、
> 税収は半分で、開発費は倍となれば、経済状態なんて酷かったと思いますよ。

確かにそこまで明るくはないですが、毛沢東の場合中ソ対立をやりそうな。
ソ連も蒋介石の方と仲良かったりしましたし。
というか、中国の共産党って本当の意味での共産党なんでしょうか?
労働者というよりは農民の勢力といった感じですし。

> > > なるほど。
> > > でも、やはり伝聞なんですね。

> > 確かに伝聞でした。
> > とはいえ、ほいほい会いに行くわけにもいかないですから。

> いや、別に会いに行けと言っている訳ではなく、
> そんな不確かな情報を、おおやけに書いたり発言したりするのは・・・って感じでしょうか?

すいませんでした。
この話は以後封印しておきますね。


> イラクの大量破壊兵器の件も、結局はそんなオチだったなんて話もありますし、
> 今や大臣や知事ですら、元ネタがネット・ソースのいい加減な情報を、
> 公式会見や出版物に、堂々と断定口調で披露してしまう時代ですからねえ。
> いや、でもまあ、そうした発言の気質みたいなものは、昔からあまり変化してないのかな?

いやな世の中ですが、ネットは便利ですからついつい信じてしまうのでしょう。
本に書いてあることも嘘や誤りが多いですし、ネットを見てもそこまで変わらんとか思っていたりしたら面白いですが。

> 変わったのは、それを聞いている側が、その元ネタの出所が解るケースが増えたって事で。
> ネット社会が拡大した事により、触れられる情報量が圧倒的に増え、
> 誤った情報も、正しい情報も、共に膨大に世の中を回っている時代ですし。

こんな世の中だからこそ情報の力が必要なんですが学校ではあんまり…
って私もあんまりですが。


> いや電気自動車の場合、わざわざ専門のスタンドに行かなくても大丈夫ですよ。
> 現在でも既に、家庭用コンセントから充電できる小型自動車は販売されてますし。
> 6〜10時間の充電で、100〜150kmくらい走れるらしいです。
> 値段の方も、量産体制が整えば、ガソリン車並にはなるんじゃないですかねえ?


> ただ問題なのは、充電に時間が掛かる事なんです。
> ガソリン車であれば、ガス欠になりそうでも、
> スタンドで満タンにすれば、すぐにでもまた長距離を走れますが、
> 電気自動車だと、そうは行かないんですよねえ・・・・

10時間の充電はきついですねえ。
普段は何とかなりそうですが、長距離旅行とかでは厳しいです。

> うっかり充電を忘れてガス欠になると、充電で少なくとも数十分は動けません。
> それを解決する為に、スタンドに自動車用の電池を用意する案もあるんですが、
> その電池をどうやって回収するかという問題がありますし、

回収は難しいでしょうね、近場ならまだしも、長距離の旅行の時とかなら返しに行きたくても返せないですし。
最初からバッテリーはすべてレンタルの制度にするとかどうでしょうか?

> 家庭用コンセントで気軽に充電可能だと、盗電への対策も必要となってきます。
これは問題ですよね。ケータイ程度ならまだしも、車なんてやられたひにはたまりません。


> 蓄電には、電気をそのまま貯め込む方法と、
> エネルギーを貯めて、それを電気に変換する方法の2通りがあります。
> バッテリーや電池と呼ばれるモノは、後者の方ですね。
>
> 例えば乾電池は、化学反応を起こして、そのエネルギーを電気に変換するモノで、
> 充電池は、電気を流すことで、化学反応が起こる前の状態に戻す事も出来るモノです。
> ただし、化学反応を利用する為に、使えば使うほど劣化しますし、
> 使わなくても時間経過と共に自然に放電しちゃいます。
> 一方、電気をそのまま貯め込むのにコンデンサーというのが有るんですけど、
> こちらは劣化や自然放電はしにくく、充電速度も速いんですが、
> 蓄電効率が悪く、サイズが大きくなっちゃうんですよねえ。
> 結局、身の回りでは電池の使用が多くなってしまいます。
>
> ですので、小さくても性能の良いコンデンサーを作り出すか?
> 電池の能力を今よりも向上させるか?
> そして何より、値段がモノを言って来るんでしょうね。
> 正直な話、これからどうなって行くかは解りません。
> ただ、こちらの方へ進もうという流れは確実にありますね。

有り難うございます。
どうもこういうことには疎くて。

電池の方が上がりそうな気はしますけど、
ただニュースで電池の話題が多いからそう感じているだけでしょうかね。

コンデンサーの方は紛争タンタルの問題とかありましたよね。
今はもう無いのかもしれませんが。


> 太陽光発電は、日本ではメインになる事は無いかも知れませんが、
> 「エネルギーの地産地消」って感じで、
> 補助的な電源としては、使われる可能性も高いと思います。
> 下水道で水力発電や、道路の振動で発電など、そんな事を研究している人も居ますし(笑)。
> バイオ燃料として、海藻や雑草からエネルギーを取ろうとしている人も居ます。
> この辺の事は、突っ込んでいけば、いろいろと面白い事が進行中だったりしますよ。

振動で発電の研究は聞いたことがあります。
それにしても、たしかに面白い研究ばかりです。

> 個人的にオススメなのは、タイタン領有化計画ですね!!
> タイタンの地には何と、地球の石油埋蔵量を上回るエネルギー資源が眠っています。
> って、タイタンというのは土星の周りを回る衛星なんですけどね(笑)。

そして、外惑星動乱が、とネタは置いておいて、タイタンはさすがに遠い気がします。
火星に探査機を送るのでさえ一仕事な現状を考えると、
土星圏はさすがにとおいのではないでしょうか?


> でもまあ、今は現状ではまだまだ、いろいろと大変ですけどねえ。
> ガソリンだって、ついに170円台に突入してしまいましたし、
> アメリカが国策でバイオ燃料に補助金を出し始め、食糧危機になってますし・・・・
> で、発電所での蓄電なんて、夜中の電力消費の少ない時間帯に、
> 電気を使ってダムに水を汲み上げて、昼間にそれをまた流して水力発電とかしてますし、
> 「発電」と「充電」は本当に大きいですよねえ。
> 発電や充電で画期的な方法を発見すれば、巨万の富を得られるかも?(笑)

私には無理です、文系ですので。
理系に進んだ中学のクラスメートに期待します。

そういえば、友人はみんな文系です、一人情報系に進んだ人がいますが。

> 電子社会はこれから更に加速するでしょうし、それに伴い電力消費も増えるでしょうからねえ。
> 遺伝子を弄ったり、サイボーグ化したり、情報端末と一体化したりなど、
> 人類が二足歩行を始め、脳の肥大化や言語を獲得した大変革期に続き、
> 人類の第二の大変革期が、すぐ側に来てそうな時代ですしねえ。

ぶっちゃけ変革期よりも時代の完成期に生きたい私w


> う〜ん、でも実際にそれがうまく行くかと言えば・・・・
> 産業界と大学を結びつけようと、官僚が「産官学」の連携を打ち出しても、
> それがうまく機能しているようには見えませんからねえ。

時間をかければうまくいくこともありますし、
気長に待つしかないんじゃないんでしょうか?


> ポストが増えて、金が掛かる割には、あまり成果は上がらないような気も・・・・
いやいやポストが増えることは大切ですよw

> 実際に、iPS細胞の事なんかでも、
> 第一人者である京大の山中教授が先頭に立ち、旗振り役を務めてますからねえ。
> 逆に言えば、日本の場合、それくらいの実力者が旗を振らないと、
> 何事もうまく動き出さないような気もしますが・・・・

そこら辺は何とかしないといけないことだとおもいます。


> それに、「専門分野しか解らない専門家」というのは、
> 意外と大した事がないケースも多いですしね。

それは言えてますが、専門分野じゃないのにあんまり出てきてもろくなことにならない気がします。
それを何とかなるようにするのが偉大な学者なんでしょうけど。


> いや〜、塩野七生を歴史家と認識する人の多くは、
> 司馬遼太郎さえ、歴史家と認識する人も多いと思いますよ。
> 下手すると、「その辺の歴史学者よりも歴史に詳しい」と認識している人も多いでしょうし。

いそうで怖いです。

> > 海外の方に漢文ってどう説明すれば伝えやすいでしょうか?
> 漢文を「中国語を日本語に変換する技術だ」と説明しても、
> 表意文字に慣れ親しんでいない欧米人には「???」って感じで、
> 日本語に精通した外国人でないと、そうした意味すら解らないなんて話は、
> 以前、何かで読んだ記憶がありますね。
> 日本人が「中国語は(文法的に)英語に似ている」と発言すると、
> 欧米人からは「はあ!?どう考えても(同じ漢字を使う)日本語に似てるだろ」
> という反応が返ってくるらしいですし(笑)。
>
> で、「漢文」を説明する方法ですが・・・・
> う〜ん、どうすれば良いんですかねえ?
> 「文法は違うけど、漢字は表意文字だから・・・」なんて説明では、理解してもらい難いでしょうし、
> 簡単な例文を用いて説明するのが、一番分かり易いんじゃないですかねえ?
>
> 例えば、「我学英語。」(wo3 xue2 ying1 yu3)という中国語文を示し、
> 「我=I」「学=study」「英語=English」を意味する漢字である説明します。
> そのまま英語に置き換えれば「I study English.」になるので、この英文は解ってもらえると思います。
> 続いて、「我学英語。」を漢文風に日本語訳すると、「我は英語を学ぶ」となります。
> で、漢字は表意文字であるので、例えば「英語」の読み方が、
> 中国語では「インユ」で、日本語では「エイゴ」と発音が違っても、
> 意味は同じ「イングリッシュ」なので、読む分には支障は無いと。
> 多少は日本語が解る人であれば、この日本語文の意味も解ってもらえるかと。
> これを元に、漢文の「返り点」や「送り仮名」を説明すれば良いんじゃないですかねえ?
>
> これでも解ってもらえなければ、「I study English.」の方を用いて、
> 「IはEnglishをstudyする」って感じで、ルー大柴っぽく説明してみても良いかも?
> 英文に返り点や送り仮名も付けて(笑)。
> ピジン・イングリッシュという存在を知っている人なら、
> 「漢文とは中国語を、日本人に解るピジン・チャイニーズにする方法」だと説明すれば、
> 解ってもらえるかも知れません。

わかりやすい説明有り難うございます。
これなら伝えられそうです。

> ちなみに、マンガに出てくる中国人が使う「○○アルよ」などの言葉は、
> 満州で使われていたピジン・ジャパニーズですね。
> 「協和語」などとも呼ばれています。
> 漢文とは逆の位置にある言語・・・って訳では無いか。(笑)
> 協和語に対を為すのは、所謂「兵隊シナ語」ってやつですね。
> それにしても、中国語を日本語にする技術があるのなら、
> 日本語を中国語にする技術は無いんですかねえ?
> 漢文が足し算なのに比べ、その逆は引き算になりますので、無理なのかな?
> そう考えると、日本語というのも結構面白いですよね。

知らなかったです。
ということはアルにも一定の根拠はあるんですね。

日本語から中国語は難しいと思います。

日本語が面白い関連なんですが、
外国の場合日本の文学であるような、ひらがなとカタカナと漢字の使い分けによる感じ方の違いとか、全然違うルビを振るとか、
私や余や俺のつかいわけ(中国語ならたくさんありますが、欧米の言語は国王のWEとかしかなく少ないですから)によるイメージの出し方とかはどうやっているんでしょうか?
特に翻訳物とかは大変でしょうと思います。

> > 南京大虐殺やら従軍慰安婦やら集団自決やらは詳しく知らないんですが。
> > 集団自決とかは一部では強制していないのに強制したことになっていることもありそうと思っています。

> う〜ん、あの辺の問題は・・・・
> 例えば、陸軍省などが正式に集団自決を命じていなくても、
> 現場で末端の軍人が、独断で住民に集団自決を強制していれば、
> やられた側としては、「軍に集団自決を強いられた」と言って間違えではないでしょうからねえ。
> 「陸軍省の命令は無いから、正式には軍は関与していない」とか、
> 「全ての自決者が軍の強制では無いから、軍が関与したという記述は不適当」とか、
> 個々の事象をつぶさに検証する場合ならまだしも、
> 大局的な議論をする時に、そう言った小手先の議論に持ち込もうという姿勢は、
> 正直言って、個人的には疑問を挟まざるを得ないですね。

私もそうは思うんですが、俺は命令を出していないのに濡れ衣だ、
とか言う人やそういう方の子孫がかわいそうかなあという思いもありまして。

> 南京事件に関しても、被害者の数や、個々の検証は良いにしても、
> それをもって「南京事件はなかった」なんて方向に持っていこうというのは・・・・
> でもまあ、こういった輩が居たとしても、
> 全く議論できないよりは良いんでしょうけどね。
> ドイツやヨーロッパなどでは、ナチスの行為の検証すら出来ない状況ですし。
> ムハンマドは揶揄できても、ナチスは検証できない「欧州の自由」というのも、
> 正直、何だかなあ・・・って気はします。

たしかに。

こういうのは、時代が解決するのを待つしかないんじゃないでしょうか?
近現代の欧米・イスラエルの侵略を云々言う方がいても、
昔のイスラムやモンゴルについてはあんまり悪く言わなかったり評価したりする動きがあるように。


[6651] Re12:まとめレス返信 削除
2008/6/7 (土) 12:50:05 徳翁導誉

> > それにまず間違えなく、両国とも無理して核開発を進めたでしょうし、
> > 税収は半分で、開発費は倍となれば、経済状態なんて酷かったと思いますよ。

> 確かにそこまで明るくはないですが、毛沢東の場合中ソ対立をやりそうな。
> ソ連も蒋介石の方と仲良かったりしましたし。

中国が南北に二分していたら、さすがにソ連と対立なんてやってる余裕はなかったと思いますよ。
それと、蒋介石とソ連は仲が良かったと言うよりも、
まさか中国共産党がここまで出てくるなんて、
予想だにしてなかったからこそというのが実際でしょうし。
北半分の共産中国でしたら、それこそソ連にとって理想的な存在だったのでは?

