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24090
[24090] 銀河英雄大戦個人戦1決着しました返信 削除
2022/11/18 (金) 19:56:59 豆乳

銀河英雄大戦個人戦1が24ターンで同盟の勝利で終了しました。
管理人さんには過去ログ化と初期化をお願いいたします。


[24092] Re:銀河英雄大戦個人戦1決着しました返信 削除
2022/11/22 (火) 19:06:54 徳翁導誉

> 銀河英雄大戦個人戦1が24ターンで同盟の勝利で終了しました。
> 管理人さんには過去ログ化と初期化をお願いいたします。

お疲れ様です。
過去戦場にアップしておくと共に、初期化しておきました。
http://kakolog05.g1.xrea.com/ginga_kako/ginga148.html

24058
[24058] * No Subject *返信 削除
2022/10/23 (日) 10:43:41 帝国主義版ブラジル

直近の過去3回、ww1、ww2、帝国主義と驚くべき事に
3連続でイギリスプレイヤーが殆どのプレイヤーからヘイトを買い、
それでいて明らかな劣勢状態になるとなぜかログイン不能になってしまいます。
私としては故意にそうしていると感じてますが、鯖管的にはどうなんですかね?
私としては荒らしに該当する行為だと思うのですが、もしこれが荒らしに該当しないというのであれば
あえてそのような行動で他のプレイヤーに不快を与えてしまうかもしれないですが
このようなプレイもゲームを楽しむエッセンスの一つとしてやってみようと思います。


[24059] Re:* No Subject *返信 削除
2022/10/24 (月) 20:31:29 フランス

▼ 帝国主義版ブラジルさん
> 直近の過去3回、ww1、ww2、帝国主義と驚くべき事に
> 3連続でイギリスプレイヤーが殆どのプレイヤーからヘイトを買い、
> それでいて明らかな劣勢状態になるとなぜかログイン不能になってしまいます。
> 私としては故意にそうしていると感じてますが、鯖管的にはどうなんですかね?
> 私としては荒らしに該当する行為だと思うのですが、もしこれが荒らしに該当しないというのであれば
> あえてそのような行動で他のプレイヤーに不快を与えてしまうかもしれないですが
> このようなプレイもゲームを楽しむエッセンスの一つとしてやってみようと思います。


個人的に好きか嫌いかで言えば断然嫌いな行為ですけど、なかなか荒らし扱いにはできんでしょうね。


[24060] Re2:* No Subject *返信 削除
2022/10/24 (月) 20:40:05 ローマ

▼ フランスさん
> ▼ 帝国主義版ブラジルさん
> > 直近の過去3回、ww1、ww2、帝国主義と驚くべき事に
> > 3連続でイギリスプレイヤーが殆どのプレイヤーからヘイトを買い、
> > それでいて明らかな劣勢状態になるとなぜかログイン不能になってしまいます。
> > 私としては故意にそうしていると感じてますが、鯖管的にはどうなんですかね?
> > 私としては荒らしに該当する行為だと思うのですが、もしこれが荒らしに該当しないというのであれば
> > あえてそのような行動で他のプレイヤーに不快を与えてしまうかもしれないですが
> > このようなプレイもゲームを楽しむエッセンスの一つとしてやってみようと思います。

>
> 個人的に好きか嫌いかで言えば断然嫌いな行為ですけど、なかなか荒らし扱いにはできんでしょうね。


私も滅ぼされたことは何度もあります。

ただ、まあ、攻勢主義もありだと思いますよ


[24063] Re3:* No Subject *返信 削除
2022/10/24 (月) 21:42:02 徳翁導誉

> > > 直近の過去3回、ww1、ww2、帝国主義と驚くべき事に
> > > 3連続でイギリスプレイヤーが殆どのプレイヤーからヘイトを買い、
> > > それでいて明らかな劣勢状態になるとなぜかログイン不能になってしまいます。
> > > 私としては故意にそうしていると感じてますが、鯖管的にはどうなんですかね?

> > 個人的に好きか嫌いかで言えば断然嫌いな行為ですけど、なかなか荒らし扱いにはできんでしょうね。

> 私も滅ぼされたことは何度もあります。
> ただ、まあ、攻勢主義もありだと思いますよそもそも論として、その3回のイギリス・プレイヤーは同一人物なのでしょうか?

既に終了した前2回分は、断片的にしかデータが残されていない為、
断言までは出来ませんけど、残されてるIPを見る限り、恐らくは別人なのでは?

もちろん、個々のプレイヤーはキチンとプレーして戴けた方が、
ゲーム的にも面白くなるのは確かなので、好ましい傾向では無いでしょうけど、
まあ実際のイギリスも、Brexitであったり、わずか在任45日での首相辞任であったりと、
いろいろとグダグダしてますし、それはイギリスが置かれた地政学的な要因も絡んでいるので、
ある意味、リアルと言えば、リアルな振る舞いなのかも知れません(苦笑)。

> > > 私としては荒らしに該当する行為だと思うのですが、もしこれが荒らしに該当しないというのであれば
> > > あえてそのような行動で他のプレイヤーに不快を与えてしまうかもしれないですが
> > > このようなプレイもゲームを楽しむエッセンスの一つとしてやってみようと思います。

う〜ん、掲示板や公式発言など、他の参加者さんの意見を見てみると、
現状、好ましくは無いけど、ルール違反でも無いし、許容の範囲内という感じですし、
「好ましくない」を優先するか? 「ルール違反じゃない」を優先するか? は、
ブラジル担当者さんの考え方次第でしょうね。
暴れたら暴れたで、集中砲火を受けるデメリット面だってある訳ですし。

まあ、直接ゲームに参加していない、管理者である私の立場としては、
個々の参加者が、お客様気分ではなく、それぞれが当事者意識を持って、
「どうプレーすれば、ゲーム的に面白くなる」かを考えて戴けると、嬉しいかな。
結局の所、「楽しさの最大化」こそが、全体にとって最もメリットがある事ですから。


[24066] 前回帝国戦場における不審な行動力援助についての報告返信 削除
2022/10/24 (月) 23:58:44 フランス

前回戦場において、初代ロシアからイギリスに対して不自然なまでに多額の援助がありましたので、これを報告します。
なお、私が確認した範囲だと、これに関する言及は英露どちらからもありません。

というか仮に言及あっても初代ロシアの方はルール違反になるレベルの援助ですけどね。
内密の経緯を見るに不自然とは言えない大清殿、不自然とまでは言えない連合殿への援助も入れたらほぼ収入全部他国に渡していると思うので。

私は前回ww1の日本担当です。その際、多重に対し疑念を持っている事を表明しておりました。
今回、そこから一歩進んで多重かどうかはさておき、何らかの不正があることを確信しております。

また、私の所感ですが前回ww1と今回イギリスは同一人物だろうと思います。
これはもう立証の仕様が無いですが、今回合わせて優勝四回、アクティブプレイヤーじゃそろそろ古参になるだろうという人間の見立てなので、
だから絶対正しいとは言いませんけど、ある程度検討材料にしてもらえれば幸いです。


2022/8/29(月) 22:47:29 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「200」の援助を行いました
2022/8/30(火) 22:36:52 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「400」の援助を行いました
2022/8/30(火) 22:40:36 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「50」の援助を行いました
2022/8/31(水) 11:12:55 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「30」の援助を行いました
2022/8/31(水) 22:28:41 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「350」の援助を行いました
2022/9/1(木) 23:06:56 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「200」の援助を行いました
2022/9/2(金) 23:29:11 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「200」の援助を行いました
2022/9/3(土) 22:23:16 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「140」の援助を行いました
2022/9/4(日) 22:25:45 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
2022/9/6(火) 19:18:10 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「70」の援助を行いました
2022/9/6(火) 22:06:16 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「300」の援助を行いました
2022/9/7(水) 22:03:44 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「200」の援助を行いました
2022/9/8(木) 18:34:38 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
2022/9/9(金) 06:35:09 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「150」の援助を行いました
2022/9/9(金) 04:27:09 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「300」の援助を行いました
2022/9/9(金) 22:03:23 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「200」の援助を行いました
2022/9/10(土) 22:07:27 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「300」の援助を行いました
2022/9/11(日) 22:14:20 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「300」の援助を行いました
2022/9/12(月) 21:58:13 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
2022/9/12(月) 22:09:21 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「450」の援助を行いました
2022/9/13(火) 22:46:38 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「400」の援助を行いました
2022/9/14(水) 22:13:55 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
2022/9/16(金) 06:28:21 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
2022/9/16(金) 13:57:49 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「510」の援助を行いました
2022/9/17(土) 10:10:02 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
2022/9/17(土) 14:42:50 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「70」の援助を行いました


[24067] Re:前回帝国戦場における不審な行動力援助についての報告返信 削除
2022/10/25 (火) 14:52:42 ブラジル

フランスによるイギリスと初代ロシアが多重である可能性に対する言及ですが、
ロシアによる対連合国支援もかなりおかしいので言及します。

イギリスに連合国からの支援要請が来たのが25日
ロシアが連合国に行動力支援を行なったのが27日
ロシアに連合国からの支援要請が来たのが28日

連合国がイギリスのみに支援を求めていたにもかかわらず、ロシアから連合に支援が飛んでます。
私はこれを英露が同じプレイヤーであるか別の連絡手段を持つことの傍証と考えてます。


[24075] Re2:前回帝国戦場における不審な行動力援助についての報告返信 削除
2022/11/8 (火) 20:13:18 徳翁導誉

> > 前回戦場において、初代ロシアからイギリスに対して不自然なまでに多額の援助がありましたので、これを報告します。
> > なお、私が確認した範囲だと、これに関する言及は英露どちらからもありません。
> > というか仮に言及あっても初代ロシアの方はルール違反になるレベルの援助ですけどね。
> > 内密の経緯を見るに不自然とは言えない大清殿、不自然とまでは言えない連合殿への援助も入れたらほぼ収入全部他国に渡していると思うので。
> > 私は前回ww1の日本担当です。その際、多重に対し疑念を持っている事を表明しておりました。
> > 今回、そこから一歩進んで多重かどうかはさておき、何らかの不正があることを確信しております。
> > また、私の所感ですが前回ww1と今回イギリスは同一人物だろうと思います。
> > これはもう立証の仕様が無いですが、今回合わせて優勝四回、アクティブプレイヤーじゃそろそろ古参になるだろうという人間の見立てなので、
> > だから絶対正しいとは言いませんけど、ある程度検討材料にしてもらえれば幸いです。
> > 2022/8/29(月) 22:47:29 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「200」の援助を行いました
> > 2022/8/30(火) 22:36:52 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「400」の援助を行いました
> > 2022/8/30(火) 22:40:36 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「50」の援助を行いました
> > 2022/8/31(水) 11:12:55 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「30」の援助を行いました
> > 2022/8/31(水) 22:28:41 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「350」の援助を行いました
> > 2022/9/1(木) 23:06:56 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「200」の援助を行いました
> > 2022/9/2(金) 23:29:11 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「200」の援助を行いました
> > 2022/9/3(土) 22:23:16 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「140」の援助を行いました
> > 2022/9/4(日) 22:25:45 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
> > 2022/9/6(火) 19:18:10 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「70」の援助を行いました
> > 2022/9/6(火) 22:06:16 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「300」の援助を行いました
> > 2022/9/7(水) 22:03:44 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「200」の援助を行いました
> > 2022/9/8(木) 18:34:38 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
> > 2022/9/9(金) 06:35:09 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「150」の援助を行いました
> > 2022/9/9(金) 04:27:09 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「300」の援助を行いました
> > 2022/9/9(金) 22:03:23 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「200」の援助を行いました
> > 2022/9/10(土) 22:07:27 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「300」の援助を行いました
> > 2022/9/11(日) 22:14:20 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「300」の援助を行いました
> > 2022/9/12(月) 21:58:13 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
> > 2022/9/12(月) 22:09:21 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「450」の援助を行いました
> > 2022/9/13(火) 22:46:38 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「400」の援助を行いました
> > 2022/9/14(水) 22:13:55 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
> > 2022/9/16(金) 06:28:21 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
> > 2022/9/16(金) 13:57:49 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「510」の援助を行いました
> > 2022/9/17(土) 10:10:02 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「100」の援助を行いました
> > 2022/9/17(土) 14:42:50 ロシア帝国が、イギリス連合王国へ行動力「70」の援助を行いました

> フランスによるイギリスと初代ロシアが多重である可能性に対する言及ですが、
> ロシアによる対連合国支援もかなりおかしいので言及します。
> イギリスに連合国からの支援要請が来たのが25日
> ロシアが連合国に行動力支援を行なったのが27日
> ロシアに連合国からの支援要請が来たのが28日
> 連合国がイギリスのみに支援を求めていたにもかかわらず、ロシアから連合に支援が飛んでます。
> 私はこれを英露が同じプレイヤーであるか別の連絡手段を持つことの傍証と考えてます。

う〜ん、ここまで来ると、従来の管理方法では無理があるのかも知れませんね・・・・
一昔前と違って、今では1人が複数の端末を持っていたり、IPを簡単に偽装できたりするので、
IPで多重登録を監視するのも、さすがに限界があると思いますし、
もうこうなると、ゲーム的な自由度は少し落ちてしまいますが、
ゲーム中の段階から、「他国支援」の行動記録が、年表中で公開された方が良いのかも?

もちろん、これで不可解な支援を防げる訳ではありませんが、
少なくとも、怪しい行動を取る国に対しては、
他国から疑いの目を掛けられ、警戒ターゲットになりやすくなる事で、
それなりには、抑える効果が望めるかも知れませんので。

あとは、これはシステム的に大掛かりになりますし、新規参加者が不利になる方法ですが、
ゲームの各セッション毎ではなく、最初に大元となるプレイヤー登録を行い、
各セッションのプレー成果に応じて、ポイントが与えられるようにして、
そのポイントを用いて、大国へ登録する際には、相応分のポイント支払いを要するようにすれば、
通りがかりの荒らし登録や、支援目的での登録は、かなり防げる(影響度を小さくできる)かも知れません。


[24080] Re3:前回帝国戦場における不審な行動力援助についての報告返信 削除
2022/11/8 (火) 23:00:17 マンネルヘイム

▼ 徳翁導誉さん
> う〜ん、ここまで来ると、従来の管理方法では無理があるのかも知れませんね・・・・
> 一昔前と違って、今では1人が複数の端末を持っていたり、IPを簡単に偽装できたりするので、
> IPで多重登録を監視するのも、さすがに限界があると思いますし、
> もうこうなると、ゲーム的な自由度は少し落ちてしまいますが、
> ゲーム中の段階から、「他国支援」の行動記録が、年表中で公開された方が良いのかも?
>
> もちろん、これで不可解な支援を防げる訳ではありませんが、
> 少なくとも、怪しい行動を取る国に対しては、
> 他国から疑いの目を掛けられ、警戒ターゲットになりやすくなる事で、
> それなりには、抑える効果が望めるかも知れませんので。
>
> あとは、これはシステム的に大掛かりになりますし、新規参加者が不利になる方法ですが、
> ゲームの各セッション毎ではなく、最初に大元となるプレイヤー登録を行い、
> 各セッションのプレー成果に応じて、ポイントが与えられるようにして、
> そのポイントを用いて、大国へ登録する際には、相応分のポイント支払いを要するようにすれば、
> 通りがかりの荒らし登録や、支援目的での登録は、かなり防げる(影響度を小さくできる)かも知れません。


解決策として有効なのは後者(ポイント制)だと思いますが、登録とプレイのハードルを高くすると人が登録しにくくなるので、
より適当なのは前者(「他国支援」のログ開示)なのかなと思います。
確かにゲーム的な自由度は結構落ちてしまうのですが、やむを得ないかなと。

ww1ではロシア殿が、帝国戦場では私が不正野郎を粉砕しましたけど、不正に手を染める愚者も経験に学ぶことはできます。
その内、不正野郎が上手く優勝を盗むかもしれません。まあ簡単に勝たせる気は無いですけどね。

ただ、私が前回不正野郎を返り討ちにできたのは、
最初から「多重登録者がいる」ことを計算に入れて戦略を立てて、外交をしていたからというのも大きいかと思います。
メタ要素というか、ゲーム外の要素を多分に考慮材料に入れています。
例えば、メキシコには三人登録しましたが、一人目と二人目は多重の線を追って、親英的な情報ばかり流していましたし、三人目も戦争が始まって人柄が見えるまで「まず多重だろう」と見ていました。(三代目メキシコ殿、すいません)
二代目ロシア殿から「何故か行動力が無い」と聞いた時には、その不可解な削除タイミングと併せて、英国に流れている線を当然考えました。

今回色々と不正野郎を相手取る時の方法を試せて、ある程度有効だってのは分かりましたけど、それが正しい姿かというと何とも……。



[24086] 多重登録対策で、次回から他国支援をゲーム中から公開返信 削除
2022/11/16 (水) 19:46:24 徳翁導誉

> > もうこうなると、ゲーム的な自由度は少し落ちてしまいますが、
> > ゲーム中の段階から、「他国支援」の行動記録が、年表中で公開された方が良いのかも?
> > あとは、これはシステム的に大掛かりになりますし、新規参加者が不利になる方法ですが、
> > ゲームの各セッション毎ではなく、最初に大元となるプレイヤー登録を行い、
> > 各セッションのプレー成果に応じて、ポイントが与えられるようにして、
> > そのポイントを用いて、大国へ登録する際には、相応分のポイント支払いを要するようにすれば、
> > 通りがかりの荒らし登録や、支援目的での登録は、かなり防げる(影響度を小さくできる)かも知れません。

> 解決策として有効なのは後者(ポイント制)だと思いますが、登録とプレイのハードルを高くすると人が登録しにくくなるので、
> より適当なのは前者(「他国支援」のログ開示)なのかなと思います。
> 確かにゲーム的な自由度は結構落ちてしまうのですが、やむを得ないかなと。

仕方無いですけど、とりあえず次回から試験的に、
ポイント支援の即時公開を行いたいと思います。

また、長いスパンで考えると、そろそろ本気で、
「事前登録制」の導入を、検討してみても良いかも知れませんね。
まあ、そこまで抜本的にサイトの仕様変更を行えるくらい、
私の創作意欲が復活できれば、それに越した事も無いでしょうし(笑)。

> ww1ではロシア殿が、帝国戦場では私が不正野郎を粉砕しましたけど、不正に手を染める愚者も経験に学ぶことはできます。
> その内、不正野郎が上手く優勝を盗むかもしれません。まあ簡単に勝たせる気は無いですけどね。
> ただ、私が前回不正野郎を返り討ちにできたのは、
> 最初から「多重登録者がいる」ことを計算に入れて戦略を立てて、外交をしていたからというのも大きいかと思います。
> メタ要素というか、ゲーム外の要素を多分に考慮材料に入れています。
> 例えば、メキシコには三人登録しましたが、一人目と二人目は多重の線を追って、親英的な情報ばかり流していましたし、
> 三人目も戦争が始まって人柄が見えるまで「まず多重だろう」と見ていました。(三代目メキシコ殿、すいません)
> 二代目ロシア殿から「何故か行動力が無い」と聞いた時には、その不可解な削除タイミングと併せて、英国に流れている線を当然考えました。
> 今回色々と不正野郎を相手取る時の方法を試せて、ある程度有効だってのは分かりましたけど、それが正しい姿かというと何とも……。

完璧に多重登録を防げないとなると、
確実では無いものの、「多重の可能性が高そう」と思えるような判断材料を、
いろいろと提供していく以外、現状では有効な手段が無いのかも知れませんね・・・・

24034
[24034] サーバー仕様変更に伴うCGI不具合を修正返信 削除
2022/9/28 (水) 22:01:02 徳翁導誉

9月26日(月)に、サーバーの仕様が変更された事に伴い、
古いCGIプログラムが、動かなくなってましたので、
その原因を探り、対応修正しておきました。


[24036] Re:サーバー仕様変更に伴うCGI不具合を修正返信 削除
2022/9/28 (水) 22:02:02 聖職者

▼ 徳翁導誉さん
> 9月26日(月)に、サーバーの仕様が変更された事に伴い、
> 古いCGIプログラムが、動かなくなってましたので、
> その原因を探り、対応修正しておきました。



 対応修正ありがとうごさいました。


[24038] Re2:サーバー仕様変更に伴うCGI不具合を修正返信 削除
2022/10/4 (火) 19:20:22 徳翁導誉

> > 9月26日(月)に、サーバーの仕様が変更された事に伴い、
> > 古いCGIプログラムが、動かなくなってましたので、
> > その原因を探り、対応修正しておきました。

>  対応修正ありがとうごさいました。

改めて、思い知らされましたけど、
やはり1つのサーバーに全てを集約すると、
そこがダメになった時、全てがダメになっちゃいますね・・・・
今回で言うと、CGIゲームも、掲示板への書き込みも、当時にダメになりましたから。
う〜ん、とは言え、なかなか余所に分割できるサーバーも無いんですよねえ(泣)。

P.S.
とりあえず、解る範囲で対応したつもりですけど、
未だ修正漏れな箇所がありましたら、是非とも お知らせ下さい!!


[24043] Re3:サーバー仕様変更に伴うCGI不具合を修正返信 削除
2022/10/6 (木) 20:30:36 豆乳

この件と関係があるか分かりませんが、
銀河英雄大戦の個人戦1のチャットにて文字化けが発生しているので余裕があれば対応をお願いします。
「能」や「表」が文字化けしているので、多分エスケープシーケンスが原因だと思います。


[24046] Re4:サーバー仕様変更に伴うCGI不具合を修正返信 削除
2022/10/11 (火) 19:47:40 豆乳

先ほど銀河英雄大戦の個人戦1のチャットに書きこんだところ表示が盛大にバグりました。
バグって判別できないですが、書き込んだのは自分ということと、
表示がバグったことを報告しておきます。

追伸:バグった部分が削除されたっぽいので多分、管理人さんが対応されたと認識しています。


[24051] Re5:サーバー仕様変更に伴うCGI不具合を修正返信 削除
2022/10/18 (火) 21:17:52 徳翁導誉

> > > > > 9月26日(月)に、サーバーの仕様が変更された事に伴い、
> > > > > 古いCGIプログラムが、動かなくなってましたので、
> > > > > その原因を探り、対応修正しておきました。

> > > >  対応修正ありがとうごさいました。

> > > とりあえず、解る範囲で対応したつもりですけど、
> > > 未だ修正漏れな箇所がありましたら、是非とも お知らせ下さい!!

> > この件と関係があるか分かりませんが、
> > 銀河英雄大戦の個人戦1のチャットにて文字化けが発生しているので余裕があれば対応をお願いします。
> > 「能」や「表」が文字化けしているので、多分エスケープシーケンスが原因だと思います。

> 先ほど銀河英雄大戦の個人戦1のチャットに書きこんだところ表示が盛大にバグりました。
> バグって判別できないですが、書き込んだのは自分ということと、
> 表示がバグったことを報告しておきます。
> 追伸:バグった部分が削除されたっぽいので多分、管理人さんが対応されたと認識しています。

と言いますか、先週、たまたまタイミングが合ってしまい、
私が文字化け対応のテストをしている際に、豆乳さんの書き込みがあったのかと(笑)。

使用する文字コードを、日本標準の「Shift-JIS」から、国際標準の「UTF-8」へ試験変更したい際、
新たに書き込んだ分は、文字化けを起こさなくなったのですが、
今までに書き込まれた分は、全て文字化け状態になってしまったんですよね。
まあ、文字コードが変更されたので、冷静に考えれば、当然の事なのでしょうけど。

結局、今回の一連のトラブルを、簡単に説明してしまうと、
サーバーの仕様が新しくなり、日本仕様よりも国際仕様の方が重視されるように変更された為、
バリバリ日本標準で作られてる、私の古いプログラム群が、動作不良を起こしてしまった訳です。
もっと言ってしまえば、ネット世界における、日本語の重要性が相対的に低下した事もあり、
日本語を用いる為の対応を、国際標準の方で、なかなか行われなくなった・・・って感じなのかな?
日本語ユーザーからすると、こうした方向性での仕様変更は、結構キツいですね(泣)。

で、返信は急ぐ必要が薄くても、バグ対応は即対応が望ましいですから、
とりあえず、先週の時点で、そちら側だけでも手を着けたんですよ。
ただ、いろいろ試したものの、今までのように小手先の対応では、なかなか上手く行かず、
抜本的に、文字コード自体を変えたら、新規投稿分は上手くは行ったものの、
今度は、投稿済みの既存データを、全て新コードに書き換える必要があるのに気付き、
その作業の負荷が大きかった為、「多少の文字化けくらいなら・・・・」と、放置する格好となりました。
ぶっちゃけ、サーバー側の仕様変更の度に、こちらも応急的な処置を繰り返している為、
プログラム内の文字化け対応の細かい作用が、私自身も、正確に把握出来なかったりしますし・・・・

という事で、今後は どうしましょうかねえ?
新たにゼロから作る場合は、最初から国際標準で作れば済む話なんですけど、
既存のデータやプログラムを、それ用に全て書き換えるのは、それはそれで骨が折れますし、
その一方で、古い携帯用のブラウザなどだと、UTF-8に対応してないモノも覆いと聞くと、
正直な所、そこまで大変な思いをして、文字化け対応する必要はあるのかな?という気持ちも(苦笑)。
もし対応するにしても、とりあえずは銀英大戦のチャット部分のみで、
既存の投稿文に関しては、可能なら文字コード変換、大変そうなら全消去になるのかな?


[24055] Re6:サーバー仕様変更に伴うCGI不具合を修正返信 削除
2022/10/22 (土) 19:39:56 豆乳

▼ 徳翁導誉さん
> と言いますか、先週、たまたまタイミングが合ってしまい、
> 私が文字化け対応のテストをしている際に、豆乳さんの書き込みがあったのかと(笑)。

なるほど、文字コードを試しに変えていたタイミングだったのですね。
書き込んだデータが破損して表示が変になったのかと思っていました。
破損ではないということで了解しました。

> という事で、今後は どうしましょうかねえ?
とりあえず自分は文字化け対応していただいた方がありがたいです。
時間的にはすぐでなくても問題ないです。

具体的に提案するとすれば、銀英大戦のチャット部分のみ対象で考えれば、
「時期を事前に告知してチャット全消去&UTF-8対応」とかがいいのではと思っています。
例えば戦場2や戦場3は、1週間後に全消去と宣言→1週間後実行、
戦場1は今はキリが悪いので、対戦終了の報告後のタイミングを見て、1週間後に全消去と宣言→1週間後実行、
みたいなのが良いかなと自分は思っています。

お手数ではあるということは認識していますので、もし手間的に可能であったらで大丈夫です。


[24062] 銀英大戦のチャット初期化に関して返信 削除
2022/10/24 (月) 21:41:15 徳翁導誉

> > という事で、今後は どうしましょうかねえ?
> とりあえず自分は文字化け対応していただいた方がありがたいです。
> 時間的にはすぐでなくても問題ないです。
> 具体的に提案するとすれば、銀英大戦のチャット部分のみ対象で考えれば、
> 「時期を事前に告知してチャット全消去&UTF-8対応」とかがいいのではと思っています。
> 例えば戦場2や戦場3は、1週間後に全消去と宣言→1週間後実行、
> 戦場1は今はキリが悪いので、対戦終了の報告後のタイミングを見て、1週間後に全消去と宣言→1週間後実行、
> みたいなのが良いかなと自分は思っています。

そうですね。
まあ来週は、ちょっと私の方の都合が悪いので、
再来週の段階で、ゲームが始まっていない戦場に関しては、初期化&文字コード変更。
ゲームが行われている戦場に関しては、終了報告後のログ保存時に、
まとめて初期化&文字コード変更という事にしましょうかね?
特に異論などが出なければ、そうしたいと思います。


[24068] Re:銀英大戦のチャット初期化に関して返信 削除
2022/10/25 (火) 21:07:17 豆乳

▼ 徳翁導誉さん
> > > という事で、今後は どうしましょうかねえ?
> > とりあえず自分は文字化け対応していただいた方がありがたいです。
> > 時間的にはすぐでなくても問題ないです。
> > 具体的に提案するとすれば、銀英大戦のチャット部分のみ対象で考えれば、
> > 「時期を事前に告知してチャット全消去&UTF-8対応」とかがいいのではと思っています。
> > 例えば戦場2や戦場3は、1週間後に全消去と宣言→1週間後実行、
> > 戦場1は今はキリが悪いので、対戦終了の報告後のタイミングを見て、1週間後に全消去と宣言→1週間後実行、
> > みたいなのが良いかなと自分は思っています。

> そうですね。
> まあ来週は、ちょっと私の方の都合が悪いので、
> 再来週の段階で、ゲームが始まっていない戦場に関しては、初期化&文字コード変更。
> ゲームが行われている戦場に関しては、終了報告後のログ保存時に、
> まとめて初期化&文字コード変更という事にしましょうかね?
> 特に異論などが出なければ、そうしたいと思います。


了解です、自分は異論なしです。


[24074] Re2:銀英大戦のチャット初期化に関して返信 削除
2022/11/8 (火) 20:12:54 徳翁導誉

> > 再来週の段階で、ゲームが始まっていない戦場に関しては、初期化&文字コード変更。
> > ゲームが行われている戦場に関しては、終了報告後のログ保存時に、
> > まとめて初期化&文字コード変更という事にしましょうかね?
> > 特に異論などが出なければ、そうしたいと思います。

> 了解です、自分は異論なしです。

という事で、個人戦2&3の移行作業を進めたら、想定以上にスムーズに行えた為、
もう思い切って、ゲーム中の「個人戦1」の方も、一気に変更しちゃいました!!
デバック確認のようで申し訳ありませんが、
もしも何か問題が発生しましたら、報告をお願いします(笑)。


[24082] Re3:銀英大戦のチャット初期化に関して返信 削除
2022/11/11 (金) 20:54:09 豆乳

▼ 徳翁導誉さん
> > > 再来週の段階で、ゲームが始まっていない戦場に関しては、初期化&文字コード変更。
> > > ゲームが行われている戦場に関しては、終了報告後のログ保存時に、
> > > まとめて初期化&文字コード変更という事にしましょうかね?
> > > 特に異論などが出なければ、そうしたいと思います。

> > 了解です、自分は異論なしです。

> という事で、個人戦2&3の移行作業を進めたら、想定以上にスムーズに行えた為、
> もう思い切って、ゲーム中の「個人戦1」の方も、一気に変更しちゃいました!!
> デバック確認のようで申し訳ありませんが、
> もしも何か問題が発生しましたら、報告をお願いします(笑)。

今までの文章を初期化しないで変更できたのですね、
対応して頂きありがとうございました。

了解です、今のところ問題ありません。


[24084] Re4:銀英大戦のチャット初期化に関して返信 削除
2022/11/16 (水) 19:44:39 徳翁導誉

> > > > 再来週の段階で、ゲームが始まっていない戦場に関しては、初期化&文字コード変更。
> > > > ゲームが行われている戦場に関しては、終了報告後のログ保存時に、
> > > > まとめて初期化&文字コード変更という事にしましょうかね?
> > > > 特に異論などが出なければ、そうしたいと思います。

> > > 了解です、自分は異論なしです。

> > という事で、個人戦2&3の移行作業を進めたら、想定以上にスムーズに行えた為、
> > もう思い切って、ゲーム中の「個人戦1」の方も、一気に変更しちゃいました!!
> > デバック確認のようで申し訳ありませんが、
> > もしも何か問題が発生しましたら、報告をお願いします(笑)。

> 今までの文章を初期化しないで変更できたのですね、
> 対応して頂きありがとうございました。

はい、事前に思ったよりも簡単に作業が行えた為、
初期化せず、今までの文章も込みで、文字コードを変換できました(笑)。

> 了解です、今のところ問題ありません。
では、何か問題が起きましたら、その時は報告をお願い致します。

24070
[24070] 現代版募集中返信 削除
2022/10/25 (火) 21:47:47 現代版日本プレイヤー

まだまだ募集してます、内政版なんで少し取っ付きにくい印象かと思いますが覚えれば簡単ですし、経験者もいますので初心者の方も是非
赤い嵐「現代版」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/red_storm/menu.html


[24078] Re:現代版募集中返信 削除
2022/11/8 (火) 20:14:48 徳翁導誉

> まだまだ募集してます、
> 内政版なんで少し取っ付きにくい印象かと思いますが覚えれば簡単ですし、
> 経験者もいますので初心者の方も是非

宣伝スレッドなので、もう1回上げておきますね。
ゲーム自体は既に始まっていますが、まだまだ途中参加も可能ですので。

赤い嵐オンライン「現代版」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/red_storm/menu.html

24065
[24065] 来週は管理をお休み返信 削除
2022/10/24 (月) 21:43:50 徳翁導誉

え〜と、来週は1週間ほど、家を留守にしますので、
管理や返信などは、お休みさせていただきます。
御了承下さい。

24057
[24057] 帝国主義版終了について返信 削除
2022/10/22 (土) 22:07:05 清国プレイヤー

帝国主義版が無事終了しましたので、保存お願いします。


[24064] ◆ 赤い嵐「現代版」を初期化 ◆返信 削除
2022/10/24 (月) 21:42:39 徳翁導誉

> 帝国主義版が無事終了しましたので、保存お願いします。
お疲れ様です。
過去戦場にアップしておきました。
http://kakolog02.g1.xrea.com/red_teikoku/teikoku9.html
そして、次回セッションはコチラ↓となります。

赤い嵐「現代版」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/red_storm/menu.html

P.S.
気が付いたら、リアル時間が、開始年の2020年を既に過ぎていた為、
今更ながら、開始年を2025年に変更すると共に、
終了目安も5年分、後ろ倒ししておきました。

24045
[24045] 返信は、また来週返信 削除
2022/10/11 (火) 19:13:58 徳翁導誉

近年は年齢の所為か、どうも季節の変わり目で、体調を崩す事が多くなってしまい、
特に先週は「30℃→12℃→25℃」という、記録的な気温の乱高下があってか、
気分がイマイチ優れないので、返信の方は、また来週という事にさせて下さい。

ちなみに、幸か不幸か、今回の体調不良により、
夏から続いていた、私の中での「読書モード」が強制終了となった為(笑)、
復調した暁には、そろそろ「ゲーム作成モード」に移れるかも?

24015
[24015] 第149回首相選挙終了報告返信 削除
2022/8/18 (木) 06:32:00 聖職者

 一応、第149回首相選挙(になるのかな?)は※ 真正中道・進歩・自由が首相に就任しました ※という結果で終了したことを報告いたします。

参加人数は途中登録者を含めて3人でした。

今後どうなるか考えていきたいと思います。

今は打つ時間がないので短い文ですが後から時間ができて追記とか修正ができるようでしたら文章を追加します。


[24019] 第150回「首相選挙」の初期化はどうします?返信 削除
2022/8/23 (火) 19:42:38 徳翁導誉

>  一応、第149回首相選挙(になるのかな?)は※ 真正中道・進歩・自由が首相に就任しました ※という結果で終了したことを報告いたします。
> 参加人数は途中登録者を含めて3人でした。
> 今後どうなるか考えていきたいと思います。
> 今は打つ時間がないので短い文ですが後から時間ができて追記とか修正ができるようでしたら文章を追加します。

まずは、お疲れ様です。
一応、歴代ページの方にはアップしておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime149.html

で、その後の追記は無いようですが、次回の初期化はどうしましょう?
まあ、「150回」という数字はキリが良いので、
とりあえず、そこまでは来週あたりに開催してみます?
それとも、掲示板で参加希望者を募って、
5名を超える人数があれば、その時 改めて初期化します?


[24021] 首相選挙の初期化をお願いします。返信 削除
2022/8/28 (日) 22:07:54 聖職者

▼ 徳翁導誉さん
> >  一応、第149回首相選挙(になるのかな?)は※ 真正中道・進歩・自由が首相に就任しました ※という結果で終了したことを報告いたします。
> > 参加人数は途中登録者を含めて3人でした。
> > 今後どうなるか考えていきたいと思います。
> > 今は打つ時間がないので短い文ですが後から時間ができて追記とか修正ができるようでしたら文章を追加します。

> まずは、お疲れ様です。
> 一応、歴代ページの方にはアップしておきました。
> http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime149.html
>
> で、その後の追記は無いようですが、次回の初期化はどうしましょう?
> まあ、「150回」という数字はキリが良いので、
> とりあえず、そこまでは来週あたりに開催してみます?
> それとも、掲示板で参加希望者を募って、
> 5名を超える人数があれば、その時 改めて初期化します?


 返信が遅れてすみません。
とりあえず、初期化でお願いします。

 掲示板で事前に参加希望者を募ってからでもいいとは考えましたが、
最近、掲示板がレス立てとか書き込みがあまりよくないように感じるので・・・・・

 このサイトのアクティブユーザーの方々はだいぶ減ってしまったのかな?


[24022] 第150回「首相選挙」を初期化返信 削除
2022/8/29 (月) 18:57:55 徳翁導誉

> > で、その後の追記は無いようですが、次回の初期化はどうしましょう?
> > まあ、「150回」という数字はキリが良いので、
> > とりあえず、そこまでは来週あたりに開催してみます?
> > それとも、掲示板で参加希望者を募って、
> > 5名を超える人数があれば、その時 改めて初期化します?

>  返信が遅れてすみません。
> とりあえず、初期化でお願いします。

了解しました。
では、初期化しておきますね。
第150回の記念大会だけど・・・現状だと、厳しいのかな?
興味のある方は、是非とも気軽に参加してみて下さい!!(笑)

「首相選挙」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html


>  掲示板で事前に参加希望者を募ってからでもいいとは考えましたが、
> 最近、掲示板がレス立てとか書き込みがあまりよくないように感じるので・・・・・

別に、書き込み自体に良い悪いは無いですよ!!
ただ現段階で、掲示板を定期的に覗いている人は限定的でしょうし、
そういう方は、既に「首相選挙」というゲームの存在も、御存知でしょうからねえ。
なので、ここで宣伝のスレ立てをしても、恐らく効果は薄いような気はします。

>  このサイトのアクティブユーザーの方々はだいぶ減ってしまったのかな?
まあこれは、私自身があまりアクティブに活動していない事が、最大の原因なのでしょうね。
新シナリオとかでなく、完全新作のゲームとなると、もう10年以上 公開できてませんし、
新作ゲームも「作る、作る」と言って、なかなか出来てませんので・・・・
これに関しては、申し訳ありません(苦笑)。


[24023] 第150回「首相選挙」の参加者を募集中返信 削除
2022/9/5 (月) 18:37:01 徳翁導誉

既にゲームは始まっておりますが、せっかくの第150回大会なので、
効果の程は解りませんけども、とりあえず宣伝しておきます。

「首相選挙」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html

24017
[24017] 赤い嵐新WW2版(内政あり)終了報告返信 削除
2022/8/22 (月) 16:51:44 赤い嵐新WW2版(内政あり)ソ連プレイヤー

アメリカ政府優勝で終わりましたこと報告します。
保存お願いします。


[24020] ◆ 赤い嵐「帝国主義版」を初期化 ◆返信 削除
2022/8/23 (火) 19:43:18 徳翁導誉

> アメリカ政府優勝で終わりましたこと報告します。
> 保存お願いします。

お疲れ様です。
過去戦場にアップしておきました。
http://kakolog02.g1.xrea.com/red_ww2/ww2new_20.html


次のセッションは、こちら↓となります。

赤い嵐「帝国主義版」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/teikoku_red_storm/teikoku.html

24012
[24012] 第149回首相選挙への参加者募集中返信 削除
2022/8/3 (水) 22:43:52 聖職者


 
 ただいま、第149回首相選挙への参加者を大募集しています。

このゲームは、日本の「衆議院選挙」(小選挙区比例代表並立制)と、
選挙後に行われる国会内の「首相指名選挙」をゲーム化したモノです。
その為、ターンは「選挙ターン」と「政局ターン」の2種類に分かれており、
まずは選挙ターンで、選挙活動をしながら議員数の獲得を目指し、
選挙結果が出て、政局ターンへと移行した際には、
その議員数を元手に、首相の座を含む各大臣ポストの獲得を目指すゲームです。


 自分の思いを政治にぶつけてみませんか?

下記のURLから参加をどうぞ。

http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html


[24013] Re:第149回首相選挙への参加者募集中返信 削除
2022/8/8 (月) 21:04:27 徳翁導誉

> > >  つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。
> > > と行きたいですがとうとう参加者も減ってしまいました。
> > > 減るのは仕方ないですがここの減り方がすごかったです。
> > > このまま、終わるなら最初の総理も最後の総理も私という事で自己満足して終わります。

> > 参加者が聖職者さんだけ1人だけで、他に誰も居ない状況だったのなら まだしも、
> > そうでない以上は、聖職者さんの一存で決められる話でも無いでしょ?
> > ここまで来れば、少なくとも、キリの良い「第150回」は続けたい所(笑)。
> > 逆に言えば、第150回が終わった時点で、存続か否かのアンケートを取っても良いかも?

>  ただいま、第149回首相選挙への参加者を大募集しています。
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html

あちゃ〜、今回は遂に聖職者さん1人ですか・・・・
前回はまだ、登録者が4名居ましたので、
いきなり終了の決断を下すのは、時期尚早かと思ったのですが、
この調子だと、さすがに保存基準は満たしませんし、
ご提案通り、前回限りとした方が、結果的には良かったのかも?

24010
[24010] 第148回首相選挙終了報告返信 削除
2022/7/27 (水) 00:07:35 聖職者

  管理人様へ

 第148回首相選挙終了報告を執り行います。

 第147回首相選挙は、※ 真正中道・進歩・自由が首相に就任しました ※
と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。

 つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。

と行きたいですがとうとう参加者も減ってしまいました。
減るのは仕方ないですがここの減り方がすごかったです。

このまま、終わるなら最初の総理も最後の総理も私という事で自己満足して終わります。

しかし、どういう対策をとればよかったのでしょうね?


[24011] 「首相選挙」を初期化しました返信 削除
2022/8/1 (月) 21:46:35 徳翁導誉

>  第148回首相選挙終了報告を執り行います。
>  第147回首相選挙は、※ 真正中道・進歩・自由が首相に就任しました ※
> と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。
>  つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。
> と行きたいですがとうとう参加者も減ってしまいました。
> 減るのは仕方ないですがここの減り方がすごかったです。
> このまま、終わるなら最初の総理も最後の総理も私という事で自己満足して終わります。

半年くらい前に、こういう返信↓を私もしてますので、
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s23833#23833
> > >  こういうゲームの継続条件って今現在はどうなっていましたかな?
> > ログ保存の目安は、だいたい5名以上としていますけど、
> > ただ今回のケースだと、極端から極端に振れてる状況なので、
> > しばらくの間は、この条件を満たさなくても、ログ保存は行うと思います。
> > とは言え、それが何度も続く状況となれば、考えるかも知れませんね。
> > あと、ゲーム自体の存続は、ログ保存の基準よりも甘いですよ。
> > まあ何やかやで、聖職者さんの「ゲーム再開要求」以来、
> > ここまで8年半も続いている以上、そう簡単には打ち切るつもりはありません。
> > 具体的な目安を言えば、半年や1年くらい今のままなら、存続を考える感じかな?

とりあえず私自身としては、年内一杯は存続させる考えではいますけどね。
「最初の総理も最後の総理も私という事で自己満足して終わります」というのも、
本当に聖職者さんだけの、個人的な都合ですし(笑)、
参加者が聖職者さんだけ1人だけで、他に誰も居ない状況だったのなら まだしも、
そうでない以上は、聖職者さんの一存で決められる話でも無いでしょ?

という事で、一応 初期化はしておきます。
「首相選挙」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html

ここまで来れば、少なくとも、キリの良い「第150回」は続けたい所(笑)。
逆に言えば、第150回が終わった時点で、存続か否かのアンケートを取っても良いかも?

> しかし、どういう対策をとればよかったのでしょうね?
単純に、参加者を増やそうとするなら、
サイト内の掲示板だけでは、宣伝しても効果が限定的なので、
Twitterを始めとしたSNSなどを用いて、広く宣伝する所だったかな?
まあ私自身は、そういった行為が非常に苦手なので、
自分から行った事は1度も無いんですけど・・・・

24005
[24005] 第148回首相選挙への参加者募集中返信 削除
2022/7/5 (火) 21:11:52 聖職者


 ただいま、第148回首相選挙への参加者を大募集しています。

このゲームは、日本の「衆議院選挙」(小選挙区比例代表並立制)と、
選挙後に行われる国会内の「首相指名選挙」をゲーム化したモノです。
その為、ターンは「選挙ターン」と「政局ターン」の2種類に分かれており、
まずは選挙ターンで、選挙活動をしながら議員数の獲得を目指し、
選挙結果が出て、政局ターンへと移行した際には、
その議員数を元手に、首相の座を含む各大臣ポストの獲得を目指すゲームです。

現実でも参議院選挙へのカウントダウンが始まりました。
自分の思いを政治にぶつけてみませんか?

下記のURLから参加をどうぞ。

http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html


[24007] Re:第148回首相選挙への参加者募集中返信 削除
2022/7/11 (月) 21:13:58 徳翁導誉

>  ただいま、第148回首相選挙への参加者を大募集しています。
> 現実でも参議院選挙へのカウントダウンが始まりました。
> 自分の思いを政治にぶつけてみませんか?

昨年の衆院選の際には、凄い数のお客さんが到来してましたけど、
今回の参院選に関して言うと、そうした効果は無かったみたいですね・・・・
という事で、宣伝スレッドなので、私も一応上げておきます。

「首相選挙」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html

ただ、これ以上はサイト内で宣伝しても、効果薄なのかも知れませんけど?

23985
[23985] ◆ 予想大会「参院選2022」を設置 ◆返信 削除
2022/6/15 (水) 20:27:04 徳翁導誉

未だ、正式な選挙日程は決まっていないものの、
参院選に向けて、既に街中にはポスター掲示用の選挙看板が立ち始めており、
このまま予定通り、6月22日に公示で、7月10日の投票だろうという事で、
少し早いですが、この夏の参院選予想大会を設置しておきました。


「参院選2022予想 マニア版」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/senkyo/2022/saninsen.cgi

「参院選2022予想 Lite版」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/senkyo/2022/sanin_lite.cgi


P.S.
候補者の情報などは、現時点でのモノに基づく為、
追加や撤退などの変更があったり、
入力済みの情報に、何らかの誤りがある場合には、
この掲示板まで報告いただけると、私としても非常に助かります!!


[23986] Re:◆ 予想大会「参院選2022」を設置 ◆返信 削除
2022/6/15 (水) 20:55:18 帝国軍将校

神奈川選挙区が定数4になっています。
(松沢辞職の合併選挙のため定数は+1で5議席)

▼ 徳翁導誉さん
> 未だ、正式な選挙日程は決まっていないものの、
> 参院選に向けて、既に街中にはポスター掲示用の選挙看板が立ち始めており、
> このまま予定通り、6月22日に公示で、7月10日の投票だろうという事で、
> 少し早いですが、この夏の参院選予想大会を設置しておきました。
>
>
> 「参院選2022予想 マニア版」
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/senkyo/2022/saninsen.cgi
>
> 「参院選2022予想 Lite版」
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/senkyo/2022/sanin_lite.cgi
>
>
> P.S.
> 候補者の情報などは、現時点でのモノに基づく為、
> 追加や撤退などの変更があったり、
> 入力済みの情報に、何らかの誤りがある場合には、
> この掲示板まで報告いただけると、私としても非常に助かります!!


[23993] Re:◆ 予想大会「参院選2022」を設置 ◆返信 削除
2022/6/17 (金) 21:23:39 名もなきブロガー

▼ 徳翁導誉さん
> 未だ、正式な選挙日程は決まっていないものの、
> 参院選に向けて、既に街中にはポスター掲示用の選挙看板が立ち始めており、
> このまま予定通り、6月22日に公示で、7月10日の投票だろうという事で、
> 少し早いですが、この夏の参院選予想大会を設置しておきました。
>
>
> 「参院選2022予想 マニア版」
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/senkyo/2022/saninsen.cgi
>
> 「参院選2022予想 Lite版」
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/senkyo/2022/sanin_lite.cgi
>
>
> P.S.
> 候補者の情報などは、現時点でのモノに基づく為、
> 追加や撤退などの変更があったり、
> 入力済みの情報に、何らかの誤りがある場合には、
> この掲示板まで報告いただけると、私としても非常に助かります!!


そういえば今回は神奈川が+1(5人目は任期3年)ですけど、その反映は特にされない形ですかね?


[23996] 神奈川選挙区の5枠目に関して返信 削除
2022/6/20 (月) 21:47:48 徳翁導誉

> > 神奈川選挙区が定数4になっています。
> > (松沢辞職の合併選挙のため定数は+1で5議席)

> そういえば今回は神奈川が+1(5人目は任期3年)ですけど、その反映は特にされない形ですかね?

神奈川選挙区の5枠目は、個人的に「補選扱い」という認識なので、
今回だけ特例で、1枠増やす必要は無いかな?と思い、敢えて追加はしませんでした。

どうしましょう、今からでも追加しておきます?
とは言え、既に予想済みの方に関しては、追加入力を求める事になりますし、
その辺りまで考えると、今のままの方が良いのか・・・・
そう考えると、注釈を入れておくのが、最も無難でしょうかね。
「どうしても」という要望があれば、今からでも追加しますけども。


[23999] Re:神奈川選挙区の5枠目に関して返信 削除
2022/6/21 (火) 18:01:12 沖縄無党派

▼ 徳翁導誉さん
> > > 神奈川選挙区が定数4になっています。
> > > (松沢辞職の合併選挙のため定数は+1で5議席)

> > そういえば今回は神奈川が+1(5人目は任期3年)ですけど、その反映は特にされない形ですかね?

> 神奈川選挙区の5枠目は、個人的に「補選扱い」という認識なので、
> 今回だけ特例で、1枠増やす必要は無いかな?と思い、敢えて追加はしませんでした。
>
> どうしましょう、今からでも追加しておきます?
> とは言え、既に予想済みの方に関しては、追加入力を求める事になりますし、
> その辺りまで考えると、今のままの方が良いのか・・・・
> そう考えると、注釈を入れておくのが、最も無難でしょうかね。
> 「どうしても」という要望があれば、今からでも追加しますけども。


れいわ新選組が特定枠で、重度の障がい者で大学研究員の天畠大輔氏を擁立しましたが、
予想するに当たり特定枠の取り扱いはどうなるんですか?


[24000] 比例代表の「特定枠」に関して返信 削除
2022/6/27 (月) 21:04:22 徳翁導誉

> れいわ新選組が特定枠で、重度の障がい者で大学研究員の天畠大輔氏を擁立しましたが、
> 予想するに当たり特定枠の取り扱いはどうなるんですか?

比例代表の「特定枠」に関しては、前回同様に「アリ」ですね。
公示により、全ての候補者情報が出揃った事で、
漏れていた候補者に関しても、公示翌日に追加しておきました。

ただでさえ、政党&候補者乱立の今回の参院選ですが、
公示直前に、「ごぼうの党」なんて新党まで増えていて、ちょっとビックリ!?
選挙の予想大会は、もう10年以上やってますけど、
公示直後のデータ対応が、ここまで多かった事例は、過去にもありませんでした(笑)。
街中のポスター掲示板を見ても、良くも悪くも、例年に無い賑やかさですからね。


[24004] Re:◆ 予想大会「参院選2022」を設置 ◆返信 削除
2022/7/5 (火) 00:30:30 烏賊


> P.S.
> 候補者の情報などは、現時点でのモノに基づく為、
> 追加や撤退などの変更があったり、
> 入力済みの情報に、何らかの誤りがある場合には、
> この掲示板まで報告いただけると、私としても非常に助かります!!



予想させていただきました

ミスと思われる箇所を見つけました
維新比例に西川鎮央さんの名前が2回載ってしまっているようです
よろしくお願いいたします


[24006] Re2:◆ 予想大会「参院選2022」を設置 ◆返信 削除
2022/7/11 (月) 21:13:06 徳翁導誉

> > 候補者の情報などは、現時点でのモノに基づく為、
> > 追加や撤退などの変更があったり、
> > 入力済みの情報に、何らかの誤りがある場合には、
> > この掲示板まで報告いただけると、私としても非常に助かります!!

> ミスと思われる箇所を見つけました
> 維新比例に西川鎮央さんの名前が2回載ってしまっているようです
> よろしくお願いいたします

あっ、本当ですね!?
報告ありがとうございます。
遅ればせながら、修正しておきました。

24002
[24002] 第147回首相選挙終了報告返信 削除
2022/7/1 (金) 00:05:25 聖職者


        管理人様へ

 第147回首相選挙終了報告を執り行います。

 第147回首相選挙は、※ 白票が首相に就任しました ※
と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。

 つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。


[24003] Re:第147回首相選挙終了報告返信 削除
2022/7/4 (月) 22:20:27 徳翁導誉

>  第147回首相選挙は、※ 白票が首相に就任しました ※
> と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。
>  つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。

お疲れ様です。
歴代ページにアップすると共に、初期化しておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime147.html

「首相選挙」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html

23994
[23994] 赤い嵐「新WW2版(内政あり)」宣伝返信 削除
2022/6/20 (月) 00:20:15 赤い嵐新WW2版(内政あり)ソ連プレイヤー

赤い嵐「新WW2版(内政あり)」では色付き大国は集まりましたが、まだまだ人が少ないので募集しています。
特に、満洲国をはじめとした産油国やオーストラリアをはじめとした農業国など、プレイする上で楽しい国家は空いてますので興味のある方は是非参加お願いします。


[23998] あと2名でゲーム開始返信 削除
2022/6/20 (月) 21:49:59 徳翁導誉

> 赤い嵐「新WW2版(内政あり)」では色付き大国は集まりましたが、まだまだ人が少ないので募集しています。
宣伝スレッドなので、私の方からも上げておきます。
15名以上の登録でゲーム開始ですから、
現状、あと2名でスタートですね。
ちなみに、来週になってもスタートしていない場合は、手動でスタートさせようかな?

赤い嵐オンライン「新WW2版(内政あり)」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww2_red_new/ww2.html


[24001] ようやくゲーム開始返信 削除
2022/6/27 (月) 21:06:46 徳翁導誉

> > 赤い嵐「新WW2版(内政あり)」では色付き大国は集まりましたが、まだまだ人が少ないので募集しています。
> 宣伝スレッドなので、私の方からも上げておきます。
> 15名以上の登録でゲーム開始ですから、
> 現状、あと2名でスタートですね。
> ちなみに、来週になってもスタートしていない場合は、手動でスタートさせようかな?

とりあえず、規定の人数が揃って、ゲーム開始となったみたいですね。
とは言え、まだまだ宣伝も必要でしょうから、
スレッドの方も、もう1度上げておきます。

赤い嵐オンライン「新WW2版(内政あり)」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww2_red_new/ww2.html

23990
[23990] 第147回首相選挙への参加者募集中返信 削除
2022/6/15 (水) 22:47:24 聖職者

ただいま、第147回首相選挙への参加者を大募集しています。

このゲームは、日本の「衆議院選挙」(小選挙区比例代表並立制)と、
選挙後に行われる国会内の「首相指名選挙」をゲーム化したモノです。
その為、ターンは「選挙ターン」と「政局ターン」の2種類に分かれており、
まずは選挙ターンで、選挙活動をしながら議員数の獲得を目指し、
選挙結果が出て、政局ターンへと移行した際には、
その議員数を元手に、首相の座を含む各大臣ポストの獲得を目指すゲームです。

現実でも参議院選挙へのカウントダウンが始まりました。
自分の思いを政治にぶつけてみませんか?

下記のURLから参加をどうぞ。

http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html


[23997] Re:第147回首相選挙への参加者募集中返信 削除
2022/6/20 (月) 21:48:46 徳翁導誉

> ただいま、第147回首相選挙への参加者を大募集しています。
宣伝スレッドなので、私の方からも上げておきますね。

「首相選挙」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html

23982
[23982] 赤い嵐オンライン・ww1版終了報告返信 削除
2022/6/12 (日) 11:15:42 日本

ロシア殿の優勝で終わりましたので、ご報告いたします。

それと、最早調査の仕様が無いと思いますが、
今回の戦場の初代イギリス、初代アメリカ、初代フランス、ブラジルは少し多重っぽい感じがありました。
確証が無いのでゲーム終了まで口にはしてきませんでしたし、今も本気で白黒をつける気は無いですが、一応行動力の動きとか分かれば教えて欲しいです。


[23984] ◆ 赤い嵐「新WW2版(内政あり)」を初期化 ◆返信 削除
2022/6/15 (水) 20:25:36 徳翁導誉

> ロシア殿の優勝で終わりましたので、ご報告いたします。
お疲れ様です。
過去戦場にアップしておきました。
http://kakolog02.g1.xrea.com/red_ww1/red_ww1_7.html
次のセッションは、こちら↓です。


赤い嵐オンライン「新WW2版(内政あり)」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww2_red_new/ww2.html


> それと、最早調査の仕様が無いと思いますが、
> 今回の戦場の初代イギリス、初代アメリカ、初代フランス、ブラジルは少し多重っぽい感じがありました。
> 確証が無いのでゲーム終了まで口にはしてきませんでしたし、今も本気で白黒をつける気は無いですが、
> 一応行動力の動きとか分かれば教えて欲しいです。

国家間のポイント援助であれば、
ゲームが終了した現在は、「歴史記録」の方↓で閲覧が可能ですね。
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww1_red_storm/sensou.cgi
「援助を行いました」でキーワード検索すれば、見つけやすいかと思います。


[23987] Re:◆ 赤い嵐「新WW2版(内政あり)」を初期化 ◆返信 削除
2022/6/15 (水) 21:17:26 デンマーク担当

うーん、行動力をイギリスに吸い取られてた割に、中途参戦のアメリカががんばってたことが伺えますね。


[23988] Re2:◆ 赤い嵐「新WW2版(内政あり)」を初期化 ◆返信 削除
2022/6/15 (水) 21:30:59 赤い嵐オランダ

▼ デンマーク担当さん
> うーん、行動力をイギリスに吸い取られてた割に、中途参戦のアメリカががんばってたことが伺えますね。

アメリカとイギリスは・・・。
さすがにこれは多重登録の疑いが極めて強いので
可能であれば調査をお願いしたいと思いますが、
皆さんはいかが思います?


[23989] Re3:◆ 赤い嵐「新WW2版(内政あり)」を初期化 ◆返信 削除
2022/6/15 (水) 22:04:32 デンマーク担当

▼ 赤い嵐オランダさん
> ▼ デンマーク担当さん
> > うーん、行動力をイギリスに吸い取られてた割に、中途参戦のアメリカががんばってたことが伺えますね。
>
> アメリカとイギリスは・・・。
> さすがにこれは多重登録の疑いが極めて強いので
> 可能であれば調査をお願いしたいと思いますが、
> 皆さんはいかが思います?



ざっと会話ログを見てみたんですが、行動力振り込みの理由となる会話は成立してるんですよね。
そこの部分まで演技だと考えて管理人さんに調査してもらうというのは負担が掛かりすぎるかと思います。

簡単に調査できるものならいいんですが……

ただ、ああいう風に行動力を振り込みまくるというのはプレイの仕方としてどうかなとは思います。
基本的に自国の勝利を目指す外交ゲームなのでもう少し、相手と交渉なり、抵抗なりするのが本来のあり方なんじゃないかと。


[23991] Re4:◆ 赤い嵐「新WW2版(内政あり)」を初期化 ◆返信 削除
2022/6/16 (木) 05:32:15 大清帝国

▼ デンマーク担当さん
> ざっと会話ログを見てみたんですが、行動力振り込みの理由となる会話は成立してるんですよね。
> そこの部分まで演技だと考えて管理人さんに調査してもらうというのは負担が掛かりすぎるかと思います。
>
> 簡単に調査できるものならいいんですが……
>
> ただ、ああいう風に行動力を振り込みまくるというのはプレイの仕方としてどうかなとは思います。
> 基本的に自国の勝利を目指す外交ゲームなのでもう少し、相手と交渉なり、抵抗なりするのが本来のあり方なんじゃないかと。


私は彼らが多重であるとは見ませんが、管理人がフランスの会話ログを覗けたのは理解してるはずなので、会話の成立自体が多重否定の根拠にはならないでしょう。
イギリスは馬鹿でお喋りでしたが、アメリカは常に沈黙を保ち続けてました。
アメリカの沈黙が史実におけるモンロー主義のロールプレイなのだろうと当時は思ってました。
そもそもアメリカからすればイギリスの自滅をわざわざ止める必要もないでしょうから、矜持もなんもなければイギリスを支援して列強の力を削ぐのも可笑しい事でもない。
イギリスは最後まで問題を理解してなかったようですが、アメリカは不快感を示しはしてました。
だからと言って多重ではないという根拠にはなり得ないのですが、ただ多重でないならリアルでやり取りくらいしてそうとは思う。
アメリカが初心者だったなら陣営国への攻撃を見逃したりするのは理解できますが、そもそもログインだけして返信もなんもしないプレイヤーが米仏と二人いて
列強やってた馬鹿どもが返信の催促を公式発言で促さないゴミカスの集まりだから俺には全てがわからねぇ



[23992] Re5:◆ 赤い嵐「新WW2版(内政あり)」を初期化 ◆返信 削除
2022/6/16 (木) 06:30:43 赤い嵐オランダ

たしかにポイントのやり取りだけで多重呼ばわりは
不適切でした。
昨日の発言は撤回します。


▼ 大清帝国さん
> ▼ デンマーク担当さん
> > ざっと会話ログを見てみたんですが、行動力振り込みの理由となる会話は成立してるんですよね。
> > そこの部分まで演技だと考えて管理人さんに調査してもらうというのは負担が掛かりすぎるかと思います。
> >
> > 簡単に調査できるものならいいんですが……
> >
> > ただ、ああいう風に行動力を振り込みまくるというのはプレイの仕方としてどうかなとは思います。
> > 基本的に自国の勝利を目指す外交ゲームなのでもう少し、相手と交渉なり、抵抗なりするのが本来のあり方なんじゃないかと。

>
> 私は彼らが多重であるとは見ませんが、管理人がフランスの会話ログを覗けたのは理解してるはずなので、会話の成立自体が多重否定の根拠にはならないでしょう。
> イギリスは馬鹿でお喋りでしたが、アメリカは常に沈黙を保ち続けてました。
> アメリカの沈黙が史実におけるモンロー主義のロールプレイなのだろうと当時は思ってました。
> そもそもアメリカからすればイギリスの自滅をわざわざ止める必要もないでしょうから、矜持もなんもなければイギリスを支援して列強の力を削ぐのも可笑しい事でもない。
> イギリスは最後まで問題を理解してなかったようですが、アメリカは不快感を示しはしてました。
> だからと言って多重ではないという根拠にはなり得ないのですが、ただ多重でないならリアルでやり取りくらいしてそうとは思う。
> アメリカが初心者だったなら陣営国への攻撃を見逃したりするのは理解できますが、そもそもログインだけして返信もなんもしないプレイヤーが米仏と二人いて
> 列強やってた馬鹿どもが返信の催促を公式発言で促さないゴミカスの集まりだから俺には全てがわからねぇ
>


[23995] Re6:◆ 赤い嵐「新WW2版(内政あり)」を初期化 ◆返信 削除
2022/6/20 (月) 21:46:34 徳翁導誉

> > > > > うーん、行動力をイギリスに吸い取られてた割に、中途参戦のアメリカががんばってたことが伺えますね。
> > > > アメリカとイギリスは・・・。
> > > > さすがにこれは多重登録の疑いが極めて強いので
> > > > 可能であれば調査をお願いしたいと思いますが、
> > > > 皆さんはいかが思います?

> > > ざっと会話ログを見てみたんですが、行動力振り込みの理由となる会話は成立してるんですよね。
> > > そこの部分まで演技だと考えて管理人さんに調査してもらうというのは負担が掛かりすぎるかと思います。
> > > ただ、ああいう風に行動力を振り込みまくるというのはプレイの仕方としてどうかなとは思います。
> > > 基本的に自国の勝利を目指す外交ゲームなのでもう少し、相手と交渉なり、抵抗なりするのが本来のあり方なんじゃないかと。

> > 私は彼らが多重であるとは見ませんが、管理人がフランスの会話ログを覗けたのは理解してるはずなので、
> > 会話の成立自体が多重否定の根拠にはならないでしょう。
> > アメリカが初心者だったなら陣営国への攻撃を見逃したりするのは理解できますが、そもそもログインだけして返信もなんもしないプレイヤーが米仏と二人いて
> > 列強やってた馬鹿どもが返信の催促を公式発言で促さないゴミカスの集まりだから俺には全てがわからねぇ

正直に言ってしまうと、ゲーム終了から既に時間が経っており、
アメリカやイギリスのプレイヤー・データも消去されている為、
今からでは、詳しい事が解らないと言うのが実際の所ですね。
申し訳ありません。

ただ、やはり「大国」に登録する以上は、
他国支援を目的とし、返信もしないプレーは、やはり控えて貰いたいところ!!
そうじゃないと、ゲーム的にも面白味を欠くでしょうからね。

23981
[23981] 第146回首相選挙終了報告返信 削除
2022/6/9 (木) 00:00:33 聖職者

管理人様へ

 第146回首相選挙終了報告を執り行います。

 第146回首相選挙は、※ 市民会議ネットワークが首相に就任しました ※
と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。

 つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。


[23983] Re:第146回首相選挙終了報告返信 削除
2022/6/15 (水) 20:25:06 徳翁導誉

>  第146回首相選挙終了報告を執り行います。
>  第146回首相選挙は、※ 市民会議ネットワークが首相に就任しました ※
> と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。
>  つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。

お疲れ様です。
歴代ページにアップしておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime146.html

23976
[23976] ロシアとオーストリア、ついでにシャムは多重登録の違反国家です返信 削除
2022/5/31 (火) 13:20:28 ソビエト亡命政府

ロシア政府を革命(多重登録による削除)を行い変わりにソビエト政権を樹立させるべきです

https://i.imgur.com/Pfvq1k2.jpg
web魚拓
https://megalodon.jp/2022-0531-1306-49/tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww1_red_storm/ichiran.cgi?num=3

web archive
https://web.archive.org/web/20220531040924/http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww1_red_storm/ichiran.cgi?num=3


[23977] Re:ロシアとオーストリア、ついでにシャムは多重登録の違反国家です返信 削除
2022/5/31 (火) 14:01:45 ロシア

▼ ソビエト亡命政府さん
> ロシア政府を革命(多重登録による削除)を行い変わりにソビエト政権を樹立させるべきです
>
> https://i.imgur.com/Pfvq1k2.jpg
> web魚拓
> https://megalodon.jp/2022-0531-1306-49/tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww1_red_storm/ichiran.cgi?num=3
>
> web archive
> https://web.archive.org/web/20220531040924/http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww1_red_storm/ichiran.cgi?num=3


肝心の魚拓が違うがな。


[23978] Re2:ロシアとオーストリア、ついでにシャムは多重登録の違反国家です返信 削除
2022/5/31 (火) 16:36:14 オーストリア=ハンガリー帝国

▼ ロシアさん
> ▼ ソビエト亡命政府さん
> > ロシア政府を革命(多重登録による削除)を行い変わりにソビエト政権を樹立させるべきです
> >
> > https://i.imgur.com/Pfvq1k2.jpg
> > web魚拓
> > https://megalodon.jp/2022-0531-1306-49/tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww1_red_storm/ichiran.cgi?num=3
> >
> > web archive
> > https://web.archive.org/web/20220531040924/http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww1_red_storm/ichiran.cgi?num=3

>
> 肝心の魚拓が違うがな。


今回のソビエト共和国政府の言動は少々度を超えているように思います。
今一度、プレイする上での禁止項目を確認していただきたいです。

6.プレイヤー個人への「人格攻撃」を行ってはいけません。
    ここのゲームには、外交や戦略が中心のゲームも多いので、
    ゲームとして「騙し・騙されも」あるでしょうが、
    中のプレイヤー個人を誹謗中傷する行為は、絶対にしてはいけません。
    密書などで愚痴をこぼすくらいならOKですが、「公式発言」での中傷など厳禁です。
    プレイ・キャラとプレイヤー個人との線引きは、ちゃんと行って下さい。
    多人数ゲームでは、他のプレイヤーに対する気持ちの配慮は必須です!!


[23979] Re3:ロシアとオーストリア、ついでにシャムは多重登録の違反国家です返信 削除
2022/5/31 (火) 18:47:22 ソビエト亡命政府

確かにZbとVPの箇所の不一致を見落とし
早とちりしてしまったことは謝罪します
それと亡命政府流の工作活動のつもりとはいえプレイヤー個人への中傷の域になってしまったことは謝罪します
しかし文字列のここまでの一致が一見不自然なのもまた事実ではないでしょうか?

[架]NPyZBZb
[架]NPyZBVP

ここまで文字列が一致していたらパッと見多重を疑ってしまうのも仕方ないと思います

▼ オーストリア=ハンガリー帝国さん
> ▼ ロシアさん
> > ▼ ソビエト亡命政府さん
> > > ロシア政府を革命(多重登録による削除)を行い変わりにソビエト政権を樹立させるべきです
> > >
> > > https://i.imgur.com/Pfvq1k2.jpg
> > > web魚拓
> > > https://megalodon.jp/2022-0531-1306-49/tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww1_red_storm/ichiran.cgi?num=3
> > >
> > > web archive
> > > https://web.archive.org/web/20220531040924/http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww1_red_storm/ichiran.cgi?num=3

> >
> > 肝心の魚拓が違うがな。

>
> 今回のソビエト共和国政府の言動は少々度を超えているように思います。
> 今一度、プレイする上での禁止項目を確認していただきたいです。
>
> 6.プレイヤー個人への「人格攻撃」を行ってはいけません。
>     ここのゲームには、外交や戦略が中心のゲームも多いので、
>     ゲームとして「騙し・騙されも」あるでしょうが、
>     中のプレイヤー個人を誹謗中傷する行為は、絶対にしてはいけません。
>     密書などで愚痴をこぼすくらいならOKですが、「公式発言」での中傷など厳禁です。
>     プレイ・キャラとプレイヤー個人との線引きは、ちゃんと行って下さい。
>     多人数ゲームでは、他のプレイヤーに対する気持ちの配慮は必須です!!


[23980] Re4:ロシアとオーストリア、ついでにシャムは多重登録の違反国家です返信 削除
2022/6/6 (月) 22:03:10 徳翁導誉

> > > > ロシア政府を革命(多重登録による削除)を行い変わりにソビエト政権を樹立させるべきです
> > > > web魚拓
> > > > https://megalodon.jp/2022-0531-1306-49/tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww1_red_storm/ichiran.cgi?num=3

> > > 肝心の魚拓が違うがな。

> > 今回のソビエト共和国政府の言動は少々度を超えているように思います。
> > 今一度、プレイする上での禁止項目を確認していただきたいです。

> 確かにZbとVPの箇所の不一致を見落とし
> 早とちりしてしまったことは謝罪します
> それと亡命政府流の工作活動のつもりとはいえプレイヤー個人への中傷の域になってしまったことは謝罪します

まあ、まずは「多重登録の調査依頼」みたいな感じで、投稿すべきだったでしょうね。
掲示板への報告でまで、ゲーム内のプレー設定を持ち込んでしまうと、
不必要に荒れてしまう原因にも成りかねませんし、
発生した事案に対して、どう対処するかは管理者の専権事項である以上、
ゲームに参加する当事者が、「○○すべき」と主張できる話でも無いので。

> しかし文字列のここまでの一致が一見不自然なのもまた事実ではないでしょうか?
> [架]NPyZBZb
> [架]NPyZBVP
> ここまで文字列が一致していたらパッと見多重を疑ってしまうのも仕方ないと思います

謝罪するのでしたら、「仕方ない」という1文は、正直余計な感じはしますね。
せめて、「よく似ていたので間違えてしまいました」程度に止めるべきかと?
そうでないと相手側や第三者には、謝罪ではなく、言い訳と映ってしまうでしょうし。

ちなみに、6文字中、最初の4文字が一致するケースというのは、
「利用しているプロバイダーが同じ」とか、そういう事を表しています。
プロバイダーによっては、アクセスする度に、微妙にIPが変わる所もありますので、
行動が怪しかったりする場合、調査依頼をする際の1つの判断材料になる訳です。
単純に同じプロバイダーの利用者な場合もあれば、多重登録の場合もありますから。
そういう意味で言うと、敢えての仕様ですね、似たIP暗号が表示される事があるのは。

ただ、今回に関して言うと、被ったのはプロバイダーではなく、「架空IP」であり、
これはセキュリティーの強化に繋がる反面、不正の温床にも成り得るモノなので、
仮に指摘するのだとすれば、そちらの方が適当になるかも?
とは言え、それに関しても、不自然な協力関係など、
不正行為を疑うに足る、何らかの証拠が無い限りは、なかなか対応は難しいですけどね。

23974
[23974] 首相選挙への参加者募集中返信 削除
2022/5/24 (火) 21:02:15 聖職者


 ただいま、第146回首相選挙への参加者を大募集しています。

このゲームは、日本の「衆議院選挙」(小選挙区比例代表並立制)と、
選挙後に行われる国会内の「首相指名選挙」をゲーム化したモノです。
その為、ターンは「選挙ターン」と「政局ターン」の2種類に分かれており、
まずは選挙ターンで、選挙活動をしながら議員数の獲得を目指し、
選挙結果が出て、政局ターンへと移行した際には、
その議員数を元手に、首相の座を含む各大臣ポストの獲得を目指すゲームです。

貴方も総理や閣僚になりませんか?

下記のURLから参加をどうぞ。

http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html


[23975] Re:首相選挙への参加者募集中返信 削除
2022/5/30 (月) 19:42:10 徳翁導誉

>  ただいま、第146回首相選挙への参加者を大募集しています。
> 貴方も総理や閣僚になりませんか?

宣伝スレッドなので、私の方からも上げておきますね。
このゲームは、最低でも5人くらい参加者が居ないと、
あまり上手く回らないでしょうし(笑)。

「首相選挙」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html

23969
[23969] WW2オンライン、ゲーム終了返信 削除
2022/5/21 (土) 22:59:45 WW2オンライン、ソビエト連邦

徳翁様、ゲーム保存及び初期化よろしくお願いします。
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww2_01/ww2.html


[23973] Re:WW2オンライン、ゲーム終了返信 削除
2022/5/23 (月) 21:09:00 徳翁導誉

> 徳翁様、ゲーム保存及び初期化よろしくお願いします。
お疲れ様です。
過去戦場にアップすると共に、初期化しておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/ww2_session/ww2_136.html

23967
[23967] 第145回首相選挙終了報告返信 削除
2022/5/20 (金) 00:02:42 聖職者 名義は真正中道勢力として


         管理人様へ

 第145回首相選挙終了報告を執り行います。

 第145回首相選挙は、※ 市民会議ネットワークが首相に就任しました ※
と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。

 つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。


[23972] Re:第145回首相選挙終了報告返信 削除
2022/5/23 (月) 21:08:36 徳翁導誉

>  第145回首相選挙終了報告を執り行います。
>  第145回首相選挙は、※ 市民会議ネットワークが首相に就任しました ※
> と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。
>  つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。

お疲れ様です。
歴代ページにアップすると共に、初期化しておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime145.html

23825
[23825] 銀河英雄大戦個人戦1終了返信 削除
2022/2/5 (土) 00:30:49 yousuke

管理人さんへ
銀河英雄大戦個人戦1は同盟の降伏により終了いたしましたので報告いたします。
初期化と過去ログ化をお願いいたします。


[23828] Re:銀河英雄大戦個人戦1終了返信 削除
2022/2/8 (火) 19:58:22 徳翁導誉

> 銀河英雄大戦個人戦1は同盟の降伏により終了いたしましたので報告いたします。
> 初期化と過去ログ化をお願いいたします。

お疲れ様です。
前線での戦いで、ここまで長期戦となる展開は、珍しいのでは?
過去戦場にアップすると共に、初期化しておきました。
http://kakolog05.g1.xrea.com/ginga_kako/ginga144.html


[23917] Re2:銀河英雄大戦個人戦1終了返信 削除
2022/4/20 (水) 18:46:49 豆乳

▼ 徳翁導誉さん
> 過去戦場にアップすると共に、初期化しておきました。
> http://kakolog05.g1.xrea.com/ginga_kako/ginga144.html

正しくはNo.147になるみたいですが、リンクがNo.144になってます。
過去ログページのNo.147の[詳細]もNo.144に繋がってます。
修正をお願いいたします。

過去ログの[1/4][2/4][3/4][4/4]のリンクは正しくNo.147に繋がっているのを確認しました。


モチベーションもとりあえず回復したので、
新作ゲーム作成の方の進み具合がどういう感じなのか気になっています。
(投稿分けた方がいいのか悩みましたが文章量が少ない連投は微妙かなと思ったのでとりあえず併記にしました)


[23919] 追記返信 削除
2022/4/25 (月) 20:39:46 豆乳

追記:
「銀河英雄大戦:新規団体戦」にあった登録(今はもう消えてる)が内容が変でした。
考えたら変だと思い、改めて見てから文章をまとめようと思ったら消えていたので、細部までの確実性は微妙ですが・・
帝国にプレイヤー一人の登録があり、
「ローエングラム元帥・キルヒアイス中将・ビッテンフェルト中将・ミッターマイヤー中将・ミュラー少将」
の編成で、能力値も変な表示でした。
(ローエングラム元帥回復1、キルヒアイス中将兵站1、ビッテンフェルト中将攻撃1、ミッターマイヤー中将機動1、ミュラー少将防御1、で他の枠は空欄)
おそらく、通常のポイントの範囲で選択不可能な組み合わせではないかと思いましたので、
登録の際の何かしらのエラーや不具合、または不正登録を疑う事案と思い、対処が必要かもしれないので報告します。

あと、[登録状況一覧]の「銀河英雄大戦の登録状況一覧」の隣の[過去戦場]のリンクが正しく繋がらないので修正をお願いします。


[23922] Re:追記返信 削除
2022/4/26 (火) 21:10:43 徳翁導誉

> > 過去戦場にアップすると共に、初期化しておきました。
> > http://kakolog05.g1.xrea.com/ginga_kako/ginga144.html

> 正しくはNo.147になるみたいですが、リンクがNo.144になってます。
> 過去ログページのNo.147の[詳細]もNo.144に繋がってます。
> 修正をお願いいたします。
> 過去ログの[1/4][2/4][3/4][4/4]のリンクは正しくNo.147に繋がっているのを確認しました。

報告、ありがとうございます。
リンク先を修正しておきました。
http://kakolog05.g1.xrea.com/ginga_kako/ginga147.html

> 「銀河英雄大戦:新規団体戦」にあった登録(今はもう消えてる)が内容が変でした。
> 考えたら変だと思い、改めて見てから文章をまとめようと思ったら消えていたので、細部までの確実性は微妙ですが・・
> 帝国にプレイヤー一人の登録があり、
> 「ローエングラム元帥・キルヒアイス中将・ビッテンフェルト中将・ミッターマイヤー中将・ミュラー少将」
> の編成で、能力値も変な表示でした。
> (ローエングラム元帥回復1、キルヒアイス中将兵站1、ビッテンフェルト中将攻撃1、ミッターマイヤー中将機動1、ミュラー少将防御1、で他の枠は空欄)
> おそらく、通常のポイントの範囲で選択不可能な組み合わせではないかと思いましたので、
> 登録の際の何かしらのエラーや不具合、または不正登録を疑う事案と思い、対処が必要かもしれないので報告します。

う〜ん、それだけの情報だと、詳細な所は解りませんけど、
その感じだと、単なる一時的なサーバー不調の可能性が高いかも?
仮に そうだとすると、特に これといった対処法は無いかも知れませんね・・・・
実際に何らかのトラブルが発生した後に、対応しちゃう方が早い気もしますし(笑)。

> あと、[登録状況一覧]の「銀河英雄大戦の登録状況一覧」の隣の[過去戦場]のリンクが正しく繋がらないので修正をお願いします。
ああ、なるほど。
リンク先が未だに、hotcomサーバーのままになっているって事ですね。
報告どうもです、XREAサーバーのモノに差し替えておきました。


> モチベーションもとりあえず回復したので、
> 新作ゲーム作成の方の進み具合がどういう感じなのか気になっています。
> (投稿分けた方がいいのか悩みましたが文章量が少ない連投は微妙かなと思ったのでとりあえず併記にしました)

いえいえ、新規でも、追記でも、どちらでも大丈夫ですよ(笑)。
私も大体、最後に余談として付け加える事が多いですし、
実際、新作ゲームの話も、既に別スレッド↓の余談でチラッとしていたり。
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s23871#23871

まあ簡潔に言ってしまうと・・・年末から全く進んでません、申し訳ない。
「戦略 賤ヶ岳」に関しては、あの時点で9割方 完成していたのは事実なのですが、
「ここまで出来れば、その内 完成するだろう」と思い、
「年内に間に合わせよう」という気持ちを失った事で、一旦 手を止めてしまったら、
再び動き出す事が出来なくなったしまったというのが、実際の所ですね。

で、年が明けたら「蔓延防止措置」の再実施で、またまた鬱屈した気分になっちゃいましたし、
そこへ来て、今回のウクライナ戦争とかも始まった為、気持ち的に上がらなくなってしまったと。
私自身、結構メンタルに左右されるタイプであり、
仕事ではなく趣味となると、「無理を押して」とまではなれない所もあったり・・・・
一応、年内を諦めた際には、「年度内」という期限を漠然と再設定していたのですがね。
その為、4月の新年度を迎えてしまった際には、
「さすがにマズいな」と思い、気持ちを奮い立たせている所なのですが、
3回目のワクチン接種による副反応で、完全復調まで10日あまりも要してしまい、
ここまで来ると、ゴールデン・ウィーク明けに再始動かな?という感じ(苦笑)。

また、「戦略 賤ヶ岳」のゲーム自体も、戦略性を高めようとして、
「柴田軍実行→柴田軍入力→羽柴軍実行→羽柴軍入力」で1サイクルという、
相手の行動を先読みする必要のある、かなり頭を使うシステムで作ってしまった為、
「こんな面倒くさいゲーム、プレーする人いるか?」という疑問が湧いてしまって、
そのままストップしちゃったって部分も、正直な所ありますかね。
何だか、ここまで止まってしまうと、完成までの残り1割から手を着けるよりも、
もっと手軽な別の新ゲームを作り、その同時進行というか、気分転換的な位置に置いた方が、
「却って完成に近付くかな?」な〜んて、考え方もしていたり(笑)。


[23929] Re2:追記返信 削除
2022/4/30 (土) 16:43:08 豆乳

▼ 徳翁導誉さん
リンク修正ありがとうございます。

>「銀河英雄大戦:新規団体戦」にあった登録
最初に能力値が変になってるのだけに気づいた時は単に表示の不具合かなとも思いましたが、
そもそも100ptの制限を超えてしまうのでこの5人で登録が不可能なはずなんですよね。
試しに登録ページで登録実行の前まで確認してみましたが、53pt溢れました。
あと、10の数値が1表示・9以下が空欄になっているように考えられ、そうだとしたら、
キルヒアイスの兵站が+2修正されたデータになっているという仮説が成り立ちます。
その部分に関しても変だと後から思ったので、書いてみた訳ですが、
改めて管理人さん的に変じゃないかどうか伺いたいです。

>新作ゲーム
>まあ簡潔に言ってしまうと・・・年末から全く進んでません、申し訳ない。

あら・・まあ仕方ないです。
また手が進む時期があることを望むばかりです。

>「柴田軍実行→柴田軍入力→羽柴軍実行→羽柴軍入力」で1サイクルという、
すごく面白そうに感じてしまうのですが・・
まあ現状実際に触れてはいませんし、作ってる方が気が進まないなら仕方ありません。

今公開されている戦略賤ヶ岳についても、不便に思う点があるためやっていませんが、
改善可能なら自分はプレイしたいものです。
ちなみに「登録10分で自動初期化」「再ログイン不可」「初期化ボタンの存在」が個人的に不便です。
「初期化は掲示板に申請」「再ログイン可能」の方が遊びやすいです。
今のところ個人の意見ですしかかる手間と見合うかは分かりませんしベストな変更かは別ですが、
今のシステムよりは良いはずです。


[23938] Re3:追記返信 削除
2022/5/4 (水) 21:41:35 徳翁導誉

> > 「銀河英雄大戦:新規団体戦」にあった登録
> 最初に能力値が変になってるのだけに気づいた時は単に表示の不具合かなとも思いましたが、
> そもそも100ptの制限を超えてしまうのでこの5人で登録が不可能なはずなんですよね。
> 試しに登録ページで登録実行の前まで確認してみましたが、53pt溢れました。
> あと、10の数値が1表示・9以下が空欄になっているように考えられ、そうだとしたら、
> キルヒアイスの兵站が+2修正されたデータになっているという仮説が成り立ちます。
> その部分に関しても変だと後から思ったので、書いてみた訳ですが、
> 改めて管理人さん的に変じゃないかどうか伺いたいです。

う〜ん、すみません・・・・
正直な所、コチラ側からは、その現象が確認できないので、
どういうトラブルが生じているのか、うまく掴めてない部分があるんですよね。
そこが解らないと、原因の究明も行えませんし。

> > 新作ゲーム
> > まあ簡潔に言ってしまうと・・・年末から全く進んでません、申し訳ない。

> あら・・まあ仕方ないです。
> また手が進む時期があることを望むばかりです。

作りたい気持ちはあるんですけど、
どうも私は「シングル・タスク」型な人間な為、
他にも行いたい事があると、同時進行で行う事が上手く出来ないんですよね(苦笑)。
どから今の所、その順番が回ってくるのを待つしかない感じなのかな?
実を言うと、ここでの長文雑談とかも、意外に私の心理的なリソースを使っちゃいますし、
ほとんど短文で済ませるようになれば、その時は私が制作モードに入っている時かも知れません(笑)。

> >「柴田軍実行→柴田軍入力→羽柴軍実行→羽柴軍入力」で1サイクルという、
> すごく面白そうに感じてしまうのですが・・
> まあ現状実際に触れてはいませんし、作ってる方が気が進まないなら仕方ありません。

ネット社会になって以降、「快適なレスポンス性」が何よりも求められる時代となった今、
こうして「時間差」で結果が現れるモノって、ストレスを感じる人も高そう・・・・
逆に言うと、「相手の行動を1歩先読みして対処する」能力というのは、
そんな時代だからこそ、役に立ちそうな気はするんですけどね(笑)。

そういう意味では、私自身も「面白そう」だと考え、制作に着手したのですが、
考えれば考えるほど、「一般ウケ」はしないシステムだよな・・・と感じてしまうと(苦笑)。
でもまあ、武将数や城数の多さの方に目が行くと、
ゲーム上における先読みの重要性に関して、多分気付かない人は気付かない気もしますし、
もっと言うと、先読みのゲーム性を際立たせるなら、反対にもっとシンプルなシステムの方が良いのかも?
って、どのみち、マニア向けすぎるので、再開・第1弾のゲームには不適当な感じがしちゃうのも事実。
なので、まずはもっとライト向けから始めるべきかな?とか考えちゃうんですよね。

> 今公開されている戦略賤ヶ岳についても、不便に思う点があるためやっていませんが、
> 改善可能なら自分はプレイしたいものです。
> ちなみに「登録10分で自動初期化」「再ログイン不可」「初期化ボタンの存在」が個人的に不便です。
> 「初期化は掲示板に申請」「再ログイン可能」の方が遊びやすいです。
> 今のところ個人の意見ですしかかる手間と見合うかは分かりませんしベストな変更かは別ですが、
> 今のシステムよりは良いはずです。

あ〜、「戦略 賤ヶ岳」は私自身も失敗作だと思っているので、
今回作っているモノとは、根幹的な部分は同じでも、全く別のゲームになってる気はします。
なので、あまり参考にはならないかな?(笑)


[23941] Re4:追記返信 削除
2022/5/5 (木) 15:02:40 豆乳

▼ 徳翁導誉さん
>「銀河英雄大戦:新規団体戦」にあった登録について
段階的に変な部分に気づいたので上手くまとまってなかったかもしれませんが、
変だと思った点は2つに分類できまして、
・ローエングラム&キルヒアイス&ミッターマイヤー&ビッテンフェルト&ミュラーでの登録がされている
・それぞれの将官の登録能力値の表記が正常でなかった
が挙げられます。

後者だけならサーバーの調子が悪いとかでそうなることがあるのかなと思いましたが、
前者の5将官での登録というのが通常不可能なので、単にエラーだけではないのでは、と思いました。

新規団体戦は100ptに収めて登録しないといけませんが、上記の5名を普通に選ぶと153ptになってしまい、通常の操作では登録が実行できないはず、
今回実際に登録実行は自分はしていませんので確定ではありませんが、少なくとも想定としてそうであると汲み取っています。

なので、不正なデータ送信により登録されたか、そうでなければプログラムに不具合がある可能性が大きいと思った、
というのが概要です。


[23949] Re5:追記返信 削除
2022/5/10 (火) 19:36:10 徳翁導誉

> >「銀河英雄大戦:新規団体戦」にあった登録について
> 段階的に変な部分に気づいたので上手くまとまってなかったかもしれませんが、
> 変だと思った点は2つに分類できまして、
> ・ローエングラム&キルヒアイス&ミッターマイヤー&ビッテンフェルト&ミュラーでの登録がされている
> ・それぞれの将官の登録能力値の表記が正常でなかった
> が挙げられます。
> 後者だけならサーバーの調子が悪いとかでそうなることがあるのかなと思いましたが、
> 前者の5将官での登録というのが通常不可能なので、単にエラーだけではないのでは、と思いました。
> 新規団体戦は100ptに収めて登録しないといけませんが、上記の5名を普通に選ぶと153ptになってしまい、通常の操作では登録が実行できないはず、
> 今回実際に登録実行は自分はしていませんので確定ではありませんが、少なくとも想定としてそうであると汲み取っています。
> なので、不正なデータ送信により登録されたか、そうでなければプログラムに不具合がある可能性が大きいと思った、
> というのが概要です。

試しに、ポイント超過で登録を試みてみましたけど、
やはり問題なく、プログラムで登録を弾かれましたね。
この部分に問題があれば、かなり前に顕在化していたと思われるので、
現状だと、やはり登録時のサーバー処理時の可能性が、高いと思われますし、
仮にプログラム面のバグであっても、再現が出来ないので解らないのが正直な所。

例えば、サーバーが重い時とかは、一部の数値が「空白」となってゼロ扱いになったり、
途中でデータが一部欠落して、数値が横ズレしたりする事もありますからねえ。
プログラム的にも、サーバー処理ミスでバグった数値が現れた際には、
データ書き込みを中止するシステムを、一応は組み込んではあるものの、
それにしたって、全ての事案に対応できる訳では無い為、
現実的には、問題が起きれば手作業で対応となるケースが多いかな?


[23960] Re6:追記返信 削除
2022/5/15 (日) 14:21:33 豆乳

ちょっと上手く思ってる感じのことを伝えれるか分かりませんが・・

元々、不正登録の疑いが強いということを念頭に、
どちらにしても対応が必要かと思って報告していましたが、
管理人さん的に今回は不正登録だったとして対応しない方針ということであれば、
こちらからはまあこれ以上言うことはできないです。


[23962] Re7:追記返信 削除
2022/5/16 (月) 20:50:07 徳翁導誉

> 元々、不正登録の疑いが強いということを念頭に、
> どちらにしても対応が必要かと思って報告していましたが、
> 管理人さん的に今回は不正登録だったとして対応しない方針ということであれば、
> こちらからはまあこれ以上言うことはできないです。

う〜ん、結局の所、
私自身が、その登録情報を直接 確認出来ていない為、
伝聞だけだと、何とも言えない、解らないと言うのが、実状なんですよね。
豆乳さんに気を使って戴けるのは、非常に有り難いのですが。


[23968] Re8:追記返信 削除
2022/5/21 (土) 21:46:24 豆乳

▼ 徳翁導誉さん
> う〜ん、結局の所、
> 私自身が、その登録情報を直接 確認出来ていない為、
> 伝聞だけだと、何とも言えない、解らないと言うのが、実状なんですよね。
> 豆乳さんに気を使って戴けるのは、非常に有り難いのですが。

なるほど、時間の経過でログも拾うのが難しいということでしょうかね、了解です。
http://w2.oroti.net/~tokuou/frame/ginga_special/rekishi.php
には登録された情報が残っていることは確認できましたが、これはアクセス元が分かる訳ではないでしょうし。

とりあえず、お手数かけました、ありがとうございました。


[23970] Re9:追記返信 削除
2022/5/23 (月) 21:06:51 徳翁導誉

> > う〜ん、結局の所、
> > 私自身が、その登録情報を直接 確認出来ていない為、
> > 伝聞だけだと、何とも言えない、解らないと言うのが、実状なんですよね。
> > 豆乳さんに気を使って戴けるのは、非常に有り難いのですが。

> なるほど、時間の経過でログも拾うのが難しいということでしょうかね、了解です。
> http://w2.oroti.net/~tokuou/frame/ginga_special/rekishi.php
> には登録された情報が残っていることは確認できましたが、これはアクセス元が分かる訳ではないでしょうし。

ありがとうございます&お手数お掛けします。
そうですね。
そのログだけでは、「そういう事が起きた」という事しか解らないので、
これだけだと、発生原因の追及とかには、ちょっと繋がらないですね。

23943
[23943] フラッシュが見たい。返信 削除
2022/5/6 (金) 23:54:36 ウィリアムズ

かつて、「ロシア動乱」というフラッシュがあったのをご存じの方いらっしゃいますか?
ウクライナ戦争を見ていたらその動画を見たくなったのですが、
どこにもなく見つかりません。

誰か、どこかで見れる!と知っている方いらっしゃいましたら教えて下さい!


[23946] Re:フラッシュが見たい。返信 削除
2022/5/8 (日) 03:45:24 桂輝平

▼ ウィリアムズさん
> かつて、「ロシア動乱」というフラッシュがあったのをご存じの方いらっしゃいますか?
> ウクライナ戦争を見ていたらその動画を見たくなったのですが、
> どこにもなく見つかりません。
>
> 誰か、どこかで見れる!と知っている方いらっしゃいましたら教えて下さい!


情報が少ないので合っているかわかりませんがこちらの動画が見つかりました。
【ロシア】動乱【世界史フラッシュ】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm11014105

お気に召していただけたら幸いです。


[23947] Re2:フラッシュが見たい。返信 削除
2022/5/10 (火) 19:20:19 ウィリアムズ

▼ 桂輝平さん
> ▼ ウィリアムズさん
> > かつて、「ロシア動乱」というフラッシュがあったのをご存じの方いらっしゃいますか?
> > ウクライナ戦争を見ていたらその動画を見たくなったのですが、
> > どこにもなく見つかりません。
> >
> > 誰か、どこかで見れる!と知っている方いらっしゃいましたら教えて下さい!

>
> 情報が少ないので合っているかわかりませんがこちらの動画が見つかりました。
> 【ロシア】動乱【世界史フラッシュ】
> https://www.nicovideo.jp/watch/sm11014105
>
> お気に召していただけたら幸いです。


ありがとうございます。
お懐かしい方に教えていただきました。
これです!


[23953] Re2:フラッシュが見たい。返信 削除
2022/5/10 (火) 19:38:19 徳翁導誉

> > かつて、「ロシア動乱」というフラッシュがあったのをご存じの方いらっしゃいますか?
> > ウクライナ戦争を見ていたらその動画を見たくなったのですが、
> > どこにもなく見つかりません。
> > 誰か、どこかで見れる!と知っている方いらっしゃいましたら教えて下さい!

> 情報が少ないので合っているかわかりませんがこちらの動画が見つかりました。
> 【ロシア】動乱【世界史フラッシュ】
> https://www.nicovideo.jp/watch/sm11014105
> お気に召していただけたら幸いです。

おお、懐かしい。
ナポレオンさんの作品ですね!!
当時の世界史Flash動画は、YouTubeやニコニコ動画にも結構転載されてますし、
まあ時代が時代だってだけに、大部分は無断転載だったりするのですが、
本家サイトも消え、Flashも再生環境の非対応かが進む現状だと、
その事で却って、今でも視聴可能だという面では、良かった部分もあるのかな?(笑)

と言いますか、ウィリアムズさんや、桂輝平さんも、お久しぶりですね!!
「何年ぶりだろう?」と思って、掲示板を検索した所、
ウィリアムズさんは3年ぶり、桂輝平さんはに至っては11年ぶりの書き込みですか!?
そう思うと、既にゲーム参加は引退された方の中にも、
時々ROMってる方って、意外と私が想像しているよりも多いのかな?


[23958] Re3:フラッシュが見たい。返信 削除
2022/5/14 (土) 16:23:08 ウィリアムズ

▼ 徳翁導誉さん
> > > かつて、「ロシア動乱」というフラッシュがあったのをご存じの方いらっしゃいますか?
> > > ウクライナ戦争を見ていたらその動画を見たくなったのですが、
> > > どこにもなく見つかりません。
> > > 誰か、どこかで見れる!と知っている方いらっしゃいましたら教えて下さい!

> > 情報が少ないので合っているかわかりませんがこちらの動画が見つかりました。
> > 【ロシア】動乱【世界史フラッシュ】
> > https://www.nicovideo.jp/watch/sm11014105
> > お気に召していただけたら幸いです。

> おお、懐かしい。
> ナポレオンさんの作品ですね!!
> 当時の世界史Flash動画は、YouTubeやニコニコ動画にも結構転載されてますし、
> まあ時代が時代だってだけに、大部分は無断転載だったりするのですが、
> 本家サイトも消え、Flashも再生環境の非対応かが進む現状だと、
> その事で却って、今でも視聴可能だという面では、良かった部分もあるのかな?(笑)


あのときのフラッシュは本当に名作が多いですよ(管理人さんの含む)!
あのおかげで歴史好きになりましたから。
逆に良かったとは思います。
でも再生回数的に結構稼げるのに勿体ないなと思いますが…笑

> と言いますか、ウィリアムズさんや、桂輝平さんも、お久しぶりですね!!
> 「何年ぶりだろう?」と思って、掲示板を検索した所、
> ウィリアムズさんは3年ぶり、桂輝平さんはに至っては11年ぶりの書き込みですか!?
> そう思うと、既にゲーム参加は引退された方の中にも、
> 時々ROMってる方って、意外と私が想像しているよりも多いのかな?


お久しぶりです!
私がこのゲームを始めたときは学生でしたからね。
その時は時間がありましたが、今は社会人となり時間がありません……。
あっても疲れていて、元気がありません笑

ただたまに懐かしくなって、ゲームを覗いたりはしてますよ!
多分、思ったより現れないだけで皆覗いてるとは思います


[23964] Re4:フラッシュが見たい。返信 削除
2022/5/16 (月) 20:51:13 徳翁導誉

> > > > かつて、「ロシア動乱」というフラッシュがあったのをご存じの方いらっしゃいますか?
> > > > ウクライナ戦争を見ていたらその動画を見たくなったのですが、
> > > > どこにもなく見つかりません。
> > > > 誰か、どこかで見れる!と知っている方いらっしゃいましたら教えて下さい!

> > > 情報が少ないので合っているかわかりませんがこちらの動画が見つかりました。
> > > 【ロシア】動乱【世界史フラッシュ】
> > > https://www.nicovideo.jp/watch/sm11014105
> > > お気に召していただけたら幸いです。

> > おお、懐かしい。
> > ナポレオンさんの作品ですね!!
> > 当時の世界史Flash動画は、YouTubeやニコニコ動画にも結構転載されてますし、
> > まあ時代が時代だってだけに、大部分は無断転載だったりするのですが、
> > 本家サイトも消え、Flashも再生環境の非対応かが進む現状だと、
> > その事で却って、今でも視聴可能だという面では、良かった部分もあるのかな?(笑)

> あのときのフラッシュは本当に名作が多いですよ(管理人さんの含む)!
> あのおかげで歴史好きになりましたから。
> 逆に良かったとは思います。
> でも再生回数的に結構稼げるのに勿体ないなと思いますが…笑

私たちが世界史Flashの作成してたのって、もう16〜18年くらい昔の話なんですよね。
皆さん、今頃どうしているのだろう?
そして、あれらの動画をキッカケに、「歴史好きになった」という事であれば、
それこそがまさに、あの活動の主旨(動画化する事で歴史の魅力を伝えよう!)でしたから、
多少なりとも成果を残せた感じがして、少し嬉しい気持ちはあります(笑)。

まあ、そんな感じでしたから、無断転載に関しても、
「1人でも多くの人に見て貰える機会を増やす」という意味では、
個人的には、そこまで嫌悪かは無かったかな?
(とは言え、勝手に作品に手を加えられた時は、さすがに不快でしたけども)
まあ当時は、「趣味の世界は無給奉仕で当然」という空気感もありましたし、
広告収入が直結する今とは、同じ動画制作であっても、異なる部分も大きいのでしょうね。

ちなみに私は「器用貧乏」なタイプなので、自分で言うのも何ですが、
佳作は量産できても、名作は1つも残せなかった記憶が強いです(苦笑)。

> > と言いますか、ウィリアムズさんや、桂輝平さんも、お久しぶりですね!!
> > 「何年ぶりだろう?」と思って、掲示板を検索した所、
> > ウィリアムズさんは3年ぶり、桂輝平さんはに至っては11年ぶりの書き込みですか!?
> > そう思うと、既にゲーム参加は引退された方の中にも、
> > 時々ROMってる方って、意外と私が想像しているよりも多いのかな?

> お久しぶりです!
> 私がこのゲームを始めたときは学生でしたからね。
> その時は時間がありましたが、今は社会人となり時間がありません……。
> あっても疲れていて、元気がありません笑
> ただたまに懐かしくなって、ゲームを覗いたりはしてますよ!
> 多分、思ったより現れないだけで皆覗いてるとは思います

そうなると、1人用であったり、ライトなコンテンツなども、
実は、それなりに需要があったりするかも知れませんね?(笑)
1人用ゲームでもランキング表とか作れば、懐かしい名前を拝めるかも知れませんし。

23945
[23945] 赤い嵐フランスへの調査依頼返信 削除
2022/5/7 (土) 23:41:42 日本

管理人様、いつも管理作業の方有難うございます。
日々楽しくプレイさせてもらっています。

管理人様もお忙しいであろう所恐縮なのですが、フランスの担当について調査と可能ならば大国への登録制限をお願いいたします
現在赤い嵐ではフランスに担当者が入っては無言で削除されています。既に六回繰り返しています。

恐らく同一人物なのかなと思うのですが、これではフランスにプレイヤーが入っているとは言えません……。
他の普通に意思疎通ができるプレイヤーが登録できない分、無人国家であるよりもタチが悪いと思います。
登録制限措置のご検討よろしくお願いします。


[23952] Re:赤い嵐フランスへの調査依頼返信 削除
2022/5/10 (火) 19:37:57 徳翁導誉

> 管理人様もお忙しいであろう所恐縮なのですが、フランスの担当について調査と可能ならば大国への登録制限をお願いいたします
> 現在赤い嵐ではフランスに担当者が入っては無言で削除されています。既に六回繰り返しています。
> 恐らく同一人物なのかなと思うのですが、これではフランスにプレイヤーが入っているとは言えません……。
> 他の普通に意思疎通ができるプレイヤーが登録できない分、無人国家であるよりもタチが悪いと思います。
> 登録制限措置のご検討よろしくお願いします。

う〜ん、行動として確かに おかしく感じる所もあるのですが、
調べてみた所、最初の2件以外のIPは、別プロバイダーでした。
しかも、海外系の偽装IPではなく、国内大手のモノなんですよ・・・・
申し訳ありませんが、こうなると、ちょっと対応が難しいですね。


[23957] Re2:赤い嵐フランスへの調査依頼返信 削除
2022/5/11 (水) 20:34:58 日本

▼ 徳翁導誉さん
> > 管理人様もお忙しいであろう所恐縮なのですが、フランスの担当について調査と可能ならば大国への登録制限をお願いいたします
> > 現在赤い嵐ではフランスに担当者が入っては無言で削除されています。既に六回繰り返しています。
> > 恐らく同一人物なのかなと思うのですが、これではフランスにプレイヤーが入っているとは言えません……。
> > 他の普通に意思疎通ができるプレイヤーが登録できない分、無人国家であるよりもタチが悪いと思います。
> > 登録制限措置のご検討よろしくお願いします。

> う〜ん、行動として確かに おかしく感じる所もあるのですが、
> 調べてみた所、最初の2件以外のIPは、別プロバイダーでした。
> しかも、海外系の偽装IPではなく、国内大手のモノなんですよ・・・・
> 申し訳ありませんが、こうなると、ちょっと対応が難しいですね。

なるほど……了解です。
ただその話を聞いてもなお、個人的な所感を言えば、誰かが悪意を持ってやっている証拠かもしれないな、とも思いました。
特に登録時間が全部22時直後、そしてどのプレイヤーも挨拶も部隊増設もしないと言うのはランダムにしては出来過ぎかと。
さらに言えば調査依頼後は登録が途絶えたのも不自然と言えば不自然です。

アメリカプレイヤーも同じくある種の登録妨害みたいな形になっていますし、オスマンプレイヤーは普通に消えるしで今回の戦場はちょっと難しい状況ですね。


[23963] Re3:赤い嵐フランスへの調査依頼返信 削除
2022/5/16 (月) 20:50:41 徳翁導誉

> アメリカプレイヤーも同じくある種の登録妨害みたいな形になっていますし、
> オスマンプレイヤーは普通に消えるしで今回の戦場はちょっと難しい状況ですね。

結局の所、最も有効な対応策というのは、
「過疎状態の解消(参加者の増加)」なのでしょうけど、
現状、それがなかなか難しいと・・・・
創作活動を再開すれば、また少しは状況が変わるのかなぁ?

23944
[23944] 首相選挙への参加者募集返信 削除
2022/5/7 (土) 06:38:38 聖職者

ただいま、第145回首相選挙への参加者を大募集しています。

このゲームは、日本の「衆議院選挙」(小選挙区比例代表並立制)と、
選挙後に行われる国会内の「首相指名選挙」をゲーム化したモノです。
その為、ターンは「選挙ターン」と「政局ターン」の2種類に分かれており、
まずは選挙ターンで、選挙活動をしながら議員数の獲得を目指し、
選挙結果が出て、政局ターンへと移行した際には、
その議員数を元手に、首相の座を含む各大臣ポストの獲得を目指すゲームです。

貴方も総理や閣僚になりませんか?

下記のURLから参加をどうぞ。

http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html


[23951] Re:首相選挙への参加者募集返信 削除
2022/5/10 (火) 19:37:37 徳翁導誉

> ただいま、第145回首相選挙への参加者を大募集しています。
>
> このゲームは、日本の「衆議院選挙」(小選挙区比例代表並立制)と、
> 選挙後に行われる国会内の「首相指名選挙」をゲーム化したモノです。
> その為、ターンは「選挙ターン」と「政局ターン」の2種類に分かれており、
> まずは選挙ターンで、選挙活動をしながら議員数の獲得を目指し、
> 選挙結果が出て、政局ターンへと移行した際には、
> その議員数を元手に、首相の座を含む各大臣ポストの獲得を目指すゲームです。
>
> 貴方も総理や閣僚になりませんか?

宣伝スレッドのようなので、私も上げておきますね。

「首相選挙」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html

23934
[23934] 第144回首相選挙終了報告返信 削除
2022/5/4 (水) 00:11:49 聖職者

 管理人様へ

 第144回首相選挙終了報告を執り行います。

 第144回首相選挙は、※ 社大党が首相に就任しました ※
と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。

 つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。


[23940] Re:第144回首相選挙終了報告返信 削除
2022/5/4 (水) 21:42:23 徳翁導誉

>  第144回首相選挙は、※ 社大党が首相に就任しました ※
> と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。
>  つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。

お疲れ様です。
歴代ページにアップすると共に、初期化しておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime144.html

23925
[23925] 近未来ww3 感想戦用スレ返信 削除
2022/4/26 (火) 22:42:43 イラン

近未来ww3戦場がログに行ってしまったので感想戦用に。

まあ初手から好戦性maxな行動してるんですから、負けるべくして負けましたね。
最初のインドの制海に対して中国が圧力かけるふりでもしてれば何か変わったのかなーと思う次第
短い間でしたが、ありがとうございました。

次の戦場はww1です。今回のようなふざけた状況にはならないようにと願います。


[23927] Re:近未来ww3 感想戦用スレ返信 削除
2022/4/28 (木) 14:32:13 サウジアラビア


石油販売で儲けようと思っていたが、世界的な石油余りで一滴も輸出できなかったサウジです。
恒例のアラビア統一事業は、ww3があっさり終わってアラビア半島南下しただけでした。
核兵器周りは使ったことないのでよく知らないのですが、今回の戦場では核を受けると攻撃された側の核兵器も消えてしまう感じだったのでしょうか?
核の射程はアメリカ優位でしょうし、原子力潜水艦なども考慮すると、内製版では第一撃能力だけでなく射程の仕様も変更した方が良さそうな気はします。
大国周りの行動は今回はまともだったと思うのですが、どうなのでしょう?


