| ▼ 徳翁導誉さん
> 寒いのは確かでしょうね。
> 先に書いた「ハビタブルゾーン」とは、日本語では「生命居住可能領域」という意味で、
> 主に「水が液体で存在できるか」が基準となっています。
> それは、恒星の大きさ(光の強さ)と、恒星との距離で求められ、
> 太陽系の場合ですと、太陽との距離が「0.97AU〜1.39AU」の範囲だと言われています。
> 「AU」とは「天文単位」の事で、地球と太陽との距離を「1AU」としています。
> ちなみに、金星と太陽の距離は「0.72AU」、火星と太陽との距離は「1.52AU」です。
>
> で、結局何が言いたいかというと、
> 現状のままでは、ゾーン外にある金星では熱すぎ、火星は冷たすぎると。
> そして、地球って結構、ゾーンの端にあるので、
> 地球より内側は難しくても、外側だったらゾーン内に収まっていても良かった。
> 火星の場合ですと、1割くらい距離を縮めれば、ゾーン内に入ってきますので、
> そういう意味で、「もう少し寄ってくれれば」と前述した次第です。
>
> ただ、距離の方は満たしても、
> 今度は惑星自体の大きさ(質量)が問題になって来るんですよねえ。
> 火星って、半径にして、地球の半分くらいしかないんですよ。
> 半分というと、大した事なさそうですけど、それが体積となると3乗ですからねえ。
> 結局、火星の大きさは、地球の1/8くらいしかなく、さらに密度も地球の80%程度なので、
> 火星の質量は地球の1/10となり、重力も2/5となってしまいます。
> (重力は質量に比例し、半径の2乗に反比例するので)
これは、面白いですよね。
金星のAUも地球とAU0.3ぐらいしか違わないようですし、
案外、いける条件だったかもしれませんね。
すると、勝手に私の理想を作ってしまうと
火星半径=約5千キロメートル?(確か地球は6000kmぐらい?)
AU=1.4ぐらい。
火星大気=窒素を主成分とした大気(地球の酸素がない様な感じ。テラフォーミング未然として。)
こんな火星があれば、嬉しかったですよ。
こんな火星に移住して、国家を作りたい・・・。
殖民したいですよ。マーズ連邦共和国(笑)
> これだけ火星の質量が軽いと、大気がなかなか維持できないんですよねえ。
> (土星の衛星であるタイタンみたいに、小さくても大気の多い星はありますが)
> 惑星の気温って、大気が大きく影響しますので、
> 例え火星が地球と同じ軌道で太陽の周りを回っていても、
> 恐らくは、地球よりも気温が低かったと思います。
> (大体、火星の大気は地球の1/100、金星の大気は地球の100倍です)
> だからこそ、「地球の双子星」と呼ばれるほど、地球と似通った大きさを持つ金星に、
> ハビタブルゾーン内に居て欲しかったなあと・・・・
> そう言った惑星が、同じ太陽系内に地球のほかにもあれば、
> 宇宙開発や、それに伴う人類の進化も、格段にスピードを上げていたでしょうし。
私も思います。技術革新がどのぐらい大きくなるかは分かりませんが
もし火星や金星が人類の移住に都合のよい惑星でしたら、惑星間航行は相当技術が貯まるでしょうし。
それに伴って、ロケットの技術やらも高くなるでしょうから、相乗的に高くなって・・・。
> でもまあ、逆に考えると、地球って本当に恵まれたバランスの中に居るんですよねえ。
> 水が液体で存在できる適度な距離で、恒星の周りを回り、
> その恒星である太陽も、明るさと膨張速度を共存する適度な大きさで、
> 地球の1/4もある半径を持つ月という衛星が、地球の自転軸を安定させ、
> 少し離れて位置する巨大な木星が、地球への彗星衝突を防ぐ盾となっている。
火星は
月がない分、一億年の周期で見ると、地軸(火軸?)が10度ぐらい動くらしいです。
かなりアバウトですが・・・。それで季節や、温度や表面の温度がかなり違ってしまうらしいです。
なんでも、地球は地軸が一度動いても、動物の大量絶滅が起こるらしいですが