って、こんな話をしている本当の所は、
現代の時代に「南北朝」というシチュエーションは、
少し燃える(萌える?)なあと思っているだけなんですよね(笑)。
いっそ、北で勢力を拡大した毛沢東の共産党政権(魏)、
四川盆地に立て籠もったままの蒋介石の国民党重慶政権(蜀)、
そして汪兆銘の国民党南京政権(呉)と、三勢力がそのまま固定化されていたら、
現代版「三国志」の実現となり、こちらの方がより一層燃えたかな?

不謹慎ではあるものの、現代の兵器や技術、そして国際情勢の中での三国志は、
本家に勝るとも劣らない、壮絶なドラマになると思いますよ。
魏にはソ連、蜀には英米、呉には日本が付いてますし。
この状態なら、チベットもウイグルも独立しているでしょうし、
版図的には、まさに三国志そのものかと。
さしずめ、満州は遼東の公孫氏、香港は交州の士氏ですかねえ?(笑)
日本が第二次大戦に参戦しなければ、こうなる可能性もあったかも?

> というか、中国の共産党って本当の意味での共産党なんでしょうか?
そもそも、未だかつてこの地球上に、
「本当の意味での共産党」なるモノが、存在した事なんてあったんでしょうか?(笑)
確かに毛沢東にとっての共産主義とは、権力を握る為の道具だったのでしょうが、
それはスターリンも、ある程度同じ事でしょうしねえ。
それにしても、中国の「人民公社」が、
核戦争を見据えてのモノだったというのは、本当の話なんですかねえ?
ただ、「核戦争になれば共産陣営が勝つ」という毛沢東の見立ては、
あながち間違ってなかったようにも思います。

> > > > なるほど。
> > > > でも、やはり伝聞なんですね。

> > > 確かに伝聞でした。
> > > とはいえ、ほいほい会いに行くわけにもいかないですから。

> > いや、別に会いに行けと言っている訳ではなく、
> > そんな不確かな情報を、おおやけに書いたり発言したりするのは・・・って感じでしょうか?

> すいませんでした。
> この話は以後封印しておきますね。

いや、もし勘違いさせてしまったのなら申し訳ないのですが、
「不確かな情報をおおやけに」云々というのは、雑誌での著者に対してですよ。
実際にその本文を読んでいませんので、何とも言えないんですが、
「トルコとは何か」という題材に於いて、
裏取りもせずに記載するのは如何なものか?という意味です。
出版物というのは、世間話やネットとは比較にならない程、公共性を帯びているモノですし。
で、ネットの掲示板で話題として持ち出す分には、別に問題ないかと(笑)。

> > イラクの大量破壊兵器の件も、結局はそんなオチだったなんて話もありますし、
> > 今や大臣や知事ですら、元ネタがネット・ソースのいい加減な情報を、
> > 公式会見や出版物に、堂々と断定口調で披露してしまう時代ですからねえ。
> > いや、でもまあ、そうした発言の気質みたいなものは、昔からあまり変化してないのかな?

> いやな世の中ですが、ネットは便利ですからついつい信じてしまうのでしょう。

情報量が莫大に増えて、その取捨選択が大変になった面はありますが、
基本的には、得られる情報量が増える事はプラスだと思います。
ですので、別に「嫌な世の中」って訳でも無いかと?(笑)

> 本に書いてあることも嘘や誤りが多いですし、ネットを見てもそこまで変わらんとか思っていたりしたら面白いですが。
でもやはり、出版物とネットとでは公共性が違いますからねえ。
書店や図書館に置かれ、ネットみたいに修正や撤去が簡単ではないからこそ、
著者はその著作に対して、それ相応の責任が課せられます。
だからこそ、前述のトルコの話にもなる訳ですね。
そして、そうした著作責任という重みを持つからこそ、
出版物はネットと違い、引用元としての信頼度が異なってくる訳です。


> > いや電気自動車の場合、わざわざ専門のスタンドに行かなくても大丈夫ですよ。
> > 現在でも既に、家庭用コンセントから充電できる小型自動車は販売されてますし。
> > 6〜10時間の充電で、100〜150kmくらい走れるらしいです。

> 10時間の充電はきついですねえ。
> 普段は何とかなりそうですが、長距離旅行とかでは厳しいです。

でもまあ10時間掛かるというのは、家庭用コンセントからの低電圧電源だからであり、
専用の高電圧電源なら、1時間未満で満タンに出来るらしいですけどね。
って、これでも長いですけど・・・・

> > うっかり充電を忘れてガス欠になると、充電で少なくとも数十分は動けません。
> > それを解決する為に、スタンドに自動車用の電池を用意する案もあるんですが、
> > その電池をどうやって回収するかという問題がありますし、

> 回収は難しいでしょうね、近場ならまだしも、長距離の旅行の時とかなら返しに行きたくても返せないですし。
> 最初からバッテリーはすべてレンタルの制度にするとかどうでしょうか?

いや、もちろん、現在提案されているのはレンタル方式ですよ。
さすがに、借りたスタンドへ返しに行く方式ではないです(笑)。

少し話は逸れますけど、そう言えば、
値段が30万円しない「ナノ」という格安車を発表したり、
ジャガーやランドローバーを買収したりしたインドの自動車メーカー・タタが、
今度は「ワンキャット」という圧縮空気で走る自動車を作るんだとか言ってますね。
最近のガソリン価格の高騰と、エコ・ブームにより、
アメリカでの販売台数は、日本車がアメリカ車を抜きそうな勢いですが、
以前話題に上がった東アジア共同体(FTA圏)が完成でもすれば、
今度は日本での販売台数が、インド車に抜かれるなんて事態も有り得るかも・・・・

今や、時代は「エコ」ですし。
それにしても、温暖だった6000年前の海岸線を見ますと、
縄文人は、かなりの高炭素社会だったんでしょうね(笑)。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/special/img/163_zu02a.jpg

> 電池の方が上がりそうな気はしますけど、
> ただニュースで電池の話題が多いからそう感じているだけでしょうかね。

まあ、現在では用途次第ですね。
大きさにさえ目をつぶれば、コンデンサーも性能は高いですし。
例えば電車などでは、ブレーキを掛ける時にそのエネルギーで発電し、
駅に設置された巨大コンデンサーに充電。
そして発車時に、その電気を用いるって方式も出てきてますからねえ。
それと最近では、電気を貯めるのに「炭」を用いているとか聞きますね。


> > 個人的にオススメなのは、タイタン領有化計画ですね!!
> > タイタンの地には何と、地球の石油埋蔵量を上回るエネルギー資源が眠っています。
> > って、タイタンというのは土星の周りを回る衛星なんですけどね(笑)。

> そして、外惑星動乱が、とネタは置いておいて、タイタンはさすがに遠い気がします。
> 火星に探査機を送るのでさえ一仕事な現状を考えると、
> 土星圏はさすがにとおいのではないでしょうか?

いや、もちろん真面目に検討されている訳ではないですよ(笑)。
そもそも、タイタンから燃料資源を持ってくるだけの技術力があれば、
そんな炭素燃料なんかには頼ってないでしょうし。

> > 遺伝子を弄ったり、サイボーグ化したり、情報端末と一体化したりなど、
> > 人類が二足歩行を始め、脳の肥大化や言語を獲得した大変革期に続き、
> > 人類の第二の大変革期が、すぐ側に来てそうな時代ですしねえ。

> ぶっちゃけ変革期よりも時代の完成期に生きたい私w

その変革期がいつ来るかは解りませんが、
生きている内に到来すれば、置いていかれる世代になっちゃいますよ(笑)。
とは言え、その大転換の起爆装置が恐らく戦争である事を考えると・・・・
せめて、米中冷戦くらいで収まる事を願いましょうか?(笑)
でもまあ個人的には、変革期を見ずに死ぬなら、見て死にたいですね。
次元は違いますけど、東京オリンピックや日本単独開催のW杯なんかも。
って、再び「戦後再興」を訴えるオリンピックになったりして・・・・
2016年は地ならしで、本命は2020年での東京開催なんて話を聞くと、
まさにAKIRAの世界観になっちゃいますし(笑)。

> > それに、「専門分野しか解らない専門家」というのは、
> > 意外と大した事がないケースも多いですしね。

> それは言えてますが、専門分野じゃないのにあんまり出てきてもろくなことにならない気がします。

それを言い出したら、繋ぐ役専門の人の方こそ、
そんな事になっちゃいませんか?
繋ぐ役を用意して、そこを中心にハブ状にリンクするよりも、
個々がそれぞれ繋がり、ウェブ状にリンクする方が良くないですかねえ?
いや、まあ別に、前者の全てを否定する訳では無いですけど。


> > いや〜、塩野七生を歴史家と認識する人の多くは、
> > 司馬遼太郎さえ、歴史家と認識する人も多いと思いますよ。
> > 下手すると、「その辺の歴史学者よりも歴史に詳しい」と認識している人も多いでしょうし。

> いそうで怖いです。

「居そうで怖い」と言いますか、現実はそういう人の方が多いのが実状かと・・・・
そもそも一般的な読者は、歴史小説と歴史書の区別なんてしないでしょうし、
だからこそ、「司馬史観」なんて言葉が生まれて来るんだと思います。
財界人や政治家にも、司馬作品をバイブルとして崇める人は多いですからねえ。
小渕首相が「もしも司馬さんが存命だったら、教育改革を任せたかった」とか発言してましたし。
累計2億部を越える国民的歴史作家の影響力は、想像以上に大きいモノかと。

> > ちなみに、マンガに出てくる中国人が使う「○○アルよ」などの言葉は、
> > 満州で使われていたピジン・ジャパニーズですね。
> > 「協和語」などとも呼ばれています。

> 知らなかったです。
> ということはアルにも一定の根拠はあるんですね。

もしも現代まで、満州国が存続し続けていれば、
今頃、協和語が満州国の公用語になっていたかも?(笑)
と言うか、満州国が存続していれば、大日本帝国も存続しているんでしょうけど、
一体どんな日本になってるんでしょうかねえ?

> 外国の場合日本の文学であるような、ひらがなとカタカナと漢字の使い分けによる感じ方の違いとか、全然違うルビを振るとか、
> 私や余や俺のつかいわけ(中国語ならたくさんありますが、欧米の言語は国王のWEとかしかなく少ないですから)によるイメージの出し方とかはどうやっているんでしょうか?
> 特に翻訳物とかは大変でしょうと思います。

海外でアニメが「教育上、よろしくない」と言われやすいのも、
「やっつける」も、「ぶっ倒す」も、「殺してやる」も、
全て同じく「kill」で訳されているから・・・なんて話を聞いた事がありますね。
いや、実際にどうかは知りませんけど。


> > > 南京大虐殺やら従軍慰安婦やら集団自決やらは詳しく知らないんですが。
> > > 集団自決とかは一部では強制していないのに強制したことになっていることもありそうと思っています。

> > 個々の事象をつぶさに検証する場合ならまだしも、
> > 大局的な議論をする時に、そう言った小手先の議論に持ち込もうという姿勢は、
> > 正直言って、個人的には疑問を挟まざるを得ないですね。

> 私もそうは思うんですが、俺は命令を出していないのに濡れ衣だ、
> とか言う人やそういう方の子孫がかわいそうかなあという思いもありまして。

例えば、「百人斬り」裁判のように、
実名を出されて、それを事実無根だと訴える事は十分に理解できるんです。
そういった事であれば、大いに訴えて然るべきだと思います。
しかしこれは、前述で言うなら、あくまで「個々の事象の検証」の範疇であり、
これを以て、「百人斬りは事実無根だから、南京事件も無かった」といった感じに、
意図的に大局の議論とごちゃ混ぜにし、本題を有耶無耶にしようとする動きが嫌なんです。

> > ドイツやヨーロッパなどでは、ナチスの行為の検証すら出来ない状況ですし。
> > ムハンマドは揶揄できても、ナチスは検証できない「欧州の自由」というのも、
> > 正直、何だかなあ・・・って気はします。

> こういうのは、時代が解決するのを待つしかないんじゃないでしょうか?

う〜ん、どうなんでしょうかねえ?
例えば十字軍なんて1000年近く昔のことですが、未だに言われたりしますし、
イスラエル建国なんて、離散から2000年近く経っての事ですから。
時間の経過と共に、歴史の中へと風化していくと言うよりも、
その時々の現状に合わせて、歴史が引き出されているという方が、実体に近いような気もします。


[6689] Re13:まとめレス返信 削除
2008/6/9 (月) 23:52:47 ルーキウス

また、レポートが出されました。
さすがに二回生になるとレポートがかなり増えるようでしんどいです。


▼ 徳翁導誉さん
> 中国が南北に二分していたら、さすがにソ連と対立なんてやってる余裕はなかったと思いますよ。
> それと、蒋介石とソ連は仲が良かったと言うよりも、
> まさか中国共産党がここまで出てくるなんて、
> 予想だにしてなかったからこそというのが実際でしょうし。
> 北半分の共産中国でしたら、それこそソ連にとって理想的な存在だったのでは?

言われてみれば、
思想的に近く、適度に強く、対立国の関係上自国の保護を必要とする。
最高の国ですね。


> って、こんな話をしている本当の所は、
> 現代の時代に「南北朝」というシチュエーションは、
> 少し燃える(萌える?)なあと思っているだけなんですよね(笑)。
> いっそ、北で勢力を拡大した毛沢東の共産党政権(魏)、
> 四川盆地に立て籠もったままの蒋介石の国民党重慶政権(蜀)、
> そして汪兆銘の国民党南京政権(呉)と、三勢力がそのまま固定化されていたら、
> 現代版「三国志」の実現となり、こちらの方がより一層燃えたかな?
>
> 不謹慎ではあるものの、現代の兵器や技術、そして国際情勢の中での三国志は、
> 本家に勝るとも劣らない、壮絶なドラマになると思いますよ。
> 魏にはソ連、蜀には英米、呉には日本が付いてますし。
> この状態なら、チベットもウイグルも独立しているでしょうし、
> 版図的には、まさに三国志そのものかと。
> さしずめ、満州は遼東の公孫氏、香港は交州の士氏ですかねえ?(笑)
> 日本が第二次大戦に参戦しなければ、こうなる可能性もあったかも?