[23928] Re2:近未来ww3 感想戦用スレ返信 削除
2022/4/29 (金) 16:45:03 ブラジル

早期開戦・早期決着は二大陣営(+核)の戦場だとよくあることではありますが、
そうは言いながらも今回の戦場は戦争開始があまりに早かった。
ですから、東側は(もっと言えば西側も)攻撃の態勢を全く整えられていませんでした。
だから泥仕合になった訳ですね。

二大陣営戦場はお互いがお互いの許容範囲を探りながら、戦争準備を整えて勝率を上昇させていく戦場です。
その観点で言えば、今回の東側の言動は「攻撃の態勢を整える」という点では間違ってはいませんが、「西側(と中立国)の許容範囲内で準備を行う」という点が全くのお粗末でした。

それ故にアメリカ殿は、「お互いの許容範囲を探る」ことを諦めるしかありませんでした。
このとき、アメリカ殿が「東側の行動を全て許容する」という方向で諦めていた場合、当然の帰結として東側が圧勝します。
そうなると選択肢は二つ。「西側もがむしゃらに戦争準備をする」(競争)と「東側が戦争準備を整える前に攻める」(先制)しかありません。

その二つであれば、勝率が高くなるのは後者です。時間を掛ければ西側が戦争準備を進めるよりも、早く頭数の多い東側が戦争準備を進めるリスクがあります。
また、西側から見た時に、東側の姿勢はあまりに強硬です。好きにさせればいつ攻めてくるか分かりません。
こうなると先手が圧倒的有利な二大陣営戦場においては、準備不足であっても強引に開戦するしかないでしょう。

いくつかの国は、アメリカ殿を批判されていますが、戦略的に見ればこれ以外の選択肢はありません。
東側はあまり意図していなかったと思いますが結果的に他の選択肢を無くしていきましたから。

そして、アメリカ殿からすれば、困難なタイミングでの戦争を強いられた上で東側が「降伏」ではなく「投了」を口にしたことに不快感を覚えるのは当然だと思います。
結局、インド殿以外からは明確に降伏の言及はありませんでしたし。
あと、戦略の瑕疵には触れず全て核が悪いと言わんばかりの態度もちょっと頂けないかと。

個人的には、東側が短期決戦特有の「攻撃までの準備」ではなく、通常戦場と同じ「国力増強」を念頭に置いていたことが戦略的な不備だったと思います。
過去戦場を見返しても攻撃開始までのビジョンが無く、国力増強と防戦への言及(核報復もここに含みます)が圧倒的だったので。
攻撃は最大の防御、ではありませんが、攻撃できる態勢というのはそのまま反撃できる態勢でもあります。
故に、東側が攻撃開始までのビジョンを有していれば、アメリカ殿が仕掛けた際も少しは戦況も変わったかもしれません。
これに関しては核の先手優位を考えれば一概には言えませんけど。




[23930] Re3:近未来ww3 感想戦用スレ返信 削除
2022/4/30 (土) 19:12:57 サウジアラビア

▼ ブラジルさん
> 早期開戦・早期決着は二大陣営(+核)の戦場だとよくあることではありますが、
> そうは言いながらも今回の戦場は戦争開始があまりに早かった。
> ですから、東側は(もっと言えば西側も)攻撃の態勢を全く整えられていませんでした。
> だから泥仕合になった訳ですね。
>
> 二大陣営戦場はお互いがお互いの許容範囲を探りながら、戦争準備を整えて勝率を上昇させていく戦場です。
> その観点で言えば、今回の東側の言動は「攻撃の態勢を整える」という点では間違ってはいませんが、「西側(と中立国)の許容範囲内で準備を行う」という点が全くのお粗末でした。
>
> それ故にアメリカ殿は、「お互いの許容範囲を探る」ことを諦めるしかありませんでした。
> このとき、アメリカ殿が「東側の行動を全て許容する」という方向で諦めていた場合、当然の帰結として東側が圧勝します。
> そうなると選択肢は二つ。「西側もがむしゃらに戦争準備をする」(競争)と「東側が戦争準備を整える前に攻める」(先制)しかありません。
>
> その二つであれば、勝率が高くなるのは後者です。時間を掛ければ西側が戦争準備を進めるよりも、早く頭数の多い東側が戦争準備を進めるリスクがあります。
> また、西側から見た時に、東側の姿勢はあまりに強硬です。好きにさせればいつ攻めてくるか分かりません。
> こうなると先手が圧倒的有利な二大陣営戦場においては、準備不足であっても強引に開戦するしかないでしょう。
>
> いくつかの国は、アメリカ殿を批判されていますが、戦略的に見ればこれ以外の選択肢はありません。
> 東側はあまり意図していなかったと思いますが結果的に他の選択肢を無くしていきましたから。
>
> そして、アメリカ殿からすれば、困難なタイミングでの戦争を強いられた上で東側が「降伏」ではなく「投了」を口にしたことに不快感を覚えるのは当然だと思います。
> 結局、インド殿以外からは明確に降伏の言及はありませんでしたし。
> あと、戦略の瑕疵には触れず全て核が悪いと言わんばかりの態度もちょっと頂けないかと。
>
> 個人的には、東側が短期決戦特有の「攻撃までの準備」ではなく、通常戦場と同じ「国力増強」を念頭に置いていたことが戦略的な不備だったと思います。
> 過去戦場を見返しても攻撃開始までのビジョンが無く、国力増強と防戦への言及(核報復もここに含みます)が圧倒的だったので。
> 攻撃は最大の防御、ではありませんが、攻撃できる態勢というのはそのまま反撃できる態勢でもあります。
> 故に、東側が攻撃開始までのビジョンを有していれば、アメリカ殿が仕掛けた際も少しは戦況も変わったかもしれません。
> これに関しては核の先手優位を考えれば一概には言えませんけど。


なるほど、そんな感じだったのですね。
まあ、陣営戦の場合、重要国にある程度のプレイヤーが入るとは限らず、結果としてゲーム自体がつまらなくなってしまうのは仕方ないんでしょうね。
むしろ、陣営戦だからこそ、登録を大国のみに制限して、ww2onlineの冷戦戦場みたくした方が良いのかな?
今回私もサウジアラビア担当しましたが、正直何もできませんでしたし、ポイント制の戦場では大国は負担が大きく、小国は何もできず、でバランスが悪いんですよね。
むろん、それが史実なのでしょうがないですが。
前には架空戦場を用意して、架空の中規模国家を乱立させるみたいなこともしましたが、史実範囲内でそれをやるならば、
冷戦版は避けて、比較的国力が拮抗している、ww1や帝国主義版が望ましいんでしょうね。


[23939] Re4:近未来ww3 感想戦用スレ返信 削除
2022/5/4 (水) 21:41:56 徳翁導誉

> ポイント制の戦場では大国は負担が大きく、小国は何もできず、でバランスが悪いんですよね。
> むろん、それが史実なのでしょうがないですが。
> 前には架空戦場を用意して、架空の中規模国家を乱立させるみたいなこともしましたが、史実範囲内でそれをやるならば、
> 冷戦版は避けて、比較的国力が拮抗している、ww1や帝国主義版が望ましいんでしょうね。

一応、ゲームの仕様的には、守りに入るよりも、攻める方が有利にする事で、
大国が相手であって、幾つかの小国が手を組めば、倒せるバランスにはしてあるんですよね。
そうする事で、戦略的な外交も より活発にする狙いがありましたし、
ゲームの設置当初は、そういった展開も少なからずあったと思いますが、
う〜ん、もう今の時代的に、そういうのは難しいのかな?という気も・・・・

で、そうした時代性に合わせるのであれば、
当時の時代性で作られたゲームを、強引にカスタマイズするよりは、
もう割り切って、今の時代に合った仕様で、新たに作ってしまう方が、早い気はしちゃうんですよね。
って、そんな事を言いつつ、構想案はいろいろあるものの、なかなか制作に移れないのが現状なんですけど(苦笑)。
でも、年内に何本か作りたいのは、かなり本心でもあったり。

23850
[23850] ウクライナ情勢について返信 削除
2022/3/7 (月) 18:33:32 矢羽雅朝

聖職者さんのスレッドに書き込もうかと思っていたのですが、
聖職者さん自身がスレッドの終わりと言われているので、
一応別スレッドにさせてもらいました。

日本ではロシアが悪いという報道一色ですけど、
それは置いておいてロシアはどういう思惑で開戦したのかなぁと思いまして…
管理人さんも言われていましたが東部の独立もしくは事実上のロシアへの編入なら、
目的としては分かりやすく実現性も高いと思うのですが、
ウクラナイナ全土に侵攻してしまった今となっては着地点が見えないなと。

ロシアの理想としてはキエフへの進軍があった時点キエフを占領できずともゼレンスキー大統領が亡命するという読みだったのかなと。
そこに何らかの自信(根拠)があったのかもしれないなと思うのですよねぇ。
そうなればヤヌコビッチというカードも使えますし。
2014年から続く違法状態を是正したという一応の理屈も使えたのかなぁと。
ただ、そのシナリオどうりにいかずに出口が見えないなぁと。
プランBすらなしでこの戦争に突っ走ったのかと。

ロシアが求めている武装解除は正直条件としては無理筋だと思うんですよねぇ…
そこまでいくのは講和ではなく降伏でしょうし。
現実的にはクリミア半島と東部2州の独立承認とゼレンスキー氏の国外退去・ロシア軍の駐留許可くらいまでかなぁと。
一方でウクライナも継戦能力があるうちに講和をしないと条件をどんどん選べなくなっていくのかなと。
ただ、現状ではロシアの要求が流石に高すぎるのかなと思うんですよね。
自国の士気が低ければ受け入れざるを得ないでしょうけど、
報道通り国内で反露感情が高まっているのなら特に。
現時点では着地点が見えない。
特にロシアの考えが読めないですよね。
欧米各国の制裁は致命的にはならなくてもノーダメージではないでしょうし。
長引けばマイナス面ばかり見えるのではないかと思います。

まとまりもなくつらつらと書いてしまいましたが、
何だかアメリカのアフガン侵攻とかと違い着地点が見えないので、
どうなのかなと思ったもので。


[23851] すみませんでした。返信 削除
2022/3/7 (月) 20:35:38 聖職者

▼ 矢羽雅朝さん
> 聖職者さんのスレッドに書き込もうかと思っていたのですが、
> 聖職者さん自身がスレッドの終わりと言われているので、
> 一応別スレッドにさせてもらいました。


それは本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。


[23852] Re:すみませんでした。返信 削除
2022/3/7 (月) 21:05:32 矢羽雅朝

▼ 聖職者さん
> ▼ 矢羽雅朝さん
> > 聖職者さんのスレッドに書き込もうかと思っていたのですが、
> > 聖職者さん自身がスレッドの終わりと言われているので、
> > 一応別スレッドにさせてもらいました。

>
> それは本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

いえ…責める意味ではなかったので…
単純にスレ主の意向に反するのは良くないかなと思っただけですので。
こちらこそ申し訳ないです。


[23859] Re2:すみませんでした。返信 削除
2022/3/8 (火) 22:18:21 徳翁導誉

> > > 聖職者さんのスレッドに書き込もうかと思っていたのですが、
> > > 聖職者さん自身がスレッドの終わりと言われているので、
> > > 一応別スレッドにさせてもらいました。

> > それは本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

> いえ…責める意味ではなかったので…
> 単純にスレ主の意向に反するのは良くないかなと思っただけですので。
> こちらこそ申し訳ないです。

う〜ん、今後どうしましょ?

私が話を脱線させ、元々の本題から外れた話題に飛び火するのは、
いつもの事と言えば、いつもの事ではあるので、
私自身はあまり気にしてませんでしたね(笑)。

また、矢羽雅朝さんとも長いですが、聖職者さんとも長い関係であり、
聖職者さんの「これで終わり」という発言の主旨は、
「なかなか上手い返信が書けません」という意図だと理解していて、
聖職者さんとだけ、その話題を避ければ良いかと考えてました。
それに、終わりと言いつつも、意外と聖職者さんは話を続けがちなタイプですし(笑)、
矢羽雅朝さんへの返信も、「とにかく謝っておこう」という、
聖職者さんの癖のようなモノなので、あまり気にされなくても大丈夫ですよ。
・・・と、私が勝手に代弁しちゃうのも、何だか違うかも知れませんけど(苦笑)。


[23860] Re:ウクライナ情勢について返信 削除
2022/3/8 (火) 22:18:41 徳翁導誉

> ウクラナイナ全土に侵攻してしまった今となっては着地点が見えないなと。
恐らく当初は、ロシア版の「対支一撃論」だったのかな?と、個人的には見てますね。
ウクライナなんて、ロシア軍が1発強烈に喰らわせれば、すぐに折れるって感じで。
まあ実際、8年前のクリミアでは、驚くほどアッサリと事が進んだ為、
その成功体験に引きずられて、ウクライナ全土でも上手く行くと、安易に考えてしまったと。
それこそ戦前の日本も、満洲事変が上手く行きすぎた結果、判断を誤ったとも言えますし。

とは言え、プーチンにとっての理想的な展開はさておき、
軍人たちはリアリストなはずなので、そのプランAで上手く行くなら良し。
そうならなければ、首都キエフを包囲して兵糧攻めにしつつ、
その間に、ドニエプル東岸や黒海沿岸を着実に制圧していくのがプランB。
(ここまでは、ウクライナに傀儡政権を樹立するのが最終目標)

キエフも白旗を上げず、東部や沿岸部もなかなか落ちないようならば、
民間人の犠牲は覚悟で空爆を行い、地上軍で一気に制圧を目指すのがプランC。
ロシア軍的には避けたいシナリオだが、泥沼の市街戦へと突入するなら、
引くに引けない状況なので、自軍の消耗覚悟で、希望なき戦いを続けるのがプランD。
(ここまでは、ウクライナを分割して、支配地域だけ独立させるのが最終目標)

そして最悪、もしもNATO軍が参戦し、ロシア国境へと追われる展開となれば、
核を用いてでも、NATO軍の追撃を食い止めつつ、撤退するのがプランE。
(こうなると、ロシア国内への反転攻勢を許さないのが最終目標)

軍事素人の考えですが、大体こんな感じなんじゃないですかねえ?

> ロシアの理想としてはキエフへの進軍があった時点キエフを占領できずとも
> ゼレンスキー大統領が亡命するという読みだったのかなと。
> そこに何らかの自信(根拠)があったのかもしれないなと思うのですよねぇ。

そもそも開戦以前の段階では、言っちゃ悪いですけどゼレンスキーって、
「役者上がりで政治素人の、低支持率な大統領」という感じでしたから、
ロシア軍としても、そこまでは重要視してなかった気がしますし、
ここまで大舞台を演じ、徹底抗戦するとは、ちょっと予想してなかったと思います。

とりあえず、大統領を押さえれば、休戦交渉や占領統治で何かと便利ですし、
ゼレンスキー個人というよりも、ウクライナ大統領という肩書きを、
まずは「生け捕りたい」という構想は、当初の段階ではあったのでは?
あと、イエメン戦争でもそうでしたが、いかに無力であっても、
現職の大統領を獲り逃すと、国際政治的には後々厄介な事になりかねない為、
生かして逃すくらいなら、殺してしまった方が良いという考えだったかと。

なので、大統領が早々に亡命して、ウクライナ軍の士気が落ちるのであれば、
ロシア軍の電撃戦も順調に進むでしょうし、それはそれで良しとしても、
徹底抗戦を選び、英雄化してしまった今となっては、逃すべきじゃないと考えてるはずです。
とは言え、既にゼレンスキーの身辺警護は、英国陸軍の特殊空挺部隊が担ってるなんて話を聞くと、
ロシア軍が首都キエフを包囲したとしても、なかなか確保するのは難しいかも?と思っちゃいます。
逃がさぬ為には、「キエフから飛び立つヘリは、全て打ち落とせ!」って方針で行くんですかねえ?

> そうなればヤヌコビッチというカードも使えますし。
ヤヌコービッチ・カードかぁ・・・・
ウクライナの元大統領である事を考えれば、格的には充分かも知れませんけど、
見方によっては、国を追われて既に8年も経つ「過去の人」扱いでしょうから、
今更、傀儡として連れ戻された所で、あまりにも傀儡イメージが あからさまというか、
ウクライナ国民からしても、「コイツかよ」って感じに映る気も?

もちろん、だからこそ、ロシア的には「御しやすい」と思い、
また、ウクライナの国民感情など、大して考慮しないのであれば、それもアリですかね。
その一方で、現在の政界の中にだって、親ロシア派の大物議員は恐らく居るでしょうし、
現地の協力政党があった方が、ロシアとしても間接統治がスムーズなはずで、
ウクライナ国民の怒りや恨みの矛先も、そっちの方が分散できるだろうと思うと、
同じ傀儡にするにしても、そちらの方が無難かな?という気はします。


> ロシアが求めている武装解除は正直条件としては無理筋だと思うんですよねぇ…
> そこまでいくのは講和ではなく降伏でしょうし。

冷戦中、政治体制としては自由民主主義を維持しながらも、
外交的にはソ連に従ったフィンランドは、「フィンランド化」などと揶揄されましたが、
皮肉な言い方ですけど、米軍占領を受け入れた「日本化」という方法も、今回はアリでは?
逆に言うと、「それは普通じゃ呑まないよ」という条件を、日本は未だに呑まされていると(苦笑)。

> 現実的にはクリミア半島と東部2州の独立承認と
> ゼレンスキー氏の国外退去・ロシア軍の駐留許可くらいまでかなぁと。
> 一方でウクライナも継戦能力があるうちに講和をしないと条件をどんどん選べなくなっていくのかなと。

正直言って、ここまで来ると、講和じゃなくって「降伏」しか難しいでしょうし、
そもそもゼレンスキー大統領の方が、ロシアとの落とし所など一切考えて無さそうに映るので、
キエフ陥落後に、ウクライナ臨時政府との講和交渉ならまだしも、
現状では講和妥結というシナリオ自体、現実味が乏しい気がしますね、個人的には。

> ただ、現状ではロシアの要求が流石に高すぎるのかなと思うんですよね。
外交交渉も、商売交渉も、そうですが、特に海外の感覚では、
最初は思いっ切り、高値で吹っ掛けるのが、常套手段みたいなモノですからねえ。
もしもウクライナ側が、本気で交渉妥結を目指すスタンスで挑んできて、
それがロシア的にも受け入れられるラインまで、条件が保たれるのであれば、
大幅値引きをするケースだって、普通に有り得ると思いますよ。
ロシア側にしたって、これ程の大軍勢を国外に張り付かせて戦争を継続するなど、
恐ろしいほどの負担になってるのは明らかなので。

逆に言うと、長引けば長引くほど、ロシア側の負担も増すので、
交渉が有利に運ぶかというと、そんな簡単な話でもなく、
負けている状況ならまだしも、勝っている状況であれば、
膨らんだ負担分を回収すべく、要求は更に高まるのが普通ですからねえ。
しかも戦争となれば、兵士たちの血まで流れるので、掛け金は尚更上がると・・・・

> 現時点では着地点が見えない。
> 特にロシアの考えが読めないですよね。

「現時点の状況では」という但し書き付きですけども、
個人的には、上記のプランBとプランCの間くらいに、着地するのかなぁ?と。
もしかしたら、ロシア国内の方で、プーチン政権が瓦解する可能性もあるでしょうが、
早くても1年半は先(来年末に大統領選が告示するので)な気がしますし、
そこまで、キエフ・ハリコフ・オデッサなどが陥落せずに、抗戦を続けているかとなると、
それは、なかなか厳しいとは思うんですよねえ・・・・

となると、あとはウクライナ西部の占領まで目指すか?ですけど、
西部はウクライナ語しか話せない国民が多く、最も反ロシア色が強い地域ですし、
スムーズに傀儡政権を立てられた展開ならまだしも、既にその段階は過ぎたと思うので、
ロシア側としても、無駄に抱え込むよりは、ここらで停戦ラインという名の国境線を引き、
実質、ウクライナを東西に分割しちゃうんじゃないですかねえ?
(ちなみに、リヴィウを首都とする西ウクライナ国家は、1918〜19年の1年間のみ実在)
それこそロシア的にも、占領地域で敵対的な市民を抱えるくらいなら、
孫子の兵法で言う所の「囲師必闕」みたいな感じで、
彼らが逃げ込める国家を敢えて作っておくのも、1つの手かも知れません。

また、そこまで考えるなら、英雄ゼレンスキーは意図的に西部へ逃れさせるのも一案かも?
一旦平時に戻ってしまえば、戦時の英雄も、素人政治家に逆戻りでしょうし、
ユダヤ系のロシア語話者であり、ウクライナ語が苦手な彼は、元々西部では人気が低く、
かと言って、英雄は簡単に引きずり降ろせない為、却ってトラブルの種になりそうなので。

> 欧米各国の制裁は致命的にはならなくてもノーダメージではないでしょうし。
> 長引けばマイナス面ばかり見えるのではないかと思います。

そうですね。
この戦争が、どういう展開に転んだとしても、
ロシア側にとって、プラスに転じる事は無いと、私も思うんです。
では、なぜ開戦に至ったのか?という問いになると、
「マイナスを可能な限り小さくする為」というのが、恐らくはロシア側の答えなのでしょう。
ロシア的に・・・というか、プーチン的にというのが、正しいのかも知れませんが、
ともかく、やるよりも、やらない方が、リスクが大きいと見えたって事なんでしょうね。

もう少し具体的に言えば、プーチン大統領の政権というのは、
新興財閥の友人たちと、安全保障の同志たちが、両翼となって支えられていて、
戦争をすれば経済上のリスクを負い、戦争しなければ軍事上のリスクを負うとなった時、
KBG出身であるプーチンは苦悩の末、友人たちよりも、同志たちを選択したという事かと?
まあこれは、経済優先が当然と考える、西側諸国の市民には解り難い感覚ですし、
逆に言うと、これまで西側諸国の指導者たちは、安易に軍事的な圧力を掛け過ぎてたんですよ。

また、これまでの状況を、解りやすく学園ドラマに例えるとすれば、
「どうせ、やり返せないだろう」と高を括って、やりたい放題だった学園長の息子(アメリカ)に、
粗暴な番長(ロシア)も遂にキレて、校内で暴れ出したから、皆あたふたしてるけど、
退学カードがあるから、番長も学園長の息子には手を出せない。
とは言え、学園長の息子なんて権力があっても、
番長と向き合ってしまえば、殴られるリスクは避けられない・・・みたいな感じですかね?(笑)

> 何だかアメリカのアフガン侵攻とかと違い着地点が見えないので、
> どうなのかなと思ったもので。

アフガンは・・・あれって、着地点があったと言って良いんですかねえ?(笑)
ソ連軍は10年間、アメリカ軍は20年間、アフガンに駐屯したというだけで、
いろいろ政治的にも行いましたけど、結局はそれだけというか、
それなら今回も、「ロシア軍のウクライナ占領も何年続くのかな?」って話では。


[23863] Re2:ウクライナ情勢について返信 削除
2022/3/13 (日) 22:30:51 矢羽雅朝

このニュースに関するニュースへのヤフコメなんかを見ていると、
今こそロシア国民が立ち上がるべきだみたいなコメントが散見されるのですが、
個人的には凄く違和感があるのですよねぇ。
一部報道では開戦後むしろプーチン氏の支持率は上がっているとのことですし。
反戦デモも1万人レベルですよねぇ…
日本でも一時期あった反安倍政権のデモでももっと多い人数でしたし…
何だか物事を自分たちの考えたい方に取っているような気がするのですよねぇ。


▼ 徳翁導誉さん
> > ウクラナイナ全土に侵攻してしまった今となっては着地点が見えないなと。
> 恐らく当初は、ロシア版の「対支一撃論」だったのかな?と、個人的には見てますね。
> ウクライナなんて、ロシア軍が1発強烈に喰らわせれば、すぐに折れるって感じで。
> まあ実際、8年前のクリミアでは、驚くほどアッサリと事が進んだ為、
> その成功体験に引きずられて、ウクライナ全土でも上手く行くと、安易に考えてしまったと。
> それこそ戦前の日本も、満洲事変が上手く行きすぎた結果、判断を誤ったとも言えますし。

私もこれについては同意ですね。
一撃を加えれば東部は諦めるだろうと思っていたと思います。
 
> とは言え、プーチンにとっての理想的な展開はさておき、
> 軍人たちはリアリストなはずなので、そのプランAで上手く行くなら良し。
> そうならなければ、首都キエフを包囲して兵糧攻めにしつつ、
> その間に、ドニエプル東岸や黒海沿岸を着実に制圧していくのがプランB。
> (ここまでは、ウクライナに傀儡政権を樹立するのが最終目標)
>
> キエフも白旗を上げず、東部や沿岸部もなかなか落ちないようならば、
> 民間人の犠牲は覚悟で空爆を行い、地上軍で一気に制圧を目指すのがプランC。
> ロシア軍的には避けたいシナリオだが、泥沼の市街戦へと突入するなら、
> 引くに引けない状況なので、自軍の消耗覚悟で、希望なき戦いを続けるのがプランD。
> (ここまでは、ウクライナを分割して、支配地域だけ独立させるのが最終目標)

プランDまで考えているものなんですかね。
ここまでの動きを見るとウクライナ軍の抵抗はロシアとしても予想外だったのでは?
と思うのですが…
まぁ、でも西側の国からの支援は当然想定しているでしょうし、
一撃で落とせなければ支援が入るところまでは想定するべきか…
ただ、長期化は負担も多いでしょうし、引きどころは想定していないものですかねぇ…
> そして最悪、もしもNATO軍が参戦し、ロシア国境へと追われる展開となれば、
> 核を用いてでも、NATO軍の追撃を食い止めつつ、撤退するのがプランE。
> (こうなると、ロシア国内への反転攻勢を許さないのが最終目標)

う〜ん…ここまで考えていると恐ろしいですね。
核を用いてしまうと一時的に攻撃は凌げてもその後を考えると…
NATO軍に対して使用となるとそれこそ各国本土にも核攻撃をするくらいの覚悟は必要な気が…
一度使ってしまうといつ使うか分からないと各国には当然思われるでしょうし。
>
> > ロシアの理想としてはキエフへの進軍があった時点キエフを占領できずとも
> > ゼレンスキー大統領が亡命するという読みだったのかなと。
> > そこに何らかの自信(根拠)があったのかもしれないなと思うのですよねぇ。

> そもそも開戦以前の段階では、言っちゃ悪いですけどゼレンスキーって、
> 「役者上がりで政治素人の、低支持率な大統領」という感じでしたから、
> ロシア軍としても、そこまでは重要視してなかった気がしますし、
> ここまで大舞台を演じ、徹底抗戦するとは、ちょっと予想してなかったと思います。
> とりあえず、大統領を押さえれば、休戦交渉や占領統治で何かと便利ですし、
> ゼレンスキー個人というよりも、ウクライナ大統領という肩書きを、
> まずは「生け捕りたい」という構想は、当初の段階ではあったのでは?
> あと、イエメン戦争でもそうでしたが、いかに無力であっても、
> 現職の大統領を獲り逃すと、国際政治的には後々厄介な事になりかねない為、
> 生かして逃すくらいなら、殺してしまった方が良いという考えだったかと。

支持率低かったのですか…
そこの情報は知らなかったですね。
ここ最近の持ち上げる報道しか知りませんでした。
> なので、大統領が早々に亡命して、ウクライナ軍の士気が落ちるのであれば、
> ロシア軍の電撃戦も順調に進むでしょうし、それはそれで良しとしても、
> 徹底抗戦を選び、英雄化してしまった今となっては、逃すべきじゃないと考えてるはずです。
> とは言え、既にゼレンスキーの身辺警護は、英国陸軍の特殊空挺部隊が担ってるなんて話を聞くと、
> ロシア軍が首都キエフを包囲したとしても、なかなか確保するのは難しいかも?と思っちゃいます。
> 逃がさぬ為には、「キエフから飛び立つヘリは、全て打ち落とせ!」って方針で行くんですかねえ?

う〜ん…仮にキエフが陥落してゼレンスキー氏が死亡したとしても、
逆に神格化されちゃいそうな気もするんですよねぇ…
プロパガンダの一種だとは思いますが、長期化してウクライナにも厭戦気分が蔓延ってきてからならともかく、
現状では逆に士気が上がる気がします。
彼自身が指揮官というわけではないでしょうから、軍事的には大きな損失ではないでしょうし。
何かこういう書き方をするのは良い気分ではないですが。
> > そうなればヤヌコビッチというカードも使えますし。
> ヤヌコービッチ・カードかぁ・・・・
> ウクライナの元大統領である事を考えれば、格的には充分かも知れませんけど、
> 見方によっては、国を追われて既に8年も経つ「過去の人」扱いでしょうから、
> 今更、傀儡として連れ戻された所で、あまりにも傀儡イメージが あからさまというか、
> ウクライナ国民からしても、「コイツかよ」って感じに映る気も?
>
> もちろん、だからこそ、ロシア的には「御しやすい」と思い、
> また、ウクライナの国民感情など、大して考慮しないのであれば、それもアリですかね。
> その一方で、現在の政界の中にだって、親ロシア派の大物議員は恐らく居るでしょうし、
> 現地の協力政党があった方が、ロシアとしても間接統治がスムーズなはずで、
> ウクライナ国民の怒りや恨みの矛先も、そっちの方が分散できるだろうと思うと、
> 同じ傀儡にするにしても、そちらの方が無難かな?という気はします。

ただ、彼自身が選挙で負けて亡命したわけではなくクーデター的に追放されているからこそ、
返り咲くことに根拠がある気がするのですよね。
国民から支持されなかったわけではなく違法な手続きで政権を下ろされたんだと。
ただ、この戦争が始まってから彼に関する報道がなされてませんし、
彼自身がロシアの行動をどう思っているのかなというのはきになるところではありますが。
 
> > 現実的にはクリミア半島と東部2州の独立承認と
> > ゼレンスキー氏の国外退去・ロシア軍の駐留許可くらいまでかなぁと。
> > 一方でウクライナも継戦能力があるうちに講和をしないと条件をどんどん選べなくなっていくのかなと。

> 正直言って、ここまで来ると、講和じゃなくって「降伏」しか難しいでしょうし、
> そもそもゼレンスキー大統領の方が、ロシアとの落とし所など一切考えて無さそうに映るので、
> キエフ陥落後に、ウクライナ臨時政府との講和交渉ならまだしも、
> 現状では講和妥結というシナリオ自体、現実味が乏しい気がしますね、個人的には。


> > ただ、現状ではロシアの要求が流石に高すぎるのかなと思うんですよね。
> 外交交渉も、商売交渉も、そうですが、特に海外の感覚では、
> 最初は思いっ切り、高値で吹っ掛けるのが、常套手段みたいなモノですからねえ。
> もしもウクライナ側が、本気で交渉妥結を目指すスタンスで挑んできて、
> それがロシア的にも受け入れられるラインまで、条件が保たれるのであれば、
> 大幅値引きをするケースだって、普通に有り得ると思いますよ。
> ロシア側にしたって、これ程の大軍勢を国外に張り付かせて戦争を継続するなど、
> 恐ろしいほどの負担になってるのは明らかなので。
>
> 逆に言うと、長引けば長引くほど、ロシア側の負担も増すので、
> 交渉が有利に運ぶかというと、そんな簡単な話でもなく、
> 負けている状況ならまだしも、勝っている状況であれば、
> 膨らんだ負担分を回収すべく、要求は更に高まるのが普通ですからねえ。
> しかも戦争となれば、兵士たちの血まで流れるので、掛け金は尚更上がると・・・・
>
> > 現時点では着地点が見えない。
> > 特にロシアの考えが読めないですよね。

> 「現時点の状況では」という但し書き付きですけども、
> 個人的には、上記のプランBとプランCの間くらいに、着地するのかなぁ?と。
> もしかしたら、ロシア国内の方で、プーチン政権が瓦解する可能性もあるでしょうが、
> 早くても1年半は先(来年末に大統領選が告示するので)な気がしますし、
> そこまで、キエフ・ハリコフ・オデッサなどが陥落せずに、抗戦を続けているかとなると、
> それは、なかなか厳しいとは思うんですよねえ・・・・
>
> となると、あとはウクライナ西部の占領まで目指すか?ですけど、
> 西部はウクライナ語しか話せない国民が多く、最も反ロシア色が強い地域ですし、
> スムーズに傀儡政権を立てられた展開ならまだしも、既にその段階は過ぎたと思うので、
> ロシア側としても、無駄に抱え込むよりは、ここらで停戦ラインという名の国境線を引き、
> 実質、ウクライナを東西に分割しちゃうんじゃないですかねえ?
> (ちなみに、リヴィウを首都とする西ウクライナ国家は、1918〜19年の1年間のみ実在)
> それこそロシア的にも、占領地域で敵対的な市民を抱えるくらいなら、
> 孫子の兵法で言う所の「囲師必闕」みたいな感じで、
> 彼らが逃げ込める国家を敢えて作っておくのも、1つの手かも知れません。

正直最近私もここに落ち着くのではと思っています。
時代遅れ感は凄いですが西ウクライナと東ウクライナに分かれるのかなと。
将来的に西ウクライナはNATO・EUに加盟し、東ウクライナは親露国としてベラルーシと同じような感じになると。
> また、そこまで考えるなら、英雄ゼレンスキーは意図的に西部へ逃れさせるのも一案かも?
> 一旦平時に戻ってしまえば、戦時の英雄も、素人政治家に逆戻りでしょうし、
> ユダヤ系のロシア語話者であり、ウクライナ語が苦手な彼は、元々西部では人気が低く、
> かと言って、英雄は簡単に引きずり降ろせない為、却ってトラブルの種になりそうなので。

まぁ、戦時の優秀さと平時の優秀さは違うでしょうからねぇ。
少し違うかもしれませんが、アウンサンスーチー氏なんかも政権に入ってからは西側の国からの評価は下がりましたし。

> > 何だかアメリカのアフガン侵攻とかと違い着地点が見えないので、
> > どうなのかなと思ったもので。

> アフガンは・・・あれって、着地点があったと言って良いんですかねえ?(笑)
> ソ連軍は10年間、アメリカ軍は20年間、アフガンに駐屯したというだけで、
> いろいろ政治的にも行いましたけど、結局はそれだけというか、
> それなら今回も、「ロシア軍のウクライナ占領も何年続くのかな?」って話では。

もちろん長期プランで見れば着地には失敗したと思いますが、
短期的に見れば首都を攻略し、タリバン政権を終わらしたわけで。
アメリカの誤算はタリバンの統治が国内から支持されていないと思っていたことではないかなと。
処刑を行ったりで国内でも人気がないだろうから一旦政権を奪って民主的な政権を作れば、
タリバンが復活することはないと思っていたのではないかなと。
上手くいけばパキスタンより使いやすい親米政権が続くくらいの予定は立てていたのではないかなと。
ところが予定外に支持されず結局撤退になったと。


[23868] Re3:ウクライナ情勢について返信 削除
2022/3/15 (火) 21:58:24 徳翁導誉

> このニュースに関するニュースへのヤフコメなんかを見ていると、
> 今こそロシア国民が立ち上がるべきだみたいなコメントが散見されるのですが、
> 個人的には凄く違和感があるのですよねぇ。
> 一部報道では開戦後むしろプーチン氏の支持率は上がっているとのことですし。
> 反戦デモも1万人レベルですよねぇ…

まあ今のロシアでは、個別で散発にデモを行っても、個々に逮捕されるだけですが、
赤の広場に10万人とか20万人とか詰め掛ければ、さすがに軍や警察も手出しが困難ですし、
仮にそうなったら、さすがにプーチン政権も終わりだとは思いますよ。

実際、1991年に起こったソ連軍守旧派による8月クーデターの際も、
ロシア最高会議ビルに籠城した市民1万人と、ロシア政府ビル前に集まった市民10万人を前に、
動員された戦車隊までもが寝返って、クーデターは失敗に終わりましたからねえ。
日露戦争だって、宮殿を目指した十数万人のデモ行進(血の日曜日事件)がキッカケで終わりましたし、
300年間続いた帝政ロシアも、国際婦人デーのデモが次第に膨れ上がり、わずか5日で崩壊したので、
ロシアの変革期には、大規模な民衆デモが付き物だとも言えます。
その反面、自分たちの生活が我慢の限界まで行かないと、
なかなか立ち上がらないのもロシアの国民性ですから、
このシナリオは、そうそう簡単に実現するようなモノでは無いと思いますけどね。

また、プーチン政権は実質20年続いているという事で、
ロシアの若者たちは、良くも悪くも「プーチン時代」しか知らないんですよね。
それを評価しない若者も、それを評価する若者も、それぞれ居るのでしょうが、
どちらもプーチン基準でしか、なかなか物事を見られないと。
で、そうなると、やはりプーチン支持の若者の方が多数派になりそう。
また、若者よりも多い中高年たちは、世界を2分したソ連時代の栄光や、
大混乱&大低迷したロシア独立後の10年間も覚えている訳で、
国民全体で反プーチンとなるのは、なかなか難しいかと思われます。
「悪の独裁者を倒せば、平和が訪れる」などというのは、おとぎ話の世界であり、
現実には「独裁者を倒すと、更なる地獄が訪れる」のが、歴史の常ですし・・・・

あと、これも影響的には微々たるものかも知れませんけど、
セルビアの首都ベオグラードでは、逆に「ロシア支持」のデモ行進が行われており
世界には様々なモノの見方が存在する事を、これは表してると思うんですよね。

> 日本でも一時期あった反安倍政権のデモでももっと多い人数でしたし…
> 何だか物事を自分たちの考えたい方に取っているような気がするのですよねぇ。

反安倍政権というか、2015年に国会周辺で行われた安保法制の反対デモが、
主催者発表で12万人(実際には10万人弱かな?)でしたね。
ちなみに、オグリキャップ引退の有馬記念に詰め掛けたファンが17万人(笑)。
って、日本ではデモで10万人が集まっても、あまり影響が無いんですよね・・・・

と言いますか、今回ロシア国民に「立ち上がれ!」と言ってる人の何割くらいが、
この安保法制の時に立ち上がったのでしょうか?
もっと言っちゃうと、安保の時は逆にデモに反対するというか、
小馬鹿にして批判してた人の方が、何となく多数派なイメージ(根拠は無いですけど・笑)。
でもまあ、ロシアの反戦デモで捕まってるような人たちって、
恐らく日本に居れば、SEALDsみたいな人たちでしょうからねえ。

ちなみに当時、たまたま東京駅からバスに乗った際、デモの影響でルート変更となり、
偶然、高い位置の車窓からデモの様子を見下ろせましたけど、実際に凄い黒山の人だかりでしたよ。
年齢層は高めな印象でしたが、それでも若者が少ないという訳でも無く、
どちらかと言えば、日本の人口構成に比例というか、単純に高齢化社会なんでしょうね。
で、熱量としては、そこまで高くは無いというか、ちょっとした祭り気分もあって、
言うなれば、「60年安保の同窓会」みたいな印象は、少し感じたかなぁ?

また一方で、デモを取り囲むパトカーも、東京だけでなく全国各県から動員されていて、
これはこれで別の祭り感があり、デモ隊以上に警官隊の方がダラダラした感じでした(笑)。
まあ正直、遠方から呼ばれて、デモ隊を取り囲むだけの仕事なんて、ダルいのは解りますけど、
30年前、カンボジアでの国連平和維持活動の為、派遣された日本人の警察官が、
現地の武装集団に襲われて殉職するという事件がありましたし、
あの法案が通れば、そうした機会が自分たちにも降りかかるかも知れないと言う事を、
ここに居る警察官の中で、いったい何人が考えてるだろう?とは、少し思いましたね。
別に、だからと言って、デモ隊に加われとか、キチッと仕事しろとか、そんな事は思いませんが。

> > > ウクラナイナ全土に侵攻してしまった今となっては着地点が見えないなと。
> > 恐らく当初は、ロシア版の「対支一撃論」だったのかな?と、個人的には見てますね。
> > ウクライナなんて、ロシア軍が1発強烈に喰らわせれば、すぐに折れるって感じで。
> > まあ実際、8年前のクリミアでは、驚くほどアッサリと事が進んだ為、
> > その成功体験に引きずられて、ウクライナ全土でも上手く行くと、安易に考えてしまったと。
> > それこそ戦前の日本も、満洲事変が上手く行きすぎた結果、判断を誤ったとも言えますし。

> 私もこれについては同意ですね。
> 一撃を加えれば東部は諦めるだろうと思っていたと思います。

ここで言う一撃の成果は、東部2州の独立承認だけに留まらず、
現在の和平交渉で、ロシア側が求めてるような条件も呑むこと込みですけどね。
と言いますか、仮にわずか数日で終わったとしても、
これだけの兵数を動員して、東部2州の独立承認だけでは割に合わないですから、
中立化&非武装化は非現実的なので、同盟締結とロシア軍駐留という条件くらいは求めそう。
そうなれば、もうこれ以上の領土割譲とかは求めなかったでしょうし、
ウクライナ自体が従属化できれば、その時はクリミア同様、東部2州はロシアに編入だったかな?
国家として存続させるには、面積も小さい上に、地理上の位置も中途半端なので。
(ただし、ロシアにとって東部2州は「ズデーテン」でしょうから、ここで折れても次がありそう)

逆に言うと、東部2州を諦めて、シャンシャンと手打ちをするには、
やはり開戦前でなければ無理だったと思いますし、
もっと言っちゃえば、国家と国民を守る為の「安全保障」だという事を考えれば、
安全保障の為に、国家と国民を危険に晒すのは、本来的には本末転倒な話ですから、
単なる理想論だけではなく、そこは現実的に考慮というか、優先すべきだったとは思います。
反ロシアな国民も多い以上、旧ソ連諸国による「集団安全保障条約(CSTO)」に加盟するのは無理でも、
せめて「上海条約機構(SCO)」の加盟だけでも考えていれば、ロシアだって、
中国・インド・イラン・トルコなどの手前、そこまで無茶は出来なかったでしょうし、
トルコなんてNATOのメンバーでもありますから、別にNATO加盟の道を閉ざす訳でも無かったので。

で、NATO加盟と共に、戦争も終わらせる、超ウルトラCの案があるとすれば、
それは、ウクライナとロシアがNATOに同時加盟しちゃう事ですよね(笑)。
恐らく、現在の欧州諸国の感情的な対応を見ると、実現性は低いですが、
例えば2年後にトランプ再選とかになれば、実益重視で有り得なくは無い選択肢なんですよね。
そもそもロシアは1998年から2014年まで、G8に名を連ねた主要国の一角ですし、
2000年頃には、プーチン自身もNATO加盟を望む発言を何度も行い、
2001年の9・11テロを契機に、米露関係も急速に雪解けしていた事もあって、
ロシアのNATO加盟って、当時はそこまで非現実的な話ではなかったはずなんです。

その状況が変わったのが、アメリカが旧ソ連諸国で仕掛けたカラー革命の数々であり、
そこから米露の対立路線が再燃すると、2014年にはウクライナ騒乱が勃発して、
ロシアがクリミアを併合した事により、ロシアはサミットから追放(G8からG7に)。
そして今回のウクライナ戦争まで至ると考えれば、あの時に米露対立へと戻らず、
旧仮想敵国のロシアまでNATOに入るとなると、NATO内は大変だったかも知れませんが、
少なくとも、今回の戦争は起きてなかったはずなんですよね!!

そういう意味では、今から時計の針を戻すのは難しいでしょうけど、
難しいから無理だと諦めるには、今回の戦争で生じる被害は小さくないはずで、
ハッキリ言うと、現状の被害など後から見れば可愛いモノと思えるくらい、
これから更に戦況が煮詰まると、被害の度合いは格段に増すと想像できるんです。
それならば、民意的には困難でも、現実的に和平を探る秘策はあって良いでしょうし、
ロシアとしても、NATO加盟後にアメリカ離脱となれば、欧州に新秩序時代の到来となり、
そうなると、独露による協調路線の大ヨーロッパ構想なんていう将来像も、有り得るかも知れません。
でもまあ、それらは全て欧州内での平和が為って以降の話ですけどね。
まずは第一に停戦であり、その為には感情的な非難だけでなく、双方が飲める妥協案が必要な訳で、
逆に言えば、それが出来ないと、片方が煮え湯を飲まされる降伏案しか無くなり、
そこに至るまで、激しい戦闘が続く事になっちゃうんですよね・・・・

> > とは言え、プーチンにとっての理想的な展開はさておき、
> > 軍人たちはリアリストなはずなので、そのプランAで上手く行くなら良し。
> > そうならなければ、首都キエフを包囲して兵糧攻めにしつつ、
> > その間に、ドニエプル東岸や黒海沿岸を着実に制圧していくのがプランB。
> > (ここまでは、ウクライナに傀儡政権を樹立するのが最終目標)
> > キエフも白旗を上げず、東部や沿岸部もなかなか落ちないようならば、
> > 民間人の犠牲は覚悟で空爆を行い、地上軍で一気に制圧を目指すのがプランC。
> > ロシア軍的には避けたいシナリオだが、泥沼の市街戦へと突入するなら、
> > 引くに引けない状況なので、自軍の消耗覚悟で、希望なき戦いを続けるのがプランD。
> > (ここまでは、ウクライナを分割して、支配地域だけ独立させるのが最終目標)

> プランDまで考えているものなんですかね。
> ここまでの動きを見るとウクライナ軍の抵抗はロシアとしても予想外だったのでは?
> と思うのですが…

「戦う前から負けること考える馬鹿いるかよ!」と言いながら、局アナにビンタを喰らわせたのは、
アントニオ猪木における名シーンの1つですが(笑)、
まあ実際、負ける事など考えたくは無くても、
最悪のケースまで念頭に置きつつ、最大限の努力で、最善を尽くして戦うのが、
リアリストであるべき軍人や政治家の在り方だと思いますけどねえ。
とは言え、本当にそれが出来てる人ばかりかとなると、甚だ疑問ではありますけど(苦笑)。

> まぁ、でも西側の国からの支援は当然想定しているでしょうし、
> 一撃で落とせなければ支援が入るところまでは想定するべきか…

物資や兵器の支援という事であれば、想定に入れているでしょうけど、
NATOからの援軍とかになると、頭の隅には入ってるかも知れませんが、
恐らくは確率的に、ほぼ考えてはいないんじゃないですかねえ?
本当にそこまで行くと、劣勢になる不安という以上に、
展開次第では核を打つ覚悟が求められてくる訳で、
どちらかと言えば、そちらの方が心理的な負担は巨大になるかと?

> ただ、長期化は負担も多いでしょうし、引きどころは想定していないものですかねぇ…
このまま順当に進めば、少なくとも首都キエフまで落とせると考えているでしょうし、
そこまで行けば、ゼレンスキーが逃げるなり、確保するなり、死亡するなり、何らかの結論が出た上で、
とにかく新しい大統領は立てるでしょうから、とりあえずは、そこで1つの区切りは着きますよね。
まあ、そこで引いたらアッと言う間に、傀儡政権など瓦解しそうですけど、
その辺の都合は別として、とにかく引きたいのであれば、そこはポイントにはなります。

とは言え、ここまでの大軍を動員したとなれば、
キエフだけでなく、ハリコフやオデッサも落として、
ドニエプル東岸と黒海沿岸の地帯だけは、確保しないと引けない気はします。
ただ、そうやって求めれば求めるほど、長期化や戦死者増加のリスクは増す一方ですけどね。
だからと言って、最低目標をクリアーしないと、劣勢にでも追い込まれない限り、
なかなか引く決断は困難ですし、そうなったら長期化ですよ。
でも、そうは言っても、これだけ大規模な戦争だと、戦闘継続能力の限界ってどの辺りなんでしょ?
チェチェンやアフガンでは10年戦いましたけど、さすがにそれは無理でしょうし、
そうなると、まずは年内が1つの転換点になるのかなぁ?
再び冬が来れば、遠征しているロシア軍は大変でしょうし、市民はもっと大変そうなので。

> > そして最悪、もしもNATO軍が参戦し、ロシア国境へと追われる展開となれば、
> > 核を用いてでも、NATO軍の追撃を食い止めつつ、撤退するのがプランE。
> > (こうなると、ロシア国内への反転攻勢を許さないのが最終目標)

> う〜ん…ここまで考えていると恐ろしいですね。
> 核を用いてしまうと一時的に攻撃は凌げてもその後を考えると…
> NATO軍に対して使用となるとそれこそ各国本土にも核攻撃をするくらいの覚悟は必要な気が…
> 一度使ってしまうといつ使うか分からないと各国には当然思われるでしょうし。

もし核を使うとすれば、やはりNATO軍に対してですよ。
それも1発、相手の損害が少ない範囲で、威嚇目的として。
言うなれば、「ここで停戦しよう」という、合図の為の核ですね。
しかし、ここでアメリカ側も核で応えてしまえば・・・恐らく核戦争です。
アメリカ側も威嚇目的で1発打ったとしても、核使用まで追い込まれたロシアに、
「お互い様」などという余裕などあるはずもなく、そこで一線を越えちゃう気がするんです。

また、ウクライナ相手に核を使うとなれば・・・これはもう、
1年経ってもキエフが落ちず、だからと言って、撤退も出来ない状況となれば、
全てを無に帰すという選択で、キエフに格を落とす可能性も、ゼロでは無いのかな?
まあ、まず有り得ないと思いますし、そう願いますけども。

あとは、バルト3国への侵攻まで考えていれば、
ポーランドとの連絡路を断ち切る狙いで、NATO加盟国でも核を用いる可能性はありましたし、
その場合、本当にアメリカが反撃してくれるかは、正直半々って所だったと思いますが、
ただこれは、ウクライナの電撃作戦が上手く行った場合でなければ、
実行困難な作戦だったでしょうし、可能性としては相当下がったと思いますね。

> > そもそも開戦以前の段階では、言っちゃ悪いですけどゼレンスキーって、
> > 「役者上がりで政治素人の、低支持率な大統領」という感じでしたから、

> 支持率低かったのですか…
> そこの情報は知らなかったですね。
> ここ最近の持ち上げる報道しか知りませんでした。

別スレッドでも書きましたが、最低時は確か10%台だったはず。
そこで、ロシアに対して強硬姿勢を取って、40%台まで上げて、
戦争が始まると、90%台に爆上がりって感じだったかと。

> > 徹底抗戦を選び、英雄化してしまった今となっては、逃すべきじゃないと考えてるはずです。
> > とは言え、既にゼレンスキーの身辺警護は、英国陸軍の特殊空挺部隊が担ってるなんて話を聞くと、
> > ロシア軍が首都キエフを包囲したとしても、なかなか確保するのは難しいかも?と思っちゃいます。
> > 逃がさぬ為には、「キエフから飛び立つヘリは、全て打ち落とせ!」って方針で行くんですかねえ?

> う〜ん…仮にキエフが陥落してゼレンスキー氏が死亡したとしても、
> 逆に神格化されちゃいそうな気もするんですよねぇ…
> プロパガンダの一種だとは思いますが、長期化してウクライナにも厭戦気分が蔓延ってきてからならともかく、
> 現状では逆に士気が上がる気がします。
> 彼自身が指揮官というわけではないでしょうから、軍事的には大きな損失ではないでしょうし。
> 何かこういう書き方をするのは良い気分ではないですが。

とは言え、それで志気が上がるのは、一時の事であり、
文字通り、「役者」である彼を失うとなれば、看板的にも厳しいと思いますよ。
替わりの新しい大統領を立てても、あれだけの演技力は誰も真似できないでしょうし、
選挙を経ているか否かの正当性の面でも、やはり段違いだと思うので。
確かに、彼自身の指揮官としての能力は、この際 別に構わなくても、
演技力と正当性に裏打ちされた「錦の御旗」としての存在効果が、軍事的にも非常に大きいと。

逆に言えば、ロシア側から見て理想の展開は、ゼレンスキーを生け捕りにした上で、
哀れに謝罪させるか? みっともなく命乞いさせるか? ですかね。
脅迫されてだの、薬を使われてだの、いろいろ言われるとは思いますが、
やはり映像の力に勝るものはありませんし、
逆に言うと、現時点でそれを最大限に活用しているのは、彼自身でもあります。

正直な所、日に日にハイになっているゼレンスキーの姿を見ると、
このまま徹底抗戦して、キエフと共に運命を共にする覚悟をしちゃったのかな?とも、
最初の内は、見ていて少し感じたのですが、
しかし最近、ロシアとの戦闘を訴えるあまり、国民の命を軽んじてる雰囲気も感じ、
こういう言動って、自分の命だけは何よりも重んじるタイプの人間に多い気がして、
結局は最終的に、逃亡できる算段が付いているのかな?とも感じちゃったんですよね。

国家を守る事はもちろん大事ですし、国民の命を守る事は更に大事です。
まあここで、「国家あっての国民か? 国民あっての国家か?」という問いが出る訳ですが、
私自身は、国家って器だと考えているので、後者の立場なんですよね。
どんな立派な器も、中身が入ってなければ、その用を為しませんので。
もちろん、器が無ければ、中身の形が保てない事だってあるでしょうし、
器に入っていればこそ、こぼれずに済むという事もあるでしょう。
まあこれは、檻が内側からの脱出を阻むと共に、外側からの攻撃を防ぐ効果があるみたいな話で、
国家にしたって、いろいろと窮屈な事はあっても、身の安全には必要な枠組みではあると。

まあ中には、前者を唱える人も居るでしょうし、そういう人ほど安全保障を語りがちですけど、
その場合、「今回のプーチンの行動が理解できない」とか言ったら、それは平和ボケであろうと。
経済よりも軍事を優先したのが今回であり、それこそまさしく国家あっての国民という思考法で、
それが皮膚感覚で解らないようなら、言っちゃ悪いですが、その程度のレベルなんですよね。
そして実際、平和ボケした安全保障論なんて、平和ボケした理想論よりも、害悪であると!!

しかし、だからこそ、国民を守る為に国家があるのだとしたら、
国家を守る為に、多くの国民が亡くなるというのは、本末転倒のようにも思うんです。
「人の生命は地球よりも重い」・・・などと言うつもりは、正直ありません。
冷たいモノの見方かも知れませんが、足し引きの計算をして、
死しても国家を守る事で、更に多くの国民を救えるのであれば、それもアリだとは考えています。
ちなみに、ここで言う「国民のために守るモノ」とは、
第1に生命であり、第2に財産であり、権利や尊厳などは3番目って感じですかね?
尊厳の為に生命を賭す人が居ても良いですし、ぶっちゃけ私自身は そのケがありますが、
それは一般的な感覚とは異なるでしょうし、何よりも他人にまで強いるモノでは無いはずです。
そういう意味では、国家の存在理由の第一義って、国民の命をまずは最優先する事だと思うんですよ。

で、私自身がゼレンスキーに対して、抵抗感を抱くのは、
その選択が、国民の命を守る事が、最優先になって無いように映るからですね・・・・
これは別に、誰1人として死なないよう、すぐさま白旗を揚げろという話ではありません。
申し訳ないですが、兵士は命を張って国民を守るのが仕事なので、その職務には殉じる事を望みます。
しかし一般市民に対しては、「戦え!」ではなく、「逃げろ!」と言って良いはずです。
当然ですが、自分も戦うという市民が、自発的に現れる事は良いと思いますけど、
無駄に死者ばかりを増やすのは、決して得策では無いでしょうし、それを強いられるのは以ての外です!!
更に言えば、ウクライナ国民が、ロシア側に逃げたって良いじゃないですか。
それで国民の命が救えるのなら、それだって1つの方法だと思いますし、
百歩譲って、ウクライナ国民はまだしも、外国人に対しては それも認められて然るべきはずで、
そうした選択肢を遮断してしまうのは、守る事よりも、戦う事を優先しているからだと感じるんですよね。

また、これは当人が、どれだけ自覚してるかは解りませんけど、
今の戦い方って、市民の犠牲を大量に出す事を前提の方法に、私には見えてしまうんです。
そりゃ勿論、ウクライナ国民10人あたりの犠牲で、ロシア兵士1人を殺し、
ロシア軍に数万とか数十万とかいう損害を与えれば、恐らくロシア軍は耐えきれずに引きますよ。
でもそれまでに、一体どれだけの市民の犠牲を強いるんでしょう?
そもそも論で言えば、誰がロシアを煽ったから、こんな事態になったのかと・・・・

当然ながら、今回の戦争で一番悪いのは、言わずもがなでプーチンです。
しかし、だからと言って、「プーチン、けしからん!」と憤激すれば、
それで戦争が終わるなどという、甘い現実でもありません。
喧嘩が1人では出来ないように、戦争も片方だけでは行えないのですから、
本当に戦争を避けたいのであれば、本気で戦争を止めたいのであれば、
屈辱的であっても、理不尽であっても、当事者は最大限の努力を払うべきあり、
それが力で劣る側であれば、悔しくても、尚更そうあるべきなんです!!
なのに そこで、いくら「相手が先に手を出したから」と言え、
その前に自らも挑発し、ちょっかいも出し、結果的に多大な犠牲を払ったとなれば、
少なくとも私は、単純な勧善懲悪劇には見えませんし、そういう鑑賞に興じたくもありません。

この戦争が起こるまでは、「もう戦争など起きるはずが無い」という見解が、
結構、世の中でも溢れていたと思いますけど、そうじゃないんです。
戦争なんて、ブレーキが踏めない2人の「馬鹿」な指導者が居るだけで、簡単に起こるんですよ。
なかなか そうならないのは、少なくとも どちらか一方が、
自制心を働かせて、何処かのタイミングでブレーキを踏むからであり、
まともな世界の政治であれば、ブレーキを踏まない馬鹿2人が向かい合う事など稀です。
しかし今の時代、独裁政治よりも、民主政治の方が、
そうした馬鹿な指導者の登場を、却って起こり易くしてる印象ですし、
残念ながら、今回の戦争の後も、そうした傾向は世界的にも続いていく事でしょう・・・・
馬鹿な人ほど、自分への甘さと、他人への厳しさが、比例するような傾向があり、
相手へは要求を強め、自分の方は一切妥協しない、そんな馬鹿同士が向かい合って、
互いにブレーキを踏む事なくチキンレースを続ければ、今後も衝突は必ずや起こり得ます。
それは遠い先や遠い場所ではなく、すぐ近くの事かも知れません。
例えば、中間選挙を控えたバイデンが、民主党内からの突き上げや、世論の声に抗えず、
同じく馬鹿の仲間入りをしてしまえば、冗談抜きで第3次世界大戦だって目の前かも・・・・

5つの王朝・11人の君主に仕えた、五代十国期の馮道は、
中国へと侵攻し、略奪・殺戮を行う異民族の王に対して、
「仏ですら救えない民衆を、王だけが救える」と持ち上げ、思い止まらせたものの、
後世の人々から痛烈に非難されましたが、乱世にあって 当時の民衆をよく救いました。
北宋の滅亡時、庶民の人気は岳飛の方が高くても、南宋として立て直せたのは秦檜あってこそです。
第2次大戦時、フランスのペタン元帥も、中国の汪兆銘も、それぞれ、
ナチス・ドイツや大日本帝国の傀儡政権の首班となり、戦後は売国奴として糾弾されますが、
占領下にあって、国民の犠牲を抑えられたのも、彼らに自己犠牲の精神があったからです。
これらの行動は、そう簡単には理解されませんし、個人的には利益なんて無いでしょう。
少し賞賛し過ぎかも知れませんが、彼らが受ける誹謗中傷に比べれば、これでも足りません。
そして今、現実的に1人でも多くの命を救えるのって、プーチンではなくゼレンスキーなんです!!

それこそ戦前戦後の日本であれば、「暴支膺懲」「鬼畜米英」と唱えてる方が楽ですよ。
日本には日本の立場がありますけど、中国にも米英にも それぞれ立場があって、
互いの立場の違いを踏まえて調整しながら、最大限の利益確保を目指すのが、本来の国益であり、
一方的に自らの都合だけを唱え、無理のある利益の上げ方を夢想しても、まるで実利がありません。
で、それが上手く行かなくなると「国体護持」を掲げ、「一億玉砕」「本土決戦」とか唱え始めると。
国を守るのが大事と言って、全国を焦土と化し、本当に全国民が玉砕したら、
仮に国が残ったとして、その国って一体何だ!?という話にはなります。
しかも、そんな事を声高に叫んでた人に限って、
戦後になると、あっさり「対米従属」に転んだりする訳で、
「英霊に申し訳が立たない」と言って、戦死者数を10倍100倍と増やし、
結局は責任逃れの保身で、国民の命より優先させる、そんな自称「愛国者」たち。
ハッキリ言うとゼレンスキーには、それと同じ雰囲気を感じるんです・・・・

戦時中の愛国者が、真に愛国者であるかとなると、それはどうなんでしょう?
とりあえず、チリのアジェンデ大統領は、冷戦中に選挙によって社会主義政権を作った事で、
アメリカから命を狙われ、最期はCIAが後援した軍事クーデターにより、命を落とすのですが、
しかしアジェンデの場合、自らは武器を手にして信念に殉じたものの、
国民たちには決して、「武器を取って戦え!」とは訴えなかったんですよね。
どんなタイプのリーダーを評価するかは、人それぞれではあると思うんですけど、
まあ私は、動画を作っちゃうくらい、アジェンデの事は好きですね(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=7FpCUGPKYdQ

ちなみに余談ながら、日本は今年で敗戦から77年となる訳ですが、
明治維新から敗戦までも、同じく77年である事を考えると、
大日本帝国期と同じ長さの時間を、既に私たちは対米従属下で過ごしてきたんですね。
そう考えると、かなり長い時が経ったように感じますし、
今後もそれが続くのか? はたまた、どこかで転換点が来るのか?
まあ ともかく、大日本帝国だって不滅では無かった以上、
現在の日米同盟だって、いつまでも不変だという先入観だけは、
捕らわれないようにしておいた方が良さそうですよね。
今回の戦争を機に、世界だって大きく変化する可能性はありますから。

> > > そうなればヤヌコビッチというカードも使えますし。
> > ヤヌコービッチ・カードかぁ・・・・
> > ウクライナの元大統領である事を考えれば、格的には充分かも知れませんけど、
> > 見方によっては、国を追われて既に8年も経つ「過去の人」扱いでしょうから、
> > 今更、傀儡として連れ戻された所で、あまりにも傀儡イメージが あからさまというか、
> > ウクライナ国民からしても、「コイツかよ」って感じに映る気も?

> ただ、彼自身が選挙で負けて亡命したわけではなくクーデター的に追放されているからこそ、
> 返り咲くことに根拠がある気がするのですよね。
> 国民から支持されなかったわけではなく違法な手続きで政権を下ろされたんだと。

とは言え、ヤヌコービッチは失脚後に不正蓄財が暴露されており、
デモ隊に襲撃され、映像公開された自宅の大豪邸ぶりは、
親ロシアな有権者の支持さえ失うのに充分でしたから、多分無理だと思いますよ。
もちろん「根拠」としては、あるのでしょうけど。

> > となると、あとはウクライナ西部の占領まで目指すか?ですけど、
> > 西部はウクライナ語しか話せない国民が多く、最も反ロシア色が強い地域ですし、
> > スムーズに傀儡政権を立てられた展開ならまだしも、既にその段階は過ぎたと思うので、
> > ロシア側としても、無駄に抱え込むよりは、ここらで停戦ラインという名の国境線を引き、
> > 実質、ウクライナを東西に分割しちゃうんじゃないですかねえ?

> 正直最近私もここに落ち着くのではと思っています。

今となって遅いですけど、大統領選挙の度に、親ロシアと反ロシアで大揺れするくらいなら、
ドイツのように連邦制にして、各州政府に権限を与え、
国のトップを大統領ではなく、議院内閣制で首相にすれば、変化は乏しいですが安定はしますし、
ウクライナの政治も、ここまでグチャグチャにならずに済んだかも?

例えば、州知事を大統領が任命するだなんて、権限が強すぎるんですよ!!
実際、マイダン革命の翌年(2015年)、ロシアとの間で南オセチア紛争を起こして、
その後 失脚して亡命してきた旧グルジアのサーカシビリ前大統領に、ウクライナ国籍を与えると、
(ソ連崩壊時はキエフ大学の学生だったそうで、一応の由縁はあるみたい)
即座に、親ロシア派との衝突で多数の死者が出ていた オデッサ州の知事に任命して、
ロシア系住民を取り締まらせたりしてましたし、私たちの感覚からすると正直 滅茶苦茶・・・・
ちなみにサーカシビリはその後、大統領と仲違いすると、国籍剥奪の上、国外追放されるも、
ゼレンスキー大統領になると、再び国籍を与えられ、改革執行委員長って、波瀾万丈すぎます。
それこそ今の時代じゃない、歴史上の人物みたいなアグレッシブさ!!(笑)

そもそも、シェワルナゼ長期政権を打破して、バラ革命を成し遂げた時には、
親欧米な「民主主義の英雄」として持て囃されたのに(アメリカの支援もあったそうですが)、
自身が権力を握ると結局は独裁色を強め、人気を維持する為に、
国内のアジャリア自治国を直接統治に切り替えたりたり、ロシア軍に空爆されたと自作自演したり、
プーチンが北京五輪の開会式で不在の隙を狙い、ロシアが支援する南オセチア自治州に攻め込んだりと、
本当に好き勝手やってましたからねえ(最後は欧米にも見放されて失脚・苦笑)。
そして現在は、昨年10月に旧グルジアへ密かに帰国した所を逮捕され、今は檻の中なのかな?
もしもあのまま、ゼレンスキー大統領の政治顧問として、キエフに居たならば、
「何故こんな所に!?」と、世界の人々を驚かせたかも知れません。
・・・って、途中から話が脱線しちゃいましたね(笑)。

> 時代遅れ感は凄いですが西ウクライナと東ウクライナに分かれるのかなと。
最近・・・とまでは言えませんけど、39年前には、
トルコの後援を受けた北キプロスが、一方的に独立宣言をして分裂しましたし、
もっと近い例だと、11年前に南スーダンが、スーダンより独立してますから、
全く無いという訳ではありませんよね、実際には。
東西ドイツ統一と同じ1990年に、南北統一を果たしたイエメンも、
アラブの春の後、再び分裂状態になってますし(一時はイスラム国も加わり三国志状態に)。

> 将来的に西ウクライナはNATO・EUに加盟し、
西ウクライナのNATO加盟を、果たしてロシアは許すか否か?
そして、仮に許さなかった場合、それでも加盟を認めるか?となると、
そこを押し切れるなら、既に参戦してるでしょうしね。

あとは、それ以前に、そもそも紛争当事国はNATOに加盟できない前提なので、
もしも本気で目指すなら、ウクライナの名前は捨てて、
「ガリチア」として、独立を目指す事になるのかな?
歴史的に見れば、あの辺りは長らく、ポーランド領やオーストリア領であり、
ロシアの勢力下だったのは、WW2後のソ連時代という、わずか50年弱の期間だけなので、
ウクライナの中でも、ちょっと亜流というか、独特な地域ではあるんですよね。

長いポーランド支配の影響で、文法はロシア語系だけど、単語はポーランド系だったり、
宗教も、根っ子は東方正教だけど、ポーランド・カトリックとミックスされてたりと、
これだけ見れば、また別の独立国となっても、おかしくは無さそう。
実際、2014年のウクライナ騒乱の際には、まだ旧政府が存続している段階でしたけど、
リヴィウ州議会が独立を宣言してましたし、全く無い話では無いのでしょうけど、
とは言え、今回の戦争の経緯では、ちょっと国民感情的に難しそう・・・・
元々の地域住民でない避難民も、この戦争によって多く抱え込む現状になってますし。

ところでポーランドでは、避難の長期化が予想される事もあり、
「希望」するウクライナ人に対して、早くもポーランド語の教育が始まったのだとか。
100年前は、ポーランドの西ウクライナ併合により、
ポーランド語の教育を「強要」されてた事を考えると、
行っている事自体は変わらないのに、その評価は正反対ですね。
歴史は繰り返す所がある反面、そうじゃない所もあるのだなぁと、改めて思いました。
ただ、今は同情的だから良いですけど、もしもこのまま避難が長期化すれば、
欧州各国が受け入れるウクライナ難民の数は、アラブの春後の中東難民を上回るかも知れませんが、
こちらは同じキリスト教徒の白人同士だから、あの時ほどの反発は無いんですかねえ?

> 東ウクライナは親露国としてベラルーシと同じような感じになると。
こちらも、ウクライナの国名は維持されるのか、どうか?
ロシア圏の一員をアピールすべく、ウクライナの旧名である「小ロシア」を用いるとか、
もしくは、ドネツク&ルガンスクが作った連邦名の「新ロシア」を用いるとか、
たかが国名、されど国名で、そういった改名の動きが今後あるかも?
ドネツク州とルガンスク州に関しては、既にロシア派独立を承認してますけど、
今回の戦争で占領下に収めたヘルソン州でも、同様に人民共和国の設立工作が始まったと聞くと、
そんなにいっぱい、小さな独立国があっても面倒でしょうから、
国名はどうあれ、ウクライナとは異なる、新たな連邦国家の枠組みを作る可能性はあると思います。

もしくは、クリミアと同じように、独立後にロシアへ編入というシナリオも、
絶対に無いとは言い切れませんが、間接統治と直接統治のメリット・デメリットであったり、
本国編入だと、結局は緩衝地帯を失うという事を考えれば、さすがにその可能性は薄いかな?
ウクライナの占領地域を併合したとなれば、同盟国のベラルーシだって危機感を抱くかも知れず、
その辺の事情を踏まえても、そこまで得策のようには思えませんしね。
とは言え、直接統治でなければ押さえられないくらいになると、却って仕方無く、併合に進む可能性も。

ちなみに余談ながら、ベラルーシとは「白ロシア」の事ですけど、
ガリチア周辺も、「紅ロシア」なんて呼び方があるのだとか。
そしてモスクワ周辺は、「黒ロシア」とか言ったりもするそうですね。
一説によると、モンゴル帝国の東欧侵攻により、ルーシ(ロシア)はその支配下に降ったのですが、
その際、同じく支配下に収めた中国の陰陽五行の思想から、
北を黒(玄武)、西を白(白虎)、南を赤(朱雀)、東を青(青龍)と呼んだ影響らしいですよ。

で、モンゴル支配下の中、ルーシ世界の代理統治者として台頭したのがロシア、
リトアニアの東方拡大により、その支配下に入った西ルーシがベラルーシ、
ポーランドの東方拡大により、その支配下に入った南ルーシがウクライナって感じで、
彼らが「兄弟民族」と言われる由縁も、元々は同じルーシでありながら、
600〜700年前に、それぞれ異なる国家(文化圏)から分割支配された事により、
同じ民族と呼ぶには、言語・宗教・文化などの差異が大きくなったかららしいですね。

その後、モンゴルとロシアの力関係が逆転し、滅亡したビザンツ帝国の系譜も受け継ぎ、
「第3のローマ」を自称して、ギリシャ風にルーシから「ロシア」へと名を改めて、
そして200年前、ロシア帝国がリトアニアやポーランドを飲み込む事で、
ベラルーシやウクライナも統合され、それは基本的にソ連崩壊まで続くと。
ところで日本の場合だと、琉球を併合して150年と考えれば、
ロシアやソ連の同化政策って、正直どうだったんでしょう?
200年前だとフランスとかも、その頃から国内の同化政策を強烈に押し進めて、
今では各地方の諸言語など、ほぼ壊滅状態にあるみたいですけど・・・・
まあ、ウクライナ系でもロシア語だけが母語という人たちが、
ウクライナ国内でも人口の2割を占めてる時点で、おおよその想像は出来ますがね。

> > また、そこまで考えるなら、英雄ゼレンスキーは意図的に西部へ逃れさせるのも一案かも?
> > 一旦平時に戻ってしまえば、戦時の英雄も、素人政治家に逆戻りでしょうし、
> > ユダヤ系のロシア語話者であり、ウクライナ語が苦手な彼は、元々西部では人気が低く、
> > かと言って、英雄は簡単に引きずり降ろせない為、却ってトラブルの種になりそうなので。

> まぁ、戦時の優秀さと平時の優秀さは違うでしょうからねぇ。
> 少し違うかもしれませんが、アウンサンスーチー氏なんかも政権に入ってからは
> 西側の国からの評価は下がりましたし。

まあ彼女の場合は、活動家から、為政者になった訳なので、
平時と有事という状況以上に、そもそも仕事自体が変わってますし。

それと正直な所、実際にアウンサン・スー・チーが為政者となれば、
西側からの評価がガタ落ちになるだろう事は、かなり想像できてました。
こう言っては何ですが、政治的に未成熟な国で民主主義を行うと、
有権者の要求が、極端に走りがちですからねえ・・・・
仏教国であるミャンマーでは、イスラム教徒のロヒンギャが以前より迫害されており、
身を守るべく武装化したロヒンギャを危険視する声は、
独裁していた軍部よりも、民衆の方が却って強かった為、
多数派の支持を得ようとすれば、過激化する迫害を、恐らくは止められないだろうと。
止めようとすれば、途端に民衆からそっぽを向かれ、権力を失うのは解ってますからね。
また、ロヒンギャの問題以外にも、多民族国家であるミャンマーは、
イギリス植民地時代の負の遺産で、少数民族による独立紛争をいくつも抱えており、
下手に少数民族に歩み寄れば、人口の6割を占めるビルマ族の支持を失ってしまうと。

軍部独裁の時代は、民主化されれば全てが良くなると、その象徴として、
民衆たちも、イスラム教徒も、少数民族も、同床異夢でスー・チーを祭り上げたんです。
でも、これだけの問題を、実務経験の無い、人気だけの活動家(建国の父の娘)が、
いきなり政治権力を渡されたとして、上手く解決できるはずも無いんですよ、残念ながら。
そして、彼女を熱烈に支持していた人々は、誰もが「裏切られた」と思うようになる。
そんな中でも、軍部独裁に逆戻りさせない為には、民衆多数派の意見を容れるしかなく、
そうなれば欧米から叩かれるのは解っていても、他に道が無かったんですよね。
欧米の名声を最優先して、格好を付けるのは簡単でも、それは国民を見捨てる事と同義でしたし。


> > > 何だかアメリカのアフガン侵攻とかと違い着地点が見えないので、
> > > どうなのかなと思ったもので。

> > アフガンは・・・あれって、着地点があったと言って良いんですかねえ?(笑)
> > ソ連軍は10年間、アメリカ軍は20年間、アフガンに駐屯したというだけで、
> > いろいろ政治的にも行いましたけど、結局はそれだけというか、
> > それなら今回も、「ロシア軍のウクライナ占領も何年続くのかな?」って話では。

> もちろん長期プランで見れば着地には失敗したと思いますが、

アメリカ軍のアフガン統治と、ロシア軍のウクライナ統治を比べれば、
まだ後者の方が、上手く進む可能性が高いと思うんですよねえ、正直な所。

今回は欧州が戦場という事で、西側メディアの感情移入度も違い、
今のウクライナはまるで、アフガン以上の悲劇が起こっているかのように伝えられますし、
ロシア軍に対する憎悪や、上手く行くはず無い!という願望で、冷静さを欠いてる気がしますが、
地続きで、兄弟民族で、似た宗教や文化で、同じ国だった記憶もあるとなると、
そこに統治される側の「諦め」が加わるだけで、穏便に進んでしまう可能性はあるんですよね。
もちろん、アメリカとアフガンの差異に比べれば、ロシアとウクライナの方がずっと小さいと言うだけで、
若者は別の国同士という感覚が当たり前で、特にウクライナ系は反露感情が強いとなれば、
そんな簡単な話では無いと、私だって見てますけども。

あと、話は少し逸れますけど、今回の戦争に関して、
ロシア軍の偽旗作戦だとか、生物・化学兵器製造の捏造だとか、
国連の舞台でアメリカとイギリスが、ロシアを激しく非難してますよね。
まあ、それ自体は、至って真っ当の糾弾内容だとは私も思うのですが、
ただ一方で、「お前らが、それを言うの!?」という気分にも、正直なっちゃいます(苦笑)。
だって、「大量破壊兵器がある!」と言って、国連の賛同も得ずにイラク侵攻を始めて、
終わってみたら、結局「無かった」となったのが、何を隠そうアメリカとイギリスですし、
ベトナム戦争におけるトンキン湾事件とか、湾岸戦争におけるナイラ証言とか、
情報捏造による世論操作は、アメリカの方がロシアなどよりも数段得意な訳ですからねえ。

とは言え、無為に思える国連での話し合いも、
「交渉のチャンネルが維持されている」というのは、本当に重要な事でもあります!!
あれを見て、何の実行力も持たない国連に、失望感や不要論があるのは解りますが、
こうした舞台が確保されているだけで、最悪の事態を防ぐ可能性は相当違ってくる為、
何も決められなくても、国連というのは、それだけでも存在価値があると思います。
もっと言えば、戦前の国際連盟時代に、日本が離脱して どれだけ不利になったか?
その辺りを考えるだけでも、国連の価値というのが見えてくるとは思うんですけどね。
それに実行力を持ったら持ったで、今度は「国家主権の委譲反対!」と叫ぶ人も出るかと(苦笑)。

> 短期的に見れば首都を攻略し、タリバン政権を終わらしたわけで。
う〜ん、もう20年以上前の事なので、かなり記憶が曖昧ですけど、
あの時、快進撃を続けて首都カブールまで落としたのは、現地の北部同盟であり、
アメリカとしては想定外の事態で、ブレーキを掛けようとしたものの、言う事など聞かず、
結果として、これがアフガン統治失敗の第1歩になったんじゃなかったでしたっけ?
そもそも北部同盟って、ソ連軍撤退の後、アフガンの共産党政府を倒した地方軍閥たちが、
主導権争いの内戦を始めて首都を滅茶苦茶にし、その為に台頭したタリバンに追われ、
改めて手を結び直した勢力なので、首都や南部の住民には評判が悪かったですからねえ・・・・

でもまあ、当時のブッシュ政権の目的としては、
米兵の犠牲を出来るだけ少なくしつつ、タリバン政権を崩壊させる事だったので、
その後のアフガン統治など、大して気にしなかった事を思えば、目的達成だったのかも知れませんが。
もっと言うと、ブッシュ政権にとっての最大ターゲットは、イラクのフセイン政権打倒であり、
さっさと、そちらへ移行したかった事を考えても、大成功だったのか?
フセイン政権とアルカイダなんて、敵対関係にあったのに、
あたかもアルカイダや9・11テロの黒幕であるかのように、アメリカ国民に思い込ませ、
父ブッシュが大統領再選を逃した恨みを、この機を利用して晴らそうなどという計画を、
9・11テロから24時間経たない内に立てるなんて、ハッキリ言って異常ですよ・・・・

> アメリカの誤算はタリバンの統治が国内から支持されていないと思っていたことではないかなと。
支持・・・とまで言っちゃうと、少しアレかな?
アフガン国民的には、「仕方無い」とか、「まだマシ」って感じで、
タリバン中枢と同民族である、南部のパシュトゥーン人はまだしも、
北部のタジク人や、ハザラ人や、ウズベク人からすると、やはり支持よりも支配って印象。
ただ一方で、前回のタリバン政権時には落とせなかった北部地域を、
今回は首都陥落前に支配下に置いてましたし、そういった戦況もあって、
首都カブールが、あさこまでアッサリと落ちたという面はありますね。
再結成された北部同盟も、今ではかなり追い込まれていますし。

あとは、現職大統領のガニが敵前逃亡したのも、混乱に拍車を掛けた要因でしょうか。
カーブル大学の学長として、インテリ層や欧米からの前評判は良かったそうですが、
今回のウクライナ戦争を見ると、危機に踏ん張れるか否かって大事なのかも?
もしも、ゼレンスキー大統領が早々に国外逃亡していたら、
ウクライナ軍も抵抗も、ここまで強くは無かったかも知れませんし。
ちなみに、大統領の逃亡により無政府状態となったカブールに、タリバン軍は入城する訳ですが、
無血開城するように、それを迎え入れたのは、前大統領のカルザイだったんですよね。
そういう意味では、混乱無く政権交代を行う事で、カルザイは市民を守ったとも言えますし、
一方で、カルザイも同じパシュトゥーン人だった事もあり、そもそも在職中からタリバンと接触していて、
退任後も、ガニの意向に反して、タリバンと勝手に和平交渉とかしてましたから、
見方によっては、逆に、タリバン政権へと国を売り渡したとも言えると。
この辺りは、どう評価すべきか、立ち位置によって変わる所でしょうね。

ちなみに10年前、カルザイ政権の大統領顧問と、タリバン政権の元高官を日本に招き、
話し合いの場を持たせたのが、同志社大学だったというのは、興味深い話。
https://togetter.com/li/332496

> 処刑を行ったりで国内でも人気がないだろうから一旦政権を奪って民主的な政権を作れば、
> タリバンが復活することはないと思っていたのではないかなと。

この、「何でも選挙をすれば良い」という考え方が、そもそも間違ってるんですよね。
混乱して安定せず、有権者の政治意識も未熟すぎる地域で、
無理して民主的な選挙を行っても、更なる混乱を招く火種にしかなりませんし、
そんな事より、第一は社会を安定させる事であり、
社会を安定させた上での選挙じゃなきゃ、本当に意味がありません。
民主主義も、選挙も、あくまで手段であり、それを行う事自体が目的では無いので。

そういう意味では、アフガン安定の進捗具合から見ても、
「あと数年、選挙の実施は待ってくれ」という、現地に派遣された専門家たちの意見に反し、
アメリカ大統領選挙の日程に合わせ、ブッシュ再選の為の功績作りとして、
その直前に、アフガンの大統領選挙も強行された事で、更なる不安定化を招く事になると・・・・
でもまあ、皮肉な言い方をすれば、これもまた民主主義なのかな?
アフガンの安定化などより、自身の再選の方がずっと大事ですからねえ(苦笑)。
そして、国内の有権者たちも、その事を評価すると。

また、政権の腐敗を見逃せないバイデンだからこそ、
ああしてアフガニスタンも、あっさりと見捨てられた側面がある様なのですが、
これに関しても、もちろん信念としての高潔さは立派な素養です。
しかし、腐敗や不正が蔓延するのは、不安定な社会だからこそという面もあるんですよね!
これは高齢者が「老後の為に」とか「家族の為に」と、貯金に手を出さない感覚に似ています。
そうした事実を見ず、もしくは想像できずに、安定している自分たちの社会基準で斬るのは、
それこそ思いやりに欠けるというか、相手の立場で物事を考えられないというか、
フランス革命の自由・平等・博愛を引用すると、「博愛」の部分ですよね、これって。
自由や平等は意識されやすいですけど、博愛精神あってこそ、
適切な自由意識や平等意識が芽生えるとも言えます。
兎にも角にも、まずは社会(市民生活)の安定が第一なのに、人々はそれを忘れがちな気がします。

P.S.
こうしてアフガンの話をしていたら、去年8月のタリバン政権復活に伴い、
アフガン国旗も変わっていた事を、今更ながらに思い出すと共に、
現在開催中の「赤い嵐・現代版」では、国旗変更が未反映である事に気付いたので、
ついでに差し替え作業を行っておきました(笑)。


[23874] Re4:ウクライナ情勢について返信 削除
2022/3/22 (火) 20:06:33 矢羽雅朝

ゼレンスキー大統領が各国の国会で演説を行ってるのが話題ですね…
いや、こういう言う方は不適切と言われるかもしれませんが、
演説によって他者を戦争に誘う姿はヒトラーと被ってしまうんですよねぇ…
まぁ、彼の演説を受けて直接的に参戦しようという国が出てこなければ良いのですが。

▼ 徳翁導誉さん
> > このニュースに関するニュースへのヤフコメなんかを見ていると、
> > 今こそロシア国民が立ち上がるべきだみたいなコメントが散見されるのですが、
> > 個人的には凄く違和感があるのですよねぇ。
> > 一部報道では開戦後むしろプーチン氏の支持率は上がっているとのことですし。
> > 反戦デモも1万人レベルですよねぇ…

> まあ今のロシアでは、個別で散発にデモを行っても、個々に逮捕されるだけですが、
> 赤の広場に10万人とか20万人とか詰め掛ければ、さすがに軍や警察も手出しが困難ですし、
> 仮にそうなったら、さすがにプーチン政権も終わりだとは思いますよ。

う〜ん…仮に10万人集まっても支持派がマジョリティならそう問題ないのでは。
と思ったのですが実際に10万人が赤の広場に集まるということはその後ろにその何10倍の人がいるということになるのですかねぇ。
逆に考えると今の支持率がある間は10万人のデモはないという感じでしょうか。
 
> また、プーチン政権は実質20年続いているという事で、
> ロシアの若者たちは、良くも悪くも「プーチン時代」しか知らないんですよね。
> それを評価しない若者も、それを評価する若者も、それぞれ居るのでしょうが、
> どちらもプーチン基準でしか、なかなか物事を見られないと。
> で、そうなると、やはりプーチン支持の若者の方が多数派になりそう。
> また、若者よりも多い中高年たちは、世界を2分したソ連時代の栄光や、
> 大混乱&大低迷したロシア独立後の10年間も覚えている訳で、
> 国民全体で反プーチンとなるのは、なかなか難しいかと思われます。
> 「悪の独裁者を倒せば、平和が訪れる」などというのは、おとぎ話の世界であり、
> 現実には「独裁者を倒すと、更なる地獄が訪れる」のが、歴史の常ですし・・・・

ロシアで仮にプーチン大統領が革命的に倒されたとして、
その後の政権はどういった指向の政権になるのでしょうかねぇ…
ソ連が崩壊しても結局アメリカとの対立を指向する国であった訳ですが…
下の方でおっしゃられてましたが、ロシアまでNATOに加入して、
アメリカの友好国といった路線にいくのか、結局プーチン的な人が取って代るだけで、
中露で反米勢力の代表格的な路線なのか。
ロシアがアメリカと対立的になることってそうメリットがあるとは思えないんですよねぇ。
中国は一応社会主義国家ですがロシアは資本主義国家なわけですし。
まぁ、この対立構造を持ち出すこと自体が時代遅れと言われればそれまでですが。
資本主義側の2番手群(イギリスやフランス)と同格の国としてやっていけばいいのになぁと思ってしまうのは的外れなのでしょうか。
 
> > 日本でも一時期あった反安倍政権のデモでももっと多い人数でしたし…
> > 何だか物事を自分たちの考えたい方に取っているような気がするのですよねぇ。

> 反安倍政権というか、2015年に国会周辺で行われた安保法制の反対デモが、
> 主催者発表で12万人(実際には10万人弱かな?)でしたね。
> ちなみに、オグリキャップ引退の有馬記念に詰め掛けたファンが17万人(笑)。
> って、日本ではデモで10万人が集まっても、あまり影響が無いんですよね・・・・

まぁ、それだけの人数が集まっても結局のところ次の選挙で自民党が負けたかというと…
仮に自民党が敗北をしていればその時に集まった人からすれば「それ見たことか!」と言えますが、
この情勢だとただ単にマイノリティの集まりとしか見られませんからねぇ…
声が大きいだけの少数派って結局のところ反発を受ける方が多いと思うんですよねぇ。
根拠はと言われるとありませんけど。
 
> と言いますか、今回ロシア国民に「立ち上がれ!」と言ってる人の何割くらいが、
> この安保法制の時に立ち上がったのでしょうか?
> もっと言っちゃうと、安保の時は逆にデモに反対するというか、
> 小馬鹿にして批判してた人の方が、何となく多数派なイメージ(根拠は無いですけど・笑)。
> でもまあ、ロシアの反戦デモで捕まってるような人たちって、
> 恐らく日本に居れば、SEALDsみたいな人たちでしょうからねえ。

多分今「立ち上がれ!」と言っている層と安保法制の際に反対と言っていた層は違う層に思いますね。
今「立ち上がれ!」と言っているのはネトウヨのような人たちの気がします。
むしろ層としては当時の安倍総理支持層かなと。
彼らは欧米でいうところの極右民族主義的な思想のように感じますね。
だからこそウクライナのために立つウクライナ民族支持(共感)なのでしょうし、
ロシアの為に立たないロシア民族に立ち上がることを求めるのかなと。
まぁ、欧州の極右政党はこの件はどちらかというとロシアよりのようですが。
自分たちの国第一の考えなのでロシアの戦争よりもロシアの制裁への反発による自国資源の高騰に反発している感じですね。
まぁ、自国の利益が第一という感じですね。
 
> ちなみに当時、たまたま東京駅からバスに乗った際、デモの影響でルート変更となり、
> 偶然、高い位置の車窓からデモの様子を見下ろせましたけど、実際に凄い黒山の人だかりでしたよ。
> 年齢層は高めな印象でしたが、それでも若者が少ないという訳でも無く、
> どちらかと言えば、日本の人口構成に比例というか、単純に高齢化社会なんでしょうね。
> で、熱量としては、そこまで高くは無いというか、ちょっとした祭り気分もあって、
> 言うなれば、「60年安保の同窓会」みたいな印象は、少し感じたかなぁ?
>
> また一方で、デモを取り囲むパトカーも、東京だけでなく全国各県から動員されていて、
> これはこれで別の祭り感があり、デモ隊以上に警官隊の方がダラダラした感じでした(笑)。
> まあ正直、遠方から呼ばれて、デモ隊を取り囲むだけの仕事なんて、ダルいのは解りますけど、
> 30年前、カンボジアでの国連平和維持活動の為、派遣された日本人の警察官が、
> 現地の武装集団に襲われて殉職するという事件がありましたし、
> あの法案が通れば、そうした機会が自分たちにも降りかかるかも知れないと言う事を、
> ここに居る警察官の中で、いったい何人が考えてるだろう?とは、少し思いましたね。
> 別に、だからと言って、デモ隊に加われとか、キチッと仕事しろとか、そんな事は思いませんが。

それは貴重な体験ですね。
まぁ、良くも悪くも日本人って行儀が良いという感じでしょうか。
暴徒化とかはなかったでしょうし…


> > > > ウクラナイナ全土に侵攻してしまった今となっては着地点が見えないなと。
> > > 恐らく当初は、ロシア版の「対支一撃論」だったのかな?と、個人的には見てますね。
> > > ウクライナなんて、ロシア軍が1発強烈に喰らわせれば、すぐに折れるって感じで。
> > > まあ実際、8年前のクリミアでは、驚くほどアッサリと事が進んだ為、
> > > その成功体験に引きずられて、ウクライナ全土でも上手く行くと、安易に考えてしまったと。
> > > それこそ戦前の日本も、満洲事変が上手く行きすぎた結果、判断を誤ったとも言えますし。

> > 私もこれについては同意ですね。
> > 一撃を加えれば東部は諦めるだろうと思っていたと思います。

> ここで言う一撃の成果は、東部2州の独立承認だけに留まらず、
> 現在の和平交渉で、ロシア側が求めてるような条件も呑むこと込みですけどね。
> と言いますか、仮にわずか数日で終わったとしても、
> これだけの兵数を動員して、東部2州の独立承認だけでは割に合わないですから、
> 中立化&非武装化は非現実的なので、同盟締結とロシア軍駐留という条件くらいは求めそう。
> そうなれば、もうこれ以上の領土割譲とかは求めなかったでしょうし、
> ウクライナ自体が従属化できれば、その時はクリミア同様、東部2州はロシアに編入だったかな?
> 国家として存続させるには、面積も小さい上に、地理上の位置も中途半端なので。
> (ただし、ロシアにとって東部2州は「ズデーテン」でしょうから、ここで折れても次がありそう)

まぁ、ゼレンスキー大統領が逃亡すれば、
治安が回復するまでと言ってロシア軍の駐留のハードルとかは低かったでしょうからねぇ。
非武功は無理でも中立化もしくは親露化は可能だったように思えますね。
> 逆に言うと、東部2州を諦めて、シャンシャンと手打ちをするには、
> やはり開戦前でなければ無理だったと思いますし、
> もっと言っちゃえば、国家と国民を守る為の「安全保障」だという事を考えれば、
> 安全保障の為に、国家と国民を危険に晒すのは、本来的には本末転倒な話ですから、
> 単なる理想論だけではなく、そこは現実的に考慮というか、優先すべきだったとは思います。

う〜ん…仮に東部2州をあっさり諦めてしまえばさらに次へ次へと要求されると警戒しませんかね。
海路はありますが、セヴァストポリが孤立してますし、
次はセヴァストポリに繋がる地域を…といった感じに要求がエスカレートする可能性も考えると、
あっさり損切りという判断も難しいかなぁと。

> で、NATO加盟と共に、戦争も終わらせる、超ウルトラCの案があるとすれば、
> それは、ウクライナとロシアがNATOに同時加盟しちゃう事ですよね(笑)。
> 恐らく、現在の欧州諸国の感情的な対応を見ると、実現性は低いですが、
> 例えば2年後にトランプ再選とかになれば、実益重視で有り得なくは無い選択肢なんですよね。
> そもそもロシアは1998年から2014年まで、G8に名を連ねた主要国の一角ですし、
> 2000年頃には、プーチン自身もNATO加盟を望む発言を何度も行い、
> 2001年の9・11テロを契機に、米露関係も急速に雪解けしていた事もあって、
> ロシアのNATO加盟って、当時はそこまで非現実的な話ではなかったはずなんです。
>
> その状況が変わったのが、アメリカが旧ソ連諸国で仕掛けたカラー革命の数々であり、
> そこから米露の対立路線が再燃すると、2014年にはウクライナ騒乱が勃発して、
> ロシアがクリミアを併合した事により、ロシアはサミットから追放(G8からG7に)。
> そして今回のウクライナ戦争まで至ると考えれば、あの時に米露対立へと戻らず、
> 旧仮想敵国のロシアまでNATOに入るとなると、NATO内は大変だったかも知れませんが、
> 少なくとも、今回の戦争は起きてなかったはずなんですよね!!
>
> そういう意味では、今から時計の針を戻すのは難しいでしょうけど、
> 難しいから無理だと諦めるには、今回の戦争で生じる被害は小さくないはずで、
> ハッキリ言うと、現状の被害など後から見れば可愛いモノと思えるくらい、
> これから更に戦況が煮詰まると、被害の度合いは格段に増すと想像できるんです。
> それならば、民意的には困難でも、現実的に和平を探る秘策はあって良いでしょうし、
> ロシアとしても、NATO加盟後にアメリカ離脱となれば、欧州に新秩序時代の到来となり、
> そうなると、独露による協調路線の大ヨーロッパ構想なんていう将来像も、有り得るかも知れません。
> でもまあ、それらは全て欧州内での平和が為って以降の話ですけどね。
> まずは第一に停戦であり、その為には感情的な非難だけでなく、双方が飲める妥協案が必要な訳で、
> 逆に言えば、それが出来ないと、片方が煮え湯を飲まされる降伏案しか無くなり、
> そこに至るまで、激しい戦闘が続く事になっちゃうんですよね・・・・
>
> > > とは言え、プーチンにとっての理想的な展開はさておき、
> > > 軍人たちはリアリストなはずなので、そのプランAで上手く行くなら良し。
> > > そうならなければ、首都キエフを包囲して兵糧攻めにしつつ、
> > > その間に、ドニエプル東岸や黒海沿岸を着実に制圧していくのがプランB。
> > > (ここまでは、ウクライナに傀儡政権を樹立するのが最終目標)
> > > キエフも白旗を上げず、東部や沿岸部もなかなか落ちないようならば、
> > > 民間人の犠牲は覚悟で空爆を行い、地上軍で一気に制圧を目指すのがプランC。
> > > ロシア軍的には避けたいシナリオだが、泥沼の市街戦へと突入するなら、
> > > 引くに引けない状況なので、自軍の消耗覚悟で、希望なき戦いを続けるのがプランD。
> > > (ここまでは、ウクライナを分割して、支配地域だけ独立させるのが最終目標)

> > プランDまで考えているものなんですかね。
> > ここまでの動きを見るとウクライナ軍の抵抗はロシアとしても予想外だったのでは?
> > と思うのですが…

> 「戦う前から負けること考える馬鹿いるかよ!」と言いながら、局アナにビンタを喰らわせたのは、
> アントニオ猪木における名シーンの1つですが(笑)、
> まあ実際、負ける事など考えたくは無くても、
> 最悪のケースまで念頭に置きつつ、最大限の努力で、最善を尽くして戦うのが、
> リアリストであるべき軍人や政治家の在り方だと思いますけどねえ。
> とは言え、本当にそれが出来てる人ばかりかとなると、甚だ疑問ではありますけど(苦笑)。

もちろん敗北シナリオは考えるべきですが、
正直消耗戦というぷらんDは最も悪手かと。
それなら損切りで撤退して御免なさいした方が利口だと思うんですよねぇ。
もちろんすぐに制裁は解除されないでしょうし、賠償支払いまで必要になるかもしれませんが…
まぁ、理屈で分かっても感情は納得できないかもしれませんが。

> > ただ、長期化は負担も多いでしょうし、引きどころは想定していないものですかねぇ…
> このまま順当に進めば、少なくとも首都キエフまで落とせると考えているでしょうし、
> そこまで行けば、ゼレンスキーが逃げるなり、確保するなり、死亡するなり、何らかの結論が出た上で、
> とにかく新しい大統領は立てるでしょうから、とりあえずは、そこで1つの区切りは着きますよね。
> まあ、そこで引いたらアッと言う間に、傀儡政権など瓦解しそうですけど、
> その辺の都合は別として、とにかく引きたいのであれば、そこはポイントにはなります。

ウクライナが混乱して少なくとも今後数年もしくは数十年NATOへの加入がなくなったとみれば、
ある意味でも現時点でロシアの最低限の目標は達成した気もしますけどね。
ただ、誤算は親露国になる可能性を削いでしまったことでしょうけど。

 
> とは言え、ここまでの大軍を動員したとなれば、
> キエフだけでなく、ハリコフやオデッサも落として、
> ドニエプル東岸と黒海沿岸の地帯だけは、確保しないと引けない気はします。
> ただ、そうやって求めれば求めるほど、長期化や戦死者増加のリスクは増す一方ですけどね。
> だからと言って、最低目標をクリアーしないと、劣勢にでも追い込まれない限り、
> なかなか引く決断は困難ですし、そうなったら長期化ですよ。
> でも、そうは言っても、これだけ大規模な戦争だと、戦闘継続能力の限界ってどの辺りなんでしょ?
> チェチェンやアフガンでは10年戦いましたけど、さすがにそれは無理でしょうし、
> そうなると、まずは年内が1つの転換点になるのかなぁ?
> 再び冬が来れば、遠征しているロシア軍は大変でしょうし、市民はもっと大変そうなので。

この一週間正直戦線ってそこまで動いていない気がするんですよねぇ…
停戦交渉が進んでいるからかもしれませんが、
もしかすると本当にロシア軍の限界が早くも来たのかとも思ってしまうんですよねぇ…
ロシアとウクライナの発表するロシア軍の損害に差がありすぎで実数が分かりませんが。
それなりに損害は出ているのでしょうし、もしかすると当初想定していたよりも被害が大きく、
既に限界なのかもと。
まぁ、想定外だったために戦力の補充をしているだけかもしれませんが。

> > > そして最悪、もしもNATO軍が参戦し、ロシア国境へと追われる展開となれば、
> > > 核を用いてでも、NATO軍の追撃を食い止めつつ、撤退するのがプランE。
> > > (こうなると、ロシア国内への反転攻勢を許さないのが最終目標)

> > う〜ん…ここまで考えていると恐ろしいですね。
> > 核を用いてしまうと一時的に攻撃は凌げてもその後を考えると…
> > NATO軍に対して使用となるとそれこそ各国本土にも核攻撃をするくらいの覚悟は必要な気が…
> > 一度使ってしまうといつ使うか分からないと各国には当然思われるでしょうし。

> もし核を使うとすれば、やはりNATO軍に対してですよ。
> それも1発、相手の損害が少ない範囲で、威嚇目的として。
> 言うなれば、「ここで停戦しよう」という、合図の為の核ですね。
> しかし、ここでアメリカ側も核で応えてしまえば・・・恐らく核戦争です。
> アメリカ側も威嚇目的で1発打ったとしても、核使用まで追い込まれたロシアに、
> 「お互い様」などという余裕などあるはずもなく、そこで一線を越えちゃう気がするんです。

これ怖いのが日本にある米軍基地も攻撃対象になるのではというところですよね。
ロシアと同時にベラルーシも制裁を受けているので逆を返せば日本もロシアの攻撃対象になりえるのではと。


> また、ウクライナ相手に核を使うとなれば・・・これはもう、
> 1年経ってもキエフが落ちず、だからと言って、撤退も出来ない状況となれば、
> 全てを無に帰すという選択で、キエフに格を落とす可能性も、ゼロでは無いのかな?
> まあ、まず有り得ないと思いますし、そう願いますけども。
>


> > > 徹底抗戦を選び、英雄化してしまった今となっては、逃すべきじゃないと考えてるはずです。
> > > とは言え、既にゼレンスキーの身辺警護は、英国陸軍の特殊空挺部隊が担ってるなんて話を聞くと、
> > > ロシア軍が首都キエフを包囲したとしても、なかなか確保するのは難しいかも?と思っちゃいます。
> > > 逃がさぬ為には、「キエフから飛び立つヘリは、全て打ち落とせ!」って方針で行くんですかねえ?

> > う〜ん…仮にキエフが陥落してゼレンスキー氏が死亡したとしても、
> > 逆に神格化されちゃいそうな気もするんですよねぇ…
> > プロパガンダの一種だとは思いますが、長期化してウクライナにも厭戦気分が蔓延ってきてからならともかく、
> > 現状では逆に士気が上がる気がします。
> > 彼自身が指揮官というわけではないでしょうから、軍事的には大きな損失ではないでしょうし。
> > 何かこういう書き方をするのは良い気分ではないですが。

> とは言え、それで志気が上がるのは、一時の事であり、
> 文字通り、「役者」である彼を失うとなれば、看板的にも厳しいと思いますよ。
> 替わりの新しい大統領を立てても、あれだけの演技力は誰も真似できないでしょうし、
> 選挙を経ているか否かの正当性の面でも、やはり段違いだと思うので。
> 確かに、彼自身の指揮官としての能力は、この際 別に構わなくても、
> 演技力と正当性に裏打ちされた「錦の御旗」としての存在効果が、軍事的にも非常に大きいと。

冒頭でも述べた通り正直彼の「役者」としての能力は少し怖いなと思いだした今日この頃です。
 

> しかし、だからこそ、国民を守る為に国家があるのだとしたら、
> 国家を守る為に、多くの国民が亡くなるというのは、本末転倒のようにも思うんです。
> 「人の生命は地球よりも重い」・・・などと言うつもりは、正直ありません。
> 冷たいモノの見方かも知れませんが、足し引きの計算をして、
> 死しても国家を守る事で、更に多くの国民を救えるのであれば、それもアリだとは考えています。
> ちなみに、ここで言う「国民のために守るモノ」とは、
> 第1に生命であり、第2に財産であり、権利や尊厳などは3番目って感じですかね?
> 尊厳の為に生命を賭す人が居ても良いですし、ぶっちゃけ私自身は そのケがありますが、
> それは一般的な感覚とは異なるでしょうし、何よりも他人にまで強いるモノでは無いはずです。
> そういう意味では、国家の存在理由の第一義って、国民の命をまずは最優先する事だと思うんですよ。
>
> で、私自身がゼレンスキーに対して、抵抗感を抱くのは、
> その選択が、国民の命を守る事が、最優先になって無いように映るからですね・・・・
> これは別に、誰1人として死なないよう、すぐさま白旗を揚げろという話ではありません。
> 申し訳ないですが、兵士は命を張って国民を守るのが仕事なので、その職務には殉じる事を望みます。
> しかし一般市民に対しては、「戦え!」ではなく、「逃げろ!」と言って良いはずです。
> 当然ですが、自分も戦うという市民が、自発的に現れる事は良いと思いますけど、
> 無駄に死者ばかりを増やすのは、決して得策では無いでしょうし、それを強いられるのは以ての外です!!
> 更に言えば、ウクライナ国民が、ロシア側に逃げたって良いじゃないですか。
> それで国民の命が救えるのなら、それだって1つの方法だと思いますし、
> 百歩譲って、ウクライナ国民はまだしも、外国人に対しては それも認められて然るべきはずで、
> そうした選択肢を遮断してしまうのは、守る事よりも、戦う事を優先しているからだと感じるんですよね。

おそらくウクライナが恐れているのってロシア側に逃げた人が、
ウクライナの捕虜になったロシア兵のような使われ方をすることだと思うんですよね。
正直士気が高いのってそう続かないと思うんですよ。
自分が住んでいた町が破壊されていく様に最初は怒りを覚えても、
ずっと戦い続けるとどんどん疲労は溜まっていくでしょうし…
その中でロシア側に逃げた人の状況が入ってきて「ロシアも友好を望んでる降伏して」
みたいなプロパガンダが行われると心が折れる人も出だすでしょうし、
それを恐れているのかなと。

すいません、途中なのですが残りは次の日曜日にでも返信しようかと思います。


[23877] 23日(水)の夕方6時からゼレンスキー国会演説返信 削除
2022/3/22 (火) 20:52:33 徳翁導誉

> ゼレンスキー大統領が各国の国会で演説を行ってるのが話題ですね…
つねさんへの返信を書いていたら、その間に行き違いで、
矢羽雅朝さんからの返信があったみたいですね(笑)。
まあ明日の夕方6時から、ゼレンスキー大統領のオンライン国会演説が予定されてますし、
即返信でも良いのですが、それを聞いた上での返信にしましょうか?


[23878] ゼレンスキーの国会演説を終えて(その1)返信 削除
2022/3/23 (水) 19:27:11 徳翁導誉

> ゼレンスキー大統領が各国の国会で演説を行ってるのが話題ですね…
これまでゼレンスキーは、各国に合わせた演説を行ってきましたし、
時にはドイツやイスラエルなどで、相手国に対する苦言を述べたりもしていたので、
日本に対して、いったい何を語るのか?というのは、正直かなり興味があったのですが、
いざ演説を聞くと・・・当たり障りのない内容で、ちょっと肩透かし(笑)。

アジアで最初に制裁を行ってくれた感謝と、停戦後の都市復興への支援要請。
あとは、他のアジア諸国にも呼び掛けてって感じでしたか。
まあ軍事面の方では、実際に日本が手を差し伸べられる部分も少ないですし、
そうした日本の影響力の小ささを思えば、敢えてパフォーマンスする必要性も無いのかな?
イスラエルに対しては、「武器を提供して!」とか、「共に戦おう!」など、
いろいろろ勇ましい事を言ってたみたいですけど、あちらは小国でも軍事面では期待できますしね。
ゼレンスキー大統領自身がユダヤ系なので、同胞意識をくすぐる狙いもあったでしょうし。

で、敢えて日本向けだった所としては、「日本の調和と文化が好き」なんて話と、
あとは、ロシア軍の侵攻を「津波」に例えたくらいでしょうか?
福島とか、広島や長崎、東京大空襲、日露戦争や北方領土に関する言及とかは、全くありませんでしたし、
アメリカ議会での真珠湾発言は伝え聞いてるでしょうから、敢えて刺激的な言葉は用いなかった面も?
どれだけ相手国民を高揚させる演説を行った所で、上述の通り、
今回の戦争における日本の貢献など、たかが知れているのが現実ですからね。
だったら、日本に対しても、間接的には世界に対しても、波風が立ちそうな内容は必要ないと。
実際、ここで広島とか長崎なんてワードを出したら、今度はアメリカ側の機嫌を損ねるでしょうし、
それはそれで、日本からの批判なんかて比べ物にならない程、ウクライナにとっても大ダメージですから。

となると、ドイツとイスラエルに対してはキツイ発言もしたのって、
私が思っている以上に、ゼレンスキー自身のユダヤ人意識が強いからなのか?
それとも、各国の国民性まで考慮した上で、いろいろとパワー・ワードを混ぜているのか?
例えば、いろいろな国民に何かを行わせたい場合、
 アメリカ人に対しては、「ここで行えば、あなたはヒーローですよ」と言い、
 イギリス人に対しては、「紳士であれば、これを行うでしょう」と言い、
 フランス人に対しては、「決して、これを行ってはいけません」と言い、
 イタリア人に対しては、「これを行えば、女性にモテますよ」と言い、
 ドイツ人に対しては、「それを行うのが、ルールです」と言い、
 日本人に対しては、「皆さん、それを行ってますよ」と言う。
そ〜んな国際ジョークを、なぜだか急に思い出してしまいました(笑)。

う〜ん、あとは他のアジアの国々でも、こうした演説は行うのでしょうか?
じきに韓国では行われるでしょうけど、台湾は・・・中国の立場を考えると無いかな。
ならば中国でとなると、あっても当然 検閲でしょうから、演説の内容的には面白く無さそう。
安保理決議で棄権に回ったインドとか、様々な事情が渦巻くASEAN諸国とか、いろいろ面倒そうですし、
ウクライナへの影響を考えれば、制裁に参加してくれた国だけを巡る感じになりますかねえ?
対ロシアを考えれば、中国に釘は刺したい所でしょうけど、
下手に巻き込まれる事を共産党政権は望まないはずで、そうなれば自重がベターなのかな。

そして余談ながら、今回の関連報道で、今更ながらに知ったんですけど、
2019年に行われた就任演説の際、ゼレンスキー大統領は、
「サッカーではアイスランド人に、祖国防衛ではイスラエル人に、技術力では日本人になろう」と、
ウクライナ国民に対して、訴えてたみたいですね!!

ここで思わず日本の名前が出てくるのは、日本人として素直に嬉しい反面、
当時から既に、日本の家電は世界シェアを失っていた事を思うと、情報が古いなとも(苦笑)。
(まあトランプも就任当初は、80年代の日本イメージで語ってましたし、政治素人だと そんなモノ?)
とは言え、ウクライナは豊かな穀倉地帯と鉱物資源を誇る一方で、
4000万人の人口と、東側陣営では高かった技術力の方は、まるで活かせていない現状でしたから、
そこを何とか打破したいというのが、彼なりの成長戦略の1丁目1番地だった事は伝わります。

あと、一番最初にサッカーの話が出てくるのは、2012年に欧州選手権をポーランドと共催した誇りと、
FWシェフチェンコに代表される サッカー人気の高さを思えば、ツカミはOKな感じでしょうか?(笑)
2000年前後は日韓W杯もあり、ちょうど私もサッカー観戦にハマっていた頃なので、
その当時、旋風を起こしていたディナモ・キエフの活躍は、鮮烈な記憶として残ってます!!
ちなみに、ここでアイスランドの名前が挙がっているのは、就任演説があった頃、
初出場となる欧州選手権ではベスト8、そして2年後のW杯にも初出場した上、
バイキング・クラップと呼ばれる、印象的で熱狂的なサポーターの応援姿も相俟って、
サッカー中小国にとって、最も解りやすい理想モデルであった為ですね。
(いつか日本も、世界中でサッカー新興国の代名詞となるくらい、躍進して貰いたいなぁ・笑)

で、そんなアイスランドと日本に挟まれ、登場してくるイスラエルが地味にカギなのかな?
ウクライナ自体も、クリミアやドンバスの問題を抱えていますから、国防の話が出るのは解りますし、
まあ、ゼレンスキー自身はユダヤ系なので、そこでイスラエルの名前が出てくるのは解ります。
とは言え、少し事情は異なるものの、同じく国内にパレスチナ問題を抱えていて、
しかもガザ地区に対しては、空爆を行うなど強硬姿勢なイスラエルを、目標像に掲げる行為は、
今から見れば・・・かも知れませんけど、非常に危うくは映ります・・・・
実際、ドンバス紛争に関しては、イスラエル同様に実力行使に出て、それで今回の戦争を招いてますので。

ちなみに、一国のリーダーが、具体的に他国の名前を目標像として挙げる行為は、
政治の常識的には、かなり異例であるとは思うものの、
ですが、具体的なイメージが思い浮かべられるので、国民に訴えるには良い手法だと思うんですよね。
例えば、当時はまだ、自民党との政権交代を狙える立場にあった社会党が、
「アメリカの豊かさ、ソ連の社会保障、イギリスの議会政治、日本国憲法の平和主義」を掲げた際、
世論の反応は、なかなか良かったと聞いてますからねえ。
(その後、提唱者の江田三郎が社会党内の主導権争いに敗れて、このモデルは形骸化)
現在の日本の技術力と同様、「現実はそんなに良いモノじゃない」っていうのはあるでしょうが、
実の所、そこはあまり重要では無くて、幻想であれ何であれ、各国から良いとこ取りして、
それで少しでも、自分たちの暮らす社会が良くなるなら、それで充分に成果アリですので!!
そして、目標となるイメージは、多くの人が共有できるほど、その成果も出やすいと。

> いや、こういう言う方は不適切と言われるかもしれませんが、
> 演説によって他者を戦争に誘う姿はヒトラーと被ってしまうんですよねぇ…

まあ、悪の指導者の代名詞がヒトラーになってますので、
今回も「プーチン=ヒトラー」な言われ方が多いですけど、
でも実際の所、メディア戦略の面では明らかにゼレンスキーの方ですよね(苦笑)。
強いて例えるなら、プーチンはヒトラーよりも、スターリンの方がまだ近いかも?

ゼレンスキー周辺は、政治的には素人でも、映像作りや売り込みではプロの面々ですし、
それこそ開戦直後、13名の離島守備隊が、投降を拒否して全員玉砕したとして、
華々しく喧伝され、大統領も英雄勲章を贈ると述べてましたけど、
その後、実はロシア軍の捕虜として、生き延びていた事が明らかになったんですよね。
正直、この一件を聞いた時は、「真珠湾攻撃の九軍神かよ!」と思っちゃいました(笑)。
あの時も、戦死したとされた9名の内、実は1名が捕虜になって生き延びており、
それがタブー視される風潮が、後に生還した特攻兵を追い込む事になりましたし・・・・
逆に言うと、今はネット時代なので、人の口に戸は立てられなかった感じなのかな?

