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[22977] 新型コロナウイルスについて返信 削除
2020/3/23 (月) 00:01:00 初雪戦線

今回の新型コロナウイルスについて、この掲示板を使って情報共有をしませんか?

というのも、現在我々はインターネットの普及によって自分に近い人たちとしか交流しないようになっており、コロナウイルスに関しても特定の情報源からの偏った情報しか入手できなくなっています。
そこでこの掲示板で情報を共有し合うことにより、可能な限り普段自分では接しない情報源から少しでも多角的に情報を集められればと考えています。
専門的な知識を持たない方でももちろん結構ですので、こういう報道があるとか、こういう風に自分は考える、などたくさん返信をいただければ幸いです。

管理人様ヘ:無いとは思いますが、もしも収拾がつかないような事態になったときはこの投稿ごと削除してもらってかまいません。


自分はこの件に関してホント何にも知らないのですが、人に情報提供を頼んでおいて自分で何も情報を出さないのはアレなので基礎情報だけまとめておきます。

3月22日23時時点で、国内感染者数1055人(前日比+40人)、死亡37人
日本からの入国を禁止している国:64か国(中国・韓国・インド・ドイツ・フランス・ロシア・カナダ・ブラジル・オーストラリア等)

全世界での感謝数26.7万人、死者1.1万人、感染が確認された国と地域が187
イタリアで感染者4.5万人・死者4000人、中国感染者8万人・死者3000人、イラン2万人・1400人、スペイン2万人・1000人
フランス1.2万人・450人、アメリカ1.5万人・200人、イギリス4000人・170人、オランダ3000人・106人、韓国8000人・100人、ドイツ1.8万人・45人、スイス4800人・43人


[22984] Re:新型コロナウイルスについて返信 削除
2020/3/25 (水) 22:11:30 徳翁導誉

> 管理人様ヘ:
> 無いとは思いますが、もしも収拾がつかないような事態になったときは
> この投稿ごと削除してもらってかまいません。

了解しました。
ただ、私自身の管理方針からすると、スパム広告や嫌がらせ目的でも無い限り、
基本的には、コチラから削除する事はありませんけどね。
自分で言うのも何ですが、「言論の自由と責任」に関して、
普通からすると度が過ぎるほど、個人的に重視してますので(笑)。


> 今回の新型コロナウイルスについて、この掲示板を使って情報共有をしませんか?
そうですね、良い試みかと思います。

> というのも、現在我々はインターネットの普及によって自分に近い人たちとしか交流しないようになっており、
> コロナウイルスに関しても特定の情報源からの偏った情報しか入手できなくなっています。

本題に入る前に、いきなりツッコミになっちゃうのですが(笑)、
ネットよりもリアルの方が、それこそ物理的に、近い人としか交流できませんし、
ネット自体にしても、SNSであったり、AIによるオススメ記事であったり、
そればかりだと入ってくる情報が偏るだけで、全体的な情報は多様で豊富かと?
逆に、ネット情報は多すぎて、どれを信じたら良いか解らないとなれば、
公式情報とマスコミ情報を両天秤にかけておけば、無難な所に落ち着くと思います。

でもまあ、そんな事を言ってる私自身、こう7〜8年くらい前から、
父親がテレビのチャンネル権を握っていた事で、子供の頃から続いていた
ニュース番組を見る習慣が失われてしまい、今ではもっぱらYahooニュースばかりです(苦笑)。
ただ、肯定や否定を前提に、自分に都合の良い情報を集めると、真相からは離れちゃいますから、
その辺りは注意しつつ、疑問が残る記事なら、他社のネット記事も読み比べ、
それでも疑問が残るようなら、ネットで自力検索って感じですね。
(今回の新型コロナの件では行っていませんが、本を読んで背景となる知識を補う場合もあります)
数ヶ月前からYouTubeを本格的に見始めたので、最近は数分のニュース動画もたまに見ます。
あとは主に、昼飯時に流れている「ひるおび」のテレビ情報と、周囲からの世間話くらい?
逆に言うと、私の情報源も、実はその程度です・・・・

> そこでこの掲示板で情報を共有し合うことにより、
> 可能な限り普段自分では接しない情報源から少しでも多角的に情報を集められればと考えています。
> 専門的な知識を持たない方でももちろん結構ですので、
> こういう報道があるとか、こういう風に自分は考える、などたくさん返信をいただければ幸いです。

う〜ん、私も別に専門家では無いものの、疑問があれば一応調べるタイプなので、
自分なりの解答みたいなモノは持ってはいるものの、
一般的には、どんな疑問や不安があったりするのか、掴めてない所はありますから、
具体的な議題みたいなモノがあれば、もう少し語りやすいと思います。
ただ、それだけだと話が進まないので、とりあえず適当なQ&Aでも作ってみますかね?
(再度言いますけど、私は専門家では無い為、内容に絶対な保証はありません)


▼ Q1.実際の所、新型コロナウイルスって、どれくらい怖いの?
   まず最初に、そもそもコロナウイルスって何かと言うと、
   簡単に言えば、いわゆる「風邪」を引き起こすウイルスですね。
   風邪というのは、鼻や喉に炎症を起こす、数多くあるウイルスの総称であり、
   あまり大事になりませんけど、悪化させると気管支や肺まで炎症が及びます。
   で、コロナウイルスというのは、ライノウイルスと並んで、
   風邪ウイルスの2トップであり、この2つで風邪の半分を占めてたかと?
   そういう意味では、よくある風邪なので、基本的には寝てれば直ります(笑)。
 
   ただ、ここで1つ厄介なのは、今回のコロナが「新型」であるという点ですね。
   人間の免疫機能というのは、1度感染すると抗体が出来て、
   同じウイルスが再度襲ってきても、撃退できるようになっています。
   では何故、人は何度も風邪をひくのかと言えば、
   前述の通り、同じ風邪でも原因となるウイルスは様々で、以前のモノとは別物だったり、
   同じウイルスであっても、パターンが微妙に異なると、抗体が上手く働きにくい為です。
   そして今回のコロナは、微妙どころか結構パターンが異なるので「新型」と呼ばれ、
   新型だからこそ、抗体を持つ人が居らず、爆発的に感染が広まっていると。
 
   一般的に、病人以外だと、子供や老人が感染に対して心配されるのは、
   子供はまだ保有する抗体のタイプ数が少なく、老人は免疫機能が低下してるからですけど、
   (逆に、免疫を過剰反応させるウイルスだと、免疫力の強い若者層の被害が増えます)
   今回の新型コロナの場合、重症者が老人に集中していて、子供は目立たないのは、
   大人も抗体を持たない新型なので、子供と条件が変わらないからかも?
   まあ、これは完全に、素人である私の推測ですけどね。
 
   という事で、結論としては、
   個人レベルで見た場合は、まあ単なる風邪と大差ないので、そこまで心配要りません。
   (新型なので凶悪化してる可能性はあるものの、それを示すデータは今の所ありません)
   ただし社会レベルで見ると、症状は単なる風邪であっても、全体の感染者数が多くなれば、
   必然的に、重症化する人や、死亡する人が増えてくる訳ですね。
   そういう意味で「怖い」と思いますが、それをどれだけ重大と捉えるかは人それぞれかと?
   基本的には、良くも悪くも「新しい風邪」ですから、
   「新しい」の方に重点を置くか、「風邪」の方に重点を置くかの話です。


▼ Q2.マスクって、感染予防に効果あるの?
   まず最初に、人はどうやってウイルスに感染するかというと、
   それは基本的に、目・鼻・口といった粘膜にウイルスが付着する事で起こります。
   まあ、粘膜自体は他の部分にもありますけど、表に出てるのはそれくらいです。
   そして、いったん感染すると、人はどうやってウイルスを体外に排除するかと言えば、
   咳や くしゃみ、汗や糞尿で排出するか、体温を上げて熱で殺します。
   感染で熱が上がるのは、ウイルスの所為ではなく、人体の免疫機能によるもなので、
   無理に解熱すると、却って体内でのウイルス増殖を助けてしまう危険性もありますね。
 
   で、マスクの効果に関して、感染予防の観点から見ると、効果は限定的と言えるかと?
   ウイルス自体は非常に小さく、マスクの編み目の大きさでは、簡単にすり抜けます。
   言うなれば、網戸で砂埃を抑えようというようなモノですからねえ。
   ただし、咳や くしゃみと同時に排出されるウイルスの場合、
   くっついてる飛沫(水)が大きいですから、こちらは防げる可能性が上がります。
   網戸の例を続ければ、飛沫のウイルスは小石くらいのサイズにはなるでしょうか?
   また、自分の手に付着したウイルスを、口などに入れない点でマスクは有効ですね。
   しかし、外出先はまだしも、自宅内でも常にマスクをする人は少ないでしょうし、
   その危険性を防ぐという意味でも、効果は限定的ですかね。
 
   と言いますか、花粉症の時の症状を思い起こしてもらうと解りますが、
   目や鼻に症状が強く出ても、口や喉に出る症状は軽微な訳で、
   守るべき粘膜は、恐らく鼻や目なんですよね(飲食で異物慣れした口は強いと)。
   そういう意味では、口にだけマスクをして、鼻が出ていては効果薄で、
   ゴーグルでもしない限り、ウイルスは目からも入ってきますし、
   そもそも、どんなにマスクをしていても、横や上下の隙間からは入ってきます。
   感覚的な数字ですけど、マスクをキチンと装着してても、防げるのは3割くらい?
   まあ通常なら、感染確率が1%くらいだと、マスクをしても0.7%になる程度なので、
   「効果はあるか?」と問われても、正直、誤差の範疇だとは思うのですが、
   仮に感染確率が50%に上がれば、35%まで下げられるので、有意性はありますよね。
 
   あと、自分が感染者であった場合、感染拡大の防止という意味では、
   咳や くしゃみの飛沫を抑えられるので、効果は十分にあります。
   ただしウイルスは汗からも排出されますし、飛沫や糞尿が手に付く事もあるので、
   感染者が素手で触ったモノは、十分に感染源に成り得るんですよねえ。
   そして、このような間接接触による感染拡大は、飛沫感染より多いかも知れません。
   そういう意味では、ライブハウスやアリーナのように歓声を挙げないから、
   パチンコや満員電車は大丈夫という主張は、正直どうかと・・・・
   トイレなどで間接接触なんて事も十分に有り得ますしね。


