| > 安倍の時はだいたい予想がついていましたが、
> 今回はマジに突然ですね・・・。
いや、意表を突かれた度合いで言えば、
やはり、福田より安倍の方が強いかと。
安倍の場合、参院選の惨敗直後なら至極妥当なタイミングでしたが、
あの惨敗でも辞任せず、内閣改造まで行った直後での総辞職でしたからねえ。
まあ、惨敗から改造、そして総辞職までのわずか1ヶ月間で、
「辞めないんかい!?」→「辞めるんかい!!」と急激に変化してましたので、
ひょっとしたら、その辺りの時間軸を誤解されているのかも?
> 昨日パソコンつけたら、こんなニュースが・・・
> すぐテレビつけましたw
私の場合、NHK-BSでサッカーを見ていたら、
放送直後のニュースで「内容は分かりませんが、30分後に緊急会見が・・・」と流れ、
「農相更迭じゃこれ程の扱いにならないだろうし、まさかこの時期に解散!?」
と、思い続報を待っていたら・・・総辞職のニュースでした。
でもまあ、首相の緊急会見だったので「何だろ?」くらいの軽い感じでしたが、
皇太子の婚約発表の時は、今でも覚えているくらいドキドキしましたね。
突然、テレビ各局に「この後、8時45分から緊急報道番組」って出たんですよ。
普通、何か大きな事件が起きれば、すぐに緊急報道番組へと移行するものを、
各局が足並みを揃えて「8時45分から」とした事で、
すぐには移れない程の大々的な発表がされるのかと、その時刻まで凄くドキドキしたモノです(笑)。
特に、時あたかも、ベルリンの壁崩壊やソ連邦の崩壊などが起きた直後で、
「旧ソ連軍がクーデターを起こすかも?」という噂も流れている時期だったので。
後から分かった事ですが、当時は宮内庁が皇太子婚約の報道を統制していて、
各局は宮内庁のOKが出るまで報道を自粛していたものの、
婚約情報を掴んだ海外メディアが先に報じてしまい、急いで「8時45分から解禁」となったらしいです。
(ひょっとしたら、「8時45分」という時刻自体は記憶違いがあるかも?)
> 谷垣もまた立候補しますかね?
福田政権で選挙を握っていた古賀が、麻生とは犬猿の仲ですし、
古賀が同じ派閥の谷垣を推す可能性は、十分にあろうかと思います。
> > 民主の政権は・・・
> > ないかな?
> 民主の政権というのは、選挙後の話ですよね。現段階で民主が政権を取る可能性はほとんど無いと思いますよ。
ですね。
ただそれにしても、衆院選をしない間に、今度で4人目の首相ですか。
出来る事なら、基本的に「1回の選挙で1人の首相」でやって欲しいんですけどねえ。
似たような政治システムを持つイギリスだってそうなんですから。
二大政党制にして、こうした暗黙のルールが出来れば、
別に首相公選制なんて、やる必要性もないですし。
って、首相公選制の導入は、憲法改正への一里塚という側面も持っちゃってますけど。
> > > > > 安倍の時はだいたい予想がついていましたが、
> > > > > 今回はマジに突然ですね・・・。
> > いや、それなりに予測はついていたと思うんですが・・・。
> > 臨時国会前のこの時期に新しい総裁を据えて「解散」に備えるというのは、そこまで意外でもない気がします。
> どうでしょうか。
> 確かに「辞任するのはいつか?」という観測は常になされていましたが、
> 内閣改造を行なった時点で「辞任」という見方は当面消え、
> 「解散をどうするのか?」というのが注目されていたのではないでしょうか?
そうですよね。
福田内閣で衆院選は戦い辛いでしょうから、解散前に総辞職する予想はしてましたが、
何だかんだ言っても、衆院の任期切れまでにはまだ1年ありますし、
1ヶ月前に内閣改造をして、これからその新内閣で国会を迎えるこのタイミングで、
総辞職を決断するというのは、私も少々驚きました。
> 『臨時国会前のこの時期に新しい総裁を据えて「解散」に備えるというのは、そこまで意外でもない気がします。』
> という見方自体はおっしゃるとおりだと私も思います。ただ、この考え方が8上旬の時点であったなら内閣改造はしなかったのではないでしょうか?
もう、これって本当に、
「や〜めた」って感じで、放り投げてますよね。
それにしても、首相としての最後の言葉が、
「私は自分を客観的に見る事はできる、あなたとは違うんです」だったのは、
呆れるのを通り越しても、何だか笑っちゃいましたけどね。
って、このセリフはもしかして、
「私は、自分を客観的に見る事はできるあなた、とは違うんです」と、
質問した記者を立てつつ、自分を卑下していたのかも?(笑・いや、ないですけどね)
> > どうせ、臨時国会でも大田さんへの追求やら、民主党の反対攻勢やらで自民党が株を下げるのは明白ですしねぇ。
> > そのあたりは福田さんも会見で述べていましたね・・・、言い訳っぽかったですが、ある意味福田さんらしい会見だった気も・・・。
> 民主の反対姿勢に関してはいまさらのことではないです。
> 太田大臣の事務所費問題は、改造後1人目ですから、これもまた早すぎるのではないでしょうか?
もういっその事、新首相は太田で良いじゃないですか!?
