| > > 逆に言うと、ここみたいな路地裏の個人サイトに、
> > どうやって辿り着いたのか、少し興味があったりも(笑)。
> 古代中国史に結構興味があるので、ゲームを探してベクターで
> 羽帥さんの「新史記」というゲームに行き当たりました。
> その本家サイトでリンクがあったので訪ねてみたのが最初です。
あ〜、なるほど。
羽帥さんのサイトからでしたか。
最近は交流も乏しいものの、20年近く前からのネット仲間ですね。
個人サイト同士の相互リンクという風習は、今や廃れて久しいと思いますけど、
今でもこうして効果があると知ると、何だか少し嬉しくなります(笑)。
思い返してみると当時(2000年くらいまで)のネットって、
利用料が1時間で数百円くらい掛かっていた為、今より随分とマニアな世界でしたけど、
全国に散らばる同好の士が集えて、リアルではなかなか機会の無いコアな話が出来ると言う事で、
今とはかなり趣の異なる空気感が、ネット中に満ちていたのは確かですね。
ちなみに私たちは、歴史ゲーム愛好者が集う掲示板に生息してました(笑)。
ここのツリー表示形式の掲示板も、そうした当時の掲示板を、未だに使っている感じです。
> > 変革期には問題が起きそうと言いますか、もう起こった後が現在なのかも?
> あぁ・・そうなのですか。
> 一縷の希望を失った感じがします。
でもまあネットの世界の雰囲気も、私が見てきた限りでは、
大体5年くらいのスパンで、変化し続けてきてますからねえ・・・・
2020年代には、今とはまた違ったネットの世界が広がってるかも知れませんよ?
1990年代前半は、本当に一握りのPCマニアたちの世界だったモノが、
1990年代後半にWindows95/98が登場して、幅広いマニア層へと利用者を広げ、
2000年前半になると、大学生や社会人の若い男性にも利用層が広がりました。
振り返れば、この頃のネット文化が最も勢いがあり、面白い時代だったかも?
そして2000年代後半になると、一般社会にまでネット利用が広がり、
2010年代に入ると、本当に一般生活に欠かせない存在にまでなりました。
ただ、ここまで一般化してしまうと、悪貨は良貨を駆逐するじゃないですけど、
荒れる事は昔からあったものの、その頻度が大幅に増して、情報交換の有益性も激減し、
以前あったマニアな空気感は一掃されて、コアな情報を以前みたいに得られなりましたね。
それでも2010年代前半に比べれば、2010年代後半の方がネットの荒れは落ち着いてきたと思います。
しかし、良貨は駆逐された後なので、結局はネットの活気が失われてしまったような気はしています。
まあ、それが一般化や大衆化といったモノなのかも知れませんけど(苦笑)。
> もちろん害なのはごく一部なのでしょうけど、
> 全体として見て、ここまで悪い上に改善の希望が見えないとなると。
> …接するに当たってのモチベーションがやはり適正ではないのでしょうか。
> ちなみにここに来ているのは、ここが比較的マシだと思っているからです。
まあ、ネットの世界で言えば、私は古いタイプの世代ですからねえ(笑)。
もう今では昔みたいにキチンと運営できてないですけども、雰囲気だけは、
開設当時の2000年くらいの空気感が、未だに色濃く残っているサイトだとは思います。
> > いや、「煽り」と言いますか、今で言うと「フェイク・ニュース(嘘情報)」とかですよね。
> なるほど、フェイクニュースも結構ありますね。
> でも自分は煽りの方が見ていて嫌ですね。
> どれが一番嫌気がするかというのは少々違うみたいです。
いや〜、個人的な好き嫌いとかは、私は別に求めていないので・・・・
結局は、社会への実害がどれくらいあるか?が焦点だと思うんです。
煽りは確かに鬱陶しいですけど(笑)、その実害は相手を不快させる程度のモノですし、
一方で、嘘を吹き込むと言うのは、騙された相手に大きな実害を与えますからねえ。
言うなれば、テレビとネットの情報の違いと言うのは、
食事で言うと、給食と外食の違いみたいなモノなのかも知れません(笑)。
給食であれば、好きな料理も嫌いな料理も出てきますけど、
それなりの栄養バランスが取られてますし、家では食べないような料理も出てきます。
一方で外食だと、詳しい人や気遣う人なら、給食より優れる場合もありますけど、
自分が好きな料理ばかり食べる事も可能ですので、そればかり食すと、
栄養のバランスを欠きますし、見知らぬ料理に手を出す事もありません。
情報の収集も、食事の摂取と同じで、それが偏ると弊害を来たすモノだろうと思います。
> > 例えばメディア信頼度の項目だと、10年前はテレビ57.5%、ネット40.8%でしたが、
> > 今年の調査ではテレビ75.1%(+17.6ポイント)、ネット29.0%(−11.8ポイント)だったそうで、
> 自分が思ったよりかなり高い…。
> 自分はネットでの情報は基本的に「参考」という立ち位置で、
> テレビや新聞などで同じような情報が入らなければ
> まず信用することはない(自分の中には留めても他人に話すことはない)です。
まあでも、そういう意味では情報なんて、全てが「参考」でしかないと思いますし、
要は、その情報に「信頼度」が加味されるモノなんだと思います。
例えば本から情報を得る場合でも、最も重要なのは勿論内容ですけども、
その内容を保証する参考文献やデータ出典が示されてるか否かや、
著者の経歴だったり、どんな出版社レーベルかも、情報の信頼度を左右するかと?