▼ Q3.PCR検査は精度に問題あるから、積極的に行う必要性は無い?
   確かに、検査結果の精度は100%ではありません。
   特に感染初期でウイルスの数が少なければ、陽性でも陰性と出る可能性は高いです。
   しかし、だからと言って、検査を行う必要性が無いのでしょうか?
   少なくとも、私はそうは思いません。
 
   そもそも、検査精度が7割前後なんて、他の検査で普通なのでは?
   確かガン検診の精度も、その程度だったかと記憶しています。
   だとすると、ガン検診も意味が無いんですかねえ?
   一貫して「そう思う」という人は、それもアリと思うんですけど、
   新型コロナじゃ駄目だけど、ガン検診ならOKでは、二重基準となります。
   それに、1回の検査での精度が低くくても、何度もやれば精度は上がりますし、
   それでも偽陰性が出るレベルなら、別に陽性でも症状的に多分心配ありません。
 
   また、検査をし過ぎると患者数が増え、医療崩壊に繋がるという意見がありますが、
   ハッキリ言って、それでは本末転倒では無いでしょうか?
   もちろん、病床にも、医者が診られる患者の数にも、当然ながら限界があります。
   ですから、最悪の事態を想定して、ある程度の余力を残した上で、
   重症者が少なければ、無症状者まで隔離入院させられれば理想的ですし、
   重症者が多ければ、軽症者でも自宅待機させるのが現実的ですから、
   何段階かのマニュアルを作り、状況に応じて適切に対応すれば良いんです。
   それには、出来る限り正確なデータを集められないと、適切な判断は難しいですし、
   統計上の重症数や死者数を減らす事よりも、実際の重症数や死者数を減らす事の方が、
   本来の政策としては、何十倍も重要なはずですからねえ。


▼ Q4.休校や自粛は、いつまで続けるべきなのか?
   正直な所、これには確たる正解というのは、存在しないと思います。
   何を重視し、どこを危険と見て、どのあたりで折り合いを付けるべきか、
   人それぞれによって、望む答えは違ってくるでしょうからねえ。
   個人的には、不承不承でもウイルスと共生しながら、
   正しく恐れるのが最良解だとは考えているものの、
   未知の恐怖に対して、完全に取り除きたい心情も十分に理解できる為、
   それが世間の多数意見であれば、厳しく対応するのもアリとは思うんです。
 
   ただ、そうは言っても、中国ほど人権軽視な対応はさすがに取れませんし、
   他の先進国と比べても、対応が場当たり的で、中途半端な所はあるでしょう。
   それでも結局、政治というのは結果が全てであり、
   どれだけ厳しい状況であっても、政治家が問われるのは常に結果責任です。
   ですから今回も、いくら対策に疑問はあっても、被害が抑えられればOKで、
   どの程度の被害を許容範囲とするかも、世間の大勢で良いとは思っています。
   しかし一方で、「世間の大勢」というのも、果たして個々人は、
   一体どこまで想定し、決断しているのかが、甚だ疑問な所はあると・・・・
   例えば、今回の休校や自粛の処置にしても、このレベルの対応を選んだ場合、
   どれだけの期間が必要で、どの程度の効果が見込めるのか?
   その点を考慮した上で、賛成や反対をしているか、見えない所があるんですよね。
 
   でもまあ、こういった抽象的な話に終始しても、イメージが湧きにくいので、
   簡単にですが、ちょっとグラフを描いてみました。
   まず最初は、私たちもよく見る、国が出してるグラフ↓
   
   対策をしなければ緑色の曲線で、対策をすれば赤色の曲線になり、
   医療体制を強化して、青色の破線を上に引き上げるとする図ですが、
   これだけだと、ちょっと解り難いですよねえ?
 
   そもそも、赤い曲線になる為の対策が、よく伝わってきません。
   総理は最初、2週間の自粛を要請し、更に10日ほどの延長を求めた一方、
   新年度となる4月に向けて、要請を緩める方向に進んでますし、
   3週間あまりを過ぎた所で、世間でも「コロナ疲れ」なんて言葉が流行始め、
   桜の開花も相俟って、気持ちが緩んできたようには感じます。
   でも本来、感染症の対策というのは、既に入ってきた段階だと、
   初期段階だけ行えば良いのではなく、下火になるまでの継続が大前提です!!
   新年度になったからと言って、別にウイルスは感染拡大を忖度してくれません。
   (まあ、統計上の数字の方は、人の忖度で操作できますけども・苦笑)
 
   では実際、赤の曲線にする為に、どれだけ対策を継続するべきなのか?
   正直、科学的な正確さを追求するほど、具体的な数値は出し難くなりますけど、
   それでは普通の人はイメージし辛いでしょうから、白紙になってる時間軸を、
   この際、誤解を恐れず書き足すなら、多分こんな感じ↓です(2ヶ月前後の誤差アリ)。
   
   ぶっちゃけ、今の段階は、まだまだ序盤も良い所でして、
   現状路線で行くならば、7月中旬まで、現状の対策継続が必要では無いかと?
   まあ、それでも、ここから患者数は増えていく可能性が高いですし、
   仮に順調に事が進んでいても、予定通り五輪を開催できたかは・・・・
   欧州に感染が拡大した時点で、今年の通常開催は正直無理だとは思いました。
 
   で、「こんな自粛ムード、7月までなんて耐えられない」となり、
   もしも4月から、これまでの対策を完全に解除してしまった場合は、
   赤い曲線を描き続けるのではなく、紫色の曲線となります↓
   
   簡単に言えば、緑の曲線が横滑りしてくるだけで、
   自粛した3週間分、ピークを遅らせる事は出来ますが、ただそれだけになります。
   その遅滞させた3週間の内に、医療体制をバッチリ整えられたというのなら、
   意味ある引き延ばし策とも言えるものの、実際の所は・・・・
   正直な話、そんな短時間で医療体制が整えられるなら、誰も苦労はしませんしね。
   (まあ現実的には、中途半端に解除して、赤と紫の中間を描くのかな?)
 
   そして最後に、こちらも空白な縦軸の患者数ですけど・・・正直、予測不能です。
   と言いますか、どうしたって医療対応側には限界値がありますから、
   Q3でも少し書きましたけど、その時々の状況に応じて、
   軽症者まで含めて診るべき患者としたり、重症者のみに絞ったり、
   最悪の場合、重篤な患者は非情でも切り捨てたりなど、
   統計上はどうあれ、医療対応的に縦軸の患者数に関しては、
   数値が変化するよりも、定義が変化する方が現実的なのかも?
   とりあえず、医療関係者の間で感染拡大させない事が、実際には最優先です。
   病院が機能不全に陥れば、それこそ医療崩壊の状態になりますから。
 
   それにしても、最終的に日本の死者数は、どこくらいまで行くんですかねえ?
   そもそも肺炎は、いまの日本社会で、死因の第3位であり、
   その死者数は年間12万人前後、平均だと毎月1万人が肺炎で亡くなっています。
   ぶっちゃけた話、80代も後半を過ぎると、ガンで亡くなる人よりも、
   肺炎で亡くなる人の方が多いのが現実かと(ウチの祖父も最期は肺炎でした)。
   ですので、仮に日本でも数千人の方が、今回の肺炎で亡くなる事になっても、
   「死因の肺炎が新型コロナ由来か?否か?」という違いであれば、
   統計的に言ってしまうと、そこまでのインパクトは無いのかも知れません。
   ところで、現在の日本の検査体制では、検査後に死亡した例は聞きますが、
   肺炎で亡くなった方のPCR検査まで、行っているのでしょうか?
   もし行ってなければ、感染者数と同様、死亡者数も正確な数値は出てきませんよね。
   そうなると、「日本は過少申告してる」という指摘も、あながち否定できないかも?


▼ Q5.東京五輪を延期するなら、開催時期はいつ頃になりそう?
   どうやら、1年の開催延期で決まったようですが、まあ妥当な所ですよね。
   年内の秋に延期と言っても、それまでに収まっていなかったり、
   もしくは涼しくなって再燃している危険性もありますし、
   そもそも五輪は、数多くの競技を同時開催するイベントな為、
   1年のカレンダーを季節単位で動かすのは、正直、現実的ではありません。
   アメリカのプロ・スポーツによる放映権の問題が、どうのという声もありますけど、
   もちろん、それも1つですが、決して全てではありません。
 
   例えば秋に開催しても、サッカーやバスケはシーズンが既に始まってますし、
   野球・テニス・ゴルフなども、シーズンが佳境に入っています。
   プロ野球であれば、日本シリーズを潰してまで、五輪に協力するでしょうか?
   そりゃ確かに、五輪が最大の舞台である競技は、日程の無理も効くでしょうけど、
   人気のある競技ほど、プロ化が進んでおり、五輪はオマケみたいな存在な訳で、
   厳しい言い方をしてしまえば、そこで秋開催を強行しても、行えるのは、
   一流競技は二流選手しか集まらず、一流選手が集まるのは二流競技ばかりの五輪?
   五輪がアマの大会だった頃は、別にそれでも問題なかったのですが、
   IOCが五輪の商業化を進めた結果、今や五輪はプロの大会となり、
   そしてプロ化が進んだ人気競技ほど、五輪の価値は下がる・・・と言うか、
   各競技が自分たちで主開するW杯や世界選手権の価値を高める為、
   五輪の価値を下げる方向に進んでいる現状があるので、それを加速させる恐れはあります。
 
   そういう意味では、延期するとすれば1年後か2年後の同時期しか無い訳で、
   来年の夏には、アメリカで世界陸上、日本の福岡で世界水泳の予定がある一方、
   (ちなみにIOC内の格付けは、陸上・水泳・体操の3競技がAランクで、分配金も多い)
   今回はサッカーW杯がカタール開催で、異例の冬開催となりましたから、
   世陸と世水が動かせるなら2021年、それが無理なら2022年しかありませんでした。
   で、陸上連盟が世陸の1年延期を容認した時点で、大勢はほぼ決まっていたと。
   まあ日本の政府側としても、安倍総理の総裁任期である来年9月までの開催が絶対でしたし、
   既に出場権を得た選手たちからしても、1年ならギリギリ許容範囲内だったでしょうから、
   落ち着く所に落ち着いたのだとは思います。
   いくら何でも、今の状況じゃ、予定通りに今年の夏に開催は無理でしたし、
   五輪直前にあるサッカーの欧州選手権と南米選手権は、早々に1年延期してましたので。
   と言いますか、「1年程度の延期」との事で、暑くなる前の開催案も浮上してますが、
   欧州選手権や南米選手権と被る日程は・・・ちょっと難しいんじゃないですかねえ?
   いや個人的には、全部いっぺんに行うなら、それはそれで楽しいでしょうし、
   もしもマラソンや競歩が東京に帰ってくるなら、そっちの方が嬉しいですけども(笑)。
 