> まぁ、彼の演説を受けて直接的に参戦しようという国が出てこなければ良いのですが。
アメリカの世論調査を見ると、かなり参戦意見が強くなっていますね。
保守党支持者はまだ3割ですが、民主党支持者は5割に達しており、
半年後に中間選挙を控えている事を考えても、ちょっとマズい感じはするかも?
バイデン政権も、いろいろと読み間違えて、今回の戦争勃発に至ってますし、
「ここまでなら大丈夫だろう」と、判断を誤る危険性はありそうなので・・・・

> > > 反戦デモも1万人レベルですよねぇ…
> > 赤の広場に10万人とか20万人とか詰め掛ければ、さすがに軍や警察も手出しが困難ですし、
> > 仮にそうなったら、さすがにプーチン政権も終わりだとは思いますよ。

> う〜ん…仮に10万人集まっても支持派がマジョリティならそう問題ないのでは。
> と思ったのですが実際に10万人が赤の広場に集まるということは
> その後ろにその何10倍の人がいるということになるのですかねぇ。

と言うよりも、本当に怖いのは、その10万人が暴徒化する事なんです!!
より厳密に言うと、暴徒化してクレムリンなり何なりを襲うと群衆が1000人や2000人ほど出て、
その後ろには、実際に手は出さなくても、それを支持する大群衆がいれば、
軍や警察だって止められませんし、一旦そうなれば、どんな強権的な独裁政権でも終わりかねません。
(60年安保の際、警察だけでは手に負えず、防衛庁も出動に同意せず、岸内閣はヤクザや右翼を動員・苦笑)
また、世間の人々も、そうした行動に積極的な支持は与えなくても、
それだけの熱量があって物事がひっくり返った際に、敢えて反対の声が挙げる事もまずありません。
別に賛成はしなくても、理解できる行動であれば、大体の人は何となく受け入れるモノですからねえ。

逆説的に言うと、日本でも7年前の安保法制反対デモでは、それこそ10万人が集まりましたが、
だからと言って、それで安倍政権が倒れ無かったのは、そのデモが平和的に行われたからですし、
8年前にヤヌコービッチ政権が倒れたのは、デモ隊が暴徒化したからです。
で、デモの暴徒化を担ったのが、過激な民族主義者たち(いわゆる広義のネオナチ)であり、
それを後方援助していたのが、アメリカのCIAだったって話ですね。
いや当然ですが、デモ参加者に「暴徒化しろ!」と言ってる訳ではありませんよ。
ただ現実的に、平和なデモよりも、暴徒化した群衆の方が、政権崩壊に繋がりやすいという話で。
そして、それを今の時代にアメリカでやろうとしたのが、選挙で敗れたトランプでした(苦笑)。

> 逆に考えると今の支持率がある間は10万人のデモはないという感じでしょうか。
いや、出来ないって事は無いと思いますよ。
ロシアの人口は、日本よりも多い1億4500万人も居ますから、
その内の0.1%が集まるだけで、簡単に10万人という数は超えますので。
そういう意味では、やはりロシアは西側ほど自由な民主国家では無いですし、
それでも尚、反プーチンで立ち上がろう!とする人数が、充分に揃わない程度には、
国民からも支持されている・・・というか、アンチでは無いって所ですかねえ。

現状だと、やはり政治的な信念がある人くらいしか立ち上がらないでしょうし、
そういった人間は、社会全体だと一部に過ぎ無い事を思えば、
もっと反政権的な民意が高まるには、政治信条よりも、市民生活が苦しくなる必要があるかと?
いろいろ不満はあっても、そこそこ暮らしていけるなら、大多数の人はわざわざ立ち上がらないですし、
一般市民が立ち上がって変わるときと言うのは、男性だけでなく女性、特に母親たちが、
「子供たちの為!」にと集結した時に、運動自体が大きくなるって事が、歴史的には多いかな?
ただしロシアの場合、ダーチャと呼ばれる郊外別荘を、庶民たちでも結構保有しており、
経済制裁やコロナ禍の中でも、それで何とか自給自足が出来ちゃったりする社会なので、
他の国に比べると、なかなか崩れないって所はありそう(国防意識も世界標準よりも高い国民性ですし)。

> > また、プーチン政権は実質20年続いているという事で、
> > ロシアの若者たちは、良くも悪くも「プーチン時代」しか知らないんですよね。
> > それを評価しない若者も、それを評価する若者も、それぞれ居るのでしょうが、
> > どちらもプーチン基準でしか、なかなか物事を見られないと。
> > 「悪の独裁者を倒せば、平和が訪れる」などというのは、おとぎ話の世界であり、
> > 現実には「独裁者を倒すと、更なる地獄が訪れる」のが、歴史の常ですし・・・・

> ロシアで仮にプーチン大統領が革命的に倒されたとして、
> その後の政権はどういった指向の政権になるのでしょうかねぇ…
> ソ連が崩壊しても結局アメリカとの対立を指向する国であった訳ですが…
> 下の方でおっしゃられてましたが、ロシアまでNATOに加入して、
> アメリカの友好国といった路線にいくのか、結局プーチン的な人が取って代るだけで、
> 中露で反米勢力の代表格的な路線なのか。

いや本当、考えれば考えるほど、様々なシナリオが思い浮かびますよね。
独立の直後、エリツィン時代のロシアは、別にアメリカとは対立路線じゃなかっと言うか、
そもそも、対立するような余裕自体が無くて、エリツィンなど却って、
ソ連時代に逆行しないようにと、アメリカから相当の支援を受けていましたし(笑)、
新興財閥オリガルヒの支援の下、経済優先の新政権が誕生すれば、親米路線だって充分に有り得るかと?
また逆に、軍事クーデターとかが起こって、プーチン以上の強硬路線に進む可能性だってありますし、
ロシア社会が混迷して、中国の軍門に降るしか道が無くなる展開だって、あるかも知れません。
それとロシアは連邦国家であり、いくつもの共和国や自治区を内包してますから、
中央の統制力が弱まれば、独立宣言祭りになるかも知れませんし、内戦突入の可能性だってあります。
で、結局は混迷するロシアをまとめる為に、また別の強権的な指導者が誕生する事も充分考えられます。

正直な所、ロシアって、あまりにも多くの要素を抱えているので、
どうサイコロが転がるか次第で、様々な目が出る可能性があり、本当に読めない存在なんです。
逆に言うと、そんな不確定な国だからこそ、ソ連みたいな実験国家が誕生したりもすると(笑)。
「ロシアはヨーロッパか?アジアか?」なんて問いがありますけど、
ぶっちゃけ、あそこはヨーロッパでも、アジアでもなく、ロシアという1つの世界なんだと思います。

> ロシアがアメリカと対立的になることってそうメリットがあるとは思えないんですよねぇ。
WW2オンラインをプレーすると、実感できるかも知れませんけど、
地政学的に言うと、実はロシアって、アメリカのベスト・パートナーです(笑)。
アメリカは海を通して、欧州とアジアという2大世界と面していますが、
ロシアは陸続きで、欧州とアジアに面しており、
海洋国家と大陸国家で住み分けしつつ、この2大世界を挟み込む立地にある為、
分け合って支配する事が可能なんですよね。
同盟関係ではなく、仮想敵同士でしたけど、それが最も上手くハマったの冷戦構造です!!
言い方は悪いですが、米ソがプロレスを繰り広げる事で、欧州とアジアを分割支配できたと。
ちなみにアメリカから見て、イギリスと日本は、それぞれ欧州とアジアへの橋頭堡として最適です(苦笑)。

> 中国は一応社会主義国家ですがロシアは資本主義国家なわけですし。
> まぁ、この対立構造を持ち出すこと自体が時代遅れと言われればそれまでですが。
> 資本主義側の2番手群(イギリスやフランス)と同格の国としてやっていけばいいのになぁ
> と思ってしまうのは的外れなのでしょうか。

それこそ、少し前に別スレッドで語った↓
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=c23844
ソヴィエト連邦時代の「世界の超大国」路線から、
ロシア帝国時代の「欧州への大国」路線に回帰ですね。
これはこれで、普通にアリだとは思いますよ。

と言いますか、ロシアがEUに所属した方が、今よりも大きな存在感を発揮できるかと?
欧州議会は、ほぼ人口比に応じた議席数が、各国に割り振られていますが、
ロシアの人口は、EU最大のドイツの2倍近くある上に、
エネルギー供給では、EU諸国の首根っこを押さえている事を考えると、
ロシア単独でも、EU内でかなりの存在感を発揮できますし、
ドイツとロシアでタッグを組めば、EUを主導でき、旧共産圏も影響下におけて、アメリカにも対抗可能です。
でもまあ、そんな新たな加盟国の登場は、現時点で主導権を握るドイツやフランスを始め、
旧共産圏の東欧諸国だって望んでいないでしょうし、
そして何より、EU加盟により自由な動きを制限される事を、ロシア自体が望んでいないと。

ですから逆説的に言うと、今回のような戦争があり、そしてプーチンが失脚した直後でないと、
ロシアのEU加盟なんて厄介な問題は、トントン拍子じゃ進まないでしょうし、
そういう意味では、チャンスがあると言えば、チャンスがあるんですよね。
何か大きな事が起こった直後のドサクサじゃないと、複雑な政治力学の構造って、大きく変化しませんので。

> > > 日本でも一時期あった反安倍政権のデモでももっと多い人数でしたし…
> > > 何だか物事を自分たちの考えたい方に取っているような気がするのですよねぇ。

> > 反安倍政権というか、2015年に国会周辺で行われた安保法制の反対デモが、
> > 主催者発表で12万人(実際には10万人弱かな?)でしたね。
> > ちなみに、オグリキャップ引退の有馬記念に詰め掛けたファンが17万人(笑)。
> > って、日本ではデモで10万人が集まっても、あまり影響が無いんですよね・・・・

> まぁ、それだけの人数が集まっても結局のところ次の選挙で自民党が負けたかというと…
> 仮に自民党が敗北をしていればその時に集まった人からすれば「それ見たことか!」と言えますが、
> この情勢だとただ単にマイノリティの集まりとしか見られませんからねぇ…

まあ、安全保障の問題なんて、一部の人が強く関心を持つだけで、
大多数の人は、そこまでの関心は無い対象の話ですからねえ・・・・
経済ほど生活に直結する訳でもなく、影響が出るのも恐らくは20年30年後の話ですし。
と言いますか、賛成にせよ、反対にせよ、強く関心を持ってる人にしたって、
では実際、どこまで深く考えているかとなると、何となくとか、気分的にと言うのが多数派かと?

例えば、集団的自衛権に関して言うと、日本が最も影響を受けるのって、
アメリカと同盟関係にある韓国で、第2次朝鮮戦争が勃発した場合に、
今までと違って、日本も実質的に自動参戦となる可能性が高くなり、
その為に、北朝鮮からも先制攻撃を受ける危険性が、格段に上がった事を意味するのですが、
「韓国を守る為に、日本の市民が犠牲になる」事に関して、嫌韓な保守層はどう考えているのでしょう?
恐らくは、その辺りまで考えずに、保守というスタンスだから賛成というか、
もっと言うと、ネトウヨ層に関しては、左翼が反対するから賛成って所もあるかも知れません(笑)。

その一方で、安保法制に反対するリベラル層の方も、
本気で法案を潰したいなら、創価学会の婦人部を戦略的に巻き込むべきだったと思うんですよね。
現在の自民党は、公明党の意向を無視しては物事を進められませんし、
公明党の方は創価学会の意向に逆らえず、創価学会も実働部隊の中核である婦人部を無視できません。
そして婦人部というのは、簡単に言ってしまえば「お母さんたちの集団」であり、
何だかんだ言って創価学会は、戦前からの経緯もあり、平和主義を掲げている教団なので、
「子供たちの将来的な危険性」を訴えれば、動かせる可能性もあったと思うんです。
しかし、そういった戦略的な動きは見られず、反対運動自体が目的化していた印象もあり、
こちらもこちらで、本気で何とかしようと頭を悩ませてる人は少ないだろうな、と感じてました。

要するに、大多数の市民は大して関心が無いのは当然として、
賛成や反対を主張する人々も、結局は中身にまで関心が無いのがほとんどだと。
と言うか、そもそも、これを通した当時の安倍総理自身が、法案を通す事を目的化していて、
法案の中身の方は、そんなに関心が無い事も、透けて見えてましたからねえ・・・・
でもまあ、結局の所、人間ってそういう生き物でしょうし、
そうした人々の集合意見が民主主義の実態なので、そんなモノだろうなとは思ってますけどね(笑)。

> 声が大きいだけの少数派って結局のところ反発を受ける方が多いと思うんですよねぇ。
> 根拠はと言われるとありませんけど。

う〜ん、そうした側面が無いとは言いませんが、
どちらかと言うと、それで反発するのは、逆方向にいる「声が大きいだけの少数派」かな?
大部分の人は、自分の関心が無い主張なんて、「ふ〜ん」と聞き流して気にも止めませんし、
それで引っ掛かるのは、逆鱗じゃないですけど、反対方向にアンテナが立っていてこそです(笑)。

ただ一方で、幾らか小さいモノでも、いったん「流れ」が生まれてしまえば、
深く関心を抱かない人たちほど、無意識というか、何となくな空気感で流れに乗っかり、
それが積み重なって、やがては大きな流れになる事も、決して珍しくは無いですからねえ。
勝ち馬に乗るとか、そこまで明確な意識はなく、それこそブームに乗るみたいな感覚で。

例えば政治の話を続けるなら、知事の人気とかって、その辺りが顕著に現れやすく、
小池知事にせよ、橋下知事にせよ、東国原知事にせよ、
初当選時の選挙では、そこまでの得票率で勝ってる訳じゃないんですよ。
しかし、ひとたび当選して、マスコミも大々的に報じると、一気に支持率が爆上がりすると!
それこそ、選挙前の賛成・反対なんて意見は、簡単に消し飛んでしまう程に(笑)。

> > と言いますか、今回ロシア国民に「立ち上がれ!」と言ってる人の何割くらいが、
> > この安保法制の時に立ち上がったのでしょうか?
> > もっと言っちゃうと、安保の時は逆にデモに反対するというか、
> > 小馬鹿にして批判してた人の方が、何となく多数派なイメージ(根拠は無いですけど・笑)。
> > でもまあ、ロシアの反戦デモで捕まってるような人たちって、
> > 恐らく日本に居れば、SEALDsみたいな人たちでしょうからねえ。

> 多分今「立ち上がれ!」と言っている層と安保法制の際に反対と言っていた層は違う層に思いますね。
> 今「立ち上がれ!」と言っているのはネトウヨのような人たちの気がします。
> むしろ層としては当時の安倍総理支持層かなと。
> 彼らは欧米でいうところの極右民族主義的な思想のように感じますね。
> だからこそウクライナのために立つウクライナ民族支持(共感)なのでしょうし、
> ロシアの為に立たないロシア民族に立ち上がることを求めるのかなと。
> まぁ、欧州の極右政党はこの件はどちらかというとロシアよりのようですが。
> 自分たちの国第一の考えなのでロシアの戦争よりもロシアの制裁への反発による自国資源の高騰に反発している感じですね。
> まぁ、自国の利益が第一という感じですね。

いや〜、恐らくは そんなに深く考えてはいません(笑)。
本当に、自らの思想信条に基づいて動く人であれば、
その行動基準というのは、当然ながら、その思想信条によって導き出されますが、
ネトウヨ層・・・と言うか、それ以上にもっと大勢の人は、
結局の所、掲げている思想信条などは、見せかけだけの表面的な旗印であって、
その行動基準は「自分にとって得か?」であり、更に言えば「どれが心地よいか?」ってモノかと。

ですから、ゼレンスキーがアメリカ議会でのオンライン演説で、
真珠湾攻撃に関して触れただけで、手のひらを返してしまう訳ですね。
それまでは、ウクライナを応援・・・と言う以上に、ロシアを叩く事が心地よかったのに、
ゼレンスキーの演説で不快にさせられたから、今度はウクライナを叩くべくネオナチ論に傾倒すると。
そういう意味では、一昔前までの右肩上がりな時代と違って、
停滞期から下り坂へと突入した昨今の社会情勢下では、
自分が何かを得る事よりも、他者が何かを失う方が、より得に感じるというか、
そちらの方が機会が多いからこそ、大バッシング時代を迎えているような気はしますね。
「自国第一主義」とか言っても、どうすれば国益が最大化するか?ではなく、
どこに叩けるターゲットが居るか?の方が、その主題になってしまっている感もあります。

それこそ、「嫌なら日本から出てけよ!」という決まり文句にしても、
だったら民主党政権の時には国外にしてたの? それとも当時は民主党政権支持だったの?と問えば、
出来損ないな言い訳を、あれこれと並べられる姿が目に浮かびますし、
そういうタイプの人たちが述べる愛国心って、結局は中身が嫌韓反中でしか無かったりするので。
いやいや、日本を愛するのなら、日本について語ってくれとは、常々思わされるんですけど、
こうした風潮って、それこそ20年前はネット内に限定されてましたものの、
ここ20年でネットから世間へ広まる傾向も定着し、今ではネットに留まらなくなりましたからねえ。
結局、ストレスが増大した社会の中で、何かを叩いてスカッとしたい欲求が高まっているのでは?

> > ちなみに当時、たまたま東京駅からバスに乗った際、デモの影響でルート変更となり、
> > 偶然、高い位置の車窓からデモの様子を見下ろせましたけど、実際に凄い黒山の人だかりでしたよ。

> それは貴重な体験ですね。

東京駅に下りた際、上空を何機ものヘリコプターが旋回していて、
「いったい何事だろう?」と思ったのですが、バスの車窓からの風景で謎が解けたと(笑)。


[23879] ゼレンスキーの国会演説を終えて(その2)返信 削除
2022/3/23 (水) 19:27:39 徳翁導誉

> > > > > ウクラナイナ全土に侵攻してしまった今となっては着地点が見えないなと。
> > > > 恐らく当初は、ロシア版の「対支一撃論」だったのかな?と、個人的には見てますね。
> > > > ウクライナなんて、ロシア軍が1発強烈に喰らわせれば、すぐに折れるって感じで。
> > > > まあ実際、8年前のクリミアでは、驚くほどアッサリと事が進んだ為、
> > > > その成功体験に引きずられて、ウクライナ全土でも上手く行くと、安易に考えてしまったと。

> > > 私もこれについては同意ですね。
> > > 一撃を加えれば東部は諦めるだろうと思っていたと思います。

> > ここで言う一撃の成果は、東部2州の独立承認だけに留まらず、
> > 現在の和平交渉で、ロシア側が求めてるような条件も呑むこと込みですけどね。
> > と言いますか、仮にわずか数日で終わったとしても、
> > これだけの兵数を動員して、東部2州の独立承認だけでは割に合わないですから、
> > 中立化&非武装化は非現実的なので、同盟締結とロシア軍駐留という条件くらいは求めそう。

> まぁ、ゼレンスキー大統領が逃亡すれば、
> 治安が回復するまでと言ってロシア軍の駐留のハードルとかは低かったでしょうからねぇ。
> 非武功は無理でも中立化もしくは親露化は可能だったように思えますね。

駐留以前の話として、まずは占領する事が必要ですから、
それを考えても、大統領が逃亡すれば、混乱もしますし、戦意喪失もするので、
ロシア軍としても、スムーズに事が運んだ可能性はありません。
それこそ開戦の直後、「キエフは2〜3日で陥落」という予測が出た時点で、
アメリカ側としても、ゼレンスキーの脱出計画は進めてたはずですし、
やはり一般的には、その計画に乗って、国民を捨てて脱出しちゃうケースがほとんどなんですよね。
そういう意味では、その後に見せるゼレンスキーのアピール力以上に、
この際の決断力の方が、実は戦況を大きく左右したと言えます。

また一方で、そうやって踏ん張っても、ウクライナ軍が混乱している数日以内に、
一気にロシア軍が押し寄せてしまえば、そこでチェックメイトな展開だって有り得ましたが、
目先の消耗を気にして出し惜しみをしたのか? 一度に全軍を動かす能力に欠けていたのか?
その理由は何故だかは解りませんけど、ロシア軍は事前に配備させてた20万人の兵力を全投入せず、
戦力の逐次投入という愚を犯していったのも、当時から気になる点ではあったんですよね。
今更な指摘かも知れませんけど、これもやはり大きかったかと思われます。

> > 逆に言うと、東部2州を諦めて、シャンシャンと手打ちをするには、
> > やはり開戦前でなければ無理だったと思いますし、

> う〜ん…仮に東部2州をあっさり諦めてしまえばさらに次へ次へと要求されると警戒しませんかね。

いくらロシアが横暴とは言え、ロシア軍が実効支配してないエリアまで、
ロシア側に寄越せと主張した所で、現実的に実現するべくもありません。
そうなると、8年前のように武力蜂起させたり、今回のように戦争を始めたりと、
実効支配に至るまでの下準備が、非常に大変なモノとなりますので、そうそう実行できませんよ。

ちなみに、ここで言う「東部2州」というのも、2州の全域ではなく、
あくまでも親ロシア派の支配地域に対してであり、それも独立を承認と言うよりは、
韓国と北朝鮮の間にある休戦ラインのように、ドンバス地方にも休戦ラインを引いて、
そこを実質的な国境線とする事で、戦争の口実や、支配地域の拡大を防ごうという意図ですね。
大統領就任時のロシア側からの要求は、停戦の遵守と、双方の捕虜を全て解放する内容でしたので、
ロシア側の負担の大きさを考えると、緊迫化前であれば、そこで手を打てた可能性が高かった気がしますが、
東部2州の奪還を公約に掲げて当選し、当然ながら話し合いでは埒が明かず、支持率が急落すると、
新兵器を投入して武力で奪還しようとした選択が、決定的に悪手だったと私は思ってますからね。
この戦争が始まって以降、ゼレンスキーの評価が爆上がりになって、有耶無耶になってますけども・・・・

う〜ん、何というか、そりゃウクライナ側の立場を考えれば、確かに言い分も解るんですよ。
ロシア寄りなヤヌコービッチ政権を転覆させたと言っても、それはあくまで国内問題であり、
そんな事を理由に、国土の一部を奪われたとあっては、国民的に納得など行かない事でしょう。
ですけど、ゼレンスキーが取った行動というのは、ヤクザに喧嘩を売るようなモノですからねえ。
もちろん、理不尽な要求を受けても、それを毅然と拒否すれば格好良いですし、
ヤクザが仕返しに発砲してきたら、社会通念的に悪いのは明らかにヤクザの側ですよ。
とは言え、その発砲により、家族が命を失うなんて事になったら、
一家の主として、その対応が間違いでは無かったと、本当に言えるのでしょうか?
ヤクザだって、ナメられた おまんま食い上げですから、暴力行為に及ぶ可能性は現実的に充分あります。
今回の一件って、解りやすく言ってしまえば、そういう話だと思ってますし、
警察は介入せず、家族の犠牲は増えていき、それでも正義を貫く事は、本当に正しいのか否か?
どれだけ世間から喝采を浴びても、今更 後には引けなくても、
私自身の感情で言えば、「立派だ!」と称える気には、とてもなれないんですよね。

って、話が途中で逸れてしまいましたが、実効支配が重要という事を踏まえると、
ウクライナ全土の占領には遠く及ばないとは言え、既にこの戦争の結果、
現時点でも、そこそこ地域はロシア軍の占領下に入ってしまっていますし、
どれだけウクライナ軍が善戦しているとは言え、ロシア軍を押し返すほどの力は無い以上、
一時的にせよ、仮に停戦が為ったとしても、当然ながらロシア軍は占領地域から兵など引きませんよ。
そうなれば、停戦ラインは開戦前の東部2州を2分するラインから、現在の前線のラインとなってしまい、
こんなモノ、ウクライナ側が飲めるはずもありません・・・・
逆にロシア軍の側からすれば、これだけ兵士の血を流して、今更東部2州の中間線には戻れません。
だからこそ、みかじめ料をヤクザに払う感じに、東部2州の中間線で双方妥協するのが最善だっただろうと。
いや本当、これは後出しジャンケンではなく、既に1万人以上の死者を出してる時点で、
納得できなくても妥協するのが、最も現実的な選択だと思ったんですよ、個人的には。
プーチン政権だって、いつまでも続く訳でもなく、そのうち状況だって変化するかも知れず、
そうした機会を逃さないよう、ウクライナ自体を豊かにする方が、却って早道だとも思いましたし。

> 海路はありますが、セヴァストポリが孤立してますし、
> 次はセヴァストポリに繋がる地域を…といった感じに要求がエスカレートする可能性も考えると、
> あっさり損切りという判断も難しいかなぁと。

実効支配しなければ、いくら要求しても、非現実という話自体はそれとして、
実現性の程はともかく、ロシア側の戦略というか、理想を言えば、
2014年時に示された「ノヴォロシア連邦」の領域が、勢力圏の目標範囲を示している気がします。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/79/2014_pro-Russian_unrest_in_Ukraine.png
そして今回、キエフの陥落まで目指すとなれば、このノヴォロシアの領域に加えて、
ドニエプル東岸に残る3州と、ドニエプル川と面する西側の3州も、追加されるのかな?と。

ただ、現在の戦況を見ると、単に南部の守りが薄かった可能性もありますが、
結果的には現時点で、クリミア周辺の沿岸部の占領が最も進んでますし、
ロシア軍の側も、東部2州の完全掌握より、クリミアとの地続き化を優先しているのが解り、
それだけクリミア(セヴァストポリ)を最重視している様子が伝わります。
となると、黒海沿岸の東部を占領した後は、沿岸西部の占領を目指すんですかねえ?
オデッサを落とせば、ウクライナは完全に海路を失いますし、
親ロシア派が実効支配する 隣国モルドバの沿ドニエストル地域とも、地続き化が成りますから。
とは言え、ハリコフ攻略もこれだけ苦戦するとなると、オデッサ攻略も簡単じゃ無いはずで、
マリウポリを落として沿岸西部への輸送路を確保した上でないと、安易に作戦へ動けないとなれば、
ロシア軍が全線で立て直し、再攻勢を仕掛けるタイミングというのも、ここらから逆算できるかも?
って、一向にハリコフが落ちないなら、沿岸東部から そのまま北上て、挟撃を図るかも知れず、
何よりも首都キエフの陥落を優先するなら、ドニエプル西岸から北上して、挟撃を図る可能性もありそう。
当たり前の話ですが、結局はロシア側の優先順次第で、いろいろと作戦方向は変わるでしょうし、
そもそも、このまま熾烈なウクライナ軍の抵抗が続けば、侵攻自体が進まない可能性も十分あります。

ただ、結果的にであれ、意図的にであれ、南部の戦闘が激戦化していて、
クリミアとの地続き化や、沿岸部の完全奪取が、優先して進められる展開であると、
これはもうロシア側にしても、中長期戦は覚悟したって戦略方針だと思うんですよね。
元々の「ノヴォロシア連邦」案でも、キエフを含む北東部はターゲットでは無かったですし、
政治的に、首都陥落のインパクトが大きい為、そちらも狙ったと考えれば、
占領ラインで一旦停戦が行われるなら、確実に押さえるのは、むしろ南東部の方であると。
逆に言えば、南東部だけでなく、北東部まで目標を加えた事で、同時に二兎を追う形となり、
それでも行けるとウクライナ軍を侮った結果、未だロシア軍は一兎も得られていないのかな?
同じ南東部でも、ハリコフと沿岸部を別と考えれば、2正面どころか3正面作戦になってますし。

2月24日に、ロシア軍のウクライナ全面侵攻が始まりましたけど、
そこで電撃戦が成功すれば、恐らくは3月18日の「クリミア編入」記念日を目安に、
ロシア側としては、勝利を収めたい構想だったと思うんですよ。
ですが電撃戦は不発に終わり、今後 立て直しの再攻勢が行われるのだとすれば、
次なる目安設定は、5月9日の「対独勝利」記念日となるでしょうし、
それも不発に終わって、中期的な包囲作戦に移行したとすれば、
その次の目安設定は、9月2日の「対日勝利」記念日となりそうな気がします。
で、これ以上 戦争が長引くようなら、記念日に合わせてとか、
そんな余裕は全くなくなるでしょうし、そこまで行っちゃうと泥沼の長期戦かな?
ウクライナもロシアも、冬の寒さは厳しいので、年越しあたりに もう1回、
事態が動くタイミングがありそうですけど、それさえ越えたら本当に終結が見えません・・・・

ただ言えるのは、目前に迫ってるであろうマリウポリ陥落の後、
クリミアとのランド・ブリッジ(陸上輸送路)を確保したロシア軍の部隊が、
続いて どちらに向かうかで、プーチンの考え方が見えそうだという事。
それがキエフ方面に進むなら、未だ数ヶ月以内の短期決着に固執しているって事でしょうし、
それがオデッサ方面に進むなら、中長期戦も覚悟してジックリと腰を据える感じでしょうし、
それがハリコフ方面に進むなら、とにかく占領地を確保した上での停戦を望んでるのでしょうし、
相も変わらずに3正面作戦を続行するなら、ウクライナ側にも一筋の光明が見えてくるかも?
いかに大軍でも、それが分散していて、更には戦意も低く、補給も不十分となれば、
各個撃破の可能性も出てきますし、一旦どこかで撤退が始まれば、雪崩を打って総崩れも有り得ると。
そして、こうなってしまえば、もうプーチン政権は終わりでしょうけど・・・とは言え、
これで「めでたし、めでたし」と終わるかとなれば、ウクライナはまだしも、ロシアはそうは行かず、
今度はロシアの不安定化が、世界に大きな不安の種を撒き散らすかも知れません・・・・
それこそ100年前に起こった、ロシア革命の二の舞のような感じで。

> > > ここまでの動きを見るとウクライナ軍の抵抗はロシアとしても予想外だったのでは?
> > > と思うのですが…

> > まあ実際、負ける事など考えたくは無くても、
> > 最悪のケースまで念頭に置きつつ、最大限の努力で、最善を尽くして戦うのが、
> > リアリストであるべき軍人や政治家の在り方だと思いますけどねえ。

> もちろん敗北シナリオは考えるべきですが、
> 正直消耗戦というぷらんDは最も悪手かと。
> それなら損切りで撤退して御免なさいした方が利口だと思うんですよねぇ。

もちろん、「軍事的な正しさ」で言うなら、その通りです。
ですが現実的には、「政治的な都合」というモノが、その上に存在し、
軍事的な正しさと、政治的な都合は、常に一致する訳ではありません。
そうなると最終的に優先されるのは、軍事的な正しさよりも、政治的な都合の方なんですよね。
そして多くの場合、その「政治」の根幹を為すのは、国家全体の利益と言うよりは、
権力を握る人々の保身であったり、私利私欲であったりすると・・・・

ハッキリ言って、軍事的な正しさが最優先されるのであれば、
今回のロシア軍にせよ、太平洋戦争時の日本軍にせよ、
損切りとか撤退以前に、そもそも開戦自体を行っていないはずです(苦笑)。
だからこそ、逆説的に言えば、中世の王政国家とかの方が、
国王という個人の下、軍事と政治が より近い関係にあり、戦争のコントロールも用意だったと。
その一方で、近代的な民主国家は、国力増強の上では格段に上ですけど、
戦争のコントロールという意味では、途轍もなく困難なモノになっているかと思われます。
今回は、攻め込まれた相手がヨーロッパの国だったからこそ、これだけ騒がれてるだけで、
選挙目的で安易に兵を出し、支持率や保身を考えると有効な打開策が無く、
グダグダになって有権者の嫌気が満ちた所で、無責任に切り上げて混迷が深まる・・・なんて展開が、
冷戦終結以降の30年でも、一体どれだけあった事か・・・・

と、そうした過去の話はさておき、現在のロシアの話に戻すと、
泥沼の消耗戦をするくらいなら、素直に手を引く方が賢い選択でしょうし、
プーチンや軍上層部にしても、そんな事は百も承知だとは思います。
ですが、これだけの大軍を動かし、これだけの資金や物資を注ぎ込み、それ以上に兵士や将官を失い、
経済制裁も喰らい、国民の不満も高まり、それで何も得られず負けて引いたとなれば、
プーチンや軍上層部は実権を失うだけでは済まず、恐らくは逮捕や命の危険だってあるはずです。
これで引いて、権力が維持できるほど、プーチン体制は盤石であるとは思えないですし。
それを思うと、国家・国民・国軍の事を考えれば、引く方が妥当な策であっても、
自分たちの事を考えると、まず間違いなく、そんな決断は出来ないはずです。
却って、そんな決断が行えたとすれば、それはそれで凄い事だと思います!!
その決断が出来たとすれば、開戦判断の咎はともかく、自己保身よりも国益を優先したって事なので。

> もちろんすぐに制裁は解除されないでしょうし、賠償支払いまで必要になるかもしれませんが…
> まぁ、理屈で分かっても感情は納得できないかもしれませんが。

う〜ん、ロシアが「敗北」を認めた場合のシナリオかぁ・・・・
プーチン政権が転覆して、親欧米派の政権が誕生したともなれば、
西側諸国らの制裁も、案外すぐにでも解除されたりするのかな?
特にEU諸国の場合、ロシアへの天然ガスの依存度を考えると、
旧共産圏の東欧諸国は、100%に近い国とかもありますし、
西欧諸国でもドイツやイタリアは、50%くらいありますからねえ。
大義名分さえ整えば、背に腹は代えられないと思いますよ。

あと、その場合に賠償金を払うかとなると・・・そもそも、この手の戦争で、
侵攻側が素直に負けを認めるケース自体、大戦後はほぼ無いかと思いますし、
その上、賠償金までとなると・・・湾岸戦争くらいなのかな?
第1次大戦の教訓もあって、過度な賠償金請求は御法度になってますし、
第2次大戦での賠償金が、実質的には最後な気もしますね。
とは言え、ウクライナの復興費だって、確実に必要なる事を考えれば、
EU諸国がロシアから購入するエネルギー代金の一部を、ロシアに渡さずプールして、
それをウクライナ支援の原資とする方が、賠償金よりも実現の可能性が高いかも知れませんね。

また、プーチン政権が存続した上で、ロシア軍が撤退した場合でとなると、
講和条件にも依りますけど、恐らく西側諸国は制裁解除など即応しないでしょうし、
賠償金を払うレベルまで、ロシアが負けを認めるとは思えません。
もしも有り得るとすれば、ウクライナの方がゴメンナサイして、
ロシアから支援金を受ける形でしょうか?
まあ、これは和平というか、実質的なウクライナの有条件降伏でしょうけど。

> > > ただ、長期化は負担も多いでしょうし、引きどころは想定していないものですかねぇ…
> > このまま順当に進めば、少なくとも首都キエフまで落とせると考えているでしょうし、
> > そこまで行けば、ゼレンスキーが逃げるなり、確保するなり、死亡するなり、何らかの結論が出た上で、
> > とにかく新しい大統領は立てるでしょうから、とりあえずは、そこで1つの区切りは着きますよね。
> > まあ、そこで引いたらアッと言う間に、傀儡政権など瓦解しそうですけど、
> > その辺の都合は別として、とにかく引きたいのであれば、そこはポイントにはなります。

> ウクライナが混乱して少なくとも今後数年もしくは数十年NATOへの加入がなくなったとみれば、
> ある意味でも現時点でロシアの最低限の目標は達成した気もしますけどね。

う〜ん、正直な所、そもそもウクライナやグルジアのNATO加盟って、
アメリカがロシアを揺さぶる為に、両国の望みを利用していただけの側面が強く、
その実現性など望み薄である事は、ロシアだって、それなりに理解はしていたはずですから、
ぶっちゃけた話、それは開戦のための大義名分というか、そこまで深く気にしていないと思うんですよ。
それに、地続きの隣国が混乱しているといのは、決して望ましい事ばかりでは無いので・・・・

> ただ、誤算は親露国になる可能性を削いでしまったことでしょうけど。
でも現実的には、開戦前から既に難しくなっていた面もあるんですよね。
ハッキリ言って、元々は同じソ連国民であり、民族的にも近く、ロシア語話者も多いので、
両国間で交流もありますし、親近感だって高いのは事実だったと思います。
しかし一方で、ソ連が崩壊して、ウクライナやロシアとして独立した後、
新たに生まれたEUと、混迷するばかりのロシアを比べた場合、
一体どちらに属する事を望むかとなれば、それはロシアへの親近感よりも、
EUに対する憧れの方が遥かに勝っていた事も、否定できない事実だと思うんですよね。

ただ一方でEU側からすると、旧共産圏の東欧諸国ですら、お荷物な感があるのに、
更に欧州の東端にある旧ソ連諸国など、西欧諸国として関心が薄かったでしょうし、
東欧諸国よりも、国内が混迷してるとなれば、尚更 消極的であったと。
そういう意味では、必死に旧ソ連諸国を繋ぎ止めようと、支援をくれるロシアというのは、
良く言えば現実的、悪く言えば打算的なパートナーなのであって、
理想を言うなら、EUこそが夢の彼方のパートナーである気持ちは、誰にもあったと思います。

で、親EU派と親ロシア派の争いというのは、ウクライナ系とロシア系の対立もあったでしょうが、
それ以上に、理想主義か?現実主義か?の争いという側面の方が強かった気がします。
しかし、2014年のウクライナ騒乱に伴う、クリミアの編入や、そこから現在まで続くドンバス紛争は、
独立以降 長く続いてきた、ウクライナ系とロシア系、理想主義と現実主義の対立を、
一時的かも知れませんが、かなり鎮めた側面はあるらしいんですよね。
言うなれば、日本軍という共通の敵が出来た事で、国共合作がなったイメージに少し近いのかな?
まあ、それって要するに、親ロシア派の心が、ロシアから離れてしまった事を意味しており、
もうその時点で、「親露国になる可能性」というのは、かなり低かったと思うんです。
簡単に言えば、いくらロシアに親近感があっても、彼らはあくまでもウクライナ国民であり、
自国に仇なす存在となれば、親近感など消え、現実的なパートナーでも無いって感じですよね。

そうした事情は開戦前から、プーチンだって解ってたと思いますし、
もっと言えば、8年前のクリミア編入や東部3州の独立宣言だって、
プーチンの本音からすれば、正直、あまり望んでいなかった事だとは思うんですよ。
それで得られる利益と、それで失う損失を天秤で掛ければ、デメリットの方が大きく、
そんな強攻策よりも、時を見て、再びロシア寄りの政権誕生を待つ方が有益であると。
ですが一方で、自国開催のソチ五輪やロシアW杯を人質にされつつ、
このまま好き放題にやられてるのを、黙って見過ごすとなると、
強権的なプーチン政権の支持基盤を揺るがしかねず、
また、クリミアや東部3州では、軍やFSBの下工作が進められていたであろう事を思えば、
この状況下でGOサインを出せないのでは、彼らの支持だって失いかねないはずで、
(下手をしたら、既に後戻りできない段階で、承認を求められた可能性だってありそう)
国益よりも、政権の維持を考えて、仕方無く決断・・・って印象が、個人的に当時はありました。
それこそ、満洲事変や北支事変で、政府としては不拡大の方針であっても、
結局は状況に抗えず、承認してしまう感じに似ているのかな?


> > とは言え、ここまでの大軍を動員したとなれば、
> > キエフだけでなく、ハリコフやオデッサも落として、
> > ドニエプル東岸と黒海沿岸の地帯だけは、確保しないと引けない気はします。
> > ただ、そうやって求めれば求めるほど、長期化や戦死者増加のリスクは増す一方ですけどね。

> この一週間正直戦線ってそこまで動いていない気がするんですよねぇ…
> 停戦交渉が進んでいるからかもしれませんが、
> もしかすると本当にロシア軍の限界が早くも来たのかとも思ってしまうんですよねぇ…

「限界に達した」というのは、一面では正しいと思いますよ。
しかしそれは、開戦前に用意してあった物資が限界に達したという事であり、
ロシア軍自体が限界に達したというのとは、ちょっと違うかな?という気がしますね。
電撃戦を念頭に始まった作戦が行き詰まり、いったん小休止に入ったと。
言うなれば、戦争の「第1フェイズ」が終わっただけで、
この静けさは、第2フェイズへと移り変わる前触れ期だと思うので、
停戦交渉がどうこうというのは、現実には大して影響ないだろうと思います。

そもそも、2月下旬に開戦となったのは、それ以上 遅らせると、
雪解けの季節を迎えて、大地がぬかるみ、進軍が困難になるからであり、
そして現在、補給線が伸びた事も相俟って、
ロシア軍が兵站の確保に苦労しているであろう事は、想像に難くありません。
また、逆に言えば、だからこそ電撃戦が念頭にあり、事前に準備した物資もその程度だっただろうと。

そういう意味では、ここらで一旦 戦線が膠着するであろう事は、個人的にも想定内でしたが、
しかし一方で、1ヶ月経ってもハリコフが落ちないというのは、正直予想外でした。
首都キエフと違い、ハリコフはロシア国境から、わずか40kmの距離にありますし、
8年前にロシア側が仕掛けた、ウクライナ東部の独立工作においても、
ハリコフは、ドネツクやルガンスクと同じく、ターゲットとなりましたからねえ。
他の2州と違って、ハリコフ州では放棄した親ロシア派が鎮圧されてしまった為に、
橋頭堡を確保できなかっただけで、ロシア側も攻略目標としての優先度は高かったはずです。
また、キエフ総攻撃という作戦面から考えても、ハリコフにも兵を出していては兵力が足りず、
かと言って、ハリコフを背にしてキエフを目指せば、挟撃や後方遮断の恐れがあるので、
キエフを攻める上でも、ハリコフの陥落は前提条件であると思うんです。
そこを思うと、ウクライナ軍は善戦してますし、ロシア軍は苦戦しているのでしょうね。
(マリウポリなど南部の戦況ばかり報じられ、ハリコフなど東部がスルー気味なのは何故なんでしょ?)

そういう意味では、ここは1つの交渉タイミングである事は確かなのですが、
プーチンが妥協できるラインと、ゼレンスキーが妥協できるラインを考えると、
この段階で折り合いを付けられる可能性は、残念ながら、ほぼ皆無だと思うんです・・・・
プーチンも、ゼレンスキーも、下手な妥協は政治生命どころか、リアルに生命が危うくなるので。
となると、ロシア軍が立て直しを行って、再度の攻勢に打って出るはずで、
仮に、立て直しが行えないほどロシア軍がガタガタなら、プーチン政権が一気に瓦解しそう。
とは言え、さすが現状では、そこまでガタガタでは無いだろうと予測すると、
戦争の「第2フェイズ」への突入は避けられないでしょうし、
ロシア側の余力を考慮すると、優勢に事を進めるなら、これが最後の機会となるはず。
ベラルーシ軍に対する参戦プレッシャーも、かなり上がって行くでしょうし、
そういう意味では、勝利の為には形振り構わず、市民に被害を出す攻撃だって躊躇しないはずで、
ここに突入してしまうと、戦場はより凄惨となり、犠牲者の数も1ケタ上がるかと思われます・・・・
そうなった場合に、まずはハリコフ、そしてキエフが持ち堪えられるかですよねえ。
(今でこそ膠着状態なものの、キエフとハリコフが落ちれば、ドニエプル東岸は一気に崩れかねない)

ただ、そこで持ち堪えてしまうと、ロシア軍が諦めて撤退する可能性もあるでしょうけど、
それ以上に、手段を選ばず大量破壊兵器を用いる危険性の方が増すでしょうし、
そして恐らく、可能性として最も高いのは、市民を巻き込んでの泥沼の市街戦な気がします。
で、こうなってしまうと、犠牲者の数は1ケタどころか、2ケタ上がる事になるかと・・・・
これが、この戦争の「第3フェイズ」って所でしょうけど、
ここから立て直して、優勢に事を進めようとすれば、中国の後援が不可欠になるかな?
経済的に考えれば、中国が今のロシアを助ける、デメリット以外の何物でも無いですが、
しかし一方で、このままプーチン政権が瓦解して、隣国のロシアが不安定化してしまったり、
ましてや親米政権など誕生してしまった日には、中国の安全保障にとって重大なリスクですし、
半ば仕方無く、プーチン政権を支える可能性は、西側で思われてるほど低くはないと思います。

> ロシアとウクライナの発表するロシア軍の損害に差がありすぎで実数が分かりませんが。
> それなりに損害は出ているのでしょうし、もしかすると当初想定していたよりも被害が大きく、
> 既に限界なのかもと。

損害という意味では、わずか1ヶ月あまりで、5名もの将官が戦死した事は、
ロシア軍にとって非常に大きな痛手でしょうし、これは絶対に想定外だったと思います。
この戦争に投入されてるロシア軍の将官が20名だそうですし、
ここ50年間で、戦死した米軍の将官は2名などと聞くと、尚更ですね。
兵士たちの士気の低さも問題でしょうけど、指揮系統が乱れるのは それ以上に問題なはずです。
また、この損害の衝撃は、軍の上層部にダイレクトに響いていそう・・・・
末端の兵士が大勢死ぬよりも、肩を並べる数名の将官が死ぬ方が、より身に迫るでしょうから。

こうなってくると、仮に戦争が長引いて、ロシア軍の消耗も増していった場合、
プーチン政権を倒すのは、民衆によるデモよりも、軍部によるクーデターの可能性の方が高いかも?
もちろん、今回の開戦に関しても、軍内部の強硬派が大きく関与しているとは思いますけど、
ロシア軍の上層部が、全て強硬派で固まってる事なんて無いでしょうし、
クーデターであれば、高級士官だけでなく、中級士官でも可能ですから。
ただ、その場合の危険性を考えると、軍事クーデターのシナリオは見たくないなぁ・・・・
正直、プーチン政権よりマシになる保証なんて、全く無いですからねえ。

> まぁ、想定外だったために戦力の補充をしているだけかもしれませんが。
想定外・・・というか、期待外れという表現の方が的確かも知れませんが、
まさしく現在、ロシア軍は戦力の補充は行っていると思いますよ。
ロシア軍の武器弾薬が、現時点でどれだけ備蓄&製造されてるかは解りませんけど、
単純に兵数だけで言えば、全軍90万人のうち20万人を投入した所なので、
広大な国土を守るのは手薄となりますが、まだまだ投入する兵数を増やす事は可能ですし、
ロシアは徴兵制が健在な国なので、いざとなれば徴兵経験のある若者も300万人くらい居ます。

とは言え、頭数が揃っても 士気や練度が低ければ、あまり使い物にはならないでしょうし、
それでも兵員が増えれば食料を輸送せねばならず、その辺りの苦労や不満の高まりを考慮すると、
防衛戦ではない今回の戦争においては、そこまでの無茶は難しそう・・・・
ゴリ押しすれば、その分だけ、プーチン政権の寿命も縮まる気がします。
となると、立て直して、再攻勢に出たとしても、
開戦当初ほどの勢いは、なかなか期待できないと思いますし、
それでも戦果を挙げようとすれば、やはり非情な攻撃が増えていくのでしょうね。
また、ロシア兵(特に徴集兵)が、凄惨な戦いを躊躇するとなれば、
人数的には少ないものの、チェチェン兵やシリア兵が全面に立ってくるかも知れません。

> > > 核を用いてしまうと一時的に攻撃は凌げてもその後を考えると…
> > > NATO軍に対して使用となるとそれこそ各国本土にも核攻撃をするくらいの覚悟は必要な気が…
> > > 一度使ってしまうといつ使うか分からないと各国には当然思われるでしょうし。

> > もし核を使うとすれば、やはりNATO軍に対してですよ。
> > それも1発、相手の損害が少ない範囲で、威嚇目的として。
> > 言うなれば、「ここで停戦しよう」という、合図の為の核ですね。
> > しかし、ここでアメリカ側も核で応えてしまえば・・・恐らく核戦争です。

> これ怖いのが日本にある米軍基地も攻撃対象になるのではというところですよね。
> ロシアと同時にベラルーシも制裁を受けているので逆を返せば日本もロシアの攻撃対象になりえるのではと。

全面核戦争ともなれば、もちろん在日米軍基地だって狙われるでしょうけど、
とりあえず、戦場が東欧近辺で止まってる限りは、その危険性は低いかな?
確かに、日本はロシアの隣国ではあるものの、そこにあるのはシベリアの大地で、
米軍としても攻撃する価値が低く、ロシア側も守る価値が低いですからねえ・・・・
戦略的に、核で在日米軍基地を狙う事があるとすれば、ロシアよりも中国の方が危険性が高そう。

また、アメリカ国外であっても、米軍基地を攻撃などしたら、
核報復は解りませんが、少なくとも米軍参戦は確実になりますし、
核を用いず、通常兵器による攻撃であっても、そこは変わらないと思うので、
プーチンが自暴自棄にでもならない限り、その可能性は低いような気がします。

> > > う〜ん…仮にキエフが陥落してゼレンスキー氏が死亡したとしても、
> > > 逆に神格化されちゃいそうな気もするんですよねぇ…
> > > プロパガンダの一種だとは思いますが、長期化してウクライナにも厭戦気分が蔓延ってきてからならともかく、
> > > 現状では逆に士気が上がる気がします。
> > > 彼自身が指揮官というわけではないでしょうから、軍事的には大きな損失ではないでしょうし。

> > 文字通り、「役者」である彼を失うとなれば、看板的にも厳しいと思いますよ。
> > 替わりの新しい大統領を立てても、あれだけの演技力は誰も真似できないでしょうし、
> > 選挙を経ているか否かの正当性の面でも、やはり段違いだと思うので。
> > 確かに、彼自身の指揮官としての能力は、この際 別に構わなくても、
> > 演技力と正当性に裏打ちされた「錦の御旗」としての存在効果が、軍事的にも非常に大きいと。

> 冒頭でも述べた通り正直彼の「役者」としての能力は少し怖いなと思いだした今日この頃です。

アメリカ議会でのオンライン演説が行われた直後、
「大変な時なのは分かるが、ウクライナ大統領はスーツを持っていないのか?」という、
アメリカ人の経済評論家のTwitter投稿が、世界的に炎上するという事が起こりましたけど、
投稿した本人の真意はどうあれ、これって地味に、芯を食った指摘なんですよね。
実際の所、ゼレンスキーも開戦当初はスーツ姿でしたが、
かなり早い段階でTシャツ姿に変わり、無精ヒゲも伸ばし始めたのは、
明らかに「見た目」を意識した上でのメディア戦略であり、
だからこそ、Tシャツは綺麗だし、無精ヒゲもキチンと手入れされていると(苦笑)。

いや別に、その行為自体は悪いとは思いませんけど、見る側は理解しておいた方が良いと思いますし、
それを指摘する事さえ憚られるような空気感は、あまり健全だとは思いませんね。
そもそも、こうした「非常時の見せ方戦略」って、最近では一般化してきており、
日本の首相とかも、大きな自然災害とかあった際には、
作業着を着て、ヘルメットを被るような事をしてますが、結局は滑稽に見えるのが常です(笑)。
しかしゼレンスキーの場合、そこは本業が「役者」として、見せ方を熟知しているので、
滑稽に見えるどころか、本当に勇ましく見せるのが上手いと思います。
で、それは政治家として強力な武器だとは思いますけど、
どう使われるかによって、禍すら招きかねない武器ではあると・・・・
だからこそ、見る側は細心の注意を払うべきでしょうけど・・・まあ無理でしょうね。

ちなみに、英語字幕ではあるものの、ゼレンスキーを大統領にまで導いた
ドラマ「国民のしもべ」は、YouTubeでも公開されてるみたいで、
ウクライナ国民ですら、このドラマを見て、リアルに大統領に選んでしまう程なので、
第3国の視聴者だと、今の状況も相俟って、役柄と本人を重ね合わせちゃう人は非常に多そう。
https://www.youtube.com/c/sluga95/playlists
https://www.youtube.com/playlist?list=PLSoP62RB3ymnt6ct60SF-2ZsSpC_Mbrjv
https://www.youtube.com/playlist?list=PLSoP62RB3ymkxF5L17oKZp_xBzNRstdRU
さすがに全編通してとかは見てないですけど、作品紹介のダイジェスト映像を見たら、
使われてる言語はロシア語なので、それだけウクライナにロシア語話者が多い事が解ると同時に、
プーチン風刺は鉄板ネタらしく、ロシア語話者でも反プーチンな昨今の国民感情が伝わります。
ドラマと言っても、日本のアニメのように1話25分ですし、日本語字幕があれば結構見ちゃうかも?

> > 更に言えば、ウクライナ国民が、ロシア側に逃げたって良いじゃないですか。
> > それで国民の命が救えるのなら、それだって1つの方法だと思いますし、
> > 百歩譲って、ウクライナ国民はまだしも、外国人に対しては それも認められて然るべきはずで、
> > そうした選択肢を遮断してしまうのは、守る事よりも、戦う事を優先しているからだと感じるんですよね。

> おそらくウクライナが恐れているのってロシア側に逃げた人が、
> ウクライナの捕虜になったロシア兵のような使われ方をすることだと思うんですよね。

国家の体面的に、敵国側への避難なんて認め難い事は、私にも充分解るんです。
また、それだけでなく、戦争となれば相手国を信頼できなくなれば、
安全性を担保できないとか、人質やプロパガンダに利用される恐れなども抱く事でしょう。
ですが実際、兄弟民族であり、同じロシア語を話す市民に対して、
アウシュビッツの二の舞みたいな事が起こる危険性は、まず無いだろうと私は見てますし、
その辺りのデメリットを勘案しても、やはり多くの人命を救えるメリットの方が大きいと思います。
そして最終的な判断は、戦果にあえぐ市民1人1人が決めれば良い事であって、
初めから、国家に殉ずる選択肢しか用意させないと言うのは、個人的には違うと思うんですよね。

それこそ最近も、数千人の市民をロシア側へと避難させた事に対して、
「拉致だ!強制連行だ!」という騒ぎになってますけど、
もちろん、ウクライナ国家の側から見れば、そういう理屈になるのは解りますし、
避難した市民にしたって、本心では敵国側になど逃げたくない人が恐らく多数派でしょうが、
それでも、自分や家族の命を守る為には、そうした苦渋の選択だってアリだと思うんです。
更に、もっと戦略的に物事を考えるのであれば、国民の命を守るために敵国の後方へと避難させつつ、
100万人単位で避難させる事で、ただでも苦しいロシア側の兵站を消耗させ、
どうせプロパガンダ目的であり、尚かつロシアが国連から離れてない事を逆に利用して、
難民支援を行う国連UNHCRスタッフと、海外メディアとを、ロシア側の避難民キャンプに入れさせる事で、
国際監視の下に置いてしまうという牽制の仕方だって、割り切って考えれば、あったと思うんですよね。

それなのにウクライナ政府側として、徹底抗戦と言えば聞こえは良いものの、
市民の犠牲が大きくなる方向で、いろいろと動いてしまっていますし、
それはそれで、双方に犠牲者を増やす事が、戦争勝利を目指す1つの有効な手段なだけに、
訝しんでみてしまう所も、正直あったりします。
意図的なのか? 無意識なのか?は別にして、言うなれば、
「地獄への道は善意で舗装されている」といった所でしょうか?

ただ、ここへ来てゼレンスキーが、停戦交渉における「国民投票」という単語を出してきた事で、
全く自覚のないまま、国民を危険に晒している訳では無さそうな事が解ったと同時に、
当然ながら、自ら甘んじて汚名を被る覚悟で、和平を導く気も無い事が解りました。
もう少し詳しく述べれば、認知不足や自己陶酔で状況把握が出来ていない訳では無く、
かと言って、国民の屍の上に勝利を掴もうと考えているほど異常者でも無く、
現状のヤバさは重々承知した上で、それでも自らが火の粉を被る大胆な決断は行えると思えず、
結局の所、ズルズルと犠牲者ばかり増えてしまう展開に陥りそうだなぁ・・・と。

> 正直士気が高いのってそう続かないと思うんですよ。
> 自分が住んでいた町が破壊されていく様に最初は怒りを覚えても、
> ずっと戦い続けるとどんどん疲労は溜まっていくでしょうし…
> その中でロシア側に逃げた人の状況が入ってきて「ロシアも友好を望んでる降伏して」
> みたいなプロパガンダが行われると心が折れる人も出だすでしょうし、
> それを恐れているのかなと。

それに関しては、現実的に有り得る話だと思いますし、
そろそろ移行されるであろう「第2フェイズの戦争」においては、
ウクライナ市民の心を挫く攻撃が、ロシア軍によって行われ始めると思いますよ。
ロシア軍が加勢しているシリア内戦とかも、そうですけど、
戦争が長引き、悲惨な状況が増えるほど、支配に抗う崇高な信念よりも、
支配を受け入れてでも、安全に日常を過ごしたいという思いが、一般市民には強くなります。

そして、冷酷な言い方をすると、安全な後方のロシア側に避難させるよりも、
戦地であるウクライナ国内に留まらせて、凄惨な思いを数多く負わせる方が、
市民感情がそちらに早く流れますし、ロシア側の負担も少なくて済みます。
そういう意味では、プロパガンダ目的で避難民を使うとかは、あまり無さそうかな?
どちらかと言えば、占領統治における現地協力員を育てるという方が、可能性的にはあるかも?

> すいません、途中なのですが残りは次の日曜日にでも返信しようかと思います。
まあ、最近の長文癖の悪化は、自分自身も「酷いな」と感じてますので(苦笑)、
返信はいつでも結構ですし、全てに返信しようと思われなくても大丈夫ですよ。
以前までは、投稿文を読んで、頭に浮かんだ内容の2〜3割を返信文に起こしてたのですが、
最近は、ほぼ無編集に9割方、読んで思い浮かんだまま垂れ流してる感じ・・・・
ハッキリ言って、LINEやTwitterが全盛の時代に、この長文は苦痛な人も多いはず(笑)。


[23885] この1週間での戦況変化返信 削除
2022/3/28 (月) 22:24:11 徳翁導誉

> ただ言えるのは、目前に迫ってるであろうマリウポリ陥落の後、
> クリミアとのランド・ブリッジ(陸上輸送路)を確保したロシア軍の部隊が、
> 続いて どちらに向かうかで、プーチンの考え方が見えそうだという事。
> それがキエフ方面に進むなら、未だ数ヶ月以内の短期決着に固執しているって事でしょうし、
> それがオデッサ方面に進むなら、中長期戦も覚悟してジックリと腰を据える感じでしょうし、
> それがハリコフ方面に進むなら、とにかく占領地を確保した上での停戦を望んでるのでしょうし、
> 相も変わらずに3正面作戦を続行するなら、ウクライナ側にも一筋の光明が見えてくるかも?

未だマリウポリは陥落していませんが、一足早くロシア軍の方針が示されたみたいですね。

「ロシア軍 首都制圧より東部での軍事作戦を重視か」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220326/k10013552831000.html

これは長期戦になりそうな展開ですし、停戦が最も結び難いシナリオですから、
朝鮮戦争の休戦みたいな決着になると言うか、
8年前から続いていたドンバス紛争が、ウクライナ東部全域に広がる感じになるのかな?
とは言え、あのまま苦しい状況で、3正面作戦が続けられていれば、
今後の民間人の死者数は、1ケタも2ケタも増えてたであろう事と考慮すると、
それでも まだまだ凄惨な戦闘は続くのでしょうけど、市民の被害もそれなりに抑えられるかも?
そして、こういう展開になれば、核使用の危険性は かなり後退したと見て良い気がします。
わざわざロシア国防省が会見までして、作戦転換を表明したのは、
アメリカに対するメッセージという側面もあるのでしょうし・・・あとはバイデンが下手さえ打たなければ(苦笑)。

って、これは何も、プーチンが人道的な決断をしただなんて話では決して無く、
ロシア軍の消耗を抑えつつ、占領統治の負担も減らす狙いがあるんでしょうけどね。
しかし、それでも、最初の「キエフ攻略」という理想的な目標に固執せず、
戦況の不利を受け入れて、確実に支配地域を確保する現実路線へと転換を見せた時点で、
プーチンの「精神異常」説というのは、かなり否定できたかと思われます。
逆に言うと、この状況で、この決断が出来てる時点で、嫌になるほど冷静ですよ・・・・

> 損害という意味では、わずか1ヶ月あまりで、5名もの将官が戦死した事は、
> ロシア軍にとって非常に大きな痛手でしょうし、これは絶対に想定外だったと思います。

この1週間で、更に2名の将官が戦死し、計7名となったみたいですね。
(そのうち1名は、チェチェン軍の将官らしいですが)
いや本当、歴史的に見ても、これは異例の事態だと思われます。
兵士たちの士気も上がらず、情報も錯綜していて、しかもプーチンの逆鱗を恐れるから、
将官自らが危険な前線に赴き、それで狙われてる・・・なんて説明を受けますが、
将官戦死の情報確認も含めて、一体どのように聴取すているかは気になる所。

> ここ50年間で、戦死した米軍の将官は2名などと聞くと、尚更ですね。
ちなみに、この2名というのを、後から調べた所、
アフガンを視察中に、襲撃された将官が1名。
9・11テロの際、国防総省ペンタゴンに飛行機が突っ込み、それで亡くなった将官が1名。
という事で、勤務中の殉職ではあるものの、一般的にイメージされる「戦死」とは少し違いましたね。
そうなると尚更、将官7名戦死の異例さが際立つ・・・・

> 兵士たちの士気の低さも問題でしょうけど、指揮系統が乱れるのは それ以上に問題なはずです。
> また、この損害の衝撃は、軍の上層部にダイレクトに響いていそう・・・・
> 末端の兵士が大勢死ぬよりも、肩を並べる数名の将官が死ぬ方が、より身に迫るでしょうから。

上記にもある通り、ロシア軍が作戦方針の転換を行うのだとすれば、
将官の大量戦死という事情も、影響したのかも知れませんね?


[23889] ゼレンスキーの国会演説を終えて(抜粋返信)返信 削除
2022/3/28 (月) 23:04:52 矢羽雅朝

すいません、おっしゃってくださっているように全部に返信するのは難しいので(笑)
個人的に気になったところだけ返信します。
それとやはりウクライナに関する報道が減ってきましたね。
戦線にあまり変化がないというのも理由なのでしょうが、
やはり人はどんなことにも慣れていくのだなとも思いました。

▼ 徳翁導誉さん
> > ゼレンスキー大統領が各国の国会で演説を行ってるのが話題ですね…
> これまでゼレンスキーは、各国に合わせた演説を行ってきましたし、
> 時にはドイツやイスラエルなどで、相手国に対する苦言を述べたりもしていたので、
> 日本に対して、いったい何を語るのか?というのは、正直かなり興味があったのですが、
> いざ演説を聞くと・・・当たり障りのない内容で、ちょっと肩透かし(笑)。

これについては私も同意見でした。
領土問題を抱えているという意味ではもう少し踏み込んだことも言えたのかなと思いますが。
後本筋ではないですが同時通訳って聞きにくいですね…
後で文章を見ないと結局良くわからなかったです。

> あと、一番最初にサッカーの話が出てくるのは、2012年に欧州選手権をポーランドと共催した誇りと、
> FWシェフチェンコに代表される サッカー人気の高さを思えば、ツカミはOKな感じでしょうか?(笑)
> 2000年前後は日韓W杯もあり、ちょうど私もサッカー観戦にハマっていた頃なので、
> その当時、旋風を起こしていたディナモ・キエフの活躍は、鮮烈な記憶として残ってます!!
> ちなみに、ここでアイスランドの名前が挙がっているのは、就任演説があった頃、
> 初出場となる欧州選手権ではベスト8、そして2年後のW杯にも初出場した上、
> バイキング・クラップと呼ばれる、印象的で熱狂的なサポーターの応援姿も相俟って、
> サッカー中小国にとって、最も解りやすい理想モデルであった為ですね。
> (いつか日本も、世界中でサッカー新興国の代名詞となるくらい、躍進して貰いたいなぁ・笑)

今回の件でロシアのサッカーチームのウクライナ人コーチが、
色々剥奪されているのを見るとサッカーの影響力は大きいんだろうなとは思いましたね。
 
> ちなみに、一国のリーダーが、具体的に他国の名前を目標像として挙げる行為は、
> 政治の常識的には、かなり異例であるとは思うものの、
> ですが、具体的なイメージが思い浮かべられるので、国民に訴えるには良い手法だと思うんですよね。
> 例えば、当時はまだ、自民党との政権交代を狙える立場にあった社会党が、
> 「アメリカの豊かさ、ソ連の社会保障、イギリスの議会政治、日本国憲法の平和主義」を掲げた際、
> 世論の反応は、なかなか良かったと聞いてますからねえ。
> (その後、提唱者の江田三郎が社会党内の主導権争いに敗れて、このモデルは形骸化)
> 現在の日本の技術力と同様、「現実はそんなに良いモノじゃない」っていうのはあるでしょうが、
> 実の所、そこはあまり重要では無くて、幻想であれ何であれ、各国から良いとこ取りして、
> それで少しでも、自分たちの暮らす社会が良くなるなら、それで充分に成果アリですので!!
> そして、目標となるイメージは、多くの人が共有できるほど、その成果も出やすいと。

正直物心がついたころにはソ連がなかったので良くわからないのですが、
社会主義国のソ連ってやはり社会保障が手厚いという印象だったんですかね?
> ゼレンスキー周辺は、政治的には素人でも、映像作りや売り込みではプロの面々ですし、
> それこそ開戦直後、13名の離島守備隊が、投降を拒否して全員玉砕したとして、
> 華々しく喧伝され、大統領も英雄勲章を贈ると述べてましたけど、
> その後、実はロシア軍の捕虜として、生き延びていた事が明らかになったんですよね。
> 正直、この一件を聞いた時は、「真珠湾攻撃の九軍神かよ!」と思っちゃいました(笑)。
> あの時も、戦死したとされた9名の内、実は1名が捕虜になって生き延びており、
> それがタブー視される風潮が、後に生還した特攻兵を追い込む事になりましたし・・・・
> 逆に言うと、今はネット時代なので、人の口に戸は立てられなかった感じなのかな?

このニュースを聞いたとき正直プロバガンダやってるなと思いましたね。
それと同時に本格的な戦争になってしまったなとも思いましたが。
 
 
> 逆説的に言うと、日本でも7年前の安保法制反対デモでは、それこそ10万人が集まりましたが、
> だからと言って、それで安倍政権が倒れ無かったのは、そのデモが平和的に行われたからですし、
> 8年前にヤヌコービッチ政権が倒れたのは、デモ隊が暴徒化したからです。
> で、デモの暴徒化を担ったのが、過激な民族主義者たち(いわゆる広義のネオナチ)であり、
> それを後方援助していたのが、アメリカのCIAだったって話ですね。
> いや当然ですが、デモ参加者に「暴徒化しろ!」と言ってる訳ではありませんよ。
> ただ現実的に、平和なデモよりも、暴徒化した群衆の方が、政権崩壊に繋がりやすいという話で。
> そして、それを今の時代にアメリカでやろうとしたのが、選挙で敗れたトランプでした(苦笑)。

そういえばトランプ支持派は議会の占拠とかやってましたねぇ…
あれで政権奪回とかになれば民主主義国家とは…
になってしまいますが…
とはいえ、郵便での投票が有効って個人的には違和感がありましたね。
これはやはり私が日本の占拠に慣れているからなんでしょうかねぇ…

> 現状だと、やはり政治的な信念がある人くらいしか立ち上がらないでしょうし、
> そういった人間は、社会全体だと一部に過ぎ無い事を思えば、
> もっと反政権的な民意が高まるには、政治信条よりも、市民生活が苦しくなる必要があるかと?
> いろいろ不満はあっても、そこそこ暮らしていけるなら、大多数の人はわざわざ立ち上がらないですし、
> 一般市民が立ち上がって変わるときと言うのは、男性だけでなく女性、特に母親たちが、
> 「子供たちの為!」にと集結した時に、運動自体が大きくなるって事が、歴史的には多いかな?
> ただしロシアの場合、ダーチャと呼ばれる郊外別荘を、庶民たちでも結構保有しており、
> 経済制裁やコロナ禍の中でも、それで何とか自給自足が出来ちゃったりする社会なので、
> 他の国に比べると、なかなか崩れないって所はありそう(国防意識も世界標準よりも高い国民性ですし)。

ルーブルは暴落していますし、
一部報道ではロシアのスーパーでは売られている物が明らかに減っているということもあるみたいですが、
この状況が酷くなったり続いたりすれば可能性はあるというとこでしょうか。
> > > また、プーチン政権は実質20年続いているという事で、
> > > ロシアの若者たちは、良くも悪くも「プーチン時代」しか知らないんですよね。
> > > それを評価しない若者も、それを評価する若者も、それぞれ居るのでしょうが、
> > > どちらもプーチン基準でしか、なかなか物事を見られないと。
> > > 「悪の独裁者を倒せば、平和が訪れる」などというのは、おとぎ話の世界であり、
> > > 現実には「独裁者を倒すと、更なる地獄が訪れる」のが、歴史の常ですし・・・・

> > ロシアで仮にプーチン大統領が革命的に倒されたとして、
> > その後の政権はどういった指向の政権になるのでしょうかねぇ…
> > ソ連が崩壊しても結局アメリカとの対立を指向する国であった訳ですが…
> > 下の方でおっしゃられてましたが、ロシアまでNATOに加入して、
> > アメリカの友好国といった路線にいくのか、結局プーチン的な人が取って代るだけで、
> > 中露で反米勢力の代表格的な路線なのか。

> いや本当、考えれば考えるほど、様々なシナリオが思い浮かびますよね。
> 独立の直後、エリツィン時代のロシアは、別にアメリカとは対立路線じゃなかっと言うか、
> そもそも、対立するような余裕自体が無くて、エリツィンなど却って、
> ソ連時代に逆行しないようにと、アメリカから相当の支援を受けていましたし(笑)、
> 新興財閥オリガルヒの支援の下、経済優先の新政権が誕生すれば、親米路線だって充分に有り得るかと?
> また逆に、軍事クーデターとかが起こって、プーチン以上の強硬路線に進む可能性だってありますし、
> ロシア社会が混迷して、中国の軍門に降るしか道が無くなる展開だって、あるかも知れません。
> それとロシアは連邦国家であり、いくつもの共和国や自治区を内包してますから、
> 中央の統制力が弱まれば、独立宣言祭りになるかも知れませんし、内戦突入の可能性だってあります。
> で、結局は混迷するロシアをまとめる為に、また別の強権的な指導者が誕生する事も充分考えられます。

ロシアの一般国民はどうなんでしょうか?
ソ連時代の思いからやはり反米的な思いは強いのか、
冷戦崩壊から30年経ってもうそういう思いもないのか。

> > ロシアがアメリカと対立的になることってそうメリットがあるとは思えないんですよねぇ。
> WW2オンラインをプレーすると、実感できるかも知れませんけど、
> 地政学的に言うと、実はロシアって、アメリカのベスト・パートナーです(笑)。
> アメリカは海を通して、欧州とアジアという2大世界と面していますが、
> ロシアは陸続きで、欧州とアジアに面しており、
> 海洋国家と大陸国家で住み分けしつつ、この2大世界を挟み込む立地にある為、
> 分け合って支配する事が可能なんですよね。
> 同盟関係ではなく、仮想敵同士でしたけど、それが最も上手くハマったの冷戦構造です!!
> 言い方は悪いですが、米ソがプロレスを繰り広げる事で、欧州とアジアを分割支配できたと。
> ちなみにアメリカから見て、イギリスと日本は、それぞれ欧州とアジアへの橋頭堡として最適です(苦笑)。

そうですね。
ソ連とアメリカは利益が被りにくいですし、
逆に言うとソ連と中国アメリカと日本・イギリスは相性が悪いですよねぇ。
まぁ、カナダがイギリス領ではない米英間は当時よりはマシかもしれませんが、
それでも…

> > 声が大きいだけの少数派って結局のところ反発を受ける方が多いと思うんですよねぇ。
> > 根拠はと言われるとありませんけど。

> う〜ん、そうした側面が無いとは言いませんが、
> どちらかと言うと、それで反発するのは、逆方向にいる「声が大きいだけの少数派」かな?
> 大部分の人は、自分の関心が無い主張なんて、「ふ〜ん」と聞き流して気にも止めませんし、
> それで引っ掛かるのは、逆鱗じゃないですけど、反対方向にアンテナが立っていてこそです(笑)。

そういうものなのですかねぇ…
個別に番組名を出してアレなのですが、
サンデーモーニングって左寄りの番組だなぁと感じるのですが、
ネットの世界では毎回叩かれてますよねぇ。
あの番組に出ている人って声が大きい少数派にあたる人が多いと思うのですが…
それを批判しているネットに書き込んでいる人って声の大きい少数派なのかなぁ…
まぁ、そういう人たちが多数派とは思いませんが、
匿名でないと声の出せない批判者ってところなのかなぁ。
何だか自分で言いたいことが分からなくなってきましたが(笑)
> ただ一方で、幾らか小さいモノでも、いったん「流れ」が生まれてしまえば、
> 深く関心を抱かない人たちほど、無意識というか、何となくな空気感で流れに乗っかり、
> それが積み重なって、やがては大きな流れになる事も、決して珍しくは無いですからねえ。
> 勝ち馬に乗るとか、そこまで明確な意識はなく、それこそブームに乗るみたいな感覚で。
>
> 例えば政治の話を続けるなら、知事の人気とかって、その辺りが顕著に現れやすく、
> 小池知事にせよ、橋下知事にせよ、東国原知事にせよ、
> 初当選時の選挙では、そこまでの得票率で勝ってる訳じゃないんですよ。
> しかし、ひとたび当選して、マスコミも大々的に報じると、一気に支持率が爆上がりすると!
> それこそ、選挙前の賛成・反対なんて意見は、簡単に消し飛んでしまう程に(笑)。

小池知事は正直分かりませんが、
橋下知事は小泉総理のやり方をうまく模倣したなぁと思いましたけどねぇ。
ワンイシューでの問題提起と反対勢力のラベリングというのはまさに小泉総理のやり方かなと。
その意味で都構想の否定は彼にとって痛かったのでしょうけど。
> > > と言いますか、今回ロシア国民に「立ち上がれ!」と言ってる人の何割くらいが、
> > > この安保法制の時に立ち上がったのでしょうか?
> > > もっと言っちゃうと、安保の時は逆にデモに反対するというか、
> > > 小馬鹿にして批判してた人の方が、何となく多数派なイメージ(根拠は無いですけど・笑)。
> > > でもまあ、ロシアの反戦デモで捕まってるような人たちって、
> > > 恐らく日本に居れば、SEALDsみたいな人たちでしょうからねえ。

> > 多分今「立ち上がれ!」と言っている層と安保法制の際に反対と言っていた層は違う層に思いますね。
> > 今「立ち上がれ!」と言っているのはネトウヨのような人たちの気がします。
> > むしろ層としては当時の安倍総理支持層かなと。
> > 彼らは欧米でいうところの極右民族主義的な思想のように感じますね。
> > だからこそウクライナのために立つウクライナ民族支持(共感)なのでしょうし、
> > ロシアの為に立たないロシア民族に立ち上がることを求めるのかなと。
> > まぁ、欧州の極右政党はこの件はどちらかというとロシアよりのようですが。
> > 自分たちの国第一の考えなのでロシアの戦争よりもロシアの制裁への反発による自国資源の高騰に反発している感じですね。
> > まぁ、自国の利益が第一という感じですね。

> いや〜、恐らくは そんなに深く考えてはいません(笑)。
> 本当に、自らの思想信条に基づいて動く人であれば、
> その行動基準というのは、当然ながら、その思想信条によって導き出されますが、
> ネトウヨ層・・・と言うか、それ以上にもっと大勢の人は、
> 結局の所、掲げている思想信条などは、見せかけだけの表面的な旗印であって、
> その行動基準は「自分にとって得か?」であり、更に言えば「どれが心地よいか?」ってモノかと。
>
> ですから、ゼレンスキーがアメリカ議会でのオンライン演説で、
> 真珠湾攻撃に関して触れただけで、手のひらを返してしまう訳ですね。
> それまでは、ウクライナを応援・・・と言う以上に、ロシアを叩く事が心地よかったのに、
> ゼレンスキーの演説で不快にさせられたから、今度はウクライナを叩くべくネオナチ論に傾倒すると。
> そういう意味では、一昔前までの右肩上がりな時代と違って、
> 停滞期から下り坂へと突入した昨今の社会情勢下では、
> 自分が何かを得る事よりも、他者が何かを失う方が、より得に感じるというか、
> そちらの方が機会が多いからこそ、大バッシング時代を迎えているような気はしますね。
> 「自国第一主義」とか言っても、どうすれば国益が最大化するか?ではなく、
> どこに叩けるターゲットが居るか?の方が、その主題になってしまっている感もあります。

一億総バッシング時代なんて言われ方もしますが、
今までは井戸端会議で話題に上がるだけだったものが、
誰でも簡単にネットに書き込める時代(意見を外に発信できる時代)になりましたからねぇ。
身内に向けているつもりでもそれが誰でも見ることができるということを覚えておかないと、
逆に自分がバッシングの対象となる怖い世の中になりましたよね。
しかし、反ウクライナに傾きかけたのはあの一瞬で結局反露に戻りましたね。
ゼレンスキー大統領の演説が良かったという書き込みも多く見ましたし、
その意味ではあの演説も成功だったのかも。

> う〜ん、何というか、そりゃウクライナ側の立場を考えれば、確かに言い分も解るんですよ。
> ロシア寄りなヤヌコービッチ政権を転覆させたと言っても、それはあくまで国内問題であり、
> そんな事を理由に、国土の一部を奪われたとあっては、国民的に納得など行かない事でしょう。
> ですけど、ゼレンスキーが取った行動というのは、ヤクザに喧嘩を売るようなモノですからねえ。
> もちろん、理不尽な要求を受けても、それを毅然と拒否すれば格好良いですし、
> ヤクザが仕返しに発砲してきたら、社会通念的に悪いのは明らかにヤクザの側ですよ。
> とは言え、その発砲により、家族が命を失うなんて事になったら、
> 一家の主として、その対応が間違いでは無かったと、本当に言えるのでしょうか?
> ヤクザだって、ナメられた おまんま食い上げですから、暴力行為に及ぶ可能性は現実的に充分あります。
> 今回の一件って、解りやすく言ってしまえば、そういう話だと思ってますし、
> 警察は介入せず、家族の犠牲は増えていき、それでも正義を貫く事は、本当に正しいのか否か?
> どれだけ世間から喝采を浴びても、今更 後には引けなくても、
> 私自身の感情で言えば、「立派だ!」と称える気には、とてもなれないんですよね。

この例えは分かりやすいですね。
ただ、ウクライナとしてはヤクザに襲われたら、
警察(アメリカ・もしくはNATO)が助けてくれることも、
ある程度期待していたのかなぁとも思いますけど。
> って、話が途中で逸れてしまいましたが、実効支配が重要という事を踏まえると、
> ウクライナ全土の占領には遠く及ばないとは言え、既にこの戦争の結果、
> 現時点でも、そこそこ地域はロシア軍の占領下に入ってしまっていますし、
> どれだけウクライナ軍が善戦しているとは言え、ロシア軍を押し返すほどの力は無い以上、
> 一時的にせよ、仮に停戦が為ったとしても、当然ながらロシア軍は占領地域から兵など引きませんよ。
> そうなれば、停戦ラインは開戦前の東部2州を2分するラインから、現在の前線のラインとなってしまい、
> こんなモノ、ウクライナ側が飲めるはずもありません・・・・
> 逆にロシア軍の側からすれば、これだけ兵士の血を流して、今更東部2州の中間線には戻れません。
> だからこそ、みかじめ料をヤクザに払う感じに、東部2州の中間線で双方妥協するのが最善だっただろうと。
> いや本当、これは後出しジャンケンではなく、既に1万人以上の死者を出してる時点で、
> 納得できなくても妥協するのが、最も現実的な選択だと思ったんですよ、個人的には。
> プーチン政権だって、いつまでも続く訳でもなく、そのうち状況だって変化するかも知れず、
> そうした機会を逃さないよう、ウクライナ自体を豊かにする方が、却って早道だとも思いましたし。

ウクライナの中立国化(EU・NATOへの将来にわたる非加入)と東部2州の独立承認・クリミアの正式割譲とかで、
占領地域からの撤退と停戦はやはり難しいものですかねぇ。
いや、東部2州もクリミアも簡単に渡せるものではないのは分かるので、
ウクライナにもロシアにも高いハードルであるのは分かりますが。
特にこの内容で講和してしまえばゼレンスキー大統領の人気は落ちるだろうことは想定できますしね。
 

> ただ、現在の戦況を見ると、単に南部の守りが薄かった可能性もありますが、
> 結果的には現時点で、クリミア周辺の沿岸部の占領が最も進んでますし、
> ロシア軍の側も、東部2州の完全掌握より、クリミアとの地続き化を優先しているのが解り、
> それだけクリミア(セヴァストポリ)を最重視している様子が伝わります。
> となると、黒海沿岸の東部を占領した後は、沿岸西部の占領を目指すんですかねえ?
> オデッサを落とせば、ウクライナは完全に海路を失いますし、
> 親ロシア派が実効支配する 隣国モルドバの沿ドニエストル地域とも、地続き化が成りますから。
> とは言え、ハリコフ攻略もこれだけ苦戦するとなると、オデッサ攻略も簡単じゃ無いはずで、
> マリウポリを落として沿岸西部への輸送路を確保した上でないと、安易に作戦へ動けないとなれば、
> ロシア軍が全線で立て直し、再攻勢を仕掛けるタイミングというのも、ここらから逆算できるかも?
> って、一向にハリコフが落ちないなら、沿岸東部から そのまま北上て、挟撃を図るかも知れず、
> 何よりも首都キエフの陥落を優先するなら、ドニエプル西岸から北上して、挟撃を図る可能性もありそう。
> 当たり前の話ですが、結局はロシア側の優先順次第で、いろいろと作戦方向は変わるでしょうし、
> そもそも、このまま熾烈なウクライナ軍の抵抗が続けば、侵攻自体が進まない可能性も十分あります。

マウリポリはほぼ陥落のようですね。
南部の方が順調に攻略されているということは、
ウクライナ軍はキエフを固めているということでしょうか。
> ただ、結果的にであれ、意図的にであれ、南部の戦闘が激戦化していて、
> クリミアとの地続き化や、沿岸部の完全奪取が、優先して進められる展開であると、
> これはもうロシア側にしても、中長期戦は覚悟したって戦略方針だと思うんですよね。
> 元々の「ノヴォロシア連邦」案でも、キエフを含む北東部はターゲットでは無かったですし、
> 政治的に、首都陥落のインパクトが大きい為、そちらも狙ったと考えれば、
> 占領ラインで一旦停戦が行われるなら、確実に押さえるのは、むしろ南東部の方であると。
> 逆に言えば、南東部だけでなく、北東部まで目標を加えた事で、同時に二兎を追う形となり、
> それでも行けるとウクライナ軍を侮った結果、未だロシア軍は一兎も得られていないのかな?
> 同じ南東部でも、ハリコフと沿岸部を別と考えれば、2正面どころか3正面作戦になってますし。

やはりクリミアを地続きにするのを優先したのではと。
まぁ、停戦交渉でウクライナはそこら辺まで放棄できるかと言われれば疑問ですが。
> 2月24日に、ロシア軍のウクライナ全面侵攻が始まりましたけど、
> そこで電撃戦が成功すれば、恐らくは3月18日の「クリミア編入」記念日を目安に、
> ロシア側としては、勝利を収めたい構想だったと思うんですよ。
> ですが電撃戦は不発に終わり、今後 立て直しの再攻勢が行われるのだとすれば、
> 次なる目安設定は、5月9日の「対独勝利」記念日となるでしょうし、
> それも不発に終わって、中期的な包囲作戦に移行したとすれば、
> その次の目安設定は、9月2日の「対日勝利」記念日となりそうな気がします。
> で、これ以上 戦争が長引くようなら、記念日に合わせてとか、
> そんな余裕は全くなくなるでしょうし、そこまで行っちゃうと泥沼の長期戦かな?
> ウクライナもロシアも、冬の寒さは厳しいので、年越しあたりに もう1回、
> 事態が動くタイミングがありそうですけど、それさえ越えたら本当に終結が見えません・・・・

ロシアへの経済制裁の影響は詳しくは分かりませんが、
秋まで持つんですかねぇ…
メディアの情報を真実のなら経済制裁はそれなりのダメージがありそうに思えますが…
> ただ言えるのは、目前に迫ってるであろうマリウポリ陥落の後、
> クリミアとのランド・ブリッジ(陸上輸送路)を確保したロシア軍の部隊が、
> 続いて どちらに向かうかで、プーチンの考え方が見えそうだという事。
> それがキエフ方面に進むなら、未だ数ヶ月以内の短期決着に固執しているって事でしょうし、
> それがオデッサ方面に進むなら、中長期戦も覚悟してジックリと腰を据える感じでしょうし、
> それがハリコフ方面に進むなら、とにかく占領地を確保した上での停戦を望んでるのでしょうし、
> 相も変わらずに3正面作戦を続行するなら、ウクライナ側にも一筋の光明が見えてくるかも?
> いかに大軍でも、それが分散していて、更には戦意も低く、補給も不十分となれば、
> 各個撃破の可能性も出てきますし、一旦どこかで撤退が始まれば、雪崩を打って総崩れも有り得ると。
> そして、こうなってしまえば、もうプーチン政権は終わりでしょうけど・・・とは言え、
> これで「めでたし、めでたし」と終わるかとなれば、ウクライナはまだしも、ロシアはそうは行かず、
> 今度はロシアの不安定化が、世界に大きな不安の種を撒き散らすかも知れません・・・・
> それこそ100年前に起こった、ロシア革命の二の舞のような感じで。

オデッサ方面に向かう可能性もあるのですかね…
正直今からウクライナ全土の占領を目指すのは更なるコストがかかりますし、
ロシアもある程度のところで停戦に動くのではと思っているのですが…
希望的観測なんでしょうかね。

> そういう意味では、ここらで一旦 戦線が膠着するであろう事は、個人的にも想定内でしたが、
> しかし一方で、1ヶ月経ってもハリコフが落ちないというのは、正直予想外でした。
> 首都キエフと違い、ハリコフはロシア国境から、わずか40kmの距離にありますし、
> 8年前にロシア側が仕掛けた、ウクライナ東部の独立工作においても、
> ハリコフは、ドネツクやルガンスクと同じく、ターゲットとなりましたからねえ。
> 他の2州と違って、ハリコフ州では放棄した親ロシア派が鎮圧されてしまった為に、
> 橋頭堡を確保できなかっただけで、ロシア側も攻略目標としての優先度は高かったはずです。
> また、キエフ総攻撃という作戦面から考えても、ハリコフにも兵を出していては兵力が足りず、
> かと言って、ハリコフを背にしてキエフを目指せば、挟撃や後方遮断の恐れがあるので、
> キエフを攻める上でも、ハリコフの陥落は前提条件であると思うんです。
> そこを思うと、ウクライナ軍は善戦してますし、ロシア軍は苦戦しているのでしょうね。
> (マリウポリなど南部の戦況ばかり報じられ、ハリコフなど東部がスルー気味なのは何故なんでしょ?)

ハリコフもかなり砲撃はされているようですが、
陥落間近みたいな報道もないですよね…
というか流石にロシア軍の進軍速度が遅すぎる気がしますが…
ここ2週間ほど停滞しているように思えますし。
余り信じていなかったのですが被害が甚大という報道が案外真実なのでしょうか。


> > ロシアとウクライナの発表するロシア軍の損害に差がありすぎで実数が分かりませんが。
> > それなりに損害は出ているのでしょうし、もしかすると当初想定していたよりも被害が大きく、
> > 既に限界なのかもと。

> 損害という意味では、わずか1ヶ月あまりで、5名もの将官が戦死した事は、
> ロシア軍にとって非常に大きな痛手でしょうし、これは絶対に想定外だったと思います。
> この戦争に投入されてるロシア軍の将官が20名だそうですし、
> ここ50年間で、戦死した米軍の将官は2名などと聞くと、尚更ですね。
> 兵士たちの士気の低さも問題でしょうけど、指揮系統が乱れるのは それ以上に問題なはずです。
> また、この損害の衝撃は、軍の上層部にダイレクトに響いていそう・・・・
> 末端の兵士が大勢死ぬよりも、肩を並べる数名の将官が死ぬ方が、より身に迫るでしょうから。
>
> こうなってくると、仮に戦争が長引いて、ロシア軍の消耗も増していった場合、
> プーチン政権を倒すのは、民衆によるデモよりも、軍部によるクーデターの可能性の方が高いかも?
> もちろん、今回の開戦に関しても、軍内部の強硬派が大きく関与しているとは思いますけど、
> ロシア軍の上層部が、全て強硬派で固まってる事なんて無いでしょうし、
> クーデターであれば、高級士官だけでなく、中級士官でも可能ですから。
> ただ、その場合の危険性を考えると、軍事クーデターのシナリオは見たくないなぁ・・・・
> 正直、プーチン政権よりマシになる保証なんて、全く無いですからねえ。

ロシアの軍事クーデターはあまり見たくないですね。
おっしゃる通り良い方向に進む絵が見えませんし。
それなら民衆のクーデターの方がまだマシな気がします。
とはいえ民衆によるクーデターの可能性は低いと私は思っていますが。

> > > > う〜ん…仮にキエフが陥落してゼレンスキー氏が死亡したとしても、
> > > > 逆に神格化されちゃいそうな気もするんですよねぇ…
> > > > プロパガンダの一種だとは思いますが、長期化してウクライナにも厭戦気分が蔓延ってきてからならともかく、
> > > > 現状では逆に士気が上がる気がします。
> > > > 彼自身が指揮官というわけではないでしょうから、軍事的には大きな損失ではないでしょうし。

> > > 文字通り、「役者」である彼を失うとなれば、看板的にも厳しいと思いますよ。
> > > 替わりの新しい大統領を立てても、あれだけの演技力は誰も真似できないでしょうし、
> > > 選挙を経ているか否かの正当性の面でも、やはり段違いだと思うので。
> > > 確かに、彼自身の指揮官としての能力は、この際 別に構わなくても、
> > > 演技力と正当性に裏打ちされた「錦の御旗」としての存在効果が、軍事的にも非常に大きいと。

> > 冒頭でも述べた通り正直彼の「役者」としての能力は少し怖いなと思いだした今日この頃です。

> アメリカ議会でのオンライン演説が行われた直後、
> 「大変な時なのは分かるが、ウクライナ大統領はスーツを持っていないのか?」という、
> アメリカ人の経済評論家のTwitter投稿が、世界的に炎上するという事が起こりましたけど、
> 投稿した本人の真意はどうあれ、これって地味に、芯を食った指摘なんですよね。
> 実際の所、ゼレンスキーも開戦当初はスーツ姿でしたが、
> かなり早い段階でTシャツ姿に変わり、無精ヒゲも伸ばし始めたのは、
> 明らかに「見た目」を意識した上でのメディア戦略であり、
> だからこそ、Tシャツは綺麗だし、無精ヒゲもキチンと手入れされていると(苦笑)。

正直このニュース見たときこんなことで炎上するのかと思いましたね。
言っていることは正論だと思うのですが…
ゼレンスキー氏を批判すること=反ウクライナみたいになってしまっているのはちょっと違う気がします。
> いや別に、その行為自体は悪いとは思いませんけど、見る側は理解しておいた方が良いと思いますし、
> それを指摘する事さえ憚られるような空気感は、あまり健全だとは思いませんね。
> そもそも、こうした「非常時の見せ方戦略」って、最近では一般化してきており、
> 日本の首相とかも、大きな自然災害とかあった際には、
> 作業着を着て、ヘルメットを被るような事をしてますが、結局は滑稽に見えるのが常です(笑)。
> しかしゼレンスキーの場合、そこは本業が「役者」として、見せ方を熟知しているので、
> 滑稽に見えるどころか、本当に勇ましく見せるのが上手いと思います。
> で、それは政治家として強力な武器だとは思いますけど、
> どう使われるかによって、禍すら招きかねない武器ではあると・・・・
> だからこそ、見る側は細心の注意を払うべきでしょうけど・・・まあ無理でしょうね。

地震の速報でもニュースキャスターがヘルメット被って原稿読んでますからねぇ…
これ見よがしだなぁと正直思ってしまいます。
まぁ、外に出ての台風中継なんかは本当に危ないと思いますが。
あれもやる意味あるのかなぁと思っちゃいますよね。
NHKなんかは近年やめているようですが。

> それこそ最近も、数千人の市民をロシア側へと避難させた事に対して、
> 「拉致だ!強制連行だ!」という騒ぎになってますけど、
> もちろん、ウクライナ国家の側から見れば、そういう理屈になるのは解りますし、
> 避難した市民にしたって、本心では敵国側になど逃げたくない人が恐らく多数派でしょうが、
> それでも、自分や家族の命を守る為には、そうした苦渋の選択だってアリだと思うんです。
> 更に、もっと戦略的に物事を考えるのであれば、国民の命を守るために敵国の後方へと避難させつつ、
> 100万人単位で避難させる事で、ただでも苦しいロシア側の兵站を消耗させ、
> どうせプロパガンダ目的であり、尚かつロシアが国連から離れてない事を逆に利用して、
> 難民支援を行う国連UNHCRスタッフと、海外メディアとを、ロシア側の避難民キャンプに入れさせる事で、
> 国際監視の下に置いてしまうという牽制の仕方だって、割り切って考えれば、あったと思うんですよね。
>
> それなのにウクライナ政府側として、徹底抗戦と言えば聞こえは良いものの、
> 市民の犠牲が大きくなる方向で、いろいろと動いてしまっていますし、
> それはそれで、双方に犠牲者を増やす事が、戦争勝利を目指す1つの有効な手段なだけに、
> 訝しんでみてしまう所も、正直あったりします。
> 意図的なのか? 無意識なのか?は別にして、言うなれば、
> 「地獄への道は善意で舗装されている」といった所でしょうか?
>
> ただ、ここへ来てゼレンスキーが、停戦交渉における「国民投票」という単語を出してきた事で、
> 全く自覚のないまま、国民を危険に晒している訳では無さそうな事が解ったと同時に、
> 当然ながら、自ら甘んじて汚名を被る覚悟で、和平を導く気も無い事が解りました。
> もう少し詳しく述べれば、認知不足や自己陶酔で状況把握が出来ていない訳では無く、
> かと言って、国民の屍の上に勝利を掴もうと考えているほど異常者でも無く、
> 現状のヤバさは重々承知した上で、それでも自らが火の粉を被る大胆な決断は行えると思えず、
> 結局の所、ズルズルと犠牲者ばかり増えてしまう展開に陥りそうだなぁ・・・と。

まぁ、上でも書いた通り下手なところでの妥協は後世の歴史学者に評価されることはあっても、
現時点では支持率の低下を招くでしょうしねぇ。
もしかするとゼレンスキーとプーチンは人の命を使ったチキンレースをしているのかもしれませんね。
どのくらいまで自分陣営の死者に耐えられるか先に降りた方が政権を失うというような。
 
> > 正直士気が高いのってそう続かないと思うんですよ。
> > 自分が住んでいた町が破壊されていく様に最初は怒りを覚えても、
> > ずっと戦い続けるとどんどん疲労は溜まっていくでしょうし…
> > その中でロシア側に逃げた人の状況が入ってきて「ロシアも友好を望んでる降伏して」
> > みたいなプロパガンダが行われると心が折れる人も出だすでしょうし、
> > それを恐れているのかなと。

> それに関しては、現実的に有り得る話だと思いますし、
> そろそろ移行されるであろう「第2フェイズの戦争」においては、
> ウクライナ市民の心を挫く攻撃が、ロシア軍によって行われ始めると思いますよ。
> ロシア軍が加勢しているシリア内戦とかも、そうですけど、
> 戦争が長引き、悲惨な状況が増えるほど、支配に抗う崇高な信念よりも、
> 支配を受け入れてでも、安全に日常を過ごしたいという思いが、一般市民には強くなります。
>
> そして、冷酷な言い方をすると、安全な後方のロシア側に避難させるよりも、
> 戦地であるウクライナ国内に留まらせて、凄惨な思いを数多く負わせる方が、
> 市民感情がそちらに早く流れますし、ロシア側の負担も少なくて済みます。
> そういう意味では、プロパガンダ目的で避難民を使うとかは、あまり無さそうかな?
> どちらかと言えば、占領統治における現地協力員を育てるという方が、可能性的にはあるかも?

自国民が敵対者じゃないかという猜疑心に襲われ始めたら厳しいですよね。
そうならないうちに停戦となってほしいところです。
ただ、落としどころは正直まだ見えていないですよね…


[23895] 戦況の変化と停戦の行方(その1)返信 削除
2022/4/5 (火) 23:58:46 徳翁導誉

> すいません、おっしゃってくださっているように全部に返信するのは難しいので(笑)
> 個人的に気になったところだけ返信します。

今の調子だと、返信を重ねる度に、倍々ゲームで文章量が増えていきますし、
そろそろ私も、無編集に返信を垂れ流すのは、控えた方が良さそうですかねえ?(笑)
容量オーバーで、返信が2回に分かれるとか、以前はほぼ無かったのに、
今では、結構な頻度で発生させてますから・・・・

> それとやはりウクライナに関する報道が減ってきましたね。
> 戦線にあまり変化がないというのも理由なのでしょうが、
> やはり人はどんなことにも慣れていくのだなとも思いました。

それでも、開戦から1ヶ月以上が経ち、
ウクライナ軍の巻き返しや、ロシア軍の撤退などあるとは言え、そこまで大きな動きは無い中で、
ニュースや報道番組でも、未だに半分以上の時間が割かれている事を思えば、
今までの事例に比べると、やはり関心は高いんじゃないですかねえ?
国内のコロナ感染が、早くも第7波を迎えそうであるのに、そちらの報道は限定的ですし、
「慣れ」や「疲れ」という意味では、ウクライナ戦争以上に、新型コロナの方が大きいかも?

と言いますか、3月下旬の代表戦ウィークで、世界でも続々とW杯出場国が決まり、
いろいろな国の試合映像を見たり、W杯本番の抽選会を見たりしましたが、
日本ほど感染対策を行っている国は、東アジアを中心に、ほんの一握りといった感じで、
世界的には既に、withコロナを受け入れて、日常生活に戻りつつ印象を受けました。
で、戦争の影響もあり、これだけ新型コロナのマスコミ報道が減ってくると、
そろそろ日本でも、同じ様な流れになってくるかも知れませんし、
実際、ここ最近は街中でも、マスクをしてない人がポツポツ増えた気がします(花粉症の季節期なのに・笑)。
また、欧州での戦争や制裁の影響が、遠く離れた日本でも「物価上昇」という形で現れるのは、これからですし、
テレビで見る戦争報道よりも、こちらの方が より如実に市民生活に打撃を与えますので、
そうなってくると、日本国民の関心も、戦争やコロナ以上に、こちらへと向かってくるかも知れません。

> > > ゼレンスキー大統領が各国の国会で演説を行ってるのが話題ですね…
> > これまでゼレンスキーは、各国に合わせた演説を行ってきましたし、
> > 時にはドイツやイスラエルなどで、相手国に対する苦言を述べたりもしていたので、
> > 日本に対して、いったい何を語るのか?というのは、正直かなり興味があったのですが、
> > いざ演説を聞くと・・・当たり障りのない内容で、ちょっと肩透かし(笑)。

> これについては私も同意見でした。
> 領土問題を抱えているという意味ではもう少し踏み込んだことも言えたのかなと思いますが。

まあ、さすがに北方領土や日露戦争、広島・長崎に関して触れるのは、
政治的に難しいですし、私も避けてくるだろうと事前に思ってましたけど、
福島に関しては、そうした政治的な問題も少なそうなので、触れても良かった気はするんですけどね。
触れないなら触れないで、ロシア軍の侵攻を「津波」に例えたのは、個人的に余計だと感じましたし。

> 後本筋ではないですが同時通訳って聞きにくいですね…
> 後で文章を見ないと結局良くわからなかったです。

まあ同時通訳は、いつもあんな感じですよ。
日本語話者の通訳だと聞き易さはありますが、今度は文意の正確さが失われがちですし、
と言いますか、同時通訳って あのレベルでも、かなりの超人技ですからねえ!!(笑)
逆に言えば、もっと聞きやすくとか、正確にとか、理解しやすくとなれば、
身も蓋も無いですが、やはり生よりも、編集された録画で観る方が、ずっと良いとは思います。
どちらかと言えば、生中継って、そのリアルタイム性を味わうのがメインな所がありますので。

それこそ最近はYouTubeとかでも、切り抜き編集動画が大人気ですし、
短時間にまとめられ、理解しやすく加工された動画は、今の時代性にもマッチしている気がします。
もっと言うなら、長い動画を自動的に編集&加工するAIとか、
分厚い本や外国の本を翻訳&要約して、それを自動的に図解&動画化するAIとか生まれてくれば、
今以上に知識の受容が容易になりますし、かなりの需要があるのでは?とか考えますね。
それこそ私も、そんな便利ツールがあれば、是非とも欲しいので(笑)。

> > あと、一番最初にサッカーの話が出てくるのは、2012年に欧州選手権をポーランドと共催した誇りと、
> > FWシェフチェンコに代表される サッカー人気の高さを思えば、ツカミはOKな感じでしょうか?(笑)

> 今回の件でロシアのサッカーチームのウクライナ人コーチが、
> 色々剥奪されているのを見るとサッカーの影響力は大きいんだろうなとは思いましたね。

先日も、カタールW杯の抽選会があり、日本の対戦相手がスペインやドイツに決まりましたけど、
正直 私だって、悲惨な戦争の話などよりも、平和的にサッカーの話とかしたいのが本音ですよ!!
今大会は史上初の冬開催ですが、その頃は戦況が一体どうなっているのか・・・・

ちなみに、ウクライナ代表も、ロシア代表も、欧州予選の残り3枠を争うプレーオフに進出してましたが、
この戦争勃発により、ウクライナの試合は延期となり、ロシアに至っては予選から追放されて、
理想を言うなら「政治とスポーツは別物」としたい所ですが、やはり現実はモロに影響を受けるんですよね。
そして、その判断基準は「戦争は絶対にNG」みたいな原理原則論ではなく、多分的に政治的であり、
旧ユーゴは「悪者」だから排除されたけど、アメリカの戦争は「正義」だから議論さえ起こらず、
ロシアのクリミア併合やドンバス紛争でさえ、W杯の開催国であれば不問に付されると(苦笑)。
中国のウイグル問題や女子テニス・彭帥さんの問題にしても、IOCは北京五輪の為に見て見ぬふりでしたが、
その一方で、欧米諸国は逆に政治利用しようとして、過度に焚き付けていたのも事実ですからねえ・・・・

ちなみに、ウクライナ代表で歴代最多出場を誇る、元主将のティモシュクが、
ロシアの所属クラブから去らない事を理由に、記録剥奪の上に追放処分となったらしいですが、
一方、ロシア代表の方では、現主将のジュバが、自身の父親がウクライナ人という事もあり、
監督と話し合った結果、代表招集をキャンセルしたらしく(抗議ではなく心労が理由)、
その事でロシア議会の副議長から、「裏切り者」「ウクライナ代表に行け」と批判されたみたいですね。
でもまあロシア代表自体は、W杯予選からも排除されてしまったので、
招集されても合宿しか出来ませんし、いつ国際舞台に復帰できるかも見通せない状況ですが・・・・

あと、ウクライナ政府側は、ロシアの代表チームだけでなく、
様々なスポーツ競技で、個々のロシア人選手まで排除するよう働きかけており、
この動きに関しては、さすがに欧米各国でも物議を醸していますね。

> > 例えば、当時はまだ、自民党との政権交代を狙える立場にあった社会党が、
> > 「アメリカの豊かさ、ソ連の社会保障、イギリスの議会政治、日本国憲法の平和主義」を掲げた際、
> > 世論の反応は、なかなか良かったと聞いてますからねえ。

> 正直物心がついたころにはソ連がなかったので良くわからないのですが、
> 社会主義国のソ連ってやはり社会保障が手厚いという印象だったんですかね?

いや私の方も、冷戦が終わった時は小学生でしたから、そんなに詳しい訳じゃありませんよ(笑)。
ただまあ、鉄のカーテンの向こうから宣伝されてた程、充実した保障内容では無かったとは言え、
江田ビジョンが出された60年代始めだと、日本よりは充実してたんじゃないでしょうか?

とりあえず、共産圏であれば、医療と教育が無料で受けられましたし、
国家が仕事を斡旋するので失業の概念が無く、病気や高齢になれば充分な年金が貰えますからねえ。
老人・病人・障害者・母子家庭など、いわゆる社会的弱者にとっては、
今よりもっと良い暮らしというか、人並みの暮らしが出来る社会体制だった訳で、
ソ連時代を懐かしむ人とかは、現在の生活が苦しい、今の社会的弱者層に多い気がします。
民族・性別・地方・貧富はあまり関係が無く、勉強次第で誰でも出世の機会があった社会でしたし、
例えば、8年前の経済制裁すら耐え切った、ロシア中央銀行の現総裁であるナビウリナなんて、
ウラル出身でタタール人の女性ですからねえ(世界でも女性の総裁は彼女くらいだそうで)。
また、共産圏は教育費が無料という事で、貧しいアメリカ人の大学生が、
キューバに留学して医者になるというケースも、それほど珍しい話では無かったかと。
まあキューバの場合、東側諸国と比べても医療レベルは引けを取らず、
平均寿命に関しては、却ってアメリカよりも高いくらいでしたからねえ。
そしてキューバも国家戦略として、医師の国際派遣を積極的に行っていた事情もあったりします。

って、こんな事を書いていると、何だか理想的な社会にも思えますが(笑)、
好景気も不景気もない経済というのは、安定している反面、刺激に乏しく退屈ではあるでしょうし、
あくせく働く必要がない反面、頑張っても大して見返りはなく、経済発展のスピードが遅い社会。
必要な商品は揃っていても、欲しい商品には恵まれず、住宅も家電も自動車も全て同じで、
娯楽の種類も少ないから、みんなで集まって飲み会をして、週末には地元のサッカーチームを応援し、
10年に1度くらい、同じ東側の国へ、家族や同僚と海外旅行に連れてって貰える程度。
近所で助け合える生活と言えば聞こえは良いですが、そこには監視社会の側面も付いてきますし、
一般国民と、一握りの特権階級との間に、アッパー・ミドル層が無いから、
平穏だけど退屈な暮らすだけならまだしも、成長意欲は大きく欠けた世界・・・・

結局、パイの再配分を社会システムとしては高性能でも、パイ自体を大きくする能力に欠け、
戦後10年や20年は上手く行っていたものの(実際、当時は韓国よりも北朝鮮の方が豊かでした)、
30年40年と経つと、資本主義経済の方がググッと成長した上に、
共産主義への対抗政策として、日本や欧州では社会保障の充実を図っていきましたからねえ。
パイ自体を大きくして、再配分の割合まで増やしたとなれば、西側の社会保障も負けなくなりましたし、
逆に共産圏は、パイは大して増えないのに、軍事費などの負担が増して再配分の割合は減り、
しかも制度疲労が起こっていても、なかなか改善できない社会システムでしたので、
この頃になると逆転して、あとは歪みが大きくなって、東側は一気に瓦解って感じだったかな?
そして、西側諸国の中でも特に日本は、55年体制・官僚主導・護送船団・終身雇用などなど、
褒め言葉なのか? 揶揄なのか? 「世界で最も成功した社会主義国」と呼ばれるに至ると(笑)。

で、それで世界は めでたし、めでたし・・・かと思ったら、
共産主義という競争相手を失った事で、資本主義の暴走というか、原点回帰が始まり、
負担の大きい社会保障は、ガンガンと削られていき、
強力な再配分機能を持っていた累進課税の制度も緩んでいき、
経済のグローバル化は、先進国と途上国の差を縮めた反面、各国での格差は拡大させてしまい、
共産圏が提供していた、つつましい日常の生活レベルすら、
満足に享受できない人たちを増やしちゃったんですよね。
それに、共産圏と比べればハイレベルなものの、
「必要な商品は揃っていても、欲しい商品には恵まれない」という意味では、
ユニクロやダイソーばかりになった資本主義社会も、結局は似た者同士なのかも知れません(笑)。

まあ、今更ながらに、理想論を言わせてもらえるなら、
自由主義社会が、共産主義的な社会保障を取り入れたように、
共産主義社会が、資本主義的な経済成長を上手く取り入れる事が出来て、
2つの社会や制度が、良い意味で競争し合えていれば、もっとマシな世界になっていたのかも?
働けど働けど我が暮らし楽にならず な世界だと、平穏だけど退屈な世界さえ、理想郷に映るでしょうし。

> > ゼレンスキー周辺は、政治的には素人でも、映像作りや売り込みではプロの面々ですし、
> > それこそ開戦直後、13名の離島守備隊が、投降を拒否して全員玉砕したとして、
> > 華々しく喧伝され、大統領も英雄勲章を贈ると述べてましたけど、
> > その後、実はロシア軍の捕虜として、生き延びていた事が明らかになったんですよね。

> このニュースを聞いたとき正直プロバガンダやってるなと思いましたね。
> それと同時に本格的な戦争になってしまったなとも思いましたが。

まあ戦争なので、プロパガンダはあって当然ですし、
良い悪いは別として、それこそ当事者であれば、時にそれが必要となる事もあるのでしょうけど、
少なくとも私たち第3国の立場にいる人間は、安易にそれに乗るべきでは無いと思うんですよね。
これはドラマではなくリアルの出来事なので、娯楽的に勧善懲悪視する行為は不健全な気がするので。

> > いや当然ですが、デモ参加者に「暴徒化しろ!」と言ってる訳ではありませんよ。
> > ただ現実的に、平和なデモよりも、暴徒化した群衆の方が、政権崩壊に繋がりやすいという話で。
> > そして、それを今の時代にアメリカでやろうとしたのが、選挙で敗れたトランプでした(苦笑)。

> そういえばトランプ支持派は議会の占拠とかやってましたねぇ…
> あれで政権奪回とかになれば民主主義国家とは…
> になってしまいますが…

正気を失ったかのように映るトランプの暴走に、さすがの中国も疑心暗鬼となって、
「核戦争を起こす気では?」という疑念まで、生まれていたと言いますからねえ・・・・

そこでアメリカ軍の制服組トップは、大統領には無断で中国軍トップと直接コンタクトを取り、
「アメリカ側から中国を攻撃する事は無い。もし攻撃する際は必ず事前に伝える」
と話して、中国側を安心させると共に、
米軍内部では、中国を刺激しないよう軍事演習を延期した上で、
「大統領から核発射の命令が出ても、私を通さない限り従うな」と指示が出てたらしいですからねえ。
文民統制(シビリアン・コントロール)という点では、明らかに逸脱した行動ですけど、
逆に言えば、そうした行動を迫られるくらい、当時のトランプの行動は異常と映ったのでしょうし、
アメリカの政治がここまで進んでしまったというのは、かなりの危機だとは思います。

とは言え、トランプ大統領の誕生というのは、あくまでも結果であり、
トランプがアメリカを狂わせたのではなく、アメリカが狂ってきた為にトランプ登場となった訳で、
そういう意味では、民主主義って本当に、その時々の国民レベルを表す鏡なんですよね。
言ってしまえば、今回のロシアやウクライナにしても、
プーチンを選んだのはロシア国民であり、ゼレンスキーを選んだのはウクライナ国民であると。
意地悪な物言いですが、ウクライナ国民が「ゼレンスキーで良かった」と本気で思うなら、何も言えません。
また、そういう意味では、日本における改憲か? 護憲か?という議論も、
もちろん憲法の条文は重要ですけども、それ以上に重要なのは何よりも「民意」ですからねえ!!
どれだけ9条を死守しようとも、国民世論が好戦的な方向へ流れれば、戦争は普通に起こり得るでしょうし、
逆に9条を改正しても、日本国民が真に平和を希求するならば、そうそう戦争には至らないはずです。

> とはいえ、郵便での投票が有効って個人的には違和感がありましたね。
> これはやはり私が日本の占拠に慣れているからなんでしょうかねぇ…

一応、郵便投票は日本でも、身体障害者や海外在住者を対象に行われていますけどね。
そしてアメリカの場合、国土が物凄く広いですから、投票所が遠ければ郵便投票も手段の1つでしょうし、
それに何より、アメリカの有権者が選ぶのは、大統領ではなく各州を代表して投票する選挙人であり
選挙の1ヶ月半後に、選挙人による間接選挙で大統領が決まるシステムなのも、
通信網や交通網が未発達だった、当時の名残ではありますからねえ(笑)。
こちらに比べれば、郵便投票はまだそこまで、個人的に違和感は無いかも?
そのうち、自宅や外出先でも、オンラインで投票が可能となれば、
それはある意味で、郵便投票のデジタル化みたいな事でもあるしょうし。

> > 現状だと、やはり政治的な信念がある人くらいしか立ち上がらないでしょうし、
> > そういった人間は、社会全体だと一部に過ぎ無い事を思えば、
> > もっと反政権的な民意が高まるには、政治信条よりも、市民生活が苦しくなる必要があるかと?
> > ただしロシアの場合、ダーチャと呼ばれる郊外別荘を、庶民たちでも結構保有しており、
> > 経済制裁やコロナ禍の中でも、それで何とか自給自足が出来ちゃったりする社会なので、
> > 他の国に比べると、なかなか崩れないって所はありそう(国防意識も世界標準よりも高い国民性ですし)。

> ルーブルは暴落していますし、
> 一部報道ではロシアのスーパーでは売られている物が明らかに減っているということもあるみたいですが、
> この状況が酷くなったり続いたりすれば可能性はあるというとこでしょうか。

為替的に、どれだけルーブルの価値が下がっても、
ロシア国内でルーブルを使う限りは、そんなに関係無いですからねえ。
もちろん、輸入品の値段が高騰すれば、それに伴って物価も高騰するでしょうから、
それはそれで大変でしょうけど、それでも食糧や燃料は自給自足が出来ちゃう国ですし、
制裁が長くなれば、欧米から輸入品も、次第に中国製品に取って代わられるかも知れず、
そうなれば、質は低くなっても、我慢できない・・・というレベルまでは落ちない可能性も?