確かにこっちのが面白いです。
中国人にとって良いかはともかく。

援蒋ルートが整備されるにつれ、蜀が国力で押しそうですね。
そして、それは将来のアジアの交通においても役立つ(かも)


> > というか、中国の共産党って本当の意味での共産党なんでしょうか?
> そもそも、未だかつてこの地球上に、
> 「本当の意味での共産党」なるモノが、存在した事なんてあったんでしょうか?(笑)

ううん。無いですw


> それにしても、中国の「人民公社」が、
> 核戦争を見据えてのモノだったというのは、本当の話なんですかねえ?
> ただ、「核戦争になれば共産陣営が勝つ」という毛沢東の見立ては、
> あながち間違ってなかったようにも思います。

ううん。微妙なところとは思いますけど…
勝利の定義次第では勝ちなんでしょうか。
個人的には双方が消耗すればそれは勝ちとは言えないと思います。
共産OR資本しかなければ消耗しても勝ちといえるでしょうけど…
意外と宗教が広まりそうな気がします。


> いや、もし勘違いさせてしまったのなら申し訳ないのですが、
> 「不確かな情報をおおやけに」云々というのは、雑誌での著者に対してですよ。
> 実際にその本文を読んでいませんので、何とも言えないんですが、
> 「トルコとは何か」という題材に於いて、
> 裏取りもせずに記載するのは如何なものか?という意味です。
> 出版物というのは、世間話やネットとは比較にならない程、公共性を帯びているモノですし。
> で、ネットの掲示板で話題として持ち出す分には、別に問題ないかと(笑)。

いや、うっかり勘違いしていました。

> > > イラクの大量破壊兵器の件も、結局はそんなオチだったなんて話もありますし、
> > > 今や大臣や知事ですら、元ネタがネット・ソースのいい加減な情報を、
> > > 公式会見や出版物に、堂々と断定口調で披露してしまう時代ですからねえ。
> > > いや、でもまあ、そうした発言の気質みたいなものは、昔からあまり変化してないのかな?

> > いやな世の中ですが、ネットは便利ですからついつい信じてしまうのでしょう。

> 情報量が莫大に増えて、その取捨選択が大変になった面はありますが、
> 基本的には、得られる情報量が増える事はプラスだと思います。
> ですので、別に「嫌な世の中」って訳でも無いかと?(笑)

いやな世の中というのは、上層の人々の知的水準に関してですよ。


> > 本に書いてあることも嘘や誤りが多いですし、ネットを見てもそこまで変わらんとか思っていたりしたら面白いですが。
> でもやはり、出版物とネットとでは公共性が違いますからねえ。
> 書店や図書館に置かれ、ネットみたいに修正や撤去が簡単ではないからこそ、
> 著者はその著作に対して、それ相応の責任が課せられます。
> だからこそ、前述のトルコの話にもなる訳ですね。
> そして、そうした著作責任という重みを持つからこそ、
> 出版物はネットと違い、引用元としての信頼度が異なってくる訳です。

確かにそうですね。

話はそれますが、パソゲでバグが多いのは、コンシュマーと比べて後から修正できるからでしょうかね?


> でもまあ10時間掛かるというのは、家庭用コンセントからの低電圧電源だからであり、
> 専用の高電圧電源なら、1時間未満で満タンに出来るらしいですけどね。
> って、これでも長いですけど・・・・

先にケータイが10倍の速度で充電できるようになってほしいw

> > > うっかり充電を忘れてガス欠になると、充電で少なくとも数十分は動けません。
> > > それを解決する為に、スタンドに自動車用の電池を用意する案もあるんですが、
> > > その電池をどうやって回収するかという問題がありますし、

> > 回収は難しいでしょうね、近場ならまだしも、長距離の旅行の時とかなら返しに行きたくても返せないですし。
> > 最初からバッテリーはすべてレンタルの制度にするとかどうでしょうか?

> いや、もちろん、現在提案されているのはレンタル方式ですよ。
> さすがに、借りたスタンドへ返しに行く方式ではないです(笑)。

普通に考えればそうですした。

> 少し話は逸れますけど、そう言えば、
> 値段が30万円しない「ナノ」という格安車を発表したり、
> ジャガーやランドローバーを買収したりしたインドの自動車メーカー・タタが、
> 今度は「ワンキャット」という圧縮空気で走る自動車を作るんだとか言ってますね。
> 最近のガソリン価格の高騰と、エコ・ブームにより、
> アメリカでの販売台数は、日本車がアメリカ車を抜きそうな勢いですが、
> 以前話題に上がった東アジア共同体(FTA圏)が完成でもすれば、
> 今度は日本での販売台数が、インド車に抜かれるなんて事態も有り得るかも・・・・

うーん。
アジア製品には安かろう悪かろうのイメージがついて回りますので(韓国や台湾製ですら)、
抜かれることはないような気がします。
それでも高い買い物ですし。


> 今や、時代は「エコ」ですし。
> それにしても、温暖だった6000年前の海岸線を見ますと、
> 縄文人は、かなりの高炭素社会だったんでしょうね(笑)。
> http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/special/img/163_zu02a.jpg

昔ってすごいですw

そう考えればいま一部の陸地が沈むのも、そういうもって気がしてきます。
そこに住んでいる方にとっては大問題ですけど。

> 例えば電車などでは、ブレーキを掛ける時にそのエネルギーで発電し、
> 駅に設置された巨大コンデンサーに充電。
> そして発車時に、その電気を用いるって方式も出てきてますからねえ。

技術は進んでますねえ。いろいろ見ておかないと取り残されそうです。

> それと最近では、電気を貯めるのに「炭」を用いているとか聞きますね。
炭で蓄電できるんですねえ。

そういえば木炭の電池とかの実験とか昔やりました


> いや、もちろん真面目に検討されている訳ではないですよ(笑)。
> そもそも、タイタンから燃料資源を持ってくるだけの技術力があれば、
> そんな炭素燃料なんかには頼ってないでしょうし。

うーん。航空宇宙軍史の影響ですw

> > > 遺伝子を弄ったり、サイボーグ化したり、情報端末と一体化したりなど、
> > > 人類が二足歩行を始め、脳の肥大化や言語を獲得した大変革期に続き、
> > > 人類の第二の大変革期が、すぐ側に来てそうな時代ですしねえ。

> > ぶっちゃけ変革期よりも時代の完成期に生きたい私w

> その変革期がいつ来るかは解りませんが、
> 生きている内に到来すれば、置いていかれる世代になっちゃいますよ(笑)。
> とは言え、その大転換の起爆装置が恐らく戦争である事を考えると・・・・
> せめて、米中冷戦くらいで収まる事を願いましょうか?(笑)

位置的にそれでも日本はあんまり良い役回りが回ってこないですw
どうせなら、EU対アメリカとかが日本が巻き込まれにくそうでよいかと。
おこらないでしょうし、そっちにアメリカがかかりきりになれば中国が動くでしょうけど。


> > > それに、「専門分野しか解らない専門家」というのは、
> > > 意外と大した事がないケースも多いですしね。

> > それは言えてますが、専門分野じゃないのにあんまり出てきてもろくなことにならない気がします。

> それを言い出したら、繋ぐ役専門の人の方こそ、
> そんな事になっちゃいませんか?
> 繋ぐ役を用意して、そこを中心にハブ状にリンクするよりも、
> 個々がそれぞれ繋がり、ウェブ状にリンクする方が良くないですかねえ?
> いや、まあ別に、前者の全てを否定する訳では無いですけど。

どうなんでしょうね。
私は旧時代的なのでどうしても中心がいる方が落ち着くたちなので。


> 「居そうで怖い」と言いますか、現実はそういう人の方が多いのが実状かと・・・・
> そもそも一般的な読者は、歴史小説と歴史書の区別なんてしないでしょうし、
> だからこそ、「司馬史観」なんて言葉が生まれて来るんだと思います。
> 財界人や政治家にも、司馬作品をバイブルとして崇める人は多いですからねえ。
> 小渕首相が「もしも司馬さんが存命だったら、教育改革を任せたかった」とか発言してましたし。
> 累計2億部を越える国民的歴史作家の影響力は、想像以上に大きいモノかと。

言われてみれば小説家の影響力は大きいですね。
歴史家の本よりわかりやすいから受けるんでしょうけど、
わかりやすいというとこに罠があるのに。


> もしも現代まで、満州国が存続し続けていれば、
> 今頃、協和語が満州国の公用語になっていたかも?(笑)
> と言うか、満州国が存続していれば、大日本帝国も存続しているんでしょうけど、
> 一体どんな日本になってるんでしょうかねえ?

すくなくとも、オタク文化はないですね。
私にとってそれがないのは厳しいですが、もう片方の戦史研究は(機密にふれるところでない限り)しやすそうです。


> 海外でアニメが「教育上、よろしくない」と言われやすいのも、
> 「やっつける」も、「ぶっ倒す」も、「殺してやる」も、
> 全て同じく「kill」で訳されているから・・・なんて話を聞いた事がありますね。
> いや、実際にどうかは知りませんけど。

海外版なんて見る機会がないですからねえ。

少なくともスクールデイズは教育上よろしくないですよw


>> 例えば、「百人斬り」裁判のように、
> 実名を出されて、それを事実無根だと訴える事は十分に理解できるんです。
> そういった事であれば、大いに訴えて然るべきだと思います。
> しかしこれは、前述で言うなら、あくまで「個々の事象の検証」の範疇であり、
> これを以て、「百人斬りは事実無根だから、南京事件も無かった」といった感じに、
> 意図的に大局の議論とごちゃ混ぜにし、本題を有耶無耶にしようとする動きが嫌なんです。

人によってはそれを真に受けるか違いますからねえ。
左の言うことにしろ右の言うことにしろ。

そういう方がいる限りそういうこそくな手段はなくなら会と思います。


> > こういうのは、時代が解決するのを待つしかないんじゃないでしょうか?
> う〜ん、どうなんでしょうかねえ?
> 例えば十字軍なんて1000年近く昔のことですが、未だに言われたりしますし、
> イスラエル建国なんて、離散から2000年近く経っての事ですから。
> 時間の経過と共に、歴史の中へと風化していくと言うよりも、
> その時々の現状に合わせて、歴史が引き出されているという方が、実体に近いような気もします。

そうですねえ。
ヨーロッパの人が今はおとなしい(ちょっと違うか、むしろ余裕があるから?)から再評価していくだけでしょうか?


[6694] Re14:まとめレス返信 削除
2008/6/11 (水) 13:20:15 物秦

> ▼ 徳翁導誉さん
> > 中国が南北に二分していたら、さすがにソ連と対立なんてやってる余裕はなかったと思いますよ。
> > それと、蒋介石とソ連は仲が良かったと言うよりも、
> > まさか中国共産党がここまで出てくるなんて、
> > 予想だにしてなかったからこそというのが実際でしょうし。
> > 北半分の共産中国でしたら、それこそソ連にとって理想的な存在だったのでは?

> 言われてみれば、
> 思想的に近く、適度に強く、対立国の関係上自国の保護を必要とする。
> 最高の国ですね。


但しベトナム戦争の代わりに国共戦争が泥沼化&ベトナム以上の戦死者が予想されます。
下手すると朝鮮問題と絡まって第二次大東亜戦争・・・

> > もしも現代まで、満州国が存続し続けていれば、
> > 今頃、協和語が満州国の公用語になっていたかも?(笑)
> > と言うか、満州国が存続していれば、大日本帝国も存続しているんでしょうけど、
> > 一体どんな日本になってるんでしょうかねえ?

> すくなくとも、オタク文化はないですね。
> 私にとってそれがないのは厳しいですが、もう片方の戦史研究は(機密にふれるところでない限り)しやすそうです。


私見ですがどこの世にも収集家は居りますので、「燃え」と「萌え」のバランスが代わっただけで似た状況が起きるかと。
ヤマトやガンダム辺りは国が援助しそう・・・

> >> 例えば、「百人斬り」裁判のように、
> > 実名を出されて、それを事実無根だと訴える事は十分に理解できるんです。
> > そういった事であれば、大いに訴えて然るべきだと思います。
> > しかしこれは、前述で言うなら、あくまで「個々の事象の検証」の範疇であり、
> > これを以て、「百人斬りは事実無根だから、南京事件も無かった」といった感じに、
> > 意図的に大局の議論とごちゃ混ぜにし、本題を有耶無耶にしようとする動きが嫌なんです。

> 人によってはそれを真に受けるか違いますからねえ。
> 左の言うことにしろ右の言うことにしろ。
>
> そういう方がいる限りそういうこそくな手段はなくなら会と思います。


法螺吹きと扇動屋は何時の時代にもいますので・・・

> > > こういうのは、時代が解決するのを待つしかないんじゃないでしょうか?
> > う〜ん、どうなんでしょうかねえ?
> > 例えば十字軍なんて1000年近く昔のことですが、未だに言われたりしますし、
> > イスラエル建国なんて、離散から2000年近く経っての事ですから。
> > 時間の経過と共に、歴史の中へと風化していくと言うよりも、
> > その時々の現状に合わせて、歴史が引き出されているという方が、実体に近いような気もします。

> そうですねえ。
> ヨーロッパの人が今はおとなしい(ちょっと違うか、むしろ余裕があるから?)から再評価していくだけでしょうか?


歴史は大方美化されて伝わりますので・・・・
唯暗黒面は忘れますが。


[6697] Re15:まとめレス返信 削除
2008/6/11 (水) 19:53:38 徳翁導誉

> > 北半分の共産中国でしたら、それこそソ連にとって理想的な存在だったのでは?
> 言われてみれば、
> 思想的に近く、適度に強く、対立国の関係上自国の保護を必要とする。
> 最高の国ですね。

東の「北中国」と、西の「東ドイツ」。
まさにソ連の両翼になっていた訳ですね(笑)。
東トルキスタンも、「第二のモンゴル」になってたかも知れませんし。

> > いっそ、北で勢力を拡大した毛沢東の共産党政権(魏)、
> > 四川盆地に立て籠もったままの蒋介石の国民党重慶政権(蜀)、
> > そして汪兆銘の国民党南京政権(呉)と、三勢力がそのまま固定化されていたら、
> > 現代版「三国志」の実現となり、こちらの方がより一層燃えたかな?