   それにしても、2020年は日本にとって「終わり(衰退)の始まり」の年になると、
   前々から思っており、五輪はその最後の徒花になると見ていたのですが、
   まさか、ここまでの展開が待っていようとは、さすがに想定外すぎました(苦笑)。


> 自分はこの件に関してホント何にも知らないのですが、
> 人に情報提供を頼んでおいて自分で何も情報を出さないのはアレなので基礎情報だけまとめておきます。
> 3月22日23時時点で、国内感染者数1055人(前日比+40人)、死亡37人
> 全世界での感謝数26.7万人、死者1.1万人、感染が確認された国と地域が187

イタリアで感染が広まり始めた段階で、世界的なパンデミック騒乱は不可避になりました。
国境が事実上なかったEU内では、自由な人の往来が、ウイルスの拡散に繋がりますし、
欧米間の交流を考えても、やはりアメリカ大陸にも飛び火はしますよね。
そして、アジアやアフリカで拡大している分には、対岸の火事であっても、
いざ自分たちにまで降りかかると、やはり欧米は声(影響力)が大きいですから。
更に、高温多湿なアジアなどに比べると、普段から感染に深く注意している訳でもなく、
握手やハグ、キスなど、接触系の挨拶を行う文化ですから、いったん入れば一気に広がると。

> イタリアで感染者4.5万人・死者4000人、
本当、イタリアでは急速に拡大しましたよね。
まあ一部報道では、これを病床数不足が招いた医療崩壊となってますけど、
実際には、若者と高齢者と同居する家族が多かった事と、
医者から感染が広まった事が、恐らくは主要因だったのかなぁ?
日本とイタリアの病床数を比べ、財政難からイタリアのベッド数は少ない印象がありますが、
人口1000人あたりで、日本が13.1床、イタリアが3.2床、平均が4.7床ですから
先進国の病床数↓を見ると、そもそも日本のベッド数が飛び抜けて多いんですよ。
https://www.nli-research.co.jp/files/topics/58024_ext_15_2.jpg
その一方で、人口1000人あたりの医師数↓で見ると、
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/934/34/N000/000/000/07071907.jpg
日本が2.0人、イタリアが3.8人、平均が3.0人と、こちらは逆転しています。
要するに日本とイタリアでは、根本的に医療体制が異なるんです。

ちなみに日本の医療が、ベッドが多くて、医師が少ない理由は、
ベッドを増やして長期入院の患者を増やし、1人の医師が多くの患者を診る事で、
収入を増やして、支出を抑えるという、ビジネス・モデルになっているからですね・・・・
1人の医師に2人分の患者を任せて、1.5倍の給料を支払えば、
病院側も利益が増えますし、医師側も大変ですが給料は高くなります。
そして医師の負担を軽くすべく、入院による患者の管理や、患者との接触が少ない1分診療、
それでも人手不足の分は、 研修医や大学院生をタダ働きで補うと(いわゆる無給医問題)。
って、途中から日本の医療問題の話になっちゃいましたね(苦笑)。

そういう意味ではイタリアは、病気を持った老人でも、
出来るだけ入院させずに自宅で過ごせるようにし、
都会へ仕事・勉強・遊びに行く孫が、家に帰れば祖父母の世話をする為、
外でもらってきたウイルスを持ち帰って、同居する老人に感染させてしまい、
医師数が多いからこそ、密接に行われる検診により、医師にまで感染が広がり、
それをまた、医師を介して患者に広げてしまう・・・という構図ですかねえ。
精密な検査をしなければ、それこそ症状は、単なる風邪だった訳ですし、
そういう意味では、イタリアの充実した町医者のネットワークが、
今回は却って、感染を広めてしまう結果になったのかも?

あと、今回のような感染症対策の場合、重要なのは一般病床ではなく、専門病床の数であり、
日本は3000床(?)なのを、この1ヶ月間で3300床(?)に増やしたとテレビでチラ見した一方、
(ネットで調べてみたものの、このデータの情報源は探し出せず、正確性には自信なし)
日本より人口の少ないイタリアは6000床、ドイツに至っては2万8000床だそうで、
もしかしたら、専門病床の定義の違いがあるのかも知れませんけど、
(東京都は現在118床で、重症用700床&軽症用まで含めて4000床を目指してるらしいです)
イタリアの件は病床数の問題より、単に爆発的な感染拡大があったか否かの話なのかも?
そして、数日前から急に「オーバーシュート」という単語が踊るようになった
現在の日本の大都市圏に関しても、決して他人事では無いのかも知れません。

> 中国感染者8万人・死者3000人、
> 韓国8000人・100人、

近年の嫌韓反中な風潮も働いてか、新型コロナ対策でも、いろいろ言われてる中韓ですが、
もちろん完璧では無いものの、客観的に見て、日本よりも良くやっている気はしますけどね。
まあこれは、事前にSARSやMERSの被害にあっており、
準備や経験が日本より豊富にあった事が、大きいかと思います。
公共心に乏しい中国民や、「心配せずとも何とかなる」ケンチャナヨ精神の韓国民が、
今回の新型コロナに対して、日本人よりも遥かに過敏に反応しているのは、
直近でSARSやMERSの恐怖を体感していたからでしょうね。

そういう意味で、今回の新型コロナの世界的パンデミックが、
人類にもたらした最大のメリットは、
これで「新型インフルエンザ」に対する準備が、官民共に進むであろう事ですね!!
ハッキリ言って、ヒト-ヒト感染する新型インフルの脅威は、新型コロナの比ではありません。
100年前の新型インフルでは、全世界で5000万人の死者を出したと言われており、
この100年間で医療は進歩したものの、世界人口は4倍以上も増え、
しかも人々の往来は、100年前と比較にならないほど増えている現代社会においては、
数億人単位で死者が発生しても、決しておかしくない危険性を孕んでますからねえ。
新型インフルの発生は、地震と同じく早いか遅いかで、「来ない」という可能性は低く、
まあ、新型コロナも収束してない段階で、不謹慎な感想かも知れませんが、
全くの無防備で新型インフルを迎えるよりは、準備が出来て良かったと考えています。

> イギリス4000人・170人、
イギリスが独自路線として示した「集団免疫」という戦略は、
ウイルスと共生しながら、大多数に抗体を持たせ、犠牲者数を最小限に抑えるという
科学面や歴史面の視点に立つと、恐らくは最も合理的な選択だったのですが、
それでも国民の心情的に「恐怖との共同生活」は、やはり政治面で実行困難な選択でしたね。
結局は反対意見に抗えず、わずか2週間で、他国同様の封鎖政策に一転しました。
まあ、一昔前のイギリス国民であれば、議会や政府の選択を信頼したかも知れませんけど、
政争の具として国民投票を利用した結果、想定外にEU離脱が決まってしまい、
しかも離脱交渉も内外共にゴタゴタした、いま現在のイギリスでは、
合理性で恐怖心や不安感を押さえ込むのは、ちょっと無理だったのかも知れません。
実現可能であるなら、私も集団免疫戦略を支持しますが、まあ実現は不可能でしょうね。
既に世界規模での、集団ヒステリー状態に陥ってるようなモノですし・・・・

> イラン2万人・1400人、スペイン2万人・1000人
> フランス1.2万人・450人、アメリカ1.5万人・200人、
> オランダ3000人・106人、ドイツ1.8万人・45人、スイス4800人・43人

ここでは国名が挙がっていませんけども、
個人的には、南半球のブラジルやオーストラリアでの感染拡大に注目してますね。
北半球の国々では、これから春を迎え、そして夏へと進んでいきますが、
南半球の国々は、逆にここから冬に進んでいく為、感染の拡大が危惧されますし、
それが再び、北半球が秋に入る半年後まで続いているとなると、
地球規模で人類が往来する現代、ウイルスがずっと循環し続ける恐れは出てきます。

あとは・・・やはり何だかんだ言って、世界一の大国アメリカの行方ですよね。
あの国の医療費は、国民の負担額も、国家の負担額も、日本以上なのですが、
その大部分が一部の富裕層に注ぎ込まれる為、トップの医療技術は最先端な一方で、
平均以下の人たちの医療レベルは、途上国とは言いませんが、中進国並みかも?
今年は大統領選挙もありますし、選挙に行方にも影響するのかなぁ・・・・
それにしても、自由を尊重するあの国が、1億人以上に外出禁止を命ずるとは!?
世界経済の中心地であるニューヨークさえ、人の動きを止めてしまいましたし、
本当に、戦時下でも有り得なかった程の、前代未聞なアメリカの状況だと思います。
仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、
今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも?


[22990] 新型コロナ関連のオススメ動画を紹介返信 削除
2020/3/31 (火) 22:14:21 徳翁導誉

> > そこでこの掲示板で情報を共有し合うことにより、
> > 可能な限り普段自分では接しない情報源から少しでも多角的に情報を集められればと考えています。
> > 専門的な知識を持たない方でももちろん結構ですので、
> > こういう報道があるとか、こういう風に自分は考える、などたくさん返信をいただければ幸いです。

> う〜ん、私も別に専門家では無いものの、疑問があれば一応調べるタイプなので、
> 自分なりの解答みたいなモノは持ってはいるものの、
> 一般的には、どんな疑問や不安があったりするのか、掴めてない所はありますから、
> 具体的な議題みたいなモノがあれば、もう少し語りやすいと思います。
> ただ、それだけだと話が進まないので、とりあえず適当なQ&Aでも作ってみますかね?
> (再度言いますけど、私は専門家では無い為、内容に絶対な保証はありません)

う〜ん、誰からも反応ナシかぁ・・・・(苦笑)
まあ、新型コロナの情報は、マスコミでも散々報じられてますし、
わざわざ私みたいな素人が、あれこれ語る話でも無いのかな?
ただ、この1週間のうちにも、東京での感染者急増&志村けん急逝があり、
(昭和世代としては、ドリフを語りたい所もありますけど、それはまた話題が別かな)
世間的や政治的にも危機感が増し、また新たなフェーズに突入した観はありますよね。
価値観が極端から極端に振れるほど、世の中は混乱の度を増すモノなので、
その危機感が吉と出るか、凶と出るかは、神のみぞ知る近未来の話ですけども、
とりあえず、和牛券だの、お魚券だのとかいう話は、立ち消えになったのかな?

