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[11514] Re6:来月から同時間で「名将の采配」返信 削除
2009/6/14 (日) 19:39:57 徳翁導誉

> 厳島もそれなりに楽しめましたね。
私も少々楽しくなってきました(笑)。
何だかんだ言って、「戦術」を扱う番組なんて地上波にありませんからねえ。
次回のサラミス海戦の後は、ウィンブルドンで2週ほどお休みですが、
その次からは、どの戦場を選んでくるのかも興味ありますし。

> 最終的には司法が介入することで、バランスを取ることはできないですかね。
日本の司法って、そうしたバランス機関としての役割が欠けてますからねえ・・・・

> こうなったら県レベルの地方局の合併吸収を促進して、例えば近畿圏、九州圏レベルのテレビ局を作り、
> 全国区の放送と競合させる・・・というのが良いのかな。相当困難ですが

実現が可能であれば、私もそれが良いのでは?と思います。
地域レベルでなくても、各県に複数ある民放局を「1県1局」に統合すれば良いと思います。
キー局系列が広域放送圏である関東・関西・東海には、既に「独立UHF局」がありますし、
全国対象の放送局はBSで、地域や各県対象の放送局は地上波で、って感じでも面白かったかと?
まあ、「キー局の放送を垂れ流せばOK」という今までの方針ではいけなくなり、
経営的にも、かなり苦労はすると思いますけど、必然的に地域密着は深まるでしょうし、
1県1局に集約する事で情報発信力は強くなり、番組制作の自由度も格段にアップするので、
やる気のある放送人さえ居れば、現状よりも良くなると思いますよ。
って、もう放送界は既得権益が固定化してますし、
視聴者側もそうした変革を望んでないので、特に変わる事はないでしょうけどね。

> > ぶっちゃけて言えば、民放キー局は基本的にBSデジタルなんて要らないんです(笑)。
> > BSでも真面目に番組制作へ力を入れ、視聴率が取れる番組を作ったとしても、
> > それは地上波の視聴率を奪う事とイコールであり、真面目にやっても損をする。
> > かと言って、新規参入なんてさせたくないから、放送枠だけは押さえちゃう。
> > 放送枠を保持しているだけだと赤字なので、通販番組を垂れ流して逆に金が貰えれば黒字になる。
> > それが民放キー局のBSデジタルの実体ですからねえ・・・・

> BSは副業でドル箱ですか。なんとまあ・・・

いやいや、「ドル箱」とまでは言ってませんよ(笑)。
あくまで、「赤字を出さない」程度の話です。
「放送枠を押さえる」というのが、本来の目的ですので。

> 独立局の方が民放キー局より人気が集まるようになれば良いのですが。
> こんな記事が出てきましたね。
> http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090611_285743.html

結局、「CMや通販などは全体の18%以内に抑える」と言う条件を設けられると、
新規参入できるのは、有料放送しか無くなりますからねえ・・・・
別業種の大企業による新規参入とかも噂されてましたけど、
現在の経済状況では、そんな余計な分野に手を出す余裕は無いでしょうし。
で、選ばれた新規参入局の顔ぶれは、CSの放送局ばかりとなると・・・・
「e2」が始まり、CS局への登録もかなり簡単になったのに、
今更CS局がBSでも放送を始めた所で、得する視聴者なんて居るんですかねえ?
経費上昇に伴う視聴料アップで、却って損する視聴者の方が多いかも知れません。
「全国で放送大学が見易くなる」くらいしか、プラス要素が無いような気も・・・・


> > 「記者クラブ制度」に関しては、政権交代が起きれば変化があるかも知れませんよ。
> > 民主党って既に、海外やフリーの記者に会見をオープンにしてますから、
> > 民主党が政権を取った場合、それが政府にも持ち込まれる可能性は高いかと。

> そうした努力はあればマシではありますけれど、慣例として定着させるなり
> 法令として今後も永続できるようにはした方がいいですよね。
> ホワイトハウスや青瓦台では登録式になっているようですが・・・

法令としてやるのは無理・・・と言うか、ダメでしょ?
取材する側の権利を制限する事になりますので。
でもまあ、慣例を打ち破ってさえしまえば、定着すると思いますよ。
ひとたび門戸を開放すれば、ふたたび閉ざすのは難しいでしょうし。