> 確かにこっちのが面白いです。
> 中国人にとって良いかはともかく。
> 援蒋ルートが整備されるにつれ、蜀が国力で押しそうですね。
> そして、それは将来のアジアの交通においても役立つ(かも)

援蒋ルートを固める為の「南征」と、
毛沢東を討つ為に秦嶺山脈を越える「北伐」。
それこそ蒋介石は、諸葛亮の再来となる訳ですね(笑)。
そして孫権が夷州・亶州に手を伸ばしたように、汪兆銘は日本に援助の手を求めると。
で、三国が争い消耗した所で、北方の異民族ことソ連が南下し・・・って、
何だか本当に有り得そうなシナリオですね(笑)。
結構、シミュレーション小説の題材としては面白いかも?
少なくとも、直木賞作家・志茂田景樹の「孔明の艦隊」よりはマシな内容になるかと(笑)。
http://homepage2.nifty.com/muraji/esekakuu/koumei.htm

> > それにしても、中国の「人民公社」が、
> > 核戦争を見据えてのモノだったというのは、本当の話なんですかねえ?
> > ただ、「核戦争になれば共産陣営が勝つ」という毛沢東の見立ては、
> > あながち間違ってなかったようにも思います。

> 勝利の定義次第では勝ちなんでしょうか。
> 個人的には双方が消耗すればそれは勝ちとは言えないと思います。

消耗戦に強いのが共産主義であり、
そこで強みを発揮するのが、人民公社だという事なんだと思います。


> > > > 今や大臣や知事ですら、元ネタがネット・ソースのいい加減な情報を、
> > > > 公式会見や出版物に、堂々と断定口調で披露してしまう時代ですからねえ。
> > > > いや、でもまあ、そうした発言の気質みたいなものは、昔からあまり変化してないのかな?

> > > いやな世の中ですが、ネットは便利ですからついつい信じてしまうのでしょう。

> > 情報量が莫大に増えて、その取捨選択が大変になった面はありますが、
> > 基本的には、得られる情報量が増える事はプラスだと思います。
> > ですので、別に「嫌な世の中」って訳でも無いかと?(笑)

> いやな世の中というのは、上層の人々の知的水準に関してですよ。

あっ、いや一応、そう言う事を含めての発言です。
政治家は国民のレベルを写す鏡であり、
時代変化によって環境が変わっただけで、レベルそのものは大して変化がない。
だったら、触れられる情報は少ないよりも多い方がマシなのでは?って意味です。

> 話はそれますが、パソゲでバグが多いのは、コンシュマーと比べて後から修正できるからでしょうかね?
そうだと思いますよ。
それと、制作予算が少ないという事もあろうかと。
後はまあ、PCゲームはユーザー数も少ないですし、
そう言った人たちは、基本的にバグに対して寛大ですからねえ。
同じゲーマーであっても、文化が違うんだと思いますよ。
コンシュマー派の中でも、PS派、任天堂派、X-BOX派で、それぞれ違うでしょうし。
そう言えば、かなり前に、「魏:PS」「呉:任天堂」「蜀:セガ」の勢力争いを、
カノッサの屈辱風に三国志に見立てて、余所の掲示板に書いた事がありましたねえ・・・・
って、テレビ番組の「カノッサの屈辱」というのは御存知無いですよねえ?

> > でもまあ10時間掛かるというのは、家庭用コンセントからの低電圧電源だからであり、
> > 専用の高電圧電源なら、1時間未満で満タンに出来るらしいですけどね。

> 先にケータイが10倍の速度で充電できるようになってほしいw

う〜ん、家庭用の電源からでは難しいかも?
家庭用コンセントは、そんなに電圧が高くないですからねえ。
駅やコンビニ、自販機などで、専門的に充電できるようにする事も可能でしょうけど、
それはそれで、手軽に充電できなくて面倒ですし・・・・

いっその事、「原子力携帯」とかどうですか?
「電池交換は数十年不要!!」
「携帯の回収率も飛躍的にアップ!!」
何たって、プルトニウム内蔵なので気軽に捨てられませんからねえ(笑)。
・・・と、冗談のように書いてはいますけど、本当に研究している人が居るんですよねえ。
実を言いますと、宇宙開発や軍事利用で使われるのみでなく、
体内埋め込み型の心臓ペースメーカーなどには、既に使用された例があります。
寿命が数十年ですので、電池交換の度に手術する必要がない為です。
ただ、電源にプルトニウムを使うので、日本などの国々では使用を禁じられています。
ペースメーカーですから駄目なんですから、原子力携帯なんて出ても、
核アレルギーが強い日本では、絶対に販売禁止でしょうね。
いや、書いてる私ですら、出回って欲しくはないですし(笑)。

原子力電池が駄目となると、無線で常時充電って形になりますかねえ?
アンテナと通信データのやり取りを行うと同時に、
アンテナから照射されるマイクロ波を受け取り、充電するって形で。
実際、前に話題に挙がった電気自動車でも、この方法は検討されていたりします。
その他にも、宇宙空間へ太陽光発電を行う人工衛星を打ち上げ、
そこから発電される電気を、をマイクロ波で地球へ送るとかいう案もあるそうです。
核融合が実現すれば、月面のヘリウム3を用いた核融合発電所から送電を・・・なんて事も(笑)。
って、この辺はまだまだ先の話かな?
これが実現する頃には、高速充電技術の方がもっと進歩してそうですし。

> > 以前話題に上がった東アジア共同体(FTA圏)が完成でもすれば、
> > 今度は日本での販売台数が、インド車に抜かれるなんて事態も有り得るかも・・・・

> アジア製品には安かろう悪かろうのイメージがついて回りますので(韓国や台湾製ですら)、
> 抜かれることはないような気がします。

とは言っても、以前は日本車もそういった目で見られていましたし、
車では無いにしても、韓国製や台湾製の家電やPCが出回り、
中国やベトナムなどの商品がここまで幅を利かすなど、十数年前から見れば想像もつかなかった程です。
5年先ならまだしも、20年先くらいの話であれば、全く判りませんよ。
経済格差が更に広がれば、品質以上に安さが最重要視されるでしょうし。


> > それにしても、温暖だった6000年前の海岸線を見ますと、
> > 縄文人は、かなりの高炭素社会だったんでしょうね(笑)。
> > http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/special/img/163_zu02a.jpg

> 昔ってすごいですw

で、これの更に2000〜3000年前には、日本は大陸と地続きで、
大陸から歩いて人が渡ってきた訳ですからねえ。
2000年くらいの間に確か、海面は20mくらい上昇してるんじゃないでしょうか?
平均すれば100年で1mの海面上昇です。
ちなみに20世紀の100年では、10cmくらい海面が上昇したと言われています。
つまりは、今の時代とは比べモノにならない程の地球温暖化時代だった訳です。

最近、NHKや民放でやたらと「地球温暖化」を訴える番組が目に付いて、
まあ、「自然に優しい暮らしをしよう」と言うのには大いに賛成なんですが、
変に恐怖感を煽ったり、不確定な情報を断定口調で発信したりと、
さすがにこれは、問題あるんじゃないかと感じ始めている所です。
冷戦期、核の脅威を大袈裟に吹聴したのは、主に核戦争を抑止する面がありましたが、
現在の二酸化炭素排出による地球温暖化の場合は、主に経済と結び付いてますからねえ。
「排出権取引」なんて、まさに何も無い所からカネを生み出す錬金術ですし。

そもそも、人間が自然に多大なる影響を及ぼせると考える時点で、
逆に自然を舐めているような気もするんですがね。
30年前には「地球寒冷化」を問題視し、
15年前には「メタンガス」による地球温暖化を問題視していた人類に、
地球の自然を壊滅させられるような力なんてないですよ。
地球は過去にこんな規模の衝突↓を5回も経験しているのに、
http://jp.youtube.com/watch?v=hu-iYG-mgpo
我々は今こうして、この地球上に暮らして居る訳ですし(笑)。
ただ、だからと言って、自然環境を汚すのは良くない事ですけどね。


> > せめて、米中冷戦くらいで収まる事を願いましょうか?(笑)
> 位置的にそれでも日本はあんまり良い役回りが回ってこないですw

いやいや、アメリカと中国の冷戦だからこそ、
最前線である日本は、地理的に美味しいんですよ(笑)。
逆にこれが、冷戦でなく実際の戦争となれば、今度は激戦地ですが・・・・
欧米の民主主義陣営に片足を、東アジア共同体にもう片方の足をとなれば、
冷戦で消耗する米中を後目に、米ソ冷戦期以上に日本にとっては大きな利益が転がり込みます。
ひょっとしたら、真の「Japan as No.1」の時代が到来するかも?(笑)
って、そんな政治的なバランス感覚が、日本にあるかは分かりませんけど・・・・

そう言った面では、イギリスはうまい事やってますよね。
片足をアメリカ中心の英語圏に置きながら、もう片方の足をEUに置き、
更に旧植民地との間に英連邦を形成していると。
太平洋と大西洋に守られ、新大陸に鎮座するアメリカは、
かなりの地政学的な優位性を持っているのは確かなんですが、
やはり世界のメインボードはユーラシア大陸ですし、
守るのには適していても、手を伸ばすのはなかなか大変なのが実際の所です。
その為にユーラシア大陸の両端にあるのが、アメリカの両手となるイギリスと日本なんですが、
これは逆に見ると、イギリスと日本がかなりの地政学的な価値を持つ事を意味します。
イギリスはそれを、上手いこと操ってるなあという印象を受けますね。

> どうせなら、EU対アメリカとかが日本が巻き込まれにくそうでよいかと。
大西洋は遠すぎますよ・・・・
第一次大戦も、あまり日本には利益がありませんでしたし。
そもそも、EUとアメリカが冷戦関係に陥るのが難しいでしょうからねえ。
って、第一次大戦よろしく、大西洋が火を噴いているうちに、アジアの勢力が力を付け、
第三次世界大戦の勝者が、巨大化したアジアと第四次世界大戦を勃発させ・・・って、
今度は攻殻機動隊の世界ですね(笑)。

でもまあ、このままEUが確実に連携を強めていき、
ユーロが、ドルの基軸通貨としての地位を脅かすようになれば、
経済戦争みたいなものは勃発するかも知れませんね。
ドルが基軸通貨であるからこそ、アメリカも好き勝手出来ている面はありますし。
ヨーロッパとの経済交流という面では、ロシアと連携してシベリア鉄道を活用したり、
温暖化により使える目途が出てきた北極海ルートの利用とかですかねえ?
日本の技術で作られたシベリア・リニア鉄道なんていうのも見てみたい気が(笑)。
アメリカの勢いに陰りが見え始め、日本はアメリカと心中するのでなければ、
日本が保有するアメリカ国債40兆円分を、格安で中国などに引き渡しても面白いかも?(笑)
どうせ日本が持っていても、戻ってくる見込みは薄い金ですし、
東アジア連携の資金代わりとして用いてみるの良いかも知れません。


> > そもそも一般的な読者は、歴史小説と歴史書の区別なんてしないでしょうし、
> > だからこそ、「司馬史観」なんて言葉が生まれて来るんだと思います。
> > 財界人や政治家にも、司馬作品をバイブルとして崇める人は多いですからねえ。
> > 累計2億部を越える国民的歴史作家の影響力は、想像以上に大きいモノかと。

> 言われてみれば小説家の影響力は大きいですね。
> 歴史家の本よりわかりやすいから受けるんでしょうけど、
> わかりやすいというとこに罠があるのに。

まあ、専門家が書く文章は、一般的に面白くないですからねえ(笑)。
そもそも、「相手に伝えよう」という意識が希薄なまま、
書かれている文章がほとんどでしょうし。
だからこそ、宮崎市定みたいな存在は本当に貴重なんですよね。
いや、司馬遼太郎に比べれば、一般的な知名度など皆無なんでしょうけど(笑)。

でもやはり、人は面白く、分かり易いモノを好みますよ。
だからこそ、ゲームや小説、マンガなどが、歴史への扉を開いてくれるんですよね。
いきなり歴史書から入る人なんて、まず居ないでしょうし。
ただ、その扉を開いて、そこから歩を進めるか否かなんですよね。
で、別に趣味でやる分には、進もうが進むまいが個人の自由であると。
とは言え、歴史書の場合は、解らない部分は何も書けないのに対して、
歴史小説の場合は、解らない部分は自由に書ける腕の見せ所だという違いがあるので、
せめて最低限、それくらいの認識だけは、持っていて貰いたいとも思いますが。
歴史小説に書かれている事が全て真実だと、思いこんでいる人も多そうですし。

それにしても、やはり司馬遼太郎の影響力って凄いですよ。
坂本龍馬がここまで人気が出たのは、ひとえに「竜馬がゆく」の影響だそうですし。
来年から始まるスペシャル大河ドラマが「坂の上の雲」で、
先日決まった再来年の大河ドラマも「龍馬伝」だと言うのですから、
死後10年以上経って、いまだに影響を与えているとも言えますし。

って、個人的には、完全な善人にされて個性を失いがちな主役よりも、
脇役で際立つ坂本龍馬の方を見てみたかったですけどね。
40年前とは言え、既に「竜馬がゆく」で龍馬主役の作品は作っている訳ですし。
まあ逆に言えば、それだけ龍馬人気が高いって事なのかな?
ただやはり、自由に描ける脇役の方が映えるんでしょうけどね。
陸奥宗光あたりを主役にして描けば、かなり活きそうですし、
それだけでなく、龍馬の懐刀を務めた伊達陽之助の時代、
新政府への出仕と下野、投獄、欧州留学、大臣歴任、そして最後に下関条約と三国干渉と、
何より陸奥宗光自体が、主役になりうる人物ですからねえ。

いや、いっそのこと伊達陽之助よりも、伊達順之助の方が面白いかな?
伊達政宗直系の子孫で、「幕末の四賢侯」と呼ばれた宇和島藩主・伊達宗城の孫。
名家の出ながら素行が悪く、ヤクザを殺して捕まるは、
山県有朋や張作霖の暗殺を計画するは、大陸に渡って清朝の再興を企むは・・・・
最後には中国に帰化して馬賊になり、山東半島に自分の国を作ろうとして、
終戦後には「漢奸」として銃殺刑に・・・って、大河じゃ絶対無理ですね(笑)。
でもまあ、陸奥宗もそうですが、一度くらいは外交官を題材に大河を作ってもらいたいですけどね。
幕末の開国から戦後の主権回復までの「外交百年史」も、かなり面白いモノですし。


> > と言うか、満州国が存続していれば、大日本帝国も存続しているんでしょうけど、
> > 一体どんな日本になってるんでしょうかねえ?