まあ、それはともかく、前回の投稿後、
こんな動画↓を見つけたので、紹介しておきますね。

「リスク・マネジメントに基づく新型コロナウイルス対策の提案」
https://www.youtube.com/watch?v=GrfbIYOlSTE
https://www.youtube.com/watch?v=cO3pORA6H3M
京都大学が数年前に、国策レベルの危機対応を研究する部署を
設立したという話は聞いていましたけど、そのトップが出した動画だそうです。
この方が肩書きから離れ、個人の意見として語っている動画まで見ると、
感情的で過激な言動も目立ち、正直どうかと思う所もあったのですが、
少なくとも、この動画の内容に関しては、私もほぼ同意見な感じです。
とりあえずコチラの方は専門家なので、素人の私よりは説得力が有ろうかと?(笑)

ちなみに前回、今回の件で、新たな本は別に読んでないと言いましたが、
私の予備知識になってる、以前読んだ本としては、この1冊がオススメ。

「感染症と文明 共生への道」
https://www.amazon.co.jp/dp/4004313147

まあ、いちいち読書するのは大変という方には、
正確性は少し置くとして、コチラのニュース解説動画が見やすくて解りやすいかも?

テレビ東京NEWS「人類vs感染症」
https://www.youtube.com/watch?v=Fd5WqmlQpkE
https://www.youtube.com/watch?v=wFRCQy02V-E
動画の最後に参考文献を紹介する姿勢は、非常に評価が出来るのですが、
如何せん挙げられた書籍が、学術系の啓蒙書でなく、娯楽系の読み物ばかりなので、
差し引いて聞く必要はありますが、その分だけ内容的には面白くなっているかと。


> ▼ Q5.東京五輪を延期するなら、開催時期はいつ頃になりそう?
>    どうやら、1年の開催延期で決まったようですが、まあ妥当な所ですよね。
>    年内の秋に延期と言っても、それまでに収まっていなかったり、
>    もしくは涼しくなって再燃している危険性もありますし、
>    そもそも五輪は、数多くの競技を同時開催するイベントな為、
>    1年のカレンダーを季節単位で動かすのは、正直、現実的ではありません。

やはり東京五輪は、そのまま1年スライドして、
2021年7月23日(金)の開幕に決定しましたね。
早速、トップページのカウントダウンを再設定しましたけど、
あとは、五輪前の予選日程も含めて、それまでに状況がどうなっているのか?

> > イタリアで感染者4.5万人・死者4000人、
> 本当、イタリアでは急速に拡大しましたよね。
> まあ一部報道では、これを病床数不足が招いた医療崩壊となってますけど、
> 実際には、若者と高齢者と同居する家族が多かった事と、
> 医者から感染が広まった事が、恐らくは主要因だったのかなぁ?
> 日本とイタリアの病床数を比べ、財政難からイタリアのベッド数は少ない印象がありますが、
> 人口1000人あたりで、日本が13.1床、イタリアが3.2床、平均が4.7床ですから
> 先進国の病床数↓を見ると、そもそも日本のベッド数が飛び抜けて多いんですよ。
> https://www.nli-research.co.jp/files/topics/58024_ext_15_2.jpg
> あと、今回のような感染症対策の場合、重要なのは一般病床ではなく、専門病床の数であり、
> 日本は3000床(?)なのを、この1ヶ月間で3300床(?)に増やしたとテレビでチラ見した一方、
> (ネットで調べてみたものの、このデータの情報源は探し出せず、正確性には自信なし)
> 日本より人口の少ないイタリアは6000床、ドイツに至っては2万8000床だそうで、
> もしかしたら、専門病床の定義の違いがあるのかも知れませんけど、
> (東京都は現在118床で、重症用700床&軽症用まで含めて4000床を目指してるらしいです)
> イタリアの件は病床数の問題より、単に爆発的な感染拡大があったか否かの話なのかも?
> そして、数日前から急に「オーバーシュート」という単語が踊るようになった
> 現在の日本の大都市圏に関しても、決して他人事では無いのかも知れません。

数値が合わない部分もある為、これまた別の定義なのかも知れませんが、
とりあえず、「各国のICUベッド数(人口10万人あたり)」をまとめたデータ↓を発見。
https://specials-images.forbesimg.com/imageserve/5e6a0fadaa5428000759a47e/960x0.jpg
https://www.forbes.com/sites/niallmccarthy/2020/03/12/the-countries-with-the-most-critical-care-beds-per-capita-infographic/
 アメリカ34.7床 ドイツ29.2床 イタリア12.5床 フランス11.6床 韓国10.6床
 スペイン9.7床 日本7.3床 イギリス6.6床 中国3.6床 インド2.3床
う〜ん、やはり日本がイタリアの事をどうこう言える程、万全な体制では無さそうですね。

> > アメリカ1.5万人・200人、
> それにしても、自由を尊重するあの国が、1億人以上に外出禁止を命ずるとは!?
> 世界経済の中心地であるニューヨークさえ、人の動きを止めてしまいましたし、
> 本当に、戦時下でも有り得なかった程の、前代未聞なアメリカの状況だと思います。

東京・渋谷のスクランブル交差点↓とか、随分と人が少なくなりましたけど、
https://www.youtube.com/watch?v=_11BYUkE5Rk
NY・タイムズスクエアの三角地帯↓と見比べてしまうと、
https://www.youtube.com/watch?v=mRe-514tGMg
同じ 世界屈指の繁華街でありながら、現在の街の様子は まるで異なります。

ここへ来て、東京での感染者増加の傾向が、
「感染爆発したニューヨークの動向に似ている」という記事が増えてきましたね。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57436400R30C20A3CE0000/
まあ、日本の方がアメリカよりも感染自体は早かったですし、
一概に似ているとは言えないと思うものの、急増する可能性は十分にあろうかと?
今までの日本の対策は、基本的に、表面化したクラスター潰しに尽力してきましたけど、
水面下での拡大防止は消極的でしたので、一度溢れ出したら手に負えないかも・・・・

とりあえず、一旦緩んだ3連休の結果は、今週から来週にかけて現れるでしょうから、
その数字の如何で、ロックダウン(都市封鎖)の現実味も変わってくるかと思います。
逆に言うと、国や都の内々にでも、その数値が出てこない内は、
噂で流れたロックダウンや非常事態宣言は、なかなか決断できない気がします。
(ちょうど明日はエイプリル・フールですけど、どんなデマが流される事やら!?)
まあ、そこまで果断な対応ができる為政者なら、とっくに動いてるでしょうし、
諸外国に比べると、適切な対応さえ欠けてる面は確かにある一方、
かと言って、既に「有事モード」になってる欧米諸国のようになると、
適切さよりも、過剰さの方が、国民から支持されるパニック状態が加速しますし、
実は却って、場当たり的だったり、利害や保身だったり、決断力に欠いたりでも、
必要以上にバタバタしない方が、結果としては良い事もあるので、難しいですが・・・・

> 仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、
> 今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも?

まだ終息の目処どころか、どこまで拡大するか未知数な現状ですけども、
どんなに長期化した所で、感染拡大は数年の内には収まるでしょうし、
コロナ後の変革された社会の方が、それよりずっと長く大きく影響があるはずなので、
今の内から考えてみたい気持ちはあるのですが、この状況下ですと尚早なのかなぁ?

とりあえず、今まで頭の中で描いてた「世界の未来予想図」を、
大きく変更させる程の激震では無いものの、変化は劇的に加速させる気がするんです。
そういう意味で私たちはWW2終結以降、最大の「国際有事」に直面しているのかも?
平成の初年度にも、冷戦構造の崩壊という一大転換点がありましたけど、
令和の初年度に起こった今回のコロナ禍は、それに劣らぬ転換点になるかも知れません。


[22995] 新型コロナウイルスは世界を変え、歴史を動かします。返信 削除
2020/4/3 (金) 23:45:43 聖職者

▼ 徳翁導誉様
> > > そこでこの掲示板で情報を共有し合うことにより、
> > > 可能な限り普段自分では接しない情報源から少しでも多角的に情報を集められればと考えています。
> > > 専門的な知識を持たない方でももちろん結構ですので、
> > > こういう報道があるとか、こういう風に自分は考える、などたくさん返信をいただければ幸いです。

> > う〜ん、私も別に専門家では無いものの、疑問があれば一応調べるタイプなので、
> > 自分なりの解答みたいなモノは持ってはいるものの、
> > 一般的には、どんな疑問や不安があったりするのか、掴めてない所はありますから、
> > 具体的な議題みたいなモノがあれば、もう少し語りやすいと思います。
> > ただ、それだけだと話が進まないので、とりあえず適当なQ&Aでも作ってみますかね?
> > (再度言いますけど、私は専門家では無い為、内容に絶対な保証はありません)

> う〜ん、誰からも反応ナシかぁ・・・・(苦笑)
> まあ、新型コロナの情報は、マスコミでも散々報じられてますし、
> わざわざ私みたいな素人が、あれこれ語る話でも無いのかな?