火星は一億年で10度前後ですからね・・。どうなるんでしょう。
> これだけ恵まれた環境が揃う惑星なんて、そうそう無いですからねえ。
> とは言え、宇宙にはそんな低確率を簡単に凌駕するほどの、無数の天体がある訳ですが(笑)。
こういう、宇宙の壮大さは好きですね。
しかし、この頃はもし人類が利用できる星が見つかっても
航行できる技術力がないからなぁ・・・とか思って落ち込みます。
> なので、地球が「奇跡の星」である事を重々承知しつつも、
> 「地球以上に恵まれた星」もまた、この宇宙には当然、無数にある訳で、
> それを考えると、悔しくなってしまうと(笑)。
> 太陽系で例えるなら、地球のほかに、火星や金星なども生命が居住可能な星で、
> さらに、木星の周りを回るガニメデやエウロパなどの衛星も、条件にあてはまっていれば、
> 人類には、「第2の大航海時代」が待っていたでしょうし、
> それは他星系を目指す「第3の大航海時代」への足掛かりになるでしょうからねえ・・・・
> この地球に於いて、「新大陸アメリカ」の発見というのは、
> 人類の歴史に、想像もできないほど大きなインパクトを残してますし、
> それが大陸ではなく星となれば、それこそ、大航海時代の比じゃないでしょうからねえ。
> まあ逆に言えば、南北アメリカ大陸が存在しなかった場合、
> 地球の人類史って、今ほどのモノにはなっていなかったと思いますので、
> それはそれで、またまた「恵まれた星」だったのかも知れませんね、地球は。
今の人類の歴史がもっと違ったといえば、アメリカ大陸到達・大航海時代よりも前に
ギリシア人が古代からずっと文化・技術革新の主導権を握っていれば、
10世紀は早く現代の技術力に達していたとか言われているらしいですね。
> とは言え、やっぱり残念だよなあ・・・・
> まあ確かに、地球以外に生命がいない事で、
> 星を自由に開発でき、未知のウイルスなどに怯える事もないのは利点かも知れませんが、
> 未知のモノから受ける恩恵は、また途轍もなく大きなモノですし、
> ホップからステップを経ず、いきなりジャンプを要求されているようなもので、
> 開発への道筋が、なかなか付かないんですよねえ。
> 現状、人類がどうしても欲しい物質が、月や火星などにある訳では無いですし。
> 核融合の技術が確立し、ヘリウム3を求めて月を目指すというのはあっても、
> 火星のテラフォーミング化ともなれば、D-D反応の核融合などまで行き着いて、
> 無尽蔵にエネルギーを使えるくらいじゃないと、難しいでしょうからねえ。
無尽蔵にエネルギーが使える様になるのは
一世紀内には出来ていると思うんですがどうでしょう?
あと、一世紀内に太陽系内に人類は移住しているらしいですからね。
それに伴って、たぶん技術力も高くなるかと。
鉄とか鉱物系は月とか人類が住むには難しい所に結構あるらしいですよ。
> あと、火星を暖めて大気を増やし、遺伝子を弄った植物を植えて・・・とかは、
> 先の技術とは言え、まだ何とか想像がつきますけど、
> 火星の重力ばかりは、どうしようも無いですからねえ・・・・
> 宇宙コロニーみたいに、回転させて遠心力でって訳にも行きませんし。
> 火星で人類が暮らせるようになっても、重力が地球の2/5だと、
> そこで暮らす遺伝子を弄った火星人類は、地球人類とは全くの別物になるでしょうから、
> もしも火星が地球化しても、「地球vs火星」の星間戦争が待っているだけなのかも?
> 火星の質量を増やすために、木星の衛星を衝突させるなんて案もありますが、
> 衛星を動かすなんて事の困難さを考えれば、まだ金星を冷やす方が楽でしょうしね。
> って、そんな事を言い出したら、火星や金星の地球化よりも、
> 地球上の砂漠や寒冷地を、人類が住み易いように改造する方が遙かに楽でしょうけど(笑)。
遺伝子操作ですかw
酸素が要らない植物が出来たら、嬉しいですね。
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