> すくなくとも、オタク文化はないですね。

いやいや、それは判りませんよ。
戦前・戦中のイメージが強いとそう思われがちですが、
それから十数年前の大正デモクラシーの時代には、第一次大戦後の軍縮とも相俟り、
軍人が背広を着て通勤し、職場で軍服に着替えるなんて事もありましたし、
あんな感じのまま、現代まで続いていく事は無いかと思いますよ。

とは言え、辿った時代が異なるとなると、
現状そのままのオタク文化では無いかも知れませんね。
ただ、江戸時代の文化などを見ていますと、
根本的な部分は、脈々と流れる継いでいるんだなあと感じますけど。
葛飾北斎もエロ浮世絵で、触手プレイとかやってますしねえ(笑)。
いろいろ言われるオタク文化ですが、爛熟期の江戸文化と結構似通ってる面もあったりして、
そんな比較論を扱う本でもあれば、そこそこウケるかも知れませんね。
激動の時代も楽しいですけど、江戸の泰平の時代も結構面白いですよ。

まあ、本当にオタク文化が閉め出されるような大日本帝国であったとすれば、
その時はそれこそ、満州国に渡れば良いんですよ!!
マルクス主義者が満鉄調査部へと逃れたように、
「南満州鉄道株式会社 現代視覚文化研究会」でも作れば大丈夫ですよ、多分。
マルクス主義者が見逃されるんですから、オタクなら尚更大丈夫かと。
って、ますます満州国がカオスな国になっていきますね(笑)。

> 少なくともスクールデイズは教育上よろしくないですよw
いやいや、あれで歴代首相の名前を覚える人もいるでしょうから、
そう言った面では、教育的ですよ(笑)。
ロマサガ2の登場キャラから、世界史上の人物名を覚えた人も身近に居ましたし。

> 左の言うことにしろ右の言うことにしろ。
> そういう方がいる限りそういうこそくな手段はなくなら会と思います。

結局の所、彼らは「共依存」の関係ですからねえ。
立ち位置が違うだけで、同じタイプの人間も多いでしょうし。

> ヨーロッパの人が今はおとなしい(ちょっと違うか、むしろ余裕があるから?)から再評価していくだけでしょうか?
何だかんだで、未だに世界は、白人優位社会の面もありますからねえ。
本当にアジアが台頭(復活?)してきたら、
また、黄禍論とかを唱え出してもおかしくないかも?

例えば、現在話題になっているスピード社の水着に関しても、
あれが日本のメーカーが出してきたとしたら、
果たして、許認可は下りたのか?って疑問はありますし。
そもそも世界水連は、何年か前に特殊表面加工の水着を禁止したはずなのに・・・・
それがオリンピック開幕まで1年を切った所で、イギリス製のあの水着の登場ですからねえ。
今更、黙認された所で、他のメーカーには対応する時間はないですし、
お陰で、知名度は急上昇、水着はバカ売れ、株価もアップとなってるそうですね。
で、日本側ではアリバイ作りの為に水着を作らせた上での契約破棄。
一方でアメリカは、独占禁止法違反でスピード社を訴えたと(笑)。

何だか、この水着騒動を見るだけでも、
ステレオ・タイプの国民評が、そのまま出来ちゃってますよね(笑)。
もしも、自分たちに不都合な事が起きた場合、
 →日本人なら、身内の中で責任の擦り付け合いを始める。
 →アメリカ人なら、「フェアじゃない」と裁判で訴える。
 →ヨーロッパ人なら、自分たちに有利なルールに変える。


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> > すくなくとも、オタク文化はないですね。
> ヤマトやガンダム辺りは国が援助しそう・・・

大日本帝国が存続しているなら、戦艦大和は沈んでないはずですけどね(笑)。
宇宙戦艦ヤマトは、沈没した戦艦大和を引き上げて改造したモノですし。
って、スクラップ艦になる前に改造したって設定になるのかな?

ただそうなると、今度は宇宙戦艦ヤマトだけでなく、
宇宙戦艦ムサシだ、宇宙戦艦ムツだ、宇宙戦艦ナガトだと、宇宙艦隊になりそうな勢いですけどね。
目指すは月のヘリウム3や、土星の衛星タイタンの資源確保でしょうか?(笑)
でも、日本の帝国軍ですと、陸軍宙戦隊や海軍宙戦隊が作られる一方で、
帝国宇宙軍陸戦隊やら、帝国宇宙軍海戦隊やらも作られそうですけど・・・・

ああ、でも、この宇宙軍方式を導入すれば、
現行憲法の第九条が「陸海空その他の戦力は、これを保持しない」ではなく、
「陸海空の戦力は、これを保持しない」という文章であったなら、
宇宙軍陸戦隊・宇宙軍海戦隊・宇宙軍空戦隊が作ってたかも知れませんね。
そう考えると、わざわざ「その他の」を入れたのは先見の明なのかも?(笑)
とは言え、キッチリ「前項の目的を達するため」と逃げ道を作ってるんですよねえ。
憲法の一文一文も、これで結構奥が深い。
田中角栄は法律でそうした事を言ってますが、こちらは法律の上の憲法ですから、
きっと、それ以上の物語が隠れているんでしょうね。


[6707] Re16:まとめレス返信 削除
2008/6/11 (水) 22:41:28 ルーキウス

▼ 徳翁導誉さん
> 東の「北中国」と、西の「東ドイツ」。
> まさにソ連の両翼になっていた訳ですね(笑)。
> 東トルキスタンも、「第二のモンゴル」になってたかも知れませんし。

ところで、東トルキスタンが独立したら、トルコとは仲が良いんでしょうか?
立場上友好ができるか微妙でしょうけど。


> 援蒋ルートを固める為の「南征」と、
> 毛沢東を討つ為に秦嶺山脈を越える「北伐」。
> それこそ蒋介石は、諸葛亮の再来となる訳ですね(笑)。
> そして孫権が夷州・亶州に手を伸ばしたように、汪兆銘は日本に援助の手を求めると。
> で、三国が争い消耗した所で、北方の異民族ことソ連が南下し・・・って、
> 何だか本当に有り得そうなシナリオですね(笑)。
> 結構、シミュレーション小説の題材としては面白いかも?
> 少なくとも、直木賞作家・志茂田景樹の「孔明の艦隊」よりはマシな内容になるかと(笑)。
> http://homepage2.nifty.com/muraji/esekakuu/koumei.htm

聞いたことはありますが読んだことはないですね。
ざっと見た感じこれよりは良い題材になると思いますよ、
というかこれよいぶっ飛んだのは難しいかもしれないです。
こういう小説はあんまり読まないのでわかりませんけど。


> あっ、いや一応、そう言う事を含めての発言です。
> 政治家は国民のレベルを写す鏡であり、
> 時代変化によって環境が変わっただけで、レベルそのものは大して変化がない。
> だったら、触れられる情報は少ないよりも多い方がマシなのでは?って意味です。

言われてみればそうですね。
国民のレベルが上がる日は来るのか?
しばらくは来ないでしょうけど。

> > 話はそれますが、パソゲでバグが多いのは、コンシュマーと比べて後から修正できるからでしょうかね?
> そうだと思いますよ。
> それと、制作予算が少ないという事もあろうかと。
> 後はまあ、PCゲームはユーザー数も少ないですし、
> そう言った人たちは、基本的にバグに対して寛大ですからねえ。

たしかに、ある程度の技術のある方の場合自分でなおしたりしまするくらいですからね。
私はできないですけど。

ただ、3ギガの修正パッチはいくら何でもなきがします。

> 同じゲーマーであっても、文化が違うんだと思いますよ。
> コンシュマー派の中でも、PS派、任天堂派、X-BOX派で、それぞれ違うでしょうし。

うーん。最近コンシュマーはやらないのでよくわからないです。

> そう言えば、かなり前に、「魏:PS」「呉:任天堂」「蜀:セガ」の勢力争いを、
> カノッサの屈辱風に三国志に見立てて、余所の掲示板に書いた事がありましたねえ・・・・
> って、テレビ番組の「カノッサの屈辱」というのは御存知無いですよねえ?

すいません、ちょっと小学校入学以前の深夜番組はわからないです。

> > 先にケータイが10倍の速度で充電できるようになってほしいw
> う〜ん、家庭用の電源からでは難しいかも?
> 家庭用コンセントは、そんなに電圧が高くないですからねえ。
> 駅やコンビニ、自販機などで、専門的に充電できるようにする事も可能でしょうけど、
> それはそれで、手軽に充電できなくて面倒ですし・・・・

やっぱむりですか。

> いっその事、「原子力携帯」とかどうですか?
> 「電池交換は数十年不要!!」
> 「携帯の回収率も飛躍的にアップ!!」
> 何たって、プルトニウム内蔵なので気軽に捨てられませんからねえ(笑)。
> ・・・と、冗談のように書いてはいますけど、本当に研究している人が居るんですよねえ。
> 実を言いますと、宇宙開発や軍事利用で使われるのみでなく、
> 体内埋め込み型の心臓ペースメーカーなどには、既に使用された例があります。
> 寿命が数十年ですので、電池交換の度に手術する必要がない為です。
> ただ、電源にプルトニウムを使うので、日本などの国々では使用を禁じられています。
> ペースメーカーですから駄目なんですから、原子力携帯なんて出ても、
> 核アレルギーが強い日本では、絶対に販売禁止でしょうね。
> いや、書いてる私ですら、出回って欲しくはないですし(笑)。

私も出回ってほしくないですね。
そういうペースメーカーをつけている人は入国拒否なんでしょうか?
もし電車で隣に座っていたりとか考えるとぞっとします。

> 原子力電池が駄目となると、無線で常時充電って形になりますかねえ?
> アンテナと通信データのやり取りを行うと同時に、
> アンテナから照射されるマイクロ波を受け取り、充電するって形で。
> 実際、前に話題に挙がった電気自動車でも、この方法は検討されていたりします。

これはいいですね。これで、ノーパソのバッテリーを複数持ち歩く猛者も助かるでしょう。

> その他にも、宇宙空間へ太陽光発電を行う人工衛星を打ち上げ、
> そこから発電される電気を、をマイクロ波で地球へ送るとかいう案もあるそうです。
> 核融合が実現すれば、月面のヘリウム3を用いた核融合発電所から送電を・・・なんて事も(笑)。
> って、この辺はまだまだ先の話かな?
> これが実現する頃には、高速充電技術の方がもっと進歩してそうですし。

たしかに、そっちの方が早そうです。

> とは言っても、以前は日本車もそういった目で見られていましたし、
> 車では無いにしても、韓国製や台湾製の家電やPCが出回り、

うーん。
まわりで、台湾韓国メーカーのを持っている人は見たこと無いんで、
あんまり広がっている感じはしないです。
一応私はEEEPC持っていますので、持っていることにはなりますけど。

> 中国やベトナムなどの商品がここまで幅を利かすなど、十数年前から見れば想像もつかなかった程です。
> 5年先ならまだしも、20年先くらいの話であれば、全く判りませんよ。
> 経済格差が更に広がれば、品質以上に安さが最重要視されるでしょうし。

そうですねえ。
そうなる日がこないことを祈ります。
私は、金持ちが増えて格差が広がるのは良いと思いますが、
貧乏人が増えるのは社会不安のもとですので。

金持ちが増える方はロマンにつながりますので。


> 冷戦期、核の脅威を大袈裟に吹聴したのは、主に核戦争を抑止する面がありましたが、
> 現在の二酸化炭素排出による地球温暖化の場合は、主に経済と結び付いてますからねえ。
> 「排出権取引」なんて、まさに何も無い所からカネを生み出す錬金術ですし。

そうですよねえ。
世の中にはうまいことを考える人がいるもんです。

> そもそも、人間が自然に多大なる影響を及ぼせると考える時点で、
> 逆に自然を舐めているような気もするんですがね。
> 30年前には「地球寒冷化」を問題視し、
> 15年前には「メタンガス」による地球温暖化を問題視していた人類に、
> 地球の自然を壊滅させられるような力なんてないですよ。
> 地球は過去にこんな規模の衝突↓を5回も経験しているのに、
> http://jp.youtube.com/watch?v=hu-iYG-mgpo
> 我々は今こうして、この地球上に暮らして居る訳ですし(笑)。
> ただ、だからと言って、自然環境を汚すのは良くない事ですけどね。

核戦争くらい起こさないとそこまでの影響を与えることは無理でしょうね。
自然は意外としぶといですから。


> > > せめて、米中冷戦くらいで収まる事を願いましょうか?(笑)
> > 位置的にそれでも日本はあんまり良い役回りが回ってこないですw

> いやいや、アメリカと中国の冷戦だからこそ、
> 最前線である日本は、地理的に美味しいんですよ(笑)。
> 逆にこれが、冷戦でなく実際の戦争となれば、今度は激戦地ですが・・・・
> 欧米の民主主義陣営に片足を、東アジア共同体にもう片方の足をとなれば、
> 冷戦で消耗する米中を後目に、米ソ冷戦期以上に日本にとっては大きな利益が転がり込みます。
> ひょっとしたら、真の「Japan as No.1」の時代が到来するかも?(笑)
> って、そんな政治的なバランス感覚が、日本にあるかは分かりませんけど・・・・