> それにしても、自民党内では廃止運動が起こらないのが不思議ですね。
まあ、マスコミと自民党は「持ちつ持たれつ」の関係でしたからねえ。
共に相手をうまく利用していたのですから、わざわざ変える必要はないでしょうし。

> > ただし、報道に対して政治の手が入る事には、私は反対ですね。
> > 報道とは根元的に、政治への監視役を担っている訳で、
> > 監視対象者がその監視役へ手を突っ込むのは、民主政治の根幹に関わる問題なので。

> 民主主義の常道には外れますが、今のこうした状況を作り出したのは他ならぬマスコミ自身では。

しかしその一方で、マスコミをそうさせたのは消費者である国民自身です。
マスコミと言えど営利団体なので、消費者の反応には逆らえません。
結局、日本人がそれを求めてこなかった事にも、問題の一端はあると思いますよ。


> > > 太平記は見た覚えが無いのですが、配役層が厚過ぎますねえ。
> > 今でこそ、隠れた名作と呼ばれてたりもしますけど、
> > 放送当時は、「トレンディー大河」とか揶揄されてたんですよ(笑)。

> トレンディードラマと言われつつ、今にして見ると、若い出演者はどれも演技力の高い
> 人々が多いですね。豊作の時代だったんですよ。
> 真田広之も、陣内孝則も、柳葉敏郎も、今の映画では主役級の人々ですし。
> この翌年には渡辺謙で独眼流政宗を放送していますからね。

いや、太平記は1991年放送で、独眼竜政宗は1987年放送ですよ。

> > 日本の立場から見れば、日清や日露は致し方ない面がありますけど、
> > 客観的に見ると、日本が取った行動で擁護しきれないモノも確かにありますからねえ。

> 長崎事件などの逆のケースもありましたが、旅順虐殺は著名ですね。
> 乙未事変などは完全にテロですし。安重根を笑えない部分はありますよね・・・。
> 坂之上の雲にそうした記述があるかどうか、撮影されるかどうかは分からないですが。

どうなりますかねえ?
物議を醸しそうモノは、あっさり流してしまうのが常道でしょうけど(笑)。


[11658] Re7:来月から同時間で「名将の采配」返信 削除
2009/6/23 (火) 00:08:35 ミクシャ

> > 厳島もそれなりに楽しめましたね。
> 私も少々楽しくなってきました(笑)。
> 何だかんだ言って、「戦術」を扱う番組なんて地上波にありませんからねえ。
> 次回のサラミス海戦の後は、ウィンブルドンで2週ほどお休みですが、
> その次からは、どの戦場を選んでくるのかも興味ありますし。

サラミス海戦も上々でしたね。地理的に制約のある戦いだったので、三回目の采配(作戦)については
大方見当が付いてしまうのが、少し残念でしたが・・・(ゲストの独創性ある采配が見たかったので)
第四回は「ガウガメラの戦い」ですか。管理人様の好きな(?)アレクサンドロス大王が指揮した戦いですね。
それ以降についてはフリードリヒ二世など持ってくるのではと期待しています。
七年戦争とか逆転劇にちょうど良いですからね。
本編で中国がまだ無いですね・・・パイロット版をまんま流したらどうしよう(汗)

> > 最終的には司法が介入することで、バランスを取ることはできないですかね。
> 日本の司法って、そうしたバランス機関としての役割が欠けてますからねえ・・・・

うーん。今の司法をバランス機関として期待するのは間違っているのでしょうか。

> > こうなったら県レベルの地方局の合併吸収を促進して、例えば近畿圏、九州圏レベルのテレビ局を作り、
> > 全国区の放送と競合させる・・・というのが良いのかな。相当困難ですが

> 実現が可能であれば、私もそれが良いのでは?と思います。
> 地域レベルでなくても、各県に複数ある民放局を「1県1局」に統合すれば良いと思います。
> キー局系列が広域放送圏である関東・関西・東海には、既に「独立UHF局」がありますし、
> 全国対象の放送局はBSで、地域や各県対象の放送局は地上波で、って感じでも面白かったかと?
> まあ、「キー局の放送を垂れ流せばOK」という今までの方針ではいけなくなり、
> 経営的にも、かなり苦労はすると思いますけど、必然的に地域密着は深まるでしょうし、
> 1県1局に集約する事で情報発信力は強くなり、番組制作の自由度も格段にアップするので、
> やる気のある放送人さえ居れば、現状よりも良くなると思いますよ。
> って、もう放送界は既得権益が固定化してますし、
> 視聴者側もそうした変革を望んでないので、特に変わる事はないでしょうけどね。