とは言え、ソ連時代は生産力は高くても、輸送力や分配機能が低くて、物不足を起こしてましたし、
ソ連崩壊後は、欧米企業が入ってきて、その辺りは改善されたかも知れませんが、
もしかしたら、物流ノウハウは欧米企業に任せっきりで、国内企業だけでは未だに能力不足かも知れず、
仮に そうだとすれば、単純に輸入品だけが品薄で、スーパーの棚が空になるだけでなく、
輸送力や分配機能の問題から、国産品まで品薄になる可能性も、もしかしたら あるのかも知れませんね。
そうなると、久しぶりに配給制が復活するのかな?(笑)
って、ソ連時代を覚えている中高年層はまだしも、資本主義しか知らない若者層の不満は高まるかも?

> ロシアの一般国民はどうなんでしょうか?
> ソ連時代の思いからやはり反米的な思いは強いのか、
> 冷戦崩壊から30年経ってもうそういう思いもないのか。

2014年の調査↓によると、アメリカが好きなロシア国民は23%との事。
http://www.garbagenews.net/archives/2179342.html
日本は66%で、欧州諸国は60〜70%台ですから、やはり低い感じかな?
でも、中東諸国は10%台なので、こちらの方が反米色が強いかも。

そして、この調査では、アメリカへの好感度と同時に、中国への好感度も調べてますけど、
アジア・アフリカ・中南米と、欧米諸国以外は、米中の好感度にそこまで大差が無い反面、
日本の7%という低さが、一際目立ってますね(笑)。
そういう意味では、ロシア国民の反米色は、日本国民の反中色よりも大分マシであると。

また、これは個人的な感覚ですけども、ロシア国民のアメリカに対する意識は、
もちろん、ソ連時代からの流れで、特別な思いはあるでしょうけど、
それは反米色という以上に、アメリカに対する「ライバル意識」と表現する方が妥当な気がしますし、
逆に言うと、ライバルだからと言って、必ずしも嫌いだという事にはならず、
今となっては、アメリカと張り合えてた時代を懐かしがったり、却って憧れの意識とかも強そう。
アメリカが嫌いだという意見があったにしても、それは主に、
ソ連崩壊後に、ロシア経済を滅茶苦茶にされたという、90年代の恨みであったり、
00年代の中頃から始まった、新たなる米露対立による影響の方が、ずっと大きい気はします。

ちなみに、日本社会で急速に「嫌韓反中」が増えたのも、ちょうど同じ頃の00年代でしたね・・・・
う〜ん、そうやって改めて考えると、2003年のイラク戦争が、1つの時代的な転換点だったのかなぁ?
EU内では、あの戦争に対する賛否が分かれた事で、結果的にイギリスのEU離脱へと繋がりましたし、
旧東側の東欧諸国がアメリカに擦り寄った事で、アメリカはロシアへの工作を深める一方、
ロシアもアメリカに倣って、武力を背景とした強引な戦略が増えていきましたし、
中東の不安定化やイスラム国の台頭なども、ここがキッカケではありましたからねえ。
って、東アジアの対立の方は、イラク戦争とはあまり関係無しに、
1997年に起こったアジア通貨危機からの回復過程で、いろいろと変化が生じた結果かも知れませんが?

> > > ロシアがアメリカと対立的になることってそうメリットがあるとは思えないんですよねぇ。
> > WW2オンラインをプレーすると、実感できるかも知れませんけど、
> > 地政学的に言うと、実はロシアって、アメリカのベスト・パートナーです(笑)。
> > アメリカは海を通して、欧州とアジアという2大世界と面していますが、
> > ロシアは陸続きで、欧州とアジアに面しており、
> > 海洋国家と大陸国家で住み分けしつつ、この2大世界を挟み込む立地にある為、
> > 分け合って支配する事が可能なんですよね。
> > 同盟関係ではなく、仮想敵同士でしたけど、それが最も上手くハマったの冷戦構造です!!
> > 言い方は悪いですが、米ソがプロレスを繰り広げる事で、欧州とアジアを分割支配できたと。
> > ちなみにアメリカから見て、イギリスと日本は、それぞれ欧州とアジアへの橋頭堡として最適です(苦笑)。

> そうですね。
> ソ連とアメリカは利益が被りにくいですし、
> 逆に言うとソ連と中国アメリカと日本・イギリスは相性が悪いですよねぇ。
> まぁ、カナダがイギリス領ではない米英間は当時よりはマシかもしれませんが、
> それでも…

まあ、並び立とうとするから、相性が悪いのであって、
上下や主従がハッキリしてしまえば、却って補完関係になれますけどね。
まさしく、今の日本とアメリカのように(苦笑)。

そういう意味では、ロシアと中国の関係も、もしもアメリカという共通の敵が居なければ、
利害が衝突し合う、対立関係となってしまいがちですけど、
今回のロシアの失態により、中国のとの上下関係がハッキリしてしまえば、
却って中露両国は、安定的なパートナーに成り得るかも知れませんよ。
それこそ、このまま西側諸国からの経済制裁が続けば、そのうち中国企業がロシア市場を席巻しそうですし、
中国とロシアが統一的な市場となれば、必然的に中央アジア諸国も、そこに飲み込まれていきます。
また、ウクライナの戦後復興に関しても、もし仮に、中国の企業と中国人の労働者が流れ込めば、
移民国家のカナダやオーストラリアで、中国色が強まっているのと同じように、
ウクライナでも中国色が強まるかも知れず、そうなれば「一帯一路構想」はかなり前進するかと?
それこそ、モンゴル帝国の支配下に置かれた「パクス・タタリカ(タタールのくびき)」の再来というか、
ユーラシアが一帯一路構想で、中国の影響下に入る「パクス・シニカ」の到来って感じでしょうか(苦笑)。

そして、もしも今後、中国が停戦合意の仲裁国となれば、国際政治における存在感は更に増しますし、
両国の橋渡し役となる事で、ロシア支配地域だけでなく、ウクライナ本国側でも復興事業を担える上、
ウクライナ中立化の保証国として、中国軍が入ってくるなら、ロシアだって無茶は出来なくなる一方で、
中国は経済面だけでなく、軍事面においてまで、ユーラシアで影響力の拡大してくる可能性があると。
ただしその一方で、これだけロシア軍がウクライナで苦戦する姿を見てしまうと、
中国としても、台湾に軍事侵攻というシナリオは、随分と遠離ったかも?
実戦経験が豊富と言われていたロシア軍ですら、この有様なのですから、
実戦不足を指摘される中国軍など尚更ですし、しかも海まで越える必要がありますからねえ。
あとは、ウクライナ本国側がEU諸国と隣接している事を考えれば、特に経済面において、
一帯一路構想における欧州での橋頭堡として、ウクライナの重要性も非常に増しますので、
こういう展開になれば、アメリカ側が手をこまねいてる隙に、中国が漁夫の利を得て、
アメリカと中国の世界的な主導権争いが、本格的に激しさを増してくるかも知れません。

・・・って、中国も今後は、深刻な少子高齢社会を迎えますし、
いくら人口自体は多いと言っても、かなり妄想に近い展開ではあるんでしょうけどね(笑)。
清王朝の皇帝と、帝政ロシアの女帝が、もしも政略結婚していたら?とか、
日露戦争でロシア側が勝利し、もしもロシアの勢力圏が、北京にまで及んでいたら?とか、
中国共産党のリーダーが毛沢東ではなく、もしもソ連に従順であったなら?とか、
それこそ妄想が許されるなら、いろいろと有り得ない展開だって考えられますし(笑)、
また、もうそれはそれで、いっそ架空の世界でも作り上げて、物語化してしまうのも面白いかな?とも。
世界で人気の歴史ファンタジー系ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」とかも、
一応 全話見たんですけど、正直いまいちハマらなかったんですよねえ・・・・
まあ、私自身は文才など皆無なので、物語としてマトモなモノが書けるとは全く思えませんけど、
単に世界観の設定を考えるだけであれば、歴史知識の妄想から、いろいろと楽しめそうですし、
どうせ無駄に長文を垂れ流すなら、創作活動に用いた方が、まだ有益なのか?と思わなくも無いと(苦笑)。

> > > 声が大きいだけの少数派って結局のところ反発を受ける方が多いと思うんですよねぇ。
> > > 根拠はと言われるとありませんけど。

> > う〜ん、そうした側面が無いとは言いませんが、
> > どちらかと言うと、それで反発するのは、逆方向にいる「声が大きいだけの少数派」かな?
> > 大部分の人は、自分の関心が無い主張なんて、「ふ〜ん」と聞き流して気にも止めませんし、
> > それで引っ掛かるのは、逆鱗じゃないですけど、反対方向にアンテナが立っていてこそです(笑)。

> そういうものなのですかねぇ…
> 個別に番組名を出してアレなのですが、
> サンデーモーニングって左寄りの番組だなぁと感じるのですが、
> ネットの世界では毎回叩かれてますよねぇ。
> あの番組に出ている人って声が大きい少数派にあたる人が多いと思うのですが…

サンデーモーニングは、昭和から35年続く長寿番組ですからねえ。
確かに今でこそ、「左寄りの番組」という印象が強いでしょうけども、
放送開始当時は、社会全体が今よりも「左寄り」でしたので、至って普通のスタンスというか、
一般的なニュース番組に比べるとラフな見た目の割に、意外と骨太な所もありましたかねえ?
例えば、台湾が民主化されていく際、あれほど力を入れて報じてた番組は、恐らく他には無かったでしょうし、
今でこそネトウヨ芸者となったケント・ギルバートも、この番組での10年間に及ぶ出演で有名になりました。
昨年いっぱいで番組を卒業した張本勲の発言とかも、今となっては時代錯誤な内容なのは確かでしょうが、
20年30年前なら普通の発言であり、今でも同じ感覚のままの視聴者だって、恐らく少なく無いはずです(笑)。

まあ、そういう意味では、あの番組が特別変わって見えるのは、
ここ20年くらいの間に、日本の社会全体が大きく「右旋回」したのに、
関口宏という個人が中心軸にあったからこそ、35年経ってもあまり番組が変わらなかったからであり、
だからこそ時代に取り残されて、「左寄り」として見られるようになった感じでしょうか?
あれで左寄りなら、昭和末期から平成初頭の報道番組は、左翼番組ばかりだったでしょうね(笑)。
まあ確かに、90年代までの日本って、全体的にも左寄りな社会でしたから、そう間違いでも無いですが、
ですけど今の日本社会は、当時の左側への傾き以上に、右側へと傾いている認識も必要かも知れません。
そもそも1人のメイン司会者のもと、35年も続いてる報道番組というのが、他にありませんから・・・・

そして、これだけ番組が長く続いているという事は、それだけの視聴者を抱えている訳であり、
そうした視聴者層が、果たして「声が大きい少数派」に該当するか?となると、ちょっと疑問ですかね。
恐らく、メインの年齢層は かなり高いでしょうけど(笑)、
20年くらい前の感覚を持ち続けている層と捉えれば、決して少数派では無い気がしますし、
声の大きさという面では、右傾化という時流に逆らってる層なので、
確かにテレビに出演している人たちは、声が大きな人たちでしょうけど、
それを支持している人たちは、逆に声が小さいというか、そんなにネット発信とかもしてない層でしょうから、
人数的には多くても、声が小さいから、あまり目立った存在では無いのかも知れませんよ。

で、逆説的に言えば、ここ20年で急拡大したネトウヨ層とは、根本的に相性が悪いでしょうし、
「ネットの世界では毎回叩かれている」というのも、「まあ、そうだろうなぁ」とは思いますよ。
正直、サンモニはここ10年くらい、まともに見てませんけど、出演陣の顔触れを見ても、
彼らが気持ち良く感じる方向とは、まるで異なる主張がされてる事でしょうし、
番組的には昔から、出演陣の左右バランスは取っているものの、
右側の保守系でもハト派な顔触れなので(河野洋平・田中秀征・舛添要一・岡本行夫・寺島実郎あたり)、
岸田政権を支持せず、石破を叩くような自民党支持者には、思いっ切り左偏重に見えている事かと?
番組的には「右から左まで」でも、彼らからすれば「左から極左まで」と映っているはず(笑)。

> それを批判しているネットに書き込んでいる人って声の大きい少数派なのかなぁ…
> まぁ、そういう人たちが多数派とは思いませんが、
> 匿名でないと声の出せない批判者ってところなのかなぁ。

少数派・・・と呼ぶには、近年はかなり人数が増えているでしょうね。
私も、解りやすいから「ネトウヨ」という単語を用いてますけど、
今では既に、活動範囲がネットを越えて、マスコミの報道内容などにも影響を与え始めてますし、
ネット情報の又聞きみたいな感じで、間接的にネット情報に踊らされる人たちも増えてきましたから。
「ネトウヨ化する老人たち」という話は、ちょっと話題になりましたね。

ただ一方で、そうしたネトウヨ的な層と、左寄り的な層だと、一体どちらが多いか?となれば、
まだまだ現状だと、左寄りな層の方が多いと思いますよ。
それこそ、左寄り的な番組の代表例として、サンモニの名前が挙がるとして、
ネトウヨ的な番組の代表例として、何か具体的に番組名が挙がるかとなると・・・・
DHCが枠を買って放送していた「ニュース女子」とかも、ローカルの深夜枠で放送されていた程度で、
徐々にネット配信へと移っていき、1年前にはネット配信さえ終わっちゃいましたからねえ。
別に「右寄り=ネトウヨ」では無いですし、それを支えるだけの層としての厚みは無いと思うんですよ。

また、国会の議席数とか、政党支持率の調査などから、左寄りな人たちが少ないイメージもありますけど、
実際に、比例代表における政党別の得票率を見てみると、
自民党は33%前後(3人に1人)、旧民主党は20%前後(5人に1人)って感じなので、
単純な人数比で見れば、そこまで自民党が圧倒している訳でも、旧民主党が不人気な訳でも無いんです。
その一方で、ネトウヨ層の厚みは、一昨年の愛知でのリコール騒動を見れば、おおよその実態が解るかと?

> > 例えば政治の話を続けるなら、知事の人気とかって、その辺りが顕著に現れやすく、
> > 小池知事にせよ、橋下知事にせよ、東国原知事にせよ、
> > 初当選時の選挙では、そこまでの得票率で勝ってる訳じゃないんですよ。
> > しかし、ひとたび当選して、マスコミも大々的に報じると、一気に支持率が爆上がりすると!
> > それこそ、選挙前の賛成・反対なんて意見は、簡単に消し飛んでしまう程に(笑)。

> 小池知事は正直分かりませんが、
> 橋下知事は小泉総理のやり方をうまく模倣したなぁと思いましたけどねぇ。
> ワンイシューでの問題提起と反対勢力のラベリングというのはまさに小泉総理のやり方かなと。
> その意味で都構想の否定は彼にとって痛かったのでしょうけど。

う〜ん、橋下&小泉の2人は、確かに手法的には似た所もあった反面、
そこまで同じかと言われると、そこまででは無いかな?というのが、個人的な感想でしょうか。

小泉首相の場合、狙いはあくまでも、
自民党内での主導権(経世会の追い落とし)であり、「郵政民営化」は政局の手段であって、
国民からの支持も、それを成し遂げる為の道具にしか過ぎませんでしたからねえ。
一方で橋下知事の場合は、狙い自体は、地盤沈下を続ける大阪の復活にあり、
「大阪都構想」は、それを成し遂げる為の方法論であって、
最後は住民投票が必要ですから、懸命に住民へアピールしてたって感じでしょうか?
そういう意味では、郵政民営化と大阪都構想は、「ワンフレーズ政治」という面では同じでも、
その目的はまるで異なりましたし、逆に言えば手段や道具として割り切れていたからこそ、
パフォーマンス性が徹底されており、より効果を発揮できたのかな?とは思います。
逆に言えば、権力闘争よりも大阪復活なんて夢を抱いたばかりに、扇動政治家としてはレベルが落ち、
増やした味方の分だけ、敵の数まで増やし、橋下支持だが都構想は不安という層を丸め込めなかった時点で、
うまく模倣できたとも、あまり思えないんですよねえ、私としては・・・・

って、小泉&橋下の両名が嫌いか?となると、実はそこまで嫌いでは無くて(笑)、
首相や知事という、権力のトップに居たからこそ、その手法も含めて批判的な評価になるだけで、
例えば小泉首相とかも、野党第一党の党首とかであれば、あの役者ぶりは非常に活きたと思いますし、
タレント橋下徹に関しては、却って好きなくらいではあったんですよね。
また、最終的に政治とは結果が全てなので、時と場合によってはパフォーマンスもアリですけど、
結局の所、自民党内で傍流だった清和会が、長年に渡って権力を握り続けられた事は、
小泉政治の目的としては達成出来ていても、それが私たち日本国民の利益に繋がったかは別問題であり、
大阪復活を目指した橋下政治も、2度とも住民投票で否決され、大阪の府市統合は実現しませんでしたからねえ。
これに、民主党による政権交代も含め、最終的には「日本の立て直し」が成るなら、
誰が、どんな方法で、どういう政策を目指しても、個人的には別に構わないんですよね。
もちろん、私には私なりの理想像がありますが、それが必ずしも多くの賛同を得られるとは限りませんし、
国民全体の幸福の最大化と不幸の最小化さえ出来れば、結果として、誰が多く得をしても大して気にならないと。

> > そういう意味では、一昔前までの右肩上がりな時代と違って、
> > 停滞期から下り坂へと突入した昨今の社会情勢下では、
> > 自分が何かを得る事よりも、他者が何かを失う方が、より得に感じるというか、
> > そちらの方が機会が多いからこそ、大バッシング時代を迎えているような気はしますね。
> > 「自国第一主義」とか言っても、どうすれば国益が最大化するか?ではなく、
> > どこに叩けるターゲットが居るか?の方が、その主題になってしまっている感もあります。

> 一億総バッシング時代なんて言われ方もしますが、
> 今までは井戸端会議で話題に上がるだけだったものが、
> 誰でも簡単にネットに書き込める時代(意見を外に発信できる時代)になりましたからねぇ。
> 身内に向けているつもりでもそれが誰でも見ることができるということを覚えておかないと、
> 逆に自分がバッシングの対象となる怖い世の中になりましたよね。

個人的には、「一国の総理」よりも、「一介の芸人」の方が、
あれやこれやと倫理観を問われる時代になったのは、何だか不思議な感じはしますけどね(苦笑)。
まあ、それだけ「バッシングの娯楽化」が進んでるって事かな?とも思います。

何か不祥事を犯して、過度に叩かれてる芸能人のタイプって、大体の場合、
ちょっとナルシストっぽい、優等生や芸達者な人たちで、薄く広く人気がある反面、
そんな感じを「何となく気に食わない」と思っている人たちも、一定数は抱えてる事が多い気がします。
で、それがある時、何らかのキッカケがあると、熱烈なファンは少ないので人気は一気に無くなる一方、
元々好きじゃなかった人たちは、ここを好機として一気に嫌いへと転じ、一斉にバッシングに掛かると。
そうなると、叩ける大義名分を得ている事を隠れ蓑にして、どこまでも過激化していき、
集団&匿名で行うので、バッシング行為に対する自覚や責任を抱く感覚は乏しく、
画面越しなのでリアル感は少なく、それでいてネット越しだとリアルタイム性があって、
もう本当に、視聴者参加型の時代劇とでも言いましょうか、勧善懲悪劇でスッキリできるんでしょうね。

> しかし、反ウクライナに傾きかけたのはあの一瞬で結局反露に戻りましたね。
> ゼレンスキー大統領の演説が良かったという書き込みも多く見ましたし、
> その意味ではあの演説も成功だったのかも。

いや〜、あの演説が成功だったかは兎も角、
ネット上だと、反ウクライナな発言が、じわじわ増え続けている印象を受けるのですが、
う〜ん、矢羽雅朝さんと私とでは、接触している所が違うんですかねえ?
ただ、テレビ報道などでも先週あたりを境にして、ウクライナ側に都合の悪い情報も、
本当に僅かながら出てくるようになりましたし、それはネトウヨ層が騒いだ効果なのかな?とも(笑)。

でもまあ、欧米メディアの方も、少し似た感じにはなってきてますし、
開戦から1ヶ月が経ち、戦況も膠着化しつつある事もあって、ウクライナ一辺倒の視点から変わってきたのか、
はたまた、ロシアの作戦転換もあって、そろそろ本当に停戦交渉への流れを作る為にも、
ヒートアップさせ過ぎた民意を、ここらで一旦クールダウンさせようという、隠れた意向があるのか、
その辺りの事情は解らないものの、確かに先週あたりから、小さな潮目が見て取れた感じはしていますね、個人的には。
例えば、日本のテレビ番組でも、アゾフ大隊について触れる報道が出てきましたし、
また、未だ例外的とは言え、こうした意見↓が出てきた事には、私も正直驚きましたからね。

「玉川徹氏 ミンスク合意破棄目指したウクライナ大統領を疑問視」
https://news.yahoo.co.jp/articles/56945e358ab0e7022623675502777c3366141e7c

「ロシア軍が敵視するアゾフ連隊司令官への独自インタビュー」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000249505.html

> > ですけど、ゼレンスキーが取った行動というのは、ヤクザに喧嘩を売るようなモノですからねえ。
> > もちろん、理不尽な要求を受けても、それを毅然と拒否すれば格好良いですし、
> > ヤクザが仕返しに発砲してきたら、社会通念的に悪いのは明らかにヤクザの側ですよ。
> > とは言え、その発砲により、家族が命を失うなんて事になったら、
> > 一家の主として、その対応が間違いでは無かったと、本当に言えるのでしょうか?
> > ヤクザだって、ナメられた おまんま食い上げですから、暴力行為に及ぶ可能性は現実的に充分あります。
> > 今回の一件って、解りやすく言ってしまえば、そういう話だと思ってますし、
> > 警察は介入せず、家族の犠牲は増えていき、それでも正義を貫く事は、本当に正しいのか否か?

> この例えは分かりやすいですね。
> ただ、ウクライナとしてはヤクザに襲われたら、
> 警察(アメリカ・もしくはNATO)が助けてくれることも、
> ある程度期待していたのかなぁとも思いますけど。

そこは警察としても、民事不介入 もしくは 管轄外なので(苦笑)。
・・・と、冗談はさておき、本気でアメリカやNATOの参戦を期待していたのだとすれば、
それは本当に、ゼレンスキーの政治的センスが皆無だと言えますし、
そこは政治素人だったので、盛大に読み間違えた可能性も充分あるかとは思いますが、
でも、昨年末あたりからは、欧米諸国よりも、ロシア軍侵攻の危険性をヒシヒシと感じてたはずで、
プーチンの「虎の尾を踏んだ」焦りのような感じが、画面越しでも見て取れましたからねえ。


[23896] 戦況の変化と停戦の行方(その2)返信 削除
2022/4/5 (火) 23:59:10 徳翁導誉

> > 現時点でも、そこそこ地域はロシア軍の占領下に入ってしまっていますし、
> > どれだけウクライナ軍が善戦しているとは言え、ロシア軍を押し返すほどの力は無い以上、
> > 一時的にせよ、仮に停戦が為ったとしても、当然ながらロシア軍は占領地域から兵など引きませんよ。
> > そうなれば、停戦ラインは開戦前の東部2州を2分するラインから、現在の前線のラインとなってしまい、
> > こんなモノ、ウクライナ側が飲めるはずもありません・・・・
> > 逆にロシア軍の側からすれば、これだけ兵士の血を流して、今更東部2州の中間線には戻れません。

> ウクライナの中立国化(EU・NATOへの将来にわたる非加入)と東部2州の独立承認・クリミアの正式割譲とかで、
> 占領地域からの撤退と停戦はやはり難しいものですかねぇ。
> いや、東部2州もクリミアも簡単に渡せるものではないのは分かるので、
> ウクライナにもロシアにも高いハードルであるのは分かりますが。
> 特にこの内容で講和してしまえばゼレンスキー大統領の人気は落ちるだろうことは想定できますしね。

そもそも、ウクライナのNATO加盟に関して言えば、
10年掛けても実現性は乏しい話だったので、ロシア的にも大義名分くらいの意味合いしか無いはずで、
東部2州やクリミアに関しても、承認云々はさておき、既にロシアが実効支配をしていた訳ですから、
この条件では、実質「開戦前の状態に戻る」程度の意味でしか無いんですよね。
そうなると、ロシア側にせよ、ウクライナ側にせよ、既にこれだけの犠牲を出している以上、
この内容で妥結してしまえば、全ての死者が「無駄死に」という事になります・・・・
そうなっては、ゼレンスキーは勿論の事は、プーチンの方だって絶対に呑めないかと?
と言いますか、この条件だとゼレンスキーよりも、却ってプーチンの方が立場が危うい気がします。
まだウクライナは攻められた側ですけど、ロシアは攻め込んだ側なので。

まあ、双方が死力を出し尽くした上で、それでも決着が付かずに痛み分けとなる展開なら、
もう仕方無く、開戦前の状況に戻すという展開も考えられますが、
ここに至るには、戦闘が何年も続き、両軍共に更なる多大なる死者を出さない限り、
引き分け・・・というか、実質的に両者敗北の内容では、戦争が終わる事など無いと思います。

あと、EU加盟に関して言えば、そちらは別にロシアも大して気にしていないかと?
実際、これでもかとロシアの意向を気にするフィンランドにしても、
NATOには入っていませんが、EUには入ってますからねえ。
ロシアが求めているのは、あくまでも「軍事的中立化」であり、「経済的中立化」では無いはずです。
そして、ウクライナにおける対立構造って、「親ロシア vs. 親EU」と勘違いされがちですけど、
ウクライナ系住民だけでなく、ロシア系住民にしても、基本的には「親EU」であり、
その上で、「親ロシア vs. ウクライナ民族主義(反ロシア)」という形だと思うんです。
ですから、歴代の親露派と呼ばれた政権も、それと同時に親EU派でもありましたし、
それに関して、ロシア側が不快感を示したり、EUから引き剥がそうとした記憶は、少なくとも私にはありません。

う〜ん、これに似た感じの誤解があるのが、例えば、イラン国内の政治対立ですかねえ?
アメリカはイランを「悪の枢軸」扱いしてましたけど、
あそこまで民主化が進んでる国は、中東のイスラム諸国では ほとんどありませんし、
宗教的で強硬な「保守派」に対抗すべく、欧米諸国は「改革派」に期待を掛けてはいるものの、
その事が却って保守派を勢い付かせるという、負の共依存関係に陥っていると。
で、そして何より、欧米諸国が望んでいるのは「イランの非核化」ですが、
これに関して言うと、自由を求める穏健な改革派も、実は核開発には賛成している人たちが多いんですよね!!
イランの仮想敵国はイスラエルであり、彼らは既に核兵器を保有していますから。
この辺りの根本的な構図を理解していない・・・と言うか、選挙事情で親イスラエルと成らざるを得ない為、
アメリカはいつも、イランとの外交交渉が上手く行かないのだと思います。

> > ただ、現在の戦況を見ると、単に南部の守りが薄かった可能性もありますが、
> > 結果的には現時点で、クリミア周辺の沿岸部の占領が最も進んでますし、
> > ロシア軍の側も、東部2州の完全掌握より、クリミアとの地続き化を優先しているのが解り、
> > それだけクリミア(セヴァストポリ)を最重視している様子が伝わります。

> マウリポリはほぼ陥落のようですね。
> 南部の方が順調に攻略されているということは、
> ウクライナ軍はキエフを固めているということでしょうか。

と言うよりも、さすがにウクライナ側も、ここまでの全面侵攻は想定外だったのでは?
もちろん、ただ単純に、首都キエフはウクライナで最も大きな都市であり、
東部のハリコフも2番目に大きな都市なので、それだけ守りも固められていた面もあるでしょうし、
その他にも、やはり最も危険性が高かったターゲットは、東部2州(ハリコフ含めて3州?)であり、
政治的に狙われかねないのも、首都であるキエフでしたから、その2箇所は事前に固められていたはず。

そういう意味では、ドニエプル東岸よりキエフを攻める為、
あっさりと落とされた、北部のチェルニヒウ州なんかも、
ロシア軍が長駆してやって来るなど、恐らくウクライナ側としては想定外のルートだったはずで、
同じく、クリミアから、ここまでの大攻勢があるとは予想していなかったからこそ、
南部のヘルソン州とかも、早々に落とされたのだと思いますよ。
首都キエフの守りを固める為に、わざわざ北部や南部の国境沿いから兵を引き抜いたのだとしたら、
却ってロシア軍の侵攻スピードを速めて、本末転倒も良い所でしょうし、地方住民の危険性も増しますからね。
敵軍を自国深くまで招き入れ、補給線が伸びきった所で大打撃を与える、防御戦術の一環だとも思えませんので。

> > ただ、結果的にであれ、意図的にであれ、南部の戦闘が激戦化していて、
> > クリミアとの地続き化や、沿岸部の完全奪取が、優先して進められる展開であると、
> > これはもうロシア側にしても、中長期戦は覚悟したって戦略方針だと思うんですよね。

> やはりクリミアを地続きにするのを優先したのではと。
> まぁ、停戦交渉でウクライナはそこら辺まで放棄できるかと言われれば疑問ですが。

はい、それはさすがに無理だと私も思いますよ。
クリミアや東部2州ですら困難なのですから、今回の戦争による支配地域など尚更。
とは言え、ゼレンスキーも意外と したたかだな、と思わされたのは、
国民投票というキーワードに続き、今度は「15年後」というフレーズが出てきた事!!
いや〜、モノは言い様ですよね、本当に(笑)。

現段階では、クリミアの帰属問題を、15年掛けて話し合うという、ウクライナ側からの提案ですが、
この対象が東部2州、更には今戦争の占領地帯にまで拡張された場合、
これならプーチンも充分に満足できて、停戦合意に至れる内容になるんです。
取り敢えずであれ、何であれ、今の支配地域を確保できた上で、駐留の負担が減らせるのであれば、
プーチンとしても、充分な成果が得られたとして、停戦して兵を引く事が出来ますし、
ウクライナ側も、15年後には全て戻ってくるという建前で誤魔化せられれば、
戦争を終えたい本音の部分から、屈辱的な降伏に近い停戦も、受け入れられるかも知れないんですよね。
そして何より、15年後なんて言ったら、プーチンもゼレンスキーも責任者の立場に居ないと!!
(プーチンの任期は最長でも残り14年、ゼレンスキーの任期は最長でも残り7年なので)
これって、重大な決定を行う上で、当事者の責任や保身を考慮に入れれば、非常に重要な要素です(笑)。
面倒事の解決を先送りし、しかも問題の固定化まで内包するとあっては、必ずしも国益に適うとは限りませんが、
戦争を終える為には、双方が合意を結ぶ以外に方法は無いので、現実的に保身や責任回避はとても重要だと。

そういう意味では、感情的に行くと、戦争が終わってもロシアへの制裁は即解除とはならないでしょうし、
ウクライナに対する賠償請求だってしたい所でしょうけど、しかし停戦を最優先するのであれば、
停戦されれば制裁も即解除するし、賠償も請求しない(国際社会で復興を担う)とした方が、
プーチンだって、妥協しやすくなるという面はあるんですよね。
逆に言うと、停戦しても苦しい状況が続くのであれば、
ロシアはこの戦争でより大きな利益を得るまで、止まれなくなってしまうので。

もちろん、これは心理的に大変な苦痛を伴う決断でしょう・・・・
「ブチャの虐殺」みたいな事が報じられると、その想いは尚更です。
しかし、パレスチナ紛争におけるオスロ合意の時も、そうでしたけど、
和平合意とは、味方を殺した血塗られた悪魔と握手する事でしたからねえ。
(とは言え、戦争である以上、自分たちも同じく悪魔である自覚には乏しいものですが)
ただ、国際司法の場でプーチンが戦争犯罪人として判断されると、
プーチンは国際政治の舞台に戻れなくなるので、握手は更に難しくなりますね。
出国したり、下野した瞬間、旧ユーゴのミロシェビッチのように獄中死となるのは嫌でしょうから。
そう考えると、仮に戦闘行為は小康状態になっても、国際緊張の方は長引きそう・・・・
プーチン政権が続く限り、ロシアも欧米主導の国際社会には戻れないとなると、
中国・インド・中東諸国といった、上海協力機構な面々との関係性を深めて行くでしょうし、
う〜ん、こうして対立が深まると、ますますコロナ以前の世界は遠くなっていきますね(泣)。

> ロシアへの経済制裁の影響は詳しくは分かりませんが、
> 秋まで持つんですかねぇ…
> メディアの情報を真実のなら経済制裁はそれなりのダメージがありそうに思えますが…

もしかしたら、短期的なダメージは、日本も相当に大きいかも?
ロシアは世界2位の産油国であり、小麦の生産量はウクライナと合わせて世界の3割ですからねえ。
トランプ政権時の石油増産政策により、世界1位の産油国となったアメリカも、
今はバイデン政権なので、自然に負荷の掛かる増産は、民主党の支持層的にもハードルが高く、
だからと言って、世界3位のサウジアラビアに増産を依頼するにしても、
イエメン内戦で人道危機を起こしているサウジに対して、バイデン政権は冷たい対応を取ってきたので、
最後は了承するかも知れませんけど、紆余曲折はあるはずで、上手く進むとは限りません。
また何より小麦の方は、今年のウクライナでの作付けは相当大変そうですし、
仮に収穫できても輸出も儘ならないでしょうから、食糧価格は燃料価格以上にヤバそう?

逆に言うと、ロシアは経済制裁で輸出入を止められていても、
エネルギーと食糧は自給できるので、豊かな生活は難しくても、死にはしませんけど、
エネルギーと食糧を輸入に頼る国は、日本を含めて、本当に大変になると思いますよ・・・・
まあ、さすがに飢え死にしたりは無いでしょうけど、物価は相当上がるでしょうし、
コロナ禍以降は「有事の円買い」神話も崩れ、円高まで襲いかかるとなれば、かなり苦しくなります。
(無理矢理ポジティブに捉えれば、国産米の消費拡大や、再生エネルギー拡大の機会にも?・苦笑)

ハッキリ言って、ロシアはロシアで滅茶苦茶 大変だとは思いますけど、
その姿を見て「自業自得だ!」と思える余裕は、恐らく日本も無くなりそうですし、
そして、ロシア依存度が日本よりも遥かに高いEU諸国は、本当に苦しくなると思いますよ。
それこそ、ロシアが天然ガスの輸送を冬にストップされれば、こちらはリアルに凍死者が出そう。

> > ただ言えるのは、目前に迫ってるであろうマリウポリ陥落の後、
> > クリミアとのランド・ブリッジ(陸上輸送路)を確保したロシア軍の部隊が、
> > 続いて どちらに向かうかで、プーチンの考え方が見えそうだという事。
> > それがキエフ方面に進むなら、未だ数ヶ月以内の短期決着に固執しているって事でしょうし、
> > それがオデッサ方面に進むなら、中長期戦も覚悟してジックリと腰を据える感じでしょうし、
> > それがハリコフ方面に進むなら、とにかく占領地を確保した上での停戦を望んでるのでしょうし、
> > 相も変わらずに3正面作戦を続行するなら、ウクライナ側にも一筋の光明が見えてくるかも?

> オデッサ方面に向かう可能性もあるのですかね…
> 正直今からウクライナ全土の占領を目指すのは更なるコストがかかりますし、
> ロシアもある程度のところで停戦に動くのではと思っているのですが…
> 希望的観測なんでしょうかね。

この文章を書いた頃とは、既に戦況が変化してますし、
それに関しては、コチラで別途返信↓も行っている為、詳しい話はそちらに譲るとして、
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=c23885
オデッサ方面への侵攻に関して言うと、これは必ずしもウクライナ全土の占領を目指す訳ではありません。
簡単に言うと、2014年に示されたノヴォロシア連邦案においても、
キエフなど北部は含まれていなかったものの、オデッサなど南部は含まれていました。
なので、西部や北部には手を出さずとも、南部は押さえに行く可能性は充分にあったと。

その理由としては、まず第1に、オデッサを始めとした南部は、ロシア系住民の割合が高いからであり、
実際、2014年の革命後には、ハリコフを含んだ東部3州だけでなく、オデッサでも衝突が起きてました。
そして第2に、南部は黒海に面した沿岸部であり、海軍力で圧倒的に勝るロシア軍の方が有利な上、
沿岸部を完全に掌握してしまえば、残されたウクライナ領は完全に海上輸送路を絶たれてしまう事。
輸入も輸出も陸路のみとなっては、仮に一時停戦が成っても、経済や市民生活は儘なりません。
続いて第3に、オデッサ周辺までロシア軍が支配下に収められれば、
ウクライナの隣国モルドバで、親ロシア派が支配する沿ドニエストル地域とも、地続きで結ばれます。
以上3つの理由からも、オデッサ方面を押さえる事で得られる実益が、ロシア側にも大きいって事ですね。

では現実的に、ロシア軍がオデッサ方面へ進む確率が どれくらいあるかとなると、
現状では・・・ほぼ無くなったと考えて良いかと?
オデッサを落とすというのは、東部から南部に至るノヴォロシアの範囲を押さえると共に、
海上輸送路を絶って首都キエフの陥落に繋げるという、両面作戦を続けるなら最適解だとは思われます。
ですが既にロシア軍は、その二兎を追う余力に欠いていて、既に東部方面への戦力集中に転換し始めており、
その両面を睨んだ1手というのは、あまり意味のある作戦では無くなってしまいました。
なので、もしも現段階でオデッサを狙う事となれば、それは恐らく東部2州とクリミア回廊を確実に押さえ、
更にはハリコフ州を陥落させた上でないと、なかなかそちらまで手が回らないと思いますし、
仮にドニエプル西岸まで手を伸ばしても、今度は防衛が負担となり、今のロシア軍にそれだけの余力は無さそう。
そして何より、先日、ロシア側は大型揚陸艦を撃沈されてしまいましたから、
物理的に海上輸送が大変となっただけでなく、海上での絶対優位という自信も傷付けられたかと。

こうなっては、まずは「東部2州&クリミア回廊」の確保がマストであり、
次に、可能であればハリコフ陥落に注力して、オデッサ転戦があるとすれば その後かな?
とは言え、もしもロシア軍が再攻勢を仕掛けるとすれば、むしろオデッサよりも、
政治決着を目指す上でも、陥落までは無理かも知れませんが、
プレッシャーを掛ける意味でも、首都キエフを狙う可能性の方が高そうな気がします。
そちらの方が、支配下に置く南東部へのウクライナ軍の注力を、逸らす効果も期待できますし、
それに何より、これだけ輸送に苦難していると、いくら海上輸送があるとは言え、
戦線が伸びきるのは、とても良い方法とは思えませんからね。
とは言え、先日発表されたロシア軍の今年の徴兵計画を見る限り、大規模な再攻勢の可能性は低そう。
人数的には例年とあまり大差なく、しかも任期満了の徴集兵を本当に帰還させるとなれば、
いきなり予備役を再招集して奇襲とか現実的には無理ですし、兵隊の頭数で作戦の幅は決まってきますので。

> > そういう意味では、ここらで一旦 戦線が膠着するであろう事は、個人的にも想定内でしたが、
> > しかし一方で、1ヶ月経ってもハリコフが落ちないというのは、正直予想外でした。
> > 首都キエフと違い、ハリコフはロシア国境から、わずか40kmの距離にありますし、
> > 8年前にロシア側が仕掛けた、ウクライナ東部の独立工作においても、
> > ハリコフは、ドネツクやルガンスクと同じく、ターゲットとなりましたからねえ。

> ハリコフもかなり砲撃はされているようですが、
> 陥落間近みたいな報道もないですよね…

ハリコフは人口150万を誇る、ウクライナ第2の大都市ですからねえ。
同じく市街戦に突入しているマリウポリが、人口50万の都市との事なので、
マリウポリでもあれだけ苦戦しているなら、ハリコフは尚更かと?
港湾都市であるマリウポリと違って、ハリコフは内陸部にあり、海上輸送に頼れませんし、
それに何より、そもそもハリコフって、帝政ロシア時代に、
黒海を目指す南部侵攻の軍事要塞として、築かれたのが都市の始まりですから、
軍事力で落とそうとした場合、何かと大変そうな土地だろうとは思うんです。
まあ逆に言えば、それだけの戦略的要衝だからこそ、独ソ戦では何度も激戦地となったのでしょうけど。

> というか流石にロシア軍の進軍速度が遅すぎる気がしますが…
> ここ2週間ほど停滞しているように思えますし。
> 余り信じていなかったのですが被害が甚大という報道が案外真実なのでしょうか。

ウクライナ側が発表する数字は、さすがに盛っていると思いますけど、
NATO側が発表している死者数7000〜1万5000人という数字は、そこまで大外れはしてない気がします。
既にロシア軍の将官が7名も戦死している時点で、とてもマトモな戦況じゃないはずですし、
1万人くらいの大損害を受けていても、そこまで意外じゃない気はしますね。

どちらかと言うと、個人的にもっと気になったのは、被害は甚大とは言え、
ロシア国内からの輸送や兵員補充が、まるで機能していないかのように見える所ですね。
こちらは国内ですから、別にウクライナ側から攻撃を受けている訳でも無いですし、
伝統的に、ロシアの交通インフラや輸送力は貧弱とは言え、それでも限度があるでしょうし、
事前に用意した兵員と物資で事が済むと過信し、準備不足だった面があるかも知れませんけど、
国内の兵員や物資まで消え失せた訳では無いのですから、本当に不自然というか、
もしかしたら、国内に残留している兵士たちまで、士気が極端に落ちていて、
サボタージュ気味になっている可能性は、もしかしたら有り得るのかも知れませんね?
下手にキビキビ動いたら、今度は自分たちまで戦場に送られて、屍になる恐れがあるので・・・・

でも、もし本当にそうだとしたら、立て直した上での再攻勢など夢のまた夢でしょうし、
現在の支配地域だけでも維持しようとしても、充分な補充がなければ、
既にウクライナにいるロシア兵が消耗していく一途で、そのうち維持すら困難になるはずで、
それでも無理に追加派兵をしようとした場合、その部隊が反旗を翻すなんてケースも歴史的に多いです。

> > こうなってくると、仮に戦争が長引いて、ロシア軍の消耗も増していった場合、
> > プーチン政権を倒すのは、民衆によるデモよりも、軍部によるクーデターの可能性の方が高いかも?
> > ただ、その場合の危険性を考えると、軍事クーデターのシナリオは見たくないなぁ・・・・
> > 正直、プーチン政権よりマシになる保証なんて、全く無いですからねえ。

> ロシアの軍事クーデターはあまり見たくないですね。
> おっしゃる通り良い方向に進む絵が見えませんし。
> それなら民衆のクーデターの方がまだマシな気がします。
> とはいえ民衆によるクーデターの可能性は低いと私は思っていますが。

それこそ私は、1991年に起こり、そして失敗に終わった「ソ連8月クーデター」を覚えているので、
もしも軍事クーデターで、プーチン政権が倒れたとしても、良い方向に進むとは思えませんし、
その一方で、あの時は軍強硬派の暴挙を、広場に集まった10万人の市民が抑え込み、
一気にソ連解体まで持っていってしまったので、市民の力も侮れないとは見ているんですよね。
って、その辺りの話は、まだ当時は子供だった私などよりも、
実際に現地に居られたミカエルさんの方が、断然お詳しい↓でしょうけど(笑)。
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s18731#18731

> > アメリカ議会でのオンライン演説が行われた直後、
> > 「大変な時なのは分かるが、ウクライナ大統領はスーツを持っていないのか?」という、
> > アメリカ人の経済評論家のTwitter投稿が、世界的に炎上するという事が起こりましたけど、

> 正直このニュース見たときこんなことで炎上するのかと思いましたね。
> 言っていることは正論だと思うのですが…
> ゼレンスキー氏を批判すること=反ウクライナみたいになってしまっているのはちょっと違う気がします。

いや、あの発言内容だと、確実に炎上はしますよ。
社会にネットが普及して以降、人々の分断化が進んでいると言いますか、
より厳密に言うと、以前はもっとマダラだった世論の意見分布が、
幾つかの意見に吸着というか集約されて行き、その中でも大きな核となるのは極端な主張ですから、
それこそ「勧善懲悪劇」と私は呼んでますけど、安易に「敵と味方」に分けたがる風潮は強まってる気がします。
で、そういう人たちから見れば、自分にとって都合の悪い見解は、全て「悪」に映るであろうと。
そして、そういった層が一定数いるのは仕方無いにしても、
社会の主導権(世論の大勢)まで握られると、さすがに厄介だな・・・って所ですかねえ。

そういう意味では、早くもドイツの諸州で、ナチスのハーケンクロイツと同様、
今回の戦争でロシア軍が使用する「Z」マークを、公共の場で表示する事を禁止し、
違反者に対しては、禁固刑すら辞さない方針なのは、ちょっと行き過ぎな感じもするかな?
仏教を象徴する「卍」マークまで、現実的には排斥されていたりするのも、
解らなくは無い反面、あれはあれで宗教差別なはずですけど、その辺りは大して気にも止めないと。

ちなみに先週、関東では桜も満開という事で、公園には多くの人であったのですが、
その中で、胸にデカデカと「Z」のマークが入ったTシャツを着て、
走り回ってる小学生の兄弟を見て、時が時だけに、我ながら一瞬ギクッとしたんですよね!!
で、よ〜く見てみると、胸一杯のZマークの後ろには、ウルトラマンの姿が描かれていて、
それが、少し前までテレビ放送されていた「ウルトラマンZ」のキャラTシャツだと解りました(笑)。
あの子供たちも、今だとドイツに行ったら、逮捕されたりするのかなぁ?
と、それはさすがに極端にしても、もしも大人が集団で着たら、やはり別のメッセージ性が出てきそう。

って、そんな話をしていたら突然 思い出したのですが、昔、伊集院光がTBSの深夜ラジオ番組で、
番組ディレクターが、当時TBSで放送されていた「ウルトラマンコスモス」のTシャツを、
仕事中に局内で着ていて、上の偉い人から お叱りを受けるという事件がありましたね(笑)。
それは何故かというと、オリジナルのジョークTシャツ100枚を全国の希望者に配り、
夏休み中に何枚のTシャツを見つけられるかを競い合う、リスナー参加型の大型企画を行われた際、
番組ディレクターの着ていた(着させられた)ジョークTシャツが、
「ウルトラ マンコ スモス」と3行に分け、真ん中の行だけフォントを太文字にしたモノだったと。

> > 日本の首相とかも、大きな自然災害とかあった際には、
> > 作業着を着て、ヘルメットを被るような事をしてますが、結局は滑稽に見えるのが常です(笑)。
> > しかしゼレンスキーの場合、そこは本業が「役者」として、見せ方を熟知しているので、
> > 滑稽に見えるどころか、本当に勇ましく見せるのが上手いと思います。

> 地震の速報でもニュースキャスターがヘルメット被って原稿読んでますからねぇ…
> これ見よがしだなぁと正直思ってしまいます。

まあテレビ局の場合は、テレビ画面には映らない頭上に、
大きな照明が いくつも吊らされているので、ヘルメットを被る事は理解できる反面、
いざ実際に照明が落下したら、多分ヘルメットじゃ意味無いだろうな?という思いも(笑)。

> まぁ、外に出ての台風中継なんかは本当に危ないと思いますが。
> あれもやる意味あるのかなぁと思っちゃいますよね。

いや、あれはあれで結構効果があると思いますよ!!(笑)
まあ単純に、ああした中継を行うと、視聴率が稼げるというのが大きいでしょうけど、
それって要するに、「凄い凄いって、実際どれくらい凄いの?」という関心が、
多くの視聴者の本音として、やはりあるからだと思うんですよね。
ですから、もしもテレビ局が中継を行わなければ、
「自分の目で確認しよう」と、実際に外へ出てしまう人が、今の数倍に膨らむはずで、
そうなれば、被害は更に増してしまいますし、消防だって無駄な仕事が増えてしまいます。
そういう意味では、あのように「ショー」として見せる事で、軽率な行動をかなり抑えてる面があると。

って、そうは言っても、外に出て確認したがる人は、絶対に一定数は居ますし、
実の所、私自身も思いっ切り、そういったタイプなんですよね(苦笑)。
さすがに、身に危険が及ぶ行為や、誰かに迷惑が掛かりそうな所まではやりませんけど、
でも実際、自分の目で確かめたいという衝動が、なかなか抑えられない人間なので・・・・

> > ただ、ここへ来てゼレンスキーが、停戦交渉における「国民投票」という単語を出してきた事で、
> > 全く自覚のないまま、国民を危険に晒している訳では無さそうな事が解ったと同時に、
> > 当然ながら、自ら甘んじて汚名を被る覚悟で、和平を導く気も無い事が解りました。

> まぁ、上でも書いた通り下手なところでの妥協は後世の歴史学者に評価されることはあっても、
> 現時点では支持率の低下を招くでしょうしねぇ。
> もしかするとゼレンスキーとプーチンは人の命を使ったチキンレースをしているのかもしれませんね。
> どのくらいまで自分陣営の死者に耐えられるか先に降りた方が政権を失うというような。

まあでも実際は、銀英伝の世界観とは違って、「後世の歴史家の評価」なんてモノを、
そこまで気にする為政者など ほぼ皆無でしょうけど、それはさておき、
戦争って、始まる際には、誰かの明確な意図もなく、何となく始まってしまう場合が多々ありますが、
終わる際には、誰かが明確な意図を持って動かないと、絶対に終わりませんからねえ!!
で、全体の国益を考えれば、早期に終戦した方が望ましい事は、誰の目にも明らかであっても、
個人の保身で考えると、自らが その決断を行う事で、大きな損害を被るのも明確だとなると、
やはり誰も泥を被りたがらず、ズルズルと戦争が長引くなんて事は、非常に多いですし、
また、交渉すべき相手まで潰してしまえば、勝っている側が終わらせたくても、なかなか終わらない・・・・
そういう意味では、使い古された言葉ですけど、「戦争は始めるよりも、終わらせる方が格段に難しい」と。

そして、単純に「戦争を終わらせる」と言っても、その終わらせ方には何パターンかあって、
勝っている側からすれば、目的の成果を完全に得ての勝利か? 部分的な成果で妥協する勝利か?
負けている側からすれば、相手の要求を全て呑む完全な敗北か? こちらの主張も通す有条件下での敗北か?
そして、どちらの勝敗内容を選ぶかに関しては、「成果と損害」のバランスによって決まる事となります。
要するに、成果を得る事を最重視して損害は顧みないか?
許容範囲内の損害で最大限の成果を目指すか?
はたまた、その両方の どこか中間地点か?
「戦争とは外交の一手段」だと考えれば、戦闘に勝つだけでは不十分であって、
その戦闘の結果、いかなる成果を確定させるかが、戦争の最終目標だとも言えます。

また、そういう意味では、今回のウクライナ戦争で考えた場合、
まずは、ロシア側のプーチンの立場で考えると、完全勝利とはウクライナの親ロシア化であり、
その為の作戦として、電撃的に首都キエフを陥落させ、傀儡政権を樹立する事にあったのでしょうが、
このシナリオ自体は既に崩れており、今後挽回する可能性も、現状ではかなり低いと思われます。
そうなると、次なる「妥協的な成果」としては、最低限は東部2州の完全掌握、続いてハリコフ州の占領、
更にはクリミア地続き化、そしてノヴォロシア範囲の制圧という優先順位になってくるかと思われますけど、
現在の戦況を受け、ハリコフ占領とクリミア地続き化の順番が逆転した感じですかね?
(以前、ドンバス地方を「ズデーテン」に例えましたが、クリミア地続き化は「ポーランド回廊」に当たるかな)
あとは、我慢できる損害の範囲内で、どれだけ支配下地域を確保できるか・・・というバランスの問題かと。
それこそ、これだけの損害を出しながら、東部2州しか押さえられなかったとなれば、
どれほど勝利を喧伝しても、実際には敗北で、プーチンは権力から転落する可能性が高くなる気がします。

一方、ウクライナ側のゼレンスキーの立場で考えると、
完全勝利はウクライナ全土からのロシア軍撤退でしょうけど、正直それは実現困難でしょうし、
妥協的勝利として、開戦前の状態まで戻すというのも、まず無理な話なので、
本音を言えば、何が何でも開戦を避けるというのが、恐らくベストな選択だったと思いますけど、
既に戦争が始まった以上、あとは負けるにしても、どれだけ有利な条件を呑ませられるかの戦いですよね。
で、その為にはどうするべきか?というと、可能な限りロシア軍の損害を増やす事が一番なのですが、
徹底抗戦をするほど、民間人も含めた損害は非常に膨れ上がっていきますから、
そうした損害を恐れずロシア軍を叩くか? 可能な限り損害は抑えるか? バランスの良い中間地点を模索するか?
現状だと、ゼレンスキー的には3番目の方針で物事を進めているかとは思われますが、
もしもロシア側が非情な作戦行動に移った場合、3番目の選択肢は難しくなるので、
1番か2番かとなると、これまでの流れから1番目の方を選びそう・・・・
実際、第2次大戦におけるフィンランドは、ソ連軍の侵攻に対して徹底抗戦を選びましたが、
兵士10万人(全人口の3%)が戦死し、国土の1割を割譲して、
戦後は属国的な宥和政策に徹しながらも、それでも何とか、国家の独立は維持しましたからねえ。

そういう意味では、「人の命を使ったチキンレース」というのは、まさしくその通りだと思いますよ!!
ただ、ここまでの損害状況を受けて、先にプーチンの方が完全勝利から妥協的勝利に移った感じがしますし、
それによってゼレンスキーの方も、民間人を犠牲にしてでもロシア兵を殺す作戦の決断は避けられたかも?
こうした戦い方となると、戦争から紛争へと徐々に移行していき、早期の決着は難しくなる反面、
戦争の危機レベルとしては落ちて、核使用の可能性もグッと下がった気はします。
そうなれば戦いは長期化していき、死者数は今後もジワジワ増え続けていくでしょうけど、
それでも、山中ではなく街中に潜み、草陰ではなく人影に紛れて戦う市街戦は、
戦場の凄惨さを今以上に数段悪化させますから、悲しいですけど、そこと比べればマシとも言えます。
とは言え、今後は戦場が限定化される方向へと、確実に進んでいくとは限らず、
プーチンさえ決死の決断を下せば、もう1度くらいは、再攻勢に打って出られる国力がロシア側にあると思うので、
逆に言うとゼレンスキーとしては、そうした決断を下させない方向に、事態を持っていく必要があるかも?

ちなみに、こうしたテーマを扱う本が、ちょうど昨年出版されており、
著者は、最近だと時々ニュース解説でも見掛ける、防衛省の主任研究官の方ですね。
扱われている題材が、ここ100年の大きな戦争に限定されている上、
どうしても、政治的視点よりも、軍事的視点が強い印象を受けましたが、
内容は悪くなかったですし、もしも興味がありましたら、読んでみて損はない1冊かと思われます。

「戦争はいかに終結したか」
https://www.amazon.co.jp/dp/4121026527/

> > そして、冷酷な言い方をすると、安全な後方のロシア側に避難させるよりも、
> > 戦地であるウクライナ国内に留まらせて、凄惨な思いを数多く負わせる方が、
> > 市民感情がそちらに早く流れますし、ロシア側の負担も少なくて済みます。
> > そういう意味では、プロパガンダ目的で避難民を使うとかは、あまり無さそうかな?
> > どちらかと言えば、占領統治における現地協力員を育てるという方が、可能性的にはあるかも?

> 自国民が敵対者じゃないかという猜疑心に襲われ始めたら厳しいですよね。

南北ベトナムが統一された際も、昨年のアフガンにおけるタリバン政権復活の際も、
やはり、旧体制下で協力的だったと見なされた人々は、迫害の危険と背中合わせでしたし、
そもそもドンバス紛争の時点で、親ロシア派の統治地域だけでなく、ウクライナ側でも、
スパイだ何だと疑念を持たれると、今までの生活を送れなくなるケースが、普通にあった訳ですからねえ。
しかも今回の戦争でも、ウクライナ政府側は、ロシア支配地域下での住民投票に対して、
参加した市民は裏切り者として糾弾する姿勢を示していますので、危険性はあるかも知れません。
とは言え、この状況から、ウクライナ側が巻き返して、ロシア軍の撤退まで成った場合には、
長いモノに巻かれるじゃないですけど、そこそこ不満はあっても、表面的には穏便に済みそうな気はします。
実際、8年前の革命時に、暫定政権がウクライナ民族主義的な政策を採っても、
大多数のロシア系住民は、そこまで表立った反発をした訳でも無かったですからね。

> そうならないうちに停戦となってほしいところです。
> ただ、落としどころは正直まだ見えていないですよね…

上や他でも書きましたが、今の展開だと、最も長期化するパターンに入ってますね。
簡単に言ってしまえば、「ウクライナの朝鮮半島化」といった所でしょうか?
朝鮮戦争の際もそうでしたが、両軍の支配下地域を基準に引かれた停戦ラインが、
実質的に、そのまま国境線となるような感じで、
そうなると、実際に停戦内容には合意できても、少しでも支配地域を広げようとして、
なかなか妥結のタイミングが計れないなんて事は、普通に起こり得るかと思われます。
特にウクライナの場合は、朝鮮半島よりも、両軍が睨み合う境界線が長くなりますし、
ただでさえ長期化しそうな所に、更なる長期化要素が加わってる感じですよね。

そして、ここ数日の動きを見ていて、それ以上に厄介な状況になりそうなのは、
今まで、ロシアへの編入を求めていたのは、ルガンスクのみだったのが、
ここへ来て、ドネツクだけでなく、グルジア内の南オセチアでも同様の動きが出てきてるんですよね。
グルジア内のアブハジアや、モルドバ内の沿ドニエストルでも、じきに同様の動きが出てくるかも?
こうなると、ロシア周辺にある国際的には未承認な国家が、緩衝地帯として温存されるのではなく、
今までの方針から大転換して、ロシア連邦の構成国として飲み込まれる方向に、進みそうな感じも出てきました。
言うなれば、子会社として存続させるのではなく、本社に吸収合併しちゃう感じでしょうか。
となれば、ウクライナに東西2つの国家が出来るのではなく、
クリミアと同様、ロシア支配下のウクライナ各州が、独立宣言の後にロシア併合という流れが、
現実味を帯びてきたと思いますし、仮にそうなれば、停戦や和平など更に後退します・・・・
朝鮮半島に例えれば、北朝鮮が中国の一部になるような話であり、
そうなってしまうと、南北統一の困難さは、今よりも遥かに上がりますからねえ。
ロシア本国との一体化が進んでしまえば、仮にプーチン政権が倒れても、なかなか再分離とは行きませんし。

「15年後に決着」という提案もそうですけど、とりあえず、目先の停戦は行えたとしても、
その反面で結論の先送りって、問題の固定化や、解決の困難化とも、表裏一体ではあるんですよ。
早期停戦のシナリオとしては、流石にロシアも負担的に苦しくなってると思うので、
ある程度、東部地域やクリミア回廊を確保できれば、5月の対独勝利記念日を目安に、
この戦争における「作戦成功」を表明して、ひとまずの決着としたい意向がプーチン側から示された場合、
それにゼレンスキー側も乗ってくれば、「全面戦争」の終結は図れるかも知れません。
しかし、それは「地域紛争」へと移行されるだけなので、規模は縮小されても戦闘は続くでしょうし、
開戦前は東部2州に限定されていた前線が、停戦後には数倍に伸びる(戦闘も増える)事を意味します。
そして、両国間で停戦合意を結び、戦争から紛争へと移行させた後で、
ロシア側が独立宣言した諸州を編入し、ウクライナ側も「騙された!」感じを装えば、
両国間の溝は更に深刻とはなるものの、両指導者はメンツを保て、市民も日常生活を取り戻せそうな気はします。

ちなみに、こうした「時の政権」には都合の良い妥結も、長い目で見れば「国益」を損なう例としては、
日本で身近な所だと、安倍政権とパク・クネ政権の間で結ばれた、
慰安婦問題に関する日韓合意が、まさにそんな感じだったかな?
もしかしたら、当事者間だと本気で、「これで完全決着」と甘く考えてたかも知れませんが、
あの内容では、パク・クネ政権の間は、日韓関係のゴタゴタが沈静化できるにしても、
韓国側の左派的には納得できる内容ではなく、そこまで見通した対策を日本側も取らなかった為、
そのうち韓国で政権交代が起これば、ひっくり返される可能性が高く思えたので、
日韓関係の改善という中長期的な視点から見ると、「却ってマイナスだよな」と当時から見てました。
せめて、岸田外務大臣ではなく、安部総理本人が渡韓して大統領と握手し、
記者会見における岸田発言と同内容の話をしていれば、まだ韓国の中間派を取り込めたのに・・・・
正直、「最終的かつ不可逆的に」の一文なんて、時限爆弾ワードにしか思えませんでしたからね(苦笑)。

まあ、強いて安倍政権側を擁護する点があるとすれば、
まさかパク・クネ政権が任期途中で崩壊するとは、誰にも予想できなかった所かな?
あんな形の終焉でなければ、仮に左派への政権交代が起こったとしても、
これが再問題化がされるのは、恐らく政権も任期の後半に入ってからだったでしょうし、
早くても5年くらい先の話だと考えれば、安倍政権的にも別に構わなかった可能性はあります。
それどころか、自らが下りた後に再問題化した方が、面倒も避けられる上に、影響力が残せますからねえ。
果たして、そこまで考えての意図的合意だったのか?
はたまた、本当にあれで最終決着できると見ていたのか?
ただ言えるのは、私は別に利害関係者では無いので、こうして客観的に観察出来てましたけど、
当事者であるほど感情も絡みますし、自らの利害関係もありますから、
当人的には「正しい決断」だと信じていても、そもそも最初からメガネが曇っていた可能性は充分ありそう。

まあそれは、今回の戦争におけるプーチンやゼレンスキー、そしてバイデンに関しても同じ事が言えるかも?
背負ってる重責が大きいほど、無意識に希望的観測へと誘惑されるのは、やはり人間の心情ですので・・・・
しかし、大きな重責を背負えばこそ、冷静な判断力と決断力が求められ、
その為には知性が不可欠だろうと思うのですが、今の時代の流れは、世界的にも「反知性主義」なんですよね。
今後、ウクライナ戦争が一段落着いたとしても、この世界的な風潮が変わらない限り、
程度の差こそあれ、同じ様な諍いや衝突は、これからの断続的に発生していくような気がします。
それは自由民主的な国家であっても、ネット普及の副作用で、自分たちが見たいモノしか見なくなれば、尚更。


P.S.
キエフを「キーウ」、ハリコフを「ハルキウ」という感じで、日本政府がウクライナ語読みに変更して以降、
新聞・テレビの各紙各局も、一斉に呼び方を変更しましたね。
まあ、こうした変更が起こる事は開戦当初から予想してたものの、
こうして足並みを揃えるのは、何だか凄く日本らしい(苦笑)。
とは言え、「ロシア語は敵性言語!」みたいな感じが見え隠れする事には、少し違和感も・・・・
それこそ以前にも書きましたけど、例えばハリコフなどは、住民の8割がロシア語話者であり、
現地読みでは、変更したハルキウよりも、変更しないハリコフの方が一般的なはずなんですよね。

まあ、その国の公用語読みに準じるというのも、1つの方法かも知れませんけど、
8年前の革命時、ロシア語を公用語から除外した事も、あまり褒められた行為だったとは思いませんし、
今回の停戦交渉においても、ロシア側は「ロシア語の再公用語化」を求めているくらいなので、
ロシアに同調しろとは言わないものの、ウクライナのロシア系市民に対しても、
もう少し、心配りをしても良いのでは?とは、個人的に感じるんですよね。

例えば、これと同じ要領で、もしも中国側が、
「今後、香港はホンコンと呼ばず、北京語でシャンガンと呼べ」とか言って来たら、
日本政府やマスコミ各社は、その通りにするんですかねえ?
香港の例が刺激的だとしたら、台湾の「高雄」とか、変更要請が来たらどうするのか?
未だに日本語読みでタカオと呼んでますけど、公用語である北京語読みだとガオションで、
現地の台湾語読みだとコォーヒョンですから、公用語重視なのか? 現地語重視なのか?

感情を基準に「これはこれ、それはそれ」とするのも、何だか微妙な気がしますし、
更に、感情的基準を、皆で足並みを揃えてとなると、尚更おかしな感じはするんですよね。
それこそ、東側の情報統制を批判するのであれば、自発的に統制しちゃうのは、どうなの?と。
要するに、マスコミであればこそ、報じる基準なんて自分たちで判断すれば良いと思うんです!!
もちろん日本の国民性を考えれば、そうなる事は理解できるものの、それが日本社会にとって良いかは別なので。


[23898] Re:戦況の変化と停戦の行方(その2)返信 削除
2022/4/11 (月) 22:50:38 矢羽雅朝

▼ 徳翁導誉さん

すいません、返信作成中なのですが、
前回みたいに途中で返信してしまうとクロストークみたいになってしまうので、
もう少しお時間をください。


[23900] では、お待ちしてます返信 削除
2022/4/12 (火) 19:14:20 徳翁導誉

> > 先日も、カタールW杯の抽選会があり、日本の対戦相手がスペインやドイツに決まりましたけど、
> > 正直 私だって、悲惨な戦争の話などよりも、平和的にサッカーの話とかしたいのが本音ですよ!!
> > 今大会は史上初の冬開催ですが、その頃は戦況が一体どうなっているのか・・・・

> すいません、返信作成中なのですが、
> 前回みたいに途中で返信してしまうとクロストークみたいになってしまうので、
> もう少しお時間をください。

了解です。
カタールW杯における森保JAPANの戦い方や(お得意の「3-4-3」やるかなぁ?)、
来春のWBCにおける栗山JAPANのメンバーでも(佐々木と大谷の共演を見たい!)、
1人で勝手に妄想しながら、お待ちしてます(笑)。

って、私も近頃は年齢的に、1週間も、1ヶ月も、あまり大差ない感覚になってますし(苦笑)、
そもそも雑談なので、もしも負担が大きいようでしたら、無理に返信なさらずともOKですよ!
つい先日 新年を迎えたと思ったら、既に もう新年度ですし、
さすがにそろそろ、年末にストップしたゲーム作りも再開すべきかな?と考えてますので。


[23933] Re:戦況の変化と停戦の行方(その2)返信 削除
2022/5/1 (日) 21:02:29 矢羽雅朝

ちょっと返答短めになってしまっているかもしれません。

▼ 徳翁導誉さん
> > > 現時点でも、そこそこ地域はロシア軍の占領下に入ってしまっていますし、
> > > どれだけウクライナ軍が善戦しているとは言え、ロシア軍を押し返すほどの力は無い以上、
> > > 一時的にせよ、仮に停戦が為ったとしても、当然ながらロシア軍は占領地域から兵など引きませんよ。
> > > そうなれば、停戦ラインは開戦前の東部2州を2分するラインから、現在の前線のラインとなってしまい、
> > > こんなモノ、ウクライナ側が飲めるはずもありません・・・・
> > > 逆にロシア軍の側からすれば、これだけ兵士の血を流して、今更東部2州の中間線には戻れません。

> > ウクライナの中立国化(EU・NATOへの将来にわたる非加入)と東部2州の独立承認・クリミアの正式割譲とかで、
> > 占領地域からの撤退と停戦はやはり難しいものですかねぇ。
> > いや、東部2州もクリミアも簡単に渡せるものではないのは分かるので、
> > ウクライナにもロシアにも高いハードルであるのは分かりますが。
> > 特にこの内容で講和してしまえばゼレンスキー大統領の人気は落ちるだろうことは想定できますしね。

> そもそも、ウクライナのNATO加盟に関して言えば、
> 10年掛けても実現性は乏しい話だったので、ロシア的にも大義名分くらいの意味合いしか無いはずで、
> 東部2州やクリミアに関しても、承認云々はさておき、既にロシアが実効支配をしていた訳ですから、
> この条件では、実質「開戦前の状態に戻る」程度の意味でしか無いんですよね。
> そうなると、ロシア側にせよ、ウクライナ側にせよ、既にこれだけの犠牲を出している以上、
> この内容で妥結してしまえば、全ての死者が「無駄死に」という事になります・・・・
> そうなっては、ゼレンスキーは勿論の事は、プーチンの方だって絶対に呑めないかと?
> と言いますか、この条件だとゼレンスキーよりも、却ってプーチンの方が立場が危うい気がします。
> まだウクライナは攻められた側ですけど、ロシアは攻め込んだ側なので。
>
> まあ、双方が死力を出し尽くした上で、それでも決着が付かずに痛み分けとなる展開なら、
> もう仕方無く、開戦前の状況に戻すという展開も考えられますが、
> ここに至るには、戦闘が何年も続き、両軍共に更なる多大なる死者を出さない限り、
> 引き分け・・・というか、実質的に両者敗北の内容では、戦争が終わる事など無いと思います。

2週間前の段階では早期の停戦もあるのではと期待を持っていたのですが、
最初の方の返信冒頭でも書いた通り、ここ最近のロシアの正式宣戦布告の話があったり、
これはすぐの講和は難しいのかなと。
泥沼化の方に向かって行ってしまっている気がしますね。

> > > ただ、現在の戦況を見ると、単に南部の守りが薄かった可能性もありますが、
> > > 結果的には現時点で、クリミア周辺の沿岸部の占領が最も進んでますし、
> > > ロシア軍の側も、東部2州の完全掌握より、クリミアとの地続き化を優先しているのが解り、
> > > それだけクリミア(セヴァストポリ)を最重視している様子が伝わります。

> > マウリポリはほぼ陥落のようですね。
> > 南部の方が順調に攻略されているということは、
> > ウクライナ軍はキエフを固めているということでしょうか。

> と言うよりも、さすがにウクライナ側も、ここまでの全面侵攻は想定外だったのでは?
> もちろん、ただ単純に、首都キエフはウクライナで最も大きな都市であり、
> 東部のハリコフも2番目に大きな都市なので、それだけ守りも固められていた面もあるでしょうし、
> その他にも、やはり最も危険性が高かったターゲットは、東部2州(ハリコフ含めて3州?)であり、
> 政治的に狙われかねないのも、首都であるキエフでしたから、その2箇所は事前に固められていたはず。
>
> そういう意味では、ドニエプル東岸よりキエフを攻める為、
> あっさりと落とされた、北部のチェルニヒウ州なんかも、
> ロシア軍が長駆してやって来るなど、恐らくウクライナ側としては想定外のルートだったはずで、
> 同じく、クリミアから、ここまでの大攻勢があるとは予想していなかったからこそ、
> 南部のヘルソン州とかも、早々に落とされたのだと思いますよ。
> 首都キエフの守りを固める為に、わざわざ北部や南部の国境沿いから兵を引き抜いたのだとしたら、
> 却ってロシア軍の侵攻スピードを速めて、本末転倒も良い所でしょうし、地方住民の危険性も増しますからね。
> 敵軍を自国深くまで招き入れ、補給線が伸びきった所で大打撃を与える、防御戦術の一環だとも思えませんので。

東部がほぼ露軍に掌握されましたし、
やはりこの後はキエフ再侵攻となるのでしょうか。
ロシアが宣戦布告を行い友好国への参戦も依頼するような報道がありましたが、
ロシアが友好国を参戦させてしまうとNATO側にも参戦の口実を与えてしまう気がするんですよねぇ…
そうなると本当に第三次世界大戦になってしまう気がしますが。

> 現段階では、クリミアの帰属問題を、15年掛けて話し合うという、ウクライナ側からの提案ですが、
> この対象が東部2州、更には今戦争の占領地帯にまで拡張された場合、
> これならプーチンも充分に満足できて、停戦合意に至れる内容になるんです。
> 取り敢えずであれ、何であれ、今の支配地域を確保できた上で、駐留の負担が減らせるのであれば、
> プーチンとしても、充分な成果が得られたとして、停戦して兵を引く事が出来ますし、
> ウクライナ側も、15年後には全て戻ってくるという建前で誤魔化せられれば、
> 戦争を終えたい本音の部分から、屈辱的な降伏に近い停戦も、受け入れられるかも知れないんですよね。
> そして何より、15年後なんて言ったら、プーチンもゼレンスキーも責任者の立場に居ないと!!
> (プーチンの任期は最長でも残り14年、ゼレンスキーの任期は最長でも残り7年なので)
> これって、重大な決定を行う上で、当事者の責任や保身を考慮に入れれば、非常に重要な要素です(笑)。
> 面倒事の解決を先送りし、しかも問題の固定化まで内包するとあっては、必ずしも国益に適うとは限りませんが、
> 戦争を終える為には、双方が合意を結ぶ以外に方法は無いので、現実的に保身や責任回避はとても重要だと。
>
> そういう意味では、感情的に行くと、戦争が終わってもロシアへの制裁は即解除とはならないでしょうし、
> ウクライナに対する賠償請求だってしたい所でしょうけど、しかし停戦を最優先するのであれば、
> 停戦されれば制裁も即解除するし、賠償も請求しない(国際社会で復興を担う)とした方が、
> プーチンだって、妥協しやすくなるという面はあるんですよね。
> 逆に言うと、停戦しても苦しい状況が続くのであれば、
> ロシアはこの戦争でより大きな利益を得るまで、止まれなくなってしまうので。

ロシアは結局止まらない選択をしたように見えますね。
逆にどこまでを目指すのか…
とりあえず首都キエフの攻略とゼレンスキー政権の崩壊でしょうか。
ルーブルの価値低下やデフォルトもとりあえず凌げたようですし、
やはり当初目標の達成をあくまでも目指す姿勢に見えますね。

> > ロシアへの経済制裁の影響は詳しくは分かりませんが、
> > 秋まで持つんですかねぇ…
> > メディアの情報を真実のなら経済制裁はそれなりのダメージがありそうに思えますが…

> もしかしたら、短期的なダメージは、日本も相当に大きいかも?
> ロシアは世界2位の産油国であり、小麦の生産量はウクライナと合わせて世界の3割ですからねえ。
> トランプ政権時の石油増産政策により、世界1位の産油国となったアメリカも、
> 今はバイデン政権なので、自然に負荷の掛かる増産は、民主党の支持層的にもハードルが高く、
> だからと言って、世界3位のサウジアラビアに増産を依頼するにしても、
> イエメン内戦で人道危機を起こしているサウジに対して、バイデン政権は冷たい対応を取ってきたので、
> 最後は了承するかも知れませんけど、紆余曲折はあるはずで、上手く進むとは限りません。
> また何より小麦の方は、今年のウクライナでの作付けは相当大変そうですし、
> 仮に収穫できても輸出も儘ならないでしょうから、食糧価格は燃料価格以上にヤバそう?

日本でもガソリンや小麦製品の価格上がってますよねぇ…
でも、戦争だから仕方ないという雰囲気なのかなぁ…

> > > ただ言えるのは、目前に迫ってるであろうマリウポリ陥落の後、
> > > クリミアとのランド・ブリッジ(陸上輸送路)を確保したロシア軍の部隊が、
> > > 続いて どちらに向かうかで、プーチンの考え方が見えそうだという事。
> > > それがキエフ方面に進むなら、未だ数ヶ月以内の短期決着に固執しているって事でしょうし、
> > > それがオデッサ方面に進むなら、中長期戦も覚悟してジックリと腰を据える感じでしょうし、
> > > それがハリコフ方面に進むなら、とにかく占領地を確保した上での停戦を望んでるのでしょうし、
> > > 相も変わらずに3正面作戦を続行するなら、ウクライナ側にも一筋の光明が見えてくるかも?

> > オデッサ方面に向かう可能性もあるのですかね…
> > 正直今からウクライナ全土の占領を目指すのは更なるコストがかかりますし、
> > ロシアもある程度のところで停戦に動くのではと思っているのですが…
> > 希望的観測なんでしょうかね。

> この文章を書いた頃とは、既に戦況が変化してますし、
> それに関しては、コチラで別途返信↓も行っている為、詳しい話はそちらに譲るとして、
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=c23885
> オデッサ方面への侵攻に関して言うと、これは必ずしもウクライナ全土の占領を目指す訳ではありません。
> 簡単に言うと、2014年に示されたノヴォロシア連邦案においても、
> キエフなど北部は含まれていなかったものの、オデッサなど南部は含まれていました。
> なので、西部や北部には手を出さずとも、南部は押さえに行く可能性は充分にあったと。
>
> その理由としては、まず第1に、オデッサを始めとした南部は、ロシア系住民の割合が高いからであり、
> 実際、2014年の革命後には、ハリコフを含んだ東部3州だけでなく、オデッサでも衝突が起きてました。
> そして第2に、南部は黒海に面した沿岸部であり、海軍力で圧倒的に勝るロシア軍の方が有利な上、
> 沿岸部を完全に掌握してしまえば、残されたウクライナ領は完全に海上輸送路を絶たれてしまう事。
> 輸入も輸出も陸路のみとなっては、仮に一時停戦が成っても、経済や市民生活は儘なりません。
> 続いて第3に、オデッサ周辺までロシア軍が支配下に収められれば、
> ウクライナの隣国モルドバで、親ロシア派が支配する沿ドニエストル地域とも、地続きで結ばれます。
> 以上3つの理由からも、オデッサ方面を押さえる事で得られる実益が、ロシア側にも大きいって事ですね。
>
> では現実的に、ロシア軍がオデッサ方面へ進む確率が どれくらいあるかとなると、
> 現状では・・・ほぼ無くなったと考えて良いかと?
> オデッサを落とすというのは、東部から南部に至るノヴォロシアの範囲を押さえると共に、
> 海上輸送路を絶って首都キエフの陥落に繋げるという、両面作戦を続けるなら最適解だとは思われます。
> ですが既にロシア軍は、その二兎を追う余力に欠いていて、既に東部方面への戦力集中に転換し始めており、
> その両面を睨んだ1手というのは、あまり意味のある作戦では無くなってしまいました。
> なので、もしも現段階でオデッサを狙う事となれば、それは恐らく東部2州とクリミア回廊を確実に押さえ、
> 更にはハリコフ州を陥落させた上でないと、なかなかそちらまで手が回らないと思いますし、
> 仮にドニエプル西岸まで手を伸ばしても、今度は防衛が負担となり、今のロシア軍にそれだけの余力は無さそう。
> そして何より、先日、ロシア側は大型揚陸艦を撃沈されてしまいましたから、
> 物理的に海上輸送が大変となっただけでなく、海上での絶対優位という自信も傷付けられたかと。
>
> こうなっては、まずは「東部2州&クリミア回廊」の確保がマストであり、
> 次に、可能であればハリコフ陥落に注力して、オデッサ転戦があるとすれば その後かな?
> とは言え、もしもロシア軍が再攻勢を仕掛けるとすれば、むしろオデッサよりも、
> 政治決着を目指す上でも、陥落までは無理かも知れませんが、
> プレッシャーを掛ける意味でも、首都キエフを狙う可能性の方が高そうな気がします。
> そちらの方が、支配下に置く南東部へのウクライナ軍の注力を、逸らす効果も期待できますし、
> それに何より、これだけ輸送に苦難していると、いくら海上輸送があるとは言え、
> 戦線が伸びきるのは、とても良い方法とは思えませんからね。
> とは言え、先日発表されたロシア軍の今年の徴兵計画を見る限り、大規模な再攻勢の可能性は低そう。
> 人数的には例年とあまり大差なく、しかも任期満了の徴集兵を本当に帰還させるとなれば、
> いきなり予備役を再招集して奇襲とか現実的には無理ですし、兵隊の頭数で作戦の幅は決まってきますので。

5月9日を機にキエフ方面への再侵攻といったところでしょうか。
ただ、 ここで仕掛けるとウクライナとしても待ってました。
となるでしょうし。日にちはずらすかな。
> > まぁ、外に出ての台風中継なんかは本当に危ないと思いますが。
> > あれもやる意味あるのかなぁと思っちゃいますよね。

> いや、あれはあれで結構効果があると思いますよ!!(笑)
> まあ単純に、ああした中継を行うと、視聴率が稼げるというのが大きいでしょうけど、
> それって要するに、「凄い凄いって、実際どれくらい凄いの?」という関心が、
> 多くの視聴者の本音として、やはりあるからだと思うんですよね。
> ですから、もしもテレビ局が中継を行わなければ、
> 「自分の目で確認しよう」と、実際に外へ出てしまう人が、今の数倍に膨らむはずで、
> そうなれば、被害は更に増してしまいますし、消防だって無駄な仕事が増えてしまいます。
> そういう意味では、あのように「ショー」として見せる事で、軽率な行動をかなり抑えてる面があると。

そうなんですか…
正直窓から見るとか、やるとしても玄関くらいまで出るくらいのものかと思いますが…
> って、そうは言っても、外に出て確認したがる人は、絶対に一定数は居ますし、
> 実の所、私自身も思いっ切り、そういったタイプなんですよね(苦笑)。
> さすがに、身に危険が及ぶ行為や、誰かに迷惑が掛かりそうな所まではやりませんけど、
> でも実際、自分の目で確かめたいという衝動が、なかなか抑えられない人間なので・・・・

そうなんですか…
正直窓から見るとか、やるとしても玄関くらいまで出るくらいのものかと思いますが…
> > > ただ、ここへ来てゼレンスキーが、停戦交渉における「国民投票」という単語を出してきた事で、
> > > 全く自覚のないまま、国民を危険に晒している訳では無さそうな事が解ったと同時に、
> > > 当然ながら、自ら甘んじて汚名を被る覚悟で、和平を導く気も無い事が解りました。

> > まぁ、上でも書いた通り下手なところでの妥協は後世の歴史学者に評価されることはあっても、
> > 現時点では支持率の低下を招くでしょうしねぇ。
> > もしかするとゼレンスキーとプーチンは人の命を使ったチキンレースをしているのかもしれませんね。
> > どのくらいまで自分陣営の死者に耐えられるか先に降りた方が政権を失うというような。

> まあでも実際は、銀英伝の世界観とは違って、「後世の歴史家の評価」なんてモノを、
> そこまで気にする為政者など ほぼ皆無でしょうけど、それはさておき、
> 戦争って、始まる際には、誰かの明確な意図もなく、何となく始まってしまう場合が多々ありますが、
> 終わる際には、誰かが明確な意図を持って動かないと、絶対に終わりませんからねえ!!
> で、全体の国益を考えれば、早期に終戦した方が望ましい事は、誰の目にも明らかであっても、
> 個人の保身で考えると、自らが その決断を行う事で、大きな損害を被るのも明確だとなると、
> やはり誰も泥を被りたがらず、ズルズルと戦争が長引くなんて事は、非常に多いですし、
> また、交渉すべき相手まで潰してしまえば、勝っている側が終わらせたくても、なかなか終わらない・・・・
> そういう意味では、使い古された言葉ですけど、「戦争は始めるよりも、終わらせる方が格段に難しい」と。

最近の報道ではウクライナ側はロシア側が何度も条件を変えてきて交渉が進んでいない、
みないな話がありましたが…
条件を変えてくるのがロシア側ということはロシア側としては現時点では停戦したくないのかなと見えますね。
> そして、単純に「戦争を終わらせる」と言っても、その終わらせ方には何パターンかあって、
> 勝っている側からすれば、目的の成果を完全に得ての勝利か? 部分的な成果で妥協する勝利か?
> 負けている側からすれば、相手の要求を全て呑む完全な敗北か? こちらの主張も通す有条件下での敗北か?
> そして、どちらの勝敗内容を選ぶかに関しては、「成果と損害」のバランスによって決まる事となります。
> 要するに、成果を得る事を最重視して損害は顧みないか?
> 許容範囲内の損害で最大限の成果を目指すか?
> はたまた、その両方の どこか中間地点か?
> 「戦争とは外交の一手段」だと考えれば、戦闘に勝つだけでは不十分であって、
> その戦闘の結果、いかなる成果を確定させるかが、戦争の最終目標だとも言えます。
>
> また、そういう意味では、今回のウクライナ戦争で考えた場合、
> まずは、ロシア側のプーチンの立場で考えると、完全勝利とはウクライナの親ロシア化であり、
> その為の作戦として、電撃的に首都キエフを陥落させ、傀儡政権を樹立する事にあったのでしょうが、
> このシナリオ自体は既に崩れており、今後挽回する可能性も、現状ではかなり低いと思われます。
> そうなると、次なる「妥協的な成果」としては、最低限は東部2州の完全掌握、続いてハリコフ州の占領、
> 更にはクリミア地続き化、そしてノヴォロシア範囲の制圧という優先順位になってくるかと思われますけど、
> 現在の戦況を受け、ハリコフ占領とクリミア地続き化の順番が逆転した感じですかね?
> (以前、ドンバス地方を「ズデーテン」に例えましたが、クリミア地続き化は「ポーランド回廊」に当たるかな)
> あとは、我慢できる損害の範囲内で、どれだけ支配下地域を確保できるか・・・というバランスの問題かと。
> それこそ、これだけの損害を出しながら、東部2州しか押さえられなかったとなれば、
> どれほど勝利を喧伝しても、実際には敗北で、プーチンは権力から転落する可能性が高くなる気がします。
>
> 一方、ウクライナ側のゼレンスキーの立場で考えると、
> 完全勝利はウクライナ全土からのロシア軍撤退でしょうけど、正直それは実現困難でしょうし、
> 妥協的勝利として、開戦前の状態まで戻すというのも、まず無理な話なので、
> 本音を言えば、何が何でも開戦を避けるというのが、恐らくベストな選択だったと思いますけど、
> 既に戦争が始まった以上、あとは負けるにしても、どれだけ有利な条件を呑ませられるかの戦いですよね。
> で、その為にはどうするべきか?というと、可能な限りロシア軍の損害を増やす事が一番なのですが、
> 徹底抗戦をするほど、民間人も含めた損害は非常に膨れ上がっていきますから、
> そうした損害を恐れずロシア軍を叩くか? 可能な限り損害は抑えるか? バランスの良い中間地点を模索するか?
> 現状だと、ゼレンスキー的には3番目の方針で物事を進めているかとは思われますが、
> もしもロシア側が非情な作戦行動に移った場合、3番目の選択肢は難しくなるので、
> 1番か2番かとなると、これまでの流れから1番目の方を選びそう・・・・
> 実際、第2次大戦におけるフィンランドは、ソ連軍の侵攻に対して徹底抗戦を選びましたが、
> 兵士10万人(全人口の3%)が戦死し、国土の1割を割譲して、
> 戦後は属国的な宥和政策に徹しながらも、それでも何とか、国家の独立は維持しましたからねえ。
>
> そういう意味では、「人の命を使ったチキンレース」というのは、まさしくその通りだと思いますよ!!
> ただ、ここまでの損害状況を受けて、先にプーチンの方が完全勝利から妥協的勝利に移った感じがしますし、
> それによってゼレンスキーの方も、民間人を犠牲にしてでもロシア兵を殺す作戦の決断は避けられたかも?
> こうした戦い方となると、戦争から紛争へと徐々に移行していき、早期の決着は難しくなる反面、
> 戦争の危機レベルとしては落ちて、核使用の可能性もグッと下がった気はします。
> そうなれば戦いは長期化していき、死者数は今後もジワジワ増え続けていくでしょうけど、
> それでも、山中ではなく街中に潜み、草陰ではなく人影に紛れて戦う市街戦は、
> 戦場の凄惨さを今以上に数段悪化させますから、悲しいですけど、そこと比べればマシとも言えます。
> とは言え、今後は戦場が限定化される方向へと、確実に進んでいくとは限らず、
> プーチンさえ決死の決断を下せば、もう1度くらいは、再攻勢に打って出られる国力がロシア側にあると思うので、
> 逆に言うとゼレンスキーとしては、そうした決断を下させない方向に、事態を持っていく必要があるかも?

もう一度ロシアの攻勢があるのはほぼ確定的かと思います。
ただ、ウクライナへの支援も西側の国から入っていっているとの報道もありますし、
最初の侵攻よりも激しいものになるでしょうし、
そうなれば当然双方の被害も大きくなるでしょうね。
結局現時点ではプーチン氏もゼレンスキー氏も止まれなかったという感じでしょうか。

> ちなみに、こうした「時の政権」には都合の良い妥結も、長い目で見れば「国益」を損なう例としては、
> 日本で身近な所だと、安倍政権とパク・クネ政権の間で結ばれた、
> 慰安婦問題に関する日韓合意が、まさにそんな感じだったかな?
> もしかしたら、当事者間だと本気で、「これで完全決着」と甘く考えてたかも知れませんが、
> あの内容では、パク・クネ政権の間は、日韓関係のゴタゴタが沈静化できるにしても、
> 韓国側の左派的には納得できる内容ではなく、そこまで見通した対策を日本側も取らなかった為、
> そのうち韓国で政権交代が起これば、ひっくり返される可能性が高く思えたので、
> 日韓関係の改善という中長期的な視点から見ると、「却ってマイナスだよな」と当時から見てました。
> せめて、岸田外務大臣ではなく、安部総理本人が渡韓して大統領と握手し、
> 記者会見における岸田発言と同内容の話をしていれば、まだ韓国の中間派を取り込めたのに・・・・
> 正直、「最終的かつ不可逆的に」の一文なんて、時限爆弾ワードにしか思えませんでしたからね(苦笑)。
>
> まあ、強いて安倍政権側を擁護する点があるとすれば、
> まさかパク・クネ政権が任期途中で崩壊するとは、誰にも予想できなかった所かな?
> あんな形の終焉でなければ、仮に左派への政権交代が起こったとしても、
> これが再問題化がされるのは、恐らく政権も任期の後半に入ってからだったでしょうし、
> 早くても5年くらい先の話だと考えれば、安倍政権的にも別に構わなかった可能性はあります。
> それどころか、自らが下りた後に再問題化した方が、面倒も避けられる上に、影響力が残せますからねえ。
> 果たして、そこまで考えての意図的合意だったのか?
> はたまた、本当にあれで最終決着できると見ていたのか?
> ただ言えるのは、私は別に利害関係者では無いので、こうして客観的に観察出来てましたけど、
> 当事者であるほど感情も絡みますし、自らの利害関係もありますから、
> 当人的には「正しい決断」だと信じていても、そもそも最初からメガネが曇っていた可能性は充分ありそう。

まぁ、あの合意はむしろ日韓の仲を引き裂く方向に作用した点はあるでしょうね。
日本側とすれば約束を破られた印象しか残らないでしょうし。
むしろパク・クネ政権はどうしてあの内容に合意したのでしょうか…
いかは別なので。


[23937] ウクライナ戦争&カタールW杯返信 削除
2022/5/4 (水) 21:39:49 徳翁導誉

> > 国内のコロナ感染が、早くも第7波を迎えそうであるのに、そちらの報道は限定的ですし、
> > 「慣れ」や「疲れ」という意味では、ウクライナ戦争以上に、新型コロナの方が大きいかも?

> まぁ、コロナは戦争と違って慣れないといけない気がします。
> このままだとコロナとは共存していく社会になるのかなと思いますし。

そもそもコロナは、アデノやライノと並んで、風邪の3大ウイルスの1つですし、
誰も免疫を持っていない新型だから、最初の内は大騒ぎになるとしても、
一旦定着してしまえば、3タイプある従来型コロナに、4番目のタイプが加わった程度の話になりますからねえ。
人類社会から「風邪を撲滅しよう!」としても、現実的に、費用対効果が合わない気もするので(苦笑)。

> > 先日も、カタールW杯の抽選会があり、日本の対戦相手がスペインやドイツに決まりましたけど、
> > 正直 私だって、悲惨な戦争の話などよりも、平和的にサッカーの話とかしたいのが本音ですよ!!

> 話はズレますがW杯は楽しみですよね。
> 本気のドイツやスペインとの試合が見れますし。

日本は過去6大会に出場し、21試合を経験してきましたけども、
その中で、W杯優勝国との対戦は、フランス大会(1998)のアルゼンチン戦と、
ドイツ大会(2006)のブラジル戦の、2試合しか無かった事を思えば、
今大会は2試合もW杯優勝国と戦えるのは、大変ですけど、何だかんだで得した気分も(笑)。
次回大会から、出場国数も32ヶ国から48ヶ国に激増して、
グループ・リーグも1組3ヶ国の16組制となる為、こうした対戦経験は今後望めないでしょうしね。
日本の初出場から7大会続いた大会方式で迎える、最後のW杯となる訳ですから、やはり楽しまないと!!

その一方で、今週入ってきたオシム元監督の死去という悲報・・・・
前々から身体も悪かったですし、既に80歳でしたから、
「ついに・・・」という感じもありますけど、
今大会の日本代表に関しても、やはり見てもらいたかった所ではありますね。

> ただ、欧州で活躍している選手のレベルで考えるのなら、
> 残念ながら日本代表自体のレベルは…

別に それでも、実力通りの結果ともならないのが、サッカーですからねえ。
それこそ、リーグやクラブの知名度や実力で言ったら、
イタリアが2大会連続で出場しないのは何なのか!?となりますし(笑)、
逆に、ブラジル大会(2014)のコスタリカのように、
イタリア・イングランド・ウルグアイと同居する死の組を、2勝1分の首位で通過し、
ベスト8まで進むような戦いぶりだって、有り得る訳ですからねえ。

ドイツ代表は「実質バイエルン」だし、スペイン代表は「ほぼバルサ」ですから、
そう考えると、とても歯が立たないイメージになりますけど、
その一方で、レバンドフスキ抜きのバイエルンであり、メッシの居ないバルサだと考えれば、
もちろん試合は支配されるかも知れませんけど、頑張れば失点は防げそうな気もします(笑)。
それに、スカウティング面で考えると、これほど情報満載で調べやすい相手も居ませんからねえ。
上手く行くかは別として、事前対策の方は、充分に行えるような感じがします。

> その意味でいえば2014年が所属クラブのレベルで考えれば一番高かった気がするんですけどねぇ。
まあ確かに、スタメン級の所属先で見るなら、2014年の方が高かったのは事実でしょうけど、
当時と今とでは、根本的に「海外組の人数」が異なりますので、
鎌田や堂安ですら選外となるくらい、全体的なレベルとしては上がったとも取れます。
言い換えるなら、層が厚くなったという事ですね!!
例えば、個々の選手で見るなら、ソン・フンミンほど活躍している選手は日本に居ませんけども、
では韓国代表が、日本代表よりも強いかとなると、必ずしも そうとは言えないのと同じかな?
サッカーというのは、ベンチメンバーまで含めた「団体競技」ですから。

それと、ザックJAPANやジーコJAPANは、確かに人気が高かったですし、
1試合1試合で見れば、面白い試合というのも多かったですけど、
その反面、長期的な視点でのチーム作りや作戦力に欠けていたのも事実でしたからねえ。
初戦で勢いに乗れれば、そのまま上手く行けそうな雰囲気はあったものの、
大会前の不安感というのは、個人的に かなりありましたからねえ・・・・
過去7大会で、「これ、ヤバいな」と一番感じてた日本代表って、
実を言うと、私の中では、ブラジル大会のザックJAPANでしたので。
もう本当、1年前のコンフェデ杯から、国内組発掘の東アジア杯、そしてW杯直前の調整試合と、
見え難い問題点が積み重なっていくのに、目先の勝利や善戦という結果に惑わされて、
全く手直しが施されず、チームのテンションだけが高まっていく感じは、
本当に危機感を抱きましたし、残念ながら、その不安がW杯本番で的中してしまいました(泣)。

そういう意味では、現在の森保JAPANって、人気や評判は悪いものの、
私も30年くらい日本代表を見続けてきて、ここまで長期的な視点に立ち、
2年後とか4年後とかを見据え、チーム作りをした日本代表監督って、今まで見た事無いんですよね。
強いて挙げるなら、オシムJAPANも そういう感じはありましたけど、
外国人監督という事もあり、協会との意思疎通が完璧だったとまでは言えませんでしたし、
それに何より、急病によって、わずか1年あまりの任期で終わった為に、
残念ながら、3年後の「完成形」を見られませんでしたからねえ・・・・

と、話は脱線してしまいましたが、万全の準備が最良の結果を招く保証は無いものの、
勝利の確率は上げてくれると信じているので、
ドイツやスペインと同居した、今大会の日本代表に関しても、そこまで悲観はしてないかも?
もちろん、現実的に突破は難しいでしょうけど、決して不可能だとは思っていません。
そして、この長期的視点というのは、1期4年だけでなく、2期8年も見ている感じが受け取れるので、
そこまで見てみたいという意味では、監督継続となるだけの成績は残して欲しい所かな。
でも森保監督だと東京五輪みたいに、大きな失敗はしなくても、諸手で賞賛される結果も残さなそう(苦笑)。

とは言え、本心で言えば、また別の代表監督による日本代表のサッカーも見てみたい所はありますし、
そうは言っても、今の時間的余裕のない代表スケジュールでは、
どんな世界的名将が就任しても、そこまでの効果は望め無さそうな事を思うと、
どうせ外国人監督を就任させるなら、U-17やU-20といった育成年代の方が効果的かな?とも。
正直、育成年代を、監督の育成の場としても使うのは、あまり良い方法とは考えていないので。

> ただ、予選敗退でその選手たちがやや衰えを見せていた前回大会では予選突破というのが、
> 何とも予想の難しいところですが。

今大会は史上初の冬開催という事もあり、例年であれば1ヶ月弱の準備期間があるに、
今回は1週間しか無いので、実質ぶっつけ本番みたいな感じですからねえ・・・・
欧州組が少なく、じっくりと事前合宿が行える国は、想像以上の活躍を見せる可能性が高そう!
その一方で、例年だと疲労が溜まったシーズン終了後の大会ですけども、
今大会は欧州シーズンまっただ中の開催となる為、その点では選手のコンディションは良さそう!!
チームの組織力が上回るか? 選手個々のコンディションが上回るか?
そういう視点で見てみても、なかなかに面白い大会になりそうな気はしますね!!!


> > それに、共産圏と比べればハイレベルなものの、
> > 「必要な商品は揃っていても、欲しい商品には恵まれない」という意味では、
> > ユニクロやダイソーばかりになった資本主義社会も、結局は似た者同士なのかも知れません(笑)。

> まぁ、ユニクロなんかはとりあえずユニクロ買っておけばおかしいとは思われないだろうみたいな感覚があるので…
> 服のセンスとか自信ないですしね…

まあ日本社会で喩えるなら、何となく無難という意味では、
ユニクロの服は「人民服」というよりも、「学生服」や「スーツ」に近いのかな?(笑)
って、そう言えば今春から、ユニクロ製の学生服採用が、一部の公立学校で始まったんでしたっけ。

> > まあ、今更ながらに、理想論を言わせてもらえるなら、
> > 自由主義社会が、共産主義的な社会保障を取り入れたように、
> > 共産主義社会が、資本主義的な経済成長を上手く取り入れる事が出来て、
> > 2つの社会や制度が、良い意味で競争し合えていれば、もっとマシな世界になっていたのかも?
> > 働けど働けど我が暮らし楽にならず な世界だと、平穏だけど退屈な世界さえ、理想郷に映るでしょうし。

> う〜ん…今の日本でも社会保障費って3割超ですよねぇ…
> まぁ、社会主義国家とは言えませんけど、これ以上の社会保障費の支出ってどうなんでしょう…
> 少子高齢化なので仕方ないとはいえ、小さな政府を目指していっても良いような気がしますけどね。

いや〜、この辺の話をし出すと、話題的に結構難しくなっちゃうんですよねえ(笑)。
まず始めに「小さな政府」に関して、労働人口に対する公務員数や、GDPに対する財政支出で見ると、
イメージに反して日本は、先進国の中でも有数の「小さな政府」の国なんです!!
http://honkawa2.sakura.ne.jp/images2/5194.gif
例えばアメリカなんて、日本以上に小さな政府の方針が進んでいるようなイメージですが、
人口あたりの公務員数は、日本の3倍近くに達してますね。
また、日本よりも社会民主主義的なEU諸国においては、言わずもがなかな?

そもそも日本って、江戸時代から戦前までは、地域内で助け合う「ムラ」社会でしたし、
戦後から2000年頃までは、ムラが「会社」に替わっただけで、
言うなれば、政府が助ける「公助」ではなく、伝統的に「互助」の社会でしたから、
その辺りを誤解して、間違ったイメージが広がっているような気がします。
逆に言うと、欧米社会では、ここに宗教的な「互助」まで加わるので、
「自助(自己責任論)」が飛び交う現代の格差社会においても、何とか補えてる面がありますが、
日本には、そこの宗教的な助け合いの仕組みが無いので(創価学会員とかは除く)、
いろいろと難しくなっている面があるんですよ・・・・

それに、コスト・カットして効率的に回せば、上手く行く様になるという発想は、
実に新自由主義的と言いますか、既にそれらの問題が続出している現在において、
20年くらい前の主流論を今から持ち出しても、果たして上手くのか?というのは正直疑問。
グローバル化により世界の市場が繋がり、先進国と途上国の差が縮まる一方で、
IT普及による寡占化が、ただでさえ問題になっているのに、
ここへ更にAIまで普及し出して、しかも今みたいに効率化を求める方向でしか経済が進まないと、
それこそ、そこから溢れる人が続出するはずで、
その救済策を伴わない効率化は、破綻しか待ってない気がするんです。

そういう意味では、これからの時代って、政治的な事由か?経済的な事由か?は別として、
恐らく求められるのは、逆に「大きな政府」の方向性になるとは思うんです。
解りやすい例で言うと、ベーシック・インカムなんかが、そうなのかなぁ?
正直な所、現状の「大きな政府」路線で、限界に達しているのは、
その路線自体よりも、その方法論としての「ケインズ的な手法」の方だと感じるのです、
デジタル社会主義なのか、AI共産主義なのか、将来的な方法論は解りませんけども、
ともかく、現状の世界状況を踏まえたなら、何らかの新たな方策が必要になってきているのでしょうね。
まあ、私は別に専門家とかでは無いので、その辺りの具体的な方策とかは解りませんけども。

> > また、そういう意味では、日本における改憲か? 護憲か?という議論も、
> > もちろん憲法の条文は重要ですけども、それ以上に重要なのは何よりも「民意」ですからねえ!!
> > どれだけ9条を死守しようとも、国民世論が好戦的な方向へ流れれば、戦争は普通に起こり得るでしょうし、
> > 逆に9条を改正しても、日本国民が真に平和を希求するならば、そうそう戦争には至らないはずです。

> 今の日本が自発的に戦争を起こすというのは正直想像できませんが…
> 社会が戦争に向けて走りだすとやはり戦争は起こせてしまうものなんですかねぇ…

例えば、尖閣周辺の中国船を撃沈したり、竹島を武力で奪還した場合、
国民世論は、賞賛の声が多数となるでしょうか? 非難の声が多数となるでしょうか?
昨今の日本社会の風潮を踏まえると、恐らく前者な気がするんですよね。

そして、当然ながら中国側や韓国側が反撃してきて、その交戦がエスカレートしていった場合、
国民の一体何割が、「日本が自発的に戦争を起こした」と認識するでしょうか?
きっと、日本側の行動には正当性があり、悪いのは中国側や韓国側だとなるはずです。
で、それは立場を入れ替えて、仮に中国側が尖閣を武力占領したり、竹島周辺で日本船が撃沈されても、
原則論ではなく感情論から、やはり同じく、日本側の行動は正当で、中国側や韓国側が悪いとなるはず。

「そうは言っても、やはり日本は危険な火遊びなどしないでしょ?」と思われるかも知れませんが、
実際に10年前の民主党政権の際は、当時の前原大臣が、かなり危険な行動を見せてましたからねえ・・・・
パフォーマンス的に、口ではあれこれ言っていても、現実的には中国との距離感を保ち、
特に手出ししなかった小泉政権や安倍政権とは違い、建前の原則論を本気で実行しようとし、
中国との武力衝突も恐れず・・・と言うか、日中間での武力衝突を起こして、アメリカも巻き込み、
米中衝突へと発展させる事で、日本の戦略的な価値を上げて、日米同盟を深化させようだなんて、
ハッキリ言って、偏差値が高いだけの愚か者の机上の空論というか、
旧日本軍のエリート将校たちにも見られた、浅はかで危うい冒険主義としか映りませんでした。

己の利害関係で、打算的に動く与党系の保守議員などよりも、
経験は乏しいのに、政治信念で暴走する野党系の保守議員の方が、
実際に権力を握った場合、相当危険なモノだと思います・・・・
でも今の世の中、そうした過激なパフォーマンスの方が、有権者からのウケが良い時代ですし、
それこそ「右寄りバージョンの鳩山政権」みたいなモノが誕生した場合に、
安易な想定の下で、尖閣問題や竹島問題に手を突っ込む政権が、登場しないとは言い切れない気がするんですよ。
そういう意味では、有り得ない話では無いと思うんですよね、個人的には。

> > もちろん、輸入品の値段が高騰すれば、それに伴って物価も高騰するでしょうから、
> > それはそれで大変でしょうけど、それでも食糧や燃料は自給自足が出来ちゃう国ですし、
> > 制裁が長くなれば、欧米から輸入品も、次第に中国製品に取って代わられるかも知れず、
> > そうなれば、質は低くなっても、我慢できない・・・というレベルまでは落ちない可能性も?
> > って、ソ連時代を覚えている中高年層はまだしも、資本主義しか知らない若者層の不満は高まるかも?

> 多分ウクライナ戦争に反対よりも生活レベルの低下というところからの政府が倒される確率が圧倒的に高い気はするのですよね。
> その意味では現状ではプーチン政権が倒れる可能性は低いかなぁと。
> 若者層とかの不満が高まってくるのはやはり半年後とかになるんですかねぇ。

プーチン以前の混迷極めた時代を覚えてる世代は、そうそう簡単に見放さないでしょうし、
皮肉な話ですけど、プーチンが立て直したロシアしか知らない若者層の方が、不満は高まると。

また、近年は多少持ち直したとは言え、ロシアも日本に負けず劣らずな少子化社会ですので、
「シルバー民主主義」なんて言葉がある通り、人口ピラミッドが歪んでいて、若者の割合が低い社会だと、
若者よりも高齢者の意向が、政治に反映されやすい社会ではあるんですよね・・・・
となると、あとは若者ならではの「行動力」で覆すしか無いのですが、
ロシア国内での反戦運動も下火になり、ウクライナ側からのロシア領内への攻撃も始まった以上、
「反プーチン」へと民意が流れていく可能性は、なかなか低いかと思われます。

何か動くキッカケがあるとすれば、来年の秋以降に本格化する、大統領選挙戦が1つのキーな気もしますけど、
う〜ん、「戦時下は現職が有利」というのは、恐らく万国共通だと思うので、
それ相応の「苦しさ」を国民が味合わない限りは、ちょっと難しいかな?

> いつまで制裁が続くんだみたいな…
ここまで厳しくは無いものの、ぶっちゃけ経済制裁自体は、8年前から続いてますからねえ(苦笑)。
しかも、ここ数年は、そこへ更にコロナ禍まで加わっていた訳で、
制裁が「いつまで続くか?」よりも、「どこまで進むか?」の方が、現実的に重要かと思われます。
逆説的に言えば、現状で半年くらい耐えられるなら、今後もロシア国民的に大丈夫な範囲内な気がしますね。


> > > > > ロシアがアメリカと対立的になることってそうメリットがあるとは思えないんですよねぇ。
> > > > WW2オンラインをプレーすると、実感できるかも知れませんけど、
> > > > 地政学的に言うと、実はロシアって、アメリカのベスト・パートナーです(笑)。
> > > > アメリカは海を通して、欧州とアジアという2大世界と面していますが、
> > > > ロシアは陸続きで、欧州とアジアに面しており、
> > > > 海洋国家と大陸国家で住み分けしつつ、この2大世界を挟み込む立地にある為、
> > > > 分け合って支配する事が可能なんですよね。

> > > そうですね。
> > > ソ連とアメリカは利益が被りにくいですし、
> > > 逆に言うとソ連と中国アメリカと日本・イギリスは相性が悪いですよねぇ。

> > まあ、並び立とうとするから、相性が悪いのであって、
> > 上下や主従がハッキリしてしまえば、却って補完関係になれますけどね。
> > まさしく、今の日本とアメリカのように(苦笑)。

> 国力的にアメリカが主でロシアが従となるかと思いますが…

ただ、これが難しいのは、確かにアメリカは国力的に高いものの、
ヨーロッパとの間には大西洋、アジアとの間には太平洋を挟む為、
国際政治のメイン舞台である「ユーラシア」という名の盤上には、直接的に手を出し難いんですよね。
これは一方で、ユーラシア側から干渉を避けられる、大きな「防壁」となっているのも事実であり、
だからこそ、大陸規模の「島国」として、生産力以上の国力を維持できている反面、
逆に、ユーラシアに介入しようとすると、今度は大きな「障壁」と化してしまうのは、避けられない事実です。

そうした地理的な条件を考えると、国力的には大きな差があったにも関わらず、
米ソ2ヶ国が、超大国として、世界を2分割していた仕組みが見えてきますし、
そういう意味では、国力だけで「アメリカが主で、ロシアが従」と、簡単に言いきれない部分もあります。
今回のウクライナ戦争とかも そうですけど、やはり地続きというのは、物理的に大きいですよ。

> う〜ん…経済的に中国がロシアより優位に立つ可能性は高いと思いますが、
> 少なくともプーチン政権の間は政治的に中国が上というのはなかなか認めないでしょうし、
> 認めさせられないような気がします。

それは勿論、戦争の勝敗みたいハッキリ現れるモノでは無いですし、
中国経済がロシア市場に浸透して行くにしても、やはりジワジワだと思いますよ。
それに、経済的な損得を考えれば、政治的な上下関係を明確に見せ付けるメリットもありませんので。

> ここからはイメージだけですが、中央アジアの旧ソ連国への影響力も中国よりロシアの方があると思いますし、
> そういうった状況でロシアが中国の優位性を認めますかねぇ…

もちろん現状では、旧ソ連圏である中央アジアにおける影響力は、ロシアの方が高いのは事実です。
しかし一方で、今年始めにカザフスタンで騒乱が起こった際、
政権安定化の為に、ロシア主導の平和維持軍が出動したのですが、
その時にロシア側は、中国側に対して、結構な政治的根回しを行ったんですよね。
逆に言えば、カザフなんてロシアの裏庭みたいな所なのに、それだけ中国に気を使う必要があったと。

で、ウクライナ戦争の前ですら これなんですから、長い目で見た場合、
ロシアが国際社会から孤立するほど、ロシアの中国依存が高まっていくのは、
名目的にはどうあれ、実質的には避けられないような気もするんですよね・・・・
もちろん、現状のプーチン路線から180度転換して、ロシアが親EU路線にでも変われば別ですけども。

> > 昨年いっぱいで番組を卒業した張本勲の発言とかも、今となっては時代錯誤な内容なのは確かでしょうが、
> > 20年30年前なら普通の発言であり、今でも同じ感覚のままの視聴者だって、恐らく少なく無いはずです(笑)。

> 張本氏の名前がでたので、ちょっと話がズレるんですが、
> メジャー嫌い的な発言が世間では不評でしたけど、
> 個人的には賛成できるところがあって、メジャーに言った選手って結局スポーツニュースで見るだけ
> になってしまうんですよねぇ。
> 日本国内にいればひいきチームとの対戦で見れたりとかあるので…
> なので個人的にはなるべくメージャーにいって欲しくないなぁと実は思ったりしてます。

まあ、「喝!」のコーナーは、大沢親分とのセットでバランスが取れていたので、
コンビからピンになってしまうと、どうしても悪目立ちする部分が増えちゃったんですよね。

あとは、メジャー嫌い・・・と言うよりは、日本プロ野球への思いが一際強い人ですし、
引退から何十年も経っているのに、未だに現役の意識が抜けないというか、
活躍するイチローに対して、ついつい対抗心を燃やしてしまう所などは、
大人げないのかも知れませんけど、スポーツ人として、やはり魅力的でもあると(笑)。
そういう意味では、サッカー界のセルジオ越後とかにも通じるのかな?
言うなれば、超絶ツンデレの おじいちゃんなんですよね(笑)。
何だかんだで、発言の裏に愛情がある事は、画面越しでも伝わってきますし。
とは言え、頑固ジジイの可愛い内面を愛でる余裕なんて、今の世知辛い時代には薄れているの事実かと。
今ではセルジオも、ウッチーに追い出される形で、テレ朝の中継から姿を消してしまいましたので。

> > 番組的には昔から、出演陣の左右バランスは取っているものの、
> > 右側の保守系でもハト派な顔触れなので(河野洋平・田中秀征・舛添要一・岡本行夫・寺島実郎あたり)、
> > 岸田政権を支持せず、石破を叩くような自民党支持者には、思いっ切り左偏重に見えている事かと?
> > 番組的には「右から左まで」でも、彼らからすれば「左から極左まで」と映っているはず(笑)。

> それはそうかも…
> 河野洋平氏が右には私も思えていなかったので…

でも、河野洋平と麻生太郎って、ハト派とタカ派の違いはあっても、
政策の根幹部分では、そこまで大きな違いはありませんからねえ。
実際、麻生は弱小派閥だった河野派に属して、その跡を継いでる訳ですし。

とは言え、自民党内のリベラル的な議員とか、旧民主党系の保守的な議員の事って、
自民の右派や、立民の左派みたいに、解り易くは寄っていないので、支持者は増え難そう・・・・
政治的に考えれば、バランスが取れてる方が良いですけど、
選挙的に考えれば、極端に偏っている方が良いですからねえ(苦笑)。

> たまに思うのが、そこまで言って委員会とコメンテーターを半分ずつ入れ替えたら、
> 面白いのになぁと。
> まぁ、話が進まないかもしれませんがw

いや〜、「そこまで言って委員会」と比べるのは、さすがに「サンモニ」に失礼(苦笑)。
話が噛み合わないという以前に、出演者の質が噛み合わない気がします。
一昔前で言えば、「太田総理」とかと比較されたりもしましたが、
バラエティーで政治を扱うのと、政治をバラエティーにしてしまうのでは、
一見 似ているようで、まるで違いますからねえ!!