利益を引き寄せることができるのはわかるんですが…
まさしく、バランス感覚がないと思うので、良い役回りが回ってこないと思います。


> そう言った面では、イギリスはうまい事やってますよね。
> 片足をアメリカ中心の英語圏に置きながら、もう片方の足をEUに置き、
> 更に旧植民地との間に英連邦を形成していると。
> 太平洋と大西洋に守られ、新大陸に鎮座するアメリカは、
> かなりの地政学的な優位性を持っているのは確かなんですが、
> やはり世界のメインボードはユーラシア大陸ですし、
> 守るのには適していても、手を伸ばすのはなかなか大変なのが実際の所です。
> その為にユーラシア大陸の両端にあるのが、アメリカの両手となるイギリスと日本なんですが、
> これは逆に見ると、イギリスと日本がかなりの地政学的な価値を持つ事を意味します。
> イギリスはそれを、上手いこと操ってるなあという印象を受けますね。

イギリスには外交の伝統と帝国の遺産がありますから。
日本もまだまだ勉強していかないといけないと思います。

> > どうせなら、EU対アメリカとかが日本が巻き込まれにくそうでよいかと。
> 大西洋は遠すぎますよ・・・・
> 第一次大戦も、あまり日本には利益がありませんでしたし。
> そもそも、EUとアメリカが冷戦関係に陥るのが難しいでしょうからねえ。

そうなんですけど、上でも言ったとおり、日本の政治家にバランス感覚を求めるのが無理なので、
対岸の火事であってほしいと言うことです

> でもまあ、このままEUが確実に連携を強めていき、
> ユーロが、ドルの基軸通貨としての地位を脅かすようになれば、
> 経済戦争みたいなものは勃発するかも知れませんね。
> ドルが基軸通貨であるからこそ、アメリカも好き勝手出来ている面はありますし。
> ヨーロッパとの経済交流という面では、ロシアと連携してシベリア鉄道を活用したり、
> 温暖化により使える目途が出てきた北極海ルートの利用とかですかねえ?
> 日本の技術で作られたシベリア・リニア鉄道なんていうのも見てみたい気が(笑)。

日露の連携は日露戦争後にもありましたよね、
確かその時もアメリカに対抗とかそんな感じじゃなかったですか。


> アメリカの勢いに陰りが見え始め、日本はアメリカと心中するのでなければ、
> 日本が保有するアメリカ国債40兆円分を、格安で中国などに引き渡しても面白いかも?(笑)
> どうせ日本が持っていても、戻ってくる見込みは薄い金ですし、
> 東アジア連携の資金代わりとして用いてみるの良いかも知れません。

国債って引き渡せるんですか?
詳しくないのでよくわからないんですが。


> まあ、専門家が書く文章は、一般的に面白くないですからねえ(笑)。
> そもそも、「相手に伝えよう」という意識が希薄なまま、
> 書かれている文章がほとんどでしょうし。
> だからこそ、宮崎市定みたいな存在は本当に貴重なんですよね。
> いや、司馬遼太郎に比べれば、一般的な知名度など皆無なんでしょうけど(笑)。

ぶっちゃけ、私を含め史学科でそれ誰の方が多かったですw
いや、笑い事ではないですが。

> でもやはり、人は面白く、分かり易いモノを好みますよ。
> だからこそ、ゲームや小説、マンガなどが、歴史への扉を開いてくれるんですよね。
> いきなり歴史書から入る人なんて、まず居ないでしょうし。
> ただ、その扉を開いて、そこから歩を進めるか否かなんですよね。
> で、別に趣味でやる分には、進もうが進むまいが個人の自由であると。
> とは言え、歴史書の場合は、解らない部分は何も書けないのに対して、
> 歴史小説の場合は、解らない部分は自由に書ける腕の見せ所だという違いがあるので、
> せめて最低限、それくらいの認識だけは、持っていて貰いたいとも思いますが。
> 歴史小説に書かれている事が全て真実だと、思いこんでいる人も多そうですし。

学校でもっとそういうこととかを教えた方が良いんでしょうけど、
あんまりそういうことをしないですからねえ。

> それにしても、やはり司馬遼太郎の影響力って凄いですよ。
> 坂本龍馬がここまで人気が出たのは、ひとえに「竜馬がゆく」の影響だそうですし。
> 来年から始まるスペシャル大河ドラマが「坂の上の雲」で、
> 先日決まった再来年の大河ドラマも「龍馬伝」だと言うのですから、
> 死後10年以上経って、いまだに影響を与えているとも言えますし。

まあ、死後すぐに廃れるような作家では一流とは言えないでしょう。

> って、個人的には、完全な善人にされて個性を失いがちな主役よりも、
> 脇役で際立つ坂本龍馬の方を見てみたかったですけどね。
> 40年前とは言え、既に「竜馬がゆく」で龍馬主役の作品は作っている訳ですし。
> まあ逆に言えば、それだけ龍馬人気が高いって事なのかな?

そう思いますよ。
中高とそういう人に能く出会いましたし。
自分の知り合いで多いとかは当てにはなりませんが。


> いや、いっそのこと伊達陽之助よりも、伊達順之助の方が面白いかな?
> 伊達政宗直系の子孫で、「幕末の四賢侯」と呼ばれた宇和島藩主・伊達宗城の孫。
> 名家の出ながら素行が悪く、ヤクザを殺して捕まるは、
> 山県有朋や張作霖の暗殺を計画するは、大陸に渡って清朝の再興を企むは・・・・
> 最後には中国に帰化して馬賊になり、山東半島に自分の国を作ろうとして、
> 終戦後には「漢奸」として銃殺刑に・・・って、大河じゃ絶対無理ですね(笑)。

こんな人もいたんですねえ。
確かに大河では無理ですが映画くらいなら何とかなるかもしれないですよ。


> ただやはり、自由に描ける脇役の方が映えるんでしょうけどね。
> 陸奥宗光あたりを主役にして描けば、かなり活きそうですし、
> それだけでなく、龍馬の懐刀を務めた伊達陽之助の時代、
> 新政府への出仕と下野、投獄、欧州留学、大臣歴任、そして最後に下関条約と三国干渉と、
> 何より陸奥宗光自体が、主役になりうる人物ですからねえ。


> でもまあ、陸奥宗もそうですが、一度くらいは外交官を題材に大河を作ってもらいたいですけどね。
> 幕末の開国から戦後の主権回復までの「外交百年史」も、かなり面白いモノですし。

外交官はドラマにしにくいと思います。
地味な印象を持たれてしまいそうですから。

個人的には、アニメのできがいまいちだったの、デオンドボーモンで作ってほしいです。


> とは言え、辿った時代が異なるとなると、
> 現状そのままのオタク文化では無いかも知れませんね。
> ただ、江戸時代の文化などを見ていますと、
> 根本的な部分は、脈々と流れる継いでいるんだなあと感じますけど。
> 葛飾北斎もエロ浮世絵で、触手プレイとかやってますしねえ(笑)。
> いろいろ言われるオタク文化ですが、爛熟期の江戸文化と結構似通ってる面もあったりして、
> そんな比較論を扱う本でもあれば、そこそこウケるかも知れませんね。
> 激動の時代も楽しいですけど、江戸の泰平の時代も結構面白いですよ。

比較の本とかはないと思いますが、オタクを扱った本の中に出てきそうなネタだとは思います。


> まあ、本当にオタク文化が閉め出されるような大日本帝国であったとすれば、
> その時はそれこそ、満州国に渡れば良いんですよ!!
> マルクス主義者が満鉄調査部へと逃れたように、
> 「南満州鉄道株式会社 現代視覚文化研究会」でも作れば大丈夫ですよ、多分。
> マルクス主義者が見逃されるんですから、オタクなら尚更大丈夫かと。
> って、ますます満州国がカオスな国になっていきますね(笑)。

いやいや、少しカオスなのより、もっとカオスな国の方が面白いですよw


> > 少なくともスクールデイズは教育上よろしくないですよw
> いやいや、あれで歴代首相の名前を覚える人もいるでしょうから、
> そう言った面では、教育的ですよ(笑)。
> ロマサガ2の登場キャラから、世界史上の人物名を覚えた人も身近に居ましたし。

たまにいますねえ。クラスメートに、ハッピーレッスンで月の旧名を覚えた方がいましたし。

最近というには古いですが、聖戦のイベリアとかはどうでしょうか?
サウンドホライズンのCDなんですが、三つ目の侵略する者されるもののこの部分は、勉強に使える?
(一部文字化けするところはカタカナに変えました。)
Celt Iberosの眷属が築いた 城壁を崩して
Carthageが踊った勝利の舞踏が 大地を震わせた
ヒスパニアローマが荒れ地を耕して 石を敷き詰めて
Vandalsの軍が蛮勇を奮って 荒らして廻った
Visigothsが継いだ亡国の遺産の 歴史と文化は
Umayyadによって異文化と出会って 花を咲かせた
アラゴン=カタルーニャ ←→ Castilla=León同盟を結んで
Granada ← 陥落せば 積年の悲願 遂に『領土再征服完了!』

> > 左の言うことにしろ右の言うことにしろ。
> > そういう方がいる限りそういうこそくな手段はなくなら会と思います。

> 結局の所、彼らは「共依存」の関係ですからねえ。
> 立ち位置が違うだけで、同じタイプの人間も多いでしょうし。

結局そういう方がどっちに分かれるかの分岐点てなんなんでしょうかね?


> > ヨーロッパの人が今はおとなしい(ちょっと違うか、むしろ余裕があるから?)から再評価していくだけでしょうか?
> 何だかんだで、未だに世界は、白人優位社会の面もありますからねえ。
> 本当にアジアが台頭(復活?)してきたら、
> また、黄禍論とかを唱え出してもおかしくないかも?

でそうですねえ。

> 例えば、現在話題になっているスピード社の水着に関しても、
> あれが日本のメーカーが出してきたとしたら、
> 果たして、許認可は下りたのか?って疑問はありますし。
> そもそも世界水連は、何年か前に特殊表面加工の水着を禁止したはずなのに・・・・

そうなんですか。
確かにあれはどうよといった水着ですからね。

> 何だか、この水着騒動を見るだけでも、
> ステレオ・タイプの国民評が、そのまま出来ちゃってますよね(笑)。
> もしも、自分たちに不都合な事が起きた場合、
>  →日本人なら、身内の中で責任の擦り付け合いを始める。
>  →アメリカ人なら、「フェアじゃない」と裁判で訴える。
>  →ヨーロッパ人なら、自分たちに有利なルールに変える。

たしかにw

> -----------------------------------------------------------------------------------
> でも、日本の帝国軍ですと、陸軍宙戦隊や海軍宙戦隊が作られる一方で、
> 帝国宇宙軍陸戦隊やら、帝国宇宙軍海戦隊やらも作られそうですけど・・・・

そうなるでしょうねえ。
そこに空軍が独立したらさらにカオスな軍組織ですw

> ああ、でも、この宇宙軍方式を導入すれば、
> 現行憲法の第九条が「陸海空その他の戦力は、これを保持しない」ではなく、
> 「陸海空の戦力は、これを保持しない」という文章であったなら、
> 宇宙軍陸戦隊・宇宙軍海戦隊・宇宙軍空戦隊が作ってたかも知れませんね。

こういうてもありですかw
世界中の笑われ者になりそうですけどw

> そう考えると、わざわざ「その他の」を入れたのは先見の明なのかも?(笑)
> とは言え、キッチリ「前項の目的を達するため」と逃げ道を作ってるんですよねえ。
> 憲法の一文一文も、これで結構奥が深い。
> 田中角栄は法律でそうした事を言ってますが、こちらは法律の上の憲法ですから、
> きっと、それ以上の物語が隠れているんでしょうね。

そうでしょうねえ。
ゲームですら、言い訳できるように、させないようにいろいろ工夫してますし。


▼ 物秦さん
> 但しベトナム戦争の代わりに国共戦争が泥沼化&ベトナム以上の戦死者が予想されます。
> 下手すると朝鮮問題と絡まって第二次大東亜戦争・・・

泥沼化する前に止めがはいる気がさすがにします。

> 私見ですがどこの世にも収集家は居りますので、「燃え」と「萌え」のバランスが代わっただけで似た状況が起きるかと。
私が言いたかったのは今のようなですので、、「燃え」と「萌え」のバランスが代わったら、ちょっと別物ですよ。


> 法螺吹きと扇動屋は何時の時代にもいますので・・・
デマの語源は古代ギリシャですからねえ。
無くならない気もしますが、努力は大切です。

> 歴史は大方美化されて伝わりますので・・・・
> 唯暗黒面は忘れますが。

美化はされますが、結構暗黒面も残りますよ。


[6715] Re17:まとめレス返信 削除
2008/6/14 (土) 10:03:16 徳翁導誉

> > 東トルキスタンも、「第二のモンゴル」になってたかも知れませんし。
> ところで、東トルキスタンが独立したら、トルコとは仲が良いんでしょうか?
> 立場上友好ができるか微妙でしょうけど。

東トルキスタンはソ連の衛星国になるでしょうから、
特に深い関係にはならなかったんじゃないですかねえ?
カザフスタンとかだって、ソ連邦内に実在していた訳ですし。

> > 少なくとも、直木賞作家・志茂田景樹の「孔明の艦隊」よりはマシな内容になるかと(笑)。
> > http://homepage2.nifty.com/muraji/esekakuu/koumei.htm

> こういう小説はあんまり読まないのでわかりませんけど。

いや、私もネタとして知っているだけで、読んだ事はありません(笑)。
そもそも基本的に、シミュレーション小説自体を読みませんし。

> > 政治家は国民のレベルを写す鏡であり、
> > 時代変化によって環境が変わっただけで、レベルそのものは大して変化がない。
> > だったら、触れられる情報は少ないよりも多い方がマシなのでは?って意味です。

> 国民のレベルが上がる日は来るのか?
> しばらくは来ないでしょうけど。

卵が先か?鶏が先か?の議論になっちゃいますけど、
マスコミの成熟度が、国民のレベルを示す良いバロメーターなんじゃないですかねえ?
政治がどうだ、経済がこうだと、いろいろランク付けされますが、
日本で一番レベルが低いのは、恐らくマスコミだと思いますし。

国境なき記者団が毎年発表している「世界の報道自由度ランキング」では、
一昨年の日本の順位なんか、51位でしたからねえ。
「記者クラブ制度」が、「閉鎖的だ」と欧米メディアからかなり批判を受けてますので。
天下りだとか、腐敗体質だと、事なかれ主義だと、他者をいろいろ批判する割には、
そう言った体質が最も色濃い業界こそ、実はマスコミ自体だったりしますし。
大手新聞社を中心として形成される、固定化されているマスコミ業界に、
新規参入していくるような勢力は現れたら面白いと思うんですけどねえ・・・・
新聞親玉のままでは、世界のマスコミのネット対応化の波に、ドンドン置いて行かれそうですし。

> > そう言えば、かなり前に、「魏:PS」「呉:任天堂」「蜀:セガ」の勢力争いを、
> > カノッサの屈辱風に三国志に見立てて、余所の掲示板に書いた事がありましたねえ・・・・
> > って、テレビ番組の「カノッサの屈辱」というのは御存知無いですよねえ?