そういう意味では、情報の信頼度として見た場合に、
テレビが75%、ネットが30%というのは、意外と妥当な所の気もします(笑)。
テレビの情報だって全てが正しい訳じゃないですけど、ある程度は信頼できるし、
少なくとも、ネットの情報よりは正しい確率が相当高いでしょうからねえ。
> フェイクニュースも信用したことはないのではと思っていますし、
> (気づいていないだけかもしれませんが)
まあ、どこまでを「フェイク・ニュース」と呼ぶか次第の話になりますけど、
テレビや新聞のニュースとかでも、偏った報道とかは決して少なく無いですからねえ。
これがまだ、右だの左だのという話なら、あくまで政治的なスタンスの違いでしかないですし、
いい加減にやり過ぎると相手側から反論が飛んでくるので、そこまで極端にはなり難いですけども、
反論を恐れる必要が無いようなケースだと、いい加減な内容でも通ってしまいがちです。
例えば海外ニュースとかだと、別に関心も無いので、アメリカ側の主張を垂れ流してみたりとか、
国内ニュースでも、反論できる力が無い相手がターゲットだと、総イジメ状態に陥ったりします。
この掲示板で以前話題になった件だと、大津イジメ事件や将棋不正疑惑などが、それに当たるかも?
ただ、こういう件を「おかしくないか?」と思った時に、
調べる事が出来るようになったのも、ネットの大きな力ではあるんですよね!!
ネットなら複数メディアの報道内容を見比べるのが、以前よりもずっと楽になりましたし、
報道では要約されてしまう会見や資料の内容も、直に確認する事が出来るようになりましたので。
しかし一方で、同じネットを利用するにしても、最初から結論ありきで、
自分にとって都合の良い情報ばかりを集めてしまえば、全く正反対な結果をもたらすと・・・・
> 信じる方もいることがまともに想像できませんでしたが、それだけ信頼度があるなら、
> フェイクニュースを鵜呑みにする方がいることがちらついて見ていて不快というのなら分かる気もしてきます。
> とはいえ自分の世代は10年前の調査の世代で、その時はもっと高かったようですが…。
> 言われてみればその時は自分はネットに触れてないので信頼できないというのは知らなかったかもとも思います。
> 逆に言えば、推測ですが以前より早いうちからネットに触れるようになって分かるのが早くなったのかもしれません。
まあネットというのは、大手メディアが扱わないような情報も、細かく拾う事が可能ですし、
初めの内は、それに新鮮味や信頼度を感じる事もあったかと思われます。
今では相手を揶揄する意味でしかない「ネットde真実」という言葉も、
10年くらい前であれば、本気でそう信じてる層も、今以上に多かった気はしますからねえ。
> > 公孫竜さんが構わなければ、別にそれでもOKですよ(笑)。
> > 話題が脱線して雑談化するなんて、この掲示板ではよくある事ですので。
> お邪魔でなければ、できるならむしろもっと雑談したいです。
ここの掲示板は、「何を話してもOK」という方針で運営されてますので、
例えば「古代中国史に結構興味がある」という事なら、それを話題にされても構いませんよ(笑)。
そもそも、このサイトが始まったのも、前出の歴史ゲーム愛好者が集う掲示板で、
項劉記&楚漢戦争のサイトを運営されてた小絳侯さんと、仲良くなったのがキッカケでしたし、
そうして「楚漢大戦」が生まれ、それが多人数ゲーム化されて「三国大戦」に繋がっていたりします。
ちなみに古代史となると、中国からは少し離れてしまうんですけど、
沖ノ島の世界遺産への登録が決まったり、百舌鳥古墳群の推薦が決まった事もあってか、
個人的には最近、「朝鮮半島の前方後円墳」に少し興味がありますね。
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