| 赤い嵐オンラインのWW2版を初期化しました。
今回の変更点は、以下の通りです。
1.軍隊の移動距離を、一律から「訓練度依存」へと変更しました。
今までは、陸軍なら機動力4(平地1・高地2で出発地も込みで計算)、
海軍・空軍なら機動力3(隣接する3マス以内)でしたが、
今回から機動力は、陸軍「訓練度÷25+2」、海空軍「訓練度÷25+1」となります。
例えば、移動させる海軍の訓練度が100%なら、一気に5マス移動できます。
また、この変更に伴い、空軍による爆撃コマンドも、
隣接エリアのみから、「(訓練度÷25+1)÷2」へと変更しました。
要するに、往復分を考えて「機動力が半分」の距離って事ですね。
ただし素通り出来るのは、移動条件と同じく「自国・自勢力・公海」のみです。
2.海軍に「艦砲射撃」コマンドを導入。
今回の導入では、その対象を「海域から陸地への砲撃のみ」とし、
空軍の迎撃を堪え、敵空軍を壊滅させた場合には、
(この辺りの処理は、制海確保と同等になっています)
艦砲射撃を行ったエリアの陸軍・空軍・原爆を、
訓練度が100%なら、「砲撃艦隊の師団数20%分」を削る仕様になっています。
まあ簡単に言えば、海軍版の爆撃コマンドですね。
こちらの方は射程距離上、実行できるのは隣接エリアのみです。
3.「原爆投下」は、生産爆撃などと同じように空軍を使用に変更。
1回のコマンド実行で落とせる原爆は、前回同様1発ですが、
敵空軍に撃退された場合は、投下を行えず、原爆も消滅します。
また原爆の威力も、前回の1発で全滅は強力すぎたので、
「生産が50%減、軍隊が30%減(つまり2回で半減)」としました。
4.原爆の研究費を前回の「5倍」に変更・・・と言うか、元に戻しました。
また、核技術の所在を、国家データから「エリア・データ」に変更し、
核技術が100%に達した自国エリアでのみ、原爆製造が可能としました。
そして、原爆投下や生産爆撃によって、
生産率ダウン分と同値だけ、核技術率もダウンする仕様にしました。
ですので、敵国に奪われたり、空爆されたりしないエリアでの研究が理想です。
5.軍の近代化度を表す数値として、軍の「機械化度」を導入。
これにより、「訓練度MAXは機械化度まで」に制限され、
ターン更新時の訓練度アップも、一律10から「機械化度の10%」としました。
これに伴い、開始時の訓練度は各国バラバラで、
最高で70%・最低で30%となっています。
その他に、機械化度を上げる為の「軍近代化」コマンドを設置し、
機械化度を50%より上にアップさせる場合、行動力消費だけでなく、
コマンド実行に「石油」も消費するようにしました。
また機械化維持費として、ターン更新時に「機械化度−50」の石油を消費し、
石油が不足した場合には、機械化度が「1%ダウン」するようにしました。
まあ、近代化された軍との差別化や、石油の重要性アップが目的の変更ですね。
6.亡命政府用に、とりあえず工作活動系のコマンドを入れてみました。
行えるのは、「拠点移動」「諜報工作」「破壊工作」の3コマンドで、
実行から20時間経たなければ、次の工作活動は行えない仕様です。
ちなみに「拠点移動」は、工作を行う拠点を動かすコマンドで、
現在地も移動先も「同陣営or公海」なら、1回で何処へでも移動できますが、
どちらかが他陣営の場合、隣接エリアにしか移動できません。
続いて「諜報活動と破壊工作」は、「拠点or拠点に隣接する同一領国」で行え、
成功すると、諜報活動なら「当該エリアの軍事情報が20時間閲覧」でき、
破壊工作なら「当該エリアの生産率を25%ダウン」させる事が出来ます。
しかし失敗すると、実行国の名前が年表に表示されます。
(工作費用は、同民族・同陣営・拠点で実行などで安くなります)
また、工作をされる国家の側には、「工作取締」のコマンドがあり、
そこで対象国と現在地(取締まる側の国内に限る)が一致した場合、
取締りで拘束された国は「1週間」、次の工作活動を行えなくなります。
ただし、取締りを行えるのは「1ターンにつき1回」だけで、
その代わり、1回拘束してしまえば、1週間が経過する前に再拘束する事で、
半永久的に、その国の工作活動を抑える事も可能です。
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