私も関西に住んでた事があるので、感覚的に解るのですが、
大阪って、良くも悪くも商人気質が強く、政治をオモチャ感覚で捉えすぎというか、
言い換えるなら、当人たちは大真面目でも、政治的な真面目さが欠落している所は正直あります。
逆に言うと、だからこそ現在の大阪や関西圏が、ここまで地位が地盤沈下した側面も・・・・

なので、仮に混ぜ合っても、出来の悪いバラエティー番組にしかならない気がします。
ちなみに、左右のバランスが取れていた番組としては、
10年くらい前に3年間、CS朝日ニュースターで毎週放送されていた
西部邁と佐高信の対談番組「学問のすゝめ」あたりが、ちょうど良い感じだったかな?
実際、私自身は、この2人はあまり好きじゃないんですけど、番組的には面白かったですし(笑)。

> > そういう意味では、郵政民営化と大阪都構想は、「ワンフレーズ政治」という面では同じでも、
> > その目的はまるで異なりましたし、逆に言えば手段や道具として割り切れていたからこそ、
> > パフォーマンス性が徹底されており、より効果を発揮できたのかな?とは思います。
> > 逆に言えば、権力闘争よりも大阪復活なんて夢を抱いたばかりに、扇動政治家としてはレベルが落ち、
> > 増やした味方の分だけ、敵の数まで増やし、橋下支持だが都構想は不安という層を丸め込めなかった時点で、
> > うまく模倣できたとも、あまり思えないんですよねえ、私としては・・・・

> う〜ん…確かに大阪都構想だけを見れば否決され、その結果橋下氏は政治家としては引退しましたが、
> 維新は政党としても大阪でそれなりの勢力を持ったままですし、
> ここ最近菅氏との間で話題になりましたが、ある程度の影響力を持ったままなんじゃないですかねぇ。
> 維新をある程度の政治団体にしたという意味では橋下政治は完全に失敗に終わったわけではない気がします。
> 維新をある程度の勢力にするための手段が都構想であったと考えると彼にとっては成功だったと考えられると思いますが。

そもそも、維新の母体って大阪自民党であり、非主流派であった松井代表の一派が離党して、
新任のタレント知事である橋下徹とタッグを組み、出来上がった政党ですからねえ。
なので、世間のイメージ以上に、維新の会は橋下&松井の2頭体制であり、
「ある程度の政治団体にした」というのも、基本的には松井の功績がかなり大きいです。

解りやすく言ってしまえば、
松井は、維新を大きくする為に、橋下を利用する一方、
橋下は、大阪都構想を実現する為に、維新を利用した格好なので、
利害が一致しての協力体制だったのは事実ですが、一心同体という程では無かった印象。
言うなれば、細川護煕を首相に担ぎ上げて、55年体制を崩壊させた小沢一郎に似てるかな?
ですから、都構想が住民投票で否決されると、橋下は政界から去ってしまった訳ですし、
もちろん今でも、維新内で一定の影響力があるのは確かでしょうけど、
同じ引退なら、来年の松井代表引退の方が、維新党内における影響力としては大きいでしょうね。

もっと言えば、政党として大きくしたいという目的意識は、松井側の思いであって、
橋下側としては、政党は政策実現の為の道具であり、
「大阪を何とかしたい!」という思いが強かったんだと思いますよ。
橋下には7人の子供が居ますし、自身は母子家庭で育ちましたから、
やはり将来の日本や大阪への思いや心配は、ことのほか強かったのかと!!
ただ一方で、だからこそ公私混同で、子供を優遇してしまったりだとか、
自分は苦労して這い上がったからと、それを府民の子供たちに強いる姿勢はアウトだったかな?
まあ、橋下自身が頑張ったのも事実でしょうけど、浪人して、私立大学まで通えたのは、
公的な支援や、母親の再婚相手の助けもあったでしょうに、その辺りの意識はスッポリ抜け落ちてますし。

> > また、未だ例外的とは言え、こうした意見↓が出てきた事には、私も正直驚きましたからね。
> > 「玉川徹氏 ミンスク合意破棄目指したウクライナ大統領を疑問視」
> > https://news.yahoo.co.jp/articles/56945e358ab0e7022623675502777c3366141e7c
> > 「ロシア軍が敵視するアゾフ連隊司令官への独自インタビュー」
> > https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000249505.html

> 確かに最近ニュースでもこういった中立というのか客観的な記事も増えてきましたね。

この間に、個人的に気になった報道としては、この辺りかな?

4/11 「ウクライナ軍がロシア兵捕虜を無残に処刑する映像がネット上に出回る」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7396b237e9cb05578b6d9eabeb732113c39fe2e4

4/14 「JR恵比寿駅から『ロシア語』案内撤去 『不快だ』客からの苦情など踏まえ判断」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca3f77bc3662540f7c1c6143b6e4cd8800fbd0f1

4/25 「ヒトラーと一緒に昭和天皇の写真 ウクライナ政府が動画から削除、謝罪」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2eb80e37b98b936ec38c0f9349997b00fec6c31

> 2週間前の段階では早期の停戦もあるのではと期待を持っていたのですが、
> 最初の方の返信冒頭でも書いた通り、ここ最近のロシアの正式宣戦布告の話があったり、
> これはすぐの講和は難しいのかなと。

早期停戦があるとすれば、それはロシア側の決断ではなく、
ほぼほぼウクライナ側の決断次第だったので、
ここまでウクライナ軍が善戦し、ゼレンスキー大統領も強硬姿勢を崩さないとなると、
まあ現実的に、ちょっと考えにくいシナリオではありますよね、現状だと。
もっと解りやすく言えば、ゼレンスキー大統領が白旗を揚げない限り、停戦は起こり得ないので。

> 東部がほぼ露軍に掌握されましたし、
> やはりこの後はキエフ再侵攻となるのでしょうか。

個人的な見立てでは、キエフ再侵攻の可能性は9割方「無し」ですね。
もしも再侵攻の考えが残っているなら、あそこまで徹底的に北部方面の軍隊を引いたりはしませんし、
新たに発表された、今年度のロシア軍の徴兵数を見ても、その意図は感じ取れませんでした。
大規模な再侵攻を考えているなら、今のままだと絶対的に兵士の数が足りないのに、
そこを目に見えて増やさなかったのは、全面戦争から局地戦への作戦変更が本気であるからです。
物理的に、足りない兵数がいきなり湧いて出るはずもなく、大量徴兵&即戦場投入も現実的に不可能なので。

> ロシアが宣戦布告を行い友好国への参戦も依頼するような報道がありましたが、
同盟国参戦の可能性も、ほぼ有り得ないでしょうね。
参戦要求自体は、既に開戦当初から行ってはいるものの、
ロシア軍の駐屯や派遣により、国内の治安を維持してる国々に、そんな余裕はありません。
強いて有り得るならベラルーシくらいでしたけど、それすら微々たるモノな上、頑なに拒まれたので、
逆に言えば、だからこそ、あそこまで思い切って、キエフを囲む北部方面軍を全面撤退させたと。
仮に、後方支援だけでもベラルーシ軍の協力を仰げたなら、恐らくロシア軍もあそこまで引かなかったはずで、
北部から撤退し、戦場が東部に限定された今となっては、もう無いと考えて良いと思います。

まあ有り得るとすれば、国外に駐留させているロシア軍を引き上げて、
それで生じた余剰兵員を、ウクライナの戦場に投入する事かな?
ただこの場合、引き上げた先の国で、政情不安に陥る危険性が・・・・
特にシリアに関しては、兵員の引き上げだけでなく、シリア兵の引き抜きまで行っているので、
アサド政権の弱体化と、それに伴うアラブ地域の再不安定化は起こるかも知れませんね。

> ロシアが友好国を参戦させてしまうとNATO側にも参戦の口実を与えてしまう気がするんですよねぇ…
いや〜、それはあまり関係が無いかな?
そもそもNATOとウクライナの間に、同盟関係(集団的自衛権)が無い事は変わらないですし、
現時点でも参戦したくないのに、規模が大きくなるなら尚更 参戦したく無いですよ(笑)。
まあ、ポーランドなどの旧東欧諸国は、数年前から過激な政権が誕生している事情もあって、
反ロシア感情を更に高め、参戦の声を高めるかも知れませんが、
別に彼らが、NATOやEUの主導権を握っている訳では無いですからねえ。
もっと言えば、だからこそ、彼らは安心して「過激な政治パフォーマンス」に終始するかも?
だって、実際に参戦となれば、実際に旧東欧圏が戦場となりかねない訳ですから。

> そうなると本当に第三次世界大戦になってしまう気がしますが。
ロシア軍の核使用であったり、第3次世界大戦の勃発も そうですけど、
ロシア軍がキエフ方面の兵を引き、東部戦線に戦力を集中する方針転換を行った事により、
その危険性や可能性は、かなり大きく引き下げられたと、私は見てますね。
そして、普通なら決断し難い、これ程の大きな方針転換を、サクッと行えてる時点で、
「プーチンの精神異常」説というのは、まず否定できるかと思われます。
私も過去の歴史の実例を考えています、ここまで大胆な損切りは、そうそう思い浮かびませんし。

> 5月9日を機にキエフ方面への再侵攻といったところでしょうか。
いや、その可能性は相当低いかと思いますよ・・・・
あくまでも5月9日は「戦勝記念日」なので、そこまで再侵攻というよりは、
その式典で、今回の戦争における成果をアピールする方が、適当だと思われるので。
仮に「戦争宣言」があった所で、大規模な増派とかが無ければ、
もう既に戦争状態なのですから、ロシア国内の名目的な影響に留まるでしょうしね。

ですから、仮に何らかの大きな動きが有り得るとすれば、
独立を承認した、ドネツク&ルガンスク2州のロシア編入とか?
今回の戦争で占領した、ザポリージャ&ヘルソン2州の独立承認とか?
そういう感じのモノの方が、キエフ再侵攻よりも可能性は高いかと思われます。
更に、もう1歩踏み込むから、上記4州を「ノヴォロシア連邦」として独立させる事でしょうけど、
さすがに、あと数日の間で、そこまで物事を進めてしまう可能性は低いかと思われますし、
逆に可能性の高さで言うなら、上記4州内での「対独戦勝式典」を強行するのは、結構ありそう。
大規模な軍事パレードの実施は、占領地域における現地住民への示威行動にも成りますからね。
で、有り得るとすれば、旧ソ連諸国の参戦ではなく、軍事パレードへの参加の方かな?

> ロシアは結局止まらない選択をしたように見えますね。
> 逆にどこまでを目指すのか…

明確な目標設定は、恐らく無いと思いますよ。
8年前から続いていた東部2州での争いが、5〜6州くらいまで広がったのが現在であり、
仮に そこが一段落しても、隣接する次の州、次の州となって行くでしょうし、
その一方で、現実的に考えると、そこまで支配エリアを拡大できる兵力が、ロシア軍にはありません。
ここまでハリコフの陥落に手こずるとなると、次なる大きな目標はオデッサとなりますが、
ウクライナ戦争に投入できるロシア軍の戦力を考えると、ここの陥落も正直無理そう。

> とりあえず首都キエフの攻略とゼレンスキー政権の崩壊でしょうか。
そこはもう、プーチンも実質的に諦めてると思います。

> > > ロシアへの経済制裁の影響は詳しくは分かりませんが、
> > > 秋まで持つんですかねぇ…
> > > メディアの情報を真実のなら経済制裁はそれなりのダメージがありそうに思えますが…

> > もしかしたら、短期的なダメージは、日本も相当に大きいかも?
> > ロシアは世界2位の産油国であり、小麦の生産量はウクライナと合わせて世界の3割ですからねえ。

> 日本でもガソリンや小麦製品の価格上がってますよねぇ…
> でも、戦争だから仕方ないという雰囲気なのかなぁ…

え〜と、少なくとも現在の小麦価格の上昇は、戦争とは ほぼ無関係ですね。
今回の戦争の影響が、小麦価格に転嫁されるのは、秋以降の話です。
日本の場合、小麦は実に9割を輸入に頼っており、しかも大事な穀物なので、
その価格は半年に1度、政府が決める仕組みになっている為、まだ反映前の価格設定なんですよ。
現状だと、昨年時に比べて1.5倍になりそう・・・・
でも逆に言えば、それは国産米の消費量を増やすチャンスでもあったりするんですよね!!
小麦粉の代替品として、古米の米粉使用が高まれば、いろいろと有益な部分もありますし。


> > > まぁ、外に出ての台風中継なんかは本当に危ないと思いますが。
> > > あれもやる意味あるのかなぁと思っちゃいますよね。

> > それって要するに、「凄い凄いって、実際どれくらい凄いの?」という関心が、
> > 多くの視聴者の本音として、やはりあるからだと思うんですよね。
> > 実の所、私自身も思いっ切り、そういったタイプなんですよね(苦笑)。

> そうなんですか…
> 正直窓から見るとか、やるとしても玄関くらいまで出るくらいのものかと思いますが…

例えば、大雨や大雪の際も、普通は大の大人なら、
「濡れるのも嫌だし、家の中で大人しくしていよう」とするのでしょうけど、
言うなれば、水たまりがあると、飛び込みたくて仕方がない子供のような心情で、
大雨や大雪といった非日常を、そのまま やり過ごすのは勿体ない気分になっちゃうんです(笑)。

> > ちなみに、こうした「時の政権」には都合の良い妥結も、長い目で見れば「国益」を損なう例としては、
> > 日本で身近な所だと、安倍政権とパク・クネ政権の間で結ばれた、
> > 慰安婦問題に関する日韓合意が、まさにそんな感じだったかな?

> まぁ、あの合意はむしろ日韓の仲を引き裂く方向に作用した点はあるでしょうね。
> 日本側とすれば約束を破られた印象しか残らないでしょうし。

でも、日本側にも瑕疵が無かったかと言えば、決して そうとも言えないんですよね・・・・
少なくとも、慰安婦像の増殖に関しては、韓国側は2台目以降の設置を必死に食い止めていて、
真珠湾での日米首脳会談の際、韓国を刺激しないよう、アメリカ側から釘を刺されていたにも関わらず、
帰国直後に稲田防衛大臣が靖国参拝を行って、全てを台無しにしたというか、
鎮火させるべく我慢が必要なタイミングで、完全に火に油を注ぎましたので。
逆に言うと、こうしたタイプの政治家や、それを支持する有権者が、日韓双方に存在するので、
炎上のスパイラルが止まらない・・・って面はあるんですよね、実際の所。

> むしろパク・クネ政権はどうしてあの内容に合意したのでしょうか…
それは、パク・クネ元大統領が女性であり、政治的に「右か?左か?」の2元論だけではなく、
「女性の人権問題」という事に対して、非常に意識の高い政治家であった為ですね。
慰安婦問題を、単なる左右の政治問題と捉えてしまうと、
そこの視点が抜け落ちる為、パク・クネの考え方が解り難くなるかと思われます。
特に、保守主義な男性からすると、女性の人権問題など意識の外でしょうし、
日本以上に男尊女卑な社会で、元慰安婦も高齢化する中、今後の女性大統領当選の可能性まで考えると、
どうしても自らの任期中に、何らかの形を作っておきたかった気持ちが、見えていたのは事実ですね。
そういう意味では、その時点での最高決着を目指す政治姿勢は、父・朴正煕に似ているかも?

ちなみに彼女は、韓国に成長をもたらした父を、心の底から尊敬していたものの、
その反面、朴正煕は軍事クーデターを起こして、反対派を弾圧した独裁者でもあったので、
大統領選挙に勝利する為に、断腸の思いで「父親批判」までさせられているんですよね・・・・
で、そこまでして大統領当選を果たした彼女に対して、
朴正煕と岸信介とが、「満州人脈」で繋がっていた事を引き合いに、
「また当時(軍事政権の頃)のように、仲良くやりましょう!」という安倍総理からの祝辞は、
当人的には親愛の情を示したつもりでも、実に配慮に欠けるモノだったと、個人的には思いました。
そういう意味では、もうパク・クネ政権の発足前から、ボタンの掛け違いは始まっていた印象。


P.S.
ゴールデンウィークが明けたら、そろそろゲーム作りを再開したいな、という思いがある為、
今後の雑談返信は、短く&遅くなるかも知れません。
御了承下さい。
ちなみに、「この箇所は特に返信が欲しいな」みたいな所があった場合、
それを示していただければ、そこを重点的に返信いたします。


[23932] Re:戦況の変化と停戦の行方(その1)返信 削除
2022/5/1 (日) 19:43:34 矢羽雅朝

返答遅くなりました。
ロシアがいよいよ正式な宣戦布告も考えているとの報道もあり、
マリウポリ陥落等現状からどう変わっていくのか、
少なくともすぐに停戦とはならないのかなというところですかねぇ…

▼ 徳翁導誉さん
> > それとやはりウクライナに関する報道が減ってきましたね。
> > 戦線にあまり変化がないというのも理由なのでしょうが、
> > やはり人はどんなことにも慣れていくのだなとも思いました。

> それでも、開戦から1ヶ月以上が経ち、
> ウクライナ軍の巻き返しや、ロシア軍の撤退などあるとは言え、そこまで大きな動きは無い中で、
> ニュースや報道番組でも、未だに半分以上の時間が割かれている事を思えば、
> 今までの事例に比べると、やはり関心は高いんじゃないですかねえ?
> 国内のコロナ感染が、早くも第7波を迎えそうであるのに、そちらの報道は限定的ですし、
> 「慣れ」や「疲れ」という意味では、ウクライナ戦争以上に、新型コロナの方が大きいかも?

まぁ、コロナは戦争と違って慣れないといけない気がします。
このままだとコロナとは共存していく社会になるのかなと思いますし。
> と言いますか、3月下旬の代表戦ウィークで、世界でも続々とW杯出場国が決まり、
> いろいろな国の試合映像を見たり、W杯本番の抽選会を見たりしましたが、
> 日本ほど感染対策を行っている国は、東アジアを中心に、ほんの一握りといった感じで、
> 世界的には既に、withコロナを受け入れて、日常生活に戻りつつ印象を受けました。
> で、戦争の影響もあり、これだけ新型コロナのマスコミ報道が減ってくると、
> そろそろ日本でも、同じ様な流れになってくるかも知れませんし、
> 実際、ここ最近は街中でも、マスクをしてない人がポツポツ増えた気がします(花粉症の季節期なのに・笑)。
> また、欧州での戦争や制裁の影響が、遠く離れた日本でも「物価上昇」という形で現れるのは、これからですし、
> テレビで見る戦争報道よりも、こちらの方が より如実に市民生活に打撃を与えますので、
> そうなってくると、日本国民の関心も、戦争やコロナ以上に、こちらへと向かってくるかも知れません。
> > > あと、一番最初にサッカーの話が出てくるのは、2012年に欧州選手権をポーランドと共催した誇りと、
> > > FWシェフチェンコに代表される サッカー人気の高さを思えば、ツカミはOKな感じでしょうか?(笑)

> > 今回の件でロシアのサッカーチームのウクライナ人コーチが、
> > 色々剥奪されているのを見るとサッカーの影響力は大きいんだろうなとは思いましたね。

> 先日も、カタールW杯の抽選会があり、日本の対戦相手がスペインやドイツに決まりましたけど、
> 正直 私だって、悲惨な戦争の話などよりも、平和的にサッカーの話とかしたいのが本音ですよ!!
> 今大会は史上初の冬開催ですが、その頃は戦況が一体どうなっているのか・・・・

話はズレますがW杯は楽しみですよね。
本気のドイツやスペインとの試合が見れますし。
ただ、欧州で活躍している選手のレベルで考えるのなら、
残念ながら日本代表自体のレベルは…
その意味でいえば2014年が所属クラブのレベルで考えれば一番高かった気がするんですけどねぇ。
ただ、予選敗退でその選手たちがやや衰えを見せていた前回大会では予選突破というのが、
何とも予想の難しいところですが。
> ちなみに、ウクライナ代表も、ロシア代表も、欧州予選の残り3枠を争うプレーオフに進出してましたが、
> この戦争勃発により、ウクライナの試合は延期となり、ロシアに至っては予選から追放されて、
> 理想を言うなら「政治とスポーツは別物」としたい所ですが、やはり現実はモロに影響を受けるんですよね。
> そして、その判断基準は「戦争は絶対にNG」みたいな原理原則論ではなく、多分的に政治的であり、
> 旧ユーゴは「悪者」だから排除されたけど、アメリカの戦争は「正義」だから議論さえ起こらず、
> ロシアのクリミア併合やドンバス紛争でさえ、W杯の開催国であれば不問に付されると(苦笑)。
> 中国のウイグル問題や女子テニス・彭帥さんの問題にしても、IOCは北京五輪の為に見て見ぬふりでしたが、
> その一方で、欧米諸国は逆に政治利用しようとして、過度に焚き付けていたのも事実ですからねえ・・・・

まぁ、五輪を見ていると顕著ですが、
やはり 国威掲揚の側面もスポーツにはありますしねぇ。
その場に出れないというのは…
政治とスポーツは別というのは仲の悪い国でもスポーツマンシップに乗っ取ってルールに従ってやるという面では正しくとも、
ロシアの組織ぐるみのドーピングなんかを見るとスポーツと政治は切っても切り離せないというのも真実なんだろうなと思いますね。
> で、それで世界は めでたし、めでたし・・・かと思ったら、
> 共産主義という競争相手を失った事で、資本主義の暴走というか、原点回帰が始まり、
> 負担の大きい社会保障は、ガンガンと削られていき、
> 強力な再配分機能を持っていた累進課税の制度も緩んでいき、
> 経済のグローバル化は、先進国と途上国の差を縮めた反面、各国での格差は拡大させてしまい、
> 共産圏が提供していた、つつましい日常の生活レベルすら、
> 満足に享受できない人たちを増やしちゃったんですよね。
> それに、共産圏と比べればハイレベルなものの、
> 「必要な商品は揃っていても、欲しい商品には恵まれない」という意味では、
> ユニクロやダイソーばかりになった資本主義社会も、結局は似た者同士なのかも知れません(笑)。

まぁ、ユニクロなんかはとりあえずユニクロ買っておけばおかしいとは思われないだろうみたいな感覚があるので…
服のセンスとか自信ないですしね…
> まあ、今更ながらに、理想論を言わせてもらえるなら、
> 自由主義社会が、共産主義的な社会保障を取り入れたように、
> 共産主義社会が、資本主義的な経済成長を上手く取り入れる事が出来て、
> 2つの社会や制度が、良い意味で競争し合えていれば、もっとマシな世界になっていたのかも?
> 働けど働けど我が暮らし楽にならず な世界だと、平穏だけど退屈な世界さえ、理想郷に映るでしょうし。

う〜ん…今の日本でも社会保障費って3割超ですよねぇ…
まぁ、社会主義国家とは言えませんけど、これ以上の社会保障費の支出ってどうなんでしょう…
少子高齢化なので仕方ないとはいえ、小さな政府を目指していっても良いような気がしますけどね。

> とは言え、トランプ大統領の誕生というのは、あくまでも結果であり、
> トランプがアメリカを狂わせたのではなく、アメリカが狂ってきた為にトランプ登場となった訳で、
> そういう意味では、民主主義って本当に、その時々の国民レベルを表す鏡なんですよね。
> 言ってしまえば、今回のロシアやウクライナにしても、
> プーチンを選んだのはロシア国民であり、ゼレンスキーを選んだのはウクライナ国民であると。
> 意地悪な物言いですが、ウクライナ国民が「ゼレンスキーで良かった」と本気で思うなら、何も言えません。
> また、そういう意味では、日本における改憲か? 護憲か?という議論も、
> もちろん憲法の条文は重要ですけども、それ以上に重要なのは何よりも「民意」ですからねえ!!
> どれだけ9条を死守しようとも、国民世論が好戦的な方向へ流れれば、戦争は普通に起こり得るでしょうし、
> 逆に9条を改正しても、日本国民が真に平和を希求するならば、そうそう戦争には至らないはずです。

今の日本が自発的に戦争を起こすというのは正直想像できませんが…
社会が戦争に向けて走りだすとやはり戦争は起こせてしまうものなんですかねぇ…

> > > 現状だと、やはり政治的な信念がある人くらいしか立ち上がらないでしょうし、
> > > そういった人間は、社会全体だと一部に過ぎ無い事を思えば、
> > > もっと反政権的な民意が高まるには、政治信条よりも、市民生活が苦しくなる必要があるかと?
> > > ただしロシアの場合、ダーチャと呼ばれる郊外別荘を、庶民たちでも結構保有しており、
> > > 経済制裁やコロナ禍の中でも、それで何とか自給自足が出来ちゃったりする社会なので、
> > > 他の国に比べると、なかなか崩れないって所はありそう(国防意識も世界標準よりも高い国民性ですし)。

> > ルーブルは暴落していますし、
> > 一部報道ではロシアのスーパーでは売られている物が明らかに減っているということもあるみたいですが、
> > この状況が酷くなったり続いたりすれば可能性はあるというとこでしょうか。

> 為替的に、どれだけルーブルの価値が下がっても、
> ロシア国内でルーブルを使う限りは、そんなに関係無いですからねえ。
> もちろん、輸入品の値段が高騰すれば、それに伴って物価も高騰するでしょうから、
> それはそれで大変でしょうけど、それでも食糧や燃料は自給自足が出来ちゃう国ですし、
> 制裁が長くなれば、欧米から輸入品も、次第に中国製品に取って代わられるかも知れず、
> そうなれば、質は低くなっても、我慢できない・・・というレベルまでは落ちない可能性も?
>
> とは言え、ソ連時代は生産力は高くても、輸送力や分配機能が低くて、物不足を起こしてましたし、
> ソ連崩壊後は、欧米企業が入ってきて、その辺りは改善されたかも知れませんが、
> もしかしたら、物流ノウハウは欧米企業に任せっきりで、国内企業だけでは未だに能力不足かも知れず、
> 仮に そうだとすれば、単純に輸入品だけが品薄で、スーパーの棚が空になるだけでなく、
> 輸送力や分配機能の問題から、国産品まで品薄になる可能性も、もしかしたら あるのかも知れませんね。
> そうなると、久しぶりに配給制が復活するのかな?(笑)
> って、ソ連時代を覚えている中高年層はまだしも、資本主義しか知らない若者層の不満は高まるかも?

多分ウクライナ戦争に反対よりも生活レベルの低下というところからの政府が倒される確率が圧倒的に高い気はするのですよね。
その意味では現状ではプーチン政権が倒れる可能性は低いかなぁと。
若者層とかの不満が高まってくるのはやはり半年後とかになるんですかねぇ。
いつまで制裁が続くんだみたいな…
> > > > ロシアがアメリカと対立的になることってそうメリットがあるとは思えないんですよねぇ。
> > > WW2オンラインをプレーすると、実感できるかも知れませんけど、
> > > 地政学的に言うと、実はロシアって、アメリカのベスト・パートナーです(笑)。
> > > アメリカは海を通して、欧州とアジアという2大世界と面していますが、
> > > ロシアは陸続きで、欧州とアジアに面しており、
> > > 海洋国家と大陸国家で住み分けしつつ、この2大世界を挟み込む立地にある為、
> > > 分け合って支配する事が可能なんですよね。
> > > 同盟関係ではなく、仮想敵同士でしたけど、それが最も上手くハマったの冷戦構造です!!
> > > 言い方は悪いですが、米ソがプロレスを繰り広げる事で、欧州とアジアを分割支配できたと。
> > > ちなみにアメリカから見て、イギリスと日本は、それぞれ欧州とアジアへの橋頭堡として最適です(苦笑)。

> > そうですね。
> > ソ連とアメリカは利益が被りにくいですし、
> > 逆に言うとソ連と中国アメリカと日本・イギリスは相性が悪いですよねぇ。
> > まぁ、カナダがイギリス領ではない米英間は当時よりはマシかもしれませんが、
> > それでも…

> まあ、並び立とうとするから、相性が悪いのであって、
> 上下や主従がハッキリしてしまえば、却って補完関係になれますけどね。
> まさしく、今の日本とアメリカのように(苦笑)。

国力的にアメリカが主でロシアが従となるかと思いますが…
それこそプーチン政権が何らかの形で倒れれば次の指導者次第ではあり得ると思うんですよねぇ…
ただ、ここ最近の報道を見ている感じだとプーチン政権が倒れる可能性はかなり低いように思えてきました。
> そういう意味では、ロシアと中国の関係も、もしもアメリカという共通の敵が居なければ、
> 利害が衝突し合う、対立関係となってしまいがちですけど、
> 今回のロシアの失態により、中国のとの上下関係がハッキリしてしまえば、
> 却って中露両国は、安定的なパートナーに成り得るかも知れませんよ。
> それこそ、このまま西側諸国からの経済制裁が続けば、そのうち中国企業がロシア市場を席巻しそうですし、
> 中国とロシアが統一的な市場となれば、必然的に中央アジア諸国も、そこに飲み込まれていきます。
> また、ウクライナの戦後復興に関しても、もし仮に、中国の企業と中国人の労働者が流れ込めば、
> 移民国家のカナダやオーストラリアで、中国色が強まっているのと同じように、
> ウクライナでも中国色が強まるかも知れず、そうなれば「一帯一路構想」はかなり前進するかと?
> それこそ、モンゴル帝国の支配下に置かれた「パクス・タタリカ(タタールのくびき)」の再来というか、
> ユーラシアが一帯一路構想で、中国の影響下に入る「パクス・シニカ」の到来って感じでしょうか(苦笑)。

う〜ん…経済的に中国がロシアより優位に立つ可能性は高いと思いますが、
少なくともプーチン政権の間は政治的に中国が上というのはなかなか認めないでしょうし、
認めさせられないような気がします。
ここからはイメージだけですが、中央アジアの旧ソ連国への影響力も中国よりロシアの方があると思いますし、
そういうった状況でロシアが中国の優位性を認めますかねぇ…

> > > > 声が大きいだけの少数派って結局のところ反発を受ける方が多いと思うんですよねぇ。
> > > > 根拠はと言われるとありませんけど。

> > > う〜ん、そうした側面が無いとは言いませんが、
> > > どちらかと言うと、それで反発するのは、逆方向にいる「声が大きいだけの少数派」かな?
> > > 大部分の人は、自分の関心が無い主張なんて、「ふ〜ん」と聞き流して気にも止めませんし、
> > > それで引っ掛かるのは、逆鱗じゃないですけど、反対方向にアンテナが立っていてこそです(笑)。

> > そういうものなのですかねぇ…
> > 個別に番組名を出してアレなのですが、
> > サンデーモーニングって左寄りの番組だなぁと感じるのですが、
> > ネットの世界では毎回叩かれてますよねぇ。
> > あの番組に出ている人って声が大きい少数派にあたる人が多いと思うのですが…

> サンデーモーニングは、昭和から35年続く長寿番組ですからねえ。
> 確かに今でこそ、「左寄りの番組」という印象が強いでしょうけども、
> 放送開始当時は、社会全体が今よりも「左寄り」でしたので、至って普通のスタンスというか、
> 一般的なニュース番組に比べるとラフな見た目の割に、意外と骨太な所もありましたかねえ?
> 例えば、台湾が民主化されていく際、あれほど力を入れて報じてた番組は、恐らく他には無かったでしょうし、
> 今でこそネトウヨ芸者となったケント・ギルバートも、この番組での10年間に及ぶ出演で有名になりました。
> 昨年いっぱいで番組を卒業した張本勲の発言とかも、今となっては時代錯誤な内容なのは確かでしょうが、
> 20年30年前なら普通の発言であり、今でも同じ感覚のままの視聴者だって、恐らく少なく無いはずです(笑)。

張本氏の名前がでたので、ちょっと話がズレるんですが、
メジャー嫌い的な発言が世間では不評でしたけど、
個人的には賛成できるところがあって、メジャーに言った選手って結局スポーツニュースで見るだけ
になってしまうんですよねぇ。
日本国内にいればひいきチームとの対戦で見れたりとかあるので…
なので個人的にはなるべくメージャーにいって欲しくないなぁと実は思ったりしてます。
> まあ、そういう意味では、あの番組が特別変わって見えるのは、
> ここ20年くらいの間に、日本の社会全体が大きく「右旋回」したのに、
> 関口宏という個人が中心軸にあったからこそ、35年経ってもあまり番組が変わらなかったからであり、
> だからこそ時代に取り残されて、「左寄り」として見られるようになった感じでしょうか?
> あれで左寄りなら、昭和末期から平成初頭の報道番組は、左翼番組ばかりだったでしょうね(笑)。
> まあ確かに、90年代までの日本って、全体的にも左寄りな社会でしたから、そう間違いでも無いですが、
> ですけど今の日本社会は、当時の左側への傾き以上に、右側へと傾いている認識も必要かも知れません。
> そもそも1人のメイン司会者のもと、35年も続いてる報道番組というのが、他にありませんから・・・・

政党の支持層とかを見ても、立憲の支持率は年齢が上がるについて、
上がっていきますからねぇ。
年長者の方が左寄りの人が多いんでしょうね。
> そして、これだけ番組が長く続いていると0いう事は、それだけの視聴者を抱えている訳であり、
> そうした視聴者層が、果たして「声が大きい少数派」に該当するか?となると、ちょっと疑問ですかね。
> 恐らく、メインの年齢層は かなり高いでしょうけど(笑)、
> 20年くらい前の感覚を持ち続けている層と捉えれば、決して少数派では無い気がしますし、
> 声の大きさという面では、右傾化という時流に逆らってる層なので、
> 確かにテレビに出演している人たちは、声が大きな人たちでしょうけど、
> それを支持している人たちは、逆に声が小さいというか、そんなにネット発信とかもしてない層でしょうから、
> 人数的には多くても、声が小さいから、あまり目立った存在では無いのかも知れませんよ。
>
> で、逆説的に言えば、ここ20年で急拡大したネトウヨ層とは、根本的に相性が悪いでしょうし、
> 「ネットの世界では毎回叩かれている」というのも、「まあ、そうだろうなぁ」とは思いますよ。
> 正直、サンモニはここ10年くらい、まともに見てませんけど、出演陣の顔触れを見ても、
> 彼らが気持ち良く感じる方向とは、まるで異なる主張がされてる事でしょうし、
> 番組的には昔から、出演陣の左右バランスは取っているものの、
> 右側の保守系でもハト派な顔触れなので(河野洋平・田中秀征・舛添要一・岡本行夫・寺島実郎あたり)、
> 岸田政権を支持せず、石破を叩くような自民党支持者には、思いっ切り左偏重に見えている事かと?
> 番組的には「右から左まで」でも、彼らからすれば「左から極左まで」と映っているはず(笑)。

それはそうかも…
河野洋平氏が右には私も思えていなかったので…
たまに思うのが、そこまで言って委員会とコメンテーターを半分ずつ入れ替えたら、
面白いのになぁと。
まぁ、話が進まないかもしれませんがw

> > > 例えば政治の話を続けるなら、知事の人気とかって、その辺りが顕著に現れやすく、
> > > 小池知事にせよ、橋下知事にせよ、東国原知事にせよ、
> > > 初当選時の選挙では、そこまでの得票率で勝ってる訳じゃないんですよ。
> > > しかし、ひとたび当選して、マスコミも大々的に報じると、一気に支持率が爆上がりすると!
> > > それこそ、選挙前の賛成・反対なんて意見は、簡単に消し飛んでしまう程に(笑)。

> > 小池知事は正直分かりませんが、
> > 橋下知事は小泉総理のやり方をうまく模倣したなぁと思いましたけどねぇ。
> > ワンイシューでの問題提起と反対勢力のラベリングというのはまさに小泉総理のやり方かなと。
> > その意味で都構想の否定は彼にとって痛かったのでしょうけど。

> う〜ん、橋下&小泉の2人は、確かに手法的には似た所もあった反面、
> そこまで同じかと言われると、そこまででは無いかな?というのが、個人的な感想でしょうか。
>
> 小泉首相の場合、狙いはあくまでも、
> 自民党内での主導権(経世会の追い落とし)であり、「郵政民営化」は政局の手段であって、
> 国民からの支持も、それを成し遂げる為の道具にしか過ぎませんでしたからねえ。
> 一方で橋下知事の場合は、狙い自体は、地盤沈下を続ける大阪の復活にあり、
> 「大阪都構想」は、それを成し遂げる為の方法論であって、
> 最後は住民投票が必要ですから、懸命に住民へアピールしてたって感じでしょうか?
> そういう意味では、郵政民営化と大阪都構想は、「ワンフレーズ政治」という面では同じでも、
> その目的はまるで異なりましたし、逆に言えば手段や道具として割り切れていたからこそ、
> パフォーマンス性が徹底されており、より効果を発揮できたのかな?とは思います。
> 逆に言えば、権力闘争よりも大阪復活なんて夢を抱いたばかりに、扇動政治家としてはレベルが落ち、
> 増やした味方の分だけ、敵の数まで増やし、橋下支持だが都構想は不安という層を丸め込めなかった時点で、
> うまく模倣できたとも、あまり思えないんですよねえ、私としては・・・・
>
> って、小泉&橋下の両名が嫌いか?となると、実はそこまで嫌いでは無くて(笑)、
> 首相や知事という、権力のトップに居たからこそ、その手法も含めて批判的な評価になるだけで、
> 例えば小泉首相とかも、野党第一党の党首とかであれば、あの役者ぶりは非常に活きたと思いますし、
> タレント橋下徹に関しては、却って好きなくらいではあったんですよね。
> また、最終的に政治とは結果が全てなので、時と場合によってはパフォーマンスもアリですけど、
> 結局の所、自民党内で傍流だった清和会が、長年に渡って権力を握り続けられた事は、
> 小泉政治の目的としては達成出来ていても、それが私たち日本国民の利益に繋がったかは別問題であり、
> 大阪復活を目指した橋下政治も、2度とも住民投票で否決され、大阪の府市統合は実現しませんでしたからねえ。
> これに、民主党による政権交代も含め、最終的には「日本の立て直し」が成るなら、
> 誰が、どんな方法で、どういう政策を目指しても、個人的には別に構わないんですよね。
> もちろん、私には私なりの理想像がありますが、それが必ずしも多くの賛同を得られるとは限りませんし、
> 国民全体の幸福の最大化と不幸の最小化さえ出来れば、結果として、誰が多く得をしても大して気にならないと。

う〜ん…確かに大阪都構想だけを見れば否決され、その結果橋下氏は政治家としては引退しましたが、
維新は政党としても大阪でそれなりの勢力を持ったままですし、
ここ最近菅氏との間で話題になりましたが、ある程度の影響力を持ったままなんじゃないですかねぇ。
維新をある程度の政治団体にしたという意味では橋下政治は完全に失敗に終わったわけではない気がします。
維新をある程度の勢力にするための手段が都構想であったと考えると彼にとっては成功だったと考えられると思いますが。

> > しかし、反ウクライナに傾きかけたのはあの一瞬で結局反露に戻りましたね。
> > ゼレンスキー大統領の演説が良かったという書き込みも多く見ましたし、
> > その意味ではあの演説も成功だったのかも。

> いや〜、あの演説が成功だったかは兎も角、
> ネット上だと、反ウクライナな発言が、じわじわ増え続けている印象を受けるのですが、
> う〜ん、矢羽雅朝さんと私とでは、接触している所が違うんですかねえ?
> ただ、テレビ報道などでも先週あたりを境にして、ウクライナ側に都合の悪い情報も、
> 本当に僅かながら出てくるようになりましたし、それはネトウヨ層が騒いだ効果なのかな?とも(笑)。
>
> でもまあ、欧米メディアの方も、少し似た感じにはなってきてますし、
> 開戦から1ヶ月が経ち、戦況も膠着化しつつある事もあって、ウクライナ一辺倒の視点から変わってきたのか、
> はたまた、ロシアの作戦転換もあって、そろそろ本当に停戦交渉への流れを作る為にも、
> ヒートアップさせ過ぎた民意を、ここらで一旦クールダウンさせようという、隠れた意向があるのか、
> その辺りの事情は解らないものの、確かに先週あたりから、小さな潮目が見て取れた感じはしていますね、個人的には。
> 例えば、日本のテレビ番組でも、アゾフ大隊について触れる報道が出てきましたし、
> また、未だ例外的とは言え、こうした意見↓が出てきた事には、私も正直驚きましたからね。
>
> 「玉川徹氏 ミンスク合意破棄目指したウクライナ大統領を疑問視」
> https://news.yahoo.co.jp/articles/56945e358ab0e7022623675502777c3366141e7c
>
> 「ロシア軍が敵視するアゾフ連隊司令官への独自インタビュー」
> https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000249505.html

確かに最近ニュースでもこういった中立というのか客観的な記事も増えてきましたね。
そもそもゼレンスキー氏の挑発が原因だとかいうニュースも見ましたし、
経済制裁でロシア国内の反プーチンが高まる可能性は低く、
逆に制裁を行っている国への反発心が高まるだけみたいな報道もありましたしね。


[23882] Re4:ウクライナ情勢について返信 削除
2022/3/27 (日) 18:48:46 矢羽雅朝

▼ 徳翁導誉さん

> 今の戦い方って、市民の犠牲を大量に出す事を前提の方法に、私には見えてしまうんです。
> そりゃ勿論、ウクライナ国民10人あたりの犠牲で、ロシア兵士1人を殺し、
> ロシア軍に数万とか数十万とかいう損害を与えれば、恐らくロシア軍は耐えきれずに引きますよ。
> でもそれまでに、一体どれだけの市民の犠牲を強いるんでしょう?
> そもそも論で言えば、誰がロシアを煽ったから、こんな事態になったのかと・・・・
>
> 当然ながら、今回の戦争で一番悪いのは、言わずもがなでプーチンです。
> しかし、だからと言って、「プーチン、けしからん!」と憤激すれば、
> それで戦争が終わるなどという、甘い現実でもありません。
> 喧嘩が1人では出来ないように、戦争も片方だけでは行えないのですから、
> 本当に戦争を避けたいのであれば、本気で戦争を止めたいのであれば、
> 屈辱的であっても、理不尽であっても、当事者は最大限の努力を払うべきあり、
> それが力で劣る側であれば、悔しくても、尚更そうあるべきなんです!!
> なのに そこで、いくら「相手が先に手を出したから」と言え、
> その前に自らも挑発し、ちょっかいも出し、結果的に多大な犠牲を払ったとなれば、
> 少なくとも私は、単純な勧善懲悪劇には見えませんし、そういう鑑賞に興じたくもありません。

ここら辺は正直日本ではあまり報道されていませんよね。
とはいえウクライナ東部にちょっかいを出したのはロシアなので、
そもそも論でいえばやはりロシアの方が悪いとなってしまう気はするのですが。
管理人さんのおっしゃっていることも分かるのですが、
最近ミサイルを撃ちまくって挑発している北朝鮮の瀬戸際外交とはまた違うのかなと感じます。

> この戦争が起こるまでは、「もう戦争など起きるはずが無い」という見解が、
> 結構、世の中でも溢れていたと思いますけど、そうじゃないんです。
> 戦争なんて、ブレーキが踏めない2人の「馬鹿」な指導者が居るだけで、簡単に起こるんですよ。
> なかなか そうならないのは、少なくとも どちらか一方が、
> 自制心を働かせて、何処かのタイミングでブレーキを踏むからであり、
> まともな世界の政治であれば、ブレーキを踏まない馬鹿2人が向かい合う事など稀です。
> しかし今の時代、独裁政治よりも、民主政治の方が、
> そうした馬鹿な指導者の登場を、却って起こり易くしてる印象ですし、
> 残念ながら、今回の戦争の後も、そうした傾向は世界的にも続いていく事でしょう・・・・
> 馬鹿な人ほど、自分への甘さと、他人への厳しさが、比例するような傾向があり、
> 相手へは要求を強め、自分の方は一切妥協しない、そんな馬鹿同士が向かい合って、
> 互いにブレーキを踏む事なくチキンレースを続ければ、今後も衝突は必ずや起こり得ます。
> それは遠い先や遠い場所ではなく、すぐ近くの事かも知れません。
> 例えば、中間選挙を控えたバイデンが、民主党内からの突き上げや、世論の声に抗えず、
> 同じく馬鹿の仲間入りをしてしまえば、冗談抜きで第3次世界大戦だって目の前かも・・・・

アメリカで主戦論が主流派になると怖いですね。
民主国家では選挙がありますからねぇ…
いくら指導者が冷静でも国民が感情的になると最終的には止めれませんからねぇ。
結局指導者も選挙では負けたくないですからねぇ。
そして、国民だって間違えるときは間違えるというのはナチス政権を生んだドイツが証明してますしね。
まぁ、これについてはそう追い込んだ方も悪いというのが二次大戦の戦後処理にも現れたわけですが。


> > > > そうなればヤヌコビッチというカードも使えますし。
> > > ヤヌコービッチ・カードかぁ・・・・
> > > ウクライナの元大統領である事を考えれば、格的には充分かも知れませんけど、
> > > 見方によっては、国を追われて既に8年も経つ「過去の人」扱いでしょうから、
> > > 今更、傀儡として連れ戻された所で、あまりにも傀儡イメージが あからさまというか、
> > > ウクライナ国民からしても、「コイツかよ」って感じに映る気も?

> > ただ、彼自身が選挙で負けて亡命したわけではなくクーデター的に追放されているからこそ、
> > 返り咲くことに根拠がある気がするのですよね。
> > 国民から支持されなかったわけではなく違法な手続きで政権を下ろされたんだと。

> とは言え、ヤヌコービッチは失脚後に不正蓄財が暴露されており、
> デモ隊に襲撃され、映像公開された自宅の大豪邸ぶりは、
> 親ロシアな有権者の支持さえ失うのに充分でしたから、多分無理だと思いますよ。
> もちろん「根拠」としては、あるのでしょうけど。
>


> > 時代遅れ感は凄いですが西ウクライナと東ウクライナに分かれるのかなと。
> 最近・・・とまでは言えませんけど、39年前には、
> トルコの後援を受けた北キプロスが、一方的に独立宣言をして分裂しましたし、
> もっと近い例だと、11年前に南スーダンが、スーダンより独立してますから、
> 全く無いという訳ではありませんよね、実際には。
> 東西ドイツ統一と同じ1990年に、南北統一を果たしたイエメンも、
> アラブの春の後、再び分裂状態になってますし(一時はイスラム国も加わり三国志状態に)。

国の分裂独立はありますが、ロシアと西側の国の影響でとなると、
冷戦期みたいだなぁと思ったもので。
> > 将来的に西ウクライナはNATO・EUに加盟し、
> 西ウクライナのNATO加盟を、果たしてロシアは許すか否か?
> そして、仮に許さなかった場合、それでも加盟を認めるか?となると、
> そこを押し切れるなら、既に参戦してるでしょうしね。

 
> あとは、それ以前に、そもそも紛争当事国はNATOに加盟できない前提なので、
> もしも本気で目指すなら、ウクライナの名前は捨てて、
> 「ガリチア」として、独立を目指す事になるのかな?
> 歴史的に見れば、あの辺りは長らく、ポーランド領やオーストリア領であり、
> ロシアの勢力下だったのは、WW2後のソ連時代という、わずか50年弱の期間だけなので、
> ウクライナの中でも、ちょっと亜流というか、独特な地域ではあるんですよね。

東ウクライナが緩衝地帯となるのなら、
ロシアも認めざるをえないところがあるのかなと推測したのですが。
もちろんEUやNATO側も加盟を認めるのであれば、
ロシアに付け込まれないように正規の手続きを踏んでとなるでしょうし、
加盟するのは何年も先でしょうけど。
しかし、国名を変更するとなると、ロシアの今回の行動を認めることになりますし、
難しいかなぁ。

> ところでポーランドでは、避難の長期化が予想される事もあり、
> 「希望」するウクライナ人に対して、早くもポーランド語の教育が始まったのだとか。
> 100年前は、ポーランドの西ウクライナ併合により、
> ポーランド語の教育を「強要」されてた事を考えると、
> 行っている事自体は変わらないのに、その評価は正反対ですね。
> 歴史は繰り返す所がある反面、そうじゃない所もあるのだなぁと、改めて思いました。
> ただ、今は同情的だから良いですけど、もしもこのまま避難が長期化すれば、
> 欧州各国が受け入れるウクライナ難民の数は、アラブの春後の中東難民を上回るかも知れませんが、
> こちらは同じキリスト教徒の白人同士だから、あの時ほどの反発は無いんですかねえ?

キリスト教ってかつてはカトリックとプロテスタントで対立してましたけど、
今ではそういうことってないんですかね。
簡単に調べた感じではウクライナは東方正教系だそうですが…
ポーランドはカトリック系みたいですが。
正直ここら辺の差が私には分かりません…
 
> > 東ウクライナは親露国としてベラルーシと同じような感じになると。
> こちらも、ウクライナの国名は維持されるのか、どうか?
> ロシア圏の一員をアピールすべく、ウクライナの旧名である「小ロシア」を用いるとか、
> もしくは、ドネツク&ルガンスクが作った連邦名の「新ロシア」を用いるとか、
> たかが国名、されど国名で、そういった改名の動きが今後あるかも?
> ドネツク州とルガンスク州に関しては、既にロシア派独立を承認してますけど、
> 今回の戦争で占領下に収めたヘルソン州でも、同様に人民共和国の設立工作が始まったと聞くと、
> そんなにいっぱい、小さな独立国があっても面倒でしょうから、
> 国名はどうあれ、ウクライナとは異なる、新たな連邦国家の枠組みを作る可能性はあると思います。

便宜上東ウクライナと言いましたが、
こちらは名前にウクライナは残さないと思います。
クリミア共和国とか今調べていたらヘーチマン国家というのもあったようですし、
そういった名前に変えるのでは?

> もしくは、クリミアと同じように、独立後にロシアへ編入というシナリオも、
> 絶対に無いとは言い切れませんが、間接統治と直接統治のメリット・デメリットであったり、
> 本国編入だと、結局は緩衝地帯を失うという事を考えれば、さすがにその可能性は薄いかな?
> ウクライナの占領地域を併合したとなれば、同盟国のベラルーシだって危機感を抱くかも知れず、
> その辺の事情を踏まえても、そこまで得策のようには思えませんしね。
> とは言え、直接統治でなければ押さえられないくらいになると、却って仕方無く、併合に進む可能性も。

う〜ん…そうなるとEUとロシアが直接接することになりますし、
どのくらいがロシア側になるかにもよりますが、
可能性的には低い気もしますが…


> それと正直な所、実際にアウンサン・スー・チーが為政者となれば、
> 西側からの評価がガタ落ちになるだろう事は、かなり想像できてました。
> こう言っては何ですが、政治的に未成熟な国で民主主義を行うと、
> 有権者の要求が、極端に走りがちですからねえ・・・・
> 仏教国であるミャンマーでは、イスラム教徒のロヒンギャが以前より迫害されており、
> 身を守るべく武装化したロヒンギャを危険視する声は、
> 独裁していた軍部よりも、民衆の方が却って強かった為、
> 多数派の支持を得ようとすれば、過激化する迫害を、恐らくは止められないだろうと。
> 止めようとすれば、途端に民衆からそっぽを向かれ、権力を失うのは解ってますからね。
> また、ロヒンギャの問題以外にも、多民族国家であるミャンマーは、
> イギリス植民地時代の負の遺産で、少数民族による独立紛争をいくつも抱えており、
> 下手に少数民族に歩み寄れば、人口の6割を占めるビルマ族の支持を失ってしまうと。
>
> 軍部独裁の時代は、民主化されれば全てが良くなると、その象徴として、
> 民衆たちも、イスラム教徒も、少数民族も、同床異夢でスー・チーを祭り上げたんです。
> でも、これだけの問題を、実務経験の無い、人気だけの活動家(建国の父の娘)が、
> いきなり政治権力を渡されたとして、上手く解決できるはずも無いんですよ、残念ながら。
> そして、彼女を熱烈に支持していた人々は、誰もが「裏切られた」と思うようになる。
> そんな中でも、軍部独裁に逆戻りさせない為には、民衆多数派の意見を容れるしかなく、
> そうなれば欧米から叩かれるのは解っていても、他に道が無かったんですよね。
> 欧米の名声を最優先して、格好を付けるのは簡単でも、それは国民を見捨てる事と同義でしたし。

日本でいえば民主党的な感じですかねぇ。
理想は語れてもいざ実務となるとそのギャップに苦しんだと。

> > > > 何だかアメリカのアフガン侵攻とかと違い着地点が見えないので、
> > > > どうなのかなと思ったもので。

> > > アフガンは・・・あれって、着地点があったと言って良いんですかねえ?(笑)
> > > ソ連軍は10年間、アメリカ軍は20年間、アフガンに駐屯したというだけで、
> > > いろいろ政治的にも行いましたけど、結局はそれだけというか、
> > > それなら今回も、「ロシア軍のウクライナ占領も何年続くのかな?」って話では。

> > もちろん長期プランで見れば着地には失敗したと思いますが、

> アメリカ軍のアフガン統治と、ロシア軍のウクライナ統治を比べれば、
> まだ後者の方が、上手く進む可能性が高いと思うんですよねえ、正直な所。

どうなんでしょう…権力者だけが倒された印象のあるアフガンと、
市民にもかなり被害が出ている今回だと正直ウクライナ統治もうまくいくとは…
もちろん市民の心が折れるくらいまでやるのなら別ですが、
そこまでやるのは…
 


[23886] Re5:ウクライナ情勢について返信 削除
2022/3/28 (月) 22:24:36 徳翁導誉

> > 当然ながら、今回の戦争で一番悪いのは、言わずもがなでプーチンです。
> > しかし、だからと言って、「プーチン、けしからん!」と憤激すれば、
> > それで戦争が終わるなどという、甘い現実でもありません。
> > なのに そこで、いくら「相手が先に手を出したから」と言え、
> > その前に自らも挑発し、ちょっかいも出し、結果的に多大な犠牲を払ったとなれば、
> > 少なくとも私は、単純な勧善懲悪劇には見えませんし、そういう鑑賞に興じたくもありません。

> ここら辺は正直日本ではあまり報道されていませんよね。

人々は安易に「正義と悪の戦い」があると思い込みがちですけど、
実際にあるのは「人間と人間の戦い」であり、
100%善人とか、100%悪人などという人が居ないように、
どちらか一方が100%正しく、もう片方が100%悪いなんて事は、そうそうありません。
しかも、戦争ともなれば国同士の争いであり、国家とは人間の集合体である事を思えば、
100%正しい国とか、100%間違ってる国なんて、まず絵空事に過ぎません。

ただ、その中でも、善意6割・悪意4割とか、善意4割・悪意6割などの国はあって、
(善悪という言葉より、損得という言葉に置き換えた方が、イメージしやすいかな?)
そこをベースに、特定の事柄に関しては、それぞれ善意と悪意の割合が増減したり、
同じく、その時々のリーダーや社会情勢によっても、加算・減算されたりして、
両国のパーセントの合計値が、120とか150とかを超えると、戦争になるって感じですよね。
ですから逆に言えば、1ヶ国だけで120とか150とかは、なかなか超えるモノじゃないですし、
だからこそ、相手に注意を払うのは勿論、まずは自分たちの割合こそ注視すべきかと。
相手を変化させるより、自分が変化する方が、基本的には楽ですから。

まあ、戦争だと少しイメージし難いとなれば、交通事故だと解りやすいでしょうか?
交通事故には「過失割合」というモノがあって、加害者と被害者という関係はあっても、
事故によって補償や懲罰は それぞれ異なり、加害者だから100%悪いとかにはなりません。
また、信号無視した車が歩行者を跳ねた場合、責任的には運転手が100%となるかも知れませんが、
単純に事故を防ごうと思えば、歩行者も青信号を過信せず、左右確認すれば避けられる事も多いです。
車に轢かれるデメリットを考えるなら、左右確認くらいの負担くらいは、負う方がメリットが大きいと。
逆に言えば、「どうせ向こうがブレーキを踏むだろう」と、アクセルを踏み続ける危険なドライバーって、
実際には結構な数がいると思いますけど、その人数ほどには交通事故が起こっていないのは、
不愉快であっても自分の身を守る為に、対向車の方が自制するケースが多いから、未然に防げているのであり、
時々、危険なドライバー同士がカチ合うと、大きな事故となるケースも多いって感じですかね?
それこそ戦争なんて、両国の指導者がチキン・レースを行い、正面衝突を起こすようなモノですから・・・・

> とはいえウクライナ東部にちょっかいを出したのはロシアなので、
> そもそも論でいえばやはりロシアの方が悪いとなってしまう気はするのですが。

どちらが悪いか?となれば、そりゃプーチンですよ!!
繰り返しになりますけど、私も別にロシア寄りの立場だという事ではなく、
世論や報道が、あまりに勧善懲悪劇になったいるから、別角度の視点を提示しているだけで、
こういう個人的なスタンスは、今回に限らず、いつもの事ですし。

それこそ、このサイトを始めた頃は、まだ世間の感覚が戦後昭和を引きずっていて、
全体的に左寄りの論調が強かったので、私なりの中道意識から、右寄りな主張が多かったですし、
逆に今となっては、日本社会が停滞期から衰退期に移ると共に、世間もかなり右旋回した為、
左寄りな論調を述べるケースが増えてはいますが、私自身の立ち位置はほぼ変わっていません。
ですから、ゼレンスキー大統領の真珠湾発言を機に、ウクライナ批判の論調も増えてきていますが、
それはそれで、いい加減な情報に基づく話とかも多いので、そちらも機会があれば反論するでしょうからね。

ただ、これは先週も、例え話として書きました↓が、
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=c23879
プーチン率いるロシアは、現状だとヤクザみたいな国家だと、私は見ているので、
「ロシアが悪い」というのは、当然その通りなのですが、
ただ一方で、ヤクザが悪いのは当たり前みたいな前提の下、語ってる所もありますね。
で、その前提で語ると、クリミアやドンバスに手を出したのは、確かにロシア側であり、
いくらウクライナで革命が起こったからと言って、内政不干渉の原則からすれば明らかに不当です。
しかしヤクザの論理で見れば、あの革命はロシアの顔に泥を塗ったのも事実で、
何よりもメンツを重んじるヤクザとしては、黙って見過ごせない事情は理解できるんです。
そして何より、あの時のヤヌコービッチ大統領が、逃亡ではなく抗戦を選択していれば、
今回と似たような悲劇が、8年早く、しかも内戦という形で生じていた可能性があった事なんですよね!!

ロシアやプーチンのメンツなんて、私個人としては正直どうでも良くて、
ともかく、あの時の危険な火遊びが、8年の時を経て、こうして形を変えて大火として現れたと考えると、
それに関わった人々が、まるで無辜の被害者であるかのように振る舞う姿が、どうも納得できないと言うか、
国民国家の役割とは、「国民の幸福を最大化し、国民の不幸を最小化する」事だと思っているので、
非常時にどれだけ「英雄」として祭り上げられても、それは違う気がしてならないんです。
「英雄のいない国が不幸なのではない。 英雄を必要とする国が不幸なのだ」
という名言にも、通じる所があるのかな?
そして何より民主国家であれば、これは権力者だけの問題以上に、根源的には有権者(国民)の問題です。
だからこそ、別に影響力なんて皆無ですけど、私もグチグチと話してる訳ですね(苦笑)。
判断材料に成り得る、様々な情報こそが、民主主義には非常に大事であると考えているので。

> 管理人さんのおっしゃっていることも分かるのですが、
> 最近ミサイルを撃ちまくって挑発している北朝鮮の瀬戸際外交とはまた違うのかなと感じます。

北朝鮮は別に、民主国家では無いですからねえ(笑)。
金正恩が「撃ち方、止め!」と一声言えば、それでストップできる政治体制ですし、
大統領が4〜5年に1度、選挙を経なければならないのに対して、
金正恩体制は既に10年を超え、それでもまだ38歳ですから、政変が起きない限りは何十年も続くと考えれば、
国家百年の計じゃないですけど、やはり中長期の戦略を採る上では、非常に有利ですよ。

逆に言えば、独裁だ何だと言われたり、中国の政治体制と同一視されたりしてますけど、
結局はロシアも大統領制の国なので、その辺りのジレンマを、全く抱えていない訳では無いんですよね。
まあ、だからこそ、一旦ここまでやってしまうと、なかなか後にも退けなくなるのですが・・・・
そして、ゼレンスキーに関しても言うと、ロシアが悪いとか言う以前に、
こうして実際に戦争となり、国民に大きな被害をもたらしてしまったのですから、
外交という意味では、失敗もいい所だとは正直 思ってますけどね!
どれだけ戦時下の英雄となっても、それを以て外交力があるとは、個人的には見れません。
現状の惨劇と奮闘を踏まえれば、厳しい意見かも知れませんけど、
今回の戦争が、絶対に回避不能な戦争だったかとなると、決してそうとは思えないので・・・・

> > この戦争が起こるまでは、「もう戦争など起きるはずが無い」という見解が、
> > 結構、世の中でも溢れていたと思いますけど、そうじゃないんです。
> > 戦争なんて、ブレーキが踏めない2人の「馬鹿」な指導者が居るだけで、簡単に起こるんですよ。
> > なかなか そうならないのは、少なくとも どちらか一方が、
> > 自制心を働かせて、何処かのタイミングでブレーキを踏むからであり、
> > まともな世界の政治であれば、ブレーキを踏まない馬鹿2人が向かい合う事など稀です。
> > しかし今の時代、独裁政治よりも、民主政治の方が、
> > そうした馬鹿な指導者の登場を、却って起こり易くしてる印象ですし、
> > 残念ながら、今回の戦争の後も、そうした傾向は世界的にも続いていく事でしょう・・・・

> アメリカで主戦論が主流派になると怖いですね。
> 民主国家では選挙がありますからねぇ…
> いくら指導者が冷静でも国民が感情的になると最終的には止めれませんからねぇ。
> 結局指導者も選挙では負けたくないですからねぇ。

それに、いくら世論に抗った所で、選挙になれば他の指導者に代わっちゃいますし、
民主国家だからと言って、身の安全まで保証されている訳じゃ無いですからねえ。
実際に日本だって、2007年には、選挙期間中に現職市長が射殺される事件が起こってますので・・・・

> そして、国民だって間違えるときは間違えるというのはナチス政権を生んだドイツが証明してますしね。
> まぁ、これについてはそう追い込んだ方も悪いというのが二次大戦の戦後処理にも現れたわけですが。

まあ、民主主義の弱点というのは、衆愚政治に陥りやすい点ですからねえ。
ひろゆきの言を借りれば、「世の中の半分は偏差値50以下」って事なのでしょうが、
それこそ、イギリスでEU離脱を問う国民投票が行われた際、
「俺たち国民はバカだから、高い給料を払って、プロの政治家に任せてるんだ。
 それなのに職務を放棄して、判断を国民に丸投げするなんて、無責任にも程がある!」
と、人気ロック歌手のノエル・ギャラガーが、発言していて、
でもこれ、確かに暴言ではあるものの、至言でもあるんですよね(笑)。
特にイギリスの場合、歴史的な経緯もあって、国民主権ではなく「議会主権」を標榜する国であり、
だからこそ大英帝国には、独特の「したたかさ」があったのも事実でしたし。

また、大統領制か? 議院内閣制(首相制)か?でも違いますし、
小選挙区制か? 大選挙区制か? 比例代表制か?でも違ってきますからねえ。
アメリカは、大統領制&小選挙区制なので、良くも悪くもダイナミックに変わりますし、
一方でドイツは、首相制&比例制なので、安定的な政権運営がされてる面があるのかな?
もちろん、どんなシステムでも、メリットとデメリットがあるものですけど、
結局の所、民主主義とは国民のレベル相応にしか機能しませんし、
より良く機能させる為には、国民の判断材料となる様々な情報が重要なんですよね。
ネット時代となった今、一昔前に比べれば、格段に情報を得やすくなってますけど、
それを活かす殺すも1人1人の国民次第であり、現実的にはあまり良い方には働いてない気も・・・・
って、これは何も、ネット以前の方が、国民レベルが高かったと言うよりは、
ネットの普及により、誰でも情報を得られるようになったって側面の方が強いのかな?

それはともかく、「国民投票」について言うと、今回のウクライナ戦争においても、
ゼレンスキー大統領が、ロシアとの停戦交渉において、
東部2州やクリミアの独立承認や、ウクライナの中立化に関して、
ロシア軍の撤退と、国民投票の実施を訴えていますけど、
こんな提案、ロシア側にしたら呑めるはずが無いですし、
国民投票をしたって、やる前から否決されるのは目に見えており、
それでも この案を口にするのは、非常に不誠実な印象が拭えないんですよね・・・・
いや勿論、独立承認や中立化なんて一大事ですし、平時であるなら解りますが、
本当に停戦させたいのなら、指導者である以上、自ら泥を被ってでも責任は負わなきゃダメですし、
その気が無いなら、単なるアピール目的で行う事でも無いとは思うんですよ。
この提案には、戦争を長引かせる効果しか無いように感じますし・・・・

> > > 時代遅れ感は凄いですが西ウクライナと東ウクライナに分かれるのかなと。
> > 最近・・・とまでは言えませんけど、39年前には、
> > トルコの後援を受けた北キプロスが、一方的に独立宣言をして分裂しましたし、
> > もっと近い例だと、11年前に南スーダンが、スーダンより独立してますから、
> > 全く無いという訳ではありませんよね、実際には。
> > 東西ドイツ統一と同じ1990年に、南北統一を果たしたイエメンも、
> > アラブの春の後、再び分裂状態になってますし(一時はイスラム国も加わり三国志状態に)。

> 国の分裂独立はありますが、ロシアと西側の国の影響でとなると、
> 冷戦期みたいだなぁと思ったもので。

う〜ん、ロシアが後ろ盾になるケースは少ないですけど、
冷戦の勝者だけあって、大体のケースで西側は関わってますよ。

ロシアが介入してるとなると・・・シリアとかですか?
まあ、あそこは、最初に手を出したのはフランスで、アメリカもそれに付き合わされましたが、
結局、今では西側諸国は ほぼ手を引いていて、ロシアやイランが支援する政府軍に対して、
トルコが支援する反政府軍と、独立を目指すクルド軍に、イスラム国も混じってグチャグチャですね。
そういう意味では、構図的にいうと、イエメン内戦の方が それっぽいかな?
旧南イエメンの方は、サウジが後ろ立てしていて、アメリカがそれを手助けしており、
旧北イエメンの方は、イランが後ろ立てしていて、ロシアがそれを手助けしているので。
言うなれば、南北イエメンの戦争は、サウジとイランの代理戦争であり、米露の代理代理戦争ですけど、
こちらの戦争だと、空爆で民間人をバンバン殺してるのは、アメリカが手助けしているサウジだったり・・・・

そして先日、今度は逆にサウジ側が、旧北イエメンから反撃を受けて、
ジッダの石油施設がミサイル攻撃で炎上したり、首都リヤドがドローン攻撃されたみたいです。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6009864.html
でもこれって、戦力差で劣っても、幾らかの反撃は可能である事実を示しており、
ウクライナ戦争でも、ロシア軍の占領地域で、大型揚陸艦が撃沈された事を思うと、
ひょっとしたら、ウクライナ側からロシア国内への反撃が行われる可能性も、今後はあるかも知れませんよね。
輸入される武器次第によって、それだって別に不可能じゃないですし。
でもその場合、例え損害自体は軽微であっても、ロシア側の反応が読めない所・・・・
いや、読めないじゃないですね、恐らく戦争がエスカレートします。
モスクワなり、ウクライナ近郊のロストフなりが攻撃されれば、
ロシア国民の意識だって、一気に戦争へと傾いていくでしょうし、
その事で、プーチンが大量破壊兵器の使用せざるを得なくなる状況だって生じるかも知れません。
そうなった場合、アメリカやEU諸国が、一体どれだけ支援を続けるかの方が、本当に読めない所かな?
NATO側が自重しても、こうなったら結局、巻き込まれる危険性が高まりますからねえ。

> > > 将来的に西ウクライナはNATO・EUに加盟し、
> > 西ウクライナのNATO加盟を、果たしてロシアは許すか否か?
> > そして、仮に許さなかった場合、それでも加盟を認めるか?となると、
> > そこを押し切れるなら、既に参戦してるでしょうしね。

> 東ウクライナが緩衝地帯となるのなら、
> ロシアも認めざるをえないところがあるのかなと推測したのですが。

これが外交交渉であるなら、相手が折れたのなら、こちらも折れてとなりますが、
今回の場合、軍事侵攻に踏み切ってますからねえ・・・・
ウクライナ東部における支配権の獲得は、ロシア軍の血を流して得たモノであり、
残されたウクライナ西部が、NATOやEUに加盟するのを許してやる義理が、ロシア側には一切ありません。
と言いますか、血を流したからこそ、戦争前よりも頑なに拒否する感じなっていそう。

クラウゼヴィッツも言ってますが、戦争というのは、外交の一手段であり、
話し合いで妥協点が決まらなかった時に、相手に要求を呑ませるべく暴力に打って出る訳で、
暴力で勝った側が妥協してくれるのであれば、そもそも話し合いで解決していると。
そして逆説的に言えば、どれだけ圧倒的な兵力で、相手をボコボコにしても、
戦争は外交の一手段でしかない為、要求を呑ませられなければ、意味は無いんですよね。
戦争に判定勝利など無い以上、「ギブアップしなければ、負けない」も、もう1つの真理ではありますし、
ギブアップしない相手への勝ち方は、その相手の存在自体を消滅させる「殲滅」しか無くなるので。

> もちろんEUやNATO側も加盟を認めるのであれば、
> ロシアに付け込まれないように正規の手続きを踏んでとなるでしょうし、
> 加盟するのは何年も先でしょうけど。

正規の手続きを踏もうが、特例だろうが、ロシアには別に関係無い話ですからねえ。
そういう過程の話では無く、加盟するという結果を望まないという話なので。

> しかし、国名を変更するとなると、ロシアの今回の行動を認めることになりますし、
> 難しいかなぁ。

まあ現実的に、西部が国名変更する事は、有り得ないと思いますね。

> > ただ、今は同情的だから良いですけど、もしもこのまま避難が長期化すれば、
> > 欧州各国が受け入れるウクライナ難民の数は、アラブの春後の中東難民を上回るかも知れませんが、
> > こちらは同じキリスト教徒の白人同士だから、あの時ほどの反発は無いんですかねえ?

> キリスト教ってかつてはカトリックとプロテスタントで対立してましたけど、
> 今ではそういうことってないんですかね。
> 簡単に調べた感じではウクライナは東方正教系だそうですが…
> ポーランドはカトリック系みたいですが。
> 正直ここら辺の差が私には分かりません…

ウクライナの宗教事情は・・・正直かなり面倒くさいです(笑)。
ウクライナ人って、誤解を恐れず言うと、「ポーランド化したロシア人」なんですよ。
ロシア語とウクライナ語の違いも、ウクライナが長年ポーランドの支配下にあった事で、
多くの単語がポーランド語に置き換わっている所が大きいですし、
宗教に関しても、東方正教でありながら、ポーランドの影響でカトリックの要素が入ったり、
逆に、カトリックを称しながら、儀式などは東方正教だったりして、ロシア側から異端視されてる所はあるかな。

それ以外にも、そもそも東方正教って、バチカン集中のカトリックとは違い、
自治的に「1国1教会」みたいな感じなっているのですが、
如何せん、30年前まではウクライナとロシアは同じ国でしたので、
今でも、ロシア正教会(モスクワ総主教庁系)に属している人も多いですし、
それでも、ウクライナ正教会(キエフ総主教庁系)が最も多いって感じですかね。

とは言え、宗派は違っていても、同じキリスト教徒である事は変わりませんし、
異なるイスラム教徒と比べれば、まるで違うのは実際の所かと。
イスラム教の側から見れば、キリスト教もユダヤ教も、同じく「啓典の民」ですけど、
キリスト教の側から見れば、それは後発である向こうが勝手に主張しているに過ぎ無い感じですし、
居住エリアが近くて、十字軍やレコンキスタなどの歴史があり、
却って、教義的に近い所があるからこそ、対立しやすい側面もあるのかも知れません。
これが仏教徒くらいの違いがあれば、完全に別物として、区別できるのかも知れませんが?
(ちなみにレーニンの父方の祖母は、欧州では珍しい仏教徒のカルムイク人)

あと、馴染みやすいから良いかとなると、一概にそうとも言えないのが難しい所で、
1000万人以上という、これだけの人口が定住するとなると、国や地域の負担も大きくなるでしょうし、
それでいて、職を奪われたの何だのとなると、却って馴染みやすいからこそ、衝突も起きやすいと言うか、
そもそもイギリスがEUを離脱したのも、イスラム系の難民よりも、EU域内である東欧から経済移民が、
社会における不満の捌け口になってましたし、同じ事が今度は東欧で起こる事も充分に有り得るかと?
それこそ日本においても、東日本大震災の直後は、福島からの避難者が温かく迎えられましたが、
時が経つほど厄介者扱いされたり、バッシングの対象となったりしましたからねえ・・・・
同じ日本人同士でもそうなのに、同じ欧州人とは言え別民族だと、更に難しそうな気はします。

> > > 東ウクライナは親露国としてベラルーシと同じような感じになると。
> > こちらも、ウクライナの国名は維持されるのか、どうか?
> > ロシア圏の一員をアピールすべく、ウクライナの旧名である「小ロシア」を用いるとか、
> > もしくは、ドネツク&ルガンスクが作った連邦名の「新ロシア」を用いるとか、
> > たかが国名、されど国名で、そういった改名の動きが今後あるかも?

> 便宜上東ウクライナと言いましたが、
> こちらは名前にウクライナは残さないと思います。
> クリミア共和国とか今調べていたらヘーチマン国家というのもあったようですし、
> そういった名前に変えるのでは?

少なくとも、ロシア側が「ヘーチマン国家」を名乗らせる可能性は、恐らく無いかと?
ロシア人が、ウクライナ人を兄弟民族と見なすのは、
10世紀頃にキエフを中心として存在した「ルーシ」を、両国共通のルーツと見ているからであり、
逆に、反ロシアなウクライナ民族派が、17世紀の「ヘーチマン国家」をルーツと見ているので。

そもそもヘーチマンとは、ポーランド語で「首領」を意味するヘートマンに由来しており、
(英語的に言うなら、「head+man(頭目の男)」って事なのかな?)
ルーシの大部分がモンゴル帝国に支配下に入った一方、一部のルーシはポーランドの支配下となり、
長い年月を掛けて自治権を獲得し、そしてポーランドから独立したのがヘーチマン国家ですからねえ。
そしてロシアは、モンゴルの支配を受けた側のルーシですから、
ヘーチマンをルーツと見る層は、ウクライナとロシアを別々の起源の国だと見なしている訳です。
なので、西ウクライナが称するのはまだしも、ロシアが東ウクライナに名乗らせる事は無い気がしますよ。
ヘーチマン起源説は、ウクライナ民族主義者の決まり文句としても使われていますので。

> > もしくは、クリミアと同じように、独立後にロシアへ編入というシナリオも、
> > 絶対に無いとは言い切れませんが、間接統治と直接統治のメリット・デメリットであったり、
> > 本国編入だと、結局は緩衝地帯を失うという事を考えれば、さすがにその可能性は薄いかな?
> > ウクライナの占領地域を併合したとなれば、同盟国のベラルーシだって危機感を抱くかも知れず、
> > その辺の事情を踏まえても、そこまで得策のようには思えませんしね。
> > とは言え、直接統治でなければ押さえられないくらいになると、却って仕方無く、併合に進む可能性も。

> う〜ん…そうなるとEUとロシアが直接接することになりますし、
> どのくらいがロシア側になるかにもよりますが、
> 可能性的には低い気もしますが…

でも、緩衝地帯にも成り得ないほどの小国では、
名目的な独立を与えても、正直、意味がありませんし、
自国へと併合しても、実質的には地続きの植民エリアだと見なせば、
それはそれで、緩衝地帯としての役割を担えない事も無いんですよね。
それこそロシアにとってのシベリアなんて、まさにそんな感じですし、
日本や中国との緩衝地帯として、わざわざ「極東共和国」を残すなんて事はしませんでしたから。

ただ、ウクライナ国土の半分程度くらいまで収めれば、
体裁だけでも独立国家とするだろうな、とは思います。
それに、無理にロシア連邦内の構成国としなくても、
既にロシアとベラルーシの間には、「連合国家」という器はありますからねえ。
元々は、混迷を極めてたロシアを、ベラルーシの側が乗っ取ろうという
ルカシェンコの野望によって始まった新連邦構想であり、条約自体はとっくに発行済みなものの、
プーチン登場により立て直ったロシアが、逆にベラルーシを属国視するようになり、
それに反発するルカシェンコによって統合は形骸化して、今までは機能不全状態だったんですよ。
しかし近年、国内での独裁体制が弱まりつつあるルカシェンコと、
旧ソ連諸国との軍事および経済の統合を進めたいプーチンの思惑が合致して、再び動き出しており、
自身の権力維持の為、このままルカシェンコのプーチン依存が深まれば、
サロ共和国におけるムッソリーニとヒトラーの関係性にも、近い感じになるかも?
で、そんな連合国家に、ロシア支配下の東ウクライナが加われば、
独立国家の「名」は与えつつ、間接統治の「実」は得られるかな?と。

あと、NATOやEUと「直接接する」事を気にされてますが、
旧ソ連のバルト3国がNATOやEUに加盟している時点で、既にロシアと国境を接してますからねえ。
また、飛び地であるカリーニングラードは、それこそNATOやEUに囲まれていますし、
もちろん、冷戦時代のように衛星国で壁を作れれば理想でしょうけど、
そこは現実と折り合いをつけつつ、何が何でもと病的に固執してもいない気はします。

> > それと正直な所、実際にアウンサン・スー・チーが為政者となれば、
> > 西側からの評価がガタ落ちになるだろう事は、かなり想像できてました。
> > こう言っては何ですが、政治的に未成熟な国で民主主義を行うと、
> > 有権者の要求が、極端に走りがちですからねえ・・・・

> 日本でいえば民主党的な感じですかねぇ。
> 理想は語れてもいざ実務となるとそのギャップに苦しんだと。

まあ個人的には、言ってる半分でも手を付け、更にその半分でも実現出来れば、
それで充分に合格点だろうと、思いながら見ていたので(笑)、
合格点には達しなかったものの、巷間ほど低評価でも無いんですよね、個人的には。
もちろん、稚拙な部分は多々ありましたけど、それは初心者なのですから当然ですし、
どちらかと言うと、あの政権交代で失望したのは、政治家以上に、
まずはマスコミ、そして何よりも有権者自身の方だったので・・・・

念の為に言っておくと、私は別に民主党支持者では無かったですし、
何なら、維新の扇動的な手法に対しては批判的でも、「大阪都構想」自体には大賛成してました。
停滞し、衰退しつつあった日本の現状を、どうにか立て直して欲しいの第一だったので、
私ぼ考えとは立て直す手段や目標像が異なっても、それはそれで応援できたんです。
安倍政権に対しても、ロシアとの領土交渉に関しては、幾らかの期待は掛けてましたし、
また、現在の岸田政権も、久々の非・清和会政権であり、宏池会政権ですから、
ひ弱だけど賢いエリート集団なので、期待感は薄いですが、応援はしています(笑)。
で、政治とは結果が求められる世界なので、当然ながら、結果が出れば大きく評価をしますけど、
仮に結果は出せずとも、その主張や努力には関しても、多少の評価は個人的に行ってはいます。
そして、民主党政権に対する個人的な評価は、全否定されるほど酷いモノでも無かった気はしていると。

「政権交代が公約で、中身が皆無」などと、揶揄されたりもしますけど、
実際の所、そういう意識だったのは、何よりも有権者自身だったと思うんですよねえ・・・・
これもまた、政権選択選挙や政権交代という事に対して、有権者も不慣れな初心者であり、
最初から上手くなど行くはずもなく、失敗を重ねながら成長していけば良かったのに、
そうした道を閉ざしたのも、現在の政治的な混迷があるのも、結局は国民自身の未熟さも大きいんですよね。
とどのつまり、民主主義というのは、国民のレベル相応でしか無いモノなので。

もう少し話をするなら、「失敗」とか「悪夢」と表現される、具体的な事柄は何なのか?
そして私たち国民は一体、具体的に何の実現を民主党政権に求めたのでしょうか?
それこそ、何とな〜くなイメージによる批判が、私には多い感じがしますし、
これって結局、有権者としての未熟さによるツケまで、民主党政権に責任転嫁しているだけで、
そんな調子では、一向に国が良くなるはずがないというか、正直 半ば諦めてもいます・・・・
日本というのは、もっと力のある国だと、私自身は信じていたので(泣)。

いや、本音を言うと、ちょっと違うかな?
戦前の大日本帝国であれ、戦後の高度経済成長であれ、せっかく築いたアドバンテージを、
無為に帰すのは非常に勿体ないので、何とか立て直して欲しいという願望はありつつも、
その反面、日本の社会というのは、歴史や文化的に見ても、途中で立て直すのは非常に苦手であり、
いったん更地に戻した後で、新たに立てたモノを守っていく方が、得意である事は解ってました。
ただ、更地にする際の負担というのは非常に重く、その時代の当事者に、
私たち世代がなりたくないという思いが、正直に言えばあったんでしょうね。
で、上述の「諦め」とは、解体を背負わされる「覚悟」みたいな所なのでしょう。
その後、実際に新築が成るかは後の世代の課題として。

> > アメリカ軍のアフガン統治と、ロシア軍のウクライナ統治を比べれば、
> > まだ後者の方が、上手く進む可能性が高いと思うんですよねえ、正直な所。

> どうなんでしょう…権力者だけが倒された印象のあるアフガンと、
> 市民にもかなり被害が出ている今回だと正直ウクライナ統治もうまくいくとは…

20年に及んだ戦争と、開戦から1ヶ月で未だ現在進行形の戦争とを、
単純に比較するのは難しいでしょうけど、
アフガン市民の死者数は、36〜38万人とか言われている反面、
https://www.asahi.com/articles/ASP92446HP91UHBI02J.html
ウクライナ市民の死者数は、国連発表だと1000人あまりですからねえ。
https://www.cnn.co.jp/world/35185382.html
もちろん、ウクライナは現在 戦時下なので、実際の死者数は更に多いでしょうけど、
しかし正直な所、情報量・感情移入・先入観が、「印象」を大きく左右してると思うんですよ。

> もちろん市民の心が折れるくらいまでやるのなら別ですが、
> そこまでやるのは…

いや、そこまではやらないでしょうし、出来ないからロシア軍も苦戦している所も?
現状だと、ウクライナ市民よりも、ロシア兵士の方が、心が折れてそう。
また、ショッピング・モールや病院などへの砲撃は、市民の心を折る効果もあるのでしょうが、
それ以上に、ああした建物は、対空攻撃や対戦車攻撃を行うのに向いている場所ですので、
そこを事前に潰しておこうという意図の方が、ロシア軍としても強い気がしますし、
正規軍はまだしも、義勇兵や武装市民が本当に攻撃場所として使っている可能性もあるんですよね。
彼らは軍の統制下で戦闘を行う訳では無いですし。

と言いますか、今は必死の抵抗を続けている時だから、義勇兵や武装市民も頼りになりますけど、
いざ本気で停戦交渉を行おうとした際、統制下に無い彼らの存在は必ずや足枷になるはずで、
逆に言うと、ウクライナ側としても、そこまで本気で停戦後の事は考えていないと言うか、
出口戦略も念頭に無いまま、戦ってる感じなんですかねえ?

そして、開戦から1ヶ月が経ち、綱紀が緩んできたのか? 余裕が出てきたのか?
ロシア兵の捕虜を虐待したり、死体を損壊したりして、その画像をネット投稿する件が、
ポツポツと見受けられるようになってきたみたいですね(恐らくフェイクも含まれてるでしょうけど)。
https://www.cnn.co.jp/world/35185475.html
まあ戦争ですから、ロシア軍だって非人道的な行為は当然おこなっているでしょうし、
(特にチェチェン兵やシリア兵などは、兄弟民族とか関係無いので、容赦しないはず)
ウクライナ側としては恨み骨髄でしょうから、充分に有り得る事だろうな、とは思います。
そもそも政府側も、捕虜に記者会見させたりして、ジュネーブ条約を軽視する風潮が伺える上、
以前より、「アゾフ大隊」↓のような民族右派の民兵集団も抱えてますからね。
http://kakolog10.shin-gen.jp/azov_battallion.html
(ちなみにプーチンが、ネオナチだ何だと言うのは、影響力は限定的とは言え、彼らの存在がある為)

・・・って、人権云々という話になると、日本もあまり偉そうな事は言えないんですよね。
今回はウクライナからの避難民に対して、特別待遇を行ってますけど、
従来から居るアジアなどからの避難民に対しては、相変わらず冷たいままですし、
毎年のように死者を出す、入国管理局の収容状況というのも、いい加減 改善しなきゃダメでしょう。
中国の人権問題に関心を持つのも大事ですけど、日本の人権問題だって大いに改善すべき余地がありますし、
時代の違いを考慮した上で尚、同じ様な事を戦前・戦中とかに日本が行っていても、
そちらは擁護や賞賛の対象となるのは、心情的には解りますけど、やはり間違いだとは思いますからね。
良い事は良い、悪い事は悪いと、客観的に指摘するなら構わないと思うのですが、
自分のは良い、他人のは悪いと、主観的に批評するのはダメだと思うので。

と、何だか途中で話題が脱線してしまいましたが(苦笑)、
占領統治の為に市民の心を折るとか、そもそも、そういう話をしているのでは無く、
また、アメリカ軍よりも、ロシア軍の方が人道的だという話でも無く、
要するに、前回も書いたように、
「アメリカとアフガンの差異に比べれば、ロシアとウクライナの方がずっと小さい」
という所が、占領統治においては、非常に大きいだろうという話ですね。

23912
[23912] バグ報告and初期化の提案返信 削除
2022/4/18 (月) 23:39:50 近未来版 中国担当

もう既に解消されましたが、アメリカの核攻撃でヤクーツクの核兵器が凪払われるまで
中国プレイヤー側から核兵器発射すると、ロシア側の発射と見なされ、ロシアの核兵器が減るという状況が起きていました。
この状況はロシアの核兵器が0本になってからも続き、マイナスに振り切れていました。
多分、うちの核兵器以上に打っていないはずなので、バグの悪用はしていないと思いますが、もしそうなっていたら申し訳ありません。
また、核兵器が1発でもあれば、そのコマンド送信時に限って上限なく撃てるバグも確認しました。
これに関してはテストでありましたが、インドネシアに対して3発多く核兵器を撃つことになってしまったので、
何らかの修正を望みます。

それと…全ての国の意見を聞いていないのでわかりませんが、
ゲームが核兵器の撃ち合いに終始して外交もクソもないみたいになってきてしまったので、
米国陣営の勝ちで初期化を提案します。


[23914] Re:バグ報告and初期化の提案返信 削除
2022/4/19 (火) 01:20:36 ブラジル

▼ 近未来版 中国担当さん
> もう既に解消されましたが、アメリカの核攻撃でヤクーツクの核兵器が凪払われるまで
> 中国プレイヤー側から核兵器発射すると、ロシア側の発射と見なされ、ロシアの核兵器が減るという状況が起きていました。
> この状況はロシアの核兵器が0本になってからも続き、マイナスに振り切れていました。
> 多分、うちの核兵器以上に打っていないはずなので、バグの悪用はしていないと思いますが、もしそうなっていたら申し訳ありません。
> また、核兵器が1発でもあれば、そのコマンド送信時に限って上限なく撃てるバグも確認しました。
> これに関してはテストでありましたが、インドネシアに対して3発多く核兵器を撃つことになってしまったので、
> 何らかの修正を望みます。
>
> それと…全ての国の意見を聞いていないのでわかりませんが、
> ゲームが核兵器の撃ち合いに終始して外交もクソもないみたいになってきてしまったので、
> 米国陣営の勝ちで初期化を提案します。

そういうのはせめて戦場で決を採ってから持ち込むべき話じゃないですかね……。
こんなもん管理人殿が対応できる訳無いでしょう。


[23915] Re:バグ報告and初期化の提案返信 削除
2022/4/19 (火) 07:14:55 匿名希望

▼ 近未来版 中国担当さん
> もう既に解消されましたが、アメリカの核攻撃でヤクーツクの核兵器が凪払われるまで
> 中国プレイヤー側から核兵器発射すると、ロシア側の発射と見なされ、ロシアの核兵器が減るという状況が起きていました。
> この状況はロシアの核兵器が0本になってからも続き、マイナスに振り切れていました。
> 多分、うちの核兵器以上に打っていないはずなので、バグの悪用はしていないと思いますが、もしそうなっていたら申し訳ありません。
> また、核兵器が1発でもあれば、そのコマンド送信時に限って上限なく撃てるバグも確認しました。
> これに関してはテストでありましたが、インドネシアに対して3発多く核兵器を撃つことになってしまったので、
> 何らかの修正を望みます。
>
> それと…全ての国の意見を聞いていないのでわかりませんが、
> ゲームが核兵器の撃ち合いに終始して外交もクソもないみたいになってきてしまったので、
> 米国陣営の勝ちで初期化を提案します。


ゲーム中なので、どこの国か伏せて意見表明しますが、
勝利ポイント的には5分の状況で一方的に投了は個人的には反対です。


[23918] Re2:バグ報告and初期化の提案返信 削除
2022/4/24 (日) 22:11:55 近未来版 中国担当

中国陣営の降伏が決定しました。
初期化お願いしますm(_ _)m


[23924] ◆ 赤い嵐「WW1版」を初期化 ◆返信 削除
2022/4/26 (火) 21:12:30 徳翁導誉

> > > > > > それと…全ての国の意見を聞いていないのでわかりませんが、
> > > > > > ゲームが核兵器の撃ち合いに終始して外交もクソもないみたいになってきてしまったので、
> > > > > > 米国陣営の勝ちで初期化を提案します。

> > > > > そういうのはせめて戦場で決を採ってから持ち込むべき話じゃないですかね……。
> > > > > こんなもん管理人殿が対応できる訳無いでしょう。

> > > > ゲーム中なので、どこの国か伏せて意見表明しますが、
> > > > 勝利ポイント的には5分の状況で一方的に投了は個人的には反対です。

> > > 中国政府から提案ありましたが、私としても基本的に賛同します。
> > > 戦争前提なのはいいですがあまりに核兵器のハードルが低すぎたためあっさりと決着がつきました。
> > > アメリカ優勝で次の戦場の開催をお願いします。

> > モチベーションをなくされている状況下でゲームを続けろと強制するのも酷だと思いますので、
> > 中国プレイヤーさんが負けを認めると言われるならそれでもいいかと思います。
> > 初手先制核使用がかなり有利なので
> > ゲームバランスが適切かどうかに関しては議論の余地があるかと思います。

> 中国陣営の降伏が決定しました。
> 初期化お願いしますm(_ _)m

あ〜、やはり こうなりましたかぁ・・・・
核がどうこうという意見もありますが、もちろん それも大きいとは言え、
それ以前に、そもそも「2大陣営シナリオ」自体が、まともに展開されなくなっているので、
恐らく このシステムでは、実状、もう無理なんだと思います。
逆に言えば、2大陣営で上手く転がるような縛りなり、仕込みが必要であると。

まあ、それはさておき、お疲れ様でした。
とりあえず、過去戦場にはアップしておきますね。
http://kakolog02.g1.xrea.com/red_ww3_2030/ww3_1.html
ただし、このまま同シナリオで再初期化しても、同じ事を繰り返す可能性が高いですし、
開始前から早期決着は想定の内だった為、順番的に開催予定だったコチラを初期化(笑)。

赤い嵐オンライン「WW1版」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww1_red_storm/ww1.html


> もう既に解消されましたが、アメリカの核攻撃でヤクーツクの核兵器が凪払われるまで
> 中国プレイヤー側から核兵器発射すると、ロシア側の発射と見なされ、ロシアの核兵器が減るという状況が起きていました。
> この状況はロシアの核兵器が0本になってからも続き、マイナスに振り切れていました。
> 多分、うちの核兵器以上に打っていないはずなので、バグの悪用はしていないと思いますが、もしそうなっていたら申し訳ありません。
> また、核兵器が1発でもあれば、そのコマンド送信時に限って上限なく撃てるバグも確認しました。
> これに関してはテストでありましたが、インドネシアに対して3発多く核兵器を撃つことになってしまったので、
> 何らかの修正を望みます。

報告、ありがとうございます。
確かに、核設定のミスがありますね。
既にゲームは終わってしまいましたし、再び開催される事は無いでしょうけど、
とりあえず念の為に、修正はしておきました(笑)。

23906
[23906] WW2世界戦場1にて不審な登録と削除返信 削除
2022/4/15 (金) 20:54:14 WW2世界戦場1 ドイツ

WW2世界戦場1にて、4か国が外国IPとして登録され、一斉に削除されました。
ログによると、登録時期は以下のように2か国ごとに固まっています。

>2022/4/8(金) 20:19:43        中国で新たな国家元首が誕生しました
>2022/4/8(金) 20:16:54        イギリスで新たな国家元首が誕生しました
>2022/4/7(木) 23:55:42        イタリアで新たな国家元首が誕生しました
>2022/4/7(木) 23:54:25        日本で新たな国家元首が誕生しました


不審に思ったので、とりあえず報告させて頂きます。


[23907] WW2世界戦場1にて不審な登録と削除 追記返信 削除
2022/4/16 (土) 10:55:45 WW2世界戦場1 ドイツ

WW1欧州戦場も現在全員削除されていますが、
この戦場も海外IPや架空IPと表示されていたのが多数だったと記憶しています。

こちらも不審なので、報告しておきます。


[23911] WW2オンライン「世界戦場1」の途中参加者を募集中!返信 削除
2022/4/18 (月) 21:35:42 徳翁導誉

> > WW2世界戦場1にて、4か国が外国IPとして登録され、一斉に削除されました。
> > ログによると、登録時期は以下のように2か国ごとに固まっています。
> > > 2022/4/8(金) 20:19:43        中国で新たな国家元首が誕生しました
> > > 2022/4/8(金) 20:16:54        イギリスで新たな国家元首が誕生しました
> > > 2022/4/7(木) 23:55:42        イタリアで新たな国家元首が誕生しました
> > > 2022/4/7(木) 23:54:25        日本で新たな国家元首が誕生しました

> > 不審に思ったので、とりあえず報告させて頂きます。

> WW1欧州戦場も現在全員削除されていますが、
> この戦場も海外IPや架空IPと表示されていたのが多数だったと記憶しています。
> こちらも不審なので、報告しておきます。

報告どうもです。
これはまさしく、IP偽装で多重登録したものの、
その後、IP一致により自動削除されたって事でしょうね。
ログインの度に、IP偽装をするのは意外と面倒ですから(苦笑)。

ただ、この不正登録により、幸か不幸か「世界戦場1」はゲーム・スタートとなった為、
せっかくですから、途中参加者を募集したいと思います!!
現状、空いている国は、その不正登録のあった「中・英・伊・日」の4ヶ国ですね。


WW2オンライン「世界戦場1」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww2_01/ww2.html


[23923] 「日本・中国・イタリア」の途中参加者を募集中返信 削除
2022/4/26 (火) 21:11:29 徳翁導誉

> ただ、この不正登録により、幸か不幸か「世界戦場1」はゲーム・スタートとなった為、
> せっかくですから、途中参加者を募集したいと思います!!
> 現状、空いている国は、その不正登録のあった「中・英・伊・日」の4ヶ国ですね。

まだ3ヶ国ほど埋まっていなかったので、もう1回上げておきますね。

WW2オンライン「世界戦場1」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww2_01/ww2.html

23913
[23913] 初期化の提案返信 削除
2022/4/19 (火) 00:53:57 近未来版 日本担当

中国政府から提案ありましたが、私としても基本的に賛同します。
戦争前提なのはいいですがあまりに核兵器のハードルが低すぎたためあっさりと決着がつきました。
アメリカ優勝で次の戦場の開催をお願いします。


[23916] Re:初期化の提案返信 削除
2022/4/19 (火) 19:25:30 赤い嵐オーストリア

モチベーションをなくされている状況下でゲームを続けろと強制するのも酷だと思いますので、
中国プレイヤーさんが負けを認めると言われるならそれでもいいかと思います。

初手先制核使用がかなり有利なので
ゲームバランスが適切かどうかに関しては議論の余地があるかと思います。

23899
[23899] 赤い嵐オンライン(現代版)のゲーム終了返信 削除
2022/4/12 (火) 18:51:47 矢羽雅朝

タイトルの通りです。
ゲームの保存お願いします。


[23901] 赤い嵐「近未来WW3版 NATOvs.上海協力機構」企画開催返信 削除
2022/4/12 (火) 19:15:22 徳翁導誉

> タイトルの通りです。
> ゲームの保存お願いします。

お疲れ様です。
過去戦場にアップしておきました。
http://kakolog02.g1.xrea.com/red_gendai/gendai29.html

そして、次回の戦場はコチラ↓となります。

赤い嵐「近未来WW3版 NATO vs.上海協力機構」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/ww3_redstorm/ww3_2030.html

ちょっと不謹慎ネタかも知れませんけど、現在の世界情勢が世界情勢だけに、
もしも、このまま新冷戦構造となり、上海協力機構(SCO)が結束を強めたら・・・という
近未来の仮想シナリオを、今回限りの企画開催として、行ってみる事にしました。
まあ実際、同床異夢なSCO諸国が、一致団結してNATO軍と戦う可能性は低いと思いますけど、
SCO諸国内の幾つかの国が連合して、西側諸国と第3次世界大戦を戦う可能性は、
決して無いとは言い切れない現状となっている為、頭の体操の意味も兼ねての企画ですね。
仮に そうなった場合、日本国民だって戦争当事者になるテーマなので・・・・

ちなみに、インドネシアは今年の初め、首都を従来のジャワから、
ボルネオ島に建設する新都市「ヌサンタラ」へ移転すると発表した為、
実現するかは半信半疑なものの、一応反映させておきました。


[23905] バグ報告返信 削除
2022/4/15 (金) 13:52:24 サウジアラビア

エチオピアがアラブ民族になっています。

おそらく、南北イエメンが無くなった関係ではないでしょうか?


[23910] Re:バグ報告返信 削除
2022/4/18 (月) 21:35:10 徳翁導誉

> エチオピアがアラブ民族になっています。
> おそらく、南北イエメンが無くなった関係ではないでしょうか?

アディスアベバの民族設定をミスってますね。
報告どうもです、修正しておきました。

23902
[23902] 第143回首相選挙終了報告返信 削除
2022/4/13 (水) 06:37:42 聖職者

管理人様へ

 第143回首相選挙終了報告を執り行います。

 第143回首相選挙は、※ 社大党が首相に就任しました ※
と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。

 つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。

 
 また、首相選挙への参加者の増加策として、真正中道として大反対を続けてきた閣僚ポストの増加について、
賛成することを真正中道勢力最高幹部会議(解説:政党としての真正中道勢力の常設の中では最高の意思決定機関でこの会議の議長が真に正しく政党としての真正中道の支配者)
が14日付で決定したことを関係者に対して、この場を借りて通告します。

 現在、行われている真正中道勢力大会代議員選出選挙が終わり、新しい代議員が決定され次第、
新たな勢力大会で正式に真正中道勢力としての決定として承認される予定です。


[23909] Re:第143回首相選挙終了報告返信 削除
2022/4/18 (月) 21:33:33 徳翁導誉

>  第143回首相選挙終了報告を執り行います。
>  第143回首相選挙は、※ 社大党が首相に就任しました ※
> と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。
>  つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。

お疲れ様です。
歴代ページに上げておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime143.html


>  また、首相選挙への参加者の増加策として、真正中道として大反対を続けてきた閣僚ポストの増加について、
> 賛成することを真正中道勢力最高幹部会議(解説:政党としての真正中道勢力の常設の中では最高の意思決定機関でこの会議の議長が真に正しく政党としての真正中道の支配者)
> が14日付で決定したことを関係者に対して、この場を借りて通告します。
>  現在、行われている真正中道勢力大会代議員選出選挙が終わり、新しい代議員が決定され次第、
> 新たな勢力大会で正式に真正中道勢力としての決定として承認される予定です。

う〜ん、いや、何というか、ゲーム内の設定を、
ゲーム外にまで持ち出すのは、止めておいた方が良いですよ(苦笑)。
一方的に、そうした設定を前提に語られても、
相手方は、話の意図が解らず、ポカ〜ンとなりますので・・・・

で、これは、聖職者さん個人としての要望って事で良いんですか?
こうした話は、まずはゲーム内で話をまとめるなり、
掲示板で、それ用の提案スレッドを立てる方が、先だとは思いますけど、
それはさておき、現在の参加人数の感じだと、私自身は、
「ポスト増加」の必要性を感じないと言うか、却って増やしたら逆効果な気はしますけどね。
こういうのって、ゲーム的には「少し足りない」くらいがベストであり、
登録人数に対して、ポスト数が多すぎると、報償の「インフレ」を起こしてしまいますから。

23864
[23864] 台湾情勢への影響返信 削除
2022/3/14 (月) 00:34:13 つね

滅多に書き込まないのですがお目汚しご容赦ください。

ウクライナ情勢が話題になっていますが、こちらにもいろんな面で影響しそうです。
詳しくはないのですが素人目線で考えてみると。

・ロシアの弱体化
ロシア軍が実ははりぼて(軍そのものというより、侵攻側だとか戦略のまずさとかがありますが)ということがばれ、
今後、ロシアが弱体化するのは確実です。中国にしたらあてにしていたパートナーがこちらが支えなければならない
厄介者になってしまった気分でしょうし、アメリカにしたら東アジアに注力しやすくなったのではと。

・経済制裁
では中国が手を出しずらくなったかというとそうとも言い切れなさそう。結局アメリカもEUも経済制裁と軍事支援で
直接は軍を派遣していません。経済制裁が強烈とはいえ、中国の場合、ロシアとは比べ物にならないくらい
返り血が多くなりますし、EUが決断できるかどうか。中国も単独でも耐えきれるかもしれません。
最近は戦略的に外部依存を減らしているようですし。

・純軍事的要素
台湾は海で隔てられているので、ウクライナ以上に侵攻しにくそうです。とはいえ、普通はミサイルや航空戦力で
抵抗力を奪うのがセオリーではと。(逆にロシアがなぜその手を取らなかったのかが不思議。ウクライナ軍をなめてたとか
ロシアが大規模航空作戦を取る能力がないとか言われてますが。)
海で隔てられているというのは、援助もしにくくなります。最近は中国海軍がアメリカ太平洋艦隊を上回ってきているという
話もありますし。

本当は中国としても選挙を通じてなど平和的な併合を希望していたと思いますけど、香港対応で自らその道を閉ざした
感があります。もっと老獪なイメージがあったのですが、「戦狼外交」なんて愚の骨頂に思えて仕方ありません。
外から見えている以上に国内は危機的なマグマがたまっているのかも。ただそれだと目をそらすためになおさら
外に攻める危険性が増しそうです。


[23869] Re:台湾情勢への影響返信 削除
2022/3/15 (火) 21:59:06 徳翁導誉

> 滅多に書き込まないのですがお目汚しご容赦ください。
つねさん、お久しぶりです。
戦国武将カードのコンプリート報告以来かな?と思って検索したら、
アメリカ大統領選挙の際も、1度書き込みがありましたね(笑)。

> ・ロシアの弱体化
> ロシア軍が実ははりぼて(軍そのものというより、侵攻側だとか戦略のまずさとかがありますが)ということがばれ、

いや、ハリボテというか、こんなモノだと思いますよ、以前から。
まあ確かに、電撃的に成功させたクリミア編入の一件があって、
ロシア軍に対する高評価と、ウクライナ軍に対する低評価な論調があったのは事実ですが、
軍事力で言えば、世界2位の国(ロシア)と、世界22位の国(ウクライナ)の戦争であり、
電撃戦としては不発だったものの、現状は自力に勝るロシア軍がジワジワと押してますからねえ。
元々、技術力よりも物量こそが、ロシア軍の強味ですし(その点では、侵攻作戦よりは防衛戦が得意)。

もっと言うと、近年はアメリカ主導の戦争ばかりで、それに見慣れてしまい、
ついつい感覚が麻痺してしまいがちですけど、あれは米軍だけが特殊なのであって、
今回のウクライナ戦争も、年内に終結するなら、充分に早い方だと個人的には思いますよ。
何と言うか、西側の情報機関や研究期間が流してた「短期決着」のシナリオに、
メディア視聴者の方も乗せられているというか、それ基準で見でしまい過ぎな印象はありますね。
例えば、先日の「96時間以内にキエフ総攻撃の可能性」なんて話も、
ロシア軍の進軍状況を見れば「それは無いだろう」と予測できるのに、盛んに報じられるのは、
そうならない事を見越しつつも、敢えて出来なかったかのように伝えられる事で、
「ロシア軍 苦戦&ウクライナ軍 善戦」を印象付けたい、イメージ戦略の意図があるのかな?とも。

> 今後、ロシアが弱体化するのは確実です。中国にしたらあてにしていたパートナーがこちらが支えなければならない
> 厄介者になってしまった気分でしょうし、アメリカにしたら東アジアに注力しやすくなったのではと。

う〜ん、私の見立ては全くの逆かなぁ?
中国とロシアは「パートナー」との事ですが、
それはあくまで、アメリカという「共通の敵」があるからで、
本質的に両国は、潜在的な敵国(ライバル国)であるのは変わりませんからねえ。
そういう意味では、今後ロシアの力がガクッと落ち、中国を頼るしかないとなると、
その関係性は、対等なモノから、主従的なモノへと変わらざるを得なくなりますし、
厄介で危険な隣国が、大人しく従順になるのなら、中国としても悪いシナリオでは無いはずです。

また、昨今のアメリカの戦略は、欧州大陸への関与を弱めつつ、東アジアに注力する傾向だったのに、
こうして戦争が起きた事により、欧州への関与を強めなければならないとなると、
必然的に、東アジアに向けられる力は少なくなる為、これも中国的にはプラスなはず。
ここへ更に、中露と連携するイランにまで対峙しなければならないとなれば、
欧州で、東アジアで、中東でと、3正面作戦をやれる余力は、今のアメリカにも無いでしょうし、
その反面、敵の敵は味方ってだけなので、反米諸国同士がそこまで支え合う訳でも無いですね。


> ・経済制裁
> では中国が手を出しずらくなったかというとそうとも言い切れなさそう。
> 結局アメリカもEUも経済制裁と軍事支援で直接は軍を派遣していません。

もっと言っちゃうと、今回の戦争はロシアとウクライナという「2つの国」の争いですが、
中国と台湾の場合、2つの政府ではあっても、「1つの国」の中での争いですから、
損得勘定の話だけでなく、大義名分としても、なかなか干渉が難しくはあるんですよね。
アメリカにせよ、日本にせよ、中国と国交を結ぶ際に、
「1つの中国」という主張自体は受け入れてますし、
その上で、「平和裏な統一以外はNG」という方針を示してるだけなので、
いざ中国が武力行使で統一へと動いた際、どれだけ本気で止めに入れるかとなると・・・・

しかも、中国はロシア以上に厄介な相手ですし、ウクライナみたいに欧州の国でも無いので、
強いてプラス点を挙げるなら、「台湾関係法」という同盟に準じた関係である事でしょうか?
とは言え、この法律も、以前結んでいた「米華相互防衛条約」のような軍事同盟では無く、
あくまでも「守れたら守る」という努力義務みたいなモノなので、
ハッキリ言ってしまえば、その時のアメリカ大統領の決断次第とも言えますね。
そもそも正式に同盟を結んでいても、どちらが国益に適うか?というバランスの問題で、
最終的には、約束事を守らないという判断だって、普通に有り得るモノですし。
(「核の傘」も、仮に中国が日本に核を打ち込んでも、恐らくアメリカは中国に打ち返しません)

> 経済制裁が強烈とはいえ、中国の場合、ロシアとは比べ物にならないくらい
> 返り血が多くなりますし、EUが決断できるかどうか。

いや、単純にEUの貿易額だけ見れば、ロシアよりも中国の方が大きいですが、
EUが中国から輸入してる商品って、安さが魅力ではあっても、他に代替が効くモノが多い一方、
EUがロシアから輸入してるエネルギーは替えが効かず、何だかんだで制裁も緩くはありますね。
対ロシアの依存度が低いアメリカだから、原油の全面禁輸が出来るだけで、
SWIFT排除と言っても、EUはロシア最大手銀行を対象に含めませんでした。
(とは言え、当初案では2番手銀行も対象外だったので、EU的には頑張った方)

> 中国も単独でも耐えきれるかもしれません。
> 最近は戦略的に外部依存を減らしているようですし。

いや〜、今の中国で自給自足は難しいと思いますよ・・・・
「人民公社」政策を行っていた昔とは、状況がまるで違いますからねえ。
ロシアのように、エネルギーや食料が自前で賄える訳でも無いですし、
コロナ禍もあり輸出依存度が半減して尚、中国は日本以上に貿易依存が高いのが現実なので。

イメージしやすいように言えば、まずは日本が経済制裁を喰らった想像をした上で、
それを更に悪化させ、人口が10倍の社会を考えると、解りやすいような気がします(笑)。
逆に言えば、中国単独では無理だからこその「一帯一路」戦略なんですよね。
アメリカに海上ルートを押さえられても、陸路で中東やロシアからエネルギーを輸入し、
欧米市場から追い出されても、アジア・アフリカ市場での販路拡大を目指すって感じで。


> ・純軍事的要素
> 台湾は海で隔てられているので、ウクライナ以上に侵攻しにくそうです。
> とはいえ、普通はミサイルや航空戦力で抵抗力を奪うのがセオリーではと。
> 海で隔てられているというのは、援助もしにくくなります。

そうですね、台湾海峡は100km以上あるので、渡海するのも一苦労です。
そういう意味でも、地続きであるロシアとウクライナとは、状況が大きく異なりますし、
制海権や制空権を握らなければ、そもそも侵攻自体が行えません。
ですから、今回の戦争のように、電撃戦が不発に終わったからプランBに移行とか、
そうした手は難しいので、中国的には結構な一発勝負になるかと思われます。
米軍相手に後手に回っては、海や空で優勢に戦えるはずもないので。
(中国軍が米軍に伍するには、内陸部に引きずり込むか? 核で脅すか?の現状2択)

また、台湾有事に際して、日本側が気にしておくべき事は、
中国軍が制海権&制空権を確保する為に、先島諸島を一時占領する恐れがある事ですね。
あそこを押さえられたら、沖縄の在日米軍も、なかなか手が届かなくなりますし、
特に下地島の空港は、着陸誘導システムが設置された3000m級の滑走路があるので、
戦略的要衝として、開戦と同時に狙われる可能性もあろうかと。

> 最近は中国海軍がアメリカ太平洋艦隊を上回ってきているという話もありますし。
いや、それはさすがに無いかな(苦笑)。
そういう話があるとすれば、米海軍側の予算確保の為の宣伝かと?
仮想敵を実状以上に大きく見せる事で、自分たち自身を大きく出来ますので。
海軍力というのは、そう簡単に一朝一夕では成長しませんし、
それこそ中国初の空母なんて、ウクライナが売却した旧ソ連の廃艦を、
10年前に修復・就役させたのが、第1号となる「遼寧」でした。
正直、私はミリタリー関連の知識に疎い為、ハッキリと断言は出来ませんが、
現状、核さえ考慮しなければ、米海軍と比べる以前に、日本の海上自衛隊の方が強い気がします。

とは言え、質的には勝っても、物量では敵わないので、日中の海軍力の差は縮まる一方ですが、
でもまあ、米中の海軍力の差が埋まるのは、ちょっと難しいと思いますよ。
今の所、仮に米海軍が、残る全世界の海軍を敵に回しても、恐らくは勝てる実力がありますし、
今後どれだけ中国が成長しても、中国は大陸国家であり、アメリカは海洋国家なので、
仮に軍事費が同じでも、海軍に割ける予算の割合が違いますからねえ。

> (逆にロシアがなぜその手を取らなかったのかが不思議。
> ウクライナ軍をなめてたとかロシアが大規模航空作戦を取る能力がないとか言われてますが。)

う〜ん、能力が無いとまでは、私は思いませんね。
これに関しては、兄弟民族だからと、心理的な手心が加わっている面もあるでしょうし、
また、戦争後の統治を考えても、無差別に市民を巻き込むのは得策では無いと考えてるはずです。
逆に言えば、これがもしも中東とかで作戦を行っていれば、無慈悲に攻撃してると思いますよ。
(ただ確かに、ロシア空軍の動きがあまりに鈍いのは、私も疑問に感じてるのも事実)

とは言え、ロシア軍の側としても、なかなか作戦が順当に進まず、苦戦するような展開に陥れば、
兄弟民族だとか、戦後の統治を考えてとか、そんな余裕など無くなって来るでしょうし、
ともかく目先の戦争に勝利する事が最優先となれば、大規模爆撃も行ってくる気がします。
(怖いですが、キエフ総攻撃となった時、やらないのか?出来ないのか?が判断できますね)
で、そうなれば、死傷者数は1ケタ上がるでしょうし、
それで終わらず泥沼の市街戦となれば、死傷者数は2ケタ上がると思いますよ。
ロシア軍としても、自軍の消耗が激しくなる為、避けたいシナリオではあるでしょうが、
戦争に負けるくらいなら、非情な手段であろうと、そちらを選択するはずです。
そして今回、ロシア軍は中東のシリア兵を投入するという話が出てきており、
欧米人がアラブ人への攻撃を躊躇しなかったように、アラブ人も欧米人への攻撃は躊躇しないかと。

あとは、それ以外に言うと、事前にウクライナ軍へと供与されてた
アメリカ製の対空兵器や、対戦車兵器が、やはり強力だというのはありますね。
パイロットは歩兵に比べて、育成までに年月と費用を要しますし、
戦闘機なども非常に高額ですから、そう簡単に失いたくない思いは強いはず。
そういう意味では、ロシア軍的にも、思わぬ苦戦を強いられてる面はあるかも?
クリミア編入後の8年間、ウクライナ軍は米軍から1700億円に及ぶ支援と、軍事訓練を受けており、
その事による実力アップの程は、実戦になってみないと正確には把握出来ない所はあるでしょうし、
8年前の惨敗経験がある為、それ用の対策は既にバッチリ準備済みという所もあろうかと。
(悪い言い方ですが、米軍主導で対策を立て、米軍兵器の実験場として今回の戦争が使われてる側面も?)