なるほどー。達見ですね。日本には経営状態も良くないのに、地方局が多すぎるんですね。
キー局から切り離す分、期限付きで中央政府から助成金を工面すれば・・・。
あるいはプロ野球やJリーグのように、各県に本拠地を置く企業をスポンサーに付けるとかw
地域密着と言うとNHKとぶつかりそうな気もしますが、そこはNHKに引いてもらって。
一県一局であれば、局地災害などの時も十全に発信力を生かせますからね。
ただ・・・挙げられた独立UHF局が置かれているのは日本の人口密集地帯で、裏日本や四国などで実施すると
ますます経営難になるかもしれませんねえ。(こうなると二県一局とか)
固定化された以上、再び流動的になる可能性は低いかもしれませんが、金融危機やテレビ離れが
進んでいる中、放送局は苦境に立たされているのですから、これからが変革のチャンスとも言えるかもしれないですよ。
一気に進めなくとも漸進的に進められれば・・・。
今後のメディア構造を考える上で、様々なプランを考慮しておくべきかと。

> > > ぶっちゃけて言えば、民放キー局は基本的にBSデジタルなんて要らないんです(笑)。
> > > BSでも真面目に番組制作へ力を入れ、視聴率が取れる番組を作ったとしても、
> > > それは地上波の視聴率を奪う事とイコールであり、真面目にやっても損をする。
> > > かと言って、新規参入なんてさせたくないから、放送枠だけは押さえちゃう。
> > > 放送枠を保持しているだけだと赤字なので、通販番組を垂れ流して逆に金が貰えれば黒字になる。
> > > それが民放キー局のBSデジタルの実体ですからねえ・・・・

> > BSは副業でドル箱ですか。なんとまあ・・・

> いやいや、「ドル箱」とまでは言ってませんよ(笑)。
> あくまで、「赤字を出さない」程度の話です。
> 「放送枠を押さえる」というのが、本来の目的ですので。

言いすぎでしたかw
失礼しました。

> > 独立局の方が民放キー局より人気が集まるようになれば良いのですが。
> > こんな記事が出てきましたね。
> > http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090611_285743.html

> 結局、「CMや通販などは全体の18%以内に抑える」と言う条件を設けられると、
> 新規参入できるのは、有料放送しか無くなりますからねえ・・・・
> 別業種の大企業による新規参入とかも噂されてましたけど、
> 現在の経済状況では、そんな余計な分野に手を出す余裕は無いでしょうし。
> で、選ばれた新規参入局の顔ぶれは、CSの放送局ばかりとなると・・・・
> 「e2」が始まり、CS局への登録もかなり簡単になったのに、
> 今更CS局がBSでも放送を始めた所で、得する視聴者なんて居るんですかねえ?
> 経費上昇に伴う視聴料アップで、却って損する視聴者の方が多いかも知れません。
> 「全国で放送大学が見易くなる」くらいしか、プラス要素が無いような気も・・・・

別業種の大企業による新規参入ってソフト○ンクでしょうか。
CSも大多数は火の車で、経営状態も耐えうるとは思えないのですがねえ。
キー局に倣って赤字を出さない経営も民放連の条件では出来ないでしょうし。
QVCはさすがにナンセンスですが、CS局が参入しようとしている背景には何があるんですかね?
「e2」で視聴が容易になったということは、CS側も重々承知の上かと思いますが・・・。

> > > 「記者クラブ制度」に関しては、政権交代が起きれば変化があるかも知れませんよ。
> > > 民主党って既に、海外やフリーの記者に会見をオープンにしてますから、
> > > 民主党が政権を取った場合、それが政府にも持ち込まれる可能性は高いかと。

> > そうした努力はあればマシではありますけれど、慣例として定着させるなり
> > 法令として今後も永続できるようにはした方がいいですよね。
> > ホワイトハウスや青瓦台では登録式になっているようですが・・・

> 法令としてやるのは無理・・・と言うか、ダメでしょ?
> 取材する側の権利を制限する事になりますので。
> でもまあ、慣例を打ち破ってさえしまえば、定着すると思いますよ。
> ひとたび門戸を開放すれば、ふたたび閉ざすのは難しいでしょうし。