 今日、拝読しました。読みました。
遅くなって申し訳ありませんでした。
細かい所でどうしても同意できない所や表現のあり方では多々ありましたが、
もはや、長文を書く気力がないのと、そもそも、丁寧な長文を書き、グラフまで用意されている方に対して、
些細な事でうだうだでは言うべきではないということで。
<22984>Re:新型コロナウイルスについて 徳翁導誉 〔3/25 22:11〕 のうち、8割ぐらい賛同いたします。
以下、いつもどおり、私の滅茶苦茶な視点・考えからコメントしたします。


> ただ、この1週間のうちにも、東京での感染者急増&志村けん急逝があり、
> (昭和世代としては、ドリフを語りたい所もありますけど、それはまた話題が別かな)
> 世間的や政治的にも危機感が増し、また新たなフェーズに突入した観はありますよね。
> 価値観が極端から極端に振れるほど、世の中は混乱の度を増すモノなので、
> その危機感が吉と出るか、凶と出るかは、神のみぞ知る近未来の話ですけども、
> とりあえず、和牛券だの、お魚券だのとかいう話は、立ち消えになったのかな?
>
> まあ、それはともかく、前回の投稿後、
> こんな動画↓を見つけたので、紹介しておきますね。
>
> 「リスク・マネジメントに基づく新型コロナウイルス対策の提案」
> https://www.youtube.com/watch?v=GrfbIYOlSTE
> https://www.youtube.com/watch?v=cO3pORA6H3M
> 京都大学が数年前に、国策レベルの危機対応を研究する部署を
> 設立したという話は聞いていましたけど、そのトップが出した動画だそうです。
> この方が肩書きから離れ、個人の意見として語っている動画まで見ると、
> 感情的で過激な言動も目立ち、正直どうかと思う所もあったのですが、
> 少なくとも、この動画の内容に関しては、私もほぼ同意見な感じです。
> とりあえずコチラの方は専門家なので、素人の私よりは説得力が有ろうかと?(笑)
>
> ちなみに前回、今回の件で、新たな本は別に読んでないと言いましたが、
> 私の予備知識になってる、以前読んだ本としては、この1冊がオススメ。
>
> 「感染症と文明 共生への道」
> https://www.amazon.co.jp/dp/4004313147
>
> まあ、いちいち読書するのは大変という方には、
> 正確性は少し置くとして、コチラのニュース解説動画が見やすくて解りやすいかも?
>
> テレビ東京NEWS「人類vs感染症」
> https://www.youtube.com/watch?v=Fd5WqmlQpkE
> https://www.youtube.com/watch?v=wFRCQy02V-E
> 動画の最後に参考文献を紹介する姿勢は、非常に評価が出来るのですが、
> 如何せん挙げられた書籍が、学術系の啓蒙書でなく、娯楽系の読み物ばかりなので、
> 差し引いて聞く必要はありますが、その分だけ内容的には面白くなっているかと。



 時間があるときに動画を見る事にします。
紹介ありがとうございます。

 
>
> > ▼ Q5.東京五輪を延期するなら、開催時期はいつ頃になりそう?
> >    どうやら、1年の開催延期で決まったようですが、まあ妥当な所ですよね。
> >    年内の秋に延期と言っても、それまでに収まっていなかったり、
> >    もしくは涼しくなって再燃している危険性もありますし、
> >    そもそも五輪は、数多くの競技を同時開催するイベントな為、
> >    1年のカレンダーを季節単位で動かすのは、正直、現実的ではありません。

> やはり東京五輪は、そのまま1年スライドして、
> 2021年7月23日(金)の開幕に決定しましたね。
> 早速、トップページのカウントダウンを再設定しましたけど、
> あとは、五輪前の予選日程も含めて、それまでに状況がどうなっているのか?


 東京オリンピックは完全にやめてほしいです。
とてもではないですが1年たってもできる状態ではないです。
大会組織委員会とか関係者は招致責任を取ってほしい。
前から言っていますが私はオリンピックとかイベントは大反対、招致に合意した覚えもないのに。
勝手に開くなと言い続けています。

 
> > > イタリアで感染者4.5万人・死者4000人、
> > 本当、イタリアでは急速に拡大しましたよね。
> > まあ一部報道では、これを病床数不足が招いた医療崩壊となってますけど、
> > 実際には、若者と高齢者と同居する家族が多かった事と、
> > 医者から感染が広まった事が、恐らくは主要因だったのかなぁ?
> > 日本とイタリアの病床数を比べ、財政難からイタリアのベッド数は少ない印象がありますが、
> > 人口1000人あたりで、日本が13.1床、イタリアが3.2床、平均が4.7床ですから
> > 先進国の病床数↓を見ると、そもそも日本のベッド数が飛び抜けて多いんですよ。
> > https://www.nli-research.co.jp/files/topics/58024_ext_15_2.jpg
> > あと、今回のような感染症対策の場合、重要なのは一般病床ではなく、専門病床の数であり、
> > 日本は3000床(?)なのを、この1ヶ月間で3300床(?)に増やしたとテレビでチラ見した一方、
> > (ネットで調べてみたものの、このデータの情報源は探し出せず、正確性には自信なし)
> > 日本より人口の少ないイタリアは6000床、ドイツに至っては2万8000床だそうで、
> > もしかしたら、専門病床の定義の違いがあるのかも知れませんけど、
> > (東京都は現在118床で、重症用700床&軽症用まで含めて4000床を目指してるらしいです)
> > イタリアの件は病床数の問題より、単に爆発的な感染拡大があったか否かの話なのかも?
> > そして、数日前から急に「オーバーシュート」という単語が踊るようになった
> > 現在の日本の大都市圏に関しても、決して他人事では無いのかも知れません。

> 数値が合わない部分もある為、これまた別の定義なのかも知れませんが、
> とりあえず、「各国のICUベッド数(人口10万人あたり)」をまとめたデータ↓を発見。
> https://specials-images.forbesimg.com/imageserve/5e6a0fadaa5428000759a47e/960x0.jpg
> https://www.forbes.com/sites/niallmccarthy/2020/03/12/the-countries-with-the-most-critical-care-beds-per-capita-infographic/
>  アメリカ34.7床 ドイツ29.2床 イタリア12.5床 フランス11.6床 韓国10.6床
>  スペイン9.7床 日本7.3床 イギリス6.6床 中国3.6床 インド2.3床
> う〜ん、やはり日本がイタリアの事をどうこう言える程、万全な体制では無さそうですね。


 私は医療体制は国とか民族によって変わるべきなので適切な水準は存在しないという考えです。
そもそも、個人・個人の遺伝子の配列がすべて違っている以上、
すべての個人の病気に対するリスクは一緒ではないのですから。
医師・ベットが多いとか少ないとか関係ないと思います。
そもそも、いくら医療体制がきちんとしたとしても、
現場の医師らが医療活動・診察行為を拒否すれば何も意味がありません。
何が重要かといえば、有事の際の体制です。
有事の際にどれだけ個人の私権を制限できるか、医師の意思を潰せるかということです。
公共の名の元か、集団利益の名の元か、村十分・村百分の名の元か・・・・・

 
> > > アメリカ1.5万人・200人、
> > それにしても、自由を尊重するあの国が、1億人以上に外出禁止を命ずるとは!?
> > 世界経済の中心地であるニューヨークさえ、人の動きを止めてしまいましたし、
> > 本当に、戦時下でも有り得なかった程の、前代未聞なアメリカの状況だと思います。

> 東京・渋谷のスクランブル交差点↓とか、随分と人が少なくなりましたけど、
> https://www.youtube.com/watch?v=_11BYUkE5Rk
> NY・タイムズスクエアの三角地帯↓と見比べてしまうと、
> https://www.youtube.com/watch?v=mRe-514tGMg
> 同じ 世界屈指の繁華街でありながら、現在の街の様子は まるで異なります。
>
> ここへ来て、東京での感染者増加の傾向が、
> 「感染爆発したニューヨークの動向に似ている」という記事が増えてきましたね。
> https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57436400R30C20A3CE0000/
> まあ、日本の方がアメリカよりも感染自体は早かったですし、
> 一概に似ているとは言えないと思うものの、急増する可能性は十分にあろうかと?
> 今までの日本の対策は、基本的に、表面化したクラスター潰しに尽力してきましたけど、
> 水面下での拡大防止は消極的でしたので、一度溢れ出したら手に負えないかも・・・・


 なにか、違う事を考えていると思います。
上の方々は・・・・・・
私が気にしているのは人口構成とか年金財政の数字が気になっています。
それと新型コロナウイルスの致死率をかけると地獄が見えました。
2〜5%の致死率で200〜500万人は死亡しますからね。
 
> とりあえず、一旦緩んだ3連休の結果は、今週から来週にかけて現れるでしょうから、
> その数字の如何で、ロックダウン(都市封鎖)の現実味も変わってくるかと思います。
> 逆に言うと、国や都の内々にでも、その数値が出てこない内は、
> 噂で流れたロックダウンや非常事態宣言は、なかなか決断できない気がします。
> (ちょうど明日はエイプリル・フールですけど、どんなデマが流される事やら!?)
> まあ、そこまで果断な対応ができる為政者なら、とっくに動いてるでしょうし、
> 諸外国に比べると、適切な対応さえ欠けてる面は確かにある一方、
> かと言って、既に「有事モード」になってる欧米諸国のようになると、
> 適切さよりも、過剰さの方が、国民から支持されるパニック状態が加速しますし、
> 実は却って、場当たり的だったり、利害や保身だったり、決断力に欠いたりでも、
> 必要以上にバタバタしない方が、結果としては良い事もあるので、難しいですが・・・・


 もう、過剰だろうがなんだろうが警察官・自衛隊を総動員して、
ロックダウン(都市封鎖)するレベルです。
若者や高齢者たちがクラスターになっている事実がある以上、早急に動くべきです。
すでにパニックになっているので、いまさら、パニック状態が加速してもやむえないです。
上でも書きましたが、
公共の名の元か、集団利益の名の元か、村十分・村百分の名の元か・・・・・
とかで動かないといけない局面です。
それに対抗したい人々は自由とか民主の名の元に立ち上がるべきなのです。
今は戦いの場です。
勘違いする、している方々が多いですが我々の敵は新型コロナウイルスではなく、人間なのです。
人間の敵は人間しかいません。
ウイルスは敵ではなく最後は共存しなければならないものです。
現に人間の意思による恐怖と言うパニックが社会を襲っているではないですか?

> > 仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、
> > 今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも?