> すいません、ちょっと小学校入学以前の深夜番組はわからないです。

まあ、私もリアルタイムでは見てないんですけどね(笑)。
ただし「征服王」は、子供ながらに見てましたが。
それにしても、さすがはバブル期だけあって、
深夜番組でさえ、金の掛かり方がトンデモなかったらしいですね。
征服王なんて、人間将棋風にボードゲームをやって遊んでいた訳ですし(笑)。
で、今の深夜はアニメの洪水と(U系を入れると週30本くらいやってるそうですね)。

> > > 先にケータイが10倍の速度で充電できるようになってほしいw
> > う〜ん、家庭用の電源からでは難しいかも?

> やっぱむりですか。

いや、まあある程度は速くなると思いますよ。
新しい電池でも発明しない限り、容量はもう一杯一杯でしょうし、
となれば各社は、充電速度を上げる方向に進むと思います。
とは言え、数年単位で速度が10倍になるのは難しいかと・・・・

> > ただ、電源にプルトニウムを使うので、日本などの国々では使用を禁じられています。
> そういうペースメーカーをつけている人は入国拒否なんでしょうか?

う〜ん、どうなんでしょ?
ただ、そうやって各国で対応が異なり、不都合もあったりしたので、
あまり広まらなかったという話は聞きますね。
現在付けている人は、世界でも100人くらいだそうですし。
電池の性能もアップしたことで、現在では付けたいって人は少ないらしいです。

それと、さすがに体内に埋め込むモノですので、
原発みたいには危なくないって事だけ、一応言っておきます(笑)。
それよりも身近な事としては、過度なCTやレントゲン撮影の方が問題かも?
まあ、気にする程の量でないものの、それでも撮影で被爆するのは確かですからねえ。
「一応、念の為」とか、「診療料金を高くしよう」とか言った具合でも撮るので、
日本のレントゲン使用頻度は、世界トップだと言われており、
「だから、日本人はガンが多いんだ」という医者もいるくらいですので。
って、だからと言って、神経質になり過ぎるのも良くないですがね・・・・
小さな可能性を恐れて、大きな病気を見逃しては、元も子もないですし。


> > 車では無いにしても、韓国製や台湾製の家電やPCが出回り、
> まわりで、台湾韓国メーカーのを持っている人は見たこと無いんで、
> あんまり広がっている感じはしないです。

でも、家電量販店などを見れば、明らかに増えてますよねえ?
以前は本当に、日本製しか置いてませんでしたし。

> 私は、金持ちが増えて格差が広がるのは良いと思いますが、
> 貧乏人が増えるのは社会不安のもとですので。

いや、金持ちか否かなんて言うのは相対的なモノですし、
富裕層が増えれば、その数倍は貧困層が増えるというのが、世の常だと思いますよ。
国内で富裕層だけが増えるなんて言うのも、海外に貧困を輸出しているだけかと。
現在の穀物価格の急上昇なんて、まさにそんな感じじゃないですかねえ?

> > 冷戦期、核の脅威を大袈裟に吹聴したのは、主に核戦争を抑止する面がありましたが、
> > 現在の二酸化炭素排出による地球温暖化の場合は、主に経済と結び付いてますからねえ。
> > 「排出権取引」なんて、まさに何も無い所からカネを生み出す錬金術ですし。

> 世の中にはうまいことを考える人がいるもんです。

彼らにとっての「エコ」とは、
「エコロジー」ではなく、「エコノミー」の事ですから(笑)。
まあ、民放が最近やたらとエコ番組を作ったり、催しものをやったりするのは、
洞爺湖サミットを「祭り」として捉えて、その事前イベントをやってる感じなんでしょうね。
おそらく彼らにとっては、オリンピックも(自国開催の)サミットも同じなのかと(笑)。

> > > > せめて、米中冷戦くらいで収まる事を願いましょうか?(笑)
> > > 位置的にそれでも日本はあんまり良い役回りが回ってこないですw

> > いやいや、アメリカと中国の冷戦だからこそ、
> > 最前線である日本は、地理的に美味しいんですよ(笑)。

> 利益を引き寄せることができるのはわかるんですが…
> まさしく、バランス感覚がないと思うので、良い役回りが回ってこないと思います。

でもまあ、そこまで超絶的なバランス感覚が求められる訳ではないですけどね。
何だかんだで現状の日本は、米中も無視できない程の国力を持ってますし、
米中が対立すれば、おのずと引っ張りだこになるでしょうから。
逆に日本が恐れるとすれば、それは米中が手を結んでしまう事ですね。
WW2オンラインをやっても分かるでしょうけど、
アメリカが太平洋を分割する場合、相手は日本でも中国でも構いませんからねえ。

> 日露の連携は日露戦争後にもありましたよね、
> 確かその時もアメリカに対抗とかそんな感じじゃなかったですか。

シベリア抑留や冷戦などの影響から、ロシアを嫌う日本人は多いですけど、
日本が大陸へ本格進出せず、ロシアも関心を西側に向けている限り、
日本にとってロシアは、組むのに丁度良い相手なんですけどね。
北方領土を日本に返還してもらう代わりに、北方領土内にロシア軍基地の設置を認め、
日露交易の経済特区とする「北方領土の沖縄化」をしてみるのも面白いかも?
比較対照を作る事で、在日米軍の態度も少しは改善するかも知れませんし。

> > アメリカの勢いに陰りが見え始め、日本はアメリカと心中するのでなければ、
> > 日本が保有するアメリカ国債40兆円分を、格安で中国などに引き渡しても面白いかも?(笑)

> 国債って引き渡せるんですか?

時の総理だった橋本龍太郎が渡米した際、コロンビア大学で講演を行った事があったんですが、
その時に聴衆の一人から、「日本が米国債を蓄積し続けることに利益があるのか?」と質問され、
橋本は冗談交じりに、「実は米国債を売りたいとの誘惑にかられた事がある(笑)」と答えたんです。
そうしたら翌日のニューヨーク株式市場は、ここ10年間で最大の下げ幅を記録し、
日米両国は、その橋本流アメリカン・ジョークの火消しに躍起になるなんて言う事もありましたので。
と言う事で、論理的には米国債を他国に売却することは「可能」だと思いますが、
まあ実際に、今の日米関係でそれが可能かと言えば、答えは「不可能」です。

> > とは言え、歴史書の場合は、解らない部分は何も書けないのに対して、
> > 歴史小説の場合は、解らない部分は自由に書ける腕の見せ所だという違いがあるので、
> > せめて最低限、それくらいの認識だけは、持っていて貰いたいとも思いますが。
> > 歴史小説に書かれている事が全て真実だと、思いこんでいる人も多そうですし。

> 学校でもっとそういうこととかを教えた方が良いんでしょうけど、
> あんまりそういうことをしないですからねえ。

学校は逆に、「司馬作品や大河ドラマは勉強になるから見ろ」って言いますからねえ。
まあ、歴史の流れが掴めるので、勉強になると言えばなるんでしょうけど。
小説的な創作部分が、試験問題に出てくる訳でもないですし。
そう考えると、大河ドラマの番組の最後には、
「このドラマは史実を元にしたフィクションであり・・・」なんてテロップを入れるべきなのかな?(笑)
今の「篤姫」も、「徳川家定は暗愚なフリをしているだけで実は賢い」なんて設定になってますし。

> > まあ逆に言えば、それだけ龍馬人気が高いって事なのかな?
> そう思いますよ。
> 中高とそういう人に能く出会いましたし。

確か、書店だか出版社だかで行ったアンケートでは、
中高生に一番人気だったのが「竜馬がゆく」で、
大学生・社会人に一番人気だったのが「坂の上の雲」、
経営者に一番人気だったのが「明治という国家」だったような記憶があります。
ついでに2年ほど前、「項羽と劉邦」の翻訳版が、中国でも発売されたらしいですね。
まあ恐らくは、村上春樹人気の追い風を受けてのモノなのでしょうが、それでも凄い事ですよね。

> > でもまあ、陸奥宗もそうですが、一度くらいは外交官を題材に大河を作ってもらいたいですけどね。
> > 幕末の開国から戦後の主権回復までの「外交百年史」も、かなり面白いモノですし。

> 外交官はドラマにしにくいと思います。
> 地味な印象を持たれてしまいそうですから。

確かに、政治的な部分を描いた「翔ぶが如く」や「徳川慶喜」などは、
一部で高く評価されたモノの、一般的な評価は低かったですからねえ。
機会があれば、Flashでも作ってみたいんですけどね。

> 個人的には、アニメのできがいまいちだったの、デオンドボーモンで作ってほしいです。
「シュヴァリエ」でしたっけ?
番宣CMでは面白うそうだったので、期待してたんですが、
第一話を見ただけで切ってしまったので・・・・私が特に語れる事はないですね。

> > いろいろ言われるオタク文化ですが、爛熟期の江戸文化と結構似通ってる面もあったりして、
> > そんな比較論を扱う本でもあれば、そこそこウケるかも知れませんね。
> > 激動の時代も楽しいですけど、江戸の泰平の時代も結構面白いですよ。

> 比較の本とかはないと思いますが、オタクを扱った本の中に出てきそうなネタだとは思います。

色使いと構図、消費物としての存在、分業制による制作など、
浮世絵なんてまさに、江戸時代のアニメなんですけどね。
当時の人々にとっては、浮世絵なんて芸術でも何でもないですし(笑)。

> > まあ、本当にオタク文化が閉め出されるような大日本帝国であったとすれば、
> > その時はそれこそ、満州国に渡れば良いんですよ!!
> > マルクス主義者が満鉄調査部へと逃れたように、
> > 「南満州鉄道株式会社 現代視覚文化研究会」でも作れば大丈夫ですよ、多分。
> > マルクス主義者が見逃されるんですから、オタクなら尚更大丈夫かと。
> > って、ますます満州国がカオスな国になっていきますね(笑)。

> いやいや、少しカオスなのより、もっとカオスな国の方が面白いですよw

コスプレ馬賊とかに暴れ回られたら嫌だなあ(笑)。

> サウンドホライズンのCDなんですが、三つ目の侵略する者されるもののこの部分は、勉強に使える?
う〜ん、この人たちは知らないです・・・・

> > そもそも世界水連は、何年か前に特殊表面加工の水着を禁止したはずなのに・・・・
> そうなんですか。
> 確かにあれはどうよといった水着ですからね。

うろこ水着とか、鮫肌水着とかが出てきて、
水着の性能が勝敗に影響する事が問題視されるようになり、
それで、特殊表面加工を禁止するようになったんです。
少なくとも、スピード社以外のメーカーは、そう理解していました。


[6722] Re18:まとめレス返信 削除
2008/6/14 (土) 16:23:21 fumidasu

▼ 徳翁導誉さん
> > > 東トルキスタンも、「第二のモンゴル」になってたかも知れませんし。
> > ところで、東トルキスタンが独立したら、トルコとは仲が良いんでしょうか?
> > 立場上友好ができるか微妙でしょうけど。

> 東トルキスタンはソ連の衛星国になるでしょうから、
> 特に深い関係にはならなかったんじゃないですかねえ?
> カザフスタンとかだって、ソ連邦内に実在していた訳ですし。

そうですね・・・。確かに東トルキスタンはトルコと何らかの関係がある訳でも無いですし・・・。
(名前が少しトルコに近いですが(笑))

> > > 少なくとも、直木賞作家・志茂田景樹の「孔明の艦隊」よりはマシな内容になるかと(笑)。
> > > http://homepage2.nifty.com/muraji/esekakuu/koumei.htm

> > こういう小説はあんまり読まないのでわかりませんけど。

> いや、私もネタとして知っているだけで、読んだ事はありません(笑)。
> そもそも基本的に、シミュレーション小説自体を読みませんし。
>
> > > 政治家は国民のレベルを写す鏡であり、
> > > 時代変化によって環境が変わっただけで、レベルそのものは大して変化がない。
> > > だったら、触れられる情報は少ないよりも多い方がマシなのでは?って意味です。

> > 国民のレベルが上がる日は来るのか?
> > しばらくは来ないでしょうけど。

> 卵が先か?鶏が先か?の議論になっちゃいますけど、
> マスコミの成熟度が、国民のレベルを示す良いバロメーターなんじゃないですかねえ?
> 政治がどうだ、経済がこうだと、いろいろランク付けされますが、
> 日本で一番レベルが低いのは、恐らくマスコミだと思いますし。
>
> 国境なき記者団が毎年発表している「世界の報道自由度ランキング」では、
> 一昨年の日本の順位なんか、51位でしたからねえ。
> 「記者クラブ制度」が、「閉鎖的だ」と欧米メディアからかなり批判を受けてますので。
> 天下りだとか、腐敗体質だと、事なかれ主義だと、他者をいろいろ批判する割には、
> そう言った体質が最も色濃い業界こそ、実はマスコミ自体だったりしますし。
> 大手新聞社を中心として形成される、固定化されているマスコミ業界に、
> 新規参入していくるような勢力は現れたら面白いと思うんですけどねえ・・・・
> 新聞親玉のままでは、世界のマスコミのネット対応化の波に、ドンドン置いて行かれそうですし。

そうですね・・・。日本は一昨年から去年にかけて37位に上昇しましたが・・・。
それでもまだ低いですかね・・・。(5,6年前と比べれば指数が1.5倍程度ですし。)
まぁ、北朝鮮と比べると随分マシですが。ただ、去年は北朝鮮に代わりエリトリアが最下位の様ですね。

> > > そう言えば、かなり前に、「魏:PS」「呉:任天堂」「蜀:セガ」の勢力争いを、
> > > カノッサの屈辱風に三国志に見立てて、余所の掲示板に書いた事がありましたねえ・・・・
> > > って、テレビ番組の「カノッサの屈辱」というのは御存知無いですよねえ?