> 本当は中国としても選挙を通じてなど平和的な併合を希望していたと思いますけど、
> 香港対応で自らその道を閉ざした感があります。

とは言え、あれで中国側が、どれだけのマイナスを被ったかとなると・・・・
そもそも香港に関しては、あと25年待てば、放っておいても自動的に併合されるのに、
それでも敢えて手を出すのは、大した対応など出来ないと見透かされてる感じもしますし、
併合へと至る、折り返し地点の順応化計画の一環なのかな?という見方も。
50年間そのままで、50年経ったからガラッと変更とは、なかなか行かないでしょうからね。
そして、中国と世界を結ぶ玄関口という香港の重要性が、
ここ最近の中国経済の成長により、相対的に下がってきたのも理由の1つかな?

また、あの一件により、対中感情が悪い台湾人の感情を、更に逆撫でした事はあったでしょうが、
これを機に、親中派から反中派に替わった台湾人が、一体どれだけ居るかとなると?
そういう意味では、別にあれで「自ら道を閉ざした」という感じは、あまりしないかな。
蒋介石と共に、大陸から渡ってきた外省人の方が、人口的には少数派な上、
外省人も2世3世となった今では、彼らの台湾人意識が高まってきてますから、
どのみち台湾人の民意に委ねれば、香港の件が無くても、統一反対が多数派でしょうし、
逆に賛成する人は、あれくらいで転じるようなら、そもそも賛成などしてない気がします。

有り得るとすれば、台湾領でありながら、大陸沿岸に浮かぶ「金門島」かな?
中台関係が改善し、経済交流が盛んになった事で、今では完全に大陸の経済圏と一体化しており、
数年前からは、水道水さえ大陸側から頼るようになった為、
政治的な権利より、日常生活の事を考えれば、台湾よりも中国入りを望むかも?
で、もしもそうなった場合、台湾が強硬に反対した場合は、そこから何かが起こるかも知れませんね。

> もっと老獪なイメージがあったのですが、「戦狼外交」なんて愚の骨頂に思えて仕方ありません。
そもそも中国って、20世紀の100年間を除けば、
2000年以上、大帝国としてやってきた歴史しか無いので、
伝統的な外交姿勢としては、老獪と言うよりは、鷹揚なイメージの方が強いかな?
解りやすく言うと、朝貢外交を受ける立場の側だったって事ですね。
メンツを立ててくれる相手には、数倍の利益を返す事で応えますし、
メンツを潰そうとする相手には、懲罰をもって当たろうとすると。
そして現在、中国は失われた100年間から立て直して、再び台頭しつつあり、
だからこそ、伝統的な外交姿勢を取り戻そうとしている一方、
台頭してきたからこそ、「反中」的な風当たりが強くなっている事もあって、
異を唱える相手に対して、過度に好戦的になってる傾向は見受けられるかな?

あとは、欧米諸国のアジアに対する無理解さや傲慢さも、一因としてはあるでしょうし、
日本としても、先進国という立場的に、欧米諸国と共同歩調を取るのは良いにしても、
無理解や傲慢な面まで、一緒に付き合う必要は無いと思うんですけどね・・・・
日本人だってアジア人な訳ですし、西洋の文化も、東洋の文化も理解でき、
それでいて独自の文化まで持っている所が、日本の何よりの強味だと私は思っているので、
西洋ベッタリに為り過ぎて、そのメリットを失う必要など無いだろうにと。

> 外から見えている以上に国内は危機的なマグマがたまっているのかも。
> ただそれだと目をそらすためになおさら外に攻める危険性が増しそうです。

国家主席は「2期10年」と定められている、中国の憲法まで改正して、
3期目を規定路線に乗せている、習近平の立場になって考えれば、
その安定を崩しかねない無用のトラブルなど、可能な限り避けたいのが本音でしょうし、
逆に言うと、そんな憲法改正が可能なくらい、危機的どころか盤石だとは思いますよ。
もし仮に、大きな問題を抱えているなら、冷遇されてるエリート集団「共産主義青年団」が、
このまま大人しく、すんなりと3期目なんて許すとは思えないので。

とは言え、台湾との統一は、中国共産党にとっても悲願であり、
習近平としても、自らを毛沢東やケ小平に並ぶ「歴史的リーダー」となる事を欲すれば、
毛沢東が建国を、ケ小平が香港返還を成し遂げたように、
台湾統一を3期15年の集大成として、強引にでも目指してくる危険性はありますね。
長期政権を築いた権力者というのは、最後に何らかのモニュメントを求める傾向が、
洋の東西や古今を問わず ありますし・・・・


[23872] Re2:台湾情勢への影響返信 削除
2022/3/20 (日) 22:25:04 つね

▼ 徳翁導誉さん
> > 滅多に書き込まないのですがお目汚しご容赦ください。
> つねさん、お久しぶりです。
> 戦国武将カードのコンプリート報告以来かな?と思って検索したら、
> アメリカ大統領選挙の際も、1度書き込みがありましたね(笑)。


レスありがとうございます&ご記憶ありがとうございます。
大統領選ということは1年半くらい前ですかね。コロナが広まり始めてからも2年以上経ちますし、
月日の経つのは早いものです。
ちなみに戦国武将カードはキャッシュを削除してしまってまた集めています(笑)。
あと10枚ですが、ここからが長いんですよね。

さて返信遅くなってしまいましたが、1週間ほとんど戦況動いてないですね。
停戦交渉が進んているという話もあるので早く終わってほしいものです。

> > ・ロシアの弱体化
> 今回のウクライナ戦争も、年内に終結するなら、充分に早い方だと個人的には思いますよ。
> 「ロシア軍 苦戦&ウクライナ軍 善戦」を印象付けたい、イメージ戦略の意図があるのかな?とも。


客観的にはそうかもしれませんが、当事者のロシアが半年以上もかけるつもりがあったようには見えません。
担当者レベルでは数週間かかる見込みだったという話もありますが、上層部には上がっていなかったという
話もあります。(伝聞情報ばかりですが)
ただ、東部独立承認前の会議の様子を見る限り、イエスマンばかりで固めているのは確かなようで、
プーチンの精神状態がおかしいという話もありますが、たとえ正常でも忖度情報ばかりでは判断誤るでしょうね。
「わが正義のロシア軍の進軍するところ、ウクライナ兵は周章狼狽、集団降伏が止まず、キエフでは
『プーチン大統領万歳』の横断幕と花束で出迎えられること間違いありません」なんて伝えていたのではと
疑います。

徳翁導誉さんもご指摘の通りウクライナ軍のドーピングも尋常ではありませんが。

> > 今後、ロシアが弱体化するのは確実です。中国にしたらあてにしていたパートナーがこちらが支えなければならない
> > 厄介者になってしまった気分でしょうし、アメリカにしたら東アジアに注力しやすくなったのではと。

> う〜ん、私の見立ては全くの逆かなぁ?
> 中国とロシアは「パートナー」との事ですが、
> それはあくまで、アメリカという「共通の敵」があるからで、
> 本質的に両国は、潜在的な敵国(ライバル国)であるのは変わりませんからねえ。
> そういう意味では、今後ロシアの力がガクッと落ち、中国を頼るしかないとなると、
> その関係性は、対等なモノから、主従的なモノへと変わらざるを得なくなりますし、
> 厄介で危険な隣国が、大人しく従順になるのなら、中国としても悪いシナリオでは無いはずです。


まあロシアが中国の子分に落ちぶれそうな気配もありますね。なにやってんだか。

> > ・経済制裁
> > 経済制裁が強烈とはいえ、中国の場合、ロシアとは比べ物にならないくらい
> > 返り血が多くなりますし、EUが決断できるかどうか。

> いや、単純にEUの貿易額だけ見れば、ロシアよりも中国の方が大きいですが、
> EUが中国から輸入してる商品って、安さが魅力ではあっても、他に代替が効くモノが多い一方、
> EUがロシアから輸入してるエネルギーは替えが効かず、何だかんだで制裁も緩くはありますね。
> 対ロシアの依存度が低いアメリカだから、原油の全面禁輸が出来るだけで、
> SWIFT排除と言っても、EUはロシア最大手銀行を対象に含めませんでした。
> (とは言え、当初案では2番手銀行も対象外だったので、EU的には頑張った方)


ここは言葉足らずでしたが、どちらかというとEUからしたら経済制裁の報復で輸出が絶たれるのが
大きいかもと考えています。今回、EU市民はエネルギーや食糧の価格が上がっても、「ウクライナのために頑張る」と
言っていますが、中国との貿易が途絶えて不況やリストラとなったときに耐えられるかどうか。
確かに中国はエネルギーや食糧の輸入側なので我慢比べにはなりますが。
ここで子分のロシアが役に立つかもしれませんが。

> > ・純軍事的要素
> > 最近は中国海軍がアメリカ太平洋艦隊を上回ってきているという話もありますし。

> いや、それはさすがに無いかな(苦笑)。


予算確保のためという指摘は聞きますし、物量だけでは戦力が伴わないというのも頷けますが、
まったく荒唐無稽な話はしてないでしょうし、米軍に相応の危機感はあるのではないかと。
経済力について「大樹の苗木を見て、それが高くないと笑う愚を犯して」きたばかりですから。

> > もっと老獪なイメージがあったのですが、「戦狼外交」なんて愚の骨頂に思えて仕方ありません。
> そもそも中国って、20世紀の100年間を除けば、
> 2000年以上、大帝国としてやってきた歴史しか無いので、
> 伝統的な外交姿勢としては、老獪と言うよりは、鷹揚なイメージの方が強いかな?


私のほうは最近までの「韜光養晦」のイメージが強いようです。「中国製造2025」とか後で隠すくらいなら
最初から表明せず、あと10年くらいアメリカをおだてていれば、もっと楽に覇権大国になれていたんじゃないかと
思います。(それが良かったというわけではありませんが)

世界終末時計、現在、最短の100秒前ですが、そろそろ動くのかな。
平和を望みますが、難しい時代に来てますね。


[23875] Re3:台湾情勢への影響返信 削除
2022/3/22 (火) 20:44:05 徳翁導誉

> > > 滅多に書き込まないのですがお目汚しご容赦ください。
> > つねさん、お久しぶりです。
> > 戦国武将カードのコンプリート報告以来かな?と思って検索したら、
> > アメリカ大統領選挙の際も、1度書き込みがありましたね(笑)。

> レスありがとうございます&ご記憶ありがとうございます。
> 大統領選ということは1年半くらい前ですかね。コロナが広まり始めてからも2年以上経ちますし、
> 月日の経つのは早いものです。

コロナ禍が始まって、3度目の春を迎えちゃいましたね。
パンデミックの発生当初は、過去の歴史的な実例と比較して、
「恐らくは3年くらいで一段落するだろう」と見ていたのですが、
あと1年くらいで収まるモノか、正直ちょっと不安にもなってきました・・・・
いやまあ、このまま「withコロナ」として世間的に受け入れるのなら、想定通りとも言えますが、
ここから再度、強毒性の変異ウイルスが蔓延する可能性だって十分あるので、予断は許せない所。
今回のウクライナ戦争でも、感染リスクが高いにも関わらず、避難民の多くはマスクなどしてませんし、
WW1時のスペイン風邪のように、戦地から拡散していく事だって、決して有り得なくはありません。

と言うか、欧米諸国に比べると、「もうマスク無しでOK」と切り替えるタイミングが、
日本(というかアジア諸国も?)の方は、なかなかスッキリと決まらない気はするんですよね。
そうなると、いつの時点をもって「一段落」と見なすかが、非常に判断が難しそう。
でもまあ、最後に緊急事態宣言や蔓延防止措置が解除されたタイミングが、
結果的に後から見て、一段落の分岐点として認識されるようになるのかな?
それこそ日本だと、総理や知事が「規制撤廃」なんて明確には行わないでしょうし、
仮に行った所で、結局は周囲の空気に合わせつつ「自主規制」が続いたり、緩んだりでしょうから。

とりあえず、このまま再宣言が無くても、恐らく1年くらいはマスク生活が続くでしょうし、
中学生とか高校生だと、丸々3年間、マスク姿のクラスメートの顔しか知らないとなると、
のちのち同窓会とかで再開しても、誰が誰だかピンと来なそう(笑)。
って、それくらいなら、まだ笑い話で済むかも知れませんが、
修学旅行やら何やらと、様々なイベントが潰された世代は、本当に可哀想だとは思いますけどね。
何だかんだ言っても、そういうのが「一生の思い出」として、世間的にも認知されてますし。

> ちなみに戦国武将カードはキャッシュを削除してしまってまた集めています(笑)。
> あと10枚ですが、ここからが長いんですよね。

あっ、そうなんですか(笑)。
まあ全部で80枚ありますし、出現確率も完全ランダムですから、
個人的には既に完全空気な存在感ですけど、いざ集めるとなると大変そうだなぁ・・・・
逆に、カードの枚数も増やして、交換所やオークションも導入し、
ゲットしたカードはゲーム内でも使用可とかになれば、今より もっと可能性が広がるかも?

> さて返信遅くなってしまいましたが、
返信は・・・私自身が週1管理の週1返信なので、別に遅いとも思ってませんよ。
返信が遅い上に長文って、今のSNS時代からは逆行している感じですが、
でもまあ、そちらの方が個人的に合っているので、未だに掲示板方式を用いてる面はあります。
逆に言うと、私だってLINEの時は、即レスしますし短文です(笑)。

> 1週間ほとんど戦況動いてないですね。
> 停戦交渉が進んているという話もあるので早く終わってほしいものです。

まあ、ロシア側も開戦前は、2週間程度の短期決着を見込んでいたみたいですし、
その程度の兵站しか用意してなかったとすると、ここらで一旦止まりますよね、それは。
ウクライナの内部まで侵攻すれば、それだけ補給線だって伸びますし、
3月も下旬となれば、そろそろ雪解けの季節なので、輸送も困難になるとなれば、尚更の事。
そういう意味では、電光石火の電撃戦が決まらなかった時点で、
じきに一旦息切れとなるのは、ある程度 私にも予想できてたのですが、
キエフやオデッサはまだしも、ハリコフまで落ちてないのは、正直 当初の予想外でしたね。
ハリコフを落とされない内に、首都キエフの総攻撃に移るのは現実的じゃ無いので、
それだけ、ウクライナ軍が善戦したとも言えますし、ロシア軍が苦戦したとも言えます。

とは言え、この段階は、まだ第1フェイズが終わっての小休止。
短期決着を断念したロシア側が、侵攻軍や後方支援の体制を立て直して、
双方の損害を覚悟に攻め直す第2フェイズが、これから待っているでしょうし、
この段階に突入すると、市民の被害も今の数倍に膨れ上がる可能性が高いんですよね・・・・
だからこそ、この小休止の期間は、交渉するタイミングとして適してはいるものの、
現状では、プーチンもゼレンスキーも妥協するとは思えないので、停戦は まず困難かと?
で、この再攻勢を乗り切って、そこで停戦できれば良いですけど、それも難しいとなれば、
次の訪れる第3フェイズは泥沼の長期戦であり、失われる人命も今の数十倍となるでしょうし、
ここで、どちらかが根を上げれば戦争終結でしょうけど、これではあまりに被害が甚大過ぎる・・・・

ハッキリ言って、どちらが死者の増加に耐えられるかという、我慢比べの様相を呈しつつあるかと。
逆に言えば、政権崩壊のシナリオ以外で、一方が早期に妥協して停戦に至るとすれば、
それはそれで驚きですし、ある意味で物凄い「決断」だと思いますけど、
汚名や命の危険は覚悟で、そうした負の決断が出来るようには、ちょっと見えないんですよねえ、お互いに。
プーチンにせよ、ゼレンスキーにせよ、クリミア&ドンバスを放棄するなんて、現時点では考え辛いですし。
(ゼレンスキーから「国民投票」という単語が出てきたので、この状況に酔って思考停止になってる事は無さそう)
ならば、政権崩壊が良いかとなると・・・そっちもそっちで、更なる混乱に陥る可能性があって、
もうここまで来ると、流血が少なくて済む、綺麗な決着というシナリオは、ちょっと描き難い気がします。


> > > ・ロシアの弱体化
> > 今回のウクライナ戦争も、年内に終結するなら、充分に早い方だと個人的には思いますよ。
> > 「ロシア軍 苦戦&ウクライナ軍 善戦」を印象付けたい、イメージ戦略の意図があるのかな?とも。

> 客観的にはそうかもしれませんが、当事者のロシアが半年以上もかけるつもりがあったようには見えません。
> 担当者レベルでは数週間かかる見込みだったという話もありますが、上層部には上がっていなかったという
> 話もあります。(伝聞情報ばかりですが)
> ただ、東部独立承認前の会議の様子を見る限り、イエスマンばかりで固めているのは確かなようで、
> プーチンの精神状態がおかしいという話もありますが、たとえ正常でも忖度情報ばかりでは判断誤るでしょうね。

まあ、これは第三者だから「悲観的に準備し、楽観的に対処する」なんて原則が言える訳で、
これが当事者ともなれば、現実的な制約だって、様々に課されてきますので、
なかなか、そう客観的にも見られないだろうな、というのはありますね。

ただ一方で、本当にそんな楽観論しか見てなかったとなると、決してそうでも無いだろうなとは思うんです。
これは以前に別スレッドでも語った事↓ですけど、
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=r23860
何事も作戦を立てる上では、物事が理想的に進んだ場合のプランA、
現実的に有り得る展開へのプランB、望まぬ展開だが準備しておくべきプランCなど、
様々なシナリオが、対応は不十分でも、想定だけはしておくものだと思うんですよ。
少なくとも、リアリストである事を求められる軍人が、ここから逸れるとは思えませんし。
(とは言え苦境に陥るほど、希望的観測に期待を込めて見てしまうのは、人間なので充分ある所)

まあ勿論、プーチン自身は軍人ではなく政治家であり、
2年後の選挙の事もあって、開戦に踏み切ったのでしょうから、
理想的な展開を強く望んだのは事実でしょうし、そうならなくて激怒してる部分もある事でしょう。
とは言え私は、プーチンが精神的に不安定にはなっていても、おかしくなったとは見てないので、
望まぬ展開になるケースだって、全く想定してなかったなんて事は無い気がするんです。
8年前の騒乱の際も、それこそクリミア支配は理想通り物事が進みましたが、
ドネツク&ルガンスク支配は成否半々でしたし、ハリコフ支配なんて完全に失敗しましたから、
今回もクリミア的な展開を望んではいても、その他の展開が念頭に無かったとは思えないんですよね。

しかし、とは言え、ロシア側にも大きな誤算が幾つかあったはずで、
まず第1が、役者上がりの素人政治家と、甘く見ていたゼレンスキー大統領が、
戦争という非常時にあって大化けしたというか、役者としての本領を発揮した所。
開戦前は支持率の低い大統領でしたし、その能力やキャラ的に言っても、
すぐに逃げるなり何なりして、ここまでの徹底抗戦をするだなんて想定してなかったはずです。
そして第2に、ロシア軍の士気の低さと、ウクライナ軍の士気の高さは考慮していても、
両国の軍事力の差を考えると、ここまで苦戦(ウクライナ側から見れば善戦)するのは想定外なはず。
最後に第3に、これは上記の苦戦ともリンクする話ですけど、
開戦からわずか1ヶ月あまりで、実に5名もの将官を戦死で失った事ですね。
ロシア軍が今回の戦争に投入した将官は20名ほどだそうですし、
米軍では この半世紀、戦死した将官が2名しか出ていないと聞くと、これは本当に酷い状況です。
今は世界大戦中じゃないですし、しかも大兵力で侵攻している側の戦死ですからねえ・・・・
指揮系統から、兵士たちの士気まで、これではグチャグチャだと思いますよ。

で、これは少ない情報からの推測・・・と言うか、邪推に近いですけど、
ドローン兵器や電子戦が幅を利かす、「新しい時代の戦争」に突入している可能性も?
例えば、空母の登場が、大艦巨砲主義の時代を覆したように、
航空戦力優位の時代も、もしかしたらドローン兵器の登場によって覆され始めたのかな?と。
戦闘機は高額であり、パイロット育成も大変なので、そうそう簡単には消耗できませんが、
ドローンなら格安で大量に投入でき、遠隔操作や自動識別だと人的被害も皆無ですから、
防空用のドローン兵器というモノが、実は既に活躍してるのかも知れません。
まあ、私自身はミリタリー系の知識が皆無なので、現状どこまで実用済みかは解りませんが、
実際、ウクライナ軍が公開する映像に、「どう攻撃したの?」「どう撮ったの?」と感じるモノがあり、
そういうのは恐らく、ドローンで攻撃や撮影を行っているのでしょうし、
東部2州の紛争では、以前からウクライナ側が、ドローン兵器で成果を上げてるとの話は聞くので、
ひょっとしたら、そんな可能性もあるのかなぁ?と・・・・
(仮にそうだとしたら、今後は逆に欧米側が、航空優勢に基づく空爆を行う際に支障を来しそう)

その他には、もしかしたらアメリカ軍が、電子戦の方面では実は参戦しており、
ロシアの通信機能が、かなりの部分で封じられてる面があるのかな?とも邪推してます。
今の時代、通信機能が途絶されては、各部隊が連携して効果的に動くなど無理でしょうし、
それが陸・海・空軍間での途絶となれば、作戦などまるで上手く進まないはずです。
なのでロシア空軍は、有効な支援攻撃もできないし、機体を失うリスクばかりが高いとなれば、
充分な機体数を揃えていても、それを全面に投入できない可能性はあるのかな?と。

そう想像した理由は、ロシア兵の通話内容が傍受されて公開されたり、
(もちろん、ウクライナ側による捏造の可能性だって充分あるとは思いますが)
侵攻を指揮するロシア軍の将官20名の内、既に5名が戦死しているという情報から、
軍用の通信機が妨害などで使えず、仕方無くスマホを使って通信する事で、
位置情報や通信内容などがダダ漏れになった可能性は、ありそうな気がするんです。
特に、将官5名戦死というのは、明らかに個人がピンポイントに狙われている証拠でしょうし、
こういう手法って、実は各地の紛争で、ロシア軍が「やる側」だったんですよね。
それが誰のスマホで、現在どこに居るのかが解れば、ターゲットを暗殺なんて簡単に出来るので。
ですからロシア側も、そんな初歩的なミスは犯さないだろうと、当初は考えてたのですが、
もしもアメリカ軍が電子戦の面で協力しているならば、紛争地などでの戦いとは違い、
技術的な優位性は失われ、立場逆転で「やられる側」になってる事は、容易に想像が付きます・・・・
それに「盗聴(傍受)」という意味では、ウクライナ高官がスパイ容疑で処刑された件もあったので、
その対象はロシア軍に対しては勿論の事、ウクライナ内部に対しても監視目的で行われていそう。

また、普通に考えるなら、隣国のポーランド側から首都キエフに向けて、
鉄路によって次々と送り込まれる兵器や食糧に関しては、ロシア軍としても絶ちたいはずで、
その為にも、線路や橋の破壊は、普通に行われて当たり前な作戦だと思うのですが、
どうやら、それすら行われていないのが、どうにも不思議なんですよねえ・・・・
それこそ、ポーランドを始めとした東欧3ヶ国の首相が、
この状況下で鉄道でキエフに入り、首脳会談を行うという事は、
ポーランドからキエフへの鉄路が、それだけ安全だという証拠だと思うんです。
(難民排斥・LGBT差別・言論弾圧と、現在のポーランドは右傾化しており、対ロシアも強硬路線)
となると、線路破壊が行えない何らかの理由が、恐らくは存在するのでしょうし、
ウクライナ側は虎の子の空軍を、西部防衛に集中させているとの見解もありますが、
それならロシア空軍が、東部でも まともに動けていない事の説明が付かず、
その推測として、ドローンと電子戦でロシア側は劣勢を強いられていて、手を出せないのかな?と。

ですが、とは言え、ロシア国境に近い東部戦線ですら、
ハリコフ侵攻などで苦戦してるのに、それでも空軍の支援が乏しい事を考えると、
まだロシア側も被害を恐れて、攻撃のギアを1段2段と上げる前だからなのか?
それとも単純に、これだけの大規模作戦は、それこそ第2次大戦以来なので、
まだロシア側も不慣れで、ただただ連携が上手く取れていないだけのか?
もしも、このどちらかの理由であれば、その解消は時間の問題ですよね。
前者であれば、苦戦が続くほど、ロシア側の自制心のタガだって緩んできますし、
後者であれば、実戦経験を重ねる事で、連携だって次第に取れてくるでしょうから。
とは言え、それでロシア軍の再攻勢が勢い付くかは、また別問題・・・・
冷戦中、ソ連は農業大国でありながら、食料不足が慢性化していたのは、
効率的な輸送と、適切な分配が行えなかったからであり、
国内で平時すらそうなのに、国外で戦時ともなれば、言わずもがななので、
戦略や戦術のレベルで立て直せても、兵站レベルがダメなままなら、効果も限定的であろうと。
また、ロシア側が自軍の損傷を恐れず、数で押してくれば、状況が変化する可能性があるものの、
一方で、プーチンに対する軍側の反発という危険性も増し、それはそれで厄介な展開になるのかな?
短期的には それで戦争が終わっても、中長期的には 軍部独裁のロシアだなんて不安しか無いですし。

あと、仮に「新しい時代の戦争」における技術面で、ロシアが遅れを取っているのだとしたら、
考えられる解決策は2つで、その1つは大量破壊兵器を投入して、技術的な劣勢を覆す事。
もう1つは、中国に頭を下げて支援を請い、中国製の軍事技術で対抗する事。
もちろん、後者を選択しても、アメリカ製の方が断然優位な事に変わりは無いでしょうが、
それでも、ロシア製よりも中国製の方が、技術面の差は大きく縮められるでしょうし、
こうなった場合、中国としても、都合の良い「実験場」を手に入れる事となるのかな?
兵站面に関しても、負担は大きいかも知れませんが、同時に絶好の訓練機会かも知れず、
中国軍の一部にある対米強硬派のガス抜きを図る面からも、ロシアの戦争を利用させてもらうと。
言うなれば、ロシア軍とウクライナ軍の戦争を、中国軍とアメリカ軍の「代理戦争」と化すって事ですね。
米中対立を起こす事は、中国側にとっても、短期的にはデメリットが大きいですが、
将来的な米中戦争を避ける事まで意識すると、長期的にはメリットかも知れず、習近平的にも悩ましい所。
3期目となる主席再任を狙う事を思えば、ここで無駄にアメリカとゴタゴタしたくはない反面、
国内的な弱腰批判は絶対に避けたい所なので、そこのバランス取りが大変そう・・・・

> 徳翁導誉さんもご指摘の通りウクライナ軍のドーピングも尋常ではありませんが。
「宣伝合戦」の面で見れば、これはもうウクライナ側の圧勝ですね!!
ゼレンスキーを大統領へと押し上げた、ドラマ「国民のしもべ」も、
YouTubeでかなり再生されているみたい(英語字幕あり)。
https://www.youtube.com/c/sluga95/playlists
https://www.youtube.com/playlist?list=PLSoP62RB3ymnt6ct60SF-2ZsSpC_Mbrjv
https://www.youtube.com/playlist?list=PLSoP62RB3ymkxF5L17oKZp_xBzNRstdRU
開戦直後、大々的に報じられた「離島守備隊の全員玉砕」という情報も、
結局はロシア軍に投降していて、捕虜として生存していたみたいですしね。
とは言え、明日23日(水)に行われる予定である、ゼレンスキーのオンライン国会演説は、
「果たして何を語るのか?」とか、私も正直興味はあります(笑)。
ただ日本のマスコミまで、ウクライナ側からの情報一辺倒になるのは、正直ちょっと困った所。
言っちゃなんですけど、今回の戦争に関して、日本は欧米ほど当事者ではないのが現実であり、
もう少し客観的な報道というか、視聴者側も冷静であろうとして良いと思うんですよね。
感情的になれば問題が解決する訳では無く、却って事態を悪化させる事だってあるので・・・・

「ウクライナがナチス化だなんて、プーチンは妄想に取り憑かれたのか?」と、
今回の戦争を機に、ウクライナのニュースに触れた方の多くは、そう感じてると思いますけど、
そこまで熱心では無いものの、20年くらい前から、混乱するウクライナの報道に触れてきて、
こういうの↓も事前に知ちゃってると、やはり前提(先入観?)が違ってくるんでしょうね。
(こうした姿だけでなく、この8年間の紛争で1万人以上の死者を出してる事を知っていれば、尚更)
http://kakolog10.shin-gen.jp/azov_battallion.html

まあ確かに、革命直後に発足した暫定政権で、幾つかの主要ポストを占めた8年前に比べれば、
2度の選挙を経た事もあり、政権中枢での影響力は限定的なモノになってるのは知ってますし、
ゼレンスキー自身が、右派勢力と密接な関係だとは、私も別に見てはいません。
政策議論や討論会は避け、ドラマのイメージを全面に押し出し、大統領に当選した人なので、
フワッとした民意が最大の支持層だとすると、過激な民族右派は却って目障りな存在でしょうから。
ですが一方で、実際に東部2州での紛争を抱え、支持率低迷後は武力行使を深めた事により、
「アゾフ大隊」のような、右派系の義勇兵組織に力を借りているのも、事実であると・・・・
ちなみに日本の公安調査庁も、このアゾフ大隊を「ネオナチ」組織だと見なしています。
https://www.moj.go.jp/psia/ITH/topics/column_03.html
現状では既にウクライナ国軍との一体化が進んでいて、今回の戦争でも活躍しているとの話は聞くと、
元々右派でない市民も義勇兵として加わっていき、今後は更に影響力を増す事が考えられますし、
戦時中はそれで良くても、戦後に不安定要因となりかねない危険性を孕んでると思うんですよ、本当。
2014年の革命後に起こした数々の衝突でも、かなりの人命が失われたのに、今回は全面戦争ですからねえ。
皮肉な話ですが、開戦理由のネオナチ化は不当評価でも、戦後のネオナチ化が決して無いかとなると・・・・

ただ、念の為に言っておくと、広義の意味でのネオナチに該当する、
こうした過激な民族主義の運動というのは、何もウクライナに限った話では無く、
自国第一主義が風靡する昨今の社会状況もあって、それこそ世界各国で見受けられる現象です。
違いと言えば、混迷や低迷、格差拡大がある社会ほど、その傾向が顕著という事でしょうか?
あとは、そうした右派のカウンター的に、人権問題や環境問題などで、
一部の左派も過激化する傾向も、同時に見受けられるって事ですね。
まあ、掲げる看板が右か?左か?の違いだけで、彼らは同類だと個人的には思ってます。
こういうのって、その時々で掲げる標語が変わるだけで、何度も繰り返されてきた光景であり、
構図的に言うなら、互いが互いに正当性や存在意義を高める為の、「共依存」な関係性にあると。

で、ゼレンスキーが米議会での演説で、真珠湾攻撃に触れた事に対して、
ネトウヨ層を中心に、ウクライナに対する手のひら返しが起きており、
ウクライナ側の視点一辺倒だった事に比べれば、それ自体は良い事かも知れませんが、
それはそれで、「正義前提」から「悪前提」にスタンスを変えた人が、一部に居ただけの話で、
結局は結論先にありきで、相も変わらず怪しい情報に飛び付き、
それがマスコミ情報ではなくネット情報なので、内容の質的には更に落ちてる事を思うと、
結果的には、あまり良い事とも言えないというか・・・却って悪い事なのかも知れません。
別に私自身は、作られた勧善懲悪劇に浸るつもりも無いですし、
どちらを善や悪と捉えるにせよ、そうした世間の風潮は却って危ういと考えているので。

> > > 今後、ロシアが弱体化するのは確実です。中国にしたらあてにしていたパートナーがこちらが支えなければならない
> > > 厄介者になってしまった気分でしょうし、アメリカにしたら東アジアに注力しやすくなったのではと。

> > う〜ん、私の見立ては全くの逆かなぁ?
> > 中国とロシアは「パートナー」との事ですが、
> > それはあくまで、アメリカという「共通の敵」があるからで、
> > 本質的に両国は、潜在的な敵国(ライバル国)であるのは変わりませんからねえ。
> > そういう意味では、今後ロシアの力がガクッと落ち、中国を頼るしかないとなると、
> > その関係性は、対等なモノから、主従的なモノへと変わらざるを得なくなりますし、
> > 厄介で危険な隣国が、大人しく従順になるのなら、中国としても悪いシナリオでは無いはずです。

> まあロシアが中国の子分に落ちぶれそうな気配もありますね。なにやってんだか。

今回の開戦同様、西側の感覚だと「中国が支援するはず無い」と見てしまいがちですが、
中国の立場から見れば、このままロシアを見捨てて、プーチン政権が瓦解した場合、
核大国の隣国ロシアが不安定化するなど、決して望まぬ展開でしょうし、
下手に親米政権でも誕生したり、ましてや革命が中国にまで飛び火した日には、
中国の共産党政府にとっても、悪夢以外の何物でも無いですからねえ・・・・
そうなると、「関わりたくは無いが、致し方なく」という事も、充分に有り得るかと。
そこを今回同様に、アメリカ側が読み違えてしまうと、誰も望まぬ展開に進む危険性が・・・・

また、このまま戦線が膠着して、戦争が長期化すれば、中国以外にも、
例えばベラルーシに対しては、ロシア側からの参戦圧力が高まって行くでしょうし、
ウクライナ戦争の為に、このままシリア政府軍から兵士を引き抜き続ければ、
アサド政権の弱体化は避けられず、そうなれば中東の再不安定化やイスラム国の復活など、
様々な所に波及して、世界情勢を大きく変化させる可能性が、決して低く無いのかも知れません。
それに、この戦争が長引けば、プーチンだって無理攻めの度合いも増していく可能性が高く、
そうなれば欧米諸国の反発や団結も増していき、「再びの冷戦構造」を迎える事も?
って、既に戦争が勃発している時点で、新冷戦よりも、WW3の方が近いのかも知れませんが・・・・
いや本当、どこかで誰かがボタンを掛け違えると、世界大戦に発展する危険性は十分あります。


> > > ・経済制裁
> > > 経済制裁が強烈とはいえ、中国の場合、ロシアとは比べ物にならないくらい
> > > 返り血が多くなりますし、EUが決断できるかどうか。

> > いや、単純にEUの貿易額だけ見れば、ロシアよりも中国の方が大きいですが、
> > EUが中国から輸入してる商品って、安さが魅力ではあっても、他に代替が効くモノが多い一方、
> > EUがロシアから輸入してるエネルギーは替えが効かず、何だかんだで制裁も緩くはありますね。
> > 対ロシアの依存度が低いアメリカだから、原油の全面禁輸が出来るだけで、
> > SWIFT排除と言っても、EUはロシア最大手銀行を対象に含めませんでした。
> > (とは言え、当初案では2番手銀行も対象外だったので、EU的には頑張った方)

> ここは言葉足らずでしたが、どちらかというとEUからしたら経済制裁の報復で輸出が絶たれるのが
> 大きいかもと考えています。

まあ実際、世界市場の2割近くを占める中国を閉め出そうとすれば、
中国は勿論の事、アメリカだって、EUだって、日本だって、大怪我は避けられませんからねえ。
今の時代、一方的に輸出ばかりとか、一方的に輸入ばかりという関係性でも無いですし。

で、この場合に得をするのは、対立の局外にいる第三国かな?
インドやASEAN諸国などは、うまく両天秤で、漁夫の利を得るかも知れず、
正直に言えば、仮に米中が衝突するならば、出来れば日本もその立場でありたい所(笑)。
米中に挟まれて、両国がぶつかり合う戦場にさせられるのが、最も見たくないシナリオ・・・
広島・長崎に続く3発目が、沖縄や東京に落ちるのは絶対に避けたいですしね。

> 今回、EU市民はエネルギーや食糧の価格が上がっても、「ウクライナのために頑張る」と
> 言っていますが、中国との貿易が途絶えて不況やリストラとなったときに耐えられるかどうか。

確かに、中国を経済制裁すれば、中長期的に影響が大きいのは確かなのですが、
かと言って、ロシアなら大した事無いかと言えば、決して そんな事は無いんですよねえ・・・・
と言いますか、すぐに市民生活に影響が出るのは、却ってロシアの方なんです。

天然ガスのロシア依存度は、ドイツやイタリアは5割、フランスは3割なので、
これを完全に止められると、EU諸国ではガスや電気がまるで足りなくなってしまいます。
代替のエネルギー供給源を探すと言っても、そんな簡単な話では無いですし、
その為のインフラ再整備まで考えれば、1年や2年で対応できるモノでもありません。
ちょうど本日の節電要請もそうですが、震災直後の計画停電ですら大変な思いをしたのに、
あれに数倍する規模で、しかも長期間続き、地域によっては日本より厳しい冬を越すとなると、
不況やリストラ以上に、ダイレクトに一般市民の生死に関わってくると思うんですよね、こちらの方が。

> 確かに中国はエネルギーや食糧の輸入側なので我慢比べにはなりますが。
> ここで子分のロシアが役に立つかもしれませんが。

とは言え、ロシアのエネルギー輸出インフラは欧州側に偏っている為、
中国へ大規模に輸出しようと思えば、かなりの設備投資が必要ですし、当然ながら時間も掛かります。
また、これは食料輸出に関しても、似た感じでしょうかね?
ロシア=中国間は海路だと不便なので、どうしても陸路頼りになりますので。
あと、仮にロシアがウクライナを占領できたら、ウクライナは農作物や鉱物資源が豊富ですから、
それらが必要となった場合には、占領統治に人員を貸し出すかも知れませんね。
中国の人口はロシアの10倍ですから、相対的な負担も低く、シベリア鉄道を使えば輸送力はあるので。
(って、これは あくまでも仮定の話であり、直近に実際行われる可能性はゼロに等しいでしょうけど)

> > > ・純軍事的要素
> > > 最近は中国海軍がアメリカ太平洋艦隊を上回ってきているという話もありますし。

> > いや、それはさすがに無いかな(苦笑)。

> 予算確保のためという指摘は聞きますし、物量だけでは戦力が伴わないというのも頷けますが、
> まったく荒唐無稽な話はしてないでしょうし、米軍に相応の危機感はあるのではないかと。
> 経済力について「大樹の苗木を見て、それが高くないと笑う愚を犯して」きたばかりですから。

う〜ん、それでもやはり無いと思いますよ。
少なくとも現時点では全然ですし、将来的な話としても相当困難です。

海や空って技術力の比重がかなり高いので、陸ほど単純に数で押す事が出来ず、
だからこそ現状では、米海軍どころか、海上自衛隊よりも実力は劣ると見られています。
とは言え、それは勿論「現時点では」って話ですから、
これから更に、中国海軍の予算規模と技術レベルが高まっていけば、
その内、日本の海軍力を上回る時は来るかも知れません。
実際に冷戦時代、ソ連海軍の太平洋艦隊は、日本にとっても脅威でしたし、
米中の国力差は、米ソの国力差よりも小さい(場合によっては上回られる)事を考えても、
そうした将来の可能性・・・というか、危険性は充分にあります。

ただ一方で、将来的に中国の国力が、アメリカの国力を遥かに凌駕するか?となると、
さすがに、そこまでの成長ぶりは、想定されてないと思うんですよねえ・・・・
確かに、中国の人口はアメリカの4倍あり、中国側は国民1人あたりの生産力を上げて行くだけで、
アメリカとの国力差はドンドン縮まりますし、そのうち逆転だってあるかも知れません。
ですけど、海軍力の差を埋める為には、単に「追い付いた」「追い越した」だけじゃダメなんです!!
その時点でようやく競争が出来るスタート地点に立てるのであり、そこから海軍力で上回るには、
それ相応の予算と年月を要する事ですから、国力的に凌駕するレベルが必要となります。

更にアメリカと中国の場合、アメリカは大陸自体を半ば巨大な島とした海洋国家であり、
軍事的な予算や資源の多くを、海軍力に割ける一方で、
中国の3方は陸地であり、ロシア・インド・イスラム圏などと隣接する為、
陸軍に多額の予算や資源を割かねばならず、海軍力に割ける余力は限られてきます。
そうなると、国家予算に占める軍事費の割合を数倍にするか? 国力自体を数倍にするか?
中国海軍がアメリカ海軍を上回るには、それしか無い事になります。

では実際、それが中国で可能かとなると、まずは軍事費の割合を高める方向で考えると、
そうした軍事中心の政治体制は、長い中国の歴史においても皆無であり、
海軍に注力したとなると、明朝初期の鄭和の大航海と、清朝末期の北洋艦隊、そして近年くらい。
(ちなみに鄭和のは基本的に示威行動で、北洋艦隊は日清戦争で惨敗と、海軍強国の経験ナシ)
また、そもそも現状が経済偏重社会なので、恐らく中国の市民が納得しません。
仮にゴリ押しすれば、それこそ共産党の独裁体制が揺るぎかねませんし、
そもそも論として、軍部が実権でも握らない限り、共産党指導部だってそんな選択はしないはず。
となると、国力の方で上回る方向になりますが、現実的には差が縮まるほど成長率は鈍化しますし、
1人っ子政策のツケで、近い将来、恐ろしいほどの少子高齢化が待ち受けている事を思うと、
移民国家で人口は増え続け、有能な人材も世界から集まるアメリカを、そう簡単に追い越せるかは・・・・
あと、海軍力アップは、国力アップ以上に時間も要する為、このマイナス要素は更に影響が大きいです。
(バルチック艦隊を破った日露戦争の時でさえ、日本海軍の戦艦の多くはイギリス製だったはず)

それと、近年のアメリカは「世界の警察官」を辞めたがってるのは事実ですし、
モンロー主義への回帰というか、軍事展開の規模を縮小しようとしているのも事実です。
しかし、だからと言って、アメリカが太平洋を切り捨てるかとなると、それは大違い。
海洋国家であるアメリカにとって、太平洋と大西洋こそが「大きな国境線」であり、
そこを無防備にするという事は、国防自体を無防備に晒す事と同じなんです!
ですから、中国海軍が考えるような「米中で太平洋を東西に分割統治」などという構想は、
中国が大陸国家であるが故の、見当違いの甘い見立てだとしか言えませんし、
そんなモノが通るなら、戦前の大日本帝国だって、アメリカと戦争なんてしません!!(苦笑)
リアルにモンロー主義を掲げていた当時ですら そうなのですから、現在なら尚更ですよ。

という事で、近年の中国海軍の成長により、米海軍との実力差が縮まっているのは勿論事実であり、
空母を手に入れた事で、展開能力を格段に飛躍させたのも事実ですが、
だからと言って「中国海軍が上回る」かとなると、現時点では事実として見なせないでしょうし、
将来的にという話でも、それこそアメリカが人種や格差の問題で内部分裂でもしない限り、
その可能性は低いと思われますし、可能性の話なら中国が内部分裂する方が確率的に まだ高そう(笑)。
まあ、日中が組んでアメリカと対抗するなら、西太平洋までなら1チャンスありそうな気もしますが、
今の政治状況だと、日本と中国が組む事も、まず有り得ないでしょうからねえ・・・・
戦前の石原莞爾の構想では、日本が中国を呑み込み、アメリカと最終決戦を行おうと考えてたみたいですが。

> > > もっと老獪なイメージがあったのですが、「戦狼外交」なんて愚の骨頂に思えて仕方ありません。
> > そもそも中国って、20世紀の100年間を除けば、
> > 2000年以上、大帝国としてやってきた歴史しか無いので、
> > 伝統的な外交姿勢としては、老獪と言うよりは、鷹揚なイメージの方が強いかな?

> 私のほうは最近までの「韜光養晦」のイメージが強いようです。「中国製造2025」とか後で隠すくらいなら
> 最初から表明せず、あと10年くらいアメリカをおだてていれば、もっと楽に覇権大国になれていたんじゃないかと
> 思います。(それが良かったというわけではありませんが)

まあ私の場合、歴史好きという事もあり、その辺りの見方が一般的でない側面もあるのですが、
それ以外に、普通の人同士であっても、世代間格差の影響というモノはかなり大きそう。
(世代差という意味では、昨今多用されてる「西側」という表現も、冷戦を知らない世代には目新しいかも?)
だって、平成初めの頃の中国って、まだ人民服に自転車でしたからねえ・・・・
そこから、わずか20〜30年の間に、ここまで急成長してしまった以上、
いくら隠した所でっていうのも正直ありますし、国内の一部から増長した意見が出るのも理解できます。
中国の根っ子にあるのは中華思想ですので、そういつまでも謙虚にというのは難しいかと?
ちなみに、日本は逆に、余裕がある時は謙虚でも、苦しくなると空元気で尊大になる感じかな(苦笑)。


> 世界終末時計、現在、最短の100秒前ですが、そろそろ動くのかな。
まあ、世界終末時計ってフィーリング的なモノですからね。
戦後77年間で、最も核戦争の危険性が高まったのは、間違いなく1962年のキューバ危機ですけど、
冷戦中よりも冷戦終結後の方が、時計の針が進むスピードが速いですし、
言うなれば、政治的メッセージというか、忠告の意味合いが強い感じかと?

とは言え、いま現在の状況は、冷戦終結後ではダントツに危機が高まってる時ですから、
そう楽観視も出来ないのが、現実的に厳しい所・・・・
もしアメリカが1つでも大きな応手のミスをすれば、プーチンは核を打つでしょうし、
そこでアメリカが再び応手をミスすると、本当に核戦争が起きかねない状況なので。

> 平和を望みますが、難しい時代に来てますね。
恐らく、ウクライナ戦争の報道を見聞きしている影響なのでしょうが、
ここ最近、3日に1度は人が死ぬ夢を見ており、私の精神状態も少し不安定な感じ・・・・
冷静なタイプに見られがちですが、かなりの神経質な上に、実は感情的なタイプなので。

そういう意味でも、可能な限り、早期の平和を私も望んではいますけど、
しかし現実は、そんな簡単な話では済まない事を、それなりに理解はしてますし、
現在の状況は、今よりも10倍100倍 危険な展開になりかねない所なので、そこは本当に不安。
いや本当、こういう時って1つ2つと打つ手を間違えただけで、大惨事に陥る可能性があるのに、
民主主義であるからこそ、安直な民意に押し流されてしまう危険性を孕んでいると・・・・

君主制が堕落して、専制政治に陥ると、貴族制へと移行し、
貴族制が堕落して、寡頭政治に陥ると、民主制へと移行し、
民主制が堕落して、衆愚政治に陥ると、再び君主制に戻る・・・みたいな事を、
古代ギリシャの哲学者たちは唱えてたみたいですけど、
正直、民主主義の終わりなんて見たくないです、私は(泣)。


[23883] Re4:台湾情勢への影響返信 削除
2022/3/27 (日) 21:19:19 つね

> コロナ禍が始まって、3度目の春を迎えちゃいましたね。
> と言うか、欧米諸国に比べると、「もうマスク無しでOK」と切り替えるタイミングが、
> 日本(というかアジア諸国も?)の方は、なかなかスッキリと決まらない気はするんですよね。


むしろ日本からすると欧米人のマスク嫌いが不思議です。文化の違いと言えばそこまでですが。
アジアでは目で表情を読み、欧米では口元で表情を読むから、欧米でマスクをしていると
不審者扱いされると聞いたことがありますが。あと日本は国民病ともいわれる花粉症がありますが。
2年前、マスクを手に入れるのに行列ができたり、30枚5000円したりしたのが遠い昔のようです。

> もうここまで来ると、流血が少なくて済む、綺麗な決着というシナリオは、ちょっと描き難い気がします。

直近では、キエフは諦めて東部だけに専念とも言いますが、最初からそうしていたならとにかく、
今となっては言い訳っぽいですね。経済制裁も収まらないだろうし。

> > > > ・ロシアの弱体化
>
> で、これは少ない情報からの推測・・・と言うか、邪推に近いですけど、
> ドローン兵器や電子戦が幅を利かす、「新しい時代の戦争」に突入している可能性も?


戦争が科学技術を飛躍的に伸ばすというのはよく言われますが(あとエロも(笑))、
今回は科学技術の方が戦争の姿を変えたかもしれません。各国の軍組織からしたら格好の研究材料でしょうね。

> > > > ・純軍事的要素
> > > > 最近は中国海軍がアメリカ太平洋艦隊を上回ってきているという話もありますし。

> > > いや、それはさすがに無いかな(苦笑)。

> 少なくとも現時点では全然ですし、将来的な話としても相当困難です。


まあ中国海軍が日米を上回るのを望んでいるわけでは全然なく、単に心配しているだけなので、
アメリカがずっと守ってくれるなら重畳というところです。
が、中国が台湾を併合したがっているのは事実で、軍事力で無理なら、平和的にですが。
選挙で岩盤層は両翼どちらにもありますが、やっぱり香港対応で浮遊層の取り込みには
失敗したんじゃないかと。池上彰さんによると、「スクランブルとか様々な嫌がらせをすることで
疲れさせて併合に持っていく」ということですが、そんな嫌がらせする相手に吸収される気に
なるかなあというところ。

> > 世界終末時計、現在、最短の100秒前ですが、そろそろ動くのかな。
> まあ、世界終末時計ってフィーリング的なモノですからね。
> 戦後77年間で、最も核戦争の危険性が高まったのは、間違いなく1962年のキューバ危機ですけど、
> 冷戦中よりも冷戦終結後の方が、時計の針が進むスピードが速いですし、
> 言うなれば、政治的メッセージというか、忠告の意味合いが強い感じかと?


世界終末時計が割と感覚的なものというのは知ってましたが、忠告なら忠告で動いてほしいですね。



[23884] Re5:台湾情勢への影響返信 削除
2022/3/28 (月) 22:23:35 徳翁導誉

> > コロナ禍が始まって、3度目の春を迎えちゃいましたね。
> > と言うか、欧米諸国に比べると、「もうマスク無しでOK」と切り替えるタイミングが、
> > 日本(というかアジア諸国も?)の方は、なかなかスッキリと決まらない気はするんですよね。

> むしろ日本からすると欧米人のマスク嫌いが不思議です。文化の違いと言えばそこまでですが。
> アジアでは目で表情を読み、欧米では口元で表情を読むから、欧米でマスクをしていると
> 不審者扱いされると聞いたことがありますが。

「アジアでは目で表情を読み、欧米では口元で表情を読む」というのは、その通りなんでしょうね。
その理由として、漢字は表意文字であり、ラテン文字は表音文字である為、
目で見る文字か? 音で聞く文字か?で、そうした文化の違いを生んだ・・・なんて説も聞きますけど、
実際の所、どうなんですかねえ?(あまり信じてませんが、面白い説かと・笑)

それはともかく、他のアジア諸国は解りませんが、少なくとも日本国内だと、
公的な場でサングラスを掛けたままだと、失礼だと何だとか、やはり言われると思うんですよ。
しかしアメリカの大統領とかは、普通にサングラス姿で、公的な場にも現れます。
要するに、欧米人がマスクを嫌がるのって、日本人がサングラスを嫌がるのに近い気がするんです。
これが何か別の病気が流行って、みんなサングラスをする社会とかになったら、
恐らく欧米人はそこまで気にしなくても、日本人は結構気にすると思うんですよね。
で、それはやはり、目で表情を読むか? 口元で表情を読むか?の違いから来るモノであろうと。

それこそ、ネット上の顔文字とかも、端的な例だと思いますよ。
日本だと「(^^)」って感じですけど、英語だと「:)」(※横向き)って感じですし、
目で表すか? 口で表すか?という違いが、ここでも如実に現れていると思われます。

> あと日本は国民病ともいわれる花粉症がありますが。
本来、春とはポカポカして、肯定的なイメージが強いはずなのに、
私も花粉症なので、春は何かと憂鬱な印象に(苦笑)。

> 2年前、マスクを手に入れるのに行列ができたり、30枚5000円したりしたのが遠い昔のようです。
あのマスク不足は、解ってはいるものの、結構衝撃だったかな?
需要があるのに、供給量が足りなければ、値段が高騰するのは経済的に当然として、
以前の日本の経済力であれば、買い負けるって事は無かったんです。
例えば、冷夏で「平成の米騒動」が発生した際も、何だかんだで海外米を買い付けてきて、
それをマズい、マズいと言って、大量に捨ててましたからねえ・・・・

今回のウクライナ戦争で一躍有名となった、90年前の「ホロドモール(人工飢饉)」もそうですけど、
収穫された食料が、外国で高く売れるとなれば、国内が飢えていても売るというのは、
経済的利益を優先した場合、充分に有り得る原理だったりします。
そして戦後の日本は、食糧自給率が低い一方で、経済的には豊かだったので、
この原理に乗っ取って、いざとなってもカネの力で何とかなる国だったんですよね。
しかし今回のコロナ禍では、世界規模のマスク争奪戦に勝てなかったと・・・・
これがまだマスクだから良かったものの、もしもこれが食糧の争奪戦とかだったら???
「有事の円買い」と呼ばれるくらい、今までの日本円は国際的に強かったのですが、
コロナ禍以降、それがなかなか当てハマらなくなってましたし、
ウクライナ戦の勃発後、逆に円安が加速する事となって、有事の円買い神話は終焉を迎えました。
解りやすく言ってしまえば、それだけ日本の経済的な国際競争力が落ちてしまったって事ですね。
時が経つほど経済にも影響が出てくれば、この円安は日本の食卓などを大きく直撃するかも?

ついでに余談ながら、現在の報道では、戦争中という状況もあって、
ホロドモールに関して、あたかもウクライナ人への虐殺が目的であったかのように見られがちですが、
あの飢饉って、ウクライナだけに限らず、ロシアやカザフでも大量の餓死者を出してますからねえ・・・・
外貨獲得を優先して起こった「飢餓輸出」の面は、確かにあったでしょうし、
ウクライナが粛清の対象となったのも事実でしょうけど、スターリンの粛清対象は全方向に向いていて、
ウクライナだけが、特に狙われたという感じでは無かったかと思われます。
言ってしまえば、ウクライナもロシアも等しく、革命当初はソビエト共産党に支配された側であり、
農業政策の稚拙さや、輸送や分配の能力不足によって、多大なる被害を受けたのは同じな訳で、
あの件を殊更、「ロシアの悪しきウクライナ支配の象徴」と見なすのは、少し違う気もしています。

って、話を戻すと、マスクだけでなく、当時はトイレット・ペーパーも高くなってましたね。
こちらはマスクと違って、需要は充分なはずなのに、パニック買いが起こったと。
恐らくは、半世紀前のオイル・ショック時の騒動が思い起こされての事でしょうけど、
今の時代を象徴しているのは、日本の報道から海外にも波及した事。
オーストラリアやアメリカでも、トイレット・ペーパーの買い占めが発生したのは、少し驚きました。

ちなみに、トイレット・ペーパーでは無いものの、現在はロシアで砂糖の買い占めが発生してますね。
砂糖の生産国と言われると、サトウキビが育つ熱帯地域を思い浮かべがちですが、
ロシアは寒冷地でも育つテンサイから砂糖を生産していて、実は自給率も100%を超えてたりします。
なので、そんなパニック買いする必要性は・・・とは思うのですが、
その一方で、高カロリーな砂糖は、ロシアは寒いからこそ消費量が世界有数であり、
しかも有事の際には非常食にもなる事を考えると、それだけ市民の間に危機感がある証拠なのかな?
ロシア国内のテンサイ生産地って、ウクライナとも隣接している一帯ですし。


> > もうここまで来ると、流血が少なくて済む、綺麗な決着というシナリオは、ちょっと描き難い気がします。
> 直近では、キエフは諦めて東部だけに専念とも言いますが、最初からそうしていたならとにかく、
> 今となっては言い訳っぽいですね。

でも、この作戦転換こそは、プーチンの「精神異常」説を否定する、かなりの材料になるとは思いますよ。
電撃戦による首都キエフの占領という、開戦当初の理想的な展開は実現しなかった段階で、
そうした現状をキチンと認識でき、当初の目標に固執せず損切りして、より現実的な目標へと下方修正するなど、
かなり冷静に、物事の判断できている証拠だと思えるので。

そして、幸か不幸か、転換された作戦方針というのは、
政治決着のような大きな成果を狙わず、武力で確実に支配地域を確保する路線なので、
それこそ朝鮮戦争のように、最も争いが長く続くシナリオではあるものの、
その反面、これは市民の犠牲が、かなり少なく抑えられるシナリオでもあります。
(あくまでも、このままでは死者の数が10倍100倍と膨れ上がる展開だったのと比べて、という意味で)
まあ別にプーチンも、人道的な観点から、可能な限りウクライナ国民の犠牲を減らそうとか考えてる訳では無く、
ロシア軍の消耗を可能な限り減らしつつ、占領統治の負担も減らすのが狙いだろうとは思いますが、
これによって、核戦争や第3次世界大戦が勃発する危険性は、かなり後退したといって良いと思いますよ!!
この戦い方を選んだのであれば、基本的には通常兵器での戦争に止まりますし、有り得ても化学兵器までかと。
あとは・・・アメリカ側が、変にプーチンを追い込むような、下手な対応を打たない限りは。
逆に言うと、ロシア国防省が わざわざ会見までして、
作戦転換を表明したのは、アメリカに対するメッセージな気がします。

東部2州の独立承認から、ウクライナに対する全面侵攻の開始まで、2日間の時間差がありまして、
この間に起きた事というのは、米露の外相会談が取り止めとなり、首脳会談も白紙化した事であり、
まあバイデン政権の立場として、そういう選択をした事自体は充分に理解できるものの、
その一方で、ここで交渉打ち切りとならなければ、プーチンも東部2州に留めた可能性はあったんです。
それでもロシア側が、2州の完全掌握(開戦以前は半分程度)を目指せば、武力衝突はあったでしょうし、
西側陣営の読みとしては、「仮に戦争はあっても、その程度」という考えだったはずです。
言ってしまえば、この2州におけるドンバス紛争自体、既に8年も続いていて、1万人以上の死者を出しており、
それが過熱化し、グルジアの南オセチアや、モルドバの沿ドニエストルみたいな地域が、また1つ増えるだけだと。

ですが、現実的には、これだけ大規模な戦争が始まってしまい、
しかもプーチンの方はプーチンで、これほどの損害をロシア軍に出してしまった以上、
開戦以前の東部2州だけでは、収まりが着かない状況になってますし、
そうなると、更に何らかのプラス・アルファな成果が無いと、政権基盤が揺るぎかねません。
で、2014年時に示された「ノヴォロシア連邦」案↓では、
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/79/2014_pro-Russian_unrest_in_Ukraine.png
東部2州の他にも、沿岸部を中心とした6州が、勢力圏の目標範囲として示されており、
首都キエフを含むウクライナ北部は、元々の構想にも含まれてなかった地域なんですよね。
そういう意味では、あまりに大きな目標を新たに加えてしまった結果、今回の苦戦があるかも知れず、
逆に言うと、8年前にあった当初の目標に戻ったとも言えます。

ただし現状では、8年前にドネツク州やルガンスク州と共に、
分離独立工作を仕掛け、そして失敗したハリコフ州が、今回の戦争でも未だ落ちておらず、
ドニエプル川の西側にあるオデッサ州やミコライウ州も、なかなか手が付けられず、
しかも先日、ロシア軍の大型揚陸艦を沈められたあっては、この西側の2州は諦めるかも知れません。
それでも、既に大部分を掌握したヘルソン州とザポリージャ州は、クリミアを繋ぐ陸路でもある為、
ロシア側としても、ここは絶対に手放さないでしょうし、それを死守する為に兵力を集中させつつ、
可能であればハリコフ州も手に入れるというのが、プーチンにとっても最低ラインだとは思うんです。
逆に言えば、それをゼレンスキー側にも認めさせる・・・のは無理でも、一時停戦のラインとして示す為には、
キエフへの侵攻や包囲は仮に断念しても、プレッシャーを与えるべく、兵を完全に引きはしないでしょうね。

> 経済制裁も収まらないだろうし。
こちらに関しては、プーチン政権が終わらない限り、まず無理じゃないですかねえ?
仮にここでロシア軍が全面撤退した所で、西側諸国が制裁を解くとは思えませんし、
体制は変わらずとも、せめて看板だけでも変わってもらえないと、なかなか難しい気がします。


> > > > > ・ロシアの弱体化
> > で、これは少ない情報からの推測・・・と言うか、邪推に近いですけど、
> > ドローン兵器や電子戦が幅を利かす、「新しい時代の戦争」に突入している可能性も?

> 戦争が科学技術を飛躍的に伸ばすというのはよく言われますが(あとエロも(笑))、

AIやVRなどの技術を、エロ市場を用いて、どう発展させるか?なんて話題も、
別に私は嫌いじゃないですよ(笑)。

> 今回は科学技術の方が戦争の姿を変えたかもしれません。各国の軍組織からしたら格好の研究材料でしょうね。
とは言え、現状では「軍事技術」の範疇を超えていないのも、また事実。
これが更に、ドローンや無人運転トラックなどで、兵站輸送が行われるようになったりすれば、
運送業界やタクシー業界にも、技術革新の大波が襲うかも知れませんし、
占領統治における住民管理とかで、中国のデジタル監視技術が進化するかも知れませんが。

ただ、まあ「ロシアの弱体化」という話で行くならば、科学技術の話より先に、
ドルの替わりに人民元を使い、アップルの替わりにファーウェイを使い、
YouTubeの替わりにTikTokを、VISAの替わりに銀聯カードを使って、
モバイル決済はアリペイで行い、中国製の自動車に乗り、中国製の兵器を用いる・・・という、
「中国経済圏の拡大」の方が、直近では有り得そうなシナリオですかねえ?
ロシアは1億4000万人の市場なだけでなく、中央アジアを挟み込み、EUと隣接する訳で、
西側諸国の経済制裁が、却って中国にはビジネス・チャンスと為りかねない可能性もあるんですよね。

また、ロシア支配下にあるウクライナ地域の復興は、中国企業が担うかも知れませんし、
ウクライナの人工の4分の1にあたる、1000万人以上が流出した人口も、
中国人を送り込んで埋め合わせしちゃえば・・・なんて言うのは、あまり見たくは無い展開かな。


> > > > > ・純軍事的要素
> > > > > 最近は中国海軍がアメリカ太平洋艦隊を上回ってきているという話もありますし。

> > > > いや、それはさすがに無いかな(苦笑)。

> > 少なくとも現時点では全然ですし、将来的な話としても相当困難です。

> まあ中国海軍が日米を上回るのを望んでいるわけでは全然なく、単に心配しているだけなので、
> アメリカがずっと守ってくれるなら重畳というところです。

アメリカがずっと守ってくれる・・・かは、解りません(苦笑)。
結局の所、アメリカが守るのは、あくまでもアメリカ自身の国益であって、
日本を守る事がアメリカの国益に繋がるなら守りますし、そうならないなら守りません。
同盟関係だの何だのと言っても、所詮は紙の上の話であり、最後は損か?得か?で決まる事なので。
例えば、米中が同盟を結んで、日本は中国に売り渡されるなんて事も、絶対に無いとは言い切れないと。

> が、中国が台湾を併合したがっているのは事実で、軍事力で無理なら、平和的にですが。
> 選挙で岩盤層は両翼どちらにもありますが、やっぱり香港対応で浮遊層の取り込みには
> 失敗したんじゃないかと。

そもそも論として、その浮遊層というか中間層自体が、中国との統一を望んでいないんですよ。
なので、香港の問題があっても、最初から統一を望んでいないのですから、その割合も変わり様が無いと。
変化があったとすれば、現状維持派が減って、台湾独立派が増えたりとか、
自分は中国人であり台湾人であると考える人が減って、自分は台湾人であると考える人が増えたりですね。
そういう意味では、台湾内での中国への親近感を遠ざけさせたという点では、確かにマイナスでした。
それこそ、クリミア併合やドンバス紛争が、ウクライナ国内のロシアに対する親近感を薄れさせたのと同じで。

> 池上彰さんによると、「スクランブルとか様々な嫌がらせをすることで
> 疲れさせて併合に持っていく」ということですが、そんな嫌がらせする相手に吸収される気に
> なるかなあというところ。

う〜ん、その発言を直接聞いた訳では無いので、前後の主旨は解りませんが、
それってもう、「平和的」では無い気はするんですよね(笑)。
まあ恐らくは、実際に台湾へ軍隊を派遣して、武力占領を行うような「力攻め」ではなく、
島国である台湾と、海と空から輸送路を封じてしまう事で「兵糧攻め」を行い、
降伏をさせるって意味なのかな?とは思いますけど。
で、これが現実的に可能か否かとなると・・・アメリカの対応次第かな?
アメリカが動けば、海・空軍力では中国は勝てないので、こんな方法は無理です。
そして、アメリカ軍も太平洋の向こうから来るのは大変ですが、
台湾の目と鼻の先には沖縄があり、その後ろには日本列島があるので、まあ考え難いシナリオかと。

となると、より現実的なのは、軍事力ではなく経済力による兵糧攻めですね。
市民1人あたりの経済的な豊かさで、圧倒的な差を見せ付けて、
それで相手側をなびかせる手法は、中台間では非現実的でしょうし、
そうなれば、戦略的に台湾の豊かさを削り、台湾市民を貧しくさせる。
つまりは、中国の巨大な経済力を背景に、台湾を世界市場から閉め出してしまう、
ソフトな「経済制裁」を行うようなイメージですね。
そして、更に可能性としてありそうなのは、ハードな「経済支配」の方かな?
金門島などは、まさにそうかも知れませんが、完全に中国の経済圏に取り込まれてしまえば、
別に武力を用いずとも、カネの力で準植民地化する事は可能なので。

> > > 世界終末時計、現在、最短の100秒前ですが、そろそろ動くのかな。
> > まあ、世界終末時計ってフィーリング的なモノですからね。
> > 戦後77年間で、最も核戦争の危険性が高まったのは、間違いなく1962年のキューバ危機ですけど、
> > 冷戦中よりも冷戦終結後の方が、時計の針が進むスピードが速いですし、
> > 言うなれば、政治的メッセージというか、忠告の意味合いが強い感じかと?

> 世界終末時計が割と感覚的なものというのは知ってましたが、忠告なら忠告で動いてほしいですね。

う〜ん、でも世界終末時計って、毎年1月に設定されるみたいなので、
今回のウクライナ戦争が反映されるのは、また1年くらい先の話ですね。
で、もしかしたら、その頃には既に、戦況の方も悪いながらも落ち着いてきて、
いま現在に比べれば、危機のレベルは下がってる可能性もありそうだと。

実際、前述のキューバ危機が、あまり時計の針に影響を与えなかったのは、
針が更新された後に危機が起こって、次の更新がある前に危機が終わったからですね。
また、時が経つと共に、双方の実状が明らかとなっていき、どれほどの危機だったかが解るので、
今回のプーチンの思惑も、実際はどれくらいだったか、10年後とか20年後とかに解ってくると思います。
しかし、世界終末時計というのは、そうした歴史的な正確さを客観的に示すよりも、
今その時の人々にアピールするのが目的なので、どうしても感覚的になるのは仕方無いかな?


[23892] Re6:台湾情勢への影響返信 削除
2022/4/3 (日) 06:07:48 つね

▼ 徳翁導誉さん
> 「アジアでは目で表情を読み、欧米では口元で表情を読む」というのは、その通りなんでしょうね。
> その理由として、漢字は表意文字であり、ラテン文字は表音文字である為、
> 目で見る文字か? 音で聞く文字か?で、そうした文化の違いを生んだ・・・なんて説も聞きますけど、
> 実際の所、どうなんですかねえ?(あまり信じてませんが、面白い説かと・笑)


科学的とか学問的な証明にはなかなか至らないでしょうけど、一般論としては説得的でおもしろいですね。
酒の席(がないのですが)で、披露できそうです(笑)。

> > > もうここまで来ると、流血が少なくて済む、綺麗な決着というシナリオは、ちょっと描き難い気がします。
> > 直近では、キエフは諦めて東部だけに専念とも言いますが、最初からそうしていたならとにかく、
> > 今となっては言い訳っぽいですね。

> でも、この作戦転換こそは、プーチンの「精神異常」説を否定する、かなりの材料になるとは思いますよ。
> 電撃戦による首都キエフの占領という、開戦当初の理想的な展開は実現しなかった段階で、
> そうした現状をキチンと認識でき、当初の目標に固執せず損切りして、より現実的な目標へと下方修正するなど、
> かなり冷静に、物事の判断できている証拠だと思えるので。


そうは言っても、そもそも最初の判断が(善悪ではなく、可否的な面で)妥当だったかどうか首をかしげます。
やっぱりイエスマンに囲まれて正常な判断できてなかったのではないかと。最近、アメリカの情報機関からも
そんな話が出てきてますし。(別に内部告発などのエビデンスのある話でもないし、今更かよという気もしますが)
で、戦線を限定した今の戦況もどうもロシアに不利のままのようですし。

> あとは・・・アメリカ側が、変にプーチンを追い込むような、下手な対応を打たない限りは。
> 逆に言うと、ロシア国防省が わざわざ会見までして、
> 作戦転換を表明したのは、アメリカに対するメッセージな気がします。


バイデンさん、ベテランだし、外交通を自負していた面があったように思うのですが、どうも疑問符がつく面が多い気がします。
今回も、国内向けの面もありますが、早々に「派兵はしない」と言って、ロシアに侵攻の成功のめどをつけさせたような面があります。
「すべてのカードがテーブルの上にある」という常套句があるし、国内向けにもブラフで通るのに、わざわざ言わなくてもと
思います。最近も「プーチンは権力の座にいるべきでない」と言って周囲や同盟国を慌てさせてますし。
アフガンからの撤退も既定路線とは言え、同盟国にも通知しないもので、結局、あの体たらくだし。
トランプさんが「俺ならウクライナ侵攻は防げた」というのは、外野だから言えることとしても、パフォーマンス好きの彼なら
プーチンに直接、電話をかけて交渉しただろうなとは思います。侵攻後の欧米を結束させるのは彼には無理だったでしょうが。

2年半後どうなるかは全く分かりませんが、この調子だとまたトランプ復権なんてありえそうで怖い。ハリスさんも期待外れっぽいし。
価値観がビジネス面しかないというのは、他国から見て不安だし不愉快なんですよね。
あ、でも彼の期間中、アメリカが戦争を起こすことはなかったんでしたっけ。でも経済的にプラスだと判断したらゴーサイン出しそうですが。
今の戦争は経済的にプラスになることはないのかもしれませんが。

> > 池上彰さんによると、「スクランブルとか様々な嫌がらせをすることで
> > 疲れさせて併合に持っていく」ということですが、そんな嫌がらせする相手に吸収される気に
> > なるかなあというところ。

> う〜ん、その発言を直接聞いた訳では無いので、前後の主旨は解りませんが、
> それってもう、「平和的」では無い気はするんですよね(笑)。
> まあ恐らくは、実際に台湾へ軍隊を派遣して、武力占領を行うような「力攻め」ではなく、
> 島国である台湾と、海と空から輸送路を封じてしまう事で「兵糧攻め」を行い、
> 降伏をさせるって意味なのかな?とは思いますけど。
> で、これが現実的に可能か否かとなると・・・アメリカの対応次第かな?
> アメリカが動けば、海・空軍力では中国は勝てないので、こんな方法は無理です。
> そして、アメリカ軍も太平洋の向こうから来るのは大変ですが、
> 台湾の目と鼻の先には沖縄があり、その後ろには日本列島があるので、まあ考え難いシナリオかと。
>
> となると、より現実的なのは、軍事力ではなく経済力による兵糧攻めですね。
> 市民1人あたりの経済的な豊かさで、圧倒的な差を見せ付けて、
> それで相手側をなびかせる手法は、中台間では非現実的でしょうし、
> そうなれば、戦略的に台湾の豊かさを削り、台湾市民を貧しくさせる。
> つまりは、中国の巨大な経済力を背景に、台湾を世界市場から閉め出してしまう、
> ソフトな「経済制裁」を行うようなイメージですね。
> そして、更に可能性としてありそうなのは、ハードな「経済支配」の方かな?
> 金門島などは、まさにそうかも知れませんが、完全に中国の経済圏に取り込まれてしまえば、
> 別に武力を用いずとも、カネの力で準植民地化する事は可能なので。


池上さんの言は「週刊ダイヤモンド」3月26日号の記事で、要約すると
「中台間がすぐに戦争になるわけではない。中国は孫氏の兵法、戦わずに勝つでいくでしょう。最近、中国の戦闘機や爆撃機が
防空識別圏の中に頻繁に入っていますが、これを毎日やられると台湾空軍は疲弊する。他にも様々な嫌がらせをして、台湾の世論を
「本当に軍事侵攻してきたら大変だから、中国と仲良くすべき」ともってきて、中国と友好的な国民党が政権につけるようにする
環境づくりを今しているとみた方がいい」

というものなので、一応は平和的ですね。最初に書いている通り、非現実的な気もしますが。

しかし、中国は「経済支配」で満足する気なんでしょうか。確かにこれをやられると西側としては対抗手段に窮しますが、
最近の中国政府の発言を見ると明らかに名実ともに統一を目指しているように見えます。
わざわざハードル上げて有言不実行なんて国内で批判浴びそうなことするのかなと。
習近平もプーチン同様、イエスマンばかりに囲まれて、軍事侵攻可能なんて判断しかねないのでは。

> > > > 世界終末時計、現在、最短の100秒前ですが、そろそろ動くのかな。
> う〜ん、でも世界終末時計って、毎年1月に設定されるみたいなので、
> 今回のウクライナ戦争が反映されるのは、また1年くらい先の話ですね。
> で、もしかしたら、その頃には既に、戦況の方も悪いながらも落ち着いてきて、
> いま現在に比べれば、危機のレベルは下がってる可能性もありそうだと。


調べたら、そうらしいですね。さっさと落ち着いてほしいものですが、まだまだ不透明ですね。


[23897] Re7:台湾情勢への影響返信 削除
2022/4/5 (火) 23:59:46 徳翁導誉

> > 「アジアでは目で表情を読み、欧米では口元で表情を読む」というのは、その通りなんでしょうね。
> > その理由として、漢字は表意文字であり、ラテン文字は表音文字である為、
> > 目で見る文字か? 音で聞く文字か?で、そうした文化の違いを生んだ・・・なんて説も聞きますけど、
> > 実際の所、どうなんですかねえ?(あまり信じてませんが、面白い説かと・笑)

> 科学的とか学問的な証明にはなかなか至らないでしょうけど、一般論としては説得的でおもしろいですね。
> 酒の席(がないのですが)で、披露できそうです(笑)。

はい、雑談ネタとして良いかと思います(笑)。

> > > > もうここまで来ると、流血が少なくて済む、綺麗な決着というシナリオは、ちょっと描き難い気がします。
> > > 直近では、キエフは諦めて東部だけに専念とも言いますが、最初からそうしていたならとにかく、
> > > 今となっては言い訳っぽいですね。

> > でも、この作戦転換こそは、プーチンの「精神異常」説を否定する、かなりの材料になるとは思いますよ。
> > 電撃戦による首都キエフの占領という、開戦当初の理想的な展開は実現しなかった段階で、
> > そうした現状をキチンと認識でき、当初の目標に固執せず損切りして、より現実的な目標へと下方修正するなど、
> > かなり冷静に、物事の判断できている証拠だと思えるので。

> そうは言っても、そもそも最初の判断が(善悪ではなく、可否的な面で)妥当だったかどうか首をかしげます。
> やっぱりイエスマンに囲まれて正常な判断できてなかったのではないかと。
> 最近、アメリカの情報機関からもそんな話が出てきてますし。

う〜ん、それでも開戦当初に、アメリカ側が出した「国外脱出」の提案を、
そのままゼレンスキーが受け入れていれば、かなり事情は変わってたんだと思うんですよね。
正直、彼の事を「役者上がりの政治素人」と見ていたのは、ロシアだけでなくアメリカも同様でしたし、
戦時となって、ここまで化けたのは、ロシア側は勿論、アメリカ側としても予想外だったと思います。
まあ、普通の権力者だったら逃亡しますよ、あの状況なら・・・・
実際、昨年のアフガンでもそうでしたし、だからこそ、あんなにアッサリと首都カブールも陥落したんです。
また、8年前のクリミアも、現地に駐留していたウクライナ海軍の総司令官が、
早々にロシア軍に降伏したからこそ、無血開城に近い形でロシアに併合された訳ですからねえ。
ですので、成人男性の出国は禁じていながら、もしも大統領だけ国外に逃亡していたら、
国民の抗戦意識は高まらず、今頃は首都キエフが落ちていた可能性も充分あったかと?

そしてロシア側としても、開戦早々に首都へ部隊を送りながら、
大統領の身柄拘束という作戦行動自体は、そこまで重視されてなかった印象を受けるんですよね。
それだけに、ゼレンスキーの変身ぶりは予想外だったにせよ、
この辺りの認識の甘さは、確かに「判断の誤り」と評されても、仕方がない所かも知れません。
現在のイエメン内戦とかもそうですけど、政治家としての能力とかとは別に、
やはり正当な大統領というのは、その肩書きだけでも、大きな政治的意味を持ちますからねえ。
で、それがここまで大化けしてしまうと、尚更の事。

もちろん、権力が長期化して、独裁化するほど、
周囲にイエスマンが増えていくのは事実でしょうけど、
それは程度の差こそあれ、日本や欧米諸国だって似たり寄ったりでしょうし、
今回の戦争において、ロシア側の見立てが甘かったり、状況を見誤った所はあるにしても、
正常な判断力を失うレベルまで、プーチンが盲目化・孤立化していたとも思えないんですよね。
もっと言えば、同じく見立てが甘く、状況判断を誤った西側の権力者や官僚たちが、
自分たちの身を守る為に、殊更、「想定外」だった理由(言い訳)を求めている印象も受けますので。

> で、戦線を限定した今の戦況もどうもロシアに不利のままのようですし。
そうは言っても、マリウポリの陥落は時間の問題と目されてるようですし、
東部に展開するロシア軍を、ウクライナ軍が完全に排除できるかとなると、それは正直難しいと思えるので、
局地的な不利はあったとして、それで戦局全体が劇的に変わるとも思えないんですよねえ・・・・
ロシア軍は未だに立て直しに苦労してますし、このまま立て直せない可能性もありますけど、
それでも国境付近で作業は行われている以上、もう1度くらいは再攻勢の危険性も残ってますし、
仮に攻守交代が起こっても、守りに入ったロシア軍を、ウクライナ軍が攻め切れるかは別の話ですから。

ただし、ここへ来て、NATO側がウクライナに「戦車を提供する」という話も出てきてますので、
もしも、そうなれば、両軍の士気の差もありますし、ウクライナ側が一気に押し戻す可能性も出てくるかな?
ですけど、そうなると今度は、これだけ損害を出しながら負けたとなると、プーチンの身も危なくなりますし、
プーチンが無茶な賭けに出たり、政権瓦解でロシアが不安定化したりすると、それはそれで危険かと・・・・
いや〜、核保有国が戦争を行うというのは、それほど危ないというか、対応が面倒なモノなんですよね。
実際に使用しなくても、それが存在するだけで、頭を悩まされる兵器なので。
その一方で、「ブチャの虐殺」みたいな事が報じられると、
民主国家のリーダーたちも、有権者の手前、強く出ざるを得なくなったりもする為、
双方ともに、アクセルとブレーキのバランス取りが本当に難しいですし、そのハンドル操作を誤ると・・・・

ちなみに、開戦前の個人的な見立てなるモノ↓を、以前に書きましたが、
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=c23844
そこでの確率の高さは、ロシア側から見た優先度の高さと、ほぼ一致すると私は考えています。
要するに、ロシア側から見た場合、まずは絶対に外せないのが「東部2州の確保」であり、
次に、「ハリコフ周辺の東部地域>マリウポリ周辺の沿岸東部>オデッサ周辺の沿岸西部」の順で続いて、
首都キエフの陥落は、政治的効果は絶大でも、元々の優先順位としては低かったと思うんですよね。
また、リヴィウ周辺の西部に関しては、古くからロシア帝国領であった大部分のウクライナ地域とは異なり、
あの辺りは第2次大戦でソ連領となった地域なので、そこまで本気で落とせるとは考えてなかったと思います。

ロシア側が欲するのはロシア系住民の多い地域、つまりは8年前に示された「ノヴォロシア」の範囲であり、
キエフを落とす事で、その範囲を労力少なく一気に手に入れられば、ロシア的には最良ですが、
それが叶わなければ、一手ずつ目標範囲の確保を広げていく・・・って感じですよね。
今回、追加派兵の準備が全くされてなかった所を見ても、最初に用意されてた兵数では、
ウクライナ全域を、中長期的に占領しようという考えは、当初から無かった事が伺えます。
実際、今年始めのカザフ派兵でも、ロシア軍は1週間ほどで引き上げていましたので。
つまりは、首都キエフの陥落というのは、あくまでも手段の1つであって、
目的としては最初から東部の占領であり、そこに沿岸部も加えられれば理想的って所でしょうか?

ですので、電撃戦で首都キエフを落とし、ウクライナに傀儡政権を樹立できれば100点だったでしょうけど、
東部や沿岸部を支配下に収められれば、それでも70〜80点って感じでしょうから、
ロシア側としても、払った犠牲とのバランス次第ではありますが、
そこくらいまで行ければ、充分に合格点って所なんだと思いますよ。
もちろん、プーチンとしては100点を望んでいたでしょうし、
もっと簡単に100点が取れるとも思っていたでしょうけど、
その辺りの読み違いや失敗が、すなわち「正常な判断力を欠く」とはならない気がします。
とは言え、これだけの犠牲を出し、更なる犠牲も増えるかも知れない中、
結果的に30点とか50点とかしか取れなければ、それはもう「失敗」の烙印を押されるかな?
って、結果論や後出しジャンケンみたいな感じに映るかも知れませんけど、
そんな感じでは見ていますね、個人的には。

> > あとは・・・アメリカ側が、変にプーチンを追い込むような、下手な対応を打たない限りは。
> > 逆に言うと、ロシア国防省が わざわざ会見までして、
> > 作戦転換を表明したのは、アメリカに対するメッセージな気がします。

> バイデンさん、ベテランだし、外交通を自負していた面があったように思うのですが、どうも疑問符がつく面が多い気がします。

まあ、オバマ政権における副大統領時代も、主に外交面を担っていたので自信はあるのでしょうが、
今回の戦争の遠因となっている、8年前のウクライナ騒乱の時に、まさしくバイデンが副大統領だった訳で、
こうして自らが大統領となった時に、あの時に民族派の暴動を支援したツケを、払わされている面はあるのかも?
って、あの頃の選択も「正しい」と信じて疑ってなければ、そんな自覚さえ、当人は抱いてないのでしょうけど。

> 今回も、国内向けの面もありますが、早々に「派兵はしない」と言って、ロシアに侵攻の成功のめどをつけさせたような面があります。
> 「すべてのカードがテーブルの上にある」という常套句があるし、国内向けにもブラフで通るのに、わざわざ言わなくてもと
> 思います。最近も「プーチンは権力の座にいるべきでない」と言って周囲や同盟国を慌てさせてますし。
> アフガンからの撤退も既定路線とは言え、同盟国にも通知しないもので、結局、あの体たらくだし。

結局、インテリ層に支持される、穏健でリベラルな民主党政権というのは、
口ではいろいろ言っても、実際に武力を用いる事は忌避する傾向が強いですからねえ。
ただし、その一方で、信念に基づいて行動しがちだからこそ、
ひとたび好戦的な方向に行ってしまうと、過激になり過ぎる所も民主党政権の特徴であると。
言うなれば、ケンカ慣れしてない優等生がケンカをすると、必要以上に相手を傷付ける感じでしょうか?
実際、アメリカが戦争を始める時って、民主党政権の事が多いとは言われているんですよね。
まあ、時代の巡り合わせで、たまたま そうなってるだけかも知れませんけど。

って、本当に多いのか? 私も書いててて気になったので、20世紀以降で少し調べてみました(笑)。

●民主党政権が開戦
  ドミニカ占領(1916) 冷戦(1945) キューバ危機(1962)

○民主党政権が参戦・介入
  メキシコ内戦(1914) ハイチ占領(1915) 第一次大戦(1917) ロシア内戦(1918) 第二次大戦(1941) 朝鮮戦争(1950)
  ベトナム戦争(1965) ドミニカ内戦(1965) ボスニア紛争(1994) コソボ紛争(1998) リビア内戦(2011) シリア内戦(2015)

●共和党政権が開戦
  キューバ占領(1906) グレナダ侵攻(1983) パナマ侵攻(1989) イラク戦争(2003)

○共和党政権が参戦・介入
  ニカラグア占領(1912) カンボジア侵攻(1970) レバノン内戦(1982) 湾岸戦争(1991) ソマリア内戦(1992) アフガン紛争(2001)

こうして見ると、確かに民主党政権の戦争は多いのですが、主に開戦ではなく参戦ですね。
そういう意味では、良くも悪くも、信念的に国際問題へ首を突っ込む感じが強いのかな?
それと、特に戦後以降で見てみると、ブッシュJr.が起こしたイラク戦争は、やはり異色な感じ。
あの時の戦争が、中東の不安定化や、今回のウクライナ戦争の遠因になっている事を思うと、
フセイン政権の善悪はさておき、父親の敵討ちという「私怨」で始めた戦争が、
様々な悪影響を10年後20年後に及ぼす訳ですが、恐らく当人たちは無自覚なんでしょうね・・・・

って、話を戻しますと、バイデン政権の国際戦略にしても、清濁併せのむのが苦手と言いますか、
「正しいか? 間違いか?」で、物事を判断している所があり、
腐敗しているアフガンやサウジに対しては、同盟国でありながらも、嫌悪感を隠しておらず、
その結果として、アフガン政権を見捨てたり、サウジのイエメン内戦への介入を支援しなかったりと、
アメリカの国益に適うかは別として、信念に基づいた外交方針を見せているんですよね。
少なくとも、それは支持者であるインテリ層の希望には添うモノだったので。
とは言え、アフガン撤退のようにグダグダとなると、今度はインテリ層が人権問題を気にし始めるので、
本当に、民主党政権における、支持者への人気取りというのは、バランス取りが難しいと・・・・
今回のウクライナ戦争にしても、核戦争や第3次世界大戦の勃発を危惧して、慎重論の方が多かったものが、
現地の惨状が報じられるにつれて、「このまま黙っては見過ごせない」という感じに変わってきてますし、
ここから更に、「正義の参戦」を求める意見が強まると、本当にマズい展開になる訳ですね。
核戦争へと導く道筋は、ロシア側だけでなく、アメリカ側のヒートアップも不可欠なので・・・・

その点で言うと、「得か? 損か?」で動く共和党政権の方が、ずっと安心だとは言えます。
まあ、すぐに武力を用いたがる点では、こちらの方が上なのですが、
ケンカ慣れしている分、そこまで大きくさせない所はありますし、
他人のケンカに、割って入って止めようなんて気持ちも、それほど持ち合わせていないんですよね。
簡単に言えば、1発ブン殴って、自分の気持ちがスッキリすれば満足というか、
自分が大怪我をする所までは、正直望んでいないみたいな感じが、彼らの行動原理としてはあります。
2003年にアメリカが起こしたイラク戦争にしても、直接の戦闘こそ短期で終結したものの、
その後のイラク国内は、未だに混迷していて不安定ですからねえ。
しかも今回の戦争で、小麦を輸入に頼るイラクではパンの価格が高騰して、既に反政府デモが起きていたり。

> トランプさんが「俺ならウクライナ侵攻は防げた」というのは、外野だから言えることとしても、パフォーマンス好きの彼なら
> プーチンに直接、電話をかけて交渉しただろうなとは思います。侵攻後の欧米を結束させるのは彼には無理だったでしょうが。

そうですね。
もしもコロナ禍が無く、そのままトランプ再選となっていれば、
恐らく、今回の戦争は起きていなかった可能性もありますね。
まあそれは、「トランプは何をしでかすか解らない」という不安感から、
NATO参戦は絶対に望まないプーチンとしても、戦争という強硬手段には打って出られなかったでしょうし、
そもそも それ以前に、ここまで緊迫した状況にも させなかったと思うんですよねえ・・・・
少なくとも、開戦の3ヶ月前に、ロシア国境まで20kmなんて至近距離で、
ロシアに核を打ち込む軍事演習なんて挑発行為は、トランプ政権なら行っていなかったはず。
北朝鮮側の意向を受け入れて、米韓軍事演習すら取り止めてしまう大統領だったので。

ただ、その一方で、「NATOからの離脱」は本気で検討してましたから、
今回の戦争は防げていても、長い目で見た場合、更なる世界の不安定要素は生み出していたかも?
アメリカがNATOから離脱すれば、アメリカとEU諸国の関係性も変わるでしょうし、
そうなるとEU諸国とロシアの関係性だって、大きく変化する可能性がありますからねえ。
EU諸国だけでロシアと対峙するとなれば、EUは今よりも弱腰対応だった可能性がある一方、
アメリカ不在のNATOであれば、その拡大もロシアはそこまで気にしなかった可能性もあります。
それどころか、20年前の方針に戻って、ロシアがNATO加盟を目指す事となれば、
看板は同じNATOでも、「アメリカ+EU」と「EU+ロシア」では大きく異なる為、その性質も激変してそう。
でも、後者の枠組みの方が、何だかんだで欧州全体の安定には、役立っていたかも知れませんね。
とは言え、既にこういう事態になった以上、そうそうアメリカはNATOから離脱しないでしょうし、
ロシアの加盟なんて夢物語でしょうけど(プーチン失脚後に、親EU政権でも誕生すれば別ですが)。

> 2年半後どうなるかは全く分かりませんが、この調子だとまたトランプ復権なんてありえそうで怖い。
> ハリスさんも期待外れっぽいし。
> 価値観がビジネス面しかないというのは、他国から見て不安だし不愉快なんですよね。

いや〜、トランプ復権なんて まだ可愛いモノだと、個人的には思ってますけどねえ。
実際に、当時の4年間で、トランプ政権がどの程度かは想定が着きますし、
時代の流れというのは、過激な方へ、極端な方へと流れていく傾向にあるので、
トランプの後には、恐らく、トランプ以上にトンデモない人物が現れる可能性が高いかと?
例えばブッシュJr.の8年間も、当時は「これほど酷い大統領は過去に居なかった」と言われましたが、
トランプ登場以降は、「これに比べれば、ブッシュJr.は まだマシだった」という評価になってますし、
そして恐らく今後は、トランプ以上に過激な人物が現れて、
その時には「トランプは まだマシだった」と言われてると思うんですよ。

ハッキリ言って、人口に占める白人層の割合が、ドンドン下がっているアメリカにおいて、
多様性あるアメリカを標榜する民主党と、伝統的なアメリカを標榜する共和党とでは、
共和党の党勢衰退は、どうしたって避けられない状況にあり、
その対応策のドーピング手段として、ポピュリズム化路線の歯止めが効かなくなった現在、
今より酷くなる可能性はあっても、今よりマシになる可能性は低いと思うんです。
実際、福音派→ティーパーティー→トランプと、過激化していく一方ですし・・・・

ですが、その一方で、共和党に比べれば まだマシでも、
貧富の差の拡大や、社会の分断、以前より余裕を失った庶民の暮らしぶりなどにより、
民主党の中でも、左側のポピュリズムが勢いを増していて、難しい状況なんですよね。
それこそ、過激化した共和党への政権交代が起こる度に、
民主党内においても、バーニー・サンダースやオカシオ=コルテスなど、
社会主義的な政策を求める一団が、存在感を増してきています。
(とは言え最近は、経済格差か? 人種問題か? どちらを優先するかで分裂気味だとも)
そして次第に、右へ左へと揺れが大きくなっていけば、いつかバタンと倒れて落ちてしまうかも?

ブッシュJr.からオバマへと、政権交代後起こった前後には、
宗教右派の台頭を快く思わない人々は、
共和党支持の地域を、「ジーザスランド(イエス=キリスト国)」と揶揄してましたし、
逆に、オバマ・ケアなどの社会主義的な政策を快く思わない人々は、
民主党支持の地域を、ソ連(USSR)をもじって「USSA」と揶揄してましたけど、
そんな言い争いが可愛く見えるくらい、今のアメリカ社会の分断は深刻ですので・・・・

でもまあ、とりあえず、現在のアメリカ国内で最も重要な課題は、
ウクライナ戦争への対応ではなく、急速に進行しているインフレ(物価上昇)対策ですよね。
しかも今回の戦争勃発によって、更なる石油や小麦の価格上昇は避けられそうにない為、
そこをどうするかの方が、中間選挙に向けての、喫緊の課題になってくるかと思われます。
戦災者を「可哀想だな」とは同情しても、物価上昇の方がダイレクトに市民生活を直撃しますから。
当然ですけど、遠くの誰かの明日の命よりも、自分たちの明日のパンの方が、普通の人には大事なので。

> あ、でも彼の期間中、アメリカが戦争を起こすことはなかったんでしたっけ。
シリア政府軍に対するミサイル攻撃くらいでしょうか?
私の覚えている限りでは。
あとは、大統領候補でもあったイランのソレイマニ司令官を、爆殺した事ですね。
イランが自制したから、戦争にまでは発展しなかったものの、
あれは一歩間違えれば、第5次中東戦争となっていた可能性だってありました・・・・
そういう意味では、「結果的に」戦争と起こらなかっただけで、危険な火遊びはしてましたよ。
それに、アメリカ国民の分断という「内戦」は、確実に引き起こしましたし(苦笑)。
いや本当、選挙結果を不服として起こした、昨年の議事堂襲撃事件なんて前代未聞であり、
あれで生じた双方の不信感は、アメリカ社会の将来にも大きな影を落としたかと?

> でも経済的にプラスだと判断したらゴーサイン出しそうですが。
> 今の戦争は経済的にプラスになることはないのかもしれませんが。

軍需産業など、一部の業界は儲かるのでしょうが、国全体で見れば明らかにマイナスですね。
(嫌な言い方ですが、今回の戦争でも、軍需産業は かなり儲けてるはず)
今の時代、植民地経営とかが出来る訳では無いですし、
それにしたって、経済的にはプラスになっても、統治コストでは正直赤字なので、
その辺りまで考えれば、軍事力で抑え込むよりも、
経済や文化で平和裏に支配する方が ずっと効率的であると!!

実際、昭和の終わり頃は「Japan as No.1」と賞賛されてた日本も、
失われた平成の30年間を経て、ネット時代となった令和の今では、
かなりの部分で、アメリカ発のグローバル企業に、カネと情報を吸い上げられてますからねえ・・・・
下手に3つの時代を覚えているだけに、現在の状況は本当に悲しい限り(泣)。

ちなみに、「戦争は経済的にマイナス」とは言いましたけど、
それはあくまで、限定的な戦争を想定した上での話であり、
世界大戦レベルの全面戦争が起これば、それこそ話は、また別かな?
総力戦となれば、軍需物資がバンバンと浪費されますので、巨大な生産量が求められますし、
そうなると、失業率問題などは一気に解消します(苦笑)。
実際、アメリカが大恐慌の痛手から回復するのは、ニューディール政策の成果よりも、
第2次世界大戦の影響の方が、ずっと大きかったですからね。
そして、ひとたび戦争となれば、富裕層の財産はドサッと徴発されて、誰もが等しく貧しくなり、
その後、戦時下の大量生産体制の下、戦後の復興事業に資源と労働力が投入されれば、
それなりの期間、好景気の時代が続く事となります。
戦争というのは、技術革新も導きますし、社会システムも一新させるので。
って、戦争で生じる莫大な損失分まで踏まえれば、決してプラスでは無いかも知れませんけど・・・・

> > > 池上彰さんによると、「スクランブルとか様々な嫌がらせをすることで
> > > 疲れさせて併合に持っていく」ということですが、そんな嫌がらせする相手に吸収される気に
> > > なるかなあというところ。

> > う〜ん、その発言を直接聞いた訳では無いので、前後の主旨は解りませんが、
> > それってもう、「平和的」では無い気はするんですよね(笑)。
> > まあ恐らくは、実際に台湾へ軍隊を派遣して、武力占領を行うような「力攻め」ではなく、
> > 島国である台湾と、海と空から輸送路を封じてしまう事で「兵糧攻め」を行い、
> > 降伏をさせるって意味なのかな?とは思いますけど。

> 池上さんの言は「週刊ダイヤモンド」3月26日号の記事で、要約すると
> 「中台間がすぐに戦争になるわけではない。中国は孫氏の兵法、戦わずに勝つでいくでしょう。
> 最近、中国の戦闘機や爆撃機が防空識別圏の中に頻繁に入っていますが、これを毎日やられると台湾空軍は疲弊する。
> 他にも様々な嫌がらせをして、台湾の世論を「本当に軍事侵攻してきたら大変だから、中国と仲良くすべき」ともってきて、
> 中国と友好的な国民党が政権につけるようにする環境づくりを今しているとみた方がいい」
> というものなので、一応は平和的ですね。最初に書いている通り、非現実的な気もしますが。

こういう主旨でしたら、私も「非現実的」だと思いますね。
まあ確かに、領空侵犯や領海侵犯を頻繁にされると、対応する側も大変なのは事実ですし、
こうした示威行動を、中国側が行ってくる可能性自体は、私も充分にあると考えています。
と言いますか、既に日本においては、中国と尖閣問題を抱えており、
領海侵犯は少なくても、接続水域への航行は、年間300日を超えてますからねえ・・・・
また冷戦中には、自衛隊のソ連軍に対するスクランブル発進が、年間800回を超えてましたし、
時代が時代だけに、今以上の緊張感が伴う対応を強いられてましたけど、
だからと言って、その事を理由に日本の世論が「ソ連と仲良くしよう」とは思いませんでしたからね。

もちろん、こうした行為を続けられると、現場の兵士たちは精神的に疲労しますし、
やがて常態化して、スクランブル発進さえ慣れてしまうと、それはそれで心に油断が生じて危険なのですが、
でもまあ、大部分の一般市民にとっては、日常生活の外で行われている行為ですので、
反感を買う事はあっても、これだけでは屈服とかは得られないですよね、実際の所。
実際に一般市民も被害を受ける「空爆」でさえ、心を折る以上に、反抗心を高める事が知られていますし、
直接的な被害を受けない示威行為では、民意の方は尚更 動かないかと?

> しかし、中国は「経済支配」で満足する気なんでしょうか。確かにこれをやられると西側としては対抗手段に窮しますが、
> 最近の中国政府の発言を見ると明らかに名実ともに統一を目指しているように見えます。
> わざわざハードル上げて有言不実行なんて国内で批判浴びそうなことするのかなと。

韓国や北朝鮮において、民族分断を解消する「半島統一」は悲願であるのと同じように、
中国においても、台湾を回収して「中国統一」を図るのは、やはり悲願ではあるんですよね。
それを本気で目指すか、はたまた実力行使してでも実現させるか、そのあたりの事は別にしても、
台湾との統一を諦めるという考え方は、本心はどうあれ、政治的には絶対に口になど出来ません!!
それこそ韓国でも、経済的負担や軍事的不安を考えれば、
自らの日常生活を脅かす即座の南北統一など、本音を言えば、多くの韓国国民も望んではいないのですが、
だからと言って、民族分断の悲劇という「御題目」を前には、そんな自分中心な願望など大っぴらに言えませんし、
大統領みたいな立場となれば、それは尚更の事だと思います。
まあ要するに、本音と建て前って事ですよね。

とは言え中国の場合、韓国と北朝鮮の関係とは違って、
中国の方がずっと大きい上に、台湾は栄えており、しかも戦略的にも意味のある島なので、
もしも統一が可能とあるなら、中国側としては、それを拒む理由が無いという事ですね。
それに実際、香港やマカオを回収した実例も、既に持っていますから。
そういう意味では、平和的な統一がなるなら、もちろん中国側としても理想ですけど、
軍事的にもそれが可能であるなら、時の為政者次第で、その誘惑に駆られる危険性はあるかも?
特に近年の習近平は、毛沢東やケ小平に並びたいという願望が、明らかに見て取れますし、
異例の国家主席3期目を果たし、歴史的な名声を得るなら、「台湾回収」は大きな目標となります!

でもまあ、こうして今回のウクライナ戦争を経た後だと、
実戦経験が豊富とされ、地続きで攻め込んだロシア軍でさえ、こうも苦戦している以上、
経験不足が指摘され、海を越える必要がある、中国軍の台湾侵攻は、これで相当後退したはず。
しかも台湾とアメリカの間には、ウクライナとは違い、一応の同盟(台湾関係法)はありますし、
中国の場合はロシアと比べると、軍事よりも経済優先ですから、現実的な危険性は低い気がします。
今後、中国の立場が苦しい所に追いやられれば、また別でしょうけど、とりあえず今の所は。
習近平がそんなに名声を欲したとしても、晩節を汚す危険性が高ければ、恐らく冒険は避けるはず!
例えば日本の小泉政権も、郵政民営化を果たし、最大の目標だった自民党最大派閥の座も手にして、
最後に記念碑を立てるべく、「天皇の意向」などというモノを捏造してまで、
女性天皇・女系天皇の誕生を実現しようと、積極的に動いてましたけど、
秋篠宮妃の懐妊、そして悠仁親王の出産があり、時流の不利を察してアッサリ撤退しましたからねえ。
香港が返還されるまで、99年も待てるような中国の政治が、そうそう早計な手を打ちはしないでしょうし、
目先の誘惑に負けて、歴史的な汚名を残すなど、中国人の思想的には絶対に避けたい所ですので。

> 習近平もプーチン同様、イエスマンばかりに囲まれて、軍事侵攻可能なんて判断しかねないのでは。
う〜ん、でも中国の場合は、一言に独裁的だとは言っても、
共産党主導の政治体制であり、そのトップも7名による集団指導体制ですからねえ。
まあ確かに近年の習近平は、従来タブー視されていた3期目への筋道を付けられるくらい、
圧倒的な権力の集中を果たしているとは言え、これらの政治的な枠組みまでは手を付けられていません。
と言いますか、膨大なエリート官僚層や、改革開放路線の恩恵を受けた権益層など、
それらを押さえ付ける事は出来ても、全て排除するなど不可能ですし、
逆説的に言えば、彼らは習近平による一極集中体制の瓦解を、虎視眈々と狙っているとも言えます。

なので、イエスマンに囲まれていると言うよりか、
「失敗しろ!」と密かに願っているであろう、獅子身中の虫たちを抱える一方、
習近平体制を支えているのは、太子党と呼ばれる、世襲的な共産党創設者の子弟たちであり、
特権の中で育った2世3世の彼らの中には、威勢良く強硬路線を唱える人たちも多いと。
そういう意味では、習近平の絶大な権力を恐れて、イエスマンに徹している層も実際多いでしょうが、
それ以上に、自らを支持する強硬意見に引きずられ、反対勢力からの助け船も得られず、
結果的に「軍事侵攻」を選んでしまうシナリオの方が、より現実味があるかも知れませんね?

と言いますか、そもそもプーチン自体も、今まで政権を支えてきた両翼である、
経済重視の新興財閥と、強硬路線の軍や諜報機関との間で、板挟みにされて、
最終的に後者を優先した事が、今回の開戦に繋がった側面は否定できませんからねえ。
単に外部から見ていて、客観的には有り得ないような選択に思えても、
複雑な内部事情があると、当事者は主観的に、そうした選択を行う事は、決して珍しくありません。
まあ、政治の世界だと解り難いですけど、これがスポーツの世界とかだと、
様々に叩かれる「監督の謎采配」と呼ばれるものも、実は誰々が怪我をしていたとか、
いろいろと内部事情を聞けば、「致し方なかったか」と、後から納得できる事も多いんですよね。
ただしスポーツとは違い、政治というのは、我々市民の生活にも大きな影響を与える選択を行う為、
そんな冷静に評価など難しいですし、結果こそが重要なので、損失を被れば納得云々以前に叩かれると。

> > > > > 世界終末時計、現在、最短の100秒前ですが、そろそろ動くのかな。
> > う〜ん、でも世界終末時計って、毎年1月に設定されるみたいなので、
> > 今回のウクライナ戦争が反映されるのは、また1年くらい先の話ですね。
> > で、もしかしたら、その頃には既に、戦況の方も悪いながらも落ち着いてきて、
> > いま現在に比べれば、危機のレベルは下がってる可能性もありそうだと。

> 調べたら、そうらしいですね。さっさと落ち着いてほしいものですが、まだまだ不透明ですね。

そうですね。
そして、逆説的に言ったら、
来年1月に、世界終末時計の針が進まないような状況の方が、
戦争も一段落しているという事なので、そちらの方が望ましいと。

でもまあ現状だと、軍事規模の縮小により、戦争から紛争に移行されても、
ジリジリとした戦闘は、却って長期化しそう感じですし、
開戦当初に比べれば、核戦争の危機は大きく後退したと言っても、
時計の針の方は、警告的な意味合いでも、思い切って大きく動かした方が良いかも知れません。
日本でも学術会議に対するバッシングがあったり、世界でも反知性主義の攻撃ターゲットにされたりと、
近年、アカデミズムな立場からの提言というのは、時代の世論に合わない所も多々あるのでしょうけど、
今回の戦争においても、ロシア科学アカデミーは、「停戦と和平」を求める声明を出してましたし、
時に目障りと映るかも知れませんが、こうした存在は重要であろうと、私などは考えたりしますね。

23881
[23881] 第142回首相選挙終了報告返信 削除
2022/3/24 (木) 00:07:32 聖職者


         管理人様へ

 第142回首相選挙終了報告を執り行います。

 第142回首相選挙は、※ 市民会議ネットワークが首相に就任しました ※
と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。

 つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。


[23887] Re:第142回首相選挙終了報告返信 削除
2022/3/28 (月) 22:25:10 徳翁導誉

>  第142回首相選挙は、※ 市民会議ネットワークが首相に就任しました ※
> と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。
>  つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。

お疲れ様です。
歴代ページにアップすると共に、初期化しておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime142.html

23840
[23840] WW2世界戦場1 終了について返信 削除
2022/2/25 (金) 22:22:20 後東豊陽

WW2世界戦場1につきましては、ソ連勝利で終了しています。
報告が漏れていましたので、遅れ馳せながら投稿しておきます。


[23842] Re:WW2世界戦場1 終了について返信 削除
2022/3/1 (火) 22:06:49 徳翁導誉

> WW2世界戦場1につきましては、ソ連勝利で終了しています。
お疲れ様です。
過去戦場にアップすると共に、初期化しておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/ww2_session/ww2_135.html

> 報告が漏れていましたので、遅れ馳せながら投稿しておきます。
ゲーム終了の報告が遅れるのは構わないのですが、
ゲーム開始の報告・・・というか、途中参加者の募集はあった方が、
ゲーム的にも良かったかな?とは思いますね。
そうすれば、もう少しは空白国が埋まったかも知れませんし。


[23845] Re2:WW2世界戦場1 終了について返信 削除
2022/3/2 (水) 02:07:29

> > WW2世界戦場1につきましては、ソ連勝利で終了しています。
> お疲れ様です。

!?いつの間に…(笑)WW2オンライン開催していたのですね。皆さまお疲れ様でした。

> ゲーム開始の報告・・・というか、途中参加者の募集はあった方が、
> ゲーム的にも良かったかな?とは思いますね。
> そうすれば、もう少しは空白国が埋まったかも知れませんし。

たしかに募集あるとありがたいですね。国債登録しようと思いつつ開催に気付かなかったです(笑)
情勢によっては空白国のままの方が都合が良いこともありますが、募集して有人国にした方が歯応えがあって美味しい気がしますし…


[23855] Re3:WW2世界戦場1 終了について返信 削除
2022/3/8 (火) 22:14:41 徳翁導誉

> > > WW2世界戦場1につきましては、ソ連勝利で終了しています。
> > お疲れ様です。

> !?いつの間に…(笑)WW2オンライン開催していたのですね。皆さまお疲れ様でした。
> > ゲーム開始の報告・・・というか、途中参加者の募集はあった方が、
> > ゲーム的にも良かったかな?とは思いますね。
> > そうすれば、もう少しは空白国が埋まったかも知れませんし。

> たしかに募集あるとありがたいですね。国債登録しようと思いつつ開催に気付かなかったです(笑)
> 情勢によっては空白国のままの方が都合が良いこともありますが、
> 募集して有人国にした方が歯応えがあって美味しい気がしますし…

そう考えると、同じWW2題材でも「連合国vs.枢軸国」だとか、
冷戦題材で「自由主義陣営vs.共産主義陣営」みたいな感じで、
1対1版があった方が、現状ではゲーム的に白熱するかも知れませんね。
まあ理想を言えば、外交主眼のゲームなので、多人数でプレーするのが本来の姿ですけど。

ちなみに、1対1の新ゲームとして作っていた「戦略 賤ヶ岳」が、
9割がた出来上がった所で、制作の手を緩めたら、そのままストップしてしまったので(苦笑)、
何か別のモノを作り始めて、ついでにそちらも完成させようかな?という考えに。
一旦手が止まってしまうと、なかなか再始動とならないもので・・・・


[23865] 1vs1の新ゲームについて返信 削除
2022/3/15 (火) 01:28:56

> > たしかに募集あるとありがたいですね。国債登録しようと思いつつ開催に気付かなかったです(笑)
> > 情勢によっては空白国のままの方が都合が良いこともありますが、
> > 募集して有人国にした方が歯応えがあって美味しい気がしますし…

> そう考えると、同じWW2題材でも「連合国vs.枢軸国」だとか、
> 冷戦題材で「自由主義陣営vs.共産主義陣営」みたいな感じで、
> 1対1版があった方が、現状ではゲーム的に白熱するかも知れませんね。

WW2題材の1vs1版、個人的にはロールプレイしやすいですし大歓迎ですね。
知ってる題材に手が伸びやすいという…(苦笑)

あと需要あるかわかりませんが、個人的にはWW2オンライン軍事演習シナリオとかもミニゲームとして面白そうだなと(笑)
WW2オンラインの軍事演習としてシステムやマップは現行のまま1vs1にするイメージです。
ゲーム開始時は終盤マップに似せて無主地はすべてプレーヤ両国が併合済み、
開始即奇襲しても首都陥落しないよう首都に最低限の守備隊&ポイント初期値が少なめ…みたいな初期条件であればゲームとして成立しそうかなと思ってます。
(シナリオ例「世界最終戦論」:王道を征く日本と覇道を征く米国が衝突(笑))
既存の1vs1ゲームの中ではサクッとお手軽にプレイでき、かつWW2オンラインの簡易練習にもなるので本家のプレーヤ層(母集団)も増えてくれたら良いな…と(笑)

> まあ理想を言えば、外交主眼のゲームなので、多人数でプレーするのが本来の姿ですけど。
そうですね。WW2オンライン本家は外交主眼のゲームとして本来の姿を保ちたいです。
ただまぁ、きっかけやWW2オンラインへの導線としてWW2題材の1vs1あっても良さそうな気はします。
(ディプロマシー無書簡卓みたいにゲームの主眼から外れつつも、本家のプレイ人口増に寄与するゲーム…みたいな?)