> まだ終息の目処どころか、どこまで拡大するか未知数な現状ですけども、
> どんなに長期化した所で、感染拡大は数年の内には収まるでしょうし、
> コロナ後の変革された社会の方が、それよりずっと長く大きく影響があるはずなので、
> 今の内から考えてみたい気持ちはあるのですが、この状況下ですと尚早なのかなぁ?
>
> とりあえず、今まで頭の中で描いてた「世界の未来予想図」を、
> 大きく変更させる程の激震では無いものの、変化は劇的に加速させる気がするんです。
> そういう意味で私たちはWW2終結以降、最大の「国際有事」に直面しているのかも?
> 平成の初年度にも、冷戦構造の崩壊という一大転換点がありましたけど、
> 令和の初年度に起こった今回のコロナ禍は、それに劣らぬ転換点になるかも知れません。


 歴史を振り返ると疫病の流行が世界史を動かしてきました。
 
 古代ギリシャでは、「アテナイの疫病」により、アテナイの有能な指導者ペリクレスがなくなり、
ペロポネソス戦争でアテナイが敗北する原因となり、スパルタが勝利したがために、古代ギリシャ文明は破滅する道を選ぶことになりました。
(私はペリクレスならペロポネソス戦争に勝てたもしくは史実よりはるかにましな結果になったと考えています。)

 東ローマ帝国ユスティニアヌス帝の時代、地中海世界でペストが大流行し、
 その影響で東ローマ帝国内の人口は激変しました。その結果、ユスティニアヌス帝が進めていたローマ帝国再興が失敗に終わる結果となったばかりか、
東ローマ帝国自体が完全に傾いてしまい、翌世紀に勃興した宗教勢力だったイスラム教勢力を止めることが出来ずに中東に彼らの一大勢力が出来る結果となり、
その後の世界史の流れは大きく変わりました。

 14世紀、モンゴルの平和の元でユーラシア世界はそれまでの歴史上最大の繁栄を謳歌していましたが、
そのグローパル化によるヒト・モノの流れの活発化が黒死病の大流行を招き中国から欧州・中東世界で多数の人々がなくなりました。
その影響で、欧州では労働力不足が起こり、農民らの封建権力に対する反発が多発し、中世封建社会体制がカオスに突入し、
十字軍の活動失敗とあわさり、キリスト教会の権威が低下、歴史的に向かいつつあった流れが壊れてしまいました。
(私の私見ではここまでの歴史の流れ的には、欧州世界はキリスト教による神権体制へ向かっていたという見解です。)
中東世界では隆盛が極めていたエジプトのマムルーク朝下で商人階層に多大な死者が出たことで、
国家権力がその穴埋めに介入し、その結果、商業・産業の効率などが低下し、
その後の大航海時代におけるポルトガル海洋勢力によるインド洋支配の阻止失敗、
オスマントルコ帝国によるエジプト征服などを招く遠因となりました。
中国ではモンゴル人支配下の元朝下でしたがこの黒死病の大流行、それに加えて黄河の大氾濫などで、
元朝がガタガタになり、紅巾の乱が発生し、貧農出身の朱元璋がモンゴル人支配を打破し、明朝を建国しました。
(ここからは私見、この明朝、どうも中華思想強めになってしまったことから内向きになってしまい、
欧州海洋勢力に対抗することをせずにその後の西洋優位の世界史の流れを作ってしまったように感じられます。)

 1918年?頃にはスペイン風邪が大流行しました。全世界で5000万人余りがなくなりましたが、
この影響で第一次世界大戦が終結したとか終結が早まったと言われるほどです。


以上、私見が混ざりましたが。このように影響が世界史を動かしてきましたし、
それまでの世界史の流れをぶっ壊してきました。

なので今回の新型コロナウイルスもそういうものになると思われますので、
我々は世界史の転換点にいると考えております。


[23000] 新型コロナウイルスと来るべき未来返信 削除
2020/4/5 (日) 15:04:08 初雪戦線

すみません、返信遅れました。
あと拙い文章ですみません。

・インターネットと情報の偏り

いきなりコロナに関係ない話題ですがw

> 本題に入る前に、いきなりツッコミになっちゃうのですが(笑)、
> ネットよりもリアルの方が、それこそ物理的に、近い人としか交流できませんし、
> ネット自体にしても、SNSであったり、AIによるオススメ記事であったり、
> そればかりだと入ってくる情報が偏るだけで、全体的な情報は多様で豊富かと?


うーん、インターネットには豊富な情報があるのは確かなのですが、それが各個人にまんべんなく入ってくるかどうかというのはまた別問題だと思うんですよね。
ネットの基本は検索ですが、そもそもその検索という行為自体が自分の知っている範囲のことしか検索しませんし。
そういう意味では家族なんかは逆に今の時代、それぞれがばらばらのニュースソースに接しいるので情報源としては多様性に富んでいるのではないかと思ってます。

・私の周辺でのコロナの影響

一応私のほうでも生活関連の情報を共有しておきます。
この春から新大学生なのですが、入学式は映像参加になりました。
資料配布などがあったので大学自体には集まったのですが、教室でスクリーンを見るだけ、学生以外の保護者なども不参加でした。
授業自体も20日から始まることになっています。これはほかの大学の学生も多くがそんな感じらしいです。
ただ若者自身はあまり重大視はしてない、というのは私も感じます。
あと個人的には図書館が閉まるのが結構つらいw

・コロナウイルスに関する情報

現時点で役に立った情報ソースをまとめておきます。

安川新一郎 note
https://note.com/syasukaw

専門家会議の「クラスター対策」の解説 ――新型コロナウイルスに対処する最後の希望
https://note.com/kyoshimine/n/n6bf078a369f9

NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/

堀江貴文 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xDBtQCQ6fWk

・コロナウイルスの今後について

現在、ウイルスがアマゾンの奥地からアフリカまで拡散されてしまった以上、もうこれは「集団免疫を獲得して死者の推移が落ち着いたあたりで世間で話題にならなくなる」
というのが現実的な落としどころなのでしょうか?
仮にロックダウン等をして日本で感染者がいなくなったとしても、海外からの渡航者によってウイルスがもたらされるのは防ぎようがありませんからね。
ワクチンや治療薬の開発状況にもよるでしょうが、少なくとも1年くらいはこんな状態が続く、という感じなのでしょうか?

・世界の今後について

> > 仮に、新型コロナ自体の影響は、結果として限定的であったとしても、
> > 今回のコロナ禍がもたらした社会の変動は、歴史的に大きな転換点に成り得るかも?

> まだ終息の目処どころか、どこまで拡大するか未知数な現状ですけども、
> どんなに長期化した所で、感染拡大は数年の内には収まるでしょうし、
> コロナ後の変革された社会の方が、それよりずっと長く大きく影響があるはずなので、
> 今の内から考えてみたい気持ちはあるのですが、この状況下ですと尚早なのかなぁ?


> とりあえず、今まで頭の中で描いてた「世界の未来予想図」を、
> 大きく変更させる程の激震では無いものの、変化は劇的に加速させる気がするんです。
> そういう意味で私たちはWW2終結以降、最大の「国際有事」に直面しているのかも?
> 平成の初年度にも、冷戦構造の崩壊という一大転換点がありましたけど、
> 令和の初年度に起こった今回のコロナ禍は、それに劣らぬ転換点になるかも知れません。


「コロナが歴史を劇的に加速させる」ということは、私が勝手に頭の良いと思っている方々が皆一様に口にするので、管理人さんにもぜひ詳しく話していただきたいです。
私自身もトランプ大統領の誕生であったり、引きこもり人口が100万人近い、などのニュースを聞いているとこれから世の中変わっていくとは思っているのですが、
それが具体的にどういう方向性で変化していくのか?ということに関しては全く見当がついていません。

唯一、堀江貴文さんだけが「これからは収入と仕事が減っていき、余った時間で(お金を使わない)余暇を充実させる方向に変化していく」と具体的に未来像を提示しています。
確かにある程度そうなのだろうと思うのですが、一方でそれはコインの表側しか見てないような、実は裏側にはとんでもないことになっているのではないか?という気がしています。

話が多少それますが、ベーシック・インカムなんかも最初は明るい話かと思って調べていたのですが、調べれるうちにこれが階級制度であるというのがよくわかりましたし。


[23002] 追記:巨大IT企業と政治返信 削除
2020/4/7 (火) 21:49:02 初雪戦線

思い付いたことがあるので追記させてください。
今回のコロナウイルスの件で、LINEが健康診断をやったり、gogleが位置情報からウイルス拡散に関する人の移動のデータを公開したのはもっと注目されてもよいことだと思うんですよね。
極端に言えば、十年後にまた感染症が流行ったら、そのときに感染症対策を主導しているのはwhoではなくgogleなどかもしれない、ということです。
例えばgogleが「アメリカの感染拡大のデータから、日本ではこういう対策を行ったら良い」というような提言をしてくれば、それはもう和牛券配ろうとしてる政府よりgogleの言うことに従う、というような個人や企業が出てきてもおかしくないと思うんですよね。
彼らならば、gogleの位置情報と、Amazonの物流情報と、PayPayの経済データを総合して、こういう対策をとれば一週間後、半月後、一ヶ月後、半年後にはこれだけ感染が広がって、経済にはこれだけの影響が出る、逆にこういう対策なら感染をこれだけ防げる、というようなことを提示できちゃう気がするんですよね。

現にYouTubeは、既に正常な民主国家ならば不可能な「検閲」をやっているわけですよ。
ヘイトスピーチ規制なんかは民主国家がやろうとすると議論ばかり盛り上がってなかなか実行に至れませんが、YouTubeなんかはスパッと動画を削除してしまっている。
東浩之さんは『一般意思2.0』という本で、ネットによる新たな政治形態を模索しています。
それは例えば「地域のどこに病院を作るのか」という政治問題ならば、患者とか既存の病院のデータとかを公開してしまって、それを元に時間のある人(例えば定年後のお年寄りなど)中心に議論を進めていけば議会なんか要らないかもしれない、ということです。
それは現在のgogleならば「YouTubeでこんな動画を削除したところネットでは反発がかなりある。じゃあもっと規制を緩くしよう」みたいな形で結構実行されてるんじゃないかと思うわけです。


[23005] Re:追記:巨大IT企業と政治返信 削除
2020/4/8 (水) 00:25:13 マンネルヘイム

▼ 初雪戦線さん
> 思い付いたことがあるので追記させてください。
> 今回のコロナウイルスの件で、LINEが健康診断をやったり、gogleが位置情報からウイルス拡散に関する人の移動のデータを公開したのはもっと注目されてもよいことだと思うんですよね。
> 極端に言えば、十年後にまた感染症が流行ったら、そのときに感染症対策を主導しているのはwhoではなくgogleなどかもしれない、ということです。
> 例えばgogleが「アメリカの感染拡大のデータから、日本ではこういう対策を行ったら良い」というような提言をしてくれば、それはもう和牛券配ろうとしてる政府よりgogleの言うことに従う、というような個人や企業が出てきてもおかしくないと思うんですよね。
> 彼らならば、gogleの位置情報と、Amazonの物流情報と、PayPayの経済データを総合して、こういう対策をとれば一週間後、半月後、一ヶ月後、半年後にはこれだけ感染が広がって、経済にはこれだけの影響が出る、逆にこういう対策なら感染をこれだけ防げる、というようなことを提示できちゃう気がするんですよね。
>

データはデータでしか無いと思いますけどねぇ。
そもそもグーグルは『会社』。営利目的に動く存在です。
感染症に対し対応することが利益にならなきゃきっと対応してくれません。
『主導』と言うレベルでグーグルが感染症対策に関わるインセンティブがあるんですかね?
勿論データはデータでしかありませんから、それを分析するスタッフ……きっと国立研究所でやっていけるような優秀な研究員達を集めて、
それを基に政策を立案するスタッフ……こちらは官僚に匹敵する人材を集める。そこまでするかなぁ?