って、同じ太田でも、光栄党代表の方ですが(笑)。
ここまで自公ベッタリになったのなら、公明党から首相を出しても面白いかと。
そうすれば自民党は、公明党が自民と民主を天秤に掛ける危険性を減らせますし、
創価からの選挙協力も、今よりしてもらえるんじゃないですかねえ?
> > 民主の政権というのは、選挙後の話ですよね。現段階で民主が政権を取る可能性はほとんど無いと思いますよ。
> > ちなみに、私は「民主に一度やらせてみよう」という短絡的な思考はあまり好きではないですねぇ。
> 短絡的思考な人が「民主に一度やらせてみよう」という発言をする場合はあるでしょう。
> しかし、「民主に一度やらせてみよう=短絡的思考」とは限りません。
> 「民主に一度やらせてみよう=短絡的思考」という味方そのものが短絡的思考ということはありませんか?
代弁、ありがとうございます(笑)。
そもそも55年体制の崩壊から、既に15年も経過しているのに、
未だに日本の政治が、新システムへと移行できないのも、
自民党を政権から落として、リニューアルさせる事が出来ないで来ているからですし、
短絡的と言いますか、いつかは通らなくてはいけない道であろうに、
15年掛けても、未だにそこへ到っていないと言うのが実際の所だと思います。
で、結局、その15年間にそうした事が行える政治家って、
いろいろと問題はあるものの、小沢しかいなかったんですよねえ・・・・
それが、そもそもの混沌の始まりであろうかと。
個人的には、政権交代なんて通過点はさっさと通り越して、
もういい加減、早く次の新システムの移行へ進んで欲しいです。
じゃないと、今のようなグダグダな状態が固定化しかねませんから。
> 自分の知る範囲だとインド洋への自衛隊派遣に民主党は反対していたと思います。
> シーレーン確保は日本の生命線の筈なのに、これを軽視するのはアレだとしか言い様がありません。
確かに、日本にとってシーレーンは重要ですし、それを守っているのもアメリカですけど、
別にアメリカも、日本の為にシーレーンを守ってる訳じゃないですからねえ。
> また、民主は対案として陸自のアフガン派遣を主張していた筈ですが…
> 先日の伊藤さん殺害に関連するタリバン勢力の対外強行姿勢を受けても尚、陸自の派遣を訴えるのでしょうか…?
個人的には、アフガンへ自衛隊を派遣すべきではないと思います。
ただ一方で、そうした事件が起きるからこそ、
派遣するのは自衛隊なんだというのも、解らなくはないです。
あと、マスコミでよく見られる事なんですが、横の薄い繋がりしかない組織まで、
安易にタリバンやアルカイダと結びつけ過ぎですよ。
そりゃ、ああいう組織はいろんな方面で繋がりがあったりしますけど、
それらを全て一緒くたに扱うと、絶対に本質を見失うと思います。
> > 民主に政権を任せたら外交方針の変換が怖いですね。
> 小沢ならやりかねませんが、周りが大きい変換には反対しませんか?
旧社会党系の議員が多い為、左寄りの印象が強い民主党ですが、
党首の小沢自体は、そこそこ右寄りなんですよねえ。
まあそれが、自民党以上に寄り合い所帯である民主党の事情なんでしょうね。
って、自民党の方も、依り代は政権だけなので、政権を失えばどうなるか分かりませんけど。
> 私は小沢だと心配ですね。何するかわかりません。
「意見がコロコロ変わる」とよく言われる小沢ですが、
私の印象では、自身の主張はしっかり据えられていて、
状況の方が変わるから、その時々に合わせて意見も変わっている感じがします。
政局運営は苦手でも、政策運営に於いては、
今の日本の政治家で、右に出る人ってそうは居ないんじゃないでしょうか?
(まあ、かなり古いタイプの政治家ではありますが)
って、そんな人間が野党第一党の党首というのが、「適材不適所」なんでしょうけど(笑)。
野党第一党の党首って事なら、小沢とは正反対の小泉なんかが最適なんじゃないでしょうか?
> またやはり自民党は国民人気の高い麻生で行くのでカナ・・
> 私はバカ発言して終わりそうで怖いのだが。
なんか、その光景は簡単に絵が浮かぶなあ・・・・(笑)
でもまあ、どうせ解散まで数ヶ月の任期しかない首相ですし、
失言する前に終わっちゃう可能性も高いですけどね。
それに、そんなにすんなり麻生に決まるかどうかも疑問ですしね。
> とゆうか、首相は政治家じゃなくて
> 実績のある会社の社長に首相を頼んだ方がいいとおもうんですよね。
> 今の僕の簡単な印象だと、政治家よりも会社の社長の方が
> 政策とかものの見方がしっかりした人が多い気がします。
確かに、「経済一流、政治は三流」とか言われいた15年くらい前までは、
そうした主張も、結構見受けられたりしたものですが、
戦後経済を引っ張ってきた創業者世代が、今や一戦から退き、
今の社長は、団塊世代のサラリーマン社長が多いですからねえ。
それに現在、財界から出されている政策案は、
当然の事ながら、市民生活よりも企業利益に主眼の置かれたモノが多いですし・・・・
ついでなんで、最後に宣伝しておきますと、
今週はNHK-BS1で深夜0時10分から、
「ブッシュの戦争」というドキュメンタリーをやっているので、
興味のある方は、チェックしてみても面白いかと。
|
|