| > > 1クール8回程度として、一年で2クールぐらいの頻度であれば、
> > 定着するのでは、と思いますが・・・。
> > 「ネタ切れ」になったりしないでしょうか(汗)
> 質を保てるかは解りませんが、ネタ自体は幾らでもあると思いますよ。
> 例えば江戸時代だけを取っても、様々な職業の人が居ましたし、
> また、切り口を変えていけば、更にネタは増えますからねえ。
> 今回は江戸や室町が多かったですけど、明治とかもネタは豊富そうですし。
そうですねえ。江戸時代の被差別集落の生活や、漁撈民や狩猟の生活に密着するのも
面白そうだなあと思います。現代には残っていない、非日常の風景を切り取っても良いですね。
あとは琉球やアイヌとかも見てみたいかも。フォークロアの視点から作って見ると、嬉しいんですけども。
関心を寄せられることはできないかもしれませんが・・・。(費用面でも難アリですし)
> > > ちなみに来月からの同じ時間では、「名将の采配」が放送されるそうです。
> > 第一回はカンネーの戦いですね。合戦や会戦をメインにした企画は
> > NHKにしては珍しいです。焦点となる戦場を選ぶのに際して、何が基準になっているのでしょうか?
> > 知名度や人気はさることながら、「歴史を変えた一戦」を考慮に入れているのでしょうか。
> > 十三翼の戦いや、コンスタンティノープル攻略も出てきたりして。
> パイロット版の番組を見た限りでは、「歴史を変えた一戦」といった所に比重は置かれず、
> 純粋に「采配」がメインの番組でしたね。
> ゲストも将棋の棋士とか、野球の監督とかでしたし。
> また、番組の構成上から、「これだ」というキーポイントのない戦いは、
> 例え有名で大きな戦いであっても、取り扱われる事はないかと思います。
> そう言った意味では、「コンスタンティノープル攻略」は有り得るかも知れませんね?
> 「船を山越えさせる」という正解(史実)は、テレビ的には良さそうですし(笑)。
カンネーの戦いを視聴しましたが、意外と面白いですね。単調に戦いの経過をゲストと
見ていくのかと想像していましたが、ゲストに指揮を疑似体験させて、采配を考えさせると言うのは
良い意味で裏切られました。ゲストの考える采配を見て、色んな考え方があるもんだと。
戦場の選考は少数の不利で多数を負かせるというのが好まれるのですね。
コンスタンティノープルは厳しいかも・・・
> まあ、公共放送として受信料でやってるNHKと、CM収入でやってる民放とでは、
> 自ずと、「視聴率」への拘りが異なって来るのも当然ですけどね。
> 民放は視聴率(特にゴールデン)が収益に直結する訳ですし。
> ですが皮肉な事に、今やゴールデンの視聴率トップはNHKなんですよねえ(笑)。
> ここまで来ると、却って割り切っちゃう民放局なども出てきて、
> 「低視聴率でも利益が出れば良い」と、TBSなんて制作費削って低視聴率番組を垂れ流している為、
> その日の最高視聴率番組が水戸黄門の再放送だったり、その日の平均視聴率が4%だったりと、
> 欧米諸国に比べれば、超破格値で電波を独占的に使用している立場であるのに、
> 随分とふざけた事態になっているんですよねえ・・・・
視聴率目当てに不祥事を起こしたり、報道では扇情的な映像をわざと選んで流すことで、
メディアとしての質が低下したりと、テレビ局も視聴率に振り回されているような感じはしますね。
ゴールデンタイムを重視しているのに、入れる番組が無いなんて末期としか。
> そう言えば先日、TBSアナウンサーのストライキがあった時に、
> 「アルバイトや派遣を切り、番組制作会社への支払いもカットしてるのに、
> 自分たちだけ給料上げろってのはおかしくないか? 権利は認めるけど」と、
> TBSラジオ内で、伊集院光に言われてたっけ(笑)。
> まあラジオ業界なんて、この半年で人気番組が立て続けに潰されてますからねえ。
> 「聴取率(ラジオ版の視聴率)が取れてるのに、人気長寿番組が終わるのって、
> 切られる出演者の責任じゃなくて、切ってる局側の責任じゃないの?」という発言も、
> 「一理あるなあ」とは思いますし(ラジオはスポンサー確保が大変なのも解りますけど)。
ラジオはあまり聞くことが無いのでよくは分からないのですが、テレビがこれだけ苦戦しているなら
尚更ですよね。それでも人気番組を潰してしまうのはやりすぎかとは思いますが・・・
日本のストライキは欧米に比べて、世間からの風当たりが冷たいと言うのは
本当でしょうかね?それだけ根付いていないということにもなるでしょうけども。