政府や研究機関からの協力要請を受ける、今みたいに利用者に対し多少のサービスを提供するぐらいが関の山では?

それに……企業は利益しか追及しませんしね。
環境への取り組み、福祉への取り組み、文化振興の取り組み、これらも究極的にはそうした方が儲かるからやってるというのは否定できない側面です。
やはり企業に公共を委ねすぎるとロクな事にはなりませんし、感染症対策を『主導』するような未来は企業側も望まないでしょうし、
我々にも望ましく無いでしょう。

> 現にYouTubeは、既に正常な民主国家ならば不可能な「検閲」をやっているわけですよ。
> ヘイトスピーチ規制なんかは民主国家がやろうとすると議論ばかり盛り上がってなかなか実行に至れませんが、YouTubeなんかはスパッと動画を削除してしまっている。

企業を縛るのは利益であって人権ではありませんからねぇ。
国家はあらゆる人間(国民)の表現の自由に配慮しなくてはならない。
企業は最大の顧客の表現の自由(あるいは快適さ)に配慮した方が良い(しなければ競争に負けると言い換えても良いでしょう)

企業は一般の社会通念上許されないような言動を行う人々(顧客)を、一般の社会通念に従う遥かに多くの人々(顧客)の快適さの為に排斥できます。しても許されます。
国家は本質的に人民の権利を保障しなければならない為、一般の社会通念上許されないような言動を行う人々を容易に排斥できません。
これを以って企業の方が優れているというのは簡単かもしれませんが、
現実問題としては企業のざっくばらんな『検閲』で誤射を食らっている人々が割といますからねぇ。
今ここに文章を書いている私や、それを読んでいる貴方が何かの拍子に食らってもおかしくない程度に誤射は頻発しています。
他スレの話ですが管理人様もYouTubeから誤射を食らってましたし。
企業サービスからの排斥もまあ大変ではありますが、国家からの排斥となるとまあ……取り返しがつきませんしねぇ。

> 東浩之さんは『一般意思2.0』という本で、ネットによる新たな政治形態を模索しています。
> それは例えば「地域のどこに病院を作るのか」という政治問題ならば、患者とか既存の病院のデータとかを公開してしまって、それを元に時間のある人(例えば定年後のお年寄りなど)中心に議論を進めていけば議会なんか要らないかもしれない、ということです。
> それは現在のgogleならば「YouTubeでこんな動画を削除したところネットでは反発がかなりある。じゃあもっと規制を緩くしよう」みたいな形で結構実行されてるんじゃないかと思うわけです。

実際読むまでは何とも言えませんが……。
東さんはプライバシーの問題についてはどう考えているんですかね?
それに時間のある人が進んで参加する程政治って多分楽しくないと思うんですよねぇ……。
何か利益がある訳でも無いですしね。(利益がある、となるとそれはもう正常な政策決定過程が維持されているのか疑問ですし)


[23010] Re2:追記:巨大IT企業と政治返信 削除
2020/4/9 (木) 20:45:30 徳翁導誉

> > ここへ来て、東京での感染者増加の傾向が、
> > 「感染爆発したニューヨークの動向に似ている」という記事が増えてきましたね。
> > https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57436400R30C20A3CE0000/
> > まあ、日本の方がアメリカよりも感染自体は早かったですし、
> > 一概に似ているとは言えないと思うものの、急増する可能性は十分にあろうかと?
> > 今までの日本の対策は、基本的に、表面化したクラスター潰しに尽力してきましたけど、
> > 水面下での拡大防止は消極的でしたので、一度溢れ出したら手に負えないかも・・・・

>  なにか、違う事を考えていると思います。
> 上の方々は・・・・・・
> 私が気にしているのは人口構成とか年金財政の数字が気になっています。
> それと新型コロナウイルスの致死率をかけると地獄が見えました。
> 2〜5%の致死率で200〜500万人は死亡しますからね。

この計算だと、1億人が感染する前提なんですか!?
集団免疫だって6割くらいが目安とされてる中、8割超えは高すぎますし、
仮にそれだけ感染が広がれば、致死率は2〜5%なんて高さは維持されませんよ。
もしも、それだけの感染力と致死率の高さがあれば、現状でこの程度では済んでません。
まあ、これが新型インフルでしたら、それくらい酷くなる危険性も無くは無いでしょうけど。

あと、今回のコロナ危機で被る経済的な損失は、
年金財政がどうのとか、そんな小さなレベルの話では済まないでしょうし、
「戦争でも起きて老人がバタバタと死なない限り、年金問題は解決しない」と
口を滑らせた時の福田康夫じゃ無いですけど、ブラックな言い方をすれば、
500万人も死亡して、その多くが高齢者なら、年金の支出は抑えられますね(苦笑)。


> > > 現在我々はインターネットの普及によって自分に近い人たちとしか交流しないようになっており、
> > > コロナウイルスに関しても特定の情報源からの偏った情報しか入手できなくなっています。
> > > そこでこの掲示板で情報を共有し合うことにより、可能な限り普段自分では接しない情報源から
> > > 少しでも多角的に情報を集められればと考えています。

> > ネット自体にしても、SNSであったり、AIによるオススメ記事であったり、
> > そればかりだと入ってくる情報が偏るだけで、全体的な情報は多様で豊富かと?

> うーん、インターネットには豊富な情報があるのは確かなのですが、
> それが各個人にまんべんなく入ってくるかどうかというのはまた別問題だと思うんですよね。

もちろん、それは別問題ですよ。
ただ、それを言うのであれば、そもそも論として、
「自分に近い人たちとしか交流しない」とか、
「偏った情報しか入手できない」とか言うのも、
インターネットの普及とは、別の問題だろうと言いたい訳ですね。

そういうネットの使い方をする人は確かに存在するでしょうけど、
必ずしも、それが一般論って事は無いはずですし、
そういうタイプの人は結局、ネットでも口コミでも同じ行動をするのでは?
(ネットだと耳障りの良い情報も大量に集まるので、加速はされるかも知れませんが)
また、こうした掲示板にしたって、1つのネット情報ですからね。
ネットが、近い人としか交流せず、偏った情報しか入手できないのなら、
ここでもそうなるはずなので、多角的な情報など集められないはずかと?

・・・って、結局の所は、「交流しない」とか「入手できない」という
断言口調は行き過ぎだろうと言いたいだけなんですけどね、私としては(笑)。
それにまあ、ここは本題では無いので、特に拘ってる話でもありません。

> この春から新大学生なのですが、入学式は映像参加になりました。
おお、それは、それは。
まずは最初に、入学おめでとうございます!!
新大学生という事は、今年で20周年の当サイトより年下ですかね(苦笑)。
ちなみに私は面倒臭がって、入学式も卒業式も出なかった事を思い出しました。
やはり、真面目に出席する人の方が、多数派なんだろうなぁ・・・・

> 授業自体も20日から始まることになっています。
> これはほかの大学の学生も多くがそんな感じらしいです。

でも今の調子だと、スタートがゴールデンウィーク明けまで延びて、
下手をすれば、夏休みと繋がって、秋スタートなんて事も有り得るかも?
・・・って、いっその事、これを機会にして、
世界標準の秋スタートに切り替えても、悪くは無いのかも知れませんがね。
あと、多くの大学は2学期制を採用していると思うのですが、
もしも秋スタートという事になったら、前期の授業料とかどうなるんでしょう?
それに、5月や6月にスタートしたとしても、授業時間が足りないでしょうし、
そうなれば、夏休みが無くなって、そのまま後期と繋がったりするのかなぁ?

> ただ若者自身はあまり重大視はしてない、というのは私も感じます。
まあ、「新しい」というだけで、基本的には「風邪」ですからね。
個人レベルの話で言えば、大学生なら、そんなに過度な心配は要らないかと?
あとは、他の人に感染させる、社会レベルでの心配面だけで。

> あと個人的には図書館が閉まるのが結構つらいw
図書館が閉まっているのは、私もツラいですね(笑)。
ただ、長期の閉館を見越して、臨時休館する直前に、
20冊くらい、まとめて借りてはおきました。
とは言え、1ヶ月半で、まだ3冊しか読み終えてませんけど・・・・
それと、書店そのものは休業要請の対象外なのですが、
大きな書店は、百貨店やショッピングモールに入ってる所も多く、
そういった所は、軒並み臨時休業になっちゃってますね。

って、学生さんですと、図書館が閉まっててツラいと言うのは、
本を借りるより、自習スペースが無いという問題なのかな?
「大学図書館は出来るだけ利用しておいた方が良いですよ」と、
新大学生へのアドバイスとして、とりあえず言っておきます(笑)。
専門書は買うと高いですし、そこ以外では見掛けない蔵書も多いので。

あとは個人的に、閉館している美術館が、いつ再開されるかかなぁ?
今年の最大の目玉は、国立西洋美術館で行われる
「ロンドン・ナショナルギャラリー展」だと思うのですが、
この開催期間は、3月3日から6月14日までなんですよねえ。
開幕直前に臨時休館となり、最終日までに再開されるかも不透明なので、
最悪の場合、せっかくロンドンから東京にやってきた名画の数々が、
誰にも観られる事なく、とんぼ返りしてしまうのか否か?
借りてくるにも、莫大なレンタル料が発生しているはずで、
入場料も得られないまま、美術館側が大赤字を抱えるのかなぁ?
可能であれば、休館期間分だけ延長してもらえれば嬉しいんですけども。

> ・コロナウイルスに関する情報
> 現時点で役に立った情報ソースをまとめておきます。
> 堀江貴文 YouTube
> https://www.youtube.com/watch?v=xDBtQCQ6fWk