> ちなみに、1対1の新ゲームとして作っていた「戦略 賤ヶ岳」が、
> 9割がた出来上がった所で、制作の手を緩めたら、そのままストップしてしまったので(苦笑)、
> 何か別のモノを作り始めて、ついでにそちらも完成させようかな?という考えに。
> 一旦手が止まってしまうと、なかなか再始動とならないもので・・・・

おぉ!9割完成ですか!実は豆乳さんと徳翁さんの去年夏ごろのスレ見ててちょっと気になってました。
(というより僕もスレの影響を受けてJavaScriptゲーム作ろうとしてました。思ったより難しくてちょっとストップ中ですが…orz)
創作活動してくださるだけでもありがたいですし、のんびり完成を待ちたいと思います(笑)
賤ヶ岳というと柴田勝家でしたっけ…(うろ覚え)プレイできるようになったらぜひ遊んでみたいです。


[23871] Re:1vs1の新ゲームについて返信 削除
2022/3/15 (火) 22:00:41 徳翁導誉

> > そう考えると、同じWW2題材でも「連合国vs.枢軸国」だとか、
> > 冷戦題材で「自由主義陣営vs.共産主義陣営」みたいな感じで、
> > 1対1版があった方が、現状ではゲーム的に白熱するかも知れませんね。

> WW2題材の1vs1版、個人的にはロールプレイしやすいですし大歓迎ですね。
> 知ってる題材に手が伸びやすいという…(苦笑)

1対1の場合、やはりマップはWW2オンラインのモノが適当ですかねえ?
赤い嵐のマップ流用も可能なのですが、それだとエリア数が多すぎて、
1人で操作する範囲を考えると、ちょっと大変そうな気もしますし。
とは言え、内政とかは無しにして、コマンドも一括送信が可能にすれば、
エリア数の多さというのも、そこまで負担にはならないのかな?

> あと需要あるかわかりませんが、個人的にはWW2オンライン軍事演習シナリオとかもミニゲームとして面白そうだなと(笑)
いきなり多人数プレーはハードルが高いという人向けも考え、
外交は出来ませんが、1人用ゲームのWW2オンラインというのは、考えた事がありますね。
でもまあ、それも結局は「優勝を目指す」タイプのゲーム構想だったので、
それこそ爺さんの提案のように、「日本で10ターン以内にワシントンを落とせ!」とか、
目標設定の付いたミニ・シナリオというのも、確かにアリかも知れませんね。

ちなみに、WW2題材の1対1版に関しては、
ターン数が過ぎるごとに、次第に連合や枢軸への加盟国が増えていく事で、
操作できる国も増えていくってイメージですね。
また、中立国に関しては、例えば枢軸プレイヤーが攻めれば、即座に連合側に加盟するとか、
参戦要請のポイント投下値によって、参戦するターンのタイミングが変わったり、
本国や植民地との連絡路が途切れると、兵站切れとして兵力を失うとか、
人物カードを使用すると、ボーナス効果が得られるとか、
正直言うと、途中からは、WW2オンラインとは別物のアイデアにもなりつつあるんですよね(笑)。
でもまあ、それならそれで、名前も変えて別ゲームって事でも良いとは考えてますけど。

> > まあ理想を言えば、外交主眼のゲームなので、多人数でプレーするのが本来の姿ですけど。
> そうですね。WW2オンライン本家は外交主眼のゲームとして本来の姿を保ちたいです。
> ただまぁ、きっかけやWW2オンラインへの導線としてWW2題材の1vs1あっても良さそうな気はします。
> (ディプロマシー無書簡卓みたいにゲームの主眼から外れつつも、本家のプレイ人口増に寄与するゲーム…みたいな?)

逆に言うと、現在のWW2オンラインで、取っ付きにくい所って何処ですかねえ?
根幹部分は変えないにしても、何処かは弄った方が良いのかな?という気も。
いや正直言っちゃえば、「優勝者大会」のレベルで行えるのであれば、
http://kakolog01.g1.xrea.com/ww2_session/ww2_32.html
別に弄る必要性なんて、全然感じないのが本音ですけど(笑)、
あれらは既に15年前の開催となると、今の時代には合わないって面もあるでしょうし、
廃棄や差し替えまではしなくても、「バージョン2」とかはあって良いかな?と。

例えば、いつ攻め込まれるか不安という事であれば、
戦争処理はターン更新時に一括で行っても良いですし、
外交的な駆け引きは減りますが、口約束だけでは大変であれば、
例えば同盟期間は10ターンと決まっていて、その間は破棄できないとか、
極端な話、交渉もなく、コマンド実行やカード使用などで強制的にというのも、
意外と、今の時代には合っているのかな?とか考えたりもしますね。

> > ちなみに、1対1の新ゲームとして作っていた「戦略 賤ヶ岳」が、
> > 9割がた出来上がった所で、制作の手を緩めたら、そのままストップしてしまったので(苦笑)、
> > 何か別のモノを作り始めて、ついでにそちらも完成させようかな?という考えに。
> > 一旦手が止まってしまうと、なかなか再始動とならないもので・・・・

> おぉ!9割完成ですか!実は豆乳さんと徳翁さんの去年夏ごろのスレ見ててちょっと気になってました。
> (というより僕もスレの影響を受けてJavaScriptゲーム作ろうとしてました。思ったより難しくてちょっとストップ中ですが…orz)
> 創作活動してくださるだけでもありがたいですし、のんびり完成を待ちたいと思います(笑)
> 賤ヶ岳というと柴田勝家でしたっけ…(うろ覚え)プレイできるようになったらぜひ遊んでみたいです。

羽柴秀吉vs.柴田勝家ですね。
信長亡き後の、織田家の主導権争いです。

ただ、戦略性を高めようとして、
「柴田軍実行→柴田軍入力→羽柴軍実行→羽柴軍入力」で1サイクルという、
相手の行動を先読みする必要のある、かなり頭を使うシステムで作ってしまった為、
「こんな面倒くさいゲーム、プレーする人いるか?」という疑問が湧いてしまって、
そのままストップしちゃったって感じなんですよね・・・・

スムーズに行けば、昨年末には完成していたペースだったのに、
何だかそこで、プツッと糸が切れてしまった感じ。
あと、城数が78個で、武将も98人と、ちょっと手軽な規模では無く、
これがゲーム制作再開の第1弾では、少し厳しいなとも思ったので、
何かもっと取っ付きやすいゲームを先に作って、
こちらは後出しの方が良いかな?という考えにも。

ちなみに、そうやってゲーム制作の方はストップしちゃったんで、
その変わりと言っては何ですけど、年末だか年始のあたりに、
超巨大な「全世界HEXマップ」などという、無駄なモノをつくってましたね(苦笑)。
それこそ、光栄の蒼き狼4・チンギスハーンのオンライン対戦版でも出来たら、
ちょっと面白いかな?とか考えたんですけど、マップが広すぎて大変そう(笑)。
国土地理院のデータを見つけて、それを加工しただけですから、手軽に作れたんですけど、
「2000x1800」と規格外になった上に、精密さを考えると、更に広くしたい欲求が・・・・

また、それと同時に、長い歴史を辿る「通史ゲーム」も作りたい思いが湧いてきて、
いきなり「全世界版」だと大変そうだから、「欧州版」と「東亜版」で実験作を作ろうかな?とか、
上手いこと作れば、学校の歴史の勉強にも役立てられるよな?とか、
いろいろと余計な事まで考え始めちゃったんですが、
それでも、ゲーム・システム自体は、結構固まりつつはあるんですよね。

正直言うと、北京冬季五輪が終わったら、そちらの作成に移ろうかと予定してたのですが、
五輪直後にウクライナ戦争が始まってしまい、最近はそちらの動向ばかりが気になり、
現実には、全く手が付けられていないと言うのが、実際の所。
一旦 動き出しちゃえば、賤ヶ岳のもトントンと進んだので、
その辺りの感覚に変わりが無い事は実感できたのですが、
一旦 止まると、なかなか再び動き出せないのは、昔よりも重症のようです・・・・
それが、加齢の所為なのか、何の所為なのかは解りませんけど。

23862
[23862] 赤い嵐物資備蓄費に関して返信 削除
2022/3/11 (金) 00:41:16 赤い嵐イタリア

WW2版現代版風では存在している、
物資の備蓄費に関して通常の現代版でもその仕様が生きているのかお聞きしたいと思い書きこみさせていただきました。
できれば通常の現代版でも備蓄費の記載があってもいいかと思います。」


[23870] アフガニスタン国旗を差し替え返信 削除
2022/3/15 (火) 21:59:56 徳翁導誉

> WW2版現代版風では存在している、
> 物資の備蓄費に関して通常の現代版でもその仕様が生きているのかお聞きしたいと思い書きこみさせていただきました。

はい、現代版でも備蓄費は掛かりますね。

> できれば通常の現代版でも備蓄費の記載があってもいいかと思います。」
あ〜、なるほど。
現代版の方では、表示されてませんでしたか。
了解です、現代版でも備蓄費が表示されるようにしておきました。


P.S.
昨年8月のタリバン政権復活により、アフガニスタンの国旗は変更されたのですが、
それを「現代版」に反映するのを忘れてましたので、ついでに差し替えてました。
ゲーム中の変更とはなるものの、画像が変わるだけで、特に影響はありませんしね(笑)。

23831
[23831] 第140回首相選挙終了報告返信 削除
2022/2/11 (金) 06:33:53 聖職者

管理人様へ

 第140回首相選挙終了報告を執り行います。

 第140回首相選挙は、※ 真正中道・進歩・自由が首相に就任しました ※
と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。

 つきましては過去ログの保存を要請いたします。

このゲーム、定期的に人数が増えては急減していてよくわからないです。

 今回も年末はすごく参加していたのに今期は3人だけですから。
第1回からずっとと参加している自分も大変驚いています。

 こういうゲームの継続条件って今現在はどうなっていましたかな?


[23833] Re:第140回首相選挙終了報告返信 削除
2022/2/14 (月) 21:17:11 徳翁導誉

>  第140回首相選挙は、※ 真正中道・進歩・自由が首相に就任しました ※
> と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。
>  つきましては過去ログの保存を要請いたします。

お疲れ様です。
歴代ページに上げると共に、初期化しておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime140.html


> このゲーム、定期的に人数が増えては急減していてよくわからないです。
>  今回も年末はすごく参加していたのに今期は3人だけですから。
> 第1回からずっとと参加している自分も大変驚いています。

まあ、その時々で幾らか波はあるモノとは言え、さすがに今回は極端ですよね!?
言うなれば、テレビで取材された飲食店みたいな感じでしょうか?(笑)
放送の直後は、突如として一見客が大量に訪れるも、アッと言う間に姿を消し、
その間の混雑により、常連客まで離れてしまう事がある為、
だからこそ、「取材拒否の店」みたいな所が実際に現れるのだろうと。

あとは、新規層が定着するか否かとなると、
まずは第一に、中身そのものの魅力が重要となるのでしょうが、
このゲームの場合、システム自体は至ってシンプルなモノですから、
各セッションごとの、プレイヤー間の空気感が意外と大きいかも?

>  こういうゲームの継続条件って今現在はどうなっていましたかな?
ログ保存の目安は、だいたい5名以上としていますけど、
ただ今回のケースだと、極端から極端に振れてる状況なので、
しばらくの間は、この条件を満たさなくても、ログ保存は行うと思います。
とは言え、それが何度も続く状況となれば、考えるかも知れませんね。

あと、ゲーム自体の存続は、ログ保存の基準よりも甘いですよ。
まあ何やかやで、聖職者さんの「ゲーム再開要求」以来、
ここまで8年半も続いている以上、そう簡単には打ち切るつもりはありません。
具体的な目安を言えば、半年や1年くらい今のままなら、存続を考える感じかな?


[23835] Re2:第140回首相選挙終了報告返信 削除
2022/2/16 (水) 23:19:39 聖職者

▼ 徳翁導誉さん
> >  第140回首相選挙は、※ 真正中道・進歩・自由が首相に就任しました ※
> > と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。
> >  つきましては過去ログの保存を要請いたします。

> お疲れ様です。
> 歴代ページに上げると共に、初期化しておきました。
> http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime140.html


 どうもありがとうごさいます。

> > このゲーム、定期的に人数が増えては急減していてよくわからないです。
> >  今回も年末はすごく参加していたのに今期は3人だけですから。
> > 第1回からずっとと参加している自分も大変驚いています。

> まあ、その時々で幾らか波はあるモノとは言え、さすがに今回は極端ですよね!?
> 言うなれば、テレビで取材された飲食店みたいな感じでしょうか?(笑)
> 放送の直後は、突如として一見客が大量に訪れるも、アッと言う間に姿を消し、
> その間の混雑により、常連客まで離れてしまう事がある為、
> だからこそ、「取材拒否の店」みたいな所が実際に現れるのだろうと。


 おしゃる通りだと思います。


> あとは、新規層が定着するか否かとなると、
> まずは第一に、中身そのものの魅力が重要となるのでしょうが、
> このゲームの場合、システム自体は至ってシンプルなモノですから、
> 各セッションごとの、プレイヤー間の空気感が意外と大きいかも?


 うまく参加者の方が定着してくれるといいのですがね。
かなり難しいようです。


> >  こういうゲームの継続条件って今現在はどうなっていましたかな?
> ログ保存の目安は、だいたい5名以上としていますけど、
> ただ今回のケースだと、極端から極端に振れてる状況なので、
> しばらくの間は、この条件を満たさなくても、ログ保存は行うと思います。
> とは言え、それが何度も続く状況となれば、考えるかも知れませんね。
>
> あと、ゲーム自体の存続は、ログ保存の基準よりも甘いですよ。
> まあ何やかやで、聖職者さんの「ゲーム再開要求」以来、
> ここまで8年半も続いている以上、そう簡単には打ち切るつもりはありません。
> 具体的な目安を言えば、半年や1年くらい今のままなら、存続を考える感じかな?


 ご返答ありがとうごさいます。
過去の経緯もあるので存続は目指してみます。


[23837] Re3:第140回首相選挙終了報告返信 削除
2022/2/21 (月) 21:49:55 徳翁導誉

> > >  こういうゲームの継続条件って今現在はどうなっていましたかな?
> > ログ保存の目安は、だいたい5名以上としていますけど、
> > ただ今回のケースだと、極端から極端に振れてる状況なので、
> > しばらくの間は、この条件を満たさなくても、ログ保存は行うと思います。
> > とは言え、それが何度も続く状況となれば、考えるかも知れませんね。
> > あと、ゲーム自体の存続は、ログ保存の基準よりも甘いですよ。
> > まあ何やかやで、聖職者さんの「ゲーム再開要求」以来、
> > ここまで8年半も続いている以上、そう簡単には打ち切るつもりはありません。
> > 具体的な目安を言えば、半年や1年くらい今のままなら、存続を考える感じかな?

>  ご返答ありがとうごさいます。
> 過去の経緯もあるので存続は目指してみます。

そうですね。
頑張って下さい・・・と言うのは、何だか変かも知れませんが、
聖職者さんの今までの努力は解るので、上手く行くよう応援はしてます。


P.S.
別スレッド・・・というか、予想大会での話の続きですけど、
北京冬季五輪が閉幕した今週は、ウクライナ情勢が動くか否かの山場になるかも?
欧米と正面衝突するなら、中国のメンツを潰す訳にも行かなかったでしょうし、
3月に入ると、雪解けで大地がぬかるみ、行軍が困難になると思うので、
もしもロシアが実力行使に出るなら、ベラルーシとの合同軍事演習が終わった今週が分岐点かと。


[23839] 真に正しい政治とは ウクライナ情勢 突然、正論を言う人は信頼・信用してはいけない。返信 削除
2022/2/24 (木) 22:51:11 聖職者

▼ 徳翁導誉様へ

> > > ここまで8年半も続いている以上、そう簡単には打ち切るつもりはありません。
> > > 具体的な目安を言えば、半年や1年くらい今のままなら、存続を考える感じかな?

> >  ご返答ありがとうごさいます。
> > 過去の経緯もあるので存続は目指してみます。

> そうですね。
> 頑張って下さい・・・と言うのは、何だか変かも知れませんが、
> 聖職者さんの今までの努力は解るので、上手く行くよう応援はしてます。


 そんなに努力していませんよ。
多くの有権者達に言いたい、政治家に対して裁きの鉄槌を下せない者達に主権者たる資格はない。
政治家たちを処分・粛清してこそ、真に正しい民主主義なのです。
我々は主権者として政治家たちよりも上なのですから。
 私のような一人カルトとバトルできなければこの国を利権政治屋やカルト政治集団から救う・解放することはできません。
真に正しい民主主義の実現の為に首相選挙に参加し、百家争鳴しなければ覚醒できません。

> P.S.
> 別スレッド・・・というか、予想大会での話の続きですけど、
> 北京冬季五輪が閉幕した今週は、ウクライナ情勢が動くか否かの山場になるかも?
> 欧米と正面衝突するなら、中国のメンツを潰す訳にも行かなかったでしょうし、
> 3月に入ると、雪解けで大地がぬかるみ、行軍が困難になると思うので、
> もしもロシアが実力行使に出るなら、ベラルーシとの合同軍事演習が終わった今週が分岐点かと。


 ウクライナについてはどうせロシアが勝つというか好き勝手に動くだろうとみて、傍観していましたが
とうとう、24日にウクライナに攻撃を始めたようで。
ただ、キエフなどに先制核攻撃とかしてくるだろうと考えていましたが普通の攻撃で拍子抜けです。
とりあえず、攻撃理由は「ウクライナ政府によって8年間、虐げられてきた人々を保護するためだ」ということですが、
これもありきたりの介入理由というか宣戦布告理由なのでポカーンとしました。

 ちなみにアメリカの情報機関の分析では、ロシア軍が、ウクライナに大規模に侵攻した場合、
ウクライナの首都キエフは2日以内に陥落し、最大で5万人の市民が死傷するという事前の分析が出ていますが、
さて、ついに始まった侵攻、どういう情勢になるのでしょうね。
ロシア軍がどこまで進撃するか次第ですが。

ロシア ウクライナ大規模侵攻なら首都2日で陥落か 米機関分析 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220207/k10013470621000.html


それにしても今回の危機は無茶苦茶でしたよ。
ロシアの言いがかりもそうですが、アメリカの場当たり的対応もね。

 アメリカはアフガニスタンでの失態をごまかすためか。
経済制裁だとかNATO加盟国に部隊を展開させたり、効果が不透明な事ばかりしてました。
そもそも、ウクライナの防衛義務がないのにアメリカは動きすぎです。
本気でやるなら大西洋・太平洋で同時に大規模な空母部隊を展開させ、ムルマンスク・ウラジオストックに圧力をかけるとかやり方は多々あります。
今回はアリバイ工作をしていたようにしか見えません。
アフガニスタンでもそうですしウクライナもそうですがランドパワーのテリトリーでシーパワーが何やっても効果が・・・・・
今回の危機もリムランドにおけるランドパワーとシーパワーの間に起こる紛争の一つでしかないでしょうがね。


 これではこの後発生するだろう人民解放軍の台湾解放戦の時に東アジアは地獄を見ることになりそうです。
ウクライナの次は台湾ですからね。

 それに今回の危機はNATOの東方拡大が原因ですからね。
NATOは冷戦が終わりドイツが統一された時に解体されるべきだったはず。
アメリカは新時代に備えた同盟に切り替えるべきだったし欧州は欧州でどういう安全保障にするかきちんと決めるべきでした。
NATOは、北大西洋条約機構という名前ですから、そもそも北大西洋に面していない国の加盟も私個人的に昔から疑問でした。
かの孔子もおしゃっていましたが「名を正す」ことが必要です。
言葉も名分も正していかないとごまかしがはびこり、諸言論の筋が通らなくなり、様々な政事がきちんと正しく達成されなくなり、
社会秩序から人々の思想まですべてが滅茶苦茶になるからです。

 それを物語っていたのは、
この年明けに米中ロ英仏の核保有国の国際連合安全保障理事会常任理事国五か国が出した「核戦争に勝者はなく、決して戦ってはならない」という共同声明です。
これを聞いた時、世界は完全に狂ったと感じました。
基本的に当たり前の正論を言う奴らは怪しいですし詐欺師なわけですが(というのも人が他人をだますときの常套手段・基本的手段は正論を言う事だから。)。
だって、この共同声明、反論として「だったら、何故、貴国らは核兵器を保有し勝者なき核戦争の準備をしている?」といえば終了でしょう?
国際連合安全保障理事会常任理事国として世界の安全のすべての責任を負うべき五か国がこのレベルですよ。
もう、おいおいといいたいです。


とグタグダと書きましたが、徳翁導誉様の方が国際情勢に詳しいのでこれ以上書くのもあれですから、
こういう感じというか感想で終わりたいと思います。


[23844] 危機や情勢のレベルを越え、既にウクライナ戦争に返信 削除
2022/3/1 (火) 22:12:04 徳翁導誉

> > > > ここまで8年半も続いている以上、そう簡単には打ち切るつもりはありません。
> > > > 具体的な目安を言えば、半年や1年くらい今のままなら、存続を考える感じかな?

> > >  ご返答ありがとうごさいます。
> > > 過去の経緯もあるので存続は目指してみます。

> > そうですね。
> > 頑張って下さい・・・と言うのは、何だか変かも知れませんが、
> > 聖職者さんの今までの努力は解るので、上手く行くよう応援はしてます。

>  そんなに努力していませんよ。
> 多くの有権者達に言いたい、政治家に対して裁きの鉄槌を下せない者達に主権者たる資格はない。
> 政治家たちを処分・粛清してこそ、真に正しい民主主義なのです。
> 我々は主権者として政治家たちよりも上なのですから。
>  私のような一人カルトとバトルできなければこの国を利権政治屋やカルト政治集団から救う・解放することはできません。
> 真に正しい民主主義の実現の為に首相選挙に参加し、百家争鳴しなければ覚醒できません。

いや、私が言いたいのは、そういうゲーム内での主張に関する話ではなく、
ゲーム自体を存続させよう、盛り立てようという「努力」の方の話ですね(笑)。

一時とは言え、昨年後半にパッと盛り上がり、副大臣ポストの追加までに至ったのは、
聖職者さんの「首相選挙 再開」の要請以降、8年以上もゲームが続いたからこそですし、
聖職者さん自身は、自らにとって居心地の良い場所の持続を願っただけかも知れませんが、
多くの場合、手間の掛かる要請を行っても、その提案者はすぐに居なくなる事を思えば、
これだけの長期間、再開要請の頃の熱量から変わらないと言うのは、やはり凄い事ですよ!!
ここにある多人数ゲームの多くは、良くも悪くもプレイヤーの熱量次第なので、
そのゲームを「支えよう」という参加者が1人も居なくなれば、自然消滅する傾向が強く、
首相選挙が消滅の危機を何度か乗り越えたのは、聖職者さんの「努力」が大きいと思います。
って、恐らく聖職者さん自身の自覚は薄いでしょうし、努力だとも感じてないでしょうけど(笑)。

その一方で、聖職者さん自身が「努力」と捉えられてる
ゲーム内での そうした言動に関しては、以前にも何度か指摘してますが、
逆に、一部の参加者を、ゲームから離れさせる方向に作用してますからねえ(苦笑)。
でもまあゲーム内に留めておけば、キャラとしてネタ的に発言していると捉える人も多いでしょうし、
本人的には意図せず、ゲーム内でのヒール役を担ってる面もありそうですから、
必ずしもマイナス面だけでは無いのでしょうけど・・・・


> > 別スレッド・・・というか、予想大会での話の続きですけど、
> > 北京冬季五輪が閉幕した今週は、ウクライナ情勢が動くか否かの山場になるかも?
> > 欧米と正面衝突するなら、中国のメンツを潰す訳にも行かなかったでしょうし、
> > 3月に入ると、雪解けで大地がぬかるみ、行軍が困難になると思うので、
> > もしもロシアが実力行使に出るなら、ベラルーシとの合同軍事演習が終わった今週が分岐点かと。

>  ウクライナについてはどうせロシアが勝つというか好き勝手に動くだろうとみて、傍観していましたが
> とうとう、24日にウクライナに攻撃を始めたようで。

やはり、こういう事態になってしまいましたね・・・・
テレビの画面越しから見ても、ここ最近のプーチンは精神的に不安定に映りましたし、
実際に会談したフランス大統領のマクロンまで、「人が変わった」と発言していたので、
世間で思われている以上に、軍事衝突の可能性は、決して低くないだろうとは見てました。

とは言え、ここまで大規模なモノになるのは、想定の範囲内ではあっても、
そこまで高い確率では見積もっていなかったので、「そこまでやるのか!」とは思いましたけど、
どうせ一線を越えるなら、1歩2歩ではなく、大きく越えるって所なんでしょうね。
そういう意味では、私自身も見立てが甘かったのかな?
ちなみに1月の段階では、個人的に、こんな感じで想定してました。

 30% 五輪中の電撃作戦(奇襲の効果は高いが、五輪は国民的関心事だし、中国のメンツも潰す)
 90% ドネツク・ルガンスク2州の独立承認(米側の外交譲歩が無ければ、ロシア的に不可欠)
 85% ドネツク・ルガンスク2州へのロシア軍進駐(独立承認なら、ほぼセット)
 70% ドネツク・ルガンスク2州のロシア編入(直近の戦争を避ける場合の落とし所か?)
 65% 2州内の非支配地域の軍事占領(現状の変更で、ウクライナ軍との軍事衝突が不可避に…)
 50% ベラルーシ国境での対峙(ウクライナ軍の兵力分散させ、東部侵攻のロシア軍を間接支援)
 45% ハリコフ州の軍事占領(2014年に2州と共に独立宣言するも、この州だけ早期に瓦解)
 40% 首都キエフやウクライナ軍施設への局所的空爆(政府と軍の機能混乱化が狙い)
 30% マリウポリ港など、黒海沿岸の東部2州への侵攻(2014年に併合したクリミアを地続き化)
 25% オデッサ港など、黒海沿岸の西部2州への侵攻(隣国モルドバの沿ドニエストルを地続き化)
 20% 首都キエフへの進軍(ドニエプル渡河の困難さを考慮すると、ベラルーシ側から進軍か?)
 10% リヴィウ市など、ウクライナ西部まで進軍(旧ハプスブルク領で、ロシアとは縁遠い山間地)

> ただ、キエフなどに先制核攻撃とかしてくるだろうと考えていましたが普通の攻撃で拍子抜けです。
いや、そんな選択肢は普通に有り得ません・・・・
別にプーチンも、聖職者さんを楽しませる為に、この戦争を始めた訳では無いので、
ロシア側にとって損にしかならない事など、当たり前ですが行いませんよ!!
逆に問えば、先制核攻撃なんてして、プーチンやロシアに一体何の得があるんですか?
現実の戦争は政治の延長であり、決してTVゲームでは無いのですから。

まあ、もしもロシア軍が戦術核を用いる展開になるとすれば、
それは、NATO軍参戦の危険性を、プーチンが抱いた時でしょうね。
だとすれば、今回のウクライナ侵攻では、そうしたケースが発生する可能性は低く、
有り得るとすれば、旧ソ連構成国であり、現NATO加盟国である
バルト3国への侵攻を行うケースでしょうね。
ロシアの飛び地であるカリーニングラードと、同盟国ベラルーシの間にある
長さ100km弱のリトアニアとポーランドの国境線「スヴァウキ・ギャップ」を押さえれば、
NATO軍はバルト3国への陸路を遮断されますし、
実際に核を使用する事で、NATO諸国の足並みを乱せる可能性がありますからねえ。
もちろん、これは当のロシアだけでなく、全世界にとっても危険な賭けです・・・・
とは言え、ウクライナ侵攻でこれだけ苦戦してる現状だと、そこまで至る余力は無いかな?

また、今回の戦争で核を用いるとすれば、
それはNATO軍が参戦するか、そう勘違いさせた時でしょうけど、
その可能性は、やはり皆無に近いでしょうし、
そうなると、仮に有り得るとすれば、何の成果も得られないまま、
ウクライナからの撤退を強いられる局面まで、プーチンが追い込まれた場合に、
自暴自棄的に使用を命じる可能性はゼロじゃないでしょうけど・・・もしも、そうなれば、
ロシア軍の上層部も、その命令に粛々と従うよりは、反旗を翻す可能性の方が高そう。

> とりあえず、攻撃理由は「ウクライナ政府によって8年間、虐げられてきた人々を保護するためだ」ということですが、
> これもありきたりの介入理由というか宣戦布告理由なのでポカーンとしました。

宣戦布告というのは、自国民を納得させる大義名分の為にあるのに、
誰もが驚くような理由を挙げて、いったい何の意味があるんですか!?
繰り返しになりますけど、この戦争は聖職者さんを楽しませる為に始めた訳じゃないので。
とは言え、あの宣戦理由で、東部限定ではなくウクライナ全土の攻撃に打って出たのは、
過剰と言えば過剰な作戦内容なので、そういう意味での驚きはありますけどね。
全面侵攻を図るにしても、もう少し大義名分なステップは踏むかと思いましたし。

あと、ジェノサイドがどうの、ネオナチがこうのというロシア側の主張に対して、
日本も含め、西側のメディアや市民は、「何を訳の分からない話を…」って感じですけど、
向こう側の立場に立って見れば、これはこれで一理無くも無いんですよね、実際の所。
2014年のウクライナ騒乱の際、選挙で誕生したヤヌコーヴィチ政権を、暴力的なデモで倒し、
そこに過激な民族主義勢力(いわゆる広義のネオナチ)が加わっていたのは事実であり、
臨時政権に参加した彼らが、ロシア系の権利を剥奪したのも事実ですので。
また、現在のゼレンスキー政権にしても、停戦和平に向けたミンスク合意がある中で、
親ロシア派に対する無人機攻撃を行い、そこが今回の戦争に至る分岐点の1つでしたから、
もちろん、戦争を始めたプーチンに対する非難も、徹底抗戦するゼレンスキーに対する賞賛も、
現在だけ見れば妥当な評価なのは確かでしょうけど、現在だけが全てでは無いと・・・・
言うなれば、支持率低下に悩む韓国の大統領が、反日カードを切るが如く、
ゼレンスキーは反ロシア・カードを切り、政治経験が乏しい故に行き過ぎてしまった感があり、
プーチンの堪忍袋の緒が切れて、それ以上の過剰な行動に至った側面は否定できないかと。

あと、今回の戦争報道において、親ロシア派支配地域の住民が、
ミサイル攻撃によって死傷したニュースが報じられてましたけど、
あたかも、これもロシア軍の攻撃による被害者のように報じられているのは、正直どうなのかな?と。
いや勿論、広い意味では、ロシア軍が始めた戦争による被害者なのかも知れませんが、
普通に考えれば、親ロシア派の支配地域をミサイル攻撃するのは、
ロシア軍の側よりも、ウクライナ軍の側である必然性が高い訳で、
戦争である以上、ウクライナ軍の攻撃で死傷する一般市民だって出ていても当然なものの、
やはりプロパガンダ効果を考えれば、自分たちは「絶対正義」でなくてはならないんでしょうね。
メディア側だけでなく、視聴者側のニーズも考慮して、偏った報道になってる事を思うと、
これって、報道統制が行われる東側諸国とは別の問題が、西側諸国にもある気がします。
ロシア側の民意にしても、恐らくは少数派である反戦意見を、
西側の意向に沿うからと、実態以上に膨らませて報じてる印象を受けますし、
防衛意識が過剰なロシアの国民性を踏まえると、彼らが危機感を抱く展開となれば、
主戦論が一気に燃え上がる可能性は、充分に有り得ますからねえ。

また、これは今回の件だけではなく、例えばアラブの春の時もそうでしたが、
バーレーンの反政府デモを、サウジアラビア軍が武力鎮圧したり、
選挙で誕生したエジプトの新政権を、軍事クーデターで転覆させたりとか、
西側諸国(主にアメリカ)にとって都合の悪いニュースは、
政府だけでなく、大手マスコミまで、その意向に右習えでしたからねえ・・・・
いや勿論、ベトナム戦争での政治的教訓とかあるのは解りますが、
「報道の自由」を掲げているものの、「偏った報道」が強いられる(好まれる)のって、
報道の自由が無い以上に、実は社会的に深刻な状況かも知れませんよね。
言うなれば、情報としての正しさよりも、自分たちが正しいと思い込める情報の方が、
報道内容として求められる社会って感じでしょうか?
今回の戦争で、最も悪いのは、言わずもがなでプーチンですけども、
そこで勧善懲悪のストーリーを築き上げて浸るのは、決して良い傾向とは思えないんですよね。

>  ちなみにアメリカの情報機関の分析では、ロシア軍が、ウクライナに大規模に侵攻した場合、
> ウクライナの首都キエフは2日以内に陥落し、最大で5万人の市民が死傷するという事前の分析が出ていますが、
> さて、ついに始まった侵攻、どういう情勢になるのでしょうね。
> ロシア軍がどこまで進撃するか次第ですが。
>
> ロシア ウクライナ大規模侵攻なら首都2日で陥落か 米機関分析 NHK
> https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220207/k10013470621000.html

「首都キエフは開戦から2〜3日で陥落」なんて予測が出されたからこそ、
そこまでスムーズに侵攻は進んでおらず、停戦交渉まで始まった事に対して、
ロシア軍の苦戦や、ウクライナ軍の善戦を、過大評価する論調が目立ちつつある現状ですが、
客観的に見た場合、もちろんロシア軍にとっては、理想的な展開では無いものの、
想定外の展開かと言えば、恐らくはそこまでは行かないでしょうし、
(イラク戦争時のアメリカ軍も、首都バグダッドの陥落まで3週間を要してますので)
両国の戦力差や、自ら戦端を開いた以上は簡単に引けないロシア側の事情を考慮すると、
言われるほど楽観的な見立ては、少なくとも私には出来ませんけどねえ・・・・

それに、戦争が長引けば長引くほど、両国の兵士は勿論、一般市民の被害も増えて行くでしょうし、
チェチェン紛争もそうでしたが、本当にロシア軍を撤退に追い込むなら、
恐らくは数万人規模の戦死者を、ロシア軍の兵士に強いねばらなず、
その為には、その数倍のウクライナ国民の犠牲が必要となるでしょうから、
う〜ん、冷静に現実を考えた場合、安易に「ウクライナ頑張れ!」とも言い難い状況かと・・・・
一億総玉砕とかに走りがちな日本人には、苦手な思考法ではありますが、
「上手な負け方/引き分け方」というのは、生き残る上で、本当に重要だと思います。
(この辺りの思考は、チェスと将棋のゲーム性の違いにも、少し表れているかも?)

ただ一方で、開戦前に想像してた以上には、ウクライナ軍の士気が高いのも事実。
8年前のウクライナ騒乱の際には、デモ隊は軍や警察に対して石を投げてましたし、
そうした事情もあってか、クリミアが独立宣言を行い、ロシアに編入されると、
その時、クリミアに駐留していたウクライナ海軍の総司令官ベレゾフスキーを始め、
半数近くのウクライナ軍兵士が、ロシア軍に転籍&帰化してしまいましたからねえ・・・・
(その後、ベレゾフスキーはロシア黒海艦隊の副司令官に就任)
戦国時代じゃあるまいし、現代の日本人の感覚からすると想像しにくいですが、
でもまあ、以前は同じソ連軍の軍人同士だった事を考えると、そこまで変でも無いのかな?
逆に、東西ドイツが統一された際にも、東ドイツの軍人は普通に西ドイツ軍へと移行しましたし。

ですから、海軍主体と陸軍主体の違いとか、クリミア限定とウクライナ全土の違いとか、
いろいろ違いはあるので、今回は8年前よりは抗戦の度合いが高いにしても、
あの寝返り事件を踏まえると、どこまで戦意があるかは正直読めませんでしたし、
ロシア側としても、当時と同じ様なら、トントン拍子に侵攻が進むと見ていた気がします。
そういう意味では、ここまでの粘りを見ていると、想定の範囲外とまでは行きませんが、
当初の予想以上には、戦意が高いなというのが、正直な所ですし、
反対に、兄弟国への侵攻だからこそ、ロシア軍の方が予想以上に戦意が低いかも?
少なくとも現時点では、出来るだけ市民は傷付けないよう、慎重に事を進めてる印象。
とは言え、戦局が泥沼化&長期化し、市街戦やゲリラ戦とでもなれば、
ロシア軍の側も、そう悠長には構えていられなくなるかも知れませんが・・・・

あと、今年で70歳を迎えるプーチンの年齢を考えると、
この8年という時間は、わずかな時の経過かも知れませんが、
実際に戦場に立つ兵士たちの年齢を考えると、
8年前は、20代後半までは、ソ連時代を覚えている世代だったのに対して、
今では、30歳以下の若者は、独立後のウクライナしか知らない世代であり、
わずか8年でも、世代的に「記憶か?歴史か?」を分ける、大きな8年だったかも?
もちろん、祖国防衛という意識も大きいのでしょうが、この要素は見逃せない気がします。

また、一般国民の意識的にも、例えばウクライナ国民の民族構成って、
民族がウクライナ系で、母語もウクライナ語というのは、全体の4割程度であり、
民族がロシア系で、母語もロシア語なのが2割、
民族がウクライナ系で、母語がロシア語なのが2割、
民族がウクライナ系で、母語がバイリンガルなのが2割となっており、
西側諸国で思われてる以上に、ロシアに対するシンパシーは高いと思うんです。
と言いますか、EUと強く結び付いているのは、一番上の4割を占める層だという事情もあり、
最大勢力だけど、過半数は占めておらず、国内を不安定化させる要因にもなってる面も・・・・

その一方で、ロシア側も勘違いしがちなのは、
ロシアへのシンパシーが高いからと言って、必ずしもロシア国民になりたい訳では無く、
もう独立から30年以上が経過しているので、ロシア系のウクライナ国民も、
民族よりも国家の方への帰属意識が高くなっており、
同じソ連国民だった時代を知らない若い世代には、尚更であるという事ですね。
8年前、ドネツクやルガンスクの支配地域が州の半分に止まり、ハリコフでは瓦解したのも、
ウクライナ軍による武力鎮圧があった事情もありますが、決してそれだけでなく、
ロシア系のウクライナ国民も、そこまでロシアの統治を望まなかった事情があったはずで、
あれから更に8年が経ってますから、その傾向は当時よりも強まっているでしょうね。

と言いますか、本音を言えば、ロシア(プーチン)側にしても、
ウクライナ国民の半数以上はロシア語話者なのですから、
ウクライナを分裂したり、自国に編入したりするよりも、
そのままロシア寄りの国家として存続した方が、都合が良かったのでしょうけど、
こうして戦争にまで至った以上、反ロシア感情は高まり、もう後戻りは出来ないはず・・・・
そうなると、一体どうやって決着するのか? はたまた、未決着のまま最悪の泥沼化か?

先週、ロシアが独立を承認したドネツク&ルガンスクの2州は、
ハリコフなどの その他6州や、隣国モルドバの沿ドニエストル&ガガウズの2地域も含めて、
「ノヴォ・ロシア人民共和国連邦(新ロシア)」を自称しているので、
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d3/Federal_States_of_New_Russia_in_Ukraine_%28Envisaged%29.PNG
ロシア系住民やロシア語話者の比率が高い、これらのウクライナ東部&南部を、
ロシア側としては、最低限でも、ウクライナからの切り離しを目指すかも知れませんね。

> それにしても今回の危機は無茶苦茶でしたよ。
> ロシアの言いがかりもそうですが、アメリカの場当たり的対応もね。

根本的な話をすれば、そもそも2014年のウクライナ騒乱の時点で、
アメリカ側が「革命」を煽った事自体が、当時から「危険な火遊び」と映りましたし、
もっと言うと、「そんな事をして本当にアメリカの国益に適うの?」と激しく疑問でした。

まあ実際問題、日本の地検特捜部とかもそうですけど、
組織というモノが存在すると、タダ飯喰らいと批判されぬよう、何らかの仕事を作らねば為らず、
ソチ五輪を開催中で、手を出しにくいロシアの隙を突く形で、
CIAがウクライナの切り崩しに動いたのは、組織の論理としては理解できるものの、
そこは大局的な観点から、大統領(当時はオバマ政権)がストップを掛けるべきでしょうし、
これも何かの因果か、当時の副大統領が、今や大統領として対応に追われる姿を見ると、
やはり、あの時点で手を止めておくべきだったと、改めて感じましたね。
と言いますか、こうした8年後の将来的な事まで想定しろという話以上に、
当時でさえ、もしもヤヌコーヴィチ大統領が国外逃亡せず、徹底抗戦を選んでいたら、
ウクライナは恐らく内戦に突入してたはずで、一般市民の死者は今回の比じゃなかったでしょうから、
今回、ガソリンを撒いたのはプーチンにしても、火を点けたアメリカも責任があると、私は思ってます。

>  アメリカはアフガニスタンでの失態をごまかすためか。
> 経済制裁だとかNATO加盟国に部隊を展開させたり、効果が不透明な事ばかりしてました。
> そもそも、ウクライナの防衛義務がないのにアメリカは動きすぎです。

いや、その逆でしょうね。
そもそも、危険な火遊びなどするから・・・という批判はさておき、
事ここに至っては、アメリカの動きが中途半端だったからこそ、
ロシアの行動が、ここまで進んでしまった訳で、
どっち付かずフラフラするくらいなら、もっと本気で動くべきだったかと?
少なくとも、「アフガンでの失態を誤魔化す為」なんて行動原理であれば、
今よりも明確な意思表示をして、国内向けにアピールしてたでしょうし、
却って不安なのは、これから中間選挙に向けて、弱腰批判の声が高まるようだと、
中途半端から勇み足へと極端に変貌して、自体を更に悪化させる危険性がある事でしょうか?
共和党政権ではなく、民主党政権だからこそ、その危険性は より高そうなので・・・・

ただ、その一方で、意地悪な捉え方をするならば、
アメリカ人の血を流す事なく、旧ソ連の国家同士が潰し合いを行ってくれて、
最近は独自路線が目立ったEU諸国も、アメリカの重要性を再認識させられたとなれば、
アメリカ的に、戦争勃発という展開を描いた訳でも、願った訳でも無いにせよ、
結果として、中期的にはプラスの効果を得たかも知れませんけどね。
(長期的に見れば、やはりマイナスのような気もしますが)
それこそ例えば、イラクのクェート侵攻によって始まった湾岸戦争は、
アメリカ側の不用意な対応が招いた悪夢だったものの、
これによりアメリカは、中東に橋頭堡を築くキッカケにもなったのと似てるかも?
とは言え、湾岸戦争の折りは、ブッシュ父は再選を逃してますし、
バイデン政権にとってプラスか?となれば、恐らく そうはならないでしょうね。
逆に言うと、だからこそ、名誉挽回に空回る行動に出た時が、本当に怖いと・・・・

> 本気でやるなら大西洋・太平洋で同時に大規模な空母部隊を展開させ、
> ムルマンスク・ウラジオストックに圧力をかけるとかやり方は多々あります。
> 今回はアリバイ工作をしていたようにしか見えません。
> アフガニスタンでもそうですしウクライナもそうですがランドパワーのテリトリーでシーパワーが何やっても効果が・・・・・
> 今回の危機もリムランドにおけるランドパワーとシーパワーの間に起こる紛争の一つでしかないでしょうがね。

繰り返しになるので、もうこれ以上は言いませんが、
実際の戦争と、TVゲームの戦争は、全くの別物です。
政治の延長として、何らかの目的を果たす手段として戦争を行うのであり、
ゲーム的な勝利を目指して、戦争を行うなどという事は、実際にはありません。
現実には、リセットボタンなど無いのですから。

それと、これは別に聖職者さんだけの話でなく、
地政学にせよ、優生学にせよ、こうやって都合良く利用されがちだから、
「悪魔の学問」として、警戒されてきたんでしょうね。
地政学という単語が普及した現在の方が、それを用いた稚拙な論説が増えた感じがします。

>  これではこの後発生するだろう人民解放軍の台湾解放戦の時に東アジアは地獄を見ることになりそうです。
> ウクライナの次は台湾ですからね。

まあ、今回の1件から、台湾有事を危惧する部分は、私も正直ありますけど、
この一大事に託け、日頃の嫌韓反中を正当化&過剰化するような、
昨今の論調の数々には、辟易している所も正直ありますし、
逆に言うと、双方にこうしたタイプの人間が居るからこそ、争い事が絶えない実状もあると。
言うなれば、「イジメを許すな!」と連呼しつつ、無自覚にイジメを繰り返すタイプで、
今回の件でも、非常に暴力的に「反戦」を唱える人々は、
状況が変わった場合、今度は率先して戦争を煽るんだろうなぁ・・・と感じます。

でもまあ、そうした日本の国内事情や、西側諸国の事情は別として、
このウクライナ戦争が、一体どういった決着を見るかにも依りますけど、
ロシアにせよ、中国にせよ、戦後に何らかの変化というか、反応みたいなモノは、
どんな形であれ確実に現れるでしょうし、隣国である日本も多分無縁で居られないでしょうね。
それは日本や世界にとって、果たして、吉と出るのか? 凶と出るのか?
戦争という現状が現状なので、悪い方向の想像ばかりが唱えられがちですが、
必ずしも、そうなると決まった訳でも無いとは思うんですよ。

例えば、プーチン失脚後のロシアが、
ソヴィエト連邦時代の「世界の超大国」路線から、
ロシア帝国時代の「欧州への大国」路線に回帰して、
EU&NATO加盟へと舵を切るシナリオだって、充分に有り得ると思いますし、
そうなったら、そうなったで、欧米間のパワー・バランスも、また変化するというか、
そもそも、欧州内でのパワー・バランス自体が、いろいろと変化しそう。
(展開によっては、北方領土が棚ボタに返還される可能性だって・笑)
同様に、台湾有事にしくじった中国が、民主化の方向に進む可能性だってあるかも?

>  それに今回の危機はNATOの東方拡大が原因ですからね。
> NATOは冷戦が終わりドイツが統一された時に解体されるべきだったはず。
> アメリカは新時代に備えた同盟に切り替えるべきだったし
> 欧州は欧州でどういう安全保障にするかきちんと決めるべきでした。

まあ、冷戦が終結して以降、一部からNATO不要論が挙がったのは事実ですし、
冷戦終結から時が経つほど、その論調は増していったのも確かでしょうけど、
皮肉な事に、今回の一件があったからこそ、それが吹き飛んだ感じはあるかな?
孤立主義に回帰する論調もあるアメリカはまだしも、少なくともEU諸国の方では、
この状況で、NATO不要論など唱えられる現状じゃ無くなってますからねえ・・・・

後はまあ、現実的に言って、西側陣営は冷戦の勝者である以上、
敗者側の陣営解体に付き合って、勝者まで陣営解体する必然性はありませんし、
もっと言えば、勝負に敗れた時点で、敗れた側はその時点で終了でも、
勝った側は、そこから更に、勝利体制の維持や拡大という新たな命題が生まれる訳で、
冷戦に勝利する為に、自由主義&資本主義を掲げたのではなく、
自由主義&資本主義を守る為に、冷戦を戦ったのだと考えれば、
別に冷戦が終結したからと言って、陣営の解体は別に不要であるとも言えます。

また、世間一般的なイメージだと、アメリカが傍若無人に振る舞ってる感じがするでしょうけど、
ことNATOに関しては、冷戦後の「欧州新秩序」を構築する為に、
却ってアメリカの方が、EU諸国側の意向に振り回されてる面も強く、
実際、冷戦後にNATOが介入した紛争って、9・11直後のアフガニスタンを除けば、
数々のユーゴ紛争を始め、そのほとんどが欧州関連の問題ですからねえ・・・・
そう考えると、付き合わされる側なのに、主力まで担わされるアメリカ的には、
トランプのように、NATO不要論を唱える声が挙がるのも理解できますし、
逆に言うと、アメリカを利用できる内は、EU的にはそれで良かったのでは?
もし仮に、アメリカのNATO離脱という状況にでもなれば、その時はEU軍創設でしょうけど。

> NATOは、北大西洋条約機構という名前ですから、
> そもそも北大西洋に面していない国の加盟も私個人的に昔から疑問でした。
> かの孔子もおしゃっていましたが「名を正す」ことが必要です。

それは、内陸国は加盟するな!という事?
例えばルクセンブルクは、北大西洋条約の前身となる「ブリュッセル条約」からの加盟国ですが、
内陸国で北大西洋に面してないから、北大西洋条約からは除外すべきだと!?
更に言うと、北海も、バルト海も、地中海も、黒海も、全て北大西洋の一部なのですから、
旧東欧諸国であるポーランド・ブルガリア・ルーマニアどころか、
旧ソ連のバルト3国、そしてウクライナやロシアでさえ、北大西洋に面した国ですよ(笑)。

そもそも、ここで言う「北大西洋」とは、「欧米」くらいの意味に過ぎませんし、
東側のワルシャワ条約同様、締結地にちなんで「ワシントン条約」の別名でも呼ばれます。
ただワシントン条約ですと、戦前の海軍軍縮や、野生動物の保護など、他にも様々な条約がある為、
そことの混同を避けるべく、地理的な名称を付ける事自体はおかしくなく、
もっと言うと、一般的な呼称って通称の場合が多く、
実際の条約や法律などの名前って、抽象的で、やたらと長いのが普通ですからねえ。

例えば、前出のワルシャワ条約の正式名称は、これ↓ですけども、
「アルバニア人民共和国、ブルガリア人民共和国、ハンガリー人民共和国、ドイツ民主共和国、ポーランド人民共和国、
 ルーマニア人民共和国、ソヴィエト社会主義共和国連邦、チェコスロバキア共和国間の友好、協力及び相互援助条約」
別に聖職者さんも、「名を正す」と言って、こちらの名称は用いはしないでしょ?(笑)
ちなみに北大西洋条約の場合、珍しく、こうした長ったらしい正式名が付されていないのですが、
同条約の前身となるブリュッセル条約の正式名称が、これ↓でしたから、
「経済的、社会的及び文化的協力並びに集団的自衛のための条約」
ある意味では、これが実質的な正式名称なのかも?
だとすれば、ここで重要なのは、地理的概念よりも自由主義&資本主義の方なのでしょうね。

また、仮に「名と実」にギャップが生じたのだとすれば、
実の方に合わせて、名の方を変えるのが一般的であり、
そこを、名に合わせて、実の方を変えろというのでは、本末転倒かと?
まずは実があり、それを表すモノとして名があるのですから。
とは言え、一般論はそれとして、聖職者さん自身の思考パターン的に、
名前の方に引っ張られる傾向がある事も、私は重々承知していますけどね。

>  それを物語っていたのは、
> この年明けに米中ロ英仏の核保有国の国際連合安全保障理事会常任理事国五か国が出した
> 「核戦争に勝者はなく、決して戦ってはならない」という共同声明です。
> これを聞いた時、世界は完全に狂ったと感じました。
> 基本的に当たり前の正論を言う奴らは怪しいですし詐欺師なわけですが
> (というのも人が他人をだますときの常套手段・基本的手段は正論を言う事だから。)。

この考え方は、完全に「論理の飛躍」ですね。
人を騙す手法として、まずは正論を用いる事は、実際にあります。
だからと言って、人を騙す手法は、その1つのパターンしか無い訳ではないので、
別に正論を用いなくても、人を騙す事は可能ですし、
それに、そもそも論として、正論を述べる人が全て詐欺師ではありません!!
言うなれば、これって三段論法のようなモノですし、
それこそ、これ自体が詐欺師の常套手法の1つですよ(苦笑)。

> だって、この共同声明、反論として
> 「だったら、何故、貴国らは核兵器を保有し勝者なき核戦争の準備をしている?」といえば終了でしょう?
> 国際連合安全保障理事会常任理事国として世界の安全のすべての責任を負うべき五か国がこのレベルですよ。
> もう、おいおいといいたいです。

と、上では少し厳しめに返信しましたけど、聖職者さんが言いたい主旨は解りますし、
「核保有国が言うな!」という件に関しては、同意見な人も多いと思いますよ。
とは言え、人類は既に核兵器の知見を得てしまった以上、それを得る前には戻れるはずもなく、
そして何より、「保有」と「使用」は決してイコールではありません。
だからこそ、核保有国の側にしたって、実際に核攻撃をするのは躊躇われますし、
逆に、核攻撃を受けるなど以ての外となります。
これはこれで、至って当然の話ですし、
だからこそ、あまりに当たり前の事であっても、敢えて念押しした共同声明なんです。

逆に言えば、そんな「正論」が必要になるくらい、現在は切羽詰まった世界情勢なんですよ!!
こうして現実に、ロシアはウクライナへの侵攻を始めてしまいましたし、
昨年は昨年で、大統領選に敗れたトランプの暴走を、中国側が本気で危惧して、
偶発的に米中戦争が勃発してしまう危険性まであった訳ですからねえ・・・・
まあ、この共同声明が、一体どれくらい効果があるかは微妙ですけど、
核戦争の勃発は、核保有国の指導者が意図的に起こすよりも、
疑心暗鬼に陥って、意図せず起こってしまう可能性の方が、ずっと高いと思われるので、
そうした事態にならないよう、少しでも心を落ち着けるよう、馬鹿らしくても正論が必要なんです。

> とグタグダと書きましたが、徳翁導誉様の方が国際情勢に詳しいのでこれ以上書くのもあれですから、
まあ、この辺りの話に関しては、私などよりも、
恐らくはミカエルさんの方が、ずっと詳しいと思いますけどね。
2014年の「ウクライナ騒乱」の際も、いろいろと興味深い話↓を伺えましたし、
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/kjbn/kjbn.cgi?tree=s18731#18731
それこそ今回の件も、いろいろと話を伺ってみたい所。

ちなみに、8年前のスレッド内では、
ウクライナ語読みで「リヴィウ」よりも、ロシア語読みで「リヴォフ」の方が、
個人的に しっくりくると言ってたものの、今ではリヴィウ呼びになってますね(笑)。
まあ、ウクライナ語話者が多い事を考えれば、そちらの方が現地語読みに近そうですし、
メディア露出の増加もあって、意識的にではなく、いつの間にか自然と変化した感じ。
で、そう考えると、ウクライナ第2の都市である「ハリコフ」は、
未だにロシア語読みですし、メディアもその呼称で報道してますけど、
これって その内、ウクライナ語読みで「ハルキウ」に変わるのかなぁ?
こちらはロシア語話者が多い事を考えると、ハリコフの方が現地語読みに近そうですが、
この戦争を契機に、ウクライナ民族主義の台頭が、更に進む可能性はありそうなので・・・・


[23847] Re:危機や情勢のレベルを越え、既にウクライナ戦争に返信 削除
2022/3/3 (木) 00:04:04 現代版カナダ担当

聖職者さんへの返信、興味深く拝見させてもらっております。

私はウクライナでの戦争は、東部だけの限定的な衝突になると見ていたのですが、
全面戦争になってしまったので驚きました。
個人的には欧米諸国、特に米国が場合によっては軍事介入もありうると釘を刺して、
ロシアが開戦を思いとどまってくれるのがベストでした。

現状のメディアの動きを見ると、報道が過熱して偏って来ているなというのは私も感じます。
ゼレンスキー大統領と政権の打ち出してる政策はとりあえず、できることはなんでもやって、
ヒットしたりエラーしたりしながら、かなり綱渡りと行き当たりばったりで舵取りをしている感じがします。
かなり無理をしていそうなので、過度な英雄視は本人のためにもどうかなと。
この危機を乗り切っても、最後は綱から落ちそうに見えます。
逆にロシアのプーチン大統領は有能・優秀というイメージがありましたが、
年齢的な衰えや健康不安があるという報道には納得できます。
長期独裁政権の問題点は、次の指導者の芽を摘み取ってしまう事に思えました。
定年制や再選の禁止にはやはりしっかりとした意味があるんだなと。

また、制裁の動きばかり目立ちますが、事態の収拾に向けた外交の動きがほとんど見えないのが気になります、
本来は制裁と外交的なアプローチがセットで働くべきだと思うのですが、現状はそうなっていない。
こういう時に、特使や大臣を派遣したりできれば日本も外交ができるなと思えるのですが……

まぁ、そんなことを思いました。


[23858] Re2:危機や情勢のレベルを越え、既にウクライナ戦争に返信 削除
2022/3/8 (火) 22:16:41 徳翁導誉

> 私はウクライナでの戦争は、東部だけの限定的な衝突になると見ていたのですが、
> 全面戦争になってしまったので驚きました。

そうですね、私も東部限定に留める可能性の方が高いと見てました。
「ベラルーシがキエフ侵攻の為に道を貸す」可能性が、高まりを見せるに連れ、
全面戦争の危険性が、次第に増していった感覚はありましたね。

正直な所、そこまでベラルーシが荷担するとは、以前は考えてませんでしたし、
逆に言うと、ロシアの後援が必要なくらい、現在のルカシェンコ政権はヤバいのかも?
2020年の大統領選挙では、かなり綻びが見え始めてましたし。
とは言え、ロシア側からの派兵要請は拒否しているので、そこまで崖っぷちでは無いのかな。
ちなみに派兵要請で言えば、今年の1月、治安維持の要請を受けて、
ロシア軍はカザフスタンに派兵したのに、ウクライナへの派兵はカザフに断られてましたね。
アフガンでのタリバン政権復活もあり、隣接するタジキスタンはロシア軍が守ってますし、
アゼルバイジャンとアルメニアの停戦により、ロシア軍の平和維持部隊が両国へ派遣されたり、
「頼りにされてる」と言えば、聞こえは良いですけど、ロシアだって全く余裕が無い中、
旧ソ連諸国の政情不安により、ロシア軍が方々に引っ張り出され、かなり疲弊してそう・・・・

こうなると、「いっその事、ソ連を復活させた方が楽だわ」と、
ロシア側が思ったとしても、ちょっと否定できない感じはするんですよね。
ですが、一旦独立した国を、再度併合するのは至難でしょうし、
もちろん、それで今回のウクライナ侵攻が正当化されるなんて話では、決してありません!!
しかし一方で、時計の針を戻そうとする「ソ連8月クーデター」の失敗により、
「新連邦条約」が締結されず、却って国家分裂の動きを加速させた皮肉を思うと、
(ウクライナでは投票者の70%が、新連邦への参加に賛成票を投じてました)
「もしもクーデターが起きなければ」と、正直思わなくは無いんですよねえ・・・・
バルト3国の独立は必然だったにせよ、ウクライナは必ずしもそうじゃなかったはずで、
中央アジア諸国などは、当時 お荷物として、ロシアから切り捨てられた感さえあります。

大きな国の中にも当然争いは生じますが、それが小さな国々に分かれると、
その数だけ、もしくはそれ以上に、争いも倍々ゲームで増えていくモノですし、
多民族なエリアであるほど、独立は綺麗事ではなく、厄介事が増えるのが現実であり、
それに応じて民族主義が台頭すると、結局は流血の惨事へと繋がっていくと・・・・
これは何も旧ソ連に限らず、旧ユーゴスラビア諸国でも見られた光景ですね。
そして旧ユーゴ紛争の際も、戦争となれば、どちらも残虐な行為に至るのに、
親欧米派か? 親ロシア派か?の違いにより、勧善懲悪のストーリーが作られました。
この件は、NHKの取材に基づき書かれた、こちらの本↓が詳しいです。

「ドキュメント戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争」
https://www.amazon.co.jp/dp/4062750961

・・・って、考えてみると、四半世紀前の日本はまだ、紛争の当事者では無い事もあり、
欧米寄り一辺倒ではなく、それなりに客観的な報道が行えていたのですが、
地理的に それほど違う訳では無い、今回のウクライナ戦争の報道に関しては、
もう完全に、欧米報道の受け売りでしか無くなってしまいましたね・・・・
まあこれは、もう日本の報道に、独自取材が行えるだけの余力が無かったり、
イラク戦争の後、恐らくは意図的な誘導もあって「自己責任論」なるモノが吹き荒れ、
結果的に、日本人が自ら目や耳を閉じてしまった側面もある気がします。
これは長い目で見た場合、日本にとって、決して良い傾向では無いと思うんですよ。

> 個人的には欧米諸国、特に米国が場合によっては軍事介入もありうると釘を刺して、
> ロシアが開戦を思いとどまってくれるのがベストでした。

現在、NATO軍に対して「飛行禁止区域を設定しろ!」という話が出ていますが、
既に戦争が始まり、ロシア空軍がウクライナ上空の制空権を押さえた段階で、
いくら「空の中立化」を訴えても、それは実質的なNATO参戦になってしまうのですから、
「開戦を思い止まらせる」という意味では、「欧米の軍事介入を臭わせる」以上に、
ウクライナ上空の「空の自由(航空路)を守る!」という姿勢の方が、より適切だったかと?

簡単に説明すると、世界130あまりの国々は、相互に旅客機や貨物機の領空通過を認め合っていて、
アメリカやEU諸国、日韓豪あたりは勿論の事、その国際協定にはウクライナも参加しているんですね。
(ちなみにロシア・中国・ブラジルなどは、安全保障の観点から参加してません)
で、海賊から船舶を護衛する為に、各国がソマリア沖に海軍を派遣しているのと同じように、
航空機の護衛を目的に掲げると共に、本当に時々で良いんで、NATO空軍機をウクライナ上空で飛ばせば、
(ドンバス地域で、マレーシア航空機が撃墜される事件があったので、一応の大義名分は立つかと)
開戦と同時に制空権を握りたいロシア軍からすれば、これは大きな牽制になりますし、
もしも攻撃を仕掛けた場合、それはロシア側からNATOに喧嘩を売った構図になりますから、
これを行うだけでも、プーチンの開戦意思を挫く、かなりの抑止効果はあったかと考えています。

> 現状のメディアの動きを見ると、報道が過熱して偏って来ているなというのは私も感じます。
> ゼレンスキー大統領と政権の打ち出してる政策はとりあえず、できることはなんでもやって、
> ヒットしたりエラーしたりしながら、かなり綱渡りと行き当たりばったりで舵取りをしている感じがします。

恐らく、先の着地点などは全く検討してないか?
もしくは、最悪の着地点を検討しているのか?

国民総動員令を発動し、18〜60歳の全男性を動員対象として出国禁止にするとか、
希望する国民全員に武器を供与するとか、大規模に外国人義勇兵を受け入れるとか、
これって、泥沼の長期戦に持ち込み、戦場の市民生活の垣根を無くして、
数十万人、場合によっては100万人規模の、民間人犠牲者を覚悟の上で、
ロシア軍を撤退に追い込む作戦であるなら、軍事的には非常に最適な選択なんですよ。
でもこれ、政治的にであったり、人道的に考えた場合、本当に良い選択なんですかねえ?

また、これで仮に、ロシア軍を撃退できたとしても、
失われた人命は帰ってきませんし、一旦バラ撒かれた兵器の回収なんて無理でしょうし、
居着いた外国人民兵(反ロシアのイスラム系も参戦表明)を排除するのも難しいでしょうから、
国内の政情安定化には、かなりの時間と労力を要するはずで、
それに何より、独立以後の30年間でさえ、ウクライナ系とロシア系の住民が混在し、
その主導権争いから、腐敗と暴力で政情があまり安定しなかった国で、
一般市民に武器が行き渡った場合、国防戦争の後に、内戦突入なんて最悪のシナリオも、
絶対に無いとは、断言できない気はするんですよねえ(確率的には低いでしょうけど)。

実際、先日の停戦協議にも参加した、ウクライナ側の代表者の1人が、
その直後、「ロシアのスパイ」として処刑されたなんて話を聞くと、
今は侵攻軍という共通の敵が居るから良いものの、これが引いた後、
この戦争で深まる可能性がある、ウクライナ系とロシア系の軋轢が一体どうなるか?

ウクライナ側が発表している、「殺害したロシア兵」の数が異常に多いのは、
もしかしたら、単なる戦意高揚のプロパガンダ目的だけでなく、
「誤殺されたロシア系国民」が、多数含まれてるからなのかも知れません。
日本語が話せるキエフ在住のウクライナ人が、テレビの生中継に出演した際、
「戦争中だから、スパイ疑いの誤殺は仕方無い」
という発言を、聞かれてもいないのに、ポロッとしたのも、
番組ではスルーされてましたけど、個人的には気になったんですよね。
ひょっとしたらキエフでは、それ系の事件が多発し、市民の間で噂になってるのかな?と。

いや本当、こういう時って、一致団結する事で国民意識が醸成される好機でもあるのに、
疑心暗鬼からロシア系を処刑するような事が続いたら、両者の溝は広がるばかりで、
そうした意味では、20年30年の単位で見ると、危険なパンドラの箱に手を掛けた危険性も・・・・

> かなり無理をしていそうなので、過度な英雄視は本人のためにもどうかなと。
> この危機を乗り切っても、最後は綱から落ちそうに見えます。

ゼレンスキーという人は、もともと全く政治経験の無い、コメディー俳優であり、
ドラマでの大統領役がヒットして、そのまま大統領選挙で当選してしまい、
政権スタッフまで、ドラマの制作陣を配置してしまった人なので、
このような状況になると、却って役に入り込んでしまい、意外とノリノリだと思いますよ。
(ちなみに首都キエフの市長も、元ボクシング世界王者のクリチコ兄という陣容・苦笑)
なので、戦意高揚の能力という意味では、普通の政治家なんて足元にも及ばないでしょうし、
現状では、それが上手い方向に働いているとは思いますけど、
そもそも論で言ってしまうと、そんな政治素人だからこそ、ここまで事態を悪化させたとも・・・・
以前は支持率なんて確か10%台だったのに、開戦後は90%オーバーと爆上げな事を思うと、
良い悪いは別として、綱から落ちて手が放れそうな所から、戦争勃発で登り直せた感じですよね。

更に言うと、この人って実は、あまりウクライナ語が話せないんですよ。
ロシア語を母語とするユダヤ系であり、タレント時代の活躍の場もロシア語メディアで、
だからこそ、ウクライナ国内に留まらず、ロシアや旧ソ連諸国でも活動してたのだとか。
ですから、当選前は「ロシア寄りの政治家」と見なされてましたし、
こうした経歴から、ロシア側からも「御しやすい存在」と、甘く見られてた面はあると思います。
どうやら、地道な演説活動などは行わず、テレビ出演だけで当選しちゃったみたいですし。
でもまあ、ゼレンスキー自身は、「ロシアとEUの等距離外交」を指針しており、
ウクライナ民族主義寄りの政権が、ロシアとの関係を拗らせ、これほど政情を不安定化させた為、
ロシアとの関係が深い東部国民の支持を中心に、ロシアとの関係改善の願いも込めて、
ロシア寄りと見なされたゼレンスキーが、圧勝で大統領に就任した事情がありました。

とは言え、繰り返しになりますけど、魅せるのは得意でも、政治なんて未経験ですから、
外交には相手国がある事もあり、事前に唱えてた公約などは全く上手く進まず、
そうなると、支持者は一気に離れていって、批判者の声は勢いを増してくると。
こうなってしまえば、無難な現実路線に軟着陸するのが、1つの選択肢ではありますよね。
「ロシアとEUの等距離外交」なんて言っても、ロシアから見れば重要な隣国&兄弟国であっても、
EUから見れば東欧より更に先にある欧州の辺境なので、得られる支援額なんて天と地の差があり、
10年後20年後のEU加盟という遠い夢を見るよりは、何よりも目先の冬を越す為に、
ロシアを頼るというのは、妥協ですけど現実的で、恐らく国民の多数はそれを望んでいるんです。
しかし、過去の例から見ると、それを選ぶと、欧米の後援を受ける反ロシア派が、
デモを起こして、政権を転覆させ、自身も国外へと追われる危険性があるので、容易には決断できない。

そこで結局、ゼレンスキーが選んだ もう1つの選択肢というのが、
自分を批判する側だった反ロシア派に近付き、ロシアに対して強硬姿勢で挑む方針転換でした。
(ウクライナ系住民の心を掴む為、ウクライナ語も必死に勉強してるらしいですよ)
これはもう、甘く見ていたロシア側からすれば、飼い犬に手を噛まれたが如く、腹立たしい事態で、
ロシアとの関係改善を願い、ゼレンスキーに投票した東部の国民からすれば、
戦争勃発となった現在、大きな声じゃ言えないでしょうけど、裏切られた思いが実はありそう・・・・
実際、ロシアと戦争になって戦火に巻き込まれるのは、反ロシア派の暮らす西部地域ではなく、
親ロシア派の暮らす東部地域ですしねえ(だからと言って、ロシア軍を歓迎するかは別問題)。

ちなみに、この構図って身近な例だと、韓国の李明博に近いのかな?
日本生まれの知日派財界人として、韓国経済の復活と、日韓関係の修復を期待され、
2008年の大統領選挙に勝利するも、やはり政治というのは、そう簡単なモノでは無かったと。
で、期待された成果が得られず、次第に政権求心力を失い、左派勢力からの批判の声に抗えなった為、
保守系ながら「反日カード」を切って、日本の反応を読み誤って天皇批判や竹島上陸まで行うと、
日韓関係は却って悪化させた上に、それで左派系からの支持を得られた訳でもなく、
事前の期待が大きかったからこそ、その反動で、物凄い低評価な大統領になってしまいました。
そういう意味では、今回のゼレンスキーも、李明博に似ている気はするんですよ。
ただ違ったのは、その相手国が日本ではなく、ロシアであったという事(苦笑)。

・・・と、ここまではかなり辛辣に評しましたけど、
ハッキリ言って、改選前の段階では、こんな低支持率な大統領では、
あくまでも、「現職大統領」という肩書きが重要なだけで、
この人自身の戦略的な価値は低いかな?とも見てたんですけど、
危機の場面だからこそ、役者としての本領が発揮されたというか、
こうなるともう、ロシア軍としても、絶対に確保が必須なターゲットになりましたね。
でもそれって、自らの命の危機を、自分自身で上げてしまった事でもあるので、
どこまで理解し、意図的に演じているかは別として、これはこれで凄い事かな?と。
あっさり逃亡していれば、ウクライナ軍の抗戦も、今ほどでは無かったかも知れませんし。
そう言えば、日本の小泉元総理も、良い悪いは別として「名役者」だったなぁ・・・・


> 逆にロシアのプーチン大統領は有能・優秀というイメージがありましたが、
> 年齢的な衰えや健康不安があるという報道には納得できます。

まあ確かに、暴挙と言えば、暴挙なのですが、
逆にプーチンの立場になって考えると、「止むに止まれず」な側面もあるかな?と。
それこそ日本なんて、それ以上の暴挙を、80年前にやってますからねえ・・・・
太平洋戦争に比べれば、まだ今回のロシアの方が、勝算がありそうな気がします。

あと、今回の件も、戦前の日本と、現在のロシアを比べてみれば、
その心情や決断が、日本人なら見えてくるかも知れませんね。
「ウクライナから手を引け(クリミアも含む)」と言うのは、
「中国大陸から手を引け(満洲も含む)」に通ずる所がありますし、
NATO拡大はABCD包囲網に、ロシアのSWIFT排除は対日石油禁輸に、似てなくも無いかも?
ですから、「これだけやれば、やらないだろう」というのは、あくまで他人事の視点であり、
「これだけやられたら、やらざるをえない」というのが、当事者の視点でしょうから。

ただしロシアは、日本と違って、自足自給が可能な国ですし、
クリミア編入の時点で、既に経済制裁は喰らっていて、そうでもどうにか出来ていたので、
更に苦しくなるとは言っても、あのソ連時代に比べるとマシという意見も(苦笑)。
それに、事態が終息して、その状態が長期化してしまえば、所詮は他国の事ですから、
容認はしないまでも、黙認という状態に、落ち着きそうですし、
世界の情勢に変化があれば、晴れて有耶無耶になるのが、世の常ですからねえ。
例えば最近は、日米豪印の4ヶ国による「クアッド(Quad)」の連携が叫ばれてますけど、
核実験強行に伴うインドに対する経済制裁って、一体どこに行ったんでしょ!?
(ちなみに正解は、9・11テロに伴うアフガン侵攻を機に、わずか3年で制裁解除)

ですのでロシアの事も、いざ米中が睨み合った際には、あっさり許すかも知れませんし、
許されなければ許されないで、中露の連携が一層深まり、中国が更に巨大化するだけかも?
NATOだって、トランプ再選などでアメリカが抜ければ、ドイツを中心に、
ロシアとの手打ちを模索する動きが出るかも知れません。
脱原発&脱炭素なんて政策を続けるなら、ロシアからのエネルギー輸入は不可欠であり、
西側諸国だって戦時中、自国の利益の為に、ソ連のバルト3国併合を黙認しましたからねえ。
昨今の「自国第一主義」が台頭する時代背景を踏まえれば、そうした展開も充分あり得るかと。

そして何より、欧米や日韓豪といった先進国クラブが、如何に強く批判したとしても、
それが世界の全てではなく、実際に国連総会におけるロシアへの非難決議は、
141ヶ国が賛成票を投じた一方で、「反対5票・棄権35票・欠席12票」でしたからねえ。
また、賛成した国の中にも、独裁国や戦争を抱えた国は数多く、
本当に、制裁とか断行までするような国が、一体どれだけあるかとなると・・・・
国連総会に先立ち行われた安保理でも、当事国のロシアの反対(拒否権発動)は当然として、
中国・インド・UAEが棄権に回り、ロシアを除く14ヶ国が全会一致とはなりませんでした。
これに対して、「中国とロシアは一心同体だから」とか、
「まさかクアッドの一員であるインドが棄権するなんて」という、
あまり国際情勢に詳しくない反応も、ネット上では数多く見受けられましたが、
(中国は中国の、インドはインドの国益を追求して、それぞれ動いてるだけ)
ここで一番驚くべきなのは、「UAEまでもが賛成しなかった」って所なんですよね!

UAEって、国内に米軍基地があるくらい、アメリカ寄りの国ですし、
当然ながらアメリカも、今回の非難決議に賛成するよう、最後まで説得したようですが、
アフガン撤退を機に広まった、中東におけるアメリカ軍への不信感増大や、
石油価格の調整の為、同じく産油国であるロシアとの、近年における急接近。
そして何より、アラブの春によって台頭した、イエメンのシーア派勢力を叩くべく、
UAEはサウジアラビアと共に、イエメンに対する軍事侵攻を長年続けている最中であり、
ウクライナ戦争の非難決議に賛成するなら、イエメン戦争でも非難決議を出すと、
ロシア側から脅されてた・・・という事情があったらしいんです。
ぶっちゃけ、戦争の構図としては、あまり変わらない上に、
イエメン戦争の方は、既に10万人を超える死者を出してますからねえ・・・・
もちろん、こちらに関して、欧米諸国は見て見ぬ振りですし、
何なら駐留するアメリカ軍は、イエメン側からの攻撃を迎撃してくれてます(苦笑)。
まあ、アメリカ軍が行ったイラク戦争では、民間人が15〜20万人死んでおり、
そこには、NATO加盟を目指すウクライナ軍も賛成していた為、
今回の侵攻に対して、中東での同情意見は、我々が思っている以上に少ないそうです。

で、ロシアとUAEが凄いな・・・と言うか、政治の世界って暗闇だなと感じるのは、
UAE側が、ウクライナ戦争の非難決議に棄権する代償として、
ロシア側は、イエメン戦争の非難決議を出さず、
それ所か、UAEが戦っているシーア派勢力を、テロ組織として容認するという、
非常にアグレッシブな裏取引が、実はあったらしいんですよね!?
そういう意味では、ロシアやプーチンの判断力って、本当に鈍ってるのでしょうか?
ちなみにUAEは、アメリカ軍だけでなく、フランス軍まで基地提供して駐留させてますし、
そうする事で、ペルシャ湾を挟んで向かい合う、イラン軍の脅威を凌ごうとしています。
そして、安保理で欲しいモノを全て得たUAEは、直後の国連総会では一転して、
今度はアメリカ側の機嫌を取るべく、ロシア非難決議に賛成に回ったと(笑)。

少なくとも、今の日本じゃ、ロシアやUAEのような外交的立ち回りは無理でしょうね(苦笑)。
せいぜい、イスラエルに対する非難決議が出された際、
反対(拒否権発動)に回るアメリカに付き合って、棄権をするくらいですから。
って、今回の決議に棄権した国を責める人たちは、日本の棄権も同じく責めてるのかなぁ?

> 長期独裁政権の問題点は、次の指導者の芽を摘み取ってしまう事に思えました。
> 定年制や再選の禁止にはやはりしっかりとした意味があるんだなと。

一応、ロシアも憲法で、大統領の「連続3選禁止」が定められており、
だからこそプーチンも、2000年から2008年まで、2期8年の大統領職を務めた後、
4年置いて、2012年に大統領再登板を果たしているんですよね。
いくら与党の党首を務め、空白期間は首相職も務めていたとは言え、
一般的に言えば、これって現実的には、相当のレアケースです。
真に独裁者なら、改憲して3選すれば良いのに、それが可能なほど強権では無く、
であるのに、4年間も権力を維持できたまま再登板を果たすなんて、普通じゃ有り得ません。
そういう意味では、「有能・優秀というイメージ」は、決して誤りでは無いかと?

ちなみに、現在でも連続3選禁止の条項は残っているのですが、
再登板後のプーチンは、憲法改正によって、大統領の任期を4年から6年に伸ばし、
更には一昨年、改正新憲法の発布で、旧憲法下での歴任は一旦リセットする荒技に出ました(苦笑)。
でも、これは逆に考えると、プーチンは「連続3選禁止」の維持に必死な訳で、
ある意味では、後々のロシアの事を考慮しての拘りなのかも?(自分だけは特別扱いですが・笑)
あと、ここまでやって、5選(2024-2030)・6選(2030-2036)への道を整えたプーチンですけど、
今のプーチンの状態を見ていると、とても2036年までは行けそうに無いですね・・・・
70歳手前でこれだと、83歳だなんて、さすがに無理でしょ!?
そうなると、どれだけプーチンが望んだ所で、再選というのは難しい気がします。

世間一般のイメージ的に、ちょっと勘違いされてる気がしますけど、
ロシアって中国などとは違い、一応は選挙で大統領を選ぶ「民主国家」であり、
それは何も、形式的に選挙を行ってる訳では無く、本当に行っているんですよね。
もちろん、日本や欧米諸国に比べれば、選挙の不正は蔓延してるでしょうし、
立候補者の資格差し止め処分なんてモノも出されたりしますので、決して完全ではありませんが、
それでも、地方の知事選挙では、野党系の候補が勝利するなんて事もあります。
過去4回の大統領選における、プーチンの得票率も「53%」「72%」「64%」「78%」となっていて、
完全勝利はしているものの、イメージほどの圧勝とは映らないのでは無いでしょうか?
(ちなみに参考までに、橋下大阪市長の市長選での得票率は「59%」「88%」)

まあロシアの場合、第2党が共産党で、第3政党が極右政党という事情もあります。
新興財閥や在外系が支援する改革派の新政党は、それ故に金銭問題を起こしがちで人気が上がらず、
寄らば大樹の陰と、政権与党だけが寄り合い所帯として肥大化する中、
少ない野党支持者を取り合って、野党同士が内ゲバを起こすのも、支持者離れを加速させると。
ロシア政界は「独裁!独裁!」と非難されがちですが、実はこの構図って、
55年体制下における「自民党の一党支配」時代とも、ちょっと似ている側面もあるんですよね。
ロシア国民的に、そこまでプーチン絶対支持じゃないけど、共産党や極右政党よりはマシだと(笑)。

そういう意味では、今回の戦争を始めたプーチンを失脚させるべく、
「ロシア軍は反旗を翻せ!」だとか、「市民デモで政権を転覆させろ!」とか主張する人が居ますが、
最も穏健で、確率的にも高いのは、2年後に迫った大統領選で、
プーチン以外の候補が勝たせる展開に持ち込む事でしょうし、
ここで焦ってプーチンが弾圧に動けば、それこそ軍にそっぽを向かれ、デモで政権が転覆しそう。
プーチン自身はKGB出身なので、大統領の職務を超えて、ロシア軍を掌握している訳じゃないですし、
選挙の勝利には過半数の票が必要ですが、デモでの転覆なら国民の2〜3割の支持で実現可能です。
具体的には、赤の広場に5万人でも10万人でも、デモ隊の若者が現れれば、
いくら大統領の命令があっても、兵士だって国民に銃口を向けられなくなりますし、
そうした民意が現場に集まる人たちだけでなく、世間でも一定数は良そうだと感じられれば良いはず。
(経済制裁で耐え切れないほど市民生活が困窮すれば、選挙に関係無くでも発生の展開も?)
実際、東欧諸国の政権崩壊時や、ソ連8月クーデターの際は、そういう光景が見られましたからねえ。

あとは、選挙でプーチンを脅かす、対抗馬と成り得る様な候補者の弾かぁ・・・・
欧米諸国が支持するような、市民活動家上がりの政治家は、
実際のロシア国内での支持率となると、国民全体の数%くらい関の山でしょうし、
欧米的にはナワリヌイを推したい所でしょうが、ロシアで広範な支持が得られるかとなると?
かと言って、共産党や極右政党なんて、プーチン以上の強硬路線ですので、
ウクライナ戦争を止める狙いがあるなら、ここからの大統領選出も望ましくなく、
う〜ん、そもそも私はロシア政界の事情なんて、全く詳しくないので、
一昔前の古い名前になりますが、イリーナ・ハカマダ女史くらいしか名が浮かばない(苦笑)。
(戦前にソ連へ政治亡命した袴田陸奥男の娘で、日本ロシア学の第一人者である袴田茂樹は異母兄)
プーチンが2選目を果たした、2004年の大統領選挙にも出馬し、4%しか得票できませんでしたが、
違法とならない範囲の政治活動で、合法的にプーチン政権の交代を迫り、
リベラルかつ民主的で、旧ソ連的な大国主義を否定し、欧州協調路線を示した彼女なら、
欧米ウケも良いでしょうし、古い名前だからこそ、それなりに国内知名度もありますからねえ。
これまでの活動歴や、女性である事を踏まえると、プーチンもそこまで強行手段は取れないでしょうし。

その他だと、ひ弱な野党では頼りないとなれば・・・実現性の程は解りませんけど、
寄り合い所帯である政権与党を、割らせる方向で仕掛けてみるとか?
プーチンの最側近として、首相や大統領職(2008-2012)を務めたメドヴェージェフが、
現在、影響力が高まりすぎた事もあって、閑職というか、名誉職に回されているので、
上手いこと切り崩せれば、プーチンに対する強力な対抗馬になりうるかと?
実際、プーチンが大統領1期目の際に、首相を務めたカシヤノフは、
大統領職に色目を見せた事で首相を解任されると、野党を結党して反プーチンの姿勢を示し、
大統領選にも打って出ようとした事実がありますからねえ。
もしも今回の戦争でプーチンの政権基盤が揺らげば、与党内での静かなクーデターでも良いので、
プーチンの身の安全と財産を保証する替わりに、メドヴェージェフへの禅譲が行われ、
それに伴い、ロシア軍撤退&欧米からの支援取り付けとなれば、平和理に終息できるかも?
有り得るとすれば、今回の経済制裁で大打撃を受けた、新興財閥から担ぎ出される形かな。
いくらロシアが武断的な国家だとは言え、やはり経済だって重要ですし、市民生活は尚更なので。

とは言え、プーチン政権の実態が、西側のイメージほどの独裁では無い以上、
西側メディアが映さない、ロシアの物言わぬ多数派の意見というのは、恐らく、
今回の戦争に対して、積極的に賛成とは言わずとも、それなりの理解を示してるはずなんです。
そして、「1発喰らわせれば壊れる」などという、安易な考えのもとに手を出せば、
却って多数派の賛成意識に、火を付ける結果になってしまいかねない為、
仮に何か仕掛けるにしても、その辺の民意の読み間違いは、絶対に避けるべきでしょうね。


> また、制裁の動きばかり目立ちますが、事態の収拾に向けた外交の動きがほとんど見えないのが気になります、
> 本来は制裁と外交的なアプローチがセットで働くべきだと思うのですが、現状はそうなっていない。

戦闘終結を優先するのであれば、「三方一両損」的なのが落とし所でしょうけど、
まあ実際は、どちらかが潰れるか、完全に要求を呑ませるまで、戦争というモノは続きがちですし、
双方の流血量が増す程に、安易な妥協は出来なくなると言うか、
そうすると、逆に交渉者や決定者の身が危険になるので、
国益よりも保身に走るようになると、尚更、停戦など結べなく為るんですよねえ・・・・

ちなみに、もしも私が当事者なら、この辺りの妥協案を提示するかな?
 1.ウクライナは遡及して、クリミアの独立を認める(ロシア編入は独立後の扱い)
 2.東部2州を含め、ウクライナ全ての州に高度な自治国とし、ウクライナを連邦国家化
 3.ロシア軍は東部2州から兵を引き、ウクライナ国内の自治国として存続させる
 4.ウクライナは軍事面で、旧ソ連諸国の「集団安全保障条約機構(CSTO)」に加盟する
 5.ウクライナは経済面で、EUへの加盟申請を行い、終戦後に履行を願う

1に関しては、そもそもクリミアってソ連時代に、
ウクライナ出身のフルシチョフにより、ロシアからウクライナに転籍された土地であり、
住民としてはロシア系が多く、ソ連崩壊によりウクライナが独立する際には、
クリミアはクリミアで、住民投票の結果を受け、独立を宣言してましたからねえ。
「自分たちは独立してもOKだが、お前らはダメ」では、本来なら筋が通らない所ですが、
まあそこは、ソ連崩壊直後のゴタゴタもあり、クリミアに高度な自治権を認める事で、
ウクライナ国内に留まる事を納得させたという過程がありましたからねえ。
それなのに、2014年の革命の際に、臨時政府の実権を握ったウクライナ民族主義者により、
クリミアの自治権は取り上げられたのですから、再度の独立宣言は妥当と言えなくも無いです。
これはもう、苦渋の決断かも知れませんけど、現状を認めた方が良いと思いますし、
ウクライナ側から見ても、ロシア系国民の比率を下げられるメリットが、実はあります(苦笑)。

続いて2と3に関しては、ウクライナ系とロシア系が混在するから、
いつまで経っても国が安定しないのなら、2等分にするのはさすがに無理でも、
各州ごとの自治権を、今以上に認めてしまった方が、争いが起きないと思うんです。
ウクライナ民族主義者が、どれだけロシアの言語や文化を排除しようとしても、
ロシア語しか話せない国民が3〜4割も居るのですから、それは無理って話だと思うですよ。
であるなら、各州の実状に合わせて、政策を決めた方が良い気がします。
あと、これだけなら自治州でも良いのですが、既に独立承認したロシアのメンツを考慮すると、
これはもう名目の違いで、自治州よりも自治国(連邦制)とした方が、
ロシア的にも、東部2州を返しやすいでしょうし、影響力を残せるという観点です。

最後に4と5に関しては、それこそ今回の戦争が、ウクライナのNATO加盟申請をキッカケに始まり、
また、プーチンの要求も「ウクライナの中立化&非武装化」であるのなら、
それはさすがに現実性が乏しいので、CSTOに加盟するというのがリアリティーのある選択かと。
こうして一旦、ロシアの子分となってしまえば、思ってる以上にロシアは寛大・・・というか、
実態としては、ロシア軍は盟主として良いように使われてて、負担の方が多い印象ですし、
極端な話、もしもCSTOが気に入らなくなれば、そこから離脱しちゃえば良いんです(笑)。
実際、アゼルバイジャン・グルジア・ウズベキスタンの3ヶ国は離脱しましたし、
ウズベキスタンなんて、そのあと再加盟して、更には再離脱したり、
離脱したアゼルバイジャンも、困った時には協力を仰いだりしてますからねえ(苦笑)。
ロシア目線で言うと、別に味方にならなくても、敵にさえならなければOKな所があるので。

そして、これはある意味で肝なのですが、ロシア側の拘りは軍事面なので、
ロシアと欧州の両天秤路線という事で、経済面での安全保障としてEU加盟を目指すと。
ロシアにしても、EU内に取り残された、飛び地であるカリーニングラードを、
EUとの経済特区にして、発展させようという戦略があるくらいですし、
NATO加盟に比べれば、EU加盟にはそこまで警戒感は無いと思うんです。
それに、平時となれば、最も重要なのは経済であり、
今の状況だからこそ、加盟審査も甘くなる事が想定できるとすると、
終戦とEU加盟を抱き合わせる事で、アメリカ側からも圧力を掛けてもらっても良いかと?
また、ロシアとも自由貿易協定を結ぶ事で、ウクライナがEUとロシアの中継地となれば、
EU的にも手放し難くなりますし、ロシア的にも侵攻し難くなるという側面もあります。
これはこれで、軍事力を用いない安全保障戦略だと思うんです。

以上、ウクライナ側には譲歩する要件が多いですし、
ウクライナ民族主義者からは、絶対に反対の声が挙がりそうですけども、
数十万人の死者を避けつつ、ウクライナ国家の独立と存続を考えるのであれば、
この辺りが、無難な落とし所だろうと、個人的には思うんですけどねえ・・・・

> こういう時に、特使や大臣を派遣したりできれば日本も外交ができるなと思えるのですが……
東京五輪での失言問題もあり、世間的な評価は著しく低いですが、
そういう役割が出来るのって、日本だと森元総理くらいしか居ないかも?
何故だかは解りませんが、独裁的な政治家の心を掴む事に、やたらと長けてるんですよね(笑)。
日本の政治家の中で、最もプーチンが心許せる存在も、間違いなく森元総理ですし、
昔ながらの田舎的な調整型の人柄が、現代の日本だとトラブル・メーカーになるものの、
物事の裏表で、こういう時には役立ったりする事があるんですよね。
これはもう人間性の話なので、首相任期は長くても、小泉元総理や安倍元総理では無理かな?
民主党政権の際も、私的特使として、森元総理のロシア派遣は検討されてましたし、
そうした縁もあっても、現在進行中の国会でも、立憲民主党の方から、
岸田総理に対して、森元総理の特使派遣案が出されてましたね。
でもまあ、今この段階で、日本が特使を送った所で、何の交渉カードも持ち合わせていないので、
「今のところ予定はない」と応えてましたし、そりゃそうだろうなと、私も思います。

現段階で、日本が行える外交カードがあるとすれば、
それはウクライナから逃げてきた、避難民の受け入れくらいでしょうね。
まあ実際問題、欧州から遠く離れ、言葉も文化も異なる日本に、
逃げて来ようなどというウクライナ国民は、恐らくほとんど居ないでしょうし、
そもそも、在日ウクライナ人が2000名に満たないとの話を聞くと、
駐日大使館とも相談しながら、彼らの親類縁者を即座に受け入れ、支援するだけでも、
言葉は悪いですが、国際的に大きなアピールにはなりますし、
現実的な出費や負担を考えても、大したモノにはならないはずです。
そして、岸田総理は中道左派な政治家なので、実際にそのように動いてるようですが、
方針的には示したものの、実現の動きはまだまだ遅いといった感じでしょうか?

在日ウクライナ人による呼びかけで、子供たちから集めた寄付金が、武器購入に使われたのを見ると、
日本に逃れてきたウクライナ人の為に、支援金を募った方が、ダイレクトに効果が見えますし、
資金の使い道としても、日本人側の心情として、やはりシコリが残らない気がするんですよね。
いや勿論、武器を送ったウクライナ人の思いも、それはそれで解らなくは無いのですが・・・・

あと、日本を含めたアジア諸国が、地域安全保障の観点から売却を反対する中、
ロシアも享受を制限してきた旧ソ連の軍事技術を、空母・爆撃機・揚陸艇を売り渡す事で、
中国軍の外征能力を飛躍的にアップさせたのは、何を隠そうウクライナですからねえ・・・・
今回の戦争を受け、今後の中国軍の動きを不安視すると共に、
侵攻されたウクライナに対して同情するのは、私も充分に理解できるのですが、
そもそも論として、昨今の東アジアの情勢不安に、ウクライナが一役買っている事を踏まえると、
純粋に「ウクライナ、かわいそう」と同情すれば良いような、そういう単純な話では無いんですよね。
(って、日本は日本で安倍政権時、イスラエルと共同で兵器開発を始めた為、中東から恨まれるかも?)

まあ、ウクライナ西部の住民が、強硬な反ロシア路線なのは別に構わないとして、
「民主的に誕生した政権が親ロシアな政策を採ると、選挙ではなくデモで転覆させる」
「ウクライナ国民の4割を占めるロシア語母国者の権利を侵害する」
「広範な自治権を認めて独立を阻止したクリミアから、自治権を剥奪する」
「EU加盟は遠い夢で、ロシアから受けた1兆円規模の支援金は返さない」
「ロシアにガス代金を支払わず、ガスを止められるとEU輸出分を勝手に使う」
「国を立て直す具体策は乏しい一方、金権的で政治は腐敗(腐敗は親ロシア派も同様)」
「1万人以上の死者を出すドンバス紛争で、停戦合意とは逆方向に攻勢を強める」
などの行為は、さすがに目に余ると思っています。
勿論、だからと言って、今回のロシア軍の侵略行為が正当化される訳では、当然ありませんが!!

2014年のソチ五輪の最中には手出し出来ないだろうと、ウクライナで仕掛けられ、
2018年のロシアW杯を控える為に、ロシア側も大規模な反撃に出られず、
2022年の北京冬季五輪の閉幕を待って、こうして今回、反撃へと打って出たものの、
その8年間の内に、これ程までにウクライナ軍が増強された事で、
ロシア軍の電撃作戦が不発に終わったと考えれば、
凄く皮肉で逆説的な見方ですけど、やはり「スポーツ平和」の効果って大きいのかな?(苦笑)
それこそ8年前の段階で、自国開催の五輪もW杯も投げ捨てて、今回のような侵攻を行っていれば、
恐らくはアッと言う間に、首都キエフを始めとして、ウクライナの大部分は制圧されてたでしょうし。

ちなみにW杯繋がりで言うと、ロシアは前回大会の開催国ながら、
今年あるカタール大会の欧州予選で、相手国が次々と対戦拒否の姿勢を示した事で、
不戦勝でロシアのW杯出場が決定・・・とはならず、
逆に、ロシアを予選から排除する事で、欧州予選の正常化が図られる結果となり、
結局ロシアは、戦わずして、カタールW杯への道は絶たれましたね。
北京冬季パラリンピックへの出場も、一旦はIPCから認められたものの、
最終的には国際世論に負けて、開会式の前日に一転して排除となりましたし、
そうした事情もあってか、現地ロシアでは、こんな案↓まで出始めているのだとか。

「ロシアサッカーにAFC進出プラン 『制裁は日本だけ』 中国が後方支援=現地報道」
https://www.tokyo-sports.co.jp/soccer/world/4033883/

ロシアって、国土面積だけで言えば、その8割近くはアジアですし、
逆パターンとして、中東諸国に対戦拒否されたイスラエルが、欧州に転籍した実例があるので、
(アジア在籍時のイスラエルは、アジア杯優勝1回・W杯出場1回・五輪出場2回の強豪国)
ウクライナ占領が長期化し、欧州では復帰の目処が立たなければ、意外と有り得ない話では無いかも?
この記事に対して、「アジアでも対戦拒否されるだろう」との意見も、数多くも見ましたが、
実際の所、アジア連盟所属国の中で、今回のウクライナ侵攻に対する国連非難決議を見ると↓

 非難決議に賛成:日本・韓国・オーストラリア・サウジアラビア・タイなど24ヶ国
   (クリミア編入時は棄権:アフガニスタン・ブルネイ・カンボジア・ミャンマー・ネパールの5ヶ国)
   (クリミア編入時は欠席:UAE・レバノン・オマーン・イエメン・東ティモールの6ヶ国)
 非難決議に反対:北朝鮮・シリアの2ヶ国
 非難決議を棄権:中国・インド・イラン・イラク・キルギス・タジキスタン・モンゴル
            パキスタン・バングラデシュ・スリランカ・ベトナム・ラオスの12ヶ国
 非難決議を欠席:ウズベキスタン・トルクメニスタンの2ヶ国

という結果なので、クリミア編入まで含めて非難したのは、日・韓・豪など13ヶ国しか居らず、
その中で、ロシアとの対戦拒否まで打ち出す強硬姿勢の国が、一体何ヶ国あるかとなると・・・・
例えば日本も、ロシアに対する経済制裁に加わるくらい、アジア内でも厳しい対応を取る国ですが、
同じく制裁中の北朝鮮に対して、対戦拒否(厳密には入国拒否)が検討されたのは、民主党政権時だけですし、
(この時は結局、反発した北朝鮮の方から出場辞退した為に、日本側の対戦拒否とはならず)
平和な欧州と違って、内戦や独裁を常に抱えるアジアは、ある意味、その辺の基準が緩い気がします。


[23861] Re3:危機や情勢のレベルを越え、既にウクライナ戦争に返信 削除
2022/3/10 (木) 22:14:07 現代版カナダ担当

▼ 徳翁導誉さん
> > 私はウクライナでの戦争は、東部だけの限定的な衝突になると見ていたのですが、
> > 全面戦争になってしまったので驚きました。

> そうですね、私も東部限定に留める可能性の方が高いと見てました。
> 「ベラルーシがキエフ侵攻の為に道を貸す」可能性が、高まりを見せるに連れ、
> 全面戦争の危険性が、次第に増していった感覚はありましたね。
>
> 正直な所、そこまでベラルーシが荷担するとは、以前は考えてませんでしたし、
> 逆に言うと、ロシアの後援が必要なくらい、現在のルカシェンコ政権はヤバいのかも?
> 2020年の大統領選挙では、かなり綻びが見え始めてましたし。
> とは言え、ロシア側からの派兵要請は拒否しているので、そこまで崖っぷちでは無いのかな。
> ちなみに派兵要請で言えば、今年の1月、治安維持の要請を受けて、
> ロシア軍はカザフスタンに派兵したのに、ウクライナへの派兵はカザフに断られてましたね。
> アフガンでのタリバン政権復活もあり、隣接するタジキスタンはロシア軍が守ってますし、
> アゼルバイジャンとアルメニアの停戦により、ロシア軍の平和維持部隊が両国へ派遣されたり、
> 「頼りにされてる」と言えば、聞こえは良いですけど、ロシアだって全く余裕が無い中、
> 旧ソ連諸国の政情不安により、ロシア軍が方々に引っ張り出され、かなり疲弊してそう・・・・
>
> こうなると、「いっその事、ソ連を復活させた方が楽だわ」と、
> ロシア側が思ったとしても、ちょっと否定できない感じはするんですよね。
> ですが、一旦独立した国を、再度併合するのは至難でしょうし、
> もちろん、それで今回のウクライナ侵攻が正当化されるなんて話では、決してありません!!
> しかし一方で、時計の針を戻そうとする「ソ連8月クーデター」の失敗により、
> 「新連邦条約」が締結されず、却って国家分裂の動きを加速させた皮肉を思うと、
> (ウクライナでは投票者の70%が、新連邦への参加に賛成票を投じてました)
> 「もしもクーデターが起きなければ」と、正直思わなくは無いんですよねえ・・・・
> バルト3国の独立は必然だったにせよ、ウクライナは必ずしもそうじゃなかったはずで、
> 中央アジア諸国などは、当時 お荷物として、ロシアから切り捨てられた感さえあります。
>
> 大きな国の中にも当然争いは生じますが、それが小さな国々に分かれると、
> その数だけ、もしくはそれ以上に、争いも倍々ゲームで増えていくモノですし、
> 多民族なエリアであるほど、独立は綺麗事ではなく、厄介事が増えるのが現実であり、
> それに応じて民族主義が台頭すると、結局は流血の惨事へと繋がっていくと・・・・
> これは何も旧ソ連に限らず、旧ユーゴスラビア諸国でも見られた光景ですね。
> そして旧ユーゴ紛争の際も、戦争となれば、どちらも残虐な行為に至るのに、
> 親欧米派か? 親ロシア派か?の違いにより、勧善懲悪のストーリーが作られました。
> この件は、NHKの取材に基づき書かれた、こちらの本↓が詳しいです。
>
> 「ドキュメント戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争」
> https://www.amazon.co.jp/dp/4062750961


ロシア・ウクライナ共に自分の描いたストーリーに持って行こうとしている感じはしますね。
ネットニュースを見ると欧米・ウクライナ・ロシア全方位から情報を操作しようとしている臭いがします。
わかりやすいプロパガンダからSNSやフェイクニュース、ファクトチェックを利用した婉曲なものまで……

ゼレンスキー大統領の演説とかは非常にわかりやすいですが……
国家から企業、個人に至るまでが規模の差こそあれ参戦できてしまうネット上での情報戦というのは怖いなと。
特に日本人は傾向的に雰囲気に流されやすいので冷静に情報を読んでいきたいです。

>
> ・・・って、考えてみると、四半世紀前の日本はまだ、紛争の当事者では無い事もあり、
> 欧米寄り一辺倒ではなく、それなりに客観的な報道が行えていたのですが、
> 地理的に それほど違う訳では無い、今回のウクライナ戦争の報道に関しては、
> もう完全に、欧米報道の受け売りでしか無くなってしまいましたね・・・・
> まあこれは、もう日本の報道に、独自取材が行えるだけの余力が無かったり、
> イラク戦争の後、恐らくは意図的な誘導もあって「自己責任論」なるモノが吹き荒れ、
> 結果的に、日本人が自ら目や耳を閉じてしまった側面もある気がします。
> これは長い目で見た場合、日本にとって、決して良い傾向では無いと思うんですよ。
>
> > 個人的には欧米諸国、特に米国が場合によっては軍事介入もありうると釘を刺して、
> > ロシアが開戦を思いとどまってくれるのがベストでした。

> 現在、NATO軍に対して「飛行禁止区域を設定しろ!」という話が出ていますが、
> 既に戦争が始まり、ロシア空軍がウクライナ上空の制空権を押さえた段階で、
> いくら「空の中立化」を訴えても、それは実質的なNATO参戦になってしまうのですから、
> 「開戦を思い止まらせる」という意味では、「欧米の軍事介入を臭わせる」以上に、
> ウクライナ上空の「空の自由(航空路)を守る!」という姿勢の方が、より適切だったかと?
>
> 簡単に説明すると、世界130あまりの国々は、相互に旅客機や貨物機の領空通過を認め合っていて、
> アメリカやEU諸国、日韓豪あたりは勿論の事、その国際協定にはウクライナも参加しているんですね。
> (ちなみにロシア・中国・ブラジルなどは、安全保障の観点から参加してません)
> で、海賊から船舶を護衛する為に、各国がソマリア沖に海軍を派遣しているのと同じように、
> 航空機の護衛を目的に掲げると共に、本当に時々で良いんで、NATO空軍機をウクライナ上空で飛ばせば、
> (ドンバス地域で、マレーシア航空機が撃墜される事件があったので、一応の大義名分は立つかと)
> 開戦と同時に制空権を握りたいロシア軍からすれば、これは大きな牽制になりますし、
> もしも攻撃を仕掛けた場合、それはロシア側からNATOに喧嘩を売った構図になりますから、
> これを行うだけでも、プーチンの開戦意思を挫く、かなりの抑止効果はあったかと考えています。
>
> > 現状のメディアの動きを見ると、報道が過熱して偏って来ているなというのは私も感じます。
> > ゼレンスキー大統領と政権の打ち出してる政策はとりあえず、できることはなんでもやって、
> > ヒットしたりエラーしたりしながら、かなり綱渡りと行き当たりばったりで舵取りをしている感じがします。

> 恐らく、先の着地点などは全く検討してないか?
> もしくは、最悪の着地点を検討しているのか?
>
> 国民総動員令を発動し、18〜60歳の全男性を動員対象として出国禁止にするとか、
> 希望する国民全員に武器を供与するとか、大規模に外国人義勇兵を受け入れるとか、
> これって、泥沼の長期戦に持ち込み、戦場の市民生活の垣根を無くして、
> 数十万人、場合によっては100万人規模の、民間人犠牲者を覚悟の上で、
> ロシア軍を撤退に追い込む作戦であるなら、軍事的には非常に最適な選択なんですよ。
> でもこれ、政治的にであったり、人道的に考えた場合、本当に良い選択なんですかねえ?
>
> また、これで仮に、ロシア軍を撃退できたとしても、
> 失われた人命は帰ってきませんし、一旦バラ撒かれた兵器の回収なんて無理でしょうし、
> 居着いた外国人民兵(反ロシアのイスラム系も参戦表明)を排除するのも難しいでしょうから、
> 国内の政情安定化には、かなりの時間と労力を要するはずで、
> それに何より、独立以後の30年間でさえ、ウクライナ系とロシア系の住民が混在し、
> その主導権争いから、腐敗と暴力で政情があまり安定しなかった国で、
> 一般市民に武器が行き渡った場合、国防戦争の後に、内戦突入なんて最悪のシナリオも、
> 絶対に無いとは、断言できない気はするんですよねえ(確率的には低いでしょうけど)。
>
> 実際、先日の停戦協議にも参加した、ウクライナ側の代表者の1人が、
> その直後、「ロシアのスパイ」として処刑されたなんて話を聞くと、
> 今は侵攻軍という共通の敵が居るから良いものの、これが引いた後、
> この戦争で深まる可能性がある、ウクライナ系とロシア系の軋轢が一体どうなるか?
>
> ウクライナ側が発表している、「殺害したロシア兵」の数が異常に多いのは、
> もしかしたら、単なる戦意高揚のプロパガンダ目的だけでなく、
> 「誤殺されたロシア系国民」が、多数含まれてるからなのかも知れません。
> 日本語が話せるキエフ在住のウクライナ人が、テレビの生中継に出演した際、
> 「戦争中だから、スパイ疑いの誤殺は仕方無い」
> という発言を、聞かれてもいないのに、ポロッとしたのも、
> 番組ではスルーされてましたけど、個人的には気になったんですよね。
> ひょっとしたらキエフでは、それ系の事件が多発し、市民の間で噂になってるのかな?と。
>
> いや本当、こういう時って、一致団結する事で国民意識が醸成される好機でもあるのに、
> 疑心暗鬼からロシア系を処刑するような事が続いたら、両者の溝は広がるばかりで、
> そうした意味では、20年30年の単位で見ると、危険なパンドラの箱に手を掛けた危険性も・・・・


私刑がそこまで横行しているのであれば、現代であればなにかしらニュースとして上がってきそうなものだと思うので、
無いとは思いませんが何千人単位という事はないのではとは考えます。
どちらかと言うと、戦争末期の日本がやらかした戦果の誤認と過剰報告の類ではないかなと。

ただ、内戦に関しては低くない可能性でありうると思います。
東部地域での戦闘のニュースを聞くに、ロシア正規軍より親ロシア派の戦意(もしくは憎悪)が高そうですし、
ウクライナ系の極右勢力も愛国心を掲げて戦争の混乱の中で勢力を増してくるでしょうから、
ロシア軍が撤退して丸く収まるという展開の方が可能性としては低いかと。
一般のウクライナ国民は隣人を敵とみなして殺したりはしないと思いますが、
双方の極端な一派は確実に相手側に近い住民を敵とみなしてリンチや襲撃をしそうですし。

>
> > かなり無理をしていそうなので、過度な英雄視は本人のためにもどうかなと。
> > この危機を乗り切っても、最後は綱から落ちそうに見えます。

> ゼレンスキーという人は、もともと全く政治経験の無い、コメディー俳優であり、
> ドラマでの大統領役がヒットして、そのまま大統領選挙で当選してしまい、
> 政権スタッフまで、ドラマの制作陣を配置してしまった人なので、
> このような状況になると、却って役に入り込んでしまい、意外とノリノリだと思いますよ。
> (ちなみに首都キエフの市長も、元ボクシング世界王者のクリチコ兄という陣容・苦笑)
> なので、戦意高揚の能力という意味では、普通の政治家なんて足元にも及ばないでしょうし、
> 現状では、それが上手い方向に働いているとは思いますけど、
> そもそも論で言ってしまうと、そんな政治素人だからこそ、ここまで事態を悪化させたとも・・・・
> 以前は支持率なんて確か10%台だったのに、開戦後は90%オーバーと爆上げな事を思うと、
> 良い悪いは別として、綱から落ちて手が放れそうな所から、戦争勃発で登り直せた感じですよね。
>
> 更に言うと、この人って実は、あまりウクライナ語が話せないんですよ。
> ロシア語を母語とするユダヤ系であり、タレント時代の活躍の場もロシア語メディアで、
> だからこそ、ウクライナ国内に留まらず、ロシアや旧ソ連諸国でも活動してたのだとか。
> ですから、当選前は「ロシア寄りの政治家」と見なされてましたし、
> こうした経歴から、ロシア側からも「御しやすい存在」と、甘く見られてた面はあると思います。
> どうやら、地道な演説活動などは行わず、テレビ出演だけで当選しちゃったみたいですし。
> でもまあ、ゼレンスキー自身は、「ロシアとEUの等距離外交」を指針しており、
> ウクライナ民族主義寄りの政権が、ロシアとの関係を拗らせ、これほど政情を不安定化させた為、
> ロシアとの関係が深い東部国民の支持を中心に、ロシアとの関係改善の願いも込めて、
> ロシア寄りと見なされたゼレンスキーが、圧勝で大統領に就任した事情がありました。
>
> とは言え、繰り返しになりますけど、魅せるのは得意でも、政治なんて未経験ですから、
> 外交には相手国がある事もあり、事前に唱えてた公約などは全く上手く進まず、
> そうなると、支持者は一気に離れていって、批判者の声は勢いを増してくると。
> こうなってしまえば、無難な現実路線に軟着陸するのが、1つの選択肢ではありますよね。
> 「ロシアとEUの等距離外交」なんて言っても、ロシアから見れば重要な隣国&兄弟国であっても、
> EUから見れば東欧より更に先にある欧州の辺境なので、得られる支援額なんて天と地の差があり、
> 10年後20年後のEU加盟という遠い夢を見るよりは、何よりも目先の冬を越す為に、
> ロシアを頼るというのは、妥協ですけど現実的で、恐らく国民の多数はそれを望んでいるんです。
> しかし、過去の例から見ると、それを選ぶと、欧米の後援を受ける反ロシア派が、
> デモを起こして、政権を転覆させ、自身も国外へと追われる危険性があるので、容易には決断できない。
>
> そこで結局、ゼレンスキーが選んだ もう1つの選択肢というのが、
> 自分を批判する側だった反ロシア派に近付き、ロシアに対して強硬姿勢で挑む方針転換でした。
> (ウクライナ系住民の心を掴む為、ウクライナ語も必死に勉強してるらしいですよ)
> これはもう、甘く見ていたロシア側からすれば、飼い犬に手を噛まれたが如く、腹立たしい事態で、
> ロシアとの関係改善を願い、ゼレンスキーに投票した東部の国民からすれば、
> 戦争勃発となった現在、大きな声じゃ言えないでしょうけど、裏切られた思いが実はありそう・・・・
> 実際、ロシアと戦争になって戦火に巻き込まれるのは、反ロシア派の暮らす西部地域ではなく、
> 親ロシア派の暮らす東部地域ですしねえ(だからと言って、ロシア軍を歓迎するかは別問題)。
>
> ちなみに、この構図って身近な例だと、韓国の李明博に近いのかな?
> 日本生まれの知日派財界人として、韓国経済の復活と、日韓関係の修復を期待され、
> 2008年の大統領選挙に勝利するも、やはり政治というのは、そう簡単なモノでは無かったと。
> で、期待された成果が得られず、次第に政権求心力を失い、左派勢力からの批判の声に抗えなった為、
> 保守系ながら「反日カード」を切って、日本の反応を読み誤って天皇批判や竹島上陸まで行うと、
> 日韓関係は却って悪化させた上に、それで左派系からの支持を得られた訳でもなく、
> 事前の期待が大きかったからこそ、その反動で、物凄い低評価な大統領になってしまいました。
> そういう意味では、今回のゼレンスキーも、李明博に似ている気はするんですよ。
> ただ違ったのは、その相手国が日本ではなく、ロシアであったという事(苦笑)。
>
> ・・・と、ここまではかなり辛辣に評しましたけど、
> ハッキリ言って、改選前の段階では、こんな低支持率な大統領では、
> あくまでも、「現職大統領」という肩書きが重要なだけで、
> この人自身の戦略的な価値は低いかな?とも見てたんですけど、
> 危機の場面だからこそ、役者としての本領が発揮されたというか、
> こうなるともう、ロシア軍としても、絶対に確保が必須なターゲットになりましたね。
> でもそれって、自らの命の危機を、自分自身で上げてしまった事でもあるので、
> どこまで理解し、意図的に演じているかは別として、これはこれで凄い事かな?と。
> あっさり逃亡していれば、ウクライナ軍の抗戦も、今ほどでは無かったかも知れませんし。
> そう言えば、日本の小泉元総理も、良い悪いは別として「名役者」だったなぁ・・・・
>
>
> > 逆にロシアのプーチン大統領は有能・優秀というイメージがありましたが、
> > 年齢的な衰えや健康不安があるという報道には納得できます。

> まあ確かに、暴挙と言えば、暴挙なのですが、
> 逆にプーチンの立場になって考えると、「止むに止まれず」な側面もあるかな?と。
> それこそ日本なんて、それ以上の暴挙を、80年前にやってますからねえ・・・・
> 太平洋戦争に比べれば、まだ今回のロシアの方が、勝算がありそうな気がします。
>
> あと、今回の件も、戦前の日本と、現在のロシアを比べてみれば、
> その心情や決断が、日本人なら見えてくるかも知れませんね。
> 「ウクライナから手を引け(クリミアも含む)」と言うのは、
> 「中国大陸から手を引け(満洲も含む)」に通ずる所がありますし、
> NATO拡大はABCD包囲網に、ロシアのSWIFT排除は対日石油禁輸に、似てなくも無いかも?
> ですから、「これだけやれば、やらないだろう」というのは、あくまで他人事の視点であり、
> 「これだけやられたら、やらざるをえない」というのが、当事者の視点でしょうから。
>
> ただしロシアは、日本と違って、自足自給が可能な国ですし、
> クリミア編入の時点で、既に経済制裁は喰らっていて、そうでもどうにか出来ていたので、
> 更に苦しくなるとは言っても、あのソ連時代に比べるとマシという意見も(苦笑)。
> それに、事態が終息して、その状態が長期化してしまえば、所詮は他国の事ですから、
> 容認はしないまでも、黙認という状態に、落ち着きそうですし、
> 世界の情勢に変化があれば、晴れて有耶無耶になるのが、世の常ですからねえ。
> 例えば最近は、日米豪印の4ヶ国による「クアッド(Quad)」の連携が叫ばれてますけど、
> 核実験強行に伴うインドに対する経済制裁って、一体どこに行ったんでしょ!?
> (ちなみに正解は、9・11テロに伴うアフガン侵攻を機に、わずか3年で制裁解除)
>
> ですのでロシアの事も、いざ米中が睨み合った際には、あっさり許すかも知れませんし、
> 許されなければ許されないで、中露の連携が一層深まり、中国が更に巨大化するだけかも?
> NATOだって、トランプ再選などでアメリカが抜ければ、ドイツを中心に、
> ロシアとの手打ちを模索する動きが出るかも知れません。
> 脱原発&脱炭素なんて政策を続けるなら、ロシアからのエネルギー輸入は不可欠であり、
> 西側諸国だって戦時中、自国の利益の為に、ソ連のバルト3国併合を黙認しましたからねえ。
> 昨今の「自国第一主義」が台頭する時代背景を踏まえれば、そうした展開も充分あり得るかと。
>
> そして何より、欧米や日韓豪といった先進国クラブが、如何に強く批判したとしても、
> それが世界の全てではなく、実際に国連総会におけるロシアへの非難決議は、
> 141ヶ国が賛成票を投じた一方で、「反対5票・棄権35票・欠席12票」でしたからねえ。
> また、賛成した国の中にも、独裁国や戦争を抱えた国は数多く、
> 本当に、制裁とか断行までするような国が、一体どれだけあるかとなると・・・・
> 国連総会に先立ち行われた安保理でも、当事国のロシアの反対(拒否権発動)は当然として、
> 中国・インド・UAEが棄権に回り、ロシアを除く14ヶ国が全会一致とはなりませんでした。
> これに対して、「中国とロシアは一心同体だから」とか、
> 「まさかクアッドの一員であるインドが棄権するなんて」という、
> あまり国際情勢に詳しくない反応も、ネット上では数多く見受けられましたが、
> (中国は中国の、インドはインドの国益を追求して、それぞれ動いてるだけ)
> ここで一番驚くべきなのは、「UAEまでもが賛成しなかった」って所なんですよね!
>
> UAEって、国内に米軍基地があるくらい、アメリカ寄りの国ですし、
> 当然ながらアメリカも、今回の非難決議に賛成するよう、最後まで説得したようですが、
> アフガン撤退を機に広まった、中東におけるアメリカ軍への不信感増大や、
> 石油価格の調整の為、同じく産油国であるロシアとの、近年における急接近。
> そして何より、アラブの春によって台頭した、イエメンのシーア派勢力を叩くべく、
> UAEはサウジアラビアと共に、イエメンに対する軍事侵攻を長年続けている最中であり、
> ウクライナ戦争の非難決議に賛成するなら、イエメン戦争でも非難決議を出すと、
> ロシア側から脅されてた・・・という事情があったらしいんです。
> ぶっちゃけ、戦争の構図としては、あまり変わらない上に、
> イエメン戦争の方は、既に10万人を超える死者を出してますからねえ・・・・
> もちろん、こちらに関して、欧米諸国は見て見ぬ振りですし、
> 何なら駐留するアメリカ軍は、イエメン側からの攻撃を迎撃してくれてます(苦笑)。
> まあ、アメリカ軍が行ったイラク戦争では、民間人が15〜20万人死んでおり、
> そこには、NATO加盟を目指すウクライナ軍も賛成していた為、
> 今回の侵攻に対して、中東での同情意見は、我々が思っている以上に少ないそうです。
>
> で、ロシアとUAEが凄いな・・・と言うか、政治の世界って暗闇だなと感じるのは、
> UAE側が、ウクライナ戦争の非難決議に棄権する代償として、
> ロシア側は、イエメン戦争の非難決議を出さず、
> それ所か、UAEが戦っているシーア派勢力を、テロ組織として容認するという、
> 非常にアグレッシブな裏取引が、実はあったらしいんですよね!?
> そういう意味では、ロシアやプーチンの判断力って、本当に鈍ってるのでしょうか?
> ちなみにUAEは、アメリカ軍だけでなく、フランス軍まで基地提供して駐留させてますし、
> そうする事で、ペルシャ湾を挟んで向かい合う、イラン軍の脅威を凌ごうとしています。
> そして、安保理で欲しいモノを全て得たUAEは、直後の国連総会では一転して、
> 今度はアメリカ側の機嫌を取るべく、ロシア非難決議に賛成に回ったと(笑)。
>
> 少なくとも、今の日本じゃ、ロシアやUAEのような外交的立ち回りは無理でしょうね(苦笑)。
> せいぜい、イスラエルに対する非難決議が出された際、
> 反対(拒否権発動)に回るアメリカに付き合って、棄権をするくらいですから。
> って、今回の決議に棄権した国を責める人たちは、日本の棄権も同じく責めてるのかなぁ?