> > 開始当初は衛星放送が地上波よりも普及するという話がありましたので、
> > それと現在を比較するに、伸び悩んでいたかと思っていたのですが・・・。
> う〜ん、「技術的にはそうした事も可能」という話だけで、
> 実際の所、本当にそうした事が起きるとは思われてませんでした。
> 簡単に言えば、東京のキー局が地上派と同じ電波をBSにも乗せれば、
> 地方の在住者でも、東京と同じ番組を同じ時間に視聴する事が可能となります。
> そうなれば、日本全体で見た場合、恐らくBSの方が普及した事でしょう。
> しかし、本当にそんな事をやれば、地方局はそのほとんどが壊滅してしまいます。
> その為、地上派と同じ電波を流す再送信は、大きく制限されたんです。
> 現在ではそれも多少緩和されているのですが、キー局は地方に系列局を抱える事情から、
> 制限が厳しかった時代と、対応はほとんど変わってませんね。
> 地方系列局の少ないテレビ東京くらいかな、BSも有効活用しようとしているのは?
> 数日遅れでの番組のBS放送は、テレ東系列のなかった地方では好評だそうですし。
なるほど。そうですか。地方局はそれこそ死活問題になりますか。
地方は地方で独自の番組編成を行っているところがほとんどですし、東京で試せない分、
地方でお試しに番組制作することもありますからね。
野球中継でも、9時を過ぎてしまうと「一部の地域」では番組が終わってしまいますけども
それを格差と見るか、地方の個性と見るかは難しいところです。
> > でも知名度は低いですね。スポンサーとか付きにくそうですし、教養番組などが多い分、
> > 視聴者の関心は低いようで。
> 教養番組は・・・あまり無いような気がしますが、
> でも、海外の紀行モノや大自然モノは多いかな?
> 地上派は若者や女性へ偏重した作りが多いので、
> 最近では高齢層が、そういった番組を見る機会も増えているという記事は読んだ事があります。
> あとスポンサーの方は、通販番組を垂れ流してる時間帯がかなり多いので、
> スポンサーが付いていると言えば、そう言えなくはないかと(笑)。
> って、本当は民放連の規則で「CMや通販などは全体の18%以内に抑える」と言うのがあるんですけど、
> ぶっちゃけ、そんな規則は全く守られていません(笑)。
> ただし、これから新規参入するチャンネルに対しては、これを厳格に適用するのだとか・・・・
> 何と言うか、あまりにあからさま過ぎて、逆に笑えます。
収入源は通販ですか。しかし、民放連の規則を作っても守れないのでは、最初から作る意味があったのでしょうか。
そのくせ新規には強制と言うのも、本当チグハグですね。傍目には妨害するための措置にしか見えない(苦笑)
地上波のような華美な構成にはせずに、というところで存在意義を出そうとしているのかもしれませんが、
これから高齢人口と若年層が逆転する日本では、時代の先取りになるかもw
> > > > デジタル放送に完全移行したらどのような番組構成になるでしょうか・・・。
> > > 既存の民放局が、無駄にチャンネル数やBSを抑えるくらいなら、
> > > もっと新規参入させれば良いのに・・・と思うんですけどね。
> > > 閉鎖的で、独占的な日本のマスコミ界を変革する為にも。
> > ということは殆ど変わらない、ということですか。
> > 大手五局が寡占を築いて利権護持しているのでは、不味いですよねえ。
> 更にマズいのは、各社程度の差こそあれ、
> 「新聞−テレビ−ラジオ」が一連の系列である5社なんですよねえ。
> しかも、最も古いメディアである新聞が親玉なので、ネットとの融合が一向に進まない。
> 日本のマスコミ業界は、このトライアングルによる寡占状態が強固すぎて、
> 新規参入などは、現実的にほとんど有り得ません。
> まあ一般視聴者の方も、新規参入なんか求めて無いという事情もあるのでしょうけど。
> ちょうど1年半前、BSデジタルの方で「BS11」と「TwellV」が新規参入したんですが、
> そもそも、この2つの新規局の存在自体、知っている方が少数派のような気がします・・・・
> って、BS11の方は、まだ多少の努力が見えたりもするんですが、
> TwellVの方は、もうほとんど通販専門局と化していますけどね(笑)。
日本のメディア構造は本当に旧態依然ですね。第四権力とさえ言われるのに、行政の手が入らないのは
何故でしょうね。ただ、マスコミバッシングは醸成される空気にあるので、近い将来に
政治家の手が入るのではと期待していますが。。。
そういえば、報道や放送のチェック機関とかは働いているんですかねえ?