あ、法令は権利を侵害しますか。民主党が政権取った時点で、記者クラブと馴れ合ったら
不味いなあと思いますけど(汗)
自社政権時代には朝日の記者が官邸で「進言」していたらしいので、旧社会党系議員を抱える
民主党がマスコミとの「持ちつ持たれつ」に目覚めるのでは。心配しすぎでしょうか

> > それにしても、自民党内では廃止運動が起こらないのが不思議ですね。
> まあ、マスコミと自民党は「持ちつ持たれつ」の関係でしたからねえ。
> 共に相手をうまく利用していたのですから、わざわざ変える必要はないでしょうし。

ここでも万年与党時代の弊害ですか。政局のスキャンダルは往々にして主要マスコミ系列で無い
傍流の週刊誌がすっぱ抜いてしまいますからねw週刊誌に多いのもそういうことなのかなと。
昭和期であれば官僚も法律の立案に参与していましたが、そちらとマスコミの
関係も「持ちつ持たれつ」に近いですからね。田中真紀子外相時代の外務省では官僚がリークを多用して
次官を追い落とそうとしたり・・・。民主党が政権を取ったら、再びそんなことが起こるのでしょうか。

> > > ただし、報道に対して政治の手が入る事には、私は反対ですね。
> > > 報道とは根元的に、政治への監視役を担っている訳で、
> > > 監視対象者がその監視役へ手を突っ込むのは、民主政治の根幹に関わる問題なので。

> > 民主主義の常道には外れますが、今のこうした状況を作り出したのは他ならぬマスコミ自身では。

> しかしその一方で、マスコミをそうさせたのは消費者である国民自身です。
> マスコミと言えど営利団体なので、消費者の反応には逆らえません。
> 結局、日本人がそれを求めてこなかった事にも、問題の一端はあると思いますよ。

そうですね・・・。責任を追及するなら、利用者の方にも問題はあったのは否めないですね。
書籍や市民運動によっても糾弾や抗議は行えたでしょうから・・・、
ただ、社会的・経済的に大きな力を持つ法人に対して一市民が立ち向かうには力の差が大きすぎるかと思います。
(公害事件のように目に見える形で被害者が出ているわけではありませんし)
また、情報革命まで情報経路をマスコミが一手に独占していたわけですので、反マスコミキャンペーンを
張ろうにも、恣意的に報道されなかった(あるいは過小化された)、という可能性はあります。
2000年代に入って、初めてではないでしょうか?ここまでマスコミ離れが進んでいるのは。
しかも先に挙げて下さったように新聞−テレビ−ラジオのトライアングルでガッチリ固めて
その上、利益護持については主要五社が横でカルテルのように連携を取るわけですから・・・
まあ、消費者の怠慢が先か、マスコミの責任が先か、ということになるのでしょうか。

> > トレンディードラマと言われつつ、今にして見ると、若い出演者はどれも演技力の高い
> > 人々が多いですね。豊作の時代だったんですよ。
> > 真田広之も、陣内孝則も、柳葉敏郎も、今の映画では主役級の人々ですし。
> > この翌年には渡辺謙で独眼流政宗を放送していますからね。

> いや、太平記は1991年放送で、独眼竜政宗は1987年放送ですよ。

おっと、そうでしたね。政宗でも真田広之と陣内孝則が出演しているようですが。

> > > 日本の立場から見れば、日清や日露は致し方ない面がありますけど、
> > > 客観的に見ると、日本が取った行動で擁護しきれないモノも確かにありますからねえ。

> > 長崎事件などの逆のケースもありましたが、旅順虐殺は著名ですね。
> > 乙未事変などは完全にテロですし。安重根を笑えない部分はありますよね・・・。
> > 坂之上の雲にそうした記述があるかどうか、撮影されるかどうかは分からないですが。

> どうなりますかねえ?
> 物議を醸しそうモノは、あっさり流してしまうのが常道でしょうけど(笑)。

でしょうねえ。まあ、バランスで戦争や残虐行為の暗い部分を描きつつ、文明開化の
ある種牧歌的でいて、毒の無い滑稽な面も描けるのが明治ですから。この時代に生きた人も殆ど鬼籍に入って、
記憶から歴史に移行しつつありますし。これが1920年代後半になると、金融恐慌→総動員体制まっしぐらなので。