う〜ん、こういう時にホリエモンを紹介するのは・・・・
別に、タレントとしては嫌いじゃないですし、
決して無能な人だとは思いませんけど、言っちゃ悪いですが、
いわゆる「信者ビジネス」を行ってる人ですからねえ。
ネット時代のビジネスモデルの1つですし、それ自体をとやかくは言いませんが、
世間や常識は疑えても、自分の正しさは疑えない(揺るがせない)商法なので、
こうと発信した情報は、間違っていても覆せませんし、アップデートもされ難いです。
ですから、こういう時の情報源としては、正直、不適当だと私は思いますよ。


> > > 今回のコロナウイルスの件で、LINEが健康診断をやったり、
> > > gogleが位置情報からウイルス拡散に関する人の移動のデータを公開したのは
> > > もっと注目されてもよいことだと思うんですよね。
> > > 極端に言えば、十年後にまた感染症が流行ったら、そのときに感染症対策を主導しているのは
> > > whoではなくgogleなどかもしれない、ということです。

> データはデータでしか無いと思いますけどねぇ。
> そもそもグーグルは『会社』。営利目的に動く存在です。
> 感染症に対し対応することが利益にならなきゃきっと対応してくれません。
> 『主導』と言うレベルでグーグルが感染症対策に関わるインセンティブがあるんですかね?
> それに……企業は利益しか追及しませんしね。

まあ、そうでしょうね。
企業とは、利益を生む為に動く存在ですので。
ですから逆に考えれば、それで利益が生じるケースとなると、
もしもGoogleが、保険事業や製薬事業に参入した場合ですかねえ?
保険業なら、感染拡大を防いで支払いを抑えるのも、立派な企業利益になりますし、
製薬業なら、感染者に適切に薬を使ってもらう事で、これまた企業利益になります。
とは言え、そこは企業利益が最優先に考えられますから、
そうした感染防止策や薬投与の判断が、市民側から見て適切かは別問題ですけども。

> > > 例えばgogleが「アメリカの感染拡大のデータから、日本ではこういう対策を行ったら良い」
> > > というような提言をしてくれば、それはもう和牛券配ろうとしてる政府より
> > > gogleの言うことに従う、というような個人や企業が出てきてもおかしくないと思うんですよね。

これは、Googleという大企業がどうこうという話よりも、
「AIの政治利用」って話だと思うんですよね、多分。
で、もちろん、そうした試みは、これから世界でも始まってくるでしょうし、
既に採用されてる飛行機の自動操縦などは、それに近いかも知れません。
ハッキリ言って、人間はどうしたってミスが付き物ですから、
限られた条件下であれば、確かに判断をAI任せにした方が良い事もあるかと思います。

ですが一方で、AIだって必ずしも万全ではありません。
人間が判断基準の設定を行えば、そのAIが弾き出す答えは、
設定した人間の考えが反映されたモノになりますし、
判断基準の設定までAI任せにすると、今度は人間が基準を判断できなくなります。
これは将棋や囲碁のAIソフトで、実際に見られる光景ですね。
どういう理由でその判断が導き出されたかが、完全にブラックボックスで不明なので、
仮にAIがおかしな判断をしても、その判断の正否や原因が人間側には解りません。
そうなると、もうAIを盲信するか否かな話になって来ちゃうんですよね。
で、盲信した結果、明らかな損害が生じたとして、一体誰が責任を取るんでしょう?
AIは機械なので、もちろん責任なんて取れません・・・・
また、気付かぬ内にAIを書き換えられたとしたら、本当に危険な結果しか招きません。
この辺まで踏まえた上で、初雪戦線さんとしては、どう考えられますか?

> > > 彼らならば、gogleの位置情報と、Amazonの物流情報と、PayPayの経済データを総合して、
> > > こういう対策をとれば一週間後、半月後、一ヶ月後、半年後にはこれだけ感染が広がって、
> > > 経済にはこれだけの影響が出る、逆にこういう対策なら感染をこれだけ防げる、
> > > というようなことを提示できちゃう気がするんですよね。

> > 初雪戦線さんのお話に同意します。
> >  巨大IT企業が支配しているプラットフォームは「荘園」の現代版とも言えるものなので、
> > このまま、企業が領主のデジタル封建制が始まるかもしれませんが。

巨大IT企業による寡占・独占の支配を「デジタル荘園」と表現するのは、
なかなか言い得てる表現かと思い、感心しました!!
そうですね、ネットを利用する一般市民は、ネット上の小作農民なのかも知れません。

> >  そんな巨大IT企業も敵がいます。
> > 強権国家です。彼らは国家権力と言う一番の権力
> > (私は国家否定論者なので国家権力の存在も否定しています。)を使って、
> > 最新のIT技術と組み合わせて、監視国家・思想統制国家を作ることが出来ます。
> > 全体の幸福・福祉のためとかたわごとを言ってね。

う〜ん、巨大IT企業にとって、国家権力が最大の難敵なのは、確かにそうだと思いますし、
平時では軽視されがちなこの事実も、今回の有事状態で少しは表面化してきたと思います。
ただ、だからと言って、「元来、企業と国家は共存できない」って事は無いでしょうし、
また、ネットワークで結ばれた市民というのも、率いるリーダーが不在な繋がりだからこそ、
却ってコントロールが困難であり、団結した場合には国家や企業よりも強大に成り得る為、
主体的に行動する集団には成り得なくとも、これはこれで1つの勢力かと私は考えています。
それと、国家が企業を抱え込み、ネットワークを押さえ込んでる中国は、
これからのデジタル時代において、想像以上に強力な存在に成り得るかも知れませんね。

> >  今世紀はそういう強権国家と巨大IT企業、
> > 国家VS企業の戦いの始まりの世紀だと思います。

> 環境への取り組み、福祉への取り組み、文化振興の取り組み、
> これらも究極的にはそうした方が儲かるからやってるというのは否定できない側面です。
> やはり企業に公共を委ねすぎるとロクな事にはなりませんし、
> 感染症対策を『主導』するような未来は企業側も望まないでしょうし、
> 我々にも望ましく無いでしょう。

この辺の話は、1年前のこのスレッド↓にも通じる話題かも?
『今後の世界は「国家×企業×ネットワーク」の三国志?』
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s22206#22206


> > > 現にYouTubeは、既に正常な民主国家ならば不可能な「検閲」をやっているわけですよ。
> > > ヘイトスピーチ規制なんかは民主国家がやろうとすると
> > > 議論ばかり盛り上がってなかなか実行に至れませんが、
> > > YouTubeなんかはスパッと動画を削除してしまっている。

> 企業を縛るのは利益であって人権ではありませんからねぇ。
> 国家はあらゆる人間(国民)の表現の自由に配慮しなくてはならない。
> 企業は最大の顧客の表現の自由(あるいは快適さ)に配慮した方が良い
> (しなければ競争に負けると言い換えても良いでしょう)

現状、検索サービスはGoogleの独り勝ち状態ですし、
ニコニコ動画が低迷して以降、動画投稿サイトはYouTubeの1強です。
まあポータル・サイトとしては、1箇所で全て集約されてる方が便利ですけど、
その一方で、選択肢が他に無いので、そこの言いなりにならざるを得ないんですよね。

> 現実問題としては企業のざっくばらんな『検閲』で誤射を食らっている人々が割といますからねぇ。
> 今ここに文章を書いている私や、それを読んでいる貴方が
> 何かの拍子に食らってもおかしくない程度に誤射は頻発しています。
> 他スレの話ですが管理人様もYouTubeから誤射を食らってましたし。

そうですね、私もYouTubeのAI検閲による誤射を喰らって、
現在、絶賛 権限停止中です(苦笑)。
「教育的または他に価値もない視聴回数を増やすだけが目的の大量コンテンツ」
という定型文の書かれたメールが、AI様から送られてきました・・・・
もちろん、なぜダメなのか尋ねた所で、AI様は答えを返してくれませんし、
市場をほぼ独占しているので、コチラは大人しく従うのみな現状です。

> > > それは現在のgogleならば「YouTubeでこんな動画を削除したところネットでは反発がかなりある。
> > > じゃあもっと規制を緩くしよう」みたいな形で結構実行されてるんじゃないかと思うわけです。

いやいや、それは幾ら何でも、YouTubeを理想化して見過ぎですよ(苦笑)。
向こうもビジネスとして運営しているので、如何に広告収入を増やすしか考えていません。
それこそ、初期のYouTubeなんて、詐欺サイトの広告を平気で出してましたし、
ここまで大きくなった現在は、大手広告主の意向を尊重して動いてますから、
「ネットで反発があるから」とか、そんな事はまるで気にしておらず、
規制が強まる事はあっても、それが緩和される事は、まず有り得ないと思いますよ。

もし仮に有り得るとすれば、ライバルのサービスが現れて、苦戦を強いられた後でしょうか?
でも現状では、国内で保護されてる中華系のネット・サービスが、
今後、アジアを中心に、世界へ打って出る展開以外だと、ちょっと難しいかも知れませんが。
だからこそ、GAFA(グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル)とか、
BATH(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ)といった造語が、世に踊る訳ですね。

> > > 東浩之さんは『一般意思2.0』という本で、ネットによる新たな政治形態を模索しています。
> > > それは例えば「地域のどこに病院を作るのか」という政治問題ならば、
> > > 患者とか既存の病院のデータとかを公開してしまって、
> > > それを元に時間のある人(例えば定年後のお年寄りなど)中心に議論を進めていけば
> > > 議会なんか要らないかもしれない、ということです。

> 実際読むまでは何とも言えませんが……。
> 東さんはプライバシーの問題についてはどう考えているんですかね?
> それに時間のある人が進んで参加する程政治って多分楽しくないと思うんですよねぇ……。
> 何か利益がある訳でも無いですしね。
> (利益がある、となるとそれはもう正常な政策決定過程が維持されているのか疑問ですし)

シルバー民主主義による利益誘導が、過激を極めそうな政治形態ですね(笑)。
あと、病院の話で言うと、何処に建てるかは用地の問題が大きいですし、
民間が建てるなら、それは政治ではなく企業側の判断であり、
公営で建てるなら、そもそも予算の問題が・・・・
なので、現実的な課題としては、「どこに建てるか?」よりも、
「どこを潰すか?」の方が、よりリアルな議題のような気もしますね。
そして、その判断は、お年寄りの寄り合いで適切に行えるモノか否か?

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