外交力の低さには定評のある日本ですが、だからこそ、こういう事態の各国の動きを見て、
政府には国益を考えた立ち回りを考えて欲しいなとモヤモヤするわけです。

>
> > 長期独裁政権の問題点は、次の指導者の芽を摘み取ってしまう事に思えました。
> > 定年制や再選の禁止にはやはりしっかりとした意味があるんだなと。

> 一応、ロシアも憲法で、大統領の「連続3選禁止」が定められており、
> だからこそプーチンも、2000年から2008年まで、2期8年の大統領職を務めた後、
> 4年置いて、2012年に大統領再登板を果たしているんですよね。
> いくら与党の党首を務め、空白期間は首相職も務めていたとは言え、
> 一般的に言えば、これって現実的には、相当のレアケースです。
> 真に独裁者なら、改憲して3選すれば良いのに、それが可能なほど強権では無く、
> であるのに、4年間も権力を維持できたまま再登板を果たすなんて、普通じゃ有り得ません。
> そういう意味では、「有能・優秀というイメージ」は、決して誤りでは無いかと?
>
> ちなみに、現在でも連続3選禁止の条項は残っているのですが、
> 再登板後のプーチンは、憲法改正によって、大統領の任期を4年から6年に伸ばし、
> 更には一昨年、改正新憲法の発布で、旧憲法下での歴任は一旦リセットする荒技に出ました(苦笑)。
> でも、これは逆に考えると、プーチンは「連続3選禁止」の維持に必死な訳で、
> ある意味では、後々のロシアの事を考慮しての拘りなのかも?(自分だけは特別扱いですが・笑)
> あと、ここまでやって、5選(2024-2030)・6選(2030-2036)への道を整えたプーチンですけど、
> 今のプーチンの状態を見ていると、とても2036年までは行けそうに無いですね・・・・
> 70歳手前でこれだと、83歳だなんて、さすがに無理でしょ!?
> そうなると、どれだけプーチンが望んだ所で、再選というのは難しい気がします。
>
> 世間一般のイメージ的に、ちょっと勘違いされてる気がしますけど、
> ロシアって中国などとは違い、一応は選挙で大統領を選ぶ「民主国家」であり、
> それは何も、形式的に選挙を行ってる訳では無く、本当に行っているんですよね。
> もちろん、日本や欧米諸国に比べれば、選挙の不正は蔓延してるでしょうし、
> 立候補者の資格差し止め処分なんてモノも出されたりしますので、決して完全ではありませんが、
> それでも、地方の知事選挙では、野党系の候補が勝利するなんて事もあります。
> 過去4回の大統領選における、プーチンの得票率も「53%」「72%」「64%」「78%」となっていて、
> 完全勝利はしているものの、イメージほどの圧勝とは映らないのでは無いでしょうか?
> (ちなみに参考までに、橋下大阪市長の市長選での得票率は「59%」「88%」)
>
> まあロシアの場合、第2党が共産党で、第3政党が極右政党という事情もあります。
> 新興財閥や在外系が支援する改革派の新政党は、それ故に金銭問題を起こしがちで人気が上がらず、
> 寄らば大樹の陰と、政権与党だけが寄り合い所帯として肥大化する中、
> 少ない野党支持者を取り合って、野党同士が内ゲバを起こすのも、支持者離れを加速させると。
> ロシア政界は「独裁!独裁!」と非難されがちですが、実はこの構図って、
> 55年体制下における「自民党の一党支配」時代とも、ちょっと似ている側面もあるんですよね。
> ロシア国民的に、そこまでプーチン絶対支持じゃないけど、共産党や極右政党よりはマシだと(笑)。
>
> そういう意味では、今回の戦争を始めたプーチンを失脚させるべく、
> 「ロシア軍は反旗を翻せ!」だとか、「市民デモで政権を転覆させろ!」とか主張する人が居ますが、
> 最も穏健で、確率的にも高いのは、2年後に迫った大統領選で、
> プーチン以外の候補が勝たせる展開に持ち込む事でしょうし、
> ここで焦ってプーチンが弾圧に動けば、それこそ軍にそっぽを向かれ、デモで政権が転覆しそう。
> プーチン自身はKGB出身なので、大統領の職務を超えて、ロシア軍を掌握している訳じゃないですし、
> 選挙の勝利には過半数の票が必要ですが、デモでの転覆なら国民の2〜3割の支持で実現可能です。
> 具体的には、赤の広場に5万人でも10万人でも、デモ隊の若者が現れれば、
> いくら大統領の命令があっても、兵士だって国民に銃口を向けられなくなりますし、
> そうした民意が現場に集まる人たちだけでなく、世間でも一定数は良そうだと感じられれば良いはず。
> (経済制裁で耐え切れないほど市民生活が困窮すれば、選挙に関係無くでも発生の展開も?)
> 実際、東欧諸国の政権崩壊時や、ソ連8月クーデターの際は、そういう光景が見られましたからねえ。
>
> あとは、選挙でプーチンを脅かす、対抗馬と成り得る様な候補者の弾かぁ・・・・
> 欧米諸国が支持するような、市民活動家上がりの政治家は、
> 実際のロシア国内での支持率となると、国民全体の数%くらい関の山でしょうし、
> 欧米的にはナワリヌイを推したい所でしょうが、ロシアで広範な支持が得られるかとなると?
> かと言って、共産党や極右政党なんて、プーチン以上の強硬路線ですので、
> ウクライナ戦争を止める狙いがあるなら、ここからの大統領選出も望ましくなく、
> う〜ん、そもそも私はロシア政界の事情なんて、全く詳しくないので、
> 一昔前の古い名前になりますが、イリーナ・ハカマダ女史くらいしか名が浮かばない(苦笑)。
> (戦前にソ連へ政治亡命した袴田陸奥男の娘で、日本ロシア学の第一人者である袴田茂樹は異母兄)
> プーチンが2選目を果たした、2004年の大統領選挙にも出馬し、4%しか得票できませんでしたが、
> 違法とならない範囲の政治活動で、合法的にプーチン政権の交代を迫り、
> リベラルかつ民主的で、旧ソ連的な大国主義を否定し、欧州協調路線を示した彼女なら、
> 欧米ウケも良いでしょうし、古い名前だからこそ、それなりに国内知名度もありますからねえ。
> これまでの活動歴や、女性である事を踏まえると、プーチンもそこまで強行手段は取れないでしょうし。
>
> その他だと、ひ弱な野党では頼りないとなれば・・・実現性の程は解りませんけど、
> 寄り合い所帯である政権与党を、割らせる方向で仕掛けてみるとか?
> プーチンの最側近として、首相や大統領職(2008-2012)を務めたメドヴェージェフが、
> 現在、影響力が高まりすぎた事もあって、閑職というか、名誉職に回されているので、
> 上手いこと切り崩せれば、プーチンに対する強力な対抗馬になりうるかと?
> 実際、プーチンが大統領1期目の際に、首相を務めたカシヤノフは、
> 大統領職に色目を見せた事で首相を解任されると、野党を結党して反プーチンの姿勢を示し、
> 大統領選にも打って出ようとした事実がありますからねえ。
> もしも今回の戦争でプーチンの政権基盤が揺らげば、与党内での静かなクーデターでも良いので、
> プーチンの身の安全と財産を保証する替わりに、メドヴェージェフへの禅譲が行われ、
> それに伴い、ロシア軍撤退&欧米からの支援取り付けとなれば、平和理に終息できるかも?
> 有り得るとすれば、今回の経済制裁で大打撃を受けた、新興財閥から担ぎ出される形かな。
> いくらロシアが武断的な国家だとは言え、やはり経済だって重要ですし、市民生活は尚更なので。
>
> とは言え、プーチン政権の実態が、西側のイメージほどの独裁では無い以上、
> 西側メディアが映さない、ロシアの物言わぬ多数派の意見というのは、恐らく、
> 今回の戦争に対して、積極的に賛成とは言わずとも、それなりの理解を示してるはずなんです。
> そして、「1発喰らわせれば壊れる」などという、安易な考えのもとに手を出せば、
> 却って多数派の賛成意識に、火を付ける結果になってしまいかねない為、
> 仮に何か仕掛けるにしても、その辺の民意の読み間違いは、絶対に避けるべきでしょうね。
>
>
> > また、制裁の動きばかり目立ちますが、事態の収拾に向けた外交の動きがほとんど見えないのが気になります、
> > 本来は制裁と外交的なアプローチがセットで働くべきだと思うのですが、現状はそうなっていない。

> 戦闘終結を優先するのであれば、「三方一両損」的なのが落とし所でしょうけど、
> まあ実際は、どちらかが潰れるか、完全に要求を呑ませるまで、戦争というモノは続きがちですし、
> 双方の流血量が増す程に、安易な妥協は出来なくなると言うか、
> そうすると、逆に交渉者や決定者の身が危険になるので、
> 国益よりも保身に走るようになると、尚更、停戦など結べなく為るんですよねえ・・・・
>
> ちなみに、もしも私が当事者なら、この辺りの妥協案を提示するかな?
>  1.ウクライナは遡及して、クリミアの独立を認める(ロシア編入は独立後の扱い)
>  2.東部2州を含め、ウクライナ全ての州に高度な自治国とし、ウクライナを連邦国家化
>  3.ロシア軍は東部2州から兵を引き、ウクライナ国内の自治国として存続させる
>  4.ウクライナは軍事面で、旧ソ連諸国の「集団安全保障条約機構(CSTO)」に加盟する
>  5.ウクライナは経済面で、EUへの加盟申請を行い、終戦後に履行を願う
>
> 1に関しては、そもそもクリミアってソ連時代に、
> ウクライナ出身のフルシチョフにより、ロシアからウクライナに転籍された土地であり、
> 住民としてはロシア系が多く、ソ連崩壊によりウクライナが独立する際には、
> クリミアはクリミアで、住民投票の結果を受け、独立を宣言してましたからねえ。
> 「自分たちは独立してもOKだが、お前らはダメ」では、本来なら筋が通らない所ですが、
> まあそこは、ソ連崩壊直後のゴタゴタもあり、クリミアに高度な自治権を認める事で、
> ウクライナ国内に留まる事を納得させたという過程がありましたからねえ。
> それなのに、2014年の革命の際に、臨時政府の実権を握ったウクライナ民族主義者により、
> クリミアの自治権は取り上げられたのですから、再度の独立宣言は妥当と言えなくも無いです。
> これはもう、苦渋の決断かも知れませんけど、現状を認めた方が良いと思いますし、
> ウクライナ側から見ても、ロシア系国民の比率を下げられるメリットが、実はあります(苦笑)。
>
> 続いて2と3に関しては、ウクライナ系とロシア系が混在するから、
> いつまで経っても国が安定しないのなら、2等分にするのはさすがに無理でも、
> 各州ごとの自治権を、今以上に認めてしまった方が、争いが起きないと思うんです。
> ウクライナ民族主義者が、どれだけロシアの言語や文化を排除しようとしても、
> ロシア語しか話せない国民が3〜4割も居るのですから、それは無理って話だと思うですよ。
> であるなら、各州の実状に合わせて、政策を決めた方が良い気がします。
> あと、これだけなら自治州でも良いのですが、既に独立承認したロシアのメンツを考慮すると、
> これはもう名目の違いで、自治州よりも自治国(連邦制)とした方が、
> ロシア的にも、東部2州を返しやすいでしょうし、影響力を残せるという観点です。
>
> 最後に4と5に関しては、それこそ今回の戦争が、ウクライナのNATO加盟申請をキッカケに始まり、
> また、プーチンの要求も「ウクライナの中立化&非武装化」であるのなら、
> それはさすがに現実性が乏しいので、CSTOに加盟するというのがリアリティーのある選択かと。
> こうして一旦、ロシアの子分となってしまえば、思ってる以上にロシアは寛大・・・というか、
> 実態としては、ロシア軍は盟主として良いように使われてて、負担の方が多い印象ですし、
> 極端な話、もしもCSTOが気に入らなくなれば、そこから離脱しちゃえば良いんです(笑)。
> 実際、アゼルバイジャン・グルジア・ウズベキスタンの3ヶ国は離脱しましたし、
> ウズベキスタンなんて、そのあと再加盟して、更には再離脱したり、
> 離脱したアゼルバイジャンも、困った時には協力を仰いだりしてますからねえ(苦笑)。
> ロシア目線で言うと、別に味方にならなくても、敵にさえならなければOKな所があるので。
>
> そして、これはある意味で肝なのですが、ロシア側の拘りは軍事面なので、
> ロシアと欧州の両天秤路線という事で、経済面での安全保障としてEU加盟を目指すと。
> ロシアにしても、EU内に取り残された、飛び地であるカリーニングラードを、
> EUとの経済特区にして、発展させようという戦略があるくらいですし、
> NATO加盟に比べれば、EU加盟にはそこまで警戒感は無いと思うんです。
> それに、平時となれば、最も重要なのは経済であり、
> 今の状況だからこそ、加盟審査も甘くなる事が想定できるとすると、
> 終戦とEU加盟を抱き合わせる事で、アメリカ側からも圧力を掛けてもらっても良いかと?
> また、ロシアとも自由貿易協定を結ぶ事で、ウクライナがEUとロシアの中継地となれば、
> EU的にも手放し難くなりますし、ロシア的にも侵攻し難くなるという側面もあります。
> これはこれで、軍事力を用いない安全保障戦略だと思うんです。
>
> 以上、ウクライナ側には譲歩する要件が多いですし、
> ウクライナ民族主義者からは、絶対に反対の声が挙がりそうですけども、
> 数十万人の死者を避けつつ、ウクライナ国家の独立と存続を考えるのであれば、
> この辺りが、無難な落とし所だろうと、個人的には思うんですけどねえ・・・・
>
> > こういう時に、特使や大臣を派遣したりできれば日本も外交ができるなと思えるのですが……
> 東京五輪での失言問題もあり、世間的な評価は著しく低いですが、
> そういう役割が出来るのって、日本だと森元総理くらいしか居ないかも?
> 何故だかは解りませんが、独裁的な政治家の心を掴む事に、やたらと長けてるんですよね(笑)。
> 日本の政治家の中で、最もプーチンが心許せる存在も、間違いなく森元総理ですし、
> 昔ながらの田舎的な調整型の人柄が、現代の日本だとトラブル・メーカーになるものの、
> 物事の裏表で、こういう時には役立ったりする事があるんですよね。
> これはもう人間性の話なので、首相任期は長くても、小泉元総理や安倍元総理では無理かな?
> 民主党政権の際も、私的特使として、森元総理のロシア派遣は検討されてましたし、
> そうした縁もあっても、現在進行中の国会でも、立憲民主党の方から、
> 岸田総理に対して、森元総理の特使派遣案が出されてましたね。
> でもまあ、今この段階で、日本が特使を送った所で、何の交渉カードも持ち合わせていないので、
> 「今のところ予定はない」と応えてましたし、そりゃそうだろうなと、私も思います。
>
> 現段階で、日本が行える外交カードがあるとすれば、
> それはウクライナから逃げてきた、避難民の受け入れくらいでしょうね。
> まあ実際問題、欧州から遠く離れ、言葉も文化も異なる日本に、
> 逃げて来ようなどというウクライナ国民は、恐らくほとんど居ないでしょうし、
> そもそも、在日ウクライナ人が2000名に満たないとの話を聞くと、
> 駐日大使館とも相談しながら、彼らの親類縁者を即座に受け入れ、支援するだけでも、
> 言葉は悪いですが、国際的に大きなアピールにはなりますし、
> 現実的な出費や負担を考えても、大したモノにはならないはずです。
> そして、岸田総理は中道左派な政治家なので、実際にそのように動いてるようですが、
> 方針的には示したものの、実現の動きはまだまだ遅いといった感じでしょうか?
>
> 在日ウクライナ人による呼びかけで、子供たちから集めた寄付金が、武器購入に使われたのを見ると、
> 日本に逃れてきたウクライナ人の為に、支援金を募った方が、ダイレクトに効果が見えますし、
> 資金の使い道としても、日本人側の心情として、やはりシコリが残らない気がするんですよね。
> いや勿論、武器を送ったウクライナ人の思いも、それはそれで解らなくは無いのですが・・・・
>
> あと、日本を含めたアジア諸国が、地域安全保障の観点から売却を反対する中、
> ロシアも享受を制限してきた旧ソ連の軍事技術を、空母・爆撃機・揚陸艇を売り渡す事で、
> 中国軍の外征能力を飛躍的にアップさせたのは、何を隠そうウクライナですからねえ・・・・
> 今回の戦争を受け、今後の中国軍の動きを不安視すると共に、
> 侵攻されたウクライナに対して同情するのは、私も充分に理解できるのですが、
> そもそも論として、昨今の東アジアの情勢不安に、ウクライナが一役買っている事を踏まえると、
> 純粋に「ウクライナ、かわいそう」と同情すれば良いような、そういう単純な話では無いんですよね。
> (って、日本は日本で安倍政権時、イスラエルと共同で兵器開発を始めた為、中東から恨まれるかも?)
>
> まあ、ウクライナ西部の住民が、強硬な反ロシア路線なのは別に構わないとして、
> 「民主的に誕生した政権が親ロシアな政策を採ると、選挙ではなくデモで転覆させる」
> 「ウクライナ国民の4割を占めるロシア語母国者の権利を侵害する」
> 「広範な自治権を認めて独立を阻止したクリミアから、自治権を剥奪する」
> 「EU加盟は遠い夢で、ロシアから受けた1兆円規模の支援金は返さない」
> 「ロシアにガス代金を支払わず、ガスを止められるとEU輸出分を勝手に使う」
> 「国を立て直す具体策は乏しい一方、金権的で政治は腐敗(腐敗は親ロシア派も同様)」
> 「1万人以上の死者を出すドンバス紛争で、停戦合意とは逆方向に攻勢を強める」
> などの行為は、さすがに目に余ると思っています。
> 勿論、だからと言って、今回のロシア軍の侵略行為が正当化される訳では、当然ありませんが!!
>
> 2014年のソチ五輪の最中には手出し出来ないだろうと、ウクライナで仕掛けられ、
> 2018年のロシアW杯を控える為に、ロシア側も大規模な反撃に出られず、
> 2022年の北京冬季五輪の閉幕を待って、こうして今回、反撃へと打って出たものの、
> その8年間の内に、これ程までにウクライナ軍が増強された事で、
> ロシア軍の電撃作戦が不発に終わったと考えれば、
> 凄く皮肉で逆説的な見方ですけど、やはり「スポーツ平和」の効果って大きいのかな?(苦笑)
> それこそ8年前の段階で、自国開催の五輪もW杯も投げ捨てて、今回のような侵攻を行っていれば、
> 恐らくはアッと言う間に、首都キエフを始めとして、ウクライナの大部分は制圧されてたでしょうし。



やはり、今回の紛争、プーチン大統領の年齢の問題は大きかったのではないかなと思ってしまいます、
70歳近くでなく、50代であればウクライナ東部へ介入する準備や分離への動きにもっと時間を掛け、
全面侵攻ではなく、もっと別の手段を取ったのではないかと。
欧米の妨害もあるでしょうし、うまく行ったかどうかはわかりませんが……


[23867] Re4:危機や情勢のレベルを越え、既にウクライナ戦争に返信 削除
2022/3/15 (火) 21:57:29 徳翁導誉

> > そして旧ユーゴ紛争の際も、戦争となれば、どちらも残虐な行為に至るのに、
> > 親欧米派か? 親ロシア派か?の違いにより、勧善懲悪のストーリーが作られました。
> > この件は、NHKの取材に基づき書かれた、こちらの本↓が詳しいです。
> > 「ドキュメント戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争」
> > https://www.amazon.co.jp/dp/4062750961

> ロシア・ウクライナ共に自分の描いたストーリーに持って行こうとしている感じはしますね。
> ネットニュースを見ると欧米・ウクライナ・ロシア全方位から情報を操作しようとしている臭いがします。
> わかりやすいプロパガンダからSNSやフェイクニュース、ファクトチェックを利用した婉曲なものまで……

ぶっちゃけ、こうした世論誘導の「情報操作」は、
民主主義社会である西側諸国の方が、断然得意というか、
ハッキリ言って「情報統制」に慣れた東側諸国じゃ、太刀打ちできないと思います。

とは言え、そうした情報操作で簡単に踊らされるのも、結局は西側市民の方であり、
そもそも、官制情報しか触れない東側市民は、最初から情報なんて信じてないので、
そう簡単には踊らされないという、実に皮肉な現実はあるんですよね(苦笑)。
ロシアでは昔より、「アネクドート」と呼ばれる政治風刺の小話が発達しまして、
例えばソ連時代、「プラウダ(真実)」という共産党の機関紙がありましたが、
「プラウダにはプラウダ(真実)が載っていない」というアネクドートが流行るくらいに。

もっと言えば、アメリカの大統領選挙とロシアの大統領選挙を、実際に見比べてみれば、
どちらがフェイク・ニュースが多く、どちらが踊らされる有権者が多いか、解りそうな気もします。
いや本当、特にネットが普及して以降、アメリカン大統領選挙って酷いですからねえ・・・・
って、これは何も、ロシアの選挙情報は、公正で正しいとか言う話では無く、
偽情報を作って踊らせるとか、そんな手の込んだ手法する以前の話ってだけですけど(苦笑)。

でもまあ、あれこれ言いましたけど、結局は、
ほとんどの人って、自分の生活に特段影響のないニュース内容に関しては、
西側とか東側とか関係なく、「ふ〜ん」と流して聞いて終わりなんですよね。
そういう意味では、情報統制やプロパガンダは、どちらにもあるのは大前提であり、
向こう側の心配や批判をするよりも、自分たち側で気を付ける方が先では?と思っています。
念の為に言っておくとは、私は別にプーチンを支持してる訳で、肩を持つ訳でもありません。
強いて言うば、日本や自由民主主義の肩を持つからこそ、それを脅かしかねない事に厳しく当たると。

> ゼレンスキー大統領の演説とかは非常にわかりやすいですが……
ゼレンスキーが大統領役を演じ、そして実際に大統領の座まで引き上げた上げた
ドラマ「国民のしもべ」(彼の政党も同名)が、世界各国で放送が始まったみたいですね。
確かに、ここまで話題になると、私もちょっと見てみたい(笑)。
日本語字幕版も、いつかは放送されるのかなぁ?
でもこれって、全世界に向けての、かなり効果的な広報戦略にはなる気がします!!
ウクライナ国民でさえ、役のイメージに釣られて、本当に大統領に据えたくらいなので、
既に英雄視されてる状態で、そんなドラマを見たら、ドラマの役と現実の本人を混同する人が多発しそう。

> 国家から企業、個人に至るまでが規模の差こそあれ参戦できてしまうネット上での情報戦というのは怖いなと。
> 特に日本人は傾向的に雰囲気に流されやすいので冷静に情報を読んでいきたいです。

ここで1つ、今のウクライナ国内の「雰囲気」が伝わる間接情報を。
サッカー・ウクライナ代表で、歴代最多の144試合出場という記録を持ち、
代表チームでキャプテンを勤めてきた、ティモシュクというレジェンド選手が居るのですが、
現在の彼は、現役時代にもプレーしたロシアのクラブで、長年コーチを務めているらしいんです。

で、彼は戦争勃発後もコーチを辞職せず、沈黙を守っているという理由で、
何とウクライナ・サッカー協会は、過去の代表記録を全て抹消し、コーチ資格も剥奪して、
今後国内での活動を一切禁じるという、状況が状況とは言え、いくら何でもな裁定を下したんですよね。
ロシア軍の行動を賞賛したならまだしも、沈黙している事を理由に厳罰というのは・・・・
これは何も、サッカー協会だけの勇み足ではなく、大統領や駐日大使などの言動を見ても、
今のウクライナが、そうした空気に支配されてる現実を、端的に表しているのだと感じます。

ちなみに、ウクライナの駐日大使は現在、
ロシアの各都市や各大学と友好関係を結ぶ、日本の全ての自治体と大学に対して、
関係を停止するよう依頼する活動を行っていますね。
今の所、応じる所あり、応じない所ありって感じですけど、
「ロシアに味方するのか!」という電話攻撃で、日常業務に支障を来し始めれば、
今後は、なかなか抗えなくなってくるかも知れません。

> > 実際、先日の停戦協議にも参加した、ウクライナ側の代表者の1人が、
> > その直後、「ロシアのスパイ」として処刑されたなんて話を聞くと、
> > 今は侵攻軍という共通の敵が居るから良いものの、これが引いた後、
> > この戦争で深まる可能性がある、ウクライナ系とロシア系の軋轢が一体どうなるか?
> > ウクライナ側が発表している、「殺害したロシア兵」の数が異常に多いのは、
> > もしかしたら、単なる戦意高揚のプロパガンダ目的だけでなく、
> > 「誤殺されたロシア系国民」が、多数含まれてるからなのかも知れません。
> > 日本語が話せるキエフ在住のウクライナ人が、テレビの生中継に出演した際、
> > 「戦争中だから、スパイ疑いの誤殺は仕方無い」
> > という発言を、聞かれてもいないのに、ポロッとしたのも、
> > 番組ではスルーされてましたけど、個人的には気になったんですよね。
> > ひょっとしたらキエフでは、それ系の事件が多発し、市民の間で噂になってるのかな?と。

> 私刑がそこまで横行しているのであれば、現代であればなにかしら
> ニュースとして上がってきそうなものだと思うので、
> 無いとは思いませんが何千人単位という事はないのではとは考えます。
> どちらかと言うと、戦争末期の日本がやらかした戦果の誤認と過剰報告の類ではないかなと。

現状、「何千人単位」という事は、私も考えていませんよ。
と言いますか、ウクライナ国民の被害レベルですら、まだそれくらいに留まってますし。
ただ、最初の頃の発表で、ロシア側よりも10倍多い殺害者数を出してきて、
しかもそれは、戦死したウクライナ兵より2倍多いという、
戦意高揚の為に数字を盛るにしても、ちょっとやりすぎ感は感じたんですよ。
ウクライナは戦場になってる側なので、死体という「実物」が残りますし。

で、その後、こうしてウクライナ高官が「処刑」されたという報道が出てきて、
私としては大きなニュースだと感じたのに、意外なほどアッサリと流されて、
ロシア高官が「更迭」されたニュースの方が、大々的に報じられてる現状に、
かなりの違和感を抱くと共に、スパイ容疑の処刑がどれだけの数に及ぶかが気になったと。
実際、開戦直後のキエフでは、戒厳令が出されると共に、
大規模な「スパイ狩り」が行われたのは事実なので、
和平交渉に参加した高官すらこうだと、一般のロシア系住民の扱いは読みかねるな?と。
テレビの市民インタビュー見ても、人口比の割には、妙にウクライナ語率が高い気がしますし、
(私はロシア語もウクライナ語も解しませんが、響きが少し異なるのは、何となく解ります)
こんな状況では声を挙げても、却って自分自身が殺されかねず、
もっと言えば、既に殺されていれば、死人に口無しですし、
ロシア側が殺したのか、ウクライナ側が殺したのかも、判断できかねる状況な気がするんですよね。

とは言え、これは現状だと解らない事だらけなので、戦争が終わらないと解らないかな?
でも、2014年のウクライナ騒乱の際にも、ロシア系とウクライナ系の住民が衝突して、
数十人の死者が出る事件が、何度と無く続いた事実を知っているので、
今回は戦争となると、革命児の衝突レベルでは済んでないのでは?という想像もするんです。
これだけ西側メディアがウクライナ寄り一辺倒だと、不利な情報は出て来にくいと思うので。
まあ確かに、今の時代であれば、ニュースじゃなくてもSNSで出てくるかな?とも思うのですが、
その反面、「偽情報の拡散を禁ずる」との理由から、既にYouTubeやFacebookでは、
ロシア寄りの発信に関しては検閲や停止を行っている現状がありますし、
戦時の情報戦というのは、私たちの想像以上に、既に根が深い感じになっているのかも知れません。

実際、日本においても、NHK-BSは昔から、世界各国のニュース番組をダイジェスト放送しているおり、
日本や欧米メディア以外の見解を知る上でも、非常に有益な放送枠であったのですが、
今週ついに、恐らくは抗議の声を受けて、ロシアのニュース番組が除外され、
替わりにウクライナのニュース番組が入る事となったんですよねえ・・・・
これがまだ、ロシアとウクライナの双方を流すのなら、却って素晴らしいと思いますが、
ロシアを外して、ウクライナを入れてでは、あまりに あからさまと言うか、
これでもう、日本語しか出来ない人には、ロシア側の言い分は届かなくなっちゃいました(泣)。
スプートニクの日本語記事とかはありますが、やはり現地のニュース番組とは別物ですしね。
その主張を受け入れるかは兎も角、主張自体が解らなければ、理解し合う事もできず、
最初から全て拒絶する行為は、停戦への道筋さえ拒否する考えに等しいモノです。

また、ロシア支配下エリアに対する、ウクライナ側からの攻撃により、
被害を受ける都市や人々の映像は、こうして情報遮断されれば見られなくなると・・・・
ロシアの戦車隊を華麗に撃退する際の、使い慣れたドローン操作の感じを見ると、
ドンバス紛争で、ウクライナ軍が投入したドローン兵器による「戦果」の程も間接的に伝わり、
それが全面戦争ともなれば、何も無いなんて事は無いはずですが、直接的には伝わりません。

偽情報か否かなんて、それを見聞きした個々人が、それぞれ判断すれば良い訳ですし、
もっと言えば、これだけプロパガンダだの、情報統制だの言われていれば、
日本とか欧米諸国にいて、ロシア発の情報だけを信じる人なんて、ほぼ居ないでしょう!?
それでも排除するのは、ハッキリ言っても、目にも耳にもしたく無いという感情であり、
それはそれで心情的には理解できるものの、だからと言って、
報道自体を規制させる事は、その人以外の全ての人たちから情報を取り上げるのと同義であり、
結果的に、一方の側の情報しか流す事が許されず、それは過激でも嘘臭くても許されるって、
これ自体が、プロパガンダや情報統制じゃ無いというのなら、一体何だと言うのでしょう!!
捕虜を使ったメディア戦略も、あれをロシア側がやったら大バッシングでしょうに、
ウクライナ側がやる分には問題視されず、それどころか全て真実扱い報道されるのは何なの?
報道の自由がない国ではなく、報道の自由がある国で・・・というか西側全ての国々で、
それが間違いではなく、あたかも正義のように行われる風潮というのは、
もうそれ自体が、かなり危険な兆候だとは思うんですよねえ。

ハッキリと言ってしまえば、こうした事を平気で行えてる人というのは、
例えば逆に、今回だとロシア人の立場であったなら、恐らく平気で戦争を賛美しているはずです。
いや本当、こうした風潮は非常に危険なんですよ。
戦争というのは、お互いが自分の正義を信じて譲らず、そのまま対立がエスカレートして、
双方がブレーキを踏まないまま、衝突してしまう事で起こるケースが多いですし、
安易に「戦争反対!」と叫ぶ声が、結果として戦争を招く現実を、人々はもっと知るべきです。
で、そういうタイプに限って、いざ戦争が始まるとそれを賛美し、今度は「講和反対!」と叫ぶと。
双方が相手の話に耳を貸さなければ、最後まで戦い、どちらかが全滅するしか道が無いですからね。

しかし一方で、ネット時代の恩恵を受けたな、と感じる報道に触れたのも事実ですね。
人道回廊で避難民を送るニュース映像を見た際、ウクライナのイメージに反して、
妙にアフリカ系やアジア系の若者が多い事が、少し気になったんですよね。
西欧諸国と違って、旧植民地からの移民が多いという国でも無いですし。
で、ネットで調べたら、英ロイター通信の日本語記事が見つかり、どうやら彼らは外国人留学生との事。
まあソ連時代は国策として、貧しい大学生を盛んに招き入れていましたから、
そうした伝統が、旧ソ連の崩壊後も、未だにウクライナで残っているのだなと感じると共に、
では何故、彼らは前線に取り残されたのか?が気になって、再度調べてみたんです。

すると、彼らは貧しい大学生だからこそ、
ウクライナで暮らす欧米人や日本人とは違い、自力で逃げ出すだけの財力が無く、
更に、これは旧東欧圏で見られる傾向なのですが、とにかく有色人への差別意識が未だ根強いと。
なので、戦争という非常時により、彼らも心理的な余裕を失っている事もあって、
ウクライナ市民から無用の暴行を受けたり、避難用のバスや列車に乗せて貰えなかったり、
避難の為に多額の賄賂を要求されたり、ロシア側への避難も許可されなかったりして取り残され、
世界の目が集まる人道回廊の避難バスだったからこそ、彼らもようやく乗車が出来た事情など、
海外メディアが発信する記事が、日本語に翻訳されて、私も知る事が出来たんですよね。
この間、ニュース映像を見てから、わずか10分程度の事でしたから、凄い時代になったなと。
ネットが無い時代は、ニュースを見て気になっても、自力で調べるのは大変でしたから。

その一方で、確かに情報量は計り知れないほど増えましたけど、
却って情報量が増えすぎて、求める情報に辿り着くのが困難な現状もあり、
更に言うと、自発的に調べようとしないと、与えられた情報に流される傾向は以前と変わらないと言うか、
何重にもチェックされる大手メディアの情報と違い、ネット上には怪しい情報も溢れている為、
気を付けないと、情報への感度というか、正確性というのは、以前よりも下がってる印象まであるんですよ。
それこそ、人道回廊で避難するニュース映像自体は、私以外にも多くの人が見たでしょうけど、
わずか10分で得られた、彼ら外国人留学生につていは、あの映像を見た何割が知っているか?と。

で、公開情報でさえ、そうなのですから、
ロシア寄りな発信が規制されてる事や、私は日本語の情報しか得られない実状を踏まえると、
そうは言っても、一体どれだけ正確が情報を得られているのか?というのは、
自分自身でも正直疑わしいんですよね。
ただ少なくとも、疑わずに鵜呑みにしてる人よりは、まだ正確かな?とは思いますけど、
その辺りの取捨選択だって、個人的なフィルターに掛けているので、そんなに自信はありません。
フィルターがおかしければ、マスコミ情報を鵜呑みにするよりも、判断を誤る事だって普通にあるので。
ですから私の場合、信じるか信じないか、嘘か真実か、0%か100%かの2択ではなく、
手にした情報は全て、信用度みたいなパーセント付きで記憶しますし、
他の情報とも影響し合う事で、その信用度パーセントは、時々上下したりもすると。

> ただ、内戦に関しては低くない可能性でありうると思います。
> 東部地域での戦闘のニュースを聞くに、ロシア正規軍より親ロシア派の戦意(もしくは憎悪)が高そうですし、

でも実際、独立を承認したドネツク&ルガンスクの2州に関しては、
ほとんど勢力範囲を広げられてない感じがするのですが、どうなんですか?
まあ8年間も戦ってきたので、2州のウクライナ側も要塞化してそうですし、
そう簡単に落ちないとは思うものの、ロシア軍が大規模に加勢すれば落ちるかと見ていたので、
これだけ遅いとなると、この2州にはあまりロシア軍が増派されてないのかな?
北から南からと全面作戦になりましたし、こちらの方は後回しって感じで。

というか、2014年に この2州と共に独立宣言を行うも、即座に鎮圧されたハリコフ州が、
開戦から3週間近くが経って尚、未だに落ちていない所を、
ロシア系住民の多い地域とは言え、そう簡単では無いんだろうなぁ、とは思いますけどね。
もっと言えば、如何にハリコフがウクライナ第2の大都市とは言え、
それなりに親ロシア派の支持があるなら、あそこまで簡単に蜂起が鎮圧されなかったでしょうし。

> ウクライナ系の極右勢力も愛国心を掲げて戦争の混乱の中で勢力を増してくるでしょうから、
> ロシア軍が撤退して丸く収まるという展開の方が可能性としては低いかと。
> 一般のウクライナ国民は隣人を敵とみなして殺したりはしないと思いますが、
> 双方の極端な一派は確実に相手側に近い住民を敵とみなしてリンチや襲撃をしそうですし。

ただ、これは旧ユーゴ内戦や、ルワンダ内戦など、
数多くの内戦で見られた光景なのですが、
内戦前には大多数の人々とが、民族に関係無く、隣人として平和に暮らせていても、
ひとたび戦争となり、民族意識と民族間憎悪に火を付けられてしまうと、
人は簡単に残虐になれますし、一旦そうなると、なかなか元には戻れないんですよね。
もう少し解りやすく言うと、戦争が始まる前は、一部の人間の過激な思想であっても、
戦争という異常な状態に陥ると、過激な思想はアッと言う間に一般市民にまで広がるモノなんです。
お互いがお互いを信じられなくなり、双方とも疑心暗鬼に陥れば、
「自分や家族の身を守る為に」と、人は簡単に、大量殺戮者へと変わりますから・・・・

で、仮に、ロシア軍の占領が何年か続き、そして撤退した場合、
一時的だろうと何だろうと、ロシアの支配に荷担した者と、抵抗した人。
この二項対立は、大なり小なり、恐らくは発生すると思うんですよねえ。
まあ正直な所、第二次大戦中のレジスタンス神話とか見ても明らかなのですが、
大部分の市民は、妥協と諦観で仕方無く支配を受け入れるモノですけど、
最終的に、勝者と敗者が定まると、それまでの自分たちの対応など忘れて、
神話的に勝者を持ち上げつつ、さも自らも最初から そうだったように演じ始め、
魔女狩りをするかのように、叩くべき負け犬を生み出そうとレッテル貼りが行われがちです。
そしてウクライナの場合、ロシア系とウクライナ系という解りやすい違いがあり、
更には攻め込んできた敵がロシア軍ですから、神話は非常に作りやすい状況なんですよね。

ロシア系もウクライナ系も共に手を取り、祖国を守り通したという神話に落ち着けば万々歳ですけど、
さて、最後はどのように落ち着く事やら・・・・
戦争の展開次第によっても、戦後社会の描かれ方は、大きく違ってくるでしょうし、
今はまだ、何とも言えないというのが、現実のようには思います。

> > ここで一番驚くべきなのは、「UAEまでもが賛成しなかった」って所なんですよね!
> > UAEって、国内に米軍基地があるくらい、アメリカ寄りの国ですし、
> > 当然ながらアメリカも、今回の非難決議に賛成するよう、最後まで説得したようですが、
> > アフガン撤退を機に広まった、中東におけるアメリカ軍への不信感増大や、
> > 石油価格の調整の為、同じく産油国であるロシアとの、近年における急接近。
> > そして何より、アラブの春によって台頭した、イエメンのシーア派勢力を叩くべく、
> > UAEはサウジアラビアと共に、イエメンに対する軍事侵攻を長年続けている最中であり、
> > ウクライナ戦争の非難決議に賛成するなら、イエメン戦争でも非難決議を出すと、
> > ロシア側から脅されてた・・・という事情があったらしいんです。
> > UAE側が、ウクライナ戦争の非難決議に棄権する代償として、
> > ロシア側は、イエメン戦争の非難決議を出さず、
> > それ所か、UAEが戦っているシーア派勢力を、テロ組織として容認するという、
> > 非常にアグレッシブな裏取引が、実はあったらしいんですよね!?
> > そして、安保理で欲しいモノを全て得たUAEは、直後の国連総会では一転して、
> > 今度はアメリカ側の機嫌を取るべく、ロシア非難決議に賛成に回ったと(笑)。

前回から少し付け加えると、国連総会では賛成に回ったものの、
96ヶ国の共同提案国に入らず、総会の場で賛成に1票を投じただけであり、
これは、サウジアラビアも同じだったのだとか。

アメリカがトランプ政権から、民主党のバイデン政権に替わって、
アフガン撤退の件だけでなく、人権問題に対して うるさくなった事もあり、
親米的だった中東諸国のアメリカ離れも、地味に進んでるみたいですね。
それこそサウジやUAEであれば、イエメン内戦への介入問題がありますし、
実質的にサウジを取り仕切ってるムハンマド皇太子は、トルコで記者の暗殺まで行いましたから、
トランプはまだしも、バイデン的には、ちょっと承伏しかねてる所があるとの事。

その一方で、今回の戦争により、産油国であるロシアの輸出を規制した結果、
エネルギー価格の高騰は避けられず、その為にはアメリカの石油増産が手としてあるものの、
支持層に環境擁護派が多く抱えるバイデンとしては、国内でそんな決断など出来そうもなく、
となると、サウジやUAEといった中東の産油国に、増産を依頼する展開となる事でしょう。
しかし、アメリカ離れな現状もあってか、既に釘を刺す発言を行っているので、
最終的には増産依頼に応じるかも知れませんけど、ちょっと不透明ではありますね。
ロシア・中国・インドなどが加盟する「上海協力機構」に対しても、
近年では中東諸国も加盟に興味を示し始めてますし。

あと、国家の動きとは違いますが、
今回の戦争は欧州で起こり、白人が犠牲になっているという事実から、
欧米メディアは、ついつい感情的になるあまり、
アジアやアフリカで起こる(起こす?)、いつもの戦争とは異なる
「特別な戦争」というスタンスや発言が、結構 見え隠れしており、
中東のジャーナリスト協会が、非難声明を行うなんて事も起きてますね。
そうした発想は、「無意識な差別感情」に基づくモノであると。
まあ実際、私も そうした所が気になる事もあるのですが、
一般的な日本人の感覚だと、正直どうなんですかねえ?
私の場合、世間感覚よりもアジア人意識が強い自覚があるので、ちょっと解り難い所。
普通は、未開なアジア人10万人よりも、文明的な白人1万人が亡くなる方が、心が痛むのかな?

> > 少なくとも、今の日本じゃ、ロシアやUAEのような外交的立ち回りは無理でしょうね(苦笑)。
> > せいぜい、イスラエルに対する非難決議が出された際、
> > 反対(拒否権発動)に回るアメリカに付き合って、棄権をするくらいですから。
> > って、今回の決議に棄権した国を責める人たちは、日本の棄権も同じく責めてるのかなぁ?

> 外交力の低さには定評のある日本ですが、だからこそ、こういう事態の各国の動きを見て、
> 政府には国益を考えた立ち回りを考えて欲しいなとモヤモヤするわけです。

まあ、日本の対米従属路線って、既に77年も続いてますし、
冷戦期にあった「日本の国益=アメリカの国益」という考え方が、
政治家や有識者と呼ばれる人たちの間でも、なかなか抜け無そうなので、
今後も「アメリカ追従」が、日本の基本的な立ち回り方針であり続けると思いますよ。
アメリカの影響力が相対的に落ちているとは言え、当分は世界ナンバー1のままでしょうし、
その路線が最良か?となると微妙ですけど、その路線なら大過なく済むのは事実です。

と言いますか、もしも本気で国益について考えるのだとしたら、
そもそも論として、「日本の国益って何?」という事を、まずはキチンと定義すべきでしょうね。
目標も不明瞭なままゴールを目指した所で、良い結果など望めるべくもありませんので。
そして、日本の国家と国民にとって、優先すべき事項が決まれば、
それを得る為、もしくは守る為に、手持ちのカードで一体何が出来るのか?
更に言えば、どんなカードを増やせば、どういった選択や行動が可能になるかも、
キチンと先を見越しながら、物事を進めていく必要が出てくると。
で、明治維新から敗戦までの戦前の77年間は、良くも悪くもそういう事を熟慮してきましたが、
敗戦から今日に至る戦後の77年間は、アメリカ任せで楽をしてきた時代が続いたので、
今から色々考えようと言っても、なかなか手に付かないと言うか、そもそも身に付いてないと。

実際問題、今回のウクライナ戦争に関しても、
じゃあ日本が、具体的に何か大きな役割が担えるか?となると・・・何も無いのが現実です。
アメリカの使いっ走りとしか見られてないので、中立的に仲裁とかも行えませんし、
そもそも経験に乏しいので、いきなりやっても上手く行かないでしょうし、
ハッキリ言って、仲裁に立っても、両国に示せるカードが、何1つとしてありません。

「モヤモヤ」する気持ちを解消する手段って訳じゃないですけど、
では実際、現代版カナダ担当さん的に考える、
日本の立ち回り方って、何か あったりしますかねえ?
何でも良いので、その辺りが具体的にイメージできると、モヤモヤ感ではなく、
「こうすべきでは?」という感じで、明確な感じの「イライラ」感へと転じます(笑)。

> > > 逆にロシアのプーチン大統領は有能・優秀というイメージがありましたが、
> > > 年齢的な衰えや健康不安があるという報道には納得できます。

> > まあ確かに、暴挙と言えば、暴挙なのですが、
> > 逆にプーチンの立場になって考えると、「止むに止まれず」な側面もあるかな?と。
> > それこそ日本なんて、それ以上の暴挙を、80年前にやってますからねえ・・・・

> やはり、今回の紛争、プーチン大統領の年齢の問題は大きかったのではないかなと思ってしまいます、
> 70歳近くでなく、50代であればウクライナ東部へ介入する準備や分離への動きにもっと時間を掛け、
> 全面侵攻ではなく、もっと別の手段を取ったのではないかと。
> 欧米の妨害もあるでしょうし、うまく行ったかどうかはわかりませんが……

う〜ん、それはどうですかねえ?
「時間を掛けて、少しずつ」というのを好むのは、
島国育ちの農耕民である、日本人的なモノの考え方だという面があり、
大陸的な考え方だと、「取れる時には一気にガッと」という感じがします。
それに、衰えつつあるのは、プーチン個人だけでなく、
ロシアという国家自体も、そうだという事もあるので・・・・

ソ連時代から見れば、ただでさえ人口が半減してるのに、
人口減少に歯止めが掛からない状況なので(日本も他人事では無いですが)、
もうロシアって、アメリカ側から見れば、完全に「衰えるばかりの帝国」扱いで、
台頭してきた中国と、腰を据えて対峙する為にも、
「一発ビビらせて、大人しくさせておこう」という、甘い見通しがあったのも事実かと。
でもなきゃ、昨年の11月、ロシア国境まで20kmという目と鼻の先で、
ロシアに向けて核を打ち込む軍事演習なんて、アメリカ軍も行わないでしょうし、
ロシア軍の側から見て、これが脅威に映ったのは理解できなくも無いです。

また同じく昨年の1月、トランプ敗選後の混乱により、予期せぬ軍事衝突へ発展しないよう、
アメリカ軍が中国軍に対して、非常に気を使った(文民統制の点では問題アリでしたが)事もあり、
ロシア軍としては、現実的な脅威以上に、「ナメられた」という心理的な屈辱の方が上なのかな?
「たかが心理的な話で」と思われるかも知れませんが、喧嘩は気持ちで負けたら終わりですし、
その喧嘩を注視している周囲も、そこで負ければ雪崩を打ったように勝者へと流れますし、
これまででさえ、旧グルジアやウクライナなど、旧ソ連の構成国というロシアの喉元で、
アメリカの保守派やCIAは好き勝手に仕掛けてきていて、
隣国ベラルーシの独裁も限界が近付いてるのを見ると、同じ事が繰り返さる可能性は高く、
プーチン後のロシアを考えると、その仕掛けはロシア国内にまで及ぶ可能性が充分ありますからねえ。
このままでは10年以内に、90年代の混乱期に引き戻されるかも知れない恐れが、動機としてあったかも?

そしてクリミア編入後、アメリカはウクライナに対して、8年間で1700億円の軍事支援を行い、
NATO加盟の動きまで見せたとなれば、ロシア側のタイミング的にも、
「今を逃せば、もう無理」という心情だったのかも知れませんね。
逆に言えば、今ならまだ、一撃喰らわせれば簡単にウクライナは降伏すると、
ロシア側も甘い見通して動いてしまった可能性はありますが・・・・
とは言え、電撃作戦は不発に終わったとしても、両国の軍事力の差を考えれば、
時間は掛かっても、最終的にはロシア軍がウクライナを占拠する公算は高いですし、
本気で核を打ちかねないロシアに対して、アメリカ側も戦端を開く意思は無いはずで、
そういう意味では、「今なら、まだ行ける」というのは、その通りなのかも?

となると、少し気は早いですし、不謹慎かも知れませんけど、
占領統治について考えを移すと、ウクライナ市民がどれだけ抵抗するのか?
その辺りが、ちょっと読み難い所ではあるんですよねえ。
あれだけの人口と国土を、ロシア軍が押さえ付けるのは困難という見立てが多いですが、
ウクライナの場合、元々は同じ国民同士で、ロシア語を話せる層が2500万人も居るとなると、
言葉も文化も異なるアフガン・イラク・シリアでの占領例とは、少し前提が異なる気がするんです。
勿論その一方で、ウクライナは民主国家ですから、政治信念に基づく抵抗は強いかも知れませんが、
しかし大多数の一般市民にとっては、支配下の「奴隷の平和」だろうが何だろうが、
身の危険を避けられるのであれば、ある程度 妥協してしまうのが、人情のようにも思います。
民族的にも近く、言葉が通じる相手であるならば、尚更の事。

でもまあ、ロシア語が出来ないウクライナ系や、ロシア系でもウクライナに祖国愛を抱く人は、
占領後もパルチザン的に抵抗を続けるでしょうし、それがだけの規模になるか次第で、
そこに配備されるロシア兵の数も変わってくるでしょうし、
占領統治に従うウクライナ国民の治安部隊も、熱の入り方が違ってくるのかな?
実例・・・と言ったら悪いですが、この8年間、
親ロシア派の実行支配地域に暮らしたドネツク・ルガンスクの市民が、
一体どういう感じだったのか?というのも、1つの参考情報になるかも知れませんね。
逆に言うと、あれがドニエプル東岸やキエフまで広がるイメージをするのが近いかも?

そして、実際にプーチンがどう考えているかは、私などには解りませんが、
「偉大なるロシアの復活」という長年の夢は、恐らく行動背景にはありそうですし、
どれだけ明確なイメージ像を抱いているかは さておき、私には、
もしも1991年にクーデター事件が起きなければ、移行されるはずだった「新連邦制」のシナリオを、
改めて描き直すみたいな、漠然とした理想がありそうに感じるんですよ(実現性はともかく)。
内政は各国の自由ながら、経軍事と済は一体で行う、言うなれば「CIS合衆国」って感じで。
そもそもプーチンは以前より、ソ連崩壊を「20世紀最大の地政学的悲劇」と評しており、
ソ連の社会主義体制は否定しつつも、ソ連の国家枠組みの方は肯定してましたからねえ。
(東スラブ民族が数百年かけて築いたモノを、わずか数年で壊したのは、一方で歴史的事実)
「ソ連を懐かしまない者には心がない。ソ連に戻りたい者には脳がない」
という、有名なプーチンの発言もありますし、そこが最終目標であるのなら、
「全面侵攻ではなく」とか「もっと別の手段を」という考えとは、なかなか折り合いが付かないと。

ちなみに、クーデターが勃発しなければ、その翌日に新連邦条約を調印する予定だった9ヶ国は、
ロシア・ウクライナ・ベラルーシ・カザフ・ウズベク・キルギス・タジク・トルクメン・アゼルバイジャンで、
(クーデター事件を機に、ウクライナは独立路線へと舵を切り、ロシアも追随してソ連は崩壊)
調印予定じゃなかった6ヶ国が、バルト3国・モルドバ・ジョージア・アルメニアでしたから、
ウクライナを除けば、おおよそ現在の親ロシア派国家と反ロシア派国家に分かれますね。
(とは言え、アゼルバイジャンはトルコに接近しており、アルメニアはロシアに助けを求めてる現状)
また近年、旧ソ連の独裁国では、国内の統制力が落ちつつあって、ロシアの関与が強まっている一方、
ロシア側からすれば負担に耐えきれなくなっており、更には今回、ウクライナ問題まで自ら抱え込んだ為、
スリム化して効率性を高める意味でも、軍事と経済の統合は目指す所の目標だとは思うんです。

それと、現在のウクライナ西部に関して言うと、
第1次大戦まではオーストリア領であり、第1次大戦後はポーランド領で、
あそこがソ連領(ウクライナ領)になったのは、第2次大戦勝利の結果でしたから、
ロシア側としても、歴史的に そこまで執着するエリアでは無いでしょうし、
西部地域は独立後のウクライナにおける、反ロシア派の中心地である事を考えると、
却って、旧国境辺りのラインで分断してしまう方が、ロシア的にはスッキリするかも知れません。
もちろん、一方的に分断を強いられるウクライナ側からすれば、冗談じゃない話ですけど。

って、こんな発想が出てくるのも、恐らくは、
私がソ連時代をギリギリ覚えてる世代の人間だからなんでしょうね。
逆に言うと、独立後に生まれた30歳以下の人たちからすれば、
ソ連なんて既に歴史の1ページですし、時間が経つほど その割合は増すと考えれば、
そういう面でも、ソ連の記憶がある世代が、未だ半数は居る今こそが、
時計の針を戻そうとするなら、タイムリミットなタイミングなのかも知れません。
血気盛んな若者は、抗う気持ちが強く、命の危険を冒す事すら厭わない傾向が強い一方、
中高年になるほど、打算や諦観で物事を見て、命あっての物種と考えがちですし、
そこに「歴史」と「記憶」との大きな差があるとなれば、彼らが社会の中枢に居る内だと。

逆に言うと、ここでロシアの一発逆転が為らなかった場合は、
国力が右肩下がりなロシアは、中国に擦り寄る道しか残ってないかも知れませんし、
(EUに例えるなら、ドイツが中国で、フランスがロシアってイメージ)
その他の旧ソ連諸国も、周辺の地域大国の勢力圏に分割されていくのかなぁ?
それこそ「上海条約機構(SCO)」が、第2のワルシャワ条約機構(WTO)になるみたいな感じで。
とは言えSCOは、WTOとは まるで性格が異なる組織な為、
仮に「新冷戦」などと呼ばれる事になっても、冷戦とは全く違った世界構図には なろうかと。
例えばトルコは、SCOへの加盟を希望しながら、一方では既にNATOの一員ですし、
インドはインドで、SCOが反米色を強めれば、距離を置いてくるでしょうし、
いろいろとクセの強い国が揃ってますので、なかなか一致団結とはならなそう。

ですけど、仮に団結できれば、非欧米連合として相当な存在感は発揮しそうな気がします。
そして、もしも そうなった場合には、未来のウクライナは一体どちら側に付いているのか・・・・
今後の展開次第では、ロシアの要請に応じて、中国軍が占領下のウクライナに駐屯なんて事も?
勿論、今すぐにと言うのは皆無でしょうけど、5年後とか10年後、
米中対立が激化する一方、ウクライナ占領の長期化でロシア軍が疲弊すれば、もしかしたら。


P.S.
最後に、プーチンが少年時代、柔道など格闘技を習って得た「3つの教訓」というのが、
10年くらい前の新聞インタビュー記事に載っていたので、ちょっと転載。

 1.力の強い者だけが勝ち残る
 2.何が何でも、勝とうという気持ちが大切
 3.最後までとことん闘わねばならない

このスタンスは、恐らく今でも変わらないのでしょうし、
これがプーチン自身の行動原理だと解釈して、今回の戦争は見た方が良いかも?
要するに、ここまで大規模に行った以上、絶対に中途半端な手の引き方はしないだろうな、と。


[23849] 今回のウクライナ戦争?について以後の反論はしないことに決めました。 インターネットの情報の信頼性の確保の難しさ。返信 削除
2022/3/6 (日) 19:38:22 聖職者

▼ 徳翁導誉様へ


 以後の反論をしないことに決めました。なのでこのスレッドはこれで閉めます。
と書きましたがそういえばこのサイトのスレッドの閉め方のルールはどこに記載しているのだろう。
このスレッドを立てたのは私だから閉めていいかなと思いました。
そもそも、首相選挙のスレッドからウクライナ情勢に変わったのもどうなのですかね。
私が切り替えてしまったので本当に馬鹿な話ですが。
そういう場合は新しいスレッドに変えるべきだったのでしょうか?

一応、反論や突っ込みは素案で書いてみましたが、到底、徳翁導誉様に受け入れらないことなので掲載をやめました。
先の反論を読みましたがすごく反論されておられているので大変驚きました。
こいつ、何を言ってんだと私の事を馬鹿にすべき局面で普通に長々と反論をされているので本当に驚きましたし、
こりゃかなわないと毎回の如く感じました。

そもそも、私はウクライナ情勢にそれほど興味・関心がありません、
最初は触れないつもりでしたがロシアがウクライナへ全面攻撃するなど、
事態が大きく動いたので驚いて書き込みをした次第です。
なのに軽い予測や軽い言葉を書いてしまい大変失礼しました。

 現に実際のウクライナ情勢も、
プーチン氏は核戦力については、
「抑止力部隊」を特別態勢に移すよう命じたりと理性的に使われています、
プーチン氏、核戦力を念頭か…米は強くけん制「我々は自らを防衛する能力を持っている」 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220228-OYT1T50005/

核による威嚇、プーチン氏の意図は何か 「戦略核」を持ち出す奇妙さ 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASQ316DW6Q31ULZU00P.html

 プーチン氏については、その判断力についての疑念や、
ここ数年で別人になっているとか
ウクライナ問題で焦っているとかについて、多くの専門家の情報があふれていたので、
 私は核兵器の使用もあり得るのではないかと判断・懸念していましたが大丈夫なようです。


 一方、ウクライナの原子力発電所を普通に攻撃しています。

【速報】ウクライナ最大原発を砲撃 KyodoNews youtube

https://www.youtube.com/watch?v=sUdpON2GXXU


原子力発電所をただ占領するのならまだ電源を制圧するとかで意図は分かりますが、
(映像が本当なら)普通に攻撃している模様です。
無論、攻撃場所はきちんと敷地の情報とかを入手したうえで破壊していい施設を攻撃しているとは思われますが、
もしも、攻撃がそれて危険な施設に命中したら・・・・
放射能が大量に出てきたら戦争とかどころではなくなるのですが、
もう、理解できません。

ということで情勢についていく、追いつくには私がこういう話をするのに知識があまりに貧弱すぎると感じたためです。

ただ、徳翁導誉様、
自分は忠告なつもりで言いますが(納得してくれないことは理解していますが。)

>また、これは今回の件だけではなく、例えばアラブの春の時もそうでしたが、
>バーレーンの反政府デモを、サウジアラビア軍が武力鎮圧したり、
>選挙で誕生したエジプトの新政権を、軍事クーデターで転覆させたりとか、
>西側諸国(主にアメリカ)にとって都合の悪いニュースは、
>政府だけでなく、大手マスコミまで、その意向に右習えでしたからねえ・・・・
>いや勿論、ベトナム戦争での政治的教訓とかあるのは解りますが、
>「報道の自由」を掲げているものの、「偏った報道」が強いられる(好まれる)のって、
>報道の自由が無い以上に、実は社会的に深刻な状況かも知れませんよね。
>言うなれば、情報としての正しさよりも、自分たちが正しいと思い込める情報の方が、
>報道内容として求められる社会って感じでしょうか?
>今回の戦争で、最も悪いのは、言わずもがなでプーチンですけども、
>そこで勧善懲悪のストーリーを築き上げて浸るのは、決して良い傾向とは思えないんですよね。


>この一大事に託け、日頃の嫌韓反中を正当化&過剰化するような、
>昨今の論調の数々には、辟易している所も正直ありますし、
>逆に言うと、双方にこうしたタイプの人間が居るからこそ、争い事が絶えない実状もあると。
>言うなれば、「イジメを許すな!」と連呼しつつ、無自覚にイジメを繰り返すタイプで、
>今回の件でも、非常に暴力的に「反戦」を唱える人々は、
>状況が変わった場合、今度は率先して戦争を煽るんだろうなぁ・・・と感じます。



こういう人達はただ単にその場、その場の空気とかその他もろもろに流されているだけのでは?とか、

日本は西側の国だから西側の情報が垂れ流しではないかとしか言えないです。

そういうことに疑問を呈することは危険だと思います。
私なら危険人物という事で消します(私は自分ならとかのたれれば論しか基本的に言わない。
小さいときから自分が相手の立場になって考えろと教わったから、でも、それって自分の考えが頑固なら意味なし。)
(というよりCIAの仕事は全世界の反米主義者の抹殺では? だから仕事は半永久にあるぞ。本当にCIAは何をしているのかと。)

追記、本当に滅茶苦茶ですが私にはきちんと表現できる能力というかお言葉が思い浮かびません。
子供の時から思っていますが大人って権力とか流れに屈服しているようにしか思えません。


北大西洋の定義についてはありがとうごさいました。
信じてくれないと思いますが、
>更に言うと、北海も、バルト海も、地中海も、黒海も、全て北大西洋の一部なのですから、
ということは全然知りませんでした。
これで小学生6年生の時からの疑問が解けました。
ありかどうごさいました。
ただ、内陸国がいるのに海の名前はという自分の違和感だけは残ってしまいました。


>例えば、前出のワルシャワ条約の正式名称は、これ↓ですけども、
>「アルバニア人民共和国、ブルガリア人民共和国、ハンガリー人民共和国、ドイツ民主共和国、ポーランド人民共和国、
> ルーマニア人民共和国、ソヴィエト社会主義共和国連邦、チェコスロバキア共和国間の友好、協力及び相互援助条約」

について、こちらの情報源のコトバンクによると・・・・・

コトバンク ワルシャワ条約機構検索結果
https://kotobank.jp/word/%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E6%9D%A1%E7%B4%84%E6%A9%9F%E6%A7%8B-154374
の上部分から引用
正式名は東欧相互防衛援助条約機構
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

なので・・・

インターネットの情報は信頼・信用できないという事ですかね?
このコトバンクは
出版社などが提供する信頼性の高い辞書・辞典・データベースから
用語の意味を一度に検索できるサービスです
と言っていますが。

コトバンク https://kotobank.jp/

Wikipediaだと、
ワルシャワ条約機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

から引用
「友好協力相互援助条約機構」(ロシア語: Договор о дружбе, сотрудничестве и взаимной помощи)が正式名。


確認で徳翁導誉様がおしゃっている正式名称の方で検索すると、
転載していいのかわからないページだったのでURLは記載していませんが、
ワルシャワ条約の条文等が記載されたものにたどり着いたので間違えないのは確認できましたが・・・
本当にインターネットの情報は信頼・信用できないという事ですかね?


最後に
この掲示板を利用している皆様、この場をお騒がせして誠に申し訳ありませんでした。


[23857] Re:インターネットの情報の信頼性の確保の難しさ。返信 削除
2022/3/8 (火) 22:16:12 徳翁導誉

>  以後の反論をしないことに決めました。なのでこのスレッドはこれで閉めます。
> と書きましたがそういえばこのサイトのスレッドの閉め方のルールはどこに記載しているのだろう。
> このスレッドを立てたのは私だから閉めていいかなと思いました。

「閉め方」も何も、会話とは双方による言葉のキャッチボールなので、
どちらか一方が「止めよう」と言えば、そこで終了ですね。
コマンド的に打ち切る様なモノではありませんし、逆に それでは相手に失礼ですよ。

ですので、この話題に関して、聖職者さんとは終了という事であれば、
別に無理強いする意図も無いですし、私も全く構わないのですが、
ただ一方で、首相選挙のゲーム内での発言のように、
私が見なかったり、私が反論できなかったりする場所で、
聖職者さんが、私の事を好き勝手に語るのは、やはり違うと思いますよ。
言いたい事があるならば、この掲示板で面と向かって話すべきでしょうし。

> そもそも、首相選挙のスレッドからウクライナ情勢に変わったのもどうなのですかね。
> 私が切り替えてしまったので本当に馬鹿な話ですが。
> そういう場合は新しいスレッドに変えるべきだったのでしょうか?

いや、今回の場合、話題を脱線させたのは私の方からですね(笑)。
元々は、予想大会の方で、聖職者さんからウクライナ情勢の話題を振られ、
それはそれで、あそこはスポーツを扱う場所ですから、あまり望ましい話題では無かったものの、
あの時は雑談所も非常に過疎っていた為、私も「まあ良いか」と思い、返信したのですが、
それに対する再返信は無く、それでいてウクライナ情勢が風雲 急を注げつつあった為、
話題としては掲示板で扱う方が適当だった事もあり、改めて振り直してみた感じだと。

まあ、私の脱線癖は昔からなので、そこはもう、そういうモノだと受け入れて下さい(笑)。
興味が無ければ、別に返信されなくても結構ですし、基本的に それで話題としては終わるので。
(逆に言うと、今回のウクライナ戦争は、話題を振り直すくらい大事だったとも)

> 先の反論を読みましたがすごく反論されておられているので大変驚きました。
> こいつ、何を言ってんだと私の事を馬鹿にすべき局面で普通に長々と反論をされているので本当に驚きましたし、
> こりゃかなわないと毎回の如く感じました。

もう聖職者さんとも長い付き合いなので、恐らく解ってるとは思いますけど、
まあ私は、「他者を馬鹿にしよう」という志向がありませんし、
(より厳密に言うと、馬鹿にしても得られる得はなく、却って損をすると考えてます)
真正面から向かい合おうと思うから、違うと思えば違うと言うって感じですよね。
そう言われて嬉しく思わない人も多いのは知ってますが、
ここは私のサイトですから、そこは私の個性に付き合って貰おうと思ってます(笑)。

> そもそも、私はウクライナ情勢にそれほど興味・関心がありません、
> 最初は触れないつもりでしたがロシアがウクライナへ全面攻撃するなど、
> 事態が大きく動いたので驚いて書き込みをした次第です。
> なのに軽い予測や軽い言葉を書いてしまい大変失礼しました。

とは言え、事態はこれだけ大きくなった訳ですし、
それほど興味のない人でも、話題にしても良いくらい、重大事だと思いまうよ。
この2週間、テレビもウクライナ情勢のニュースばかりですので、
聖職者さんだけでなく、世間的にも大きな話題になってますからね。

という事で、既に話題的な脱線を始め、世間一般でも大きなニュースである為、
聖職者さん的には不本意かも知れませんが、このままウクライナ戦争スレッドになりそう(笑)。
でも、だからと言って、別に聖職者さんが望まなければ、この話題に触れなくてもOKですよ!
話したい人が他に居れば、その人たちが話すというだけの事なので。


>  プーチン氏については、その判断力についての疑念や、
> ここ数年で別人になっているとか
> ウクライナ問題で焦っているとかについて、多くの専門家の情報があふれていたので、

ここ数年というか、私が気になったのは、ここ1年とか半年くらいかな?
年齢だけの話でなく、ロシアのコロナ対応が上手く行ってないのも大きそうですし、
そして何より、自らの感染を非常に恐れているというか、
異常な距離を空けての会談となった、マクロンとの対面だけでなく、
自らの閣僚たちと話し合う時でさえ、それ以上の距離を取っており、
暗殺を恐れるが如く、感染を恐れるというか、本当に疑心暗鬼な心情に陥ってる気がします。
というか、コロナ感染だけで無く、リアルに暗殺の恐怖も抱いてるかも知れませんね?
権力というのは、それが集中し、長期化するほど、心を孤独化させるモノなので、
普通なら「その程度の事で」となる話も、不安を肥大化させてる可能性はあると思います。

>  私は核兵器の使用もあり得るのではないかと判断・懸念していましたが大丈夫なようです。
いや、電撃戦で先制攻撃に用いる可能性は、
プーチンが欲する成果から考えても、それは有り得ないと言うだけの話で、
今後、プーチンが精神的に追い込まれれば、核使用の可能性はあると思いますよ。
解りやすく言えば、状況をそれ以上不利にしない為に、威嚇目的で1発だけ用いると。
そして、そこでアメリカが「同じ1発」として反撃すると、
ロシア側には「お相子」とは映らず、核戦争へと突入する危険性が高いでしょうね。
逆に言えば、打ち返さなければ舐められるという、アメリカのメンツは解りますが、
その1発が核戦争突入に見合うという覚悟を持って、アメリカが決断されるかは解らず、
そこまでアメリカ側の配慮が及ぶなら、威嚇の核をロシアに打たせない展開に導くべきかと。
具体的には、空軍だけでも派遣するとか、空軍基地を貸し出すとか、それはアウトな気がします。
要するに、自分側から見て「OKか?」よりも、相手側から見て「NGか?」が重要なんです。

>  一方、ウクライナの原子力発電所を普通に攻撃しています。
> 原子力発電所をただ占領するのならまだ電源を制圧するとかで意図は分かりますが、
> (映像が本当なら)普通に攻撃している模様です。
> 無論、攻撃場所はきちんと敷地の情報とかを入手したうえで破壊していい施設を攻撃しているとは思われますが、
> もしも、攻撃がそれて危険な施設に命中したら・・・・
> 放射能が大量に出てきたら戦争とかどころではなくなるのですが、
> もう、理解できません。

正直な所、私は兵器関連の知識はサッパリなので、断言は出来ないのですが、
防衛省の研究員が、何名かの自衛官とも話し合った見解として、
あれは破壊により火災が生じたのではなく、
夜間戦闘で用いられた照明弾が、火災のように見えた・・・と語っていたのを見て、
「恐らく、そうなんだろうなぁ」と思いました。
銃撃戦があったとしても、建物を壊すようなレベルには見えませんでしたし、
ロシア軍の側だって、占拠後の事を考えれば、放射能汚染なんてさせたくないですよ。
チェルノブイリ事故というのは、ウクライナ国民だけでなく、ロシア国民にも、
悪しき記憶として残されてるはずなので。

また、原発の占領に関しては、市民インフラを狙った作戦とも言われてますが、
それが本当なら、水道とか通信などのインフラを、もっと押さえに掛かって良いはずですし、
そうした軍事戦略的な意図が、全く無いとは思わないものの、それが本題とも思えないと。
それに、ロシア軍が1番最初に押さえた原発は、発電などしてないチェルノブイリでしたから、
プーチンの妄言として切り捨てられてる、「ウクライナが核開発する恐れ」との理由が、
「意外と本気なのでは?」と、個人的には感じていますね。
だってウクライナには、旧ソ連時代に核開発に携わった経験豊富な技術者が、数多く居るはずで、
他の国にとって最大のハードルを、既に越えている事を思えば、そこまで的外れな不安では無いかと?
ただ、だからと言って、ウクライナが核開発してるとか、これから作るとかは私も考えていませんし、
放射能汚染を目的とした「汚い爆弾」なら、まだ可能性があるものの、
それをロシアへ打つ込む能力や、迎撃用に国内で使用する意図があるか?となると、多分無いでしょうね。


> ただ、徳翁導誉様、
> 自分は忠告なつもりで言いますが(納得してくれないことは理解していますが。)
> > また、これは今回の件だけではなく、例えばアラブの春の時もそうでしたが、
> > バーレーンの反政府デモを、サウジアラビア軍が武力鎮圧したり、
> > 選挙で誕生したエジプトの新政権を、軍事クーデターで転覆させたりとか、
> > 西側諸国(主にアメリカ)にとって都合の悪いニュースは、
> > 政府だけでなく、大手マスコミまで、その意向に右習えでしたからねえ・・・・
> > いや勿論、ベトナム戦争での政治的教訓とかあるのは解りますが、
> > 「報道の自由」を掲げているものの、「偏った報道」が強いられる(好まれる)のって、
> > 報道の自由が無い以上に、実は社会的に深刻な状況かも知れませんよね。
> > 言うなれば、情報としての正しさよりも、自分たちが正しいと思い込める情報の方が、
> > 報道内容として求められる社会って感じでしょうか?
> > 今回の戦争で、最も悪いのは、言わずもがなでプーチンですけども、
> > そこで勧善懲悪のストーリーを築き上げて浸るのは、決して良い傾向とは思えないんですよね。

> こういう人達はただ単にその場、その場の空気とかその他もろもろに流されているだけのでは?とか、
> 日本は西側の国だから西側の情報が垂れ流しではないかとしか言えないです。

忠告、ありがとうございます。
とは言え、別に納得しないとか、理解できないとかは無く、
「一般的には、そんな感じだろうな」というのは、私だって知ってますよ(笑)。
「人は、信じられる情報よりも、信じたい情報に飛び付く」とかいう話以前に、
そもそも多くの人は、情報を精査しようと思わないでしょうし、
自分とは直接関係のないニュースの情報なんて、尚更の事かと。

> そういうことに疑問を呈することは危険だと思います。
なぜ「危険」なのでしょうか?
まあ、私個人に関してであれば、「余計な事は言わない方が無難」という意味での、
危険とか安全という話もあるのでしょうが、別にそれって大した危険じゃないですし、
逆に、社会全体として考えた場合、黙ってて悪い方向に進む方が危険だと思えば、
個人レベルの小さな危険以上に、社会レベルの大きな危険を避ける方が優先されるかと?
って、私1人が発言した所で、別に何か社会に影響がある訳じゃないですけど、
それって選挙の1票1票に似ている話で、1人1人の発言が集まらないと大きな発言になりませんからねえ。

> 私なら危険人物という事で消します(私は自分ならとかのたれれば論しか基本的に言わない。
> 小さいときから自分が相手の立場になって考えろと教わったから、でも、それって自分の考えが頑固なら意味なし。)

「相手の立場になって考えろ」という教えは、
聖職者さんのタイプを、あまり理解できてない指摘な気がしますね。
仮に、相手の立場に立って考えた所で、そこから見える視野って、
その相手のモノではなく、聖職者さん独自のモノなので、
そう指摘した人の思い通りにはならないはずなんですよね、恐らく。

もう少し詳しく説明すると、例えば同じリンゴを別々の人が見たとして、
「赤い」とか、「丸い」とか感じる人が、きっと多いと思うんです。
で、赤いと思った人が6割なら、それは多数意見でしょうし、
丸いと思った人が3割なら、それは少数意見となります。
でもまあ、これくらいの割合の大きさや違いであれば、
「リンゴは赤い」と思った多数派の人も、「丸いと感じるのは変」とはならないはずです。
そして、残りの1割の中で、5%くらいの人が「おいしそう」と感じたとしても、
「そういう見方もあるよね」と、多数派や少数派から理解はされると思うんですよ。

ですけど、「枝の部分が気になる」とか、「白い点々が気持ち悪い」みたいに、
多くの人が気にも止めなかった所に、最初に目が行く人は、変だと思われると。
しかし、本人はそれが第一印象なのだから、決して そこに嘘偽りは無いんですよね。
その上、そういう独特な視点をもつ人の多くは、
逆に、赤いとか、丸いとか、第一印象で抱く人の事を理解できないと。
そういう意味では、「考えが頑固」だからと言うよりは、そうとしか感じられないと言う話で、
その事自体は、リンゴを見て「赤い」としか感じられない人と、同じと言えば同じなんです。
異なるのは、赤いとしか感じない人は大勢居る一方、枝や点々しか目に入らない人が極少数だから、
大の声に対して、小の声が掻き消される(否定される)というだけの事でしかありません。

ですから、リンゴを見る角度を変えたり、別のリンゴを見たりしても、
赤いと感じる人は赤いと感じ、枝や点々が気になる人は枝や点々が気になる。
それは変わり様が無く、赤いと感じる人と立場が変わっても、赤く見えるようになる訳ではありません。
なので、この場合は、「立場を変えれば、リンゴが赤いと感じるはず」と思い込んで、指摘するのではなく、
「多くの人は、リンゴを見れば赤いという第一印象を抱く」という事を、認識させる方がベストな気がします。
そうする事で、枝や点々が気になるという事は変わらなくても、
世間でトラブルを起こさないよう、対応の方は変える事は可能ですから。
ただ、トラブルの回避よりも、自己主張を通す方を優先してしまうのが、聖職者さんですけどね。

ちなみに私の方は、安易な決めつけとか、一方的な見方などを嫌うタイプなので、
リンゴを見て、赤いという意見も、丸いという意見も、おいしそうという意見も解るし、
枝や点々が気になる視点とかは面白いって感じで、いろいろな見方が出来る感じでしょうか?
ですので、聖職者さんが「解ってくれない」と発言してる時なども、
大体の場合は解ってると思いますし、その事を聖職者さんが解らないという話な感じも?
とは言え、いろいろ見えるというのは、1つしか見えない人よりもパワーで劣りますし、
多角的な視点から本気で語っても、ほとんど理解されないという辛さはありますね(苦笑)。
そういう意味では、私も同じく、極少数のグループに属する人間なんだと思いますよ。
その気になれば、相手に合わせる事は出来るという点が、異なるというだけで。

・・・って、この例え話だと、ちょっと伝わり難いかな?(笑)
正確性を無視して、もっと解りやすい例え話を用いるとすれば、
みんなが日本語を話す社会の中に、中国語しか話せない人が居たとして、
「みんなと同じ、普通の言葉を話せよ」と言った所で、話せる訳じゃないですし、
その人が日本語を話さないのは、「頑固だから」でも無いって感じでしょうか。
で、日本語にせよ、中国語にせよ、「1つの言語しか話せない」のは同じでも、
それが集団の多数派か? 少数派か?で、利便性が異なるって事ですね。
ですから、中国語しか話せなくても、周囲の人たちが日本語しか話さないなら、
日本語を覚えるのが手っ取り早く、それは別に中国語を捨てる事にはなりません。
そして、ちなみに私は「日本語も中国語も分かるよ」ってタイプであると。

> 北大西洋の定義についてはありがとうごさいました。
> 信じてくれないと思いますが、
> > 更に言うと、北海も、バルト海も、地中海も、黒海も、全て北大西洋の一部なのですから、
> ということは全然知りませんでした。

なぜ、「信じてくれない」と思うのでしょうか?
「この言い方だと、知らないかも知れないな?」と感じたからこそ、
敢えて、わざわざ書いた訳ですし。

> これで小学生6年生の時からの疑問が解けました。
> ありかどうごさいました。

そんな頃から気になってた疑問だったんですか!?
まあともかく、腑に落ちたのなら結構な話です(笑)。

> ただ、内陸国がいるのに海の名前はという自分の違和感だけは残ってしまいました。
ハッキリ言えば、北大西洋の沿岸諸国という地理的概念の話では無く、
欧州の5ヶ国から始まった条約が、冷戦構造の深刻化に伴い、
大西洋を越え、アメリカやカナダまで巻き込んだ条約に拡大されたから、
その象徴として「北大西洋」という名を冠しているのが、実際の所だと思いますよ。
だって北米から見れば、欧州情勢なんて対岸の火事どころか、海を越えた話であり、
それこそトランプのように、いつ「関係ねーよ」となっても おかしくない為、
そこを繋ぎ止めておく意味でも、北大西洋というのが重要なキーワードなんです。

> > 例えば、前出のワルシャワ条約の正式名称は、これ↓ですけども、
> > 「アルバニア人民共和国、ブルガリア人民共和国、ハンガリー人民共和国、ドイツ民主共和国、ポーランド人民共和国、
> >  ルーマニア人民共和国、ソヴィエト社会主義共和国連邦、チェコスロバキア共和国間の友好、協力及び相互援助条約」

> について、こちらの情報源のコトバンクによると・・・・・
> コトバンク ワルシャワ条約機構検索結果
> https://kotobank.jp/word/%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E6%9D%A1%E7%B4%84%E6%A9%9F%E6%A7%8B-154374
> の上部分から引用
> 正式名は東欧相互防衛援助条約機構
> 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
> なので・・・
> インターネットの情報は信頼・信用できないという事ですかね?

いや、よ〜く見て下さい(笑)。
私が書いたのは「条約」の方であって、「条約機構」の方では無いですよ。
法律と同じく、条約の正式名称というのは、非常に長ったらしいというのが、元々の話であり、
その法律や条約に基づいて作られた組織名まで、そんな長ったらしい名前を用いているかと言えば、
必ずしも そうとは限らないと言うか、そうでない事の方が一般的ですね。

例えば、イギリスの正式名は↓ですけど、
「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国 (United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」
イギリスのロンドンにある国立博物館の正式名は、こんな長い国名を用いず、
「大英博物館 (British Museum)」であるのと、同じ感じかも知れません。

あとは、どんなに正式名称と言ったって、それが日本語で書かれていなければ、
いろいろな訳語バージョンが出てくるのは避けられない為、そこで少しずつ違ってくるのも当然です。
なので、どれが正解だとか、どれが間違いだとかいう話ではないと。
もっと言えば、「日本語での正式名は存在しない」と言うのが、厳密なのかな?

> 確認で徳翁導誉様がおしゃっている正式名称の方で検索すると、
> 転載していいのかわからないページだったのでURLは記載していませんが、
> ワルシャワ条約の条文等が記載されたものにたどり着いたので間違えないのは確認できましたが・・・

Google検索で最初に出てくるのは、東大の研究所のページなので、
別に怪しいサイトじゃありませんし、転載しても構わない所です(笑)。
と言いますか、単純にURLを貼る行為は、もう20年以上前の裁判で判例が出ていて、
「どこでも自由に貼れる」という結論に至ってますから、気にしなくても大丈夫ですよ。
URLとはネット上の住所に過ぎず、それは公開情報なので、制限される謂われは無いとの事でした。

23846
[23846] 第141回首相選挙終了報告返信 削除
2022/3/2 (水) 06:39:28 聖職者

 管理人様へ

 第141回首相選挙終了報告を執り行います。

 第141回首相選挙は、※ 市民会議ネットワークが首相に就任しました ※
と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。

 つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。


[23856] Re:第141回首相選挙終了報告返信 削除
2022/3/8 (火) 22:15:03 徳翁導誉

>  第141回首相選挙終了報告を執り行います。
>  第141回首相選挙は、※ 市民会議ネットワークが首相に就任しました ※
> と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。
>  つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。

お疲れ様です。
歴代ページにアップすると共に、初期化しておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime141.html

23836
[23836] 第141回首相選挙への参加者大募集返信 削除
2022/2/16 (水) 23:20:19 聖職者


 ただいま、第141回首相選挙への参加者を大募集しています。

このゲームは、日本の「衆議院選挙」(小選挙区比例代表並立制)と、
選挙後に行われる国会内の「首相指名選挙」をゲーム化したモノです。
その為、ターンは「選挙ターン」と「政局ターン」の2種類に分かれており、
まずは選挙ターンで、選挙活動をしながら議員数の獲得を目指し、
選挙結果が出て、政局ターンへと移行した際には、
その議員数を元手に、首相の座を含む各大臣ポストの獲得を目指すゲームです。

貴方も理想の日本の実現の為に総理の椅子を目指しませんか?

総理や閣僚になりませんか?

下記のURLから参加をどうぞ。

http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html


[23838] Re:第141回首相選挙への参加者大募集返信 削除
2022/2/21 (月) 21:50:54 徳翁導誉

> ただいま、第141回首相選挙への参加者を大募集しています。
> 貴方も理想の日本の実現の為に総理の椅子を目指しませんか?
> 総理や閣僚になりませんか?

宣伝用スレッドなので、私も上げておきますね。

「首相選挙」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html


[23841] Re2:第141回首相選挙への参加者大募集返信 削除
2022/2/26 (土) 21:45:23 玉川大納言

▼ 徳翁導誉さん
> > ただいま、第141回首相選挙への参加者を大募集しています。
> > 貴方も理想の日本の実現の為に総理の椅子を目指しませんか?
> > 総理や閣僚になりませんか?

> 宣伝用スレッドなので、私も上げておきますね。
>
> 「首相選挙」
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html


管理人様、大変お久しぶりです。
ふと思い出したので、約2年ぶりになりますが、途中参戦しました。

とりあえず、近況については近々別スレッドでお話ししますね。


[23843] Re3:第141回首相選挙への参加者大募集返信 削除
2022/3/1 (火) 22:09:43 徳翁導誉

> 管理人様、大変お久しぶりです。
> ふと思い出したので、約2年ぶりになりますが、途中参戦しました。
> とりあえず、近況については近々別スレッドでお話ししますね。

はい、お久しぶりです。
2020年の春に「大学に再入学した」との話が最後だったので、
そうですね、あれから2年近く経つのかな?
もう年齢的に、数ヶ月くらい前程度の感覚ですけど(苦笑)。
では、また後日。

23824
[23824] 赤い嵐 七年戦争版終了返信 削除
2022/2/3 (木) 23:14:37 徳川幕府担当

赤い嵐 七年戦争戦争版終わりましたので保存お願いします。


[23826] Re:赤い嵐 七年戦争版終了返信 削除
2022/2/5 (土) 19:58:33 サルディニア王国


ゲーム終了後にグレートブリテン王国プレイヤーが
コマンド入力して軍を動かしています。
過去にもこのような事例はありましたが、
ゲーム終了後に動くのは
ゲーム内の戦略としてありなのかお聞きしたいです。


[23827] Re2:赤い嵐 七年戦争版終了返信 削除
2022/2/6 (日) 20:59:21 フランス

▼ サルディニア王国さん
>
> ゲーム終了後にグレートブリテン王国プレイヤーが
> コマンド入力して軍を動かしています。
> 過去にもこのような事例はありましたが、
> ゲーム終了後に動くのは
> ゲーム内の戦略としてありなのかお聞きしたいです。

サーバー的に負荷がかかりそうだし、優勝国が決まった後の軍事行動に意義は無いし
戦略とは呼べないかな〜って個人的には思います。最近の言葉で言ったらグリッチに近いんじゃないかな。


[23829] ◆ 赤い嵐「現代版」を初期化 ◆返信 削除
2022/2/8 (火) 20:01:06 徳翁導誉

> > > 赤い嵐 七年戦争戦争版終わりましたので保存お願いします。
お疲れ様です。
過去戦場に上げておきました。
http://kakolog02.g1.xrea.com/red_7years/7years_war6.html
次の戦場はコチラです↓

「赤い嵐:現代版」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/red_storm/menu.html


> > ゲーム終了後にグレートブリテン王国プレイヤーが
> > コマンド入力して軍を動かしています。
> > 過去にもこのような事例はありましたが、
> > ゲーム終了後に動くのは
> > ゲーム内の戦略としてありなのかお聞きしたいです。

> サーバー的に負荷がかかりそうだし、優勝国が決まった後の軍事行動に意義は無いし
> 戦略とは呼べないかな〜って個人的には思います。

正直な所、ゲーム終了後の事なので、大勢には影響ありませんし、
個人的には、今まで別段 気にしていなかったのですが、
こうして意見が出る以上は、対応しておいた方が良さそうですね。
という事で、ゲーム終了後のコマンド実行は、反映されない仕様に変更しておきました。

> 最近の言葉で言ったらグリッチに近いんじゃないかな。
へ〜、最近は そんな言葉があるんですか。
初めて知りました、情報ありがとうございます(笑)。
まあ確かに、ファミコン時代だと「裏技」とか呼んで、大らかでしたが、
オンライン全盛な昨今においては、そうも言ってられないでしょうしね。

ちなみに、サーバーの負荷とかは、そんなに気にする必要は無いのですが、
普通にやってれば出来ない行動を、ブラウザの「戻る」ボタンを使って強引に行うのは、
場合によっては不具合を起こす場合だってある訳で、あまり行儀の良い行為では無いですよね。
逆に言うと、それ用のチェックを毎回行う事により、小さな負荷は積もって増えていきますし。


[23830] 「グリッチ」について思ったこと(今回の件とは関係無いです)返信 削除
2022/2/9 (水) 18:14:32 フランス

▼ 徳翁導誉さん
> > > > 赤い嵐 七年戦争戦争版終わりましたので保存お願いします。
> お疲れ様です。
> 過去戦場に上げておきました。
> http://kakolog02.g1.xrea.com/red_7years/7years_war6.html
> 次の戦場はコチラです↓
>
> 「赤い嵐:現代版」
> http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/red_storm/menu.html
>
>


ありがとうございます!

> > > ゲーム終了後にグレートブリテン王国プレイヤーが
> > > コマンド入力して軍を動かしています。
> > > 過去にもこのような事例はありましたが、
> > > ゲーム終了後に動くのは
> > > ゲーム内の戦略としてありなのかお聞きしたいです。

> > サーバー的に負荷がかかりそうだし、優勝国が決まった後の軍事行動に意義は無いし
> > 戦略とは呼べないかな〜って個人的には思います。

> 正直な所、ゲーム終了後の事なので、大勢には影響ありませんし、
> 個人的には、今まで別段 気にしていなかったのですが、
> こうして意見が出る以上は、対応しておいた方が良さそうですね。
> という事で、ゲーム終了後のコマンド実行は、反映されない仕様に変更しておきました。
>


正直、私もそんなに気にしてなかったのですが、こうしてきちんと問題提起されたのであれば、
ちゃんと問題視しておかないとダメかなと思いました。

> > 最近の言葉で言ったらグリッチに近いんじゃないかな。
> へ〜、最近は そんな言葉があるんですか。
> 初めて知りました、情報ありがとうございます(笑)。
> まあ確かに、ファミコン時代だと「裏技」とか呼んで、大らかでしたが、
> オンライン全盛な昨今においては、そうも言ってられないでしょうしね。
>
> ちなみに、サーバーの負荷とかは、そんなに気にする必要は無いのですが、
> 普通にやってれば出来ない行動を、ブラウザの「戻る」ボタンを使って強引に行うのは、
> 場合によっては不具合を起こす場合だってある訳で、あまり行儀の良い行為では無いですよね。
> 逆に言うと、それ用のチェックを毎回行う事により、小さな負荷は積もって増えていきますし。


賢し気に「グリッチ」とか言いましたけど、本来の意味合いではないかも……。
ウィキペディアさんによると「一過性の障害など、何らかのシステムにおける短時間の障害のことで、トラブルシューティングが困難なもの」らしいので。

ただ、最近apexとかFPSゲームでよく「グリッチ」という言葉が使われていて、大体「バグとも言えないけど仕様上想定されてない動き」
もしくは「仕様上想定されている動きを想定外の目的で行う」みたいなニュアンスで使われているので、つい流用してしまいました。

プラウザの戻るボタンを使う事も複窓しておく事もそれ自体は正常な動作ですし、「バグ」というよりは「グリッチ」かなって感じで。
ですが確かにほんの1,2年前なら「裏技」と呼ばれていたかも。こういう言葉の変遷って面白いですよね。

言語学は全く分からないんですけど、ウィキペディアを見た限りでは「グリッチ」って言葉は時代の変化と共に様々な意味を付与されてきた言葉のように思えます。
コンピューターゲームの世界でも、時代が変化して多人数の高度なオンラインゲームが普及したため、製作者側の責任ばかりが大きく感じられる「バグ」でも肯定的な意味合いが強い「裏技」でも用途に適さないから
「バグでも裏技でもない不適当な動作」を「グリッチ」って言葉で表すようになったのかなって気がします。
それって「グリッチ」って言葉の意味がまた拡張されたとも言えるのかななんて。


[23832] Re:「グリッチ」について思ったこと(今回の件とは関係無いです)返信 削除
2022/2/14 (月) 21:16:52 徳翁導誉

> > > > > 赤い嵐 七年戦争戦争版終わりましたので保存お願いします。
> > お疲れ様です。
> > 過去戦場に上げておきました。
> > http://kakolog02.g1.xrea.com/red_7years/7years_war6.html
> > 次の戦場はコチラです↓
> >
> > 「赤い嵐:現代版」
> > http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/red_storm/menu.html

> ありがとうございます!

1週間経ってもスタートしていなかった為、
開始条件を20名から「15名」に引き下げておきました。


> > > 最近の言葉で言ったらグリッチに近いんじゃないかな。
> > へ〜、最近は そんな言葉があるんですか。
> > 初めて知りました、情報ありがとうございます(笑)。
> > まあ確かに、ファミコン時代だと「裏技」とか呼んで、大らかでしたが、
> > オンライン全盛な昨今においては、そうも言ってられないでしょうしね。

> 賢し気に「グリッチ」とか言いましたけど、本来の意味合いではないかも……。

いえいえ、言葉って生き物ですし、
スラングであろうと、新たな意味が付加されたのであれば、
使い方として、それほど間違ってはいないと思いますよ。

例えば「バグ」とかも、元々のコンピューター用語としては、
プログラム上の欠陥により生じたトラブルの事を指しますけど、
この掲示板での報告もそうですが、理由に関係無くトラブルが生じれば、
バグとの報告を受けますからねえ。
もちろん、報告者的には全く悪気は無いのでしょうけど、
プログラム的なトラブルで無い場合は、実を言うと心の中で、
「バグではない(俺の所為じゃねーよ)」と、少し思ってしまいますし(笑)。

> プラウザの戻るボタンを使う事も複窓しておく事もそれ自体は正常な動作ですし、
> 「バグ」というよりは「グリッチ」かなって感じで。

まあ、そういう事が可能なのは、私も事前に解っていますから、
上述の通りの意味合いで言えば、少なくとも「バグ」では無いでしょうね。
戻るボタンや複数ウィンドウの対策も、その気になれば可能ですけど、
そこまでの必要性を感じていないと言うのが、実際の所ですので。

> ですが確かにほんの1,2年前なら「裏技」と呼ばれていたかも。
> こういう言葉の変遷って面白いですよね。

う〜ん、この辺りの感覚は、私とフランスさんとの年齢差があるのかな?(笑)
少なくとも、ここ1〜2年なんてイメージでは無いですね、私は。

昭和世代なオッサンの視点から語ると、
バグとかアンバランスさを、大きくネガティブに捉え出したのは、
「ストリートファイター2」など、ゲームセンターで対戦格闘ブームが起きた90年代前半かな?
80年代後半までだと、真剣にプレーするのは基本1人用で、多人数用はワイワイ楽しむモノで、
ファミコンの対戦格闘系である「キン肉マン」は、バグやアンバランスさもゲームの範疇でしたが、
遊ぶのにお金が掛かるゲーセンで、しかもギャラリーも居るとなると、どうしたって勝負熱が高まり、
従来は裏技と許容されてたものも、「ハメ技」として非難されるようになりましたし、
そうした要素を含めゲームは、低評価を下されるようになったと・・・・

その後、2000年あたりを境に、ネットが一気に普及し出すと、
一部の人しか持ち得なかった情報も、多くの人々に共有されるようになり、
「知る人ぞ知る」と「誰もが知る」の差が、急激に縮まった事で、
バグやアンバランスさが、発見&伝達されやすくなった面もありますし、
更には、安易にそうした評価をする人たちの声の影響力も、非常に増した面がありますね。
で、オンラインゲームの世界が、マニアから一般へと進むに連れ、
そうした傾向は、時間と共に強まる一方な感じはします。
なので、「グリッチ」という言葉の普及も、そうした一環なのでは無いでしょうか?

23794
[23794] 予想大会「北京冬季五輪2022」を設置返信 削除
2021/12/27 (月) 20:21:44 徳翁導誉

コロナ禍の影響により、東京五輪から わずか半年。
気が付いたら、北京冬季五輪の開幕まで、あと1ヶ月あまりとなった為、
一応、今大会も予想大会を設置してみました。

「北京冬季五輪 予想大会」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/yosou/winter_olympic2022/beijing.cgi


ちなみに予想大会に関して、近年は参加人数も減ってきてますので、
東京五輪で大々的に行い、そこで一区切り付けようかとも、実は考えていたんですよね。
ですが新型コロナによって、1年延期&無観客になるなど、いまいち盛り上がりに欠け、
不完全延焼のまま終わってしまい、何だかキレイには終われませんでしたし、
まあプログラム自体は4年に1度の使い回しで、大した負担では無い事もあり、
「細々と続けていこうかな?」と、ちょっと考えを改めてみました(笑)。

という事で、今後は、新たな分野の予想大会は恐らく行わず、
「衆院・参院選挙」「夏季・冬季五輪」「サッカーW杯」を、
定期的にローテーションしていく感じになるのかな?
もしくは、更に「野球WBC」「ラグビーW杯」「サッカー・アジア杯」も加えて、
毎年1回くらいは、予想大会を開催する感じにするかも知れません。
(とは言え、この辺のカレンダーも、コロナの影響でグチャグチャになってますけどね)


[23798] 北京冬季五輪の開幕まで、あと1ヶ月返信 削除
2022/1/4 (火) 22:26:32 徳翁導誉

北京冬季五輪は来月の今日 開会式を迎えるという事で、
五輪開幕まで、ちょうど残り1ヶ月となりましたね!
そして、予想大会への参加者も、まだまだ募集中です!!

「北京冬季五輪 予想大会」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/yosou/winter_olympic2022/beijing.cgi


[23806] 北京冬季五輪の開幕まで、あと3週間返信 削除
2022/1/12 (水) 21:18:39 徳翁導誉

まだまだ、参加者募集中です!!
興味のある方は、気軽に参加してみて下さい。

「北京冬季五輪 予想大会」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/yosou/winter_olympic2022/beijing.cgi


[23811] 北京冬季五輪の開幕まで、あと2週間返信 削除
2022/1/19 (水) 21:19:22 徳翁導誉

もう開幕が、目前にまで迫ってきているのに、
世間的にも、いまいち盛り上がらないように感じるのは、
オミクロン株の感染拡大による第6波の所為なのか?
それもと、東京五輪から わずか半年と連続だからか?
はたまた、北京開催で政治問題の方に注目が行ってるからか?

でも結局は、実際に大会さえ始まってしまえば、
いつもの如く、世間的には盛り上がるのでしょうし、
私も五輪モード突入で、熱中しちゃうんでしょうけどね(笑)。

まあ、それはさておき、まだまだ参加者募集中です!!
興味のある方は、気軽に参加してみて下さい。

「北京冬季五輪 予想大会」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/yosou/winter_olympic2022/beijing.cgi


[23819] 北京冬季五輪、来週金曜(2/4)に開幕返信 削除
2022/1/26 (水) 21:18:18 徳翁導誉

という事で、北京冬季五輪は来週開幕なのですが・・・全く盛り上がってない(苦笑)。
結局、いったん始まってしまえば、盛り上がるのかも知れませんけど、
冬季五輪とは言え、ここまで世間的関心が薄い大会は、最近ちょっと無かったかも?
(同じくスポーツ系だと、サッカーW杯予選も、あまり盛り上がってない印象)
う〜ん、五輪3連覇がかかる羽生結弦のフィギュアを始め、
スケート、スキー、ジャンプ、スノボー、カーリングなど、
別に、注目の競技や日本人選手が居ない大会って訳でも無いんですけどね。

それでもまあ、興味のある方は、予想大会に参加してみて下さい。
いざ五輪が始まってしまえば、世間的にはどうであれ、
きっと私自身は盛り上がり、1人でもペラペラと語ってると思うんで(笑)。


「北京冬季五輪 予想大会」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/yosou/winter_olympic2022/beijing.cgi


[23823] 北京冬季五輪は今週金曜 開幕&日程早見表返信 削除
2022/2/1 (火) 21:19:43 徳翁導誉

という事で、宣伝も今回で最後ですね。
開会式のある金曜日まで、登録&予想が可能です。
興味のある方は、気軽に参加してみて下さい。

「北京冬季五輪 予想大会」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/yosou/winter_olympic2022/beijing.cgi


【北京冬季五輪の主な大会日程】 ※印は昼開催

2/3(木)  女子アイスホッケー[日本初戦]

2/4(金)  ※フィギュア団体[男子SP/ダンスRD/ペアSP]
       開会式

2/5(土)  女子スピードスケート3000m(高木妹)
       女子ジャンプ(高梨)
       男子モーグル(堀島・原)

2/6(日)  ※女子スノボSS(鬼塚・村瀬・岩渕)
       ※フィギュア団体[女子SP/男子FS]
       女子モーグル(川村)
       男子ジャンプNH(小林弟)

2/7(月)  ※フィギュア団体[ペアFS/ダンスFD/女子FS]
       女子スピードスケート1500m(高木妹・佐藤)
       男女混合ジャンプ団体

2/8(火)  ※男子フィギュアSP(羽生・宇野・鍵山)

2/9(水)  ノルディック複合NH(渡部兄・山本)

2/10(木) ※女子スノボHP(冨田姉妹・小野)
       ※男子フィギュアFS(羽生・宇野・鍵山)
       ※女子カーリング[日本初戦]

2/11(金) ※男子スノボHP(平野兄弟・戸塚)

2/12(土) 男子スピードスケート500m(新浜・森重・村上)
       男子ジャンプLH(小林弟)

2/13(日) 女子スピードスケート500m(小平)

2/14(月) 男子ジャンプ団体

2/15(火) ※女子スノボBA(鬼塚・村瀬・岩渕)
       女子スピードスケート団体P
       ノルディック複合LH(渡部兄・山本)
       女子フィギュアSP(坂本・樋口・河辺)

2/17(木) 女子スピードスケート1000m(小平・高木妹)
       ノルディック複合団体
       女子フィギュアFS(坂本・樋口・河辺)

2/19(土) 女子スピードスケートMS(高木姉)
       女子カーリング3決

2/20(日) ※男子アイスホッケー決勝
       ※女子カーリング決勝
       閉会式

23820
[23820] 第140回首相選挙への参加者大募集返信 削除
2022/1/29 (土) 17:47:55 聖職者


 ただいま、第140回首相選挙への参加者を大募集しています。

このゲームは、日本の「衆議院選挙」(小選挙区比例代表並立制)と、
選挙後に行われる国会内の「首相指名選挙」をゲーム化したモノです。
その為、ターンは「選挙ターン」と「政局ターン」の2種類に分かれており、
まずは選挙ターンで、選挙活動をしながら議員数の獲得を目指し、
選挙結果が出て、政局ターンへと移行した際には、
その議員数を元手に、首相の座を含む各大臣ポストの獲得を目指すゲームです。

貴方も理想の日本の実現を目指しに総理の椅子を目指しませんか?

自分の承認要求を満たす為に総理や閣僚になりませんか?

下記のURLから参加をどうぞ。

http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html


[23822] Re:第140回首相選挙への参加者大募集返信 削除
2022/2/1 (火) 21:18:58 徳翁導誉

> ただいま、第140回首相選挙への参加者を大募集しています。
宣伝スレッドのようなので、私も上げておきます。

「首相選挙」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html

23812
[23812] 第139回首相選挙終了報告返信 削除
2022/1/20 (木) 06:36:54 聖職者

管理人様へ

 第139回首相選挙終了報告を執り行います。

 第139回首相選挙は、※ 市民会議ネットワークが首相に就任しました ※
と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。

 つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。

>今回のセッションでは、登録人数も落ち着いてたみたいですし、
>次回も同じ様なら、元の仕様に戻しても良いかも知れませんね(笑)。
>・・・って、それにしても、
>年を越し、正月明け直後のスタートになったとは言え、
>登録人数の差が、あまりにも極端ですね(笑)。


 本当に登録人数の変動が極端です。
去年後半の参加者増加にも驚きましたが、
私が総理になった第137回以降いきなりかつ急に減ったので驚いています。
そりゃ、いい勝ち方ではなかったですし、この首相選挙は途中参加者には厳しいところですがね。

参加者数が変動しすぎて仕様の相談もできない状態です。

大臣ポストについては内閣の閣僚を構成する正規の大臣ポストは残されたほうがいいかなと思います。


[23818] 「首相選挙」の仕様を、元に戻して初期化返信 削除
2022/1/26 (水) 21:17:14 徳翁導誉

>  第139回首相選挙終了報告を執り行います。
>  第139回首相選挙は、※ 市民会議ネットワークが首相に就任しました ※
> と言う結果に終わりましたことをご報告いたします。
>  つきましては過去ログおよび新規開始の程を要請いたします。

お疲れ様です。
歴代ページにアップしておきました。
http://kakolog01.g1.xrea.com/prime_minister03/prime139.html


> > 今回のセッションでは、登録人数も落ち着いてたみたいですし、
> > 次回も同じ様なら、元の仕様に戻しても良いかも知れませんね(笑)。
> > ・・・って、それにしても、
> > 年を越し、正月明け直後のスタートになったとは言え、
> > 登録人数の差が、あまりにも極端ですね(笑)。

>  本当に登録人数の変動が極端です。
> 去年後半の参加者増加にも驚きましたが、
> 私が総理になった第137回以降いきなりかつ急に減ったので驚いています。
> そりゃ、いい勝ち方ではなかったですし、この首相選挙は途中参加者には厳しいところですがね。
> 参加者数が変動しすぎて仕様の相談もできない状態です。
> 大臣ポストについては内閣の閣僚を構成する正規の大臣ポストは残されたほうがいいかなと思います。

とりあえず、試験的に追加した「副大臣ポスト&登録カラー」は取り除き、
仕様は3回前までのモノに戻した上で、初期化しておきました。

「首相選挙」
http://tokuou.s500.xrea.com/cgi/prime_minister/menu.html

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