メディアの問題の中で外国受けが悪いのが、記者クラブ制度ですね。
アメリカのポリアーキーのランク付けをしているNGOの報告に、日本の減点部分があったのですが
そこに挙げられているのが、暴力団の存在と記者クラブ制度でしたし。
民営化や行政改革の次はメディア改革も期待したいところですが。。。
> > > 逆に、NHKが飛鳥時代のドラマ制作に挑戦した時、衣装も小道具も当然新調であった為、
> > > 当初予定していた予算を大きく越えてしまい、責任者が地方へ飛ばされたなんて話も(笑)。
> > 大化改新でしたっけ。あるいは聖徳太子でしたか。
> その両方ですね。
> 当初の発表では「飛鳥3部作」との事だったのですが、
> 「聖徳太子」で金を掛けすぎ、責任者が地方へ飛ばされ、
> 衣装や小道具は既に作ってしまったので、やっつけで「大化改新」を作ったと。
> まあ、その後に待っているのは「壬申の乱」ですから、
> そんな中途半端な気持ちでは作れない題材なので、結局そこで打ち切りと・・・・
> 壬申の乱などと言ったら、武力による天皇位の簒奪劇ですからねえ。
> 相当の覚悟を持って「作ろう」と考えている人以外、まず手を出しませんよ。
> そう言う意味ではやはり、大河で「太平記」をやった人は凄いと思います。
天皇家の権力抗争は中世まで続きますが、主体的に動けたのは上古までですしね。
菊タブーのあるこの国では、NHKでそれをやるのは意外とすごいのかも。
太平記は見た覚えが無いのですが、配役層が厚過ぎますねえ。
鎌倉炎上が語り草になったのでしたっけ?マイナーな時代背景の中でそれだけのものを
作れたのは、幸運なことかもしれません。
> > 制作費の面でクリアできるなら、「坂の上の雲」がドラマ化されることですし、明治期の回を増やして欲しかったです。
> > 江戸期は大河だけでなく、たびたび時代劇ドラマとして出てきますから作りやすいでしょうね。
> まあ、本格的に作ろうと思えば別ですけど、
> 制作費の面では、明治はそんなに大変ではないと思いますよ。
> 明治が難しいのは、その近すぎる時代背景もありますが、
> 何より一般視聴者のウケが悪いんですよねえ(コアなファンも居ますけど)・・・・
> 簡単に言えば、「視聴率は取れないのに、抗議や圧力は多い題材」なので、
> 飛鳥や太平記のような物好きでも出てこない限り、作ろうという人が出てこないんですよ。
抗議と圧力ですか。日清戦争以降は左巻きの方からは、プレ軍国主義の時代にしか映らないかも
しれませんけど、文明開化にロマンを求める人は少ないのでしょうか。
そういうプロデューサーが現れてくれるのを、気長に待つしかないですねw |
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