> > すいません、ちょっと小学校入学以前の深夜番組はわからないです。

> まあ、私もリアルタイムでは見てないんですけどね(笑)。
> ただし「征服王」は、子供ながらに見てましたが。
> それにしても、さすがはバブル期だけあって、
> 深夜番組でさえ、金の掛かり方がトンデモなかったらしいですね。
> 征服王なんて、人間将棋風にボードゲームをやって遊んでいた訳ですし(笑)。
> で、今の深夜はアニメの洪水と(U系を入れると週30本くらいやってるそうですね)。
>
> > > > 先にケータイが10倍の速度で充電できるようになってほしいw
> > > う〜ん、家庭用の電源からでは難しいかも?

> > やっぱむりですか。

> いや、まあある程度は速くなると思いますよ。
> 新しい電池でも発明しない限り、容量はもう一杯一杯でしょうし、
> となれば各社は、充電速度を上げる方向に進むと思います。
> とは言え、数年単位で速度が10倍になるのは難しいかと・・・・
>
> > > ただ、電源にプルトニウムを使うので、日本などの国々では使用を禁じられています。
> > そういうペースメーカーをつけている人は入国拒否なんでしょうか?

> う〜ん、どうなんでしょ?
> ただ、そうやって各国で対応が異なり、不都合もあったりしたので、
> あまり広まらなかったという話は聞きますね。
> 現在付けている人は、世界でも100人くらいだそうですし。
> 電池の性能もアップしたことで、現在では付けたいって人は少ないらしいです。
>
> それと、さすがに体内に埋め込むモノですので、
> 原発みたいには危なくないって事だけ、一応言っておきます(笑)。
> それよりも身近な事としては、過度なCTやレントゲン撮影の方が問題かも?
> まあ、気にする程の量でないものの、それでも撮影で被爆するのは確かですからねえ。
> 「一応、念の為」とか、「診療料金を高くしよう」とか言った具合でも撮るので、
> 日本のレントゲン使用頻度は、世界トップだと言われており、
> 「だから、日本人はガンが多いんだ」という医者もいるくらいですので。
> って、だからと言って、神経質になり過ぎるのも良くないですがね・・・・
> 小さな可能性を恐れて、大きな病気を見逃しては、元も子もないですし。

そうですね。元々日本は医療費等が高いですが・・・。
頻度が世界トップだとすると、1人当たりの医療費も随分なのではないでしょうか?
自分は医療費のことは詳しくないですが。そう思います。

> > > 車では無いにしても、韓国製や台湾製の家電やPCが出回り、
> > まわりで、台湾韓国メーカーのを持っている人は見たこと無いんで、
> > あんまり広がっている感じはしないです。

> でも、家電量販店などを見れば、明らかに増えてますよねえ?
> 以前は本当に、日本製しか置いてませんでしたし。
>
> > 私は、金持ちが増えて格差が広がるのは良いと思いますが、
> > 貧乏人が増えるのは社会不安のもとですので。

> いや、金持ちか否かなんて言うのは相対的なモノですし、
> 富裕層が増えれば、その数倍は貧困層が増えるというのが、世の常だと思いますよ。
> 国内で富裕層だけが増えるなんて言うのも、海外に貧困を輸出しているだけかと。
> 現在の穀物価格の急上昇なんて、まさにそんな感じじゃないですかねえ?

そうですね。必ず格差は広がって、貧困層も増えると思います。
中国やインドも平均的には少し日本より貧しいですが、人口が多く日本の大金持ちより裕福な人もいれば、
日本の貧しい生活をしている人よりもっと貧しい人がいますからねぇ。
そういえば、アフリカは最近資源が良いからということで、穀物価格が上がったようですね?

> > > 冷戦期、核の脅威を大袈裟に吹聴したのは、主に核戦争を抑止する面がありましたが、
> > > 現在の二酸化炭素排出による地球温暖化の場合は、主に経済と結び付いてますからねえ。
> > > 「排出権取引」なんて、まさに何も無い所からカネを生み出す錬金術ですし。

> > 世の中にはうまいことを考える人がいるもんです。

> 彼らにとっての「エコ」とは、
> 「エコロジー」ではなく、「エコノミー」の事ですから(笑)。
> まあ、民放が最近やたらとエコ番組を作ったり、催しものをやったりするのは、
> 洞爺湖サミットを「祭り」として捉えて、その事前イベントをやってる感じなんでしょうね。
> おそらく彼らにとっては、オリンピックも(自国開催の)サミットも同じなのかと(笑)。

まぁ、確かに「排出権取引」をしても世の中の排出量が減るわけでも無いですし、
金も増えたり減ったりは無いですよね(笑)
(つまり、その取引をした者にしか意味が無いという・・・。)
そういえば、北京はかなり空気が汚いらしいですね。これも急成長の証ですが・・・。
まぁ、これまたアメリカを抜かすのでしょうか。
いくら急成長しているとはいえ、まだ発展途上国ですから、とめる義務が無いですけどね。

> > > > > せめて、米中冷戦くらいで収まる事を願いましょうか?(笑)
> > > > 位置的にそれでも日本はあんまり良い役回りが回ってこないですw

> > > いやいや、アメリカと中国の冷戦だからこそ、
> > > 最前線である日本は、地理的に美味しいんですよ(笑)。

> > 利益を引き寄せることができるのはわかるんですが…
> > まさしく、バランス感覚がないと思うので、良い役回りが回ってこないと思います。

> でもまあ、そこまで超絶的なバランス感覚が求められる訳ではないですけどね。
> 何だかんだで現状の日本は、米中も無視できない程の国力を持ってますし、
> 米中が対立すれば、おのずと引っ張りだこになるでしょうから。
> 逆に日本が恐れるとすれば、それは米中が手を結んでしまう事ですね。
> WW2オンラインをやっても分かるでしょうけど、
> アメリカが太平洋を分割する場合、相手は日本でも中国でも構いませんからねえ。

確かに地理的に美味しいですねぇ(笑)あの、朝鮮半島の時の再現っぽい感じでしょうか?
あの時から日本は急成長を遂げましたからねぇ。
米ソ冷戦の次は米中冷戦・・・。まぁ、米中が手を組むというのは最悪のシナリオでしょうか。
米中に挟まれている日本としては・・・。
 
> > 日露の連携は日露戦争後にもありましたよね、
> > 確かその時もアメリカに対抗とかそんな感じじゃなかったですか。

> シベリア抑留や冷戦などの影響から、ロシアを嫌う日本人は多いですけど、
> 日本が大陸へ本格進出せず、ロシアも関心を西側に向けている限り、
> 日本にとってロシアは、組むのに丁度良い相手なんですけどね。
> 北方領土を日本に返還してもらう代わりに、北方領土内にロシア軍基地の設置を認め、
> 日露交易の経済特区とする「北方領土の沖縄化」をしてみるのも面白いかも?
> 比較対照を作る事で、在日米軍の態度も少しは改善するかも知れませんし。

そういえば、大分前ですが、麻生氏が北方領土を半分ずつに区切るという提案をしていたのが、
以前新聞で見かけましたね。日本は・・・歯舞諸島・色丹島・国後島・択捉島の25% ロシアは択捉島の75%
でしたっけ。まぁ、ロシアとしては日本が4島(3.25島でしょうか?)を保有するのに反対らしいですが。
 
> > > アメリカの勢いに陰りが見え始め、日本はアメリカと心中するのでなければ、
> > > 日本が保有するアメリカ国債40兆円分を、格安で中国などに引き渡しても面白いかも?(笑)

> > 国債って引き渡せるんですか?

> 時の総理だった橋本龍太郎が渡米した際、コロンビア大学で講演を行った事があったんですが、
> その時に聴衆の一人から、「日本が米国債を蓄積し続けることに利益があるのか?」と質問され、
> 橋本は冗談交じりに、「実は米国債を売りたいとの誘惑にかられた事がある(笑)」と答えたんです。
> そうしたら翌日のニューヨーク株式市場は、ここ10年間で最大の下げ幅を記録し、
> 日米両国は、その橋本流アメリカン・ジョークの火消しに躍起になるなんて言う事もありましたので。
> と言う事で、論理的には米国債を他国に売却することは「可能」だと思いますが、
> まあ実際に、今の日米関係でそれが可能かと言えば、答えは「不可能」です。

そうですねぇ。まぁ可能だとしても多分売却は無いでしょうね。
もし、そんなことでもやらかしたら、アメリカの怒りが回ってきますからね。
(例えば先程書いた米中で手を組んで日本に敵対するとか(笑))



[6731] Re19:まとめレス返信 削除
2008/6/15 (日) 20:20:44 徳翁導誉

> > > > 東トルキスタンも、「第二のモンゴル」になってたかも知れませんし。
> > > ところで、東トルキスタンが独立したら、トルコとは仲が良いんでしょうか?

> > 東トルキスタンはソ連の衛星国になるでしょうから、
> > 特に深い関係にはならなかったんじゃないですかねえ?

> そうですね・・・。確かに東トルキスタンはトルコと何らかの関係がある訳でも無いですし・・・。
> (名前が少しトルコに近いですが(笑))

いや、トルコと東トルキスタンには関係があるからこそ、
こう言った話題になるわけで・・・・
同じトルコ語系である彼らは、互いに言葉が通じますし、
微々たるモノとは言え、東トルキスタンの独立運動を最も強力に援護している外国は、
そう言った関係にあるトルコです。
そもそも東トルキスタンとは、「東にあるトルコ人の国」って意味ですし。
そして、こうしたトルコ系民族の団結・統合を目指す動きが、
「汎テュルク主義」と呼ばれるモノです。

> > 国境なき記者団が毎年発表している「世界の報道自由度ランキング」では、
> > 一昨年の日本の順位なんか、51位でしたからねえ。
> > 「記者クラブ制度」が、「閉鎖的だ」と欧米メディアからかなり批判を受けてますので。

> そうですね・・・。日本は一昨年から去年にかけて37位に上昇しましたが・・・。
> それでもまだ低いですかね・・・。(5,6年前と比べれば指数が1.5倍程度ですし。)

正直な話、国境なき記者団はどうでも良いんですけどね。
まあ1つの指標にはなりますが、あくまで一団体が独自に作っているだけのモノですし。
ここで言いたかったのは、日本マスコミの問題自体ですので。

> そうですね。元々日本は医療費等が高いですが・・・。
> 頻度が世界トップだとすると、1人当たりの医療費も随分なのではないでしょうか?
> 自分は医療費のことは詳しくないですが。そう思います。

んん?
「詳しくない」のであれば、何故「元々日本は医療費等が高い」と書くんですか?
先進諸国を見比べても、今までの日本の医療費は、
質が高い割に、かなり安く済んでいましたよ。
日本医療界にも様々な問題が山積しているのは事実ですが、
医療レベルと医療費の複合評価では、世界の中でもトップレベルでした。
って、こうして過去形で書いているのは、
国民皆保険制が崩壊しかねない状況だからですけどね・・・・

> > > > > > せめて、米中冷戦くらいで収まる事を願いましょうか?(笑)
> > > > > 位置的にそれでも日本はあんまり良い役回りが回ってこないですw

> > > > いやいや、アメリカと中国の冷戦だからこそ、
> > > > 最前線である日本は、地理的に美味しいんですよ(笑)。

> > > 利益を引き寄せることができるのはわかるんですが…
> > > まさしく、バランス感覚がないと思うので、良い役回りが回ってこないと思います。

> > でもまあ、そこまで超絶的なバランス感覚が求められる訳ではないですけどね。
> > 何だかんだで現状の日本は、米中も無視できない程の国力を持ってますし、
> > 米中が対立すれば、おのずと引っ張りだこになるでしょうから。

> 確かに地理的に美味しいですねぇ(笑)あの、朝鮮半島の時の再現っぽい感じでしょうか?

いや、ですから「冷戦」の話をしている訳で・・・・
「朝鮮半島の時の」って、朝鮮戦争の事ですよねえ?
あれはモロに武力衝突してますし、事態は大きく異なりますよ。
第二次朝鮮戦争が勃発しても、それで直接的に日本が得をする訳ではないですし。

> そういえば、大分前ですが、麻生氏が北方領土を半分ずつに区切るという提案をしていたのが、
> 以前新聞で見かけましたね。日本は・・・歯舞諸島・色丹島・国後島・択捉島の25% ロシアは択捉島の75%
> でしたっけ。まぁ、ロシアとしては日本が4島(3.25島でしょうか?)を保有するのに反対らしいですが。

日本側の政治家が、おのおのの思惑でバラバラの案を言っている現状では、
ロシア側としても、従来通りの「歯舞・色丹二島の返還」しか言えませんよ。
日本側の方が、まともに議論し合える状態になってない訳ですし。

> > と言う事で、論理的には米国債を他国に売却することは「可能」だと思いますが、
> > まあ実際に、今の日米関係でそれが可能かと言えば、答えは「不可能」です。

> そうですねぇ。まぁ可能だとしても多分売却は無いでしょうね。
> もし、そんなことでもやらかしたら、アメリカの怒りが回ってきますからね。
> (例えば先程書いた米中で手を組んで日本に敵対するとか(笑))

怒るとかどうとかの問題ではなく、日本が保有する米国債を全て売却でもすれば、
アメリカの経済は一気に崩壊しますし、全世界の経済も大混乱に陥ります。
そしてそれは勿論、日本だって例外ではありません。

それに、あれだけ大量の米国債を引き取るとなれば、
そんな国は中国など、本当に数少ない国しかないでしょうし、
「日本が米国債を手放す」と言う事は、
「日本が中国の軍門に下る」となる事を意味する可能性が高く、
そう言った状況では、「米中が組んで日本を・・・」なんて展開にはならないかと。

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