[11675] 「名将の采配」7月分も判明返信 削除
2009/6/25 (木) 20:13:46 徳翁導誉

> 第四回は「ガウガメラの戦い」ですか。管理人様の好きな(?)アレクサンドロス大王が指揮した戦いですね。
ガウガメラが来ましたねえ。
好きですよ、アレクサンドロス大王(笑)。
ただ個人的には、イッソスの方を予想してましたので、ちょっと残念。
ルーキウスさん、予想的中おめでとうございます。

> それ以降についてはフリードリヒ二世など持ってくるのではと期待しています。
> 七年戦争とか逆転劇にちょうど良いですからね。

残念ながら、フリードリヒは来ませんでした。
以降の放送内容は以下の通りだそうです。
第4回 ガウガメラの戦い(アレクサンドロス大王)
第5回 上田合戦(真田昌幸)
第6回 アウステルリッツの戦い(ナポレオン)
第7回 城濮の戦い(重耳)
アウステルリッツは予想的中だったのですが、上田や城濮は予想外でしたねえ・・・・
日本で1本、中国で1本というのは当たったんですけど、源平と三国志だと予想してました。


> なるほどー。達見ですね。日本には経営状態も良くないのに、地方局が多すぎるんですね。
> キー局から切り離す分、期限付きで中央政府から助成金を工面すれば・・・。

期限付きとか、政府とかではなく、既に現実的な話として、
地方局へは、県が出資していたりします。
例えば福島テレビなんて、福島県が株式の50%握るを超筆頭株主です。
第3セクターで県が間接的にとか、電力会社などの準公的企業が出資しているケースも多いですね。
で、そこには、キー局の番組を垂れ流すだけ入ってくる利益を、
行政と地元企業と政治家で分け合う「負のトライアングル」が出来ている所も多いです。

> 地域密着と言うとNHKとぶつかりそうな気もしますが、そこはNHKに引いてもらって。
> 一県一局であれば、局地災害などの時も十全に発信力を生かせますからね。

いや、報道の客観性保持から言って、最低限2つは必要でしょうから、
公的なNHKの他に、民放局を少なくとも1つという意味ですね。


> > 別業種の大企業による新規参入とかも噂されてましたけど、
> > 現在の経済状況では、そんな余計な分野に手を出す余裕は無いでしょうし。

> 別業種の大企業による新規参入ってソフト○ンクでしょうか。

記憶が曖昧なので、間違ってる可能性も高いですが、
一応書いておくと、ソニーとか、トヨタとかがあったような気が・・・・
不正確なので、間違っていても責任は取りません(笑)。
取り敢えず、前回の募集で参入した「BS11」は、親会社がビックカメラでしたね。
この時にソフトバンクも参入を検討してましたが、結局やめたような記憶があります。

> QVCはさすがにナンセンスですが、CS局が参入しようとしている背景には何があるんですかね?
> 「e2」で視聴が容易になったということは、CS側も重々承知の上かと思いますが・・・。

簡単に言えば、通信容量が増えて「高画質・高音質」の放送が可能。
あとは、やはりCSよりもBSの方が視聴者数が多いので、
契約して貰える機会が増えるとかですかねえ?
放送電波を飛行機のシートに例えれば、
「地上派:ファーストクラス」「BS:ビジネスクラス」「CS:エコノミークラス」
って感じですか(笑)。


> 民主党が政権取った時点で、記者クラブと馴れ合ったら
> 不味いなあと思いますけど(汗)

共に損得勘定が働くので、大手マスコミとの馴れ合いが無くなるとは思いませんが、
少なくとも、現状よりはそこそこマシになると思いますよ。
今までフリーや海外の記者も受け入れてきて、
政権を取った途端、彼らを排斥し出せば、デメリットの方が大きいでしょうし(笑)。
まあ、記者クラブ制度を特に目の敵にしていたのが、前代表の小沢だったので、
マスコミが小沢おろしを煽ったのも、そうした面もあるかも知れません。

> 自社政権時代には朝日の記者が官邸で「進言」していたらしいので、旧社会党系議員を抱える
> 民主党がマスコミとの「持ちつ持たれつ」に目覚めるのでは。心配しすぎでしょうか

民主党の旧社会党系を心配する前に、
小沢も鳩山も岡田も、もともと自民党ですので(笑)。
あとついでに、一括りに旧社会党系と言っても、
そもそもあそこは右派と左派の2派に分かれていて、
小沢と組み、細川政権を誕生させたのは右派主導、
そこから離れ、自社さ連立政権を組んだのは左派主導、
そして民主党への合流後は右派主導(左派は社民党に残留組も)となっています。

> ここでも万年与党時代の弊害ですか。政局のスキャンダルは往々にして主要マスコミ系列で無い
> 傍流の週刊誌がすっぱ抜いてしまいますからねw週刊誌に多いのもそういうことなのかなと。

いや、それはもう、日本マスコミの構造になっちゃてますね。
大手メディアはミスするのを嫌う・・・と言うか、ミスした時に責任を取りたくないんですよ。
よく官僚叩きをやってますけど、彼らもかなり官僚的なので。
だから、そうした危険な綱は週刊誌にやってもらい、
果実が大きく育った所で安全にそれを頂戴し、メンツと高給は維持すると(笑)。
まあ、サラリーマン・ジャーナリストですからねえ・・・・

> 昭和期であれば官僚も法律の立案に参与していましたが、
昭和というか、今でも変わらずそうですよ(笑)。
参与どころか、彼らが主体となって法律を作ってます。
ですので官僚からすると、「良い大臣」とは「言いなり大臣」の事です。

> 田中真紀子外相時代の外務省では官僚がリークを多用して
> 次官を追い落とそうとしたり・・・。民主党が政権を取ったら、再びそんなことが起こるのでしょうか。

んん?
次官って事務次官のことですよねえ?
その次官(大臣補佐役)というのが、その省庁における官僚のトップですよ。
ですから基本的には、次官が面倒な大臣を追い落とそうとするんです。


> > > 民主主義の常道には外れますが、今のこうした状況を作り出したのは他ならぬマスコミ自身では。
> > しかしその一方で、マスコミをそうさせたのは消費者である国民自身です。
> > マスコミと言えど営利団体なので、消費者の反応には逆らえません。
> > 結局、日本人がそれを求めてこなかった事にも、問題の一端はあると思いますよ。

> そうですね・・・。責任を追及するなら、利用者の方にも問題はあったのは否めないですね。
> 書籍や市民運動によっても糾弾や抗議は行えたでしょうから・・・、
> ただ、社会的・経済的に大きな力を持つ法人に対して一市民が立ち向かうには力の差が大きすぎるかと思います。

いや、そんな大層な市民運動とかは必要ありません。
ただ単純に「買う」「買わない」ってだけの話ですので(笑)。
例えば、「日本の政治報道は、政策ではなく政局ばかりだ」と言われますが、
政策よりも政局をやっていた方が、視聴率も取れ、新聞も売れるんです。
政局よりも政策を扱った方が利益が出るなら、マスコミだってそうしますよ。
朝日新聞などは歴史がある分、過去の報道姿勢とかも解るのですが、
読者が平和を願えば反戦記事を、読者が好戦気分なら扇動記事を書きます。
報道の質も、政治家の質も、結局は国民自体の質を写す鏡でしかないんです。

日本の場合、政治ではあまり見られませんが、スポーツとかだとありますよね(笑)。
例えば、巨人で当時の長嶋監督や原監督がクビになった時など、
巨人ファンが親会社の新聞を買わなくなるので、売り上げが落ちたりとか。
そうした影響もあってか、2人とも監督に返り咲いています。
まあ、ある意味では、政治じゃ起きないけど、スポーツだと起きるというのは、
日本がそれだけ平和な事の証と言えなくも無いかも?(笑)


> > > 坂之上の雲にそうした記述があるかどうか、撮影されるかどうかは分からないですが。
> > どうなりますかねえ?
> > 物議を醸しそうモノは、あっさり流してしまうのが常道でしょうけど(笑)。

> でしょうねえ。まあ、バランスで戦争や残虐行為の暗い部分を描きつつ、文明開化の
> ある種牧歌的でいて、毒の無い滑稽な面も描けるのが明治ですから。この時代に生きた人も殆ど鬼籍に入って、
> 記憶から歴史に移行しつつありますし。これが1920年代後半になると、金融恐慌→総動員体制まっしぐらなので。

話はちょっとズレますが、いつか「西園寺公望」の大河を見てみたいなあ(笑)。

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